特許第6960116号(P6960116)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6960116コンクリート体の修復方法およびコンクリート体の連結構造
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6960116
(24)【登録日】2021年10月13日
(45)【発行日】2021年11月5日
(54)【発明の名称】コンクリート体の修復方法およびコンクリート体の連結構造
(51)【国際特許分類】
   E02D 37/00 20060101AFI20211025BHJP
   E02D 27/01 20060101ALI20211025BHJP
【FI】
   E02D37/00
   E02D27/01 Z
【請求項の数】7
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2017-67772(P2017-67772)
(22)【出願日】2017年3月30日
(65)【公開番号】特開2018-168622(P2018-168622A)
(43)【公開日】2018年11月1日
【審査請求日】2020年3月25日
(73)【特許権者】
【識別番号】516079084
【氏名又は名称】株式会社デュアル・ポイント・システムズ
(73)【特許権者】
【識別番号】390037154
【氏名又は名称】大和ハウス工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100105843
【弁理士】
【氏名又は名称】神保 泰三
(72)【発明者】
【氏名】兼村 博文
(72)【発明者】
【氏名】池田 基行
(72)【発明者】
【氏名】三村 公二
【審査官】 石川 信也
(56)【参考文献】
【文献】 特開2009−293274(JP,A)
【文献】 特開2006−077552(JP,A)
【文献】 特開平07−018673(JP,A)
【文献】 特開2008−285975(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E02D 37/00
E02D 27/00
E02D 27/01
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
変状を生じたコンクリート体を変状の方向と反対の方向に力を付与して修復する修復方法であって、変状の修復対象とする基礎または擁壁であるコンクリート体と、上記反対の方向の側に存在する他の基礎または擁壁であるコンクリート体との間に連結材を渡し、上記連結材に生じさせた引っ張り力によって上記修復対象とするコンクリート体を修復することを特徴とするコンクリート体の修復方法。
【請求項2】
変状を生じたコンクリート体を変状の方向と反対の方向に力を付与して修復する修復方法であって、変状の修復対象とするコンクリート体と、上記反対の方向の側に存在する他のコンクリート体との間に連結材を渡し、上記連結材に生じさせた引っ張り力によって上記修復対象とするコンクリート体を修復するに際し、上記変状の修復対象とするコンクリート体の変状方向と反対側に存在する当該コンクリート体の近傍の土を取り除くことを特徴とするコンクリート体の修復方法。
【請求項3】
変状を生じたコンクリート体を変状の方向と反対の方向に力を付与して修復する修復方法であって、変状の修復対象とするコンクリート体と、上記反対の方向の側に存在する他のコンクリート体との間に連結材を渡し、上記連結材に生じさせた引っ張り力によって上記修復対象とするコンクリート体を修復するに際し、上記変状を生じたコンクリート体に対して上記他のコンクリート体が反対方向に変状している場合、上記修復対象とするコンクリート体の変状方向と反対側に存在する当該コンクリート体の近傍の土を取り除いて修復を完了した後に土を戻し、上記他のコンクリート体の変状方向と反対側に存在する当該他のコンクリート体の近傍の土を取り除いて当該他のコンクリート体の修復を行うことを特徴とするコンクリート体の修復方法。
【請求項4】
変状を生じたコンクリート体を変状の方向と反対の方向に力を付与して修復する修復方法であって、変状の修復対象とするコンクリート体と、上記反対の方向の側に存在する他のコンクリート体との間に、螺子部を有する連結棒材である連結材を渡し、上記連結材に生じさせた引っ張り力によって上記修復対象とするコンクリート体を修復し、上記螺子部に螺合されたナットによって修復状態を固定することを特徴とするコンクリート体の修復方法。
【請求項5】
変状を生じたコンクリート体を変状の方向と反対の方向に力を付与して修復する修復方法であって、変状の修復対象とするコンクリート体と、上記反対の方向の側に存在する他のコンクリート体との間に連結材を渡し、上記連結材に生じさせた引っ張り力によって上記修復対象とするコンクリート体を修復した後、上記連結材の破断による当該連結材の上記コンクリート体からの飛び出しを防止する処理を行うことを特徴とするコンクリート体の修復方法。
