【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 〔1〕配布日 令和1年4月16日 配布場所 株式会社ワークマン 国内店舗 <資 料>(店舗の従業員に配布された)商品計画書 〔2〕販売日 令和1年5月14日〜令和1年9月30日 販売した場所 株式会社ワークマン 国内店舗 <資 料>(販売に際して納品された)商品受注書 <資 料>((株)ワークマン国内店舗)販売実績書類 〔3〕放送日 令和1年12月1日 放送番組 株式会社TBSテレビ 坂上&指原のつぶれない店 <資 料> 令和1年12月1日・テレビ放送日の番組表
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、これらの飲料容器ホルダーでは、保冷温効果のさらなる向上が望まれている。また、簡素な構成により様々な形状の飲料容器に対応可能な汎用性の高さが求められていた。
【0006】
そこで、本発明は、保冷温効果を高めるとともに、簡素な構成により汎用性を向上した飲料容器ホルダーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の飲料容器ホルダーは、一端部に開口を有する有底筒状に形成され、少なくとも側壁部に断熱層を有するケースと、前記ケースの一端部に着脱可能に取り付けられるとともに、前記ケースに収容された飲料容器の飲み口を外部へ露出させる露出部を有する蓋と、を備え、前記露出部は、前記ケースの軸方向から見て、前記蓋の中央部に形成された貫通孔と、前記貫通孔から前記ケースの径方向の外側に向けて延びる複数のスリット間に設けられ、前記軸方向に沿って弾性変形するとともに前記飲料容器を前記ケース側に押圧する押圧部と、を有し、前記ケースの内径は、74mm以上84mm以下となっており、前記貫通孔の内径は、35mm以上45mm以下となっており、前記ケースに前記蓋が取り付けられた飲料容器ホルダー本体部の前記軸方向に沿う高さは、160mm以上190mm以下となっている
。
【0008】
本発明の飲料容器ホルダーによれば、ケースは断熱層を有するので、断熱層を有しない従来技術と比較して、飲料容器ホルダーの内側と外側との間の熱伝達を抑制できる。これにより、飲料容器ホルダーに収容された飲料容器内の飲料の温度を一定温度に維持し易くなり、飲料の保冷温効果をより高めることができる。飲料容器ホルダーに直接飲料容器を挿入するので、水筒等を利用する場合と比較して、飲料容器内の飲料を移し替える必要が無い。よって、内部の飲料(飲料容器)を容易に交換可能な、使い勝手の良い飲料容器ホルダーとすることができる。
蓋は、露出部を有し、露出部は、貫通孔と、押圧部と、を有する。ケースに蓋が取り付けられた状態で、貫通孔から飲料容器の飲み口を露出させることにより、飲料容器ホルダーから飲料容器を出し入れすることなく容易に飲料を飲むことができる。押圧部は、飲料容器をケース側に押圧するので、飲料容器を飲料容器ホルダー内に保持したまま持ち運ぶことができる。また、押圧部は、貫通孔から径方向に延びるスリット間に設けられるとともに弾性変形可能とされている。このため、飲料容器の大きさ(直径)や外形(四角形や丸形等)等に応じて押圧部が弾性変形するので、飲料容器を確実に保持できるとともに、飲料容器と押圧部との密着性を高めることができる。よって、簡素な構成により様々な形状の飲料容器に対応できる。
したがって、保冷温効果を高めるとともに、簡素な構成により汎用性を向上した飲料容器ホルダーを提供できる。
