(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の課題は、複数の精算装置を有する精算システムにおける締め処理を効率的に行うことである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、
商品登録装置と、複数の精算装置とを含み、
前記商品登録装置は、
複数の前記精算装置各々の締め処理の状況を示す通知情報を複数の前記精算装置各々から取得する取得手段と、
前記通知情報に基づいて、複数の前記精算装置各々の締め処理の状況をディスプレイに表示させる表示制御手段と、
締め処理を未完了の前記精算装置に対する指示入力を、前記精算装置毎に受付ける受付手段と、
前記受付手段により受付けられた指示を前記精算装置に送信する送信手段と、
を有し、
前記精算装置は、
前記通知情報を前記商品登録装置に送信する送信手段と、
前記商品登録装置が送信した指示を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された指示に基づいた処理を実行する処理手段と、
を有する精算システムが提供される。
【0007】
また、本発明によれば、
複数の精算装置各々の締め処理の状況を示す通知情報を複数の前記精算装置各々から取得する取得手段と、
前記通知情報に基づいて、複数の前記精算装置各々の締め処理の状況をディスプレイに表示させる表示制御手段と、
締め処理を未完了の前記精算装置に対する指示入力を、前記精算装置毎に受付ける受付手段と、
前記受付手段により受付けられた指示を前記精算装置に送信する送信手段と、
を有する商品登録装置が提供される。
【0008】
また、本発明によれば、
締め処理の状況を示す通知情報を商品登録装置に送信する送信手段と、
前記商品登録装置が送信した指示を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された指示に基づいた処理を実行する処理手段と、
を有する精算装置が提供される。
【0009】
また、本発明によれば、
商品登録装置と、複数の精算装置とを含む精算システムにより実行され、
前記商品登録装置は、
複数の前記精算装置各々の締め処理の状況を示す通知情報を複数の前記精算装置各々から取得する取得工程と、
前記通知情報に基づいて、複数の前記精算装置各々の締め処理の状況をディスプレイに表示させる表示制御工程と、
締め処理を未完了の前記精算装置に対する指示入力を、前記精算装置毎に受付ける受付工程と、
前記受付工程で受付けられた指示を前記精算装置に送信する送信工程と、
を実行し、
前記精算装置は、
前記通知情報を前記商品登録装置に送信する送信工程と、
前記商品登録装置が送信した指示を受信する受信工程と、
前記受信工程で受信された指示に基づいた処理を実行する処理工程と、
を実行する締め方法が提供される。
【0010】
また、本発明によれば、
コンピュータを、
複数の精算装置各々の締め処理の状況を示す通知情報を複数の前記精算装置各々から取得する取得手段、
前記通知情報に基づいて、複数の前記精算装置各々の締め処理の状況をディスプレイに表示させる表示制御手段、
締め処理を未完了の前記精算装置に対する指示入力を、前記精算装置毎に受付ける受付手段、
前記受付手段により受付けられた指示を前記精算装置に送信する送信手段、
として機能させるプログラムが提供される。
【0011】
また、本発明によれば、
コンピュータを、
締め処理の状況を示す通知情報を商品登録装置に送信する送信手段、
前記商品登録装置が送信した指示を受信する受信手段、
前記受信手段により受信された指示に基づいた処理を実行する処理手段、
として機能させるプログラムが提供される。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、複数の精算装置を有する精算システムにおける締め処理を効率的に行うことができる。
【発明を実施するための形態】
【0014】
<第1の実施形態>
まず、本実施形態の精算システムの概要を説明する。本実施形態の精算システムは、複数の商品登録装置と、複数の精算装置とを含む。
【0015】
本実施形態の精算システムは、複数の精算装置及び複数の商品登録装置各々の締め処理(以下、「個別締め処理」)と、精算システム全体での締め処理(以下、「全体締め処理」)とを実行する。複数の精算装置及び複数の商品登録装置各々の個別締め処理は、複数の精算装置及び複数の商品登録装置各々が実行する。各精算装置は、個別締め処理として、各精算装置の在高を集計する。精算装置の在高とは、精算装置に格納されている紙幣と硬貨(以下、総称して現金と呼ぶ)および金券の合計額である。なお、精算装置の在高は、クレジットカードなどで支払われた金額の情報を含んでもよい。また、各商品登録装置は、個別締め処理として、各商品登録装置の在高を集計または取得する。例えば、オペレータが各商品登録装置に各商品登録装置の在高を入力してもよい。その他、各商品登録装置が各商品登録装置の在高を自動集計してもよい。商品登録装置の在高とは、商品登録装置で精算された現金、金券および信用支払情報の少なくとも何れかの合計値である。
