【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の目的は、輸送時に漏出するリスクが低減された容器用クロージャを提供することである。
【0010】
本発明の目的は、輸送時に追加の封止包装の必要性が低減された容器用クロージャを提供することである。
【0011】
本発明の目的は、顧客が容器の内容物を嗅ぐことを可能にする容器用クロージャを提供することである。
【0012】
本発明の目的は、上記の目的の2つ以上、好ましくは全てを同時に満たす容器用クロージャを提供することである。
【0013】
上記の目的のうちの少なくとも1つを少なくとも部分的に解決することへの寄与は、以下の実施形態の主題によってなされる。これらの実施形態のうちの2つ以上は、それらが不適合である場合を除いて組み合わせることができる。
【0014】
|1|本発明の第1の実施形態は、エンジン及びシュラウドを備えるクロージャであって、クロージャが、容器の開口部に取り付けられて内部及び外側を画定するように適合されており、
シュラウド及びエンジンが、係合するように適合されており、
クロージャが、第1の位置、第2の位置、及び第3の位置をとることができ、
a.シュラウドが、エンジンに対して直線的に移動し、クロージャを第1の位置から第2の位置に移動させるには、クロージャを第2の位置から第1の位置に移動させるのとは異なる最小の力が必要とされるか、若しくは
b.シュラウドが、エンジンに対して直線的に移動し、クロージャを第2の位置から第3の位置に移動させるには、クロージャを第3の位置から第2の位置に移動させるのとは異なる最小の力が必要とされるか、又は
c.a及びbの両方であるか、あるいは
d.シュラウドが、エンジンに対して回転的に移動し、クロージャを第1の位置から第2の位置に移動させるには、クロージャを第2の位置から第1の位置に移動させるのとは異なる最小のトルクが必要とされるか、若しくは
e.シュラウドが、エンジンに対して回転的に移動し、クロージャを第2の位置から第3の位置に移動させるには、クロージャを第3の位置から第2の位置に移動させるのとは異なる最小のトルクが必要とされるか、又は
f.d及びeの両方である、クロージャに関する。
【0015】
この第1の実施形態の第1の態様では、シュラウドが、エンジンに対して直線的に移動し、クロージャを第1の位置から第2の位置に移動させるには、クロージャを第2の位置から第1の位置に移動させるのよりも大きい最小の力が必要とされる。
【0016】
この実施形態の第2の態様では、シュラウドが、エンジンに対して直線的に移動し、クロージャを第1の位置から第2の位置に移動させるには、クロージャを第2の位置から第1の位置に移動させるのよりも小さい最小の力が必要とされる。
【0017】
この第1の実施形態の第3の態様では、シュラウドが、エンジンに対して直線的に移動し、クロージャを第2の位置から第3の位置に移動させるには、クロージャを第3の位置から第2の位置に移動させるのよりも大きい最小の力が必要とされる。
【0018】
この第1の実施形態の第4の態様では、シュラウドが、エンジンに対して直線的に移動し、クロージャを第2の位置から第3の位置に移動させるには、クロージャを第3の位置から第2の位置に移動させるのよりも小さい最小の力が必要とされる。
【0019】
この第1の実施形態の第5の態様では、シュラウドが、エンジンに対して直線的に移動し、クロージャを第1の位置から第2の位置に移動させるには、クロージャを第2の位置から第1の位置に移動させるのよりも大きい最小の力が必要とされ、クロージャを、第2の位置から第3の位置に移動させるには、クロージャを第3の位置から第2の位置に移動させるのよりも大きい最小の力が必要とされる。
【0020】
この第1の実施形態の第6の態様では、シュラウドが、エンジンに対して直線的に移動し、クロージャを第1の位置から第2の位置に移動させるには、クロージャを第2の位置から第1の位置に移動させるのよりも大きい最小の力が必要とされ、クロージャを第2の位置から第3の位置に移動させるには、クロージャを第3の位置から第2の位置に移動させるのよりも小さい最小の力が必要とされる。
【0021】
この第1の実施形態の第7の態様では、シュラウドが、エンジンに対して直線的に移動し、クロージャを第1の位置から第2の位置に移動させるには、クロージャを第2の位置から第1の位置に移動させるのよりも小さい最小の力が必要とされ、クロージャを第2の位置から第3の位置に移動させるには、クロージャを第3の位置から第2の位置に移動させるのよりも大きい最小の力が必要とされる。
【0022】
この第1の実施形態の第8の態様では、シュラウドが、エンジンに対して直線的に移動し、クロージャを第1の位置から第2の位置に移動させるには、クロージャを第2の位置から第1の位置に移動させるのよりも小さい最小の力が必要とされ、クロージャを第2の位置から第3の位置に移動させるには、クロージャを第3の位置から第2の位置に移動させるのよりも小さい最小の力が必要とされる。
【0023】
この第1の実施形態の第9の態様では、シュラウドが、エンジンに対して回転的に移動し、クロージャを第1の位置から第2の位置に移動させるには、クロージャを第2の位置から第1の位置に移動させるのよりも大きい最小のトルクが必要とされる。
【0024】
この第1の実施形態の第10の態様では、シュラウドが、エンジンに対して回転的に移動し、クロージャを第1の位置から第2の位置に移動させるには、クロージャを第2の位置から第1の位置に移動させるのよりも小さい最小のトルクが必要とされる。
【0025】
この第1の実施形態の第11の態様では、シュラウドが、エンジンに対して回転的に移動し、クロージャを第2の位置から第3の位置に移動させるには、クロージャを第3の位置から第2の位置に移動させるのよりも大きい最小のトルクが必要とされる。
【0026】
この第1の実施形態の第12の態様では、シュラウドが、エンジンに対して回転的に移動し、クロージャを第2の位置から第3の位置に移動させるには、クロージャを第3の位置から第2の位置に移動させるのよりも小さい最小のトルクが必要とされる。
【0027】
この第1の実施形態の第13の態様では、シュラウドが、エンジンに対して回転的に移動し、クロージャを第1の位置から第2の位置に移動させるには、クロージャを第2の位置から第1の位置に移動させるのよりも大きい最小のトルクが必要とされ、クロージャを第2の位置から第3の位置に移動させるには、クロージャを第3の位置から第2の位置に移動させるのよりも大きい最小のトルクが必要とされる。
【0028】
