(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記コンバージェンスノードが、前記pRRUによって測定された前記周波数干渉情報と、pRRU間のトポロジー関係と、前記pRRUとセルとの間のマッピング関係とに基づいて、前記第1のセカンダリセルの前記周波数情報を前記生成する段階は、
前記コンバージェンスノードが、M個のpRRUによってそれぞれレポートされた周波数測定結果を受信する段階であって、前記周波数測定結果は、各pRRUがN個の周波数に対して干渉測定を実行した後に生成された情報であり、M及びNは、正の整数である、段階と、
前記コンバージェンスノードが、前記N個の周波数から、前記周波数測定結果と、前記トポロジー関係と、前記マッピング関係とに基づいて、その干渉値が干渉閾値より小さい周波数を、前記第1の周波数として選択する段階であって、前記干渉閾値は、前記N個の周波数の中で最も小さい干渉値を用いることによって決定される、段階と、
前記コンバージェンスノードが、選択された前記第1の周波数に基づいて、前記第1のセカンダリセルの前記周波数情報を生成する段階と
を含む、請求項2に記載の方法。
前記コンバージェンスノードが、前記N個の周波数から、前記周波数測定結果と、前記トポロジー関係と、前記マッピング関係とに基づいて、その干渉値が干渉閾値より小さい周波数を、前記第1の周波数として前記選択する段階は、
前記コンバージェンスノードが、前記N個の周波数から、その前記干渉値が前記干渉閾値より小さく、且つ、その前記ターゲットプライマリセルにおけるアンライセンスキャリアの周波数の数が前記周波数の数の閾値より少ない周波数を、前記第1の周波数として選択する段階
を含む、請求項3に記載の方法。
前記処理モジュールは、具体的には、前記pRRUによって測定された前記周波数干渉情報と、pRRU間のトポロジー関係と、前記pRRUとセルとの間のマッピング関係とに基づいて、前記第1のセカンダリセルの前記周波数情報を生成するように構成され、前記セルは、前記第1のセカンダリセル及び前記ターゲットプライマリセルを含む、請求項11に記載のコンバージェンスノード。
前記処理モジュールは、具体的には、前記N個の周波数から、その前記干渉値が前記干渉閾値より小さく、且つ、その前記ターゲットプライマリセルにおけるアンライセンスキャリアの周波数の数が前記周波数の数の閾値より少ない周波数を、前記第1の周波数として選択するように構成される、請求項13に記載のコンバージェンスノード。
前記処理モジュールは、具体的には、セカンダリセルの領域情報を取得し、前記セカンダリセルの前記領域情報に基づいて、前記第1のアンライセンスキャリアを用いる前記第1のセカンダリセルを作成するように構成される、請求項11に記載のコンバージェンスノード。
前記処理モジュールは、具体的には、前記第1のセカンダリセルの前記セル情報に基づいて、第1の周波数の数がS個であることを決定することであって、Sは2より大きい又はこれに等しい正の整数である、決定することと、前記S個の第1の周波数によって個別に所有されるセカンダリセルの数に基づいて、前記S個の第1の周波数からT個の第1の周波数を決定することであって、TはSより小さい又はこれに等しい、決定することとを行うように構成され、
前記送信モジュールは、具体的には、測定する必要がある前記T個の第1の周波数の測定設定情報を、前記端末に送信するように構成される、
請求項19に記載のベースバンドユニット。
【発明の概要】
【0006】
本願の実施形態は、アンライセンスキャリアの共通の設定及び共有を実装し、アンライセンスキャリアのスペクトル利用を改善するアンライセンスキャリア処理方法、装置、及びシステムを提供する。
【0007】
第1の態様によれば、本願の一実施形態は、コンバージェンスノードが、第1のアンライセンスキャリアを用いる第1のセカンダリセルを展開する段階と、コンバージェンスノードが、ピコリモート無線ユニットpRRUによって測定された周波数干渉情報に基づいて、第1のセカンダリセルの周波数情報を生成する段階であって、周波数情報は、第1のアンライセンスキャリアに対応し、且つ、第1のセカンダリセルのためにコンバージェンスノードによって選択される第1の周波数を含む、段階と、コンバージェンスノードが、ベースバンドユニットBBUに第1のセカンダリセルのセル情報を送信する段階であって、セル情報は、第1のセカンダリセルの周波数情報を含み、BBUは、ライセンスキャリアを用いるターゲットプライマリセルに対応する、段階とを含むアンライセンスキャリア処理方法を提供する。本出願の本実施形態において、アンライセンスキャリアを用いるセカンダリセルがコンバージェンスノードで展開され、コンバージェンスノードがセカンダリセルの周波数を均一に計画し得、その結果、瞬間の動作帯域幅でpRRUによって実行される制約が満たされ得る。本出願の本実施形態において、アンライセンスキャリアの展開位置がコンバージェンスノードに配置され、その結果、アンライセンスキャリアを用いるセカンダリセルが、オペレータ間の共通の設定及び共有を実装すべく、公共のリソースとして用いられ得、それにより、アンライセンスキャリアのスペクトル利用を改善する。
【0008】
第1の態様の可能な設計において、コンバージェンスノードが、ピコリモート無線ユニットpRRUによって測定された周波数干渉情報に基づいて、第1のセカンダリセルの周波数情報を生成する段階は、コンバージェンスノードが、pRRUによって測定された周波数干渉情報と、pRRU間のトポロジー関係と、pRRUとセルとの間のマッピング関係とに基づいて、第1のセカンダリセルの周波数情報を生成する段階であって、セルは、第1のセカンダリセル及びターゲットプライマリセルを含む、段階を含む。コンバージェンスノードは、pRRUによって測定された周波数干渉情報と、pRRU間のトポロジー関係と、pRRUとセルとの間のマッピング関係とに基づいて、第1のセカンダリセルに対する最適な周波数を第1の周波数としてさらに選択し得る。ここで、最適な周波数は、その干渉値及びターゲットプライマリセルのカバレッジエリアにおける周波数の数が要件を満たす周波数であり得る。
【0009】
第1の態様の可能な設計において、コンバージェンスノードが、pRRUによって測定された周波数干渉情報と、pRRU間のトポロジー関係と、pRRUとセルとの間のマッピング関係とに基づいて、第1のセカンダリセルの周波数情報を生成する段階は、コンバージェンスノードが、M個のpRRUによってそれぞれレポートされた周波数測定結果を受信する段階であって、周波数測定結果は、各pRRUがN個の周波数に対して干渉測定を実行した後に生成された情報であり、M及びNは、正の整数である、段階と、コンバージェンスノードが、N個の周波数から、周波数測定結果と、トポロジー関係と、マッピング関係とに基づいて、その干渉値が干渉閾値より小さい周波数を、第1の周波数として選択する段階であって、干渉閾値は、N個の周波数の中で最も小さい干渉値を用いることによって決定される、段階と、コンバージェンスノードが、選択された第1の周波数に基づいて、第1のセカンダリセルの周波数情報を生成する段階とを含む。コンバージェンスノードは、pRRUとセルとの間のマッピング関係を用いることによって、第1のアンライセンスキャリアに対応するpRRUを決定し得る。コンバージェンスノードは、pRRU間のトポロジー関係に基づいて、且つ、N個の周波数の周波数干渉情報を参照して、その干渉値が干渉閾値より小さい周波数を第1の周波数として選択し、異なるpRRU間の干渉を削減し得る。
【0010】
第1の態様の可能な設計において、コンバージェンスノードが、N個の周波数から、周波数測定結果と、トポロジー関係と、マッピング関係とに基づいて、その干渉値が干渉閾値より小さい周波数を、第1の周波数として選択する段階は、コンバージェンスノードが、N個の周波数から、その干渉値が干渉閾値より小さく、且つ、そのターゲットプライマリセルにおけるアンライセンスキャリアの周波数の数が周波数の数の閾値より少ない周波数を、第1の周波数として選択する段階を含む。第1のセカンダリセルに対する周波数を選択するとき、コンバージェンスノードは、N個の周波数から第1のセカンダリセルに対する第1の周波数を選択するための選択条件として、干渉閾値と周波数の数の閾値との両方を考慮し得る。例えば、選択条件は、pRRU間のアンライセンスキャリアの干渉が最低であり、且つ、同じターゲットプライマリセルのカバレッジエリアにおけるアンライセンスキャリアの周波数の数が最低であることを満たし得る。このように、異なるpRRU間の干渉が削減され得る。
【0011】
第1の態様の可能な設計において、コンバージェンスノードが、第1のアンライセンスキャリアを用いる第1のセカンダリセルを展開する段階は、コンバージェンスノードが、セカンダリセルの領域情報を取得する段階と、コンバージェンスノードが、セカンダリセルの領域情報に基づいて、第1のアンライセンスキャリアを用いる第1のセカンダリセルを作成する段階とを含む。コンバージェンスノードは、セカンダリセルの領域情報に基づいて、領域内のセカンダリセルによって用いられることが許可された第1のアンライセンスキャリアを自動的に生成し得、セカンダリセルに関連する全ての公共の設定を自動的に設定し得る。さらに、アンライセンスキャリアの共存の解決手段は、カスタマイズされた設定及び保守なしで、コンバージェンスノードを用いることによって、完了し得る。
【0012】
第1の態様の可能な設計において、コンバージェンスノードが、ベースバンドユニットBBUに第1のセカンダリセルのセル情報を送信する段階の前に、方法は、コンバージェンスノードが、同じキャリアを用いることにより共有を実行するという原理に基づいて、第1のセカンダリセルと重複したカバレッジエリアを有するプライマリセルを、ターゲットプライマリセルとして決定する段階と、コンバージェンスノードが、ターゲットプライマリセルに基づいて、BBUを決定する段階とをさらに含む。コンバージェンスノードは、同じキャリアを用いることによって共有を実行する方式で、ターゲットプライマリセルを決定し得る。例えば、第1のセカンダリセルと重複したカバレッジエリアを有するプライマリセルはターゲットプライマリセルであり、ターゲットプライマリセルに対応するBBUはコンバージェンスノードによって送信された周波数情報を受信するオブジェクトであり、その結果、コンバージェンスノードは、決定されたBBUに基づいて、決定されたBBUに第1のセカンダリセルのセル情報を送信し得る。
【0013】
第1の態様の可能な設計において、コンバージェンスノードが、ベースバンドユニットBBUに第1のセカンダリセルのセル情報を送信する段階の前に、方法は、コンバージェンスノードが、異なるキャリアの共有原理を用いることにより共有を実行するという原理によって必要とされるアンライセンスキャリア割り当て割合に基づいて、第1のアンライセンスキャリアが割り当てられるBBUセットを決定する段階と、コンバージェンスノードが、第1のアンライセンスキャリアが割り当てられるBBUセットに対応する複数のプライマリセルから、第1のセカンダリセルと重複したカバレッジエリアを有するプライマリセルを、ターゲットプライマリセルとして決定する段階と、コンバージェンスノードが、ターゲットプライマリセルに基づいて、BBUを決定する段階とをさらに含む。コンバージェンスノードは、異なるキャリアを用いることによって共有を実行する方式で、ターゲットプライマリセルをさらに決定し得る。例えば、コンバージェンスノードは、オペレータ間のキャリア割り当て割合に基づいて、第1のセカンダリセルが割り当てられるオペレータを決定する。オペレータはBBUセットを用い得る。その後、第1のセカンダリセルと重複したカバレッジエリアを有し、且つ、BBUセットに対応する複数のプライマリセルから選択されるプライマリセルはターゲットプライマリセルであり、ターゲットプライマリセルに対応するBBUはコンバージェンスノードによって送信された周波数情報を受信するオブジェクトであり、その結果、コンバージェンスノードは、決定されたBBUに基づいて、決定されたBBUに第1のセカンダリセルのセル情報を送信し得る。
