特許第6957766号(P6957766)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6957766
(24)【登録日】2021年10月8日
(45)【発行日】2021年11月2日
(54)【発明の名称】アンロード及び一時保管用装置
(51)【国際特許分類】
   G21C 19/32 20060101AFI20211021BHJP
   G21F 3/00 20060101ALI20211021BHJP
   G21F 5/008 20060101ALI20211021BHJP
   G21F 5/10 20060101ALI20211021BHJP
   G21F 9/36 20060101ALI20211021BHJP
   G21C 19/06 20060101ALI20211021BHJP
   G21C 1/07 20060101ALI20211021BHJP
【FI】
   G21C19/32 010
   G21F3/00 N
   G21F5/008
   G21F5/10 N
   G21F9/36 501J
   G21F9/36 511A
   G21C19/06 200
   G21C19/32 110
   G21C1/07 110
【請求項の数】10
【全頁数】13
(21)【出願番号】特願2020-545321(P2020-545321)
(86)(22)【出願日】2019年7月31日
(65)【公表番号】特表2021-520481(P2021-520481A)
(43)【公表日】2021年8月19日
(86)【国際出願番号】CN2019098593
(87)【国際公開番号】WO2020134076
(87)【国際公開日】20200702
【審査請求日】2020年8月27日
(31)【優先権主張番号】201811636610.5
(32)【優先日】2018年12月29日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】502192546
【氏名又は名称】清華大学
【氏名又は名称原語表記】Tsinghua University
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼ ▲海▼泉
(72)【発明者】
【氏名】▲聶▼ 君▲鋒▼
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼ 作▲義▼
(72)【発明者】
【氏名】李 ▲紅▼克
(72)【発明者】
【氏名】王 ▲シン▼
(72)【発明者】
【氏名】▲劉▼ ▲継▼国
(72)【発明者】
【氏名】董 玉杰
【審査官】 右▲高▼ 孝幸
(56)【参考文献】
【文献】 特表2018−527562(JP,A)
【文献】 中国特許出願公開第102855951(CN,A)
【文献】 中国特許出願公開第1790552(CN,A)
【文献】 中国特許出願公開第102881343(CN,A)
【文献】 国際公開第2017/088595(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G21C 1/07
G21C 19/00
G21F 3/00
G21F 5/00
G21F 9/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくともサイロ、サイロ外部部材、サイロ内部部材、シールドモジュール、及びロードモジュールを含み、
前記サイロは、上から下へ順次に設置されるバレルと筐体を含み、
前記サイロ外部部材は、前記バレルの外部に設置される冷却水ジャケットを含み、
前記サイロ内部部材は、前記バレルに設置されるストレート筒サイロと、前記筐体に設置される傾斜筒サイロ及びアンローディングタンクを含み、前記ストレート筒サイロ、傾斜筒サイロ、及びアンローディングタンクが順次に連通され、
前記シールドモジュールは、前記バレルの外部に設置されるアウターシールド、及び前記アウターシールドの外部に設置される中性子シールドを含み、
前記ロードモジュールは、バレルの頂部に設置されるロード本体を含み、前記ロード本体に球供給通路が設けられ、前記ロード本体の下端に球排出管路が接続され、前記球排出管路の一端が前記球供給通路に連通し、前記球排出管路の他端が前記バレルの壁に接触し、且つ前記球排出管路の他端が前記ストレート筒サイロに連通し、前記球供給通路と前記球排出管路は、球状要素が方向転換して流れる方向転換流動通路を形成することを特徴とするアンロード及び一時保管用装置。
【請求項2】
前記バレルと前記筐体との間は錐状セクションを介して接続され、前記錐状セクションは、上部が大きく下部が小さい中空の錐状キャビティを含み、前記錐状キャビティの上端は、前記ストレート筒サイロに連通し、前記錐状キャビティの下端は、前記傾斜筒サイロに連通することを特徴とする請求項1に記載のアンロード及び一時保管用装置。
【請求項3】
