(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
電子デバイスがスマートデバイスから送信される第1の制御命令を受信するステップであって、前記第1の制御命令は、前記電子デバイスが前記スマートデバイスとブルートゥース(登録商標)接続を確立した後、前記スマートデバイスが前記ブルートゥース接続を通じて送信したものである、受信するステップと、
前記電子デバイスが、前記第1の制御命令に基づいてプリセットプログラムを決定し、前記プリセットプログラムを実行することで、前記電子デバイスに前記プリセットプログラムのプリセットページを表示させるステップと、を含み、
前記電子デバイスがスマートデバイスから送信される第1の制御命令を受信する前に、
前記電子デバイスが前記スマートデバイスから送信される第2の制御命令を受信するステップであって、前記第2の制御命令は、前記電子デバイスが前記スマートデバイスとブルートゥース接続を確立した後、前記スマートデバイスが前記ブルートゥース接続を通じて送信したものである、受信するステップと、
前記電子デバイスが、前記第2の制御命令に基づいて少なくとも1つの選択可能なプログラムを表示するステップと、
前記電子デバイスが、第1のプログラムを選択するための操作命令に応答し、選択された前記第1のプログラムを前記プリセットプログラムとして決定するステップと、をさらに含み、
前記選択可能なプログラムには、前記第1のプログラムが含まれ、
選択された前記第1のプログラムを前記プリセットプログラムとして決定した後に、
電子デバイスは、第2のプログラムを開始するための開始命令に応答し、修正案内情報を取得して表示するステップをさらに含み、
前記選択可能なプログラムに前記第2のプログラムが含まれる、プログラムの起動方法。
前記電子デバイスが、前記第2の制御命令に基づいて前記選択可能なプログラムの数を決定し、前記数が1である場合、前記選択可能なプログラムを前記プリセットプログラムとして決定するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
電子デバイスが、前記修正案内情報を表示したページでの操作によって生成した修正命令に応答し、前記第1のプログラムに対応するシステム設定ページを表示するステップと、
電子デバイスが、前記第1のプログラムのデフォルトの開始情報をクリアするためのクリア命令に応答し、前記第1のプログラムを前記プリセットプログラムとする情報をクリアするステップと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
前記第1のプログラムを前記プリセットプログラムとする情報をクリアした後に、前記電子デバイスが、第2のプログラムをウェイクアップするためのウェイクアップ命令に応答し、少なくとも1つの前記選択可能なプログラムを取得して表示するステップをさらに含む、請求項5に記載の方法。
前記電子デバイスはスクリーンロック命令に応答し、前記プリセットプログラムの前記プリセットページを取得して表示するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
スマートデバイスから送信される第1の制御命令を受信する受信モジュールであって、前記第1の制御命令は、電子デバイスが前記スマートデバイスとブルートゥース接続を確立した後、前記スマートデバイスが前記ブルートゥース接続を通じて送信したものである、受信モジュールと、
前記第1の制御命令に基づいてプリセットプログラムを決定し、前記プリセットプログラムを実行することで、前記電子デバイスに前記プリセットプログラムのプリセットページを表示させるための決定モジュールと、を含み、
前記受信モジュールは、さらに、
前記スマートデバイスから送信される第2の制御命令を受信し、前記第2の制御命令は、前記電子デバイスが前記スマートデバイスとブルートゥース接続を確立した後、前記スマートデバイスが前記ブルートゥース接続を通じて送信されたものであり、
前記第2の制御命令に基づいて少なくとも1つの選択可能なプログラムを表示する表示モジュールと、
第1のプログラムを選択するための操作命令に応答し、選択される前記第1のプログラムを前記プリセットプログラムとして決定する応答モジュールと、
を含み、
前記選択可能なプログラムには、前記第1のプログラムが含まれ、
前記応答モジュールは、さらに、
第2のプログラムを開始するための開始命令に応答し、修正案内情報を取得して表示させ、
前記選択可能なプログラムには前記第2のプログラムが含まれる、
プログラムの起動装置。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、従来のプログラム起動過程が煩雑であるという問題を解決するための、プログラムの起動方法、装置、デバイス及び記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様では、本開示は、プログラムの起動方法を提供し、
電子デバイスがスマートデバイスから送信される第1の制御命令を受信するステップであって、前記第1の制御命令は、前記電子デバイスが前記スマートデバイスとブルートゥース接続を確立した後、前記スマートデバイスが前記ブルートゥース接続を通じて送信したものである、受信するステップと、
前記電子デバイスが前記第1の制御命令に基づいてプリセットプログラムを決定し、前記プリセットプログラムを実行することで、前記電子デバイスに前記プリセットプログラムのプリセットページを表示するステップと、を含む。
【0007】
本開示による方法では、電子デバイスは、スマートデバイスとブルートゥース接続を確立した後、スマートデバイスから送信される第1の制御命令を受信することによってプリセットプログラムを自動プルアップすることができ、インタフェースで当該プリセットプログラムのプリセットページを表示することもできる。これにより、ユーザが手動でプリセットプログラムを見つけてプリセットプログラムを開始するステップが省略され、ユーザが電子デバイスを通じてスマートデバイスを制御する過程がより簡単で便利になる。
【0008】
1つの選択可能な実施形態において、前記電子デバイスがスマートデバイスから送信される第1の制御命令を受信する前に、
前記電子デバイスが前記スマートデバイスから送信される第2の制御命令を受信するステップであって、前記第2の制御命令は、前記電子デバイスが前記スマートデバイスとブルートゥース接続を確立した後、前記スマートデバイスが前記ブルートゥース接続を通じて送信したものである、受信するステップと、
前記電子デバイスが、前記第2の制御命令に基づいて少なくとも1つの選択可能なプログラムを表示するステップと、
前記電子デバイスが、第1のプログラムを選択するための操作命令に応答し、選択された前記第1のプログラムを前記プリセットプログラムとして決定するステップと、を更に含み、
前記選択可能なプログラムには、前記第1のプログラムが含まれる。
【0009】
本実施形態で提供された解決手段によって、選択されたプログラムをプリセットプログラムとして使用することができ、これによりブルートゥース接続によって指定されたプログラムをプルアップすることが可能になる。
【0010】
1つの選択可能な実施形態において、
前記電子デバイスは、前記第2の制御命令に基づいて前記選択可能なプログラムの数を決定し、前記数が1である場合、前記選択可能なプログラムを前記プリセットプログラムとして決定するステップをさらに含む。
