特許第6957654号(P6957654)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6957654
(24)【登録日】2021年10月8日
(45)【発行日】2021年11月2日
(54)【発明の名称】測定設定方法、端末および基地局
(51)【国際特許分類】
   H04W 24/10 20090101AFI20211021BHJP
【FI】
   H04W24/10
【請求項の数】15
【全頁数】35
(21)【出願番号】特願2019-569791(P2019-569791)
(86)(22)【出願日】2018年6月14日
(65)【公表番号】特表2020-523940(P2020-523940A)
(43)【公表日】2020年8月6日
(86)【国際出願番号】CN2018091258
(87)【国際公開番号】WO2018228473
(87)【国際公開日】20181220
【審査請求日】2019年12月16日
(31)【優先権主張番号】201710459473.1
(32)【優先日】2017年6月16日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】518389015
【氏名又は名称】中国移動通信有限公司研究院
【氏名又は名称原語表記】China Mobile Communication Co., Ltd Research Institute
(73)【特許権者】
【識別番号】518301095
【氏名又は名称】中国移動通信集団有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】110001416
【氏名又は名称】特許業務法人 信栄特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼ ▲暁▼然
(72)【発明者】
【氏名】李 娜
(72)【発明者】
【氏名】胡 南
【審査官】 石田 信行
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第2016/164782(WO,A1)
【文献】 国際公開第2016/038763(WO,A1)
【文献】 特表2014−501470(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2016/0337893(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2012/0113866(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04W 4/00 − 99/00
H04B 7/24 − 7/26
3GPP TSG RAN WG1−4
SA WG1−4
CT WG1,4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末に応用される測定設定方法において、
第1通信システムの測定周波数点情報を含む第1測定設定と、第2通信システムの測定周波数点情報を含む第2測定設定をネットワーク側から受信することと、
前記ネットワーク側から測定ギャップ設定を受信することとを含む、測定設定方法。
【請求項2】
前記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報、および、前記第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を前記ネットワーク側にフィードバックすることをさらに含む、請求項1に記載の測定設定方法。
【請求項3】
前記第1測定設定は、第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求をさらに含み、
前記第2測定設定は、第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求をさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
第1測定設定と第2測定設定をネットワーク側から受信することは、
前記第1通信システムの第1基地局から送信される第1測定設定を受信し、前記第2通信システムの第2基地局から送信される第2測定設定を受信することを含み、
前記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報、および、前記第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を前記ネットワーク側にフィードバックすることは、
前記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を前記第1基地局にフィードバックし、前記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を第2基地局にフィードバックすることを含み、
前記ネットワーク側から測定ギャップ設定を受信することは、
前記第1基地局によって設定される第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信し、前記第2基地局によって設定される第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信することを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
第1測定設定と第2測定設定をネットワーク側から受信することは、
前記第1通信システムの第1基地局から送信される第1測定設定を受信し、前記第2通信システムの第2基地局から送信される第2測定設定を受信することを含み、
前記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報、および、前記第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を前記ネットワーク側にフィードバックすることは、
前記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報、および、前記第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を前記第1基地局にフィードバックすることを含み、
前記ネットワーク側から測定ギャップ設定を受信することは、
前記第1基地局によって設定される第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップおよび第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信することを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項6】
前記第1基地局が端末に対し前記第1通信システムの新規の搬送波を1つ設定すると、各搬送波の周波数点測定の測定ギャップ能力の第1更新情報を前記第1基地局にフィードバックすることと、
前記第1基地局が前記第1更新情報に基づいて前記端末に対し設定した第1通信システム側のすべての搬送波の周波数点測定の測定ギャップを受信することとをさらに含む、請求項4または5に記載の方法。
【請求項7】
前記第2通信システム側の搬送波の周波数点測定の測定ギャップ能力が変化すると、
前記第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの第2更新情報を前記第2基地局に送信することと、
前記第2基地局が前記第2更新情報に基づいて前記端末に対し設定した前記第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信することとをさらに含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記第2通信システム側の搬送波の周波数点測定の測定ギャップ能力が変化すると、
前記第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの第3更新情報を前記第1基地局に送信することと、
前記第1基地局が前記第3更新情報に基づいて前記端末に対し設定した第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信することとをさらに含む、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
第1測定設定と第2測定設定をネットワーク側から受信することは、
前記第1通信システムの第1基地局から送信される第1測定設定と第2測定設定を受信することを含み、
前記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報、および、前記第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を前記ネットワーク側にフィードバックすることは、
前記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報、および、前記第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を前記第1基地局にフィードバックすることを含み、
前記ネットワーク側から測定ギャップ設定を受信することは、
前記第1基地局によって設定される第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップおよび第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信することを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項10】
第2通信システムの少なくとも一部の基地局に対し測定を行うための第3測定設定を、前記第1通信システムの第1基地局から受信することと、
前記第3測定設定に基づいて、前記第2通信システムの少なくとも一部の基地局を測定して測定結果を取得し、前記測定結果を前記第1基地局に報知することと、
第2通信システムのうち、前記第1基地局が前記測定結果に基づいて前記第2通信システムの少なくとも一部の基地局から選択した第2基地局の関連情報を前記第1基地局から受信することと、
前記第2通信システムの第2基地局と接続を確立して、前記端末と前記第1通信システムの第1基地局および前記第2通信システムの第2基地局との異システムデュアル接続を確立することとをさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項11】
前記第3測定設定は、
第2通信システムの測定周波数点情報と第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを含み、
前記の第2通信システムの少なくとも一部の基地局に対し測定を行うための第3測定設定を、第1通信システムの第1基地局から受信することは、
前記第1基地局から送信される第2通信システムの測定周波数点情報および対応する周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求を受信することと、
前記第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかのフィードバック結果を前記第1基地局に送信することと、
前記第1基地局がフィードバック結果に基づいて特定される第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを前記第1基地局から受信することとを含む、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
第1通信システムの第1基地局に応用される測定設定方法において、
第1通信システムの測定周波数点情報を含む第1測定設定を、前記第1基地局に接続される端末に送信することと、
測定ギャップ設定を前記端末に送信することとを含む、測定設定方法。
【請求項13】
第1通信システムの測定周波数点情報を含む第1測定設定を、第2通信システムのうち、前記端末に接続される第2基地局に送信することと、
第2通信システムの測定周波数点情報を含む第2測定設定を、前記第2通信システムの第2基地局から受信することとをさらに含む、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
第1受信器を含む端末において、
前記第1受信器は、
第1通信システムの周波数点の情報を含む第1測定設定と、第2通信システムの周波数点の情報を含む第2測定設定をネットワーク側から受信し、
さらに、前記ネットワーク側から測定ギャップ設定を受信する、端末。
【請求項15】
第2送信器を含む第1基地局において、
第2送信器は、
第1通信システムの測定周波数点情報を含む第1測定設定を、前記第1基地局に接続される端末に送信し、
さらに、前記第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップを前記端末に送信する、第1基地局。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2017年6月16日に中国特許庁に提出された中国特許出願201710459473.1の優先権を主張し、その全ての内容が援用によりここに取り込まれる。
【0002】
本開示は、通信技術分野に係り、特に測定設定方法、端末および基地局に係る。
【背景技術】
【0003】
異システムデュアル接続の技術:
端末が同時に2種類の異なる無線アクセス技術に接続して通信し、例えば端末がLTE(Long Term Evolution)と5G(第5世代移動通信) NR(New Radio)に接続することは、異システムデュアル接続(Dual connectivity (DC)between LTE and NR)である。
【0004】
端末による異システムデュアル接続と同時に、各アクセス技術においてさらにキャリアアグリゲーション(carrier aggregation)技術を使用してもよい。たとえば、端末によるLTEと5G NRのDCと同時に、LTEモードでは3つの搬送波のアグリゲーションも行われ、NRでは2つの搬送波のアグリゲーションも行われる。
【0005】
測定ギャップ(measurement gap):
端末は、周波数間測定を行う際に、自身のラジオ周波数チャネルを測定対象の位置する周波数点に調整して測定を行う必要があり、測定プロセスにおいて、サービングセルのデータ伝送を中断させる可能性がある。よって、周波数間測定用の測定ギャップ(measurement gap)をネットワークから端末に対し設定する必要がある。端末によってはラジオ周波数アーキテクチャや実現方式が異なるため、周波数間測定の際に測定ギャップが必要となる端末もあれば、必要でない端末もある。デュアル接続とキャリアアグリゲーションが導入されると、測定ギャップは、per UE(端末毎)に設定されるのではなく、per CC(サービング搬送波毎)に設定される可能性がある。
