(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記収容本体(10)には、複数の補強リブ(15)が設けられ、複数の前記補強リブ(15)は、収容本体(10)の前記第2接続端子(5)とは反対側の端部の、前記案内空間(12)に対向する一側に間隔をおいて設けられる、ことを特徴とする請求項3に記載のコネクタ。
前記収容本体(10)の側面に複数の収納部(11)が設けられ、複数の前記第1シュート(13)がそれぞれ複数の前記収納部(11)の内部に形成され、且つ複数の前記第1シュート(13)がいずれも前記収容本体(10)の内部と連通する、ことを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これに鑑みて、本発明は、電気制御ボックスの配線を容易にし、且つ脱着しやすいコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記目的を達成するために、本発明の技術案は以下のように実現される。
【0005】
電気制御ボックスに接続されるコネクタであって、第1端子ユニットと第2端子ユニットとを備え、前記第1端子ユニットは、第1接続端子と第1摺動構造とを含み、前記第1接続端子が前記電気制御ボックスに接続され、前記第1摺動構造が前記第1接続端子の側面に接続され、前記第2端子ユニットは、第2接続端子と第1案内構造とを含み、前記第1案内構造が前記第2接続端子の側面に接続される。前記第1接続端子及び前記第2接続端子には、いずれも第1方向に延在している複数の配線穴が開設され、前記第1摺動構造が前記第1案内構造に接続され、且つ前記第1摺動構造が前記第1案内構造に対して前記第1方向に移動することができる。
【0006】
さらに、前記第1案内構造は、前記第1方向に延在している第1案内ブロックを含み、前記第1案内ブロックが前記第1接続端子の側面に接続され、前記第1摺動構造は、収容本体と、前記収容本体に開設される第1シュートとを含み、前記収容本体が前記第1接続端子に対応するように前記第1接続端子に接続され、前記第1接続端子が前記第2接続端子に当接するまで前記第1方向に前記収容本体に対して移動することができ、前記第1案内ブロックが前記第1シュートの内部に伸び込んで、前記第1シュートに対して前記第1方向に摺動することができる。
【0007】
さらに、前記収容本体の内部には、前記第1方向に延在している案内空間が開設され、且つ前記第2接続端子が前記案内空間の一端に位置し、前記案内空間の第2接続端子とは反対側の端部の口径が、前記第2接続端子とは反対側の方向に徐々に増大する。
【0008】
さらに、前記収容本体には、複数の補強リブが設けられ、複数の前記補強リブは、収容本体の前記第2接続端子とは反対側の端部の、前記案内空間に対向する一側に間隔をおいて設けられる。
【0009】
さらに、前記収容本体の側面には、複数の収納部が設けられ、複数の前記第1シュートがそれぞれ複数の前記収納部の内部に形成され、且つ複数の前記第1シュートがいずれも前記収容本体の内部と連通する。
【0010】
さらに、前記第1端子ユニットは、第2摺動構造をさらに含み、前記第2摺動構造は、第2方向に延在している複数の第2案内ブロックを含み、複数の前記第2案内ブロックが前記第1接続端子の側面に接続され、前記コネクタは、担持体をさらに含み、前記担持体が前記電気制御ボックスに接続され、前記担持体には、複数の前記第2案内ブロックに対応する複数の第2シュートが開設され、前記第2案内ブロックが前記第2シュートに伸び込んで、前記シュートに対して前記第2方向に摺動することができる。
【0011】
さらに、前記第1端子ユニットは、ロック爪部をさらに含み、前記ロック爪部が前記第1接続端子の側面に設けられ、前記担持体には、前記ロック爪部に適合する係合部がさらに設けられ、前記係合部が前記第2シュートの一端に位置し、前記ロック爪部が前記第2方向に前記係合部に係止するまで移動することができる。
【0012】
さらに、前記第2端子ユニットは、取り付け構造をさらに含み、前記取り付け構造は、取り付け本体と、固定スナップと、弾性部材と、位置決め部材とを含み、前記取り付け本体が前記第2接続端子の側面に接続され、且つ前記取り付け本体には取り付け穴及び位置決め穴が開設され、前記固定スナップ及び前記位置決め部材がいずれも第1台座に接続され、前記位置決め部材が前記位置決め穴に伸び込み、前記固定スナップが前記取り付け穴に伸び込んで前記取り付け本体に係合され、前記弾性部材が前記固定スナップに外嵌されて、前記取り付け本体と前記第1台座との間に当接される。
【0013】