【請求項6】
変状を生じたコンクリート体を変状の方向と反対の方向に力を付与して修復する修復方法であって、変状の修復対象とするコンクリート体と、上記反対の方向の側に存在する他のコンクリート体との間に連結材を渡し、上記連結材に生じさせた引っ張り力によって上記修復対象とするコンクリート体を修復する方法であり、上記変状の修復対象とするコンクリートと上記他のコンクリート体は同一建物の基礎であることを特徴とするコンクリート体の修復方法。
【請求項7】
請求項1〜請求項のいずれか1項に記載のコンクリート体の修復方法において、上記変状の修復対象とするコンクリート体に、上記連結材を引っ張る力を発生させる横押装置をセットすることを特徴とするコンクリート体の修復方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、建物の基礎等のコンクリート体を修復する修復方法およびコンクリート体の連結構造に関する。
【背景技術】
【0002】
建物を建てた際の盛土等として用いた土材の遅延膨張に起因して、元々は直線に作製された建物の基礎が外側に膨らんでしまう(はらむ)或いは水平方向に位置ずれするといった変状を生じることがある。
【0003】
また、特許文献1には、盛土材の拘束強度を増加させ、盛土材全体を圧縮沈下しにくくし、壁面材の沈下、滑動、はらみ、脱落、転倒などの変状を防止減少させるアンカー補強土壁が開示されている。このアンカー補強土壁では、複数のアンカーと、被掛止壁面材のみとアンカーとを緊結した補強材と、壁面の背面側にアンカー及び補強材を埋めるように充填した盛土材とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2017−8608号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記したような建物の基礎の変状を修復するために、上記特許文献1のように、適所にアンカーを打ち込み、このアンカーと建物の基礎とを連結し、上記アンカーから反力を得て上記基礎を引っ張ることが考えられる。
【0006】
しかしながら、上記基礎を引っ張って上記変状を元に戻すための反力を上記アンカーによって得ることは難しい。
【0007】
この発明は、上記の事情に鑑み、建物の基礎等のコンクリート体の変状を適切に修復することができるコンクリート体の修復方法を提供する。また、コンクリート体の変状を生じ難くするコンクリート体の連結構造を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明のコンクリート体の修復方法は、上記の課題を解決するために、変状を生じたコンクリート体を変状の方向と反対の方向に力を付与して修復する修復方法であって、変状の修復対象とするコンクリート体と、上記反対の方向の側に存在する他のコンクリート体との間に連結材を渡し、上記連結材に生じさせた引っ張り力によって上記修復対象とするコンクリート体を修復することを特徴とする。
【0009】
上記の方法であれば、上記変状を生じたコンクリート体を元に戻すための反力を他のコンクリート体から得ることができるので、コンクリート体の変状を適切に修復することができる。
【0010】
上記変状の修復対象とするコンクリート体の変状方向と反対側に存在する当該コンクリート体の近傍の土を取り除くこととしてもよい。このように土を取り除くことで、上記変状の修復が容易になる。
【0011】
また、上記変状を生じたコンクリート体に対して上記他のコンクリート体が反対方向に変状している場合、上記修復対象とするコンクリート体の変状方向と反対側に存在する当該コンクリート体の近傍の土を取り除いて修復を完了した後に土を戻し、上記他のコンクリート体の変状方向と反対側に存在する当該他のコンクリート体の近傍の土を取り除いて当該他のコンクリート体の修復を行うこととしてもよい。
【0012】
上記変状の修復対象とするコンクリート体に、上記連結材を引っ張る力を発生させる横押装置をセットしてもよい。これによれば、上記横押装置をセットした側で、上記変状の修復対象とするコンクリート体の修復の状況を確認しながら上記横押装置を操作することができる。
【0013】
上記連結材は螺子部を有する連結棒材であり、上記螺子部に螺合されたナットによって修復状態を固定するようにしてもよい。これによれば、修復状態を固定する溶接が不要であり、溶接工の確保等の問題は生じない。
【0014】
修復完了後、上記連結材の破断による当該連結材の上記コンクリート体からの飛び出しを防止する処理を行うようにしてもよい。これによれば、上記連結材のコンクリート体からの飛び出しを防止できる。
【0015】
上記変状の修復対象とするコンクリートと上記他のコンクリート体は同一建物の基礎であってもよい。これによれば、別の建物等を用いずに個々の建物において修復を完結することができる。
【0016】
