(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、実施形態について、添付の図面を参照しながら詳しく説明する。
【0012】
図1は、本発明の一実施形態における、ネットワーク環境の例を示した図である。
図1のネットワーク環境は、複数の電子機器110、120、130、140、複数のサーバ150、160、およびネットワーク170を含む例を示している。このような
図1は、発明の説明のための一例に過ぎず、電子機器の数やサーバの数が
図1のように限定されることはない。
【0013】
複数の電子機器110、120、130、140は、コンピュータ装置によって実現される固定端末や移動端末であってよい。複数の電子機器110、120、130、140の例としては、スマートフォン、携帯電話、ナビゲーション、コンピュータ、ノート型パンコン、デジタル放送用端末、PDA(Personal Digital Assistant)、PMP(Portable Multimedia Player)、タブレットPCなどがある。一例として、電子機器1(110)は、無線または有線通信方式を利用し、ネットワーク170を介して他の電子機器120、130、140および/またはサーバ150、160と通信してよい。
【0014】
通信方式が限定されることはなく、ネットワーク170が含むことのできる通信網(一例として、移動通信網、有線インターネット、無線インターネット、放送網)を活用する通信方式だけではなく、機器間の近距離無線通信が含まれてもよい。例えば、ネットワーク170は、PAN(personal area network)、LAN(local area network)、CAN(campus area network)、MAN(metropolitan area network)、WAN(wide area network)、BBN(broadband network)、インターネットなどのネットワークのうちの1つ以上の任意のネットワークを含んでもよい。さらに、ネットワーク170は、バスネットワーク、スターネットワーク、リングネットワーク、メッシュネットワーク、スター−バスネットワーク、ツリーまたは階層的(hierarchical)ネットワークなどを含むネットワークトポロジのうちの任意の1つ以上を含んでもよいが、これに限定されることはない。
【0015】
サーバ150、160それぞれは、複数の電子機器110、120、130、140とネットワーク170を介して通信して命令、コード、ファイル、コンテンツ、サービスなどを提供する1つ以上のコンピュータ装置によって実現されてよい。
【0016】
一例として、サーバ160は、ネットワーク170を介して接続した電子機器1(110)にアプリケーションのインストールのためのファイルを提供してよい。この場合、電子機器1(110)は、サーバ160から提供されたファイルを利用してアプリケーションをインストールしてよい。また、電子機器1(110)が含むオペレーティングシステム(Operating System:OS)および少なくとも1つのプログラム(一例として、ブラウザやインストールされたアプリケーション)の制御にしたがってサーバ150に接続し、サーバ150が提供するサービスやコンテンツの提供を受けてよい。例えば、電子機器1(110)が、アプリケーションの制御にしたがってネットワーク170を介してサービス要求メッセージをサーバ150に送信すると、サーバ150は、サービス要求メッセージに対応するコードを電子機器1(110)に送信してよく、電子機器1(110)は、アプリケーションの制御にしたがってコードに基づいた画面を構成して表示することにより、ユーザにコンテンツを提供してよい。他の例として、サーバ150は、メッセージングサービスのための通信セッションを設定し、設定された通信セッションを通じて複数の電子機器110、120、130、140間のメッセージ送受信をルーティングしてもよい。
【0017】
図2は、本発明の一実施形態における、電子機器およびサーバの内部構成を説明するためのブロック図である。
図2では、1つの電子機器に対する例として電子機器1(110)の内部構成を、1つのサーバに対する例としてサーバ150の内部構成を説明する。他の電子機器120、130、140やサーバ160も、同一または類似の内部構成を備えてもよい。
【0018】
電子機器1(110)とサーバ150は、メモリ211、221、プロセッサ212、222、通信モジュール213、223、および入力/出力インタフェース214、224を含んでよい。メモリ211、221は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体であって、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)、およびディスクドライブのような永久大容量記憶装置(permanent mass storage device)を含んでよい。また、メモリ211、221には、オペレーティングシステムと少なくとも1つのプログラムコード(一例として、電子機器1(110)にインストールされ駆動するブラウザや上述したアプリケーションなどのためのコード)が格納されてよい。このようなソフトウェア構成要素は、ドライブメカニズム(drive mechanism)を利用してメモリ211、221とは別のコンピュータで読み取り可能な記録媒体からロードされてもよい。このような別のコンピュータで読み取り可能な記録媒体は、フロッピー(登録商標)ドライブ、ディスク、テープ、DVD/CD−ROMドライブ、メモリカードなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体を含んでよい。他の実施形態において、ソフトウェア構成要素は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体ではない通信モジュール213、223を利用してメモリ211、221にロードされてもよい。例えば、少なくとも1つのプログラムは、開発者またはアプリケーションのインストールファイルを配布するファイル配布システム(一例として、上述したサーバ160)がネットワーク170を介して提供するファイルによってインストールされるプログラム(一例として、上述したアプリケーション)に基づいてメモリ211、221にロードされてもよい。