さらに、前記第2端子ユニットは、ターミナルと保護カバーとをさらに含み、前記ターミナルが前記第2接続端子の前記第1接続端子とは反対側の一端に接続され、前記保護カバーの内部には収容空間を有し、前記ターミナルを前記収容空間の内部に収容するように、前記保護カバーが前記第2接続端子に蓋設され、前記保護カバーには、位置決め部材に適合する接続穴が開設され、前記位置決め部材が前記接続穴に伸び込んで前記保護カバーに接続される。
【発明の効果】
【0014】
本発明に記載のコネクタは、従来のそれに比べて、以下の利点を有する。
(1)本発明に記載のコネクタは、第1接続端子に設けられた、第1案内構造に対して第1方向に摺動可能な第1摺動構造と、第2接続端子に設けられる第1案内構造との相互嵌合によって、第1接続端子を第2接続端子に対して第1方向に移動させて第2接続端子に接続させることができ、第1方向に延在している配線穴におけるリード線が影響されずに、第1接続端子と第2接続端子との間の案内接続を容易にし、第1接続端子と第2接続端子との間の脱着を容易にすることを確保できる。
【0015】
(2)本発明に記載の接続端子は、第1案内構造に設けられる案内空間及び第1シュートが設けられることで、第1接続端子が第2接続端子に接続されるとき、案内空間によって第1接続端子を案内し、第1シュートによって第1案内ブロックを案内することができることで、第1接続端子と第2接続端子との間の案内接続を容易にし、容易かつ迅速に脱着できる。また、第2摺動構造と、電気制御ボックスに接続される担持体とが設けられ、第2摺動構造と担持体との摺動嵌合によって、第1接続端子を第2摺動構造を介して電気制御ボックスに設けられる担持体に接続することができ、すなわち、第1接続端子と電気制御ボックスとの間の案内接続を容易にし、第1接続端子を電気制御ボックスに接続しやすい。第2接続端子に取り付け構造が設けられ、固定スナップと取り付け本体との間の係止、位置決め部材と取り付け本体との間の位置決め、弾性部材による第2接続端子に対する誤差調整によって、第2接続端子を第1台座に接続しやすい。保護カバーを第2接続端子に蓋設することで、使用者が第2接続端子の内部の配線に接触することを防止し、配線の接続安定性を確保し、使用者の感電危険を回避するとともに、コネクタをきれいに整理するとき、水が第2接続端子の内部に飛び散って配線の短絡を引き起こすことがない。
【0016】
本発明の他の目的は、電気制御ボックスの配線を容易にし、且つ脱着しやすいエアーコンディショナーを提供することである。
【0017】
上記目的を達成するために、本発明の技術案は以下のように実現される。
【0018】
コネクタを備えるエアーコンディショナーであって、前記コネクタは、第1端子ユニットと第2端子ユニットとを備え、前記第1端子ユニットは、第1接続端子と第1摺動構造とを含み、前記第1接続端子が前記電気制御ボックスに接続され、前記第1摺動構造が前記第1接続端子の側面に接続され、前記第2端子ユニットは、第2接続端子と第1案内構造とを含み、前記第1案内構造が前記第2接続端子の側面に接続される。前記第1接続端子及び前記第2接続端子には、いずれも第1方向に延在している複数の配線穴が開設され、前記第1摺動構造が前記第1案内構造に接続され、且つ前記第1摺動構造が前記第1案内構造に対して前記第1方向に移動することができる。
【0019】
本発明のエアーコンディショナーは、従来のエアーコンディショナーに比べて、以下の利点を有する。
前記エアーコンディショナーは、従来技術のそれと比べて、上記コネクタがと同じ利点を有し、ここで繰り返し説明しない。
【0020】
図面は、本発明の更なる理解を提供するために用いられ、本発明の一部を構成するものである。本発明の例示的な実施例及び説明は、本発明を解釈するためのものであり、本発明に対する不適切な制限を構成するものではない。
【発明を実施するための形態】
【0022】
なお、本発明の実施例及び実施例の特徴は、矛盾がない限り、互いに組み合わせることができる。
【0023】
以下、図面を参照しながら実施例と組み合わせて本発明について詳細に説明する。
【0024】
第1実施例
図1を参照して、本実施例では、電気制御ボックスの配線を容易にし、且つ脱着しやすいコネクタ1を提供する。コネクタ1は、第1端子ユニット2と、第2端子ユニット3とを含み、第1端子ユニット2が電気制御ボックスに接続され、第2端子ユニット3が第1台座(図示せず)に接続され、且つ第1端子ユニット2が第2端子ユニット3に接続されることで配線を接続することができ、電気制御ボックスを第1台座における電子部材に接続し、回路の導通を達成することができる。
【0025】
なお、本実施例では、第1台座は、エアーコンディショナー下台座である。他の実施例では、第1台座は、エアーコンディショナー上台座であってもよく、或いは、他の電子部材ハウジングに含まれる台座であってもよいとを理解される。
【0026】
図1及び
