特許第6963591号(P6963591)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許6963591-補聴器コンフィギュレーションの検出 図000002
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6963591
(24)【登録日】2021年10月19日
(45)【発行日】2021年11月10日
(54)【発明の名称】補聴器コンフィギュレーションの検出
(51)【国際特許分類】
   H04R 25/00 20060101AFI20211028BHJP
   H04R 25/02 20060101ALI20211028BHJP
【FI】
   H04R25/00 Z
   H04R25/00 H
   H04R25/02
【請求項の数】15
【外国語出願】
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2019-136228(P2019-136228)
(22)【出願日】2019年7月24日
(62)【分割の表示】特願2015-23403(P2015-23403)の分割
【原出願日】2015年2月9日
(65)【公開番号】特開2019-216438(P2019-216438A)
(43)【公開日】2019年12月19日
【審査請求日】2019年8月20日
(31)【優先権主張番号】PA201470077
(32)【優先日】2014年2月17日
(33)【優先権主張国】DK
(73)【特許権者】
【識別番号】503021401
【氏名又は名称】ジーエヌ ヒアリング エー/エス
【氏名又は名称原語表記】GN Hearing A/S
(74)【代理人】
【識別番号】110000110
【氏名又は名称】特許業務法人快友国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】フレミング シュミット
(72)【発明者】
【氏名】エッベ スカメルスン
(72)【発明者】
【氏名】アンドレアス シュースボウ
【審査官】 渡邊 正宏
(56)【参考文献】
【文献】 独国特許出願公開第102008030551(DE,A1)
【文献】 特表2013−521687(JP,A)
【文献】 特開平04−265100(JP,A)
【文献】 特開平02−214239(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04R 25/00−25/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の回路を収容する第1のハウジングと、
第2の回路を収容する第2のハウジングと、
前記第1の回路を前記第2の回路と相互接続するように構成されたコネクタと、
を備える補聴器であって、
前記コネクタは、前記第1の回路と前記第2の回路との間で第1の信号を伝送するためのラインを備え、
前記第1の信号は、音声を表すオーディオ信号であり、
前記第2の回路は、前記第2の回路に関するコンフィギュレーション情報を有する第2の信号を、前記ラインを使用して前記第1の回路へ送信するように構成された送信器を備え、
前記第2の回路は、前記ライン上に伝送される第3の信号によって充電される電源装置を備え、
前記オーディオ信号は前記コンフィギュレーション情報を含まず、
前記第3の信号は、前記補聴器の起動中に前記第2の回路の前記電源装置に伝送される20kHzより高い周波数の高周波信号を備え、
前記第2の回路のマイクロコントローラは、
前記高周波信号の存在を検出し、
前記高周波信号が捉えられた際に、前記ライン上で前記コンフィギュレーション情報を含むコードを送信する
補聴器。
【請求項2】
前記第2の回路の前記電源装置は、前記第3の信号に電気的に結合されたダイオードと、前記第3の信号によって前記ダイオードを介して充電されるキャパシタと、を含む、請求項1に記載の補聴器。
【請求項3】
前記第2の回路はレシーバを備える、請求項1に記載の補聴器。
【請求項4】
前記ラインが前記レシーバの入力ラインである、請求項に記載の補聴器。
【請求項5】
前記送信器は、振幅、周波数、位相、およびパルス幅からなるグループから選択される少なくとも1つの信号パラメータが変化する前記第2の信号を送信するように構成されている、請求項1に記載の補聴器。
【請求項6】
前記第2の信号は変調され、前記変調が、振幅変調、周波数変調、および位相変調からなるグループから選択される、請求項1に記載の補聴器。
【請求項7】
前記第2の信号はデジタル変調され、前記デジタル変調が、位相シフト・キーイング、周波数シフト・キーイング、振幅シフト・キーイング、および直角位相振幅変調からなるグループから選択される、請求項1に記載の補聴器。
【請求項8】
前記送信器は、前記ラインを短絡させることによって前記第2の信号を送信するように構成されている、請求項1に記載の補聴器。
【請求項9】
前記コンフィギュレーション情報は、前記第2の回路内の1つまたは複数の構成要素の識別子を含む、請求項1に記載の補聴器。
【請求項10】
前記コンフィギュレーション情報は、前記第2の回路内のそれぞれの構成要素の複数の識別子を含む、請求項1に記載の補聴器。
【請求項11】
