(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6952367
(24)【登録日】2021年9月30日
(45)【発行日】2021年10月20日
(54)【発明の名称】仮想現実バイザのための清掃および消毒受け台
(51)【国際特許分類】
A61L 2/10 20060101AFI20211011BHJP
【FI】
A61L2/10
【請求項の数】6
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2019-538566(P2019-538566)
(86)(22)【出願日】2017年9月29日
(65)【公表番号】特表2019-529052(P2019-529052A)
(43)【公表日】2019年10月17日
(86)【国際出願番号】US2017054342
(87)【国際公開番号】WO2018064501
(87)【国際公開日】20180405
【審査請求日】2020年9月25日
(31)【優先権主張番号】62/402,827
(32)【優先日】2016年9月30日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】520372951
【氏名又は名称】クリーンボックス テクノロジー, インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100078282
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 秀策
(74)【代理人】
【識別番号】100113413
【弁理士】
【氏名又は名称】森下 夏樹
(74)【代理人】
【識別番号】100181674
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 貴敏
(74)【代理人】
【識別番号】100181641
【弁理士】
【氏名又は名称】石川 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】230113332
【弁護士】
【氏名又は名称】山本 健策
(72)【発明者】
【氏名】ジョージソン, デイビッド アレン
【審査官】
森 健一
(56)【参考文献】
【文献】
米国特許第08837714(US,B1)
【文献】
米国特許第05160699(US,A)
【文献】
中国特許出願公開第104127895(CN,A)
【文献】
中国実用新案第201147513(CN,Y)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61L 2/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
内周を有する仮想現実ヘッドセットを消毒および清掃するための装置であって、前記装置は、
前記ヘッドセットを収容するために十分な内容積を有するチャンバと、
前記チャンバに結合された電力供給源と、
前記電力供給源に結合された紫外線(UV)光源であって、前記UV光源は、前記ヘッドセットの前記内周内に収まるようにサイズを決定されたリング形状の本体を有し、前記UV光源は、UV発光ダイオードを含み、前記UV発光ダイオードは、前記リング形状の本体の外側表面上に位置付けられ、仮想現実ヘッドセットの前記内周に面するように適合される、UV光源と、
前記チャンバの壁に結合された空気噴射ポートと、
前記空気噴射ポートに接続された閉回路空気管と
を備え、
前記閉回路管は、実質的に円形であり、前記閉回路管は、加圧された空気を前記仮想現実ヘッドセットの前記内周に直接吹きつけるように配置された複数の通気口を含む、装置。
【請求項2】
前記仮想現実ヘッドセットは、前記ユーザの顔に対して設置するために構成されており、ナノテクコーティングが前記仮想現実ヘッドセットの1つ以上の表面に適用されており、前記ナノテクコーティングは、生物膜の生成およびウイルスまたはバクテリアの複製を防止する、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記UV光源は、UV−Cタイプ光を放出する、請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記UV光源は、UV−Cタイプ光を放出する、請求項2に記載の装置。
【請求項5】
前記UV発光ダイオードは、前記仮想現実ヘッドセットが前記チャンバの中に設置されているとき、前記仮想現実ヘッドセットの内側表面から2インチ以内に位置付けられている、請求項1に記載の装置。
【請求項6】
前記UV発光ダイオードは、前記仮想現実ヘッドセットが前記チャンバの中に設置されているとき、前記仮想現実ヘッドセットの内側表面から2インチ以内に位置付けられている、請求項2に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書に説明される実施形態は、概して、ヘッドセットに関し、より具体的には、仮想現実バイザのための清掃および消毒受け台に関する。