図2を参照して、第1端子ユニット2は、第1接続端子4と第1摺動構造6とを含み、第1接続端子4が電気制御ボックスに接続され、電気制御ボックスの内部から導出される配線を第1接続端子4によって案内し、電気制御ボックスの内部から導出される配線が乱雑であったり、重なったりする状況を回避できる。また、第1摺動構造6が第1接続端子4の側面に接続される。第2端子ユニット3は、第2接続端子5と第1案内構造7とを含み、第1案内構造7が第2接続端子5の側面に接続される。第1摺動構造6が第1案内構造7に接続され、且つ第1摺動構造6が第1案内構造7に対して第1方向に移動でき、第1接続端子4が第1摺動構造6の第1案内構造7に対する第1方向の摺動によって第2接続端子5に接続される。これにより、第1案内構造7による第1摺動構造6に対する案内によって第1接続端子4を第2接続端子5に接続しやすい。
【0027】
なお、第1接続端子4及び第2接続端子5には、いずれも第1方向に延在している配線穴8が開設され、第1案内構造7による第1摺動構造6に対する第1方向の案内によって、第1接続端子4が第2接続端子5に接続するまで第1方向に移動するとき、第1接続端子4又は第2接続端子5が配線穴8におけるリード線へ剪断力をもたらすことを回避でき、すなわち、リード線を影響せずに、第1接続端子4と第2接続端子5との間の取り付け効率を向上させることができ、第1接続端子4と第2接続端子5との間の接続を容易にすることができる。本実施例では、第1台座には、取り付け構造31が設けられる平面(図示せず)を有し、ここで、第1方向は該平面に垂直である。
【0028】
第1摺動構造6は、第1方向に延在している第1案内ブロック9を含み、第1案内ブロック9が第1接続端子4の側面に接続される。第1方向に延在している第1案内ブロック9が第1案内構造7に嵌合され、且つ第1案内構造7に対して第1方向に摺動することができ、それにより、第1接続端子4が第2接続端子5に対して第2接続端子5に接続するまで第1方向に移動することができる。
【0029】
本実施例では、第1接続端子4は、略四角柱形である。また、第1案内ブロック9は、複数あり、それぞれ第1接続端子4の対向する2つの側面に接続され、且つ第1方向に第1接続端子4の第1台座とは反対側の一端から第1接続端子4の他端に向けて延在している。さらに、第1案内ブロック9の第1台座とは反対側の一端の厚みが、その延在方向に徐々に減少しており、すなわち、第1案内ブロック9が第1案内構造7に嵌合されるとき、まず第1案内構造7の一端に接触することで、第1案内ブロック9の1つの端面が斜面又は曲面になり、第1案内ブロック9と第1案内構造7との嵌合を容易にする。本実施例では、第1案内ブロック9は、2つあり、それぞれ第1接続端子4の対向して設けられる2つの側面に設けられ、いずれも対向する側面の中線位置に設けられている。
【0030】
さらに、第1案内構造7は、収容本体10と、収容本体10に開設される第1シュート13とを含み、収容本体10が第1接続端子4に対応するように第2接続端子5に接続され、第1接続端子4が第2接続端子5に当接するまで収容本体10に対して第1方向に移動でき、第1案内ブロック9が第1シュート13の内部に伸び込んで、第1シュート13に対して第1方向に摺動することができる。収容本体10による第1接続端子4に対する案内及び第1シュート13による第1案内ブロック9に対する案内によって、第1接続端子4と第2接続端子5との間の接続案内を容易かつ迅速にし、第1接続端子4と第2接続端子5との間の接続しにくさを大幅に簡略化することができる。
【0031】
本実施例では、収容本体10の内部には、第1方向に延在している案内空間12が開設され、第2接続端子5が収容本体10に設けられ且つ案内空間12の一端に位置する。第1接続端子4が案内空間12の内部に伸び込んで、第2接続端子5に当接するまで案内空間12に沿って摺動することができ、これにより、案内空間12によって第1接続端子4を案内することができる。また、案内空間12の第2接続端子5とは反対側の端部の口径が、第2接続端子5とは反対側の方向に徐々に増大し、収容本体10の第2接続端子5とは反対側の端部の口径が、収容本体10の第2接続端子5に接近する一端の口径より大きく、第1接続端子4を位置合わせしやすく、第1接続端子4が案内空間12の内部に容易に伸び込むことができる。
【0032】
さらに、収容本体10の外側には複数の補強リブ15が設けられ、複数の補強リブ15は、収容本体10の第2接続端子5とは反対側の端部の、案内空間12に対向する側面に間隔をおいて設けられ、補強リブ15は、収容本体10の、口径が大きい一端に設けられ、且つ収容本体10の外側に接続されることによって、第1接続端子4が案内空間12の内部に伸び込むとき、収容本体10に起因する衝撃力を受けることができ、収容本体10の強度を確保し、収容本体10の耐用年数を延長させる。
【0033】