ケースの内径は、74mm以上84mm以下となっているので、市販されている種々のペットボトルやボトル缶等の飲料容器を収容可能な寸法とすることができる。ここで、市販されている飲料容器の中でも、500mlサイズの飲料容器入り飲料は、重すぎず嵩張らないためカバン等への収納や携帯に便利であり人気が高い。このため、上述のようにケースの内径の値を設定することにより、特に500mlサイズの飲料容器に対して好適に用いることができる。よって、飲料容器ホルダーの汎用性を向上できる。また、様々な形状及び大きさの飲料容器を飲料容器ホルダーに収容するとともに、飲料容器と飲料容器ホルダーとの隙間を最小限に抑えた寸法とすることができる。よって、飲料容器ホルダーの使い勝手を向上できる。
貫通孔の内径は、35mm以上45mm以下となっているので、市販されている種々のペットボトルやボトル缶等の飲料容器を収容した際に、飲料容器を安定的に保持することができる。よって、飲料容器ホルダーの汎用性及び使い勝手を向上できる。
ケースに蓋が取り付けられた飲料容器ホルダー本体部の軸方向に沿う高さは、160mm以上190mm以下となっているので、市販されている種々のペットボトルやボトル缶等の飲料容器を収容可能な寸法とすることができる。具体的には、これらの飲料容器を飲料容器ホルダーに収容した際に、蓋を閉めることができるとともに、飲料容器の飲み口を露出部から露出させることができる。よって、飲料容器ホルダーの汎用性及び使い勝手を向上できる。
【0015】
本発明の飲料容器ホルダーは、前記蓋は、ポリプロピレン及び熱可塑性エラストマーを含んで形成されていてもよい。
【0016】
本発明の飲料容器ホルダーによれば、蓋は、ポリプロピレン及び熱可塑性エストラマーを含んで形成されるので、製造性に優れ、弾性変形し易くかつ繰り返しの変形に対する強度を高めた蓋を形成できる。これにより、飲料容器の形状に合わせて柔軟に弾性変形しつつ、飲料容器を飲料容器ホルダー内に保持可能な程度に飲料容器に押圧力を付与することができる。よって、様々な形状の飲料容器に対応することができる。
【0017】
本発明の飲料容器ホルダーは、前記蓋は、前記軸回りに回転されることで前記ケースの一端部と係合する係合部を有する環状の周壁部を有し、前記蓋は、前記ケースから前記蓋が取り外された離脱状態から、前記ケースの一端部に対して前記軸回りに2回転以下の回転により、前記ケースに前記蓋が係合された係合状態へ至るようになっていてもよい。
【0018】
本発明の飲料容器ホルダーによれば、2回転以下の回転によりケースに蓋を係合させて取り付けることができる。これにより、ケースに対する蓋の着脱作業が行いやすく、飲料容器ホルダーへの飲料容器の出し入れを迅速かつ容易に行うことができる。よって、飲料容器ホルダーの使い勝手を向上できる。
【発明の効果】
【0019】
本発明の飲料容器ホルダーによれば、保冷温効果を高めるとともに、簡素な構成により汎用性を向上した飲料容器ホルダーを提供できる。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。
【0022】
(飲料容器ホルダー)
図1は、実施形態に係る飲料容器ホルダー1の部分断面図である。
図2は、実施形態に係る飲料容器ホルダー1の分解斜視図である。
図1に示すように、飲料容器ホルダー1は、例えばペットボトルやボトル缶等の飲料容器7を内部に収容可能となっている。飲料容器ホルダー1は、これらの飲料容器7を収容して保持するとともに、飲料容器7に充填された飲料を保冷温するためのものである。本実施形態の飲料容器ホルダー1は、飲料容器7のうち、特に利用頻度の高い500mlサイズのペットボトルに好適に利用される。
飲料容器ホルダー1は、ケース2と、蓋3と、を備える。
【0023】
(ケース)
図1及び
図2に示すように、ケース2は、飲料容器7を内部に収容可能となっている。ケース2は、例えばステンレスやアルミニウム等の金属材料により形成されている。より望ましくは、保冷温性能を高めることができる点で、オーステナイト系ステンレスのSUS304やSUS201等により形成されることが望ましい。ケース2は、一端部に開口部12(請求項の開口)を有し、中心軸線Cを中心とする有底筒状に形成されている。以下の説明において、中心軸線Cに沿う方向を軸方向といい、軸方向に直交する方向を径方向といい、軸方向回りの方向を周方向という場合がある。
