特許第6965107号(P6965107)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6965107流体の進入を防ぐための手術装置の力覚センサ
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6965107
(24)【登録日】2021年10月22日
(45)【発行日】2021年11月10日
(54)【発明の名称】流体の進入を防ぐための手術装置の力覚センサ
(51)【国際特許分類】
   A61B 17/115 20060101AFI20211028BHJP
   G01L 1/22 20060101ALI20211028BHJP
【FI】
   A61B17/115
   G01L1/22 D
【請求項の数】12
【全頁数】17
(21)【出願番号】特願2017-214527(P2017-214527)
(22)【出願日】2017年11月7日
(65)【公開番号】特開2018-75372(P2018-75372A)
(43)【公開日】2018年5月17日
【審査請求日】2020年8月24日
(31)【優先権主張番号】62/418,995
(32)【優先日】2016年11月8日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】15/797,064
(32)【優先日】2017年10月30日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】512269650
【氏名又は名称】コヴィディエン リミテッド パートナーシップ
(74)【代理人】
【識別番号】100107489
【弁理士】
【氏名又は名称】大塩 竹志
(72)【発明者】
【氏名】ラミロ カブレラ
【審査官】 槻木澤 昌司
(56)【参考文献】
【文献】 中国特許出願公開第101089567(CN,A)
【文献】 特開2013−019895(JP,A)
【文献】 米国特許第04596155(US,A)
【文献】 特開2012−120853(JP,A)
【文献】 実開平02−150537(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61B 17/00−17/94
G01L 1/22
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
近位面遠位面を備える基板と
前記基板の前記遠位面に結合されている複数の感知素子と
基壁部と前記基壁部から近位に延伸するフランジとを備えたシールであって前記フランジは、前記シールの前記基壁部前記基板の前記遠位面との間に空洞を形成するように前記基板の前記遠位面に対して位置決めされており、前記空洞内に前記複数の感知素子配置されている、シールと
前記シール上に位置決めされており、かつ、前記基板に固定されているカバープレートであって前記カバープレートは、前記シール上に閉め力を加えることにより、前記空洞への流体の進入を防ぐカバープレート
を備える力覚センサ。
【請求項2】
前記シールは、低硬度材料で製作されている、請求項1に記載の力覚センサ。
【請求項3】
前記シールは、シリコーンで製作されている、請求項2に記載の力覚センサ。
【請求項4】
前記基板の前記遠位面は、第一の側方半体と第二の側方半体を備え、前記複数の感知素子は、前記遠位面の前記第一側方半体上に配置されている、請求項1に記載の力覚センサ。
【請求項5】
前記シールは、前記基板の前記遠位面の前記第一側方半体を覆うように寸法および形状が決められている、請求項4に記載の力覚センサ。
【請求項6】
前記カバープレートは、第一の側方部分と第二の側方部分を有する面駆体を備え、前記第一側方部分は、前記シールの前記基壁部に当接する請求項5に記載の力覚センサ。
【請求項7】
前記カバープレートは、前記面駆体から延伸する第一のレールおよび第二レールを備え、前記第一のレールおよび前記第二レールは、前記基板の前記遠位面の第一の平縁および第二の平縁にそれぞれ隣接するように操作可能に固定されている、請求項6に記載の力覚センサ。
【請求項8】
前記カバープレートは、前記基板の側面に取り付けられている複数の脚を備える請求項6に記載の力覚センサ。
【請求項9】
前記力覚センサは、可撓ケーブルをさらに備え、前記可撓ケーブルは、前記複数の感知素子に電気的に結合されており、前記可撓ケーブルは、前記シール前記基板の前記遠位面との間で延伸する請求項7に記載の力覚センサ。
【請求項10】
前記シールは、前記フランジから延伸する縁を備え、前記カバープレート第一レールは、前記基板の前記遠位面の第一平縁に対して前記縁を固定する請求項6に記載の力覚センサ。
【請求項11】
前記シールは、前記シールの前記基壁部から延伸する突起部を備え、前記カバープレートは開口部を備え、前記開口部は、前記シールの前記突起部に取り付けられている、請求項6に記載の力覚センサ。
【請求項12】
電動式ハンドル部品と
