【文献】
Seung-Wook Park et al.,Intra BL prediction considering phase shift,Joint Video Team (JVT) of ISO/IEC MPEG & ITU-T VCEG (ISO/IEC JTC1/SC29/WG11 and ITU-T SG16 Q.6) 15th Meeting: Busan, KR,2005年04月16日,[JVT-O023]
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記相対位相シフトを決定するステップは、適応フィルタトレーニングを実行し相対サンプリンググリッドを検出するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
前記適応フィルタトレーニングを実行し前記相対サンプリンググリッドを検出するステップは、前記第1のビデオレイヤおよび前記アップサンプリングされた第2のビデオレイヤ上で適応フィルタトレーニングを実行するステップを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
前記アップサンプリングされた第2のビデオレイヤと前記第1のビデオレイヤとの間の前記相対位相シフトを決定するステップは、適応フィルタ係数を検査するステップを含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
前記第1のビデオレイヤを符号化するステップは、前記アップサンプリングされた第2のビデオレイヤを使用して前記第1のビデオレイヤ上で空間スケーラブル符号化を実行するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
前記アップサンプリングされた第2のビデオレイヤ上でサンプリンググリッド補正を実行するステップは、多相フィルタを適用するステップを含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
前記サンプリンググリッド情報は、サンプリンググリッド情報が存在することを示しているフラグと、前記サンプリンググリッド情報の精度のインジケーションとをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
前記第1のビデオレイヤ、前記第2のビデオレイヤ、および前記生成されたサンプリンググリッド情報を多重化して多重化ビットストリームを形成するステップをさらに備え、
前記符号化された第1のビデオレイヤ、前記符号化された第2のビデオレイヤ、および前記生成されたサンプリンググリッド情報を伝達するステップは、前記多重化されたビットストリームを伝達するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【発明を実施するための形態】
【0011】
今から、説明的な実施形態についての詳細な説明が、様々な図を参照して行われる。この説明は、可能な実施についての詳細な例を提供するが、細部は、例示的なものであることが意図され、本出願の範囲を限定することは決して意図されていないことに留意されたい。本明細書で使用される場合、さらなる修飾または特徴付けがなされない限り、冠詞「a」または「an」は、例えば、「1または複数」または「少なくとも1つ」を意味すると理解され得る。
【0012】
効率的なデジタルビデオ通信、配信、および/または消費を可能にするために、様々なデジタルビデオ圧縮技法が使用され得る。そのようなデジタルビデオのための商用展開された規格の例は、H.26、MPEG−1、MPEG−2、H.263、MPEG−4パート2、H.264/MPEG−4パート10 AVC、ならびに/または(例えば、ITU−Tビデオコーディングエキスパーツグループ(VCEG)とISO/IECムービングピクチャエキスパーツグループ(MPEG)によって共同で開発され得た)高効率ビデオコーディング(HEVC)など、ISO/IECおよびITU−Tによって開発され得たものである。HEVCは、ビデオ品質を同じまたはほぼ同じに保ちながら、より高い圧縮(例えば、H.264/AVCの2倍の圧縮)、および/またはより低いビットレート(例えば、ビットレートの半分)を達成するために使用され得る。
【0013】
デジタルビデオサービスは、例えば、衛星、ケーブル、地上波放送チャネル上でのTVサービス、(例えば、スマートフォン、タブレット、および/もしくは他のWTRUなどの、モバイルデバイスにおいては)インターネット、ならびに/またはビデオチャット、モバイルビデオ録画および共有、および/もしくはビデオストリーミングなどの、他のビデオアプリケーションを介して実施され得る。これらのビデオ送信は、異機種環境において実行され得る。3スクリーンまたはNスクリーンなど、様々なタイプのビデオ送信シナリオでは、(例えば、計算能力、メモリ/ストレージサイズ、ディスプレイ解像度、表示フレームレートなどに関して)多種多様な能力を有する、様々な消費者デバイス(例えば、PC、スマートフォン、タブレット、TVなど)が、ビデオ消費を行い得る。ネットワークおよび/または送信チャネルは、(例えば、パケットロスレート、利用可能なチャネル帯域幅、バースト誤り率などに関して)多種多様な特性を有し得る。ビデオデータは、有線ネットワークおよび/または無線ネットワークの組み合わせの上で送信され得、それが、下層の送信チャネル特性を複雑にし得る。そのようなシナリオでは、異機種ネットワーク上の異なる能力を有するデバイス上で動作するビデオアプリケーションのエクスペリエンス品質を改善するために、とりわけ、スケーラブルビデオコーディング(SVC)の前提が使用され得る。
【0014】
SVCは、最高の表現(例えば、時間解像度、空間解像度、品質など)で、(例えば、いくつかの実施形態では、おそらく一度)信号を符号化するために使用され得る。SVCは、クライアントデバイス上で動作するアプリケーションによって実施されるレートおよび/または表現に応じて、ビデオストリームのサブセットから復号を行うことを可能にし得る。SVCは、非スケーラブルなソリューションと比較して、帯域幅および/またはストレージを節約し得る。国際ビデオ規格のMPEG−2ビデオ、H.263、MPEG4ビジュアル、およびH.264は、スケーラビリティの少なくともいくつかのモードをサポートし得る、ツールおよび/またはプロファイルを有し得る。
【0015】
図1は、例示的なブロックベースのハイブリッドスケーラブルビデオ符号化システムのブロック図を示している。
図1に示されるように、スケーラブルビデオ符号化システムは、複数のレイヤ(例えば、1〜Nレイヤ)を含み得る。レイヤ1(例えば、ベースレイヤ)によって表される空間/時間信号解像度は、入力ビデオ信号のダウンサンプリングによって生成され得る。後続の符号化ステージにおいて、量子化器(Q
1)の適切な設定が、ベース情報の品質レベルをもたらし得る。後続のより高位のレイヤを符号化(例えば、効率的に符号化)するために、後続のレイヤの符号化/復号において、より高位のレイヤの解像度レベルの近似である、ベースレイヤ再構成Y
1が利用され得る。ベースレイヤ再構成Y
1は、例えば、アップサンプリングユニットによって、レイヤ2の解像度にアップサンプリングされ得る。ダウンサンプリングおよび/またはアップサンプリングは、様々なレイヤ(例えば、レイヤ1、2、...、N)にわたって実行され得る。ダウンサンプリング比および/またはアップサンプリング比は、おそらくは、いくつかの実施形態では、様々な要因の中でもとりわけ、2つの与えられたレイヤ(例えば、n1およびn2)の間の相対的寸法に応じて、異なり得る。2つのレイヤによって表されるビデオ信号は、同じまたはほぼ同じ空間解像度を有し得る。いくつかの実施形態では、対応するダウンサンプリング動作および/またはアップサンプリング動作は、バイパスされ得る。
【0016】
図1に示される例示的なスケーラブルシステムでは、任意の与えられたより高位のレイヤn(例えば、2≦n≦N)に対して、現在のレイヤnの信号から、アップサンプリングされたより低位のレイヤの信号(例えば、レイヤn−1の信号)を減算することによって、差分信号が、生成され得、このようにして獲得された差信号が、符号化され得る。いくつかの実施形態では、
図1において実施されるような差信号のコーディングは、同時に、良好なコーディング効率を達成すること、および/または潜在的な視覚的アーチファクトを回避することを困難にし得る。差信号のダイナミックレンジを正規化するために、非線形量子化および/またはジョイント量子化、ならびに正規化が、使用され得る。いくつかの実施形態では、これらのプロセスは、回避することが困難であり得る視覚的アーチファクトを導入し得る。いくつかの実施形態では、(例えば、H.264規格のスケーラブルビデオコーディング(SVC)および/またはマルチビューコーディング(MVC)などのビデオコーディング規格において実施され得るような)スケーラブルビデオコーディングは、残差ベースのレイヤ間予測を使用しない可能性もある。代わりに、いくつかの実施形態では、他のレイヤの復号されたピクチャに直接的に基づいたレイヤ間予測が、使用され得る。
【0017】
図2は、左ビュー(レイヤ1)および右ビュー(レイヤ2)を使用する立体視(2ビュー)ビデオコーディングのための時間およびレイヤ間予測の例を示している。
図2に示されるように、例示的な構造は、左ビュー(レイヤ1)および右ビュー(レイヤ2)を有する立体視ビデオをコーディングするために、MVCを使用し得る。左ビュービデオは、IBBP予測構造を用いてコーディングされ得、一方、右ビュービデオは、PBBB予測構造を用いてコーディングされ得る。右ビュー(レイヤ2)では、左ビュー(レイヤ1)内の第1のIピクチャと同じ位置に配置される第1のピクチャは、おそらくは、例えば、レイヤ1内のIピクチャからの予測に基づいて、Pピクチャとしてコーディングされ得る。右ビュー内の他のピクチャは、例えば、同じレイヤ(例えば、右ビュー)内での時間参照からもたらされる第1の予測、および/またはレイヤ1(例えば、左ビュー)内のレイヤ間参照ピクチャからもたらされる第2の予測を用いて、Bピクチャとしてコーディングされ得る。
【0018】
図2は、ビュースケーラビリティの例を示しているが、スケーラブルシステムは、他のタイプのスケーラビリティもサポートし得る。表1は、いくつかのタイプのスケーラビリティと、それらをサポートし得る例示的な規格を示している。本明細書では、(例えば、2つのレイヤの空間解像度が異なり得る場合など)空間スケーラビリティの1または複数の実施形態が説明される。本明細書では、空間スケーラビリティを包含し得るスケーラブルシステムのコーディング効率についての1または複数の実施形態も説明される。
