(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6959621
(24)【登録日】2021年10月12日
(45)【発行日】2021年11月2日
(54)【発明の名称】チャネル符号化に用いるUE、基地局における方法及び装置
(51)【国際特許分類】
H03M 13/13 20060101AFI20211021BHJP
H03M 13/09 20060101ALI20211021BHJP
H04L 1/00 20060101ALI20211021BHJP
【FI】
H03M13/13
H03M13/09
H04L1/00 B
【請求項の数】20
【全頁数】44
(21)【出願番号】特願2019-556398(P2019-556398)
(86)(22)【出願日】2017年8月22日
(65)【公表番号】特表2020-506640(P2020-506640A)
(43)【公表日】2020年2月27日
(86)【国際出願番号】CN2017098454
(87)【国際公開番号】WO2018120862
(87)【国際公開日】20180705
【審査請求日】2019年9月6日
(31)【優先権主張番号】201611235136.6
(32)【優先日】2016年12月28日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】519237292
【氏名又は名称】シャンハイ ランボ コミュニケーション テクノロジー カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000578
【氏名又は名称】名古屋国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】ヂャン シャオボ
【審査官】
川口 貴裕
(56)【参考文献】
【文献】
米国特許出願公開第2016/0182187(US,A1)
【文献】
米国特許出願公開第2009/0175293(US,A1)
【文献】
特開2015−084593(JP,A)
【文献】
特表2020−504567(JP,A)
【文献】
特表2019−506029(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2003/0079170(US,A1)
【文献】
Qualcomm Incorporated,Control channel performance[online],3GPP TSG RAN WG1 #87 R1-1613085,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_87/Docs/R1-1613085.zip>,2016年11月19日
【文献】
InterDigital Communications,Interleaver for Polar Codes[online],3GPP TSG RAN WG1 Meeting #86bis R1-1609899,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_86b/Docs/R1-1609899.zip>,2016年10月01日
【文献】
Ido Tal and Alexander Vardy,List Decoding of Polar Codes,IEEE Transactions on Information Theory,2015年03月05日,Vol. 61, No. 5,pp. 2213-2226
【文献】
Ericsson,Performance Evaluation of TBCC and Polar Codes[online],3GPP TSG RAN WG1 Meeting #85 R1-164356,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_475/Docs/R1-164356.zip>,2016年05月14日
【文献】
MediaTek Inc.,Comparison of coding candidates for eMBB data channel of short codeblock length[online],3GPP TSG RAN WG1 Meeting #87 R1-1613343,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_87/Docs/R1-1613343.zip>,2016年11月27日
【文献】
Huawei, HiSilicon,Channel coding for control channels[online],3GPP TSG RAN WG1 Meeting #86 R1-167216,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_1222/Docs/R1-167216.zip>,2016年08月13日
【文献】
Huawei, HiSilicon,Polar Code Construction for NR[online],3GPP TSG RAN WG1 Meeting #86bis R1-1608862,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_86b/Docs/R1-1608862.zip>,2016年10月01日
【文献】
Gabi Sarkis et al.,Fast List Decoders for Polar Codes,IEEE Journal on Selected Ares in Communications,2015年11月30日,Vol. 34, No. 2,pp. 318-328
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 1/00
H04L 1/08 − 1/24
H03M 13/09
H03M 13/13
H03M 13/19
3GPP TSG RAN WG1−4
SA WG1−2
CT WG1
IEEE Xplore
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線通信に用いる第1ノードにおける方法であって、
第1ビットブロックを特定することと、チャネル符号化を実行することと、
第1無線信号を送信することとを含み、
ここで、前記第1ビットブロックにおけるビットは、第2ビットブロックにおけるビットを生成するために用いられ、第3ビットブロックは、前記第2ビットブロックにおけるビットと前記第1ビットブロックにおけるビットとを含み、前記第3ビットブロックは、前記第1無線信号を生成するために用いられ、前記第1ビットブロックと前記第2ビットブロックとは、それぞれP1個の第2種類のビットとP2個の第1種類のビットを含み、前記第3ビットブロックはP3個のバイナリビットを含み、前記P1個の第2種類のビット又は前記P2個の第1種類のビットにおける任意の一つのビットはバイナリビットであり、前記P1、前記P2と前記P3はそれぞれ正の整数であり、前記第3ビットブロックは、前記チャネル符号化の入力に用いられ、前記チャネル符号化の出力は、前記第1無線信号を生成するために用いられ、前記チャネル符号化はポーラーコード(Polar code)に基づくものであり、第1目標ビットに関連し、かつ第2目標ビットと関係がない第1種類のビットのうち、第1ビットは前記第3ビットブロックにおいて一番前で並んでおり、前記第2目標ビットに関連し、かつ前記第1目標ビットと関係がない第1種類のビットのうち、第2ビットは前記第3ビットブロックにおいて一番前で並んでおり、前記第1ビットは前記第2ビットの前にあり、前記第1目標ビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、前記第2目標ビットの前記第3ビットブロックにおける位置の前であり、前記第1目標ビットと前記第2目標ビットとは、前記P1個の第2種類のビットにおける任意の二つの第2種類のビットであり、前記第1ビットブロックのCRCビットブロックは、前記第2ビットブロックを生成するために用いられ、前記第2ビットブロックにおける任意のビットは、前記第1ビットブロックの前記CRCビットブロックにおける一つのビットに基づき、前記P1個の第2種類のビットにおいて、前記第1ビットブロックにおける前後位置と前記第3ビットブロックにおける前後位置とが逆である第2種類のビットは、少なくとも二つが存在する、
方法。
【請求項2】
前記第1ビットブロックにおける関連するビットの数に応じて、前記第2ビットブロックにおけるビットは、前記第3ビットブロックにおいて順次配列される、あるいは、
前記第1ビットブロックにおける関連するビットの数に応じて、前記第2ビットブロックにおけるビットは、前記第3ビットブロックにおいて順次配列され、第3ビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、第4ビットの前記第3ビットブロックにおける位置の前であり、前記第3ビットと前記第4ビットとは、前記第2ビットブロックにおける任意の二つのビットであり、前記第3ビットの前記第1ビットブロックにおける関連するビットの数は、前記第4ビットの前記第1ビットブロックにおける関連するビットの数よりも少ない、あるいは、
所定の第1種類のビットに関連する第2種類のビットの全ては、前記第3ビットブロックにおいて前記所定の第1種類のビットの前で並んでおり、前記所定の第1種類のビットは前記P2個の第1種類のビットのうちの一つである
ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第3ビットブロックにおける任意の二つのビットは、それぞれ二つの異なるサブチャネル上にマッピングされ、第1ビットセットにおける任意の一つのビットがマッピングされるサブチャネルのチャネル容量は、第2ビットセットにおける任意の一つのビットがマッピングされるサブチャネルのチャネル容量よりも大きく、前記P2個の第1種類のビットは前記第1ビットセットに属し、前記P1個の第2種類のビットは前記第2ビットセットに属する、あるいは、前記P2個の第1種類のビットは前記第2ビットセットに属し、前記P1個の第2種類のビットは前記第1ビットセットに属する、あるいは、前記P2個の第1種類のビットにおける一部は前記第1ビットセットに属し、前記P2個の第1種類のビットにおける他の一部は前記第2ビットセットに属する
ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第2ビットブロックにおいて、少なくとも二つのビットは前記第3ビットブロックにおいて不連続であり、前記第1ビットブロックにおいて、少なくとも二つのビットは前記第3ビットブロックにおいて不連続である、あるいは、
前記P3は、前記P1、前記P2さらにP4の加算と等しく、前記P4は第4ビットブロックに含まれるビット数であり、前記P4は正の整数であり、前記第3ビットブロックは、前記第2ビットブロックにおける全てのビット、前記第1ビットブロックにおける全てのビット並びに前記第4ビットブロックにおける全てのビットからなり、前記第4ビットブロックにおける全てのビットの値は予め設定される、あるいは、
前記P3は、前記P1、前記P2さらにP4の加算と等しく、前記P4は第4ビットブロックに含まれるビット数であり、前記P4は正の整数であり、前記第3ビットブロックは、前記第2ビットブロックにおける全てのビット、前記第1ビットブロックにおける全てのビット並びに前記第4ビットブロックにおける全てのビットからなり、前記第4ビットブロックにおける全てのビットの値は予め設定され、前記第4ビットブロックにおける全てのビットは0である
ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記第1ノードは基地局であり、前記第1ビットブロックは下り制御情報を含む、あるいは、前記第1ノードはUEであり、前記第1ビットブロックは上り制御情報を含む
ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
無線通信に用いる第2ノードにおける方法であって、
第1無線信号を受信することと、
チャネル復号化を実行することと、第1ビットブロックを復元することとを含み、
ここで、前記第1ビットブロックにおけるビットは、前記第1無線信号のトランスミッタにより第2ビットブロックにおけるビットを生成するために用いられ、第3ビットブロックは、前記第2ビットブロックにおけるビットと前記第1ビットブロックにおけるビットとを含み、前記第3ビットブロックは、前記第1無線信号の前記トランスミッタにより前記第1無線信号を生成するために用いられ、前記第1ビットブロックと前記第2ビットブロックとは、それぞれP1個の第2種類のビットとP2個の第1種類のビットを含み、前記第3ビットブロックはP3個のバイナリビットを含み、前記P1個の第2種類のビット又は前記P2個の第1種類のビットにおける任意の一つのビットはバイナリビットであり、前記P1、前記P2と前記P3はそれぞれ正の整数であり、前記第1無線信号は、前記チャネル復号化の入力を生成するために用いられ、前記チャネル復号化に対応するチャネル符号化はポーラーコードに基づくものであり、前記第3ビットブロックは、前記チャネル符号化の入力に用いられ、第1目標ビットに関連し、かつ第2目標ビットと関係がない第1種類のビットのうち、第1ビットは前記第3ビットブロックにおいて一番前で並んでおり、前記第2目標ビットに関連し、かつ前記第1目標ビットと関係がない第1種類のビットのうち、第2ビットは前記第3ビットブロックにおいて一番前で並んでおり、前記第1ビットは前記第2ビットの前にあり、前記第1目標ビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、前記第2目標ビットの前記第3ビットブロックにおける位置の前であり、前記第1目標ビットと前記第2目標ビットとは、前記P1個の第2種類のビットにおける任意の二つの第2種類のビットであり、前記第1ビットブロックのCRCビットブロックは、前記第1無線信号の前記トランスミッタにより前記第2ビットブロックを生成するために用いられ、前記第2ビットブロックにおける任意のビットは、前記第1ビットブロックの前記CRCビットブロックにおける一つのビットに基づき、前記P1個の第2種類のビットにおいて、前記第1ビットブロックにおける前後位置と前記第3ビットブロックにおける前後位置とが逆である第2種類のビットは、少なくとも二つが存在する
方法。
【請求項7】
前記第1ビットブロックにおける関連するビットの数に応じて、前記第2ビットブロックにおけるビットは、前記第3ビットブロックにおいて順次配列される、あるいは、
前記第1ビットブロックにおける関連するビットの数に応じて、前記第2ビットブロックにおけるビットは、前記第3ビットブロックにおいて順次配列され、第3ビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、第4ビットの前記第3ビットブロックにおける位置の前であり、前記第3ビットと前記第4ビットとは、前記第2ビットブロックにおける任意の二つのビットであり、前記第3ビットの前記第1ビットブロックにおける関連するビットの数は、前記第4ビットの前記第1ビットブロックにおける関連するビットの数よりも少ない、あるいは、
所定の第1種類のビットに関連する第2種類のビットの全ては、前記第3ビットブロックにおいて前記所定の第1種類のビットの前で並んでおり、前記所定の第1種類のビットは前記P2個の第1種類のビットのうちの一つである、あるいは、
前記第2ビットブロックにおいて、少なくとも二つのビットは前記第3ビットブロックにおいて不連続であり、前記第1ビットブロックにおいて、少なくとも二つのビットは前記第3ビットブロックにおいて不連続である、あるいは、
前記P3は、前記P1、前記P2さらにP4の加算と等しく、前記P4は第4ビットブロックに含まれるビット数であり、前記P4は正の整数であり、前記第3ビットブロックは、前記第2ビットブロックにおける全てのビット、前記第1ビットブロックにおける全てのビット並びに前記第4ビットブロックにおける全てのビットからなり、前記第4ビットブロックにおける全てのビットの値は予め設定される、あるいは、
前記P3は、前記P1、前記P2さらにP4の加算と等しく、前記P4は第4ビットブロックに含まれるビット数であり、前記P4は正の整数であり、前記第3ビットブロックは、前記第2ビットブロックにおける全てのビット、前記第1ビットブロックにおける全てのビット並びに前記第4ビットブロックにおける全てのビットからなり、前記第4ビットブロックにおける全てのビット的値は予め設定され、前記第4ビットブロックにおける全てのビットは0である
ことを特徴とする、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記第3ビットブロックにおける任意の二つのビットは、それぞれ二つの異なるサブチャネル上にマッピングされ、第1ビットセットにおける任意の一つのビットがマッピングされるサブチャネルのチャネル容量は、第2ビットセットにおける任意の一つのビットがマッピングされるサブチャネルのチャネル容量よりも大きく、前記P2個の第1種類のビットは前記第1ビットセットに属し、前記P1個の第2種類のビットは前記第2ビットセットに属する、あるいは、前記P2個の第1種類のビットは前記第2ビットセットに属し、前記P1個の第2種類のビットは前記第1ビットセットに属する、あるいは、前記P2個の第1種類のビットにおける一部は前記第1ビットセットに属し、前記P2個の第1種類のビットにおける他の一部は前記第2ビットセットに属する
ことを特徴とする、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記チャネル復号化は、P3個の参照値を特定するために用いられ、前記P3個の参照値と前記第3ビットブロックにおけるP3個のビットとは一対一で対応し、前記P2個の第1種類のビットにおいて、少なくとも一つの第1種類のビットに対応する参照値は、前記チャネル復号化において枝刈りに用いられ、あるいは、前記P2個の第1種類のビットにおいて、少なくとも一つの第1種類のビットに対応する参照値は、前記第1ビットブロックが正確に受信されたかを特定するために用いられる
ことを特徴とする、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記第2ノードは基地局であり、前記第1ビットブロックは上り制御情報を含む、あるいは、前記第2ノードはUEであり、前記第1ビットブロックは下り制御情報を含む
ことを特徴とする、請求項6に記載の方法。
【請求項11】
無線通信に用いられる第1ノードにおける装置であって、
第1ビットブロックを生成し、チャネル符号化を実行する第1プロセッサと、
第1無線信号を送信する第1トランスミッタとを備え、