遠位コネクタハウジングとトロカール接続ハウジングとを備えたアダプタ部品と
前記アダプタ部品の前記遠位コネクタハウジングに取外し可能に固定されているエンドエフェクタと
請求項1に記載の力覚センサであって、前記力覚センサは、前記遠位コネクタハウジング前記トロカール接続ハウジングとの間に配置されており、前記力覚センサは、荷重経路に沿って前記エンドエフェクタによって示される力を測定するよう構成されている、力覚センサと
を備えた手術装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2016年11月8日出願の米国特許第62/418,995号の利点及びその優先権を主張し、その内容は引用にて本明細書にすべて記載される。
【0002】
本発明は手術装置に関し、詳しくは、電動式手術装置の力覚センサに関する。
【背景技術】
【0003】
従来、力覚センサ(荷重読み取りセンサ等)は、外科用ステープリング器具等の手術装置の機能の調整を向上させる目的で使用されている。力覚センサを使用することで、手術装置のクランプ力、ステープリング力および切断力を監視し、これら様々な機能を調節することが可能である。さらに、力覚センサの使用により、設定荷重が検出され、手術装置がその設定荷重の到達に反応することが可能になる。厚い組織をクランプするとき等、荷重は設定上限値まで上昇・到達後に、手術装置はクランピングを緩め、組織に加わる力が緩和されるようクランプ力を調整する。このクランプ調整により、厚い組織へ損傷を与えることはない(漿膜断裂等)。その一例として、電動式円形ステープラー式手術装置による焼灼現象を利用した吻合形成がある(自動吻合器(EEA)等)。このように手術装置が多機能化することは結果、現在利用可能な使い捨て器具よりも製造コストがかかるが、器具の再利用が可能になれば、有益な用途となるであろう。
【0004】
再利用可能な手術装置は、清潔な状態に保って(高pH溶液による殺菌消毒等)、殺菌消毒してから使用する必要がある。最も一般的な殺菌消毒法として、高圧過熱蒸気(37 PSIを137℃で18分間等)による高圧蒸気滅菌がある。このような環境で滅菌すると、様々な電子部品が損傷することが知られている。例えば、高圧蒸気滅菌方法により、力覚センサは高温高圧の蒸気にさらされ、水蒸気の進入、感知素子(歪みゲージ等)の基板との化学結合を弱める可能性のある熱エポキシ分解、及び/又は保護膜の適切な状態からの破損等の問題が生じる。このため、高pH洗浄及び殺菌の繰り返しに耐えうる力覚センサのニーズが求められている。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る力覚センサは、密閉式で、高pH洗浄及び殺菌(自動洗浄及び/又は高圧蒸気滅菌等)に関連する環境ストレスに耐えうるよう構成され、そのような過程の間に流体の進入を最小化及び/又は削減することで、力覚センサがより再使用に耐えうる仕様となっている。
【0006】
本発明の一つの特徴として、力覚センサは、基板、複数の感知素子、シール、及びカバープレートを備える。基板は、近位面及び遠位面を備え、複数の感知素子は、基板の遠位面に結合される。シールは、基壁部及び、基壁部から近位に延伸するフランジを備える。フランジは、基板の遠位面に対して位置決めされ、シールの基壁部及び基板の遠位面との間に空洞を形成し、その内部に複数の感知素子を配置する。カバープレートは、シール上に位置決めされ、基板に固定される。カバープレートは、シール上に閉め力を加えて、空洞への流体の進入を防ぐ。
【0007】
本実施態様によれば、シールは、低硬度材料で製作される。実施態様によっては、シールはシリコーンで製作される。
【0008】
基板の遠位面は、第一及び第二の側方半体を備え、複数の感知素子は、遠位面の第一側方半体上に配置する。シールは、基板の遠位面の第一側方半体を覆うように寸法及び形状を決める。カバープレートは、第一及び第二の側方部分を有する面駆体を備え、第一側方部分はシールの基壁部に当接する。
【0009】
本実施態様によれば、カバープレートは、面駆体から近位に延伸する第一及び第二レールを備え、第一及び第二レールは、基板の遠位面の第一及び第二の平縁にそれぞれ隣接するよう操作可能に固定される。実施態様によっては、カバープレートは、基板の側面に取り付けられる複数の脚を備える。
【0010】
可撓ケーブルは、複数の感知素子に電気的に結合することができ、シール及び基板の遠位面との間で延伸することができる。実施態様によっては、シールは、フランジから延伸する縁を備え、カバープレートの第一レールは、基板の遠位面の第一平縁に対して縁を固定する。
【0011】
シールは、シールの基壁部から遠位に延伸する突起部を備え、カバープレートは、シールの突起部に取り付けられた開口部を備える。
【0012】