【0019】
プロセッサ212、222は、基本的な算術、ロジック、および入出力演算を実行することにより、コンピュータプログラムの命令を処理するように構成されてよい。命令は、メモリ211、221または通信モジュール213、223によって、プロセッサ212、222に提供されてよい。例えば、プロセッサ212、222は、メモリ211、221のような記録装置に格納されたプログラムコードにしたがって受信される命令を実行するように構成されてよい。
【0020】
通信モジュール213、223は、ネットワーク170を介して電子機器1(110)とサーバ150とが互いに通信するための機能を提供してもよいし、他の電子機器(一例として、電子機器2(120))または他のサーバ(一例として、サーバ160)と通信するための機能を提供してもよい。一例として、電子機器1(110)のプロセッサ212がメモリ211のような記録装置に格納されたプログラムコードにしたがって生成した要求(一例として、コンテンツに対するストリーミングサービス要求)が、通信モジュール213の制御にしたがってネットワーク170を介してサーバ150に伝達されてもよい。これとは逆に、サーバ150のプロセッサ222の制御にしたがって提供される制御信号や命令、コンテンツ、ファイルなどが、通信モジュール223とネットワーク170を経て電子機器1(110)の通信モジュール213を通じて電子機器1(110)に受信されてもよい。例えば、通信モジュール213を通じて受信されたサーバ150の制御信号や命令などはプロセッサ212やメモリ211に伝達されてもよく、コンテンツやファイルなどは電子機器1(110)がさらに含むことのできる格納媒体に格納されてもよい。
【0021】
入力/出力インタフェース214、224は、入力/出力装置215とのインタフェースのための手段であってよい。例えば、入力装置は、キーボードまたはマウスなどの装置を、また、出力装置は、アプリケーションの通信セッションを表示するためのディスプレイのような装置を含んでよい。他の例として、入力/出力インタフェース214は、タッチスクリーンのように入力と出力のための機能が1つに統合された装置とのインタフェースのための手段であってもよい。より具体的な例として、電子機器1(110)のプロセッサ212は、メモリ211にロードされたコンピュータプログラムの命令を処理するにあたり、サーバ150や電子機器2(120)が提供するデータを利用して構成されるサービス画面やコンテンツが、入力/出力インタフェース214を通じてディスプレイに表示されてもよい。
【0022】
また、他の実施形態において、電子機器1(110)およびサーバ150は、
図2の構成要素よりも多くの構成要素を含んでもよい。しかし、大部分の従来技術的構成要素を明確に図に示す必要はない。例えば、電子機器1(110)は、上述した入力/出力装置215のうちの少なくとも一部を含むように実現されてもよいし、トランシーバ、GPS(Global Positioning System)モジュール、カメラ、各種センサ、データベースなどのような他の構成要素をさらに含んでもよい。
【0023】
図3は、本発明の一実施形態における、サーバのプロセッサが含むことのできる構成要素の例を示した図であり、
図4は、本発明の一実施形態における、サーバが実行することのできるメッセージ拡張機能提供方法の例を示したフローチャートである。
【0024】
図3に示すように、サーバ150のプロセッサ222は、情報管理部310、メッセージ受信制御部320、隠し属性情報決定部330、隠し属性情報付加部340、メッセージ送信制御部350、およびサービス提供制御部360を備えてよい。このようなプロセッサ222およびプロセッサ222の構成要素は、
図4のメッセージ拡張機能提供方法に含まれる段階410〜段階470を実行するようにサーバ150を制御してよい。例えば、プロセッサ222およびプロセッサ222の構成要素は、サーバ150のメモリ221に含まれるオペレーティングシステムのコードと少なくとも1つのプログラムコードによる命令を実行するように実現されてよい。
【0025】
段階410で、プロセッサ222は、メッセージ拡張機能提供方法のためのプログラムファイルに格納されたプログラムコードをメモリ221にロードしてよい。例えば、サーバ150には、プログラムファイルにしたがってプログラムがインストールされてよい。ここで、サーバ150にインストールされたプログラムが実行される場合、プロセッサ222はプログラムコードをメモリ221にロードしてよい。ここで、プロセッサ222が備える情報管理部310、メッセージ受信制御部320、隠し属性情報決定部330、隠し属性情報付加部340、メッセージ送信制御部350、およびサービス提供制御部360それぞれは、メモリ221にロードされたプログラムコードのうち対応するコードによる命令を実行して以後の段階420〜段階470を実行するように実現されてよい。
【0026】
以下では、プロセッサ222の構成要素がサーバ150を制御することは、プロセッサ222がサーバ150の他の構成要素を制御すると理解されてよい。例えば、プロセッサ222は、サーバ150が含む通信モジュール223を制御してサーバ150が電子機器(一例として、電子機器1(110))や他のサーバ(一例として、サーバ160)と通信するようにサーバ150を制御してよい。
【0027】