ケース2は、側壁部10と、底部11と、を有する。
【0024】
側壁部10は、中心軸線Cを中心とする円筒状に形成されている。
図1に示すように、側壁部10の内部には、断熱層13が設けられている。断熱層13は、側壁部10の内部において閉塞された空間として設けられている。具体的に、本実施形態において、断熱層13は、ケース2の外周面側に配置された外壁部14と、ケース2の内周面側に配置された内壁部15と、により径方向の両側から囲まれた領域である。断熱層13内は、真空となっている。
【0025】
図1及び
図2に示すように、飲料容器7は、開口部12からケース2内に挿入される。側壁部10の一端部には、蓋3が係合可能な被係合部16が設けられている。被係合部16は、側壁部10の外周面に形成された雄ねじ部である。側壁部10のうち被係合部16が形成される一端部側の外径は、側壁部10のうち被係合部16が設けられることなく形成された本体部17の外径より小さい。
【0026】
底部11は、側壁部10の他端部に設けられている。底部11は、中心軸線Cを中心とする円形状に形成されている。底部11は、側壁部10の内径と同等の直径を有する。底部11は、側壁部10の軸方向における他端側の開口を閉塞している。底部11は、例えば絞り加工等により側壁部10と一体に形成されている。なお、底部11及び側壁部10は、別々に形成された後に互いに接着や溶着等により一体化されてもよい。
【0027】
図1に示すように、このように形成されたケース2の内径Dは、様々な形状の飲料容器7が収容可能な大きさに設定されている。具体的に、本実施形態のケース2の内径Dは、74mm以上84mm以下となっている。これにより、例えば断面円形状の飲料容器7の他に、断面矩形状の飲料容器7や、断面多角形状の飲料容器7等にも好適に利用可能となっている。
【0028】
(蓋)
蓋3は、ケース2の一端部に着脱可能に取り付けられる。蓋3は、ポリプロピレン及び熱可塑性エラストマーを含む合成樹脂材料により形成されている。蓋3は、ケース2に取り付けられた状態で、中心軸線Cを中心とする環状に形成されている。蓋3は、周壁部20と、天面部21と、を有する。
【0029】
周壁部20は、中心軸線Cを中心とする円環状に形成されている。周壁部20の軸方向に沿う高さ寸法は、被係合部16の軸方向に沿う高さ寸法よりもわずかに大きい。周壁部20の外径は、ケース2の本体部17の外径と同等となっている(
図1参照)。周壁部20は、ケース2の一端部に設けられた被係合部16と係合する係合部22を有する。係合部22は、周壁部20の内周面に設けられた雌ねじ部である。
【0030】
天面部21は、周壁部20の軸方向においてケース2と反対側の端部に連結されている。天面部21は、周壁部20と一体形成されている。天面部21は、露出部23を有する。露出部23は、蓋3がケース2に取り付けられた状態で、ケース2内に収容された飲料容器7の飲み口8を外部へ露出させる。露出部23は、貫通孔24と、スリット25と、押圧部26と、を有する。
【0031】
図3は、実施形態に係る蓋3を軸方向の天面部21側から見た上面図である。
貫通孔24は、軸方向から見て、蓋3の中央部に形成されている。貫通孔24は、天面部21を軸方向に貫通している。貫通孔24は、中心軸線Cと同軸上に設けられている。貫通孔24は、軸方向から見て、中心軸線Cを中心とする円形状に形成されている。軸方向から見て、貫通孔24の直径(内径)Qは、35mm以上45mm以下となっている。
【0032】