本実施態様によれば、力覚センサは、遠位コネクタハウジング及び手術装置のアダプタ部品のトロカール接続ハウジングとの間に配置される。手術装置は、電動式ハンドル部品、アダプタ部品、及びアダプタ部品の遠位コネクタハウジングに取外し可能に固定されるエンドエフェクタを備える。力覚センサは、荷重経路に沿ってエンドエフェクタが表示する力を測定するよう構成されてもよい。
【0013】
本発明の別の特徴として、力覚センサは、基板、複数の感知素子、受けプレート及びカバープレートを備える。基板は、近位面及び遠位面を備え、複数の感知素子は、基板の遠位面に結合される。受けプレートは、本体と、開口部を有しそれを通過するよう形成される突起のある中央部分とを備える。受けプレートは、基板の遠位面に取り付けられ、複数の感知素子は、開口部内に配置され、そこで密閉式にシールされる。カバープレートは、受けプレート上に位置決めされ、基板に溶接される。
【0014】
本実施態様によれば、基板は、中間壁によって連結される第一及び第二の側方半体を備え、第一側方半体は、第二側方半体よりも高さが低い。実施態様によっては、受けプレートは、基板の第一側方半体に溶接され、受けプレートの本体は、第一及び第二の側方半体間の高さの差と同じ高さである。
【0015】
シール材は、受けプレートの開口部内の複数の感知素子上に配置される。シールを、追加又は代替品として受けプレート上に配置してもよい。実施態様により、シールは、基壁部及び、基壁部の外周全体周りに配置され、そこから近位に延伸するフランジを備える。フランジは、基板の遠位面に対して位置決めすることができ、受けプレートの突起のある中央部分を収容する空洞を形成し、カバープレートは、シール上に閉め力を加えて、空洞への流体の進入を防ぐ。
【0016】
可撓ケーブルは、複数の感知素子に電気的に結合することができ、受けプレート及び基板の遠位面との間に延伸することができる。
【0017】
本実施態様によれば、力覚センサは、遠位コネクタハウジング及び手術装置のアダプタ部品のトロカール接続ハウジングとの間に配置する。手術装置は、電動式ハンドル部品、アダプタ部品、及びアダプタ部品のコネクタハウジングに取外し可能に固定されるエンドエフェクタを備える。力覚センサは、荷重経路に沿って、エンドエフェクタが表示する力を計測するよう構成されてもよい。
【0018】
他の特徴、特長及び利点は、本明細書、図面及び請求項の記載事項から明らかになるであろう。
例えば、本願発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
近位面及び遠位面を備える基板と;
前記基板の前記遠位面に結合される複数の感知素子と;
基壁部と前記基壁部から近位に延伸するフランジとを備えたシールであって、
前記フランジが前記基板の前記遠位面に対して位置決めされ、前記シールの前記基壁部及び前記基板の前記遠位面との間に空洞を形成し、その内部に前記複数の感知素子を配置する、前記シールと;
前記シール上に位置決めされ、前記基板に固定されるカバープレートであって、
前記カバープレートは、前記シール上に閉め力を加えて、前記空洞への流体の進入を防ぐ、前記カバープレートと、を備える力覚センサ。
(項目2)
前記シールは、低硬度材料で製作することを特徴とする、上記項目に記載の力覚センサ。
(項目3)
前記シールは、シリコーンで製作することを特徴とする、上記項目のいずれかに記載の力覚センサ。
(項目4)
前記基板の前記遠位面は、第一及び第二の側方半体を備え、前記複数の感知素子は、前記遠位面の前記第一側方半体上に配置されることを特徴とする、上記項目のいずれかに記載の力覚センサ。
(項目5)
前記シールは、前記基板の前記遠位面の前記第一側方半体を覆うように寸法及び形状を決めることを特徴とする、上記項目のいずれかに記載の力覚センサ。
(項目6)
前記カバープレートは、第一及び第二の側方部分を有する面駆体を備え、前記第一側方部分は、前記シールの前記基壁部に当接することを特徴とする、上記項目のいずれかに記載の力覚センサ。
(項目7)
前記カバープレートは、前記面駆体から延伸する第一及び第二レールを備え、前記第一及び第二レールは、前記基板の前記遠位面の第一及び第二の平縁にそれぞれ隣接するように操作可能に固定されることを特徴とする、上記項目のいずれかに記載の力覚センサ。
(項目8)
前記カバープレートは、前記基板の側面に取り付けられる複数の脚を備えることを特徴とする、上記項目のいずれかに記載の力覚センサ。
(項目9)
前記複数の感知素子に電気的に結合され、前記シール及び前記基板の前記遠位面との間で延伸する可撓ケーブルをさらに備えることを特徴とする、上記項目のいずれかに記載の力覚センサ。
(項目10)
前記シールは、前記フランジから延伸する縁を備え、前記カバープレートの前記第一レールは、前記基板の前記遠位面の第一平縁に対して前記縁を固定することを特徴とする、上記項目のいずれかに記載の力覚センサ。
(項目11)
前記シールは、前記シールの前記基壁部から延伸する突起部を備え、前記カバープレートは、前記シールの前記突起部に取り付けられた前記カバープレート内に開口部を備えることを特徴とする、上記項目のいずれかに記載の力覚センサ。
(項目12)
電動式ハンドル部品と;