【0011】
選択可能なプログラムの数が1である場合、ユーザによる選択を必要せずに、直接に前記選択可能なプログラムをプリセットプログラムとして決定することができ、ユーザによって実行する必要のある操作ステップをさらに簡素化する。
【0012】
1つの選択可能な実施形態において、前記数が1を超える場合、前記電子デバイスは、前記第2の制御命令に基づいて少なくとも1つの選択可能なプログラムを表示するステップを実行する。
【0013】
選択可能なプログラムの数が1を超える場合、これらの選択可能なプログラムを表示することで、ユーザが自動プルアップされたプリセットプログラムを指定することができる。
【0014】
1つの選択可能な実施形態において、前記電子デバイスは、前記第2の制御命令に基づいて少なくとも1つの選択可能なプログラムを表示した後に、
前記電子デバイスは、前記選択可能なプログラムを選択することを拒否するための拒否命令に応答し、少なくとも1つの前記選択可能なプログラムを表示するための表示コントロールをオフにするステップをさらに含む。
【0015】
ユーザが、プログラムのいずれかを自動プルアップしたくない場合、本実施形態に基づき、拒否命令に応答し、少なくとも1つの前記選択可能なプログラムを表示するための表示コントロールを直接にオフにしてもよい。これにより、ユーザの通常使用に影響を与えなくすることができる。
【0016】
1つの選択可能な実施形態において、選択された前記第1のプログラムを前記プリセットプログラムとして決定した後に、
電子デバイスは、第2のプログラムを開始するための開始命令に応答し、修正案内情報を取得して表示するステップをさらに含み、
前記第2のプログラムは、前記選択可能なプログラムに含まれる。
【0017】
プリセットプログラムとして指定されていない選択可能なプログラムに、修正案内情報を表示することによって、ユーザがプリセットプログラムを修正することが便利になる。
【0018】
1つの選択可能な実施形態において、
電子デバイスは、前記修正案内情報を表示したページでの操作によって生成した修正命令に応答し、前記第1のプログラムに対応するシステム設定ページを表示するステップと、
電子デバイスは、前記第1のプログラムのデフォルトの開始情報をクリアするためのクリア命令に応答し、前記第1のプログラムを前記プリセットプログラムとする情報をクリアするステップと、をさらに含む。
【0019】
ユーザが修正案内情報での操作に応答し、対応する設定ページまで直接にジャンプすることができ、ユーザによる操作ステップをさらに減少させることが可能になる。
【0020】
1つの選択可能な実施形態において、前記第1のプログラムを前記プリセットプログラムとする情報をクリアした後に、
前記電子デバイスは、第2のプログラムをウェイクアップするためのウェイクアップ命令に応答し、少なくとも1つの前記選択可能なプログラムを取得して表示するステップをさらに含む。
【0021】
現在のプリセットプログラム情報をクリアした後、選択可能なプログラムを再度表示することができ、ユーザがそのほかのプログラムをプリセットプログラムとすることが可能になる。これにより、ユーザが操作してこれらの選択可能なプログラムを見つける必要なく、これらの選択可能なプログラムを設定することが可能になる。
【0022】
1つの選択可能な実施形態において、前記電子デバイスは、前記第2の制御命令に基づいて少なくとも1つの選択可能なプログラムを表示する前に、
電子デバイスは、前記第1のプログラムの設定ページを開始するための命令に応答し、前記第1のプログラムに対応する設定ページを表示するステップと、
前記電子デバイスは、前記第1のプログラムの自動プルアップ機能を設定するための命令に応答し、前記第1のプログラムを前記選択可能なプログラムとして決定するステップと、をさらに含む。
【0023】
ユーザの操作に応答し、プログラムの自動プルアップ機能をオンにすることができ、これによりユーザの使用ニーズを満足させる。
【0024】
1つの選択可能な実施形態において、前記電子デバイスは、前記第2の制御命令に基づいて少なくとも1つの選択可能なプログラムを表示する前に、
電子デバイスは、前記第3のプログラムの設定ページを開始するための命令に応答し、前記第3のプログラムに対応する設定ページを表示するステップと、
前記電子デバイスは、前記第3のプログラムの自動プルアップ機能を取り消すための命令に応答し、前記第3のプログラムを前記選択可能なプログラムとして決定する情報をクリアするステップと、をさらに含む。
【0025】
ユーザの操作に応答し、プログラムの自動プルアップ機能をオフにすることができ、これによりユーザの使用ニーズを満足させる。
【0026】
1つの選択可能な実施形態において、
電子デバイスがスクリーンロック命令に応答し、前記プリセットプログラムの前記プリセットページを取得して表示するステップをさらに含む。
【0027】
デバイスがスクリーンロックされた場合であっても、依然としてプリセットプログラムの前記プリセットページを表示することができ、ユーザが当該プリセットプログラムを操作することに便利になる。
【0028】
第2の態様では、本開示は、プログラムの起動装置を提供し、
スマートデバイスから送信される第1の制御命令を受信するための受信モジュールであって、前記第1の制御命令は、電子デバイスが前記スマートデバイスとブルートゥース接続を確立した後、前記スマートデバイスが前記ブルートゥース接続を通じて送信されたものである、受信モジュールと、
前記第1の制御命令に基づいてプリセットプログラムを決定し、前記プリセットプログラムを実行することで、前記電子デバイスに前記プリセットプログラムのプリセットページを表示させるための決定モジュールと、を含む。
【0029】
第3の態様では、本開示は、電子デバイスを提供し、
少なくとも1つのプロセッサ、及び
前記少なくとも1つのプロセッサに通信接続されるメモリを含み、
前記メモリに前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令が記憶され、前記命令が前記少なくとも1つのプロセッサによって実行され、第1の態様のいずれかに記載のプログラムの起動方法を前記少なくとも1つのプロセッサに実行させることが可能にする。
【0030】
第4の態様では、本開示は、第1の態様のいずれかに記載のプログラムの起動方法を前記コンピュータに実行させるためのコンピュータ命令を記憶した非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【発明の効果】
【0031】
上記の本願における1つの実施例によれば、
本開示による起動方法、装置、デバイス及び記憶媒体において、電子デバイスが、スマートデバイスとブルートゥース接続を確立した後、スマートデバイスから送信される第1の制御命令を受信することにより、プリセットプログラムを自動プルアップすることができ、インタフェースに当該プリセットプログラムのプリセットページを表示することもできる。これにより、ユーザが手動でプリセットプログラムを見つけてプリセットプログラムを開始するステップが省略され、ユーザが電子デバイスによってスマートデバイスを制御する過程がより簡単で便利になるような利点又は有益な効果がある。
【発明を実施するための形態】
【0033】