【0016】
全体締め処理は、例えば1つの商品登録装置が行う。当該商品登録装置は、複数の精算装置及び複数の商品登録装置各々の個別締め処理の結果を取得する。そして、当該商品登録装置は、精算システム全体で取り扱った現金、金券および信用支払情報の金額を集計し、違算が無いかチェックする。例えば、当該商品登録装置は、精算システムで取り扱った現金、金券および信用支払情報等の金額(例:在高の合計)を集計し、集計結果と、精算システムで受付ける支払いの理論値との間に相違が無いかチェックする。理論値は、精算情報、すなわち商品登録装置における登録内容に基づき算出される。
【0017】
複数の商品登録装置の中の1つ(第1の商品登録装置)は、複数の精算装置各々が個別締め処理を実行している際に、次の処理を行う。すなわち、第1の商品登録装置は、複数の精算装置各々の個別締め処理の状況を示す通知情報を複数の精算装置各々から取得し、複数の精算装置各々の個別締め処理の状況をディスプレイに表示させる。そして、第1の商品登録装置は、個別締め処理を未完了の精算装置に対する指示入力を、精算装置毎に受付け、受付けた指示を各精算装置に送信する。
【0018】
個別締め処理を未完了の精算装置は、上記通知情報を第1の商品登録装置に送信する。また、個別締め処理を未完了の精算装置は、第1の商品登録装置が送信した指示を受信し、当該指示に基づいた処理を実行する。
【0019】
このような本実施形態の精算システムによれば、オペレータ(例:店員)は第1の商品登録装置のディスプレイを閲覧することで、複数の精算装置各々の個別締め処理の状況を把握することができる。例えば、個別締め処理が未完了であること、個別締め処理が完了したこと、個別締め処理中にエラーが発生したこと、オフラインであること等を把握することができる。
【0020】
そして、オペレータは、第1の商品登録装置を操作することで、個別締め処理を実行中の複数の精算装置各々に対する指示を入力することができる。例えば、ある精算装置にエラーが発生した場合、そのエラーに対する処置を、第1の商品登録装置を操作することで完了することができる。すなわち、第1の商品登録装置を介して、個別締め処理を未完了の精算装置を遠隔から操作できる。
【0021】
このような本実施形態の精算システムによれば、オペレータは基本的には第1の商品登録装置の前にいればよく、複数の精算装置間を頻繁に移動することなく締め処理の作業を行うことができる。このため、複数の精算装置を有する精算システムにおける締め処理を効率的に行うことができる。
【0022】
以下、本実施形態の精算システムを詳細に説明する。最初に「精算対象の商品の登録受付・精算処理」を実現する精算システムを説明し、その後、「個別締め処理」を実現する精算システムを説明する。
【0023】
最初に、精算装置及び商品登録装置各々のハードウエア構成の一例を説明しておく。本実施形態の精算装置及び商品登録装置各々が備える各機能部は、任意のコンピュータのCPU(Central Processing Unit)、メモリ、メモリにロードされるプログラム、そのプログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット(あらかじめ装置を出荷する段階から格納されているプログラムのほか、CD(Compact Disc)等の記憶媒体やインターネット上のサーバ等からダウンロードされたプログラムをも格納できる)、ネットワーク接続用インターフェイスを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。
【0024】
図5は、本実施形態の精算装置20及び商品登録装置30各々のハードウエア構成を例示するブロック図である。
図5に示すように、精算装置20及び商品登録装置30各々は、プロセッサ1A、メモリ2A、入出力インターフェイス3A、周辺回路4A、バス5Aを有する。周辺回路4Aを有さなくてもよい。周辺回路4Aには、様々なモジュールが含まれる。なお、精算装置20及び商品登録装置30各々は物理的及び/又は論理的に分かれた複数の装置で構成されてもよい。この場合、複数の装置各々が、プロセッサ1A、メモリ2A、入出力インターフェイス3A、周辺回路4A、バス5Aを有してもよい。
【0025】
バス5Aは、プロセッサ1A、メモリ2A、周辺回路4A及び入出力インターフェイス3Aが相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。プロセッサ1Aは、例えばCPUやGPU(Graphics Processing Unit)などの演算処理装置である。メモリ2Aは、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリである。入出力インターフェイス3Aは、入力装置(例:キーボード、マウス、マイク、物理キー、タッチパネルディスプレイ、コードリーダ等)、外部装置、外部サーバ、外部センサ等から情報を取得するためのインターフェイスや、出力装置(例:ディスプレイ、スピーカ、プリンター、メーラ等)、外部装置、外部サーバ等に情報を出力するためのインターフェイスなどを含む。プロセッサ1Aは、各モジュールに指令を出し、それらの演算結果をもとに演算を行うことができる。