段階420で、情報管理部310は、複数のキーワードに対し、複数のキーワードそれぞれに対応するように予め設定された複数のコンテンツに関する情報を格納および管理するようにサーバ150を制御してよい。例えば、キーワードとコンテンツに関する情報とが予めマッチングされて、サーバ150が含むことのできるデータベースに格納されて管理されてよい。
【0028】
このような情報管理部310は、実施形態によって選択的にプロセッサ222に備えられてよい。情報管理部310がプロセッサ222に備えられない場合、段階420は省略されてよい。この場合、キーワードに対応するコンテンツは、リアルタイム的なキーワード検索によって設定されてよい。
【0029】
段階430で、メッセージ受信制御部320は、インスタントメッセージングサービスのための通信セッションに接続した第1電子機器からメッセージを受信するようにサーバ150を制御してよい。サーバ150は、基本的に、通信セッションに接続した電子機器間で送受信されるメッセージをルーティングし、メッセージが目的とされている電子機器に伝達されるようにインスタントメッセージングサービスを提供してよい。ここで、段階430は、電子機器の1つである第1電子機器からメッセージを受信する過程であってよい。例えば、第1電子機器は、第1電子機器で駆動されるアプリケーションの制御にしたがい、ユーザからテキストの入力を受けるためのユーザインタフェース(一例として、会話入力ウィンドウ)を提供してよい。第1電子機器のユーザが提供されたユーザインタフェースにテキストを入力すると、第1電子機器は、入力されたテキストが含まれるメッセージを、通信セッションを通じてサーバ150に送信してよい。
【0030】
段階440で、隠し属性情報決定部330は、メッセージが予め設定された文字を含む場合、メッセージがさらに含むキーワードを利用してキーワードに対応するコンテンツをプレイするための隠し属性情報を決定してよい。一例として、隠し属性情報決定部330は、段階420で、設定された複数のキーワードに対応するように予め設定された複数のコンテンツの中からキーワードに対応するコンテンツを見つけ出し、コンテンツに対する隠し属性情報を生成してよい。他の実施形態において、段階420が実行されない場合、隠し属性情報決定部330は、キーワードから検索されるコンテンツに対する隠し属性情報を生成してもよい。
【0031】
予め設定された文字は、多様な文字または文字の組み合わせで構成されてよく、キーワードと予め設定された文字との関係も、実現の仕方に応じて多様に構成されてよい。しかし、以下では、説明の便宜のために、予め設定された文字が「@」であり、予め設定された文字「@」で始まるメッセージにおいて「@」より後の文字列をキーワードと仮定する。例えば、「@あみだくじ−ゲーム」のようなメッセージにおいて、「あみだくじ−ゲーム」は、キーワードに対応すると言える。このとき、隠し属性情報決定部330は、メッセージに予め設定された文字「@」が含まれることにより、「あみだくじ−ゲーム」をキーワードとして確認してもよい。また、確認されたキーワード「あみだくじ−ゲーム」に対応するコンテンツの隠し属性情報を決定してもよい。このような隠し属性情報については、以下でさらに詳しく説明する。
【0032】
段階450で、隠し属性情報付加部340は、決定された隠し属性情報をメッセージに付加してよい。例えば、メッセージは、メッセージの内容である「@あみだくじ−ゲーム」の他にも、隠し属性情報をさらに含むように再構成されてよい。
【0033】
段階460で、メッセージ送信制御部350は、隠し属性情報が付加されたメッセージを、通信セッションを通じて通信セッションに接続した第2電子機器に送信するようにサーバ150を制御してよい。第2電子機器は、メッセージの宛先であってよい。例えば、通信セッションで1つの電子機器が送信する一般的なメッセージは、該当の通信セッションに接続しているすべての電子機器に送信されてもよい。
【0034】
段階470で、サービス提供制御部360は、隠し属性情報が含む参加者と共にコンテンツをプレイするためのサービスを提供するようにサーバ150を制御してよい。このようなサービス提供制御部360は、実施形態によって選択的にプロセッサ222に備えられてよい。サービス提供制御部360がプロセッサ222に備えられない場合、段階470は省略されてよい。この場合、コンテンツは、通信セッションに接続した電子機器でそれぞれプレイされてよい。また、複数の参加者が共にコンテンツをプレイするためのサービスは、コンテンツと関連のある別のサーバ(一例として、ゲームサーバ)を通じて行われることも可能である。
【0035】
以下では、隠し属性情報についてさらに具体的に説明する。
【0036】
図5は、本発明の一実施形態における、隠し属性情報が付加されたメッセージが提供される過程の例を示した図である。
図5は、サーバ150が提供するインスタントメッセージングサービスと関連して設定された通信セッションに第1電子機器510と第2電子機器520が接続して会話を交わす環境の例を示している。
【0037】
ここで、第1電子機器510で点線ボックス511のようにテキスト「@あみだくじ−ゲーム」が入力され、ユーザによって「send」ボタンが押された場合、第1電子機器510は、メッセージ「@あみだくじ−ゲーム」530をサーバ150に送信してよい。
【0038】
この場合、サーバ150は、メッセージに予め設定された文字「@」が含まれていることを確認してよく、キーワード「あみだくじ−ゲーム」を確認してよい。また、サーバ150は、キーワード「あみだくじ−ゲーム」に対応するコンテンツ「あみだくじゲーム」を確認してよく、コンテンツ「あみだくじゲーム」の隠し属性情報540を決定(または生成)してよい。
【0039】
