特許第6963417号(P6963417)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6963417
(24)【登録日】2021年10月19日
(45)【発行日】2021年11月10日
(54)【発明の名称】遊技装置及び計数補助具
(51)【国際特許分類】
   A63F 5/04 20060101AFI20211028BHJP
【FI】
   A63F5/04 691E
   A63F5/04 605A
【請求項の数】3
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2017-110841(P2017-110841)
(22)【出願日】2017年6月5日
(65)【公開番号】特開2018-201861(P2018-201861A)
(43)【公開日】2018年12月27日
【審査請求日】2020年3月11日
(73)【特許権者】
【識別番号】000108937
【氏名又は名称】ダイコク電機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000567
【氏名又は名称】特許業務法人 サトー国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】福田 大祐
【審査官】 三村 拓哉
(56)【参考文献】
【文献】 特開平10−263196(JP,A)
【文献】 特開2009−226098(JP,A)
【文献】 特開2009−148307(JP,A)
【文献】 特開2001−062136(JP,A)
【文献】 特開2014−036831(JP,A)
【文献】 特開2015−116329(JP,A)
【文献】 特開2005−102850(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63F 5/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技価値が払出される遊技機の受皿よりも上方に配置されて遊技価値を受入れ可能な計数受入れ部を備え、払出通路を介して遊技価値を払出し可能な遊技装置において、
前記計数受入れ部は、少なくとも一部の形状が前記払出通路の形状に対応すると共に、遊技価値を貯留可能な計数補助具を載置可能であり、
前記計数補助具は、
貯留された遊技価値を排出するための排出口、当該排出口を開放する開放状態と当該排出口を閉鎖する閉鎖状態とになることが可能なシャッタ、及び計数受入れ部に載置された状態で当該シャッタを閉鎖状態から開放状態にするための操作を任意に行うことが可能な操作部、を有し、当該シャッタが開放状態となった場合に排出される遊技価値が計数受入れ部にて受入れられる位置に、当該シャッタが閉鎖状態のまま遊技価値を貯留した状態で載置可能であり、その閉鎖状態のまま当該計数受入れ部から持ち運び可能であり、前記計数受入れ部に載置された場合に当該計数受入れ部に近接する箇所が、当該計数受入れ部の形状に対応していることを特徴とする遊技装置。
【請求項2】
前記計数補助具は、遊技機の受皿へ侵入可能なサイズであることを特徴とする請求項1に記載した遊技装置。
【請求項3】
遊技価値が払出される受皿を有する遊技機に対応して設けられ、払出通路を介して遊技価値を払出し可能な払出手段と遊技価値を受入れ可能な計数受入れ部とを有する遊技装置において、前記受皿よりも上方に配置されると共に少なくとも一部の形状が前記払出通路の形状に対応した前記計数受入れ部に載置可能な計数補助具であって、
遊技価値を貯留可能な貯留部と、
その貯留部の遊技価値を排出するための排出口と、
その排出口を開放する開放状態と当該排出口を閉鎖する閉鎖状態とになることが可能なシャッタと、
計数受入れ部に載置された状態で当該シャッタを閉鎖状態から開放状態にするための操作を任意に行うことが可能な操作部と、を備え、
当該シャッタが開放状態となった場合に排出される遊技価値が計数受入れ部にて受入れられる位置に、当該シャッタが閉鎖状態のまま遊技価値を貯留した状態で載置可能であり、その閉鎖状態のまま当該計数受入れ部から持ち運び可能であり、前記計数受入れ部に載置された場合に当該計数受入れ部に近接する箇所が、当該計数受入れ部の形状に対応していることを特徴とする計数補助具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技装置及び計数補助具に関する。
【背景技術】
【0002】
スロットマシン等の遊技機が設けられる遊技場では、例えば特許文献1に記載のように、各遊技機に対応して計数機能を有した遊技装置、所謂各台計数機を設けることで、従業員が遊技価値を島端計数機まで運搬する労力を軽減出来、このような遊技装置を採用する遊技場も少なくない。
【0003】