スリット25は、貫通孔24より径方向の外側に設けられている。スリット25は、貫通孔24から径方向の外側に向かって放射状に延びている。スリット25の径方向内側の端部は、貫通孔24に通じている。スリット25の径方向外側の端部は、天面部21の外周部よりも径方向の内側で終端している。スリット25は、周方向に沿って等間隔に複数設けられている。
【0033】
押圧部26は、周方向に並ぶ複数のスリット25の間に設けられている。軸方向から見て、押圧部26は、隣り合うスリット25側に斜辺を有し、径方向の外側から内側に向かうにつれて幅が小さくなる台形状に形成されている。押圧部26は、軸方向に沿って弾性変形する。具体的に、押圧部26は、径方向の外側に位置する基端部が天面部21に連結された固定端とされ、径方向の内側に位置する部分が軸方向に移動可能な自由端とされている。押圧部26は、基端部から先端部に向かうほど軸方向に沿う変形量が大きい。押圧部26は、飲料容器7がケース2に収容された状態で、飲料容器7の容器本体5と飲み口8との間に位置する肩部6に当接する。
図1に示すように、押圧部26は、飲料容器7の上方(飲み口8側)から飲料容器7に当接し、肩部6に沿って先端部が上方を向くように湾曲する。これにより、押圧部26は、ケース2内に収容された飲料容器7をケース2の底部11側に向かって押圧する。
【0034】
図2に示すように、このように形成された蓋3は、中心軸線C回りに回転されることで、被係合部16の雄ねじ部と係合部22の雌ねじ部とが噛み合い、ケース2の一端部と係合される。ここで、ケース2と蓋3とが離間しており、雄ねじ部と雌ねじ部とが一切噛み合っていない状態を離脱状態と定義する。飲料容器ホルダー1に飲料容器7を保持した状態を維持可能であり、例えば持ち運ぶ際の振動や衝撃によって蓋3が意図せずに回転しない程度に、蓋3がケース2に係合された状態を係合状態と定義する。このとき、蓋3は、ケース2から蓋3が取り外された離脱状態(
図2参照)から、ケース2に蓋3が係合された係合状態(
図1参照)へ至るまでに、所定の回転数以下で回転する。本実施形態において、所定の回転数は、2回転である。つまり、蓋3は、ケース2の一端部に対して軸回りに2回転以下の回転により、離脱状態から係合状態へ至る。
【0035】
図1に戻って、ケース2の一端部に蓋3が取り付けられた係合状態の飲料容器ホルダー1(請求項の飲料容器ホルダー本体部)の軸方向に沿う高さHは、160mm以上190mm以下となっている。これにより、例えば高さの異なる様々な飲料容器7に対して好適に利用可能となっている。
【0036】
(作用、効果)
上述の飲料容器ホルダー1によれば、ケース2は断熱層13を有するので、断熱層13を有しない従来技術と比較して、飲料容器ホルダー1の内側と外側との間の熱伝達を抑制できる。これにより、飲料容器ホルダー1に収容された飲料容器7内の飲料の温度を一定温度に維持し易くなり、飲料の保冷温効果をより高めることができる。飲料容器ホルダー1に直接飲料容器7を挿入するので、水筒等を利用する場合と比較して、飲料容器7内の飲料を移し替える必要が無い。よって、内部の飲料(飲料容器7)を容易に交換可能な、使い勝手の良い飲料容器ホルダー1とすることができる。
【0037】
蓋3は、露出部23を有し、露出部23は、貫通孔24と、押圧部26と、を有する。ケース2に蓋3が取り付けられた状態(係合状態)で、貫通孔24から飲料容器7の飲み口8を露出させることにより、飲料容器ホルダー1から飲料容器7を出し入れすることなく容易に飲料を飲むことができる。押圧部26は、飲料容器7をケース2側に押圧するので、飲料容器7を飲料容器ホルダー1内に保持したまま持ち運ぶことができる。また、押圧部26は、貫通孔24から径方向に延びるスリット25間に設けられるとともに弾性変形可能とされている。このため、飲料容器7の大きさ(直径)や外形(四角形や丸形等)等に応じて押圧部26が弾性変形するので、飲料容器7を確実に保持できるとともに、飲料容器7と押圧部26との密着性を高めることができる。よって、簡素な構成により様々な形状の飲料容器7に対応できる。