【0014】
第2の態様によれば、本願の一実施形態は、ベースバンドユニットBBUが、第1のセカンダリセルの、コンバージェンスノードによって送信されるセル情報を受信する段階であって、BBUは、ライセンスキャリアを用いるターゲットプライマリセルに対応し、セル情報は、第1のアンライセンスキャリアに対応し、且つ、コンバージェンスノードによって選択される第1の周波数を含む、段階と、BBUが、第1のセカンダリセルのセル情報に基づいて、第1のアンライセンスキャリアを用いる第1のセカンダリセルを設定する段階とを含むアンライセンスキャリア処理方法をさらに提供する。本出願の本実施形態において、ベースバンドユニットは、コンバージェンスノードから、アンライセンスキャリアに対応する周波数を決定し得、その結果、セカンダリセルが周波数で設定され得る。ベースバンドユニットは設定されたセカンダリセルを用いることによってデータを送信し得、それにより、アンライセンスキャリアのスペクトル利用を実装する。
【0015】
第2の態様の可能な設計において、BBUが、第1のセカンダリセルのセル情報に基づいて、第1のアンライセンスキャリアを用いる第1のセカンダリセルを設定する段階は、BBUが、端末に測定設定情報を送信する段階であって、測定設定情報は、測定する必要がある第1の周波数を含む、段階と、BBUが、測定設定情報に基づいて端末によりレポートされた測定レポートを受信する段階と、BBUが、端末によりレポートされた測定レポートに基づいて、第1の周波数でセカンダリセルを設定する段階とを含む。BBUは端末に測定設定情報を配信し得、その結果、端末は、BBUによって示される第1の周波数に基づいて、測定を実行し得る。端末はBBUに測定レポートをレポートし、BBUは端末によってレポートされた測定レポートに基づいて第1の周波数で第1のセカンダリセルを設定し、測定レポートに基づいてセカンダリセルの正確な設定を実装し得る。
【0016】
第2の態様の可能な設計において、BBUが、端末に測定設定情報を送信する段階は、BBUが、第1のセカンダリセルのセル情報に基づいて、第1の周波数の数がS個であることを決定する段階であって、Sは2より大きい又はこれに等しい正の整数である、段階と、BBUが、S個の第1の周波数によって個別に所有されるセカンダリセルの数に基づいて、S個の第1の周波数からT個の第1の周波数を決定する段階であって、TはSより小さい又はこれに等しい、段階と、BBUが、測定する必要があるT個の第1の周波数の測定設定情報を、端末に送信する段階とを含む。端末は、T個の第1の周波数に対する測定を実行し得る。BBUはS個の第1の周波数を選択し、BBUは端末がT個の第1の周波数を測定することのみを必要とする。TがSより小さいとき、本出願の本実施形態は、端末が測定する周波数の数を削減し、測定効率を改善する。
【0017】
第3の態様によれば、本願の一実施形態は、コンバージェンスノードであって、第1のアンライセンスキャリアを用いる第1のセカンダリセルを展開するように構成される処理モジュールであって、当該処理モジュールは、ピコリモート無線ユニットpRRUによって測定された周波数干渉情報に基づいて、第1のセカンダリセルの周波数情報を生成するようにさらに構成され、周波数情報は、第1のアンライセンスキャリアに対応し、且つ、第1のセカンダリセルのためにコンバージェンスノードによって選択される第1の周波数を含む、処理モジュールと、ベースバンドユニットBBUに第1のセカンダリセルのセル情報を送信するように構成される送信モジュールであって、セル情報は、第1のセカンダリセルの周波数情報を含み、BBUは、ライセンスキャリアを用いるターゲットプライマリセルに対応する、送信モジュールとを含む、コンバージェンスノードを提供する。本出願の本実施形態において、アンライセンスキャリアを用いるセカンダリセルがコンバージェンスノードで展開され、コンバージェンスノードがセカンダリセルの周波数を均一に計画し得、その結果、瞬間の動作帯域幅でpRRUによって実行される制約が満たされ得る。本出願の本実施形態において、アンライセンスキャリアの展開位置がコンバージェンスノードに配置され、その結果、アンライセンスキャリアを用いるセカンダリセルが、オペレータ間の共通の設定及び共有を実装すべく、公共のリソースとして用いられ得、それにより、アンライセンスキャリアのスペクトル利用を改善する。
【0018】
第3の態様の可能な設計において、処理モジュールは、具体的には、pRRUによって測定された周波数干渉情報と、pRRU間のトポロジー関係と、pRRUとセルとの間のマッピング関係とに基づいて、第1のセカンダリセルの周波数情報を生成するように構成され、セルは、第1のセカンダリセル及びターゲットプライマリセルを含む。コンバージェンスノードは、pRRUによって測定された周波数干渉情報と、pRRU間のトポロジー関係と、pRRUとセルとの間のマッピング関係とに基づいて、第1のセカンダリセルに対する最適な周波数を第1の周波数としてさらに選択し得る。ここで、最適な周波数は、その干渉値及びターゲットプライマリセルのカバレッジエリアにおける周波数の数が要件を満たす周波数であり得る。
【0019】
第3の態様の可能な設計において、コンバージェンスノードは、受信モジュールをさらに含み、受信モジュールは、M個のpRRUによってそれぞれレポートされた周波数測定結果を受信するように構成され、周波数測定結果は、各pRRUがN個の周波数に対して干渉測定を実行した後に生成された情報であり、M及びNは、正の整数であり、処理モジュールは、具体的には、周波数測定結果と、トポロジー関係と、マッピング関係とに基づいて、その干渉値が干渉閾値より小さい周波数を、第1の周波数として選択することであって、干渉閾値は、N個の周波数の中で最も小さい干渉値を用いることによって決定される、選択することと、選択された第1の周波数に基づいて、第1のセカンダリセルの周波数情報を生成することとを行うように構成される。コンバージェンスノードは、pRRUとセルとの間のマッピング関係を用いることによって、第1のアンライセンスキャリアに対応するpRRUを決定し得る。コンバージェンスノードは、pRRU間のトポロジー関係に基づいて、且つ、N個の周波数の周波数干渉情報を参照して、その干渉値が干渉閾値より小さい周波数を、第1の周波数として選択し、異なるpRRU間の干渉を削減し得る。
【0020】
第3の態様の可能な設計において、処理モジュールは、具体的には、N個の周波数から、その干渉値が干渉閾値より小さく、且つ、そのターゲットプライマリセルにおけるアンライセンスキャリアの周波数の数が周波数の数の閾値より少ない周波数を、第1の周波数として選択するように構成される。第1のセカンダリセルに対する周波数を選択するとき、コンバージェンスノードは、N個の周波数から第1のセカンダリセルに対する第1の周波数を選択するための選択条件として、干渉閾値と周波数の数の閾値との両方を考慮し得る。例えば、選択条件は、pRRU間のアンライセンスキャリアの干渉が最低であり、且つ、同じターゲットプライマリセルのカバレッジエリアにおけるアンライセンスキャリアの周波数の数が最低であることを満たし得る。このように、異なるpRRU間の干渉が削減され得る。
【0021】
第3の態様の可能な設計において、処理モジュールは、具体的には、セカンダリセルの領域情報を取得し、セカンダリセルの領域情報に基づいて、第1のアンライセンスキャリアを用いる第1のセカンダリセルを作成するように構成される。コンバージェンスノードは、セカンダリセルの領域情報に基づいて、領域内のセカンダリセルによって用いられることが許可された第1のアンライセンスキャリアを自動的に生成し得、セカンダリセルに関連する全ての公共の設定を自動的に設定し得る。さらに、アンライセンスキャリアの共存の解決手段は、カスタマイズされた設定及び保守なしで、コンバージェンスノードを用いることによって、完了し得る。
【0022】
第3の態様の可能な設計において、送信モジュールがベースバンドユニットBBUに第1のセカンダリセルのセル情報を送信する前に、処理モジュールは、同じキャリアを用いることにより共有を実行するという原理に基づいて、第1のセカンダリセルと重複したカバレッジエリアを有するプライマリセルを、ターゲットプライマリセルとして決定し、ターゲットプライマリセルに基づいて、BBUを決定するようにさらに構成される。コンバージェンスノードは、同じキャリアを用いることによって、共有を実行する方式で、ターゲットプライマリセルを決定し得る。例えば、第1のセカンダリセルと重複したカバレッジエリアを有するプライマリセルはターゲットプライマリセルであり、ターゲットプライマリセルに対応するBBUはコンバージェンスノードによって送信された周波数情報を受信するオブジェクトであり、その結果、コンバージェンスノードは、決定されたBBUに基づいて、決定されたBBUに第1のセカンダリセルのセル情報を送信し得る。
【0023】
第3の態様の可能な設計において、送信モジュールがベースバンドユニットBBUに第1のセカンダリセルのセル情報を送信する前に、処理モジュールは、異なるキャリアを用いることにより共有を実行するという原理によって必要とされるアンライセンスキャリア割り当て割合に基づいて、第1のアンライセンスキャリアが割り当てられるBBUセットを決定し、第1のアンライセンスキャリアが割り当てられるBBUセットに対応する複数のプライマリセルから、第1のセカンダリセルと重複したカバレッジエリアを有するプライマリセルを、ターゲットプライマリセルとして決定し、ターゲットプライマリセルに基づいて、BBUを決定するようにさらに構成される。コンバージェンスノードは、異なるキャリアを用いることによって共有を実行する方式で、ターゲットプライマリセルをさらに決定し得る。例えば、コンバージェンスノードは、オペレータ間のキャリア割り当て割合に基づいて、第1のセカンダリセルが割り当てられるオペレータを決定する。オペレータは、BBUセットを用い得る。その後、第1のセカンダリセルと重複したカバレッジエリアを有し、且つ、BBUセットに対応する複数のプライマリセルから選択されるプライマリセルはターゲットプライマリセルであり、ターゲットプライマリセルに対応するBBUはコンバージェンスノードによって送信された周波数情報を受信するオブジェクトであり、その結果、コンバージェンスノードは、決定されたBBUに基づいて、決定されたBBUに第1のセカンダリセルのセル情報を送信し得る。
【0024】
本願の第3の態様において、コンバージェンスノードの構成モジュールは、前述の第1の態様及び様々な可能な実装で説明された段階をさらに実行し得る。詳細については、第1の態様及び様々な可能な実装における前述の説明を参照する。
【0025】