ここで、遊技機において遊技価値が払出される受皿は、その遊技機の下方に設けられるため、例えば特許文献1の図2のように遊技装置において遊技価値を受付ける計数メダル受皿部のような計数受入れ部は遊技機の受皿より上方に配置されることになる。よって、遊技者は、遊技機の受皿に払出された遊技価値を、遊技装置の計数受入れ部へ運ぶ必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2014−36831号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、遊技装置は、遊技機間に設けられることから計数受入れ部も小さな開口しか確保できず、その小さな開口に合せて少量の遊技価値を何度も運ぶ作業が必要となり、この作業を煩わしく思う遊技者も少なくない。
【0006】
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、その目的は、遊技機の受皿に払出された遊技価値を計数受入れ部へ運ぶ煩わしさを軽減する遊技装置及び計数補助具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
計数受入れ部に載置された場合に貯留される遊技価値を排出するために開放状態となることが可能なシャッタを備える一方、シャッタを閉鎖状態として持ち運び可能である計数補助具により、遊技機の受皿よりも計数受入れ部が上方に配置されても、計数補助具を受皿近辺に持ち運び、その遊技価値を貯留して計数受入れ部に載置すれば遊技価値を計数受入れ部にて受入れられるようになり、遊技価値を計数受入れ部へ運ぶ煩わしさを軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の第1実施形態を示す全体構成図
図2】遊技機及び遊技装置の正面図
図3】遊技機の役と出率との関係を示す図
図4】計数受入れ部の近傍部分の斜視図
図5】計数受入れ部の近傍部分の分解斜視図
図6】計数補助具の斜視図
図7】計数補助具の分解斜視図
図8】(a)及び(b)は、計数受入れ部における計数補助具を開放状態及び閉鎖状態で示す斜視図
図9】遊技機下部における受皿のメダルを計数補助具ですくうときの使用例を説明するための図
図10】第2実施形態の計数補助具と計数受入れ部を示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の第1実施形態について図1から図9を参照して説明する。
図1は、遊技場用システムの全体構成を概略的に示している。遊技場には、多数の遊技機(例えば同図1に示すスロットマシン)1が設置されており、各遊技機1に対応して遊技装置2が設置されている。遊技機1及び遊技装置2は、夫々2台ずつ1台の中継装置3に接続されており、中継装置3はLAN4を介して管理装置5に接続されている。LAN4には、景品交換処理を行うPOS等の周辺機器が管理装置5と通信可能に接続されている。管理装置5は、遊技場内の例えば管理室に設置されており、キーボード5a、モニタ5bやプリンタ(図示略)等を備えている。管理装置5は、遊技機側(遊技機1、遊技装置2等)の機器や、POS等の周辺機器から送信される遊技信号を受信することにより、各種遊技情報を管理する。
【0010】
尚、図1では省略しているが、数百台の遊技機1が管理装置5の管理対象となっている。また、上記したように遊技機1がスロットマシンの場合、その遊技価値(遊技媒体)はメダルであり、遊技機がパチンコ機であれば、遊技価値はパチンコ玉である。
【0011】
図2に示すように、遊技機1は、表示窓8を介して視認可能なリール9、有効化された入賞ラインを示す有効ライン表示部10、クレジットメダルの投入を行うクレジット釦11、クレジットメダルの精算を行う精算釦12、メダルを投入するメダル投入口13、スタートレバー14及び左ストップ釦15、中ストップ釦16、右ストップ釦17、払出数表示部18、クレジット数表示部19、受皿20等を備えている。
【0012】
遊技機1は、メダルが投入された状態でスタートレバー14が操作されると(ゲーム開始操作が行われると)、発生する乱数の中から1つの乱数を抽出して内部抽選を実行し、内部当選役がある場合には当該内部当選役に対応するフラグを成立させると共に、各リール9を始動(回転)させ、この状態で各ストップ釦15〜17が操作されると、対応するリール9の回転を停止させる。続いて、内部当選役のフラグに応じて各リール9の停止位置を決定するための図示しない停止テーブルに基づいて、所謂引込制御(すべり制御)を含む停止制御(各リール9を内部当選役フラグの種類に応じた入賞図柄又はハズレ図柄で停止表示させる制御)を実行する。引込制御は、各ストップ釦15〜17の操作を検出した時点から予め規定された引込範囲(最大で4図柄まで)にある図柄を入賞ライン上に引込んで停止させることが可能な制御である。
【0013】