ここで、前記第1ビットブロックにおけるビットは、第2ビットブロックにおけるビットを生成するために用いられ、第3ビットブロックは、前記第2ビットブロックにおけるビットと前記第1ビットブロックにおけるビットとを含み、前記第3ビットブロックは、前記第1無線信号を生成するために用いられ、前記第1ビットブロックと前記第2ビットブロックとは、それぞれP1個の第2種類のビットとP2個の第1種類のビットを含み、前記第3ビットブロックはP3個のバイナリビットを含み、前記P1個の第2種類のビット又は前記P2個の第1種類のビットにおける任意の一つのビットはバイナリビットであり、前記P1、前記P2と前記P3はそれぞれ正の整数であり、前記第3ビットブロックは、前記チャネル符号化の入力に用いられ、前記チャネル符号化の出力は、前記第1無線信号を生成するために用いられ、前記チャネル符号化はポーラーコードに基づくものであり、第1目標ビットに関連し、かつ第2目標ビットと関係がない第1種類のビットのうち、第1ビットは前記第3ビットブロックにおいて一番前で並んでおり、前記第2目標ビットに関連し、かつ前記第1目標ビットと関係がない第1種類のビットのうち、第2ビットは前記第3ビットブロックにおいて一番前で並んでおり、前記第1ビットは前記第2ビットの前にあり、前記第1目標ビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、前記第2目標ビットの前記第3ビットブロックにおける位置の前であり、前記第1目標ビットと前記第2目標ビットとは、前記P1個の第2種類のビットにおける任意の二つの第2種類のビットであり、前記第1ビットブロックのCRCビットブロックは、前記第2ビットブロックを生成するために用いられ、前記第2ビットブロックにおける任意のビットは、前記第1ビットブロックの前記CRCビットブロックにおける一つのビットに基づき、前記P1個の第2種類のビットにおいて、前記第1ビットブロックにおける前後位置と前記第3ビットブロックにおける前後位置とが逆である第2種類のビットは、少なくとも二つが存在する
第1ノードにおける装置。
【請求項12】
前記第1ビットブロックにおける関連するビットの数に応じて、前記第2ビットブロックにおけるビットは、前記第3ビットブロックにおいて順次配列される、あるいは、
前記第1ビットブロックにおける関連するビットの数に応じて、前記第2ビットブロックにおけるビットは、前記第3ビットブロックにおいて順次配列され、第3ビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、第4ビットの前記第3ビットブロックにおける位置の前であり、前記第3ビットと前記第4ビットとは、前記第2ビットブロックにおける任意の二つのビットであり、前記第3ビットの前記第1ビットブロックにおける関連するビットの数は、前記第4ビットの前記第1ビットブロックにおける関連するビットの数よりも少ない、あるいは、
所定の第1種類のビットに関連する第2種類のビットの全ては、前記第3ビットブロックにおいて前記所定の第1種類のビットの前で並んでおり、前記所定の第1種類のビットは前記P2個の第1種類のビットのうちの一つである
ことを特徴とする、請求項11に記載の第1ノードにおける装置。
【請求項13】
前記第3ビットブロックにおける任意の二つのビットは、それぞれ二つの異なるサブチャネル上にマッピングされ、第1ビットセットにおける任意の一つのビットがマッピングされるサブチャネルのチャネル容量は、第2ビットセットにおける任意の一つのビットがマッピングされるサブチャネルのチャネル容量よりも大きく、前記P2個の第1種類のビットは前記第1ビットセットに属し、前記P1個の第2種類のビットは前記第2ビットセットに属する、あるいは、前記P2個の第1種類のビットは前記第2ビットセットに属し、前記P1個の第2種類のビットは前記第1ビットセットに属する、あるいは、前記P2個の第1種類のビットにおける一部は前記第1ビットセットに属し、前記P2個の第1種類のビットにおける他の一部は前記第2ビットセットに属する
ことを特徴とする、請求項11に記載の第1ノードにおける装置。
【請求項14】
前記第2ビットブロックにおいて、少なく二つのビットは前記第3ビットブロックにおいて不連続であり、前記第1ビットブロックにおいて、少なく二つのビットは前記第3ビットブロックにおいて不連続である、あるいは、
前記P3は、前記P1、前記P2さらにP4の加算と等しく、前記P4は第4ビットブロックに含まれるビット数であり、前記P4は正の整数であり、前記第3ビットブロックは、前記第2ビットブロックにおける全てのビット、前記第1ビットブロックにおける全てのビット並びに前記第4ビットブロックにおける全てのビットからなり、前記第4ビットブロックにおける全てのビットの値は予め設定される、あるいは、
前記P3は、前記P1、前記P2さらにP4の加算と等しく、前記P4は第4ビットブロックに含まれるビット数であり、前記P4は正の整数であり、前記第3ビットブロックは、前記第2ビットブロックにおける全てのビット、前記第1ビットブロックにおける全てのビット並びに前記第4ビットブロックにおける全てのビットからなり、前記第4ビットブロックにおける全てのビットの値は予め設定され、前記第4ビットブロックにおける全てのビットは0である
ことを特徴とする、請求項11に記載の第1ノードにおける装置。
【請求項15】
前記第1ノードは基地局であり、前記第1ビットブロックは下り制御情報を含む、あるいは、前記第1ノードはUEであり、前記第1ビットブロックは上り制御情報を含む
ことを特徴とする、請求項11に記載の第1ノードにおける装置。
【請求項16】
無線通信に用いる第2ノードにおける装置であって、
第1無線信号を受信する第1レシーバーと、
チャネル復号化を実行し、第1ビットブロックを復元する第2プロセッサとを備え、
ここで、前記第1ビットブロックにおけるビットは、前記第1無線信号のトランスミッタにより第2ビットブロックにおけるビットを生成するために用いられ、第3ビットブロックは、前記第2ビットブロックにおけるビットと前記第1ビットブロックにおけるビットとを含み、前記第3ビットブロックは、前記第1無線信号の前記トランスミッタにより前記第1無線信号を生成するために用いられ、前記第1ビットブロックと前記第2ビットブロックとは、それぞれP1個の第2種類のビットとP2個の第1種類のビットを含み、前記第3ビットブロックはP3個のバイナリビットを含み、前記P1個の第2種類のビット又は前記P2個の第1種類のビットにおける任意の一つのビットはバイナリビットであり、前記P1、前記P2と前記P3はそれぞれ正の整数であり、前記第1無線信号は、前記チャネル復号化の入力を生成するために用いられ、前記チャネル復号化に対応するチャネル符号化はポーラーコードに基づくものであり、前記第3ビットブロックは、前記チャネル符号化の入力に用いられ、第1目標ビットに関連し、かつ第2目標ビットと関係がない第1種類のビットのうち、第1ビットは前記第3ビットブロックにおいて一番前で並んでおり、前記第2目標ビットに関連し、かつ前記第1目標ビットと関係がない第1種類のビットのうち、第2ビットは前記第3ビットブロックにおいて一番前で並んでおり、前記第1ビットは前記第2ビットの前にあり、前記第1目標ビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、前記第2目標ビットの前記第3ビットブロックにおける位置の前であり、前記第1目標ビットと前記第2目標ビットとは、前記P1個の第2種類のビットにおける任意の二つの第2種類のビットであり、前記第1ビットブロックのCRCビットブロックは、前記第1無線信号の前記トランスミッタにより前記第2ビットブロックを生成するために用いられ、前記第2ビットブロックにおける任意のビットは、前記第1ビットブロックの前記CRCビットブロックにおける一つのビットに基づき、前記P1個の第2種類のビットにおいて、前記第1ビットブロックにおける前後位置と前記第3ビットブロックにおける前後位置とが逆である第2種類のビットは、少なくとも二つが存在する
第2ノードにおける装置。
【請求項17】
前記第1ビットブロックにおける関連するビットの数に応じて、前記第2ビットブロックにおけるビットは、前記第3ビットブロックにおいて順次配列される、あるいは、
前記第1ビットブロックにおける関連するビットの数に応じて、前記第2ビットブロックにおけるビットは、前記第3ビットブロックにおいて順次配列され、第3ビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、第4ビットの前記第3ビットブロックにおける位置の前であり、前記第3ビットと前記第4ビットとは、前記第2ビットブロックにおける任意の二つのビットであり、前記第3ビットの前記第1ビットブロックにおける関連するビットの数は、前記第4ビットの前記第1ビットブロックにおける関連するビットの数よりも少ない、あるいは、
所定の第1種類のビットに関連する第2種類のビットの全ては、前記第3ビットブロックにおいて前記所定の第1種類のビットの前で並んでおり、前記所定の第1種類のビットは前記P2個の第1種類のビットのうちの一つである、あるいは、
前記第2ビットブロックにおいて、少なくとも二つのビットは、前記第3ビットブロックにおいて不連続であり、前記第1ビットブロックにおいて、少なくとも二つのビットは、前記第3ビットブロックにおいて不連続である、あるいは、
前記P3は、前記P1、前記P2さらにP4の加算と等しく、前記P4は第4ビットブロックに含まれるビット数であり、前記P4は正の整数であり、前記第3ビットブロックは、前記第2ビットブロックにおける全てのビット、前記第1ビットブロックにおける全てのビット並びに前記第4ビットブロックにおける全てのビットからなり、前記第4ビットブロックにおける全てのビットの値は予め設定されるものである、
前記P3は、前記P1、前記P2さらにP4の加算と等しく、前記P4は第4ビットブロックに含まれるビット数であり、前記P4は正の整数であり、前記第3ビットブロックは、前記第2ビットブロックにおける全てのビット、前記第1ビットブロックにおける全てのビット並びに前記第4ビットブロックにおける全てのビットからなり、前記第4ビットブロックにおける全てのビットの値は予め設定され、前記第4ビットブロックにおける全てのビットは0である
ことを特徴とする、請求項16に記載の第2ノードにおける装置。
【請求項18】
前記第3ビットブロックにおける任意の二つのビットは、それぞれ二つの異なるサブチャネル上にマッピングされ、第1ビットセットにおける任意の一つのビットがマッピングされるサブチャネルのチャネル容量は、第2ビットセットにおける任意の一つのビットがマッピングされるサブチャネルのチャネル容量よりも大きく、前記P2個の第1種類のビットは前記第1ビットセットに属し、前記P1個の第2種類のビットは前記第2ビットセットに属する、あるいは、前記P2個の第1種類のビットは前記第2ビットセットに属し、前記P1個の第2種類のビットは前記第1ビットセットに属する、あるいは、前記P2個の第1種類のビットにおける一部は前記第1ビットセットに属し、前記P2個の第1種類のビットにおける他の一部は前記第2ビットセットに属する
ことを特徴とする、請求項16に記載の第2ノードにおける装置。
【請求項19】
前記チャネル復号化は、P3個の参照値を特定するために用いられ、前記P3個の参照値と前記第3ビットブロックにおけるP3個のビットとは一対一で対応し、前記P2個の第1種類のビットにおいて、少なくとも一つの第1種類のビットに対応する参照値は、前記チャネル復号化において枝刈りに用いられる、あるいは、前記P2個の第1種類のビットにおいて、少なくとも一つの第1種類のビットに対応する参照値は、前記第1ビットブロックが正確に受信されたかを特定するために用いられる
ことを特徴とする、請求項18に記載の第2ノードにおける装置。
【請求項20】
前記第2ノードは基地局であり、前記第1ビットブロックは上り制御情報を含む、あるいは、前記第2ノードはUEであり、前記第1ビットブロックは下り制御情報を含む
ことを特徴とする、請求項16に記載の第2ノードにおける装置。
【発明の詳細な説明】
【0001】
[技術分野]
本出願は、無線通信システムにおける無線信号の伝送方式に関し、特に、送信チャネル符号化に用いる方法及び装置に関する。
【0002】
[背景技術]
ポーラーコード(Polar Code)は、2008年にトルコのビルケン大学のErdal Arikan教授によって最初に提案された符号化方式であり、対称式バイナリ入力ディスクリート・メモリレス・チャネル(B-DMC、Binary input Discrete Memoryless Channel)の容量のコード構成法を実現することができる。3GPP(3rd GenerationPartner Project、第3世代パートナーシッププロジェクト)RAN1#87会議で、3GPPは、5G eMBB(拡張モバイルブロードバンド)シナリオの制御チャネル符号化方式としてPolarコード方式を使用することが決定した。
【0003】
3GPPドキュメントR1-164356は、情報ビット数が少ないときに、ポーラーコードは、CRC(Cyclic Redundancy Check、巡回冗長検査)ビットを使用すると、低い伝送効率の低下、つまり、TBCC(Tail-Biting Convolutional Codes、テール・バイト畳み込みシンボル)よりも低くなることに繋がることは、シミュレーションによって証明された。R1-164356はさらに、ポーラーコードがCRCを採用しない方式を提案している。
【0004】
レガシーLTE(Long Term Evolution)システムにおいて、CRCは、エラー検査及び目標レシーバー身分認証等特定の機能を実現する。従って、ポーラーコードにおけるCRCを単純に取り消すと、上記特定の機能は実現できなくなる。
【0005】
[発明の概要]
上記問題に鑑みて、本出願は解決案を提供した。注意すべきは、矛盾しない場合、本出願の実施例及び実施例における特徴は互いに組合せることができることである。例えば、本出願の第1ノードにおける実施例及び実施例における特徴は、第2ノードに適用でき、逆もまた同様である。
【0006】
本出願は、無線通信に用いる第1ノードにおける方法を公開した。該方法は、
-第1ビットブロックを特定することと、
-第1無線信号を送信することと
を有し、前記第1ビットブロックにおけるビットは、第2ビットブロックにおけるビットを生成するために用いられ、第3ビットブロックは、前記第2ビットブロックにおけるビット及び前記第1ビットブロックにおけるビットとを含み、前記第3ビットブロックは、前記第1無線信号を生成するために用いられ、前記第1ビットブロック及び前記第2ビットブロックは、それぞれP1個の第2種類のビット及びP2個の第1種類のビットを含み、前記第3ビットブロックは、P3個のバイナリビットを含み、{前記P1個の第2種類のビット,前記P2個の第1種類のビット}における任意の一つはバイナリビットであり、前記P1、前記P2及び前記P3はぞれぞれ正の整数であり、参照第1種類のビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、前記第1ビットブロックにおける前記参照第1種類のビットに関連するビットの数と関わり、前記参照第1種類のビットは、前記P2個の第1種類のビットにおける一つである、あるいは、参照第2種類のビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、前記第2ビットブロックにおける前記参照第2種類のビットに関連するビットの前記第3ビットブロックにおける位置と関わり、前記参照第2種類のビットは前記P1個の第2種類のビットにおける一つである。
前記第1ビットブロックのCRCビットブロックは、前記第2ビットブロックを生成するために用いられる。前記P1個の第2種類のビットにおいて、前記第1ビットブロックにおける前後位置と前記第3ビットブロックにおける前後位置とが逆である第2種類のビットは、少なくとも二つが存在する。
【0007】
一つの実施例として、上記方法の長所は、第1種類のビットの前記第1ビットブロックに関連するビットの数に従って第1種類のビットの前記第3ビットブロックにおける位置を調整し、関連するビットの数が異なる第1種類のビットを信頼性の異なるサブチャネル上にマッピングし、重要度の異なる第1種類のビットに対して異なるエラー保護を実現できることである。
【0008】
一つの実施例として、上記方法の長所は、前記第3ビットブロックの復号化手順で、第2種類のビットと前記第2ビットブロックにおけるいくつかのビットとの相関関係を利用して復号化の正確性を向上するとともに復号化を簡素化するように、第2種類のビットの前記第2ビットブロックにおける関連するビットの前記第3ビットブロックにおける位置に従って、第2種類のビットの前記第3ビットブロックにおける位置を調整できることである。
【0009】
一つの実施例として、前記第1ビットブロックは、前記第1ノードの物理レイヤ上で生成される。
【0010】
一つの実施例として、前記第1ノードは基地局であり、前記第1ノードは、スケジューリング結果に従って前記第1ビットブロックを生成する。
【0011】
一つの実施例として、前記第1ノードはUE(User Equipment、ユーザー装置)であり、前記第1ノードは、基地局のスケジューリングに従って前記第1ビットブロックを生成する。
【0012】
一つの実施例として、前記第2ビットブロックにおける任意のビットに対して、前記任意のビットは、前記第1ビットブロックにおける正の整数個のビットの和の2による剰余と等しい。
【0013】
一つの実施例として、前記第2ビットブロックにおける任意のビットについては、前記任意のビットは、前記第1ビットブロックにおける正の整数個のビットの和の2による剰余を取ってから、スクランブリング系列における対応するビットとXOR演算してから得られるものである。
【0014】
一つの実施例として、前記第1ビットブロックにおける任意のビットについて、前記任意のビットは、前記第2ビットブロックにおける少なくとも一つビットを特定するために用いられる。
【0015】
一つの実施例として、前記第1ビットブロックは、前記第2ビットブロック以外のビットと関係がない。
【0016】
一つの実施例として、前記P3は、前記P1と前記P2との和と等しい。前記第3ビットブロックは、前記第2ビットブロックにおける全てのビットと前記第1ビットブロックにおける全てのビットとからなる。
【0017】
一つの実施例として、前記P3は、前記P1と前記P2とP4との和である。前記P4は、第4ビットブロックに含まれるビットの数であり、前記P4は正の整数である。前記第3ビットブロックは、{前記第2ビットブロックにおける全てのビット,前記第1ビットブロックにおける全てのビット,前記第4ビットブロックにおける全てのビット}からなる。前記第4ビットブロックにおける全てのビットの値は、予め設定されたものである。
【0018】
上記実施例の一つのサブ実施例として、前記第4ビットブロックにおける全てのビットは0である。
【0019】