第4の態様によれば、本願の一実施形態は、ベースバンドユニットであって、当該ベースバンドユニットは、ライセンスキャリアを用いるターゲットプライマリセルに対応し、当該ベースバンドユニットは、第1のセカンダリセルの、コンバージェンスノードによって送信されるセル情報を受信するように構成される受信モジュールであって、セル情報は、第1のアンライセンスキャリアに対応し、且つ、コンバージェンスノードによって選択される第1の周波数を含む、受信モジュールと、第1のセカンダリセルのセル情報に基づいて、第1のアンライセンスキャリアを用いる第1のセカンダリセルを設定するように構成される処理モジュールとを含む、ベースバンドユニットを提供する。本出願の本実施形態において、ベースバンドユニットは、コンバージェンスノードから、アンライセンスキャリアに対応する周波数を決定し得、その結果、セカンダリセルが周波数で設定され得る。ベースバンドユニットは設定されたセカンダリセルを用いることによってデータを送信し得、それにより、アンライセンスキャリアのスペクトル利用を実装する。
【0026】
第4の態様の可能な設計において、ベースバンドユニットは、送信モジュールをさらに含み、送信モジュールは、端末に測定設定情報を送信するように構成され、測定設定情報は、測定する必要がある第1の周波数を含み、受信モジュールは、測定設定情報に基づいて端末によりレポートされた測定レポートを受信するように構成され、処理モジュールは、具体的には、端末によりレポートされた測定レポートに基づいて、第1の周波数でセカンダリセルを設定するように構成される。BBUは端末に測定設定情報を配信し得、その結果、端末は、BBUによって示される第1の周波数に基づいて、測定を実行し得る。端末はBBUに測定レポートをレポートし、BBUは端末によってレポートされた測定レポートに基づいて第1の周波数で第1のセカンダリセルを設定し、測定レポートに基づいてセカンダリセルの正確な設定を実装し得る。
【0027】
第4の態様の可能な設計において、処理モジュールは、具体的には、第1のセカンダリセルのセル情報に基づいて、第1の周波数の数がS個であることを決定することであって、Sは2より大きい又はこれに等しい正の整数である、決定することと、S個の第1の周波数によって個別に所有されるセカンダリセルの数に基づいて、S個の第1の周波数からT個の第1の周波数を決定することであって、TはSより小さい又はこれに等しい、決定することとを行うように構成される。送信モジュールは、具体的には、測定する必要があるT個の第1の周波数の測定設定情報を、端末に送信するように構成される。端末は、T個の第1の周波数に対する測定を実行し得る。BBUはS個の第1の周波数を選択し、BBUは端末がT個の第1の周波数を測定することのみを必要とする。TがSより小さいとき、本出願の本実施形態は、端末が測定する周波数の数を削減し、測定効率を改善する。
【0028】
本願の第4の態様において、ベースバンドユニットの構成モジュールは、前述の第2の態様及び様々な可能な実装で説明された段階をさらに実行し得る。詳細については、第2の態様及び様々な可能な実装における前述の説明を参照する。
【0029】
第5の態様によれば、本願の一実施形態は、コンバージェンスノードを提供する。ここで、コンバージェンスノードは、プロセッサとメモリとを含み、メモリは、命令を格納するように構成され、プロセッサは、メモリ内の命令を実行するように構成され、その結果、通信装置は、前述の第1の態様における可能な実装のいずれか1つに係る方法を実行する。
【0030】
第6の態様によれば、本願の一実施形態は、ベースバンドユニットを提供する。ここで、ベースバンドユニットは、プロセッサとメモリとを含み、メモリは、命令を格納するように構成され、プロセッサは、メモリ内の命令を実行するように構成され、その結果、通信装置は、前述の第2の態様における可能な実装のいずれか1つに係る方法を実行する。
【0031】
第7の態様によれば、本願は、チップシステムを提供する。ここで、チップシステムは、前述の態様における機能、例えば、前述の方法におけるデータ及び/又は情報を送信又は処理する機能、を実装する際にコンバージェンスノード又はベースバンドユニットをサポートするように構成されるプロセッサを含む。可能な設計において、チップシステムは、メモリをさらに含み、メモリは、ネットワークデバイス又は端末デバイスに必要なプログラム命令及びデータを格納するように構成される。チップシステムは、チップを含み得、又はチップ及び他のディスクリートデバイスを含み得る。
【0032】
第8の態様によれば、本願は、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、命令を格納し、命令がコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、前述の態様に係る方法を実行することが可能である。
【0033】
第9の態様によれば、本願は、命令を含み、命令がコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、前述の態様に係る方法を実行することが可能であるコンピュータプログラム製品を提供する。
【0034】
第10の態様によれば、本願は、コンバージェンスノードと、ベースバンドユニットとを含み、コンバージェンスノードとベースバンドユニットとは、互いに通信するアンライセンスキャリア処理システムを提供する。ここで、コンバージェンスノードは、前述の第3の態様における可能な実装のいずれか1つに係るコンバージェンスノードであり、ベースバンドユニットは、前述の第4の態様における可能な実装のいずれか1つに係るベースバンドユニットである。
【発明を実施するための形態】
【0046】
本願の実施形態は、アンライセンスキャリアのマルチオペレータに共通の設定及び共有を実装し、アンライセンスキャリアのスペクトル利用を改善するアンライセンスキャリア処理方法、装置、及びシステムを提供する。
【0047】
以下では、添付図面を参照して本願の実施形態を説明する。
【0048】
本願の明細書、特許請求の範囲及び添付図面において、「第1の」及び「第2の」等の用語は、同様のオブジェクトを区別することが意図されるが、必ずしも具体的な順序又はシーケンスを示さない。そのような方法で用いられる用語が適切な状況で相互交換可能であり、これは、単に、同じ属性を有するオブジェクトが本願の実施形態で説明されるときに用いられる識別方式に過ぎないことが理解されるべきである。さらに、用語「含む(include)」、「含む(contain)」、及び任意の他の派生語は、非限定的な包含をカバーすることを意味し、その結果、一連のユニットを含むプロセス、方法、システム、製品、又はデバイスは、それらのユニットに必ずしも限定されるわけでなく、明示的に列挙されていない又はそのようなプロセス、方法、システム、製品、又はデバイスに固有でない他のユニットを含んでよい。
【0049】
本願の実施形態で提供されるアンライセンスキャリア処理システムは、単一のオペレータ及び複数のオペレータが維持管理を均一に実行するシナリオに適用可能である。アンライセンスキャリア処理システムは、異なるオペレータの独立した無線周波数
(RF)信号源入力をサポートし得、未来志向で大容量の、第5世代
(5G)モバイル通信技術のシナリオであるデジタル信号源入力をサポートし得る。
図1に示されるように、本願の一実施形態で提供されるアンライセンスキャリア処理システムは、コンバージェンスノード及びBBUを含み得る。コンバージェンスノードは、ホストオペレータのBBUを用いることによって実装されてよく、又は、アンライセンスキャリアの独立した管理ユニットとして実装されてよい。アンライセンスキャリア処理システムに配置された複数のBBU、例えば、BBU1及びBBU2、が存在してよい。各BBUはオペレータの基地局ネットワーク管理サブシステムに個別に接続され、それにより、統合アクセスシステムでの分離を実装する。
【0050】
図2を参照すると、本願の一実施形態で提供されるアンライセンスキャリア処理システムは、コンバージェンスノード及び3個のBBUを含み得る。3個のBBUは、それぞれ、BBU1、BBU2、及びBBU3である。コンバージェンスノードが離れた建物に配置されてよく、3個のBBUが近端の中央機器室に配置される。BBU1はオペレータAの基地局ネットワーク管理サブシステム
(BT
S)に接続され、BBU2はオペレータBの基地局ネットワーク管理サブシステムに接続され、BBU3はオペレータCの基地局ネットワーク管理サブシステムに接続される。コンバージェンスノードはファイバチャネルを用いることによって各BBUに接続されてよく、コンバージェンスノードはリモート無線ユニットハブ(RHU
B)を用いることによってピコリモート無線ユニット
(pRRU)にさらに接続されてよい。例えば、ファイバチャネルは、具体的には、共通の公共無線インタフェース
(CPRI)チャネル及び媒体アクセス制御
(MAC)チャネルを含み得る。RHUBはCPRIチャネルの電気的インタフェース(CPRI−
E)を用いることによってpRRUに接続され、又はRHUBはMACチャネルの電気的インタフェースを用いることによってpRRUにさらに接続され得る。コンバージェンスノードは、動作管理
(OM)チャネルを用いることによって、ホストオペレータの基地局ネットワーク管理サブシステム
(BTS(R))に接続され得る。コンバージェンスノードは、無線周波数ボード、インタフェースボード、及びメインコントロールボードを含み得る。BBUは、ベースバンドボード及びメインコントロールボードを含み得る。コンバージェンスノードのインタフェースボードは、BBUのベースバンドボードに接続され得る。
【0051】
アンライセンスキャリア処理システムの前述のアーキテクチャに基づいて、システムに含まれるコンバージェンスノード及びBBUが、一例を用いることによって以下で説明される。
図3を参照すると、コンバージェンスノードとBBUとの間の相互作用の手順は、以下のプロセスを含み得る。
【0052】
S1:コンバージェンスノードは、第1のアンライセンスキャリアを用いる第1のセカンダリセルを展開する。
【0053】
本出願の本実施形態において、コンバージェンスノードは、最初に、アンライセンスキャリアを用いるセカンダリセルを展開する。例えば、アンライセンスキャリアが「第1のアンライセンスキャリア(first unlicensed carrier)」として定義され、コンバージェンスノードによって展開されるセカンダリセルが「第1のセカンダリセル(first secondary cell)」として定義され、コンバージェンスノードはコンバージェンスノードの片側でセカンダリセルを展開し、セカンダリセルのコンバージェンスノードによって実行される管理を促進する。
【0054】
S2:コンバージェンスノードは、pRRUによって測定された周波数干渉情報に基づいて、第1のセカンダリセルの周波数情報を生成する。
【0055】
本出願の本実施形態において、コンバージェンスノードは、RHUBを用いることによって、pRRUと通信し得る。1又は複数のpRRUが存在してよい。各周波数の干渉に対して測定を実行した後、pRRUは、コンバージェンスノードに周波数干渉情報を送信する。コンバージェンスノードは周波数干渉情報に基づいて第1のセカンダリセルに対する周波数を選択し得、選択された周波数が「第1の周波数(first frequency)」として定義される。コンバージェンスノードは第1のセカンダリセルの周波数情報を生成し得、周波数情報は第1のアンライセンスキャリアに対応し、且つ、第1のセカンダリセルのためにコンバージェンスノードによって選択される第1の周波数を含む。