遠位コネクタハウジングとトロカール接続ハウジングとを備えたアダプタ部品と;
前記アダプタ部品の前記遠位コネクタハウジングに取外し可能に固定されたエンドエフェクタと;を備える手術装置であって、
項目1に記載の力覚センサは、前記遠位コネクタハウジング及び前記トロカール接続ハウジングとの間に配置され、荷重経路に沿って前記エンドエフェクタが表示する力を測定するよう構成されることを特徴とする、手術装置。
(項目13)
近位面と遠位面を備えた基板と;
前記基板の前記遠位面に結合される複数の感知素子と;
本体と、開口部を有しそれを通過するよう形成される突起のある中央部分とを備えた受けプレートであって、
前記受けプレートが、前記基板の前記遠位面に取り付けられ、前記複数の感知素子は、前記開口部内に配置され、そこで密封式にシールされる、前記受けプレートと;
前記受けプレート上に位置決めされ、前記基板に溶接されるカバープレートと、を備える力覚センサ。
(項目14)
前記基板は、中間壁によって連結される第一及び第二の側方半体を備え、前記第一側方半体は、前記第二の側方半体よりも高さが低いことを特徴とする、上記項目に記載の力覚センサ。
(項目15)
前記受けプレートは、前記基板の前記第一側方半体に溶接され、前記受けプレートの前記本体は、前記第一及び第二の側方半体の高さの差と同じ高さであることを特徴とする、上記項目のいずれかに記載の力覚センサ。
(項目16)
シール材は、前記受けプレートの前記開口部内の前記複数の感知素子上に配置されることを特徴とする、上記項目のいずれかに記載の力覚センサ。
(項目17)
シールは、前記受けプレート上に配置され、前記シールは、基壁部及び、前記基壁部の外周全体周りに配置され、そこから近位に延伸するフランジを備え、前記フランジは、前記基板の前記遠位面に対して位置決めされ、前記受けプレートの突起のある中央部分を収容する空洞を形成し、前記カバープレートは、前記シール上に閉め力を加えて、前記空洞への流体の進入を防ぐことを特徴とする、上記項目のいずれかに記載の力覚センサ。
(項目18)
前記複数の感知素子に電気的に結合され、前記受けプレート及び前記基板の前記位面との間に延伸する可撓ケーブルをさらに備えることを特徴とする、上記項目のいずれかに記載の力覚センサ。
(項目19)
電動式ハンドル部品と;
遠位コネクタハウジングとトロカール接続ハウジングとを備えたアダプタ部品と;
前記アダプタ部品の前記遠位コネクタハウジングに取外し可能に固定されたエンドエフェクタと;を備える手術装置であって、
上記項目に記載の力覚センサは、前記遠位コネクタハウジング及び前記トロカール接続ハウジングとの間で配置され、荷重経路に沿って前記エンドエフェクタが表示する力を測定するよう構成されることを特徴とする、手術装置。
(摘要)
力覚センサは、基板、複数の感知素子、シール及びカバープレートを備える。基板は、近位面及び遠位面を備え、複数の感知素子は、基板の遠位面に結合される。シールは、基壁部及び、基壁部から近位に延伸するフランジを備える。フランジは、基板の遠位面に対して位置決めされ、シールの基壁部及び基板の遠位面間との間に空洞を形成し、その内部に複数の感知素子を配置する。カバープレートは、シール上に位置決めされ、基板に固定される。カバープレートは、シール上に閉め力を加えて、空洞への流体の進入を防ぐ。
【図面の簡単な説明】
【0019】
本発明の様々な特徴は、本明細書添付され、部分を構成する図面を参照して、以下に記載する:
図1図1は、本発明の実施態様に係る手術装置の斜視図を示す。
図2図2は、図1に示す手術装置のアダプタ部品の斜視図を示す。
図3A図3Aは、図1及び図2のアダプタ部品の遠位端部の斜視図であり、アダプタ部品の外装スリーブをアダプタ部品から取り外した状態を示す。
図3B図3Bは、図3Aに示すアダプタ部品のトロカール接続ハウジングの拡大斜視図を示す。
図3C図3Cは、図3Aに示すアダプタ部品の遠位コネクタハウジングの拡大斜視図を示す。
図4図4は、図1〜3Aに示す手術装置の力覚センサの斜視図を示す。
図5A図5A及び図5Bは、図4に示す力覚センサの基板の斜視図を示す。
図5B図5A及び図5Bは、図4に示す力覚センサの基板の斜視図を示す。
図5C図5C及び図5Dは、図4に示す力覚センサのシールの斜視図を示す。
図5D図5C及び図5Dは、図4に示す力覚センサのシールの斜視図を示す。
図5E図5Eは、図5Cの切断線5E−5Eにおける、図5C及び図5Dのシールの断面図を示す。
図5F図5Fは、図4に示す力覚センサのカバープレートの斜視図を示す。
図6図6は、図4に示す力覚センサを含む、図1〜3Aに示す手術装置のアダプタ部品の遠位端部の斜視図であり、アダプタ部品の外装スリーブをアダプタ部品から取り外した状態で、遠位コネクタハウジングを破線で示す。
図7図7は、本発明の別の実施態様に係る力覚センサの斜視図を示す。
図8A図8Aは、図7に示す力覚センサの基板の斜視図を示す。
図8B図8Bは、図7に示す力覚センサの受けプレートの斜視図を示す。