一つの実施例として、前記第2ビットブロックにおけるビットは、前記第3ビットブロックにおいて連続である。
【0020】
一つの実施例として、前記第2ビットブロックにおいて、少なくとも二つのビットは前記第3ビットブロックにおいて不連続であり、前記第1ビットブロックにおいて、、少なくとも二つのビットは前記第3ビットブロックにおいて不連続である。
【0021】
一つの実施例として、前記第1無線信号は、物理レイヤ制御チャネル(即ち、物理レイヤデータの伝送に用いることができない物理レイヤチャネル)上で伝送される。
【0022】
一つの実施例として、前記第1無線信号は、物理レイヤデータチャネル(即ち、物理レイヤ・データを運ぶために用いられることができる物理レイヤ・チャネル)上で伝送される。
【0023】
一つの実施例として、前記第1ノードはUEである。
【0024】
上記実施例の一つのサブ実施例として、前記第1無線信号は、PUCCH(Physical Uplink Control Channel、物理アップリンク制御チャネル)上で伝送される。
【0025】
上記実施例の一つのサブ実施例として、前記第1無線信号は、PUSCH(Physical Uplink Shared CHannel、物理アップリンク共有チャネル)上で伝送される。
【0026】
一つの実施例として、前記第1ノードは基地局である。
【0027】
上記実施例の一つのサブ実施例として、前記第1無線信号は、PDSCH(Physical Downlink Shared CHannel、物理ダウンリンク共有チャネル)上で伝送される。
【0028】
上記実施例の一つのサブ実施例として、前記第1無線信号は、PDCCH(Physical Downlink Control Channel、物理ダウンリンク制御チャネル)上で伝送される。
【0029】
一つの実施例として、前記第1無線信号は、前記第3ビットブロックについて、順次チャネル符号化(Channel Coding)、スクランブリング(Scrambling)、変調マッパー(Modulation Mapper)、レイヤ・マッパー(Layer Mapper)、プリコーディング(Precoding)、リソース・エレメント・マッパーリソース・エレメント・マッパー(Resource Element Mapper)、広帯域シンボル生成(Generation)を行ってからの出力である。
【0030】
一つの実施例として、前記第1無線信号は、前記第3ビットブロックについて、順次チャネル符号化、スクランブリング、変調マッパー、レイヤ・マッパー、変換プリコーダ(transform precoder、複素数値信号を生成するために用いられる)、プリコーディング、リソース・エレメント・マッパー、広帯域シンボル生成を行ってからの出力である。
【0031】
具体的には、本出願の一方面によれば、前記第1ビットブロックにおける関連するビットの数に従って、前記第2ビットブロックにおけるビットは、前記第3ビットブロックにおいて順次配列される、ことを特徴とする。
【0032】
一つの実施例として、第3ビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、第4ビットの前記第3ビットブロックにおける位置の前であり、前記第3ビットと前記第4ビットとは、前記第2ビットブロックにおける任意の二つのビットであり、前記第3ビットの前記第1ビットブロックにおける関連するビットの数は、前記第4ビットの前記第1ビットブロックにおける関連するビットの数よりも少ない。
【0033】
上記実施例の一つのサブ実施例として、前記第3ビットの前記第3ビットブロックにおけるインデックスは、前記第4ビットの前記第3ビットブロックにおけるインデックスよりも小さい。
【0034】
具体的には、本出願の一方面によれば、所定の第1種類のビットに関連する第2種類のビットの全ては、前記第3ビットブロックにおいて前記所定第1種類のビットの前に並んでおり、前記所定第1種類のビットは、前記P2個の第1種類のビットにおける一つである、ことを特徴とする。
【0035】
一つの実施例として、前記所定第1種類のビットに関連する第2種類のビットの全てについては、前記第3ビットブロックにおけるインデックスは、前記所定第1種類のビットの前記第3ビットブロックにおけるインデックスよりも小さい。
【0036】
具体的には、本出願の一方面によれば、第1目標ビットに関連し、かつ第2目標ビットと関係がない第1種類のビットのうち、第1ビットは前記第3ビットブロックにおいて一番前で並んでおり、前記第2目標ビットに関連し、かつ前記第1目標ビットと関係がない第1種類のビットのうち、第2ビットは前記第3ビットブロックにおいて一番前で並んでおり、前記第1ビットは前記第2ビットの前にあり、前記第1目標ビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、前記第2目標ビットの前記第3ビットブロックにおける位置の前であり、前記第1目標ビットと前記第2目標ビットとは、前記P1個の第2種類のビットにおける任意の二つの第2種類のビットである、ことを特徴とする。
【0037】
一つの実施例として、前記第1ビットの前記第3ビットブロックにおけるインデックスは、第1種類のインデックスにおいて最小のものであり、前記第1種類のインデックスは、前記第1目標ビットに関連し、かつ前記第2目標ビットと関係がない第1種類のビットの前記第3ビットブロックにおけるインデックスである。
【0038】
一つの実施例として、前記第2ビットの前記第3ビットブロックにおけるインデックスは、第2種類のインデックスにおいて最小のものであり、前記第2種類のインデックスは、前記第2目標ビットに関連し、かつ前記第1目標ビットと関係がない第1種類のビットの前記第3ビットブロックにおけるインデックスである。
【0039】
一つの実施例として、前記第1目標ビットの前記第3ビットブロックにおけるインデックスは、前記第2目標ビットの前記第3ビットブロックにおけるインデックスよりも小さい。
【0040】
一つの実施例として、前記第1ビットの前記第3ビットブロックにおけるインデックスは、前記第2ビットの前記第3ビットブロックにおけるインデックスよりも小さい。
【0041】
具体的には、本出願の一方面によれば、
-チャネル符号化を実行することを含み、
ここで、前記第3ビットブロックは、前記チャネル符号化の入力に用いられ、前記チャネル符号化の出力は、前記第1無線信号を生成するために用いられ、前記チャネル符号化は、ポーラーコード(Polar code)に基づくものであり、前記第3ビットブロックにおける任意の二つのビットは、それぞれ二つの異なるサブチャネル上にマッピングされ、第1ビットセットにおける任意の一つのビットがマッピングされるサブチャネルのチャネル容量は、第2ビットセットにおける任意の一つのビットがマッピングされるサブチャネルのチャネル容量よりも大きい、ことを特徴とする。
【0042】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットは前記第1ビットセットに属し、前記P1個の第2種類のビットは前記第2ビットセットに属する。
【0043】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットは前記第2ビットセットに属し、前記P1個の第2種類のビットは前記第1ビットセットに属する。
【0044】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおける一部は前記第1ビットセットに属し、前記P2個の第1種類のビットにおける他の一部は前記第2ビットセットに属する。
【0045】
一つの実施例として、上記方法の長所は、前記第1ビットセットと前記第2ビットセットとに対して異なるエラー保護を実現でき、重要なビットを高信頼性の前記サブチャネル上に伝送させ、前記第1無線信号の伝送品質を向上することである。
【0046】
一つの実施例として、前記第1ビットセットと前記第2ビットセットとで、共通ビットが存在しない。
【0047】
一つの実施例として、任意の一つの前記第3ビットブロックにおけるビットは、{前記第1ビットセット,前記第2ビットセット}における一つに属する。
【0048】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおける一部は前記第1ビットセットに属し、前記P2個の第1種類のビットにおける他の一部及び前記P1個の第2種類のビットは、前記第2ビットセットに属する。
【0049】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおける一部及び前記P1個の第2種類のビットは、前記第1ビットセットに属し、前記P2個の第1種類のビットにおける他の一部は前記第2ビットセットに属する。
【0050】
一つの実施例として、前記第3ビットブロックにおけるビットは、前記サブチャネルの前記チャネル容量に従って順次マッピングされる。
【0051】
一つの実施例として、前記第3ビットブロックにおけるビットは、前記サブチャネルのインデックスに従って順次マッピングされる。
【0052】
上記実施例の一つのサブ実施例として、第5ビットは、前記第3ビットブロックにおける任意の一つのビットであり、前記第5ビットの前記第3ビットブロックにおけるインデックスはpであり、前記pは0以上P3未満の整数である。前記第5ビットは、第5サブチャネルにマッピングされ、前記第5サブチャネルの全ての前記サブチャネル上のインデックスは前記pである。
【0053】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおける一部は、前記第3ビットブロックにおいて連続であり、前記P2個の第1種類のビットにおける他の一部は、前記第3ビットブロックにおいて不連続である。
【0054】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおける一部は、前記第3ビットブロックにおいて不連続であり、前記P2個の第1種類のビットにおける他の一部は、前記第3ビットブロックにおいて連続である。
【0055】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおける一部と前記P2個の第1種類のビットにおける他の一部は、前記第2ビットブロックを構成する。
【0056】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおける一部は、前記第2ビットブロックにおけるP2/2個のビットを含み、前記P2個の第1種類のビットにおける他の一部は、前記第2ビットブロックにおけるP2/2個のビットを含む。
【0057】
一つの実施例として、任意の二つの異なる前記サブチャネルのチャネル容量は異なる。
【0058】
一つの実施例として、前記第1無線信号は、前記チャネル符号化の出力について、順次スクランブリング(Scrambling)、変調マッパー(Modulation Mapper)、レイヤ・マッパー(Layer Mapper)、プリコーディング(Precoding)、リソース・エレメント・マッパー(Resource Element Mapper)、広帯域シンボル生成(Generation)を行ってから得られるものである。
【0059】
一つの実施例として、前記第1無線信号は、前記チャネル符号化の出力について、順次スクランブリング、変調マッパー、レイヤマッパー、変換プリコーダ(transform precoder、複素数値信号を生成するために用いられる)、プリコーディング、リソース・エレメント・マッパー、広帯域シンボル生成を行ってから得られるものである。
【0060】
具体的には、本出願の一方面によれば、前記第1ビットブロックのCRCビットブロックは、前記第2ビットブロックを生成するために用いられることを特徴とする。
【0061】
一つの実施例として、前記第2ビットブロックは、前記第1ビットブロックのCRCビットブロックである。
【0062】
一つの実施例として、前記第2ビットブロックは、前記第1ビットブロックのCRCビットブロックについてスクランブリングを行ったビットブロックである。
【0063】
一つの実施例として、前記スクランブリングに用いられるスクランブリング系列は、前記第1ノードの識別子に関わるものである。
【0064】
一つの実施例として、前記第1ノードはUEであり、前記第1ノードの識別子はRNTI(Radio Network Temporary Identifier、無線ネットワーク一時識別子)である。
【0065】
一つの実施例として、前記第1ノードは基地局であり、前記第1ノードの識別子はPCI(Physical Cell Identifier、物理セル識別子)である。
【0066】
一つの実施例として、前記スクランブリングに用いられるスクランブリング系列は、前記第1無線信号の目標受信者の識別子に関わるものである。
【0067】
一つの実施例として、前記第1ノードは基地局であり、前記第1無線信号の目標受信者の識別子はRNTIである。
【0068】
一つの実施例として、前記第1ビットブロックのCRCビットブロックは、前記第1ビットブロックのCRC巡回生成多項式(cyclic generator polynomial)による出力である。前記第1ビットブロックと前記第1ビットブロックのCRCビットブロックからなる多項式は、GF(2)上では前記CRC巡回生成多項式によって割り切れる。即ち、前記第1ビットブロックと前記第1ビットブロックのCRCビットブロックからなる多項式は、前記CRC巡回生成多項式で割り算する場合、剰余はゼロである。
【0069】
一つの実施例として、前記P2は{24,16,8}のうちの一つである。
【0070】
具体的には、本出願の一方面によれば、前記第1ノードは基地局であり、前記第1ビットブロックは下り制御情報を含む、あるいは、前記第1ノードはUEであり、前記第1ビットブロックは上り制御情報を含む、ことを特徴とする。
【0071】
一つの実施例として、前記下り制御情報は、対応するデータ{占有される時間領域リソース,占有される周波数領域リソース,MCS(Modulation and Coding Scheme、変調符号化方式),RV(Redundancy Version、冗長バージョン),NDI(New Data Indicator、新データ指示),HARQ(Hybrid Automatic Repeat request、ハイブリッド自動再送要求)プロセス番号}のうちの少なくとも一つを指示する。
【0072】
一つの実施例として、前記上り制御情報は、{HARQ-ACK(Acknowledgement、確認),CSI(Channel State Information、チャネル状態情報),SR(Scheduling Request、スケジューリング・リクエスト),CRI}のうちの少なくとも一つを指示する。
【0073】
本出願は、無線通信に用いる第2ノードにおける方法を公開した。該方法は、
-第1無線信号を受信することと、
-第1ビットブロックを復元することと
を有する。ここで、前記第1ビットブロックにおけるビットは、第2ビットブロックにおけるビットを生成するために用いられ、第3ビットブロックは、前記第2ビットブロックにおけるビット及び前記第1ビットブロックにおけるビットを含み、前記第3ビットブロックは、前記第1無線信号を生成するために用いられる。前記第1ビットブロック及び前記第2ビットブロックは、それぞれP1個の第2種類のビットとP2個の第1種類のビットを含み、前記第3ビットブロックは、P3個のバイナリビットを含み、{前記P1個の第2種類のビット,前記P2個の第1種類のビット}のうちの任意の一つのビットはバイナリビットであり、前記P1、前記P2と前記P3はそれぞれ正の整数である。参照第1種類のビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、前記第1ビットブロックにおける前記参照第1種類のビットに関連するビットの数と関わり、前記参照第1種類のビットは前記P2個の第1種類のビットのうちの一つである。あるいは、参照第2種類のビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、前記第2ビットブロックにおける前記参照第2種類のビットに関連するビットの前記第3ビットブロックにおける位置と関わり、前記参照第2種類のビットは前記P1個の第2種類のビットのうちの一つである。
前記第1ビットブロックのCRCビットブロックは、前記第2ビットブロックを生成するために用いられる。前記P1個の第2種類のビットにおいて、前記第1ビットブロックにおける前後位置と前記第3ビットブロックにおける前後位置とが逆である第2種類のビットは、少なくとも二つが存在する。
【0074】
一つの実施例として、前記第2ノードは基地局であり、前記第1ノードはUEである。
【0075】
一つの実施例として、前記第2ノードはUEであり、前記第1ノードは基地局である。
【0076】
具体的には、本出願の一方面によれば、前記第1ビットブロックにおける関連するビットの数に応じて、前記第2ビットブロックにおけるビットは、前記第3ビットブロックにおいて順次配列される、ことを特徴とする。
【0077】
具体的には、本出願の一方面によれば、所定前記第1種類のビットに関連する前記第2種類のビットの全ては、前記第3ビットブロックにおいて前記所定の第1種類のビットの前に並んでいる、ことを特徴とする。
【0078】
具体的には、本出願の一方面によれば、第1目標ビットに関連し、かつ第2目標ビットと関係がない第1種類のビットのうち、第1ビットは前記第3ビットブロックにおいて一番前で並んでおり、前記第2目標ビットに関連し、かつ前記第1目標ビットと関係がない第1種類のビットのうち、第2ビットは前記第3ビットブロックにおいて一番前で並んでおり、前記第1ビットは、前記第2ビットの前であり、前記第1目標ビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、前記第2目標ビットの前記第3ビットブロックにおける位置の前であり、前記第1目標ビットと前記第2目標ビットとは、前記P1個の第2種類のビットにおける任意の二つの第2種類のビットである、ことを特徴とする。
【0079】
具体的には、本出願の一方面によれば、
-チャネル復号化を実行することを含み、ここで、前記第1無線信号は、前記チャネル復号化の入力を生成するために用いられ、前記チャネル復号化に対応するチャネル符号化はポーラーコードに基づくものであり、前記第3ビットブロックは、前記チャネル符号化の入力に用いられ、前記第3ビットブロックにおける任意の二つのビットは、それぞれ二つの異なるサブチャネル上にマッピングされ、第1ビットセットにおける任意の一つのビットがマッピングされるサブチャネルのチャネル容量は、第2ビットセットにおける任意の一つのビットがマッピングされるサブチャネルのチャネル容量よりも大きい、ことを特徴とする。