前記第1のハウジングは耳掛け型ハウジングであり、前記第2のハウジングは耳穴型ハウジングである、請求項1に記載の補聴器。
【請求項12】
前記コンフィギュレーション情報を受信するように構成される、請求項1に記載の補聴器のためのフィッティング機器。
【請求項13】
前記コンフィギュレーション情報に基づいて前記補聴器をフィッティングするように構成される、請求項12に記載のフィッティング機器。
【請求項14】
前記コンフィギュレーション情報に応答してメッセージを表示するように構成される、請求項12に記載のフィッティング機器。
【請求項15】
補聴器を構成する方法であって、前記補聴器は、前記補聴器の第1の回路を前記補聴器の第2の回路と相互接続するコネクタを有し、前記コネクタは、前記第1の回路と前記第2の回路との間で、音声を表すオーディオ信号である第1の信号を伝送するように構成されたラインを有しており、前記方法は、
前記第2の回路に関するコンフィギュレーション情報を含む第2の信号を、前記ラインを使用して前記第1の回路へ送信するステップを含み、
前記第2の回路は、前記ライン上に伝送される第3の信号によって充電される電源装置を備え、
前記オーディオ信号は、前記コンフィギュレーション情報を含まず、
前記第3の信号は、20kHzより高い周波数の高周波信号を備え、
前記方法は、さらに、
前記補聴器の起動中に前記第2の回路の前記電源装置に、前記高周波信号を伝送するステップと、
前記第2の回路のマイクロコントローラによって前記高周波信号の存在を検出するステップと、
前記高周波信号が捉えられた際に前記マイクロコントローラから前記ライン上で前記コンフィギュレーション情報を含むコードを送信するステップと、
を備える、方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、補聴器のコンフィギュレーション情報を得る新規な方法、その方法を実施するように構成された補聴器、そのコンフィギュレーション情報を使用して補聴器をフィッティングするシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
BTE(耳掛け型)補聴器は当技術分野では周知である。BTE補聴器は、使用者の耳介の後ろに装着するように形作られているBTEハウジングを有する。BTEハウジングは、聴力損失を補償するための構成要素を収容する。音声信号伝送部材、すなわち音声チューブまたは導電体が、聴力損失を補償した音声を表す信号をBTEハウジングから使用者の外耳道内に伝送する。
【0003】
出力変換器は、補聴器の使用者の外耳道内に配置したレシーバ、いわゆる外耳道内レシーバ(Receiver−In−the−Ear)であってもよい。以下では、外耳道内レシーバを備える補聴器をRIE補聴器と呼ぶ。
【0004】
RIE補聴器では、音声信号伝送部材は導電体を備えており、BTE補聴器ハウジング内の補聴器回路から、当該導電体を通って、使用者の鼓膜に向かって音を発射するために使用者の外耳道内に配置されているレシーバへ、聴力損失補償済みオーディオ音声信号が伝搬される。
【0005】
使用者の外耳道内にレシーバを確実かつ快適に配置するために、使用者の外耳道に挿入するための耳穴型ハウジング、イヤピース、シェル、またはイヤモールドが設けられていてもよい。
【0006】
以下では、耳穴型ハウジング、イヤピース、シェル、およびイヤモールドという用語は、相互にほぼ同じ意味で使用される。
【0007】
通常、補聴器製造業者は、例えば異なる5つの出力レベルなど、様々な出力仕様を有するレシーバを有する多数の異なるイヤピースを用意する。
【0008】
通常、イヤピースにはまた、対象とする使用者の個々の耳の構造に合わせるために、様々な長さ、例えば異なる8つの長さの音声信号伝送部材が用意される。
【0009】
それによって、例えば8×5=40の異なるイヤピースが特定のBTEハウジングと共に使用され得る。
【0010】
さらに、使用者の耳にフィットさせ、音声信号伝送部材およびその他の構成要素を外耳道内の所望位置に固定し、かつ、例えば使用者が顎を動かしたときに、イヤピースが耳から抜け落ちるのを防止するために、イヤピース、シェル、またはイヤモールドを個別に注文生産することができ、あるいは多数の標準サイズで製造することもできるが、それが、特定のBTEハウジングと共に使用されるであろうイヤピースの数をさらに増やすことになる。
【0011】
イヤピースは、例えば閉塞作用を抑制するために使用するマイクロフォンおよび/または方向キューを記録するための1つまたは複数のマイクロフォンなど、1つまたは複数のマイクロフォンを収容することがあり、それが、特定のBTEハウジングと共に使用されるであろうイヤピースの数をさらに増やすことになる。
【0012】
この結果、特定のBTEハウジングと共に使用することができるイヤピースが極めて多様になる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
このように、異なるサブアセンブリの数が少なめでも、様々な組合せを用意することによって、多様な補聴器が提供され得る。したがって、各補聴器の実際のコンフィギュレーション(即ち構成)を自動的に検出する必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0014】
したがって、新規な補聴器は、
