(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0005】
図1Aは、開示された1または複数の実施形態を実装できる例示的な通信システム100の図である。通信システム100は、音声、データ、ビデオ、メッセージング、ブロードキャストなどのコンテンツを複数の無線ユーザに提供する、多元接続システムにすることができる。通信システム100は、無線帯域幅を含むシステムリソースの共有を通じて、複数の無線ユーザがそのようなコンテンツにアクセスすることを可能にする。例えば、通信システム100は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、単一キャリアFDMA(SC−FDMA)などの、1または複数のチャネルアクセス方法を用いることができる。
【0006】
図1Aに示しているように、通信システム100は、WTRU(無線送信/受信ユニット)102a、102b、102c、102dと、無線アクセスネットワーク(RAN)104と、コアネットワーク106と、公衆交換電話網(PSTN)108と、インターネット110と、他のネットワーク112とを含むことができるが、開示された実施形態は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素も企図していることが認識されよう。WTRU102a、102b、102c、102dのそれぞれは、無線環境で動作および/または通信するように構成された任意のタイプのデバイスにすることができる。例として、WTRU102a、102b、102c、102dを無線信号を送信および/または受信するように構成でき、ユーザ機器(UE)、移動局、固定式または移動式加入者ユニット、ページャ、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、無線センサ、家電製品などを含むことができる。
【0007】
通信システム100は、基地局114aおよび基地局114bを含むこともできる。基地局114a、114bのそれぞれは、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つとワイヤレスにインタフェースして、コアネットワーク106、インターネット110、および/またはネットワーク112などの、1または複数の通信ネットワークへのアクセスを容易にするように構成された任意のタイプのデバイスにすることができる。例として、基地局114a、114bは、ベーストランシーバ基地局(BTS)、ノードB、eノードB、ホームノードB、ホームeノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、無線ルータなどにすることができる。基地局114a、114bはそれぞれ、単一要素として示されているが、基地局114a、114bは、相互接続された任意の数の基地局および/またはネットワーク要素を含むことができることが認識されよう。
【0008】
基地局114aをRAN104の一部にすることができ、RANは、基地局コントローラ(BSC)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、中継ノードなどの、他の基地局および/またはネットワーク要素(図示せず)を含むこともできる。基地局114aおよび/または基地局114bをセル(図示せず)と呼ばれる、特定の地理的領域で無線信号を送信および/または受信するように構成できる。セルをセルセクタにさらに分割できる。例えば、基地局114aと関連付けられたセルを3つのセクタに分割できる。従って、一実施形態において、基地局114aは、3つのトランシーバ、即ち、セルの1セクタ当たり1トランシーバを含むことができる。別の実施形態において、基地局114aは、MIMO(多入力多出力)技術を用いることができるので、セルの1セクタ当たり複数のトランシーバを利用することができる。
【0009】
基地局114a、114bは、無線インタフェース116を介してWTRU102a、102b、102c、102dのうちの1または複数と通信でき、無線インタフェースを適した任意の無線通信リンク(例えば、無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光線など)にすることができる。適した任意の無線アクセス技術(RAT)を使用して、無線インタフェース116を確立できる。
【0010】
より詳細には、上述のように、通信システム100は、多元接続システムにすることができ、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAなどの、1または複数のチャネルアクセススキームを用いることができる。例えば、RAN104の基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、広域CDMA(WCDMA(登録商標))を使用して無線インタフェース116を確立できる、UTRA(UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)Terrestrial Radio Access)などの無線技術を実装できる。WCDMAは、高速パケットアクセス(HSPA)および/または進化型HSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含むことができる。HSPAは、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)および/または高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)を含むことができる。
【0011】
別の実施形態において、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、LTE(Long Term Evolution)および/またはLTE−A(LTE-Advanced)を使用して無線インタフェース116を確立できる、E−UTRA(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access)などの無線技術を実装できる。
【0012】
他の実施形態において、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、IEEE802.16(即ち、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、CDMA2000、CDMA20001X、CDMA2000EV−DO、IS−2000(Interim Standard 2000)、IS−95(Interim Standard 95)、IS−856(Interim Standard 856)、GSM((登録商標)Global System for Mobile communications)、EDGE(Enhanced Data rates for GSM Evolution)、GERAN(GSM EDGE)などの無線技術を実装できる。
【0013】
図1Aの基地局114bは、例えば、無線ルータ、ホームノードB、ホームeノードB、またはアクセスポイントにすることができ、事業所、住居、車、キャンパスなどのローカルエリアで無線接続性を容易にするのに適した任意のRATを利用できる。一実施形態において、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を確立するIEEE802.11などの、無線技術を実装できる。別の実施形態において、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)を確立するIEEE802.15などの、無線技術を実装できる。さらに別の実施形態において、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、セルベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE−Aなど)を利用して、ピコセルまたはフェムトセルを確立できる。
