特許第6961352号(P6961352)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6961352
(24)【登録日】2021年10月15日
(45)【発行日】2021年11月5日
(54)【発明の名称】郵便受け
(51)【国際特許分類】
   A47G 29/12 20060101AFI20211025BHJP
【FI】
   A47G29/12 Z
【請求項の数】1
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2017-23045(P2017-23045)
(22)【出願日】2017年2月10日
(65)【公開番号】特開2018-126426(P2018-126426A)
(43)【公開日】2018年8月16日
【審査請求日】2019年8月23日
(73)【特許権者】
【識別番号】000175560
【氏名又は名称】三協立山株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001737
【氏名又は名称】特許業務法人スズエ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】山田 航之介
(72)【発明者】
【氏名】奥野 裕明
【審査官】 新井 浩士
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2006/0022028(US,A1)
【文献】 特開2013−042846(JP,A)
【文献】 特開2016−112083(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2011/0210166(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2017/0007059(US,A1)
【文献】 米国特許第07527190(US,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47G 29/12
B65D 85/18
B65G 1/00
D06F 58/10
A47L 19/00
B65F 1/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
郵便物を内部に収容する本体と、本体の内部の底面に載置する中敷きを備え、
中敷きは、投函口から奥側に向けて配置した複数の中敷きユニットからなり、
各中敷きユニットは、投函方向に平行で郵便物が載置される複数の突条を有し、突条間に投函方向と平行に延び且つ投函方向の略中央を頂点とする傾斜溝を有することを特徴とする郵便受け。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、郵便受けに関する。
【背景技術】
【0002】
図12に示すように、内部に中敷き80を敷いた郵便受け81が公知である。この種の郵便受け81では、郵便物の取出口83から中敷き80を内部に挿入して底面に配置している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、取出口83の開口に制限があるため、中敷き80を入れ難く且つ中敷き80の寸法にも制限があった。この為、従来の中敷き80は郵便受け81の内壁85との間にクリアランスSが生じていた。クリアランスSをクッション材等で埋めるとコストがかかり、そのままだと、クリアランスSに郵便物が挟まる虞があった。一方、中敷き80をやわらかいものにすると経年劣化して反り返る虞がある。
これに対して、開口が小さくても入れ易く、郵便受けの内壁との間にクリアランスの少ない中敷きが求められていた。
【0004】
そこで、本発明は、開口が小さくても入れ易く且つ郵便受けの内壁との間にクリアランスの少ない中敷きを備える郵便受けの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に記載の発明は、郵便物を内部に収容する本体と、本体の内部の底面に載置する中敷きを備え、中敷きは、投函口から奥側に向けて配置した複数の中敷きユニットからなり、各中敷きユニットは、投函方向に平行で郵便物が載置される複数の突条を有し、突条間に投函方向と平行に延び且つ投函方向の略中央を頂点とする傾斜溝を有することを特徴とする郵便受けである。
【発明の効果】
【0006】
請求項1に記載の発明によれば、中敷きは複数のユニットで構成しているから、各ユニットを開口から挿入することで、開口が小さくても入れ易い。
突条が投函方向に平行なので、投函された郵便物が引っ掛からないで、中敷きの上に載置できる。
中敷きの寸法を大きくできるので、内壁との間のクリアランスがほとんど生じないようにできるから、中敷きのがたつきを防止できると共にクリアランスを埋めるためのクッション材が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の第1実施の形態にかかる郵便受けの底面に載置した中敷きの図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
