(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6960156
(24)【登録日】2021年10月13日
(45)【発行日】2021年11月5日
(54)【発明の名称】給水車対応給水栓
(51)【国際特許分類】
F16K 31/53 20060101AFI20211025BHJP
F16D 1/02 20060101ALI20211025BHJP
F16D 1/033 20060101ALI20211025BHJP
F16K 31/44 20060101ALI20211025BHJP
【FI】
F16K31/53
F16D1/02 200
F16D1/033
F16K31/44 B
【請求項の数】5
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2017-230090(P2017-230090)
(22)【出願日】2017年11月30日
(65)【公開番号】特開2019-100399(P2019-100399A)
(43)【公開日】2019年6月24日
【審査請求日】2020年7月7日
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 平成29年10月26日、27日 サンポート香川高松シンボルタワーにおいて開催された2017高松水道展で発表
(73)【特許権者】
【識別番号】595042601
【氏名又は名称】株式会社北川鉄工所
(74)【代理人】
【識別番号】100095407
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 満
(74)【代理人】
【識別番号】100083068
【弁理士】
【氏名又は名称】竹中 一宣
(74)【代理人】
【識別番号】100165489
【弁理士】
【氏名又は名称】榊原 靖
(72)【発明者】
【氏名】北川 茂樹
(72)【発明者】
【氏名】小栗 大志
【審査官】
笹岡 友陽
(56)【参考文献】
【文献】
実開昭51−083199(JP,U)
【文献】
実開平02−136156(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16K 31/53
F16D 1/02
F16D 1/033
F16K 31/44
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1弁及び/又は第2弁を備え、及びこの第2弁を支持する第1弁棒を内挿する地下給水栓と、
前記第1弁棒に繋ぐ第2弁棒を内挿するとともに、この第1弁棒とこの第2弁棒とを繋ぐ第1クラッチを備えた、前記地下給水栓に繋ぐ地上給水栓と、
前記第2弁棒に繋ぐ第3弁棒を内挿するとともに、この第2弁棒とこの第3弁棒とを繋ぐ第2クラッチを備えた、前記地上給水栓に繋ぐ中間給水栓と、
この中間給水栓に繋ぐ先部給水栓とで構成した給水車対応給水栓であって、
この給水車対応給水栓において、
前記第1クラッチを、前記地下給水栓と前記地上給水栓の繋ぎ箇所に内設し、
前記中間給水栓は、第1の短管(21a)と第2の短管(21b)の組み合わせでなる第3給水管となり、かつ二分割構造であって、
この中間給水栓は、弁開閉操作部を備えており、
この弁開閉操作部は、前記第1の短管(21a)に横設するケース、及びこのケースを貫設し、この第1の短管(21a)に到る操作軸、並びにこの操作軸に設けた第1歯車、及びこの第1歯車に噛合し、かつ前記第1の短管(21a)内に設けた第2歯車、及びこの第2歯車が設けられた前記第3弁棒で構成し、
前記先部給水栓に繋がる前記第2の短管(21b)には、第2副弁を横設し、
前記第2クラッチは、前記地上給水栓と前記第1の短管(21a)との接続部に内設し、
前記先部給水栓は、前記地上給水栓の先端管部とし、かつこの先部給水栓は、第4継手手段を介して、空中に向かって延設されていることを特徴とした給水車対応給水栓。
【請求項2】
前記中間給水栓の二分割構造は、第2〜第4継手手段で構成し、かつ第3継手手段と前記第4継手手段の間に前記第2副弁を設ける構成とした請求項1に記載の給水車対応給水栓。
【請求項3】
