技術分野
乳酸菌などの微生物菌体を含有する飲料及びその製造方法
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
乳酸菌などの微生物菌体を飲料によって摂取しようとする場合、最終製品形態の幅を広げるために微生物菌体粉末を飲料に含有することが好ましく、また、菌体内部に存在する生理活性物質を摂取しようとする場合には、微生物菌体を破壊した破壊処理菌体粉末を飲料に含有することが好ましい。ところが、この場合、保存中に微生物菌体粉末が飲料中で沈み、特に、破壊処理菌体粉末の場合には菌体粉末同士、または、菌体粉末が容器底面に付着し、固い沈殿物が形成されるため、生理活性物質を摂取しづらく、飲料の見た目にも悪いという課題を見出した。特に、飲料容器を振って飲用できない炭酸飲料では、容器底面の沈殿物を分散させにくいという問題が発生する。また、製造時において、微生物菌体粉末(特に破壊処理菌体粉末)が凝集して、微生物菌体を容器に均一に充填できないという課題を見出した。
そこで、本発明の目的は、乳酸菌などの微生物菌体を含有する飲料において、製造時及び保存中に発生する該微生物菌体の沈澱物や凝集物の分散性を向上させる有効な手段を提供することにある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明者らは課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、飲料に、乳酸菌などの微生物菌体粉末とともに、ポリグリセリン脂肪酸エステルを単独で、またはポリグリセリン脂肪酸エステルと有機酸モノグリセリドを併用して配合することにより、乳酸菌などの微生物菌体を含有する飲料における製造時及び保存中に発生する微生物菌体の沈澱物や凝集物の分散性を顕著に向上させることができることを見出し、本発明を完成させるに至っ・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、健康の維持増進のための機能成分として有用な乳酸菌などの微生物菌体を含有し、かつ製造時の安定性及び保存安定性に優れた飲料が提供される。本発明の飲料は、保存中に発生する微生物菌体の沈殿物または凝集物の分散性が良く、沈殿物または凝集物が容器底に固着しない。よって、本発明によれば、飲用前に容器を強く振って、沈殿物を分散させることができない炭酸飲料においても、乳酸菌などの微生物菌体を飲料に配合することが可能となる。また、本発明によれば、製造時における微生物菌体の分散性を向上させることができるので、飲料に微生物菌体を均一に充填させることが可能となる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 図1は、沈殿の評価基準を示す容器の底面および全体の外観の写真である。
【図2】 図2は、実施例22〜25、及び比較例6の飲料サンプルの保存試験後の容器の底面および全体の外観の写真である。
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