【0006】
端末にサポートされる周波数帯域および周波数帯域の組み合わせがあまりにも多いため、異システムデュアル接続のシーンにおいて、端末から、サポート可能なすべての周波数帯域および周波数帯域の組み合わせでの測定に測定ギャップの設定が必要であるかを報知するのであれば、オーバヘッドが大きい。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の実施例の第1方面において、端末に応用される測定設定方法を提供する。前記方法において、第1通信システムの測定周波数点情報を含む第1測定設定と、第2通信システムの測定周波数点情報を含む第2測定設定をネットワーク側から受信することと、前記ネットワーク側から測定ギャップ設定を受信することとを含む。
【0008】
選択可能に、前記方法において、前記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報、および、前記第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を前記ネットワーク側にフィードバックすることをさらに含む。
【0009】
選択可能に、前記第1測定設定は、第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求をさらに含み、前記第2測定設定は、第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求をさらに含む。
【0010】
選択可能に、第1測定設定と第2測定設定をネットワーク側から受信することは、前記第1通信システムにおける第1基地局から送信される第1測定設定を受信し、前記第2通信システムにおける第2基地局から送信される第2測定設定を受信することを含む。前記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報、および、前記第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を前記ネットワーク側にフィードバックすることは、前記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を前記第1基地局にフィードバックし、前記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を第2基地局にフィードバックすることを含む。前記ネットワーク側から測定ギャップ設定を受信することは、前記第1基地局により設定される第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信し、前記第2基地局により設定される第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信することを含む。
【0011】
選択可能に、第1測定設定と第2測定設定をネットワーク側から受信することは、前記第1通信システムにおける第1基地局から送信される第1測定設定を受信し、前記第2通信システムにおける第2基地局から送信される第2測定設定を受信することを含む。前記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報、および、前記第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を前記ネットワーク側にフィードバックすることは、前記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報、および、前記第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を前記第1基地局にフィードバックすることを含む。前記ネットワーク側で設定される前記第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップおよび前記第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信することは、前記第1基地局により設定される第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップおよび第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信することを含む。
【0012】
選択可能に、前記方法において、前記第1基地局が端末に対し前記第1通信システムの新規の搬送波を1つ設定すると、各搬送波の周波数点測定の測定ギャップ能力の第1更新情報を前記第1基地局にフィードバックすることと、前記第1基地局が前記第1更新情報に基づいて前記端末に対し設定した第1通信システム側のすべての搬送波の周波数点測定の測定ギャップを受信することとをさらに含む。
【0013】
選択可能に、前記第2通信システム側の搬送波の周波数点測定の測定ギャップ能力が変化すると、前記測定設定方法において、前記第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの第2更新情報を前記第2基地局に送信することと、前記第2基地局が前記第2更新情報に基づいて前記端末に対し設定した前記第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信することとをさらに含む。
【0014】
選択可能に、前記第2通信システム側の搬送波の周波数点測定の測定ギャップ能力が変化すると、前記方法において、前記第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの第3更新情報を前記第1基地局に送信することと、前記第1基地局が前記第3更新情報に基づいて前記端末に対し設定した第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信することとをさらに含む。
【0015】
選択可能に、前記の第1測定設定と第2測定設定をネットワーク側から受信することは、前記第1通信システムにおける第1基地局から送信される第1測定設定と第2測定設定を受信することを含む。前記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報、および、前記第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を前記ネットワーク側にフィードバックすることは、前記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報、および、前記第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を前記第1基地局にフィードバックすることを含む。前記ネットワーク側で設定される前記第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップと前記ネットワーク側で設定される前記第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信することは、前記第1基地局により設定される第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップおよび第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信することを含む。
【0016】
選択可能に、前記方法において、前記第2通信システム内の少なくとも一部の基地局に対し測定を行うための第3測定設定を、前記第1通信システムにおける第1基地局から受信することと、前記第3測定設定に基づいて、前記第2通信システム内の少なくとも一部の基地局を測定して測定結果を取得し、前記測定結果を前記第1基地局に報知することと、第2通信システムのうち、前記第1基地局が前記測定結果に基づいて前記第2通信システム内の少なくとも一部の基地局から選択した第2基地局の関連情報を前記第1基地局から受信することと、前記第2通信システムにおける第2基地局と接続を確立して、前記端末と前記第1通信システムにおける第1基地局および前記第2通信システムにおける第2基地局との異システムデュアル接続を確立することとをさらに含む。
【0017】
選択可能に、前記第3測定設定は、第2通信システムの測定周波数点情報と第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを含む。第2通信システム内の少なくとも一部の基地局に対し測定を行うための第3測定設定を、第1通信システムにおける第1基地局から受信することは、前記第1基地局から送信される第2通信システムの測定周波数点情報および対応する周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求を受信することと、前記第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかのフィードバック結果を前記第1基地局に送信することと、前記第1基地局がフィードバック結果に基づいて特定される第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを前記第1基地局から受信することとを含む。
【0018】
本開示の実施例の第2方面において、第1通信システムの第1基地局に応用される測定設定方法をさらに提供する。前記方法において、第1通信システムの測定周波数点情報を含む第1測定設定を、前記第1基地局に接続される端末に送信することと、測定ギャップ設定を前記端末に送信することとを含む。
【0019】
選択可能に、前記方法において、前記端末からフィードバックされる前記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を受信することをさらに含む。
【0020】
選択可能に、前記第1測定設定は、第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求をさらに含む。
【0021】
選択可能に、前記方法において、第1通信システムの測定周波数点情報を含む第1測定設定を、第2通信システムのうち、前記端末に接続される第2基地局に送信することと、第2通信システムの測定周波数点情報を含む第2測定設定を、前記第2通信システムにおける第2基地局から受信することとをさらに含む。
【0022】
選択可能に、前記方法において、前記第1通信システムで前記端末にサポートされる周波数帯域情報および/または周波数帯域組み合わせ情報を、第2通信システムのうち、前記端末に接続される第2基地局に送信することと、前記第2通信システムで前記端末にサポートされる周波数帯域情報および/または周波数帯域組み合わせ情報を、前記第2通信システムにおける第2基地局から受信することとをさらに含む。
【0023】
本開示の実施例の第3方面において、第1通信システムの第1基地局に応用される測定設定方法をさらに提供する。前記方法において、第1通信システムの測定周波数点情報を含む第1測定設定を、前記第1基地局に接続される端末に送信することと、第2通信システムの測定周波数点情報を含む第2測定設定を、第2通信システムにおける第2基地局から受信することと、測定ギャップ設定を前記端末に送信することとを含む。
【0024】
本開示の実施例の第4方面において、第1受信器を含む端末をさらに提供する。前記第1受信器は、第1通信システムの周波数点の情報を含む第1測定設定と、第2通信システムの周波数点の情報を含む第2測定設定をネットワーク側から受信し、さらに、前記ネットワーク側から測定ギャップ設定を受信する。
【0025】
選択可能に、前記端末は、前記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報、および、前記第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を前記ネットワーク側にフィードバックする第1送信器をさらに含む。
【0026】
選択可能に、前記第1測定設定は、第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求をさらに含み、前記第2測定設定は、第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求をさらに含む。
【0027】
選択可能に、前記第1受信器は、さらに、前記第1通信システムにおける第1基地局から送信される第1測定設定を受信し、前記第2通信システムにおける第2基地局から送信される第2測定設定を受信する。
前記第1送信器は、さらに、前記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を前記第1基地局にフィードバックし、前記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を第2基地局にフィードバックする。
前記第1受信器は、さらに、前記第1基地局により設定される第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信し、前記第2基地局により設定される第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信する。
【0028】
選択可能に、前記第1受信器は、さらに、前記第1通信システムにおける第1基地局から送信される第1測定設定を受信し、前記第2通信システムにおける第2基地局から送信される第2測定設定を受信する。
前記第1送信器は、さらに、前記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報、および、前記第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を前記第1基地局にフィードバックする。
前記第1受信器は、さらに、前記第1基地局により設定される第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップおよび第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信する。
【0029】
選択可能に、前記第1送信器は、さらに、前記第1基地局が端末に対し前記第1通信システムの新規の搬送波を1つ設定すると、各搬送波の周波数点測定の測定ギャップ能力の第1更新情報を前記第1基地局にフィードバックする。