なお、本実施例では、収容本体10が第1接続端子4に適合し、すなわち、収容本体10の断面の輪郭線で囲まれた形状が略矩形であることによって、第1接続端子4を案内空間12の内部に安定して収容することができる。また、複数の補強リブ15が収容本体10の、対向して設けられる2つの側面に設けられるが、第1シュート13が残りの2つの側面に開設される。
【0034】
収容本体10の側面に複数の収納部11が設けられ、複数の第1シュート13がそれぞれ複数の収納部11の内部に形成され、且つ複数の第1シュート13がいずれも収容本体10の内部と連通する。すなわち、本実施例では、複数の収納部11がそれぞれ収容本体10の対向する2つの側面に設けられ、且つ収納部11が収容本体10の外側に設けられる。第1シュート13が収納部11の内部に開設され、且つ収容本体10の周壁を貫通して案内空間12と連通することで、第1接続端子4が案内空間12の内部に伸び込むとき、第1接続端子4に接続される第1案内ブロック9が第1シュート13の内部に伸び込んで、第1シュート13に沿って摺動することができる。さらに、本実施例では、収容本体10の第2接続端子5とは反対側の端部の、複数の収納部11に対応する箇所には案内口14が開設され、案内口14が収容本体10の周壁を貫通して第2シュート24と連通することで、第1接続端子4が案内空間12に伸び込むとき、案内口14によって第1案内ブロック9を案内することができ、それにより第1案内ブロック9が第1シュート13の内部に伸び込みやすい。
【0035】
本実施例では、収納部11は第1案内ブロック9に対応し、すなわち、収納部11は、2つあり、それぞれ収容本体10における対向する2つの側面に設けられ、すなわち、収容本体11は、収容本体10における、収容本体10の、補強リブ15が設けられる側面に隣接する2つの側面に設けられる。収納部11が対向する側面の中線位置に設けられることで、第1接続端子4と案内空間12とが嵌合されるとき、第1案内ブロック9が第1シュート13の内部に伸び込やすく、案内空間12による第1接続端子4に対する案内及び第1シュート13による第1案内ブロック9に対する案内を容易にする。
【0036】
第1接続端子4を第2接続端子5に接続する必要があるとき、第1接続端子4を案内空間12に挿入し、第1案内ブロック9を案内口14に位置合わせすることで、第1接続端子4を案内口14を介して第1シュート13に挿入し、第1方向に第1接続端子4を移動させることで、第1接続端子4を案内空間12に挿入することができ、第1案内ブロック9を第1シュート13に挿入することができる。第1接続端子4を第2接続端子5に当接するまで移動させれば、第1接続端子4と第2接続端子5との間の接続を完了させることができる。
【0037】
なお、本実施例では、第1摺動構造6が第1接続端子4に一体成形され、第1案内構造7が第2接続端子5に一体成形される。他の実施例では、第1摺動構造6は、たとえば溶接又は接着などの他の方式で、第1接続端子4に接続されてもよいことを理解されたい。同様に、他の実施例では、第1摺動構造6は、たとえば溶接又は接着などの他の方式で、第2接続端子5に接続されてもよい。
【0038】
また、
図2、
図3及び
図4を参照して、コネクタ1は、電気制御ボックスに接続される担持体18をさらに含む。第1端子ユニット2は、第2摺動構造17をさらに含み、第2摺動構造17は、第1接続端子4の側面に接続され、且つ第2方向に延在している。第2摺動構造17が担持体18に嵌合されることで、第1接続端子4が第2摺動構造17と担持体18との嵌合によって電気制御ボックスに接続される。第2摺動構造17は、第2方向に延在している複数の第2案内ブロック19を含み、複数の第2案内ブロック19が第1接続端子4の側面に接続される。担持体18には、複数の第2案内ブロック19に対応する複数の第2シュート24が開設され、第2案内ブロック19が第2シュート24の内部に伸び込んで、第2シュート24に対して第2方向に移動することができる。すなわち、第2シュート24による複数の第2案内ブロック19に対する案内によって、第1接続端子4を電気制御ボックスに接続することができる。
【0039】
なお、本実施例では、第2方向は、第1方向に垂直である。
【0040】
また、第1端子ユニット2は、ロック爪部25をさらに含み、ロック爪部25は、第1接続端子4の側面に設けられ、且つ第2摺動構造17の第2方向に沿う一側に位置する。また、担持体18には、ロック爪部25に適合する係合部29がさらに設けられ、係合部29が第2シュート24の一端に位置し、ロック爪部25が係合部29に係止するまで第1方向に移動することができる。すなわち、第1接続端子4が第2案内ブロック19によって第2シュート24に沿って移動するとき、ロック爪部25を第2方向に移動させ、ロック爪部25が係合部29に係止されるとき、第1接続端子4が電気制御ボックスに安定して接続される。
【0041】