第1の回路を収容する第1のハウジングと、
第2の回路を収容する第2のハウジングと、
第1の回路を第2の回路と相互接続するように構成されたコネクタであって、第1の回路と第2の回路との間で第1の信号を伝送するためのラインを有するコネクタと、
を備え、
第2の回路は、コンフィギュレーション情報を有する第2の信号を、ラインを使用して、第1の回路へ送信するように構成された送信器を備え、
第1の信号はコンフィギュレーション情報を含まない。
【0015】
新規な補聴器は、コンフィギュレーション情報に従ってその動作を調整するように構成されていてもよい。
【0016】
送信器を有する第2の回路は、補聴器の起動時に、かつ/または、ユーザによる第2の信号の送信要求を補聴器のユーザ・インタフェースから補聴器が受信した時点で、かつ/または、フィッティング機器などの外部装置から第2の信号の送信要求を補聴器が受信した時点で、コンフィギュレーション情報を有する第2の信号を第1の回路へ送信するように構成されていてもよい。
【0017】
新規な方法もまた提供される。その方法は、コネクタによって回路に接続されている構成要素または構成要素の組合せを識別するための方法であって、その構成要素または構成要素の組合せの固有特性を示すコンフィギュレーション情報を、コネクタに組み込まれ、かつ、コンフィギュレーション情報以外の情報を送信するために提供されたライン上に送信するステップを含む方法である。
【0018】
新規な補聴器の構成方法は、
第1の信号を送信するように構成されたラインによって、第1の回路と第2の回路とを相互接続するコネクタを使用するステップと、
第2の回路に関するコンフィギュレーション情報を含む第2の信号を、ラインに送信することによって、第1の回路へ送信するステップと
を含み、
第1の信号はコンフィギュレーション情報を含まない。
【0019】
補聴器用の新規なフィッティング機器もまた提供される。そのフィッティング機器は、コンフィギュレーション情報を受信するように構成されている。
【0020】
新規なフィッティング機器は、コンフィギュレーション情報に従って補聴器をフィッティングするように構成されていてもよい。
【0021】
新規なフィッティング機器は、コンフィギュレーション情報に応答してメッセージを表示するように構成されていてもよい。
【0022】
新規なフィッティング機器は、専用機器、あるいは適切なフィッティングソフトウェアを有するPC、または適切なアプリケーションを有する可搬型装置(例えばタブレット・コンピュータ、スマートフォンなど)、などであってもよい。
【0023】
例えばイヤピース内のレシーバなど、構成要素または構成要素の組合せを、自動的に識別することによって、対象とする補聴器の調整不良が回避される。
【0024】
例えば、補聴器を対象の使用者に最初にフィッティングする際、例えばレシーバのタイプなど、構成要素(複数可)の自動識別によって、販売業者が迅速で確かな最初のフィッティングを行うことができ、例えば、左右の耳穴型ハウジングの不注意な取り違えを自動的に検出することができる。また、販売業者は、フィッティングに際し、コンフィギュレーション情報を手入力する作業から解放されるとともに、誤って手入力された構成要素情報による間違ったゲインおよび出力レベルを調整することから解放される。
【0025】
さらに、間違った耳穴型ハウジングをBTEハウジングに不注意に相互接続するような、不注意な望ましくない構成要素の組合せによる補聴器の誤動作が回避される。例えば、構成要素の望ましくない組合せが検出される場合に、補聴器の起動プロセスを停止することができ、かつ/または、ある機能を達成するのに適切な構成要素の組合せが検出される場合、補聴器のその機能のみを有効にすることができ得る。
【0026】
さらに、対象とする補聴器に関して、正しい交換部品番号が容易に特定され得る。
【0027】
さらに、例えば、右耳向けの耳穴型ハウジングが不注意で左耳にフィットされたBTEハウジングに接続されているときなど、左耳と右耳との構成要素が不注意で入れ替わっているような場合に、補聴器の使用者に構成要素の間違った組合せを警告し得る。使用者はまた、間違った交換部品が、使用者に不注意に供給され、補聴器に使用されてしまっている場合に警告を受けることができ、それによって、迷惑を被らずに済み、販売業者の営業所を余計に訪れることにならなくて済む。
【0028】
コンフィギュレーション情報の伝送に使用するラインが別の目的のために既に存在しているので、自動識別は、第1と第2の回路とを相互接続する導体の数を増加させることなく行われる。このように、既存の補聴器部品を、コネクタの変更などのハードウェアの変更なしに、新規な方法を実施するように構成し得る。また、コネクタの複雑さおよびコストが最小限に保たれる。
【0029】
第1の信号は、音声を表すオーディオ信号、例えば、使用者の鼓膜に向けて音声を発射するためにレシーバへ伝送されるオーディオ信号であってもよい。
【0030】
第2の回路は電源装置を備えていてもよい。電源装置には、ラインを介して電力が供給されてもよい。例えば、電源装置は、ラインに高周波信号f>20kHzを伝送することによって充電されてもよい。電源装置はキャパシタであってもよい。
【0031】
第2の回路はレシーバを備えていてもよい。ラインは、レシーバの入力ラインであってもよい。