遊技機1には、所謂ボーナス役としてのBB(ビッグボーナス)役及びRB(レギュラーボーナス)役、小役及びリプレイ役が設けられている。遊技機1には、図2に示すように、合計5本(表示窓8の上段、中段、下段に対応した横方向に1本ずつの3本及び斜め方向の2本)の有効ラインが設けられている。遊技者によるストップ釦15〜17の操作によってこれらの有効ラインのうち何れかの有効ライン上に内部当選役に対応する図柄が揃ったとき、つまり有効ライン上に停止表示された図柄の組合せが内部当選役に対応する図柄の組合せと一致したとき、入賞となる。入賞となった場合には、BB状態やRB状態の発生、或いは、対応する枚数のコインの払い出し(遊技価値の付与)が行われる。例えば、BB、RB図柄が揃ったときは各々BB状態、RB状態に移行し、BB、RB中は小役の入賞率が高まる。こうしたBB状態やRB状態は、所定の払出枚数に達すると終了する。
【0014】
遊技機1は、設定値を変更することによりBB役及びRB役の内部当選確率を変更可能となっている。この設定値は、図3に例示するように1〜6の6段階設けられている。この設定値は遊技場の管理者により何れか1つが選択されて使用される。各設定値には、夫々理論上の出率(出玉率)が対応付けられており、この出率は、上記したボーナス役の内部当選確率により調節される。つまり、遊技機1では、設定値が大きいほどボーナス役当選確率が高くなり、それに伴って理論上の出率が大きくなる。尚、小役確率については全設定共通であるが、異なっていてもよい。
【0015】
上記した遊技機1の設定値(モード)を変更するには、電源スイッチにて遊技機1を電源OFFし、設定キーにて設定モード切替部(何れも図示略)を「遊技」→「設定」とする切替えを行い、電源ONすると設定変更可能状態へと移行する。設定変更可能状態では、クレジット数表示部19にて設定値を表示し、その表示は、図示しない設定ボタンの操作に応じて順に切り替わる。変更したい設定値が表示されているときにスタートレバー14を操作すると設定値が確定する。
【0016】
遊技機1からは次の信号が出力される。
アウト信号=遊技機1から出力。開始操作に応じベット状態のメダルを消費したとしてベット状態のメダル数(3枚)分がパルス出力されるので、アウト信号数×1がアウト(消費価値、使用媒体数)となる。尚、リプレイ時にも対応分を出力。
【0017】
セーフ信号=遊技機1から出力。入賞に応じてメダルが1枚払出(付与)される毎に1パルス出力されるので、セーフ信号数×1がセーフ(入賞付与価値、払出媒体数)となる。尚、リプレイ役入賞時にも、そのゲームに使用されたメダル分を出力。
【0018】
B.BまたはR.B信号=遊技機から出力。対応するボーナス状態(B.B、R.B)にレベル出力されるので、信号入力期間をボーナス状態として特定。
図2に示す遊技装置2は、CPU、ROM、RAM、I/Oを有するマイクロコンピュータにより構成される制御部(何れも図示略)により動作する。遊技装置2は、貨幣が投入される貨幣投入口22、メダルを貸し出すための貸出釦23、図示しないICカードが挿入されるカード挿入口24、ICカードを発行するための発行釦25、払出操作用の払出釦26、この払出釦26の押下に応じてメダルを遊技機1の受皿20に払出す払出ノズル27、従業員がメダルを補給するためのメダル補給扉28等を備えている。
【0019】
遊技装置2は、貨幣を受け付け(貨幣受付処理)すると、遊技装置2に入金額が残高に加算して表示され、残高がある状態で遊技者が貸出釦23を押下(貸出操作、付与操作)すると払出単位(例えば1000円)分の貸出メダル(対価付与価値)を払出ノズル27から払い出し(対価付与処理)、その対価分を残高から減算する。尚、貨幣は複数回分の対価付与処理の対応分を受付可能である(例えば1万円まで)。
【0020】
本実施形態の遊技装置2は、図示しない計数部を搭載した所謂各台計数機能を有する。この遊技装置2は、遊技者が獲得したメダルを、計数受入れ部30を介して受入れ可能で、係る受入れにより前記計数部で計数して持玉として管理し、その持玉を対価とした払戻処理(価値付与処理)を行った場合はその対価分(払い戻したメダルと同数)を持玉から減算する。そして、残高や持玉が残存する状態で遊技者が発行釦25を押し下げすると(発行操作を受け付けると)、残高や持玉を特定可能なICカードを発行する。一方、カード挿入口24にてICカードを受け付けた場合は、そのICカードにより特定される残高や持玉を引継ぐ。尚、以降の説明を含め遊技価値がメダルとなるスロットマシンを例示しているが、説明の都合上、持「玉」等、遊技価値をメダルではなく玉と表現する場合がある。
【0021】
遊技装置2は中継装置3とのシリアル通信により貨幣受付処理や対価付与処理、価値付与処理、残高、持玉、貸出メダル、払戻数、入金額や計数玉数や、貸出の対価となる売上額、及びICカードの受付や発行処理等の各種情報を特定可能であるが、これらをパルス信号(例えば入金1000円毎に1パルス、売上100円毎に1パルス等)にて特定してもよい。