【0026】
図1を用いて「精算対象の商品の登録受付・精算処理」を実現する精算システムを説明する。
図1に示すように、精算システムは、複数の商品登録装置30と、複数の精算装置20とを有する。複数の商品登録装置30及び複数の精算装置20は、有線及び/又は無線で互いに通信可能に構成される。
【0027】
本実施形態の精算システムでは、精算対象の商品を登録する処理(バーコードの読み取りなど)を商品登録装置30に割り当て、登録された商品の精算を行う処理(代金の受け取りや釣銭の返却など)を精算装置20に割り当てる。
【0028】
商品登録装置30は、精算対象の商品を登録する入力を受付ける手段を有する。例えば、商品登録装置30は、リーダ(例:バーコードリーダ)、タッチパネルディスプレイ、物理ボタン等の入力装置を備え、これらを介して、精算対象の商品を登録する入力を受付ける。登録される情報(以下、「登録情報」)は、精算対象の商品の商品コード、売価情報、販売数量などを含む。商品コードは、各商品を識別するために予め定められた文字、数字、記号などからなる識別子である。なお、商品登録装置30は、登録情報に基づき、各顧客の精算金額を算出してもよい。精算金額は、登録された商品各々の税込価格の合計であってもよい。当該登録情報や精算金額等に基づき、上述した精算システム全体で受付ける支払いの理論値が求められる。
【0029】
各商品登録装置30が受付けた登録情報の少なくとも一部は、複数の精算装置20の中の1つに入力される。さらに、各商品登録装置30が算出した精算金額が、複数の精算装置20の中の1つに入力されてもよい。なお、各商品登録装置30は精算金額を算出せず、各商品登録装置30から精算装置20に精算金額が入力されない構成とすることもできる。この場合、各商品登録装置に30より受付けられた登録情報が精算装置20に入力される。そして、各精算装置20が入力された登録情報に基づき精算金額を算出する。以下、精算装置20に入力されるこれらの情報を精算情報という。
【0030】
例えば、商品登録装置30は、精算情報を示す情報(例:バーコード、二次元コード等)を印字した用紙を出力してもよい。また、精算装置20は当該情報を読みとる手段(例:リーダ)を備えてもよい。そして、オペレータ(例:店員、客)がその用紙に印字された情報をいずれかの精算装置20に読み取らせることで、精算装置20に精算情報が入力されてもよい。その他、有線及び/又は無線の通信ネットワークを介して、商品登録装置30から精算装置20に精算情報が送信されてもよい。
【0031】
精算装置20は、入力された精算情報に基づき精算処理を行う。すなわち、精算装置20は、現金、金券、クレジットカード等の挿入を受付ける。現金及び金券の挿入を受付けた場合、挿入合計額を算出し、必要に応じて釣銭を出力する等の処理を行う。一方、クレジットカードの挿入を受付けた場合、クレジットカード会社と通信し、決済処理を行う。
【0032】
なお、例えば精算装置20にて受付けることができない方法での支払(例:所定の金券等)等の場合、商品登録装置10が支払いを受付けてもよい。そして、商品登録装置30が登録情報に基づき算出される精算金額の中の一部の支払を受付けた場合、精算装置20に入力される精算情報の中に商品登録装置30が受付けた額を示す情報が含まれてもよい。そして、精算装置20は、当該精算情報に基づき未だ支払を受付けていない残部を算出し、残部の支払を受付けてもよい。
【0033】
次に、「個別締め処理」を実現する精算システムを説明する。
図3に、本実施形態の商品登録装置30の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、商品登録装置30は、取得部11と、表示制御部12と、受付部13と、送信部14とを有する。
【0034】
取得部11は、複数の精算装置20各々の個別締め処理の状況を示す通知情報を、複数の精算装置20各々から取得する。
【0035】
通知情報は、例えば、「個別締め処理を開始したことを示す情報(個別締め処理開始情報)」、「個別締め処理を完了したことを示す情報(個別締め処理完了情報)」、「個別締め処理中に個別締め処理を停止するエラーが発生したことを示す情報(エラー情報)」等を含む。なお、エラー情報は、さらにエラー種別を示す情報を含んでもよい。
【0036】
エラー種別としては、釣銭機エラー、リジェクト発生、集計結果に差異あり等が挙げられるが、これらに限定されない。釣銭機エラーは、釣銭機に収容している現金の集計処理において何らかの原因で処理を完了できない状態である。リジェクト発生は、例えばつまりが発生した状態である。集計結果に差異ありは、各精算装置20が取得した精算情報に基づき算出される各精算装置20で受付ける支払いの理論値と、各精算装置20で支払いのために受付けた現金、金券および信用支払情報等の金額の集計結果との間に相違がある状態である。