この第1の実施形態の第14の態様では、シュラウドが、エンジンに対して回転的に移動し、クロージャを第1の位置から第2の位置に移動させるには、クロージャを第2の位置から第1の位置に移動させるのよりも大きい最小のトルクが必要とされ、クロージャを第2の位置から第3の位置に移動させるには、クロージャを第3の位置から第2の位置に移動させるのよりも小さい最小のトルクが必要とされる。
【0029】
この第1の実施形態の第15の態様では、シュラウドが、エンジンに対して回転的に移動し、クロージャを第1の位置から第2の位置に移動させるには、クロージャを第2の位置から第1の位置に移動させるのよりも小さい最小のトルクが必要とされ、クロージャを第2の位置から第3の位置に移動させるには、クロージャを第3の位置から第2の位置に移動させるのよりも大きい最小のトルクが必要とされる。
【0030】
この第1の実施形態の第16の態様では、シュラウドが、エンジンに対して回転的に移動し、クロージャを第1の位置から第2の位置に移動させるには、クロージャを第2の位置から第1の位置に移動させるのよりも小さい最小のトルクが必要とされ、クロージャを第2の位置から第3の位置に移動させるには、クロージャを第3の位置から第2の位置に移動させるのよりも小さい最小のトルクが必要とされる。
【0031】
|2|第2の実施形態は、
a.クロージャは、第3の位置を通過することなく、第1の位置と第2の位置との間で移動させることができ、
b.クロージャは、第1の位置を通過することなく、第2の位置と第3の位置との間で移動させることができ、
c.第1の位置と第3の位置との間の運動が、第2の位置を通過する、実施形態|1|によるクロージャに関する。
【0032】
|3|第3の実施形態は、クロージャが、閉鎖位置を有しており、クロージャが容器に取り付けられ、かつクロージャが閉鎖位置にあるとき、気体と液体のいずれも、本質的に内部と外側との間を通過することができない、前述の実施形態のいずれかに記載のクロージャに関する。
【0033】
|4|第4の実施形態は、クロージャが、気体のみの位置を有しており、クロージャが容器に取り付けられ、かつクロージャが気体のみの位置にあるとき、気体は、内部と外側との間を通過できるが、液体は、本質的に通過することができない、前述の実施形態のいずれかに記載のクロージャに関する。
【0034】
|5|第5の実施形態は、クロージャが、開放位置を有しており、クロージャが容器に取り付けられ、かつクロージャが開放位置にあるとき、気体及び液体の両方が、内部と外側との間を通過することができる、前述の実施形態のいずれかに記載のクロージャに関する。
【0035】
|6|第6の実施形態は、
クロージャが容器に取り付けられ、かつクロージャが第1の位置にあるとき、気体と液体のいずれも、本質的に内部と外側との間を通過することができず、
クロージャが容器に取り付けられ、かつクロージャが第2の位置にあるとき、気体は、内部と外側との間を通過できるが、液体は、本質的に通過することができず、
クロージャが容器に取り付けられ、かつクロージャが第3の位置にあるとき、気体及び液体の両方が、内部と外側との間を通過することができる、前述の実施形態のいずれかに記載のクロージャに関する。
【0036】
本発明の文脈において使用される用語「気体及び液体を本質的に含まない」とは、このような量の気体及び液体のみが、本発明の文脈における当業者が実質的でないと認識するであろう任意の方向の内部と外側との間を通過することができることを意味する。
【0037】
本発明の文脈において使用されるように、液体が内部から外側へ、又は外側から内部へと通過できない特徴は、通常の環境条件下で、すなわち、本発明が一般的に使用される環境条件で、内部と外部との間で液体の量が交換されず、これは、クロージャによって保護された材料の貯蔵又は使用に悪影響を及ぼす。
【0038】
本開示全体を通して、気体の特徴は、本質的に内部から外側へと通過することができないことは、好ましくは、容器が最初に1気圧(101325Pa)のアルゴンで充填され、50mPaのアルゴンの圧力まで排気されたチャンバ内に配置されたときに、内部から外側への10分間の平均漏出率が1g/分未満であることを意味する。10分間の平均漏出率は、好ましくは0.01g/分未満、より好ましくは0.005g/分未満である。10分間の平均漏出率は、好ましくは以下のように決定される。
【0039】
本開示全体を通して、気体の特徴は、本質的に外側から内部へと通過することができないことは、好ましくは、容器が最初に50mPaのアルゴンまで排気され、1気圧(101325Pa)のアルゴンで充填されたチャンバ内に配置されたときに、外側から内部への10分間の平均漏出率が1g/分未満であることを意味する。10分間の平均漏出率は、好ましくは0.01g/分未満、より好ましくは0.005g/分未満である。10分間の平均漏出率は、好ましくは以下のように決定される。
【0040】
この第6の実施形態の第1の態様では、エンジンが、シュラウドに対して直線的に移動し、閉鎖位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力は、気体のみの位置から閉鎖位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力よりも小さく、
閉鎖位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力は、好ましくは5〜15Nの範囲、例えば、5〜8Nの範囲、8〜12Nの範囲、若しくは12〜15Nの範囲、又は5〜15Nの範囲内、例えば、5〜8Nの範囲内、8〜12Nの範囲内、若しくは12〜15Nの範囲内である。必要とされる最小の力が、6〜13Nの範囲、7〜11Nの範囲、若しくは8〜10Nの範囲、又は6〜13Nの範囲内、7〜11Nの範囲内、若しくは8〜10Nの範囲内にあることが好ましい場合があり、
気体のみの位置から閉鎖位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力は、好ましくは10〜20Nの範囲、例えば、10〜13Nの範囲、13〜17Nの範囲、若しくは17〜20Nの範囲、又は10〜20Nの範囲内、例えば、10〜13Nの範囲内、13〜17Nの範囲内、若しくは17〜20Nの範囲内である。必要とされる最小の力12〜19Nの範囲、14〜18Nの範囲、若しくは15〜17Nの範囲、又は12〜19Nの範囲内、14〜18Nの範囲内、若しくは15〜17Nの範囲内にあることが好ましい場合があり、
気体のみの位置から開放位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力は、好ましくは3〜10Nの範囲、例えば、3〜5Nの範囲、5〜8Nの範囲、若しくは8〜10Nの範囲、又は3〜10Nの範囲内、例えば、3〜5Nの範囲内、5〜8Nの範囲内、若しくは8〜10Nの範囲内である。必要とされる最小の力が、4〜9Nの範囲、5〜8Nの範囲、若しくは5.5〜7.7Nの範囲、又は4〜9Nの範囲内、5〜8Nの範囲内、若しくは5.5〜7.7Nの範囲内にあることが好ましい場合があり、
