【実施例】
【0066】
実施例1.2−アセトキシ安息香酸2−(ジエチルアミノ)−エチル塩酸塩の調製
トルエンを溶剤として、N,N−ジメチルホルムアミドを触媒として、反応温度50℃で、アスピリンと塩化チオニルとを、当量比1:1.1で2時間反応させ、当該反応により、o−アセチルサリチル酸クロリドを生成した;次に、ジエチルアミノエタノールとアシル化製品o−アセチルサリチル酸クロリドとを当量比1:1で、反応温度25℃で4時間反応させ、当該反応により、2−アセトキシ安息香酸2−(ジエチルアミノ)−エチルを生成した;メチルtert−ブチルエーテルで水相を抽出し、水相を氷浴し、炭酸水素ナトリウムの添加でpH値を7−8まで調整した後に、抽出剤として酢酸イソプロピルを使用し、水相を抽出し、酢酸イソプロピル相を得た;塩形成過程において酢酸イソプロピルを溶剤とし、注入された塩化水素ガス量を厳密に制御することで、反応液のpHを3.5前後にした。反応を終了し、2−アセトキシ安息香酸2−(ジエチルアミノ)エチル塩酸塩の粗製品原料を得た。
【0067】
加熱還流で、2−アセトキシ安息香酸2−(ジエチルアミノ)エチル塩酸塩の粗製品原料に、連続に無水アセトニトリルを添加し、2−アセトキシ安息香酸2−(ジエチルアミノ)エチル塩酸塩を完全に溶解するまで攪拌・混合した。ただし、2−アセトキシ安息香酸2−(ジエチルアミノ)エチル塩酸塩の粗製品原料と無水アセトニトリルとの最終質量体積比は、1:4であった。25℃までゆっくり冷却し、白色結晶体を析出し、吸引ろ過した後に、固体真空回転乾燥を行った。
【0068】
合成された2−アセトキシ安息香酸2−(ジエチルアミノ)−エチル塩酸塩の結晶体の物理的および化学的特性を表1に示す。
【表1】
【0069】
合成で得られた2−アセトキシ安息香酸2−(ジエチルアミノ)−エチル塩酸塩の結晶体を、核磁気共鳴で表徴し、器械としてBruker AV−500超伝導核磁気共鳴装置を使用し、測定温度300.0Kで、溶剤としてCDCl
3を使用し、得られた特徴データは、以下に示された;結果として、製品の構造は、2−アセトキシ安息香酸2−(ジエチルアミノ)−エチル塩酸塩と一致することを証明した。
【0070】
13C NMR(400 MHz,CDCl
3):δ8.49,20.92,47.17,49.74,58.80,122.03,123.73,126.05,131.15,134.45,150.73,163.52,169.45。
1H NMR(400 MHz,CDCl
3):δ1.42(t,6H,J= 7.5 Hz),2.35(s,3H),3.23(m,4H),3.42(m,2H),4.85(t,2H,J = 5.5 Hz),7.14(d,1H,J = 8.0 Hz),7.34(dd,1H,J = 8.0 Hz),7.61(dd,1H,J = 7.5 Hz),8.00(d,1H,J = 8.0 Hz),12.54(s,1H)。
【0071】
実施例2.2−アセトキシ安息香酸2−(ジエチルアミノ)−エチル塩酸塩水溶液の安定性
実施例1で調製された2−アセトキシ安息香酸2−(ジエチルアミノ)−エチル塩酸塩5gを、滅菌水50mLに溶解し、2−8℃で置き、それぞれに0日目、0.5か月目、1か月目、2か月目と3か月目にサンプリングし、主薬の含有量、特定の不純物(サリチル酸−(2−ジエチルアミノエチル)塩酸塩、アセチルサリチル酸、サリチル酸)および関連物質を個別に検出し、ただし、主薬の含有量と特定の不純物は、高速液体クロマトグラフィー(外部標準法)で検測され、関連物質は、高速液体クロマトグラフィー(補正係数なしの主成分自己対比法)で検測された。高速液体クロマトグラフィーの条件は、
【0072】
カラム:Inertsil ODS−3(250×4.6mm,5μm)又は類似するカラム
流速:1.0ml/min
カラム温度:33℃
波長:276nm、303nm
ローディング量:10μl
移動相:水(15mlトリエチルアミン+3.5ml 10%テトラブチルアンモニウムヒドロキシド、1000mlまで水を添加する):メタノール:氷酢酸(63:27:10)。
【0073】
安定性研究の結果としては、2−アセトキシ安息香酸2−(ジエチルアミノ)−エチル塩酸塩の水溶液を、2−8℃下で3か月放置した場合、主薬の含有量が、約86%まで低下し、不純物であるサリチル酸−(2−ジエチルアミノエチル)塩酸塩が、13%超えまであがた。このような結果は、化学薬品の安定性に関する一般的な要望を満たしていない。具体的なデータを表2に示す。