以下、図面を参照しながら、本願の例示的な実施例について説明する。理解を容易にするために、本願に係る実施例に様々な細部が含まれるが、例示的なものと見なされると理解すべきである。したがって、当業者は、本文に記載の実施例に対して行われる様々な変形や修正は可能であり、本願の範囲と趣旨から逸脱しない。同様に、明快さと簡潔さのために、以下の記述では、公知機能と構造についての説明を省略する。
【0034】
図1は1つの例示的な実施例によるシステム構造図である。
【0035】
図1に示すように、現在、スマートデバイス11の一部は、ブルートゥースを通じて、例えば携帯電話、ブルートゥース機能を持つタブレットなどの電子デバイス12に接続されることができる。
【0036】
スマートデバイス11を電子デバイス12に接続した後、ユーザが電子デバイス12を操作し、スマートデバイス11にマッチするプログラムを見つけ、当該プログラムを開始して操作することができる。電子デバイス12にアプリケーションが多くインストールされた場合、ユーザが当該プログラムを見つけるのに時間がかかるようになる。
図2に示すように、電子デバイス12の1つのページで、24個のプログラムアイコンが示されており、電子デバイス12に類似したページが3つ含まれていると、ユーザがこの3つのページから開く必要があるプログラムを見つける必要がある。このような過程が煩雑であり、ユーザは長い時間がかかる。
【0037】
本願によるプログラムの起動手段では、スマートデバイスがブルートゥース接続を通じて送信した制御命令によって、プリセットプログラムを自動プルアップすることができ、ユーザが当該プログラムを見つけて開く必要がない。
【0038】
図3は本発明の1つの例示的な実施例によるプログラムの起動方法のフローチャートである。
【0039】
図3に示すように、本実施例によるプログラムの起動方法は、以下のステップを含む。
ステップ301において、電子デバイスはスマートデバイスから送信される第1の制御命令を受信する。第1の制御命令は、電子デバイスがスマートデバイスとブルートゥース接続を確立した後、スマートデバイスがブルートゥース接続を通じて送信したものである。
【0040】
本実施例による方法は電子デバイスによって実行され、具体的には、本実施例による方法をアプリケーションにパッケージ化することができ、電子デバイスに当該アプリケーションをインストールすることができ、それにより本実施例による方法を実行する。当該電子デバイスは、例えば、
図1に示す電子デバイス12であってよい。
【0041】
具体的に、電子デバイスがブルートゥース通信機能を持っている。
【0042】
さらに、スマートデバイスは、ブルートゥース通信機能を持ち、ブルートゥース接続を通じて電子デバイスと対話できるデバイスであってよい。例えば、ブルートゥーススピーカー、ブルートゥースイヤホンなどであってもよいし、例えば、車載のブルートゥーススピーカー、車載のブルートゥース携帯電話ホルダーなどのブルートゥース機能を持つ車載デバイスであってもよい。
【0043】
実際に応用する時、電子デバイスとスマートデバイスは、ペアリングの方式で接続できる。ユーザが電子デバイスのブルートゥース機能をオンにし、両者を初めて接続する時、ユーザが電子デバイスでペアリングコードを入力してペアリングさせることができる。ペアリングが成功した後、電子デバイスとスマートデバイスはブルートゥース接続を確立することができる。以降、電子デバイスはブルートゥース機能をオンにし、且つスマートデバイスのブルートゥースのスキャン範囲に入ると、両者が接続を自動的に確立することができる。
【0044】
スマートデバイスが、1つの電子デバイスと接続を確立した後、ブルートゥース接続を通じて例えばvoice−commandであってもよい第1の制御命令を電子デバイスに送信することができ、それにより当該第1の制御命令をスマートデバイスに受信させることが可能になる。
【0045】
ステップ302において、電子デバイスは、第1の制御命令に基づいてプリセットプログラムを決定し、プリセットプログラムを実行することで、電子デバイスにプリセットプログラムのプリセットページを表示させる。
【0046】
具体的には、電子デバイスで1つのプログラムを予め設定することができ、電子デバイスが第1の制御命令を受信した後、当該プリセットプログラムを実行する。
【0047】
さらに、当該プリセットプログラムは、ユーザによって予め設定されてもよい。例えば、1つのプログラムは自動プルアップ機能を持ち、ユーザが当該プログラムの自動プルアップ機能をオンにすることができ、それにより電子デバイスによってプリセットプログラムとして決定される。
【0048】
実際に応用する時、スマートデバイスにマッチするプログラムは、自動プルアップ機能を持ってもよく、ユーザが当該プログラムの自動プルアップ機能をオンにすることができる。
【0049】
電子デバイスは、第1の制御命令を受信した後、設定情報に基づいてプリセットプログラムを設定することができる。
【0050】
他の実施形態では、第1の制御命令にプログラムの識別子を設定してよい。例えば、スマートデバイスは、電子デバイスと接続を確立した後、プログラムにマッチする識別子を取得することができ、当該識別子がスマートデバイスに記憶されてよい。スマートデバイスは、この識別子を含む第1の制御命令を生成し、ブルートゥース接続を通じてそれを電子デバイスに送信することができる。電子デバイスは、第1の制御命令を受信した後、その中に含まれているプログラムの識別子を識別し、プログラムの識別子に対応するプリセットプラグラムを実行することができる。
【0051】
電子デバイスは、第1の制御命令を解析することで、プリセットプログラムを決定することができる。
【0052】
具体的には、電子デバイスは、プリセットプログラムを起動した後、インタフェースに当該プリセットプログラムのプリセットインタフェースを更に表示する。インタフェースは、例えば、プリセットプログラムのホームページであってもよいし、プリセットプログラムのサブページであってもよい。
【0053】
さらに、ユーザが予めプリセットプログラムにデバイス、例えばブルートゥーススピーカーを添加することができ、当該プリセットプログラムを実行する時、ブルートゥーススピーカーに対応するサブページを自動的に表示することができる。
【0054】
実際に応用する時、電子デバイスは、第1の制御命令、又はそれとブルートゥース接続を確立したデバイスの識別子によってスマートデバイスのタイプを確定することができ、それにより、スマートデバイスのタイプに基づいてプリセットプログラムのサブページを表示することができる。例えば、少なくとも1つのタイプのスマートデバイスは1つのプログラムにマッチし、即ち、当該プログラムが、複数のスマートデバイスと対話することができる。この時、スマートデバイスのタイプに基づいてプリセットプログラムのプリセットページを表示することができ、例えば、スマートデバイスはブルートゥーススピーカーである場合、電子デバイスが、ブルートゥーススピーカーに対応するプリセットプログラムにおけるサブページを開始することができ、それにより、ユーザによる操作ステップがさらに減少される。
【0055】
図3Aは本発明の1つの例示的な実施例による第1のインタフェースの模式図である。
【0056】
図3Aに示すように、スマートデバイスは、電子デバイスとブルートゥース接続を確立する前に、電子デバイスのインタフェースが
図3Aにおける左側のインタフェース図に示すように、メニューページに留まってもよいし、1つのアプリケーションのインタフェースを表示してもよく、本案はこれを限定しない。
【0057】