【0020】
図3は、空間スケーラビリティをサポートし得る、例示的な2レイヤ符号化システムを示している。示されるように、ベースレイヤ(BL)ビデオ入力およびエンハンスメントレイヤ(EL)ビデオ入力は、ダウンサンプリングプロセスを用いて相互に関連付けられ得る。BLビデオは、BL符号化器によって符号化され得る。ELビデオは、EL符号化器によって符号化され得る。例えば、BL参照ピクチャバッファ内に記憶され得る、再構成されたBLビデオ信号は、ELビデオ解像度に一致するようにアップサンプリングされ得、ならびに/またはELビデオ入力を効率的に符号化および/もしくは予測するために、EL符号化器によって使用され得る。
図3に示されるアップサンプリングプロセスは、ピクチャレベルにおいて適用され得(例えば、BLピクチャ全体がアップサンプリングされ得)、領域レベルにおいて適用され得(例えば、BLピクチャの一部がアップサンプリングされ得)、および/またはブロックレベルにおいて適用され得る(例えば、BLピクチャ内のいくつかのブロックがアップサンプリングされ得る)。符号化の後、BLビットストリームおよび/またはELビットストリームのビデオパケットは、一緒に多重化されて、スケーラブルビットストリームを形成し得る。
図4は、いくつかの実施形態では、
図3の符号化器に対応し得る、(例えば、2レイヤを有する)例示的な空間スケーラブル復号器を示している。
【0021】
いくつかの実施形態では、スケーラブルコーディングシステムは、おそらくは、様々な理由の中でもとりわけ、符号化器と復号器の間のビット正確性を保証するために、例えば、
図3の符号化器および/または
図4の復号器に共通する、アップサンプリングプロセスを命じ得る。
図3のダウンサンプリングプロセスは、前処理ステップであり得、および/またはいかなるスケーラブルコーディング規格によっても命じられない可能性がある。符号化器は、ダウンサンプリングにおいて使用され得るダウンサンプリングフィルタを設計する場合に、周波数特性および/または相対サンプリンググリッドを自由に決定することを許可され得る。本明細書で説明されるように、いくつかの実施形態では、符号化器は、おそらくは、スケーラブルコーディングシステムによって命じられ得るアップサンプリングプロセスと組み合わせされた場合に、ELビデオ信号と完全にアライメントされるサンプリンググリッドを生成しない可能性がある、ダウンサンプリングプロセスを適用することを選択し得る。その結果、スケーラブルコーディング性能は、マイナスの影響を受け得る。本明細書では、ELビデオのサンプリンググリッドを回復するための1または複数の実施形態が説明される。例えば、ELビデオのサンプリンググリッドは、スケーラブルビットストリームの一部としてサンプリンググリッド情報を伝達すること、および/またはおそらくは、様々な要因の中でもとりわけ、サンプリンググリッド情報に基づいて、空間レイヤ間でサンプリンググリッドをアライメントすることによって、回復され得る。
【0022】
図5A、
図5B、
図6A、および
図6Bは、2xおよび1.5xの2つのダウンサンプリング比について、BLビデオ(例えば、円形)とELビデオ(例えば、空白の四角形)の間のサンプリンググリッドの例を示している。空間比毎に、2つの例示的なサンプリンググリッドが与えられており、一方は、ゼロ位相シフトを有し(
図5Aおよび
図6A)、他方は、非ゼロ位相シフトを有する(
図5Bおよび
図6B)。アップサンプリングフィルタは、符号化器と復号器の間のビット正確性を保証し得る。指定されるアップサンプリングフィルタは、ダウンサンプリング中に2つの空間レイヤの間で一定のサンプリンググリッドを仮定し得る。(例えば、HEVC規格の)スケーラブル拡張の開発は、ゼロ位相シフトダウンサンプリングフィルタを使用して生成される、テストビデオシーケンスを使用し得る。結果として、(例えば、HEVCのスケーラブル拡張において指定される)アップサンプリングフィルタは、アップサンプリングされたBLビデオがELビデオと位相アライメントされ得るように、ゼロ位相シフトアップサンプリングフィルタであり得る。
【0023】
符号化器アプリケーションは、異なるダウンサンプリングフィルタを適用することを選択し得る。例えば、それらは、非ゼロ位相シフトを有するダウンサンプリングフィルタを適用することを選択し得る。BLビデオとELビデオの間の2xの空間比、非ゼロ位相シフトを有するダウンサンプリングフィルタ、およびゼロ位相シフトを有するアップサンプリングフィルタの例を使用すると、
図7は、ELビデオとアップサンプリングされたBLビデオの間の正しくアライメントされていないサンプリンググリッドの例を示している。
図7では、元のELビデオは、空白の四角形で示されている。おそらくは、様々な技法の中でもとりわけ、非ゼロ位相シフトダウンサンプリングフィルタが適用され得た後、ダウンサンプリングされたBLビデオのサンプリンググリッドは、円形で示されている。おそらくは、様々な技法の中でもとりわけ、ゼロ位相シフトアップサンプリングフィルタがBLビデオに適用され得た後、アップサンプリングされたビデオのサンプリンググリッドは、パターン付けされた四角形で示されている。いくつかの実施形態では、おそらくは、サンプリンググリッドにおいてそのようなアライメントのずれを示すアップサンプリングされたビデオが、例えば、(様々な技法の中でもとりわけ)
図3および/または
図4に従って、ELビデオを予測するために使用され得る場合、レート−歪み性能に関するエンハンスメントレイヤビデオのコーディング効率は、マイナスの影響を受け得る。実施形態は、おそらくは、分数ピクセル精度を有する動き推定が、補償のために使用され得る一方で、本明細書で説明される理由のうちの1または複数のせいで、コーディング性能に対する影響が完全には対処されない可能性があることを企図している。
【0024】
例えば、ELビデオ内のいくつかのブロックは、例えば、H.264/AVCにおけるベースレイヤイントラスキップモードを使用するなどして、ベースレイヤからのイントラ予測を使用して予測され得、動きベクトルは、送信されない可能性がある。ビデオコーディングは、例えば、1もしくは複数のルーマ成分については、1/4ピクセルまでの動きベクトル精度を、および/または1もしくは複数のクロマ成分については、対応する精度をサポートし得る。いくつかの実施形態では、おそらくは、様々な理由の中でもとりわけ、サンプリンググリッドが、他のより細かい分数だけ正しくアライメントされ得ない(例えば、1/8ピクセルだけ正しくアライメントされ得ない)場合、分数動き補償は、使用されない可能性がある。ビデオコーディングは、動きベクトル予測をサポートし得、ブロック動きベクトルが、近隣ブロックから予測され得る。いくつかの実施形態では、おそらくは、様々な理由の中でもとりわけ、ELビデオ内のブロックが、アップサンプリングBLビデオから予測され得、および/もしくはサンプリンググリッドが正しくアライメントされない問題に見舞われ得、ならびに/または近隣ブロックが、時間参照から予測され得、および/もしくはサンプリンググリッドが正しくアライメントされない問題に見舞われない可能性がある場合、またはこれの反対である場合、動きベクトル予測精度は、低減され得る。
【0025】
本明細書で説明される1または複数の実施形態は、サンプリンググリッド情報を伝達するために実施され得る。例えば、サンプリンググリッドのアライメントのずれの量(または程度)が、伝達され得る。正しくアライメントされないサンプリンググリッドに対して、例えば、おそらくは、様々な要因の中でもとりわけ、伝達されたサンプリンググリッド情報に基づいて、補正が行われ得る。
【0026】
符号化器は、ダウンサンプリングフィルタを選択し得る。スケーラブルシステムにおけるアップサンプリングフィルタは、事前に決定され得、および/または固定され得る。ダウンサンプリングフィルタは、おそらくは、様々な理由の中でもとりわけ、同じレイヤ内のピクチャが同じサンプリンググリッドを共有し得ることを保証するために(例えば、そうしない場合、時間予測性能すらもマイナスの影響を受け得る)、高いレベルで、例えば、シーケンスレベル以上で、選択され得、および/または固定され得る。サンプリンググリッド情報に関連するシンタックス要素は、限定することなく、例えば、ビデオパラメータセット(VPS)および/またはシーケンスパラメータセット(SPS)で、シーケンスレベルで送信され得る。
【0027】
図8は、サンプリンググリッド情報の例示的な伝達についてのフローチャートを示している。
図8に示されるように、サンプリンググリッド情報が存在するかどうかを示すフラグが、送信され得る。いくつかの実施形態では、おそらくは、様々な理由の中でもとりわけ、そのような情報が存在しない可能性がある場合、デフォルトサンプリンググリッドが仮定され得る。例えば、デフォルトは、アップサンプリングされたベースレイヤおよび/またはエンハンスメントレイヤのサンプリンググリッドがアライメントされ得ていること(例えば、2つのグリッドの間のゼロ位相シフト)を示し得る。いくつかの実施形態では、おそらくは、様々な理由の中でもとりわけ、サンプリンググリッド情報が存在することをフラグが示し得る場合、サンプリンググリッド情報の精度が伝達され得、それには、X次元および/またはY次元についての実際のサンプリンググリッドアライメント情報(例えば、X方向(もしくは水平方向などの、しかしそれに限定されない、第1の方向)におけるサンプリンググリッドオフセット、および/またはY方向(もしくは垂直方向などの、しかしそれに限定されない、第2の方向)におけるサンプリンググリッドオフセット)が続き得る。いくつかの実施形態では、例えば、VPSおよび/またはSPSを含み得るデータセット(例えば、データのセットまたはデータ)に、技法が適用され得る。
図8のフローチャートに関して説明される個々の要素はいずれも、必要でもまたは必須でもなく、要素のいずれもが、任意の順序で、または任意の組み合わせで実行され得る。
【0028】
図7の例では、アップサンプリングされたベースレイヤとエンハンスメントレイヤの間のサンプリンググリッドアライメント(ならびに/またはアライメントの量および/もしくは程度)は、例えば、(他の分数ピクセル精度を含む、他の企図される精度のうち)(いくつかの実施形態では、エンハンスメントレイヤ(EL)サンプリンググリッドに関して測定され得る)1/4ピクセル精度で伝達され得る。いくつかの実施形態では、1もしくは複数の次元または各次元におけるオフセットの値(例えば、「+2」)が、(例えば、相対サンプリンググリッドが、右に1/2ピクセルおよび/または下に1/2ピクセルずれていることを示すために)伝達され得る。