【0037】
表示制御部12は、複数の精算装置20各々の個別締め処理の状況を商品登録装置30のディスプレイに表示させる。表示制御部12は、取得部11により取得された通知情報に基づき、ディスプレイの表示内容を決定することができる。
【0038】
図6に、商品登録装置30のディスプレイD1に表示された情報の一例を模式的に示す。
図6は、複数の精算装置20が同時に個別締め処理を行っている状況下でのディスプレイD1の表示の一例を示す。図示するように、複数の精算装置20が同時に個別締め処理を行っている場合、複数の精算装置20各々の個別締め処理の状況が同時にディスプレイD1に表示される。
【0039】
図6では、精算装置A乃至E各々の個別締め処理の状況が示されている。なお、同時に個別締め処理を行う精算装置20の数は図示するものに限定されない。
【0040】
図6より、精算装置Aは個別締め処理を実行中であり、集計中であることが分かる。例えば、精算装置Aから個別締め処理開始情報を取得した後、かつ、精算装置Aから個別締め処理完了情報を取得する前の間において、エラー情報を取得しない間、表示制御部12は、精算装置Aに対応付けて図示するような情報をディスプレイD1に表示させることができる。
【0041】
また、
図6より、精算装置Bはエラーが発生しており、その内容が「リジェクト発生」であることが分かる。例えば、精算装置Bから個別締め処理開始情報を取得した後、かつ、精算装置Bから個別締め処理完了情報を取得する前の間において、エラー情報を取得した場合、表示制御部12は、精算装置Bに対応付けて図示するようなエラー情報をディスプレイD1に表示させることができる。
【0042】
また、
図6より、精算装置Cはエラーが発生しており、その内容が「釣銭機エラー」であることが分かる。例えば、精算装置Cから個別締め処理開始情報を取得した後、かつ、精算装置Cから個別締め処理完了情報を取得する前の間において、エラー情報を取得した場合、表示制御部12は、精算装置Cに対応付けて図示するようなエラー情報をディスプレイD1に表示させることができる。
【0043】
また、
図6より、精算装置Dはオフライン(通信ネットワークに未接続)であることが分かる。例えば、商品登録装置30が精算装置Dとの通信に失敗した場合、表示制御部12は、精算装置Dに対応付けて図示するような情報をディスプレイD1に表示させることができる。通信の失敗は、例えば、商品登録装置30から精算装置Dに情報(例:個別締め処理を開始させる指示)を送信したが、送信から所定時間経過しても精算装置Dからの応答がない場合であってもよい。
【0044】
また、
図6より、精算装置Eはエラーが発生しており、その内容が「集計結果に差異あり」であることが分かる。例えば、精算装置Eから個別締め処理開始情報を取得した後、かつ、精算装置Eから個別締め処理完了情報を取得する前の間において、エラー情報を取得した場合、表示制御部12は、精算装置Eに対応付けて図示するようなエラー情報をディスプレイD1に表示させることができる。
【0045】
なお、表示制御部12は、
図6に示すように、エラーの内容に応じてディスプレイD1の表示態様を変更してもよい。具体的には、精算装置C及びEに関する表示態様のように、エラーが第1のエラーである場合、表示制御部12は、エラー状態を解除する指示入力を受付けるGUI(graphical user interface)部品(再実行ボタン、確認ボタン等)を表示させることができる。一方、精算装置Bに関する表示態様のように、エラーが第2のエラーである場合、表示制御部12は、エラー状態を解除する指示入力を受付けるGUI部品を表示させない。
【0046】
第1のエラーは、再実行または処理の進行が可能なエラーである。このような第1のエラーに対する処置は遠隔で行うことができる。第2のエラーは、第1のエラーと異なるエラーである。第2のエラーは、再実行または処理の進行が不可能なエラーである。このような第2のエラーに対する処置は遠隔で行うことができず、エラーが発生している精算装置20の元に行って処置する必要がある。
【0047】
第1のエラーの一例として、釣銭機による集計失敗がある。この場合の処置は、例えば釣銭機の集計を再実行させることである。釣銭機の集計を再実行させる処置は、遠隔からの指示入力で実行させることができる(例えば、
図6に示す再実行ボタンの押下)。第1のエラーの他の例として、個別締め処理の集計結果に「差異あり」がある。この場合の処置は、例えばその状況を確認し、確認したことを入力することで、以降の処理(例:集計結果を外部装置に送信、個別締め処理の終了等)に進ませることである。「差異あり」を確認したことの入力は、遠隔から行うことができる(例えば、
図6に示す確認ボタンの押下)。なお、第1のエラーはその他のエラーを含んでもよい。
【0048】
第2のエラーの一例として、リジェクト発生がある。この場合の処置は、例えばつまりを解消する作業である。当該作業は遠隔で行うことができず、エラーが発生している精算装置20の元に行って行う必要がある。なお、第2のエラーはその他のエラーを含んでもよい。