前記第1受信器は、さらに、前記第1基地局が前記第1更新情報に基づいて端末に対し設定した第1通信システム側のすべての搬送波の周波数点測定の測定ギャップを受信する。
【0030】
選択可能に、前記第1送信器は、さらに、第2通信システム側で測定ギャップが必要であるかの第2更新情報を前記第2基地局に送信する。前記第1受信器は、さらに、前記第2基地局が前記第2更新情報に基づいて端末に対し設定した第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信する。
【0031】
選択可能に、前記第1送信器は、さらに、第2通信システム側で測定ギャップが必要であるかの第3更新情報を前記第1基地局に送信する。前記第1受信器は、さらに、前記第1基地局が前記第3更新情報に基づいて端末に対し設定した第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信する。
【0032】
選択可能に、前記第1受信器は、さらに、前記第1通信システムにおける第1基地局から送信される第1測定設定と第2測定設定を受信する。
前記第1送信器は、さらに、前記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報、および、前記第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を前記第1基地局にフィードバックする。前記第1受信器は、さらに、前記第1基地局により設定される第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップおよび第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信する。
【0033】
選択可能に、前記第1受信器は、さらに、第2通信システム内の少なくとも一部の基地局に対し測定を行うための第3測定設定を、前記第1通信システムにおける第1基地局から受信する。前記第1送信器は、さらに、前記第3測定設定に基づいて、前記第2通信システム内の少なくとも一部の基地局を測定して測定結果を取得し、前記測定結果を前記第1基地局に報知する。前記第1受信器は、さらに、第2通信システムのうち、前記第1基地局が前記測定結果に基づいて前記第2通信システム内の少なくとも一部の基地局から選択した第2基地局の関連情報を前記第1基地局から受信し、前記第2通信システムにおける第2基地局と接続を確立して、前記端末と前記第1通信システムにおける第1基地局および前記第2通信システムにおける第2基地局との異システムデュアル接続を確立する。
【0034】
選択可能に、前記第1受信器は、さらに、前記第1基地局から送信される第2通信システムの測定周波数点情報および対応する周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求を受信する。前記第1送信器は、さらに、前記第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかのフィードバック結果を前記第1基地局に送信する。前記第1受信器は、さらに、前記第1基地局からフィードバック結果に基づいて特定される第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを前記第1基地局から受信する。
【0035】
本開示の実施例の第5方面において、第2送信器を含む第1基地局をさらに提供する。第2送信器は、第1通信システムの測定周波数点情報を含む第1測定設定を、前記第1基地局に接続される端末に送信し、さらに、前記第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップを前記端末に送信する。
【0036】
選択可能に、前記第1基地局は、前記端末からフィードバックされる前記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を受信する第2受信器をさらに含む。
【0037】
選択可能に、前記第1測定設定は、第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求をさらに含む。
【0038】
選択可能に、前記第2送信器は、さらに、第1測定設定を、第2通信システムのうち、前記端末に接続される第2基地局に送信する。前記第2受信器は、さらに、第2通信システムの測定周波数点情報を含む第2測定設定を、前記第2通信システムの第2基地局から受信する。
【0039】
選択可能に、前記第2送信器は、さらに、前記第1通信システムで前記端末にサポートされる周波数帯域情報および/または周波数帯域組み合わせ情報を、第2通信システムのうち、前記端末に接続される第2基地局に送信する。前記第2受信器は、さらに、前記第2通信システムで前記端末にサポートされる周波数帯域情報および/または周波数帯域組み合わせ情報を、前記第2通信システムにおける第2基地局から受信する。
【0040】
本開示の実施例の第6方面において、第3送信器と第3受信器を含む第1基地局をさらに提供する。第3送信器は、第1通信システムの測定周波数点情報を含む第1測定設定を、前記第1基地局に接続される端末に送信する。第3受信器は、第2通信システムの測定周波数点情報を含む第2測定設定を、第2通信システムの第2基地局から受信する。前記第3送信器は、さらに、測定ギャップ設定を前記端末に送信する。
【0041】
本開示の実施例の第7方面において、メモリと、プロセッサと、メモリに記憶されてプロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを含む端末をさらに提供する。前記プロセッサは、前記プログラムを実行すると、以上記載した測定設定方法のステップを実現する。
【0042】
本開示の実施例の第8方面において、メモリと、プロセッサと、メモリに保存されてプロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを含む基地局をさらに提供する。前記プロセッサは、前記プログラムを実行すると、以上記載した測定設定方法のステップを実現する。
【0043】
本開示の実施例の第9方面において、データ伝送プログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供する。前記データ伝送プログラムがプロセッサによって実行されると、以上記載した測定設定方法のステップを実現する。
【図面の簡単な説明】
【0044】
図1】本開示の異システムデュアル接続の端末の測定設定方法のシステムアーキテクチャである。
図2】本開示の一実施例における測定設定方法のフローチャートである。
図3】本開示の別の実施例における測定設定方法のフローチャートである。
図4】本開示のまた別の実施例における測定設定方法のフローチャートである。
図5】本開示のまた別の実施例における測定設定方法のフローチャートである。
図6】本開示のまた別の実施例における測定設定方法のフローチャートである。
図7】本開示のまた別の実施例における測定設定方法のフローチャートである。
図8】本開示のまた別の実施例における測定設定方法のフローチャートである。
図9】本開示のまた別の実施例における測定設定方法のフローチャートである。
図10】本開示のまた別の実施例における測定設定方法のフローチャートである。
図11】本開示の一実施例におけるLTEシステムと5G NRの異システムデュアル接続の端末の測定設定方法のフローである。
図12】本開示の別の実施例におけるLTEシステムと5G NRの異システムデュアル接続の端末の測定設定方法のフローである。
図13】本開示の別の実施例におけるLTEシステムと5G NRの異システムデュアル接続の端末の測定設定方法のフローである。
図14】本開示の一実施例におけるLTEシステムと5G NRの異システムデュアル接続のキャリアアグリゲーションシーンで端末の測定設定方法のフローである。
図15】本開示の別の実施例におけるLTEシステムと5G NRの異システムデュアル接続のキャリアアグリゲーションシーンで端末の測定設定方法のフローである。
図16】本開示の別の実施例における基地局側の測定設定方法のフローチャートである。
図17】本開示の一実施例における端末の構造図である。
図18】本開示の一実施例における基地局の構造図である。
図19】本開示の別の実施例における端末の構造図である。
図20】本開示の別の実施例における基地局の構造図である。
図21】本開示の別の実施例における基地局側の測定設定方法のフローチャートである。
図22】本開示の別の実施例における基地局の構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0045】
以下、添付図面を参照して本開示の例示的な実施例をさらに詳細に記載する。本開示の例示的な実施例を図面に示しているが、本開示は、ここで説明した実施例に限定されることなく様々な形態で実現されうることが理解されるべきである。これらの実施例を示すことは、本開示をより徹底的に理解してもらい、本開示の範囲を当業者に全面的に伝えるためである。
【0046】
図1は、本開示における異システムデュアル接続の端末の測定設定方法のシステムアーキテクチャである。図1に示すように、本実施例におけるシステムアーキテクチャは、端末101と、第1通信システムの第1基地局102と、第2通信システムの第2基地局103を含む。ここで、第1通信システムと第2通信システムとは、異なる無線アクセス技術が用いられる。たとえば、第1通信システムではLTE技術が用いられるが、第2通信システムでは5G NR技術が用いられる。端末101は、第1基地局102(例えばLTEにおけるeNB)と第2基地局103(たとえば5G NRにおけるgNB)とは異システムデュアル接続を確立する。
【0047】
たとえば、第1基地局102または第2基地局103は、GSM(Global System of Mobile communication)またはCDMA(Code Division Multiple Access)におけるBTS(Base Transceiver Station)であってもよく、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)におけるNB(NodeB)であってもよく、さらにLTEにおけるeNBまたはeNodeB(Evolutional Node B)であってもよく、さらにNew RATまたはNR(New radio access technical)における基地局であってもよく、または中継ポイントまたはアクセスポイントであり、または将来の5Gネットワークにおける基地局などであるが、ここでは限定しない。
【0048】
端末101は、無線端末であってもよく有線端末であってもよい。当該無線端末は、ユーザに音声および/またはほかのサービスデータの接続性を提供する機器や、無線接続機能を有するハンドヘルドデバイスや、無線モデルに接続されるほかの処理機器である。無線端末は、RAN(Radio Access Network)を介して1つまたは複数のコアネットワークと通信する。無線端末は、移動電話(または「セルラー」電話と称する)などの移動端末や移動端末を有するコンピュータであり、例えば携帯式、ポータブル式、ハンドヘルド式、コンピュータ内蔵または車載の移動装置であり、無線アクセスネットワークとは言語および/またはデータのやり取りを行う。たとえば、PCS(Personal Communication Service)電話、コードレス電話、SIP(Session Initiation Protocol)電話機、WLL(Wireless Local Loop)局、PDA(Personal Digital Assistant)などの機器である。無線端末は、システム、加入者ユニット(Subscriber Unit)、加入者局(Subscriber Station)、移動局(Mobile Station)、モバイル(Mobile)、遠隔局(Remote Station)、遠隔端末(Remote Terminal)、アクセス端末(Access Terminal)、ユーザ端末(User Terminal)、ユーザエージェント(User Agent)、ユーザ機器(User Device or User Equipment)と称してもよいが、ここでは限定しない。
【0049】
図2は、本開示の一実施例における測定設定方法のフローチャートである。当該測定設定方法の実行エンティティは、端末であり、具体的なステップは、以下である。ステップ201において、第1通信システムの測定周波数点情報を含む第1測定設定と、第2通信システムの測定周波数点情報を含む第2測定設定をネットワーク側から受信する。ステップ202において、前記ネットワーク側から測定ギャップ設定を受信する。
【0050】
選択可能に、前記測定ギャップ設定は、第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップと、第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを含む。
【0051】
本実施例の1つの実施形態において、端末は、ネットワーク側から配信される測定設定を受信し、ネットワーク側が端末に対し測定ギャップが必要であるかを問い合わせる。端末は、測定ギャップが必要であるかを判断してネットワーク側にフィードバックする。それから、端末は、ネットワーク側から配信される測定ギャップを受信する。当該測定ギャップは、端末からフィードバックされる測定ギャップが必要であるかに基づいて、ネットワーク側によって設定される。最後に、端末は、受信した測定設定および測定ギャップに基づいて測定を実行する。
【0052】
本実施例の別の実施形態において、端末は、ネットワーク側によって設定される測定設定および測定ギャップを受信する。当該測定ギャップは、各通信システムで端末にサポートされる周波数帯域および周波数帯域組み合わせに基づいて、ネットワーク側によって設定される。最後に、端末は、受信した測定設定および測定ギャップに基づいて測定を実行する。
【0053】
本実施例において、端末は、測定ギャップおよび受信したネットワーク側によって設定される測定設定に基づいて測定を実行する。ここで測定ギャップは、端末によって特定されるものであってもよく、または、ネットワーク側によって設定されるものであってもよい。端末による測定能力の報知のシグナリングオーバヘッドを効果的に低減し、端末から、サポート可能なすべての周波数帯域および周波数帯域組み合わせの測定能力を報知するシグナリングオーバヘッドが大きいという問題を回避する。
【0054】
図3は、本開示の別の実施例における測定設定方法のフローチャートである。当該測定設定方法の実行エンティティは、端末(UEとも称される)であり、図3に示すように、具体的なステップは、以下である。
【0055】