図7の例には示されていないが、アップサンプリングされたBLとELの間の相対サンプリンググリッドは、一方または両方の方向(例えば、第1の方向および/または第2の方向)においてずれ得る。すなわち、ELグリッドに対して、アップサンプリングされたBLグリッドは、X次元では左側もしくは右側に、および/またはY次元では上側もしくは下側にあり得る。いくつかの実施形態では、
図8のXサンプリンググリッドオフセットおよびYサンプリンググリッドオフセットは、符号付き値、符号なし整数値、または符号付き整数値と符号なし整数値の両方の組み合わせであり得る。アップサンプリングされたBLビデオとELビデオの間の相対サンプリンググリッドは、例えば、±1フルピクセルよりも小さくずれ得る。いくつかの実施形態では、第1の次元(例えば、X次元)および第2の次元(例えば、Y次元)におけるオフセット精度は、同じまたは実質的にほぼ同じであり得る。いくつかの実施形態では、X次元およびY次元におけるオフセット精度は、異なり得る。1または複数の実施形態では、X次元および/またはY次元におけるオフセット精度は、一緒または別々に伝達され得る。
【0029】
サンプリンググリッド情報は、(例えば、ビデオ内で、またはディスプレイ上で)伝達され得る。
図5A、
図5B、
図6A、および
図6Bの例では、例えば、相対サンプリンググリッド情報がどのように伝達され得るかを示すために、BLサンプリンググリッドとELサンプリンググリッドが重ね合わされている。精度は、BLサンプリンググリッドに関して測定され得る。
図9に示されるように、2つの隣接BLピクセルの距離は、16セグメントに(例えば、均等に)分割され得る。1もしくは複数のセグメントまたは各セグメントは、例えば、1/16ピクセル単位の精度を表し得る。他の精度も実施され得る。BLピクチャおよびELピクチャにおけるピクセルの相対位置が、検査され得、グリッドオフセットのサンプリングが、決定され得る。検査され得る相対位置は、BLピクチャおよびELピクチャにおける左上ピクセルを含み得る。水平方向におけるサンプリンググリッドオフセットは、式(1)を使用して決定され得る。垂直方向におけるサンプリンググリッドオフセットは、式(2)を使用して決定され得る。
【0030】
sampling_grid_offset_hori=position_BL_hori−position_EL_hori 式(1)
sampling_grid_offset_vert=position_BL_vert−position_EL_vert 式(2)
【0031】
position_BL_horiおよびposition_EL_horiは、それぞれ、BLピクチャおよびELピクチャにおける左上ピクセルの水平位置を含み得る。position_BL_vertおよびposition_EL_vertは、それぞれ、BLピクチャおよびELピクチャにおける左上ピクセルの垂直位置を含み得る。
図9では、サンプリンググリッドオフセットsampling_grid_offset_horiおよびsampling_grid_offset_vertは、1/16ピクセル精度を用いる場合、4に等しいものであり得る。いくつかの実施形態では、おそらくは、様々なシナリオの中でもとりわけ、例えば、
図5Aおよび
図6Aに示されるように、BLサンプリンググリッドとELサンプリンググリッドがアライメントされ得る場合、サンプリンググリッドオフセットは、ゼロのデフォルト値を含み得る。
【0032】
サンプリンググリッドオフセットは、ルーマプレーンおよび/またはクロマプレーンについて決定され得る。サンプリンググリッドオフセットのペア(例えば、sampling_grid_offset_horiとsampling_grid_offset_vert)が、ルーマプレーンおよび/またはクロマプレーンのうちの1もしくは複数または各々について伝達され得る。ビデオシーケンス内のルーマプレーンおよびクロマプレーンの相対グリッドは、事前に決定され得、および/または固定され得る。ビデオシーケンスは、例えば、4:2:0、4:2:2、および/または4:4:4など、標準化されたカラーサブサンプリングフォーマットを含み得るので、相対グリッドは、固定され得る。クロマプレーンのためのサンプリンググリッドオフセットは、ルーマプレーンのためのサンプリンググリッドオフセットに従って導出され得る。いくつかの実施形態では、おそらくは、様々な理由の中でもとりわけ、クロマプレーンのためのサンプリンググリッドオフセットが、ルーマプレーンのためのサンプリンググリッドオフセットに従って導出され得る場合、クロマプレーンのためのサンプリンググリッドオフセットは、明示的な伝達なしに、決定され得る。導出プロセスは、本明細書で説明されるように実行され得る。
【0034】
表2は、サンプリンググリッド情報を(例えば、本明細書で説明されるシンタックス要素のセグメントで)伝達するための例示的なシンタックス表を示している。本明細書では、セマンティクスの1または複数もさらに説明される。sampling_grid_info_presented_flagは、1に等しくし得、および/または後続するビットストリーム内でサンプリンググリッド情報が提示され得る(もしくはいくつかの実施形態では、おそらく提示される)ことを示し得る。sampling_grid_info_presented_flagは、0に等しくし得、および/またはサンプリンググリッド情報が提示されない可能性がある(もしくはいくつかの実施形態では、おそらく提示されない)ことを示し得る。sampling_grid_info_presented_flagは、BLサンプリンググリッドとELサンプリンググリッドがアライメントされること、および/またはおそらくは、例えば、sampling_grid_info_presented_flagが、サンプリンググリッド情報が提示されない可能性がある(もしくはいくつかの実施形態では、おそらく提示されない)ことを示し得る場合に、オフセットがデフォルト値の0に設定されることを示し得る。log2_sampling_grid_precisionは、サンプリンググリッドの精度を示し得る。例えば、サンプリンググリッドの精度は、SamplingGridPrecision=2
log2_sampling_grid_precisionによって決定され得る。
【0035】
sampling_grid_abs_offset_xは、水平方向におけるサンプリンググリッドオフセットの絶対値を示し得る。sampling_grid_abs_offset_xは、固定長コーディングされ得る。コード長は、log2_sampling_grid_precisionに等しくし得る。
【0036】
sampling_grid_abs_offset_yは、垂直方向におけるサンプリンググリッドオフセットの絶対値を示し得る。sampling_grid_abs_offset_yは、固定長コーディングされ得る。コード長は、log2_sampling_grid_precisionに等しくし得る。
【0037】
sampling_grid_sign_xは、水平方向におけるサンプリンググリッドオフセットを示し得る。0に等しいsampling_grid_sign_xは、水平方向におけるサンプリンググリッドオフセットが正であることを示し得る。1に等しいsampling_grid_sign_xは、水平方向におけるサンプリンググリッドオフセットが負であることを示し得る。
【0038】
sampling_grid_sign_yは、垂直方向におけるサンプリンググリッドオフセットを示し得る。0に等しいsampling_grid_sign_yは、垂直方向におけるサンプリンググリッドオフセットが正であることを示し得る。1に等しいsampling_grid_sign_yは、垂直方向におけるサンプリンググリッドオフセットが負であることを示し得る。
【0039】
水平方向におけるサンプリンググリッドオフセットは、SamplingGridOffsetXによって示され得る。SamplingGridOffsetXは、SamplingGridOffsetX=(1−sampling_grid_sign_x×2)×sampling_grid_abs_offset_xによって決定され得る。垂直方向におけるサンプリンググリッドオフセットは、SamplingGridOffsetYによって示され得る。SamplingGridOffsetYは、SamplingGridOffsetY=(1−sampling_grid_sign_y×2)×sampling_grid_abs_offset_yによって決定され得る。
【0040】
クロマサンプリンググリッド情報は、chroma_sampling_grid_info_presented_flagによって示され得る。1に等しいchroma_sampling_grid_info_presented_flagは、後続するビットストリーム内でクロマサンプリンググリッド情報が提示され得る(またはいくつかの実施形態では、おそらく提示される)ことを示し得る。0に等しいchroma_sampling_grid_info_presented_flagは、クロマサンプリンググリッド情報が提示されない可能性がある(もしくはいくつかの実施形態では、おそらく提示されない)ことを示し得る。後者のケースでは、おそらくは、様々な理由の中でもとりわけ、sampling_grid_info_presented_flagが1に等しい場合、クロマサンプリンググリッドオフセットは、例えば、ルーマについてのオフセットに従って導出され得る。おそらくは、様々な理由の中でもとりわけ、sampling_grid_info_presented_flagが0に等しい場合、クロマサンプリンググリッドオフセットは、例えば、デフォルト値0に設定され得る。
【0041】
log2_chroma_sampling_grid_precisionは、例えば、本明細書で説明されるような、クロマサンプリンググリッドの精度を示し得る。ChromaSamplingGridPrecisionは、ChromaSamplingGridPrecision=2
log2_chroma_sampling_grid_precisionによって決定され得る。chroma_sampling_grid_abs_offset_xは、水平方向におけるクロマサンプリンググリッドオフセットの絶対値を示し得る。chroma_sampling_grid_abs_offset_xは、固定長コーディングされ得る。コード長は、log2_chroma_sampling_grid_precisionに等しくし得る。chroma_sampling_grid_abs_offset_yは、垂直方向におけるクロマサンプリンググリッドオフセットの絶対値を示し得る。chroma_sampling_grid_abs_offset_yは、固定長コーディングされ得る。コード長は、log2_chroma_sampling_grid_precisionに等しくし得る。