【0056】
S3:コンバージェンスノードは、BBUに第1のセカンダリセルのセル情報を送信する。
【0057】
コンバージェンスノードは、CPRIチャネルを用いることによって、BBUと通信し得る。コンバージェンスノードは、BBUに第1のセカンダリセルのセル情報を送信し、セル情報は、前述の生成された第1のセカンダリセルの周波数情報を含み得る。BBUは、ライセンスキャリアを用いるターゲットプライマリセルに対応する。
【0058】
S4:BBUは、第1のセカンダリセルの、コンバージェンスノードによって送信されるセル情報を受信する。セル情報は、第1のセカンダリセルの周波数情報を含む。
【0059】
周波数情報は、第1のアンライセンスキャリアに対応し、且つ、コンバージェンスノードによって選択される第1の周波数を含む。BBUは、周波数情報から、コンバージェンスノードによって選択された第1の周波数を決定する。
【0060】
S5:BBUは、第1のセカンダリセルのセル情報に基づいて、第1のアンライセンスキャリアを用いる第1のセカンダリセルを設定し得る。
【0061】
BBUはセル情報に基づいて第1のセカンダリセルを設定し得、BBUは設定された第1のセカンダリセルを用いることによってデータを送信し、第1のアンライセンスキャリアのスペクトル利用を実装する。
【0062】
本出願の本実施形態において、アンライセンスキャリアを用いるセカンダリセルがコンバージェンスノードで展開され、コンバージェンスノードはセカンダリセルの周波数を均一に計画し得、その結果、瞬間の動作帯域幅でpRRUによって実行される制約が満たされ得る。本出願の本実施形態において、アンライセンスキャリアの展開位置がコンバージェンスノードに配置され、その結果、アンライセンスキャリアを用いるセカンダリセルが、オペレータ間の共通の設定及び共有を実装すべく、共通のリソースとして用いられ得、それにより、アンライセンスキャリアのスペクトル利用を改善する。
【0063】
本出願の本実施形態において、アンライセンスキャリア処理方法が提供されることが留意されるべきである。コンバージェンスノードがセカンダリセルを作成して周波数を割り当てるのに用いられ、BBUはコンバージェンスノードによって送信されたセカンダリセル情報に基づいてセカンダリセルを設定し、その結果、オペレータによって用いられるアンライセンス周波数間の相互の制約が回避され得る。アンライセンスキャリアの周波数が共有され、干渉状態が動的に変更するので、アンライセンスキャリアを用いるセカンダリセルがコンバージェンスノードで展開され、オペレータが異なるキャリアを用いることによって共有を実行するシナリオにおいて、異なる周波数が連続した瞬間の帯域幅
(IBW)の範囲で異なるオペレータによって選択されることを保証する。本出願の本実施形態において、pRRU間の周波数間展開の困難性を回避して干渉を削減すべく、各オペレータは、最も高いキャリアアグリゲーション仕様を用いて、pRRUにより提供された周波数干渉情報を用いることによってアンライセンスキャリアに対する周波数を選択し得る。
【0064】
以下では、コンバージェンスノード及びBBUの視点から、本願の実施形態で提供されるアンライセンスキャリア処理方法をそれぞれ説明する。最初に、コンバージェンスノードの側からの説明のために、一例が用いられる。
図4を参照すると、本願の一実施形態で提供されるアンライセンスキャリア処理方法は、以下の段階を含み得る。
【0065】
401:コンバージェンスノードは、第1のアンライセンスキャリアを用いる第1のセカンダリセルを展開する。
【0066】
本出願の本実施形態において、コンバージェンスノードは、最初に、アンライセンスキャリアを用いるセカンダリセルを展開する。例えば、コンバージェンスノードは、第1のアンライセンスキャリアを用いる第1のセカンダリセル及び第2のアンライセンスキャリアを用いる第2のセカンダリセルを展開する。第1のアンライセンスキャリア及び第2のアンライセンスキャリアが異なるアンライセンスキャリアを示すのに用いられ、コンバージェンスノードは異なるアンライセンスキャリアを用いる複数のセカンダリセルを作成し得、コンバージェンスノードは複数の方式でセカンダリセルを作成し得る。以下では、説明のために一例を提供する。
【0067】
本願のいくつかの実施形態において、コンバージェンスノードが第1のアンライセンスキャリアを用いる第1のセカンダリセルを展開する段階401は、コンバージェンスノードが、セカンダリセルの領域情報を取得する段階と、コンバージェンスノードが、セカンダリセルの領域情報に基づいて、第1のアンライセンスキャリアを用いる第1のセカンダリセルを作成する段階とを含む。
【0068】
コンバージェンスノードは、最初に、セカンダリセルの領域情報を決定し、例えば、セカンダリセルの単純な領域情報のみを設定する必要がある。セカンダリセルの領域情報は、具体的には、セルの国番号情報であり得る。コンバージェンスノードは、国番号情報に基づいて、領域内のセカンダリセルによって用いられることが許可された第1のアンライセンスキャリアを自動的に生成し得、セカンダリセルに関連する全ての公共の設定を自動的に設定し得る。さらに、アンライセンスキャリアの共存の解決手段は、カスタマイズされた設定及び保守なしで、コンバージェンスノードを用いることによって、完了し得る。
【0069】
402:コンバージェンスノードは、ピコリモート無線ユニットpRRUによって測定された周波数干渉情報に基づいて、第1のセカンダリセルの周波数情報を生成する。周波数情報は、第1のアンライセンスキャリアに対応し、且つ、第1のセカンダリセルのためにコンバージェンスノードによって選択される第1の周波数を含む。
【0070】
本出願の本実施形態において、コンバージェンスノードは、RHUBを用いることによって、pRRUと通信し得る。1又は複数のpRRUが存在してよい。各周波数の干渉に対して測定を実行した後、pRRUは、コンバージェンスノードに周波数干渉情報を送信する。コンバージェンスノードは周波数干渉情報に基づいて第1のセカンダリセルに対する第1の周波数を選択し得、コンバージェンスノードは第1のセカンダリセルの周波数情報を生成し得る。第2のセカンダリセルを展開するとき、コンバージェンスノードが第2のセカンダリセルに対する第2の周波数をさらに選択し得ることに限定されない。
【0071】
本願のいくつかの実施形態において、コンバージェンスノードは、pRRUによって測定された複数の周波数の干渉状態に基づいて、第1のセカンダリセルの周波数を選択し得る。例えば、コンバージェンスノードは、最も小さい干渉を有する周波数を第1の周波数として選択し得る。本願のいくつかの実施形態において、コンバージェンスノードがpRRUの周波数干渉情報に基づいて第1のセカンダリセルの周波数情報を生成する段階402は、コンバージェンスノードが、pRRUによって測定された周波数干渉情報と、pRRU間のトポロジー関係と、pRRUとセルとの間のマッピング関係とに基づいて、第1のセカンダリセルの周波数情報を生成することを含む。ここで、セルは、第1のセカンダリセル及びターゲットプライマリセルを含む。
【0072】
pRRU間のトポロジー関係は、第1のアンライセンスキャリアが配置される複数のpRRU間のトポロジー関係である。pRRUとセルとの間のマッピング関係は、各pRRUがマッピングされるセカンダリセル及びプライマリセルである。セルは、第1のセカンダリセル及びターゲットプライマリセルを含む。コンバージェンスノードは、pRRUによって測定された周波数干渉情報と、pRRU間のトポロジー関係と、pRRUとセルとの間のマッピング関係とに基づいて、第1のセカンダリセルに対する最適な周波数を第1の周波数としてさらに選択し得る。ここで、最適な周波数は、その干渉値及びターゲットプライマリセルのカバレッジエリアにおける周波数の数が要件を満たす周波数であり得る。
【0073】
例えば、コンバージェンスノードが、pRRUによって測定された周波数干渉情報と、pRRU間のトポロジー関係と、pRRUとセルとの間のマッピング関係とに基づいて、第1のセカンダリセルの周波数情報を生成することは、コンバージェンスノードが、M個のpRRUによってそれぞれレポートされた周波数測定結果を受信することであって、周波数測定結果は、各pRRUがN個の周波数に対して干渉測定を実行した後に生成された情報であり、M及びNは、正の整数である、受信することと、コンバージェンスノードが、N個の周波数から、周波数測定結果と、トポロジー関係と、マッピング関係とに基づいて、その干渉値が干渉閾値より小さい周波数を、第1の周波数として選択することであって、干渉閾値は、N個の周波数の中で最も小さい干渉値を用いることによって決定される、選択することと、コンバージェンスノードが、選択された第1の周波数に基づいて、第1のセカンダリセルの周波数情報を生成することとを含む。
【0074】
コンバージェンスノードに接続されるpRRUの数は、一例として用いられるMである。各pRRUは、コンバージェンスノードに周波数測定結果を個別にレポートする。各pRRUによって測定される周波数の数は、Nである。M及びNの値は限定されない。第1の周波数を選択するとき、コンバージェンスノードは、N個の周波数の中で最も小さい干渉値に基づいて、第1の周波数を選択し、例えばは、N個の周波数の中で最も小さい干渉値を有する周波数が、第1の周波数として選択され得る。コンバージェンスノードは、N個の周波数の中で最も小さい干渉値を用いることによって、干渉閾値をさらに決定し得る。例えば、N個の周波数の中で最も小さい干渉値が基礎値として用いられ、上方に固定割合でフローティングする干渉値が干渉閾値として用いられ、コンバージェンスノードが周波数測定結果と、pRRU間のトポロジー関係と、pRRUとセルとの間のマッピング関係とに基づいて、N個の周波数からその干渉値が干渉閾値より小さい周波数を第1の周波数として選択する。コンバージェンスノードは、pRRUとセルとの間のマッピング関係に基づいて、第1のアンライセンスキャリアに対応するpRRUを決定し得る。コンバージェンスノードは、pRRU間のトポロジー関係に基づいて、且つ、N個の周波数の周波数干渉情報を参照して、その干渉値が干渉閾値より小さい周波数を第1の周波数として選択し、異なるpRRU間の干渉を削減し得る。
【0075】
さらに、本願のいくつかの実施形態において、コンバージェンスノードが、N個の周波数から、周波数測定結果と、トポロジー関係と、マッピング関係とに基づいて、その干渉値が干渉閾値より小さい周波数を、第1の周波数として選択することは、コンバージェンスノードが、N個の周波数から、その干渉値が干渉閾値より小さく、且つ、そのターゲットプライマリセルにおけるアンライセンスキャリアの周波数の数が周波数の数の閾値より少ない周波数を、第1の周波数として選択することを含む。
【0076】
第1のセカンダリセルに対する周波数を選択するとき、コンバージェンスノードは、N個の周波数から第1のセカンダリセルに対する第1の周波数を選択するための選択条件として、干渉閾値と周波数の数の閾値との両方を考慮し得る。例えば、選択条件は、pRRU間のアンライセンスキャリアの干渉が最低であり、且つ、同じターゲットプライマリセルのカバレッジエリアにおけるアンライセンスキャリアの周波数の数が最低であることを満たし得る。このように、異なるpRRU間の干渉が削減され得る。