ここで、サーバ150は、決定された隠し属性情報540をメッセージ「@あみだくじ−ゲーム」530に付加して隠し属性情報が付加されたメッセージ550を生成してよい。サーバ150は、生成された隠し属性情報が付加されたメッセージ550を第2電子機器520に伝達してよい。このとき、隠し属性情報が付加されたメッセージ550は、第1電子機器510にも伝達されてよい。
【0040】
隠し属性情報550を詳しく説明すると、コンテンツのタイプが「ゲーム」であり、識別子は「あみだくじ」であり、参加者がA(第1電子機器510のユーザ)とB(第2電子機器520のユーザ)であり、進行者が参加者Aであることを示す情報を含んでいる。
【0041】
図6は、本発明の一実施形態における、隠し属性情報が付加されたメッセージおよびコンテンツが提供される過程の例を説明するための図である。
図6は、
図5において、第2電子機器520が隠し属性情報が付加されたメッセージ550を受信することによってコンテンツをプレイするためのリンク「
あみだくじゲーム」610を生成してチャットルームに表示した例を示している。また、
図6は、第2電子機器520のユーザがリンク「
あみだくじゲーム」610を選択(タッチスクリーンの画面をタップ(tap))することにより、チャットルーム画面があみだくじゲームプレイ画面620に切り換わって提供された様子を示している。
【0042】
必要に応じて、第2電子機器520は、リンク「
あみだくじゲーム」610の選択によって対応するコンテンツをプレイするために、特定のアプリケーションを駆動してもよい。この場合、あみだくじゲームプレイ画面620は、第2電子機器520でリンク「
あみだくじゲーム」610を選択することによって駆動されたあみだくじゲームアプリケーションを通じて提供される画面であってもよい。
【0043】
また、
図5を参照しながら説明したように、コンテンツの参加者は、参加者がA(第1電子機器510のユーザ)とB(第2電子機器520のユーザ)である。2人のユーザがあみだくじゲームに参加してゲームを行うことができるように、サーバ150は、参加者Aと参加者Bそれぞれにあみだくじゲームのマルチプレイのためのサービスを提供してよい。例えば、隠し属性情報が付加されたメッセージ550は、第1電子機器510にも伝達されてよく、第1電子機器510でもリンク「
あみだくじゲーム」610が表示されてよい。第1電子機器510のユーザがリンク「
あみだくじゲーム」610を選択することにより、第1電子機器510でもあみだくじゲームアプリケーションが駆動されてよい。第1電子機器510と第2電子機器520はそれぞれ、あみだくじゲームアプリケーションの制御にしたがってサーバ150に接続してよく、隠し属性情報540に含まれる参加者に関する情報を利用して第1電子機器510のユーザAと第2電子機器520のユーザBが共にあみだくじゲームを行うことができるようになる。
【0044】
他の実施形態として、あみだくじゲームのマルチプレイのためのサービスは、あみだくじゲームを提供する別のゲームサーバを通じて提供されてもよい。このために、第1電子機器510と第2電子機器520は、隠し属性情報540に含まれる参加者に関する情報をゲームサーバに提供してよく、ゲームサーバは、参加者Aと参加者Bのためのサービスを提供することが可能となる。
【0045】
また、隠し属性情報540は、「進行者」に関する情報をさらに含むことが分かる。「進行者」の役割はコンテンツごとに異なるが、あみだくじゲームのコンテンツにおける進行者の役割は、予め一定の数の線が生成されたあみだに追加の線を生成することであってよい。
図5および
図6の例では、「進行者」である第1電子機器510のユーザAがあみだの線を追加で生成することができるようにサービスが提供されてよい。
【0046】
図5および
図6では、2人のユーザに対してコンテンツがプレイされる例を説明したが、通信セッションに3人以上のユーザが参加している場合には、3人以上のユーザに対してコンテンツがプレイされてもよい。例えば、隠し属性情報が付加されたメッセージ550が通信セッションに参加したすべてのユーザに伝達されてよく、隠し属性情報が付加されたメッセージ550を利用することにより、ユーザは選択的に提供されたコンテンツにアクセスすることが可能となる。このとき、コンテンツは、コンテンツの特性に応じ、あみだくじゲームのようにアクセスしたユーザに共に提供されてもよいし、ユーザごとに個別に提供されてもよい。
【0047】
図7および
図8は、本発明の一実施形態における、ユーザごとに個別に提供されるコンテンツのプレイ過程の例を示した図である。
【0048】
図7は、第3電子機器710と第4電子機器720とが接続した通信セッションにおいて、第3電子機器710がメッセージ「@ドリンクA−広告」730をサーバ150に送信した例を示している。ここで、サーバ150は、メッセージ「@ドリンクA−広告」730において予め設定された文字「@」が確認されることによってキーワード「ドリンクA−広告」を抽出してよく、キーワード「ドリンクA−広告」に対応するコンテンツの隠し属性情報740を決定(または生成)してよい。また、サーバ150は、決定(または生成)された隠し属性情報740をメッセージ「@ドリンクA−広告」730に付加して隠し属性情報が付加されたメッセージ750を生成してよい。サーバ150は、生成された隠し属性情報が付加されたメッセージ750を、通信セッションに接続した第3電子機器710と第4電子機器720に送信してよい。
【0049】
図8は、第4電子機器720のチャットウィンドウ画面にリンク「
ドリンクA広告映像」810が表示された例を示しており、リンク「
ドリンクA広告映像」810に対するユーザの選択によって「ドリンクAの広告動画」820が別のアプリケーション(一例として、動画再生アプリケーション)を通じて再生される例を示している。このような動画は、リンク「
ドリンクA広告映像」810を選択したユーザに個別に提供されてよい。
【0050】