前記弁開閉操作部は、前記中間給水栓の外側に設けた前記ケースと、外端を、このケースの外側に、内端を前記第3弁棒に到る前記操作軸と、このケースの外端に設けた口金と、前記第1・第2歯車と、で構成した請求項1に記載の給水車対応給水栓。
【請求項4】
前記第1クラッチは、前記地下給水栓の地面と同じ面位置に設ける構成とした請求項1に記載の給水車対応給水栓。
【請求項5】
前記地下給水栓の地上部位に補助弁を設ける構成とした請求項1に記載の給水車対応給水栓。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、不凍水栓を配備できる、例えば、緊急時用の給水車対応給水栓に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、給水車対応給水栓に関しては、本出願人の緊急・応急用の給水車対応給水栓が見当たる。本発明は、この公知の給水車対応給水栓の改良に関する。
【0003】
そこで、改良に関する先行文献を説明する。改良の狙いは、本発明のポイントである。即ち、本発明が意図する構造であり、弁棒を、少なくとも、第1・第2クラッチを利用し、分割、かつ一体化可能とする。併せて、引抜式とする。また、地下給水栓と、地上給水栓との分離、かつ接続を可能とするとともに、中間給水栓を二分割可能とする。これらの構造を採用し、取扱いと、修理とか、搬送、及び/又は収納の簡便化とすることにある。
【0004】
弁棒の改良(分割)に関して、特開平9−317910号公報、又は特開平10−132102号公報に、弁棒が複数本開示されている。しかし、この複数本弁棒は、複数本複数の弁箱に設けた構成であり、分割方式ではない。従って、検索結果では、見当たらなかったのが調査結果である。
【0005】
また、中間給水栓を、地上給水栓と先端給水栓との間に介在した構成で、かつ弁開閉操作部を、横設した構成は、本出願人が提案する。しかし、中間給水栓は、単品構造であって、地上給水栓と先端給水栓との間に介在し、かつ弁開閉操作部を横設した構成に留まっている。従って、弁棒の引抜き時において、手間と作業の複雑化を招く虞があった。
【0006】
【特許文献1】特開平9−317910号公報
【特許文献2】特開平10−132102号公報
【非特許文献1】株式会社 北川鉄工所のホームページ
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記に鑑み、本発明は、前述した、弁棒を、引抜式とすることと、少なくとも、第1・第2クラッチを利用し、各繋ぎ部を、分割、かつ一体化可能とし、管理の容易化を図る。また、地下給水栓と、地上給水栓との分離、かつ接続を可能とし、かつ中間給水栓を二分割可能と、小分けにする構造を採用し、取扱いと、修理とか、搬送、及び/又は収納の簡便化とすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前述の課題を解決し、本発明の意図を達成するために、請求項1−5を提案する。
【発明の効果】
【0009】
請求項1の発明は、第1弁及び/又は第2弁を備え、及び第2弁を支持する第1弁棒を内挿する地下給水栓と、
第1弁棒に繋ぐ第2弁棒を内挿するとともに、第1弁棒と第2弁棒とを繋ぐ第1クラッチを備えた、地下給水栓に繋ぐ地上給水栓と、
第2弁棒に繋ぐ第3弁棒を内挿するとともに、第2弁棒と第3弁棒とを繋ぐ第2クラッチを備えた、地上給水栓に繋ぐ中間給水栓と、
中間給水栓に繋ぐ先部給水栓とで構成した給水車対応給水栓であって、
給水車対応給水栓において、
第1クラッチを、地下給水栓と地上給水栓の繋ぎ箇所に内設し、
中間給水栓は、
第1の短管(21a)と
第2の短管(21b)の組み合わせでなる第3給水管となり、かつ二分割構造であって、
中間給水栓は、弁開閉操作部を備えており、
弁開閉操作部は、
第1の短管(21a)に横設するケース、及びケースを貫設し、
第1の短管(21a)に到る操作軸、並びに操作軸に設けた第1歯車、及び第1歯車に噛合し、かつ
第1の短管(21a)内に設けた第2歯車、及び第2歯車が設けられた第3弁棒で構成し、
先部給水栓に繋がる
第2の短管(21b)には、第2副弁を横設し、
第2クラッチは、地上給水栓と
第1の短管(21a)との接続部に内設し、