図1Aに示しているように、基地局114bは、インターネット110に直接接続できる。従って、基地局114bは、コアネットワーク106経由でインターネット110にアクセスする必要がない。
【0014】
RAN104は、コアネットワーク106と通信でき、コアネットワーク106は、音声、データ、アプリケーション、および/またはVoIP(voice over internet protocol)サービスを、WTRU102a、102b、102c、102dのうち1または複数に提供するように構成された任意のタイプのネットワークにすることができる。例えば、コアネットワーク106は、呼制御、課金サービス、モバイルロケーションベースのサービス、プリペイド電話、インターネット接続性、ビデオ配布などを提供でき、および/またはユーザ認証などの高レベルのセキュリティ機能を実行できる。
図1Aに示していないが、RAN104および/またはコアネットワーク106は、RAN104と同じRATまたは異なるRATを用いる他のRANと直接または間接的に通信できることが認識されよう。例えば、コアネットワーク106は、E−UTRA無線技術を利用できるRAN104に接続されることに加えて、GSM無線技術を用いた別のRAN(図示せず)と通信することもできる。
【0015】
コアネットワーク106は、WTRU102a、102b、102c、102dがPSTN108、インターネット110、および/または他のネットワーク112にアクセスするためのゲートウェイとして機能することもできる。PSTN108は、旧来の音声電話サービス(POST)を提供する回線交換電話網を含むことができる。インターネット110は、TCP/IPインターネットプロトコルスイートにおける伝送制御プロトコル(TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)およびインターネットプロトコル(IP)などの、共通の通信プロトコルを使用する相互接続されたコンピュータネットワークおよびデバイスのグローバルシステムを含むことができる。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運用される有線または無線通信ネットワークを含むことができる。例えば、ネットワーク112は、RAN104と同じRATまたは異なるRATを用いることができる1または複数のRANに接続された別のコアネットワークを含むことができる。
【0016】
通信システム100のWTRU102a、102b、102c、102dの一部またはすべては、マルチモード能力を含むことができる。即ち、WTRU102a、102b、102c、102dは、異なる無線リンク経由の異なる無線ネットワークと通信するために複数のトランシーバを含むことができる。例えば、
図1Aに示したWTRU102cは、セルベースの無線技術を用いることができる基地局114aと、IEEE802無線技術を用いることができる基地局114bとの通信を行うように構成できる。
【0017】
図1Bは、例示的なWTRU102のシステム図である。
図1Bに示しているように、WTRU102は、プロセッサ118、トランシーバ120、送信/受信要素122、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、ノンリムーバブルメモリ130、リムーバブルメモリ132、電源134、全地球測位システム(GPS)チップセット136、および他の周辺機器138を含むことができる。WTRU102は、実施形態と整合性を保った上で、上述の要素の部分的組み合わせを任意に含むことができることが認識されよう。
【0018】
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、標準プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連動する1または複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、現場プログラム可能ゲートアレイ(FPGA)回路、その他のタイプの集積回路(IC)、ステートマシンなどにすることができる。プロセッサ118は、信号符号化、データ処理、電力制御、入力/出力処理、および/またはWTRU102が無線環境で動作できるようにさせるその他の機能性を実行できる。プロセッサ118をトランシーバ120に結合でき、トランシーバ120を送信/受信要素122に結合できる。
図1Bでは、プロセッサ118とトランシーバ120とを個別のコンポーネントとして示しているが、プロセッサ118とトランシーバ120とを電子パッケージまたはチップ内で一体化できることが認識されよう。
【0019】
送信/受信要素122は、無線インタフェース116経由で基地局(例えば、基地局114a)に信号を送信し、または基地局から信号を受信するように構成できる。例えば、一実施形態において、送信/受信要素122は、RF信号を送信および/または受信するように構成されたアンテナにすることができる。別の実施形態において、送信/受信要素122は、例えば、IR、UV、または可視光線の信号を送信および/または受信するように構成されたエミッタ/検出器にすることができる。さらに別の実施形態において、送信/受信要素122は、RF信号と光信号との両方を送受信するように構成できる。送信/受信要素122は、無線信号の任意の組み合わせを送信および/または受信するように構成できることが認識されよう。
【0020】
さらに、送信/受信要素122を単一要素として
図1Bに示しているが、WTRU102は、任意の数の送信/受信要素122を含むことができる。より詳細には、WTRU102は、MIMO技術を用いることができる。従って、一実施形態において、WTRU102は、無線インタフェース116経由で無線信号を送受信する2または3以上の送信/受信要素122(例えば、複数のアンテナ)を含むことができる。
【0021】
トランシーバ120は、送信/受信要素122によって送信される信号を変調し、そして送信/受信要素122によって受信される信号を復調するように構成できる。上述のように、WTRU102は、マルチモード能力を有することができる、従って、トランシーバ120は、WTRU102が、例えば、UTRAおよびIEEE802.11などの、複数のRATを介して通信できるようにさせる複数のトランシーバを含むことができる。
【0022】
WTRU102のプロセッサ118をスピーカ/マイクロフォン124、キーバッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128(例えば、液晶ディスプレイ(LCD)表示ユニットまたは有機発光ダイオード(OLED)表示ユニット)に結合し、そしてこれらからユーザ入力データを受信できる。プロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーバッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128にユーザデータを出力することもできる。さらに、プロセッサ118は、ノンリムーバブルメモリ130および/またはリムーバブルメモリ132などの、適した任意のタイプのメモリからの情報にアクセスし、そしてこれらのメモリにデータを記憶できる。ノンリムーバブルメモリ130は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、ハードディスク、またはその他のタイプのメモリ記憶デバイスを含むことができる。リムーバブルメモリ132は、SIM(subscriber identity module)カード、メモリスティック、SD(secure digital)メモリカードなどを含むことができる。他の実施形態において、プロセッサ118は、サーバまたはホームコンピュータ(図示せず)などの、物理的にWTRU102に置かれないメモリからの情報にアクセスし、そしてこれらのメモリにデータを記憶できる。
