(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記支持枠(2)には、前記係合部(24)と連動して動く摘み部(25)が設けられており、前記摘み部(25)は前記第1のロック状態および第2のロック状態が作用して前記開口部が閉塞状態になっている際に、前記弾性変形部(34)の少なくとも片側一方に位置するように設けられていることを特徴とする、請求項1に記載された閉蓋具付き容器。
前記支持枠(2)は、前記フランジ(14)の上面に接触する支持枠上面壁(21)と、前記支持枠上面壁(21)から前記側壁(12)の内周面に当接して前記底面部(11)に向かって形成された支持枠内周壁(22)と、前記支持枠上面壁(21)から前記容器本体(1)の外側に垂下設される支持枠外周壁(23)を有し、
前記蓋体(3)は、前記支持枠上面壁(21)に載置される蓋体上面壁(31)と、前記蓋体上面壁(31)から前記支持枠内周壁(22)に当接するように形成された蓋体内周壁(32)と、前記蓋体上面壁(31)から前記容器本体(1)の外側に垂下設される蓋体外周壁(33)を有し、
前記蓋体外周壁(33)に、前記支持枠外周壁(23)下端部(26)近傍に設けられた前記係合部(24)と係合する前記弾性変形部(34)が設けられていることを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載された閉蓋具付き容器。
【背景技術】
【0002】
従来の容器には、例えば、幼児などの子供等が周囲の大人のしぐさをまねて、容器内に収容されている内容物の特性(例えば、危険があるもの)を理解せずに、容器の蓋を外して内容物にいたずらをしたり、内容物をこぼしたりすることを防止するため、子供等では蓋を容易に外せないように、チャイルドレジスタンス機能を有しているものが存在する(特許文献1)。
【0003】
特許文献1に記載された閉蓋具付き容器は、開口部の上端から外鍔状に周設されたフランジ5を有する容器本体2の前記フランジ5に組み付く支持枠11の頂壁に、弾性体20を配することにより、支持枠11に組み付く外縁部13を有し、前記開口部を閉塞する蓋体1を上方に持ち上げるように付勢する構成としている。更に、蓋体1の外周に垂下設された遮蔽壁12に設けたつまみ部17の裏側のつまみ係止片18が、前記支持枠11の外周壁22を乗り越え支持枠11に係止される構成となっている。
【0004】
上述した構成により、特許文献1に記載されている閉蓋具付き容器では、蓋体1を外す際には、弾性体20による蓋体1を上方に持ち上げる付勢力を押さえつける操作と、つまみ係止片18が外周壁22を乗り越えるために引っ張る操作の2つの操作が必要となることから、子供等が簡単には蓋体1を取り外すことができないため、チャイルドレジスタンス機能を十分に発揮する構成となっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
一方で、大人が容器の蓋を外して開ける際には、通常、大人は子供等と違って容器内に収容されている内容物の特性は理解することができるので、容器は、簡単に蓋が外れる構造を有するものがよい。
すなわち、大人が容器の蓋を外して開ける時は開け易く、子供がいたずらに蓋を外して開けようとするときは、チャイルドレジスタンス機能がしっかりと発揮できる容器が望まれている。
【0007】
そこで本発明はこの様な問題に鑑みなされたものであり、その目的は、チャイルドレジスタンス機能を有すると共に、大人が容器の蓋を開ける際には、容易に蓋を開けることが出来る機能(以下、「蓋開け簡易機能」という)も有する閉蓋具付き容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る閉蓋具付き容器は、底面部から立ち上がる側壁を有し、前記底面部に対向する側に開口部が形成された容器本体と、前記容器本体の開口部の外縁に沿って設けられたフランジに組み付く支持枠と、前記支持枠に組み付く外縁部を有し前記開口部を閉塞する蓋体と、
を備える閉蓋具付き容器であって、前記支持枠は、前記容器本体の外側に垂下設される支持枠外周壁を有し、前記蓋体は、前記容器本体の外側に垂下設される蓋体外周壁
及び該蓋体外周壁に設けられた両端部を起点に前記両端部間に連設された帯状部分が反転可能に形成された弾性変形部を有しており、前記支持枠には、前記蓋体に設けられた弾性変形部と係合する係合部が設けられ、前記弾性変形部が前記係合部に対し
て外側から係合することにより、前記開口部を閉塞状態にする第1ロック状態と、
前記弾性変形部を内側に反転させることにより、前記係合部が前記弾性変形部に対して外側から係合し
て前記開口部を閉塞状態にする第2ロック状態と、を設定可能であることを特徴とする。
【0009】