【0042】
chroma_sampling_grid_sign_xは、水平方向におけるクロマサンプリンググリッドオフセットを示し得る。0に等しいchroma_sampling_grid_sign_xは、水平方向におけるクロマサンプリンググリッドオフセットが正であることを示し得る。1に等しいchroma_sampling_grid_sign_xは、水平方向におけるクロマサンプリンググリッドオフセットが負であることを示し得る。
【0043】
chroma_sampling_grid_sign_yは、垂直方向におけるクロマサンプリンググリッドオフセットを示し得る。0に等しいchroma_sampling_grid_sign_yは、垂直方向におけるクロマサンプリンググリッドオフセットが正であることを示し得る。1に等しいchroma_sampling_grid_sign_yは、垂直方向におけるクロマサンプリンググリッドオフセットが負であることを示し得る。
【0044】
水平方向におけるクロマサンプリンググリッドオフセットは、ChromaSamplingGridOffsetXによって示され得る。ChromaSamplingGridOffsetXは、ChromaSamplingGridOffsetX=(1−chroma_sampling_grid_sign_x×2)×chroma_sampling_grid_abs_offset_xによって決定され得る。
【0045】
垂直方向におけるクロマサンプリンググリッドオフセットは、ChromaSamplingGridOffsetYによって示され得る。ChromaSamplingGridOffsetYは、ChromaSamplingGridOffsetY=(1−chroma_sampling_grid_sign_y×2)×chroma_sampling_grid_abs_offset_yによって決定され得る。
【0046】
本明細書で説明されるシンタックスおよびセマンティクスは、例として提供される。サンプリンググリッド情報をコーディングするために、代替的または追加的実施形態が実施され得る。サンプリンググリッドオフセットをコーディングするために、可変長コーディングが適用され得る。クロマサンプリンググリッド情報は、ルーマサンプリンググリッド情報および/またはクロマフォーマット情報に基づいて、直接的に導出され得る。いくつかの実施形態では、表2における、chroma_sampling_grid_info_presented_flag、log2_chroma_sampling_grid_precision、chroma_sampling_grid_abs_offset_x、chroma_sampling_grid_abs_offset_y、chroma_sampling_grid_sign_x、および/またはchroma_sampling_grid_sign_yのうちの1もしくは複数または各々は、スキップされ得る。
【0047】
1または複数の実施形態では、表2のサンプリンググリッド情報sampling_grid_information()は、例えば、表2Aに示されるように、シーケンスパラメータセット(SPS)の一部として伝達され得る。サンプリンググリッド情報は、ビデオパラメータセット(VPS)で伝達され得る。VPSは、例えば、異なるレイヤ間のレイヤ依存情報など、スケーラブルビットストリームについての高レベル情報を指定するために使用され得る、拡張vps_extension()を含み得る。表2Bに示されるように、現在のレイヤ「i」が、コーディングのための参照レイヤとして、レイヤ「j」を使用するかどうかを示すために、バイナリフラグdirect_dependency_flag[i][j]が使用され得る。おそらくは、様々な理由の中でもとりわけ、VPSで伝達される場合、現在のレイヤと1または複数の参照レイヤの間の相対サンプリンググリッド(例えば、sampling_grid_information(i,j))は、例えば、レイヤ依存情報と一緒に伝達され得る。伝達は、表2Bに示されるシンタックス例を使用して実行され得る。
【0048】
1または複数の実施形態では、おそらくは、様々な理由の中でもとりわけ、レイヤ「i」がコーディングのために参照レイヤ「j」に依存することを、レイヤ依存情報direct_dependency_flag[i][j]が示し得る場合であっても、おそらくは、様々なシナリオの中でもとりわけ、空間スケーラビリティがレイヤ「i」とレイヤ「j」の間に適用され得る場合、sampling_grid_information(i,j)が関連し得る(いくつかの実施形態では、単に関連し得る)。いくつかの実施形態では、おそらくは、様々なシナリオの中でもとりわけ、例えば、ビュースケーラビリティおよび/またはSNRスケーラビリティなどの1または複数の他のスケーラビリティが使用され得る場合、それは無関係であり得る。実施形態は、現在のSHVC設計において、空間スケーラビリティおよび/またはSNRスケーラビリティがVPSにおいて区別され得ず、それは、それらが、例えば、表3に示されるようなscalability_maskなど、同じスケーラビリティマスク値を共有し得ることを示し得ることを認識している。いくつかの実施形態では、表3は変更され得、空間スケーラビリティおよびSNRスケーラビリティは、例えば、表2Cに示されるように、異なる値を有し得る。1に等しいscalability_mask[i][j]は、現在のレイヤ「i」と参照レイヤ「j」の間の空間スケーラビリティが適用される(または適用され得る)ことを示し得る。1または複数の実施形態では、表2Cにおいて、おそらくは、例えば、様々な理由の中でもとりわけ、現在のレイヤ「i」がレイヤ「j」を参照レイヤとして使用し、および/または空間スケーラビリティが適用される場合(いくつかの実施形態では、おそらくは、その場合に限って)、サンプリンググリッド情報sampling_grid_information()がVPSで伝達され得るように、表2Bに示されるような要素「if(direct_dependency_flag[i][j])」は、表2Dに示されるように、「if(direct_dependency_flag[i][j] && scalability_mask[i][j]==1)」と変更され得る。
【0054】
いくつかの実施形態では、おそらくは、様々なシナリオの中でもとりわけ、2つの空間レイヤの間に非ゼロ相対位相シフトが存在することを、サンプリンググリッド情報が示し得る場合、例えば、アップサンプリングされたBLビデオのサンプリンググリッドをELビデオのそれとアライメントするために、サンプリンググリッド補正が実行され得る。アライメントによって提供される補正された信号は、ELビデオのコーディングのためのより良い予測(例えば、アライメント前および/またはアライメントなしの予測と比較した場合の、ELビデオのコーディングのための改善された予測)として役立ち得る。
図7の例では、影付きピクセルの位相は、それらが空白の四角形とアライメントされて(および/または実質的にアライメントされて)配置され得るように補正され得る。
【0055】
サンプリンググリッド補正は、アップサンプリングおよび/またはフィルタリングによって実行され得る。1または複数の実施形態では、BLピクチャは、1または複数の規格(例えば、規範的アップサンプリング)で定義されるアップサンプリングフィルタを使用してアップサンプリングされ得る。アップサンプリングされたBLピクチャは、位相補正フィルタを使用してフィルタリングされ得る。サンプリンググリッド補正を実行するために、1または複数の多相フィルタ(または位相補正フィルタ)が使用され得る。例えば、多相フィルタは、(例えば、位相シフトの量に対応し得る)バイリニアフィルタ、バイキュービックフィルタ、ランチョスフィルタ、および/または補間フィルタのうちの少なくとも1つとして構成され得る。例えば、H.264/AVCおよび/またはHEVCビデオコーディングなどのビデオコーディングは、分数ピクセル動き補償をサポートし得る。例えば、H.264/AVにおける6タップウィーナフィルタ、またはHEVCにおけるDCT−IFなど、これらのシステムにおいて動き補償のために使用され得る補間フィルタは、サンプリンググリッドを補正および/またはアライメントするために使用され得る。これらの補間フィルタは、コーディングシステムによってサポートされ得る。いくつかの実施形態では、上述のフィルタのうちの1または複数は、1または複数の組み合わせで使用され得る。いくつかの実施形態では、おそらくは、様々なシナリオの中でもとりわけ、動き補償のために補間フィルタが使用され得る場合、追加のフィルタリング機能は、実施されない可能性がある。
【0056】
サンプリンググリッド補正は、本明細書で説明されるサンプリンググリッド情報を使用して実行され得る。いくつかの実施形態では、HEVC(SHVC)のスケーラブル拡張において定義されるアップサンプリングフィルタリングプロセスが使用され得る。サンプリンググリッド補正は、1.5xもしくは2x空間スケーラビリティ、および/または4:2:0カラーサブサンプリングフォーマットを使用して実行され得る。
【0057】
水平方向および垂直方向においてアップサンプリング比Nを使用した場合、アップサンプリングプロセスは、BLピクチャを一方向もしくは両方向にそのサイズの16倍まで補間すること、および/または16≒M×Nとなる比Mで16xピクチャをデシメートすることによって近似され得る。様々な理由の中でもとりわけ、16xアップサンプリングを実行するために、16位相補間フィルタが使用され得る。詳細なフィルタ係数の例が、ルーマについては表4に、クロマについては表5に、それぞれ提供されている。実施形態は、SHVCが1.5xおよび/または2x空間スケーラビリティをサポートし得ることを認識している。16位相補間フィルタのサブセットが、(例えば、表4の位相p=0、5、8、11の行、および/または表5の位相p=0、4、5、6、8、9、11、14、15の行に示されるような)HEVC(SHVC)のスケーラビリティ拡張において説明され得る。実施形態は、2xまたは1.5xアップサンプリングプロセスにおいて使用されない可能性がある位相フィルタは、SHVCによって説明されないない可能性があることを企図している。1または複数の実施形態では、ルーマフィルタは、8タップであり得る。1または複数の実施形態では、クロマフィルタは、4タップであり得る。また、1または複数の実施形態では、ルーマフィルタおよび/またはクロマフィルタは、2D分離可能フィルタであり得る。
【0060】