図2】発明の第1実施の形態にかかる郵便受けの図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は背面図、(d)は平面図である。
図3】奥側中敷きユニットの図であり、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図、(d)は背面図、(e)は(a)に示すA−A断面図である。
図4】中間中敷きユニットの図であり、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は背面図、(d)は(a)に示すE−E断面図である。
図5図2に示す郵便受けに郵便物を入れる状態を示す図であり、図2(b)に示すB−B位置で切断した断面図である。
図6図2に示す郵便受けから郵便物を取り出す状態を示す図であり、図2(b)に示すB−B位置で切断した断面図である。
図7】中敷きを敷く工程を示す図である。
図8】第2実施の形態にかかる郵便受けの図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は背面図、(d)は平面図である。
図9】第2実施の形態にかかる郵便受けの図であり、図2(b)に示すB−B位置と同じ位置で切断して示す断面図であり、(a)は投函口を開いた状態を示し、(b)は取出口を開いた状態を示す図である。
図10】本発明の第3実施の形態にかかる郵便受けの図であり、図2(b)に示すB−B位置と同じ位置で切断して示す断面図であり、投函口を開いた状態を示す図である。
図11】第1実施の形態にかかる郵便受けの変形例を示す図であり、図2(b)に示すB−B位置と同じ位置で切断して示す断面図であり、投函口を開いた状態を示す図である。
図12】従来の郵便受けに中敷きを敷く状態を概略的に示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明するが、まず、図1〜7を参照して本発明の第1実施の形態について説明する。
図2図5及び図6に示すように、本実施の形態にかかる郵便受け1は、本体3と、中敷き5とを備えている。
本体3は、前壁7と、左側壁9a、右側壁9bと、底壁(底面)11と、天壁13と、後壁15とでボックス形状を成している。尚、本明細書では、左側及び右側は前壁7を正面として見た場合の左側と右側とする。また、前壁7と、左側壁9a、右側壁9bと、後壁15との各壁の内側を、本明細書では内壁16という。
図5に示すように、前壁7には投函口17が設けてあり、投函口17は内側に開く内扉19で開閉自在に塞いである。また、前壁7には、投函口17を覆う投函口扉21が開閉自在に設けてある。
【0009】
内扉19の回動軸19aには、スプリング25が設けてあり、スプリング25は一端25aが前壁7に係合し、他端25bが内扉19に係合して、内扉19を常時閉じ方向に付勢している。また、回動軸19aの近傍には内扉19の回動を規制するストッパー27が設けてある。ストッパー27は一側部27aに対して他側部27bを所定角度Rに屈曲して形成してあり、一側部27aを前壁7の内側にねじ固定してあり、他側部27は内側に突設して、内扉19の開き角度を角度Rに制限している。尚、角度Rは本実施の形態では、60度である。
図5に示すように、内扉19が開く方向は、右側壁9bに形成してある取出口29とは反対側の左側壁9aを向いている。
投函口扉21の回動軸21aにはスプリング23が設けてあり、スプリング23の一端23aは投函口扉21に固定してあり、他端23bは前壁7に固定した部材24に係止して、投函口扉21を常時閉じ方向に付勢している。
【0010】
本体3の右側壁9bには取出口29が形成してあり、取出口29は取出口扉31で開閉自在に塞いである。取出口扉31には、閉状態にあるときに右側壁9bに係止するダイヤル錠33が設けてある。
また、図2に示すように、取出口扉31には、本体3の内を覗く覗き窓35が設けてある。
本体の底壁11には、水抜き孔36が前後左右に間隔をあけて複数形成されている。底壁(底面)11には中敷き5が載置されている。
【0011】
中敷き5は、図1に示すように、複数の中敷きユニット5a、5b、5cから構成してあり、本実施の形態では、投函口側中敷きユニット5aと、奥側中敷きユニット5bと、中間中敷きユニット5cの合計3つの中敷きユニットで構成している。各中敷きユニット5a、5b、5cはそれぞれ、樹脂製であり、例えばASA(acrylate styrene acrylonitrile)樹脂製である。
投函口側中敷きユニット5aと奥側中敷きユニット5bは、同種のものが用いられている。図3には奥側中敷きユニット5bを示しているが、投函口側中敷きユニット5aも同じ構成である。尚、投函口側中敷きユニット5aは、図3(a)に示す平面図において、180度回転して奥側中敷きユニット5bの左右を入れ替えて配置している。