【0032】
送信器は、振幅、周波数、位相、パルス幅などの少なくとも1つの信号パラメータが変化する信号を送信するように構成されていてもよい。
【0033】
送信器は、振幅変調、周波数変調、位相変調などによって、信号を変調するように構成されていてもよい。
【0034】
送信器は、位相シフト・キーイング、周波数シフト・キーイング、振幅シフト・キーイング、直角位相振幅変調などによって、信号をデジタル変調するように構成されていてもよい。
【0035】
コンフィギュレーション情報には、第1および/または第2の回路と相互接続された部品または構成要素の詳細な配置を識別する情報が含まれていてもよい。
【0036】
具体的には、コンフィギュレーション情報には、第2の回路の構成要素および/または構成要素の組合せの識別子が含まれていてもよい。
【0037】
コンフィギュレーション情報には、第2の回路の構成要素の組合せの識別子が含まれていてもよい。
【0038】
補聴器のタイプおよびフィッティングパラメータは、第2の回路の構成要素、または構成要素の組合せに強く依存し得る。
【0039】
したがって、個々の使用者に対して、補聴器の第1および第2の回路の正しい組合せ、および補聴器の正しいフィッティングパラメータを提供することが重要である。
【0040】
誤った組合せは、補聴器の著しい誤調整に至ることがある。
【0041】
送信器は、ラインを短絡させることによってコンフィギュレーション情報を送信するように構成されていてもよい。短絡は、対応するバッテリ供給電圧の電圧降下を生じさせることができ、その電圧降下は、第1の回路によって、例えば聴力損失補償を行うように構成された信号プロセッサなどの第1の回路の信号プロセッサによって、検出しデコードすることができ、それによって、第2の回路の1つの構成要素、または構成要素の組合せが、第1の回路において識別される。
【0042】
第1のハウジングは耳掛け型ハウジングであってもよく、第2のハウジングはイヤピースであってもよい。
【0043】
第2の回路は、第2の回路の1つの構成要素または構成要素の組合せの識別のためにエンコードされた時間シーケンスに従ってラインを短絡させるようにプログラムされたマイクロコントローラを有していてもよい。
【0044】
RIE補聴器には、イヤピースなどの第2のハウジングの第2の回路を、BTEハウジングなどの第1のハウジングの第1の回路へ容易に接続/接続解除するために、コネクタが設けられていてもよい。例えば、このようにして、様々なタイプのイヤピース内レシーバをBTEハウジングに容易に接続することができ、それによって、様々なレシーバを有する様々な補聴器がもたらされる。
【0045】
新規なフィッティング機器は、例えば、受信したコンフィギュレーション情報(例えば識別されたレシーバの個別の型式など)に従って補聴器パラメータを選択することによって、受信したコンフィギュレーション情報に自動的に応答し得る。このようにして、レシーバと、補聴器と、補聴器フィッティングパラメータとが正しく組み合わされる。
【0046】
新規なフィッティング機器の操作者は、例えば、コンフィギュレーション情報(例えば、識別されたレシーバの個別の型式など)に従って補聴器パラメータを調整することによって、コンフィギュレーション情報の表示に応答して適切な処置を取り得る。このようにして、レシーバと、補聴器と、補聴器フィッティングパラメータとが正しく組み合わされる。
【0047】
新規なフィッティング機器の操作者は、例えば、識別された特定の型式のレシーバに対して補聴器を調整することが不可能な場合であって、レシーバを交換するのが妥当である場合に、レシーバを交換することによって、コンフィギュレーション情報の表示に応答して適切な処置を取ることができる。このようにして、レシーバと、補聴器と、補聴器フィッティングパラメータとの望ましくない組合せを発見して修正することができる。
【0048】
補聴器および補聴器パラメータの調整は、上記の補聴器によって内部制御されていてもよい。
【0049】
本開示を通して、「オーディオ信号」は、補聴器の入力から出力までの信号経路の重要部分を形成するあらゆるアナログまたはデジタル信号を特定するために使用することができる。
【0050】
新規な補聴器および新規なフィッティング機器での信号処理は、専用のハードウェアで行ってもよく、または信号プロセッサで行ってもよく、あるいは専用ハードウェアと1つまたは複数の信号プロセッサとの組合せで行ってもよい。
【0051】
本明細書において使用される、「プロセッサ」、「信号プロセッサ」、「コントローラ」、「システム」等の用語は、ハードウェア、ハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアのいずれかのCPU関連の構成要素を指すように意図されたものである。
【0052】
例えば、「プロセッサ」、「信号プロセッサ」、「コントローラ」、「システム」等は、プロセッサで実行中のプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、および/またはプログラムでもよいが、それらに限定されることはない。
【0053】