【0022】
さて、図2に示したように、メダルが払出される遊技機1の受皿20は、その遊技機1の下方に位置するのに対し、遊技装置2の計数受入れ部30は、遊技機1の受皿20よりも上方に配置した位置関係にある。このように、遊技機1に対応する遊技装置2に備えられた計数受入れ部30(或いは当該遊技装置2)は、遊技機1の側部に並ぶようにして遊技機1,1間に設けられるため、そのスペース上の制約により、計数受入れ部30の開口も比較的幅狭な大きさとなっている。よって、受皿20のメダルを前記計数部で計数するには、その幅狭な計数受入れ部30の開口に合せて少量のメダルを受皿20から何度も運ぶ作業が必要となり、この作業を煩わしく思う遊技者も少なくない。
【0023】
そこで、本実施形態の計数受入れ部30は、メダルを貯留可能な計数補助具50を載置可能とし、その計数補助具50を利用して、メダルを受皿20から計数受入れ部30へ運ぶ煩わしさを軽減できる構成としている。係る計数受入れ部30近傍の構成及び計数補助具50の構成について、図4から図9も参照しながら説明する。尚、図2の紙面に直交する方向を前後方向(紙面手前側を前方)とし、図2の紙面における左右方向を、同図の遊技装置2の左右方向(紙面右側を右方)とする。つまり、遊技装置2を正面から見た場合を基準として方向を規定する。
【0024】
先ず、図2に示すように、遊技装置2における上下方向中央部分には、前記メダル補給扉28と計数受入れ部30とが上下に並ぶようにして配設されている。
メダル補給扉28は、上端部に錠装置28aが設けられるとともに、下端部に図示しない枢支軸(水平軸)を備える。メダル補給扉28は、従業員がメダルを補給する際のキー(図示略)操作により錠装置28aを開錠することで、前記枢支軸を回動中心として、補給口28bからメダルの補給が可能な開位置(図8(b)参照)と、補給口28bを閉鎖した閉位置と(図8(a)参照)との間で回動する。
【0025】
図4及び図5は、メダル補給扉28の下方に位置する計数受入れ部30近傍の斜視図及び分解斜視図を示している。計数受入れ部30は、遊技装置2の前面側のベースプレート31に対し、例えば合成樹脂材料からなる上下の取付体32,33を介して組付けられる。
【0026】
具体的には、ベースプレート31は、遊技装置2におけるメダル補給扉28の下方において、当該装置2前面を覆う矩形板状に形成されている。図5に示すように、ベースプレート31は、若干上寄りの位置に形成された上側連通孔31aと、その連通孔31aの直ぐ下側の位置に形成された下側連通孔31bとを有する。上側連通孔31aは、メダルを1枚挿通できる程度の幅寸法に設定されており、後面側に突出する連通ダクト31a´が延設されている。この上側連通孔31aは、連通ダクト31a´を介して、遊技装置2の内蔵する払出ホッパー(払出部)に連通する払出用の孔である。これに対し、下側連通孔31bは、上側連通孔31aに比して幅広な寸法に設定されており、遊技装置2の内蔵する計数部の計数ホッパーに連通する計数用の孔である。
【0027】
上側取付体32は、図5に示すように縦長な矩形板状をなす後壁32aと、その下半部から前側に張出す枠壁32b〜32dとを一体に有する。上側取付体32の後壁32aは、ベースプレート31の上側連通孔31aに対応する連通孔32e、及び下側連通孔31bに対応する連通孔32eを有する。上側取付体32は、ベースプレート31の上部に合わせて取付けられたときに、上側の連通孔31a,32eが相互に連なるとともに下側の連通孔31b,32eが相互に連なるようになっている。
【0028】
上側取付体32の枠壁32b〜32dは、遊技装置2と同じ幅寸法で対向しつつ前方へ延出する左右の枠壁32b,32cと、前の枠壁32dとで枠状をなす。左右の枠壁32b,32cの上縁は、計数受入れ部30の寸法形状に合わせるように、前の枠壁32d側に向かって下方へ緩やかに傾斜している。枠壁32b〜32dの内方は、仕切壁35により左右に仕切られ、その仕切壁35右側の連通孔32eに通じる計数用の構造と、仕切壁35左側の連通孔32eに通じる底面35aがある払出用の構造とを形成している。
【0029】
即ち、上側取付体32の枠壁32b〜32d内の左側には、後壁32aの連通孔32eと、前の枠壁32dの切欠部32fと、を繋ぐ仕切壁35の底面35aが、前方に向かってなだらかに下方へ傾斜している。また、上側取付体32の前の枠壁32dには、その切欠部32fに合わせて払出ノズル27が取付けられる(図4参照)。これにより、上側取付体32は、前記払出部から送出すメダルが、図5の連通孔31a,32eを通して、仕切壁35左側の底面35aを経由した後、前方の切欠部32fから払出ノズル27を介して流下する、払出通路Aを形成している。尚、払出通路Aについて、図5では分解図のため便宜上2つに分けているが、図4の矢印Aで示すように1つの払出用の通路を形成する。前記払出しホッパーを含む払出部は、前記貸出操作による貸出処理(或いは前記持玉を対価とした再プレイ処理等)に伴い、払出通路Aを介して払出ノズル27からメダルを払出す払出手段に相当する。