図9図9は、図7に示す力覚センサを含む、手術装置のアダプタ部品の遠位端部の斜視図であり、アダプタ部品の外装スリーブをアダプタ部品から取り外した状態で、遠位コネクタハウジングを破線で示す。
【発明を実施するための形態】
【0020】
本発明に係る力覚センサは、自動洗浄及び/又は高圧蒸気滅菌等の過酷な環境から保護する手術装置等の感知素子を備える。力覚センサは、歪みゲージ及びゲージをサポートする電子機器等の、感知素子が上に取り付けられた基板を備え、感知素子は、シール及び/又はプレートで覆われて感知素子を保護するための保護用防漏型バリアを形成する。
【0021】
本発明の実施態様について、図面を参照して詳細に記載する。図面の参照番号は、別の図においても同じ又は相当する要素を示す。本明細書において、「近位」はユーザーの手に近い装置部分又はその構成部品を指し、「遠位」はユーザーの手から遠い装置部分又はその構成部品を指す。「頂部」、「底部」、「上部」及び「下部」等の方向を表す用語は、本実施態様の記載内容の厳密な定義を避けるためのもので、手術装置の最終的な方向、又はそのいかなる部分を限定して定義することを意図するものではない。
【0022】
図1に示す本発明の実施態様に係る手術装置1は、手で持つ電動式の電気機械機器であり、電動式ハンドル部品10、アダプタ部品20、用具組立部品又は、複数のステープルをその内部に有する負荷装置32(図示なし)を備えるエンドエフェクタ30、並びにアンビルヘッド34a及びアンビルロッド34bを備えたアンビル組立部品34を備える。電動式ハンドル部品10は、アダプタ部品20と選択接続するよう構成され、さらにアダプタ部品20は、エンドエフェクタ30と選択接続するよう構成される。
【0023】
アダプタ部品20及びエンドエフェクタ30を備えるよう記載があるが、様々な異なるアダプタ部品及びエンドエフェクタが、本発明の手術装置で使用可能であることに留意されたい。例示の手術装置の構造及び機能の詳細について、共通に所有される、2016年1月8日出願の米国特許第14/991,157(以下、「157出願」と記載)及び2016年4月12日出願の米国特許第15/096,399(以下、「399出願」と記載)を本明細書に引用し、その内容をすべて記載する。
【0024】
さらに図1を参照すると、ハンドル部品10は、手術装置1の様々な動作を作動・調整するよう構成する電源函(図示なし)を収容するハンドルハウジング12、及び手術装置1の様々な機能を作動させる複数のアクチュエータ14(指作動式調節ボタン、ノブ、トグル、滑り座、インターフェース等)を備える。例示のハンドル部品の詳細について、「399出願」を本明細書に引用し、その内容をすべて記載する。
【0025】
図2を参照すると、図1に関連して、アダプタ部品20は、ハンドル部品10(図1)と作動可能に接続するよう構成される近位部分20a及びエンドエフェクタ30(図1)と作動可能に接続するよう構成される遠位部分20bを備える。アダプタ部品20は、外装スリーブ22、及び外装スリーブ22の遠位端に固定される遠位コネクタハウジング24を備える。遠位コネクタハウジング24は、エンドエフェクタ30(図1)等のエンドエフェクタをアダプタ部品20に取外し可能に固定するよう構成される。
【0026】
アダプタ部品20は、本発明の特徴を完全公開するに要する程度までさらに記載する。 例示のアダプタ部品の詳細について、「157出願」を本明細書に引用し、その内容をすべて記載する。
【0027】
図3Aを参照すると、図2に関連して、アダプタ部品20は、力覚センサ100の中央開口部101(図4等参照)及びトロカール接続ハウジング28の中央開口部29(図3B)を通過して延伸するトロカール組立部品26をさらに備える。トロカール接続ハウジング28は、アダプタ部品20の外装スリーブ22(図2)に対してトロカール組立部品26を取外し可能に固定する。例示のトロカール接続ハウジングの詳細について、2015年9月25日出願の米国特許第14/865,602(「602出願」)を本明細書に引用し、その内容をすべて記載する。
【0028】
力覚センサ100は、トロカール接続ハウジング28とアダプタ部品20の遠位コネクタハウジング24との間に配置され、荷重経路に沿って力を測定するよう構成される。図3B及び図5Aに示すように、トロカール接続ハウジング28は、近位荷重接触域「Cp」で、力覚センサ100の本体又は基板110の近位面110aと接し、近位面110aに荷重を加えるよう構成される、少なくとも1つの遠位面28aを備える。図3C及び図5Bに示すように、遠位コネクタハウジング24の近位面24aは、遠位荷重接触域「Cd」で、力覚センサ100の基板110の遠位面110bと接し、遠位面110bに荷重を加えるよう構成される、接触面25を形成する。このように、例えば、アンビル組立部品34(図1)が、組織がクランプ及び/又はステープリングされる間にエンドエフェクタ30の負荷装置32方向に接近するとともに、アンビル組立部品34のアンビルヘッド34aは、矢印「A」(図1)方向に、遠位コネクタハウジング24の遠位端24bに均一の圧力を加えて、その圧力が力覚センサ100の遠位荷重接触域「Cd」に伝達される。