【0023】
プロセッサ118は、電源134から電力を受信でき、そしてその電力をWTRU102の他のコンポーネントに分配および/または制御するように構成することができる。電源134は、WTRU102に電力供給するのに適した任意のデバイスにすることができる。例えば、電源134は、1または複数の乾電池(例えば、ニッケルカドミウム(NiCd)、ニッケル亜鉛(NiZn)、ニッケル水素(NiMH)、リチウムイオン(Li−ion)など)、太陽電池、燃料電池などを含むことができる。
【0024】
プロセッサ118をGPSチップセット136に結合することもでき、GPSチップセット136は、WTRU102の現在の位置に関する位置情報(例えば、経緯度)を提供するように構成できる。追加または代替として、GPSチップセット136からの情報により、WTRU102は、無線インタフェース116経由で基地局(例えば、基地局114a、114b)から位置情報を受信し、および/または2または3以上の近隣の基地局から受信される信号のタイミングに基づいてWTRUの位置を判定できる。WTRU102は、実施形態と整合性を保った上で、適した任意の位置判定方法によって位置情報を獲得できることが認識されよう。
【0025】
プロセッサ118をさらに他の周辺機器138に結合することができ、周辺機器138は、付加的な特徴、機能性および/または有線または無線接続性を提供する、1または複数のソフトウェアモジュールおよび/またはハードウェアモジュールを含むことができる。例えば、周辺機器138は、加速度計、電子コンパス、衛星トランシーバ、デジタルカメラ(写真またはビデオ用)、USB(universal serial bus)ポート、振動デバイス、テレビトランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)無線ユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザなどを含むことができる。
【0026】
図1Cは、実施形態に従ったRAN104およびコアネットワーク106のシステム図である。上述のように、RAN104は、無線インタフェース116経由でWTRU102a、WTRU102b、WTRU102cと通信するE−UTRA技術を用いることができる。RAN104は、コアネットワーク106とも通信できる。
【0027】
RAN104は、eノードB140a、140b、140cを含むことができるが、実施形態と整合性を保った上でRAN104は、任意の数のeノードBを含むことができることが認識されよう。eノードB140a、140b、140cのそれぞれは、無線インタフェース116経由でWTRU102a、WTRU102b、WTRU102cと通信するために1または複数のトランシーバを含むことができる。一実施形態において、eノードB140a、140b、140cは、MIMO技術を実装できる。従って、eノードB140aは、例えば、WTRU102aに無線信号を送信し、そしてWTRU102aから無線信号を受信する複数のアンテナを使用できる。
【0028】
eノードB140a、140b、140cのそれぞれを特定のセル(図示せず)と関連付けることができ、そして無線リソース管理決定、ハンドオーバー決定、アップリンクおよび/またはダウンリンクにおけるユーザのスケジューリングなどを処理するように構成できる。
図1Cに示しているように、eノードB140a、140b、140cは、X2インタフェース経由で互いに通信できる。
【0029】
図1Cに示しているコアネットワーク106は、モビリティ管理ゲートウェイ(MME)142、サービングゲートウェイ144、およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ146を含むことができる。上述した要素のそれぞれをコアネットワーク106の一部として示しているが、これらの要素のいずれも、コアネットワークオペレータ以外のエンティティによって所有および/または運用され得ることが認識されよう。
【0030】
MME142は、S1インタフェース経由でRAN104のeノードB140a、140b、140cのそれぞれに接続されて、制御ノードとして機能できる。例えば、MME142は、WTRU102a、102b、102cのユーザを認証し、ベアラのアクティブ化/非アクティブ化を行い、WTRU102a、102b、102cの初期接続(initial attach)時に特定のサービングゲートウェイを選択することなどに関与することができる。MME142は、RAN104と、GSMまたはWCDMAなどの他の無線技術を用いる他のRAN(図示せず)とを切り替える制御プレーン機能を提供することもできる。
【0031】
サービングゲートウェイ144をS1インタフェース経由でRAN104のeノードB140a、140b、140cのそれぞれに接続できる。サービングゲートウェイ144は、一般に、WTRU102a、102b、102cへの/からのユーザデータパケットをルートして転送できる。サービングゲートウェイ144は、eノードB間のハンドオーバー時にユーザプレーンをアンカーし、ダウンリンクデータがWTRU102a、102b、102cに使用可能になった時にページングをトリガし、WTRU102a、102b、102cのコンテキストを管理して記憶するなどの、他の機能も実行できる。
【0032】
サービングゲートウェイ144をPDNゲートウェイ146に接続することもでき、PDNゲートウェイは、WTRU102a、102b、102cにインターネット110などの、パケット交換ネットワークへのアクセスを提供して、WTRU102a、102b、102cとIP対応のデバイスとの間の通信を容易にすることができる。
【0033】
コアネットワーク106は、他のネットワークとの通信を容易にすることができる。例えば、コアネットワーク106は、WTRU102a、102b、102cにPSTN108などの回路交換ネットワークへのアクセスを提供して、WTRU102a、102b、102cと従来の固定電話回線の通信デバイスとの間の通信を容易にすることができる。例えば、コアネットワーク106は、コアネットワーク106とPSTN108との間のインタフェースとして機能するIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を含むことができる、またはこれと通信できる。さらに、コアネットワーク106は、WTRU102a、102b、102cにネットワーク112へのアクセスを提供でき、ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運用される他の有線または無線通信ネットワークを含むことができる。
【0034】