ステップ301において、ネットワーク側からの第1測定設定と第2測定設定を受信する。
【0056】
ここで、第1測定設定は、第1通信システムの周波数点の情報を含み、第2測定設定は、第2通信システムの周波数点の情報を含む。選択可能に、当該第1測定設定は、第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求をさらに含み、当該第2測定設定は、第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求をさらに含む。
【0057】
上記第1通信システムと第2通信システムとは、異なる無線アクセス技術が用いられる。たとえば、第1通信システムではLTE技術が用いられるが、第2通信システムでは5G NR技術が用いられる。または、第1通信システムでは5G NR技術が用いられるが、第2通信システムではLTE技術が用いられる。もちろん、これらに限られない。
【0058】
ステップ302において、第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報、および、第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報をネットワーク側にフィードバックする。
【0059】
本ステップにおいて、UEは、第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求、および、第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求に基づいて、第1通信システムと第2通信システムの測定ギャップを協調的に設定することによって、第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報、および、第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を取得し、第1通信システムの測定ギャップが第2通信システムに影響を与え、または第2通信システムの測定ギャップが第1通信システムに影響を与えることを回避する。
【0060】
たとえば、UEは、LTEシステムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかをフィードバックし、5G NRの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかをフィードバックする。
【0061】
ステップ303において、設定された第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップ、および設定された第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信する。
【0062】
上記第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップは、第1通信システムの周波数点を測定する測定ギャップと、第2通信システムの周波数点を測定する測定ギャップを含む。たとえば、上記2つの測定ギャップは、同一であってもよい。測定ギャップが必要でない場合、測定ギャップの長さは、0に設定される。
【0063】
上記第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップは、第2通信システムの周波数点を測定する測定ギャップと、第1通信システムの周波数点を測定する測定ギャップを含む。たとえば、上記2つの測定ギャップは、同一であってもよい。測定ギャップが必要でない場合、測定ギャップの長さは、0に設定される。
【0064】
本ステップにおける第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップは、UEからフィードバックされる第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報に基づいて、ネットワーク側機器によって設定される。
【0065】
本ステップにおける第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップは、UEからフィードバックされる第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報に基づいて、ネットワーク側機器によって設定される。
【0066】
本実施例において、UEは、第1通信システムと第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求に基づいて、第1通信システムと第2通信システムの測定ギャップを協調的に設定し、それから、第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報および第2通信システムに測定ギャップが必要であるかの情報をフィードバックし、最後に、UEからフィードバックされる第1通信システムと第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報に基づいて設定される第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップおよび第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信する。よって、第1通信システムの測定ギャップが第2通信システムに影響を与え、または第2通信システムの測定ギャップが第1通信システムに影響を与えることを避けるとともに、UEから、サポート可能なすべての周波数帯域および周波数帯域組み合わせでの周波数点測定に測定ギャップの設定が必要であるかの報知による、シグナリングオーバヘッドが大きいという問題を避ける。
【0067】
図4は、本開示の別の実施例における異システムデュアル接続の端末の測定設定方法のフローチャートである。図4に示すように、当該方法において、以下のステップを含む。
【0068】
ステップ401において、第1通信システムの第1基地局から送信される第1測定設定を受信し、第2通信システムの第2基地局から送信される第2測定設定を受信する。
【0069】
ここで、第1測定設定は、第1通信システムの周波数点の情報および第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求を含み、第2測定設定は、第2通信システムの周波数点の情報および第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求を含む。
【0070】
上記第1通信システムと第2通信システムとは、異なる無線アクセス技術が用いられる。たとえば、第1通信システムはLTEシステムであり、第2通信システムは5G NRであるが、もちろん、これに限られない。
【0071】
ステップ402において、第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を第1基地局にフィードバックし、第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を第2基地局にフィードバックする。
【0072】
上記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報は、第1通信システムの周波数点の測定に測定ギャップが必要であるか、および、第2通信システムの周波数点の測定に測定ギャップが必要であるかを含む。
【0073】
上記第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報は、第2通信システムの周波数点の測定に測定ギャップが必要であるか、および、第1通信システムの周波数点の測定に測定ギャップが必要であるかを含む。本ステップにおいて、UEは、第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求、および、第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求に基づいて、第1通信システムと第2通信システムの測定ギャップを協調的に設定することによって、第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報、および、第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を取得し、第1通信システムの測定ギャップが第2通信システムに影響を与え、または第2通信システムの測定ギャップが第1通信システムに影響を与えることを回避する。
【0074】
たとえば、UEは、LTEシステムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかをeNBにフィードバックし、5G NRの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかをgNBフィードバックする。
【0075】
ステップ403において、第1基地局によって設定される第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信し、第2基地局によって設定される第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信する。
【0076】
本ステップにおける第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップは、UEからフィードバックされる第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報に基づいて、第1基地局によって設定される。第1基地局がUEに設定する第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップは、第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップと、第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを含む。たとえば、上記2つの測定ギャップは、同一であってもよい。測定ギャップが必要でない場合、測定ギャップの長さは、0に設定される。
【0077】
本ステップにおける第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップは、UEからフィードバックされる第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報に基づいて、第2基地局によって設定される。第2基地局がUEに設定する第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップは、第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップと、第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップを含む。たとえば、上記2つの測定ギャップは、同一であってもよい。測定ギャップが必要でない場合、測定ギャップの長さは、0に設定される。
【0078】
本実施例において、UEは、第1通信システムと第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求に基づいて、第1通信システムと第2通信システムの測定ギャップを協調的に設定し、それから、第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報および第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報をフィードバックし、最後に、UEからフィードバックされる第1通信システムと第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報に基づいて設定される第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップおよび第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信する。よって、第1通信システムの測定ギャップが第2通信システムに影響を与え、または第2通信システムの測定ギャップが第1通信システムに影響を与えることを避けるとともに、UEから、サポート可能なすべての周波数帯域および周波数帯域組み合わせでの周波数点測定に測定ギャップの設定が必要であるかの報知による、シグナリングオーバヘッドが大きいという問題を避ける。
【0079】
図5は、本開示のまた別の実施例における異システムデュアル接続の端末の測定設定方法のフローチャートである。図5に示すように、当該方法において、以下のステップを含む。
【0080】
ステップ501において、第1通信システムの第1基地局から送信される第1測定設定を受信し、第2通信システムの第2基地局から送信される第2測定設定を受信する。
【0081】
ここで、第1測定設定は、第1通信システムの周波数点の情報および第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求を含み、第2測定設定は、第2通信システムの周波数点の情報および第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求を含む。
【0082】
上記第1通信システムと第2通信システムとは、異なる無線アクセス技術が用いられる。たとえば、第1通信システムはLTEシステムであり、第2通信システムは5G NRであるが、もちろん、これに限られない。
【0083】
ステップ502において、第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報および第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を第1基地局にフィードバックする。
【0084】
上記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報は、第1通信システムの周波数点の測定に測定ギャップが必要であるか、および第2通信システムの周波数点の測定に測定ギャップが必要であるかを含む。
【0085】
上記第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報は、第2通信システムの周波数点の測定に測定ギャップが必要であるか、および第1通信システムの周波数点の測定に測定ギャップが必要であるかを含む。
【0086】