例えば、「プロセッサ」、「信号プロセッサ」、「コントローラ」、「システム」等の用語は、プロセッサで実行中のアプリケーションおよびハードウェアプロセッサの両方を指す。1つまたは複数の「プロセッサ」、「信号プロセッサ」、「コントローラ」、「システム」等、またはそれらのどのような組み合わせも、プロセスおよび/または実行スレッド内に存在してもよく、1つまたは複数の「プロセッサ」、「信号プロセッサ」、「コントローラ」、「システム」等、またはそれらのどのような組み合わせも、1つのハードウェアプロセッサ上に、場合によっては、他のハードウェア回路との組み合わせで局在してもよく、および/または2つ以上のハードウェアプロセッサ間で、場合によっては、他のハードウェア回路との組み合わせで分配されてもよい。
【0054】
また、プロセッサ(または同様の用語)は、信号処理を行うことができるいかなる構成要素または構成要素のいかなる組合せであってもよい。例えば、信号プロセッサは、ASICプロセッサ、FPGAプロセッサ、汎用プロセッサ、マイクロプロセッサ、回路要素、または集積回路であってもよい。
【0055】
補聴器は、第1の回路を収容する第1のハウジングと、第2の回路を収容する第2のハウジングと、第1の回路を第2の回路と相互接続するように構成されたコネクタとを備え、コネクタは、第1の回路と第2の回路との間で第1の信号を伝送するためのラインを備え、第2の回路は、コンフィギュレーション情報を有する第2の信号を、ラインを使用して第1の回路へ送信するように構成された送信器を備え、第1の信号はコンフィギュレーション情報を含まない。
【0056】
任意であるが、第1の信号は、音声を表すオーディオ信号である。
【0057】
任意であるが、第2の回路は、ライン上を伝送される第3の信号によって充電される電源装置を備える。
【0058】
任意であるが、第2の回路はレシーバを備える。
【0059】
任意であるが、ラインはレシーバの入力ラインである。
【0060】
任意であるが、送信器は、振幅、周波数、位相、およびパルス幅からなるグループから選択される少なくとも1つの信号パラメータが変化する第2の信号を送信するように構成されている。
【0061】
任意であるが、第2の信号は変調され、変調は、振幅変調、周波数変調、および位相変調からなるグループから選択される。
【0062】
任意であるが、第2の信号はデジタル変調され、デジタル変調は、位相シフト・キーイング、周波数シフト・キーイング、振幅シフト・キーイング、および直角位相振幅変調からなるグループから選択される。
【0063】
任意であるが、送信器は、ラインを短絡させることによって第2の信号を送信するように構成されている。
【0064】
任意であるが、コンフィギュレーション情報は、第2の回路内の1つまたは複数の構成要素の識別子を含む。
【0065】
任意であるが、コンフィギュレーション情報は、第2の回路内のそれぞれの構成要素の複数の識別子を含む。
【0066】
任意であるが、第1のハウジングは耳掛け型ハウジングであり、第2のハウジングは耳穴型ハウジングである。
【0067】
補聴器用のフィッティング機器は、コンフィギュレーション情報を受信するように構成されている。
【0068】
任意であるが、フィッティング機器は、コンフィギュレーション情報に基づいて補聴器をフィッティングするように構成されている。
【0069】
任意であるが、フィッティング機器は、コンフィギュレーション情報に応答してメッセージを表示するように構成されている。
【0070】
補聴器を構成する方法であって、補聴器は、補聴器の第1の回路を補聴器の第2の回路と相互接続するコネクタを有し、コネクタは、第1の回路と第2の回路との間で第1の信号を伝送するように構成されたラインを有しており、上記方法は、第2の回路に関するコンフィギュレーション情報を含む第2の信号を、ラインを使用して第1の回路へ送信するステップを含み、第1の信号は、コンフィギュレーション情報を含まない。
【0071】
他のさらに別の態様および特徴は、実施形態についての以下の詳細な説明を読むことにより明らかになるであろう。
【0072】
以下において、様々な例が示されている図面を参照して、新規な方法、新規な補聴器、および新規なフィッティング機器がより詳細に説明される。
【図面の簡単な説明】
【0073】
図1】新規な補聴器の一例の概略図である。
図2】新規なRIEタイプの補聴器の透視図である。
図3】自動コンフィギュレーション検出のための補聴器回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0074】
次いで、新規な方法、新規な補聴器、および新規なフィッティング機器が、新規な方法、新規な補聴器、および新規なフィッティング機器の様々な例が示されている添付図面を参照して、以降、より完全に説明される。それら新規な方法、新規な補聴器、および新規なフィッティング機器は、様々な形態で具体化することができるが、本明細書に記述される例に限定されると理解すべきではない。
【0075】
図面は、単に、実施形態の説明を容易にするためのものであることにも留意されたい。それら図面は、本発明の排他的記述、または本発明の範囲を限定することを意図するものではない。さらに、例示の実施形態は、示された全ての態様または利点を有するとは限らない。特定の実施形態に即して説明された態様または利点は、その実施形態に限定される必要はなく、そのように例示されておらず、または明確にそのように記述されていなくても、いずれの他の実施形態においても実施することができる。