【表2】
【0074】
実施例3.2−アセトキシ安息香酸2−(ジエチルアミノ)−エチル塩酸塩顆粒の調製
(1)実施例1で調製された2−アセトキシ安息香酸2−(ジエチルアミノ)−エチル塩酸塩を80メッシュのふるいで篩過した;
(2)1.5%のヒドロキシプロピルメチルセルロース溶液を調製する:1.5gのヒドロキシプロピルメチルセルロースを、100gのお湯に溶解し、均一まで攪拌し、室温下に一晩放置して用意した;
(3)ステップ(1)で前処理された2−アセトキシ安息香酸2−(ジエチルアミノ)−エチル塩酸塩100gと、ヒドロキシプロピルメチルセルロースの乾燥粉末1.5gと混合し、さらにステップ(2)で調製されたヒドロキシプロピルメチルセルロース溶液9−10gを添加し、均一まで混合し、軟質材を製造した。押すことで、14メッシュのふるいに通過させた。
(4)60℃で、軟質材を4−6時間乾燥した;
(5)整粒し、10メッシュのふるいを通過できるが、60メッシュのふるいを通過できない顆粒を選択した。
【0075】
得られた2−アセトキシ安息香酸2−(ジエチルアミノ)−エチル塩酸塩の顆粒は、ほとんど白色であり、その安息角は28°で、その水溶液の25±0.5℃でのpH値は4.3−4.4である。
【0076】
実施例4.2−アセトキシ安息香酸2−(ジエチルアミノ)−エチル塩酸塩のスプレー用顆粒の調製及びその安定性研究
実施例3で調製された2−アセトキシ安息香酸2−(ジエチルアミノ)−エチル塩酸塩の顆粒5gを取り、高密度ポリエチレンボトルで包装し、密封した後に、ポリエステル/アルミ/ポリエチレン医薬品包装用コンパウンドバッグに置いた。(薬用ガラスびん又は薬用ポリエチレンプラスチックボトルに保存される)溶媒である滅菌水50mLと、包装された顆粒と、薬用スプレーポンプと一緒にプラスチックトレーに設置され、白いカートンに箱詰められた。患者が使用する際に、2−アセトキシ安息香酸2−(ジエチルアミノ)−エチル塩酸塩の顆粒を滅菌水に溶解し、さらに薬用スプレーポンプでスプレーを形成して使用した。
【0077】
以上のように調製された2−アセトキシ安息香酸2−(ジエチルアミノ)−エチル塩酸塩のスプレー用顆粒(高密度ポリエチレンボトルで包装し、密封した後に、ポリエステル/アルミ/ポリエチレン医薬品包装用コンパウンドバッグに置いたもの)を、25℃±2℃の温度と60%±10%の相対湿度で置き、それぞれに0か月目、3か月目、6か月目、9か月目、12か月目にサンプリングし、その性状、乾燥減量、水分、特定の不純物(サリチル酸−(2−ジエチルアミノエチル)塩酸塩、アセチルサリチル酸、サリチル酸)、関連物質、主薬含有量を検測した。ただし、性状には目測法を採用し、水分には、容量滴定による検測(《中国薬局方》フィッシャー法の容量滴定法)を採用し、特定の不純物と主薬の含有量には高速液体クロマトグラフィー(外部標準法)を採用し、関連物質には、高速液体クロマトグラフィー(補正係数なしの主成分自己対比法)を採用した。高速液体クロマトグラフィーの条件は、実施例2と同じである。
安定性研究の結果としては、当該スプレー用顆粒は、25℃±2℃下で12か月にわたって置いた場合、その安定性が非常に優れ、各物理的および化学的なパラメーターは、ほぼ変わらなかった。具体的なデータを表3に示す。
【表3】
【0078】
実施例5.2−(4−イソブチルフェニル)プロピオン酸2−(ジエチルアミノ)−エチル塩酸塩の合成
ジクロロメタンを溶剤として、N,N−ジメチルホルムアミドを触媒として、反応温度を15−30℃に制御し、イブプロフェンと塩化チオニルを当量比1:1.2で2−4時間反応させ、当該反応により、イブプロフェン酸クロリドを生成した。ジクロロメタンを添加し、2.0当量のジエチルアミノエタノールを添加し、冰水浴で、イブプロフェン酸クロリドをゆっくり滴下し、当該滴下過程には、温度が少し上がり、滴下が完了したら、続いて2時間攪拌し、0.5%の希塩酸の水溶液を添加し、反応を終了し、層を分離し、有機相を順番に、飽和炭酸水素ナトリウムと水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶剤を除去し、イブプロフェンアミンの粗製品を得た。塩化水素ガスを含む酢酸イソプロピル溶液を添加した後に、多量の白色固体を析出し、吸引ろ過で、2−(4−イソブチルフェニル)プロピオン酸2−(ジエチルアミノ)−エチル塩酸塩を得た。アセトンで重結晶し、2−(ジエチルアミノ)−エチル−2−(4−イソブチルフェニル)プロピオン酸2−(ジエチルアミノ)−エチル塩酸塩の結晶体(粉末)を得、粉末の安息角は、40°である。
