特許第6953072号(P6953072)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6953072
(24)【登録日】2021年10月1日
(45)【発行日】2021年10月27日
(54)【発明の名称】杭打機のリーダブラケットの取付方法
(51)【国際特許分類】
   E02D 7/16 20060101AFI20211018BHJP
   E02F 9/00 20060101ALI20211018BHJP
   E02F 3/38 20060101ALI20211018BHJP
【FI】
   E02D7/16
   E02F9/00 F
   E02F3/38 B
【請求項の数】1
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2017-110154(P2017-110154)
(22)【出願日】2017年6月2日
(65)【公開番号】特開2018-204285(P2018-204285A)
(43)【公開日】2018年12月27日
【審査請求日】2020年4月9日
(73)【特許権者】
【識別番号】000004617
【氏名又は名称】日本車輌製造株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100128358
【弁理士】
【氏名又は名称】木戸 良彦
(74)【代理人】
【識別番号】100086210
【弁理士】
【氏名又は名称】木戸 一彦
(72)【発明者】
【氏名】渡邊 幸洋
【審査官】 富士 春奈
(56)【参考文献】
【文献】 実開昭55−140539(JP,U)
【文献】 特開2009−293261(JP,A)
【文献】 特開2012−021389(JP,A)
【文献】 実開平04−134566(JP,U)
【文献】 米国特許出願公開第2007/0001041(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E02D7/00−13/10
E02F3/28−3/43、
3/84−3/85、
9/00−9/28
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
クローラを備えた下部走行体の上部に、旋回ベアリングを介して上部旋回体を旋回可能に設け、リーダを支持するリーダブラケットを連結するためのリーダブラケット取付腕を前記上部旋回体の前部に設け、前記リーダブラケットの後部に設けた連結腕と前記リーダブラケット取付腕との重合部に設けたピン挿通孔に連結ピンを挿通することにより、前記リーダブラケットを前記連結ピンを介して前記上部旋回体の前部に取り付けた杭打機において、前記リーダブラケット取付腕は、該リーダブラケット取付腕の先端上部に設けられた第1取付部及び先端下部に設けられた第2取付部と、前記第1取付部の後部に設けられた水平方向の支持軸とを有し、前記連結腕は、該連結腕の後端上部に設けられた第1連結部及び後端下部に設けられた第2連結部と、前記第1連結部から後方に向かって突設し、前記支持軸に上方から係止可能なガイド部材とを有し、前記第1取付部と前記第1連結部との重合部に第1ピン挿通孔をそれぞれ設け、前記第2取付部と前記第2連結部との重合部に第2ピン挿通孔をそれぞれ設け、前記ガイド部材に、前記支持軸の外周面に係合する下向きU字状の係合溝が形成され、前記第1取付部の第1ピン挿通孔と前記第1連結部の第1ピン挿通孔とは、前記ガイド部材が前記支持軸に係止した状態で、前記支持軸を中心として前記リーダブラケットを上下方向に回動させたときに第1連結ピンが挿通可能な状態になる位置に形成され、前記第2取付部の第2ピン挿通孔と前記第2連結部の第2ピン挿通孔とは、前記第1ピン挿通孔に挿通した第1連結ピンを中心として前記第2連結部を下方に回動させるとともに、前記ガイド部材を上方に回動させて前記支持軸との係止状態が解除されたときに第2連結ピンが挿通可能な状態になる位置に形成されている杭打機のリーダブラケットの取付方法であって、
前記リーダブラケットをクレーンにより前方上向きに傾斜させた状態で吊り下げ、前記係合溝が前記支持軸の上方に位置するまで移動させ、
前記クレーンを巻下げ方向に操作して前記係合溝を前記支持軸に係合させ、
前記クレーンを巻下げ方向に操作して、前記第1取付部の第1ピン挿通孔と前記第1連結部の第1ピン挿通孔の位置を合致させて前記第1連結ピンを挿通し、
前記クレーンを巻下げ方向に操作して、前記第2取付部の第2ピン挿通孔と前記第2連結部の第2ピン挿通孔の位置を合致させて前記第2連結ピンを挿通する