【背景技術】
【0002】
仮想現実(VR)バイザ(頭部搭載型ディスプレイ)および他のヘッドセットは、公共の実演会場において使用されるとき、同様の脆弱性を有する。バイザは、それらを使用する多くの個人の顔に直接接続し、それは、バイザを感染病原体(接触、くしゃみ等を介して)のみならず人から人へと伝えられる一般的な泥および油のためのルートにし得る。
【0003】
典型的には、バイザは、人間の係員がアルコール拭き取りでバイザを拭き取ることによって、使用の合間に清掃されるが、それは、人的ミスを生じやすい。さらに、拭き取りは、バイザ内の全ての割れ目および隅に到達することができず、堆積物および感染病原体が蓄積することを可能にする。
【0004】
したがって、必要とされるのは、VRバイザ等のヘッドセットを十分に清掃および消毒するためのデバイスである。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一側面では、ヘッドセットを消毒および清掃するための装置は、ヘッドセットを収容するために十分な内容積を有するチャンバを備えている。電力供給源が、チャンバに結合され得る。紫外線(UV)光源が、電力供給源に結合され得る。UV光源は、UV光をユーザの顔に対して設置するために構成されたヘッドセットの表面上に照射し、表面上のバクテリアおよびウイルスを死滅させるために配置される。空気噴射ポートが、チャンバの壁に結合され得る。加えて、閉回路空気管が、空気噴射ポートに接続され得る。閉回路管は、加圧された空気をヘッドセットの周囲に吹きつけ、有機堆積物をヘッドセットの表面から除去し、かつヘッドセットを乾燥させるために配置された通気口を含む。
【0006】
別の側面では、ヘッドセットを消毒および清掃するためのシステムは、ユーザの顔に対して設置するために構成されたヘッドセットの表面に適用されるナノテクコーティングを備えている。チャンバは、ヘッドセットを収容するために十分な内容積を有する。電力供給源が、チャンバに結合され得る。加えて、紫外線(UV)光源が、電力供給源に結合され得る。UV光源は、UV光をユーザの顔に対して設置するために構成されたヘッドセットの表面上に照射し、バクテリアまたはウイルスを死滅させるために配置される。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
ヘッドセットを消毒および清掃するための装置であって、前記装置は、
前記ヘッドセットを収容するために十分な内容積を有するチャンバと、
前記チャンバに結合された電力供給源と、
前記電力供給源に結合された紫外線(UV)光源であって、前記UV光源は、ユーザの顔に対して設置するために構成された前記ヘッドセットの表面上にUV光を照射するために配置されている、UV光源と、
前記チャンバの壁に結合された空気噴射ポートと、
前記空気噴射ポートに接続された閉回路空気管と
を備え、
前記閉回路管は、加圧された空気を前記ヘッドセットの周囲に吹きつけることにより、有機堆積物を前記ヘッドセットの表面から除去し、かつ前記ヘッドセットを乾燥させるために配置された通気口を含む、装置。
(項目2)
前記UV光源は、リング形状の本体を備え、前記UV光源は、前記リング形状の本体の周辺の周囲に位置付けられた複数のUV発光ダイオード(LED)を含む、項目1に記載の装置。
(項目3)
前記リング形状の本体の周辺は、前記ヘッドセットの内周内に収まるようにサイズを決定され、前記ヘッドセットの内周は、前記ユーザの顔に対して設置するために構成された前記ヘッドセットの表面と、前記ヘッドセットを前記ユーザの頭部の周囲に固定するように構成された前記ヘッドセットのストラップまたはアームとの間の開放エリアによって画定される、項目2に記載の装置。
(項目4)
前記UV LEDは、前記リング形状の本体の外側表面上に位置付けられており、前記本体の外側表面は、前記ヘッドセットが前記チャンバの中に設置されているとき、前記ヘッドセットの内周に面している、項目3に記載の装置。
(項目5)
前記閉回路空気管の前記通気口は、前記ユーザの顔に対して設置するために構成された前記ヘッドセットの表面の一部に空気を直接吹きつけるように位置付けられている、項目1に記載の装置。
(項目6)
ヘッドセットを消毒および清掃するためのシステムであって、前記システムは、
前記ユーザの顔に対して設置するために構成されたヘッドセットの表面に適用されるナノテクコーティングと、
前記ヘッドセットを収容するために十分な内容積を有するチャンバと、
前記チャンバに結合された電力供給源と、
前記電力供給源に結合された紫外線(UV)光源と
を備え、
前記UV光源は、ユーザの顔に対して設置するために構成された前記ヘッドセットの表面上にUV光を照射するために配置されている、システム。
(項目7)
前記チャンバの壁に結合された空気噴射ポートと、
前記空気噴射ポートに接続された閉回路空気管と
をさらに備え、
前記閉回路管は、加圧された空気を前記ヘッドセットの周囲に吹きつけることにより、前記ユーザの顔に対して設置するために構成された前記ヘッドセットの表面から有機堆積物を除去し、かつ前記ヘッドセットを乾燥させるために配置された通気口を含む、項目6に記載のシステム。