【0076】
全体を通して同じ参照番号は同じ要素を示す。したがって、同じ要素については、各図の説明ごとに詳細に説明しない。
【0077】
図1〜3、特に図1は、使用者の耳介100の後ろに装着される第1のハウジング、すなわちBTE補聴器ハウジング(図示せず−内部部品を見せるために外壁が取り除かれている)を備えるRIE補聴器10を概略的に示す。BTEハウジングは、少なくとも1つのBTE音声入力変換器14、16、すなわち音響音声信号をそれぞれのマイクロフォンオーディオ音声信号に変換する前方マイクロフォン14および後方マイクロフォン16と、それぞれのマイクロフォンオーディオ音声信号をフィルタ処理するための、任意で設けられるプレ・フィルタ(図示せず)と、マイクロフォンオーディオ音声信号をそれぞれのデジタル・マイクロフォンオーディオ音声信号に変換するためのA/D変換器(図示せず)とを有する第1の回路12を収容し、それらデジタル・マイクロフォンオーディオ音声信号は、入力デジタルオーディオ音声信号に基づいて聴力損失補償済み出力信号を生成するように構成されているプロセッサ18に入力される。
【0078】
聴力損失補償済み出力信号は、音声信号伝送部材20に入れられた電線であるライン44(見えない)を通して、第2のハウジング(図示せず−内部部品を見せるために外壁が取り除かれている)に収容されている第2の回路24のレシーバ22へ伝送される。レシーバ22は、聴力損失補償済み出力信号に基づいて、使用者の鼓膜に向けて伝送する音響出力信号を発生する。第2のハウジングは、BTE補聴器の分野で周知の如く、使用者の外耳道内に快適に配置されて、レシーバ22および音声信号伝送部材20を使用者の外耳道内の所望位置に固定し保持するように構成されている外形を有するイヤピース62を構成する。
【0079】
音声伝送部材20を有するイヤピース62は、イヤピース62を容易に接続/取外しできるようにコネクタ30によってBTEハウジングに接続されている。
【0080】
イヤピース62は、音声伝送部材20を備える。多数の様々なイヤピースをコネクタ30によってBTEハウジングに接続することができ、それらイヤピースは下記のようなものを収容する。
すなわち、
a)1個のレシーバおよび零個のマイクロフォン
b)1個のマイクロフォンおよび零個のレシーバ
c)1個のレシーバおよび方向キューを保持するために配置された1個のマイクロフォン
d)1個のレシーバおよび閉塞感を抑えるために配置された1個のマイクロフォン
e)1個のレシーバおよび2個のマイクロフォン(方向キュー用および閉塞感用)
などである。
【0081】
上記のイヤピースは、様々な電力定格、例えば異なる4つの定格のレシーバをさらに有してもよく、様々な長さ、例えば5つの異なる標準長さの音声チューブ部材20をさらに有してもよい。
【0082】
さらに、左耳用に構成されたイヤピースと、右耳用に構成されたイヤピースと、がそれぞれ用意される。
【0083】
さらに、ある種のイヤピースは、温度センサ、圧力センサ、方向センサなど、他のセンサを備えていてもよい。
【0084】
このように、多様なイヤピースが容易にもたらされ得る。したがって、コネクタ30によってBTEハウジングに実際に接続されているイヤピースが自動的に検出されれば、例えば間違いを避けるために、極めて有効である。
【0085】
図に示されているイヤピース62は、イヤピース62が使用者の外耳道内の所望位置に配置されたとき、外耳道への入口に配置される1個の耳穴型(ITE:In−the−Ear)マイクロフォン26を収容する。ITEマイクロフォン26は、音声伝送部材20に入れられた相互接続電線(見えない)を用いて、BTEハウジング内のA/D変換器(図示せず)に接続されるとともに、任意でプレ・フィルタ(図示せず)にも接続されている。
【0086】
BTE補聴器10は、バッテリ28によって駆動される。バッテリ28は再充電式であってもよい。
【0087】
使用中、ITEマイクロフォン26は、使用者の外耳道への入口に配置される。この位置において、ITEマイクロフォンの出力信号(以下ではITEオーディオ音声信号と呼ばれる)は、ITEマイクロフォン26が受信した音響音声に応答してITEマイクロフォン26によって生成され、受信された音響音声信号の空間キューを保持する。言い換えれば、ITEマイクロフォン26は、その伝達関数が使用者の頭部伝達関数に良好に近似するように配置される。
【0088】
プロセッサ18が、ITEオーディオ音声信号に含まれる方向情報を聴力損失補償済み出力信号に伝達し、それによって、さらに空間キューが保持され、その結果、使用者が各自の定位能力を維持できる。
【0089】
ITEマイクロフォン26はレシーバ22の近くで動作するが、その結果、ハウリングの危険性が高くなり、それが、補聴器10が利用可能な最大安定利得を制約する。
【0090】
しかし、補聴器10では、マイクロフォン14、16およびITEマイクロフォン26の出力信号は、例えば欧州特許出願第12199761.3号により詳細に説明されているような例えば適応フィルタ処理を行うなどの信号処理を受け、それによって、ハウリングが抑えられると同時に、空間キューが保持され、補聴器の使用者に伝達される。
【0091】