前記シールドモジュールは、前記筐体の内部に設置されるインナーシールドを更に含み、前記インナーシールドが、前記アンローディングタンクの上部に設置されることを特徴とする請求項1に記載のアンロード及び一時保管用装置。
【請求項4】
前記ロード本体は、支持板、前記支持板の上端に接続される球供給部材、及び前記支持板の下端に接続される流通部材を含み、前記球供給部材に球供給孔が設けられ、前記支持板に案内孔が設けられ、前記流通部材に流通孔が設けられ、前記球供給孔、案内孔、及び流通孔は順次に連通して前記球供給通路を形成することを特徴とする請求項1に記載のアンロード及び一時保管用装置。
【請求項5】
前記球供給部材には、球供給継手管が更に設けられ、前記球供給継手管は、前記球供給孔に連通することを特徴とする請求項4に記載のアンロード及び一時保管用装置。
【請求項6】
前記球排出管路は、互いに接続される傾斜管路及び垂直管路を含み、そのうち前記傾斜管路は前記球供給通路に連通し、前記垂直管路は前記バレルの内壁に接触することを特徴とする請求項4に記載のアンロード及び一時保管用装置。
【請求項7】
前記バレルの上端には、フィードホルダが取り付けられ、前記フィードホルダは前記ロード本体に接続され、前記アウターシールドと前記中性子シールドの上端には、シールドプレス板が取り付けられ、前記シールドプレス板は、前記ロード本体に接続されることを特徴とする請求項1に記載のアンロード及び一時保管用装置。
【請求項8】
前記筐体に接続されるアンロード機構を更に含み、前記アンロード機構は、上から下へ順次に接続される動力機構、伝達機構、及び実行機構を含むことを特徴とする請求項1に記載のアンロード及び一時保管用装置。
【請求項9】
前記シールドモジュールは、前記動力機構の外部に設置されるモーターシールドを更に含むことを特徴とする請求項8に記載のアンロード及び一時保管用装置。
【請求項10】
前記アンローディングタンクにボトムガード板アセンブリが設けられ、前記ボトムガード板アセンブリに脱塵部材が設けられ、前記脱塵部材は粉塵出口に接続され、前記粉塵出口は粉塵継手管に接続されることを特徴とする請求項1に記載のアンロード及び一時保管用装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願)
本願は、2018年12月29日に提出された、出願番号が201811636610.5で、発明名称が「アンロード及び一時保管用装置」である中国特許出願の優先権を主張し、その全体が参照により本願に組み込まれる。
本願は、原子炉工学の技術分野に関し、特に、アンロード及び一時保管用装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の国際産業用バルブ製造技術及び水準に基づいて、原子力発電所の寿命期間内使用済み燃料球状要素のアンローディング過程における雰囲気切替に関連するバルブの信頼性を解決するために、アンロード及び一時保管用装置における使用済み燃料の球状要素の一時保管容量を4000以上に増大する必要があり、炉心アンロード装置と類似する縦型軸系と多孔ターンテーブル等の構造を採用し、アンロード及び一時保管用装置におけるアンロード機構の信頼性と保守性の課題を解決するようになる。
【0003】
しかし、炉心アンロード装置と異なり、大容量の使用済み燃料の球状要素一時保管装置については、特に二つの作業状況を考慮する必要がある。一つは、前者は炉心アンロード機能のみを実行し、ロード機能を考慮しないものであり、球状要素が絶えずに炉心とアンロード管から連続且つ安定的にホッパーに流入することができるが、後者は使用済み燃料の球状要素の受け取り、一時保管、アンロード及び砕屑と粉塵の収集機能を断続且つ不安定的に実行するため、ロードの信頼性とアンロードの信頼性という問題を同時に考慮しなければならなく、そのうちに、ロードの信頼性とは、主にロード過程における球状要素及び設備構造のロード衝突による損傷を避けることを指す。もう一つは、前者のホッパー容量が約1500個の球状要素であるが、後者の容量が少なくとも4000個であるため、雰囲気切替とアンロード及び一時保管の特殊プロセスの実行を考慮すると共に、アンロード及び一時保管用装置における大量の使用済み燃料球状要素の余熱排出と高線量のγ線の放射線防護等の安全課題を更に注目しなければならない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願は、炉心からアンロードされた使用済み燃料の球状要素を受け取る際、球状要素の幾何学的な完全性を確保することができ、球状要素を一時的に保管し、余熱排出とγ線防護の安全機能を確実に実行することができるアンロード及び一時保管用装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するために、本願はアンロード及び一時保管用装置を提供し、当該アンロード及び一時保管用装置は、
少なくともサイロ、サイロ外部部材、サイロ内部部材、シールドモジュール、及びロードモジュールを含み、