なお、第2摺動構造17と、担持体18と、ロック爪部25と、係合部29とは、共同で案内取り付け構造16を形成し、すなわち、案内取り付け構造16は、担持体18と、第2摺動構造17と、ロック爪部25と、係合部29とを含む。すなわち、第1接続端子4が案内取り付け構造16を介して電気制御ボックスに接続され、第1接続端子4と電気制御ボックスとの間の接続難度を簡単にする。
【0042】
本実施例では、係合部29が担持体18の一側に接続され、第2摺動構造17及びロック爪部25がいずれも第1接続端子4に接続され、且つロック爪部25が第2摺動構造17の一側に位置し、第2摺動構造17が担持体18に摺動接続され、且つロック爪部25が係合部29に係止するまで、第2摺動構造17が前記担持体18に対して摺動することができる。それにより、ロック爪部25と係合部29との間の嵌合によって、第1接続端子4と電気制御ボックスとの間の安定した接続を達成する。
【0043】
複数の第2案内ブロック19は、それぞれ第1接続端子4における、第1接続端子4の、第1案内ブロック9が設けられる側面に隣接して対向する2つの側面に接続され、且つ第1接続端子4の第1案内ブロック9が設けられる側面に垂直な側辺に近接して設けられる。本実施例では、第1接続端子4の同一側には第2案内ブロック19が2つ設けられ、2つの第2案内ブロック19は、それぞれ上記側辺の両端に設けられ、且つ第2方向に配列される。
【0044】
担持体18は、担持本体20と、2つの案内体21とを含む。担持本体20は、対向して設けられる第1側と第2側とを有し、担持本体20の第1側が電気制御ボックスに接続され、接続方式は、一体成形、溶接又は結合などの方式であってもよく、本実施例では、一体成形方式が用いられる。2つの案内体21は、担持本体20の第2側に対向して設けられ、2つの案内体21の間が間隔を有し、第2摺動構造17が2つの案内体21の間の隙間を摺動する。第2シュート24が2つの案内体21の、互いに接近する側面に開設され、第1接続端子4の対向して設けられる両側に位置する複数の第2案内ブロック19がそれぞれ2つの案内体21における第2シュート24に伸び込んで、第2シュート24に対して摺動することができる。2つの案内体21の間の距離は、第1接続端子4の、第2案内体21が設けられる2つの側面の間の距離に一致し、すなわち、2つの案内体21の間の距離は、第1接続端子4の厚みに適合することで、第1接続端子4が2つの案内体21の間を安定して摺動することができる。
【0045】
案内体21は、案内部22と複数の制限部23とを含み、案内部22の一側が担持本体20に接続され、且つ案内部22が第2方向に延在している。複数の制限部23は、案内部22の他側に設けられ、且つ第2方向に配列され、担持本体20と、案内部22と、複数の制限部23とは、第2シュート24を共同で形成する。
【0046】
本実施例では、複数の制限部23がそれぞれ複数の第2案内ブロック19に対応し、複数の第2案内ブロック19が第2シュート24に対して、対向する制限部23と担持本体20との間まで摺動することができる。すなわち、本実施例では、制限部23及び第2案内ブロック19の点数は、いずれも2つであり、2つの制限部23がそれぞれ案内部22の両端に設けられ、それにより、2つの第2案内ブロック19が第2シュート24に沿って案内体21の端部まで摺動するとき、2つの第2案内ブロック19がそれぞれ2つの制限部23と担持本体20との間に位置することができ、制限部23によって、第2案内ブロック19が第2シュート24から外れることを制限することができる。
【0047】
さらに、係合部29は、担持本体20に接続され、且つ案内部22の第2方向に沿う一端に位置する。ロック爪部25は、第1接続端子4に接続され、且つ第2案内ブロック19の第2方向に沿う一側に位置する。対向する2つの案内体21が案内体21の端部まで摺動するとき、第1接続端子4に設けられるロック爪部25を案内部22に設けられ係合部29に係止しやすい。
【0048】
係合部29の案内部22とは反対側の一端には、第1ストップ面30が第2方向に向けて設けられ、ロック爪部25には、第2案内ブロック19に向ける第2ストップ面26が設けられ、第1ストップ面30が第2ストップ面26に当接できることで、係合部29をロック爪部25に係止する。
【0049】
本実施例では、係合部29は、2つあり、それぞれ2つの案内部22の端部に接続され、且つ案内部22とは反対側の方向に向けて延在している。また、2つの係合部29の間の距離は、第2方向に徐々に減少する。それにより、2つの係合部29の互いに接近する側面が2つの斜面になり、ロック爪部25を係合部29に係合しやすい。
【0050】