【0077】
403:コンバージェンスノードは、BBUに第1のセカンダリセルのセル情報を送信する。BBUは、ライセンスキャリアを用いるターゲットプライマリセルに対応する。
【0078】
本出願の本実施形態において、コンバージェンスノードが第1のセカンダリセルの周波数情報を生成した後、コンバージェンスノードはライセンスキャリアを用いるターゲットプライマリセルに対応するBBUに第1のセカンダリセルのセル情報を送信し得る。例えば、第1のセカンダリセルのセル情報は、第1のセカンダリセルの周波数情報を含む。コンバージェンスノードによって選択された受信オブジェクトは、ライセンスキャリアを用いるターゲットプライマリセルに対応するBBUである。コンバージェンスノードは、デフォルト設定に基づいて、ターゲットプライマリセルを決定し得る。コンバージェンスノードは、複数のプライマリセルからターゲットプライマリセルをさらに選択し得る。ターゲットプライマリセルが複数の実装で選択され得る。以下では、説明のために一例を提供する。
【0079】
本願のいくつかの実施形態において、コンバージェンスノードがBBUに第1のセカンダリセルのセル情報を送信する段階403の前に、本願の一実施形態において提供されるアンライセンスキャリア処理方法は、コンバージェンスノードが、同じキャリアを用いることにより共有を実行するという原理に基づいて、第1のセカンダリセルと重複したカバレッジエリアを有するプライマリセルを、ターゲットプライマリセルとして決定することと、コンバージェンスノードが、ターゲットプライマリセルに基づいて、BBUを決定することとを含み得る。
【0080】
コンバージェンスノードは、同じキャリアを用いることによって共有を実行する方式で、ターゲットプライマリセルを決定し得る。例えば、第1のセカンダリセルと重複したカバレッジエリアを有するプライマリセルはターゲットプライマリセルであり、ターゲットプライマリセルに対応するBBUはコンバージェンスノードによって送信された周波数情報を受信するオブジェクトであり、その結果、コンバージェンスノードは、決定されたBBUに基づいて、決定されたBBUに第1のセカンダリセルのセル情報を送信し得る。
【0081】
本願のいくつかの実施形態において、コンバージェンスノードが、BBUに第1のセカンダリセルのセル情報を送信する段階403の前に、本願の一実施形態において提供されるアンライセンスキャリア処理方法は、コンバージェンスノードが、異なるキャリアを用いることにより共有を実行するという原理によって必要とされるアンライセンスキャリア割り当て割合に基づいて、第1のアンライセンスキャリアを用いる第1のセカンダリセルが割り当てるBBUセットを決定することと、コンバージェンスノードが、第1のセカンダリセルが割り当てられるBBUセットに対応する複数のプライマリセルから、第1のセカンダリセルと重複したカバレッジエリアを有するプライマリセルを、ターゲットプライマリセルとして決定することと、コンバージェンスノードが、ターゲットプライマリセルに基づいて、BBUを決定することとを含み得る。
【0082】
コンバージェンスノードは、異なるキャリアを用いることによって共有を実行する方式で、ターゲットプライマリセルをさらに決定し得る。例えば、コンバージェンスノードは、オペレータ間のキャリア割り当て割合に基づいて、第1のセカンダリセルが割り当てられるオペレータを決定する。オペレータはBBUセットを用い得る。その後、第1のセカンダリセルと重複したカバレッジエリアを有し、且つ、BBUセットに対応する複数のプライマリセルから選択されるプライマリセルはターゲットプライマリセルであり、ターゲットプライマリセルに対応するBBUはコンバージェンスノードによって送信された周波数情報を受信するオブジェクトであり、その結果、コンバージェンスノードは、決定されたBBUに基づいて、決定されたBBUに第1のセカンダリセルのセル情報を送信し得る。
【0083】
前述の実施形態における例示的な説明から、コンバージェンスノードは、最初に、第1のアンライセンスキャリアを用いる第1のセカンダリセルを展開し、その後、コンバージェンスノードは、pRRUによって測定された周波数干渉情報に基づいて、第1のセカンダリセルの周波数情報を生成し、周波数情報は、第1のアンライセンスキャリアに対応し、且つ、第1のセカンダリセルのためにコンバージェンスノードによって選択される第1の周波数を含み、最終的に、コンバージェンスノードは、BBUに第1のセカンダリセルのセル情報を送信し、BBUは、ライセンスキャリアを用いるターゲットプライマリセルに対応することが分かり得る。本出願の本実施形態において、アンライセンスキャリアを用いるセカンダリセルがコンバージェンスノードで展開され、コンバージェンスノードがセカンダリセルの周波数を均一に計画し得、その結果、瞬間の動作帯域幅でpRRUによって実行される制約が満たされ得る。本出願の本実施形態において、アンライセンスキャリアの展開位置がコンバージェンスノードに配置され、その結果、アンライセンスキャリアを用いるセカンダリセルが、オペレータ間の共通の設定及び共有を実装すべく、公共のリソースとして用いられ得、それにより、アンライセンスキャリアのスペクトル利用を改善する。
【0084】
前述の実施形態において、本願の実施形態で提供されたアンライセンスキャリア処理方法は、コンバージェンスノードの側から説明される。以下では、BBUの側から本願の実施形態で提供されるアンライセンスキャリア処理方法を説明する。
図5を参照すると、本願の一実施形態で提供されるアンライセンスキャリア処理方法は、主に以下の段階を含む。
【0085】
501:BBUは、コンバージェンスノードによって送信される第1のセカンダリセルのセル情報を受信する。セル情報は、第1のアンライセンスキャリアに対応し、且つ、コンバージェンスノードによって選択される第1の周波数を含む。
【0086】
本出願の本実施形態において、BBUは、ライセンスキャリアを用いるターゲットプライマリセルに対応し、BBUはコンバージェンスノードによって決定される受信オブジェクトである。BBUが第1のセカンダリセルのセル情報を受信した後、BBUはコンバージェンスノードによって送信されたセル情報を解析し、BBUは第1のセカンダリセルのためにコンバージェンスノードによって選択された周波数が第1の周波数であることを決定し得る。
【0087】
502:BBUは、第1のセカンダリセルのセル情報に基づいて、第1のアンライセンスキャリアを用いる第1のセカンダリセルを設定する。
【0088】
本出願の本実施形態において、BBUが第1のセカンダリセルのためにコンバージェンスノードによって選択された周波数が第1の周波数であることを決定し得る後、BBUは、第1の周波数で、第1のアンライセンスキャリアを用いる第1のセカンダリセルを設定し得る。第1のセカンダリセルが設定された後、BBUは第1のセカンダリセルを用いることによってデータを送信し得、第1のアンライセンスキャリアのスペクトル利用を実装する。
【0089】
本出願の本実施形態において、アンライセンスキャリアを用いるセカンダリセルがコンバージェンスノードで展開され、コンバージェンスノードがセカンダリセルの周波数を均一に計画し得、その結果、瞬間の動作帯域幅でpRRUによって実行される制約が満たされ得る。本出願の本実施形態において、アンライセンスキャリアの展開位置がコンバージェンスノードに配置され、その結果、アンライセンスキャリアを用いるセカンダリセルが、オペレータ間の共通の設定及び共有を実装すべく、公共のリソースとして用いられ得、それにより、アンライセンスキャリアのスペクトル利用を改善する。
【0090】
本出願の前述の実施形態において、BBUがブラインド設定方式で第1のセカンダリセルを設定し得ることが留意されるべきである。具体的には、BBUはセルのデフォルト設定パラメータを用いることによって第1のセカンダリセルを追加し、その結果、セルの設定効率が改善され得る。本願のいくつかの実施形態において、BBUがアンライセンスキャリアの周波数情報に基づいて第1のアンライセンスキャリアを用いる第1のセカンダリセルを設定する段階502は、BBUが、端末に測定設定情報を送信することであって、測定設定情報は、測定する必要がある第1の周波数を含む、送信することと、BBUが、測定設定情報に基づいて端末によりレポートされた測定レポートを受信することと、BBUが、端末によりレポートされた測定レポートに基づいて、第1の周波数でセカンダリセルを設定することとを含む。
【0091】
BBUは端末に測定設定情報を配信し得、その結果、端末は、BBUによって示される第1の周波数に基づいて、測定を実行し得る。端末はBBUに測定レポートをレポートし、BBUは端末によってレポートされた測定レポートに基づいて第1の周波数で第1のセカンダリセルを設定し、測定レポートに基づいてセカンダリセルを正確な設定を実装し得る。周波数で端末によって実行される測定のプロセスは、再び詳細に説明されない。
【0092】
さらに、本願のいくつかの実施形態において、BBUが、端末に測定設定情報を送信することは、BBUが、第1のセカンダリセルのセル情報に基づいて、第1の周波数の数がS個であることを決定することであって、Sは2より大きい又はこれに等しい正の整数である、決定することと、BBUが、S個の第1の周波数によって個別に所有されるセカンダリセルの数に基づいて、S個の第1の周波数からT個の第1の周波数を決定することであって、TはSより小さい又はこれに等しい、決定することと、BBUが、測定する必要があるT個の第1の周波数の測定設定情報を、端末に送信することとを含む。
【0093】
第1のセカンダリセルのためにコンバージェンスノードによって選択された複数の第1の周波数が存在する。例えば、S個の第1の周波数が存在するとき、BBUは、S個の第1の周波数によって個別に所有されるセカンダリセルの数に基づいて、S個の第1の周波数からT個の第1の周波数を決定し得、TはSより小さい又はこれに等しい。例えば、BBUは、S個の第1の周波数によって個別に所有されるセカンダリセルの数に基づいて、最初に、セカンダリセルの最大数を有するT個の第1の周波数を決定する。BBUは、端末に測定する必要があるT個の第1の周波数の測定設定情報を送信し、その結果、端末は、T個の第1の周波数に対して測定を実行し得る。BBUはS個の第1の周波数を選択し、BBUは端末がT個の第1の周波数を測定することのみを必要とする。TがSより小さいとき、本出願の本実施形態は、端末が測定する周波数の数を削減し、測定効率を改善する。
【0094】
前述の実施形態における例示的な説明から、ベースバンドユニットがライセンスキャリアを用いるターゲットプライマリセルに対応することが分かり得る。ベースバンドユニットは、最初に、第1のセカンダリセルの、コンバージェンスノードによって送信されるセル情報を受信する。セル情報は、第1のセカンダリセルの周波数情報を含む。周波数情報は、第1のアンライセンスキャリアに対応し、且つ、コンバージェンスノードによって選択される第1の周波数を含む。ベースバンドユニットは、第1のセカンダリセルのセル情報に基づいて、第1のアンライセンスキャリアを用いる第1のセカンダリセルを設定し得る。本出願の本実施形態において、ベースバンドユニットは、コンバージェンスノードから、アンライセンスキャリアに対応する周波数を決定し得、その結果、セカンダリセルが周波数で設定され得る。ベースバンドユニットは設定されたセカンダリセルを用いることによってデータを送信し得、それにより、アンライセンスキャリアのスペクトル利用を実装する。