(項目8)
前記UV光源は、UV−Cタイプ光を放出する、項目6に記載のシステム。
(項目9)
前記UV光源は、リング形状の本体を備え、前記UV光源は、前記リング形状の本体の周辺の周囲に位置付けられた複数のUV発光ダイオード(LED)を含む、項目6に記載のシステム。
(項目10)
前記UV LEDは、前記ヘッドセットが前記チャンバの中に設置されているとき、ユーザの顔に対して設置するために構成された前記ヘッドセットの表面から2インチ以内に位置付けられている、項目9に記載のシステム。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明のいくつかの実施形態の詳細な説明は、下記の付随の図を参照して行われ、同様の番号は、図の対応する部分を表す。
【0008】
【
図1】
図1は、ある実施形態による、チャンバ内のアイテムを清掃および消毒するためのチャンバの正面斜視図である。
【0009】
【
図2】
図2は、
図1のチャンバの上部斜視図であり、蓋が持ち上げられ、清掃/消毒するためのアイテムが内側に設置されたチャンバの内部を示す。
【0010】
【
図3】
図3は、
図2のチャンバの部分的拡大図であり、アイテムは、図から除去されている。
【0011】
【
図4】
図4は、
図2のチャンバ上に示されるスイッチの拡大部分図である。
【0012】
【
図5】
図5は、
図2のチャンバの内部に示されるファンの拡大部分図である。
【0013】
【
図6】
図6は、
図3のチャンバの内部に示される閉回路空気管の拡大部分図である。
【0014】
【
図7】
図7は、
図6の線7−7に沿って得られた断面図である。
【0015】
【0016】
【
図9】
図9は、
図1のチャンバの上部斜視図であり、上側コンパートメントは、下側コンパートメントから持ち上げられている。
【0017】
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明の以下の発明を実施するための形態では、本発明の多数の詳細、実施例、および実施形態が、説明される。しかしながら、本発明は、記載される実施形態に限定されず、本発明は、いくつかの用途のうちのいずれかのために適合され得ることが、当業者に明確かつ明白であろう。
【0019】
本開示のデバイスは、種々のアイテムを清掃および消毒するために使用され得、特に、人物によって装着され、かつ異なる人々によって再装着されるアイテムが、本実施形態の側面がその用途において特に有用であることを見出すであろうことを理解されたい。例えば、バイザ、ヘッドセット、および眼鏡等の頭部装着型装備は、例えば、仮想現実アトラクションまたは3D映画等の娯楽設定において複数の人々の間で使用され得る。例証のために、以下の側面は、仮想現実(VR)用途のコンテキストにおいて説明されるであろうが、複数回、装着され、清掃および/または消毒される必要があり得る他のアイテムも、本発明の範囲から逸脱することなく、本開示の実施形態において使用され得ることを理解されたい。
【0020】
一例として、
図1−10を参照すると、例示的実施形態によるアイテムを清掃および/または消毒するためのシステムが、示される。一般に、示されるシステムの側面は、単独で、または組み合わせてのいずれかによって、紫外線(UV)光、加圧された空気、および抗菌コーティングを使用して、アイテムを清掃および/または消毒する。
【0021】
例えば、システムは、チャンバを含み得、それは、いくつかの実施形態では、清掃されているアイテムの1つ以上の表面に適用されるナノテクコーティング55と連動して働く。ナノテクコーティングは、例えば、ユーザの顔またはこめかみの周囲等の人物の皮膚と接触するように設計される表面に適用され得る。
図2では、ナノテクコーティング55は、VRヘッドセット50の一部であるゴーグルの内側シールに適用される。ゴーグルの内側表面は、ヘッドセットが装着されると、ユーザの眼の周囲のユーザの顔に対して接触するように構成される。理解され得るように、それは、同一アイテムが人々の間で使用されるために渡されるとき、バクテリアおよびウイルスの拡散を生じやすい特に敏感なエリアである。ナノテクコーティング55は、バクテリアを互いから隔離し、したがって、生物膜の生成およびウイルス/バクテリアの複製を防止する。UV光源22が、消毒用UV光を少なくともユーザの顔に接触するであろうVRヘッドセット50の表面上に照射する。理解され得るように、ナノテクコーティング55は、隔離されながら、UV光がバクテリアおよびウイルスを死滅させることをより容易にする。
【0022】