本態様によれば、第1ロック状態と第2ロック状態という2つのロック状態を有することで、蓋開け簡易機能とチャイルドレジスタンス機能と、を併設できるという効果を有している。
例えば、第1ロック状態では蓋開け簡易機能を、第2ロック状態ではチャイルドレジスタンス機能を、と各ロック状態に対応させて蓋開け簡易機能とチャイルドレジスタンス機能を設けることができる。
【0011】
また係合部が帯状部分を形成する弾性変形部と係合することにより、第1ロック状態及び第2ロック状態を弾性変形部が反転する状態に合わせて設定することが可能となる。
【0012】
本発明の第
2の態様に係る閉蓋具付き容器は、第1の態
様において、前記支持枠には、前記係合部と連動して動く摘み部が設けられており、前記摘み部は前記第1のロック状態および第2のロック状態が作用して前記開口部が閉塞状態になっている際に、前記弾性変形部の少なくとも片側一方に位置するように設けられていることを特徴とする。
【0013】
本態様によれば、第1の態
様の効果に加え、係合部と連動して動く摘み部が設けられていることにより、わざわざ係合部を操作しなくても、摘み部の簡単な操作(例えば、内側に向かって押したり、外側に持ち上げたり等)により、係合部と弾性変形部を係合させたり、当該係合を解除したりすることができる。
【0014】
本発明の第
3の態様に係る閉蓋具付き容器は、第
2の態様において、前記摘み部は、前記係合部の両側に設けられていることを特徴とする。
【0015】
本態様によれば、第
2の態様の効果に加え、摘み部を係合部の両側に設けることにより、両方の摘み部を操作(例えば、内側に向かって押したり、外側に持ち上げたり等)することにより、摘み部からの力が両側から均等に係合部に伝わり、確実に係合部と弾性変形部を係合させたり、係合を解除させたりすることができる。
【0016】
本発明の第
4の態様に係る閉蓋具付き容器は、第1から第
3の態様のいずれか一の態様において、前記支持枠は、前記フランジの上面に接触する支持枠上面壁と、前記支持枠上面壁から前記側壁の内周面に当接して前記底面部に向かって形成された支持枠内周壁と、前記支持枠上面壁から前記容器本体の外側に垂下設される支持枠外周壁を有し、前記蓋体は、前記支持枠上面壁に載置される蓋体上面壁と、前記蓋体上面壁から前記支持枠内周壁に当接するように形成された蓋体内周壁と、前記蓋体上面壁から前記容器本体の外側に垂下設される蓋体外周壁を有し、前記蓋体外周壁に、前記支持枠外周壁下端部近傍に設けられた前記係合部と係合する前記弾性変形部が設けられていることを特徴とする。
【0017】
本態様によれば、第1から第
3の態様の効果に加え、蓋体の外周壁に弾性変形部が設けられ、支持枠外周壁下端部の近傍に係合部が設けられているので、各外周壁の部分で、第1ロック状態及び第2ロック状態を設けることができるので、ユーザーが各外周壁の一部のみを操作するだけで、係合部と弾性変形部を係合させたり、係合を解除させたりすることができる。
【0018】
本発明の第
5の態様に係る閉蓋具付き容器は、第1から第
4の態様のいずれか一の態様において、前記蓋体が前記支持枠に対しヒンジ部を介して連結されていることを特徴とする。
本態様によれば、蓋体と支持枠とを一体に成形することが可能となり、製造コストの低減を図ることが可能となる。
【発明の効果】
【0019】
本発明は、第1ロック状態及び第2ロック状態を設定可能とすることで、チャイルドレジスタンス機能と、蓋開け簡易機能の双方の機能を十分に発揮することができる。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、図面を参照しながら本発明に係る閉蓋具付き容器の実施形態について説明するが、本発明は当該実施形態に限定されるものではない。
図1(A)は本発明の実施態様に係る閉蓋具付き容器の平面図であり、
図1(B)は正面図である。
図2は、
図1(B)のI−I線における断面図、
図3は、
図2において蓋体3が開いた状態の断面図である。
なお、
図1(A)を例にとると、紙面下側を閉蓋具付き容器Aの前方(前側)、紙面上側を閉蓋具付き容器Aの後方(後側)とする。また、右側を右側面、左側を左側面とする。
また、側壁12に向かう方向を内側、側壁12から離れる方向を外側とする。
【0022】
本態様における閉蓋具付き容器Aは、合成樹脂を、例えば射出成形することにより形成されたものである。
図1〜
図3には、底面部11から立ち上がる側壁12を有し、底面部11に対向する側に開口部13(
図3)が形成された容器本体1と、開口部13の外縁に沿って設けられたフランジ14(
図2等)に組み付く支持枠2と、支持枠2に組み付く外縁部を有し開口部13を閉塞する蓋体3からなる閉蓋具付き容器Aが示されている。
本態様では、容器本体1は有底角筒状の形状を有しているが、当該形状に限定されるものではない。例えば円形形状のものであってもよい。この容器本体1には、例えば粉体状に形成した又はフィルムによって覆われる液体を略ボール状の形成した洗剤等の内容物が収納される。