上記のように、閉塞感を抑えるために、マイクロフォンを第2のハウジング、すなわちイヤピース62内に収容することができる。そのマイクロフォンは、イヤピース62が使用者の外耳道内の所望位置に配置されたとき、外耳道内部の鼓膜の近くに配置される。
【0092】
通常、第2のハウジング(イヤピース)による外耳道の閉塞は、使用者自身の声についての使用者の感覚に変化を生じる。
【0093】
声道(喉および口)から発する音声は、これら空洞と外耳道の外側部分との間の軟骨組織を通って、外耳道内に伝送される。
【0094】
外耳道内に何もないとき、主として低周波数のこの音の大部分は外耳道から単に抜け出る。しかし、外耳道が塞がれると、骨を伝わるこの音は、外耳道から抜け出すことができない。その結果、残された外耳道の容積内で音圧レベルが上昇する。この低周波音圧の上昇が、音として聴こえることになり、自分自身の声を大きく低音の響く声として使用者に聴かせることになる。自分自身の声についての感覚の変化は、閉塞に関する最も大きい不満要因であるが、それ1つだけではない。他の閉塞に関する問題としては、良好な低周波聴力を有する補聴器使用者にとっての低周波数での過大な増幅、言葉の明瞭性の低下、定位性の劣化、肉体的不快、および外耳の炎症/感染症が含まれる。補聴器使用者が閉塞に順応することはなく、閉塞作用は、補聴器装用者の27%までもが自分たちの補聴器への不満の理由として挙げている。これが、閉塞作用を緩和しさらには除去する必要性を重要なものとする。
【0095】
欧州公開公報2434780号においてより詳細に説明されているように、イヤピースが使用者の外耳道内の所望位置に配置されているとき、レシーバは、鼓膜の近くに配置されたマイクロフォンの出力信号に基づいて、骨を伝わる音を相殺することができ、その結果、使用者は、聴力損失補償済み信号のみを感知して聴くことになり、それによって、閉塞作用が抑えられる。
【0096】
図2は、動作位置にある新規な補聴器10を示す。動作位置では、BTEハウジング60が使用者の耳の後ろ、すなわち耳介100の後ろにある。図示のように、新規な補聴器10は、耳介100の内側に配置されるように意図された可撓性のアーム64を有し得、アーム64は、例えば耳甲介の外周を廻って耳珠および対珠の後方に配置され、対耳輪に当接し、少なくとも部分的に対耳輪によって覆われ、それによって、イヤピース62を使用者の外耳内部の所望の位置に保持する。アームは、製造の際に、耳介100の所望の位置に容易に嵌め込めるように、好ましくは対耳輪の湾曲より僅かに大きい湾曲による弓形に、予め形成することができる。
【0097】
図2はまた、新規なフィッティング機器70と、インターネット200および新規なBTE補聴器10とのフィッティング機器70の無線相互接続とを概略的に示しており、BTE補聴器10が、BTEハウジング60が使用者の耳の後ろ、すなわち耳介100の後ろにある動作位置にある様子が示されている。
【0098】
コンフィギュレーション情報を、無線80でフィッティング機器70へ伝送して、例えば、フィッティング機器70の操作者による確認、および検出されたイヤピースのタイプが所望のタイプでない場合に生じ得る修正作業のために、フィッティング機器70のディスプレイ上に表示させることができる。
【0099】
フィッティング機器70は、コンフィギュレーション情報に従って補聴器10をフィッティングするように構成されている。
【0100】
フィッティング機器70は、補聴器10から受信したコンフィギュレーション情報に応答するように構成されているプロセッサ72を有する。
【0101】
フィッティング機器は、インターネット200を介して遠隔サーバにアクセスするように構成されていてもよく、それによって、例えば受け取ったコンフィギュレーション情報に基づいて、例えば新規なタイプのイヤピース62に関するフィッティングパラメータの新規な値に関し、補聴器10についてのさらに別の情報を求めてデータ・ベースにアクセスすることができる。
【0102】
図3は、コンフィギュレーション自動検出用の補聴器回路12、24の構成図を示す。図3では、第2の回路24は、第2のハウジング、すなわちイヤピース62に収容されているが、別の例では、第2の回路24は、コネクタ30に収容されていてもよい。
【0103】
第2の回路24は、レシーバ22と、第2の回路24を有するイヤピース62のタイプを一意的に識別するコードを送信するように構成されたマイクロコントローラ40の形態の送信器40とを備え、例えば、送信されるコードは、例えば、レシーバ22の電力定格、イヤピース62が左耳用か右耳用か、場合によっては音声伝送部材20の長さ、場合によってはマイクロフォン26の数およびタイプ(閉塞感および/または空間キュー)、場合によっては他のセンサの数およびタイプなどの、コンフィギュレーション情報を含む。
【0104】
レシーバ22は、第1のハウジング、すなわちBTEハウジング60に収容されているレシーバ・ドライバ42によって駆動される。補聴器10の通常の動作中、レシーバ・ドライバ42は、聴力損失補償済み音声信号を、音声伝送部材20内のライン44でレシーバへ送信する。
【0105】
補聴器10の起動中、レシーバ・ドライバ42は、高周波信号、好ましくは20kHzより高い信号をライン44で送信する。高周波信号はダイオード48を介してキャパシタ46を充電し、充電されたキャパシタ46は、続いて、コードをライン44で送信する間、送信器(マイクロコントローラ)40に電力を供給する。