【0030】
一方、計数受入れ部30から投入するメダルは、上側取付体32右側の連通孔32eを介して、ベースプレート31の下側連通孔31bから計数部に流入する計数通路Bを形成している。この計数通路Bについても、図5では2つに分けているが、図4の矢印Bで示すように1つの計数用の通路を形成する。
【0031】
また、図5に示す下側取付体33は、その上半部にて上方に向かうにつれ前方へ膨らむように膨出した膨出部33aと、下半部にて板状をなす後壁33bとを一体に有する。下側取付体33は、ベースプレート31において、上側取付体32の下側に膨出部33aが連なるようにして取付けられる。
【0032】
計数受入れ部30は例えば合成樹脂材料からなり、その全体形状は上記した取付体32,33の払出通路A及び計数通路Bの形状に対応した漏斗状をなす。具体的には図5に示すように、計数受入れ部30は、上側取付体32の枠壁32b〜32dに上側から被さる周壁30b〜30d及び後壁30aと、その内側の斜面36a〜36cとの一体形成により、上面側が開口し且つ下端に開口36dを有する漏斗部36が形成されている。
【0033】
ここで、漏斗部36の左側において、第1斜面36aは、左壁30b上端から右方(内方)に向かって下方へ傾斜し、その後部の第2斜面36bは、後壁30a上端から前方に向かって下方へ傾斜する。これにより、計数受入れ部30は、その少なくとも一部(左部の斜面36a,36bや周壁30b,30d等)の形状が、上側取付体32の左部及び払出ノズル27の基端部といった払出通路Aの形状に対応しており、その斜面36a,36bは、当該払出通路Aの底面35aに対して天井部となる。つまり、ベースプレート31、取付体32,33及び計数受入れ部30は、それら部品30〜33が遊技装置2に組付けられて、払出通路A及び計数通路Bの共通部品となる組立体にあって、計数受入れ部30の一部の斜面36a,36bは、払出通路Aのスペースを確保した形状となっている。
【0034】
また、漏斗部36の右側において、主面となる第3斜面36cは、前壁30d上端から後方に向かって下方へ傾斜し、後壁30a下端に形成された開口(計数口)36dを、上側取付体32の連通孔32eに対応する最深部としている。こうして、計数受入れ部30において、漏斗部36の斜面36a〜36c(計数斜面)は、上面側から投入されるメダルが計数口36dへと滑り落ちるような斜面形成となっており、当該滑り落ちたメダルは、計数口36dから取付体32の連通孔32e(つまり計数通路B側)へと受入れ、前記計数部で計数可能としている。
【0035】
そして、上記した計数受入れ部30には、その右側の斜面36c上に位置して、計数補助具50が載置される(図8参照)。ここで、図6(a)及び(b)は、計数補助具50をそのシャッタ52の閉鎖状態及び開放状態で示す斜視図であり、図7は、当該計数補助具50の分解斜視図を示している。同図6図7に示すように、計数補助具50は、その内部にメダルを貯留可能とする一方、計数受入れ部30の斜面36a〜36cの段差に対応した形状となっている。
【0036】
詳細には、計数補助具50の本体筒51は、例えば合成樹脂材料からなり(金属材料でもよい)、上方が開口した有底矩形筒状に形成されている。つまり、本体筒51は、その長手方向(図7の上下方向)から見て矩形状をなし、前後左右の側壁51a〜51dと底壁51eとを一体に有する。本体筒51の左壁51bには、計数受入れ部30(漏斗部36)左側の第1斜面36aと第2斜面36bとに対応する、第1傾斜54aと第2傾斜54bとを境に、その下側を若干窪ませるようにして段落ち部54が形成されている。また、本体筒51の下端部(底壁51eを含む)は、計数受入れ部30の斜面36cに合わせて、メダルが後方へ滑り落ちる傾斜状をなしている。こうして、計数補助具50の本体筒51は、計数受入れ部30に載置された場合に、当該計数受入れ部30に近接する当該本体筒51における底壁51eや段落ち部54といった下部側の箇所51e,54が、当該計数受入れ部30の形状に対応している。
【0037】
また、図7に示すように、計数補助具50の本体筒51には、その下端部に位置して後壁51aに排出口55が形成されるとともに、その上端部に位置して右壁51c後側にスリット56が形成されている。本体筒51の排出口55は、計数受入れ部30の計数口36dに臨むようにして切り欠いた開口である。本体筒51のスリット56は、上下方向に延びる細溝状をなしており、以下に説明するシャッタ52の操作部52aが挿通される。
【0038】