スマートデバイスは、電子デバイスとブルートゥース接続を確立した後、電子デバイスがスマートデバイスから送信される第1の制御命令を受信して、それを処理し、電子デバイスのインタフェースの表示結果として、
図3Aにおける右側のインタフェース図に示すように、プリセットプログラムのプリセットページを表示することができる。
【0058】
この過程では、ユーザが電子デバイスを操作する必要がなく、それにより、ユーザが電子デバイスを操作する複雑さを低下させる。
【0059】
本実施例による方法は、プログラムを自動プルアップすることに用いられ、該方法は、本実施例による方法を設定したデバイスにより実行され、当該デバイスは、通常、ハードウェア及び/又はソフトウェアの形で実現される。
【0060】
本実施例によるプログラムの起動方法は、電子デバイスがスマートデバイスから送信される第1の制御命令を受信するステップであって、第1の制御命令は、電子デバイスがスマートデバイスとブルートゥース接続を確立した後、スマートデバイスがブルートゥース接続を通じて送信したものである、受信するステップと、電子デバイスが、第1の制御命令に基づいてプリセットプログラムを決定し、プリセットプログラムを実行することで、電子デバイスにプリセットプログラムのプリセットページを表示させるステップと、を含む。本実施例による方法によると、電子デバイスがスマートデバイスとブルートゥース接続を確立した後、スマートデバイスから送信される第1の制御命令を受信することによってプリセットプログラムを自動プルアップすることができ、インタフェースに当該プリセットプログラムのプリセットページを表示することもできる。これにより、ユーザが手動でプリセットプログラムを見つけてプリセットプログラムを開始するステップが省略され、ユーザが電子デバイスを通じてスマートデバイスを制御する過程がより簡単で便利になる。
【0061】
図4は本発明の他の例示的な実施例によるプログラムの起動方法のフローチャートである。
【0062】
図4に示すように、本実施例によるプログラムの起動方法は、ステップ401において、電子デバイスは、スマートデバイスから送信される第2の制御命令を受信する。
【0063】
第2の制御命令とは、電子デバイスがスマートデバイスとブルートゥース接続を確立した後、スマートデバイスがブルートゥース接続を通じて送信したものである。
【0064】
具体的には、本実施例による方法では、電子デバイスにプリセットプログラムが設定されていない場合、スマートデバイスが電子デバイスとブルートゥース接続を確立した後、電子デバイスがスマートデバイスから送信される第2の制御命令を受信することができる。
【0065】
さらに、第2の制御命令は、第1の制御命令と同様な命令であってよい。この「第1」と「第2」とは、異なる段階で、電子デバイスによって受信される制御命令を区別するためのものである。電子デバイスにプリセットプログラムが設定されていない場合には、電子デバイスが受信するのは第2の制御命令であり、電子デバイスにプリセットプログラムが設定された場合には、電子デバイスが受信するのは第1の制御命令である。
【0066】
実際に応用する時、第1の制御命令及び第2の制御命令は両方ともvoice−commandであってよい。
【0067】
電子デバイスによる第2の制御命令の受信方法は、電子デバイスによる第1の制御命令の受信方法に類似する。
【0068】
ステップ402Bにおいて、電子デバイスは、第2の制御命令に基づいて少なくとも1つの選択可能なプログラムを表示する。
【0069】
電子デバイスは、制御命令を受信する時、内部にプリセットプログラムがないため、この時、制御命令を第2の制御命令として処理してもよい。インタフェースに少なくとも1つの選択可能なプログラムを表示し、ユーザにより電子デバイスを操作し、選択可能なプログラムから1つのプリセットプログラムを決定することができる。
【0070】
具体的には、選択可能なプログラムとは、自動プルアップ可能なプログラムである。例えば、プログラムAが自動プルアップ可能と設定される場合、電子デバイスがそれを1つの選択可能なプログラムとしてもよい。
【0071】
さらに、電子デバイスには、少なくとも2つの選択可能なプログラムが含まれてもよく、又は1つ含まれても、又は含まれなくてもよい。
【0072】
図4Aは本発明の1つの例示的な実施例による第2のインタフェースの模式図である。
【0073】
図4Aに示すように、電子デバイスのインタフェースに選択可能なプログラムが3つ表示されてもよい。なお、「一度だけ」、「常に」のオプションが表示されることもできる。
【0074】
ユーザがそのうちのいずれか1つの選択可能なプログラムを選択することができ、「一度だけ」又は「常に」を選択して1つのプリセットプログラムを決定する。
【0075】
ユーザは「一度だけ」を選択する場合には、その回のブルートゥース接続による通信の過程において、選択されたプログラムがプリセットプログラムとされ、即ち、その回はスマートデバイスによって当該プログラムを自動プルアップすることができる。ブルートゥース接続が切断された後、次回、電子デバイスは、スマートデバイスとの接続が成功した時、受信した制御命令を第2の制御命令として処理する。
【0076】
ユーザが「常に」を選択する場合には、電子デバイスは、常に、選択されたプログラムをプリセットプログラムとする。
【0077】
実際に応用する時、本実施例による方法は、ステップ402Bの前にステップ402Aをさらに含んでよい。即ち、ステップ401の後にステップ402Bを直接実行してもよいし、ステップ401の後、ステップ402Aを実行してもよい。
【0078】
ステップ402Aにおいて、電子デバイスは、第2の制御命令に基づいて選択可能なプログラムの数を決定する。
【0079】
電子デバイスは、内部の選択可能なプログラムの数を検出することができる。以下、異なる数に対してそれぞれ説明する。
【0080】
選択可能なプログラムの数が2以上である場合には、ステップ402Bを実行し、これらの選択可能なプログラムを表示する。ステップ402Aが実行された場合、表示されたものは少なくとも2つの選択可能なプログラムである。
【0081】
選択可能なプログラムの数が1である場合には、ステップ402Cを実行する。
【0082】
ステップ402Cにおいて、電子デバイスは、選択可能なプログラムをプリセットプログラムとして決定する。
【0083】
具体的には、選択可能なプログラムの数が1である場合には、電子デバイスによりそれをデフォルトでプリセットプログラムとして設定することができ、ユーザによる更なる操作の必要がない。
【0084】
さらに、選択可能なプログラムの数が0である場合には、自動プルアップされることが可能なプログラムがないことを示し、この時、本フローを終了することができる。
【0085】
方法は、ステップ402Bの後に、ステップ403Aを含んでもよい。
【0086】
ステップ403Aにおいて、電子デバイスは、第1のプログラムを選択するための操作命令に応答し、選択される第1のプログラムをプリセットプログラムとして決定する。
【0087】
実際に応用する時、ユーザ端末のインタフェースに選択可能なプログラムを表示する場合、ユーザが、その中のプログラムをプリセットプログラムとして選択するように電子デバイスを操作することができる。例えば、ユーザが、そのうちの1つのプログラムをクリックしてもよいし、「常に」、「一度だけ」のボタンをクリックしてもよく、それにより、電子デバイスに当該操作命令を受信させる。