先部給水栓は、地上給水栓の先端管部とし、かつ先部給水栓は、第4継手手段を介して、空中に向かって延設されている給水車対応給水栓であり、弁棒を、引抜式とすることと、少なくとも、第1・第2クラッチと、地下・地上・中間・先部給水栓の各繋ぎ部とを利用し、三分割〜五分割、かつ一体化可能とし、管理の容易化を図る。また、前記各給水栓の分離、かつ接続を可能とし、かつ中間給水栓を二分割可能と、小分けにする構造を採用し、取扱いと、修理とか、搬送、及び/又は収納の簡便化が図れる。
【0010】
請求項2の発明は、中間給水栓の二分割構造は、第2〜第4継手手段で構成し、かつ第3継手手段と
第4継手手段の間に第2副弁を設ける構成とした給水車対応給水栓であり、請求項1の特徴と合わせて、弁棒引抜き時の初期の対応が、スムーズに図れる。
【0011】
請求項3の発明は、
弁開閉操作部は、中間給水栓の外側に設けた
ケースと、外端を、
ケースの外側に、内端を第3弁棒に到る操作軸と、
ケースの外端に設けた口金と、第1・第2歯車と、で構成した給水車対応給水栓であり、請求項1の特徴と合わせて、第1・第2クラッチの解除、又は係合の操作を可能とすることと、弁棒引抜き時の初期の対応が、スムーズに図れる。
【0012】
請求項4の発明は、第1クラッチは、地下給水栓の地面と同じ面位置に設ける構成とした給水車対応給水栓であり、請求項1の特徴と合わせて、第1クラッチ、及び/又は、地上給水栓の取扱いの容易化が図れる。
【0013】
請求項5の発明は、地下給水栓の地上部位に補助弁を設ける構成とした給水車対応給水栓であり、請求項1の特徴と合わせて、地下給水栓の停水時の漏洩防止が図れる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図6-1】第1/第2クラッチを更に拡大した断面図
【
図6-2】第1/第2クラッチの要部を分解して示した俯瞰図
【
図7】地上給水栓の補助弁の要部を更に拡大したZ−Z端面図
【
図8】中間給水栓の弁開閉操作部の要部を更に拡大したY−Y端面図
【
図9】先部給水栓の要部を更に拡大したX−X端面図
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明の給水車対応給水栓は、地中に埋設される地下給水栓Aと、地下給水栓Aに繋ぎ地上に立設される地上給水栓Bと、地上給水栓Bに繋がれる中間給水栓C、及び中間給水栓Cに繋がれ、かつ回転自在に設けられる先部給水栓Dとの、各パーツで構成される。
【0017】
図1と
図2等において、地下給水栓Aは、導水(水道水)取入れ口1を備え、地中の最下端に設けた(配備した)取入れ管100と、この取入れ管100の上に配備した第1弁箱2と、この第1弁箱2に内設したボール弁3(第1弁)と、第1弁箱2に配備した縦長形状の管状の第2弁箱4と、この第2弁箱4に内設した玉形弁5(第2弁)、及び玉形弁5を開閉する(第2弁箱4に内設した)第1弁棒6と、この第1弁棒6が内挿され、かつ前記第1弁箱2の上に)に繋がる第1給水管4aと、で構成される。この第1給水管4aの上に設けた第1クラッチ受止め片7aと、後述する地上給水栓Bの第2弁棒10の下に設けた第1クラッチ差込み片7bとの嵌合により、この地下給水栓Aの上に、地上給水栓Bが繋がる。この繋ぎは、フランジ11と止め具12(第1継手手段)を利用して、固定するとともに、第1クラッチ受止め片7aと、第1クラッチ差込み片7bとの嵌合により、この地下給水栓Aの上に、地上給水栓Bが繋がり、かつ地上給水栓Bは、地面GLに立設される。ボール弁3は、第2弁箱4に併設した第1操作杆8の操作によって、回転されることで、取入れ管100の流路を開閉する。即ち、取入れ口1からの水を、取入れ管100内で遮断し、使用しない際の漏洩防止とか、又は開放し、この開放では、取入れ口1からの水を、後述する地上給水栓Bに送る。ボール弁3の傾きで、ボール弁3の周壁と第1弁箱2との内面との間に形成される隙間(水路)調整が達成できる。図中9は不凍水抜栓を示すが一例であり、他の例もあり得る。尚、玉形弁5は、第2弁箱4に昇降自在に設けた弁取付ベース(図示せず)に取付けられており、この弁取付ベースに刻設した螺子部は、第1弁棒6の下にある螺子部に噛合している。従って、第1弁棒6の回転(後述する弁開閉操作部の操作で回転する)で、玉形弁5は、上下動する。この上下動で第2弁箱4を開閉する。このボール弁3と玉形弁5との個別の操作構造を採用することで、後述するように、玉形弁5は、ボール弁3とは、個別に開閉する。ボール弁3と、玉形弁5とにより、個別の開閉で、取入れ口1からの水を、個別、及び/又は、同時に規制し、地下給水栓Aの水の流れと、この流れ等を規制する。また、前記の個別開閉は、その他として、地下給水栓Aの保守管理に利用する。尚、ボール弁3と、玉形弁5(第2弁)とは、対の例と、図示しないが、それぞれ単独に配備する例等とがある。