本ステップにおいて、UEは、第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求、および、第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求に基づいて、第1通信システムと第2通信システムの測定ギャップを協調的に設定することによって、第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報、および、第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を取得し、第1通信システムの測定ギャップが第2通信システムに影響を与え、または第2通信システムの測定ギャップが第1通信システムに影響を与えることを回避する。
【0087】
ステップ503において、第1基地局によって設定される第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップと第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信する。
【0088】
選択可能に、第1基地局がUEに設定した第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップは、第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップおよび第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを含む。上記2つの測定ギャップは、同一であってもよい。測定ギャップが必要でない場合、測定ギャップの長さは、0に設定される。
【0089】
選択可能に、第1基地局がUEに設定した第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップは、第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップおよび第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップを含む。上記2つの測定ギャップは、同一であってもよい。測定ギャップが必要でない場合、測定ギャップの長さは、0に設定される。
【0090】
上記第1基地局は、設定した第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを第2基地局に送信する。
【0091】
本実施例において、UEは、第1通信システムと第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求に基づいて、第1通信システムと第2通信システムの測定ギャップを協調的に設定し、それから、第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報および第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報をフィードバックし、最後に、UEからフィードバックされる第1通信システムと第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報に基づいて設定される第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップおよび第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信する。よって、第1通信システムの測定ギャップが第2通信システムに影響を与え、または第2通信システムの測定ギャップが第1通信システムに影響を与えることを避けるとともに、UEから、サポート可能なすべての周波数帯域および周波数帯域組み合わせでの周波数点測定に測定ギャップの設定が必要であるかの報知による、シグナリングオーバヘッドが大きいという問題を避ける。
【0092】
異システムデュアル接続でキャリアアグリゲーションが行われる場合、異システムにおける各通信システムにおいて、それぞれキャリアアグリゲーションを行うことができ、キャリアアグリゲーションのセカンダリ搬送波の追加後、周波数点の測定ギャップの使用と設定に影響を与える可能性がある。よって、第1基地局と第2基地局は、端末の測定能力を再度協議して取得する必要がある。以下の実施例において、第1基地局は、eNBであり、第2基地局は、gNBであり、または、第1基地局は、gNBであり、第2基地局は、eNBである。
【0093】
図4または図5を基に、図6を参照し、前記測定設定方法は、さらに以下のステップを含む。
【0094】
ステップ601において、第1基地局が端末に対し前記第1通信システムの新規の搬送波を1つ設定すると、各搬送波の周波数点測定の測定ギャップ能力の第1更新情報を前記第1基地局にフィードバックする。上記新規の搬送波、新規に追加したセカンダリ搬送波であり、上記各搬送波は、新規に追加したセカンダリ搬送波と元のプライマリ搬送波を含む。
【0095】
具体的に、(1)UEは、第1通信システム側の新規追加した搬送波の測定に測定ギャップが必要であるかの情報を第1基地局にフィードバックする。該情報は、第1通信システムの周波数点の測定に測定ギャップが必要であるか、および第2通信システムの周波数点の測定に測定ギャップであるかを含む。
(2)プライマリ搬送波の測定ギャップ能力が変更すると、UEは、第1通信システム側の元のプライマリ搬送波に測定ギャップが必要であるかの情報更新を第1基地局にフィードバックする。該情報更新は、第1通信システムの周波数点の測定に測定ギャップが必要であるか、および第2通信システムの周波数点の測定に測定ギャップであるかを含む。
【0096】
ステップ602において、第1基地局が前記第1更新情報に基づいてUEに対し設定した第1通信システム側のすべての搬送波の周波数点測定の測定ギャップを受信する。
【0097】
上記すべての搬送波は、プライマリ搬送波と新規追加したセカンダリ搬送波を含む。
【0098】
第1基地局は、UEの更新後情報に基づいて、UEに対し第1通信システム側のプライマリ搬送波および新規追加したセカンダリ搬送波の測定ギャップをそれぞれ設定する。該測定ギャップは、第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップおよび第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを含む。上記2つの測定ギャップは、同一であってもよい。
【0099】
本実施例において、異システムデュアル接続のキャリアアグリゲーションのシーンでは、第1基地局と第2基地局が端末の測定能力を再度協議して取得することが実現され、測定ギャップ設定を最適化し、測定オーバヘッドを節約する。
【0100】
図6を基に、図7を参照し、前記第2通信システム側の搬送波の周波数点測定の測定ギャップ能力が変化すると、前記測定設定方法において、第2通信システム側で測定ギャップが必要であるかの第2更新情報を第2基地局に送信するステップ701と、第2基地局が第2更新情報に基づいてUEに対し設定した第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信するステップ702とをさらに含む。上記第2更新情報は、第1通信システムの周波数点の測定に測定ギャップが必要であるか、および、第2通信システムの周波数点の測定に測定ギャップが必要であるかを含む。
【0101】
上記第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップは、第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップと、第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを含む。
【0102】
本実施例において、異システムデュアル接続のキャリアアグリゲーションのシーンでは、第1基地局と第2基地局が端末の測定能力を再度協議して取得することが実現され、測定ギャップ設定を最適化し、測定オーバヘッドを節約する。
【0103】
図6を基に、図8を参照し、第2通信システム側の搬送波の周波数点測定の測定ギャップ能力が変化すると、前記測定設定方法において、第2通信システム側で測定ギャップが必要であるかの第3更新情報を第1基地局に送信するステップ801と、第1基地局が前記第3更新情報に基づいてUEに対し設定した第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信するステップ802とをさらに含む。上記第3更新情報は、第1通信システムの周波数点の測定に測定ギャップが必要であるか、および第2通信システムの周波数点の測定に測定ギャップが必要であるかを含む。
【0104】
上記のUEに対し設定した第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップは、第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップおよび第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを含む。上記2つの測定ギャップは、同一であってもよい。本実施例において、第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを、第1基地局から第2基地局に知らせられる。
【0105】
本実施例において、異システムデュアル接続のキャリアアグリゲーションのシーンでは、第1基地局と第2基地局が端末の測定能力を再度協議して取得することが実現され、測定ギャップ設定を最適化し、測定オーバヘッドを節約する。
【0106】
図9は、本開示のまた別の実施例における異システムデュアル接続の端末の測定設定方法のフローチャートである。図9に示すように、当該方法において、第1通信システムの周波数点の情報および第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求を含む第1測定設定と、第2通信システムの周波数点の情報および第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求を含む第2測定設定を第1通信システムの第1基地局から受信するステップ901と、前記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報、および、前記第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を第1基地局にフィードバックするステップ902と、第1基地局によって設定される第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップおよび第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信するステップ903を含む。
【0107】
図3図4または図9を基に、図10を参照し、前記測定設定方法は、さらに以下のステップを含む。
【0108】
ステップ1001において、第2通信システムの基地局に対し測定を行うための第3測定設定を、第1通信システムの第1基地局から受信する。前記第3測定設定は、第2通信システムの周波数点の情報と第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを含む。第2通信システムの基地局に対し測定を行うための第3測定設定を、第1通信システムの第1基地局から受信することは、第1基地局から送信される第2通信システムの周波数点の情報および対応する周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求を受信することと、第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかのフィードバック結果を前記第1基地局に送信することと、前記第1基地局がフィードバック結果に基づいて特定される第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを前記第1基地局から受信することとを含む。
【0109】
ステップ1002において、前記第1測定設定に基づいて、第2通信システムの基地局を測定して測定結果を取得し、前記測定結果を第1基地局に報知する。
【0110】
ステップ1003において、第2通信システムのうち、前記第1基地局が前記測定結果に基づいて前記第2通信システムの基地局から選択した第2基地局の関連情報を前記第1基地局から受信する。
【0111】
ステップ1004において、前記第2通信システムの第2基地局と接続を確立して、前記UEと前記第1通信システムの第1基地局および前記第2通信システムの第2基地局との異システムデュアル接続を確立する。
【0112】
本開示の実施例における異システムデュアル接続の異システムは、異なる無線アクセス技術が用いられる第1通信システムと第2通信システムを含む。ここで、第1通信システムの第1基地局は、デュアル接続のプライマリ基地局であり、第2通信システムの第2基地局は、デュアル接続のセカンダリ基地局である。
【0113】
以下、第1通信システムがLTEシステムであり、第2通信システムが5G NRであることを例として説明し、それに応じて、第1基地局をeNBで示し、第2基地局をgNBで示す。
【0114】
図11を参照する。図11は、一実施例におけるLTEシステムと5G NRの異システムデュアル接続の端末の測定設定方法のフローを示す。具体的なステップは、以下である。
【0115】
ステップ1において、eNBは、gNBの測定設定をUE(端末)に配信する。当該測定設定は、NR周波数点の情報および対応するNR周波数点の測定にmeasurement gapが必要であるかのrequest(要求)を含む。
【0116】
ステップ2において、UEは、NR周波数点の測定にmeasurement gapが必要であるかをeNBにフィードバックする。
【0117】
ステップ3において、eNBは、measurement gapをUEに対し設定する。
【0118】
ステップ4において、UEは、gNBの測定結果をeNBに報知する。
【0119】
ステップ5において、eNBは、UEに対し適切なgNBを選択してSN(secondary Node)として異システムデュアル接続を行う。
【0120】
上記ステップ1〜ステップ5において、eNBは、UEに対し異システム測定を設定し、異システム基地局を追加することによって、異システムデュアル接続を形成する。
【0121】
ステップ6において、eNBは、自身で生じた測定設定をUEに送信する。測定設定は、LTE周波数点の情報および対応するLTE周波数点の測定にmeasurement gapが必要であるかのrequestを含む。
【0122】