【0095】
本願の実施形態における前述の解決手段をよりよく理解して実装すべく、以下では詳細な説明の一例として対応するアプリケーションシナリオを用いる。
【0096】
アンライセンスキャリア処理システムの前述のアーキテクチャに基づいて、実際のシナリオにおける共通の設定のプロセス及びアンライセンスキャリアの共有が一例を用いることによって以下で説明される。本出願の本実施形態において、コンバージェンスノードは、RHUB及びpRRUの物理デバイスを管理すること、仮想化を実行すること、並びにpRRU及びRHUBのリソースオブジェクトにスライシングすることを担当し得る。主なリソースは、キャリア(規格、周波数帯、送信電力、及び帯域幅)リソース、CPRI帯域幅リソース、及び組み合わされたセルの数等のリソースを含む。リソースは、各オペレータの実際の状況に基づいて分割される。キャリアリソースを一例として用いると、オペレータは、割り当てられたキャリアリソースをオペレータ側のBBUにバインドし、例えば、オペレータAに割り当てられたアンライセンスキャリアF1及びオペレータBに割り当てられたアンライセンスキャリアF2が、対応するBBU及び対応するサービスをアクティブ化するのに用いられる。アンライセンスキャリアのリソースが、公共のリソースとして、仮想化及びスライシングによって各BBUに割り当てられ、このように、各オペレータデバイスがアンライセンスキャリアのリソースを独立して呼び出し得る。
【0097】
本出願の本実施形態において、コンバージェンスノードは、複数のオペレータの間でアンライセンスキャリアの周波数の共有を実装し得る。コンバージェンスノードよって実行される統一された計画を通じて、異なるオペレータが異なる周波数を選択し得る。ライセンスアシストアクセス(LAA)シナリオにおいて、マルチオペレータに共通の設定及び共有のネットワーキング方式は、説明のために一例として用いられる。LAAセルがコンバージェンスノードで展開され、RHUB及びpRRU等の公共のリソースとしての機能を果たし、ホストオペレータによって管理され、複数のオペレータの間で共有される。コンバージェンスノードは、必要最低限度の方式でLAAセカンダリセルSCellを設定し、セカンダリセルを構築することを完了するのに単純な設定をサポートしさえすればよい。LAAの必要最低限度の維持管理の解決手段がホストオペレータによって維持される。本出願の本実施形態は、オペレータとホストオペレータのLAA SCellとの間のBBU間の調整ベースのキャリアアグリゲーションをサポートし得る。
【0098】
本出願の本実施形態は、2つのネットワーク要素、BBU及びコンバージェンスノードに関連する。BBUは、アンライセンスキャリアが展開されるセカンダリセルを設定し、コンバージェンスノードからアンライセンスキャリアの周波数情報を受信し、端末に測定設定情報を送信し、端末の測定結果に基づいてセカンダリセルを設定するように構成される。コンバージェンスノードは、セカンダリセルを展開ように構成され得る。例えば、コンバージェンスノードは、アンライセンスキャリアの共存技術を用いることによってセカンダリセルを設定し、コンバージェンスノードは、LAA SCellの必要最低限度の維持管理方式を用いることによってセカンダリセルを管理する。
【0099】
本出願の本実施形態において、アンライセンスキャリアを有するセルの簡略化された設定機能が実装され、アンライセンスキャリアが公共のリソースとして複数のオペレータのコンバージェンスノードに保持されて複数のオペレータ間の効率的な共有を実装する。コンバージェンスノードとBBUとの間の相互作用のプロセスが一例を用いることによって以下で説明され、主に以下の段階を含む。
【0100】
1:コンバージェンスノードは、アンライセンスキャリアを用いるセカンダリセルを展開する。
【0101】
コンバージェンスノードは、単純な領域情報、例えば、国番号のみを設定する必要があり、国番号情報に基づいて、セルに関連する全ての公共の設定を自動的に設定し得る。アンライセンスキャリアの共存に関連する技術が、カスタマイズされた設定及び保守なしに、内部に実装される。
【0102】
2:コンバージェンスノードは、pRRUによって測定された周波数の干渉状態と、pRRU間のトポロジー関係と、pRRUとセルとの間のマッピング関係とに基づいて、各pRRUに対するセカンダリセルの周波数を選択する。
【0103】
例えば、コンバージェンスノードはpRRUとセルとの間のマッピング関係を取得し、表1に示されるように、セルはライセンスキャリアを用いるプライマリセル及びアンライセンスキャリアを用いるセカンダリセルを含み得る。
【表1】
【0104】
表1内のレ点は、pRRUが対応するセルで設定されることを示す。例えば、表1において、Cell1はライセンスキャリアを用いるセルであり、pRRU1及びpRRU2の両方がCell1で設定される。
【0105】
3:コンバージェンスノードは、アンライセンスキャリアを用いるセカンダリセルごとに周波数を自動的に選択する。例えば、アンライセンス周波数の最適な組み合わせが、ライセンスキャリアを用いるプライマリセルが配置されるpRRUと、アンライセンスキャリアを用いるセカンダリセルが配置されるpRRUとの間の位置関係と、アンライセンスキャリアを用いるセカンダリセルが配置されるpRRU間のトポロジー関係に基づいて選択される。最適とは、pRRU間のアンライセンス干渉が最低であり、且つ、ライセンスキャリアを用いるプライマリセルのカバレッジエリアにおけるアンライセンス周波数の周波数の数が最も少ないことを意味する。
【0106】
コンバージェンスノードが周波数を決定した後、コンバージェンスノードは、以下の原理に基づいて、ライセンスキャリアを用いるプライマリセルに対応するBBUにセカンダリセル情報を送信する。ライセンスキャリアを用いるプライマリセルの選択原理は、以下のことを含み得る。
【0107】
A.同じキャリア、すなわち、アンライセンスキャリアを用いるセカンダリセルと重複したカバレッジを有するプライマリセル、を用いることによって実行される共有。
【0108】
前述の表1の例示的な説明表を参照すると、ライセンスキャリアを用いる送信されたターゲットプライマリセルが選択され、表2に示されるように、ライセンスキャリアを用いるターゲットプライマリセル及びアンライセンスキャリアを用いるセカンダリセルは重複したカバレッジを有する。
【表2】
【0109】
B.異なるキャリアを用いることによって実行される共有。アンライセンスキャリアを用いるセカンダリセルと重複したカバレッジを有するプライマリセルが最初に選択され、アンライセンスキャリアに対応するオペレータがオペレータのキャリア割り当て割合、例えば、A:B=1:1、に基づいて決定され、その後、表3に示されるように、アンライセンスキャリアを用いるセカンダリセルと重複したカバレッジを有するプライマリセルが選択される。
【表3】
【0110】
共通のカバレッジセルは、Cell1及びCell2を含む。アンライセンスキャリアが属するオペレータは、オペレータのキャリア割り当て割合に基づいて決定され得る。アンライセンスキャリアがオペレータAに属する場合、セカンダリセルCell4に対応するターゲットプライマリセルがCell1であることが決定され得る。
【0111】
4:ライセンスキャリアを用いるBBUプライマリセルは、コンバージェンスノードによって送信されたセカンダリセル情報を受信し、ブラインド設定が選択されたか否かを決定する。ブラインド設定が選択された場合、LAA SCellが測定を実行することなく設定されてよく、LAA SCellがSCellとして直接設定されてよい。その後、手順が終了する。ブラインド設定が選択されていない場合、BBUは、測定結果に基づいてLAA SCellを追加する必要がある。BBUは、測定設定情報を通じて端末にセカンダリセルの周波数情報を送信する。BBUは端末から測定レポートを受信し、測定結果に基づいてLAA SCellを設定する。
【0112】
本出願の本実施形態において、BBUがセカンダリセルを設定することを完了した後、端末は、BBU間調整LAAを実行し得る。LAAはキャリアアグリゲーションであり、一方で、LAAのSCellはアンライセンススペクトルで動作する。アンライセンスキャリアを用いるセカンダリセルは、簡略化された維持管理方式を用いる、これは、ホストオペレータによる責任である。例えば、ホストオペレータは、LAA SCell設定、再開、アラームレポート等を担当する。
【0113】
アンライセンスキャリアを用いるセカンダリセルがコンバージェンスノードで展開される。アンライセンスキャリアを用いるセカンダリセルの周波数がコンバージェンスノードで均一に計画され、pRRUのIBWの制約が満たされることを保証する。さらに、同じキャリアを用いることによって実行される共有がオペレータ間で実装されてよく、単一ヘッド側でのアンライセンス周波数の数が削減され、pRRU間の干渉が削減され、スペクトル効率が最大限改善される。さらに、各オペレータは、最も高いスペクトルリソースを用いることができ、例えば、pRRUは全体で4個のアンライセンス周波数を有し、4個のアンライセンス周波数が2つのオペレータによって共有され、各オペレータは全てのキャリアを十分に用いるべく、4個のアンライセンス周波数を用い得る。プライマリセルとアンライセンスキャリアを用いるセカンダリセルとの間の位置マッピング関係に従って、ライセンスキャリアを用いるプライマリセルは測定及び設定を実行し、ライセンスキャリアを用いるプライマリセルのカバレッジエリアにおいて周波数のみを送信し、測定する必要がある周波数の数を削減し、測定効率を改善する。
【0114】
先行技術と比較すると、本出願の本実施形態において、コンバージェンスノードは、ライセンスキャリアを用いるプライマリセルが配置されるpRRUとアンライセンスキャリアを用いるセカンダリセルが配置されるpRRUとの間の関係と、pRRU間のトポロジー関係とに基づいて、ターゲットプライマリセルのカバレッジエリアにおけるアンライセンスキャリアの周波数情報を正確に配置し、測定する必要がある周波数の数を削減し、UEによるセカンダリセルを設定の遅延を削減し、ユーザ体験を改善する。本出願の本実施形態において、アンライセンスキャリアの展開位置が変更され、その結果、アンライセンスキャリアが公共のリソースとして複数のオペレータによって共有され、各オペレータは最も高い仕様でセカンダリキャリアを設定し得る。
【0115】
本出願の本実施形態において、マルチオペレータに共通の設定及び共有ネットワークアーキテクチャが用いられ、その結果、アンライセンスキャリアが公共のリソースとしてホストオペレータによる責任で管理され、それにより、異なるBBUを用いることにより複数のオペレータのライセンスキャリアによって実行される共有、及び同じキャリアを用いることによりアンライセンスキャリアによって実行される共有を実装し、アンライセンスキャリアのスペクトル効率を最大化することが留意されるべきである。アンライセンスキャリアを用いるセルが、コンバージェンスノードによる責任で必要最低限度の維持管理の解決手段を用いて、オペレータの維持管理コストを削減する。最適な周波数の組み合わせがライセンスキャリアを用いるプライマリセルとアンライセンスキャリアを用いるセカンダリセルとの間のトポロジー関係に基づいて選択され、干渉を削減し、測定する必要がある周波数の数を最小化し、測定効率を改善する。