【0079】
合成で得られた2−(4−イソブチルフェニル)プロピオン酸2−(ジエチルアミノ)−エチル塩酸塩の結晶体を、核磁気共鳴で表徴し、器械としてBruker AV−500超伝導核磁気共鳴装置を使用し、測定温度300.0Kで、溶剤としてCDCl
3を使用し、得られた特徴データは、以下に示された;結果として、製品の構造は、2−(4−イソブチルフェニル)プロピオン酸2−(ジエチルアミノ)−エチル塩酸塩と一致することを証明した。
【0080】
13C NMR(500 MHz,CDCl
3):δ8.42,8.51,17.92,22.18,30.00,44.78,44.83, 46.91, 46.97, 49.40, 58.49, 127.04,129.41,136.89,140.87,173.66。
1H NMR(500 MHz,CDCl
3):δ 0.90(t,6H,J= 7.0 Hz),1.26(m,6H), 1.50(m, 3H), 1.86(d,J= 7.0 Hz , 1H),2.44 (m, 2H), 2.85 (d,J= 7.0 Hz , 1H), 2.95 (m, 3H), 3.25(m,2H),4.10(m,2H),4.45(m, 2H),6.88(d,1H,J = 7.5 Hz),7.17(d,1H,J = 8.0 Hz),7.55(d,1H,J = 7.5 Hz),7.88(d,1H,J = 8.0 Hz),12.31(s,1H)。
【0081】
実施例6.2−(4−イソブチルフェニル)プロピオン酸2−(ジエチルアミノ)−エチル塩酸塩水溶液の安定性
実施例5で調製された2−(4−イソブチルフェニル)プロピオン酸2−(ジエチルアミノ)−エチル塩酸塩10gを、滅菌水50mLに溶解し、25℃±2℃で放置し、それぞれに0日目、第1週、第2週、第3週と第4週にサンプリングし、それぞれに主薬の含有量、特定の不純物(イブプロフェン)を検測し、ただし、主薬の含有量と特定の不純物の検測には、高速液体クロマトグラフィー(面積正規化)を採用した。高速液体クロマトグラフィーの条件は、
カラム:Inertsil ODS−3(250×4.6mm,5μm)又は類似するカラム
流量:1.0ml/min
カラム温度:33℃
波長:264nm
サンプル量:10μl
移動相:(3.065g酢酸ナトリウム+150ml酢酸+375ml水):アセトニトリル(35:65)。
【0082】
安定性研究の結果として、2−(4−イソブチルフェニル)プロピオン酸2−(ジエチルアミノ)−エチル塩酸塩の水溶液を25℃±2℃で4週間放置した場合、主薬の含有量が、約89%まで低下し、不純物イブプロフェンが、10%を超えた。このような結果は、化学薬品の安定性に関する一般的な要望を満たしていない。具体的なデータを表4に示す。
【表4】
【0083】
実施例7.2−(4−イソブチルフェニル)プロピオン酸2−(ジエチルアミノ)−エチル塩酸塩顆粒の調製
(1)実施例5で調製された2−(4−イソブチルフェニル)プロピオン酸2−(ジエチルアミノ)−エチル塩酸塩を80メッシュのふるいで篩過した;
(2)0.5%のカルボマー結合剤を調製する:1.0gカルボマーを、200ml水に溶解し、放置し、使用に備えた;
(3)流動床で顆粒を調製する:ステップ(1)で前処理された2−(4−イソブチルフェニル)プロピオン酸2−(ジエチルアミノ)−エチル塩酸塩200gを、流動床(FLZB−3、創志機電テクノロジー開発有限会社)に投入し、ステップ(2)で調製された結合剤を吹き入り、顆粒を得、ただし、材料温度:23−28℃、入口空気温度:60℃、シリンダー温度:27℃、吹き入り流速:0.8−2.0r/minである。
【0084】
得られた2−(4−イソブチルフェニル)プロピオン酸2−(ジエチルアミノ)−エチル塩酸塩の顆粒は、ほとんど白色であり、安息角は、29°である。
【0085】
実施例8.2−(4−イソブチルフェニル)プロピオン酸2−(ジエチルアミノ)−エチル塩酸塩のスプレー用顆粒の調製及びその安定性研究