ステップ7において、gNBは、自身で生じた測定設定をUEに送信する。測定設定は、NR周波数点の情報および対応するNR周波数点の測定にmeasurement gapが必要であるかのrequestを含む。
【0123】
なお、本実施例において、上記ステップ6とステップ7の前後順を限定しない。ステップ7は、ステップ6の前に実行されてもよく、または、ステップ6とステップ7とは、同時に実行されてもよい。
【0124】
ステップ8において、UEは、LTE側でのLTE周波数点測定にmeasurement gapが必要であるかの情報をeNBにフィードバックする。
【0125】
具体的に、UEは、LTE周波数点の測定にmeasurement gapが必要であるか、NR周波数点の測定にmeasurement gapが必要であるかをフィードバックする。
【0126】
ステップ9において、UEは、NR側でのNR周波数点測定にmeasurement gapが必要であるかの情報をgNBにフィードバックする。
【0127】
具体的に、UEは、NR周波数点の測定にmeasurement gapが必要であるか、LTE周波数点の測定にmeasurement gapが必要であるかをフィードバックする。
【0128】
なお、本実施例において、上記ステップ8とステップ9の前後順を限定しない。ステップ9は、ステップ8の前に実行されてもよく、または、ステップ8とステップ9とは、同時に実行されてもよい。
【0129】
ステップ10において、eNBは、LTE周波数点の測定の測定ギャップとNR周波数点の測定のmeasurement gap を含むLTE側のmeasurement gapをUEに対し設定する。
【0130】
上記2つのmeasurement gapは、同一であってもよい。measurement gapが必要でない場合、measurement gapの長さは、0に設定される。
【0131】
ステップ11において、gNBは、NR周波数点の測定のmeasurement gapとLTE周波数点の測定のmeasurement gapを含むNR側のmeasurement gapをUEに対し設定する。
【0132】
上記2つのmeasurement gapは、同一であってもよい。measurement gapが必要でない場合、measurement gapの長さは、0に設定される。
【0133】
なお、本実施例において、上記ステップ10とステップ11の前後順を限定しない。ステップ11は、ステップ10の前に実行されてもよく、または、ステップ10とステップ11とは、同時に実行されてもよい。
【0134】
eNBおよび/またはgNBの測定設定のうちの周波数点情報が変更すると、ステップ6および/またはステップ7をトリガーする。UEは、更新後の測定設定を受信すると、現在のmeasurement gap設定が適切であるかを判断する。LTE側および/またはNR側のmeasurement gap設定を変更する必要があると、ステップ8〜11のフローをトリガーする。
【0135】
図12を参照する。図12は、別の実施例におけるLTEシステムと5G NRの異システムデュアル接続の端末の測定設定方法のフローを示す。具体的なステップは、以下である。
【0136】
ステップ1において、eNBは、gNBの測定設定をUEに配信する。測定設定は、NR周波数点の情報および対応するNR周波数点の測定にmeasurement gapが必要であるかのrequestを含む。
【0137】
ステップ2において、UEは、NR周波数点の測定にmeasurement gapが必要であるかをeNBにフィードバックする。
【0138】
ステップ3において、eNBは、measurement gapをUEに対し設定する。
【0139】
ステップ4において、UEは、gNBの測定結果をeNBに報知する。
【0140】
ステップ5において、eNBは、UEに対し適切なgNBを選択してSN(secondary Node)として異システムデュアル接続を行う。
【0141】
上記ステップ1〜ステップ5において、eNBは、UEに対し異システム測定を設定し、異システム基地局を追加することによって、異システムデュアル接続を形成する。
【0142】
ステップ6において、eNBは、自身の測定設定を生じ、測定設定をUEに送信する。該測定設定は、LTE周波数点の情報および対応する周波数点の測定にmeasurement gapが必要であるかのrequestを含む。
【0143】
ステップ7において、gNBは、自身で生じた測定設定をUEに送信する。測定設定は、NR周波数点の情報および対応する周波数点の測定にmeasurement gapが必要であるかのrequestを含む。
【0144】
なお、本実施例において、上記ステップ6とステップ7の前後順を限定しない。ステップ7は、ステップ6の前に実行されてもよく、または、ステップ6とステップ7とは、同時に実行されてもよい。
【0145】
ステップ8において、UEは、LTEの周波数点の測定にmeasurement gapが必要であるか、およびNR周波数点の測定にgapが必要であるかを含む、LTEの周波数点測定にmeasurement gapが必要であるかの情報をeNBにフィードバックし、LTE周波数点の測定にmeasurement gapが必要であるか、およびNR周波数点の測定にmeasurement gapが必要であるかを含むNRの周波数点測定にmeasurement gapが必要であるかの情報をeNBにフィードバックする。
【0146】
ステップ9において、eNBは、LTEの周波数点の測定のgapとNRの周波数点の測定のmeasurement gapをそれぞれ含むLTE側のmeasurement gapをUEに対し設定する。上記2つのmeasurement gapは、同一であってもよい。measurement gapが必要でない場合、measurement gapの長さは、0に設定される。eNBは、LTEの周波数点の測定のmeasurement gapとNRの周波数点の測定のmeasurement gapをそれぞれ含むNR側のmeasurement gapをUEに対し設定する。上記2つのmeasurement gapは、同一であってもよい。measurement gapが必要でない場合、measurement gapの長さは、0に設定される。
【0147】
ステップ10において、eNBは、LTE周波数点の測定のmeasurement gapとNR周波数点の測定のmeasurement gapを含むNR側のmeasurement gap設定をgNBに知らせる。上記2つのmeasurement gapは、同一であってもよい。
【0148】
当該NR側のmeasurement gap設定は、eNBとgNBとの間のインタフェース、たとえばXnインタフェースで伝達される。また、当該NR側のmeasurement gap設定は、eNBからコアネットワークへ、コアネットワークからgNBへの方式で送信されてもよい。
【0149】
eNBおよび/またはgNBの測定設定のうちの周波数点情報が変更すると、ステップ6および/またはステップ7をトリガーする。UEは、更新後の測定設定を受信すると、現在のmeasurement gap設定が適切であるかを判断する。measurement gap設定を変更する必要があると、ステップ8〜10のフローをトリガーする。
【0150】
図11図12のステップ6とステップ7において、gNB自らで測定設定を生じて直接UEに送信する。別の手段として、gNBは、自ら生じた測定設定をeNBによってUEに送信する。図12を基に、図13を参照し、ステップ6とステップ7のフローは、以下である。
【0151】
ステップ6において、gNBは、自身の測定設定を生じる。当該測定設定は、eNBとgNBとの間のインタフェース、たとえばXnインタフェースで伝達される。また、当該測定設定は、gNBからコアネットワークへ、コアネットワークからeNBへの方式で送信されてもよい。
【0152】
ステップ7において、eNBは、自身で生じた測定設定および対応する周波数点測定にmeasurement gapが必要であるかのrequestをUEに送信し、gNBで生じた測定設定および対応する周波数点測定にmeasurement gapが必要であるかのrequestをUEに送信する。
【0153】
当該2つのステップに対する変更は、図11に示すフローに対しても適用する。
【0154】
異システムデュアル接続でキャリアアグリゲーションが行われる場合、異システムデュアル接続の各システムが、キャリアアグリゲーションを行うことができ、キャリアアグリゲーションのセカンダリ搬送波の追加後に、測定ギャップの使用および設定に影響を与える可能性がある。よって、プライマリ基地局とセカンダリ基地局が端末の測定能力を再度協議して取得する必要がある。
【0155】
図14を参照する。図14は、一実施例におけるLTEシステムと5G NRの異システムデュアル接続のキャリアアグリゲーションのシーンでの端末の測定設定方法のフローを示す。具体的なフローは、以下である。
【0156】
ステップ1において、eNBは、UEに対し1つのLTEのセカンダリ搬送波を追加し、LTE内部のキャリアアグリゲーションを形成する。本実施例において、UEは、LTEとNRのデュアル接続が設定されている。
【0157】
ステップ2において、新規の搬送波の追加後、UEは、measurement gap能力の更新をeNBにフィードバックし、かつ搬送波毎に単独にフィードバックされる。
【0158】
具体的に、UEは、LTEの周波数点の測定にmeasurement gapが必要であるか、およびNRの周波数点の測定にmeasurement gapが必要であるかを含む、LTE側の新規追加のセカンダリ搬送波の測定にmeasurement gapが必要であるかの情報をeNBにフィードバックする。プライマリ搬送波のmeasurement gap能力が変更すると、UEは、LTEの周波数点の測定にmeasurement gapが必要であるか、およびNRの周波数点の測定にmeasurement gapが必要であるかを含む、LTE側の元プライマリ搬送波にmeasurement gapが必要であるかの情報更新をeNBにフィードバックする。
【0159】
ステップ3において、UEは、新規搬送波の追加後に、NR側のmeasurement gap能力が変更すると、LTEの周波数点の測定にmeasurement gapが必要であるか、およびNRの周波数点の測定にmeasurement gapが必要であるかを含む、NR側にmeasurement gapが必要であるかの情報更新をgNBに送信する。
【0160】
ステップ4において、eNBは、UEで更新された情報に基づいて、LTE周波数点の測定のmeasurement gap設定とNR周波数点の測定のmeasurement gap設定をそれぞれ含む、LTE側の2つの搬送波のmeasurement gapをUEに対しそれぞれ設定する。上記2つのmeasurement gapは、同一であってもよい。
【0161】
ステップ5において、gNBは、UEで更新された情報に基づいて、LTE周波数点の測定のmeasurement gap設定とNR周波数点の測定のmeasurement gap設定を含む、NR側のmeasurement gapをUEに対しそれぞれ設定する。上記2つのmeasurement gapは、同一であってもよい。
【0162】
なお、gNBでセカンダリ搬送波追加の場合のフローは、以上と同一であるため、ここでは繰り返して記載しない。
【0163】
図15を参照する。図15は、別の実施例における異システムデュアル接続のキャリアアグリゲーションのシーンでの端末の測定設定方法のフローを示す。具体的なフローは、以下である。
【0164】
ステップ1において、eNBは、UEに対し1つのLTEのセカンダリ搬送波を追加し、LTE内部のキャリアアグリゲーションを形成する。
【0165】
ステップ2において、UEは、LTEとNRのデュアル接続が設定されている。新規の搬送波の追加後、UEは、LTE側のmeasurement gap能力の更新をeNBにフィードバックし、かつ搬送波毎に単独にフィードバックされる。
【0166】
具体的に、UEは、LTEの周波数点の測定にmeasurement gapが必要であるか、およびNRの周波数点の測定にmeasurement gapが必要であるかを含む、LTE側の新規追加のセカンダリ搬送波の測定にmeasurement gapが必要であるかの情報をeNBにフィードバックする。プライマリ搬送波のmeasurement gap能力が変更すると、UEは、LTEの周波数点の測定にmeasurement gapが必要であるか、およびNRの周波数点の測定にmeasurement gapが必要であるかを含む、LTE側の元プライマリ搬送波にmeasurement gapが必要であるかの情報更新をeNBにフィードバックする。
【0167】
UEは、新規搬送波の追加後に、NR側のmeasurement gap能力が変更すると、LTEの周波数点の測定にmeasurement gapが必要であるか、およびNRの周波数点の測定にmeasurement gapが必要であるかを含む、NR側のmeasurement gap能力の更新をeNBにフィードバックする。
【0168】
ステップ3において、eNBは、UEで更新された情報に基づいて、LTE周波数点測定のmeasurement gap設定とNR周波数点測定のmeasurement gap設定をそれぞれ含む、LTE側の2つの搬送波のmeasurement gapをUEに対しそれぞれ設定する。上記2つのmeasurement gapは、同一であってもよい。
【0169】
ステップ4において、eNBは、UEで更新された情報に基づいて、LTE周波数点の測定のmeasurement gap設定とNR周波数点の測定のmeasurement gap設定を含む、NR側のmeasurement gapをUEに対し設定する。上記2つのmeasurement gapは、同一であってもよい。
【0170】
eNBは、更新後のNR側のmeasurement gap設定をgNBに知らせる。当該情報は、eNBとgNBとの間のインタフェース、たとえばXnインタフェースで伝達される。また、当該情報は、eNBからコアネットワークへ、コアネットワークからgNBへの方式で送信されてもよい。
【0171】
gNBでセカンダリ搬送波追加の場合のフローは、以上と同一であるため、ここでは繰り返して記載しない。本実施例において、別の測定設定方法をさらに提供する。端末は、ネットワーク側で設定される測定設定および測定ギャップを受信する。当該測定ギャップは、各通信システムで端末にサポートされる周波数帯域および周波数帯域組み合わせに基づいて、ネットワーク側によって特定される。最後に、端末は、受信した測定設定および測定ギャップに基づいて測定を実行する。具体的なステップは、以下である。
【0172】