【0049】
例えば、予め、エラー種別ごとに、表示態様(例:表示させる文章、GUI部品を表示させるか否か等)が定められていてもよい。そして、取得部11がエラー情報を取得すると、表示制御部12は発生しているエラー種別に応じた表示態様でディスプレイD1に表示させてもよい。すなわち、表示制御部12は、エラー種別に基づいて、精算装置20での集計処理を再実行させる再実行ボタンを選択可能にディスプレイに表示させるか否かを制御することができる。
【0050】
受付部13は、個別締め処理を実行中の精算装置20に対する指示入力を、精算装置20毎に受付ける。例えば、受付部13は、表示制御部12により表示されているGUI部品(
図6参照)を介した指示入力を受付ける。例えば、受付部13は、発生中のエラーを解除する指示入力を受付けることができる。「エラーの解除」とは、停止している個別締め処理を再開可能な状態にすることを意味する。
【0051】
送信部14は、受付部13により受付けられた指示を精算装置20に送信する。
【0052】
例えば、
図6に示される精算装置Cは、「釣銭機エラー(第1のエラー)」となり、個別締め処理を停止している状態である。図示するように、第1のエラーとなっている精算装置Cに対応し、エラーを解除する指示入力を行うためのGUI部品が表示されている。このため、受付部13は、精算装置Cに対応して表示されている「再実行」ボタン(GUI部品)をタッチする操作を受付けることができる。受付部13が当該操作を受付けると、送信部14は、エラーを解除し、釣銭機の集計を再実行する指示を精算装置Cに送信することができる。精算装置Cは、当該指示を受信すると、エラーを解除し、釣銭機の集計を再実行する。
【0053】
なお、
図6に示される精算装置Bは、「リジェクト発生(第2のエラー)」となり、個別締め処理を停止している状態である。図示するように、第2のエラーとなっている精算装置Bに対応し、エラーを解除する指示入力を行うためのGUI部品が表示されていない。このため、受付部13は、第2のエラーを解除する指示入力を受付けることができない。この場合、オペレータは、精算装置Bの元に行き、所定の処置を行ってエラーを解除することとなる。
【0054】
その他、
図6に示される精算装置Dは、「オフライン」である。例えば、商品登録装置30から精算装置Dに個別締め処理を開始させる指示を送信したが、送信から所定時間経過しても精算装置Dからの応答がない場合、表示制御部12は精算装置Dに対応して図示する表示を行う。この場合、表示制御部12は、図示するように、オフラインの精算装置Dに対応し、個別締め処理を開始させる指示の送信を再実行させるためのGUI部品を表示させることができる。そして、受付部13は、精算装置Dに対応して表示されている「再実行」ボタン(GUI部品)をタッチする操作を受付けることができる。受付部13が当該操作を受付けると、送信部14は、個別締め処理を開始させる指示を精算装置Dに送信する。
【0055】
その他、
図6に示される精算装置Eは、「差異あり(第1のエラー)」となり、個別締め処理を停止している状態である。図示するように、第1のエラーとなっている精算装置Eに対応し、エラーを解除する指示入力を行うためのGUI部品が表示されている。このため、受付部13は、精算装置Eに対応して表示されている「確認」ボタン(GUI部品)をタッチする操作を受付けることができる。受付部13が当該操作を受付けると、送信部14は、エラーを解除し、以降の処理に進む指示を精算装置Eに送信することができる。精算装置Eは、当該指示を受信すると、エラーを解除し、以降の処理、例えば個別締め処理の結果を第1の商品登録装置30に送信する処理や、個別締め処理を終了する処理等を実行する。
【0056】
次に、
図4に、本実施形態の精算装置20の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、精算装置20は、送信部21と、受信部22と、処理部23とを有する。
【0057】
送信部21は、上記通知情報を商品登録装置30に送信する。例えば、精算装置20が個別締め処理を開始すると、それに応じて、送信部21は、個別締め処理開始情報を商品登録装置30に送信する。また、例えば、精算装置20が個別締め処理を完了すると、それに応じて、送信部21は、個別締め処理完了情報を商品登録装置30に送信する。また、例えば、個別締め処理を実行中の精算装置20にエラーが発生すると、それに応じて、送信部21は、エラー情報を商品登録装置30に送信する。
【0058】
受信部22は、商品登録装置30が送信した指示を受信する。当該指示は、例えば、エラーを解除し、所定の処理(例:釣銭機の集計の再実行)を実行する指示や、個別締め処理を開始する指示等である。
【0059】
処理部23は、受信部22により受信された指示に基づいた処理を実行する。例えば、処理部23は、エラーを解除し、所定の処理(例:釣銭機の集計の再実行、以降の処理)を実行したり、個別締め処理を開始したりする。
【0060】
ここで、