16x補間は、1もしくは複数のサンプルまたは各サンプルに対して実行され得、または実行されない可能性がある。いくつかの実施形態では、デシメーション後に保たれ得る16xピクチャ内のサンプルが、補間され得る。様々な理由の中でもとりわけ、ELピクチャ内に(x,y)として配置されるサンプルを生成するために、デシメーション前の仮想的16xピクチャ内の対応する位置(x16,y16)が、式(3)および/または式(4)を使用することによって見つけられ得る。
【0061】
x16=(x×BLPictureWidth×16+ELPictureWidth/2)/ELPictureWidth 式(3)
y16=(y×BLPictureHeight×16+ELPictureHeight/2)/ELPictureHeight−offset 式(4)
(BLPictureWidth,BLPictureHeight)および(ELPictureWidth,ELPictureHeight)は、それぞれ、BLピクチャおよびELピクチャのピクチャ寸法を表し得る。寸法は、(x16,y16)がそのプレーンに従って導出され得る、ルーマプレーンまたはクロマプレーンについてのものであり得る。式(4)では、本明細書で説明されるように、オフセットが定義され得る。おそらくは、様々なシナリオの中でもとりわけ、y16がルーマプレーンについて計算される場合、オフセットは、0に等しくなり得る。おそらくは、様々なシナリオの中でもとりわけ、y16がクロマプレーンについて計算され、および/または空間スケーラビリティの比が1.5xである場合、オフセットは、1に等しくなり得る。おそらくは、様々なシナリオの中でもとりわけ、y16がクロマプレーンについて計算され、および/または空間スケーラビリティの比が2xである場合、オフセットは、2に等しくなり得る。
【0062】
(x16,y16)におけるサンプル値は、適切な位相フィルタをBLピクチャからのサポート領域に適用することによって、生成され得る。水平方向についての位相フィルタのインデックスは、(x16%16)として計算され得る。垂直方向についての位相フィルタのインデックスは、(y16%16)として計算され得る。位相フィルタがアンカされ得るBLピクチャ内のピクセルの位置は、(floor(x16/16),floor(y16/16))として計算され得る。floor(.)関数は、実数をそれ以下の最大の整数にマッピングするために使用され得る。式(3)および/または式(4)では、(x16,y16)の導出は、BLピクチャおよびELピクチャのサンプリンググリッドがゼロ位相シフトを有することを仮定し得る。(x16,y16)は、例えば、VPSおよび/もしくはSPSなどのシーケンスヘッダで伝達されるサンプリンググリッド情報を使用して、ならびに/またはBLピクチャおよび/もしくはELピクチャ寸法情報を使用して、計算され得る。
【0063】
ルーマプレーンの場合、(x16,y16)は、式(5)および/または式(6)に示されるように導出され得る。
【0064】
x16=(x×BLPictureWidth×16+ELPictureWidth/2)/ELPictureWidth−SamplingGridOffsetX 式(5)
y16=(y×BLPictureHeight×16+ELPictureHeight/2)/ELPictureHeight−offset−SamplingGridOffsetY 式(6)
【0065】
クロマプレーンについて、おそらくは、様々な理由の中でもとりわけ、サンプリンググリッドオフセットが明示的に提示される(例えば、chroma_sampling_grid_info_presented_flagが1に等しい)場合、(x16,y16)は、式(7)および/または式(8)に示されるように導出され得る。
【0066】
x16=(x×BLPictureWidth×16+ELPictureWidth/2)/ELPictureWidth−SamplingGridOffsetX 式(7)
y16=(y×BLPictureHeight×16)/ELPictureHeight−offset−SamplingGridOffsetY 式(8)
【0067】
クロマプレーンについて、おそらくは、様々な理由の中でもとりわけ、サンプリンググリッドオフセットが明示的に提示されない(例えば、chroma_sampling_grid_info_presented_flagが伝達され、0に設定されている、または伝達されず、および/もしくは0であると決定される)場合、(x16,y16)は、式(9)および/または式(10)に示されるように、ルーマについてのサンプリンググリッドオフセットに従って導出され得る。
【0068】
x16=(x×BLPictureWidth×16+ELPictureWidth/2)/ELPictureWidth−SamplingGridOffsetX/2 式(9)
y16=(y×BLPictureHeight×16)/ELPictureHeight−offset−SamplingGridOffsetY/2 式(10)
【0069】
サンプリンググリッドは、例えば、本明細書で説明されるように、検出され得る。例えば、
図3に示されるような、ダウンサンプリングプロセスは、符号化器の一部であり得、または一部でない可能性がある。いくつかのアプリケーションでは、符号化器は、より高い解像度のELビデオを受信し、ダウンサンプリングを実行して、より低い解像度のBLビデオを獲得し、および/または空間スケーラブル符号化を両方のビデオ入力に適用し得る。符号化器は、様々な理由の中でもとりわけ、相対位相シフト値を決定するために、ダウンサンプリングフィルタ位相シフト特性をアップサンプリングフィルタ位相シフト特性と比較し得る。符号化器は、例えば、おそらくは、様々なシナリオの中でもとりわけ、ダウンサンプリングプロセスがパイプライン内の別の場所で適用された後に、より解像度が高いELビデオおよび/またはより解像度が低いBLビデオを入力として直接的に受信し得る。ダウンサンプリングフィルタの位相シフト特性は、符号化器には未知であり得、および/または符号化器は、相対サンプリンググリッドを検出し得る。
【0070】
図10は、相対サンプリンググリッドを検出するための適応フィルタトレーニングの使用についての例を示している。BLビデオは、ELビデオ空間解像度に一致するように、アップサンプリングフィルタを使用してアップサンプリングされ得る。適応フィルタトレーニング(例えば、最小2乗線形フィルタトレーニング)が、EL入力およびアップサンプリングされたBL入力に適用され得る。いくつかの実施形態では、相対位相シフトは、1または複数の適応フィルタ係数を検査することによって、検出され得る。(例えば、LSトレーニングを使用して獲得される)適応フィルタ係数は、浮動小数点精度を取り得る。いくつかの実施形態では、(例えば、
図8におけるように)事前定義された固定精度に従って、相対サンプリンググリッド位置がどこにあり得るかを決定するために、1または複数の適応フィルタ係数のうちの少なくとも1つについての係数量子化が使用され得る。適応フィルタトレーニングは、様々な理由の中でもとりわけ、例えば、与えられた次元における相対サンプリンググリッドを検出するために、1もしくは複数の次元または各次元において別々に実行され得る。
【0071】
例としてX次元を使用すると、
図11は、タップ長が2の適応フィルタのトレーニングされた係数と、それが対応し得るアップサンプリングされたBL(パターン付けされた四角形)とEL(空白の四角形)の間の相対サンプリンググリッドとの例を示している。本明細書で説明されるように、相対サンプリンググリッド情報は、入力ビデオの持続時間にわたって固定され得る。サンプリンググリッドの検出は、例えば、入力ビデオの開始時に(例えば、少なくとも一度)実行され得る。
【0072】
図12は、サンプリンググリッド情報伝達、サンプリンググリッド補正、および/またはサンプリンググリッド検出など、本明細書で説明される実施形態のうちの1または複数を含み得る、(例えば、
図3に示されるような)拡張された2レイヤスケーラブル符号化器を示している。示されてはいないが、
図4に示されたスケーラブル復号器は、実質的に同様の方法でこれらの実施形態のうちの1または複数を用いて実施され得る。本明細書では、例示的な2レイヤ空間スケーラブルシステムを用いて、実施形態が説明されるが、これらの実施形態は、より多くのレイヤをサポートする空間スケーラブルシステムに適用可能であり得る。例えば、本明細書で説明される実施形態は、マルチレイヤシステムにおいて、いずれか2つの空間レイヤに適用可能であり得る。Nレイヤスケーラブルシステムにおけるレイヤは、(L
0,L
1,...,L
N-1)を含み得、0≦a,b,c,d≦(N−1)として、(L
a,L
b)と(L
c,L
d)は、異なる空間スケーリング比および異なる相対位相シフト特性を有する、空間レイヤの2つのペアであり得る。例えば、(L
a,L
b)は、1.5x比を有し得、位相シフトは1/2ピクセルである。(L
c,L
d)は、2x比を有し得、位相シフトは1/4ピクセルである。
図8に示される伝達は、レイヤ表示を含むように拡大され得、それに従って、特定のレイヤのためのサンプリンググリッド情報伝達が行われ得る。レイヤ依存情報は、例えば、SPSよりもVPSで伝達され得るので、VPSは、レイヤ固有のサンプリンググリッド情報を含む場所であり得る。
【0073】
図13Aは、1または複数の開示される実施形態が実施され得る例示的な通信システム100の図である。通信システム100は、音声、データ、ビデオ、メッセージング、放送などのコンテンツを複数の無線ユーザに提供する、多元接続システムとし得る。通信システム100は、複数の無線ユーザが、無線帯域幅を含むシステムリソースの共用を通して、そのようなコンテンツにアクセスすることを可能にし得る。例えば、通信システム100は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、およびシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)など、1または複数のチャネルアクセス方法を利用し得る。
【0074】