同様に、ロック爪部25の点数は、係合部29の点数に対応し、すなわち、ロック爪部25は、2つあり、それぞれ第1案内ブロック9の両側に設けられる。ロック爪部25は、接続部27と楔形部28とを含み、接続部27の一端が第1接続端子4に接続され、楔形部28が接続部27の第1接続端子4とは反対側の一端に接続され、且つ楔形部28の接続部27とは反対側の一面が斜面であり、第2ストップ面26が楔形部28の接続部27に接近する一面に設けられる。すなわち、2つの楔形部28は、それぞれ2つの接続部27の互いに離れた側面に突設される。
【0051】
ロック爪部25が第2方向に係合部29まで移動するとき、楔形部28における斜面が係合部29における斜面に密着し、ロック爪部25が第2方向に移動し続けるとき、接続部27を弾性変形させ、2つの接続部27を互いに接近させることで、楔形部28が係合部29を避けることができる。楔形部28が係合部29を避けるとき、接続部27の弾性復元力で楔形部28を回復して第1ストップ面30を第2ストップ面26に当接させれば、ロック爪部25と係合部29との間の係合を完了させる。
【0052】
図5、
図6及び
図7を参照して、コネクタ1は、取り付け構造31をさらに含み、取り付け構造31が第2接続端子5に接続され、且つ第2接続端子5が取り付け構造31を介して第1台座に接続される。取り付け構造31は、取り付け本体32と、止め具33と、弾性部材35と、位置決め部材34とを含み、取り付け本体32が第2接続端子5に接続される。止め具33及び位置決め部材34の一端が第1台座に接続される。止め具33が取り付け本体32を貫通して取り付け本体32に係合することができ、弾性部材35が止め具33に接近して設けられ、且つ第1台座と取り付け本体32との間に当接されることによって、弾性部材35の付勢力で止め具33を取り付け本体32に安定して係合する。位置決め部材34は取り付け本体32を貫通し、第2接続端子5が第1台座に接続されるとき、位置決め機能を発揮することに用いられ、位置決め部材34の位置決め作用で第2接続端子5の位置決め正確さを向上させ、第2接続端子5を適宜な位置に接続できることを確保する。また、弾性部材35によって第2接続端子5と第1接続端子4との間の接続誤差を解消でき、弾性部材35によって誤差を自動的に調整でき、使用者による不正確な取り付けによって生じた誤差を減少させ、第2接続端子5と第1接続端子4との挿入接続が不適切であることにより、ピンが曲がってしまう状況を回避する。
【0053】
本実施例では、取り付け本体32には取り付け穴36及び位置決め穴37が開設され、止め具33が取り付け穴36を貫通して取り付け本体32の側面に係合される。位置決め部材34が位置決め穴37を貫通し、位置決め部材34と位置決め穴37との嵌合によって取り付け本体32の位置決めを達成する。
【0054】
さらに、取り付け本体32は、2つあり、それぞれ第2接続端子5の対向する両側に設けられ、且つそれぞれ少なくとも1つの取り付け穴36及び少なくとも1つの位置決め穴37が開設され、すなわち、第2接続端子5の対向する両側に設けられる取り付け本体32を介して、対応する止め具33及び対応する位置決め穴37に接続することで、第2接続端子5と第1台座との間の接続安定性を高めることができる。本実施例では、各取り付け本体32には、いずれも1つの取り付け穴36及び1つの位置決め穴37が開設される。
【0055】
また、止め具33は、複数の引掛け部38を含み、複数の引掛け部38の一端には、いずれも引掛け部38の他端に向ける第3ストップ面41が設けられ、引掛け部38が取り付け本体32を貫通することで、第3ストップ面41を取り付け本体32の側面に当接させることができ、すなわち、引掛け部38を取り付け本体32に係止することができる。引掛け部38の第3ストップ面41とは反対側の一端が第1台座に接続される。本実施例では、複数の引掛け部38がいずれも取り付け穴36を貫通し、且つ引掛け部38の取り付け穴36を貫通した一部が、取り付け本体32の側面に当接することで、引掛け部38を取り付け本体32に係止する。
【0056】
引掛け部38は、弾性接続部39と当接部40とを含み、弾性接続部39の一端が第1台座に接続され、当接部40が弾性接続部39の他端に接続され、且つ第3ストップ面41が当接部40の弾性接続部39に接近する一面に設けられ、当接部40の弾性接続部39とは反対側の一面が斜面である。すなわち、本実施例では、当接部40の弾性接続部39に接近する一面を取り付け本体32に当接させることで、引掛け部38を取り付け本体32に係止させる。
【0057】