前記サイロは、上から下へ順次に設置されるバレルと筐体を含み、
前記サイロ外部部材は、前記バレルの外部に設置される冷却水ジャケットを含み、
前記サイロ内部部材は、前記バレルに設置されるストレート筒サイロと、前記筐体に設置される傾斜筒サイロ及びアンローディングタンクを含み、前記ストレート筒サイロ、傾斜筒サイロ、及びアンローディングタンクが順次に連通され、
前記シールドモジュールは、前記バレルの外部に設置されるアウターシールド、及び前記アウターシールドの外部に設置される中性子シールドを含み、
前記ロードモジュールは、バレルの頂部に設置されるロード本体を含み、前記ロード本体に球供給通路が設けられ、前記ロード本体の下端に球排出管路が接続され、前記球排出管路の一端が前記球供給通路に連通し、前記球排出管路の他端が前記バレルの壁に接触し、且つ前記球排出管路の他端が前記ストレート筒サイロに連通し、前記球供給通路と前記球排出管路は、球状要素が方向転換して流れる方向転換流動通路を形成する。
【0006】
具体的に、前記バレルと前記筐体との間は錐状セクションを介して接続され、前記錐状セクションは、上部が大きく下部が小さい中空錐状キャビティを含み、前記錐状キャビティの上端は、前記ストレート筒サイロに連通し、前記錐状キャビティの下端は、前記傾斜筒サイロに連通する。
【0007】
更に、前記シールドモジュールは、前記筐体の内部に設置されるインナーシールドを更に含み、前記インナーシールドが、前記アンローディングタンクの上部に設置される。
【0008】
更に、前記ロード本体は、支持板、前記支持板の上端に接続される球供給部材、及び前記支持板の下端に接続される流通部材を含み、前記球供給部材に球供給孔が設けられ、前記支持板に案内孔が設けられ、前記流通部材に流通孔が設けられ、前記球供給孔、案内孔、及び流通孔が順次に連通して前記球供給通路を形成する。
【0009】
具体的に、前記球供給部材には、球供給継手管が更に設けられ、前記球供給継手管は、前記球供給孔に連通する。
【0010】
具体的に、前記球排出管路は、互いに接続される傾斜管路及び垂直管路を含み、そのうち前記傾斜管路は前記球供給通路に連通し、前記垂直管路は前記バレルの内壁に接触する。
【0011】
更に、前記バレルの上端には、フィードホルダが取り付けられ、前記フィードホルダは前記ロード本体に接続され、前記アウターシールドと前記中性子シールドの上端には、シールドプレス板が取り付けられ、前記シールドプレス板は、前記ロード本体に接続される。
【0012】
更に、前記筐体に接続されるアンロード機構を更に含み、前記アンロード機構は、上から下へ順次に接続される動力機構、伝達機構、及び実行機構を含む。
【0013】
具体的に、前記シールドモジュールは、前記動力機構の外部に設けられるモーターシールドを更に含む。
【0014】
更に、前記アンローディングタンクにボトムガード板アセンブリが設けられ、前記ボトムガード板アセンブリに脱塵部材が設けられ、前記脱塵部材は粉塵出口に接続され、前記粉塵出口は粉塵継手管に接続される。
【発明の効果】
【0015】
本願の上記技術案は、以下の利点がある。
【0016】
本願に提供されるアンロード及び一時保管用装置は、バレルの外部に冷却水ジャケットが設置され強制的に冷却することで、サイロ内の球状要素の余熱を効果的に排出して、更にバレル、チャンバ及び球状要素の温度が設計閾値より低いことを確保する。バレルの外部にアウターシールド及び中性子シールドを順次に設置することで、周りの装置及びメンテナンス作業員が過剰のγ線と中性子による被曝を避けることを確保する。球供給通路と球排出管路とを連通して、球状要素が方向転換して流れる方向転換流動通路を形成し、方向転換案内とガイド作用で球の落下速度を効果的に落とすことで、球状要素の落下による破損の状況が発生しなく、安全上の隠れた危険を解消した。
【0017】
本願に提供されるアンロード及び一時保管用装置は、炉心からアンロードされた燃料球状要素を受け取る際、球状要素の幾何学的な完全性を確保すうことができ、球状要素を一時的に保管し、余熱排出とγ線防護の安全機能を確実に実行することができる。
【0018】
本願に提供されるアンロード及び一時保管用装置は、球状要素の受け取り、一時保管、雰囲気切替、及びアンロード等の機能を実行することができると共に、球状要素の幾何学的な完全性の確保、放射線防護及び余熱排出の安全機能を備え、構造がコンパクトで、信頼性が高く、メンテナンス性が便利である利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】本願の実施形態のアンロード及び一時保管用装置の正面断面図である。
図2】本願の実施形態のアンロード及び一時保管用装置の上面図である。
図3】本願の実施形態のアンロード及び一時保管用装置におけるロードモジュールの構造模式図である。
図4】本願の実施形態のアンロード及び一時保管用装置にける脱塵部材の構造模式図である。
図5】本願の実施形態のアンロード及び一時保管用装置におけるボトムガード板アセンブリの模式図である。