【0029】
図4を参照すると、力覚センサ100は、基板110、少なくとも1つのシール120及びカバープレート130を備える。図5A及び図5Bに示すように、図4に関連して、基板110は、近位面及び遠位面110a、110bを通過し、基板110の中央縦軸「X」(図5B)に沿って延伸して形成される、中央開口部101を備える。基板110の近位面110a(図5A)及び遠位面110b(図5B)は、上記記載の通り、近位及び遠位荷重接触域「Cp」、「Cd」をそれぞれ有する荷重受け面であって、手術装置1(図1)により負荷を受ける際、基板110が曲がるように作用する。基板110の遠位面110aは、基板110の縦軸「X」に交差する平面「P」(図5B)により、第一及び第二の側方領域又は半体111a、111bに分割される、作業面積 (遠位荷重接触域「Cd」を除く遠位面110bの残り部分等)を備える。
【0030】
図5Bに特に示すように、歪みゲージ等の感知素子「Se」は、基板110の遠位面110bの第一側方半体111aに、その関連部品(図示なし)とともに接合される。関連部品の例としては、媒質層、フィルム、保護膜、抵抗器、並びに導電線及び/又は導電性トレース、電子及び/又ははんだコネクタ等の電子部品を備えた電子回路があげられる。感知素子「Se」は、電線又は電線用導管(図示なし)一式と接続して、当業者が理解できる範囲で、圧縮力が作用する時、基板110の線形歪み応答を読み取れるホイートストンブリッジ等の抵抗ブリッジを形成する。
【0031】
図5C図5Eに示す通り、図4に関連して、力覚センサ100のシール120は、略平面の基壁部又は端壁部122及び、そこから近位に延伸し、基壁部122の全外周周りのフランジ又はリム124を備える。縁126は、シール120の上端で基壁部122により形成される平面に平行な面に沿って、フランジ124から垂直に延伸する一方、フランジ124から他の方向にも延伸することもできる。シール120は、基壁部122上に配置され、カバープレート130内で形成される開口部131(図5F等を参照)とかみ合うように構成される、遠位に延伸する突起部128を備える。
【0032】
シール120は、基板110の遠位面110bの第一側方半体111aを実質的に覆うように寸法及び形状を決め、上下又は第一及び第二の平縁「L1」、「L2」(図4)をそれぞれ基板110の遠位面110b上に固定せず配置し、その上にカバープレート130を固定する。遠位荷重接触域「Cd」は、上記記載通り、遠位コネクタハウジング24(図3A等を参照)と連通するため覆いをせずに部品接触がないように留意されたい。フランジ124は、基板110の遠位面110bに隣接して位置決めし、シール120の基壁部122及び基板110の遠位面110bとの間に空洞「C」(図5E)を形成し、上記記載の通り、基板110の遠位面110b上に取り付けられる、感知素子「Se」(図5B)及び関連部品に空間及び隙間が形成される。
【0033】
シール120は、硬度計の表示が望ましくは、20〜80と数値の低い、シリコーン等の材料で製作されてもよい。低硬度材料は、カバープレート130により与えられる比較的低い閉め力により流体密の状態で、基板110の覆いのある遠位面110bを効果的にシールする。
【0034】
図5Fに示すように、図4に関連して、力覚センサ100のカバープレート130は、面駆体132を備え、それを通過して形成される中央開口部133を備え、基板110の中央開口部101と形状及び寸法が一致するように決める。面駆体132は、シール120の基壁部122の部分と各々相補形状であり、基壁部122と当接し、シール120に圧力を加えるよう構成される、第一及び第二の側方部分132a、132bを有する。カバープレート130の側方部分132a、132bの一つ又は両方は、開口部131を備え、上記記載の通り、シール120の突起部128がそこを通過するよう形成され、両者がかみ合うように構成される。側方部分132a、132bは各々、遠位に延伸する突起部134a、134bをその外部末端に備え、アダプタ部品20の遠位コネクタハウジング24(図6等を参照)に取り付けられるように構成される。
【0035】
上下又は第一及び第二レール136a、136bは、面駆体132の側方部分132a、132bから近位に延伸し、連結する。上下レール136a、136bは、基板110の遠位面110b上に上下平縁「L1」、「L2」に対して固定されるよう構成され、シール120が縁126を備える本実施態様によれば、上部平縁「L1」に対して縁126を押圧し固定するよう構成される。脚138a、138bは、上部レール136aから延伸し、脚138cは、下部レール136bから延伸する。脚138a〜138cは、基板110の側面100cとかみ合うよう構成される。
【0036】