シャッタ52は、本体筒51にメダルが貯留された状態で計数受入れ部30に当該計数補助具50が載置された場合に、そのメダルを排出するために開放状態となることが可能である。このシャッタ52は、比較的剛性の高い材料からなり、全体として逆「L」字状をなす薄板状のシャッタ本体52bと操作部52aとを有する。シャッタ本体52bは上下方向に延び、操作部52aは、シャッタ本体52b上端から右方向に延びるように形成されている。尚、シャッタ52の材料は、剛性の高い上記樹脂材料でもよいし、金属材料でもよい。
【0039】
シャッタ本体52bは、本体筒51の排出口55と同じ幅寸法に設定され、操作部52aは、スリット56に比して幅狭な幅寸法に設定されてスリット56に差し込まれる。これにより、シャッタ52は、操作部52aが本体筒51の外側(右側)に突出し、シャッタ本体52bの下端部が排出口55の閉鎖を可能とする。こうして、シャッタ52は、その操作部52aを手指で摘んで上下に移動させることにより、シャッタ本体52bで排出口55を閉鎖する閉鎖位置(図6(a)参照)と、排出口55を開放する開放位置(図6(b)参照)との間でスライド移動する。
【0040】
本体筒51の内部には、その後壁51a側にて上記したシャッタ52を覆うカバー53が配設されている。カバー53は、シャッタ52をスライド移動が可能に保持するとともに、スリット56側へのメダルの移動を阻止するようにカバーする。即ち、カバー53は、本体筒51の後壁51a(排出口55)に対応する切欠き53aを有し、その後壁51aに対し、シャッタ52を挟んで取付け固定される。
【0041】
この場合、カバー53は、図7に破線で示すように、その後面側(固定側)で接着する接着部53c,53dと、シャッタ52のスライド移動を許容する窪み部53bとを有する。例えば、カバー53は、接着部53c,53dの接着剤層の厚みにより、その厚みに比して薄くなる窪み部53bを、シャッタ本体52bと操作部52aの可動範囲に合わせて形成している。尚、カバー53の本体筒51に対する固定手段は、接着剤に限らず、粘着剤を用いる等、適宜変更してもよい。
【0042】
こうして、計数補助具50は、シャッタ52を閉鎖位置に移動させて閉鎖状態とし、貯留部としての本体筒51にメダルを貯留して持ち運び可能である。また、計数補助具50において、カバー53はスリット56よりも内側に位置し、本体筒51に貯留されたメダルのスリット56からの排出を抑制する。
【0043】
更に、上記した計数補助具50の寸法形状(サイズ)は、遊技機1の受皿20へ侵入可能なサイズである。具体的には例えば、遊技機1の受皿20は、前後方向の奥行寸法が7.5cmである。また、図9に示すように、遊技機1本体の張出部分1aの下端と受皿20上端との間における、当該受皿20の開放面側の高さ寸法h1(受皿20上面側の空き寸法)が、7cmである。
【0044】
これに対し、計数補助具50は例えば、幅寸法wが6.5cm、奥行寸法dが7cmに設定される(図7図9参照)。つまり、計数補助具50の横幅寸法wと奥行寸法dを、遊技機1の受皿20の開放面側の高さ寸法h1と奥行寸法よりも少し小さなサイズ(受皿20の開放面側のサイズ未満のサイズ)にしている。よって、計数補助具50を、図9に示すように操作部52aが上方となるように横向きに倒し、受皿20の上側に手前から通して、受皿20のメダルをすくうことができる。尚、図9では、説明の便宜上、横向きにした計数補助具50を受皿20の上縁に沿った状態で示しているが、当該計数補助具50は、その一部を受皿20の底面と接触可能な程度に侵入させれば、受皿20内のメダルを容易にすくうことができる。
【0045】
一方、図5に示すように、計数受入れ部30は、奥行寸法d0が10.5cm、横幅寸法w0が8.5cmに設定されており、その寸法d0,寸法w0は、計数補助具50の寸法d,wに比して大きい。換言すれば、計数補助具50の寸法d,wは、受皿20のメダルをすくうことも想定しているため、計数受入れ部30の寸法d0,寸法w0に比して小さい。もっとも、計数補助具50は、上記した底壁51eや段落ち部54が、計数受入れ部30の斜面36a〜36cの段差に合わさるため、計数補助具50を、安定して当該受入れ部30の斜面36cに載置することができる。尚、計数補助具50の高さ寸法hについては、図8に示すようにメダル補給扉28の直ぐ下まで延びる比較的大きい値に設定されている。
【0046】
続いて、上記構成の作用について説明する。
計数補助具50は、図8(b)に示すように計数受入れ部30右側の斜面36c上の位置であって、計数補助具50の排出口55が、計数受入れ部30の計数口36dに臨む(連なる)位置に載置される。つまり、計数補助具50は、シャッタ52が開放状態となった(開放位置に移動した)場合に排出口55から排出されるメダルが計数受入れ部30にて受入れられる位置に、シャッタ52が閉鎖状態のまま(図8(a)に示す閉鎖位置のまま)載置可能である。このように、計数補助具50は、計数受入れ部30に載置された状態で、補給扉28の開閉の邪魔にならないことはもとより、操作部52aでのシャッタ52の操作が可能であることは勿論である(図8(b)参照)。