閉鎖位置から開放位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力は、好ましくは3〜10Nの範囲、例えば、3〜5Nの範囲、5〜8Nの範囲、若しくは8〜10Nの範囲、又は3〜10Nの範囲内、例えば、3〜5Nの範囲内、5〜8Nの範囲内、若しくは8〜10Nの範囲内である。必要とされる最小の力が、4〜9Nの範囲、5〜8Nの範囲、若しくは5.5〜7.7Nの範囲、又は4〜9Nの範囲内、5〜8Nの範囲内、若しくは5.5〜7.7Nの範囲内にあることが好ましい場合がある。
【0041】
この第6の実施形態の第2の態様では、エンジンが、シュラウドに対して直線的に移動し、閉鎖位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力は、気体のみの位置から閉鎖位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力よりも大きく、
閉鎖位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力は、好ましくは5〜15Nの範囲、例えば、5〜8Nの範囲、8〜12Nの範囲、若しくは12〜15Nの範囲、又は5〜15Nの範囲内、例えば、5〜8Nの範囲内、8〜12Nの範囲内、若しくは12〜15Nの範囲内である。必要とされる最小の力が、6〜13Nの範囲、7〜11Nの範囲、若しくは8〜10Nの範囲、又は6〜13Nの範囲内、7〜11Nの範囲内、若しくは8〜10Nの範囲内にあることが好ましい場合があり、
気体のみの位置から閉鎖位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力は、好ましくは10〜20Nの範囲、例えば、10〜13Nの範囲、13〜17Nの範囲、若しくは17〜20Nの範囲、又は10〜20Nの範囲内、例えば、10〜13Nの範囲内、13〜17Nの範囲内、若しくは17〜20Nの範囲内である。必要とされる最小の力が、12〜19Nの範囲、14〜18Nの範囲、若しくは15〜17Nの範囲、又は12〜19Nの範囲内、14〜18Nの範囲内、若しくは15〜17Nの範囲内にあることが好ましい場合があり、
気体のみの位置から開放位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力は、好ましくは3〜10Nの範囲、例えば、3〜5Nの範囲、5〜8Nの範囲、若しくは8〜10Nの範囲、又は3〜10Nの範囲内、例えば、3〜5Nの範囲内、5〜8Nの範囲内、若しくは8〜10Nの範囲内である。必要とされる最小の力が、4〜9Nの範囲、5〜8Nの範囲、若しくは5.5〜7.7Nの範囲、又は4〜9Nの範囲内、5〜8Nの範囲内、若しくは5.5〜7.7Nの範囲内にあることが好ましい場合があり、
閉鎖位置から開放位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力は、好ましくは3〜10Nの範囲、例えば、3〜5Nの範囲、5〜8Nの範囲、若しくは8〜10Nの範囲、又は3〜10Nの範囲内、例えば、3〜5Nの範囲内、5〜8Nの範囲内、若しくは8〜10Nの範囲内である。必要とされる最小の力が、4〜9Nの範囲、5〜8Nの範囲、若しくは5.5〜7.7Nの範囲、又は4〜9Nの範囲内、5〜8Nの範囲内、若しくは5.5〜7.7Nの範囲内にあることが好ましい場合がある。
【0042】
この第6の実施形態の第3の態様では、エンジンが、シュラウドに対して直線的に移動し、気体のみの位置から開放位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力は、開放位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力よりも大きく、
閉鎖位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力は、好ましくは3〜10Nの範囲、例えば、3〜5Nの範囲、5〜8Nの範囲、若しくは8〜10Nの範囲、又は3〜10Nの範囲内、例えば、3〜5Nの範囲内、5〜8Nの範囲内、若しくは8〜10Nの範囲内である。必要とされる最小の力が、4〜9Nの範囲、5〜8Nの範囲、若しくは5.5〜7.7Nの範囲、又は4〜9Nの範囲内、5〜8Nの範囲内、若しくは5.5〜7.7Nの範囲内にあることが好ましい場合があり、
気体のみの位置から閉鎖位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力は、好ましくは3〜10Nの範囲、例えば、3〜5Nの範囲、5〜8Nの範囲、若しくは8〜10Nの範囲、又は3〜10Nの範囲内、例えば、3〜5Nの範囲内、5〜8Nの範囲内、若しくは8〜10Nの範囲内である。必要とされる最小の力が、4〜9Nの範囲、5〜8Nの範囲、若しくは5.5〜7.7Nの範囲、又は4〜9Nの範囲内、5〜8Nの範囲内、若しくは5.5〜7.7Nの範囲内にあることが好ましい場合があり、
気体のみの位置から開放位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力は、好ましくは10〜20Nの範囲、例えば、10〜13Nの範囲、13〜17Nの範囲、若しくは17〜20Nの範囲、又は10〜20Nの範囲内、例えば、10〜13Nの範囲内、13〜17Nの範囲内、若しくは17〜20Nの範囲内である。必要とされる最小の力が、12〜19Nの範囲、14〜18Nの範囲、若しくは15〜17Nの範囲、又は12〜19Nの範囲内、14〜18Nの範囲内、若しくは15〜17Nの範囲内にあることが好ましい場合があり、
開放位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力は、好ましくは5〜15Nの範囲、例えば、5〜8Nの範囲、8〜12Nの範囲、若しくは12〜15Nの範囲、又は5〜15Nの範囲内、例えば、5〜8Nの範囲内、8〜12Nの範囲内、若しくは12〜15Nの範囲内である。必要とされる最小の力が、6〜13Nの範囲、7〜11Nの範囲、若しくは8〜10Nの範囲、又は6〜13Nの範囲内、7〜11Nの範囲内、若しくは8〜10Nの範囲内にあることが好ましい場合がある。
【0043】