【0088】
電子デバイスは、第1のプログラムを選択するための操作命令に応答し、選択される第1のプログラムをプリセットプログラムとして決定する。第1のプログラムとは、ユーザによって選択される選択可能なプログラムを指す。
【0089】
具体的には、電子デバイスは、また、ユーザの「常に」又は「一度だけ」の選択に基づいて第1のプログラムをその回のプリセットプログラムとするか、又は常にプリセットプログラムとすることもできる。
【0090】
選択的に、本実施例による方法はステップ403Bを含んでもよい。
【0091】
ステップ403Bにおいて、電子デバイスは、選択可能なプログラムを選択するのを拒否するための拒否命令に応答し、少なくとも1つの選択可能なプログラムを表示するための表示コントロールをオフにする。
【0092】
1つの場合には、ユーザは、表示されたいずれか1つの選択可能なプログラムをプリセットプログラムとすることを望まない可能性があり、この時、電子デバイスを操作することで、電子デバイスに選択可能なプログラムを選択するのを拒否するための拒否命令を送信することができる。例えば、ユーザは、インタフェースにおける少なくとも1つの選択可能なプログラムを表示するための表示コントロール以外の領域をクリックすることで、電子デバイスが当該表示コントロールをオフにするようにトリガーすることができる。
【0093】
図4Bは本発明の1つの例示的な実施例による第3のインタフェースの模式図である。
【0094】
図4Bに示すように、ユーザが、図に示すような位置に指を置くことができ、電子デバイスがユーザのこの操作を検出した後、当該拒否命令に応答し、少なくとも1つの選択可能なプログラムを表示するための表示コントロールをオフにすることができる。
【0095】
選択的に、本実施例による方法では、ステップ404を含んでもよい。
【0096】
ステップ404において、電子デバイスは、第2のプログラムを開始するための開始命令に応答し、修正案内情報を表示する。
【0097】
選択可能なプログラムに第2のプログラムが含まれる。
【0098】
1つの場合には、ユーザがプログラムを誤って選択することから、第1のプログラムをプリセットプログラムとしてしまう可能性がある。例えば、選択可能なプログラムには、第1のプログラム、第2のプログラム、第3のプログラムが含まれている。ユーザは、第2のプログラムをプリセットプログラムとすることを望んでいるが、第1のプログラムをプリセットプログラムとして誤って選択することになる。
【0099】
この時、ユーザは電子デバイスを操作して第2のプログラムを開始することができ、電子デバイスは、当該第2のプログラムが1つの選択可能なプログラムであることも、プリセットプログラムとされる1つの選択可能なプログラムが存在することも識別できる。そこで、電子デバイスは、第2のプログラムを開始する時、また、第2のプログラムに対応する修正案内情報を表示することもできる。
【0100】
図4Cは本発明の1つの例示的な実施例による第4のインタフェースの模式図である。
【0101】
図4Cに示すように、ユーザが電子デバイスを操作して第2のプログラムを開始した後、第2のプログラムのインタフェースに修正案内情報を表示することができる。
【0102】
当該修正案内情報を表示する方法もプログラムにパッケージ化されるものであってもよい。例えば、第1のプログラムをプリセットプログラムとした後、電子デバイスが第2のプログラムを開始する時、上記修正案内情報を表示することができる。しかしながら、第2のプログラムをプリセットプログラムとする場合、電子デバイスが第1のプログラムを開始する時、第1のプログラムに対応する修正案内情報を表示しない。
【0103】
図4Cに示すように、修正案内情報を表示するためのコントロールに操作可能なコントロール、例えば修正開始ボタンが含まれてもよい。
【0104】
ステップ405、電子デバイスは、修正案内情報を表示したページでの操作によって生成した修正命令に応答し、第1のプログラムに対応するシステム設定ページを表示する。
【0105】
具体的には、ユーザは、修正開始ボタンを操作して、例えば当該ボタンをクリックすることで、電子デバイスに修正命令を送信することができる。
【0106】
さらに、電子デバイスは、当該修正命令に応答し、第1のプログラムに対応するシステム設定ページを表示することができる。電子デバイスが修正命令を受信した後、現在プリセットプログラムとして設定されたのは第1のプログラムであることを判定し、第1のプログラムに対応するシステム設定ページを表示することができることにより、ユーザがそれを操作して第1のプログラムをプリセットプログラムとする情報をクリアすることができる。
【0107】
図4Dは本発明の1つの例示的な実施例による第5のインタフェースの模式図である。
【0108】
図4Dに示すように、電子デバイスが修正命令に応答し、図に示すような第1のプログラムに対応するシステム設定ページを表示することができる。当該ページにデフォルトの開始設定をクリアするボタンが含まれてもよい。ユーザが、当該ボタンを操作することにより、第1のプログラムをプリセットプログラムとする情報をクリアすることができる。
【0109】
ステップ406において、電子デバイスは、第1のプログラムのデフォルトの開始情報をクリアするためのクリア命令に応答し、第1のプログラムをプリセットプログラムとする情報をクリアする。
【0110】
ユーザが第1のプログラムをプリセットプログラムとする情報をクリアするボタンをクリックしたら、電子デバイスがこのクリア命令に応答し、第1のプログラムをプリセットプログラムとする情報をクリアすることができる。
【0111】
具体的には、ユーザがさらに電子デバイスを操作し続けて、第2のプログラムを再度開始させることができる。
【0112】
ステップ407において、電子デバイスは第2のプログラムをウェイクアップするためのウェイクアップ命令に応答し、少なくとも1つの選択可能なプログラムを表示する。
【0113】
さらに、ユーザが電子デバイスを操作し、第2のプログラムに戻る場合、電子デバイスが第2のプログラムのインタフェースの上で、少なくとも1つの選択可能なプログラムを表示することができる。
【0114】
例えば、ユーザがこの前に開始した第2のプログラムを終了しない場合、電子デバイスのアプリケーションマネージャに当該プログラムを直接にウェイクアップさせ、第2のプログラムをインタフェースの最初のレイヤーに表示させることができる。
【0115】
実際に応用する時、第2のプログラムのインタフェースの上部レイヤーに少なくとも1つの選択可能なプログラムを表示してもよい。
【0116】
図4Eは本発明の1つの例示的な実施例による第6のインタフェースの模式図である。
【0117】
図4Eに示すように、ユーザが当該インタフェースで操作し、プリセットプログラムを改めて選択することができる。例えば、第2のプログラムをプリセットプログラムとすることができ、それにより、ステップ403Aに入ることができる。
【0118】
ステップ403A、403Cの後に、以下のステップを含んでもよい。
ステップ408において、電子デバイスがスマートデバイスから送信される第1の制御命令を受信する。第1の制御命令は、電子デバイスがスマートデバイスとブルートゥース接続を確立した後、スマートデバイスがブルートゥース接続を通じて送信したものである。ステップ409において、電子デバイスは第1の制御命令に基づいてプリセットプログラムを決定し、プリセットプログラムを実行することで、電子デバイスにプリセットプログラムのプリセットページを表示させる。ステップ408〜ステップ409は、ステップ301〜ステップ302に類似する実現原理、効果があり、これ以上説明しない。ステップ410において、電子デバイスはスクリーンロック命令に応答し、プリセットプログラムのプリセットページを取得して表示する。