【0116】
簡潔な説明のために、前述の方法の実施形態が一連の動作として表わされることが留意されるべきである。しかしながら、本願によれば、いくつかの段階が他の順序又は同時に実行されてよいので、本願が説明された動作順序に限定されないことを当業者は理解すべきである。本明細書で説明される実施形態は全て例示的な実施形態に属し、関連する動作及びモジュールが本願で必ずしも必要とされないことが当業者によってさらに理解されるべきである。
【0117】
本願の実施形態において前述の解決手段をよりよく実装すべく、以下では前述の解決手段を実装するように構成される関連装置をさらに提供する。
【0118】
図6aを参照すると、本願の一実施形態は、コンバージェンスノード600を提供する。コンバージェンスノード600は処理モジュール601及び送信モジュール602を含み得る。処理モジュール601は、第1のアンライセンスキャリアを用いる第1のセカンダリセルを展開するように構成される。処理モジュール601は、ピコリモート無線ユニットpRRUによって測定された周波数干渉情報に基づいて、第1のセカンダリセルの周波数情報を生成するようにさらに構成される。ここで、周波数情報は、第1のアンライセンスキャリアに対応し、且つ、第1のセカンダリセルのためにコンバージェンスノードによって選択される第1の周波数を含む。送信モジュール602は、ベースバンドユニットBBUに第1のセカンダリセルのセル情報を送信するように構成される。ここで、セル情報は、第1のセカンダリセルの周波数情報を含み、BBUは、ライセンスキャリアを用いるターゲットプライマリセルに対応する。
【0119】
本願のいくつかの実施形態において、処理モジュール601は、具体的には、pRRUによって測定された周波数干渉情報と、pRRU間のトポロジー関係と、pRRUとセルとの間のマッピング関係とに基づいて、第1のセカンダリセルの周波数情報を生成するように構成される。ここで、セルは、第1のセカンダリセル及びターゲットプライマリセルを含む。
【0120】
図6bに示される本願のいくつかの実施形態において、コンバージェンスノード600は、受信モジュール603をさらに含む。受信モジュール603は、M個のpRRUによってそれぞれレポートされた周波数測定結果を受信するように構成される。ここで、周波数測定結果は、各pRRUがN個の周波数に対して干渉測定を実行した後に生成された情報であり、M及びNは、正の整数である。処理モジュール602は、具体的には、周波数測定結果と、トポロジー関係と、マッピング関係とに基づいて、その干渉値が干渉閾値より小さい周波数を、第1の周波数として選択することであって、干渉閾値は、N個の周波数の中で最も小さい干渉値を用いることによって決定される、選択することと、選択された第1の周波数に基づいて、第1のセカンダリセルの周波数情報を生成することとを行うように構成される。
【0121】
本願のいくつかの実施形態において、処理モジュール601は、具体的には、N個の周波数から、その干渉値が干渉閾値より小さく、且つ、そのターゲットプライマリセルにおけるアンライセンスキャリアの周波数の数が周波数の数の閾値より少ない周波数を第1の周波数として選択するように構成される。
【0122】
本願のいくつかの実施形態において、処理モジュール601は、具体的には、セカンダリセルの領域情報を取得し、セカンダリセルの領域情報に基づいて、第1のアンライセンスキャリアを用いる第1のセカンダリセルを作成するように構成される。
【0123】
本願のいくつかの実施形態において、送信モジュール602がベースバンドユニットBBUに第1のセカンダリセルのセル情報を送信する前に、処理モジュール601は、同じキャリアを用いることにより共有を実行するという原理に基づいて、第1のセカンダリセルと重複したカバレッジエリアを有するプライマリセルを、ターゲットプライマリセルとして決定し、ターゲットプライマリセルに基づいて、BBUを決定するようにさらに構成される。
【0124】
本願のいくつかの実施形態において、送信モジュール602がベースバンドユニットBBUに第1のセカンダリセルのセル情報を送信する前に、処理モジュール601は、異なるキャリアを用いることにより共有を実行するという原理によって必要とされるアンライセンスキャリア割り当て割合に基づいて、第1のアンライセンスキャリアが割り当てられるBBUセットを決定し、第1のアンライセンスキャリアが割り当てられるBBUセットに対応する複数のプライマリセルから、第1のセカンダリセルと重複したカバレッジエリアを有するプライマリセルを、ターゲットプライマリセルとして決定し、ターゲットプライマリセルに基づいて、BBUを決定するようにさらに構成される。
【0125】
前述の実施形態における例示的な説明から、コンバージェンスノードは、最初に、第1のアンライセンスキャリアを用いる第1のセカンダリセルを展開し、その後、コンバージェンスノードは、pRRUによって測定された周波数干渉情報に基づいて、第1のセカンダリセルの周波数情報を生成し、周波数情報は、第1のアンライセンスキャリアに対応し、且つ、第1のセカンダリセルのためにコンバージェンスノードによって選択される第1の周波数を含み、最終的に、コンバージェンスノードは、BBUに第1のセカンダリセルのセル情報を送信し、BBUは、ライセンスキャリアを用いるターゲットプライマリセルに対応することが分かり得る。本出願の本実施形態において、アンライセンスキャリアを用いるセカンダリセルがコンバージェンスノードで展開され、コンバージェンスノードがセカンダリセルの周波数を均一に計画し得、その結果、瞬間の動作帯域幅でpRRUによって実行される制約が満たされ得る。本出願の本実施形態において、アンライセンスキャリアの展開位置がコンバージェンスノードに配置され、その結果、アンライセンスキャリアを用いるセカンダリセルが、オペレータ間の共通の設定及び共有を実装すべく、公共のリソースとして用いられ得、それにより、アンライセンスキャリアのスペクトル利用を改善する。
【0126】
図7aを参照すると、本願の一実施形態は、BBU700を提供する。BBU700は、ライセンスキャリアを用いるターゲットプライマリセルに対応する。BBU700は、受信モジュール701及び処理モジュール702を含む。受信モジュール701は、第1のセカンダリセルの、コンバージェンスノードによって送信されるセル情報を受信するように構成される。ここで、セル情報は、第1のアンライセンスキャリアに対応し、且つ、コンバージェンスノードによって選択される第1の周波数を含む。処理モジュール702は、第1のセカンダリセルのセル情報に基づいて、第1のアンライセンスキャリアを用いる第1のセカンダリセルを設定するように構成される。
【0127】
本願のいくつかの実施形態において、
図7bに示されるように、BBU700は、送信モジュール703をさらに含む。送信モジュール703は、端末に測定設定情報を送信するように構成される。ここで、測定設定情報は、測定する必要がある第1の周波数を含む。受信モジュール701は、測定設定情報に基づいて端末によりレポートされた測定レポートを受信するように構成される。処理モジュール702は、具体的には、端末によりレポートされた測定レポートに基づいて、第1の周波数でセカンダリセルを設定するように構成される。
【0128】
本願のいくつかの実施形態において、処理モジュール702は、具体的には、第1のセカンダリセルのセル情報に基づいて、第1の周波数の数がS個であることを決定することであって、Sは2より大きい又はこれに等しい正の整数である、決定することと、S個の第1の周波数によって個別に所有されるセカンダリセルの数に基づいて、S個の第1の周波数からT個の第1の周波数を決定することであって、TはSより小さい又はこれに等しい、決定することとを行うように構成される。送信モジュール703は、具体的には、測定する必要があるT個の第1の周波数の測定設定情報を、端末に送信するように構成される。
【0129】
前述の実施形態における例示的な説明から、ベースバンドユニットがライセンスキャリアを用いるターゲットプライマリセルに対応することが分かり得る。ベースバンドユニットは、最初に、第1のセカンダリセルの、コンバージェンスノードによって送信されるセル情報を受信する。セル情報は、第1のセカンダリセルの周波数情報を含む。周波数情報は、第1のアンライセンスキャリアに対応し、且つ、コンバージェンスノードによって選択される第1の周波数を含む。ベースバンドユニットは、第1のセカンダリセルのセル情報に基づいて、第1のアンライセンスキャリアを用いる第1のセカンダリセルを設定し得る。本出願の本実施形態において、ベースバンドユニットは、コンバージェンスノードから、アンライセンスキャリアに対応する周波数を決定し得、その結果、セカンダリセルが周波数で設定され得る。ベースバンドユニットは設定されたセカンダリセルを用いることによってデータを送信し得、それにより、アンライセンスキャリアのスペクトル利用を実装する。
【0130】
本願の一実施形態は、コンピュータ記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ記憶媒体はプログラムを格納し、プログラムは前述の方法の実施形態に記録されている段階の一部又は全てを実行する。
【0131】
以下では、本願の一実施形態で提供される他のコンバージェンスノードを説明する。
図8を参照すると、コンバージェンスノード800は、受信機801と、送信機802と、プロセッサ803と、メモリ804とを含む(コンバージェンスノード800内に1又は複数のプロセッサ803が存在してよく、コンバージェンスノード800内に1つのプロセッサが存在することが
図8の一例として用いられる)。本願のいくつかの実施形態において、受信機801と、送信機802と、プロセッサ803と、メモリ804とは、バスを用いることによって又は他の方式で接続され得る。
図8において、受信機801と、送信機802と、プロセッサ803と、メモリ804とがバスを用いることによって接続される一例が用いられる。
【0132】
メモリ804は、リードオンリメモリ及びランダムアクセスメモリを含み得、プロセッサ803に命令及びデータを提供し得る。メモリ804の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリ
(NVRAM)をさらに含み得る。メモリ804は、オペレーティングシステム及び演算命令、実行モジュール又はデータ構造、又はそれらのサブネット、又はそれらの拡張セットを格納する。演算命令は、様々な演算を実装すべく、様々な演算命令を含み得る。オペレーティングシステムは、様々な基本サービスを実装し、ハードウェアベースタスクを処理すべく、様々なシステムプログラムを含み得る。
【0133】
プロセッサ803は、コンバージェンスノードの演算を制御し、プロセッサ803は、さらに、中央演算処理装置
(CPU)と称され得る。特定の用途において、コンバージェンスノードの複数のコンポーネントが、バスシステムを用いることによって共に連結される。データバスに加えて、バスシステムは、電力バス、制御バス、及びステータス信号バスを含む。しかしながら、明確な説明のために、図における様々なタイプのバスがバスシステムとして示される。
【0134】