この第6の実施形態の第4の態様では、エンジンが、シュラウドに対して直線的に移動し、気体のみの位置から開放位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力は、開放位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力よりも小さく、
閉鎖位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力は、好ましくは3〜10Nの範囲、例えば、3〜5Nの範囲、5〜8Nの範囲、若しくは8〜10Nの範囲、又は3〜10Nの範囲内、例えば、3〜5Nの範囲内、5〜8Nの範囲内、若しくは8〜10Nの範囲内である。必要とされる最小の力が、4〜9Nの範囲、5〜8Nの範囲、若しくは5.5〜7.7Nの範囲、又は4〜9Nの範囲内、5〜8Nの範囲内、若しくは5.5〜7.7Nの範囲内にあることが好ましい場合があり、
気体のみの位置から閉鎖位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力は、好ましくは3〜10Nの範囲、例えば、3〜5Nの範囲、5〜8Nの範囲、若しくは8〜10Nの範囲、又は3〜10Nの範囲内、例えば、3〜5Nの範囲内、5〜8Nの範囲内、若しくは8〜10Nの範囲内である。必要とされる最小の力が、4〜9Nの範囲、5〜8Nの範囲、若しくは5.5〜7.7Nの範囲、又は4〜9Nの範囲内、5〜8Nの範囲内、若しくは5.5〜7.7Nの範囲内にあることが好ましい場合があり、
気体のみの位置から開放位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力は、好ましくは5〜15Nの範囲、例えば、5〜8Nの範囲、8〜12Nの範囲、若しくは12〜15Nの範囲、又は5〜15Nの範囲内、例えば、5〜8Nの範囲内、8〜12Nの範囲内、若しくは12〜15Nの範囲内である。必要とされる最小の力が、6〜13Nの範囲、7〜11Nの範囲、若しくは8〜10Nの範囲、又は6〜13Nの範囲内、7〜11Nの範囲内、若しくは8〜10Nの範囲内にあることが好ましい場合があり、
開放位置から気体のみに位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力は、好ましくは10〜20Nの範囲、例えば、10〜13Nの範囲、13〜17Nの範囲、若しくは17〜20Nの範囲、又は10〜20Nの範囲内、例えば、10〜13Nの範囲内、13〜17Nの範囲内、若しくは17〜20Nの範囲内である。必要とされる最小の力が、12〜19Nの範囲、14〜18Nの範囲、若しくは15〜17Nの範囲、又は12〜19Nの範囲内、14〜18Nの範囲内、若しくは15〜17Nの範囲内にあることが好ましい場合がある。
【0044】
この第6の実施形態の第5の態様では、エンジンが、シュラウドに対して直線的に移動し、閉鎖位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力は、気体のみの位置から閉鎖位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力より小さく、気体のみの位置から開放位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力は、開放位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力よりも小さく、
閉鎖位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力は、好ましくは5〜15Nの範囲、例えば、5〜8Nの範囲、8〜12Nの範囲、若しくは12〜15Nの範囲、又は5〜15Nの範囲内、例えば、5〜8Nの範囲内、8〜12Nの範囲内、若しくは12〜15Nの範囲内である。必要とされる最小の力が、6〜13Nの範囲、7〜11Nの範囲、若しくは8〜10Nの範囲、又は6〜13Nの範囲内、7〜11Nの範囲内、若しくは8〜10Nの範囲内にあることが好ましい場合があり、
気体のみの位置から閉鎖位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力は、好ましくは10〜20Nの範囲、例えば、10〜13Nの範囲、13〜17Nの範囲、若しくは17〜20Nの範囲、又は10〜20Nの範囲内、例えば、10〜13Nの範囲内、13〜17Nの範囲内、若しくは17〜20Nの範囲内である。必要とされる最小の力が、12〜19Nの範囲、14〜18Nの範囲、若しくは15〜17Nの範囲、又は12〜19Nの範囲内、14〜18Nの範囲内、若しくは15〜17Nの範囲内にあることが好ましい場合があり、
気体のみの位置から開放位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力は、好ましくは5〜15Nの範囲、例えば、5〜8Nの範囲、8〜12Nの範囲、若しくは12〜15Nの範囲、又は5〜15Nの範囲内、例えば、5〜8Nの範囲内、8〜12Nの範囲内、若しくは12〜15Nの範囲内である。必要とされる最小の力が、6〜13Nの範囲、7〜11Nの範囲、若しくは8〜10Nの範囲、又は6〜13Nの範囲内、7〜11Nの範囲内、若しくは8〜10Nの範囲内にあることが好ましい場合があり、
開放位置から気体のみに位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力は、好ましくは10〜20Nの範囲、例えば、10〜13Nの範囲、13〜17Nの範囲、若しくは17〜20Nの範囲、又は10〜20Nの範囲内、例えば、10〜13Nの範囲内、13〜17Nの範囲内、若しくは17〜20Nの範囲内である。必要とされる最小の力が、12〜19Nの範囲、14〜18Nの範囲、若しくは15〜17Nの範囲、又は12〜19Nの範囲内、14〜18Nの範囲内、若しくは15〜17Nの範囲内にあることが好ましい場合がある。
【0045】
この第6の実施形態の第6の態様では、エンジンが、シュラウドに対して直線的に移動し、閉鎖位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力は、気体のみの位置から閉鎖位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力より大きく、気体のみの位置から開放位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力は、開放位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力よりも大きく、