図7に、個別締め処理を実行中の精算装置20のディスプレイD2における表示の一例を示す。図示する例では、個別締め処理を実行中である旨が表示されている。
【0061】
なお、エラーとなった精算装置20は、エラーとなった旨を示す情報を自装置のディスプレイD2に表示させてもよい。この場合、エラーとなった旨を示す情報が、商品登録装置30と、エラーとなった精算装置20との両方に出力されることとなる。
【0062】
他の例として、エラーとなった精算装置20は、エラーとなった旨を示す情報を自装置のディスプレイD2に表示させなくてもよい。この場合、エラーとなった旨を示す情報が、商品登録装置30に出力され、エラーとなった精算装置20には出力されないこととなる。
【0063】
ところで、本実施形態の場合、第1のエラーとなった精算装置20は、商品登録装置30から受信する指示に応じてエラーを解除し、所定の処理(例:釣銭機の集計の再実行、以降の処理)を実行することとなる。一方、第2のエラーとなった精算装置20は、自装置に対する処置に応じてエラーを解除することとなる。すなわち、第2のエラーとなった精算装置20は、商品登録装置30から受信する指示に応じてエラーを解除することはできない。
【0064】
ここで、変形例を説明する。複数の商品登録装置30の中のいずれかが、精算装置20の個別締め処理を開始する指示入力を受付けてもよい。そして、商品登録装置30は当該入力に応じて、精算装置20に個別締め処理を開始する締め指示を送信してもよい。精算装置20は、受信した締め指示に応じて個別締め処理を開始する。また、個別締め処理を開始する指示入力を受付けた商品登録装置30が、通知情報の取得、複数の精算装置20各々の個別締め処理の状況の表示、個別締め処理を未完了の精算装置20に対する指示入力の受付け、及び、指示の送信を実行してもよい。
【0065】
この例の場合、商品登録装置30は、すべての精算装置20に個別締め処理を開始させる指示入力を受付けてもよい。この場合、商品登録装置30は当該入力に応じて、すべての精算装置20に個別締め処理を開始する締め指示を送信する。その他、商品登録装置30は、複数の精算装置20の中の一部を指定し、指定した精算装置20に個別締め処理を開始させる指示入力を受付けてもよい。この場合、商品登録装置30は当該入力に応じて、指定された精算装置20に個別締め処理を開始する締め指示を送信する。
【0066】
その他、
図6では複数の精算装置20が同時に個別締め処理を実行し、当該複数の精算装置20の個別締め処理の状況を同時にディスプレイD1に表示させたが、1つの精算装置20が個別締め処理を実行し、当該1つの精算装置20の個別締め処理の状況をディスプレイD1に表示させてもよい。
【0067】
その他、第1のエラーとなった場合、精算装置20は商品登録装置30から受信する指示に応じて第1のエラーを解除することを説明したが、これに加えて、精算装置20は自装置に対する操作に応じて第1のエラーを解除することができてもよい。すなわち、第1のエラーを解除は、商品登録装置30を介した指示の入力、及び、精算装置20に対する操作のいずれか一方で実現されてもよい。
【0068】
次に、
図8のフローチャートを用いて、商品登録装置30の処理の流れの一例を説明する。
【0069】
まず、商品登録装置30は、1つ又は複数の精算装置20に締め指示を送信する(S10)。締め指示を受信した精算装置20は締め指示に応じて個別締め処理を開始し、個別締め処理開始情報を商品登録装置30に返信する。なお、オフラインで締め指示を受信できなかった精算装置20は、個別締め処理を開始せず、個別締め処理開始情報を商品登録装置30に返信しない。
【0070】
その後、商品登録装置30は、締め指示を送信した精算装置20各々の個別締め処理の状況をディスプレイD1に表示させる処理を開始する(S11)。例えば、個別締め処理開始情報の返信があった精算装置20に対応付けて、個別締め処理を実行中である旨をディスプレイD1に表示させる。また、締め指示に対する返信がなかった精算装置20に対応付けて、オフラインである旨をディスプレイD1に表示させる。この場合、オフラインである精算装置20に対応付けて、個別締め処理を開始させる指示を再送信させるためのGUI部品が表示されてもよい。
【0071】
その後、商品登録装置30は、精算装置20から通知情報を取得すると(S12のYes)、ディスプレイD1に表示されたその精算装置20の個別締め処理の状況を更新する(S13)。
【0072】
例えば、通知情報として個別締め処理完了情報を取得した場合、その精算装置20に対応付けて個別締め処理を完了した旨を表示させる。
【0073】
その他、通知情報としてエラー情報を取得した場合、その精算装置20に対応付けてエラーとなっている旨を表示させる。また、エラーが第1のエラーである場合、エラーを解除する指示入力を受付けるためのGUI部品を表示させる。一方、エラーが第2のエラーである場合、当該GUI部品を表示させない。
【0074】
そして、商品登録装置30は、指示入力を受付けた場合(S14のYes)、当該指示を精算装置20に送信する(S15)。その後、S12以降の処理を繰り返す。
