特許6948017IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

この発明は、半導体製造装置にガスを供給する気化器

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

上述したように、半導体製造装置においては、異なる種類の液体材料を貯蔵する複数の気化器が左右方向に隣接して壁面に固定されることが多い。このため、個々の気化器を正面から見た場合における左右方向の幅を狭くして、全体の幅を小さくしたいという要求がある。また、一台の気化器の内部にタンクを共通とする複数のガス供給ラインを設けることによって、設置する気化器の台数を削減したいという要求もある。 ところが、図11及び図12に例示した従来技術に係る気化器1aにおいては、キャビネット3の取り外し可能な面である脱着面3bとは反対側の取付面3cの側において流量測定手段5及びバルブ8がヒータプレート7に固定されている。このため、上述したように例えば点検又は修理等を目的として流量測定手段5及び/又はバルブ8をヒータプレート7から取り外そうとしても、脱着面3bの側からドライバ等の工具を操作して流量測定手段5及びバルブ8を取り外すことは容易ではない。液体材料から発生したガスを供給するための導管4以外の配管等がキャビネット3の内部に追加して配置されている場合、このような操作は更に困難となる。 また、流量測定手段固定ベース5b及びバルブ固定ベース8bはそれぞれ継手によって導管4に接合されており、流量測定手段5及びバルブ8をヒータプレート7から取り外すためには、スパナ等の工具を用いてこれらの接合を解除する必要がある。しかしながら、導管4もまた脱着面3bとは反対側の取付面3cの側に位置しているため、キャビネット3の狭い空間の中でスパナ等の工具を操作して継手による接合を解除することもまた容易ではない。 危惧から、従来技術に係る気化器1aにおいて流量測定手段5及びバルブ8の取り付け並びに取り外しを容易にするためには、工具の操作に必要な空間をキャビネット3の内部に確保しなければならなかった。このため、従来技術に係る気化器1aにおいては、気化器の幅を狭くしたり、気化器の内部に複数のガス供給ラインを設けたりしたいという要求に応えることが難しかった。 本発明は、諸課題に鑑みてなされたものであり、気化器の幅を狭くしたり、気化器の内部に複数のガス供給ラインを設けたりした場合においても、気化器に設置された流量測定手段及びバルブを点検又は修理等を目的として取り外したり、再度取り付けたりする操作を容易に行うことができる気化器を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するため、本発明は、1つの実施形態において、タンク、キャビネット、導管、流量測定手段及びヒータプレートを備え、且つ、取り外し可能な面である脱着面をキャビネットが有する、気化器の構成に関し、キャビネットの脱着面以外の箇所に直接的又は間接的に固定された第1支持部材を有し、流量測定手段が第1支持部材によって支持されており、流量測定手段と脱着面との間においてヒータプレートが第1支持部材・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明に係る気化器によれば、工具の操作に必要な空間をキャビネットの内部に確保しなくても、流量測定手段を第1支持部材から取り外して点検したり、修理又は交換した流量測定手段を再び第1支持部材に取り付けたりする操作を容易に行うことができる。このため、気化器の幅を従来よりも狭くしたり、気化器の内部に複数のガス供給ラインを設けたりすることができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明に係る気化器の構成の一例を模式的に示す右側面図である。

【図2】本発明に係る気化器の構成の一例を模式的に示す正面図である。

【図3】本発明に係る気化器の構成の一例を模式的に示す平面図である。

【図4】本発明に係る気化器が備えるバルブの近傍における構成の一例を示す右側面図である。

【図5】本発明に係る気化器に組み込まれた伝熱部材の構成の一例を示す(a)右側面図及び(b)斜視図である。

【図6】本発明に係る気化器が備える伝熱部材の構成の一例を示す斜視図である。

【図7】本発明に係る気化器に組み込まれた伝熱部材の構成の一例を示す(a)右側面図及び(b)斜視図である。

【図8】本発明の実施例に係る気化器の構成の一例を示す斜視図である。

【図9】本発明の実施例に係る気化器における測温部位を示す斜視図である。

【図10】本発明の実施例に係る気化器における測温部位を模式的に示すブロック図である。

【図11】従来技術に係る気化器の構成の一例を模式的に示す右側面図である。

【図12】従来技術に係る気化器の構成の一例を示す斜視図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 気化器   1a 気化器(従来技術)   1b 気化器(実施例)   2 タンク   2a タンクヒータ   3 キャビネット   3a 断熱材   3b 脱着面   3c 取付面   4 導管   4a 導管継手ブロック   4b 配管   4c マニホルド   5 流量測定手段   5a 流量測定手段継手ブロック   5b 流量測定手段固定ベース   6 第1支持部材   7 ヒータプレート   8 バルブ   8a バルブ継手ブロック   8b バルブ固定ベース   8c 第2支持部材   8cs スペーサ   8d バルブ継手ブロック   9 伝熱部材   9a 外表面(ヒータプレートに近い側の端部)   9b 外表面(ヒータプレートから遠い側の端部)   9c 外表面(バルブ継手ブロックに接触している外表面)   9d 可動ヘッド   9ds スリーブ   9df フランジ   9e 本体部   9f 弾性体(バネ)   9g 伝熱部材固定ベース   9h ワッシャ   9i ボルト

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