閉鎖位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力は、好ましくは10〜20Nの範囲、例えば、10〜13Nの範囲、13〜17Nの範囲、若しくは17〜20Nの範囲、又は10〜20Nの範囲内、例えば、10〜13Nの範囲内、13〜17Nの範囲内、若しくは17〜20Nの範囲内である。必要とされる最小の力が、12〜19Nの範囲、14〜18Nの範囲、若しくは15〜17Nの範囲、又は12〜19Nの範囲内、14〜18Nの範囲内、若しくは15〜17Nの範囲内にあることが好ましい場合があり、
気体のみの位置から閉鎖位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力は、好ましくは5〜15Nの範囲、例えば、5〜8Nの範囲、8〜12Nの範囲、若しくは12〜15Nの範囲、又は5〜15Nの範囲内、例えば、5〜8Nの範囲内、8〜12Nの範囲内、若しくは12〜15Nの範囲内である。必要とされる最小の力が、6〜13Nの範囲、7〜11Nの範囲、若しくは8〜10Nの範囲、又は6〜13Nの範囲内、7〜11Nの範囲内、若しくは8〜10Nの範囲内にあることが好ましい場合があり、
気体のみの位置から開放位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力は、好ましくは10〜20Nの範囲、例えば、10〜13Nの範囲、13〜17Nの範囲、若しくは17〜20Nの範囲、又は10〜20Nの範囲内、例えば、10〜13Nの範囲内、13〜17Nの範囲内、若しくは17〜20Nの範囲内である。必要とされる最小の力が、12〜19Nの範囲、14〜18Nの範囲、若しくは15〜17Nの範囲、又は12〜19Nの範囲内、14〜18Nの範囲内、若しくは15〜17Nの範囲内にあることが好ましい場合があり、
開放位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小の力は、好ましくは5〜15Nの範囲、例えば、5〜8Nの範囲、8〜12Nの範囲、若しくは12〜15Nの範囲、又は5〜15Nの範囲内、例えば、5〜8Nの範囲内、8〜12Nの範囲内、若しくは12〜15Nの範囲内である。必要とされる最小の力が、6〜13Nの範囲、7〜11Nの範囲、若しくは8〜10Nの範囲、又は6〜13Nの範囲内、7〜11Nの範囲内、若しくは8〜10Nの範囲内にあることが好ましい場合がある。
【0046】
この第6の実施形態の第7の態様では、エンジンが、シュラウドに対して回転的に移動し、閉鎖位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクは、気体のみの位置から閉鎖位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクよりも小さく、
閉鎖位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクは、好ましくは0.15〜2Nmの範囲、例えば、0.15〜0.6Nmの範囲、0.6〜1.4Nmの範囲、若しくは1.4〜2Nmの範囲、又は0.15〜2Nmの範囲内、例えば、0.15〜0.6Nmの範囲内、0.6〜1.4Nmの範囲内、若しくは1.4〜2Nmの範囲内である。必要とされる最小の力が、0.2〜1.7Nmの範囲、0.4〜1.4Nmの範囲、若しくは0.5〜1.1Nmの範囲、又は0.2〜1.7Nmの範囲、0.4〜1.4Nmの範囲、若しくは0.5〜1.1Nmの範囲内にあることが好ましい場合があり、
気体のみの位置から閉鎖位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクは、好ましくは0.15〜2Nmの範囲、例えば、0.15〜0.6Nmの範囲、0.6〜1.4Nmの範囲、若しくは1.4〜2Nmの範囲、又は0.15〜2Nmの範囲内、例えば、0.15〜0.6Nmの範囲内、0.6〜1.4Nmの範囲内、若しくは1.4〜2Nmの範囲内である。必要とされる最小の力が、0.4〜1.8Nmの範囲、0.7〜1.6Nmの範囲、若しくは1〜1.4Nmの範囲、又は0.4〜1.8Nmの範囲、0.7〜1.6Nmの範囲、若しくは1〜1.4Nmの範囲内にあることが好ましい場合があり、
気体のみの位置から開放位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクは、好ましくは0.05〜1Nmの範囲、例えば、0.05〜0.3Nmの範囲、0.3〜0.7Nmの範囲、若しくは0.7〜1Nmの範囲、又は0.05〜1Nmの範囲内、例えば、0.05〜0.3Nmの範囲内、0.3〜0.7Nmの範囲内、若しくは0.7〜1Nmの範囲内である。必要とされる最小の力が、0.1〜0.8Nmの範囲、0.2〜0.7Nmの範囲、若しくは0.3〜0.6Nmの範囲、又は0.1〜0.8Nmの範囲内、0.2〜0.7Nmの範囲内、若しくは0.3〜0.6Nmの範囲内にあることが好ましい場合があり、
開放位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクは、好ましくは0.05〜1Nmの範囲、例えば、0.05〜0.3Nmの範囲、0.3〜0.7Nmの範囲、若しくは0.7〜1Nmの範囲、又は0.05〜1Nmの範囲内、例えば、0.05〜0.3Nmの範囲内、0.3〜0.7Nmの範囲内、若しくは0.7〜1Nmの範囲内である。必要とされる最小の力が、0.1〜0.8Nmの範囲、0.2〜0.7Nmの範囲、若しくは0.3〜0.6Nmの範囲、又は0.1〜0.8Nmの範囲内、0.2〜0.7Nmの範囲内、若しくは0.3〜0.6Nmの範囲内にあることが好ましい場合があり、
【0047】
この第6の実施形態の第8の態様では、エンジンが、シュラウドに対して回転的に移動し、閉鎖位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクは、気体のみの位置から閉鎖位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクよりも大きく、
閉鎖位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクは、好ましくは0.15〜2Nmの範囲、例えば、0.15〜0.6Nmの範囲、0.6〜1.4Nmの範囲、若しくは1.4〜2Nmの範囲、又は0.15〜2Nmの範囲内、例えば、0.15〜0.6Nmの範囲内、0.6〜1.4Nmの範囲内、若しくは1.4〜2Nmの範囲内である。必要とされる最小の力が、0.2〜1.7Nmの範囲、0.4〜1.4Nmの範囲、若しくは0.5〜1.1Nmの範囲、又は0.2〜1.7Nmの範囲、0.4〜1.4Nmの範囲、若しくは0.5〜1.1Nmの範囲内にあることが好ましい場合があり、