【0075】
次に、
図9のフローチャートを用いて、エラーとなった精算装置20の処理の流れの一例を説明する。
【0076】
個別締め処理を停止するエラーが発生すると(S20のYes)、精算装置20は個別締め処理を停止する(S21)。そして、精算装置20はエラー情報を商品登録装置30に送信する(S22)。
【0077】
発生したエラーが第1のエラーである場合(S23の第1のエラー)、精算装置20は、商品登録装置30から送信されるエラーを解除する指示の受信待ちとなる。そして、当該指示を受信した場合(S24のYes)、精算装置20はエラーを解除する(S26)。
【0078】
一方、発生したエラーが第2のエラーである場合(S23の第2のエラー)、精算装置20は、自装置に対するエラー解除のための処置待ちとなる。そして、当該処置を受付けた場合(S25のYes)、精算装置20はエラーを解除する(S26)。
【0079】
以上説明した本実施形態の精算システムによれば、オペレータ(例:店員)は商品登録装置30のディスプレイD1を閲覧することで、複数の精算装置20各々の個別締め処理の状況を把握することができる。例えば、処理中であること、処理が完了したこと、処理中にエラーが発生したこと、オフラインであること等を把握することができる。
【0080】
そして、オペレータは、商品登録装置30を操作することで、個別締め処理を実行中の複数の精算装置20各々に対する指示を入力することができる。例えば、ある精算装置20にエラーが発生した場合、そのエラーに対する処置を、商品登録装置30を操作することで完了することができる。また、個別締め処理を開始させる指示を、商品登録装置30を操作することで行うことができる。
【0081】
このような本実施形態の精算システムによれば、オペレータは基本的には商品登録装置30の前にいればよく、複数の精算装置20間を頻繁に移動することなく個別締め処理の作業を行うことができる。このため、複数の精算装置20を有する精算システムにおける個別締め処理を効率的に行うことができる。
【0082】
また、本実施形態の精算システムによれば、遠隔から処置可能なエラーの場合のみ商品登録装置30の操作によるエラーの解除を受付け、実際に精算装置20の元に行って処置する必要があるエラーの場合は商品登録装置30の操作によるエラーの解除を受付けず、精算装置20に対する処置によるエラーの解除のみを受付けることができる。このように、本実施形態の精算システムによれば、エラー種別を把握し、エラー種別に応じた適切な処理を行うことができる。
【0083】
また、本実施形態の精算システムによれば、ある精算装置20がエラーとなった場合、その旨を示す情報をその精算装置20と商品登録装置30の両方で出力することができる。かかる場合、オペレータは、商品登録装置30及び精算装置20の両方を介してエラーの発生を知ることができる。結果、利便性が向上する。
【0084】
また、本実施形態の精算システムによれば、ある精算装置20がエラーとなった場合、その旨を示す情報をその精算装置20で出力せず、商品登録装置30のみで出力することができる。かかる場合、精算装置20の処理負担を軽減できる。なお、基本的に、オペレータは商品登録装置30から出力される情報に基づき複数の精算装置20各々の個別締め処理の状況を把握するので、各精算装置20がエラー発生等の情報を出力しなくても特に問題なく作業を進めることが可能である。
【0085】
<第2の実施形態>
本実施形態においては、「精算対象の商品の登録受付・精算処理」は、第1の実施形態同様に実現される。すなわち、
図1に示す複数の商品登録装置30と、複数の精算装置20とで実現される。そして、本実施形態においては、「個別締め処理」は、
図2に示す精算システムで実現される。
図2に示す精算システムは、監視装置10と、複数の精算装置20とを有する。
【0086】
図10に、監視装置10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、監視装置10は、取得部11と、表示制御部12と、受付部13と、送信部14とを有する。取得部11、表示制御部12、受付部13及び送信部14の構成は、第1の実施形態と同様である。なお、監視装置10のハードウエア構成の一例は
図5で示される。
【0087】
すなわち、本実施形態では、第1の実施形態において商品登録装置30が個別締め処理時に行っていた処理を、商品登録装置30と異なる監視装置10が行う。その他の構成は、第1の実施形態と同様である。本実施形態の精算システムは、第1の実施形態の精算システムと同様の作用効果を実現する。
【0088】
以下、参考形態の例を付記する。
1. 商品登録装置と、複数の精算装置とを含み、
前記商品登録装置は、
複数の前記精算装置各々の締め処理の状況を示す通知情報を複数の前記精算装置各々から取得する取得手段と、
前記通知情報に基づいて、複数の前記精算装置各々の締め処理の状況をディスプレイに表示させる表示制御手段と、
締め処理を未完了の前記精算装置に対する指示入力を、前記精算装置毎に受付ける受付手段と、