図6】本願の実施形態のアンロード及び一時保管用装置におけるターンテーブルアセンブリの模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本願の実施形態の目的、技術案及び利点をより明確にするために、本願の実施形態における図面を参照しながら、本願の実施形態における技術案を明確で完全に説明する。勿論、説明された実施形態は、あくまでも本願の一部の実施形態に過ぎず、全ての実施形態ではない。本願における実施形態に基づいて、当業者が創造的な労働をしない場合に得た全ての他の実施形態は、いずれも本願の保護範囲に含まれる。
【0021】
図1図6に示すように、本願の実施形態は、ロードモジュール100、シールドモジュール200、サイロ外部部材300、サイロ400、サイロ内部部材500、及びアンロード機構600を含むアンロード及び一時保管用装置を提供する。
【0022】
前記サイロ400は、エンドフランジ401、ベアリングシートカバー402、筐体403、第2のブラインドボード404、及びバレル407が互いに接続されて構成されたヘリウムガスを収納する耐圧装置であると共に、前記ロードモジュール100、シールドモジュール200、サイロ外部部材300、サイロ内部部材500、及びアンロード機構600を支持するためにも使われる。前記バレル407は、前記筐体403の上方に位置し、前記筐体403と前記バレル407との間にトランジション錐状セクション405が接続され、前記錐状セクション405は、上部が大きく下部が小さい中空錐状キャビティを含む。前記バレル407の頂部には、フィードホルダ409が更に設けられる。
【0023】
本願の実施形態に係るアンロード及び一時保管用装置は、炉心燃料サイクルと工場での使用済み燃料球状要素の貯蔵との間における重要な中間プロセス装置であり、前端炉心と後端球状要素貯蔵システムとの雰囲気が異なるため、通常、球状要素貯蔵システムに球状要素を連続的に輸送し、つまり、一時保管装置内の球状要素をアンロードした後に、またロード操作を行うことである。実装スペースに制限されるため、前記アンロード及び一時保管用装置は、コンパクトで、簡単な構造を採用する必要がある。そのため、前記バレル407の頂部にフィードホルダ409が設けられ、前記フィードホルダ409は、前記バレル407と一体に溶接することができる。前記バレル407は、前記フィードホルダ409を介して前記ロードモジュール100に接続される。
【0024】
前記サイロ内部部材500は、前記バレル407に設けられるストレート筒サイロ501、前記筐体403に設けられる傾斜バレル503、及び前記筐体403に設けられるアンローディングタンク507を含み、前記傾斜バレル503には、傾斜筒サイロ504が設けられ、前記ストレート筒サイロ501、傾斜筒サイロ504、及びアンローディングタンク507は順次に連通される。前記錐状キャビティの上端は、前記ストレート筒サイロ501に連通し、前記錐状キャビティの下端は、前記傾斜筒サイロ504に連通する。前記アンローディングタンク507にボトムガード板アセンブリ508が設けられ、前記ボトムガード板アセンブリ508は、前記傾斜バレル503の左端に接続される。在前記傾斜バレル503の頂部内壁に、二次バッフル505が吊り下げて接続され、前記二次バッフル505は、前記傾斜バレル503の前記アンローディングタンク507に近接する箇所に設けられる。前記傾斜筒サイロ504の上方に、ライニング筒502が設けられ、前記ライニング筒502は、前記錐状セクション405の底部内壁に接続され、前記ライニング筒502の下部は、曲面シャベル構造を呈し、それにより前記傾斜筒サイロ504の曲面に基本的に対応して、球流れの遮断ダムを形成するためである。
【0025】
前記ストレート筒サイロ501、傾斜筒サイロ504、及びアンローディングタンク507は、現場で球状要素1を一時に保管する大容量のサイロを構成する。本実施形態では、当該サイロの総容積は、4000個の球状要素に相当する。前記サイロ内に、前記ライニング筒502と前記二次バッフル505により二つの遮断ダムを形成して、サイロ内のペブルベッド506が前記アンロード機構600に対する圧力を低下させるようにする。ターンテーブルアセンブリ608の回転過程において、サイロ内の球状要素1が取り出し孔609に円滑に入りやすくなる。
【0026】
炉心から排出された球状要素1は、まず一回のヘリウムガスの力で気体輸送された後に、一定の初期速度で本願の実施形態に係るアンロード及び一時保管用装置に入る。一方、本実施形態におけるストレート筒サイロ501及び傾斜筒サイロ504の内空高さは、2メートルに近く、球状要素1がサイロの底部又はペブルベッド506に達する時に一定の最終速度を有する。前記球状要素1は、通常既に一回のロード、15回のサイクル、及び一回のアンロードによる上昇を経て、複数回の異なる段差の自由落下、気体移送及び堆積内の流動を経た後、初期設計の制限に対して、球状要素1の強度が様々な程度に低下する。球状要素1が前記傾斜バレル503に直接落下すると、落下速度が大き過ぎることで、破損する恐れがある。一方、球状要素1は、傾斜バレル503に衝突した後に跳ね返すため、速度が大き過ぎると、ライニング筒502の下部曲面シャベルに衝突し、噛み込み損傷が発生しやすくなる。