また、この発明のコンクリート体の連結構造は、対向配置に離間して設けられた建物の基礎または擁壁であるコンクリート体が、当該コンクリート体の相互の離間移動を制限するように、連結材にて互いに連結されていることを特徴とする。かかる構造であれば、上記コンクリート体のはらみや水平ずれといった変状の発生を抑制することができる。
【発明の効果】
【0017】
本発明であれば、変状を生じたコンクリート体を元に戻すための反力を他のコンクリート体から得ることができるので、コンクリート体の変状を適切に修復することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明の実施形態に係るコンクリート体である基礎の修復方法における設備の設置途中段階を示した説明図である。
図2】本発明の実施形態に係るコンクリート体である基礎の修復方法における修復対象側の設備の設置途中段階を示した説明図である。
図3】本発明の実施形態に係るコンクリート体である基礎の修復方法における修復対象側の設備を示した一部断面側面図である。
図4】本発明の実施形態に係るコンクリート体である基礎の修復方法における修復対象側の設備を示した正面図である。
図5】本発明の実施形態に係るコンクリート体である基礎の修復方法における修復対象側の設備を示した斜視図である。
図6図5の設備を複数設けた状態を示した説明図である。
図7】本発明の実施形態に係るコンクリート体である擁壁の修復方法を示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
この実施形態にかかるコンクリート体の修復方法である建物の基礎の修復方法について説明していく。ここで、図1に示すように、建物の基礎101と基礎102が対向配置に離間して設けられているとし、上記基礎101が変状を生じたコンクリート体であり、基礎102が他のコンクリート体であるとする。この修復方法では、上記基礎101に対し、当該基礎101の変状(水平ずれ、はらみ)の方向と反対のA方向に力を付与することになる。具体的には、上記基礎101と上記基礎102との間の床下となる箇所においてタイロッド等からなる連結棒材1を渡し、上記連結棒材1に生じさせた引っ張り力によって上記基礎101を修復する。
【0020】
上記連結棒材1が渡される箇所の上記基礎101,102の各々の立上部には上記連結棒材1を通す貫通孔を形成し、また、各立上部の外側面には方形の座繰り部を形成する。そして、各座繰り部に例えば厚さ12mmで150mm角程度の孔付きの鋼鈑11を嵌め込んでおく。さらに、上記基礎102の側において、上記連結棒材1の一方の端部を上記鋼鈑11に貫通させておき、この端部にナットを設けることで、当該連結棒材1の移動を制限する。
【0021】
また、図2に示すように、上記連結棒材1の他方の端部を、上記基礎101の側において、上記鋼鈑11に貫通させる。さらに、上記他方の端部を、剛体部材2を貫通するパイプ部内に通す。そして、上記パイプ部を通った上記連結棒材1の端部に、孔付きの鋼板12を外嵌めした後、ナット13を螺合させる。上記連結棒材1は、例えば、全螺子ボルトからなっており、複数の全螺子ボルト同士を高ナット1aで繋いでいる。なお、高ナット1aの戻り止めのロックナット1bを高ナット1aの両側に螺合させておいてもよい。また、上記剛体部材2はH形鋼に補強板を張り付けて上記パイプ部を装着したものを用いることができる。
【0022】
そして、上記基礎101の上記反対のA方向の側に存在する当該基礎101の近傍の土を取り除く。この作業は、作業者が建物の床下に入って行う。取り除いた土は脇に盛っておけばよい。上記土を取り除くことで、上記基礎101の上記反対のA方向の側に、当該基礎101の移動スペースBが形成される。
【0023】
図3図4図5にも示すように、上記基礎101の側に、上記連結棒材1を引っ張る力を発生させる2台の爪付きジャッキ(横押装置)3を、上記連結棒材1を挟んで左右に離間させて横置きでセットする。この横置きされた爪付きジャッキ3の底部31を上記基礎101の立上部に向け、この底部31と上記立上部との間に養生のための板材4を当てる。また、このように横置きされることで、上記爪付きジャッキ3のピストン32は上記立上部から遠ざかる方向に突出移動する。上記爪付きジャッキ3の爪部33の一端側は、上記ピストン32の先端部に係合されている。そして、上記爪部33の他端側を、上記剛体部材2の上記基礎101の側の縦面部に係合させる。
【0024】
上記の連結棒材1や上記爪付きジャッキ3等からなる組は、図6に示すように、上記基礎101,102の延設方向に所定間隔で複数組設けることができる。
【0025】
上記爪付きジャッキ3の上記ピストン32を突出移動させると、この爪付きジャッキ3は、上記剛体部材2および上記連結棒材1を介して上記基礎102から反力を獲得し、上記基礎101を変状の方向と反対のA方向に押し、変状を修復する。すなわち、上記連結棒材1に生じさせた引っ張り力によって上記基礎101が修復される。上記変状が水平ずれであるならば、上記の連結棒材1や上記爪付きジャッキ3等からなる組において等しい量の移動を行わせる。一方、上記変状がはらみであるならば、上記の連結棒材1や上記爪付きジャッキ3等からなる組において最もはらみの大きい箇所で最も大きい量の移動を行わせる。