また、中間中敷きユニット5cは図4に示す中敷きユニットであるが、投函口側中敷きユニットと同一の作用効果を奏する部分には同一の符号を付し、以下の説明では投函口側中敷きユニット5a及び奥側中敷きユニット5bと異なる構成部分について説明する。
【0012】
図1に示すように、各中敷きユニット5a、5b、5cは、投函方向に平行な突条37と、隣り合う突条37間に設けた傾斜溝39とを備えている。
突条37は、左右方向に間隔をあけて複数設けてあり、各中敷きユニット5a、5b、5cでは投函方向Tの一端部41から他端部44の略全体に亘る寸法で形成されている。各突条37は同じ高さHで連続して設けている。
各傾斜溝39は投函方向の略中央を頂点39aとし、投函口側を低くして傾斜した投函口側傾斜部39bと及び奥側を低くして傾斜した奥側傾斜部39cとを有しており、傾斜溝39の左右では突条37が傾斜溝39の側壁となっている。
各中敷きユニット5a、5b、5cでは、対向する内壁16との間にほとんどクリアランスがなく配置されている。更に、図1(b)及び図3(b)に示すように、各中敷きユニット5a、5b、5cの左右の側部42には溝ではないが、頂点39aと、投函口側傾斜部39bと奥側傾斜部39cとが形成されている。
図1に示すように、投函口側中敷きユニット5aでは奥行側端部に、奥側中敷きユニット5bでは投函口側端部に被係合部47が形成されており、中間中敷きユニット5cでは、投函口側端部と奥側端部とに係合部49が形成されている。被係合部47は凹みであり、係合部49は凹みに嵌る突部である。
【0013】
次に、中敷き5を敷く工程について説明する。
図7(a)に示すように、取出口扉31を開いて、取出口29から投函口側中敷きユニット5aを本体3内に挿入し、図7(b)に示すように、投函口側中敷きユニット5aの投函口側端を前壁7に密着するようにして底壁(底面)11に配置する。
次に、図7(b)に示すように、奥側中敷きユニット5bを取出口29から本体3内に挿入して、図7(c)に示すように、奥側端部を後壁15に密着するようにして底壁11に配置する。
最後に、図7(c)に示すように、取出口29から中間中敷きユニット5cを本体3内に挿入し、投函口側中敷きユニット5aと奥側中敷きユニット5bとの間に配置し、投函口側中敷きユニット5aの被係合部47と奥側中敷きユニット5bの被係合部47に対応する係合部49、49を上から係合させて配置する。
これにより、図1に示すように、各中敷きユニット5a、5b、5cが係合した状態の中敷き5が、前壁7と側壁9a、9bと後壁15の各内壁16との間にほとんどクリアランスが生じないように、敷くことができる。
【0014】
次に、第1実施の形態にかかる郵便受け1の使用方法について説明する。
図5に示すように、郵便受け1に郵便物Yを入れるときには、投函口扉21を左側に回動して開いて内扉19を露出し、内扉19を郵便物Yで押し開けるようにして投函口17から本体3内に投函する。
投函された郵便物Yは、中敷き5を滑って奥側に押し込まれ、中敷き5の上に載置される。尚、内扉19は角度R以上開かない。
図6に示すように、投函された郵便物Yの取り出しは、ダイヤル錠33を解錠して、取出口扉31を開き、取出口29から取り出す。
【0015】
次に、第1実施の形態にかかる郵便受け1の作用効果について説明する。
第1実施の形態は、本体と、本体の底面に載置する中敷きを備え、中敷きは、投函口から奥側に向けて配置した複数の中敷きユニットからなり、各中敷きユニットは、投函方向に平行で郵便物が載置される複数の突条を有し、突条間に投函方向の略中央を頂点とする傾斜溝を有し、中敷きユニット上に浸入した雨水は、傾斜溝を介して本体の底面に設けた水抜き孔から排水されるものであり、図1に示すように、中敷き5は複数の中敷きユニット5a、5b、5cで構成しているから、図7に示すように、各中敷きユニット5a、5b、5cを取出口(開口)29から挿入することで、取出口(開口)29が小さくても入れ易い。
図1に示すように、中敷き5の突条37が投函方向Tに平行なので、投函された郵便物Yが引っ掛からないで、中敷き5の上に載置できる。
中敷き5を各中敷きユニット5a、5b、5cに分けているので、中敷き5の寸法を大きくでき、中敷き5の寸法を大きくすることで、内壁16との間のクリアランスがほとんど生じないようにできるから、中敷き5のがたつきを防止できると共にクリアランスを埋めるためのクッション材が不要となる。
各中敷きユニット5a、5b、5cは、複数の突条37、37間に投函方向Tの略中央を頂点とする傾斜溝39を有し、中敷きユニット5a、5b、5c上に浸入した雨水は、傾斜溝39を介して本体の底面11に設けた水抜き孔36から排水され、郵便物は突条37の上面に載置されるから、水に濡れ難い。
傾斜溝39は投函方向の略中央を頂点39aとする山型の傾斜としているので、頂点39aから傾斜端までの距離を短くできると共に傾斜勾配を大きく取れるから早く排水できる。