図13Aに示されるように、通信システム100は、(一般にまたは一括してWTRU102と呼ばれることがある)無線送受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、および/または102d、無線アクセスネットワーク(RAN)103/104/105、コアネットワーク106/107/109、公衆交換電話網(PSTN)108、インターネット110、ならびに他のネットワーク112を含み得るが、開示される実施形態は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を企図していることが理解されよう。WTRU102a、102b、102c、102dの各々は、無線環境において動作および/または通信するように構成された任意のタイプのデバイスとし得る。例を挙げると、WTRU102a、102b、102c、102dは、無線信号を送信および/または受信するように構成され得、ユーザ機器(UE)、移動局、固定もしくは移動加入者ユニット、ページャ、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、無線センサ、家電製品などを含み得る。
【0075】
通信システム100は、基地局114aおよび基地局114bも含み得る。基地局114a、114bの各々は、コアネットワーク106/107/109、インターネット110、および/またはネットワーク112などの1または複数の通信ネットワークへのアクセスを円滑化するために、WTRU102a、102b、102c、102dの少なくとも1つと無線でインターフェース接続されるように構成された、任意のタイプのデバイスとし得る。例を挙げると、基地局114a、114bは、基地トランシーバ局(BTS)、ノードB、eノードB、ホームノードB、ホームeノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、および無線ルータなどとし得る。基地局114a、114bは各々、単一の要素として示されているが、基地局114a、114bは、任意の数の相互接続された基地局および/またはネットワーク要素を含み得ることが理解されよう。
【0076】
基地局114aは、RAN103/104/105の部分とし得、RAN103/104/105は、他の基地局、および/または基地局コントローラ(BSC)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、中継ノードなどのネットワーク要素(図示されず)も含み得る。基地局114aおよび/または基地局114bは、セル(図示されず)と呼ばれることがある特定の地理的領域内で、無線信号を送信および/または受信するように構成され得る。セルは、さらにセルセクタに分割され得る。例えば、基地局114aに関連付けられたセルは、3つのセクタに分割され得る。したがって、一実施形態では、基地局114aは、送受信機を3つ、すなわち、セルのセクタ毎に1つずつ含み得る。別の実施形態では、基地局114aは、多入力多出力(MIMO)技術を利用し得、したがって、セルのセクタ毎に複数の送受信機を利用し得る。
【0077】
基地局114a、114bは、エアインターフェース115/116/117上で、WTRU102a、102b、102c、102dの1または複数と通信し得、エアインターフェース115/116/117は、任意の適切な無線通信リンク(例えば、無線周波(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光など)とし得る。エアインターフェース115/116/117は、任意の適切な無線アクセス技術(RAT)を使用して確立され得る。
【0078】
より具体的には、上で言及されたように、通信システム100は、多元接続システムとし得、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、およびSC−FDMAなどの、1または複数のチャネルアクセス方式を利用し得る。例えば、RAN103/104/105内の基地局114a、およびWTRU102a、102b、102cは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))を使用してエアインターフェース115/116/117を確立し得る、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)地上無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実施し得る。WCDMAは、高速パケットアクセス(HSPA)および/または進化型HSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含み得る。HSPAは、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)および/または高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)を含み得る。
【0079】
別の実施形態では、基地局114a、およびWTRU102a、102b、102cは、ロングタームエボリューション(LTE)および/またはLTEアドバンスト(LTE−A)を使用してエアインターフェース115/116/117を確立し得る、進化型UMTS地上無線アクセス(E−UTRA)などの無線技術を実施し得る。
【0080】
他の実施形態では、基地局114a、およびWTRU102a、102b、102cは、IEEE802.16(すなわち、マイクロ波アクセス用の世界的相互運用性(WiMAX))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV−DO、暫定標準2000(IS−2000)、暫定標準95(IS−95)、暫定標準856(IS−856)、移動体通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))、GSMエボリューション用の高速データレート(EDGE)、およびGSM EDGE(GERAN)などの無線技術を実施し得る。
【0081】
図13Aの基地局114bは、例えば、無線ルータ、ホームノードB、ホームeノードB、またはアクセスポイントとし得、職場、家庭、乗物、およびキャンパスなどの局所的エリアにおける無線接続性を円滑化するために、任意の適切なRATを利用し得る。一実施形態では、基地局114b、およびWTRU102c、102dは、IEEE802.11などの無線技術を実施して、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を確立し得る。別の実施形態では、基地局114b、およびWTRU102c、102dは、IEEE802.15などの無線技術を実施して、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)を確立し得る。また別の実施形態では、基地局114b、およびWTRU102c、102dは、セルラベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE−Aなど)を利用して、ピコセルまたはフェムトセルを確立し得る。
図13Aに示されるように、基地局114bは、インターネット110への直接的な接続を有することがある。したがって、基地局114bは、コアネットワーク106/107/109を介して、インターネット110にアクセスする必要がないことがある。
【0082】
RAN103/104/105は、コアネットワーク106/107/109と通信し得、コアネットワーク106/107/109は、音声、データ、アプリケーション、および/またはボイスオーバインターネットプロトコル(VoIP)サービスをWTRU102a、102b、102c、102dの1または複数に提供するように構成された、任意のタイプのネットワークとし得る。例えば、コアネットワーク106/107/109は、呼制御、請求サービス、モバイルロケーションベースのサービス、プリペイド通話、インターネット接続性、ビデオ配信などを提供し得、および/またはユーザ認証など、高レベルのセキュリティ機能を実行し得る。
図13Aには示されていないが、RAN103/104/105および/またはコアネットワーク106/107/109は、RAN103/104/105と同じRATまたは異なるRATを利用する他のRANと直接的または間接的に通信し得ることが理解されよう。例えば、E−UTRA無線技術を利用し得るRAN103/104/105に接続するのに加えて、コアネットワーク106/107/109は、GSM無線技術を利用する別のRAN(図示されず)とも通信し得る。
【0083】
コアネットワーク106/107/109は、PSTN108、インターネット110、および/または他のネットワーク112にアクセスするための、WTRU102a、102b、102c、102dのためのゲートウェイとしてもサービスし得る。PSTN108は、基本電話サービス(POTS)を提供する回線交換電話網を含み得る。インターネット110は、TCP/IPインターネットプロトコルスイート内の伝送制御プロトコル(TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)、およびインターネットプロトコル(IP)など、共通の通信プロトコルを使用する、相互接続されたコンピュータネットワークとデバイスとからなるグローバルシステムを含み得る。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運営される有線または無線通信ネットワークを含み得る。例えば、ネットワーク112は、RAN103/104/105と同じRATまたは異なるRATを利用し得る1または複数のRANに接続された、別のコアネットワークを含み得る。
【0084】
通信システム100内のWTRU102a、102b、102c、102dのいくつかまたはすべては、マルチモード機能を含み得、すなわち、WTRU102a、102b、102c、102dは、異なる無線リンク上で異なる無線ネットワークと通信するための複数の送受信機を含み得る。例えば、
図13Aに示されたWTRU102cは、セルラベースの無線技術を利用し得る基地局114aと通信するように、またIEEE802無線技術を利用し得る基地局114bと通信するように構成され得る。
【0085】
図13Bは、例示的なWTRU102のシステム図である。
図13Bに示されるように、WTRU102は、プロセッサ118と、送受信機120と、送信/受信要素122と、スピーカ/マイクロフォン124と、キーパッド126と、ディスプレイ/タッチパッド128と、着脱不能メモリ130と、着脱可能メモリ132と、電源134と、全地球測位システム(GPS)チップセット136と、他の周辺機器138とを含み得る。WTRU102は、実施形態との整合性を保ちながら、上記の要素の任意のサブコンビネーションを含み得ることが理解されよう。また、実施形態は、基地局114a、114b、ならびに/またはとりわけ、送受信機局(BTS)、ノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、ホームノードB、進化型ホームノードB(eNodeB)、ホーム進化型ノードB(HeNB)、ホーム進化型ノードBゲートウェイ、およびプロキシノードなどの、しかし、それらに限定されない、基地局114a、114bが表し得るノードが、