気体のみの位置から閉鎖位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクは、好ましくは0.15〜2Nmの範囲、例えば、0.15〜0.6Nmの範囲、0.6〜1.4Nmの範囲、若しくは1.4〜2Nmの範囲、又は0.15〜2Nmの範囲内、例えば、0.15〜0.6Nmの範囲内、0.6〜1.4Nmの範囲内、若しくは1.4〜2Nmの範囲内である。必要とされる最小の力が、0.4〜1.8Nmの範囲、0.7〜1.6Nmの範囲、若しくは1〜1.4Nmの範囲、又は0.4〜1.8Nmの範囲、0.7〜1.6Nmの範囲、若しくは1〜1.4Nmの範囲内にあることが好ましい場合があり、
気体のみの位置から開放位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクは、好ましくは0.05〜1Nmの範囲、例えば、0.05〜0.3Nmの範囲、0.3〜0.7Nmの範囲、若しくは0.7〜1Nmの範囲、又は0.05〜1Nmの範囲内、例えば、0.05〜0.3Nmの範囲内、0.3〜0.7Nmの範囲内、若しくは0.7〜1Nmの範囲内である。必要とされる最小の力が、0.1〜0.8Nmの範囲、0.2〜0.7Nmの範囲、若しくは0.3〜0.6Nmの範囲、又は0.1〜0.8Nmの範囲内、0.2〜0.7Nmの範囲内、若しくは0.3〜0.6Nmの範囲内にあることが好ましい場合があり、
開放位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクは、好ましくは0.05〜1Nmの範囲、例えば、0.05〜0.3Nmの範囲、0.3〜0.7Nmの範囲、若しくは0.7〜1Nmの範囲、又は0.05〜1Nmの範囲内、例えば、0.05〜0.3Nmの範囲内、0.3〜0.7Nmの範囲内、若しくは0.7〜1Nmの範囲内である。必要とされる最小の力が、0.1〜0.8Nmの範囲、0.2〜0.7Nmの範囲、若しくは0.3〜0.6Nmの範囲、又は0.1〜0.8Nmの範囲内、0.2〜0.7Nmの範囲内、若しくは0.3〜0.6Nmの範囲内にあることが好ましい場合があり、
【0048】
この第6の実施形態の第9の態様では、エンジンが、シュラウドに対して回転的に移動し、気体のみの位置から開放位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクは、開放位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクよりも大きく、
閉鎖位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクは、好ましくは0.05〜1Nmの範囲、例えば、0.05〜0.3Nmの範囲、0.3〜0.7Nmの範囲、若しくは0.7〜1Nmの範囲、又は0.05〜1Nmの範囲内、例えば、0.05〜0.3Nmの範囲内、0.3〜0.7Nmの範囲内、若しくは0.7〜1Nmの範囲内である。必要とされる最小の力が、0.1〜0.8Nmの範囲、0.2〜0.7Nmの範囲、若しくは0.3〜0.6Nmの範囲、又は0.1〜0.8Nmの範囲内、0.2〜0.7Nmの範囲内、若しくは0.3〜0.6Nmの範囲内にあることが好ましい場合があり、
気体のみの位置から閉鎖位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクは、好ましくは0.05〜1Nmの範囲、例えば、0.05〜0.3Nmの範囲、0.3〜0.7Nmの範囲、若しくは0.7〜1Nmの範囲、又は0.05〜1Nmの範囲内、例えば、0.05〜0.3Nmの範囲内、0.3〜0.7Nmの範囲内、若しくは0.7〜1Nmの範囲内である。必要とされる最小の力が、0.1〜0.8Nmの範囲、0.2〜0.7Nmの範囲、若しくは0.3〜0.6Nmの範囲、又は0.1〜0.8Nmの範囲内、0.2〜0.7Nmの範囲内、若しくは0.3〜0.6Nmの範囲内にあることが好ましい場合があり、
気体のみの位置から開放位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクは、好ましくは0.15〜2Nmの範囲、例えば、0.15〜0.6Nmの範囲、0.6〜1.4Nmの範囲、若しくは1.4〜2Nmの範囲、又は0.15〜2Nmの範囲内、例えば、0.15〜0.6Nmの範囲内、0.6〜1.4Nmの範囲内、若しくは1.4〜2Nmの範囲内である。必要とされる最小の力が、0.4〜1.8Nmの範囲、0.7〜1.6Nmの範囲、若しくは1〜1.4Nmの範囲、又は0.4〜1.8Nmの範囲、0.7〜1.6Nmの範囲、若しくは1〜1.4Nmの範囲内にあることが好ましい場合があり、
開放位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクは、好ましくは0.15〜2Nmの範囲、例えば、0.15〜0.6Nmの範囲、0.6〜1.4Nmの範囲、若しくは1.4〜2Nmの範囲、又は0.15〜2Nmの範囲内、例えば、0.15〜0.6Nmの範囲内、0.6〜1.4Nmの範囲内、若しくは1.4〜2Nmの範囲内である。必要とされる最小の力が、0.2〜1.7Nmの範囲、0.4〜1.4Nmの範囲、若しくは0.5〜1.1Nmの範囲、又は0.2〜1.7Nmの範囲、0.4〜1.4Nmの範囲、若しくは0.5〜1.1Nmの範囲内にあることが好ましい場合がある。
【0049】
この第6の実施形態の第10の態様では、エンジンが、シュラウドに対して回転的に移動し、気体のみの位置から開放位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクは、開放位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクよりも小さく、
閉鎖位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクは、好ましくは0.05〜1Nmの範囲、例えば、0.05〜0.3Nmの範囲、0.3〜0.7Nmの範囲、若しくは0.7〜1Nmの範囲、又は0.05〜1Nmの範囲内、例えば、0.05〜0.3Nmの範囲内、0.3〜0.7Nmの範囲内、若しくは0.7〜1Nmの範囲内である。必要とされる最小の力が、0.1〜0.8Nmの範囲、0.2〜0.7Nmの範囲、若しくは0.3〜0.6Nmの範囲、又は0.1〜0.8Nmの範囲内、0.2〜0.7Nmの範囲内、若しくは0.3〜0.6Nmの範囲内にあることが好ましい場合があり、