【0106】
高周波信号は、さらにロー・パス・フィルタ50で低周波通過フィルタ処理され、高周波信号の存在を検出するように構成されているマイクロコントローラ40に入力される。マイクロコントローラ40は、さらに、高周波信号を捉えるとコードをライン44で送信するように構成されている。
【0107】
マイクロコントローラ40は、断続的にライン44を短絡させ、それによってBTEハウジング内の回路の供給電圧に一連の電圧降下を発生させることによって、コードを送信するように構成され、その電圧降下は、回路の電圧供給を監視するために従来から存在する、BTEハウジング60内の第1の回路12のコンパレータ52によって検出される。
【0108】
このように、コードは、オーディオ信号をレシーバへ伝送する信号ラインを使用して伝送されデコードされ、その信号ラインは、補聴器には必ず存在し、BTEハウジングに回路を追加せずに済む。
【0109】
第2の回路24は、第2の回路の電源装置、例えば充電されたキャパシタ46から電力がそれ以上来なくなるまで、コンフィギュレーション情報を繰り返し送信するように構成されていてもよく、または、第2の回路24は、コンフィギュレーション情報が首尾よく受信されたとの確認信号を、例えば所定の時間長さの高周波信号を発信することによって、第1の回路から受け取るまで、コンフィギュレーション情報を繰り返し送信するように構成されていてもよい。
【0110】
特定の実施形態が示され説明されてきたが、それらの実施形態が、特許請求の範囲に記載の発明を限定するものではないことが理解される筈であり、また、特許請求の範囲に記載の発明の趣旨および範囲から逸脱することなく様々な変更および修正を行うことができることが当業者にとって明らかな筈である。本明細書および図面は、したがって、限定ではなく例示を意味するものと見做されたい。特許請求の範囲に記載の発明は、その代替形態、変更形態、均等形態を、特許請求の範囲によって定義されているものとして包含することを意図する。
以下は、出願時の特許請求の範囲に記載の要素である。
[項目1]
第1の回路を収容する第1のハウジングと、
第2の回路を収容する第2のハウジングと、
前記第1の回路を前記第2の回路と相互接続するように構成されたコネクタと、
を備える補聴器であって、
前記コネクタは、前記第1の回路と前記第2の回路との間で第1の信号を伝送するためのラインを備え、
前記第2の回路は、コンフィギュレーション情報を有する第2の信号を、前記ラインを使用して前記第1の回路へ送信するように構成された送信器を備え、
前記第1の信号は前記コンフィギュレーション情報を含まない、
補聴器。
[項目2]
前記第1の信号は、音声を表すオーディオ信号である、項目1に記載の補聴器。
[項目3]
前記第2の回路は、前記ライン上に伝送される第3の信号によって充電される電源装置を備える、項目1に記載の補聴器。
[項目4]
前記第2の回路はレシーバを備える、項目1に記載の補聴器。
[項目5]
前記ラインが前記レシーバの入力ラインである、項目4に記載の補聴器。
[項目6]
前記送信器は、振幅、周波数、位相、およびパルス幅からなるグループから選択される少なくとも1つの信号パラメータが変化する前記第2の信号を送信するように構成されている、項目1に記載の補聴器。
[項目7]
前記第2の信号は変調され、前記変調が、振幅変調、周波数変調、および位相変調からなるグループから選択される、項目1に記載の補聴器。
[項目8]
前記第2の信号はデジタル変調され、前記デジタル変調が、位相シフト・キーイング、周波数シフト・キーイング、振幅シフト・キーイング、および直角位相振幅変調からなるグループから選択される、項目1に記載の補聴器。
[項目9]
前記送信器は、前記ラインを短絡させることによって前記第2の信号を送信するように構成されている、項目1に記載の補聴器。
[項目10]
前記コンフィギュレーション情報は、前記第2の回路内の1つまたは複数の構成要素の識別子を含む、項目1に記載の補聴器。
[項目11]
前記コンフィギュレーション情報は、前記第2の回路内のそれぞれの構成要素の複数の識別子を含む、項目1に記載の補聴器。
[項目12]
前記第1のハウジングは耳掛け型ハウジングであり、前記第2のハウジングは耳穴型ハウジングである、項目1に記載の補聴器。
[項目13]
前記コンフィギュレーション情報を受信するように構成される、項目1に記載の補聴器のためのフィッティング機器。
[項目14]
前記コンフィギュレーション情報に基づいて前記補聴器をフィッティングするように構成される、項目13に記載のフィッティング機器。
[項目15]
前記コンフィギュレーション情報に応答してメッセージを表示するように構成される、項目13に記載のフィッティング機器。
[項目16]
補聴器を構成する方法であって、前記補聴器は、前記補聴器の第1の回路を前記補聴器の第2の回路と相互接続するコネクタを有し、前記コネクタは、前記第1の回路と前記第2の回路との間で第1の信号を伝送するように構成されたラインを有しており、前記方法は、
前記第2の回路に関するコンフィギュレーション情報を含む第2の信号を、前記ラインを使用して前記第1の回路へ送信するステップを含み、
前記第1の信号は、前記コンフィギュレーション情報を含まない、
方法。
図1
図2
図3