図13Bに示され、本明細書で説明される要素のいくつかまたはすべてを含み得ることを企図している。
【0086】
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、他の任意のタイプの集積回路(IC)、および状態機械などとし得る。プロセッサ118は、信号コーディング、データ処理、電力制御、入出力処理、および/またはWTRU102が無線環境で動作することを可能にする他の任意の機能を実行し得る。プロセッサ118は、送受信機120に結合され得、送受信機120は、送信/受信要素122に結合され得る。
図13Bは、プロセッサ118と送受信機120を別々のコンポーネントとして示しているが、プロセッサ118と送受信機120は、電子パッケージまたはチップ内に一緒に統合され得ことが理解されよう。
【0087】
送信/受信要素122は、エアインターフェース115/116/117上で、基地局(例えば、基地局114a)に信号を送信し、または基地局から信号を受信するように構成され得る。例えば、一実施形態では、送信/受信要素122は、RF信号を送信および/または受信するように構成されたアンテナとし得る。別の実施形態では、送信/受信要素122は、例えば、IR、UV、または可視光信号を送信および/または受信するように構成された放射器/検出器とし得る。また別の実施形態では、送信/受信要素122は、RF信号と光信号の両方を送信および受信するように構成され得る。送信/受信要素122は、無線信号の任意の組み合わせを送信および/または受信するように構成され得ることが理解されよう。
【0088】
加えて、
図13Bでは、送信/受信要素122は単一の要素として示されているが、WTRU102は、任意の数の送信/受信要素122を含み得る。より具体的には、WTRU102は、MIMO技術を利用し得る。したがって、一実施形態では、WTRU102は、エアインターフェース115/116/117上で無線信号を送信および受信するための2以上の送信/受信要素122(例えば、複数のアンテナ)を含み得る。
【0089】
送受信機120は、送信/受信要素122によって送信される信号を変調し、送信/受信要素122によって受信された信号を復調するように構成され得る。上で言及されたように、WTRU102は、マルチモード機能を有し得る。したがって、送受信機120は、WTRU102が、例えば、UTRAおよびIEEE802.11などの複数のRATを介して通信することを可能にするための、複数の送受信機を含み得る。
【0090】
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128(例えば、液晶表示(LCD)ディスプレイユニットもしくは有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイユニット)に結合され得、それらからユーザ入力データを受信し得る。プロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128にユーザデータを出力もし得る。加えて、プロセッサ118は、着脱不能メモリ130および/または着脱可能メモリ132など、任意のタイプの適切なメモリから情報を入手し得、それらにデータを記憶し得る。着脱不能メモリ130は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、ハードディスク、または他の任意のタイプのメモリ記憶デバイスを含み得る。着脱可能メモリ132は、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリスティック、およびセキュアデジタル(SD)メモリカードなどを含み得る。他の実施形態では、プロセッサ118は、WTRU102上に物理的に配置されたメモリではなく、サーバまたはホームコンピュータ(図示されず)などの上に配置されたメモリから情報を入手し得、それらにデータを記憶し得る。
【0091】
プロセッサ118は、電源134から電力を受け取り得、WTRU102内の他のコンポーネントへの電力の分配および/または制御を行うように構成され得る。電源134は、WTRU102に給電するための任意の適切なデバイスとし得る。例えば、電源134は、1または複数の乾電池(例えば、ニッケル−カドミウム(NiCd)、ニッケル−亜鉛(NiZn)、ニッケル水素(NiMH)、リチウムイオン(Li−ion)など)、太陽電池、および燃料電池などを含み得る。
【0092】
プロセッサ118は、GPSチップセット136にも結合され得、GPSチップセット136は、WTRU102の現在位置に関する位置情報(例えば、経度および緯度)を提供するように構成され得る。GPSチップセット136からの情報に加えて、またはその代わりに、WTRU102は、基地局(例えば、基地局114a、114b)からエアインターフェース115/116/117上で位置情報を受信し得、および/または2以上の近くの基地局から受信された信号のタイミングに基づいて、自らの位置を決定し得る。WTRU102は、実施形態との整合性を保ちながら、任意の適切な位置決定方法を用いて、位置情報を獲得し得ることが理解されよう。
【0093】
プロセッサ118は、他の周辺機器138にさらに結合され得、他の周辺機器138は、追加的な特徴、機能、および/または有線もしくは無線接続性を提供する、1または複数のソフトウェアモジュールおよび/またはハードウェアモジュールを含み得る。例えば、周辺機器138は、加速度計、eコンパス、衛星送受信機、(写真またはビデオ用の)デジタルカメラ、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、バイブレーションデバイス、テレビ送受信機、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)ラジオユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、およびインターネットブラウザなどを含み得る。
【0094】
図13Cは、実施形態による、RAN103およびコアネットワーク106のシステム図である。上で言及されたように、RAN103は、UTRA無線技術を利用して、エアインターフェース115上でWTRU102a、102b、102cと通信し得る。RAN103は、コアネットワーク106とも通信し得る。
図13Cに示されるように、RAN103は、ノードB140a、140b、140cを含み得、ノードB140a、140b、140cは各々、エアインターフェース115上でWTRU102a、102b、102cと通信するための1または複数の送受信機を含み得る。ノードB140a、140b、140cは各々、RAN103内の特定のセル(図示されず)に関連付けられ得る。RAN103は、RNC142a、142bも含み得る。RAN103は、実施形態との整合性を保ちながら、任意の数のノードBおよびRNCを含み得ることが理解されよう。
【0095】
図13Cに示されるように、ノードB140a、140bは、RNC142aと通信し得る。加えて、ノードB140cは、RNC142bと通信し得る。ノードB140a、140b、140cは、Iubインターフェースを介して、それぞれのRNC142a、142bと通信し得る。RNC142a、142bは、Iurインターフェースを介して、互いに通信し得る。RNC142a、142bの各々は、それが接続されたそれぞれのノードB140a、140b、140cを制御するように構成され得る。加えて、RNC142a、142bの各々は、アウタループ電力制御、負荷制御、アドミッションコントロール、パケットスケジューリング、ハンドオーバ制御、マクロダイバーシティ、セキュリティ機能、およびデータ暗号化など、他の機能を実施またはサポートするように構成され得る。
【0096】
図13Cに示されるコアネットワーク106は、メディアゲートウェイ(MGW)144、モバイル交換センタ(MSC)146、サービングGPRSサポートノード(SGSN)148、および/またはゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)150を含み得る。上記の要素の各々は、コアネットワーク106の一部として示されているが、これらの要素は、どの1つをとっても、コアネットワークオペレータとは異なるエンティティによって所有および/または運営され得ることが理解されよう。
【0097】
RAN103内のRNC142aは、IuCSインターフェースを介して、コアネットワーク106内のMSC146に接続され得る。MSC146は、MGW144に接続され得る。MSC146とMGW144は、PSTN108などの回線交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cと従来の陸線通信デバイスの間の通信を円滑化し得る。
【0098】
RAN103内のRNC142aは、IuPSインターフェースを介して、コアネットワーク106内のSGSN148にも接続され得る。SGSN148は、GGSN150に接続され得る。SGSN148とGGSN150は、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスの間の通信を円滑化し得る。
【0099】
上で言及されたように、コアネットワーク106は、ネットワーク112にも接続され得、ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運営される他の有線または無線ネットワークを含み得る。
【0100】
図13Dは、実施形態による、RAN104およびコアネットワーク107のシステム図である。上で言及されたように、RAN104は、エアインターフェース116上でWTRU102a、102b、102cと通信するために、E−UTRA無線技術を利用し得る。RAN104は、コアネットワーク107とも通信し得る。
【0101】
RAN104は、eノードB160a、160b、160cを含み得るが、RAN104は、実施形態との整合性を保ちながら、任意の数のeノードBを含み得ることが理解されよう。eノードB160a、160b、160cは、各々が、エアインターフェース116上でWTRU102a、102b、102cと通信するための1または複数の送受信機を含み得る。一実施形態では、eノードB160a、160b、160cは、MIMO技術を実施し得る。したがって、eノードB160aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、WTRU102aから無線信号を受信し得る。