気体のみの位置から閉鎖位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクは、好ましくは0.05〜1Nmの範囲、例えば、0.05〜0.3Nmの範囲、0.3〜0.7Nmの範囲、若しくは0.7〜1Nmの範囲、又は0.05〜1Nmの範囲内、例えば、0.05〜0.3Nmの範囲内、0.3〜0.7Nmの範囲内、若しくは0.7〜1Nmの範囲内である。必要とされる最小の力が、0.1〜0.8Nmの範囲、0.2〜0.7Nmの範囲、若しくは0.3〜0.6Nmの範囲、又は0.1〜0.8Nmの範囲内、0.2〜0.7Nmの範囲内、若しくは0.3〜0.6Nmの範囲内にあることが好ましい場合があり、
気体のみの位置から開放位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクは、好ましくは0.15〜2Nmの範囲、例えば、0.15〜0.6Nmの範囲、0.6〜1.4Nmの範囲、若しくは1.4〜2Nmの範囲、又は0.15〜2Nmの範囲内、例えば、0.15〜0.6Nmの範囲内、0.6〜1.4Nmの範囲内、若しくは1.4〜2Nmの範囲内である。必要とされる最小の力が、0.2〜1.7Nmの範囲、0.4〜1.4Nmの範囲、若しくは0.5〜1.1Nmの範囲、又は0.2〜1.7Nmの範囲、0.4〜1.4Nmの範囲、若しくは0.5〜1.1Nmの範囲内にあることが好ましい場合があり、
開放位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクは、好ましくは0.15〜2Nmの範囲、例えば、0.15〜0.6Nmの範囲、0.6〜1.4Nmの範囲、若しくは1.4〜2Nmの範囲、又は0.15〜2Nmの範囲内、例えば、0.15〜0.6Nmの範囲内、0.6〜1.4Nmの範囲内、若しくは1.4〜2Nmの範囲内である。必要とされる最小の力が、0.4〜1.8Nmの範囲、0.7〜1.6Nmの範囲、若しくは1〜1.4Nmの範囲、又は0.4〜1.8Nmの範囲、0.7〜1.6Nmの範囲、若しくは1〜1.4Nmの範囲内にあることが好ましい場合がある。
【0050】
この第6の実施形態の第11の態様では、エンジンが、シュラウドに対して回転的に移動し、閉鎖位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクは、気体のみの位置から閉鎖位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクより小さく、気体のみの位置から開放位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクは、開放位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクよりも小さく、
閉鎖位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクは、好ましくは0.15〜2Nmの範囲、例えば、0.15〜0.6Nmの範囲、0.6〜1.4Nmの範囲、若しくは1.4〜2Nmの範囲、又は0.15〜2Nmの範囲内、例えば、0.15〜0.6Nmの範囲内、0.6〜1.4Nmorの範囲内、若しくは1.4〜2Nmの範囲内である。必要とされる最小の力が、0.2〜1.7Nmの範囲、0.4〜1.4Nmの範囲、若しくは0.5〜1.1Nmの範囲、又は0.2〜1.7Nmの範囲、0.4〜1.4Nmの範囲、若しくは0.5〜1.1Nmの範囲内にあることが好ましい場合があり、
気体のみの位置から閉鎖位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクは、好ましくは0.15〜2Nmの範囲、例えば、0.15〜0.6Nmの範囲、0.6〜1.4Nmの範囲、若しくは1.4〜2Nmの範囲、又は0.15〜2Nmの範囲内、例えば、0.15〜0.6Nmの範囲内、0.6〜1.4Nmの範囲内、若しくは1.4〜2Nmの範囲内である。必要とされる最小の力が、0.4〜1.8Nmの範囲、0.7〜1.6Nmの範囲、若しくは1〜1.4Nmの範囲、又は0.4〜1.8Nmの範囲、0.7〜1.6Nmの範囲、若しくは1〜1.4Nmの範囲内にあることが好ましい場合があり、
気体のみの位置から開放位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクは、好ましくは0.15〜2Nmの範囲、例えば、0.15〜0.6Nmの範囲、0.6〜1.4Nmの範囲、若しくは1.4〜2Nmの範囲、又は0.15〜2Nmの範囲内、例えば、0.15〜0.6Nmの範囲内、0.6〜1.4Nmの範囲内、若しくは1.4〜2Nmの範囲内である。必要とされる最小の力が、0.2〜1.7Nmの範囲、0.4〜1.4Nmの範囲、若しくは0.5〜1.1Nmの範囲、又は0.2〜1.7Nmの範囲、0.4〜1.4Nmの範囲、若しくは0.5〜1.1Nmの範囲内にあることが好ましい場合があり、
開放位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクは、好ましくは0.15〜2Nmの範囲、例えば、0.15〜0.6Nmの範囲、0.6〜1.4Nmの範囲、若しくは1.4〜2Nmの範囲、又は0.15〜2Nmの範囲内、例えば、0.15〜0.6Nmの範囲内、0.6〜1.4Nmの範囲内、若しくは1.4〜2Nmの範囲内である。必要とされる最小の力が、0.4〜1.8Nmの範囲、0.7〜1.6Nmの範囲、若しくは1〜1.4Nmの範囲、又は0.4〜1.8Nmの範囲、0.7〜1.6Nmの範囲、若しくは1〜1.4Nmの範囲内にあることが好ましい場合がある。
【0051】
この第6の実施形態の第12の態様では、エンジンが、シュラウドに対して回転的に移動し、閉鎖位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクは、気体のみの位置から閉鎖位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクより大きく、気体のみの位置から開放位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクは、開放位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクよりも大きく、
閉鎖位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクは、好ましくは0.15〜2Nmの範囲、例えば、0.15〜0.6Nmの範囲、0.6〜1.4Nmの範囲、若しくは1.4〜2Nmの範囲、又は0.15〜2Nmの範囲内、例えば、0.15〜0.6Nmの範囲内、0.6〜1.4Nmの範囲内、若しくは1.4〜2Nmの範囲内である。必要とされる最小の力が、0.4〜1.8Nmの範囲、0.7〜1.6Nmの範囲、若しくは1〜1.4Nmの範囲、又は0.4〜1.8Nmの範囲、0.7〜1.6Nmの範囲、若しくは1〜1.4Nmの範囲内にあることが好ましい場合があり、