【0027】
従って、本実施形態では、球状要素がアンロード及び一時保管用装置に入る箇所に、上流球状要素1の落下速度を緩和し、その移動軌跡を変更し、衝突破損を回避するために、前記ロードモジュール100が設置される。
【0028】
前記ロードモジュール100は、バレル407の上方に設置されるロード本体を含み、前記ロード本体に球供給通路が設けられ、前記ロード本体の下端に球排出管路108が接続され、前記球排出管路108の一端が前記球供給通路に連通し、前記球排出管路108の他端が前記バレル407の内壁408に接触し、前記球排出管路108の他端が前記ストレート筒サイロ501に連通する。
【0029】
そのうち、前記ロード本体は、支持板101、前記支持板101の上端に接続される球供給部材103、及び前記支持板101の下端に接続される流通部材102を含み、前記球供給部材103に球供給孔104が設けられ、前記球供給孔104は、方向転換通路である。前記支持板101に案内孔105が設けられ、前記案内孔105は、垂直方向通路である。前記流通部材102に流通孔106が設けられ、前記流通孔106は、方向転換通路である。前記球供給孔104、案内孔105、及び流通孔106は等径で順次に連通して前記球供給通路を形成する。
【0030】
そのうち、前記球供給部材103には、球供給継手管309が更に設けられ、前記球供給継手管309は、前記球供給孔104に連通する。
【0031】
そのうち、前記球排出管路108は、傾斜管路及び垂直管路を含み、そのうち前記傾斜管路は、前記流通孔106に連通し、前記垂直管路は、前記バレル407の内壁408に接触する。前記傾斜管路と前記垂直管路は連通されて方向転換の球排出通路109を形成する。
【0032】
そのうち、前記球供給通路と前記球排出通路109は、供球状要素1が方向転換して流れる方向転換流動通路を形成する。
【0033】
そのうち、前記フィードホルダ409に実装孔が設けられ、前記流通部材102は、前記実装孔に締め付けて実装され、前記支持板101は、前記フィードホルダ409の上端に締め付けて接続される。前記フィードホルダ409は、球通過孔が設けられ、前記球供給通路、前記球通過孔、及び前記球排出通路109は、等径で順次に連通され、前記球状要素1は、順次に前記球供給通路、前記球通過孔、及び前記球排出通路109を通過する際に、前記球状要素1の球の中心は、3回で屈曲した方向転換流れ制限軌跡107を形成する。
【0034】
前記球状要素1は、方向転換流れ制限軌跡107に沿って流れる時に、流れ制限軌跡107による3回の方向転換により、球状要素1は、3つの方向転換の個所で衝突し、衝突する度に、一部の運動量が力積に変換されることで、毎回でも緩衝されて減速される。前記球排出通路109の出口は、前記バレル407の内壁408に接して設置され、球状要素1は、球排出通路109から離れた後に、球排出通路109の案内機能により、自重及び慣性落下を引き起こし、球の中心の落下軌跡がガイド軌跡110を形成する。錐状セクション405に落下すると、錐状面406で衝突して緩衝されて減速され、その後の球の中心の移動軌跡が反発軌跡111又は転落軌跡112となる可能性がある。そのうち、反発軌跡111は、他側の筒壁と交わす可能性があり、それにより球状要素1は、再度内壁408と衝突して減速された後に落下し、或いは反発距離が内壁408に到達するに十分ではない場合、反対側の錐状セクション405に落下して、その後に軽く反発したり、傾斜筒サイロ504に転がり落ちることになる。反発軌跡111であるか、又は転落軌跡112を直接通過するかに関わらず、球状要素1は、最終的に傾斜筒サイロ504に落下する速度が何れも低く、傾斜バレル503の壁に沿って直接アンローディングタンク507に転がり落ち、或いは、傾斜バレル503の壁から傾斜筒サイロ504の壁で軽く反発した後に、アンローディングタンク507に転がり落ちる。
【0035】
本願で球状要素は球排出通路109の後のガイド軌跡110に沿って落下するが、従来技術で球状要素は案内孔を経由して中心から直接落下する。この二つの場合は、比較実験により明らかなように、傾斜筒サイロ504内にペブルベッド506が形成されないまでに、従来技術では、1〜2回の緩衝のみであり、その損傷率が30%以上であるが、本願では、複数回の緩衝を経て、損傷率が1%未満である。これは、球供給部材103、流通部材102、球排出管路108、錐状セクション405、及び傾斜筒サイロ504の壁面の機械的緩衝を経た後、球状要素1の落下速度を効果的に制御して、全体的に緩和させることができるからである。
【0036】
前記サイロ外部部材300は、少なくとも前記バレル407の外部に設置される冷却水ジャケット314を含む。