【0102】
eノードB160a、160b、160cの各々は、特定のセル(図示されず)に関連付けられ得、無線リソース管理決定、ハンドオーバ決定、ならびにアップリンクおよび/またはダウンリンクにおけるユーザのスケジューリングなどを処理するように構成され得る。
図13Dに示されるように、eノードB160a、160b、160cは、X2インターフェース上で互いに通信し得る。
【0103】
図13Dに示されるコアネットワーク107は、モビリティ管理ゲートウェイ(MME)162、サービングゲートウェイ164、およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ166を含み得る。上記の要素の各々は、コアネットワーク107の一部として示されているが、これらの要素は、どの1つをとっても、コアネットワークオペレータとは異なるエンティティによって所有および/または運営され得ることが理解されよう。
【0104】
MME162は、S1インターフェースを介して、RAN104内のeノードB160a、160b、160cの各々に接続され得、制御ノードとしての役割を果たし得る。例えば、MME162は、WTRU102a、102b、102cのユーザの認証、ベアラアクティブ化/非アクティブ化、WTRU102a、102b、102cの初期接続中における特定のサービングゲートウェイの選択などを担い得る。MME162は、RAN104とGSMまたはWCDMAなどの他の無線技術を利用する他のRAN(図示されず)との間の交換のためのコントロールプレーン機能も提供し得る。
【0105】
サービングゲートウェイ164は、S1インターフェースを介して、RAN104内のeノードB160a、160b、160cの各々に接続され得る。サービングゲートウェイ164は、一般に、ユーザデータパケットのWTRU102a、102b、102cへの/からの経路選択および転送を行い得る。サービングゲートウェイ164は、eノードB間ハンドオーバ中におけるユーザプレーンのアンカリング、ダウンリンクデータがWTRU102a、102b、102cに利用可能な場合に行う一斉呼出のトリガ、ならびにWTRU102a、102b、102cのコンテキストの管理および記憶など、他の機能も実行し得る。
【0106】
サービングゲートウェイ164は、PDNゲートウェイ166にも接続され得、PDNゲートウェイ166は、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスの間の通信を円滑化し得る。
【0107】
コアネットワーク107は、他のネットワークとの通信を円滑化し得る。例えば、コアネットワーク107は、PSTN108などの回線交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cと従来の陸線通信デバイスの間の通信を円滑化し得る。例えば、コアネットワーク107は、コアネットワーク107とPSTN108の間のインターフェースとしての役割を果たすIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を含み得、またはIPゲートウェイと通信し得る。加えて、コアネットワーク107は、ネットワーク112へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供し得、ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運営される他の有線または無線ネットワークを含み得る。
【0108】
図13Eは、実施形態による、RAN105およびコアネットワーク109のシステム図である。RAN105は、IEEE802.16無線技術を利用して、エアインターフェース117上でWTRU102a、102b、102cと通信する、アクセスサービスネットワーク(ASN)とし得る。以下でさらに説明されるように、WTRU102a、102b、102c、RAN105、およびコアネットワーク109の異なる機能エンティティ間の通信リンクは、参照点として定義され得る。
【0109】
図13Eに示されるように、RAN105は、基地局180a、180b、180cと、ASNゲートウェイ182とを含み得るが、RAN105は、実施形態との整合性を保ちながら、任意の数の基地局とASNゲートウェイとを含み得ることが理解されよう。基地局180a、180b、180cは、各々が、RAN105内の特定のセル(図示されず)に関連付けられ得、各々が、エアインターフェース117上でWTRU102a、102b、102cと通信するための1または複数の送受信機を含み得る。一実施形態では、基地局180a、180b、180cは、MIMO技術を実施し得る。したがって、基地局180aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、WTRU102aから無線信号を受信し得る。基地局180a、180b、180cは、ハンドオフトリガリング、トンネル確立、無線リソース管理、トラフィック分類、およびサービス品質(QoS)ポリシ実施などの、モビリティ管理機能も提供し得る。ASNゲートウェイ182は、トラフィック集約ポイントとしてサービスし得、ページング、加入者プロファイルのキャッシング、およびコアネットワーク109へのルーティングなどを担い得る。
【0110】
WTRU102a、102b、102cとRAN105の間のエアインターフェース117は、IEEE802.16仕様を実施する、R1参照点として定義され得る。加えて、WTRU102a、102b、102cの各々は、コアネットワーク109との論理インターフェース(図示されず)を確立し得る。WTRU102a、102b、102cとコアネットワーク109の間の論理インターフェースは、R2参照点として定義され得、R2参照点は、認証、認可、IPホスト構成管理、および/またはモビリティ管理のために使用され得る。
【0111】
基地局180a、180b、180cの各々の間の通信リンクは、WTRUハンドオーバおよび基地局間でのデータの転送を円滑化するためのプロトコルを含む、R8参照点として定義され得る。基地局180a、180b、180cとASNゲートウェイ182の間の通信リンクは、R6参照点として定義され得る。R6参照点は、WTRU102a、102b、102cの各々に関連付けられるモビリティイベントに基づいたモビリティ管理を円滑化するためのプロトコルを含み得る。
【0112】
図13Eに示されるように、RAN105は、コアネットワーク109に接続され得る。RAN105とコアネットワーク109の間の通信リンクは、例えば、データ転送およびモビリティ管理機能を円滑化するためのプロトコルを含む、R3参照点として定義され得る。コアネットワーク109は、モバイルIPホームエージェント(MIP−HA)184と、認証認可課金(AAA)サーバ186と、ゲートウェイ188とを含み得る。上記の要素の各々は、コアネットワーク109の一部として示されているが、これらの要素は、どの1つをとっても、コアネットワークオペレータとは異なるエンティティによって所有および/または運営され得ることが理解されよう。
【0113】
MIP−HAは、IPアドレス管理を担い得、WTRU102a、102b、102cが、異なるASNの間で、および/または異なるコアネットワークの間でローミングを行うことを可能にし得る。MIP−HA184は、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスの間の通信を円滑化し得る。AAAサーバ186は、ユーザ認証、およびユーザサービスのサポートを担い得る。ゲートウェイ188は、他のネットワークとの網間接続を円滑化し得る。例えば、ゲートウェイ188は、PSTN108などの回線交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cと従来の陸線通信デバイスの間の通信を円滑化し得る。加えて、ゲートウェイ188は、ネットワーク112へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供し、ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運営される他の有線または無線ネットワークを含み得る。
【0114】
図13Eには示されていないが、RAN105は、他のASNに接続され得、コアネットワーク109は、他のコアネットワークに接続され得ることが理解されよう。RAN105と他のASNの間の通信リンクは、R4参照点として定義され得、R4参照点は、RAN105と他のASNの間で、WTRU102a、102b、102cのモビリティを調整するためのプロトコルを含み得る。コアネットワーク109と他のコアネットワークの間の通信リンクは、R5参照として定義され得、R5参照は、ホームコアネットワークと在圏コアネットワークの間の網間接続を円滑化するためのプロトコルを含み得る。
【0115】
上で参照された通信システムは、本明細書で説明される実施形態のうちの1または複数を実施するために使用され得る。例えば、本明細書で説明されるようなビデオデータを送信し、および/またはアライメントするために、通信システム、またはその一部が使用され得る。
【0116】
上では特徴および要素が特定の組み合わせで説明されたが、各特徴または要素は、単独で使用され得、または他の特徴および要素との任意の組み合わせで使用され得る。加えて、特徴および要素が特定の順序で説明されたが、これらの特徴および要素は、説明された順序に限定されない。さらに、本明細書で説明された方法は、コンピュータまたはプロセッサによって実行される、コンピュータ可読媒体内に包含された、コンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェアで実施され得る。コンピュータ可読媒体の例は、(有線または無線接続上で送信される)電子信号、およびコンピュータ可読記憶媒体を含む。コンピュータ可読記憶媒体の例は、リードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内蔵ハードディスクおよび着脱可能ディスクなどの磁気媒体、光磁気媒体、ならびにCD−ROMディスクおよびデジタル多用途ディスク(DVD)などの光媒体を含むが、それらに限定されない。ソフトウェアと連携するプロセッサは、WTRU、端末、基地局、RNC、または任意のホストコンピュータにおいて使用するための無線周波送受信機を実施するために使用され得る。