【0016】
また、第1実施の形態は、本体と、本体の底面に載置する中敷きを備え、中敷きは、投函口から奥側に向けて配置した複数の中敷きユニットからなり、各中敷きユニットは、投函方向に平行で郵便物が載置される複数の突条を有し、投函口側中敷きユニットと奥側中敷きユニットは、同一形状であり、投函口側中敷きユニットと奥側中敷きユニットとの間の中間中敷きユニットに各々係合しているものであり、投函口側中敷きユニット5aと奥側中敷きユニット5bは同一形状としてあるから、取り違いがないので扱い易い。
投函口側中敷きユニット5aと奥側中敷きユニット5bとに被係合部47を設け、中間中敷きユニット5cに係合部49を設けて、隣り合う各中敷きユニット5a、5b、5cを各々係合しているので、大きな郵便物Yで中敷きを擦るようにして取り出した場合でも、隣り合う中敷きユニットが離れて、クリアランスができるのを防止できる。
【0017】
図5に示すように、投函口17を塞ぐ内扉19を覆う投函口扉21を設けているので、内扉19が雨で濡れるのを防止でき、郵便物Yを内扉19に接触させながら投函しても郵便物Yが濡れ難い。
また、投函口17を覆う投函口扉21を設けているので、投函口17や内扉19が風雨に直接曝されないので本体3内に雨が入り難い。
投函口17の内扉19は、ストッパー27で開き角度Rを制限しているので、投函口17から指等を入れて、内部をいたずらされ難い。
内扉19が開く方向は、右側壁9bに形成してある取出口29とは反対の左側壁9aを向いているから、投函した郵便物Yを取出口29の反対側に誘導し、郵便物Yが取出口扉31やダイヤル錠33に当らずに投函できる。
【0018】
以下に本発明の他の実施の形態を説明するが、以下に説明する実施の形態において、上述した第1実施の形態と同一の作用効果を奏する部分には同一の符号を付することによりその部分の詳細な説明を省略し、以下の説明では第1実施の形態と主に異なる点を説明する。
図8及び図9に本発明の第2実施の形態にかかる郵便受け1を示す。この第2実施の形態では、取出口29及び取出口扉31が後壁15に設けてある。
この第2実施の形態では、底面に中敷き5を敷くときには、取出口扉31を開いて、取出口29から、投函口側中敷きユニット5a、中間中敷きユニット5c、奥側中敷きユニット5bをこの順序で本体3内に挿入して、底壁(底面)11の上に敷く。
その他の構成は、第1実施の形態と同様である。
この第2実施の形態によれば、上述した第1実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
【0019】
図10に、第3実施の形態にかかる郵便受け1を示す。この第3実施の形態では、取出口29及び取出口扉31を本体3の左側壁9aに設けたことが第1実施の形態と異なっている。即ち、第3実施の形態は第1実施の形態に対して、左右勝手が異なる場合を示している。
この第3実施の形態によれば、第1実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
【0020】
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、図11に示すように、第1実施の形態において内扉19の回動軸19aの近傍に設けたストッパー27を外して、内扉19の開き角度Rを約90度にしても良い。尚、第1実施の形態に限らず、第2及び第3実施の形態においても、ストッパー27を外して内扉19の開き角度Rを大きくしても良い。
投函口側中敷きユニット5a及び奥側中敷きユニット5bに設けた被係合部47を突起とし、中間中敷きユニット5cに設けた係合部49を凹みとしても良いし、被係合部47と係合部49とは互いに係合するものであればそれらの形状は限定されない。
左右の側部42には頂点39aと、投函口側傾斜部39bと、奥側傾斜部39cとはなくても良い。
中敷き5を構成する中敷きユニット5a、5b、5cの形状は全て異なる形状にしても良いし、全て同じ形状にしても良いし、複数の中敷きユニットの内のいくつかのみを同じ形状にしても良い。
中敷き5は3つの中敷きユニット5a、5b、5cで構成することに限らず、2つのユニットや、4つの中敷きユニットにしても良く、中敷きユニットの数は制限されない。
各中敷きユニット5a、5b、5cに傾斜溝39を設けないで、突条37のみを設けるものであっても良い。
中敷きユニット5a、5b、5cの形状は、全て同じ形状にしても良い。
発明では、傾斜溝39は、投函方向の中央に頂点39aを設けて傾斜することに限らず、投函口側のみを低くしたり、奥側のみを低くして一方向にのみ傾斜するものであっても良い。
【符号の説明】
【0021】
1 郵便受け
3 本体
5 中敷き
5a 投函口側中敷きユニット
5b 奥側中敷きユニット
5c 中間中敷きユニット
11 底壁(底面)
37 突条
T 投函方向
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12