図7の隠し属性情報740において、「タイプ」は、コンテンツの種類が広告であることを示してよく、「識別子」は、コンテンツの識別子を意味してよい。ディスプレイタイプは、コンテンツが再生されるタイプであって、URL、イメージ、テキスト、動画、オーディオなどのように多様な再生タイプのうちの少なくとも1つを含んでよい。
図7の隠し属性情報740では、コンテンツの再生タイプが動画タイプであることを示している。例えば、
図8において、「ドリンクAの広告動画」820は、動画タイプの広告である隠し属性情報740に基づいて第4電子機器720に提供されてよい。第4電子機器720は、コンテンツソースを通じてコンテンツにアクセスしてよく、メディアソースにしたがって選択されたアプリケーションをストリーミング方式によってコンテンツの提供を受けてよい。
【0051】
図9および
図10は、本発明の一実施形態における、隠し属性情報を利用したコンテンツの提供過程の他の例を示した図である。
【0052】
図9は、第5電子機器910と第6電子機器720が接続した通信セッションにおいて、第5電子機器910がメッセージ「@さいころ−ゲーム」930をサーバ150に送信した例を示している。ここで、サーバ150は、メッセージ「@さいころ−ゲーム」930において予め設定された文字「@」が確認されることによってキーワード「さいころ−ゲーム」を抽出してよく、キーワード「さいころ−ゲーム」に対応するコンテンツの隠し属性情報940を決定(または生成)してよい。また、サーバ150は、決定(または生成)された隠し属性情報940をメッセージ「@さいころ−ゲーム」930に付加して隠し属性情報が付加されたメッセージ950を生成してよい。サーバ150は、生成された隠し属性情報が付加されたメッセージ950を、通信セッションに接続した第5電子機器910と第6電子機器920に送信してよい。
【0053】
図10は、第6電子機器920のチャットウィンドウ画面にリンク「
さいころゲーム」1010が表示された例を示しており、リンク「
さいころゲーム」1010に対するユーザの選択によって「さいころゲーム画面」1020が別のアプリケーション(一例として、さいころゲームアプリケーション)を通じて再生された例を示している。
図9の隠し属性情報940において、結果値範囲は、コンテンツのプレイ結果(一例として、さいころを転がした結果)の範囲を示すものであって、必要に応じて選択的に活用されてもよい。例えば、結果値範囲が「100、90、80、70、60、50」の場合、さいころを転がした値が「100、90、80、70、60、50」のうちの1つの値で表示されてもよい。
【0054】
このように、隠し属性情報は、コンテンツに対するタイプおよび識別子のうちの少なくとも1つを含んでよい。ここで、サーバ150から隠し属性情報が含まれるメッセージを受信した電子機器(
図3および
図4を参照しながら説明した第2電子機器)は、隠し属性情報に基づいてタイプまたは識別子に対応するコンテンツをプレイしてよい。例えば、コンテンツが第2電子機器に格納されている場合、第2電子機器は、タイプや識別子に対応するコンテンツを検索して直ぐにプレイすることもできる。
【0055】
また、隠し属性情報は、前記コンテンツに対するソース情報およびコンテンツを提供するメディアのソース情報のうちの少なくとも1つのソース情報をさらに含んでもよい。この場合、第2電子機器は、少なくとも1つのソース情報を利用してコンテンツをプレイしてよい。例えば、第2電子機器は、コンテンツに対するソース情報を利用してネットワークを介してコンテンツにアクセスしてよい。第2電子機器は、アクセスしたコンテンツをダウンロードしてプレイしてもよいが、特定のメディアを利用してストリーミングのような方式によって提供を受けることも可能である。
【0056】
また、隠し属性情報は、コンテンツに対するディスプレイタイプをさらに含んでもよい。ここで、ディスプレイタイプは、URL、イメージ、動画、およびオーディオのうちの少なくとも1つのタイプを含んでよい。この場合、第2電子機器は、ディスプレイタイプに基づいてコンテンツをプレイしてよい。例えば、同じ製品に対してイメージタイプの広告と動画タイプの広告が存在するとする。ここで、第2電子機器が受信したメッセージの隠し属性情報が、動画タイプをディスプレイタイプとして含んでいれば、第2電子機器は、動画タイプの広告を受信してプレイすることができる。
【0057】
また、隠し属性情報は、コンテンツに参加する参加者に関する情報をさらに含んでもよい。このとき、参加者は、通信セッションの参加者のうちの少なくとも一部を含んでよい。
図3および
図4の実施形態で説明したように、サーバ150は、隠し属性情報が含む参加者と共に前記コンテンツをプレイするためのサービスを提供してよい。また、上述したように、コンテンツと関連する別のサーバが、参加者が共にコンテンツをプレイすることができるようにサービスを提供することも可能である。
【0058】
また、隠し属性情報は、参加者のうちでコンテンツを進行する進行者に関する情報をさらに含んでもよい。進行者は、ゲームの場合には、ゲーム設定などを変更したりゲーム開始条件などを設定したりすることのできる権限を持ってよい。例えば、サーバ150やコンテンツと関連する別のサーバは、進行者の電子機器から受信した進行命令に基づいてサービスを行ってよい。
【0059】
また、隠し属性情報は、コンテンツのプレイによって導出可能な結果値の範囲に関する情報をさらに含んでもよい。この場合、第2電子機器は、このような結果値の範囲に基づいてコンテンツをプレイすることができる。
【0060】
さらに、隠し属性情報は、コンテンツがプレイされるアプリケーションに関する情報をさらに含んでもよい。この場合、第2電子機器は、該当のアプリケーションを駆動し、駆動したアプリケーションを通じてコンテンツをプレイすることができる。
【0061】