【0080】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットは前記第1ビットセットに属し、前記P1個の第2種類のビットは前記第2ビットセットに属する。
【0081】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットは前記第2ビットセットに属し、前記P1個の第2種類のビットは前記第1ビットセットに属する。
【0082】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおける一部は前記第1ビットセットに属し、前記P2個の第1種類のビットにおける他の一部は前記第2ビットセットに属する。
【0083】
一つの実施例として、前記チャネル復号化の出力は前記第1ビットブロックを復元するために用いられる。
【0084】
具体的には、本出願の一方面によれば、前記チャネル復号化は、P3個の参照値を特定するために用いられ、前記P3個の参照値と前記第3ビットブロックにおけるP3個のビットとは、一対一で対応する。
【0085】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおいて、少なくとも一つの第1種類のビットに対応する参照値は、前記チャネル復号化において枝刈り(pruning)に用いられる。
【0086】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおいて、少なくとも一つの第1種類のビットに対応する参照値は、前記第1ビットブロックは正確に受信されたかを特定するために用いられる。
【0087】
一つの実施例として、上記方法の長所は、一部の前記P2個の第1種類のビットは、前記チャネル復号化において復号化の正確性を向上し、復号化の複雑性を低下させるために用いることができ、他の一部の前記P2個の第1種類のビットは、レガシーCRCの機能、即ち、前記第1ビットブロックは正確に受信されたかを特定するとともに、前記第1ノードの識別子又は前記第1無線信号の目標受信者の識別子を伝送すること、を実現するために用いることができる。
【0088】
一つの実施例として、前記P3個の参照値は、それぞれ対応する(送信された)ビットについて復元(受信)されたビットである。
【0089】
一つの実施例として、前記P3個の参照値は、それぞれ対応する(送信された)ビットについて復元(受信)されたソフトビットである。
【0090】
一つの実施例として、前記P3個の参照値は、それぞれ対応する(送信された)ビットについて推定されるLLR(Log Likelihood Ratio、対数尤度比)である。
【0091】
一つの実施例として、前記枝刈りは、Viterbi基準に基づく前記チャネル復号化において残存するサーチパスを削減するために用いられる。
【0092】
一つの実施例として、枝刈りに用いる所定の参照値について、枝刈りされるサーチパスに対応するビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、所定の第1種類のビットの前記第3ビットブロックにおける位置の前である。前記所定の参照値は、前記P3個の参照値において枝刈りに用いる参照値であり、前記所定第1種類のビットは、前記所定参照値に対応する。
【0093】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビット(即ち、前記第2ビットブロックにおける全てのビット)に対応する参照値は、いずれも前記枝刈りに用いる。
【0094】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビット(即ち、前記第2ビットブロックにおける全てのビット)に対応する参照値は、いずれも前記第1ビットブロックは正確に受信されたかを特定するために用いられる。
【0095】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットの一部における全てのビットに対応する参照値は前記枝刈りに用い、前記P2個の第1種類のビットの他の一部における全てのビットに対応する参照値は、前記第1ビットブロックは正確に受信されたかを判断するために用いられる。
【0096】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットの他の一部における全てのビットに対応する参照値は前記枝刈りに用い、前記P2個の第1種類のビットの一部における全てのビットに対応する参照値は、前記第1ビットブロックは正確に復元されたかを判断するために用いられる。
【0097】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおいて、前記第1ビットブロックは正確に復元されたかを判断するために用いられる第1種類のビットは、さらに、前記第1無線信号の目標受信者の識別子を指示するために用いられる。
【0098】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおいて、前記第1ビットブロックは正確に復元されたかを判断するために用いられる第1種類のビットは、さらに、前記第1ノードの識別子を指示するために用いられる。
【0099】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおいて、前記第1ビットブロックは正確に復元されたかを判断するために用いられる第1種類のビットに対応する参照値と前記第1ビットブロックに対応する参照値とともにCRC検査を受け、検査結果は正である場合は、前記第1ビットブロックは正確に復元されたと判断し、そうではない場合は、前記第1ビットブロックは正確に復元されていないと判断する。
【0100】
具体的には、本出願の一方面によれば、前記第1ビットブロックのCRCビットブロックは、前記第2ビットブロックを生成するために用いられる、ことを特徴とする。
【0101】
具体的には、本出願の一方面によれば、前記第2ノードは基地局であり、前記第1ビットブロックは上り制御情報を含む、あるいは、前記第2ノードはUEであり、前記第1ビットブロックは下り制御情報を含む、ことを特徴とする。
【0102】
本出願は、無線通信に用いる第1ノードの装置を開示する。当該装置は、
-第1ビットブロックを生成する第1プロセッサと、
-第1無線信号を送信する第1トランスミッタと
を備え、ここで、前記第1ビットブロックにおけるビットは、第2ビットブロックにおけるビットを生成するために用いられ、第3ビットブロックは、前記第2ビットブロックにおけるビットと前記第1ビットブロックにおけるビットを含み、前記第3ビットブロックは、前記第1無線信号を生成するために用いられ、前記第1ビットブロックと前記第2ビットブロックは、それぞれP1個の第2種類のビットとP2個の第1種類のビットを含み、前記第3ビットブロックはP3個のバイナリビットを含み、{前記P1個の第2種類のビット,前記P2個の第1種類のビット}における任意の一つのビットはバイナリビットであり、前記P1、前記P2と前記P3はぞれぞれ正の整数である。参照第1種類のビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、前記第1ビットブロックにおける前記参照第1種類のビットに関連するビットの数と関わり、前記参照第1種類のビットは前記P2個の第1種類のビットのうちの一つであり、あるいは、参照第2種類のビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、前記第2ビットブロックにおける前記参照第2種類のビットに関連するビットの前記第3ビットブロックにおける位置と関わり、前記参照第2種類のビットは前記P1個の第2種類のビットのうちの一つである。
前記第1ビットブロックのCRCビットブロックは、前記第2ビットブロックを生成するために用いられる。前記P1個の第2種類のビットにおいて、前記第1ビットブロックにおける前後位置と前記第3ビットブロックにおける前後位置とが逆である第2種類のビットは、少なくとも二つが存在する。
【0103】
一つの実施例として、上記無線通信に用いる第1ノードの装置は、前記第1ビットブロックにおける関連するビットの数に従って、前記第2ビットブロックにおけるビットは、前記第3ビットブロックにおいて順次配列される、ことを特徴とする。
【0104】
一つの実施例として、上記無線通信に用いる第1ノードの装置は、所定第1種類のビットに関連する第2種類のビットの全ては、前記第3ビットブロックにおいて前記所定第1種類のビットの前に並んでおり、前記所定第1種類のビットは前記P2個の第1種類のビットのうちの一つである、ことを特徴とする。
【0105】
一つの実施例として、上記無線通信に用いる第1ノードの装置は、第1目標ビットに関連し、かつ第2目標ビットと関係がない第1種類のビットのうち、第1ビットは前記第3ビットブロックにおいて一番前で並んでおり、前記第2目標ビットに関連し、かつ前記第1目標ビットと関係がない第1種類のビットのうち、第2ビットは前記第3ビットブロックにおいて一番前で並んでおり、前記第1ビットは前記第2ビットの前であり、前記第1目標ビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、前記第2目標ビットの前記第3ビットブロックにおける位置の前であり、前記第1目標ビットと前記第2目標ビットとは前記P1個の第2種類のビットにおける任意の二つの第2種類のビットである、ことを特徴とする。
【0106】
一つの実施例として、上記無線通信に用いる第1ノードの装置は、前記第1ビットブロックのCRCビットブロックは、前記第2ビットブロックを生成するために用いられる、ことを特徴とする。
【0107】
一つの実施例として、上記無線通信に用いる第1ノードの装置は、前記第1ノードにおける装置は基地局装置であり、前記第1ビットブロックは下り制御情報を含む、あるいは、前記第1ノードにおける装置はユーザー装置であり、前記第1ビットブロックは上り制御情報を含む、ことを特徴とする。
【0108】
具体的には、本出願の一方面によれば、前記第1プロセッサは、さらに、チャネル符号化を実行し、ここで、前記第3ビットブロックは、前記チャネル符号化の入力に用いられ、前記チャネル符号化の出力は、前記第1無線信号を生成するために用いられ、前記チャネル符号化は、ポーラーコードに基づくものであり、前記第3ビットブロックにおける任意の二つのビットは、それぞれ二つの異なるサブチャネル上にマッピングされ、第1ビットセットにおける任意の一つのビットがマッピングされるサブチャネルのチャネル容量は、第2ビットセットにおける任意の一つのビットがマッピングされるサブチャネルのチャネル容量よりも大きい、ことを特徴とする。
【0109】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットは前記第1ビットセットに属し、前記P1個の第2種類のビットは前記第2ビットセットに属する。
【0110】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットは前記第2ビットセットに属し、前記P1個の第2種類のビットは前記第1ビットセットに属する。
【0111】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットの一部は前記第1ビットセットに属し、前記P2個の第1種類のビットの他の一部は前記第2ビットセットに属する。
【0112】
本出願は、無線通信に用いる第2ノードにおける装置を公開する。当該装置では、
-第1無線信号を受信する第1レシーバーと、
-第1ビットブロックを復元する第2プロセッサと
を備え、ここで、前記第1ビットブロックにおけるビットは、第2ビットブロックにおけるビットを生成するために用いられ、第3ビットブロックは、前記第2ビットブロックにおけるビットと前記第1ビットブロックにおけるビットを含み、前記第3ビットブロックは、前記第1無線信号を生成するために用いられ、前記第1ビットブロックと前記第2ビットブロックとは、それぞれP1個の第2種類のビットとP2個の第1種類のビットを含み、前記第3ビットブロックは、P3個のバイナリビットを含み、{前記P1個の第2種類のビット,前記P2個の第1種類のビット}における任意の一つのビットはバイナリビットであり、前記P1、前記P2と前記P3はそれぞれ正の整数である。参照第1種類のビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、前記第1ビットブロックにおける前記参照第1種類のビットに関連するビットの数と関わり、前記参照第1種類のビットは、前記P2個の第1種類のビットのうちの一つである、あるいは、参照第2種類のビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、前記第2ビットブロックにおける前記参照第2種類のビットに関連するビットの前記第3ビットブロックにおける位置と関わり、前記参照第2種類のビットは前記P1個の第2種類のビットのうちの一つである。
前記第1ビットブロックのCRCビットブロックは、前記第2ビットブロックを生成するために用いられる。前記P1個の第2種類のビットにおいて、前記第1ビットブロックにおける前後位置と前記第3ビットブロックにおける前後位置とが逆である第2種類のビットは、少なくとも二つが存在する。
【0113】
一つの実施例として、上記無線通信に用いる第2ノードの装置無線通信に用いる第2ノードの装置は、前記第1ビットブロックにおいて関連するビットの数に従って、前記第2ビットブロックにおけるビットは、前記第3ビットブロックにおいて順次配列される、ことを特徴とする。
【0114】
一つの実施例として、上記無線通信に用いる第2ノードの装置は、所定の第1種類のビットに関連する第2種類のビットの全ては、前記第3ビットブロックにおいて前記所定第1種類のビットの前で並んでおり、前記所定の第1種類のビットは前記P2個の第1種類のビットのうちの一つである、ことを特徴とする。
【0115】
一つの実施例として、上記無線通信に用いる第2ノードの装置は、第1目標ビットに関連し、かつ第2目標ビットと関係がない第1種類のビットにおいて、第1ビットは前記第3ビットブロックにおいて一番前で並んでおり、前記第2目標ビットに関連し、かつ前記第1目標ビットと関係がない第1種類のビットにおいて、第2ビットは前記第3ビットブロックにおいて一番前で並んでおり、前記第1ビットは前記第2ビットの前であり、前記第1目標ビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、前記第2目標ビットの前記第3ビットブロックにおける位置の前であり、前記第1目標ビットと前記第2目標ビットとは、前記P1個の第2種類のビットにおける任意の二つの第2種類のビットである、ことを特徴とする。
【0116】
一つの実施例として、上記無線通信に用いる第2ノードの装置は、前記第1ビットブロックのCRCビットブロックは、前記第2ビットブロックを生成するために用いられる、ことを特徴とする。
【0117】
一つの実施例として、上記無線通信に用いる第2ノードの装置は、前記第2ノードにおける装置は基地局装置であり、前記第1ビットブロックは上り制御情報を含む、あるいは、前記第2ノードにおける装置はユーザー装置であり、前記第1ビットブロックは下り制御情報を含む、ことを特徴とする。
【0118】
具体的には、本出願の一方面によれば、前記第2プロセッサは、さらに、チャネル復号化を実行し、ここで、前記第1無線信号は、前記チャネル復号化の入力を生成するために用いられ、前記チャネル復号化に対応するチャネル符号化は、ポーラーコードに基づくものであり、前記第3ビットブロックは、前記チャネル符号化の入力に用いられ、前記第3ビットブロックにおける任意の二つのビットは、それぞれ二つの異なるサブチャネル上にマッピングされ、第1ビットセットにおける任意の一つのビットがマッピングされるサブチャネルのチャネル容量は、第2ビットセットにおける任意の一つのビットがマッピングされるサブチャネルのチャネル容量よりも大きい、ことを特徴とする。
【0119】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットは前記第1ビットセットに属し、前記P1個の第2種類のビットは前記第2ビットセットに属する。
【0120】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットは前記第2ビットセットに属し、前記P1個の第2種類のビットは前記第1ビットセットに属する。
【0121】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットの一部は前記第1ビットセットに属し、前記P2個の第1種類のビットの他の一部は前記第2ビットセットに属する。
【0122】
一つの実施例として、上記無線通信に用いる第2ノードの装置は、前記チャネル復号化は、P3個の参照値を特定するために用いられ、前記P3個の参照値と前記第3ビットブロックにおけるP3個のビットとは、一対一で対応する、ことを特徴とする。
【0123】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおいて、少なくとも一つの第1種類のビットに対応する参照値は、前記チャネル復号化において枝刈りに用いられる。
【0124】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおいて、少なくとも一つの第1種類のビットに対応する参照値は、前記第1ビットブロックは正確に受信されたかを特定するために用いられる。
【0125】
既存方式と比べて、本出願は、以下の長所を有する。
-ポーラーコードの外部コード(outer code)としてCRCを利用し、ポーラーコードの復号化の正確性を向上する
-一部のCRCビット及び対応する情報ビットのポーラーコード入力系列上の位置関係を合理的に設計することにより、一部のCRCビットを利用してポーラーコードの復号化手順において枝刈りを実現することができ、復号化複雑性を低減する。
-他の一部のCRCは、レガシーCRCの機能、即ち、エラー検査及び目標レシーバー身分認証、を実現するために用いられる。
-異なる重要度のビットは、異なる数の情報ビットに関連するCRCビット、枝刈りに用いるCRCビット、エラー検査及び目標レシーバー身分認証に用いるCRCビット及び情報ビットを含めて、異なるチャネル容量のサブチャネル上にマッピングされ、異なるエラー保護を実現して伝送品質を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0126】
本出願の他の特徴、目的、および利点は、図面を参照しながら以下の非限定的な実施形態に対する詳細な説明からさらに明らかになる。
【0127】
【
図1】本出願の一実施例による第1ビットブロック及び第1無線信号のフローチャートを示す。
【
図2】本出願の一実施例によるネットワークアーキテクチャの概念図を示す。
【