本出願の前述の実施形態で開示される方法がプロセッサ803に適用されてよく、又はプロセッサ803によって実装されてよい。プロセッサ803が集積回路チップであってよく、信号処理能力を有する。実装プロセスにおいて、前述の方法における段階が、プロセッサ803内のハードウェア集積論理回路を用いることによって、又はソフトウェアの形態で命令を用いることによって実装され得る。プロセッサ803は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ
(DSP)、特定用途向け集積回路
(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ
(FPGA)又は他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理デバイス、又はディスクリートハードウェアコンポーネントであり得る。それは、本願の実施形態で開示される方法、段階、及び論理ブロック図を実装又は実行し得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってよく、プロセッサは任意の従来のプロセッサ等であってよい。本願の実施形態を参照して開示される方法の段階が、ハードウェア復号プロセッサによって直接実行されて実現されてよく、又は復号プロセッサ内のハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせを用いることによって実行されて実現されてよい。ソフトウェアモジュールが、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリメモリ、プログラム可能型リードオンリメモリ、電気的に消去可能なプログラム可能型メモリ、又はレジスタ等の当該技術分野における成熟した記憶媒体に配置され得る。記憶媒体がメモリ804に配置され、プロセッサ803がメモリ804内の情報を読み取り、プロセッサのハードウェアと組み合わせて前述の方法における段階を完了する。
【0135】
本出願の本実施形態において、プロセッサ803は、コンバージェンスノード側で実行されるアンライセンスキャリア処理方法を実行するように構成される。詳細については、前述の実施形態における方法の説明を参照する。
【0136】
以下では、本願の一実施形態で提供される他のBBUを説明する。
図9を参照すると、BBU900は、受信機901と、送信機902と、プロセッサ903と、メモリ904とを含む(BBU900内に1又は複数のプロセッサ903が存在してよく、BBU900内に1つのプロセッサが存在することが
図9の一例として用いられる)。本願のいくつかの実施形態において、受信機901と、送信機902と、プロセッサ903と、メモリ904とは、バスを用いることによって又は他の方式で接続され得る。
図9において、受信機901と、送信機902と、プロセッサ903と、メモリ904とがバスを用いることによって接続される一例が用いられる。
【0137】
メモリ904は、リードオンリメモリ及びランダムアクセスメモリを含み得、プロセッサ903に命令及びデータを提供し得る。メモリ904の一部は、NVRAMをさらに含み得る。メモリ904は、オペレーティングシステム及び演算命令、実行モジュール又はデータ構造、又はそれらのサブセット、又はそれらの拡張セットを格納する。演算命令は、様々な演算を実装すべく、様々な演算命令を含み得る。オペレーティングシステムは、様々な基本サービスを実装し、ハードウェアベースタスクを処理すべく、様々なシステムプログラムを含み得る。
【0138】
プロセッサ903は、BBUの演算を制御し、プロセッサ903は、さらに、CPUと称され得る。特定の用途において、BBUの複数のコンポーネントが、バスシステムを用いることによって共に連結される。データバスに加えて、バスシステムは、電力バス、制御バス、及びステータス信号バスを含む。しかしながら、明確な説明のために、図における様々なタイプのバスがバスシステムとして示される。
【0139】
本出願の前述の実施形態で開示される方法がプロセッサ903に適用されてよく、又はプロセッサ903によって実装されてよい。プロセッサ903が集積回路チップであってよく、信号処理能力を有する。実装プロセスにおいて、前述の方法における段階が、プロセッサ903内のハードウェア集積論理回路を用いることによって、又はソフトウェアの形態で命令を用いることによって実装され得る。前述のプロセッサ903は、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGA又は他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理デバイス、又はディスクリートハードウェアコンポーネントであり得る。それは、本願の実施形態で開示される方法、段階、及び論理ブロック図を実装又は実行し得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってよく、プロセッサは任意の従来のプロセッサ等であってよい。本願の実施形態を参照して開示される方法の段階が、ハードウェア復号プロセッサによって直接実行されて実現されてよく、又は復号プロセッサ内のハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせを用いることによって実行されて実現されてよい。ソフトウェアモジュールが、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリメモリ、プログラム可能型リードオンリメモリ、電気的に消去可能なプログラム可能型メモリ、又はレジスタ等の当該技術分野における成熟した記憶媒体に配置され得る。記憶媒体がメモリ904に配置され、プロセッサ903がメモリ904内の情報を読み取り、プロセッサのハードウェアと組み合わせて前述の方法における段階を完了する。
【0140】
本出願の本実施形態において、プロセッサ903は、前述のBBU側で実行されるアンライセンスキャリア処理方法を実行するように構成される。詳細については、前述の実施形態における方法お説明を参照する。
【0141】
他の可能な設計において、コンバージェンスノード又はBBUがデバイス内のチップであるとき、チップは処理ユニット及び通信ユニットを含む。処理ユニットは、例えば、プロセッサであり得る。通信ユニットは、例えば、入力/出力インタフェース、ピン、又は回路であり得る。処理ユニットは、記憶ユニットに格納されているコンピュータ実行可能命令を実行し得、その結果、デバイス内のチップは、第1の態様における可能な設計のいずれか1つに係る無線通信方法を実行する。任意で、記憶ユニットはチップ内の記憶ユニット、例えば、レジスタ又はキャッシュであり、記憶ユニットは代替的に端末内にあり、且つ、チップの外側にある記憶ユニット、例えば、リードオンリメモリ
(ROM)、静的情報及び命令を格納し得る他のタイプのスタティックストレージデバイス、又はランダムアクセスメモリ
(RAM)であり得る。
【0142】
任意の前述の設計で言及されたプロセッサは、第1の態様に係る無線通信方法のプログラム実行を制御するための、汎用の中央演算処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路
(ASIC)、又は1又は複数の集積回路であり得る。
【0143】
さらに、説明された装置の実施形態が単に一例に過ぎないことが留意されるべきである。分離した部分として説明されたユニットが物理的に分離していてもしていなくてもよく、ユニットとして表示された部分が物理ユニットであってもなくてもよく、1か所に配置されてよく、又は複数のネットワークユニットに分配されてよい。実施形態の解決手段の目的を達成すべく、一部又は全てのモジュールが実際の必要性に応じて選択され得る。さらに、本願によって提供される装置の実施形態の添付図面において、モジュール間の接続関係は、モジュールが、具体的には1又は複数の通信バス又は信号ケーブルとして実装され得る、互いとの通信接続を有することを示す。当業者は、創造努力をすることなく、本発明の実施形態を理解して実装し得る。
【0144】
前述の実装の説明に基づいて、当業者は、本願が必要な汎用ハードウェアに加えてソフトウェアによって、又は専用集積回路、専用CPU、専用メモリ、専用コンポーネント等を含む、専用ハードウェアによって実装され得ることを明確に理解し得る。概して、コンピュータプログラムによって実行され得る任意の機能が、対応するハードウェアを用いることによって容易に実装され得る。さらに、同じ機能を達成するのに用いられる具体的なハードウェア構造が、様々な形態、例えば、アナログ回路、デジタル回路、専用回路等の形態であり得る。しかしながら、本願に関しては、ソフトウェアプログラム実装が、大部分の場合でよりよく実装される。そのような理解に基づいて、本願の技術解決手段は基本的に、又は先行技術に貢献する部分がソフトウェア製品の形態で実装され得る。ソフトウェア製品は、フロッピーディスク、USBフラッシュドライブ、取り外し可能なハードディスク、リードオンリメモリ(RO
M)、ランダムアクセスメモリ(RA
M)、磁気ディスク、又はコンピュータの光ディスク等の可読記憶媒体に格納され、本願の実施形態で説明された方法を実行すべく、(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイス等であり得る)コンピュータデバイスを命令するためのいくつかの命令を含む。
【0145】
前述の実施形態の全て又は一部が、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組み合わせを用いることによって実装され得る。ソフトウェアが実施形態を実装するのに用いられるとき、実施形態がコンピュータプログラム製品の形態で完全に又は部分的に実装され得る。
【0146】
コンピュータプログラム製品は、1又は複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータ上でロードされて実行されるとき、本願の実施形態に係る手順又は機能が全て又は部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、又は他のプログラム可能な装置であり得る。コンピュータ命令がコンピュータ可読記憶媒体に格納されてよく、又はコンピュータ可読記憶媒体から他のコンピュータ可読記憶媒体に送信されてよい。例えば、コンピュータ命令が、有線方式(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、又はデジタル加入者線(DSL))又は無線方式(例えば、赤外線、電波、又はマイクロ波)で、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンタから他のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンタに送信され得る。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能な媒体、又は、1又は複数の使用可能な媒体を統合する、サーバ又はデータセンタ等のデータストレージデバイスであり得る。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、又は磁気テープ)、光媒体(例えば、DVD)半導体媒体(例えば、ソリッドステートドライブSolid State Disk(SSD))等であり得る。