例示的実施形態では、チャンバは、ヒンジ58を介して上側コンパートメント本体54に取り付けられる蓋52を含むボックスであり得る。上側コンパートメント本体54は、別のヒンジ58を介して、下側コンパートメント本体56に接続され得る。チャンバは、UV光源22と、閉回路空気管26と、UV光源22等の電気コンポーネントに給電する電力供給源42とを含み得る。例示的実施形態では、UV光源22は、蓋52の内部側に取り付けられ得る。UV光源22は、UV−Cスペクトル光を放出し得る。例示的実施形態では、UV光源22は、ヘッドセット50の内周内に収まるようにサイズを決定されたリング形状の本体であり得る。内周は、ユーザの顔に対して設置するために構成されたヘッドセット50の表面と、ヘッドセットをユーザの頭部の周囲に固定しるように構成されるヘッドセット50のストラップまたはアームとの間の開放エリアによって画定され得る。UV光源22は、複数のUV発光ダイオード(LED)46を含み得、それらは、ヘッドセットがチャンバの中に設置されているときにヘッドセットの内周に面するリング形状の本体の外側表面上に位置付けられる。いくつかの実施形態では、換気ファン10が、UV光源22に取り付けられ、UV光源が過熱しないように、LED46によって放出される熱を冷却し得る。
【0023】
閉回路空気管26は、チャンバの床上に位置付けられ得る。チャンバは、圧縮された空気源(図示せず)をカプラ34を介して閉回路空気管26に接続する迅速接続ポート30も含み得る。いくつかの実施形態では、源から空気管26の中への加圧された空気は、ポート30と閉回路管26との間に位置付けられるソレノイド弁32を作動させるCPU36によって制御される。例示的実施形態では、閉回路空気管26は、実質的に円形であり、直径は、ヘッドセット50の内周とほぼ同一サイズであるか、またはそれを若干下回る。閉回路空気管26は、空気を、直接、ヘッドセット50に、いくつかの実施形態では、直接、ゴーグルの内側シールに吹きつけるように配置された複数の通気口を含み得る。空気の流動は、
図10に示されるように、矢印48によって表される。
【0024】
動作時、ヘッドセット50は、閉回路空気管26がヘッドセット50の下にあるように、チャンバ内に位置付けられ得る。蓋52が閉鎖されると、リング形状のUV光源22は、UV LED46がヘッドセット50の表面から2インチ以内にあり得るように、ヘッドセット50の内周内に収まる。いくつかの実施形態では、スイッチ12が、UV光源22の動作、閉回路空気管26を通る圧縮された空気の流動、または両方をアクティブにする。UV光源22は、ヘッドセット50の表面上に存在するバクテリアおよびウイルスを死滅させ得る。理解されるであろうように、光が近距離内に分散されるUV−CベースのLED46を使用する実施形態は、近距離内(2インチ以内)で使用されるとき、非常に効果的であり、したがって、それほど長くアクティブにされる必要がないので、消毒のために必要な時間を短くし、光の寿命を長くする。ヘッドセット50は、次いで、閉回路空気管26の通気口を通して空気噴射送風を受け得、それは、前のユーザからの残っている有機堆積物および汗をヘッドセット50表面から一掃し、表面を乾燥させ得、したがって、それらは、消毒され、次のユーザによる使用のための準備ができる。圧縮された空気は、ソレノイド弁32を制御することによって、20秒等の所定の期間にわたって、オン/オフインターバル(2秒のインターバル等)において、通気口を通してパルス化され得る。
【0025】
いくつかの実施形態では、UV光源22の動作および/または閉回路管26を通した圧縮された空気の送風は、蓋52を閉鎖することによって、自動的にトリガされ得る。いくつかの実施形態では、電力供給源42は、住宅用電流源44に接続可能である(
図9参照)。配線62は、電力供給源42を、ファン10、UV光源22、CPU36、およびオクトカプラ38に接続し得る。電力は、オクトカプラ38内の8つのスイッチのいずれかに配電され、それは、CPU36がオクトカプラ38に特定のゲートを開放するように伝え、その電力が流動することを可能にするまで、電力がそれらのスイッチを通してエンドデバイスに流動することを防止する。蓋52は、ハンドル18の使用によって、開放/閉鎖位置に移動され得る。蓋52が、閉鎖されると、留め金28が、ボックスを閉鎖された状態に固定し得る。いくつかの実施形態は、金属プレート60上に係止される磁気係止部20を含み得る。磁気係止部20およびプレート60からの配線は、上で説明されるように、システムの自動動作をトリガするために使用され得る閉回路信号をトリガし得る。いくつかの実施形態は、システムが動作のための準備ができていることを示す準備完了ライト14、および/またはシステムが清掃および/または消毒のプロセス中であることを示すアクティブ化ライト16を含み得る(
図4参照)。
【0026】
本発明の上記に説明される実施形態は、限定ではなく、例証目的のために提示される。本発明のこれらの実施形態は、多数の具体的詳細を参照して説明されたが、当業者は、本発明が、本発明の精神から逸脱することなく、他の具体的形態において具現化され得ることを認識するであろう。したがって、当業者は、本発明が、前述の例証的詳細によって限定されず、むしろ、添付の請求項によって定義されることを理解するであろう。
【産業上の利用可能性】
【0027】
開示される発明の実施形態は、ヘッドセットを消毒および清掃するために有用であり得る。