ここで説明されるRNE(Radio Network Evolution)は、新しいネットワークノード、ミリ波基地局(mB)を含む。RNEは、モバイルユニットへのmmWアクセスリンク、または他のmBおよびセルラー基地局へのWTRUおよびmmWバックホール(BH)リンクとして使用できる。mmWでサポートされたWTRU(以下説明のためにmWTRUと呼ぶ)は、mWTRUがmmW層でデータを受信する前に、セルラー層に接続可能である。mWTRUは、アップリンク(UL)の有無にかかわらずダウンリンク(DL)でmmW能力をサポートできる。すべてのmWTRUは、割り当てられたmmWチャネルのULとDLの両方のセルラー能力を保有できる。セルラー層は、mmWのネットワーク制御、接続性およびモビリティ管理のうちの1つに使用され、そしてL2/3制御メッセージを搬送でき、従ってmBが負担するこの機能のコストを軽減する。
【0035】
ここではmmWチャネル記述を説明する。mmWリンクは、mmWビームフォーミングができる送信機から、mmWビームフォーミングができる受信機へのベースバンドシンボル配信として定義できる。例えば、mmW DLリンクは、受信側でmWTRUビームフィルタリングを行うmB送信ビームフォーミングから成る。mBとmWTRUの両方は、送信機ならびに受信機を有する。mmWリソースユニット(mRU)は、ビームフォーミングの特定の組み合わせ(ビーム幅と方向)、およびタイムスロット(タイムスロットは、LTEサブフレームの断片であり、LTE物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)フレームのタイミングで配列する)を含むことができる。各mRUを制御mBのスケジューリングに特化させることができるが、mWTRUに対するmRU割り当ての責任は、meNBに与えられている。
【0036】
ここではmmW受信信号利得を説明する。mBにおける送信電力を増大せずに受信信号強度を効率的に増大させる方法は、ビームフォーミングを適用することによって実現できる。受信機の利得は、受信機または送信機のいずれかまたは両方のビーム幅を減少させることによって増加できる。ビーム幅を効率的に変更する一方法は、フェーズシフティングを適用することである。
【0037】
RNEシステム能力は、以下のうちの1または複数を含むことができる:1)ターゲットmWTRUに対して隣接するmBを見つける時に十分な精度をmeNBに与えるロケーションベースのサービス(LBS)または等価物、2)要求に応じてmWTRUに割り当てられるmmWリソース、3)mWTRUの獲得の際にどのmWTRUも割り当ておよびアクティブ化されていない時のmWTRUmBアクセスリンクの非アクティブ化。
【0038】
図2は、X2インタフェースを介してMME/S−GW 210とeNB2 220とにリンクしているeNB1+mB1A 205を含む、例示的なミリ波(mmW)+ロングタームエボリューション(LTE)(mmW+LTE)統合システム200を示している。さらにeNB2 200は、MME/S−GW 225とリンクすることができ、MME/S−GW 210と225の両方は、P−GW 215とリンクしている。eNB1+mB1A 205は、Xmbインタフェース経由でmB1B 230とmB1C 235とにリンクすることができ、eNB2 220は、mB2A 240とmB2B 245とmB2C 250とにリンクすることができる。mWTRU 255は、eNB1+mB1A 205とmB1B 230とmB1C 235とにリンクすることが可能である。
【0039】
mmW+LTE統合システム200において、mWTRU 255は、大部分の時間、セルラーシステム(例えば、LTEネットワーク)につなげたままにすることができる。mmWサブネットワークは、高速ユーザデータなどの、mmWを必要とするサービスが要求される時に要求に応じて利用され得る。mmWリンクは、要求されたサービスの期間のみ維持できる。従って、サービスが要求される度に、mmW獲得手順は、ターゲットmWTRUのためのmmWリンクを確立するネットワークによって実行できる。
【0040】
mmWサブネットワークを制御するmeNBは、mWTRUに対するmmWサービスを開始するときを決定することができる。
図2に示しているように、meNB 205は、mWTRUによって提供される(mWTRUの方位および位置、mmW能力などの)mmW関連情報、および(時系列のmmW接続情報の有無にかかわらず入手可能なmB座標などの)入手可能なmB情報に基づいてターゲットmB(例えば、mB1C 235)を選択でき、その後mmW獲得手順をトリガできる。
【0041】
獲得プロセス中、mWTRUは、一定のリンク品質要件を満たすmB/ビーム組み合わせを獲得でき、そして選択されたmB/ビーム組み合わせとの(シンボル、フレーム、スロットなどの)タイミングの同期化を実現できる。獲得プロセスは、その後meNBによって構成されるmRU上で実行できる。獲得手順が完了すると、mWTRUは、その後割り当てられたmmWリンクでユーザデータを送信または受信する準備ができる。
【0042】
低い周波数帯域で動作される標準のセルラーシステムにおいて、専門チャネルは、システムの獲得プロセスを容易にする利用可能なセルワイドである。例えばLTEにおいて、シンボルの同期化は、一次同期化チャネル(PSCH)および二次同期化チャネル(SSCH)経由で実現されて、基本システム情報は、ブロードキャストチャネル(BCH)経由でカバレッジエリア内のすべてのユーザにブロードキャストされる。一方、mmWシステムのリンク品質は、送信機および/または受信機からの高利得狭ビーム、およびビームの伝搬特性によるビーム(複数)の正しい配列に依存する。ビームフォーミングの指向性が信号カバレッジをビーム幅に対応する狭ビームエリアに限定するので、セルワイドチャネルは、mmWシステムで利用できない。以下に説明される方法は、mmW獲得を支援するのに容易に入手可能なセルラーシステムを利用し、そしてさまざまな実施形態は、より速い獲得、より低い電力消費などを提供できる。
【0043】
この方法は、少なくとも以下の状況を対象とする:1)mmW獲得手順は、タイミングの同期化を確立する時にmWTRU−mBとmWTRU−meNBのリンクで異なるパス遅延を説明しなければならない、2)mmW獲得手順は、関連ノード(例えば、mWTRU、mB、およびmeNB)の決定および実行時間を調整する。さらに、トリガするメッセージのシーケンスも以下に説明される。
【0044】
ここでは既存の無線システムからの支援を活用するハイレベルmmW獲得手順を説明する。制御プレーンサポートを図解するために3GPP LTEセルラーシステムが例示的なシステムとして参照されているが、UMTS、WIMAXなどを含む他のシステムも使用されてよい。
【0045】
図3は、例示的なmmW獲得手順300を示している。mmW獲得手順300は、無線通信を確立するために送信機と受信機のペアのmmW通信プロパティのいくつかのコンポーネントの同期化を獲得する。このmmW通信プロパティは、少なくとも基本搬送波周波数、送信機および受信機のビームフォーミングの指向性配列、およびタイミングを含む。この同期化は、mmWリンクを通じてユーザデータパケットの受信ができるようにさせる。
【0046】
初めに、meNBのmmWリソース管理(MRM)機能は、いつmmWリンクをmWTRUに割り当てることができるかを決定できる(305)。MRMは、セルラーシステムを介していくつかの基本mWTRU情報を獲得できる(310)。基本mWTRU情報は、mWTRUの位置、粗(coarse)タイミング、mmW能力などを含むことができるが、これらに限定されない。meNBは、mWTRU情報、および(入手可能であれば)mmWリンク測定の時系列の統計を維持するデータベースに基づいて候補mBリストを作成できる(315)。meNBは、mB/eNBにおける同じモビリティパターンを有するmWTRUのグループ化、mBの負荷、mBリソースの可用性、およびQoS要件をサポートするmB能力などの、他の要因も考慮することができる。候補リスト内の各mBに対し、meNBは、好適なビームリストを作成することもできる。