前記受付手段により受付けられた指示を前記精算装置に送信する送信手段と、
を有し、
前記精算装置は、
前記通知情報を前記商品登録装置に送信する送信手段と、
前記商品登録装置が送信した指示を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された指示に基づいた処理を実行する処理手段と、
を有する精算システム。
2. 1に記載の精算システムにおいて、
前記通知情報はエラー種別を含み、
前記表示制御手段は、前記エラー種別に基づいて、前記精算装置での集計処理を再実行させる再実行ボタンを選択可能に前記ディスプレイに表示させるか否かを制御する精算システム。
3. 1または2に記載の精算システムにおいて、
締め処理を未完了の前記精算装置が締め処理を停止する第1のエラーとなった場合、前記受付手段は、第1のエラーを解除する指示入力を受付け、
締め処理を未完了の前記精算装置が締め処理を停止するエラーであって、前記第1のエラーとは異なる第2のエラーとなった場合、前記受付手段は、第2のエラーを解除する指示入力を受付けない精算システム。
4. 3に記載の精算システムにおいて、
前記第1のエラーは再実行または処理の進行が可能なエラーであり、前記第2のエラーは再実行または処理の進行が不可能なエラーである精算システム。
5. 1から4のいずれかに記載の精算システムにおいて、
締め処理を未完了の前記精算装置が締め処理を停止する第1のエラーとなった場合、前記精算装置は、前記商品登録装置から受信する指示に応じて第1のエラーを解除し、
締め処理を未完了の前記精算装置が締め処理を停止する第2のエラーとなった場合、前記精算装置は、自装置に対する操作に応じて第2のエラーを解除する精算システム。
6. 1から5のいずれかに記載の精算システムにおいて、
複数の前記精算装置が同時に締め処理を行っている場合、前記商品登録装置の前記表示制御手段は、複数の前記精算装置各々の締め処理の状況を同時にディスプレイに表示させる精算システム。
7. 1から6のいずれかに記載の精算システムにおいて、
前記商品登録装置は、複数の前記精算装置各々に締め処理を実行させる締め指示を送信し、
複数の前記精算装置は、前記締め指示に応じて締め処理を開始する精算システム。
8. 1から7のいずれかに記載の精算システムにおいて、
締め処理を未完了の前記精算装置が締め処理を停止するエラーとなった場合、エラーとなった旨を示す情報を前記精算装置及び前記商品登録装置の両方が出力する精算システム。
9. 1から7のいずれかに記載の精算システムにおいて、
締め処理を未完了の前記精算装置が締め処理を停止するエラーとなった場合、エラーとなった旨を示す情報を前記商品登録装置が出力し、エラーとなった旨を示す情報を前記精算装置は出力しない精算システム。
10. 複数の精算装置各々の締め処理の状況を示す通知情報を複数の前記精算装置各々から取得する取得手段と、
前記通知情報に基づいて、複数の前記精算装置各々の締め処理の状況をディスプレイに表示させる表示制御手段と、
締め処理を未完了の前記精算装置に対する指示入力を、前記精算装置毎に受付ける受付手段と、
前記受付手段により受付けられた指示を前記精算装置に送信する送信手段と、
を有する商品登録装置。
11. 締め処理の状況を示す通知情報を商品登録装置に送信する送信手段と、
前記商品登録装置が送信した指示を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された指示に基づいた処理を実行する処理手段と、
を有する精算装置。
12. 商品登録装置と、複数の精算装置とを含む精算システムにより実行され、
前記商品登録装置は、
複数の前記精算装置各々の締め処理の状況を示す通知情報を複数の前記精算装置各々から取得する取得工程と、
前記通知情報に基づいて、複数の前記精算装置各々の締め処理の状況をディスプレイに表示させる表示制御工程と、
締め処理を未完了の前記精算装置に対する指示入力を、前記精算装置毎に受付ける受付工程と、
前記受付工程で受付けられた指示を前記精算装置に送信する送信工程と、
を実行し、
前記精算装置は、
前記通知情報を前記商品登録装置に送信する送信工程と、
前記商品登録装置が送信した指示を受信する受信工程と、
前記受信工程で受信された指示に基づいた処理を実行する処理工程と、
を実行する締め方法。
13. コンピュータを、
複数の精算装置各々の締め処理の状況を示す通知情報を複数の前記精算装置各々から取得する取得手段、
前記通知情報に基づいて、複数の前記精算装置各々の締め処理の状況をディスプレイに表示させる表示制御手段、
締め処理を未完了の前記精算装置に対する指示入力を、前記精算装置毎に受付ける受付手段、
前記受付手段により受付けられた指示を前記精算装置に送信する送信手段、
として機能させるプログラム。
14. コンピュータを、
締め処理の状況を示す通知情報を商品登録装置に送信する送信手段、
前記商品登録装置が送信した指示を受信する受信手段、
前記受信手段により受信された指示に基づいた処理を実行する処理手段、
として機能させるプログラム。