【0026】
上記剛体部材2よりも基礎101の側の上記連結棒材1に、予めナット15を螺合させておく。そして、修復が完了したら、上記ナット15を締め付けて、修復状態を固定する。その後、上記爪付きジャッキ3や上記剛体部材2等を取り外す。なお、上記のように、2台の爪付きジャッキ3を、上記連結棒材1を挟んで左右に離間させてセットするので、上記ナット15の締め付けの作業スペースが確保でき、作業効率が向上する。
【0027】
また、修復完了後、上記連結棒材1の破断による当該連結棒材1の上記基礎101,102からの飛び出しを防止する処理を行う。例えば、Uカット部を有する鋼板18を、上記基礎101,102の各内側において上記Uカット部に上記連結棒材1を入れ、この連結棒材1に事前に螺合させておいたナット19によって、上記鋼板を上記基礎101,102の各立上部に押圧固定する。
【0028】
また、上記基礎101に対して上記基礎102が反対方向に変状している場合、上記基礎101の変状方向と反対側に存在する当該基礎101の近傍の土を取り除いて修復を完了した後に土を戻し、上記基礎102の変状方向と反対側に存在する当該基礎102の近傍の土を取り除いて当該基礎102の修復を行う。
【0029】
上記の方法であれば、上記変状を生じた基礎101を元に戻すための反力を他の基礎102から得ることができるので、基礎101の変状を適切に修復することができる。また、上記変状の修復対象とするコンクリートと上記他のコンクリート体は同一建物の基礎であれば、別の建物等を用いずに個々の建物において修復を完結することができる。
【0030】
上記変状の修復対象とする基礎101の上記反対のA方向の側に存在する当該基礎101の近傍の土を取り除いて当該基礎101の移動スペースBを形成すると、上記変状の修復が容易になる。
【0031】
また、上記変状の修復対象とする基礎101に、上記連結棒材1を引っ張る力を発生させる爪付きジャッキ(横押装置)3をセットすると、上記爪付きジャッキ3をセットした側で、上記変状の修復対象とする基礎101の修復の状況を確認しながら上記爪付きジャッキ3を操作することができる。もちろん、横押装置は爪付き等のジャッキには限らない。
【0032】
上記連結棒材1が螺子部を有し、この螺子部に螺合されたナット15によって修復状態を固定すると、修復状態を固定する溶接が不要であり、溶接工の確保等の問題は生じない。
【0033】
修復完了後、上記連結棒材1の破断による当該連結棒材1の上記基礎101,102からの飛び出しを防止する処理を行うと、上記連結棒材1の破断による上記基礎101,102からの飛び出しを防止できる。
【0034】
また、図7に示すように、コンクリート体としての擁壁111,112に対し、当該擁壁111,112の変状の方向と反対の方向に力を付与することもできる。すなわち、上記擁壁111と上記擁壁112との間の一部の土を掘った箇所において連結棒材1を渡し、この連結棒材1に生じさせた引っ張り力によって上記擁壁111,112を修復することもできる。なお、上記擁壁111、112の変状は、上記擁壁111,112の内側の土の箇所の土に杭を打つような場合や上記擁壁111,112の内側の箇所の土を機械で固めるような処理を行う場合に生じ得る。
【0035】
以上の修復を行った構造は、対向配置に離間して設けられたコンクリート体(基礎101,102或いは擁壁111,112)が、当該コンクリート体の相互のそれ以上の離間移動を制限するように、上記連結棒材1にて互いに連結されたコンクリート体の連結構造となる。そして、このようなコンクリート体の連結構造は、上記修復の結果として得られるものに限らず、新たな施工のときに事前に組まれる構造とすることもできる。このような構造であれば、上記コンクリート体のはらみや水平ずれといった変状の発生(再発)を抑制することができる。
【0036】
なお、以上の例では、連結材として連結棒材1を示したが、これに限らず、連結材として連結ワイヤ等を用いることができる。
【0037】
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
【符号の説明】
【0038】
1 :連結棒材(連結材)
1a :高ナット
2 :剛体部材
3 :爪付きジャッキ(横押装置)
4 :板材
11 :鋼鈑
12 :鋼板
13 :ナット
15 :ナット
31 :底部
32 :ピストン
33 :爪部
101 :基礎(コンクリート体)
102 :基礎(コンクリート体)
111 :擁壁(コンクリート体)
112 :擁壁(コンクリート体)
B :移動スペース
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7