ことを特徴とする杭打機のリーダブラケットの取付方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、杭打機のリーダブラケットの取付方法に関し、詳しくは、杭打機に設けられるリーダを支持するリーダブラケットの取付方法に関する。
【背景技術】
【0002】
大型の杭打機を輸送する際には、一般に、構成部品であるリーダを支持するリーダブラケットを上部旋回体から分離して別々に輸送することが行われている。このため、現場でリーダブラケットの着脱を容易に行えるように簡便なピン式連結構造を採用している。このような杭打機では、リーダブラケットの後部に設けた連結腕を上部旋回体の前部に設けた二股状のリーダブラケット取付腕の間隙に差し込み、これらの重合部に設けたピン挿通孔を互いに位置合わせするとともに、油圧で連結ピンを挿通するピン式連結装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−295273号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
リーダブラケットを上部旋回体に取り付ける際には、通常、リーダブラケットをクレーンで吊り上げて保持した状態で行われる。このため、クレーンの操作に伴ってリーダブラケットが揺れてピン挿通孔の位置が合致せず、連結ピンの差し込みを円滑に行うことができないといった課題があった。しかし、特許文献1に記載されたものには、ピン挿通孔を効率良く位置合わせすることについては何ら記載がされていない。
【0005】
そこで本発明は、簡単な構造でピン挿通孔の位置合わせを容易にして、上部旋回体への取付作業を迅速かつ容易に行えるリーダブラケットを備えた杭打機を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の杭打機のリーダブラケットの取付方法は、クローラを備えた下部走行体の上部に、旋回ベアリングを介して上部旋回体を旋回可能に設け、リーダを支持するリーダブラケットを連結するためのリーダブラケット取付腕を前記上部旋回体の前部に設け、前記リーダブラケットの後部に設けた連結腕と前記リーダブラケット取付腕との重合部に設けたピン挿通孔に連結ピンを挿通することにより、前記リーダブラケットを前記連結ピンを介して前記上部旋回体の前部に取り付けた杭打機において、前記リーダブラケット取付腕は、該リーダブラケット取付腕の先端上部に設けられた第1取付部及び先端下部に設けられた第2取付部と、前記第1取付部の後部に設けられた水平方向の支持軸とを有し、前記連結腕は、該連結腕の後端上部に設けられた第1連結部及び後端下部に設けられた第2連結部と、前記第1連結部から後方に向かって突設し、前記支持軸に上方から係止可能なガイド部材とを有し、前記第1取付部と前記第1連結部との重合部に第1ピン挿通孔をそれぞれ設け、前記第2取付部と前記第2連結部との重合部に第2ピン挿通孔をそれぞれ設け、前記ガイド部材に、前記支持軸の外周面に係合する下向きU字状の係合溝が形成され、前記第1取付部の第1ピン挿通孔と前記第1連結部の第1ピン挿通孔とは、前記ガイド部材が前記支持軸に係止した状態で、前記支持軸を中心として前記リーダブラケットを上下方向に回動させたときに第1連結ピンが挿通可能な状態になる位置に形成され、前記第2取付部の第2ピン挿通孔と前記第2連結部の第2ピン挿通孔とは、前記第1ピン挿通孔に挿通した第1連結ピンを中心として前記第2連結部を下方に回動させるとともに、前記ガイド部材を上方に回動させて前記ガイド部材と前記支持軸との係止状態が解除されたときに第2連結ピンが挿通可能な状態になる位置に形成されている杭打機のリーダブラケットの取付方法であって、前記リーダブラケットをクレーンにより前方上向きに傾斜させた状態で吊り下げ、前記係合溝が前記支持軸の上方に位置するまで移動させ、前記クレーンを巻下げ方向に操作して前記係合溝を前記支持軸に係合させ、前記クレーンを巻下げ方向に操作して、前記第1取付部の第1ピン挿通孔と前記第1連結部の第1ピン挿通孔の位置を合致させて前記第1連結ピンを挿通し、 前記クレーンを巻下げ方向に操作して、前記第2取付部の第2ピン挿通孔と前記第2連結部の第2ピン挿通孔の位置を合致させて前記第2連結ピンを挿通することを特徴としている。
【発明の効果】
【0008】
本発明の杭打機によれば、クレーンで吊り上げたリーダブラケットを上部旋回体に取り付ける際に、連結腕に設けたガイド部材をリーダブラケット取付腕に設けた支持軸に当接させてリーダブラケットを安定して支持できるので、第1ピン挿通孔の位置合わせを容易に行えるとともに、第1連結ピンの軸線まわりにリーダブラケットを回動させることが可能となり、第2ピン挿通孔の位置合わせも容易に行うことができる。また、リーダブラケットの回動に伴ってガイド部材が支持軸から離間した状態で第2連結ピンを挿通することが可能となり、杭施工中にガイド部材が支持軸に押し付けられて支持軸が破損することを防止できる。