この他にも、隠し属性情報は、多様なコンテンツを提供するために、それぞれのコンテンツの提供のために必要な情報を含んでメッセージに付加してもよい。例えば、地図と関連するコンテンツを提供するために、隠し属性情報は、特定の座標(一例として、メッセージを送信した電子機器の位置またはメッセージを受信する電子機器の位置)に関する情報をさらに含んでもよい。
【0062】
上述した
図5および
図10では、コンテンツのプレイのためのリンクが通信セッションでメッセージに対応して表示され、このようなリンクを介して駆動されるアプリケーションを通じてコンテンツがプレイされる実施形態について説明した。しかし、特定のコンテンツは、別のリンクや別のアプリケーションを利用するのではなく、通信セッションを通じて提供されるチャットルームでプレイされることも可能である。例えば、イメージ形態のコンテンツは、チャットルーム上に直ぐに表示されてもよい。言い換えれば、通信セッション上でメッセージに付加された隠し属性情報に基づいてコンテンツがプレイされることも可能である。
【0063】
図11は、本発明の一実施形態における、電子機器のプロセッサが含むことのできる構成要素の例を示した図であり、
図12は、本発明の一実施形態における、電子機器が実行することのできるメッセージ拡張機能提供方法の例を示したフローチャートである。
【0064】
図11に示すように、電子機器1(110)のプロセッサ212は、メッセージ受信制御部1110およびコンテンツプレイ制御部1120を備えてよい。このようなプロセッサ212およびプロセッサ212の構成要素は、
図12のイメージ編集方法に含まれる段階1210〜段階1230を実行するように電子機器1(110)を制御してよい。ここで、プロセッサ212およびプロセッサ212の構成要素は、メモリ211に含まれるオペレーティングシステムのコードと少なくとも1つのプログラムのコード(コンピュータで読み取り可能な命令)を実行するように実現されてよい。
【0065】
段階1210で、プロセッサ212は、メッセージ拡張機能提供方法のためのアプリケーションのファイルに格納されたプログラムコードをメモリ211にロードしてよい。例えば、アプリケーションのプログラムファイルは、ファイル配布サーバからネットワークを介して提供されてよく、電子機器1(110)にアプリケーションをインストールするために利用されてよい。電子機器1(110)にインストールされたアプリケーションが実行される場合、プロセッサ212は、プログラムコードをメモリ211にロードしてよい。
【0066】
ここで、プロセッサ212およびプロセッサ212が備えるメッセージ受信制御部1110およびコンテンツプレイ制御部1120それぞれは、メモリ211にロードされたプログラムコードのうち対応する部分を実行して以後の段階1220および段階1230を実行してよい。このとき、プロセッサ212およびプロセッサ212の構成要素は、メッセージ拡張機能提供方法を実行するにあたり、電子機器1(110)を制御してよい。例えば、プロセッサ212は、電子機器1(110)が含む通信モジュール213を制御して電子機器1(110)がサーバ150や他の電子機器と通信するように電子機器1(110)を制御してよい。他の例として、プロセッサ212は、プログラムコードをメモリ211にロードするにあたり、電子機器1(110)がメモリ211にプログラムコードを格納するように電子機器1(110)を制御してもよい。
【0067】
段階1220で、メッセージ受信制御部1110は、インスタントメッセージングサービスのための通信セッションを通じてインスタントメッセージングサービスを提供するサーバ150からメッセージを受信してよい。インスタントメッセージングサービスを通じたメッセージ送受信については、既に詳しく説明した。
【0068】
段階1230で、コンテンツプレイ制御部1120は、メッセージが隠し属性情報を含む場合、隠し属性情報に基づいて隠し属性情報に対応するコンテンツをプレイしてよい。上述したように、サーバ150は、他の電子機器(一例として、電子機器2(120))から通信セッションを通じてメッセージを受信し、メッセージが予め設定された文字を含む場合、メッセージがさらに含むキーワードに対応するコンテンツをプレイするための隠し属性情報を決定し、隠し属性情報をメッセージに付加して電子機器1(110)に送信してよい。
【0069】
隠し属性情報、隠し属性情報を含むメッセージ、および隠し属性情報を含むメッセージに基づいてコンテンツをプレイする電子機器(
図3および
図4の実施形態に係る第2電子機器)については既に詳しく説明したため、繰り返しの説明は省略する。
【0070】
さらに他の実施形態として、隠し属性情報は、ゲームの進行結果をさらに含んでもよい。隠し属性情報は、コンテンツのプレイ結果に関する情報をさらに含んでもよい。この場合、
図3および
図4の実施形態に係る第2電子機器は、プレイ結果に関する情報を利用して予め設定されたプレイ結果が導出されるようにコンテンツのプレイを制御してよい。例えば、あみだくじゲームの場合、サーバ150は、あみだくじゲームの結果が含まれる隠し属性情報をメッセージに付加して参加者の電子機器に送信してよい。この場合、参加者の電子機器には、あみだくじゲームの進行過程および進行結果がプレイされてよい。
【0071】
図13は、本発明の一実施形態における、ゲーム進行結果が含まれる隠し属性情報を活用する例を示した図である。
図13は、ユーザ1310、電子機器A1320、サーバ1330、および他の電子機器1340を示しており、電子機器A1320とは異なる電子機器が1つの通信セッション(一例として、1つのチャットルーム)に接続している状況の例を示している。
【0072】