したがって、保冷温効果を高めるとともに、簡素な構成により汎用性を向上した飲料容器ホルダー1を提供できる。
【0038】
ケース2の内径Dは、74mm以上84mm以下となっている。これにより、市販されている種々のペットボトルやボトル缶等の飲料容器7を収容可能な寸法とすることができる。ここで、市販されている飲料容器7の中でも、500mlサイズの飲料容器7入り飲料は、重すぎず嵩張らないためカバン等への収納や携帯に便利であり人気が高い。このため、上述のようにケース2の内径Dの値を設定することにより、特に500mlサイズの飲料容器7に対して好適に用いることができる。よって、飲料容器ホルダー1の汎用性を向上できる。また、様々な形状及び大きさの飲料容器7を飲料容器ホルダー1に収容するとともに、飲料容器7と飲料容器ホルダー1との隙間を最小限に抑えた寸法とすることができる。よって、飲料容器ホルダー1の使い勝手を向上できる。
【0039】
蓋3に形成された貫通孔24の内径Qは、35mm以上45mm以下となっている。これにより、市販されている種々のペットボトルやボトル缶等の飲料容器7を収容した際に、飲料容器7を安定的に保持することができる。よって、飲料容器ホルダー1の汎用性及び使い勝手を向上できる。
【0040】
ケース2に蓋3が取り付けられた状態の飲料容器ホルダー1(請求項の飲料容器ホルダー本体部)の軸方向に沿う高さHは、160mm以上190mm以下となっている。これにより、市販されている種々のペットボトルやボトル缶等の飲料容器7を収容可能な寸法とすることができる。具体的には、これらの飲料容器7を飲料容器ホルダー1に収容した際に、蓋3を閉めることができるとともに、飲料容器7の飲み口8を露出部23から露出させることができる。よって、飲料容器ホルダー1の汎用性及び使い勝手を向上できる。
【0041】
蓋3は、ポリプロピレン及び熱可塑性エストラマーを含んで形成されるので、製造性に優れ、弾性変形し易くかつ繰り返しの変形に対する強度を高めた蓋3を形成できる。これにより、飲料容器7の形状に合わせて柔軟に弾性変形しつつ、飲料容器7を飲料容器ホルダー1内に保持可能な程度に飲料容器7に押圧力を付与することができる。よって、様々な形状の飲料容器7に対応することができる。
【0042】
使用者は、2回転以下の回転によりケース2に蓋3を係合させて取り付けることができる。これにより、ケース2に対する蓋3の着脱作業が行いやすく、飲料容器ホルダー1への飲料容器7の出し入れを迅速かつ容易に行うことができる。よって、飲料容器ホルダー1の使い勝手を向上できる。
【0043】
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は特定の実施形態に限定されない。本発明は、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、変更可能である。
【0044】
例えば、上述の実施形態では、断熱層13内が真空とされた構成について説明したが、これに限られない。断熱層13内には、空気が充填されてもよい。また、断熱層13内には、例えば発泡ウレタン等の発泡系断熱部材や、グラスウール等の繊維系断熱部材等が充填されてもよい。
ケース2の側壁部10に加えて、ケース2の底部11にも断熱層13が設けられてもよい。
【0045】
ケース2の外周面にロゴ等の表示を設けてもよい。これらの表示は、例えばメッキや印刷、シール材の貼付け、プレスによる転写等により形成されてもよい。
蓋3に設けられた押圧部26の形状やスリット25の個数、スリット25の径方向の長さ等は、上述した実施形態に限定されない。
【0046】
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した実施形態を適宜組み合わせてもよい。