図4及び図6に示すように、力覚センサ100の基板110の第一側方半体111aは、感知素子「Se」(図5B)を備え、シール120により覆われ、シール120のフランジ124は、基板110の遠位面110bに当接する。可撓ケーブル「F」は、感知素子に電気的に結合され、シール120及び基板110の遠位面110bとの間で力覚センサ100から外れて、電源供給や力覚センサ100から力の応答を読み取る等、手術装置1(図1)の電子部品と電気接続する。このように、手術装置1(図1)を力覚センサ100に圧縮力を作用するように使用すると、手術装置1は力の測定値に関して機能を果たすようプログラムが可能である。
【0037】
カバープレート130は、シール120及び基板110上に位置決めすることで、シールの突起部128が、面駆体132の第一側方部分132a内の開口部131を通って延伸し、上下レール136a、136bが基板110の上下平縁「L1」、「L2」に対して又は隣接して操作可能に固定され、脚138a〜138cが、基板110の側面100cとかみ合う。
【0038】
カバープレート130を基板110(溶接等により)に固定する方法は、シール120に常に圧力を加えることで、シール120が基板110にしっかりと取り付けられ、洗浄又は殺菌サイクル中に流体(気体又は液体等)の進入を防ぎ、感知素子及び関連部品を外部環境から保護する。本実施態様によれば、カバープレート130は、脚138a〜138c及び/又は上下レール136a、136bの外周周りの基板110に、例えば、レーザ溶接又は電子ビーム溶接される。カバープレート130の上部レール136aは、シール120の縁126を基板110の上部平縁「L1」に押圧することで、シールが基板110の遠位面110bと接触し、その間に可撓ケーブル「F」が入ることで、シール強度の保持が実現する。
【0039】
力覚センサは、基板の遠位面の第一側方半体上に感知素子を備えるよう示されているが、力覚センサが、基板の遠位面の第二の側方半体上で感知素子を、追加又は代替品として備えてもよいことに留意すべきであろう。少なくとも基板の遠位面の第一及び第二の側方半体が、互いに鏡像でもよいことから、当業者は、シール及びカバープレートは各々、基板上の感知素子のそのような代替又は追加の形状を収容するように構成されることは容易に理解できるであろう。感知素子が基板の第一及び第二の側方半体それぞれの上に配置される本実施態様によれば、2つのシールは、当業者が容易に理解されるように、力覚センサとともに利用される。
【0040】
図7を参照すると、力覚センサ200は、本発明の別の実施態様に従って示される。力覚センサ200は、力覚センサ100と略同一であるため、その差のみを本明細書に記載する。力覚センサ200は、基板210、カバープレート130及び受けプレート240を備える。
【0041】
図8Aに示すように、図7に関連して、基板210は、基板201の近位面及び遠位面210a、210bを通過して形成される、中央開口部201を備える。近位面210aは、力覚センサ100(図5A等参照)の近位面110aと略同一である。遠位面210bは、中間壁又は張り出し部212により連結される第一及び第二の側方半体211a、211bを有する段付き面である。遠位面110aの第一側方半体211aは、遠位面210の第二の側方半体211bよりも低いため、基板210には厚さが2つある。実施態様によっては、第一側方半体211aは、第二の側方半体211bに関して所定の深さで基板210から材料を削り取ることで形成される。本実施態様によれば、第一及び第二の側方半体211a、211b間の高さ又は厚さの差は、約0.02インチ〜約0.06インチで、実施態様によっては、約0.04インチである。
【0042】
図8Bを参照すると、図7及び図8Aに関連して、受けプレート240は段状構造であり、本体242(受けプレート240の第一層等)及び突起のある中央部分244(受けプレート240の第二層等)を備える。本体242は、基板210の遠位面210bの第一側方半体211aを覆うように寸法を決める。受けプレート240の本体242は、中間壁212と相補的な形状及び、基板210の第一及び第二の側方半体211a、211bとの間の高さの差に等しい高さ又は厚さを有する、端部242aを有する。突起のある中央部分244は、本体242から遠位に延伸し、そこを通過するよう開口部243を形成する。第一側方半体211aは、力覚センサ100の第一側方半体111aに関して上記記載のように、感知素子「Se」(図5B)を設置することができる作業面積を与えるが、感知素子及びその関連部品は、受けプレート240の開口部243内に収容する。
【0043】
受けプレート240は、感知素子及び可撓ケーブル「F」上の基板210の遠位面210bの第一側方半体211a上に取り付けられ、受けプレート240の端部242aを基板210の中間壁212に対して設置する。次に、受けプレート240は、例えば、受けプレート240の全外周にわたって基板210の遠位面210bに(溶接等で)固定され、受けプレート240を基板210に密閉式にシールする。
【0044】