図3】本出願の一実施例によるユーザープレーン及び制御プレーンの無線プロトコルアーキテクチャの実施例の概念図を示す。
【
図4】本出願の一実施例による進化したノード(eNB、evolved Node)及びUEの概念図を示す。
【
図5】本出願の一実施例による無線伝送のフローチャートを示す。
【
図6】本出願の他の一実施例による無線伝送のフローチャートを示す。
【
図7】本出願の一実施例による第1ビットブロック、第2ビットブロック及び第3ビットブロックにおけるビットのマッピング関係の概念図を示す。
【
図8】本出願の一実施例による第3ビットブロックにおけるビットのサブチャネル上のマッピングの概念図を示す。
【
図9】本出願の一実施例による{第1ビットブロック,第2ビットブロック,第3ビットブロック}と第1無線信号との間の関係の概念図を示す。
【
図10】本出願の一実施例による、無線通信に用いる第1ノードにおける処理装置のブロック構成図を示す。
【
図11】本出願の一実施例による、無線通信に用いる第2ノードにおける処理装置のブロック構成図を示す。
【
図12】本出願の他の一実施例による第1ビットブロック、第2ビットブロック及び第3ビットブロックにおけるビットのマッピング関係の概念図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0128】
(実施例1)
実施例1は、
図1に示すように、第1ビットブロックと第1無線信号のフローチャートを例示する。
【0129】
実施例1において、本出願の前記第1ノードは、まず、第1ビットブロックを特定し、そして第1無線信号を送信する。ここで、前記第1ビットブロックにおけるビットは、第2ビットブロックにおけるビットを生成するために用いられ、第3ビットブロックは、前記第2ビットブロックにおけるビットと前記第1ビットブロックにおけるビットを含み、前記第3ビットブロックは前記第1無線信号を生成するために用いられ、前記第1ビットブロックと前記第2ビットブロックは、それぞれP1個の第2種類のビットとP2個の第1種類のビットを含み、前記第3ビットブロックはP3個のバイナリビットを含み、{前記P1個の第2種類のビット,前記P2個の第1種類のビット}における任意の一つのビットはバイナリビットであり、前記P1、前記P2及び前記P3はそれぞれ正の整数であり、参照第1種類のビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、前記第1ビットブロックにおける前記参照第1種類のビットに関連するビットの数と関わり、前記参照第1種類のビットは前記P2個の第1種類のビットのうちの一つであり、あるいは、参照第2種類のビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、前記第2ビットブロックにおける前記参照第2種類のビットに関連するビットの前記第3ビットブロックにおける位置と関わり、前記参照第2種類のビットは、前記P1個の第2種類のビットのうちの一つである。
【0130】
一つの実施例として、前記第1ビットブロックは、前記第1ノードの物理レイヤ上で生成される。
【0131】
一つの実施例として、前記第1ノードは基地局であり、前記第1ノードは、スケジューリング結果に従って前記第1ビットブロックを生成する。
【0132】
一つの実施例として、前記第1ノードはUE(User Equipment、ユーザー装置)であり、前記第1ノードは、基地局のスケジューリングに従って前記第1ビットブロックを生成する。
【0133】
一つの実施例として、前記第2ビットブロックにおける任意のビットについて、前記任意のビットは、前記第1ビットブロックにおける正の整数個のビットの和の2による剰余と等しい。
【0134】
一つの実施例として、前記第2ビットブロックにおける任意のビットについて、前記任意のビットは、前記第1ビットブロックにおける正の整数個のビットの和につき2でモジュロ操作してからスクランブリング系列における対応するビットとXOR演算して得られたものである。
【0135】
一つの実施例として、前記第1ビットブロックにおける任意のビットに対して、前記任意のビットは、前記第2ビットブロックにおける少なくとも一つビットを特定するために用いられる。
【0136】
一つの実施例として、前記第2ビットブロックは、前記第1ビットブロック以外のビットと関係がない。
【0137】
一つの実施例として、前記P3は、前記P1と前記P2との和と等しい。前記第3ビットブロックは、前記第2ビットブロックにおける全てのビットと前記第1ビットブロックにおける全てのビットとからなるものである。
【0138】
一つの実施例として、前記P3は、前記P1、前記P2さらにP4との和と等しい。前記P4は第4ビットブロックに含まれるビットの数であり、前記P4は正の整数である。前記第3ビットブロックは、{前記第2ビットブロックにおける全てのビット,前記第1ビットブロックにおける全てのビット,前記第4ビットブロックにおける全てのビット}からなる。前記第4ビットブロックにおける全てのビットの値は、予め設定されたものである。
【0139】
上記実施例の一つのサブ実施例として、前記第4ビットブロックにおける全てのビットはいずれも0である。
【0140】
一つの実施例として、前記第2ビットブロックにおいて、少なくとも二つのビットは前記第3ビットブロックにおいて不連続であり、前記第1ビットブロックにおいて、少なくとも二つのビットは、前記第3ビットブロックにおいて不連続である。
【0141】
一つの実施例として、前記第1無線信号は、物理レイヤ制御チャネル(即ち、物理レイヤデータの伝送に用いられない物理レイヤチャネル)上で伝送される。
【0142】
一つの実施例として、前記第1無線信号は、物理レイヤデータチャネル(即ち、物理レイヤ・データを運ぶために用いられる物理レイヤ・チャネル)上で伝送される。
【0143】
一つの実施例として、前記第1ノードはUEである。
【0144】
上記実施例の一つのサブ実施例として、前記第1無線信号はPUCCH上で伝送される。
【0145】
上記実施例の一つのサブ実施例として、前記第1無線信号はPUSCH上で伝送される。
【0146】
一つの実施例として、前記第1ノードは基地局である。
【0147】
上記実施例の一つのサブ実施例として、前記第1無線信号はPDSCH上で伝送される。
【0148】
上記実施例の一つのサブ実施例として、前記第1無線信号はPDCCH上で伝送される。
【0149】
一つの実施例として、前記第1無線信号は、前記第3ビットブロックについて、順次チャネル符号化(Channel Coding)、スクランブリング(Scrambling)、変調マッパー(Modulation Mapper)、レイヤ・マッパー(Layer Mapper)、プリコーディング(Precoding)、リソース・エレメント・マッパー(Resource Element Mapper)、広帯域シンボル生成(Wideband Symbol Generation)を行ってからの出力である。
【0150】
一つの実施例として、前記第1無線信号は、前記第3ビットブロックについて、順次チャネル符号化、スクランブリング、変調マッパー、レイヤ・マッパー、変換プリコーダ(transform precoder,複素数値信号を生成するために用いられる)、プリコーディング、リソース・エレメント・マッパー、広帯域シンボル生成を行ってからの出力である。
【0151】
(実施例2)
実施例2は、
図2に示すように、ネットワークアーキテクチャの概念図を例示する。
【0152】
図2は、LTE(Long-Term Evolution),LTE-A(Long-Term Evolution Advanced、Advanced LTE)及び将来の5Gシステムのネットワーク・アーキテクチャ200を説明する。LTEネットワークアーキテクチャ200は、EPS(Evolved Packet System、進化したパケットシステム)200と呼ばれる。EPS 200は、一つ又は一つ以上のUE(User Equipment、ユーザー装置)201、E-UTRAN-NR(Evolved-UMTS Terrestrial Radio Access Network-New radio、進化型UMTS地上無線アクセスネットワーク-新無線)202、5G-CN(5G-CoreNetwork、5Gコーアネットワーク)/EPC(Evolved Packet Core,進化したパケット・コーア)210、HSS(Home Subscriber Server、ホーム加入者サーバ)220及びインターネット・サービス230を含む。ここで、UMTSは汎用移動通信システム(Universal Mobile Telecommunications System)に対応する。EPSは、他のアクセスネットワークに繋げるが、簡素化のためにこれらのエンティティ/インタフェースを図示しない。
図2に示すように、EPSは、パケット交換サービスを提供するが、当業者にとっては、本出願に渡たる各種概念は回路交換サービスを提供するネットワークまで拡張されることは、容易に理解できる。E-UTRAN-NRは、NR Node B(gNB)203及びその他gNB204を含む。gNB203は、UE201に向けるユーザー・プレーン・プロトコル終了(user plane protocol terminations)及び制御プレーン・プロトコル終了(control plane protocol terminations)を提供する。gNB203は、X2インタフェース(例えば、バックホール)を介してその他gNB204に接続することができる。gNB203は、基地局、基地局送受信局、無線基地局、無線トランシーバー、トランシーバー機能、基本サービス・セット(BSS)、拡張サービス・セット(ESS)、TRP(送受信ポイント)又はその他適当な用語と呼ばれてもよい。gNB203は、UE201に5G-CN/EPC210に対するアクセス・ポイントを提供する。UE201の実例としては、セルラ式電話、スマート・フォン、セッション イニシエーション プロトコル(SIP、session initiation protocol)電話、ラップトップ・コンピュータ、パーソナル・デジタル・アシスタント(PDA、personal digital assistant)、衛星無線、グローバル・ポジショニング・システム(global positioning system)、マルチメディア装置、ビデオ装置、デジタル・オーディオ・プレーヤー(例えば、MP3プレーヤー)、カメラ、ゲーム・コントロール・パネル、無人機(uncrewed vehicle)、飛行機、狭帯域物理ネットワーク装置、マシンタイプ通信装置、陸上車両、自動車、ウェアラブル装置あるいは任意のその他類似機能装置がある。当業者は、UE201を移動局、加入者局、移動ユニット、加入者ユニット、無線ユニット、遠隔ユニット、移動装置、無線装置、無線通信装置、遠隔装置、移動加入者局、アクセス端末、移動端末、無線端末、遠隔端末、ハンドセット、ユーザー・プロキシ、移動クライアント、クライアントあるいはその他適当な用語と呼ばれてもよい。gNB203は、S1インタフェースによって5G-CN/EPC210に接続される。5G-CN/EPC210は、MME 211、その他MME214、S-GW(Service Gateway、サービス・ゲートウェイ)212及びP-GW(Packet Date Network Gateway、パケット・データ・ネットワーク・ゲートウェイ)213を含む。MME211は、UE201と5G-CN/EPC210との間のシグナリングを処理する制御ノードである。基本的には、MME211は、ベアラと接続管理を提供する。全てのユーザーIP(Internet Protocal、インターネット・プロトコル)パケットは、S-GW212によって伝送され、S-GW212自体は、P-GW213に接続される。P-GW213は、UE IPアドレス割り当て及びその他機能を提供する。P-GW213は、インターネットサービス230に接続される。インターネット・サービス230は、オペレーターに対応するインターネット・プロトコル・サービスを含み、具体的にはインターネット、イントラネット、IMS(IP Multimedia Subsystem、IPマルチメディア・サブシステム)及びパケット・スイッチング・ストリーミング・サービス(PSS)を含む。
【0153】
一つの実施例として、前記UE201は、本出願の前記第1ノードに対応し、前記gNB203は、本出願の前記第2ノードに対応する。
【0154】
一つの実施例として、前記UE201は、本出願の前記第2ノードに対応し、前記gNB203は、本出願の前記第1ノードに対応する。
【0155】
(実施例3)
実施例3は、
図3に示すように、ユーザー・プレーン及び制御プレーンの無線プロトコル・アーキテクチャの実施例の概念図を例示する。
【0156】
図3は、ユーザープレーンと制御プレーンの無線プロトコルアーキテクチャの実施例の概念図を説明するものであり、
図3は、三つのレイヤ、即ちレイヤ1、レイヤ2とレイヤ3で、UEとgNBに用いる無線プロトコルアーキテクチャを示す。レイヤ1(L1レイヤ)は一番下位のレイヤであって各種PHY(物理レイヤ)信号処理機能を実施する。本明細書では、L1レイヤはPHY301と呼ばれる。レイヤ2(L2レイヤ)305はPHY301の上にあり、PHY301によるUEとgNBとの間のリンクを担う。ユーザー・プレーンにおいて、L2レイヤ305は、MAC(Medium Access Control、媒体アクセス制御)サブレイヤ302、RLC(Radio Link Control、無線リンクレイヤ制御プロトコル)サブレイヤ303とPDCP(Packet Data Convergence Protocol、パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル)サブレイヤ304を含み、これらのサブレイヤはネットワーク側のgNBで終了する。図示しないが、UEは、L2レイヤ305の上にあるいくつかのプロトコルレイヤを有しても良い。そのうち、ネットワーク側のP-GW213で終了するネットワーク・レイヤ(例えば、IPレイヤ)及び接続の他端(例えば、リモートUE、サーバーなど)で終了するアプリケーション・レイヤを含む。PDCPサブレイヤ304は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間の多重化を提供する。PDCPサブレイヤ304は、さらに、上位レイヤ・データパケットに用いるヘッダー圧縮を提供して無線送信のオーバーヘッドを低減し、データ・パケットを符号化することによりセキュリティを提供するとともに、gNB同士間のUEに対するハンドオーバー・サポートを提供する。RLCサブレイヤ303は、上位レイヤ・データパケットのセグメンテーション及び再組み立て、無くしたデータ・パケットの再送及びデータ・パケットの並べ替えを提供してHARQによる順序外れ受信を補償する。MACサブレイヤ302は、論理チャネルとトランスポート・チャネルとの間の多重化を提供する。MACサブレイヤ302は、さらに、UE間で一つのセルにおける各種無線リソース(例えば、リソースブロック)を割り当てることを担う。MACサブレイヤ302は、さらに、HARQ操作を担う。制御プレーンにおいて、UEとgNBとに用いる無線プロトコルアーキテクチャは、ユーザープレーンにおける物理レイヤ301とL2レイヤ305上のものと大体同じであるが、制御プレーンに用いるヘッダー圧縮機能がない。制御プレーンは、さらに、レイヤ3(L3レイヤ)におけるRRC(Radio Resource Control、無線リソース制御)サブレイヤ306を含む。RRCサブレイヤ306は、無線リソース(即ち、無線ベアラ)を取得し、かつgNBとUEとの間のRRCシグナリングを使用して下位レイヤを設定することを担う。
【0157】
一つの実施例として、
図3における無線プロトコルアーキテクチャは、本出願における前記第1ノードに適用される。
【0158】
一つの実施例として、
図3における無線プロトコルアーキテクチャは、本出願における前記第2ノードに適用される。
【0159】
一つの実施例として、本出願における前記第1ビットブロックは、前記RRCサブレイヤ306で生成される。
【0160】
一つの実施例として、本出願における前記第1ビットブロックは、前記MACサブレイヤ302で生成される。
【0161】
一つの実施例として、本出願における前記第2ビットブロックは、前記PHY301で生成される。
【0162】
一つの実施例として、本出願における前記第3ビットブロックは、前記PHY301で生成される。
【0163】
一つの実施例として、本出願における前記第1無線信号は、前記PHY301で生成される。
【0164】
(実施例4)
実施例4は、
図4に示すように、進化したノードとUEの概念図を例示する。
【0165】
gNB410は、コントローラー/プロセッサ475、メモリ476、受信プロセッサ470、送信プロセッサ416、チャネル・エンコーダ477、チャネル・デコーダ478、トランスミッタ/レシーバー418とアンテナ420を含む。
【0166】
UE450は、コントローラー/プロセッサ459、メモリ460、データソース467、送信プロセッサ468、受信プロセッサ456、チャネル・エンコーダ457、チャネル・デコーダ458、トランスミッタ/レシーバー454とアンテナ452を含む。
【0167】
DL(Downlink、下り)において、gNBでは、コア・ネットワークからの上位レイヤ・データ・パケットは、コントローラー/プロセッサ475に提供される。コントローラー/プロセッサ475は、L2レイヤの機能を実施する。DLにおいて、コントローラー/プロセッサ475は、ヘッダー圧縮、符号化、パケット・セグメンテーション及び並べ替え、論理チャネルとトランスポート・チャネルとの間の多重化を提供し、各種優先度に従ってUE450の無線リソースを割り当てる。コントローラー/プロセッサ475は、さらに、HARQ操作、無くしたパケットの再送、並びにUE450のシグナリングを担う。送信プロセッサ416とチャネル・エンコーダ477は、L1レイヤ(即ち、物理レイヤ)に用いる各種信号処理機能を実施する。チャネル・エンコーダ477は、符号化及びインターリービングを実施してUE450での前方エラー訂正(FEC)に寄与する。送信プロセッサ416は、各種変調方式(例えば、バイナリ位相偏移変調(BPSK)、直交位相偏移変調(QPSK)、M位相偏移変調(M-PSK)、M直交振幅変調(M-QAM))に基づく信号クラスタのマッピングを実施し、さらに、符号化、変調を行ったシンボルに対してスペース・プリコーディング /ビーム・フォーミング処理を行い、一つ又は複数の空間ストリームを生成する。その後、送信プロセッサ416は、空間ストリームのそれぞれをサブキャリアにマッピングし、時間領域及び/又は周波数領域において参照信号(例えば、パイロット)と多重化され、その後、逆高速フーリエ変換(IFFT)を使用して時間領域のマルチ・キャリア・シンボル・ストリームを搬送する物理チャネルを生成する。各々のトランスミッタ418は、送信プロセッサ416によって提供されるベースバンド・マルチ・キャリア・シンボル・ストリームを無線周波数ストリームに変換し、そして異なるアンテナ420に提供する。