【0037】
前記シールドモジュール200は、前記バレル407の外部に設置されるアウターシールド202と、前記アウターシールド202の外部に設置される中性子シールド203と、及び前記筐体の内部に設置されるインナーシールド205とを含む。前記インナーシールド205は、前記アンローディングタンク507の上部に設けられる。前記アウターシールド202と前記中性子シールド203の上端には、シールドプレス板204が取り付けられ、前記シールドプレス板204は、前記ロード本体に接続される。
【0038】
大容量ストレート筒サイロ501内の球状要素1について、γ線と中性子照射に対する防護を同時に考慮する必要があり、バレル407の外部にそれぞれアウターシールド202とホウ素含有ポリエチレン中性子シールド203が設置されることで、メンテナンス作業員の安全を確保することができる。そのうち、アウターシールド202は、スチールチューブフレーム206、及び前記スチールチューブフレーム206に設けられる鉛シールド207を含み、前記鉛シールド207は、純粋な鉛液で鋳込みにより形成される。
【0039】
本実施形態の前記アンロード及び一時保管用装置は、サイロの設計容量が4000個の球状要素1に相当する。バルブの寿命を保証するように、関連する雰囲気切替バルブの動作回数を更に減少させる必要がある場合、サイロの設計容量を増加してもよい。4000個の球状要素1の設計容量では、計算及び分析すると、球状要素1の余熱作用により、バレル407の内壁及び内部のヘリウムガス温度が250oCに達し、前記中性子シールド203での温度も100 oCを超えるため、中性子シールド203は層軟化現象を起こしして、支持強度が失われるようになる。設計容量を増加すると、バレル407と中性子シールド203の温度が更に高くなって、バレル407と中性子シールド203の機械的強度を影響する。
【0040】
上記運行状況を改善するために、本願の実施形態において、前記バレル407の外壁に半円管の冷却水ジャケット314が設けられる。前記冷却水ジャケット314は、給水管路によって冷却水入り口307に接続される。前記冷却水ジャケット314は、出水管路によって冷却水出口308に接続される。前記冷却水ジャケット314を設置することで、冷却水を利用してバレル407に強制に冷却を実施すると共に、中性子シールド203が温度逸脱による軟化を発生しないことを確保する。
【0041】
前記アンロード機構600は、上から下へ順次に接続される動力機構601、伝達機構602、及び実行機構603を含む。
【0042】
本実施形態において、前記動力機構601は、モーター、及び前記モーターに接続される減速機を含む。
【0043】
本実施形態において、伝達機構602は、磁気伝達機を採用し、その非接触及びソフト接続の伝達特性を利用し、動的封止を静的封止に変換し、放射性ヘリウムガス対するゼロ漏れ封止を実現する。
【0044】
本実施形態において、前記実行機構603は、縦型軸系605、及び複数の取り出し孔609付きのターンテーブルアセンブリ608を含む。そのうち、前記軸系605は、引き抜きベアリングスリーブ606を含む。前記引き抜きベアリングスリーブ606は、主軸ベアリング607と着脱可能に接続される。
【0045】
モーターは、磁気伝達機によって軸系605を回転させると、前記ターンテーブルアセンブリ608は、それに同期して回転し、前記ターンテーブルアセンブリ608に設けられる複数の取り出し孔609がサイロペブルベッド506内から球状要素1を取得して1つずつアンロードすることができる。本実施形態において、前記軸系605のベアリングは、軽負荷及び低速で作動するので、ベアリングの運行寿命が長く、運行の信頼性が向上する。
【0046】
具体的に、前記シールドモジュール200は、前記動力機構601の外部に設けられるモーターシールド201を更に含む。前記モーターシールド201は、鋼製スリーブであり、過剰な累積のγ線線量での照射から前記動力機構601を保護することができ、それにより前記動力機構601の耐用年数を延ばすことができる。
【0047】
本願の実施形態に係るアンロード及び一時保管用装置は、HTR‐PM両炉アンロード管路を介して装置内にアンロードするため、二つの球供給継手管309が設けられる。二つの球供給継手管309はそれぞれ二つの球供給通路に対応して連通し、二つの球供給通路は、それぞれ二つの球排出管路108に対応して連通する。
【0048】
HTR‐PM両炉について、システムの信頼性を保証するように、二種類のモードで作動することができる。その一つは、二台の前記アンロード及び一時保管用装置は、それぞれ二つの原子炉に対応して接続され、独立した球状要素の受け取り、一時保管、及びアンロードの機能を実行することである。もう一つは、一台の前記アンロード及び一時保管用装置は、両炉球状要素の受け取り、一時保管及びアンロードの機能を同時に実行することである。
【0049】