【0047】
meNBはその後、候補リスト内のmWTRUとmB(複数)に以下に説明される情報の一部またはすべてを通知できる(320)。例えば、この情報は、セルラータイミングを参照した物理層のmmW獲得開始時間を含むことができる。これは、セルラーアンダーレイシステムから取得された粗タイミング情報を用いて行うこともできる。別の例において、この情報は、mWTRUのmmW能力および位置から得られる、ビーム掃引の反復回数を含むことができる。例えば、mWTRUがmBカバレッジの端部に位置し、mmWリンクを確立するために受信機のビームフォーミングが必要となる可能性が高い場合、複数反復を構成できる。一方、mWTRUがオムニアンテナモードで動作する場合、単一反復を構成できる。
【0048】
情報は、以下に説明されるように、例えば、ビーコン送信で使用できる署名シーケンスに対応するmBおよびビームに固有のインデックスをさらに含むことができる。別の例において、その情報は、mWTRU報告に使用できるリソースを含むことができる。mWTRUは、セルラーチャネルまたはmmWチャネルを介してmmW獲得の結果をフィードバックできる。複数のmWTRUは、mmW獲得を同時に実行するように構成できる。そのような場合、報告が衝突しないように、異なる報告リソースを各mWTRUに割り当てることができる。報告リソースは、周波数、時間またはコードによって識別され得る。
【0049】
mmW獲得開始時間において、各mBは、好適なビームリストに指定された連続ビームを用いて、割り当てられたmRUに獲得ビーコンの送信を開始できる(325)。獲得ビーコンは、各mBおよびビーム固有のシーケンスによって変調され得る。その間に、mWTRUは、候補リスト内のmBおよびビームに対応するすべてのシーケンスを用いて、指定されたmmW獲得開始時間頃にスライディング相関ウィンドウを実行できる(330)。ピーク検出モジュールを使用して最適mB/ビーム組み合わせを検出でき、これによってタイミングと周波数の同期化を同時に実現できる。
【0050】
mWTRUは、以下に説明される情報をネットワークに報告できる(335)。例えば、その情報は、すべての候補mBとビーム組み合わせおよび関連するmBとビームインデックスにわたるN個の最高受信mmW信号強度を含むことができる。mWTRU報告およびそれに伴うmB負荷状態などの他の情報に基づいて、ネットワークは、後続のデータ送信のためのmmWリンクを設定し(345)、又はセルラーシステムに戻る(350)かのいずれかを選択する(340)ことができる。eNBは、受信したmUE報告から自身のmmWリンクデータベースを更新することもできる。
【0051】
図4Aおよび
図4Bは、上述したmmW獲得ができるようにする例示的なmmW獲得メッセージのフローシーケンス400を示している。mmW獲得メッセージのフローシーケンス400のシグナリングは、eNB1 402とターゲットmB1B 404とLTE/mmW WTRU 406との間で行われる。初めに、eNB1 402とLTE/mmW WTRU 406がLTEネットワーク(410および412)に接続される。RNEシステムでは、これによってmBとmmW WTRUとの両方がmeNB LTEタイムラインを共通の時間参照として使用できるようになる。
【0052】
mB1B 404は、mmW WTRU、例えば、LTE/mmW WTRU 406についての基本情報をセルラーシステムから取得して、mmWビーム割り当てを決定する(416)ことができる。この情報は、mmW WTRUからmeNBに送信できる、座標などのmmW WTRU地理的情報(全地球測位システム(GPS)能力を仮定する)を含むことができ、あるいはセルラーシステムおよびmmWシステム(即ち、RNE)を含む、ネットワークによって得ることができる。mmW WTRU 406の座標を用いて、meNBは、最短距離のmBを含む候補mBリストを作成できる。meNBは、時系列のmmWリンクデータを集めるデータベースに従って、候補mBリストを精緻化することもできる。例えば、データベースは、(mmW WTRU座標によって決定されるように)各地理的ゾーンに対する所与のmB/ビーム組み合わせからの受信mmW電力の範囲を含むことができる。データベースからの時系列情報を用いて、meNBは、mBがmmW WTRUに対する見通し線(LOS)がなければ、候補リストからそのmBを除去するか、または以前に成功した接続を有する新しいmBを付加する場合もある。さらに、リンク確立の品質に影響を及ぼすLOS情報ならびに他のパラメータを利用して、異なる段階に分けた優先候補リストにmBを分類できる。
【0053】
データベースによって、meNBは、候補リスト内の各mBに対して好適なビームを選択できる。時系列データが入手できない場合、mBにおいて見込まれるすべてのビームを好適なビームとして割り当てることができる。これは、ネットワークが新しく展開された時など、時系列データがない場合に起こり得る。さらに、(デバイス内のジャイロメータのサポートを用いて)デバイスの方位を報告する能力があるmmW WTRUに対し、好適なビームリストをさらに精緻化できる。好適なビームリストは、mmW WTRUの現在のmB負荷条件およびサービス品質(QoS)要件を満たす能力を考慮しながら精緻化され得る。例において、meNBは、代替的(複数の)mBリンク候補リストを作成する所定のフィルタリング基準を採用でき、各リストは、フィルタされる固有のシステム接続性シナリオ(例えば、最低限のバックホールホップを有するリンク、最小のバックホール遅延を有するリンク、最小のシステムトラフィック負荷を負うリンク、最小のセル間干渉を有するリンク、LOSのみでサポートされるリンク、NLOSによってサポートされるリンクなど)に対応し、それによってmeNBが、入手可能な情報(例えば、ユーザトラフィックQoS要件、システム負荷バランシング入力、LOS入力、(方位情報を用いる/用いない)mmW WTRU位置フィードバック)に基づく即時リンク状態フィードバック、または構成可能であれば、定期的なmmWリンク測定フィードバックに対応する動的なmmW候補リンクの選択ができるようにする。
【0054】
情報は、mmwWTRU−meNBタイミングおよびmB−meNBタイミングから粗く得られる、mmW WTRUとmBとの間のタイミング関係を含むこともできる。
【0055】
ひとたび割り当て決定が行われると、eNB1 402は、MMWリンク確立を開始する(418)ことができる。eNB1 402は、mRUを保存するためのmB構成要求メッセージをターゲットmB1B 404に送信する(420)ことができる。mRU保存の一部として、(LTEサブフレームに対するmmWシンボルの番号で指定される)獲得モードおよび獲得開始時間は、eNB1 402によって判定される。ターゲットmB1B 404は、PHY割り当てを構成して、PHYスケジューリング割り当てを更新する(422)ことができる。eNB1 402は、基底セルラーネットワークを用いてmmW構成要求メッセージの情報のセットをLTE/mmW WTRU 406にシグナルする(424)ことができる。ターゲットmB1B 404は、mB構成確認を送信する(426)ことができる。
【0056】
mmW獲得プロセスをその後実行する(428)ことができる。このプロセスは、周波数、時間およびmmWフレーム同期化、mB ID、および送信ビームインデックスの取得を含む、ターゲットmB1B 404ダウンリンク(DL)チャネル同期化(430)を含むことができる。この同期化は、ビーコン送信(432および434)をLTE/mmW WTRU 406に送ることによって行うことができる。
【0057】