また、本実施例では、複数の弾性接続部39は、円形を囲むように間隔をおいて設けられる。複数の当接部40がそれぞれ複数の弾性接続部39の互いに離れた側に突設され、それにより、複数の第3ストップ面41がそれぞれ複数の弾性接続部39の互いに離れた側に位置する。本実施例では、複数の弾性接続部39の互いに離れた側面で形成される円が、取り付け穴36の穴径に一致することで、弾性接続部39が取り付け穴36を貫通するとき、取り付け穴36の内周壁に密着でき、弾性接続部39に突設される当接部40によって取り付け本体32に係止できる。また、当接部40の弾性接続部39とは反対側の一面が斜面であり、且つ複数の当接部40における複数の斜面がいずれも複数の弾性接続部39の互いに離れた側に向けているため、複数の引掛け部38が取り付け穴36の内部に伸び込む必要があるとき、当接部40に設けられる斜面を取り付け穴36の穴壁に当接させ、引き続き引掛け部38を取り付け穴36内に挿入し、取り付け穴36の穴壁による当接部40に対する当接によって、複数の弾性接続部39を弾性変形させて互いに接近させることで、当接部40を取り付け穴36に貫通させることができ、複数の当接部40が取り付け穴36を貫通した後、弾性接続部39の弾性復元力によって当接部40を元の位置に回復させ、第3ストップ面41を取り付け本体32の側面に当接させれば、引掛け部38を取り付け本体32に係止する。
【0058】
本実施例では、引掛け部38は、対向して設けられる2つあり、すなわち、2つの弾性接続部39が取り付け穴36の内部に伸び込むとき、2つの弾性接続部39がそれぞれ取り付け穴36の中心の両側に位置し、且つ2つの当接部40がそれぞれ2つの弾性接続部39の互いに離れた側面に突設される。
【0059】
また、弾性部材35が複数の弾性接続部39の外側に周設され、すなわち、弾性部材35が止め具33に外嵌されることで、取り付け本体32が止め具33に取り付けられるとき、弾性部材35によって取り付け本体32と第1台座との間に当接することができ、止め具33で弾性部材35に案内を提供することによって、弾性部材35が取り付け本体32に弾性力を安定して提供することができ、それにより、弾性部材35が取り付け本体32に取り付け公差の補正作用を安定かつ効果的に提供する。本実施例では、弾性部材35は、バネを用いる。
【0060】
位置決め部材34は、複数の位置決め柱42を含み、複数の位置決め柱42の一端が第1台座に接続され、複数の位置決め柱42の高さがいずれも止め具33の高さより大きい。それにより、取り付け本体32が位置決め柱42及び止め具33を介して第1台座に取り付けられるとき、まず複数の位置決め柱42で位置決めされることで、止め具33が取り付け穴36に伸び込やすく、取り付け本体32と止め具33との間の組み立て効率を高めることができる。
【0061】
また、位置決め柱42の第1台座とは反対側の一端に円形フィレットが開設され、すなわち、位置決め柱42の第1台座とは反対側の端部の直径が、第1台座とは反対側の方向に徐々に減少することで、位置決め柱42が位置決め穴37に伸び込みやすく、位置決め柱42が取り付け本体32を位置決めしやすい。
【0062】
さらに、取り付け構造31は、複数のリブ板52をさらに含み、複数のリブ板52は、止め具33及び位置決め部材34の端部に間隔をおいて設けられ、且つ第1台座に接続される。すなわち、止め具33及び位置決め部材34が第1台座に接続されるとき、複数のリブ板52が止め具33及び第1台座に接続され、又は複数のリブ板52が位置決め部材34及び第1台座に接続され、リブ板52によって止め具33と第1台座との間の接続安定性を強化し、位置決め部材34及び第1台座との間の接続安定性を強化する。
【0063】
図8及び
図9を参照して、第2端子ユニット3は、ターミナルと保護カバー43とをさらに含み、ターミナルが第2接続端子5の第1接続端子4とは反対側の一端に接続され、ターミナルを介して接続線を導出する。保護カバー43の内部には収容空間47を有し、ターミナルを収容空間47の内部に収容するように、保護カバー43が第2接続端子5に蓋設され、保護カバー43には、位置決め部材34に適合する位置決め接続部材51が開設され、位置決め部材34が位置決め接続部材51に接続されて保護カバー43に接続される。
【0064】
すなわち、本実施例では、保護カバー43は、カバー本体44と位置決め接続部材51とを含む。カバー本体44が第2接続端子5に蓋設され、第2接続端子5をカバー本体44の内部に収容し、すなわち、ターミナルをカバー本体44の内部に収容することができる。位置決め接続部48は、カバー本体44に接続され、且つ位置決め部材34に接続される。
【0065】
収容空間47がカバー本体44の内部に開設され、収容空間47が第2接続端子5及びターミナルを収容する。位置決め接続部48が収容空間47の内部に設けられ、保護カバー43の構造を簡略化する。
【0066】
カバー本体44は、頂板45と複数の側板46とを含み、複数の側板46がそれぞれ頂板45の複数の側辺に接続され、すなわち、複数の側板46と頂板45とは、共同で囲んで収容空間47を形成し、複数の側板46の頂板45とは反対側の一面が第1台座に当接され、且つ頂板45の1つの側板46に開口部が形成されることで、第2接続端子5が開口部を介して収容空間47に伸び込みやすい。本実施例では、頂板45の形状が第2接続端子5及び取り付け本体32で形成される一体形状に適合し、それにより、カバー本体44が第2接続端子5及び取り付け本体32を収容空間47の内部に収容し、保護カバー43が第2接続端子5及び取り付け本体32に保護効果を効果的に提供することを確保し、水が第2接続端子5又は取り付け本体32に落ちることを回避する。