ステップ1において、UEは、第1通信システムの測定設定情報と第2通信システムの測定設定を受信する。第1通信システムの測定設定は、第1通信システムの測定周波数点情報を含み、第2通信システムの測定設定は、第1通信システムの測定周波数点情報を含む。
【0173】
ステップ2において、第1通信システムと第2通信システムとの間で測定設定をやり取りする。
【0174】
第1通信システムと第2通信システムとの間において、2つの通信システムの間のインタフェース、たとえばXnインタフェースによって測定設定を伝達する。または、第1通信システムからコアネットワークへ、コアネットワークから第2通信システムへの方式で送信されてもよい。
【0175】
ステップ3において、第1通信システムと第2通信システムとの間において、それぞれの通信システムでUEにサポートされる周波数帯域および周波数帯域組み合わせ情報をやり取りする。
【0176】
第1通信システムと第2通信システムとの間において、2つの通信システムの間のインタフェース、たとえばXnインタフェースによって周波数帯域情報および周波数帯域組み合わせ情報を伝達する。または、第1通信システムからコアネットワークへ、コアネットワークから第2通信システムへの方式で送信されてもよい。
【0177】
ステップ4において、UEは、設定された前記第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップ、および設定された前記第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信する。前記2つのシステムの測定ギャップは、同一であってもよく、異なってもよい。
【0178】
ステップ5において、UEは、受信した測定設定と測定ギャップに基づいて測定を実行する。
【0179】
図16を参照する。図16は、基地局側の測定設定方法のフローを示す。具体的なステップは、以下である。ステップ1601において、第1通信システムの測定周波数点情報を含む第1測定設定を、前記第1基地局に接続される端末に送信する。ステップ1602において、前記第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップを前記端末に送信する。
【0180】
選択可能に、引き続き図16を参照し、ステップ1602の前に、前記方法において、前記端末からフィードバックされる前記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を受信するステップ1603をさらに含む。
【0181】
本実施例において、選択可能に、前記第1測定設定は、第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求をさらに含む。前記第2測定設定は、第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求をさらに含む。
【0182】
本実施例において、選択可能に、前記方法において、第2通信システムのうち、前記端末に接続される第2基地局に前記第1測定設定を送信することと、第2通信システムの測定周波数点情報を含む第2測定設定を、前記第2通信システムの第2基地局から受信することとをさらに含む。
【0183】
本実施例において、選択可能に、前記方法において、前記第1通信システムで前記端末にサポートされる周波数帯域情報および/または周波数帯域組み合わせ情報を、第2通信システムのうち、前記端末に接続される第2基地局に送信することと、前記第2通信システムで前記端末にサポートされる周波数帯域情報および/または周波数帯域組み合わせ情報を、前記第2通信システムの第2基地局から受信することとをさらに含む。
【0184】
本実施例において、端末は、測定ギャップおよびネットワーク側で設定される測定設定の受信に基づいて測定を実行する。ここで測定ギャップは、端末によって特定されるものであってもよく、ネットワーク側で設定されるものであってもよい。端末による測定能力の報知のシグナリングオーバヘッドを効果的に低減し、端末から、サポート可能なすべての周波数帯域および周波数帯域組み合わせの測定能力を報知するシグナリングオーバヘッドが大きいという問題を回避する。
【0185】
図21を参照する。図21は、実行エンティティが第1通信システムの第1基地局である測定設定方法のフローを示す。具体的なステップは、以下である。
ステップ2101において、第1通信システムの測定周波数点情報を含む第1測定設定を、前記第1基地局に接続される端末に送信する。
ステップ2102において、第2通信システムの測定周波数点情報を含む第2測定設定を、前記第2通信システムの第2基地局から受信する。
ステップ2103において、測定ギャップ設定を前記端末に送信する。
【0186】
同一の発明思想に基づき、本開示の実施例は、端末をさらに提供する。当該端末は、問題を解決する原理が本開示の実施例の図2図16における測定設定方法に似るため、その実施について方法の実施を参照されたく、重複なところを繰り返して記載しない。
【0187】
図17は、本開示の一実施例における端末の構造図である。図17に示すように、当該端末1700は、第1受信器1701を含む。前記第1受信器1701は、第1通信システムの周波数点の情報を含む第1測定設定と、第2通信システムの周波数点の情報を含む第2測定設定をネットワーク側から受信する。前記第1受信器1701は、さらに、前記ネットワーク側で設定される前記第1通信システムの周波数点の測定の測定ギャップおよび前記第2通信システムの周波数点の測定の測定ギャップを受信する。
【0188】
選択可能に、引き続き図17を参照する。前記端末1700は、第1送信器1702をさらに含む。前記第1送信器1702は、前記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報、および、前記第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を前記ネットワーク側にフィードバックする。
【0189】
選択可能に、前記第1測定設定は、第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求をさらに含み、前記第2測定設定は、第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求をさらに含む。
【0190】
選択可能に、前記第1受信器1701は、さらに、前記第1通信システムの第1基地局から送信される第1測定設定を受信し、前記第2通信システムの第2基地局から送信される第2測定設定を受信する。前記第1送信器1702は、さらに、前記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を前記第1基地局にフィードバックし、前記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を第2基地局にフィードバックする。前記第1受信器1701は、さらに、前記第1基地局で設定される第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信し、前記第2基地局で設定される第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信する。
【0191】
選択可能に、前記第1受信器1701は、さらに、前記第1通信システムの第1基地局から送信される第1測定設定を受信し、前記第2通信システムの第2基地局から送信される第2測定設定を受信する。前記第1送信器1702は、さらに、前記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報、および、前記第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を前記第1基地局にフィードバックする。前記第1受信器1701は、さらに、前記第1基地局で設定される第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップおよび第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信する。
【0192】
選択可能に、前記第1送信器1702は、さらに、前記第1基地局が端末に対し前記第1通信システムの新規の搬送波を1つ設定した後に、各搬送波の周波数点測定の測定ギャップ能力の第1更新情報を前記第1基地局にフィードバックする。前記第1受信器1701は、さらに、前記第1基地局で前記第1更新情報に基づいて端末に対し設定した第1通信システム側のすべての搬送波の周波数点測定の測定ギャップを受信する。
【0193】
選択可能に、前記第1送信器1702は、さらに、第2通信システム側で測定ギャップが必要であるかの第2更新情報を前記第2基地局に送信する。前記第1受信器1701は、さらに、前記第2基地局が前記第2更新情報に基づいて端末に対し設定した第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信する。
【0194】
選択可能に、前記第1送信器1702は、さらに、第2通信システム側で測定ギャップが必要であるかの第3更新情報を前記第1基地局に送信する。前記第1受信器1701は、さらに、前記第1基地局が前記第3更新情報に基づいて端末に対し設定した第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信する。
【0195】
選択可能に、前記第1受信器1701は、さらに、前記第1通信システムの第1基地局から送信される第1測定設定と第2測定設定を受信する。前記第1送信器1702は、さらに、前記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報、および、前記第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を前記第1基地局にフィードバックする。前記第1受信器1701は、さらに、前記第1基地局で設定される第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップおよび第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを受信する。
【0196】
選択可能に、前記第1受信器1701は、さらに、第2通信システムの少なくとも一部の基地局に対し測定を行うための第3測定設定を、前記第1通信システムの第1基地局から受信する。前記第1送信器1702は、さらに、前記第3測定設定に基づいて、前記第2通信システムの少なくとも一部の基地局を測定して測定結果を取得し、前記測定結果を前記第1基地局に報知する。前記第1受信器1701は、さらに、第2通信システムのうち、前記第1基地局が前記測定結果に基づいて前記第2通信システムの少なくとも一部の基地局から選択した第2基地局の関連情報を前記第1基地局から受信し、前記第2通信システムの第2基地局と接続を確立して、前記端末と前記第1通信システムの第1基地局および前記第2通信システムの第2基地局との異システムデュアル接続を確立する。
【0197】
選択可能に、前記第1受信器1701は、さらに、第1基地局から送信される第2通信システムの周波数点の情報および対応する周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求を受信する。前記第1送信器1702は、さらに、第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかのフィードバック結果を前記第1基地局に送信する。前記第1受信器1701は、さらに、前記第1基地局がフィードバック結果に基づいて特定される第2通信システムの周波数点測定の測定ギャップを前記第1基地局から受信する。
【0198】
本実施例における端末は、上記の方法実施例を実行可能であり、その実現原理と技術効果が類似する。よって、本実施例において、ここでは繰り返して記載しない。
【0199】
同一の発明思想に基づき、本開示の実施例は、第1基地局をさらに提供する。当該第1基地局は、問題を解決する原理が本開示の実施例の図2図16における測定設定方法に似るため、その実施について方法の実施を参照されたく、重複なところを繰り返して記載しない。
【0200】
図18を参照する。図18には、第1基地局の構造を示す。当該第1基地局1800は、第2送信器1801を含む。第2送信器1801は、第1通信システムの測定周波数点情報を含む第1測定設定を、前記第1基地局に接続される端末に送信する。前記第2送信器1801は、さらに、前記第1通信システムの周波数点測定の測定ギャップを前記端末に送信する。
【0201】
選択可能に、図18を引き続き参照する。前記第1基地局1800は、前記端末からフィードバックされる前記第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの情報を受信する第2受信器1802をさらに含む。
【0202】
選択可能に、前記第1測定設定は、第1通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求をさらに含む。前記第2測定設定は、第2通信システムの周波数点測定に測定ギャップが必要であるかの要求をさらに含む。
【0203】
選択可能に、前記第2送信器1801は、さらに、前記第1測定設定を、第2通信システムのうち、前記端末に接続される第2基地局に送信する。前記第2受信器1802は、さらに、第2通信システムの測定周波数点情報を含む第2測定設定を、前記第2通信システムの第2基地局から受信する。
【0204】
選択可能に、前記第2送信器1801は、さらに、前記第1通信システムで前記端末にサポートされる周波数帯域情報および/または周波数帯域組み合わせ情報を、第2通信システムのうち、前記端末に接続される第2基地局に送信する。前記第2受信器1802は、さらに、前記第2通信システムで前記端末にサポートされる周波数帯域情報および/または周波数帯域組み合わせ情報を、前記第2通信システムの第2基地局から受信する。
【0205】
本実施例における第1基地局は、上記の方法実施例を実行可能であり、その実現原理と技術効果が類似する。よって、本実施例において、ここでは繰り返して記載しない。
【0206】
同一の発明思想に基づき、本開示の実施例は、第1基地局をさらに提供する。当該第1基地局は、問題を解決する原理が本開示の実施例の図2図16における測定設定方法に似るため、その実施について方法の実施を参照されたく、重複なところを繰り返して記載しない。
【0207】