mmW UL通信が構成されれば、mmWアップリンク(UL)送信手順を実行する(436)ことができる。LTE/mmW WTRU 406は、複数のmmW配列状態メッセージ438および440をターゲットmB1B 404に送信できる。これは、複数のmBビーム角度で反復する(442)ことができる。ターゲットmB1B 404は、成功したメッセージを確立したmmWチャネルをeNB1 402に送信する(444)ことができ、今度はeNB1 402が、ユーザデータをターゲットmB1B 404に送信する(446)ことができる。
【0058】
LTE/mmW WTRU 406は、mmW配列状態メッセージを含むことができる、mmW構成確認メッセージをeNB1 402に送信する(448)ことができる。LTE/mmW WTRU 406はその後、LTEとmmWネットワークとの両方に接続される(450)ことができる。eNB1 402は、初期のデータ送信メッセージをターゲットmB1b 404に送信する(452)ことができる。今度はターゲットmB1b 404が、ユーザデータをLTE/mmW WTRU 406に送信する(454)ことができる。
【0059】
図5は、meNB LTE送信タイムライン508およびmB mmW送信タイムライン510がオーバーレイされた、mmW WTRU 502、mB 504およびmeNB 506を含む、例示的なRNEアーキテクチャ500を示している。mmW WTRU 502は、mmWデータリンク512を用いてmB 504との通信が可能であり、mB 504は、mmWバックホール(BH)リンク514を用いてmeNB 506との通信が可能であり、meNB 506は、LTE制御リンク516を用いてmmW WTRU 502との通信が可能である。
【0060】
図5に示しているように、2つの異なるパス遅延:(1)meNB 506からmmW WTRU 502へのLTE、(2)mB 504からmmW WTRU 502へのmmWは、mmW獲得開始時間を決定する時に考慮される必要がある。mmW WTRU 502は、マクロセルの範囲が30Kmまでとなる任意のセルサイズから成るLTEネットワークに接続され得る一方、期待されるmBセルカバレッジは、ピコまたはそれより小さい(<200m)サイズのセルの範囲内となる。200m地点のmmW WTRU−mBリンク512のパス遅延は、およそ666ナノ秒である。これは、30KmまでとなるLTEパス遅延と比較すると、たいしたことではない。LTE上のmeNBからmmW WTRU 516へのパス遅延は、LOSでは不可能な「タイミングアドバンス」機構から得られる。mmWリンク512のパス遅延は、初期のmmW獲得中は未知である。mmW WTRU−meNBリンクとmmW WTRU−mBリンクとの両方のパス遅延の不正確さが考慮されて、「タイミングの不確実性」に組み込まれる。不正確さは、ピーク検出のためにスライディングウィンドウの相関強度を、検出強度に最悪の場合のタイミングの不確実性を加えたものに拡張することによって説明される。
【0061】
「LTEタイムオフセット」518は、mmW獲得開始時間であり、LTEフレームNのサブフレームnからのmmW TTI遅延の数の観点から指定され、そしてmmW WTRUを構成してmmW獲得を開始するためにバックホールならびにアクセスリンクの最悪の場合のシグナリング遅延を考慮に入れる。この遅延は、1RNE展開構成当たりのデフォルト値であってもよく、モニタされたバックホールのレイテンシーの力学に基づいてmeNBによって調整可能である。
【0062】
さらにセルラーリンクを通じて、meNBは、mmW固有のmmW WTRUの能力を取得できる。このような能力情報は、mmW WTRUが作成できるmmWビームの数およびビーム幅、およびmmW WTRUが同時にサポートできる送信ビームの数を含むことができる。複数の独立した無線周波数(RF)チェーンを有するmmW WTRUは、デジタル処理によってmB送信(TX)ビームフォーミングを模倣することが可能であり、効率的に複数のTXビームの可視性を同時に有する。複数のビームアクセスが可能となる別の方法は、フィルタリングを介して行われる。mmW WTRUは、異なるサブバンドからの信号を分離することが可能であり、それぞれのサブバンドは、異なってビーム形成され得る。mmW WTRUが複数のTXビームに同時にアクセスできるのであれば、より短時間のビーム掃引またはより高速の獲得を実現できる。
【0063】
ここではmmW獲得を構成するやり方を説明する。meNBは、mB(複数)とmmW WTRUとの両方に好適なビームリスト、ビーム掃引開始時間(恐らくセルラーフレームタイミングを参照する)、およびビーム掃引の反復回数を通知できる。mmW WTRUは、セルラーシステムから取得されたタイミングの不正確さを考慮しながら、指定された時間頃にmmWチャネルの測定を開始できる。
【0064】
いくつかの実施形態において、meNBは、フィードバック情報をネットワークに送り返すための方法およびmmW WTRUのリソースも指定する。一実施形態において、mmW WTRUに情報をセルラーリンクを通じてmeNBに送信するように命令し、そしてmeNBが中継して情報をmBに送信できる。代替的実施形態において、mmW WTRUに指定された時間/周波数および反復回数で情報をmmWチャネルに送信するように命令できる。
【0065】
mmW WTRUに最高受信mmW信号強度および対応するmB/ビームインデックスをフィードバックするか、または最高受信mmW信号強度が一定の所定の閾値を超えた時にフィードバックするように命令することもできる。後者は、複数のmmW WTRUがLTEの物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)などの、リソースのために競争する場合に適している。このような場合、meNBは、mmW獲得タイマーが満了した後に失敗を宣言できる。
【0066】
meNBは、獲得に使用されるビーコンシーケンスをmBおよびmmW WTRUに明示的に送信するか、またはそれらにmBおよびビームのIDに基づいてシーケンスを作成することを通知することもできる。mBは、meNBによって要求されたリソースをサポートできるかどうかを検証し、
図4に示しているようなmB構成確認メッセージ448で応答できる。
【0067】
ここではビーコン送信およびビーコンフレーム設計を説明する。ビーコン送信は、meNBによって指定された時に特定の時間および周波数帯域で行われる。ビーコンシンボルは、mBおよびビーム固有のシーケンスによって変調され、シーケンスは、mBおよびビームのIDに基づいて静的に判定されるか、あるいはシーケンスの数字を多くする必要性をなくすために半動的に割り当てることができる。シーケンスは、良好な自動相関および相互相関プロパティを有する必要がある。例えば、WCDMAシステムで使用されているZadoff−Chuシーケンスまたは擬似ランダムノイズ(PN)シーケンスを含むシーケンスが適している。
【0068】
図6は、mBおよび/またはビーム固有のシーケンスを用いてビーコンを変調する実施形態(600)を示している。一実施形態(A)において、単一のステージ変調が適用されている。各明確なmB/ビーム組み合わせに対して一意のシーケンスが作成されて、周知のパイロットシンボルシーケンスが増やされる。別の実施形態(B)において、変調は2つのステージで行われる。ビーコンは、2つの部分、例えば、時間または周波数で分割される。第1の部分は、mB固有のシーケンス(S1)のみによって変調され、第2の部分は、mB(S1)とビーム固有のシーケンス(S2)との両方から成る複合シーケンスによって変調される。複合シーケンスは、2つのシーケンスS1とS2の要素単位(element-wise)の乗算によって得られる。後者は、シーケンスの総数とmmW WTRUの複雑度と電量消費を削減できる。別の実施形態(C)において、ビーコンは、(ビーム固有のシーケンスではなく)mB固有のシーケンスによって変調され得る。この実施形態において、mmW WTRUは、最初にビーコン送信タイミングを獲得し、その後そのタイミングからビームインデックスを得ることができる。初期のタイミングの不正確さにより、ビーコンフレームは、初期のタイミングの不正確さを克服するのに十分な長さにする必要がある。