【0119】
1つの実施形態では、スマートデバイスを通じてプリセットプログラムをプルアップして、且つ電子デバイスに当該プリセットプログラムのプリセットページを表示させる場合、電子デバイスがスクリーンロック命令を受信した後、プリセットプログラムのプリセットページを取得し、当該プリセットページを表示することができ、即ち、電子デバイスがスクリーンロック命令を受信した後、スクリーンセーバーに入らず、依然として当該プリセットページを表示する。
【0120】
例えば、ユーザが電子デバイスを操作するのに不便である場合、このような方式は、ユーザが他の方式、例えば音声の方式で電子デバイスをコントロールすることに便利になる。例えば、ユーザが運転している場合、本実施例による手段により、電子デバイスがスクリーンロックされないから、ユーザが手動によるロック解除を必要としない。
【0121】
図5は本発明の1つの例示的な実施例による選択可能なプログラムを決定する方法のフローチャートである。
【0122】
図5に示すように、本実施例によるプログラムについての選択可能なプログラムを決定する方法は、以下のステップを含む。ステップ501において、電子デバイスは第1のプログラムの設定ページを開始するための命令に応答し、第1のプログラムに対応する設定ページを表示する。
【0123】
本実施例による方法により、第1のプログラムを選択可能なプログラムとして設定することができるから、電子デバイスに選択可能なプログラムを表示する時、当該第1のプログラムを表示することができるようになる。
【0124】
具体的には、ユーザが電子デバイスを操作することで、電子デバイスに第1のプログラムの設定ページを開始するための命令を受信させ、当該命令に応答して第1のプログラムに対応する設定ページを表示することができる。
【0125】
図5Aは本発明の1つの例示的な実施例による第7のインタフェースの模式図である。
【0126】
図5Aに示すように、電子デバイスは、当該第1のプログラムに対応する設定ページを取得して表示することができる。
【0127】
例えば、ユーザは、第1のプログラムの「設定」ボタンをクリックすることで、さらに電子デバイスが当該プログラムの設定ページを表示するようにトリガーすることができる。
【0128】
ステップ502において、電子デバイスは、第1のプログラムの自動プルアップ機能を設定するための命令に応答し、第1のプログラムを選択可能なプログラムとして決定する。
【0129】
図5Bは本発明の1つの例示的な実施例による第8のインタフェースの模式図である。
【0130】
図5Bに示すように、第1のプログラムの設定ページに第1のプログラムの自動プルアップ機能のスイッチを1つ設定してよい。ユーザは、電子デバイスを操作することで、電子デバイスに第1のプログラムの自動プルアップ機能をオンにする命令を送信することができる。第1のプログラムの設定ページが、
図5Aに示されるものから
図5Bに示されるものに変わってもよい。
【0131】
電子デバイスは、第1のプログラムの自動プルアップ機能を設定するための命令に応答し、第1のプログラムを選択可能なプログラムとして決定することができる。例えば、第1のプログラムに対応する変数Aが含まれる変数リストを管理することができ、電子デバイスは、第1のプログラムの自動プルアップ機能を設定するための命令に応答し、変数Aを1に変えることができる。
【0132】
図6は本発明の1つの例示的な実施例による選択可能なプログラムをクリアする方法のフローチャートである。
【0133】
図6に示すように、本実施例によるプログラムの選択可能なプログラムをクリアする方法は、以下のステップを含む。ステップ601において、電子デバイスは、第3のプログラムの設定ページを開始するための命令に応答し、第3のプログラムに対応する設定ページを表示する。
【0134】
本実施例による方法により、第3のプログラムを選択可能なプログラムとする設定を取り消すことができ、これにより、電子デバイスが選択可能なプログラムを表示する時、当該第3のプログラムを表示しない。具体的には、ユーザが電子デバイスを操作することで、電子デバイスに、第3のプログラムの設定ページを開始するための命令を受信させ、当該命令に応答して第3のプログラムに対応する設定ページを表示することができる。
【0135】
例えば、ユーザは、第3のプログラムの「設定」ボタンをクリックすることで、電子デバイスが当該プログラムの設定ページを表示するようにトリガーすることができる。第3のプログラムの設定ページは、
図5Aに示すものと類似し、これ以上説明しない。
【0136】
ステップ602において、電子デバイスは、第3のプログラムの自動プルアップ機能を取り消すための命令に応答し、第3のプログラムを選択可能なプログラムとして決定する情報をクリアする。
【0137】
図6Aは本発明の1つの例示的な実施例による第9のインタフェースの模式図である。
【0138】
図6Aに示すように、第3のプログラムの設定ページに第3のプログラムの自動プルアップ機能のスイッチを1つ設定してよい。ユーザが、電子デバイスを操作することで、電子デバイスに第3のプログラムの自動プルアップ機能をオフにする命令を送信することができる。
【0139】
電子デバイスは、当該第3のプログラムのデフォルトの開始情報をクリアすることを設定するためのクリア命令に応答でき、第3のプログラムをプリセットプログラムとして決定する情報をクリアする。例えば、第3のプログラムに対応する変数Cが含まれる変数リストを管理することができ、電子デバイスは、当該クリア命令に応答し、変数Cを0に変えることができる。
【0140】
同様に、第3のプログラムの自動プルアップ機能をオフにすると、電子デバイスは、それをプリセットプログラムとする情報をクリアすることもできる。
【0141】
第1のプログラムと第3のプログラムは、同じプログラムであってもよいし、異なるプログラムであってもよく、本実施例はこれを限定しない。
【0142】
選択的に、他の実施形態では、また、システム設定ページによって1つのプログラムをクリアしてプリセットプログラムの情報とすることもできる。
【0143】
電子デバイスは、システム設定ページを開始するための設定命令に応答し、第1のプログラムに対応する設定ページを表示し、電子デバイスは、第1のプログラムのデフォルトの開始情報をクリアするためのクリア命令に応答し、第1のプログラムをプリセットプログラムとする情報をクリアする。
【0144】
ユーザが、電子デバイスを操作することで、電子デバイスにシステム設定ページを開かせ、その中に操作することで、具体的に
図4Dに示すように、電子デバイスに第1のプログラムの設定ページを表示させる。
【0145】
ユーザは、第1のプログラムのデフォルトの開始情報をクリアするためのボタンを操作することで、電子デバイスに第1のプログラムのデフォルトの開始情報をクリアするためのクリア命令を受信させ、且つ第1のプログラムをプリセットプログラムとする情報をクリアことができる。
【0146】
図7は本発明の1つの例示的な実施例によるプログラムの起動装置の構造図である。
【0147】