実施例7で調製された2−(4−イソブチルフェニル)プロピオン酸2−(ジエチルアミノ)−エチル塩酸塩の顆粒10gを、ポリエステル/アルミ/ポリエチレン医薬品包装用コンパウンドバッグに密封した。(薬用ガラスびん又は薬用ポリエチレンプラスチックボトルに保存される)溶媒である滅菌水50mLと、包装された顆粒と、薬用スプレーポンプと一緒にプラスチックトレーに設置され、白いカートンに箱詰められた。患者が使用する際に、2−(4−イソブチルフェニル)プロピオン酸2−(ジエチルアミノ)−エチル塩酸塩の顆粒を滅菌水に溶解し、さらに薬用スプレーポンプでスプレーを形成して使用した。
【0086】
以上のように調製された2−(4−イソブチルフェニル)プロピオン酸2−(ジエチルアミノ)−エチル塩酸塩の顆粒(ポリエステル/アルミ/ポリエチレン医薬品包装用コンパウンドバッグに密封されたもの)を、25℃±2℃温度と60%±10%相対湿度で置き、それぞれに0か月目、3か月目、6か月目、9か月目、12か月目にサンプリングし、その性状、乾燥減量、水分、特定の不純物(イブプロフェン)、主薬の含有量を検測した。ただし、性状には目測法を採用し、水分には、容量滴定による検測(《中国薬局方》フィッシャー法の容量滴定法)を採用し、特定の不純物と主薬の含有量の検測には、高速液体クロマトグラフィー(面積正規化)を採用した。高速液体クロマトグラフィーの条件は、実施例6と同じである。
【0087】
安定性研究の結果としては、当該顆粒は、25℃±2℃下で12か月にわたって置いた場合、その安定性が非常に優れ、各物理的および化学的なパラメーターは、ほぼ変わらなかった。具体的なデータを表5に示す。
【表5】
【0088】
実施例9.サリチル酸−(2−ジエチルアミノエチル)塩酸塩の合成及びその錠剤の調製
1、化合物の合成
実施例1で調製された2−アセトキシ安息香酸2−(ジエチルアミノ)−エチル塩酸塩(31.5g)を、アセトニトリル(30mL)に溶解し、濃塩酸(10mL)を添加し、室温で48時間を攪拌し、濃縮し、蒸発乾燥し、50mLの水を添加し、溶解し、飽和炭酸水素ナトリウム溶液を添加し、攪拌し、酢酸イソプロピルで抽出し、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、HClガスを注入し、白色固体を析出し、エタノールで重結晶し、サリチル酸−(2−ジエチルアミノエチル)塩酸塩を得た(17.7g、収率:65%)。
【0089】
HNMR (CDCl3)δ(ppm):11.31(br,1H),10.47 (s,1H),7.87(dd,J = 8.0,1.5 Hz,1H),7.52-7.49(m,1H),7.03(d,J = 8.0 Hz,1H),6.95-6.92(m,1H),4.69(t,J = 5.0 Hz,2H),3.52(q,J = 4.5 Hz,2H),3.24-3.17(m,4H),1.30-1.25(m,6H)。
【0090】
2、錠剤の調製
(1)サリチル酸−(2−ジエチルアミノエチル)塩酸塩を、80メッシュのふるいで篩過した;
(2)1.0%のエチルセルロース溶液を調製する:1.0gエチルセルロースを、100gのエタノールに溶解し、均一まで攪拌し、室温下に一晩放置して用意した;
(3)ステップ(1)で前処理されたサリチル酸−(2−ジエチルアミノエチル)塩酸塩100gと、タルクパウダー5.0gと混合し、さらにステップ(2)で調製されたエチルセルロース溶液6−8gを添加し、均一まで混合し、軟質材を製造し、押すことで、3メッシュのふるいに通過させた;
(4)60℃で、軟質材を8時間乾燥した;
(5)打錠し、錠剤を得た。
【0091】
以上のように調製されたサリチル酸−(2−ジエチルアミノエチル)塩酸塩の錠剤を、高密度ポリエチレンボトルに密封し、滅菌水50mLを溶媒として(薬用ガラスびん又は薬用ポリエチレンプラスチックボトルに保存されるもの)、薬用ソフトブラシと一緒にプラスチックトレーに設置され、白いカートンに箱詰められた。長期にわたる安定性研究(25℃±2℃、12か月)により、当該錠剤の安定性は優れ、製薬業界の要望を完全に満たした。
【0092】
患者が使用する際に、サリチル酸−(2−ジエチルアミノエチル)塩酸塩の錠剤を、滅菌水に溶解し、薬用ソフトブラシで塗布剤を形成し、使用した。
【0093】
以上に記載されたのは本発明の好ましい実施例だけであり、本発明の本質的な技術的内容の範囲を限定することを意図するものではない;本発明の本質的な技術的内容は、請求の範囲内で広く定義される;請求の範囲で定義されたものとまったく同じであるもの、または均等な変更である場合、他の人が完成した技術または方法は、請求の範囲に含まれると見なされる。