【0069】
複数のビーコンを同時に送信することもできるが、異なる周波数帯域で送信する。例えば、mBは、周波数帯域1でビームA,B,E,..を送信し、周波数帯域2でビームB,D,F,..を送信できる。
【0070】
ここではmmW WTRU処理を説明する。上述のように、mmW WTRUは、LTE
層から獲得開始時間を取得できる。この情報ならびにタイミングの不確実性のガードインターバルに基づいて、mmW WTRUは、mBによって送信されるビーコンを検出する手順を開始する時間を判定する。検出手順は、
図3に関して説明したように、データ送信の確立を望むビームでもある、受信ビームの最大のエネルギーを提供するmBと上手く時間同期したmmW WTRU上で完了する。このプロセスによって実現された時間同期に加え、mmW WTRUは、セル固有のさまざまなプロパティを抽出するために使用できるmBおよびビームのアイデンティティ(即ち、セルおよびビームのアイデンティティ)を取得することもできる。
【0071】
ビーコン送信方法に応じて、ビーコンの検出は、異なる形態をとる場合がある。すべてに共通なものとして、信号の初期の検出は、自動相関、即ち、スライディングウィンドウフィルタリング手順によって実行される。上位層の(例えば、無線リソース制御(RRC)シグナリング)によって提供されるmB/ビーム固有のシーケンスの知識を用いて、mmW WTRUは、受信信号と候補mB/ビーム固有の信号を自動相関する。mBとビーム固有の信号とは、異なるmBとビーム候補間の自動相関を最小にするために互いに直交となる。スライディングウィンドウフィルタリングの出力でピークエネルギー値が得られ、その値からmBビーム送信時間、ならびに対応するmBおよびその特定のビームを判定できる。
【0072】
単一のステージ変調の場合、検出された最大ピークエネルギーは、最大受信エネルギーとペアの固有のmB/ビームも判定する。
図7は、時間同期化およびmB/ビーム選択の例示的なブロック
図700を示している。受信信号(710)は、M
i,i=1,...,Nと示された、変調ビーコン信号のスライディングウィンドウフィルタリング(720)を経て自動相関される。各M
i,i=1,...,Nは、mB/ビームシーケンス(署名)を用いて一意に変調されることに留意されたい。最大ピークが選択され、そして最大ピークの時間が取得される(730)。固有のmB/ビームペアがその後決定され(740)、そして固有のmBが時間同期される(750)。
【0073】
複数のピース(pieces)を用いたビーコンを有する実施形態において、異なる部分は、mB固有の、ビーム固有の、または両方の組み合わせなど、一意の署名を用いて変調される。時間で分割されたビーコンを有する実施形態において、第1の部分の自動相関は、タイミング同期化を提供し、さらに残りの分割の位置も提供する。しかしながら、第2の部分から抽出される付加的な情報は、ビーコンフレームのタイミングおよび固有のビーコンアイデンティティなどの、より詳細な情報を与えることができる。
図8は、mBとビームの検出および別個に変調されたビーコンの時間同期化の例示的なブロック
図800を示している。
図7に示された単一のステージ変調スキーム700とは対照的に、信号を受信した(810)後、最初のステップは、最大信号が受信される(830)特定のmB ID(署名)を判定するためにスライディングウィンドウフィルタリングを用いる(820)。この最初のフィルタリングは、mmW WTRUが獲得を実行することを望むk個の数のmBに対応する一意の信号、M
pi,i=1,2,..kで実行される。図のように、特定のmBを検出した後、mmW WTRUは、そのmBと時間同期化する(840)ことができる。さらに、第2のビーコン分割の位置がすでに知られているので、mmW WTRUは、第2のビーコン分割の位置を判定する(850)ことができる。このビーコンに対するスライディングウィンドウフィルタリングの別のセットが実行され、そこでフィルタリング信号は、M
si,i=1,..,nと示されている(860)。ここで、nは、見込まれるビーム署名を示す。フィルタリング演算は、最大受信電力を有するすでに選択されたmBの特定のビームを出力する(870および880)。
【0074】
mB固有のシーケンスのみがビーコンによって実行される実施形態において、mmW WTRUは、タイミング関係から最強ビームのIDを得ることができる。mmW WTRUが時間Tにおいて最強ピークを検出し、そしてT
0においてビーコン送信を開始してビーコン間隔をDと仮定すると(両方ともmmW構成フェーズのmmW WTRUに知られている)、最強ビームのIDは以下のように計算される:
【0075】
I=round((T−T
0)/D) (式1)
【0076】
タイミングの不正確さのため、mmW WTRUによってビューされるビーコン送信時間T
0とmBにおける実際の送信時間との間にオフセットが存在する。ビームIDの正しい検出を保証するために、ビーコン間隔は、少なくとも最大タイミングオフセットの2倍にしなければならない。
【0077】
ここではmmW WTRU報告を説明する。いくつかの実施形態において、ひとたびmmW WTRUが最強mB/ビーム組み合わせ(複数)、および対応するチャネル品質を検出すると、mmW WTRUは、meNBによって指定されたmmWまたはセルラーチャネルを使用して、結果(一部またはすべての結果を含むことができるが、以下に限定されない:mB/ビームインデックスおよび対応するチャネル品質インジケータ、mmWとセルラーシステムとの間のタイミングオフセット)の報告をネットワークに返す。セルラーチャネルが指定されれば、mmW WTRUフィードバックは、PUCCHで実行されるか、または物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)で実行されるmmW構成確認メッセージ(mmW Configuration Confirm message)にピギーバックされ得る。meNBはその後、適切なセルラーアップリンクチャネルを復号し、そして情報をmBに転送できる。mmWチャネルが指定されれば、mmW WTRUはその後、meNBによって指定される適切な符号化および変調を適用し、そしてデータパッケージを最適な受信機ビームで送信できる。ターゲットmBがフィードバックを受信する複数のビームを試すことができるように、mmWフィードバックは、複数回反復される(反復回数は指定されている)。
【0078】
ここではmB獲得の失敗回復を説明する。mmW獲得手順は、ノード間の手順を同期するコマンド/応答プロトコルを利用できる。手順を中断する通信デッドロックを回避するために、mmW獲得タイマーをセーフティネットとして利用して、獲得手順を失敗状態から退出させる。例えば、RNEシステムは、通信のために2つの別個の無線シグナリングチャネルに依存している。これは、mmW WTRUがLTEチャネルでmeNBからmmW構成メッセージを受信できる場合もあるが、割り当てられたmBからmmW信号を獲得できない場合もあるシナリオを生成する。そのような可能性のある1つのシナリオは、トラックが停止して通りの向かい側のmBのLOSを遮断する場合である。ターゲットmmW WTRUに到達することができる代替のmBまたは反射パスがなければ、mmW信号獲得手順は失敗する。このシナリオにおいて、mmW WTRUがmmW構成失敗メッセージをUL LTE上のmeNBに送り返すことができなければ、meNBをトリガしてmmW獲得手順を中止するmmW獲得タイマーが満了して、データサービスのためにLTEに復帰する。