【0168】
DL(Downlink、下り)において、UE450では、それぞれのレシーバー454は、対応するアンテナ452によって信号を受信する。それぞれのレシーバー454は、無線周波数搬送波上に変調された情報を復元し、さらに、無線周波数ストリームをベースバンドマルチキャリアシンボルストリームに変換して受信プロセッサ456に提供する。受信プロセッサ456とチャネルデコーダ458とは、L1レイヤの各種信号処理機能を実施する。受信プロセッサ456は、高速フーリエ変換(FFT)を使用してベースバンドマルチキャリアシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域において、物理レイヤデータ信号と参照信号とは、受信プロセッサ456によって逆多重化される。ここで、参照信号はチャネル推定に用いられ、物理レイヤデータは、受信プロセッサ456においてマルチアンテナ検出によってUE450宛ての空間ストリームから復元される。それぞれの空間ストリーム上のシンボルは、受信プロセッサ456において復調・復元され、軟判定(soft decision)が生成される。その後、チャネル・デコーダ458は、前記軟判定を復号化・デインタリービング(deinterleaving)して物理チャネル上でgNB410によって送信された上位レイヤ・データと制御信号を復元する。その後、上位レイヤ・データと制御信号をコントローラー/プロセッサ459に提供する。コントローラー/プロセッサ459は、L2レイヤの機能を実施する。コントローラー/プロセッサは、プログラム・コードとデータを記憶するメモリ460に関連することができる。メモリ460は、コンピューター読取可能媒体と称する。DLにおいて、コントローラー/プロセッサ459は、トランスポート・チャネルと論理チャネルとの間の逆多重化、パケット再組み立て、復号、ヘッダー解凍、制御信号処理を提供してコア・ネットワークからの上位レイヤ・データ・パケットを復元する。その後、上位レイヤデータパケットをL2レイヤ上の全てのプロトコルレイヤに提供する。各種制御信号をL3に提供してL3処理に用いてもよい。コントローラー/プロセッサ459は、さらに、確認(ACK)及び/又は否定確認(NACK)プロトコルを使用してエラー検出を行ってHARQ操作をサポートする。
【0169】
UL(Uplink、上り)において、UE450では、データ・ソース467を使用して上位レイヤ・データ・パケットをコントローラー/プロセッサ459に提供する。データ・ソース467は、L2レイヤ上の全てのプロトコル・レイヤを表す。DLにおいて説明したgNB410での送信機能と同様に、コントローラー/プロセッサ459は、gNB410の無線リソース割り当てに基づいてヘッダー圧縮、暗号化、パケット・セグメンテーション、並べ替え及び論理チャネルとトランスポート・チャネルとの間の多重化を実施し、ユーザー・プレーンと制御プレーンに用いるL2レイヤ機能を実施する。コントローラー/プロセッサ459は、さらに、HARQ操作、無くしたパケットの再送、及びgNB410へのシグナリングを担う。チャネル・エンコーダ457は、チャネル符号化を実施し、符号化後のデータは、送信プロセッサ468によって実施される変調及びマルチ・アンテナ・スペース・プリコーディング /ビーム・フォーミング処理で、マルチ・キャリア/シングル・キャリア・シンボル・ストリームに変調され、さらにトランスミッタ454を介して異なるアンテナ452に提供される。それぞれのトランスミッタ454は、まず、送信プロセッサ468によって提供されるベースバンド・シンボル・ストリームを無線周波数シンボル・ストリームに変換し、そしてアンテナ452に提供する。
【0170】
UL(Uplink、上り)において、gNB410の機能は、DLにおいて説明したUE450の受信機能に類似する。それぞれのレシーバー418は、対応するアンテナ420によって無線周波数信号を受信し、受信した無線周波数信号をベースバンド信号に変換し、さらに、ベースバンド信号を受信プロセッサ470に提供する。受信プロセッサ470とチャネル・デコーダ478とともにL1レイヤの機能を実施する。コントローラー/プロセッサ475は、L2レイヤ機能を実施する。コントローラー/プロセッサ475は、プログラム・コードとデータを記憶するメモリ476に関連することができる。メモリ476は、コンピューター読取可能媒体と称する。ULにおいて、コントローラー/プロセッサ475は、トランスポート・チャネルと論理チャネルとの間の逆多重化、パケット再組み立て、復号、ヘッダー解凍、制御信号処理を提供してUE450からの上位レイヤ・データ・パケットを復元する。コントローラー/プロセッサ475からの上位・レイヤ・データ・パケットは、コア・ネットワークに提供される。コントローラー/プロセッサ475は、さらに、ACK及び/又はNACKプロトコルを使用してエラー検出を行ってHARQ操作をサポートする。
【0171】
一つの実施例として、前記UE450は、少なくとも一つのプロセッサ及び少なくとも一つのメモリを備え、前記少なくとも一つのメモリはコンピューター・プログラム・コードを含み、前記少なくとも一つのメモリと前記コンピューター・プログラム・コードは、前記少なくとも一つのプロセッサとともに使用されるように配置される。
【0172】
一つの実施例として、前記UE450は、コンピューター読取可能な命令プログラムを記憶するメモリを備え、前記コンピューター読取可能な命令プログラムは、少なくとも一つのプロセッサによって実行される時に動作する。前記動作は、本出願における前記第1ビットブロックを特定することと、本出願における前記第1無線信号を送信することと、本出願における前記チャネル符号化を実行することとを含む。
【0173】
一つの実施例として、前記UE450は、コンピューター読取可能な命令プログラムを記憶するメモリを備え、前記コンピューター読取可能な命令プログラムは、少なくとも一つのプロセッサによって実行される時に動作する。前記動作は、本出願における前記第1ビットブロックを復元することと、本出願における前記第1無線信号を受信することと、本出願における前記チャネル復号化を実行することとを含む。
【0174】
一つの実施例として、前記gNB410は、少なくとも一つのプロセッサ及び少なくとも一つのメモリを備え、前記少なくとも一つのメモリはコンピューター・プログラム・コードを備える。前記少なくとも一つのメモリと前記コンピューター・プログラム・コードは、前記少なくとも一つのプロセッサとともに使用されるように配置される。
【0175】
一つの実施例として、前記gNB410は、コンピューター読取可能な命令プログラムを記憶するメモリを備え、前記コンピューター読取可能な命令プログラムは、少なくとも一つのプロセッサによって実行される時に動作する。前記動作は、本出願における前記第1ビットブロックを復元することと、本出願における前記第1無線信号を受信することと、本出願における前記チャネル復号化を実行することとを含む。
【0176】
一つの実施例として、前記gNB410は、コンピューター読取可能な命令プログラムを記憶するメモリを備える。前記コンピューター読取可能な命令プログラムは、少なくとも一つのプロセッサによって実行される時に動作する。前記動作は、本出願における前記第1ビットブロックを特定することと、本出願における前記第1無線信号を送信することと、本出願における前記チャネル符号化を実行することとを含む。
【0177】
一つの実施例として、前記UE450は、本出願における前記第1ノードに対応し、前記gNB410は、本出願における前記第2ノードに対応する。
【0178】
一つの実施例として、前記UE450は、本出願における前記第2ノードに対応し、前記gNB410は、本出願における前記第1ノードに対応する。
【0179】
一つの実施例として、前記コントローラー/プロセッサ459、メモリ460及びデータソース467の少なくとも一つは、前記第1ビットブロックを特定するために用いられ、前記送信プロセッサ468、前記チャネルエンコーダ457及び前記コントローラー/プロセッサ459の少なくとも一つは、本出願における前記第2ビットブロック及び本出願における前記第3ビットブロックを生成するために用いられ、前記受信プロセッサ470、前記チャネルデコーダ478、前記コントローラー/プロセッサ475及びメモリ476の少なくとも一つは、前記第1ビットブロックを復元するために用いられる。
【0180】
一つの実施例として、前記送信プロセッサ468、前記チャネル・エンコーダ457、前記コントローラー/プロセッサ459、トランスミッタ454及びアンテナ452の少なくとも一つは、前記第1無線信号を送信するために用いられ、前記受信プロセッサ470、前記チャネル・デコーダ478、前記コントローラー/プロセッサ475、レシーバー418及びアンテナ420の少なくとも一つは、前記第1無線信号を受信するために用いられる。
【0181】
一つの実施例として、前記チャネル・エンコーダ457は、本出願における前記チャネル符号化を実行するために用いられ、前記チャネルデコーダ478は、本出願における前記チャネル復号化を実行するために用いられる。
【0182】
一つの実施例として、前記コントローラー/プロセッサ475及びメモリ476の少なくとも一つは、前記第1ビットブロックを特定するために用いられ、前記送信プロセッサ416、前記チャネル・エンコーダ477及び前記コントローラー/プロセッサ475の少なくとも一つは、本出願における前記第2ビットブロック及び本出願における前記第3ビットブロックを生成するために用いられ、前記受信プロセッサ456、前記チャネルデコーダ458、前記コントローラー/プロセッサ459、メモリ460及びデータソース467の少なくとも一つは、前記第1ビットブロックを復元するために用いられる。
【0183】
一つの実施例として、前記送信プロセッサ416、前記チャネル・エンコーダ477、前記コントローラー/プロセッサ475、トランスミッタ418及びアンテナ420の少なくとも一つは、前記第1無線信号を送信するために用いられ、前記受信プロセッサ456、前記チャネルデコーダ458、前記コントローラー/プロセッサ459、レシーバー454及びアンテナ452の少なくとも一つは、前記第1無線信号を受信するために用いられる。
【0184】
一つの実施例として、前記チャネル・エンコーダ477は、本出願における前記チャネル符号化を実行するために用いられ、前記チャネルデコーダ458は、本出願における前記チャネル復号化を実行するために用いられる。
【0185】
(実施例5)
実施例5は、
図5に示すように、無線伝送のフローチャートを例示する。
図5において、基地局N1は、UE U2のサービングセルを維持する基地局である。
【0186】
N1は、ステップS11において第1無線信号を送信する。
【0187】
U2は、ステップS21において第1無線信号を受信する。
【0188】
実施例5において、第3ビットブロックは、前記N1によって前記第1無線信号を生成するために用いられる。前記第3ビットブロックは、第2ビットブロックにおけるビット及び第1ビットブロックにおけるビットを含み、前記第1ビットブロックにおけるビットは、前記N1によって前記第2ビットブロックにおけるビットを生成するために用いられる。前記第1ビットブロック及び前記第2ビットブロックは、それぞれP1個の第2種類のビットとP2個の第1種類のビットを含み、前記第3ビットブロックは、P3個のバイナリビットを含む。{前記P1個の第2種類のビット,前記P2個の第1種類のビット}における任意の一つのビットはバイナリビットである。前記P1、前記P2及び前記P3はそれぞれ正の整数である。参照第1種類のビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、前記第1ビットブロックにおける前記参照第1種類のビットに関連するビットの数と関わり、前記参照第1種類のビットは前記P2個の第1種類のビットのうちの一つである、あるいは、参照第2種類のビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、前記第2ビットブロックにおける前記参照第2種類のビットに関連するビットの前記第3ビットブロックにおける位置と関わり、前記参照第2種類のビットは前記P1個の第2種類のビットのうちの一つである。
【0189】
一つの実施例として、前記第1ビットブロックは、前記N1の物理レイヤ上で生成される。
【0190】
一つの実施例として、前記N1は、スケジューリング結果に応じて前記第1ビットブロックを生成する。
【0191】
一つの実施例として、前記第1無線信号は、前記第3ビットブロックについて、順次チャネル符号化(Channel Coding)、スクランブリング(Scrambling)、変調マッパー(Modulation Mapper)、レイヤ・マッパー(Layer Mapper)、プリコーディング(Precoding)、リソース・エレメント・マッパー(Resource Element Mapper)、広帯域シンボル生成(Wideband Symbol Generation)を行ってからの出力である。
【0192】
一つの実施例として、前記第3ビットブロックは、前記N1によってチャネル符号化の入力に用いられ、前記チャネル符号化の出力は、前記第1無線信号を生成するために用いられ、前記チャネル符号化はポーラーコード(Polar code)に基づくものである。前記第3ビットブロックにおける任意の二つのビットは、それぞれ二つの異なるサブチャネル上にマッピングされる。第1ビットセットにおける任意の一つのビットがマッピングされるサブチャネルのチャネル容量は、第2ビットセットにおける任意の一つのビットがマッピングされるサブチャネルのチャネル容量よりも大きい。
【0193】
上記実施例の一つのサブ実施例として、前記P2個の第1種類のビットは前記第1ビットセットに属し、前記P1個の第2種類のビットは前記第2ビットセットに属する。
【0194】
上記実施例の一つのサブ実施例として、前記P2個の第1種類のビットは前記第2ビットセットに属し、前記P1個の第2種類のビットは前記第1ビットセットに属する。
【0195】
上記実施例の一つのサブ実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおける一部と前記P1個の第2種類のビットは前記第1ビットセットに属し、前記P2個の第1種類のビットにおける他の一部は前記第2ビットセットに属する。
【0196】
上記実施例の一つのサブ実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおける一部は前記第1ビットセットに属し、前記P2個の第1種類のビットにおける他の一部と前記P1個の第2種類のビットは前記第2ビットセットに属する。
【0197】
一つの実施例として、前記第1無線信号は、前記U2によってチャネル復号化の入力を生成するために用いられ、前記チャネル復号化に対応するチャネル符号化はポーラーコードに基づくものである。前記チャネル復号化は、P3個の参照値を特定するために用いられ、前記P3個の参照値と前記第3ビットブロックにおけるP3個のビットとは、一対一で対応する。
【0198】
上記実施例の一つのサブ実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおいて、少なくとも一つの第1種類のビットに対応する参照値は、前記チャネル復号化において前記U2によって枝刈りに用いられる。
【0199】
上記実施例の一つのサブ実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおいて、少なくとも一つの第1種類のビットに対応する参照値は、前記U2によって前記第1ビットブロックが正確に受信されたかを特定するために用いられる。
【0200】
一つの実施例として、前記第1ビットブロックのCRCビットブロックは、前記N1によって前記第2ビットブロックを生成するために用いられる。
【0201】
一つの実施例として、前記第1ビットブロックは、下り制御情報を含む。
【0202】
上記実施例の一つのサブ実施例として、前記下り制御情報は、対応するデータの{占有される時間領域リソース,占有される周波数リソース,MCS(Modulation and Coding Scheme、変調符号化方式),RV(Redundancy Version、冗長バージョン),NDI(New Data Indicator、新データ指示),HARQ(Hybrid Automatic Repeat request、ハイブリッド自動再送要求)プロセス番号}の少なくとも一つを指示する。
【0203】
(実施例6)
実施例6は、
図6に示すように、無線伝送のフローチャートを例示する。
図6において、基地局N3は、UE U4のサービングセルを維持する基地局である。
【0204】
N3は、ステップS31において第1無線信号を受信する。
【0205】
U4は、ステップS41において第1無線信号を送信する。
【0206】
実施例6において、第3ビットブロックは、前記U4によって前記第1無線信号を生成するために用いられる。前記第3ビットブロックは、第2ビットブロックにおけるビットと第1ビットブロックにおけるビットを含み、前記第1ビットブロックにおけるビットは、前記U4によって前記第2ビットブロックにおけるビットを生成ために用いられる。前記第1ビットブロックと前記第2ビットブロックは、それぞれP1個の第2種類のビットとP2個の第1種類のビットを含み、前記第3ビットブロックは、P3個のバイナリビットを含む。{前記P1個の第2種類のビット,前記P2個の第1種類のビット}における任意の一つのビットはバイナリビットである。前記P1、前記P2及び前記P3はそれぞれ正の整数である。参照第1種類のビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、前記第1ビットブロックにおける前記参照第1種類のビットに関連するビットの数と関わり、前記参照第1種類のビットは前記P2個の第1種類のビットのうちの一つである、あるいは、参照第2種類のビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、前記第2ビットブロックにおける前記参照第2種類のビットに関連するビットの前記第3ビットブロックにおける位置と関わり、前記参照第2種類のビットは前記P1個の第2種類のビットのうちの一つである。
【0207】
一つの実施例として、前記第1ビットブロックは、前記U4の物理レイヤ上で生成される。
【0208】
一つの実施例として、前記U4は、前記N3のスケジューリング結果に応じて、前記第1ビットブロックを生成する。
【0209】
一つの実施例として、前記第1無線信号は、前記第3ビットブロックについて、順次チャネル符号化、スクランブリング、変調マッパー、レイヤマッパー、変換プリコーダ(transform precoder、複素数値信号を生成するために用いられる)、プリコーディング、リソース・エレメント・マッパー、広帯域シンボル生成を行ってからの出力である。