図7に示すように、本実施例によるプログラムの起動装置は、スマートデバイスから送信される第1の制御命令を受信するための受信モジュール71であって、前記第1の制御命令とは電子デバイスが前記スマートデバイスとブルートゥース接続を確立した後、前記スマートデバイスが前記ブルートゥース接続を通じて送信したものである受信モジュール71と、前記第1の制御命令に基づいてプリセットプログラムを決定し、前記プリセットプログラムを実行することで、前記電子デバイスに前記プリセットプログラムのプリセットページを表示させるための決定モジュール72と、を含む。
【0148】
本実施例によるプログラムの起動装置の原理、実現形態、効果は、
図3に示す実施例に類似し、これ以上説明しない。
【0149】
図8は本発明の他の例示的な実施例によるプログラムの起動装置の構造図である。
【0150】
図8に示すように、上記実施例の上で、本実施例によるプログラムの起動装置では、選択的に、前記受信モジュール71は、さらに、前記スマートデバイスから送信される第2の制御命令を受信することに用いられ、前記第2の制御命令とは前記電子デバイスが前記スマートデバイスとブルートゥース接続を確立した後、前記スマートデバイスが前記ブルートゥース接続を通じて送信されたものである。前記装置は、前記第2の制御命令に基づいて少なくとも1つの選択可能なプログラムを表示するための表示モジュール73と、第1のプログラムを選択するための操作命令に応答し、選択される前記第1のプログラムを前記プリセットプログラムとして決定するための応答モジュール74と、をさらに含み、選択的に、前記決定モジュール72は、さらに、前記第2の制御命令に基づいて前記選択可能なプログラムの数を決定し、前記数が1である場合、前記選択可能なプログラムを前記プリセットプログラムとして決定することに用いられる。
【0151】
選択的に、前記数が1を超える場合、前記表示モジュール73は、前記第2の制御命令に基づいて少なくとも1つの選択可能なプログラムを表示するステップを実行する。
【0152】
選択的に、前記応答モジュール74は、さらに、前記選択可能なプログラムを選択することを拒否するための拒否命令に応答し、少なくとも1つの前記選択可能なプログラムを表示するための表示コントロールをオフにすることに用いられる。
【0153】
選択的に、前記応答モジュール74はさらに、第2のプログラムを開始するための開始命令に応答し、修正案内情報を取得して表示することに用いられ、前記選択可能なプログラムに前記第2のプログラムが含まれている。
【0154】
選択的に、前記応答モジュール74はさらに、前記修正案内情報を表示したページでの操作によって生成した修正命令に応答し、前記第1のプログラムに対応するシステム設定ページを表示すること、及び前記第1のプログラムのデフォルトの開始情報をクリアするためのクリア命令に応答し、前記第1のプログラムを前記プリセットプログラムとする情報をクリアすることに用いられる。
【0155】
選択的に、前記応答モジュール74はさらに、第2のプログラムをウェイクアップするためのウェイクアップ命令に応答し、少なくとも1つの前記選択可能なプログラムを取得して表示することに用いられる。
【0156】
選択的に、前記応答モジュール74はさらに、前記第1のプログラムの設定ページを開始するための命令に応答し、前記第1のプログラムに対応する設定ページを表示すること、及び前記第1のプログラムの自動プルアップ機能を設定するための命令に応答し、前記第1のプログラムを前記選択可能なプログラムとして決定することに用いられる。
【0157】
選択的に、前記応答モジュール74はさらに、前記第3のプログラムの設定ページを開始するための命令に応答し、前記第3のプログラムに対応する設定ページを表示すること、及び前記第3のプログラムの自動プルアップ機能を取り消すための命令に応答し、前記第3のプログラムを前記選択可能なプログラムとして決定する情報をクリアすることに用いられる。
【0158】
選択的に、スクリーンロックモジュール75をさらに含み、前記スクリーンロックモジュール75は、スクリーンロック命令に応答し、前記プリセットプログラムの前記プリセットページを取得して表示することに用いられる。
【0159】
本願の実施例によれば、本願は、電子デバイスと可読記憶媒体をさらに提供する。
【0160】
図9に示すように、本願の実施例によるプログラムの起動の電子デバイスのブロック図である。電子デバイスは、例えばラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、作業台、パーソナルデジタルアシスタント、サーバ、ブレードサーバ、大型コンピュータ、及びこの他の適切なコンピュータの様々なタイプのデジタルコンピュータを表示することを意味する。電子デバイスは、例えば、パーソナルデジタルアシスタント、セルラーテレフォン、スマートフォン、ウェアラブルデバイス及びこの他の類似するコンピューティングデバイスの様々なタイプのモバイル装置を表してよい。本文で示されるコンポーネント、それらの接続と関係、及びそれらの機能はただ例示だけであり、且つ本文に記載及び/又は主張の本願の実現を制限することを意味しない。
【0161】
図9に示すように、当該電子デバイスは、1つ又は複数のプロセッサ901、メモリ902、及び高速インタフェースと低速インタフェースを含む各コンポーネントを接続するためのインタフェースを含む。各コンポーネントは、異なるバスによって互いに接続され、共通のマザーボード上に実装されてもよいし、あるいは必要に応じて他の方法で実装されてもよい。プロセッサは、電子デバイス内で実行される命令を処理し得て、メモリ内またはメモリ上に記憶された、外部入力/出力装置上(例えば、インタフェースに結合されたディスプレイデバイス)にGUIのグラフィカル情報を表示するための命令を含む。他の実施形態では、必要に応じて、複数のプロセッサおよび/または複数のバスが、複数のメモリとともに使用され得る。同様に、複数の電子デバイスが接続されてもよく、各機器が必要な操作の一部(例えば、サーバアレイ、1組のブレードサーバ、あるいはマルチプロセッサシステムとして機能する)を提供する。
図9では、1つのプロセッサ901を例としている。
【0162】
メモリ902は、本願の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体である。前記メモリに少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令が記憶され、前記少なくとも1つのプロセッサに本願によるプログラムの起動方法を実行させる。本願の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体には、コンピュータが本願によるプログラムの起動方法を実行させるためのコンピュータ命令が記憶される。
【0163】
メモリ902は、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体として、非一時的なソフトプログラム、非一時的なコンピュータ実行可能なプログラム及びモジュール、例えば本願の実施例におけるプログラムの起動方法に対応するプログラム命令/モジュール(例えば、
図7に示す受信モジュール71、決定モジュール72)を記憶することに使用され得る。プロセッサ901は、メモリ902に記憶された非一時的なソフトプログラム、命令及びモジュールを実行することにより、サーバの各種の機能応用及びデータ処理を実行し、即ち、上記の方法の実施例におけるプログラムの起動方法を実現する。