【0047】
遊技者は、遊技機1での遊技の進行に伴い、受皿20に溜まったメダルを、計数補助具50を利用して計数受入れ部30まで運ぶことができる。この場合、遊技者は、上記した計数受入れ部30に載置されている閉鎖状態の計数補助具50を掴んで、図9に示すように横向きに倒して受皿20の開放面側に侵入させて、受皿20のメダルを、その計数補助具50ですくうことができる。
【0048】
また、この場合、計数補助具50は、受皿20でメダルをすくうことを想定した寸法d,wではあるが、比較的長尺な構成としているため、その本体筒51に、比較的多くのメダルをすくって(貯留して)、図8(a)に示す閉鎖位置のまま、元の計数受入れ部30の位置に載置することができる。このとき、計数補助具50は、その後面側が計数受入れ部30の後壁30a(或いは上側取付体32の後壁32a)に沿い、下部側の箇所51e,54a,54bが計数受入れ部30の斜面36a〜36cに合わさるため、安定した載置状態が保持される。
【0049】
そして、遊技者は、操作部52aを手指で摘んでシャッタ52を開放位置に移動させ、図8(b)に示す開放状態とする。このとき、カバー53の窪み部53bは、シャッタ52のガイド部として機能し、シャッタ本体52bが窪み部53bに収容される位置まで移動する。これにより、本体筒51内のメダルは、開放された排出口55及び計数口36dから流下し、計数通路Bを経由して前記計数部へと流入することにより、当該計数部で計数されることとなる。また、シャッタ52は、カバー53により窪み部53bでガイドされるため、開放位置と閉鎖位置との間のスライド移動を円滑に行うことができる。
【0050】
以上説明した第1実施形態によれば、次のような効果を奏する。
計数受入れ部30に載置された場合に貯留されるメダルを排出するために開放可能なシャッタ52を備える一方、シャッタ52を閉鎖して持ち運び可能である計数補助具50により、遊技機1の受皿20よりも計数受入れ部30が上方に配置されても、計数補助具50を受皿20近辺に持ち運び、そのメダルを貯留して計数受入れ部30に載置すればメダルを計数受入れ部30にて受入れられるようになり、メダルを計数受入れ部30へ運ぶ煩わしさを軽減できる。
【0051】
シャッタ52を閉鎖したまま計数受入れ部30に載置可能なので、載置された計数補助具50が計数受入れ部30の蓋の役目を兼用可能となり、意図しない計数が行われる虞やゴミ等が計数受入れ部30に落ちる虞等を計数受入れ部30に計数補助具50を載置した状態でも軽減できる。
【0052】
計数補助具50の形状を払出通路Aに対応する計数受入れ部30の形状に対応させたため、遊技機1に対応して設けられることで広いスペースを確保できず、メダルの払出通路Aにより少なくとも一部の形状を対応させた計数受入れ部30であっても、適度に近接して計数補助具50を載置可能となり、計数補助具50から排出されるメダルにより計数受入れ部30が損傷する虞を軽減できる。
【0053】
計数補助具50を遊技機1の受皿20に侵入可能なサイズとしたため、遊技機1の受皿20のメダルを計数補助具50にてすくうような遊技者の作業をサポートでき、メダルを計数受入れ部30へ運ぶ煩わしさを更に軽減できる。
【0054】
(その他の実施形態)
第2実施形態について図10を参照して説明する。尚、上記第1実施形態と実質的に同一の構成部位には同一の符号を付す等して説明を省略し、相違点について説明する。
【0055】
図10(b)に示すように、本第2実施形態の計数受入れ部30´は、その右壁30c´を後端側に向かうにつれ高くなる傾斜状にするとともに、当該右壁30c´の後端と後壁32aとの間に、操作部52aを係止する嵌合溝(係止部)30eが形成されている。
【0056】
一方、計数補助具60において、シャッタ52´はその操作部52aの位置が、第1実施形態での操作部52aの位置よりも下方となるよう、シャッタ本体52b´を短くしている。また、計数補助具60は、係るシャッタ52´の可動範囲に対応させて、カバー53の窪み部53b´と操作部52a用のスリット56´とを下方へずらした構成としている。これにより、計数補助具60は、計数受入れ部30´に載置される際に、操作部52aが嵌合溝30eに嵌り込んで係止されることに伴い、シャッタ52´が相対的に上方へスライド移動して、開放状態となる(図10(b)参照)。
【0057】