受けプレート240は、当業者の理解できる範囲で、荷重を加えた後、曲がりが生じ、基板110から反応信号が発信されるよう、望ましい歩留りを達成することができる他の材料のうち、ステンレス鋼等の金属で製作されてもよい。受けプレート240の本体242が、第一及び第二の側方半体211a、211b間で段差を効率的に除去することで、本体242及び基板210の第二の側方半体211bが、同じ高さで配置する。本体242は、基板210の第一側方半体211a上に遠位荷重接触域「Cd」を形成する。
【0045】
受けプレート240の開口部243は、感知素子を保護する空洞を提供し、密流体の状態で、シール材(図示なし)で満たし、感知素子を密封式でシールし、空洞への流体の進入を防ぐ。シール材は、当業者の理解できる範囲で、エポキシ、室温加硫(RTV)シール材、ウレタン、アクリル等が特にあげられ、並びに/あるいは殺菌、消毒、及び/又はアダプタ部品20(図1)の洗浄方法に耐えるカプセルであってよい。
【0046】
実施態様によって、シール120(図5C等参照)は、受けプレート240及びカバー130間で配置され、シール材の使用に追加して又はシール材の使用の代替品として使用される。カバープレート130は、上述した力覚センサ100と同様の方法で、受けプレート240上に配置され、基板210に溶接される。
【0047】
図9に示すように、力覚センサ200は、力覚センサ100と同様の方法で、トロカール接続ハウジング28及び手術装置1(図1)のアダプタ部品20’の遠位コネクタハウジング24との間で配置し、荷重経路に沿って力を測定し、以下さらに詳細に記載するように、手術装置1の機能の調整を向上させる。
【0048】
手術装置1は、二つの管状又は中空組織部分(腸部分等)を効果接合するための吻合処置等で使用される。一般的に、図1を再度参照すると、アンビル組立部品34は、外科切開又は経肛門により手術部位にあてて、第一腸部分(図示なし)内に位置決めして、(巾着縫合等により)一時的にそこで固定し、負荷装置32及びアダプタ部品20の外装スリーブ22を第二腸部分(図示なし)に経肛門で挿入し、一時的にそこで固定する。その後、担当医はアンビル組立部品34を操作し、アンビルロッド34bの近位端が、アダプタ部品20の遠位端に挿入され、アダプタ部品20の遠位端内の取付構造物(図示なし)がアンビルロッド34bとかみ合い取付が完了するまで操作を続ける。アンビル組立部品34及び負荷装置32はその後、第一及び第二腸部分に近づくよう近接する。手術装置1はその後、焼灼され、負荷装置32から第一及び第二腸部分を通してステープルを放出し、ナイフ(図示なし)でナイフ内側に放射状に配置される組織部分を切除し、吻合を完了する。
【0049】
本発明に係る力覚センサ100、200は、手術装置1の機能を調整して、吻合処置を向上させるために使用する。例えば、力覚センサは、アンビル組立部品34及び負荷装置32により、組織に加わる力及び/又は組織の圧縮率を調整するために使用することができる。組織の圧縮が速すぎ又は過大な力が加われば、組織は圧縮工程で傷、裂け目、損傷等がおこる。ある特定理論に拘束されない見解としては、組織に一定の圧縮力を加えることで、組織は安定的ではあるが急速に圧縮され、最適なステープル隙間が、ステープル及び切削機能を果たすまで、継続する。力覚センサは、組織への圧縮力を最初に読み取るために使用する。一度圧縮されると、力覚センサは、ステープル機能も監視する。そのような監視により、ステープル機能のプログラミングが可能になる。本実施態様によれば、手術装置は、選択するアンビルによって、所定の荷重又は力を与えるためにプログラミングされる。例えば、アンビルが小さいと、大きいアンビルに比べ必要な荷重又は力は少なくて済む。本実施態様によれば、切除機能は、所定の荷重又は力で止まるよう調整される。これにより、電子機器やソフトウェアが、厳しい機械停止を不要にする機能を調整可能にする。
【0050】
当業者は、本明細書に具体的に記載され添付図面で示される構造及び方法は、例示の実施態様に限定されることなく、また明細書及び図面は、特定の実施態様を例示するものとしてのみ解釈されるものと理解する。したがって、本発明は、記載のある実施態様のみには限定されず、本発明内容から逸脱しない範囲で、さらに他の様々な変更が当業者により可能であることを理解されたい。例えば、本発明に係る力覚センサは、内部に力覚センサが配置され、及び/又は殺菌処置(高圧蒸気滅菌及び/又は自動洗浄等)を受ける、ロボット式又は電動式の手術装置/機器等の他の手術装置で使用してもよい。さらに、特定の実施態様に関連して記載される要素及び特長は、本発明内容から逸脱しない範囲で、他の特定の実施態様の要素及び特長と組み合わされ、さらにそのような変更は本発明の範囲に含まれるものとする。したがって、本発明の主題は、特別に記載される内容により限定を受けないものとする。
図1
図2
図3A
図3B
図3C
図4
図5A
図5B
図5C
図5D
図5E
図5F
図6
図7
図8A
図8B
図9