全ての球状要素1は、最終的にアンロード及び一時保管用装置の下流の管路の空気力で球状要素保管システムに輸送されて工場内で一時保管される。輸送過程において、実装形状とサイズによって無傷の球と破砕状球を厳密に区別する必要がないため、本願に係るアンロード及び一時保管用装置による球状要素のアンロード操作は、機能が完備で構造が複雑で、独立した破砕状球のセパレータを追加設置する必要がない。
【0050】
前記ボトムガード板アセンブリ508は、ボトムアークプレート511を含み、前記ボトムアークプレート511の上面には、前記ターンテーブルアセンブリ608のスクレーパ板610の形状に一致する流れ案内溝513が設けられる。前記流れ案内溝513には、球状要素出口510と粉塵出口509が設けられ、前記球状要素出口510と粉塵出口509は、前記流れ案内溝513の対向する両側に設置される。前記流れ案内溝513には、脱塵部材512が更に設けられ、前記脱塵部材512は、前記粉塵出口509の上方に取り付けられる。前記粉塵出口509は、粉塵継手管302に接続され、前記球状要素出口510は、球排出引継ぎ301に接続される。
【0051】
前記脱塵部材512は、脱塵部材本体を含み、前記脱塵部材本体には、第1のデブリ口514と第2のデブリ口516が設けられ、前記第1のデブリ口514と第2のデブリ口516との間に、ガイドブリッジ515が設けられる。前記第1のデブリ口514及び第2のデブリ口516は、それぞれ前記粉塵出口509に連通する。
【0052】
前記ターンテーブルアセンブリ608が回転すると、球状要素1、粉塵、及びデブリが重力流の作用で取り出し孔609に入り、続けて回転すると、スクレーパ板610が球状要素1を押して前進させると、粉塵やデブリが前記脱塵部材512の第1のデブリ口514と第2のデブリ口516を通して前記粉塵出口509に入って、そして粉塵継手管302に入り、最終的に、粉塵継手管302を通って下流の粉塵管に漏れ、収集されて一時保管される。
【0053】
前記サイロ外部部材300は、第1の外乱手段312と第2の駆動機構313を更に含み、前記第1の外乱手段312と第2の駆動機構313は、それぞれ前記ライニング筒502と前記二次バッフル505の後ろに対応して取り付けられる。前記第1の外乱手段312と第2の駆動機構313は、それぞれ、プッシュロッドを含み、一旦前記ライニング筒502と前記二次バッフル505の二つの遮断ダムで接続アーチが形成されると、前記ターンテーブルアセンブリ608は球状要素1が取得できない場合、対応する電磁駆動機構に原子力発電所DCSから指示を与えて、前記プッシュロッドで外乱によりアーチを破壊することで、アンロードをスムーズに行うことを確保する。
【0054】
本願の実施形態に係るアンロード及び一時保管用装置では、球状要素のアンロードフローは、三つの段階からなる。段階a:炉心から球状要素1をアンロードする。段階b:前記アンロード及び一時保管用装置を介して、球状要素1の受け取り、一時保管、及びアンロードを行う。段階c:最終的に球状要素保管システムに輸送されて工場内で一時保管する。そのうち、段階aと段階cの環境は、それぞれ炉心に連通する高圧、放射性ヘリウムガス、及び外部と連通する大気であるので、段階bにおいて、炉心ヘリウムガスの純度を確保し、放射性ヘリウムガスが大気への放出を避けるために、雰囲気の切替を行わなければならない。
【0055】
そのため、前記サイロ外部部材300は、吸気管口306、排気管口305、圧力測定箇所311、及び温度測定箇所310を更に含む。炉心と大気雰囲気を遮断した後に、排気管口305は、ヘリウムガス浄化及び保管システムにヘリウムガスを排出し、常圧後に真空排気を行うために使われる。吸気管口306は、ヘリウムガス浄化及び保管システムからヘリウムガスを補足するために使われる。圧力測定箇所311と温度測定箇所310は、サイロ内の圧力及び温度を検出ために使われる。
【0056】
本願の実施形態に係るアンロード及び一時保管用装置において、球供給路径は2つに限らず、1つ又は2つ以上の複数の経路であってもよい。実際の状況では、アンロードされるのは、使用済み燃料球状要素に限定されず、他の球状の材料でもよく、球状の材料の品質、球供給路径、初期速度、バレル高度、内径、錐状セクション長さ、角度が異なるため、案内孔と流通孔の長さ、球排出通路長さ、角度及び方向等のパラメーターを変更することで、ガイド軌跡を変更して、筒壁、錐状セクション、傾斜バレルと様々な強度と回数の衝突を発生させて、速度を落として緩衝させる。
【0057】
本願の実施形態に係るアンロード及び一時保管用装置において、ロードモジュール100は、球状要素に対する流れ制限、ガイド及び緩衝作用は、主に傾斜筒サイロ504に球状要素がない場合に対することであり、傾斜筒サイロ504に球状要素がある場合には、ペブルベッド506が良い緩衝作用があるため、球の落下はあまり球状要素と設備に影響がない。
【0058】
本願の実施形態に係るアンロード及び一時保管用装置は、二つの球供給路径が設置され、従来の設計案に基づいて、二つの路径から同時に球を供給する状況がなく、そのためにフルロードした後に燃料排出孔に近い堆積面を形成し、バレルの有効容量はある程度制限される。複数のルートから同時に球を供給する場合、バレル容量を相対的に増加する必要がある。