【0018】
前述した第1クラッチ受止め片7aと、第1クラッチ差込み片7bとで第1クラッチ7を構成する。その詳細を示した、
図6−1と
図6−2等において、第1クラッチ受止め片7aに、第2弁棒10の下への押圧により、第1クラッチ差込み片7bを差込み固定すると、第1弁棒6と第2弁棒10とが繋がり、かつ第1クラッチ7が働くとともに、第2弁棒10の動きが、第1弁棒6に伝達される。また、第2弁棒10の引抜き(持ち上げ)で、第1クラッチ差込み片7bが、第1クラッチ受止め片7aより外れ、第1弁棒6より第2弁棒10が外れると、第1クラッチ7は解体され、かつ第1クラッチ7は働かない。図中7cは第1クラッチ7の振れ止めで、第1給水管4aに配備されている。
【0019】
図1と
図3等において、地上給水栓Bは、下(下端)にフランジ11を、上(上端)にフランジ15(第2継手手段)を備えた第2給水管16と、この第2給水管16に内設した第2弁棒10と、また、第2給水管16に配備し、かつ補助水を供給する補助弁18を備えた取入れ管19と、で構成されている。この地上給水栓Bのフランジ15と止め具12(第2継手手段)を利用して、地上給水栓Bと中間給水栓Cを固定するとともに、地上給水栓Bの上に、中間給水栓Cが繋がり、かつ地上給水栓Bの上に、中間給水栓Cが立設される。この状態において、中間給水栓C(短管21a)の下端に設けた第2クラッチ差込み片20bを、地上給水栓Bの上端に設けた第2クラッチ受止め片20aへ嵌合することにより、第2クラッチ20(第2クラッチ差込み片20bと、地上給水栓Bの受止め片20aとで第2クラッチ20となる)が働き、第2弁棒10と第3弁棒27とが繋がる。即ち、第3弁棒27の動きが、第2弁棒10に伝達される。
【0020】
尚、第2クラッチ受止め片20aと、第2クラッチ差込み片20bとでなる第2クラッチ20の構成の詳細は、
図6−1と
図6−2等を活用する(第1クラッチ7と同じ構成である)。また、第2クラッチ20の働きは、第1クラッチ7に準ずる。
【0021】
図1と
図4等において、中間給水栓Cは、後述するように、二分割構造であって、短管21aと短管21bとの組み合わせである。短管21aと短管21bとは、第3継手手段(フランジ30と止め具12)で分離、又は繋ぎ(一体化)可能である。この短管21a、及び短管21bで第3給水管21を構成する。そして、この第3給水管21の短管21aには、弁開閉操作部23(第1弁棒6、第2弁棒10を上下動する操作部)を横設する。この弁開閉操作部23は、短管21aに横設するケース24と、このケース24を貫設し、短管21aに到る操作軸24aと、この操作軸24aに設けた第1歯車25(第1歯車25は、短管21aに内設してある)と、この第1歯車25に噛合する、短管21a内に設けた第2歯車26と、この第2歯車26が設けられた第3弁棒27と(第3弁棒27は、短管21aに鉛直方向に軸支されている。また、上端に第3クラッチ「他のクラッチと同じ」を設けることも有り得る)、が設けられている。尚、第2クラッチ20は、
短管21aと地上給水栓B(第2給水管16)との接続部に内設されている。尚、短管21aと短管21bとは、第3継手手段(フランジ30と止め具12)により、分離、又は、繋ぎ可能である。図中31は短管21bに横設した第2副弁である。
【0022】
図1と
図5等において、先部給水栓Dは、第2給水管16の先端管部34であって、中間配水栓Cとの間に設けた第4継手手段(フランジ35と止め具12とでなる第4継手手段)で、空中に向って延設される。そして、第4継手手段に設けた鞘管部36とスプリング等のチャッキング部37とを介して、回転自在、かつ抜け防止を図る構造であり、給水車(図示せず)には、先端管部34の開口3400(給水口)より給水する。図中38はハンドルであり、先端管部34(先部給水栓D)を回転する役割である。