【0023】
本態様の閉蓋具付き容器Aは、
図1(B)に示すように、開口部13の外縁に沿ってフランジ14が設けられており、フランジ14に組み付く様に支持枠2が設けられている。
支持枠2は、フランジ14の上面に接触する支持枠上面壁21と、支持枠上面壁21から側壁12の内周面に当接して底面部11に向かって形成された支持枠内周壁22と、支持枠上面壁21から容器本体1の外側に垂下設される支持枠外周壁23とを有して構成されており、それぞれがフランジ14を囲むようにして、フランジ14に組み付いている。
ここで、支持枠2の素材は金属製等でもよいが、容器本体1と同じ素材である合成樹脂であることが好ましい。
【0024】
支持枠2に組み付く蓋体3は、支持枠上面壁21に載置される蓋体上面壁31と、蓋体上面壁31から支持枠内周壁22に当接するように形成された蓋体内周壁32と、蓋体上面壁31から容器本体1の外側に垂下設される蓋体外周壁33とを有して構成されており、それぞれがフランジ14を囲むようにして、支持枠2に組み付いている(
図1(B)、拡大図等)。また、蓋体内周壁32の下端部に開口部13を覆う蓋板35(
図1(A))が
連設されている(
図2)。
【0025】
また、閉蓋具付き容器Aの後側の上部においては、蓋体3は支持枠2とヒンジ部4を介して連結されている(
図1(A)、
図2、
図3)。
一方、閉蓋具付き容器の前側においては、蓋体3の蓋体外面壁33の中央部に、帯状の弾性変形部34が設けられている(
図1(A))。
【0026】
弾性変形部34は、蓋体外面壁33に両端部341を介して
連設され、一方の端部341と他方の端部341との間に反転可能な帯状部分が設けられている。蓋体外周壁33と帯状部分との間に空間dが設けられ、両端部341を起点に内側へ帯状部分を反転可能としている。
【0027】
そして、
図1(B)に示すように弾性変形部34は、支持枠外周壁23の支持枠外周壁下端部26近傍に設けられた係合部24と係合し、蓋体3を閉じる構造になっている(この点については後述する)。また、支持枠外周壁23の支持枠外周壁下端部26から2つの摘み部25が垂下設されている。これら摘み部25は、蓋体3が閉じられた状態では、弾性変形部34の両側(両端部341の外側)に位置するように設けられている。摘み部25と係合部24は支持枠外周壁23に設けられており、係合部24と連動可能な構造となっている。摘み部25は、係合部24を間接的に動かす目的で設けられている。したがって、摘み部25と係合部24は近傍位置に設けられていることが望ましい。なお、本態様では、摘み部25を2つ設ける態様としたが、弾性変形部34の片側に1つであっても、2つ以上であっても構わない。また、摘み部25は、弾性変形部34の近傍位置に設けることが望ましい。
【0028】
蓋体3は、弾性変形部34と係合部24との係合を解除した後、蓋体3を持ち上げることにより、
図3に示したように、ヒンジ部4を軸として蓋体が回動することにより開けることができる。本態様では、
図1(A)に示したように、ヒンジ部4を平面視長辺方向にほぼ全体にわたって蓋体3と支持枠2と一体に設けたが、複数個に分けて設けることとしてもよい。また、ヒンジ部4は別体としてもよい。
【0029】
次に、本発明における第1ロック状態及び第2ロック状態について、
図4〜
図6を参照にしながら説明する。まず、
図4を参照に第1ロック状態について説明する。
図4(A)には、本態様に係る第1ロック状態部分の斜視図が、
図4(B)には(A)のII−II線における断面図が記載されている。
【0030】
第1ロック状態は、大人が容器の蓋を開ける際に、容易に蓋を開けることが出来る機能、すなわち、蓋開け簡易機能を有効にするための状態である。
弾性変形部34は、その両方の端部341において蓋体外周壁33に
連設されている。そして、第1ロック状態においては、弾性変形部34は、一方の端部341から他方の端部341の間に、反転可能な帯状部分が設けられており、蓋体外周壁33と帯状部分との間に空間dが設けられ、両端部341を起点に内側へ帯状部分を反転可能としている。
【0031】
また、係合部24は、正面側の支持枠外周壁23の支持枠外周壁下端部26(
図1(
B)参照)近傍に垂下設され、下端部には弾性変形部34と係合するアンダーカット部241が設けられている。
詳説すると、弾性変形部34を蓋体外周壁33の外側へ変形させることで、弾性変形部34の弾性変形部上面342が、アンダーカット部241のアンダーカット部下面242と係合し、弾性変形部34が外側からアンダーカット部241を内側方向に押圧するように作用することにより、弾性変形部34と係合部24が係合して、蓋体3が開かない状態(蓋体3が閉じられた状態)になっている。