気体のみの位置から閉鎖位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクは、好ましくは0.15〜2Nmの範囲、例えば、0.15〜0.6Nmの範囲、0.6〜1.4Nmの範囲、若しくは1.4〜2Nmの範囲、又は0.15〜2Nmの範囲内、例えば、0.15〜0.6Nmの範囲内、0.6〜1.4Nmの範囲内、若しくは1.4〜2Nmの範囲内である。必要とされる最小の力が、0.2〜1.7Nmの範囲、0.4〜1.4Nmの範囲、若しくは0.5〜1.1Nmの範囲、又は0.2〜1.7Nmの範囲、0.4〜1.4Nmの範囲、若しくは0.5〜1.1Nmの範囲内にあることが好ましい場合があり、
気体のみの位置から開放位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクは、好ましくは0.15〜2Nmの範囲、例えば、0.15〜0.6Nmの範囲、0.6〜1.4Nmの範囲、若しくは1.4〜2Nmの範囲、又は0.15〜2Nmの範囲内、例えば、0.15〜0.6Nmの範囲内、0.6〜1.4Nmの範囲内、若しくは1.4〜2Nmの範囲内である。必要とされる最小の力が、0.4〜1.8Nmの範囲、0.7〜1.6Nmの範囲、若しくは1〜1.4Nmの範囲、又は0.4〜1.8Nmの範囲、0.7〜1.6Nmの範囲、若しくは1〜1.4Nmの範囲内にあることが好ましい場合があり、
開放位置から気体のみの位置にクロージャを移動させるのに必要な最小のトルクは、好ましくは0.15〜2Nmの範囲、例えば、0.15〜0.6Nmの範囲、0.6〜1.4Nmの範囲、若しくは1.4〜2Nmの範囲、又は0.15〜2Nmの範囲内、例えば、0.15〜0.6Nmの範囲内、0.6〜1.4Nmの範囲内、若しくは1.4〜2Nmの範囲内である。必要とされる最小の力が、0.2〜1.7Nmの範囲、0.4〜1.4Nmの範囲、若しくは0.5〜1.1Nmの範囲、又は0.2〜1.7Nmの範囲、0.4〜1.4Nmの範囲、若しくは0.5〜1.1Nmの範囲内にあることが好ましい場合がある。
【0052】
|7|第7の実施形態は、エンジンが第1のトラックを有し、シュラウドが第2のトラックを有し、
エンジンが、第1のトラックに沿った第1の突出輪郭プロファイルを備えた、第1のトラックから突出する第1の突出部を含み、
シュラウドが、第2のトラックに沿った第2の突出輪郭プロファイルを備えた、第2のトラックから突出する第2の突出部を含み、
第1の位置と第2の位置との間のシュラウドの移動が、第1の突出部と第2の突出部との間の相互作用を引き起こす、前述の実施形態のいずれかに記載のクロージャに関する。
【0053】
この実施形態の一態様では、第1の突出輪郭プロファイルは非対称である。この実施形態の別の態様では、第1の突出輪郭プロファイルは対称である。
【0054】
この実施形態の一態様では、第2の突出輪郭プロファイルは非対称である。この実施形態の別の態様では、第2の突出輪郭プロファイルは対称である。
【0055】
この実施形態の一態様では、第1の突出輪郭プロファイル及び第2の突出輪郭プロファイルの両方が非対称である。この実施形態の別の態様では、第1の突出輪郭プロファイル及び第2の突出輪郭プロファイルの両方が対称である。
【0056】
|8|第8の実施形態は、エンジンが第1のトラックを有し、シュラウドが第2のトラックを有し、
エンジン又はシュラウドが、第1又は第2のトラックにそれぞれ沿った第3の突出輪郭プロファイルを備えた、第1又は第2のトラックからそれぞれ突出する第3の突出部を含む、前述の実施形態のいずれかに記載のクロージャに関する。
【0057】
この第8の実施形態の一態様では、第3の突出輪郭プロファイルは非対称である。この実施形態の別の態様では、第3の突出輪郭プロファイルは対称である。
【0058】
|9|第9の実施形態は、第3の突出部が、第1のトラックから突出し、第2の位置と第3の位置との間のシュラウドの運動が、第3の突出部と第2の突出部との間の相互作用を引き起こす、実施形態|8|に記載のクロージャに関する。
【0059】
|10|第10の実施形態は、第3の突出部が、第2のトラックから突出し、第2の位置と第3の位置との間のシュラウドの運動が、第3の突出部と第1の突出部との間の相互作用を引き起こす、実施形態|8|に記載のクロージャに関する。
【0060】
|11|第11の実施形態は、シュラウド及びエンジンが、異なる材料のものである、前述の実施形態のいずれかに記載のクロージャに関する。
【0061】
|11a|第11aの実施形態は、シュラウド及びエンジンが、同一の材料である、前述の実施形態のいずれかに記載のクロージャに関する。
【0062】
この実施形態の一態様では、シュラウド及びエンジンの材料は、プラスチック又は金属、又はその両方の組み合わせである。1つの好ましいタイプのプラスチックは、熱可塑性エラストマーである。いくつかの好ましいプラスチックは、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート及びアクリロニトリルブタジエンスチレンからなる群から選択される1つ以上である。好ましい金属は、アルミニウム又は鋼、又はこれらの組み合わせである。
【0063】
|12|第12の実施形態は、
エンジンが、プロピレン若しくは置換プロピレンのポリマーを含むか、又は
シュラウドが、プロピレン若しくは置換プロピレンのポリマーを含むか、あるいは
エンジン及びシュラウドがそれぞれ、プロピレン若しくは置換プロピレンのポリマーを含む、前述の実施形態のいずれかに記載のクロージャに関する。この実施形態の好ましい態様では、エンジンが、プロピレン又は置換プロピレンのポリマーを含む。
【0064】
|13|第13の実施形態は、
シュラウドが、エチレン若しくは置換エチレンのポリマーを含むか、又は
エンジンが、エチレン若しくは置換エチレンのポリマーを含むか、あるいは
エンジン及びシュラウドがそれぞれ、エチレン若しくは置換エチレンのポリマーを含む、前述の実施形態のいずれかに記載のクロージャに関する。この実施形態の好ましい態様では、シュラウドが、エチレン又は置換エチレンのポリマーを含む。
【0065】
|14|第14の実施形態は、
シュラウドが、熱可塑性エラストマーを含むか、若しくは
エンジンが、熱可塑性エラストマーを含むか、又は
エンジン及びシュラウドがそれぞれ、熱可塑性エラストマーを含む、前述の実施形態のいずれかに記載のクロージャに関する。この実施形態の好ましい態様では、シュラウドは、熱可塑性エラストマーを含む。
【0066】
|15|第15の実施形態は、前述の実施形態のいずれかに記載のクロージャを得るために組み立てられるように適合されたシュラウド及びエンジンを備える部品のキットに関する。