図22を参照する。図22は、第1基地局の構造を示す。当該第1基地局2200は、第3送信器2201と第3受信器2202を含む。第3送信器2201は、第1通信システムの測定周波数点情報を含む第1測定設定を、前記第1基地局に接続される端末に送信する。第3受信器2202は、第2通信システムの測定周波数点情報を含む第2測定設定を、前記第2通信システムの第2基地局から受信する。前記第3送信器2201は、さらに、測定ギャップ設定を前記端末に送信する。
【0208】
なお、上記第1基地局は、プライマリ基地局であってもよくセカンダリ基地局であってもよい。
【0209】
下記実施例は、端末と基地局のハードウェア構造図をさらに提供する。
【0210】
図19は、本開示の別の実施例における端末の構造図である。図19に示すように、図19に示す端末1900は、少なくとも1つのプロセッサ1901と、メモリ1902と、少なくとも1つのネットワークインタフェース1904と、ユーザインタフェース1903を含む。端末1900における各構成部品は、バスシステム1905を介して結合される。バスシステム1905は、これらの構成部品の間の接続と通信に用いられる。バスシステム1905は、データバスのほかに、電源バス、制御バスおよび状態信号バスをさらに含む。ただし、明確に説明するために、図19において、各種類のバスをすべてバスシステム1905として標記している。
【0211】
ここで、ユーザインタフェース1903は、ディスプレイ、キーボードまたはポインティングデバイス(たとえばマウス、トラックボール(track ball))、タッチパネルまたはタッチスクリーンなどを含む。
【0212】
本開示の実施例におけるメモリ1902は、揮発性メモリまたは非揮発性メモリであり、または、揮発性メモリと非揮発性メモリの両方を含む。非揮発性メモリは、ROM(Read−Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、EEPROM(Electrically EP ROM)またはフラッシュメモリである。揮発性メモリは、RAM(Random Access Memory)であり、外部のキャッシュに用いられる。多くの形態のRAMが使用可能であるが、その例として、例えばSRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)、SDRAM(Synchronous DRAM)、DDRSDRAM(Double Data Rate SDRAM)、ESDRAM(Enhanced SDRAM)、SLDRAM(Synchlink DRAM)、DRRAM(Direct Rambus RAM)が挙げられるが、それらに限られない。本開示の実施例に記載のシステム及び方法におけるメモリ1902は、これらに限られず、これらおよびこれら以外の任意の適合する種類のメモリを含むとする。
【0213】
一部実施例において、メモリ1902には、実行可能なモジュールまたはデータ構造、またはそれらのサブセット、または、それらの拡張セットであるオペレーションシステム19021とアプリケーションプログラム19022が記憶されている。
【0214】
ここで、オペレーションシステム19021は、フレーム層プログラム、コアライブラリ層プログラム、駆動層プログラムなど各種類のシステムプログラムを含み、各種類のベーシックサービスの実現およびハードウェアによるタスクの処理に用いられる。アプリケーションプログラム19022は、メディアプレイヤー(Media Player)、ブラウザ(Browser)など各種類のアプリケーションプログラムを含み、各種類のアプリケーションサービスの実現に用いられる。本開示の実施例における方法を実現するプログラムは、アプリケーションプログラム19022に含まれる。
【0215】
本開示の実施例において、メモリ1902に保存されているプログラムまたは指令を呼び出し、具体的に、アプリケーションプログラム19022に保存されているプログラムまたは指令を呼び出すことによって、プロセッサ1901は、上記端末によって実行される方法を実行することができる。
【0216】
上記の本開示の実施例に開示される方法は、プロセッサ1901に応用可能であり、またはプロセッサ1901によって実現される。プロセッサ1901は、信号処理能力を有するICチップである。実現プロセスにおいて、上記方法の各ステップは、プロセッサ1901におけるハードウェアの集積論理回路またはソフトウェア形式の指令によって遂行される。上記プロセッサ1901は、汎用プロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)または他のプログラマブル論理デバイス、分離ゲートまたはトランジスタ論理デバイス、分離ハードウェアコンポーネントであり、本開示の実施例に開示される各方法、ステップおよび論理ブロック図を実現しまたは実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサまたは任意の通常プロセッサなどである。本開示の実施例に開示される方法のステップは、直接ハードウェアの復号プロセッサによって実行されて遂行されるか、復号プロセッサにおけるハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行されて遂行される。ソフトウェアモジュールは、RAM、フラッシュメモリ、ROM、PROMまたはEEPROM、レジスタなど本分野の周知の記憶媒体に位置する。当該記憶媒体は、メモリ1902に位置する。プロセッサ1901は、メモリ1902における情報を読み取って、そのハードウェアと組み合わせて上記方法のステップを遂行する。
【0217】
本開示の実施例に記載のこれらの実施例は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコードまたはそれらの組み合わせによって実現される。ハードウェアによる実現について、処理ユニットは、1つまたは複数のASIC(Application Specific Integrated Circuits)、DSP(Digital Signal Processing)、DSPD(DSP Device)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、汎用プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、それ以外の本開示に記載の機能を実行するための電子ユニットまたはそれらの組み合わせで実現される。
【0218】
ソフトウェアによる実現について、本開示の実施例に記載の機能を実行するモジュール(例えばプロセス、関数など)によって本開示の実施例に記載の技術を実現することができる。ソフトウェアコードは、メモリに保存されてプロセッサによって実行される。メモリは、プロセッサの中またはプロセッサの外部で実現することができる。
【0219】
具体的に、プロセッサ1901は、メモリ1902に保存されるプログラムまたは指令を呼び出すことによって、上記方法実施例における端末に実行される方法を実行する。
【0220】
図20は、本開示の一実施例における基地局の構造図である。図20に示すように、当該基地局2000は、アンテナ2001と、ラジオ周波数装置2002と、ベースバンド装置2003を含む。アンテナ2001は、ラジオ周波数装置2002に接続される。アップリンク方法において、ラジオ周波数装置2002は、アンテナ2001を介して情報を受信し、受信した情報をベースバンド装置2003に送信する。ダウンリンク方向において、ベースバンド装置2003は、送信対象の情報を処理してラジオ周波数装置2002に送信する。ラジオ周波数装置2002は、受信した情報を処理してからアンテナ2001を介して送信する。
【0221】
上記周波数バンド処理装置は、ベースバンド装置2003に位置する。以上の実施例において基地局によって実行される方法は、ベースバンド装置2003で実現可能である。当該ベースバンド装置2003は、プロセッサ20031とメモリ20032を含む。
【0222】
ベースバンド装置2003は、少なくとも1つのベースバンドボードを含む。当該ベースバンドボードには、複数のチップが設けられている。図11に示すように、そのうちの1つのチップは、たとえばメモリ20032に接続されるプロセッサ20031であり、メモリ20032のプログラムを呼び出すことによって、以上の方法実施例に示される基地局の操作を実行する。
【0223】
当該ベースバンド装置2003は、ラジオ周波数装置2002との情報のやり取りに用いられるネットワークインタフェース20033をさらに含む。当該インタフェースは、たとえばCPRI(common public radio interface)である。
【0224】
ここのプロセッサは、1つのプロセッサであってもよく、複数の処理素子の総称であってもよい。たとえば、当該プロセッサは、CPUであってもよく、ASICであってもよく、または、たとえば1つまたは複数のDSPや1つまたは複数のFPGAなど、以上の基地局によって実行される方法を実施する1つまたは複数の集積回路として構成される。保存素子は、1つのメモリであってもよく、複数の保存素子の総称であってもよい。
【0225】
メモリ20032は、揮発性メモリまたは非揮発性メモリであり、または、揮発性メモリと非揮発性メモリの両方を含む。非揮発性メモリは、ROM(Read−Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、EEPROM(Electrically EPROM)またはフラッシュメモリである。揮発性メモリは、RAM(Random Access Memory)であり、外部のキャッシュに用いられる。多くの形態のRAMが使用可能であるが、その例として、例えばSRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)、SDRAM(Synchronous DRAM)、DDRSDRAM(Double Data Rate SDRAM)、ESDRAM(Enhanced SDRAM)、SLDRAM(Synchlink DRAM)、DRRAM(Direct Rambus RAM)が挙げられるが、それらに限られない。本開示に記載のメモリ20032は、これらに限られず、これらおよびこれら以外の任意の適合する種類のメモリを含むとする。
【0226】
具体的に、プロセッサ20031は、メモリ20032からプログラムを呼び出すことによって、上記実施例における第1基地局または第2基地局によって実行される方法を実行する。
【0227】
本開示の実施例は、データ伝送プログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供する。前記データ伝送プログラムがプロセッサによって実行されると、以上記載したアクセス制御方法のステップを実現する。
【0228】
本実施例における端末は、上記の方法実施例を実行可能であり、その実現原理と技術効果が類似する。よって、本実施例において、ここでは繰り返して記載しない。
【0229】
なお、明細書の全文にわたって言及されている「1つの実施例」や「一実施例」とは、実施例に関連する特定の特徴、構造または特性が本開示の少なくとも1つの実施例に含まれることを意味する。従って、明細書の各箇所に記載されている「1つの実施例において」や「一実施例において」とは、必ずしも同一の実施例を指すとは限らない。また、これらの特定の特徴、構造または特性は、任意かつ適切な方式で1つまたは複数の実施例に組み入れられることができる。
【0230】
本開示の各実施例において、上記各プロセスの番号の大きさは、実行順の前後を意味するのではない。各プロセスの実行順は、その機能および内在的な論理によって確定されるものであり、本開示の実施例の実施プロセスに対しいっさい限定を構成しないと理解すべきである。
【0231】
また、本文において、「システム」と「ネットワーク」は、常に互換して使用することができる。
【0232】
本文において、「および/または」との用語は、関連対象の関連関係を表現するものに過ぎず、存在可能な3種類の関係を示す。例えば、Aおよび/またはBの場合、Aのみ、AとBの両方、Bのみの3種類の場合を示す。また、本文において、「/」の記号は、通常、前後の関連対象が「または」の関係であることを示す。
【0233】
本願に提供される実施例において、「Aに対応するB」とは、BとAが関連付けられることを示し、Aに基づいてBを確定することができる。なお、Aに基づいてBを確定することは、Aのみに基づいてBを確定するという意味ではなく、Aおよび/または他の情報に基づいてBを確定するのもよい。
【0234】
本願で提供されるいくつかの実施例において、開示された方法および装置は、他の方式で実施され得ることを理解されたい。以上記載した装置実施例は、単に例示的なものである。例えば、記載したユニットの区分は、単に論理機能の区分であり、実際に実現する際に別の区分方式がある。例えば、複数のユニットまたはコンポーネントは、組み合わせてもよく、別のシステムに一体化されてもよく、または、一部の特徴は、無視されてもよく、または実行されなくてもよい。また、示されておりまたは議論されている各構成部分の相互間の結合や直接結合や通信接続は、インタフェース、装置またはユニットを介した間接結合や通信接続であってもよく、電気的、機械的、または他の形式であってもよい。
【0235】
また、本開示の各実施例における各機能的ユニットは、全て1つの処理ユニットに一体化されていてもよいし、別々に1つのユニットとしてもよいし、2つ以上のユニットが1つのユニットに一体化されてもよい。上述した一体化ユニットは、ハードウェアの形態、またはハードウェアとソフトウェア機能ユニットの形態で実施することができる。
【0236】
上述したソフトウェア機能ユニットの形態で実施される一体化ユニットは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納されてもよい。上記ソフトウェア機能ユニットは、記憶媒体に記憶され、本開示の各実施例に記載の送受信方法のステップの一部をコンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク装置であってもよい)に実行させるいくつかの指令を含む。前記の記憶媒体は、Uディスク、モバイルハードディスク、ROM(Read−Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、磁気ディスクまたは光ディスクなど、プログラムコードを格納することができる様々な媒体を含む。
【0237】
以上記載されたのは、本開示の選択可能な実施形態である。当業者は、本開示に記載されている原理を逸脱せずに様々な改良や修飾をすることもできる。これらの改良や修飾も、本開示の保護範囲内に含まれる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
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