【0032】
次に、
図4(B)を参照して、第1ロック状態を解除して蓋体3を開ける際の手順について説明する。ここで、
図4(B)において、iは1番目の操作を示し、iiは2番目の操作を示している。
【0033】
最初に摘み部25をiの矢印方向に押し込むと(1番目の操作)、係合部24は摘み部25と連動するので、係合部24もiの矢印方向に移動し、弾性変形部34と係合部24(アンダーカット部241)が離れ、弾性変形部34と係合部24の係合が解かれる。すなわち、第1ロック状態が解除される。次に、弾性変形部34を持ってiiの矢印方向に持ち上げることにより(2番目の操作)蓋体3を開けることが出来る。
なお、直接、係合部24をiの矢印方向に押し込んで、弾性変形部34と係合部24の係合を解除してもよい。また、弾性変形部34と係合部24の係合を解除した後、蓋体3をiiの矢印方向に持ち上げる際には、弾性変形部34の近傍を持って持ち上げても良い。
【0034】
再度第1ロック状態にするには、蓋体3を閉める際に弾性変形部34と係合部24を係合させればよい。すなわち、弾性変形部34の弾性変形部上面342とアンダーカット部241のアンダーカット部下面242が係合するまで、底面部11(
図3等)方向に蓋体3を押し込めばよい。
【0035】
この様に、第1ロック状態では、摘み部25を操作するだけで、簡単に弾性変形部34と係合部24の係合を解除できるため、容器に収容されている内容物の特性を理解している大人にとっては、容器の蓋を開ける際には、簡単に蓋を開けることができる。
【0036】
次に、
図5及び
図6を参照にして第2ロック状態について説明する。なお、
図4と重複する部分については詳しい説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。
図5(A)には、本態様における第2ロック状態部分の斜視図が、
図5(B)には、
図5(A)のIII−III線における断面図が記載され、
図6には第1ロック状態から第2ロック状態へ移行する際の断面図が記載されている。
【0037】
第2ロック状態は、子供等がいたずらに容器の蓋を外すことを防止できる、いわゆるチャイルドレジスタンス機能を有効にするための状態である。
図5(A)(B)に示されているように、第2ロック状態では、第1ロック状態とは弾性変形部34と係合部24の位置関係が異なっている。
【0038】
第2ロック状態では、弾性変形部34を蓋体外周壁33の内側へ反転させることで、係合部24(係合部の内壁243)が、弾性変形部34の外側から係合して、蓋体3が開かない状態(蓋体3が閉じられた状態)になっている。換言すると、弾性変形部34は、内側に向かって係合部24に抑え込まれて凹むように変形し係合部24と係合している。このため蓋体3は簡単には外れない状態になっている。この結果、チャイルドレジスタンス機能が有効に働く構造になっている。
従って、
図5(B)に示した矢印方向に子供等が蓋体3を持ち上げて開けようとしても、蓋体3は簡単に外れないので、開くことはできない。
【0039】
最後に、第1ロック状態から第2ロック状態へ移行する際の手順及び第2ロック状態を解除して蓋体3を開ける際の手順について説明する。
図6(A)〜(C)は、第1ロック状態から第2ロック状態へ移行する際の断面図である。
図6(A)には、第1ロック状態部分の断面図が記載されている。子供等に蓋体3を開けさせたくない場合は、第2ロック状態にしてチャイルドレジスタンス機能を有効にする必要がある。その際には、第1ロック状態から第2ロック状態への移行が必要になる。
【0040】
図6(B)、は、第1ロック状態から第2ロック状態(
図6(C))へ移行する際の手順を示している。
図6(B)において、iは1番目の操作を示し、iiは2番目の操作を示している。
【0041】
図6(A)の状態から、
図6(B)に示すように、摘み部25をiの矢印方向に持ち上げていくと(1番目の操作)、弾性変形部34の内周面と接触している係合部24のアンダーカット部241との係合が解除される。その後、弾性変形部34をiiの矢印方向に押し込んでいくと(2番目の操作)、内側へ反転して係合部24内へ収納される。係合部24内に収納された弾性変形部34は、係合部24の内側の面を形成している内壁243の一部と当接、すなわち、係合部24の内壁243の上端面部分と係合、することで第2ロック状態が完成する(
図6(C))。
【0042】
第2ロック状態を解除するには、
図6(C)の状態から摘み部25をiの矢印方向に持ち上げてから弾性変形部34を引き上げればよい。そうすれば蓋体3を開けることができる(
図3)。
【0043】
なお、本態様では、摘み部25、係合部24、弾性変形部34が閉蓋具付き容器Aの正面側(
図1(B))に設けられているが、側面側に形成してもよい。また、複数箇所に設けることも可能である。