【0009】
また、U字状の係合溝を支持軸に係合させるので、クレーンの巻下げ操作に伴うリーダブラケットの揺れを抑制することが可能となり、第1ピン挿通孔の位置合わせをより安定して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の一形態例を示す杭打機の側面図である。
図2】同じくリーダブラケット取付工程の一形態例を示す説明図である。
図3】同じく連結腕をリーダブラケット取付腕に接近させた状態の要部説明図である。
図4】同じくガイド部材を支持軸に係合させて第1連結ピンを挿通した状態の要部説明図である。
図5】同じくガイド部材を支持軸から離間させて第2連結ピンを挿通した状態の要部説明図である。
図6】同じく第1連結ピン及び第2連結ピンを挿通した状態の要部拡大平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
図1乃至図6は、本発明の杭打機の一形態例を示すもので、本形態例に示す杭打機11は、図1に示すように、クローラ12aを備えた下部走行体12の上部に、上部旋回体13が旋回可能に設けられている。上部旋回体13の前部には、複数のリーダ部材を連結して形成されるリーダ14やフロントジャッキ15が取り付けられるリーダブラケット16が設けられ、該リーダブラケット16に立設したリーダ14を2本のバックステー17,17で支持するようにしている。また、上部旋回体13の前部には、主巻ウインチ(図示せず)から繰り出される主巻ロープ18をガイドする主巻ガイドシーブ19と、補巻ウインチ(図示せず)から繰り出される補巻ロープ20をガイドする補巻ガイドシーブ21とが設けられている。主巻ロープ18及び補巻ロープ20は、リーダ14の上端に設けられたトップシーブ22に巻回され、それぞれリーダ14の前部に垂下される。
【0012】
上部旋回体13の後部にはガントリ(Aフレーム)23が立設され、起伏ウインチ(図示せず)からの起伏ロープ24が、ペンダントロープ25を介して、バックステー17が連結されているリーダ部材に連結されている。また、上部旋回体13の後端部には、カウンタウエイト26が搭載されるとともに、カウンタウエイト26を搭載するフレームの両側にリヤジャッキ27が設けられている。
【0013】
リーダブラケット16は、図2に示すように、後端部の左右2箇所に設けられた連結腕28と、前部に設けられたリーダ基部材29と、上面に設けられたシーブブラケット30と、両側面にそれぞれ設けられた前記フロントジャッキ15,15とを備えている。また、連結腕28は、上部の第1連結部28aと、下部の第2連結部28bとを有し、第1連結部28aの後部には、上部旋回体13の方向にガイド部材31が突設されている。
【0014】
上部旋回体13のメインフレーム13aは、図3乃至図6に示すように、前部の左右2箇所に前記連結腕28が差し込まれる二股状のリーダブラケット取付腕32,32が設けられている。また、リーダブラケット取付腕32は、上部の第1取付部32aと、下部の第2取付部32bとを有している。さらに、第1連結部28aと第1取付部32aとの重合部に第1連結ピン33を挿通するための第1ピン挿通孔28c,32cが、第2連結部28bと第2取付部32bとの重合部に第2連結ピン34を挿通するための第2ピン挿通孔28d,32dがそれぞれ設けられている。
【0015】
また、第1取付部32aに設けた支持軸挿通孔32eには、ガイド部材31に形成された下向きU字状の係合溝31aに係合させる支持軸35が挿通されて抜け止め用のボルト36で固定されている。
【0016】
このように、第1ピン挿通孔28c,32cに第1連結ピン33を挿通するとともに、第2ピン挿通孔28d,32dに第2連結ピン34を挿通して抜け止め用のボルト37でそれぞれ固定することにより、リーダブラケット16が第1連結ピン33及び第2連結ピン34を介して上部旋回体13の前部に取り付けられた状態となる。
【0017】
このような杭打機11を輸送する際には、上部旋回体13からリーダ14及びリーダブラケット16などの作業関連機器を取り外すとともに、下部走行体12からクローラ12aを取り外し、それぞれ大型の低床トレーラを使用して別々に輸送される。
【0018】