【0210】
一つの実施例として、前記第1ビットブロックは、上り制御情報を含む。
【0211】
上記実施例の一つのサブ実施例として、前記上り制御情報は、{HARQ-ACK(Acknowledgement、確認)、CSI(Channel State Information、チャネル状態情報),SR(Scheduling Request、スケジューリングリクエスト),CRI}のうちの少なくとも一つを指示する。
【0212】
(実施例7)
実施例7は、
図7に示すように、第1ビットブロック、第2ビットブロック及び第3ビットブロックにおけるビットのマッピング関係を例示する。
【0213】
実施例7において、前記第1ビットブロックにおけるビットは、前記第2ビットブロックにおけるビットを生成するために用いられる。前記第3ビットブロックは、前記第2ビットブロックにおけるビットと前記第1ビットブロックにおけるビットを含む。前記第1ビットブロックと前記第2ビットブロックは、P1個の第2種類のビットとP2個の第1種類のビットを含み、前記第3ビットブロックは、P3個のバイナリビットを含む。{前記P1個の第2種類のビット,前記P2個の第1種類のビット}における任意の一つのビットはバイナリビットである。前記P1、前記P2と前記P3はそれぞれ正の整数である。参照第1種類のビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、前記第1ビットブロックにおける前記参照第1種類のビットに関連するビットの数と関わり、前記参照第1種類のビットは、前記P2個の第1種類のビットのうちの一つである、あるいは、参照第2種類のビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、前記第2ビットブロックにおける前記参照第2種類のビットに関連するビットの前記第3ビットブロックにおける位置と関わり、前記参照第2種類のビットは、前記P1個の第2種類のビットのうちの一つである。
【0214】
図7において、前記P1は6と等しい、前記P2は4と等しい。前記第1ビットブロックにおけるビットはd(i)で表し、前記iは0以上P1未満の整数である。前記第2ビットブロックにおけるビットはp(j)で表し、前記jは0以上P2未満の整数である。前記第1ビットブロック中の任意のビットと、それと関連する前記第2ビットブロック中のビットとは、実線で繋がれる。
【0215】
一つの実施例として、前記第2ビットブロックにおける任意のビットについて、前記任意のビットは、前記第1ビットブロックにおける正の整数個のビットの和の2による剰余と等しい。例えば、
図7におけるp(0)は、d(0)とd(3)との和の2による剰余と等しい。
【0216】
一つの実施例として、前記第2ビットブロックにおける任意のビットについて、前記任意のビットは、前記第1ビットブロックにおける正の整数個のビットの和につき2でモジュロ演算し、さらにスクランブリング系列における対応するビットとXOR演算して得られるものである。例えば、
図7におけるp(0)は、d(0)とd(3)との和につき2でモジュロ演算し、さらにスクランブリング系列における対応するビットとXOR演算して得られるものである。
【0217】
一つの実施例として、前記第1ビットブロックにおける任意のビットについて、前記任意のビットは、前記第2ビットブロックにおける少なくとも一つのビットを特定するために用いられる。例えば、
図7におけるd(0)は、p(0)とp(2)を特定するために用いられる。
【0218】
一つの実施例として、前記第1ビットブロックと前記第2ビットブロック以外のビットとは関係がない。
【0219】
一つの実施例として、前記P3は、前記P1、前記P2とP4の和と等しい、前記P4は第4ビットブロックに含まれるビットの数であり、前記P4は負でない整数である。
【0220】
上記実施例の一つのサブ実施例として、前記P4は0と等しい、前記第3ビットブロックは、前記第2ビットブロックにおける全てのビットと前記第1ビットブロックにおける全てのビットからなる。
【0221】
上記実施例の一つのサブ実施例として、前記P4は0よりも大きい。前記第3ビットブロックは、{前記第2ビットブロックにおける全てのビット,前記第1ビットブロックにおける全てのビット,前記第4ビットブロックにおける全てのビット}からなる。
【0222】
上記実施例の一つのサブ実施例として、前記第4ビットブロックにおける全てのビットの値は、予め設定されるものである。
【0223】
上記実施例の一つのサブ実施例として、前記第4ビットブロックにおける全てのビットは、いずれも0である。
【0224】
一つの実施例として、前記第1ビットブロックにおける関連するビットの数に応じて、前記第2ビットブロックにおけるビットは、前記第3ビットブロックにおいて順次配列される。
【0225】
上記実施例の一つのサブ実施例として、第3ビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、第4ビットの前記第3ビットブロックにおける位置の前であり、前記第3ビットと前記第4ビットは前記第2ビットブロックにおける任意の二つのビットである。前記第3ビットの前記第1ビットブロックにおける関連するビットの数は、前記第4ビットの前記第1ビットブロックにおける関連するビットの数よりも少ない。例えば、
図7において、p(0)は前記第1ビットブロックにおいてd(0)とd(3)の二つのビットに対応付けられ、p(2)は前記第1ビットブロックにおいてd(0)、d(2)とd(5)の三つのビットに関連する。p(0)の前記第3ビットブロックにおける位置は、p(2)の前記第3ビットブロックにおける位置の前である。
【0226】
一つの実施例として、所定の第1種類のビットに関連する第2種類のビットの全ては、前記第3ビットブロックにおいて前記所定の第1種類のビットの前で並んでおり、前記所定の第1種類のビットは前記P2個の第1種類のビットのうちの一つである。例えば、
図7において、p(1)は{d(2),d(4)}に関連し、{d(2),d(4)}は前記第3ビットブロックにおいてp(1)の前で並んでいる。
【0227】
一つの実施例として、第1目標ビットに関連し、かつ第2目標ビットと関係がない第1種類のビットのうち、第1ビットは前記第3ビットブロックにおいて一番前で並んでいる。前記第2目標ビットに関連し、かつ前記第1目標ビットと関係がない第1種類のビットのうち、第2ビットは前記第3ビットブロックにおいて一番前で並んでいる。前記第1ビットは前記第2ビットの前であり、前記第1目標ビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、前記第2目標ビットの前記第3ビットブロックにおける位置の前である。前記第1目標ビットと前記第2目標ビットとは、前記P1個の第2種類のビットにおける任意の二つの第2種類のビットである。例えば、
図7において、d(0)は、前記第3ビットブロックにおいてd(4)の前で並んでいる。{p(0),p(2)}は、d(0)に関連し、かつd(4)と関係がない。{p(1),p(3)}は、d(4)に関連し、かつd(0)と関係がない。p(0)は、前記第3ビットブロックにおいてp(2)の前で並んでいる。p(1)は、前記第3ビットブロックにおいてp(3)の前で並んでいる。p(0)は、前記第3ビットブロックにおいてp(1)の前で並んでいる。
【0228】
(実施例8)
図8に示すように、実施例8は、第3ビットブロックにおけるビットのサブチャネル上のマッピングの概念図を例示する。
【0229】
実施例8において、前記第3ビットブロックは、チャネル符号化の入力として用いられ、前記チャネル符号化はポーラーコード(Polar code)に基づくものである。前記第3ビットブロックは、P3個のビットを含み、前記P3個のビットは、P3個のサブチャネル上にマッピングされる。前記P3個のサブチャネルのチャネル容量は、左から右へ順次インクリメントされる。第1ビットセットにおける任意の一つのビットがマッピングされるサブチャネルのチャネル容量は、第2ビットセットにおける任意の一つのビットがマッピングされるサブチャネルのチャネル容量よりも大きい。前記第3ビットブロックは、{第2ビットブロックにおける全てのビット,第1ビットブロックにおける全てのビット,第4ビットブロックにおける全てのビット}からなる。前記第1ビットブロックと前記第2ビットブロックは、それぞれP1個の第2種類のビットとP2第1種類のビットを含む。前記第4ビットブロックは、P4個のバイナリビットを含み、前記P1と前記P2はそれぞれ正の整数であり、前記P4は負でない整数である。
【0230】
図8において、クロスライン(cross line)で塗りつぶされた四角形は第1のビットブロック内のビットを表し、ドットで塗りつぶされた四角形は第2のビットブロック内のビットを表し、左斜線で塗りつぶされた四角形は第4のビットブロック内のビットを表ま。
【0231】
一つの実施例として、前記第1ビットセットと前記第2ビットセットとで、共通ビットが存在しない。
【0232】
一つの実施例として、任意の一つの前記第3ビットブロックにおけるビットは{前記第1ビットセット,前記第2ビットセット}のうちの一つに属する。
【0233】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットは前記第1ビットセットに属し、前記P1個の第2種類のビットは前記第2ビットセットに属する。
【0234】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットは前記第2ビットセットに属し、前記P1個の第2種類のビットは前記第1ビットセットに属する。
【0235】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおける一部は前記第1ビットセットに属し、前記P2個の第1種類のビットにおける他の一部は前記第2ビットセットに属する。
【0236】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおける一部は前記第1ビットセットに属し、前記P2個の第1種類のビットにおける他の一部と前記P1個の第2種類のビットは、前記第2ビットセットに属する。
【0237】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおける一部は前記第1ビットセットに属し、{前記P2個の第1種類のビットにおける他の一部,前記P1個の第2種類のビット,前記第4ビットブロックにおけるビット}は、前記第2ビットセットに属する。
【0238】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおける一部と前記P1個の第2種類のビットは、前記第1ビットセットに属し、前記P2個の第1種類のビットにおける他の一部は、前記第2ビットセットに属する。
【0239】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおける一部と前記P1個の第2種類のビットは、前記第1ビットセットに属し、前記P2個の第1種類のビットにおける他の一部と前記第4ビットブロックにおけるビットは、前記第2ビットセットに属する。
【0240】
一つの実施例として、前記第4ビットブロックにおけるビットは第3ビットセットに属し、前記第3ビットセットにおける任意の一つのビットがマッピングされるサブチャネルのチャネル容量は、前記第2ビットセットにおける任意の一つのビットがマッピングされるサブチャネルのチャネル容量よりも小さい。
【0241】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおける一部は、前記第3ビットブロックにおいて連続であり、前記P2個の第1種類のビットにおける他の一部は、前記第3ビットブロックにおいて不連続である。
【0242】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおける一部は、前記第3ビットブロックにおいて不連続であり、前記P2個の第1種類のビットにおける他の一部は、前記第3ビットブロックにおいて連続である。
【0243】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおける一部と前記P2個の第1種類のビットにおける他の一部のパケットは、前記第2ビットブロックを構成する。
【0244】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおける一部は、前記第2ビットブロックにおけるP2/2個のビットを含み、前記P2個の第1種類のビットにおける他の一部は、前記第2ビットブロックにおけるP2/2個のビットを含む。
【0245】
一つの実施例として、任意の二つの異なる前記サブチャネルのチャネル容量は異なる。
【0246】
一つの実施例として、前記第3ビットブロックにおけるビットは、前記サブチャネルの前記チャネル容量に従って順次マッピングされる。
【0247】
一つの実施例として、前記第3ビットブロックにおけるビットは、前記サブチャネルのインデックスに従って順次マッピングされる。
【0248】
(実施例9)
図9に示すように、実施例9は、{第1ビットブロック,第2ビットブロック,第3ビットブロック}と第1無線信号との間の関係の概念図を例示する。
【0249】
実施例9において、第1ノードでは、前記第1ビットブロックにおけるビットは、前記第2ビットブロックにおけるビットを生成するために用いられる。前記第3ビットブロックは、前記第2ビットブロックにおけるビットと前記第1ビットブロックにおけるビットを含む。前記第3ビットブロックは、チャネル符号化の入力として用いられる。前記チャネル符号化の出力は、前記第1無線信号を生成するために用いられる。前記チャネル符号化は、ポーラーコード(Polar code)に基づくものである。前記第2ビットブロックと前記第1ビットブロックは、それぞれP1個の第2種類のビットとP2個の第1種類のビットを含み、前記第3ビットブロックはP3個のバイナリビットを含む。第2ノードでは、前記第1無線信号は、チャネル復号化の入力を生成するために用いられる。前記チャネル復号化に対応するチャネル符号化は、ポーラーコードに基づくものである。前記チャネル復号化は、P3個の参照値を特定するために用いられ、前記P3個の参照値と前記第3ビットブロックにおけるP3個のビットとは、一対一で対応する。前記P2個の第1種類のビットにおける少なくとも一つの第1種類のビットに対応する参照値は、前記チャネル復号化において枝刈りに用いられる。
【0250】
図9において、前記P1は6と等しい、前記P2は4と等しい、前記P3は、前記P1と前記P2との和と等しい。前記第1ビットブロックにおけるビットはd(i)で表し、前記iは0以上でP1未満の整数である。前記第2ビットブロックにおけるビットはp(j)で表し、前記jは0以上でP2未満の整数である。前記第1ビットブロック中の任意のビットと、それと関連する前記第2ビットブロック中のビットとは、実線で繋がれる。デコーダのツリー図は、前記チャネル復号化におけるビット{d(0),d(3),p(0)}に関連する経路の一部を表す。ビット{d(0),d(3),p(0)}の、前記第3ビットブロックにおける位置は連続である。
【0251】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットの少なくとも一つの第1種類のビットに対応する参照値は、前記第1ビットブロックが正確に受信されたかを特定するために用いられる。前記第1ビットブロックが正確に受信されたかを特定するために用いられる第1種類のビットに対応する参照値は、前記チャネル復号化において枝刈りに用いることができない。
【0252】
一つの実施例として、前記P3個の参照値は、それぞれ対応する(送信された)ビットについて復元(受信)されたビットである。
【0253】
一つの実施例として、前記P3個の参照値は、それぞれ対応する(送信された)ビットについて復元(受信)されたソフトビットである。
【0254】
一つの実施例として、前記P3個の参照値は、それぞれ対応する(送信された)ビットについて推定されるLLR(Log Likelihood Ratio、対数尤度比)である。
【0255】
一つの実施例として、前記枝刈りは、Viterbi基準に基づく前記チャネル復号化において残存のサーチパスを減少するために用いられる。例えば、
図9のツリー図において、太い実線によって表すパスは残存のサーチパスであり、その他パスは枝刈りされたサーチ・パスである。
【0256】
一つの実施例として、枝刈りに用いる所定の参照値について、枝刈りされるサーチ・パスに対応するビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、所定の第1種類のビットの前記第3ビットブロックにおける位置の前である。前記所定の参照値は、前記P3個の参照値において枝刈りに用いる参照値であり、前記所定の第1種類のビットは、対応する前記所定の参照値の第1種類のビットである。例えば、
図9において、p(0)に対応する参照値は、
図9においてp’(0)で表し、前記チャネル復号化において枝刈りに用いられる。枝刈りされるサーチパスに対応するビットはd(0)とd(3)である。d(0)とd(3)の前記第3ビットブロックにおける位置はp(0)の前である。
【0257】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビット(即ち、前記第2ビットブロックにおける全てのビット)に対応する参照値は、いずれも前記枝刈りに用いられる。例えば、
図9において、{p(0),p(1),p(2),p(3)}に対応する参照値は、
図9においてそれぞれ{p’(0),p’(1),p’(2),p’(3)}で表し、いずれも前記枝刈りに用いられる。
【0258】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビット(即ち、前記第2ビットブロックにおける全てのビット)に対応する参照値は、いずれも前記第1ビットブロックが正確に受信されたかを特定するために用いられる。例えば、
図9において、{p(0),p(1),p(2),p(3)}に対応する参照値は、
図9においてそれぞれ{p’(0),p’(1),p’(2),p’(3)}で表し、いずれも前記第1ビットブロックが正確に受信されたかを特定するために用いられる。
【0259】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットの一部に対応する参照値は、前記枝刈りに用いられ、前記P2個の第1種類のビットの他の一部に対応する参照値は、前記第1ビットブロックが正確に受信されたかを判断するために用いられる。例えば、
図9において、{p(0),p(1)}に対応する参照値は、