【0059】
以上により、本願の実施形態に係るアンロード及び一時保管用装置は、バレルの外部に強制的に冷却するように冷却水ジャケットが設置されることで、効果的にサイロ内の球状要素の余熱を排出し、更にバレル、チャンバ、及び球状要素の温度が設計閾値より低いことを確保する。
【0060】
本願が提供されるアンロード及び一時保管用装置は、バレルの外部に順次にアウターシールド及び中性子シールドを設置することで、周りの装置及びメンテナンス作業員が過剰のγ線と中性子による被曝を避けることを確保する。
【0061】
本願が提供されるアンロード及び一時保管用装置は、球供給通路と球排出管路とを連通して球状要素が方向転換して流れる方向転換流動通路を形成し、方向転換ガイドとガイド作用で球の落下速度を効果的に落とし、球状要素の落下による破損の状況が発生しなく、安全上の隠れた危険を解除した。
【0062】
本願が提供されるアンロード及び一時保管用装置は、球状要素の受け取り、一時保管、雰囲気切替、及びアンロード等の機能を実行することができると共に、炉心からアンロードされた球状要素を受け取る時に、球状要素の幾何学的な安全性を確保し、球状要素を一時保管し、余熱排出とγ線防護の安全機能を確実に実行することができ、構造がコンパクトで、信頼性が高く、メンテナンス性が便利である利点を有する。
【0063】
本開示の説明において、説明する必要があるのは、明確な規定と限定がない限り、「互いに接続」、「接続」等の用語の意味は広く理解されるべきである。例えば、固定接続や、着脱可能な接続や、あるいは一体的な接続でも可能であり、機械的な接続や、電気的な接続でも可能であり、直接接続することや、中間媒体を介して間接接続することも可能である。当業者にとって、具体的な状況に応じて上記用語の本願での具体的な意味を理解することができる。
【0064】
本願の説明において、特に明記しない限り、「いくつか」とは1つ又は複数を意味し、「複数」とは2つ又は2つ以上を意味する。「上」、「下」、「左」、「右」、「内」、「外」等の用語で示す方位又は位置関係は、図示に基づく方位又は位置関係であり、本願を便利に又は簡単に説明するためのものに過ぎず、示された装置又は素子が必ず特定の方位にあり、特定の方位において構造され、操作されると明示又は暗示するものではないため、本願に対する限定と理解されるべきではない。
【0065】
最後に、以上の実施形態は本願の技術案を説明するためのものに過ぎず、制限するためのものではない。前述した実施形態を参照しながら本願を詳細に説明したが、当業者であれば、前述した各実施形態に記載された技術案を修正し、又はそのうちの一部の技術特徴に対して同等の交換を行うことができると理解される。これらの修正及び交換は、対応する技術案の本質を本願の各実施形態の技術案の趣旨及び範囲から逸脱させないものである。
【符号の説明】
【0066】
1:球状要素、100:ロードモジュール、101:支持板、102:流通部材、103:球供給部材、104:球供給孔、105:案内孔、106:流通孔、107:方向転換流れ制限軌跡、108:球排出管路、109:球排出通路、110:ガイド軌跡、111:反発軌跡、112:転落軌跡、200:シールドモジュール、201:モーターシールド、202:アウターシールド、203:中性子シールド、204:シールドプレス板、205:インナーシールド、206:スチールチューブフレーム、207:鉛シールド体、300:サイロ外部部材、301:球排出引継ぎ、302:粉塵継手管、303:吊り輪、304:第1のブラインドボード、305:排気管口、306:吸気管口、307:冷却水入り口、308:冷却水出口、309:球供給継手管、310:温度測定箇所、311:圧力測定箇所、312:第1の外乱手段、313:第2の外乱手段、314:冷却水ジャケット、400:サイロ、401:エンドフランジ、402:ベアリングシートカバー、403:筐体、404:第2のブラインドボード、405:錐状セクション、406:錐状面、407:バレル、408:内壁、409:フィードホルダ、500:サイロ内部部材、501:ストレート筒サイロ、502:ライニング筒、503:傾斜バレル、504:傾斜筒サイロ、505:二次バッフル、506:ペブルベッド、507:アンローディングタンク、508:ボトムガード板アセンブリ、509:粉塵出口、510:球状要素出口、511:ボトムアークプレート、512:脱塵部材、513:流れ案内溝、514:第1のデブリ口、515:ガイドブリッジ、516:第2のデブリ口、600:アンロード機構、601:動力機構、602:伝達機構、603:実行機構、604:スラストベアリング、605:軸系、606:引き抜きベアリングスリーブ、607:主軸ベアリング、608:ターンテーブルアセンブリ、609:取り出し孔、610:スクレーパ板
図1
図2
図3
図4
図5
図6