現場でリーダブラケット16を上部旋回体13に取り付ける際には、図2に示すように、まず、下部走行体12の中央部に位置するトラックフレーム12bの前部下面を台座38で支持するとともに、上部旋回体13の後部側をリヤジャッキ27及び台座39で支持することによって上部旋回体13を水平に保持した状態にする。次に、図2(A)に示すように、リーダブラケット16をクレーン(図示せず)の吊りワイヤ40で吊り上げて所定の高さに上昇させた状態で、クレーンを巻下げ方向に操作しながら連結腕28をリーダブラケット取付腕32に接近させる。続いて、後述する第1ピン挿通孔28c,32c及び第2ピン挿通孔28d,32dの位置合わせを行って第1連結ピン33及び第2連結ピン34をそれぞれ挿通する。最後に、リーダブラケット16から吊りワイヤ40を取り外し、図2(B)に示すように、リーダブラケット16が上部旋回体13の前部に片持ち状態で取り付けられる。
【0019】
ここで、図3乃至図6を参照しながら、第1ピン挿通孔28c,32c及び第2ピン挿通孔28d,32dの位置合わせを行う手順を説明する。まず、図3に示すように、クレーンを操作してリーダブラケット16を前方上向きに傾斜させた状態に吊り上げ、ガイド部材31を、リーダブラケット取付腕32の上方近傍に位置させた状態から、係合溝31aが支持軸35の上方に位置するまでリーダブラケット16を水平方向にゆっくり移動させる。次に、クレーンを巻下げ方向に操作して係合溝31aを支持軸35に係合させる。この結果、リーダブラケット16の後部が支持軸35によって安定して支持された状態となる。
【0020】
続いて、クレーンを僅かに巻下げ方向に操作して支持軸35を中心としてリーダブラケット16の位置を微調整し、図4に示すように、第1ピン挿通孔28c,32cの位置を合致させた状態で第1連結ピン33を挿通する。この状態では、リーダブラケット16が上部旋回体13に対して若干上向きに傾斜しているので、未だ第2ピン挿通孔28d,32dの位置は合致せず、第2連結ピン34を挿通することができない。
【0021】
このように、係合溝31aを支持軸35に係合させてクレーンの巻下げ操作を行うことができるので、リーダブラケット16の揺れを抑制することが可能となり、第1ピン挿通孔28c,32cの位置合わせをより安定して行うことができる。
【0022】
続いて、クレーンを僅かに巻下げ方向に操作して第1連結ピン33を中心としてリーダブラケット16の位置を微調整し、図5及び図6に示すように、第2ピン挿通孔28d,32dの位置を合致させた状態で第2連結ピン34を挿通する。このとき、リーダブラケット16が第1連結ピン33の軸線まわりに所定角度(例えば1度)下方に回動されると共に、ガイド部材31が第1連結ピン33の軸線まわりに同様の角度で上方に円弧移動して支持軸35から離間する。
【0023】
このように、第1連結ピン33を第1ピン挿通孔28c,32cに挿通させてクレーンの巻下げ操作を行うことができるので、第1連結ピン33の軸線まわりにリーダブラケット16を回動させることが可能となり、第2ピン挿通孔28d,32dの位置合わせを容易に行うことができる。また、リーダブラケット16の回動に伴ってガイド部材31が支持軸35から離間した状態で第2連結ピン34を挿通することが可能となり、杭施工中にガイド部材31が支持軸35に押し付けられて支持軸35が破損することを防止できる。
【0024】
なお、ガイド部材は、支持軸に当接してリーダブラケットを安定して支持することができれば形状は任意であり、リーダブラケットが第1連結ピンの軸線まわりに回動したときに支持軸から離間できれば任意の位置に設けることができる。また、連結腕とガイド部材とを鋼製厚板から一体的に形成することもできる。
【符号の説明】
【0025】
11…杭打機、12…下部走行体、12a…クローラ、12b…トラックフレーム、13…上部旋回体、13a…メインフレーム、14…リーダ、15…フロントジャッキ、16…リーダブラケット、17…バックステー、18…主巻ロープ、19…主巻ガイドシーブ、20…補巻ロープ、21…補巻ガイドシーブ、22…トップシーブ、23…ガントリ、24…起伏ロープ、25…ペンダントロープ、26…カウンタウエイト、27…リヤジャッキ、28…連結腕、28a…第1連結部、28b…第2連結部、28c…第1ピン挿通孔、28d…第2ピン挿通孔、29…リーダ基部材、30…シーブブラケット、31…ガイド部材、31a…係合溝、32…リーダブラケット取付腕、32a…第1取付部、32b…第2取付部、32c…第1ピン挿通孔、32d…第2ピン挿通孔、32e…支持軸挿通孔、33…第1連結ピン、34…第2連結ピン、35…支持軸、36,37…ボルト、38,39…台座、40…吊りワイヤ
図1
図2
図3
図4
図5
図6