1.メッセージ入力過程は、ユーザ1310が電子機器A1320を利用してメッセージを入力する過程であってよい。例えば、電子機器A1320は、メッセンジャアプリケーションの制御にしたがってチャットルームに接続してメッセージ入力インタフェースをユーザ1310に提供してよい。このとき、ユーザ1310は、提供されたメッセージ入力インタフェースを利用してメッセージ(一例として、@game ladder)を入力してよい。
【0073】
2.メッセージ送信過程は、電子機器A1320が入力されたメッセージをサーバ1330に送信する過程であってよい。例えば、ユーザ1310が入力したテキスト「@game ladder」を含むデータがネットワークを介してサーバ1330に送信されてよい。
【0074】
3.隠し属性情報付加過程は、サーバ1330が受信したメッセージに隠し属性情報を付加する過程であってよい。例えば、サーバ1330は、受信したメッセージが含むテキスト「@game ladder」から予め設定された文字「@」を認識することによって「game ladder」をキーワードとして認識してよく、認識されたキーワードに対応するコンテンツをプレイするための隠し属性情報を決定してメッセージに付加してよい。
【0075】
4.隠し属性メッセージ伝達過程は、サーバ1330が隠し属性情報が付加されたメッセージを対象の電子機器(電子機器A1320および他の電子機器1340)に伝達する例を示している。例えば、メッセージの対象は、隠し属性情報例示1350に示されるメンバー(member)A、メンバーB、およびメンバーCであってよい。
【0076】
ここで、
図13に示された隠し属性情報例示1350を詳しく説明すると、隠し属性情報は、コンテンツの種類がゲーム(game)であり、コンテンツ名があみだくじゲーム(ladder)であることを示している。また、隠し属性情報は、ゲームのメンバーA、B、Cを対象としてゲームが行われることを示している。最後に、隠し属性情報は、あみだくじゲームの結果(results)として、爆弾A(bomb A)がメンバーB(member B)に、爆弾B(bomb B)がメンバーC(member C)にそれぞれ割り当てられることを示している。
【0077】
5.メッセージ分析およびコンテンツプレイ過程は、メッセージを受信した電子機器が受信したメッセージを分析し、隠し属性情報に基づいてコンテンツをプレイする過程であってよい。例えば、メッセージ分析は、電子機器A1320が、電子機器A1320にインストールされたメッセンジャアプリケーションによってメッセージ分析を要求することにより、メッセンジャアプリケーションの制御にしたがって行われてよい。メッセンジャアプリケーションは、分析されたメッセージの隠し属性情報を利用してあみだくじゲームを行ってよい。言い換えれば、メッセージを受信した電子機器それぞれは、あみだくじゲームが行われ、隠し属性情報が含むゲーム結果が表示される過程をプレイしてよい。
【0078】
また、最初のメッセージが含むキーワードは、コンテンツの種類とコンテンツの識別子の他にも、付加的な情報をさらに含んで拡張されてもよい。例えば、キーワードは、付加的な情報として、コンテンツに参加する対象(上述したメンバー(member))を指定するための情報、コンテンツのプレイ結果に関する情報(一例として、上述した爆弾(bomb)の個数)をさらに含んでもよい。この場合、隠し属性情報は、付加的な情報をさらに利用して決定されてもよい。
【0079】
さらに他の実施形態として、ユーザが予め設定された文字とキーワードを入力した場合、キーワードと関連する具体的な事項がユーザに勧められてもよい。例えば、メッセージに含まれるキーワードは、初期キーワードおよび追加キーワードを含んでもよい。この場合、
図3および
図4の実施形態に係る第1電子機器は、第1電子機器のユーザによって予め設定された文字および初期キーワードが入力された場合、初期キーワードに対応する追加情報リストを第1電子機器のユーザに提供してもよい。このとき、第1電子機器は、追加情報リストからユーザによって選択された追加情報に対応する追加キーワードをキーワードに追加してもよい。
【0080】
例えば、ユーザが電子機器(上述した第1電子機器)を利用してテキスト「@game」を入力した場合、電子機器は、メッセンジャアプリケーションの制御にしたがってゲームリストをユーザに提供してよい。ユーザがゲームリストからあみだくじゲームを選択した場合、メッセージは、自動的に「@game ladder」のように選択されたゲームに関する識別子情報をさらに含んでサーバに送信されてよい。言い換えれば、メッセンジャアプリケーションを通じてキーワード文章を完成させるためのサポート機能がユーザに提供されてよい。
【0081】
図14は、本発明の一実施形態における、追加キーワードを勧めるための機能を説明するための図である。
図14は、電子機器1410の画面を示している。
図14の左側画面において、第1点線ボックス1420は、ユーザがテキスト「@ゲーム」を入力した場合を示している。このとき、電子機器1410は、電子機器1410にインストールされたメッセンジャアプリケーションの制御にしたがい、入力されたテキスト「@ゲーム」と関連する具体的な事項として、ゲームリスト1430を画面に表示してユーザに提供してよい。ユーザがゲームリスト1430からゲーム6(1440)を選択したと仮定すると、電子機器1410の画面は右側画面のように変更されてよい。
図14の右側画面において、第2点線ボックス1450は、ユーザがゲーム6(1440)を選択することにより、テキストが「@ゲーム」から「@ゲーム ゲーム6」に自動的に変更された例を示している。
【0082】
ユーザが「@ad(広告)」のように広告コンテンツを選択しようとする場合には、広告の種類や特定の広告を選択することができるように広告リストがユーザに提供されてよい。
【0083】
また、上述した付加的な情報の入力のためのサポート機能が提供されることも可能である。例えば、