また、詳しい図示は省略するが、計数補助具60の本体筒51は、シャッタ52´を常には下方へ付勢する付勢手段(例えば引張りコイルバネ61)を備える。例えば、引張りコイルバネ61は、カバー53で覆われるシャッタ本体52b´の右隣りに位置して、当該バネ61の一端61aが操作部52aに掛止され、他端61bがカバー53の下部に掛止されている。このため、図10(a)に示すように計数補助具60を持ち上げると、操作部52aが嵌合溝30eから外れることに伴い、当該バネ61の付勢力によりシャッタ52´が閉鎖状態となる。このように、計数補助具60は、操作部52aが操作されなくても、受皿20へと持ち運ぶ時には自動的に閉鎖状態となる。また、計数補助具60は、本体筒51にメダルを貯留して計数受入れ部30´に載置すれば、操作部52aが嵌合溝30eに係止されて開放状態となる。このため、計数補助具60は、操作部52aが操作されなくても、その貯留したメダルを、排出口55及び計数口36dから計数通路B側へと自動的に流下させることができ、以って前記計数部で計数させるときの遊技者の手間を極力省くことができる。
【0058】
以上のように、本第2実施形態の計数補助具60にあっては、操作部52aを操作する必要性が低いため、計数受入れ部30´の一部に接触可能な操作部であれば、その操作部は、シャッタ52´の操作が不能になる程度に外側への突出長を小さくすることができる(或いは失くしてもよい)。この場合の操作部も、計数補助具60の載置に合わせてシャッタ52´を開放位置へと連動させる連動手段となる。
【0059】
本第2実施形態のカバー53は、第1実施形態と同様、本体筒51の内壁面に設けたが、シャッタ52´とともに本体筒51の外壁面(例えば後壁51aの後面)に設けるようにしてもよい。つまり、本体筒51の外壁面のうち、後面側にシャッタ52´と前記バネ61を覆うカバーを設け、操作部52a用のスリット56´を省略してもよい。また、バネ61等の付勢手段や、シャッタ52´用の係止部は、第1実施形態と同様、省略してもよい。
【0060】
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、又、次のように変形又は拡張したり、例示した構成の一部を変更し、或いは変形例を含む例示した構成をどのように組合わせてもよいし、適宜構成を除外してもよい。
計数補助具50,60を、計数受入れ部30,30´の形状に合わせて有底矩形筒状乃至直方体状に形成したが、有底円筒状乃至円柱状に形成する等、どのような形状を採用してもよい。
【0061】
計数補助具50,60の上面開口側に、シャッタ52,52´とは別個のシャッタを設けて、計数補助具50,60に意図しないゴミ等が侵入する虞を軽減してもよい。係るシャッタ52,52´並びに別個のシャッタは、操作部52aのような取っ手部(或いは摘み部)に代えて、ソレノイド等のアクチュエータを用いて釦操作によりスライド移動させてもよい。つまり、計数補助具において、シャッタを閉鎖状態と開放状態とに切換えるアクチュエータ並びにその操作用の釦を設け、そのアクチュエータを動作させるための電力供給を、計数受入れ部に当該計数補助具を載置したときに行う手段(例えば載置面における電力供給用の端子)を配設し、或いは、当該計数補助具に、その電力供給用の電池等を内蔵した構成にしてもよい。また、計数補助具を持ち運びし易いように計数補助具本体(本体筒51)に取っ手を設けてもよく、この場合、遊技機1の受皿20でメダルをすくい易いように、本体筒51の右壁51c側の取っ手とすることが望ましい。
【0062】
計数補助具50,60の排出口55を計数受入れ部30,30´の計数口36dに対応させて後壁51a(側面)に設けることを例示したが、計数口36dが計数受入れ部30,30´の斜面36c(底面)側にある場合、或いは計数補助具50,60の底壁51eの形状を、計数受入れ部30,30´の底面に対応させず、計数補助具の底壁51eと計数受入れ部30,30´の底面とに隙間を設ける形状とした場合等には、排出口55を底壁51e等に設けてもよい。尚、計数補助具の底壁51eの形状を計数受入れ部30,30´の底面に対応させない場合、排出口55から排出されたメダルが、その隙間の分だけ落下することで、当該底面近傍が損傷する虞があるため望ましくはない。
【0063】
遊技機1は、所謂ART等のボーナスとは異なる特別状態が発生する他の機種のスロットマシンを対象としてもよいし、遊技機の受皿が遊技装置の計数受入れ部よりも下側にあれば、パチンコ遊技機を対象とする等、どのような遊技機を対象としてもよい。
【0064】
上記した各種の遊技情報は、管理装置5等の入力機器において、入力した信号により直接的に特定しても演算式を利用して間接的に特定してもよい。
また、上記した数値、桁数、項目等は例示であり、どのような数値を採用してもよい。以下と未満についてはどちらを採用してもよく、「達していない」等の表現は以下或いは未満となった場合のいずれにも対応する表現となる。以上と超過についても同様で、「達している」等の表現は双方に対応する表現となる。
【符号の説明】
【0065】
図面中、1は遊技機、2は遊技装置、20は受皿、30,30´は計数受入れ部、51は本体筒(貯留部)、Aは払出通路、である。
図1
図2
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図10