【0023】
続いて、給水に関して説明すると、弁開閉操作部23を操作することで、第1歯車25と第2歯車26とが回転する。この回転により、第1弁棒6と第2弁棒10、及び第3弁棒27が、それぞれ回転する。第1弁棒6の回転で、地下給水栓Aの弁取付ベースが上昇し、かつ玉形弁5と、地上配水栓Bの第2副弁31が、開放されるとともに、地下給水栓Aの取入れ口1から取入れ管100に到った水は、開放されたボール弁3、及び第1弁箱2から、開放された玉形弁5、及び第2弁箱4を通過し、地上給水栓Bの第2給水管16を経由し、中間給水栓Cの第3給水管21に到る。その後、先部給水栓Dの先端管部34から、この先端管部34の開口3400より給水される。また、この給水を停止する場合は、前述の逆操作である。
【0024】
また、修理の一例に関して説明する。一例として、各パーツを解体し、修理する例とする。先ず、先端管部34を、鞘管部36より引き抜く。先端管部34、鞘管部36とかチャッキング部37等の修理(交換)ができる。先部給水栓Dの場合には、当然に、この、先部給水栓Dを取外すのみで可能であり、後述の説明で理解できると考えられる。先ず、第4継手手段(止め具12が、例えば、ボルト、ナットとすると、このボルト、ナットを、フランジ35より取り外し、併せて、フランジ35を切り離すと、先部給水栓Dの取り外しができる。以下、同じ)を解体する。これにより、少なくとも、中間給水栓C(第3給水管21「短管21b」)の上端が解放される。続いて、第3継手手段を解体する。これにより、少なくとも、中間給水栓C(第3給水管21の中間、又は短管21aの上端)が解放される。従って、第3弁棒27が解放されるとともに、弁開閉操作部23の解体も可能である。また、第3弁棒27、及び/又は、第2クラッチ20の解体ができる。即ち、中間給水栓Cの下端にある第2クラッチ差込み片20bより、地上給水栓Bにある第2クラッチ受止め片20aの引抜きができる。このようにして、また、第2継手手段を解体し、短管21aを取外すと、この中間給水栓C(第3給水管21)全体は取外しが終わる。よって、地上給水栓Bの第2給水管16の上端が解放される。第2弁棒10の引抜きができるとともに、第1クラッチ7の解体、即ち、地下給水栓Aの上端にある第1クラッチ受止め片7aより、地上給水栓Bにある第1クラッチ差込み片7bの引抜きができる。また、地上給水栓Bに配備した部品、例えば、補助弁18の修理とか交換もできる(他の修理も同じ)。第1クラッチ7の解体により、地下給水栓Aの少なくとも、地下給水栓Aの上面と、第1給水管4aの内部は開放される。よって、第1給水管4aは開放される。また、地下給水栓Aは、地中である。また、埋設された第1弁箱2・第2弁箱4等とか、取入れ管100等の修理は、同様に掘り起こしが必要である。この状態での第1弁棒6の引抜きは可能であり、かつ第1給水管4aの修理も可能である。そして、符号なしの複数のフランジの解体で、例えば、第1弁箱2とか、ボール弁3、取入れ管100の修理とかが可能となる。
【0025】
以上で説明した各実施例とか、それぞれの構成、効果等は、好ましい、一例を示したものであり、同様な構成とか、効果、又は特徴を有する各実施例とか方法等は、本発明の範疇である。
【符号の説明】
【0026】
A 地下給水栓
B 地上給水栓
C 中間給水栓
D 先部給水栓
1 取入れ口
100 取入れ管
2 第1弁箱
3 ボール弁
4 第2弁箱
4a 第1給水管
5 玉形弁
6 第1弁棒
7 第1クラッチ
7a 第1クラッチ受止め片
7b 第1クラッチ差込み片
7c 振れ止め
8 第1操作杆
9 不凍水抜栓
10 第2弁棒
11 フランジ
12 止め具
15 フランジ
16 第2給水管
18 補助弁
19 取入れ管
20 第2クラッチ
20a 第2クラッチ受止め片
20b 第2クラッチ差込み片
20c 振れ止め
21 第3給水管
21a 短管
21b 短管
23 弁開閉操作部
24 ケース
24a 操作軸
25 第1歯車
26 第2歯車
27 第3弁棒
30 フランジ
31 第2副弁
34 先端管部
3400 開口
35 フランジ
36 鞘管部
37 チャッキング部
38 ハンドル