図14において、ユーザがゲーム6(1440)を選択した後には、自動的にゲーム6(1440)と関連してキーワードとして入力することのできる付加的な情報の入力をサポートするためのインタフェースがユーザに提供されてもよい。具体的な例として、ゲーム6(1440)がさいころゲームであるとすると、電子機器1410は、ゲーム対象を設定するためのユーザインタフェースをユーザに提供してよい。ユーザが提供されたユーザインタフェースを利用して設定した内容は、キーワードとしてメッセージに含まれてサーバに送信されてよい。
【0084】
また、追加的に、ゲームリストの各ゲームに対するヘルプや案内を表示するための機能がさらに提供されてもよい。
【0085】
このように、本発明の実施形態によると、インスタントメッセージングサービスを通じて送信されるメッセージのキーワードに基づいてメッセージに隠し属性情報を付加して受信側に伝達することにより、受信側で隠し属性情報を利用して多様なコンテンツを多様な方式によってプレイすることができる。
【0086】
上述した装置は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、またはハードウェア構成要素とソフトウェア構成要素との組み合わせによって実現されてよい。例えば、実施形態で説明された装置および構成要素は、プロセッサ、コントローラ、ALU(arithmetic logic unit)、デジタル信号プロセッサ、マイクロコンピュータ、FPGA(field programmable gate array)、PLU(programmable logic unit)、マイクロプロセッサ、または命令を実行して応答することができる様々な装置のように、1つ以上の汎用コンピュータまたは特殊目的コンピュータを利用して実現されてよい。処理装置は、オペレーティングシステム(OS)および前記OS上で実行される1つ以上のソフトウェアアプリケーションを実行してよい。また、処理装置は、ソフトウェアの実行に応答し、データにアクセスし、データを格納、操作、処理、および生成してよい。理解の便宜のために、1つの処理装置が使用されるとして説明される場合もあるが、当業者は、処理装置が複数個の処理要素(processing element)および/または複数種類の処理要素を含んでもよいことが理解できるであろう。例えば、処理装置は、複数個のプロセッサまたは1つのプロセッサおよび1つのコントローラを含んでもよい。また、並列プロセッサ(parallel processor)のような、他の処理構成(processing configuration)も可能である。
【0087】
ソフトウェアは、コンピュータプログラム、コード、命令、またはこれらのうちの1つ以上の組み合わせを含んでもよく、思うままに動作するように処理装置を構成したり、独立的または集合的に(collectively)処理装置に命令したりしてよい。ソフトウェアおよび/またはデータは、処理装置に基づいて解釈されたり、処理装置に命令またはデータを提供したりするために、いかなる種類の機械、コンポーネント、物理装置、仮想装置(virtual equipment)、コンピュータ格納媒体または装置、または伝送される信号波(signal wave)に永久的または一時的に具現化(embody)されてもよい。ソフトウェアは、ネットワークによって接続されたコンピュータシステム上に分散され、分散された方法によって格納されても実行されてもよい。ソフトウェアおよびデータは、1つ以上のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されてもよい。
【0088】
実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段によって実行可能なプログラム命令の形態で実現されてコンピュータで読み取り可能な媒体に記録されてもよい。前記コンピュータで読み取り可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独でまたは組み合わせて含んでもよい。前記媒体に記録されるプログラム命令は、実施形態のために特別に設計されて構成されたものであってもよいし、コンピュータソフトウェア当業者に公知な使用可能なものであってもよい。コンピュータで読み取り可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、および磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光媒体、フロプティカルディスク(floptical disk)のような光磁気媒体、およびROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を格納して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。プログラム命令の例は、コンパイラによって生成されるもののような機械語コードだけではなく、インタプリタなどを使用してコンピュータによって実行される高級言語コードを含む。上述したハードウェア装置は、実施形態の動作を実行するために1つ以上のソフトウェアモジュールとして動作するように構成されてもよく、その逆も同じである。
【0089】
以上のように、実施形態を、限定された実施形態と図面に基づいて説明したが、当業者であれば、上述した記載から多様な修正および変形が可能である。例えば、説明された技術が、説明された方法とは異なる順序で実行されたり、かつ/あるいは、説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が、説明された方法とは異なる形態で結合されたりまたは組み合わされたり、他の構成要素または均等物によって対置されたり置換されたとしても、適切な結果を達成することができる。
【0090】
したがって、異なる実施形態であっても、特許請求の範囲と均等なものであれば、添付される特許請求の範囲に属する。