【0067】
また、複数の側板46と頂板45との接続箇所に円弧段トランジション段が設けられ、使用者が保護カバー43を脱着するとき、使用者に傷つけることを回避する。
【0068】
本実施例では、位置決め接続部48は、頂板45の収容空間47に接近する一面に設けられ、且つ位置決め部材34に当接される。すなわち、カバー本体44が第2接続端子5に蓋設されるとき、収容空間47の内部において、位置決め接続部48と、取り付け本体32から伸び出した位置決め部材34とが相互に当接し、カバー本体44の位置決めを達成し、カバー本体44の接続を容易にする。
【0069】
また、保護カバー43は、位置決め接続部材51をさらに含み、位置決め接続部材51が位置決め接続部48を貫通して位置決め部材34に接続され、位置決め接続部材51と位置決め部材34とが嵌合されることで、カバー本体44が第2接続端子5に安定して蓋設される。
【0070】
本実施例では、位置決め接続部48の内部に取り付け空間49を有し、且つ位置決め接続部48の頂板45とは反対側の端面に位置決め接続穴50が開設され、取り付け空間49が位置決め接続穴50を介して収容空間47と連通し、それにより、位置決め接続部材51が位置決め接続穴50を貫通できることによって、位置決め接続部材51と位置決め部材34との間の接続を容易にする。
【0071】
さらに、取り付け空間49の収容空間47とは反対側の一端の口径が、収容空間47とは反対側の方向に徐々に増大することで、位置決め接続部材51が取り付け空間49の内部に伸び込みやすい。位置決め接続部材51の組み立て効率を高めることができる。また、位置決め接続穴50の口径が、取り付け空間49の口径より小さく、それにより、位置決め接続部材51が位置決め部材34に接続されるとき、位置決め接続部48を位置決め部材34に押圧挟持することで、カバー本体44が第2接続端子5に安定して蓋着することを確保することができる。
【0072】
また、なお、本実施例では、位置決め接続部材51は、ボルトを用い、ボルトを位置決め接続穴50に貫通させて位置決め部材34にねじ込めれば、ボルトのナットによって位置決め接続部48を位置決め部材34に押圧挟持することができ、カバー本体44が第2接続端子5に安定して蓋着することができる。
【0073】
本実施例に係るコネクタ1は、第1接続端子4に設けられた、第1案内構造7に対して第1方向に摺動可能な第1摺動構造6と、第2接続端子5に設けられる第1案内構造7との相互嵌合によって、第1接続端子4を第2接続端子5に対して第1方向に移動させて第2接続端子5に接続させることができ、第1方向に延在している配線穴8におけるリード線が影響されずに、第1接続端子4と第2接続端子5との間の案内接続を容易にし、第1接続端子4と第2接続端子5との間の脱着を容易にすることを確保できる。第1案内構造7に設けられる案内空間12及び第1シュート13の設置によって、第1接続端子4が第2接続端子5に接続されるとき、案内空間12によって第1接続端子4を案内し、第1シュート13によって第1案内ブロック9を案内することができることで、第1接続端子4と第2接続端子5との間の案内接続を容易にし、容易かつ迅速に脱着できる。また、第2摺動構造17と、電気制御ボックスに接続される担持体18とが設けられ、第2摺動構造17と担持体18との摺動嵌合によって、第1接続端子4が第2摺動構造17を介して担持体18に接続され、すなわち、第1接続端子4と電気制御ボックスとの間の案内接続を容易にし、第1接続端子4を電気制御ボックスに接続しやすい。第2接続端子5における取り付け構造31の設置、止め具33と取り付け本体32との間の係止、位置決め部材34と取り付け本体32との間の位置決め、弾性部材35による第2接続端子5に対する誤差調整によって、第2接続端子5を第1台座に接続しやすい。保護カバー43を第2接続端子5に蓋設することで、使用者が第2接続端子5の内部の配線に接触することを防止し、リード線の接続安定性を確保し、使用者の感電危険を回避するとともに、コネクタ1をきれいに整理するとき、水が第2接続端子5の内部に飛び散って配線の短絡を引き起こすことがない。
【0074】
第2実施例
本実施例では、第1実施例に係るコネクタ1を用い、電気制御ボックスの配線を容易にし、且つ脱着しやすいエアーコンディショナーを提供する。
【0075】
以上は、本発明の好適な実施例にすぎず、本発明を制限するものではなく、本発明の精神及び原理の範囲内で行われるいかなる補正及び均等な置換や改良などは、いずれも本発明の特許請求の範囲に含まれる。