図9においてそれぞれ{p’(0),p’(1)}で表し、前記枝刈りに用いられ、{p(2),p(3)}に対応する参照値は、
図9においてそれぞれ{p’(2),p’(3)}で表し、前記第1ビットブロックが正確に受信されたかを特定するために用いられる。
【0260】
上記実施例の一つのサブ実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおいて、前記枝刈りに用いる第1種類のビットは第1ビットセットに属し、前記P2個の第1種類のビットにおいて、前記第1ビットブロックが正確に受信されたかを判断するために用いられる第1種類のビットは、第2ビットセットに属する。前記第1ビットセットにおける任意の一つのビットがマッピングされるサブチャネルのチャネル容量は、前記第2ビットセットにおける任意の一つのビットがマッピングされるサブチャネルのチャネル容量よりも大きい。
【0261】
上記実施例の一つのサブ実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおいて、前記枝刈りに用いる第1種類のビットは前記第2ビットセットに属し、前記P2個の第1種類のビットにおいて、前記第1ビットブロックが正確に受信されたかを判断するために用いられる第1種類のビットは、前記第1ビットセットに属する。
【0262】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおいて、前記第1ビットブロックが正確に復元されたかを判断するために用いられる第1種類のビットは、さらに、前記第1無線信号の目標受信者の識別子を指示するために用いられる。
【0263】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおいて、前記第1ビットブロックが正確に復元されたかを判断するために用いられる第1種類のビットに対応する参照値と、前記第1ビットブロックに対応する参照値とは、共通でCRC検査を行い、検査結果が正確である場合場、前記第1ビットブロックが正確に復元されたと判断し、そうではない場合は、前記第1ビットブロックが正確に復元されていないと判断する。
【0264】
(実施例10)
図10に示すように、実施例10は、無線通信に用いる第1ノードにおける処理装置のブロック構成図を例示する。
【0265】
図10において、第1ノード装置1000は、主に第1プロセッサ1001と第1トランスミッタ1002とからなる。
【0266】
第1プロセッサ1001は、第1ビットブロックを特定し、第2ビットブロックを生成する。第1トランスミッタ1002は、第1無線信号を生成し、第1無線信号を送信する。
【0267】
実施例10において、前記第1ビットブロックにおけるビットは、第2ビットブロックにおけるビットを生成するために用いられる。第3ビットブロックは、前記第2ビットブロックにおけるビットと前記第1ビットブロックにおけるビットとを含む。前記第3ビットブロックは、前記第1無線信号を生成するために用いられる。前記第1ビットブロックと前記第2ビットブロックは、それぞれP1個の第2種類のビットとP2個の第1種類のビットを含み、前記第3ビットブロックは、P3個のバイナリビットを含み、{前記P1個の第2種類のビット,前記P2個の第1種類のビット}における任意の一つのビットはバイナリビットである。前記P1、前記P2と前記P3は、それぞれ正の整数である。参照第1種類のビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、前記第1ビットブロックにおける前記参照第1種類のビットに関連するビットの数と関わり、前記参照第1種類のビットは前記P2個の第1種類のビットのうちの一つである、あるいは参照第2種類のビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、前記第2ビットブロックにおける前記参照第2種類のビットに関連するビットの前記第3ビットブロックにおける位置と関わり、前記参照第2種類のビットは前記P1個の第2種類のビットのうちの一つである。
【0268】
一つの実施例として、前記第1プロセッサ1001は、さらに、チャネル符号化を実行する。ここで、前記第3ビットブロックは、前記チャネル符号化の入力に用いられ、前記チャネル符号化の出力は、前記第1無線信号を生成するために用いられ、前記チャネル符号化はポーラーコードに基づくものである。前記第3ビットブロックにおける任意の二つのビットは、それぞれ二つの異なるサブチャネル上にマッピングされる。第1ビットセットにおける任意の一つのビットがマッピングされるサブチャネルのチャネル容量は、第2ビットセットにおける任意の一つのビットがマッピングされるサブチャネルのチャネル容量よりも大きい。
【0269】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットは前記第1ビットセットに属し、前記P1個の第2種類のビットは前記第2ビットセットに属する。
【0270】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットは前記第2ビットセットに属し、前記P1個の第2種類のビットは前記第1ビットセットに属する。
【0271】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおける一部は前記第1ビットセットに属し、前記P2個の第1種類のビットにおける他の一部は前記第2ビットセットに属する。
【0272】
一つの実施例として、前記第1ビットブロックにおける関連するビットの数に応じて、前記第2ビットブロックにおけるビットは、前記第3ビットブロックにおいて順次配列される。
【0273】
一つの実施例として、所定の第1種類のビットに関連する第2種類のビットの全ては、前記第3ビットブロックにおいて前記所定第1種類のビットの前で並んでおり、前記所定の第1種類のビットは前記P2個の第1種類のビットのうちの一つである。
【0274】
一つの実施例として、第1目標ビットに関連し、かつ第2目標ビットと関係がない第1種類のビットのうち、第1ビットは前記第3ビットブロックにおいて一番前で並んでいる。前記第2目標ビットに関連し、かつ前記第1目標ビットと関係がない第1種類のビットのうち、第2ビットは前記第3ビットブロックにおいて一番前で並んでいる。前記第1ビットは前記第2ビットの前であり、前記第1目標ビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、前記第2目標ビットの前記第3ビットブロックにおける位置の前である。前記第1目標ビットと前記第2目標ビットとは、前記P1個の第2種類のビットにおける任意の二つの第2種類のビットである。
【0275】
一つの実施例として、前記第1ビットブロックのCRCビットブロックは、前記第1プロセッサ1001によって前記第2ビットブロックを生成するために用いられる。
【0276】
一つの実施例として、前記第1ノードは基地局であり、前記第1ビットブロックは下り制御情報を含む。
【0277】
一つの実施例として、前記第1ノードはUEであり、前記第1ビットブロックは上り制御情報を含む。
【0278】
一つの実施例として、前記第1プロセッサ1001は、実施例4におけるチャネル・エンコーダ477を含む。
【0279】
一つの実施例として、前記第1プロセッサ1001は、実施例4におけるチャネル・エンコーダ457を含む。
【0280】
一つの実施例として、前記第1プロセッサ1001は、実施例4における送信プロセッサ416、チャネル・エンコーダ477、コントローラー/プロセッサ475及びメモリ477のうちの少なくとも一つを含む。
【0281】
一つの実施例として、前記第1プロセッサ1001は、実施例4における送信プロセッサ468、チャネル・エンコーダ457、コントローラー/プロセッサ459、メモリ460及びデータ・ソース467のうちの少なくとも一つを含む。
【0282】
一つの実施例として、前記第1トランスミッタ1002は、実施例4におけるアンテナ420、トランスミッタ418、送信プロセッサ416、チャネル・エンコーダ477、コントローラー/プロセッサ475及びメモリ477のうちの少なくとも一つを含む。
【0283】
一つの実施例として、前記第1トランスミッタ1002は、実施例4におけるアンテナ452、トランスミッタ454、送信プロセッサ468、チャネル・エンコーダ457、コントローラー/プロセッサ459、メモリ460及びデータソース467のうちの少なくとも一つを含む。
【0284】
(実施例11)
図11に示すように、実施例11は、無線通信に用いる第2ノードにおける処理装置のブロック構成図を例示する。
【0285】
図11において、第2ノード装置1100は、主に第1レシーバー1101と第2プロセッサ1102とからなる。
【0286】
第1レシーバー1101は、第1無線信号を受信する。第2プロセッサ1102は、第1ビットブロックを復元する。
【0287】
実施例11において、前記第1ビットブロックにおけるビットは、第2ビットブロックにおけるビットを生成するために用いられる。第3ビットブロックは、前記第2ビットブロックにおけるビットと前記第1ビットブロックにおけるビットとを含み、前記第3ビットブロックは、前記第1無線信号を生成するために用いられる。前記第1ビットブロックと前記第2ビットブロックは、それぞれP1個の第2種類のビットとP2個の第1種類のビットを含み、前記第3ビットブロックは、P3個のバイナリビットを含む。{前記P1個の第2種類のビット,前記P2個の第1種類のビット}における任意の一つのビットはバイナリビットである。前記P1、前記P2と前記P3は、それぞれ正の整数である。参照第1種類のビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、前記第1ビットブロックにおける前記参照第1種類のビットに関連するビットの数と関わり、前記参照第1種類のビットは前記P2個の第1種類のビットのうちの一つである、あるいは、参照第2種類のビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、前記第2ビットブロックにおける前記参照第2種類のビットに関連するビットの前記第3ビットブロックにおける位置と関わり、前記参照第2種類のビットは前記P1個の第2種類のビットのうちの一つである。
【0288】
一つの実施例として、前記第2プロセッサ1102は、さらに、チャネル復号化を実行する。ここで、前記第1無線信号は、前記チャネル復号化の入力を生成するために用いられ、前記チャネル復号化に対応するチャネル符号化はポーラーコードに基づくものである。前記第3ビットブロックは、前記チャネル符号化の入力に用いられる。前記第3ビットブロックにおける任意の二つのビットは、それぞれ二つの異なるサブチャネル上にマッピングされる。第1ビットセットにおける任意の一つのビットがマッピングされるサブチャネルのチャネル容量は、第2ビットセットにおける任意の一つのビットがマッピングされるサブチャネルのチャネル容量よりも大きい。
【0289】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットは前記第1ビットセットに属し、前記P1個の第2種類のビットは前記第2ビットセットに属する。
【0290】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットは前記第2ビットセットに属し、前記P1個の第2種類のビットは前記第1ビットセットに属する。
【0291】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおける一部は前記第1ビットセットに属し、前記P2個の第1種類のビットにおける他の一部は前記第2ビットセットに属する。
【0292】
一つの実施例として、前記第1ビットブロックにおける関連するビットの数に応じて、前記第2ビットブロックにおけるビットは、前記第3ビットブロックにおいて順次配列される。
【0293】
一つの実施例として、所定第1種類のビットに関連する第2種類のビットの全ては、前記第3ビットブロックにおいて前記所定第1種類のビットの前で並んでおり、前記所定第1種類のビットは前記P2個の第1種類のビットのうちの一つである。
【0294】
一つの実施例として、第1目標ビットに関連し、かつ第2目標ビットと関係がない第1種類のビットのうち、第1ビットは前記第3ビットブロックにおいて一番前で並んでいる。前記第2目標ビットに関連し、かつ前記第1目標ビットと関係がない第1種類のビットのうち、第2ビットは前記第3ビットブロックにおいて一番前で並んでいる。前記第1ビットは前記第2ビットの前であり、前記第1目標ビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、前記第2目標ビットの前記第3ビットブロックにおける位置の前である。前記第1目標ビットと前記第2目標ビットとは、前記P1個の第2種類のビットにおける任意の二つの第2種類のビットである。
【0295】
一つの実施例として、前記第1ビットブロックのCRCビットブロックは、前記第2ビットブロックを生成するために用いられる。
【0296】
一つの実施例として、前記第2ノードは基地局であり、前記第1ビットブロックは上り制御情報を含む。
【0297】
一つの実施例として、前記第2ノードはUEであり、前記第1ビットブロックは下り制御情報を含む。
【0298】
一つの実施例として、前記第2プロセッサ1102は、P3個の参照値を特定する。前記P3個の参照値と前記第3ビットブロックにおけるP3個のビットとは、一対一で対応する。
【0299】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおいて少なくとも一つの第1種類のビットに対応する参照値は、前記チャネル復号化において枝刈りに用いられる。
【0300】
一つの実施例として、前記P2個の第1種類のビットにおいて少なくとも一つの第1種類のビットに対応する参照値は、前記第1ビットブロックが正確に受信されたかを特定するために用いられる。
【0301】
一つの実施例として、前記第2プロセッサ1102は、実施例4におけるチャネル・デコーダ478を含む。
【0302】
一つの実施例として、前記第2プロセッサ1102は、実施例4におけるチャネル・デコーダ458を含む。
【0303】
一つの実施例として、前記第2プロセッサ1102は、実施例4における受信プロセッサ470、チャネル・デコーダ478、コントローラー/プロセッサ475及びメモリ476の少なくとも一つを含む。
【0304】
一つの実施例として、前記第2プロセッサ1102は、実施例4における受信プロセッサ456、チャネル・デコーダ458、コントローラー/プロセッサ459及びメモリ460の少なくとも一つを含む。
【0305】
一つの実施例として、前記第1レシーバー1101は、実施例4におけるアンテナ420、レシーバー418、受信プロセッサ470、チャネル・デコーダ478、コントローラー/プロセッサ475及びメモリ476の少なくとも一つを含む。
【0306】
一つの実施例として、前記第1レシーバー1101は、実施例4におけるアンテナ452、レシーバー454、受信プロセッサ456、チャネル・デコーダ458、コントローラー/プロセッサ459及びメモリ460の少なくとも一つを含む。
【0307】
(実施例12)
図12に示すように、実施例12は、第1ビットブロック、第2ビットブロック及び第3ビットブロックにおけるビットのマッピング関係を例示する。
【0308】
実施例12において、前記第1ビットブロックにおけるビットは、前記第2ビットブロックにおけるビットを生成するために用いられる。前記第3ビットブロックは、前記第2ビットブロックにおけるビットと前記第1ビットブロックにおけるビットとを含む。前記第1ビットブロックと前記第2ビットブロックは、それぞれP1個の第2種類のビットとP2個の第1種類のビットを含み、前記第3ビットブロックは、P3個のバイナリビットを含む。{前記P1個の第2種類のビット,前記P2個の第1種類のビット}における任意の一つのビットはバイナリビットである。前記P1、前記P2と前記P3は、それぞれ正の整数である。参照第1種類のビットの前記第3ビットブロックにおける位置は、前記第1ビットブロックにおける前記参照第1種類のビットに関連するビットの数と関わり、前記参照第1種類のビットは前記P2個の第1種類のビットのうちの一つである。前記P3は、前記P1、前記P2さらにP4の加算と等しい、前記P4は第4ビットブロックに含まれるビットの数であり、前記P4は正の整数である。
【0309】
図12において、前記P1は6と等しい、前記P2は4と等しい。前記第1ビットブロックにおけるビットはd(i)で表し、前記iは0以上でP1未満の整数である。前記第2ビットブロックにおけるビットはp(j)で表し、前記jは0以上でP2未満の整数である。前記第1ビットブロック中の任意のビットと、それに関連する前記第2ビットブロック中のビットとは、実線で繋がれる。
【0310】
実施例12において、前記第2ビットブロックにおけるビットは、前記第1ビットブロックにおける関連するビットの数に応じて、前記第3ビットブロックにおいて順次配列される。即ち、前記第1ビットブロックにおいて関連するビットが少ないほど、前記第2ビットブロックにおける対応するビットの前記第3ビットブロックにおける位置は前である。
図12に示すように、第1ビットブロックにおけるビットp(0)、p(1)、p(2)とp(3)に関連するビットの数は、それぞれ1、4、2、3である。従って、{p(0),p(2),p(3),p(1)}は、第3ビットブロックにおいて前から後ろへ順次配列される。
【0311】
当業者は、上記方法における全て又は一部のステップは、プログラムによって対応するハードウェアに行うように指示することができることを理解する。前記プログラムを読み取り専用メモリ(ROM)、ハードディスク又は光ディスクなどのコンピュータ可読記憶媒体に記憶することができる。上記実施例の全て又は一部のステップは、一つ又は複数の集積回路を使用して実現してもよい。これに応じて、上記実施例におけるモジュールは、ハードウェア形式で実現してもよいし、ソフトウェア機能モジュールの形式で実現してもよい。本出願は、いかなる特定形式のソフトウェアとハードウェアとの組み合わせに限定されない。本願におけるUE又は端末は、携帯電話、タブレット・コンピュータ、ノート・パソコン、インターネット・カード、NB-IOT端末、およびeMTC端末などの無線通信装置を含むが、これらに限定されない。本出願における基地局又はシステム装置は、マクロ・セルラ基地局、マイクロ・セルラ基地局、ホーム基地局、および中継基地局などを含むが、これらに限定されない。
【0312】
上記は本出願の好ましい実施形態にすぎず、本出願の範囲を限定することを意図するものではない。本出願の精神および原理の範囲内で行われる任意の修正、等価物、改良などは、本出願の範囲内に含まれることが意図されている。