【0164】
メモリ902は、プログラム記憶領域とデータ記憶領域を含んでよく、プログラム記憶領域は、操作システム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーションを記憶することができ、データ記憶領域は、プログラムの起動による電子デバイスの使用に基づいて作成されたデータなどを記憶することができる。なお、メモリ902は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよいし、非一時的なメモリ、例えば、少なくとも1つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュデバイス、又はその他の非一時的なソリッドステート記憶デバイスを含んでもよい。いくつかの実施例では、メモリ902は、選択的に、プロセッサ901に対して遠隔設置されるメモリを含み、これらの遠隔メモリは、ネットワークを通じてプログラムの起動の電子デバイスに接続されることができる。上記ネットワークの例として、インターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク、モバイル通信ネットワーク及びそれらの組み合わせが含まれるが、これらに限定されない。
【0165】
プログラムの起動方法による電子デバイスは、入力装置903と出力装置904とをさらに含んでもよい。プロセッサ901、メモリ902、入力装置903及び出力装置904は、バス又はほかの手段によって接続されることができ、
図9ではバスによる接続を例としている。
【0166】
入力装置903は、入力される数字又は文字情報を受信し、プログラムの起動の電子デバイスのユーザ設定及び機能制御に関連するキーシグナル入力を生成することができ、例えば、タッチスクリーン、キーパッド、マウス、トラックパッド、タッチパッド、インディケータロッド、1つ又は複数のマウスボタン、トラックボール、操縦ハンドルなどの入力装置である。出力装置904は、表示デバイス、補助照明装置(例えばLED)と感覚フィードバック装置(例えば振動モータ)などを含んでよい。当該表示デバイスは、液晶ディスプレイ(LCD)、発光ダイオード(LED)ディスプレイ及びプラズマディスプレイを含んでよい。いくつかの実施形態では、表示デバイスはタッチスクリーンであってよい。
【0167】
本明細書で説明するシステムおよび技術の様々な実施形態は、デジタル電子回路システム、集積回路システム、ASIC(特定用途向け集積回路)、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、および/またはそれらの組み合わせにおいて実現され得る。これらの様々な実施形態は、少なくとも1つのプログラマブルプロセッサを含むプログラマブルシステム上で実行および/または解釈可能な1つ以上のコンピュータプログラムで実施することを含み得て、該プログラマブルプロセッサは、専用又は汎用のプログラマブルプロセッサであってよく、記憶システム、少なくとも1つの入力装置、及び少なくとも1つの出力装置からデータ及び命令を受信し、且つデータ及び命令を該記憶システム、該少なくとも1つの入力装置、及び該少なくとも1つの出力装置に送信することができる。
【0168】
これらのコンピュータプログラム(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、またはコードとも呼ばれる)は、プログラマブルプロセッサの機械命令を含み、これらのコンピュータプログラムは、高レベルの手続きおよび/またはオブジェクト指向プログラミング言語、および/またはアセンブリ/機械語で実施され得る。本明細書で使用された用語「機械可読媒体」および「コンピュータ可読媒体」とは、プログラマブルプロセッサに機械命令および/またはデータを提供するための任意のコンピュータプログラム製品、機器、および/または装置(例えば、磁気ディスク、光学ディスク、メモリ、プログラム可能論理デバイス(PLD))を指し、機械可読信号としての機械命令を受信する機械可読媒体を含む。「機械可読信号」という用語は、機械命令および/またはデータをプログラマブルプロセッサに提供するための任意の信号を指す。
【0169】
ユーザとの対話を提供するために、本明細書に記載されたシステムおよび技術は、コンピュータ上で実施され得て、該コンピュータは、ユーザに情報を表示するための表示装置(例えば、CRT(陰極線管)またはLCD(液晶ディスプレイ)モニタ)と、ユーザがコンピュータに入力を提供することができるキーボードおよびポインティング装置(例えば、マウスまたはトラックボール)と、を有する。他の種類の装置は、ユーザとの対話を提供することに使用されてもよく、例えば、ユーザに提供されるフィードバックは、任意の形態の感覚フィードバック(例えば、視覚フィードバック、聴覚フィードバック、又は触覚フィードバック)であってもよく、ユーザからの入力は、(サウンド入力、音声入力、または触覚入力を含む)任意の形態で受信され得る。
【0170】
本明細書に記載のシステム及び技術は、バックエンド部材を含むコンピューティングシステム(例えば、データサーバとして)、又はミドルウェア部材を含むコンピューティングシステム(例えば、アプリケーションサーバ)、又はフロントエンド部材を含むコンピューティングシステム(例えば、ユーザが本明細書に記載のシステム及び技術の実施形態と対話できるグラフィカルユーザインターフェース又はウェブブラウザを有するユーザコンピュータ)、又はこのようなバックエンド部材、ミドルウェア部材、又はフロントエンド部材の任意の組み合わせを含むコンピューティングシステムにおいて実施され得る。システムの部材は、任意の形式または媒体(例えば、通信ネットワーク)のデジタルデータ通信によって互いに接続され得る。通信ネットワークの例としては、例えば、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、インターネット等が挙げられる。
【0171】
コンピュータシステムは、クライアント及びサーバを含み得る。クライアント及びサーバは、一般に、互いから離れており、通常、通信ネットワークを介して対話する。クライアントとサーバの関係は、それぞれのコンピュータ上で実行され、互いにクライアント−サーバ関係を有するコンピュータプログラムによって生成される。
【0172】
本実施例は、プログラムコードを含むコンピュータプログラムをさらに提供し、前記コンピュータプログラムがコンピュータによって実行される時、前記プログラムコードが以上のようないずれか1つのプログラムの起動方法を実行する。
【0173】
上記に示された様々な形態のフローにおいて使用されるステップが順序変更、追加、または削除され得ることが理解されるべきである。例えば、本願に記載された各ステップは、並列に実行されても、順次的に実行されても、異なる順序で実行されてもよく、本願に開示された技術的解決手段の所望の結果を実現できる限り、本明細書はここで限定しない。
【0174】
上記の具体的な実施形態は、本願の保護範囲を制限するように構成されない。当業者は、設計要件と他の要素に従って、各種の修正、組合せ、サブコンビネーションまたは代替を実施することが可能であることは明らかである。本願の思想及び原理から逸脱しない限り、行ったあらゆる修正、等価置換及び改良等は、本願の保護範囲に含まれるべきである。