【0079】
mmW獲得タイマーが満了する前に、meNBがmBおよび/またはmmW WTRUからmmW獲得失敗メッセージを受信する場合、meNBは、データサービスのためにLTEに復帰する前に、代替として残りの(試行されていない)mB/ビーム候補に対する別のmmW獲得手順を開始できる。
【0080】
ひとたびmmW獲得タイマーがタイムアウトすると、新しい/更新されたmmW測定データが受信されるまで、meNBは、ターゲットされたmmW WTRUへのmmWチャネルを構成して、LTEネットワーク上でデータアクセスするmmW WTRUを構成する試みを一時的に中断できる。meNBは、mmW獲得タイマーが満了すると、新しいmmW測定構成メッセージをmmW WTRUにシグナルできる。
【0081】
実施形態
1、ミリ波(mmW)ビーム獲得のために、無線送信/受信ユニット(WTRU)において実装される方法であって、セルラーシステムを通じてミリ波(mmW)WTRU(mmW WTRU)情報を基地局に送信することを備えることを特徴とする方法。
【0082】
2、mmW獲得開始タイミング情報を含む候補mmW基地局(mB)のリストを受信することをさらに備えることを特徴とする実施形態1の方法。
【0083】
3、前記リスト内の前記mBに対する前記受信mmW獲得開始タイミング情報の相関値を計算することをさらに備えることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0084】
4、前記mmW獲得開始タイミング情報は、前記セルラーシステムのタイミングに対して粗タイミング情報を含むことを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0085】
5、ビーム掃引の反復回数、署名シーケンスに対応するmBおよびビーム固有のインデックス、mmW WTRU報告のためのリソース割り当てのうちの少なくとも1つを受信することをさらに備えることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0086】
6、前記mmW WTRUは、前記リスト内のmBおよびビームに対応する署名シーケンスを使用してスライディングウィンドウ相関を実行することを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0087】
7、前記候補mBとビーム組み合わせおよび関連するmBとビームインデックスにわたるN個の最高受信mmW信号強度を含むメッセージを作成することをさらに備えることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0088】
8、前記基地局によって命令される時にフィードバック情報をセルラーリンクまたはmmWリンクのうちの少なくとも1つに送信することをさらに備えることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0089】
9、最高受信mmW信号強度および対応するmB/ビームインデックス、および所定の閾値を超える最高受信mmW信号強度のうちの少なくとも1つを送信することをさらに備えることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0090】
10、mBによって送信された変調ビーコンを検出することをさらに備えることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0091】
11、前記変調ビーコンをスライディングウィンドウフィルターと相関させることをさらに備えることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0092】
12、単一のステージ変調が使用されるという条件で最高ピークエネルギーに基づいて固有のmBとビームのピアを判定することをさらに備えることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0093】
13、複数のステージ変調が使用されるという条件でビーコンフレームのタイミングおよび固有のビームアイデンティティを判定することをさらに備えることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0094】
14、ミリ波(mmW)ビーム獲得のために、基地局において実装される方法であって、セルラーシステムを通じてミリ波(mmW)WTRU(mmW WTRU)情報を取得することを備えることであって、前記mmW WTRU情報は、前記mmW WTRUにおける位置、粗タイミングおよびmmW能力のうちの少なくとも1つを含む方法。
【0095】
15、前記mmW WTRU情報および少なくとも距離基準を使用して候補ミリ波基地局(mB)リストを作成することをさらに備えることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0096】
16、前記候補mBリストおよびmmW獲得開始タイミング情報を前記mmW WTRUおよび候補mBに送信することをさらに備えることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0097】
17、前記候補mBとビーム組み合わせおよび関連するmBとビームインデックスにわたるN個の最高受信mmW信号強度を受信することをさらに備えることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0098】
18、前記N個の最高受信mmW信号強度およびmB負荷状態に基づいてmmWリンクの生存性を判定することをさらに備えることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0099】
19、前記候補mBリストは、候補mBおよび前記基地局と同じモビリティパターンを用いてmmW WTRUのグループ化を考慮することを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0100】
20、前記候補mBリストは、データベースからの時系列データを使用して取得されることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0101】
21、好適なビームリストは、前記データベース、報告されたmmW WTRU方位、mB負荷条件、およびサービスの品質のうちの少なくとも1つから判定されることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0102】
22、前記候補mBリストは、見通し線(LOS)情報、および以前に成功した接続のうちの少なくとも1つに基づいて判定されることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0103】
23、前記候補mBリストは、複数の候補mBリストを作成するために所定のフィルタリング基準を使用して判定され、それぞれの前記複数の候補mBリストは、フィルタされる異なるシステムの接続性シナリオに対応して、前記基地局が即時リンク状態フィードバックに対応する動的なmmW候補リンクの選択を行うことができるようにすることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0104】
24、前記獲得モードおよび獲得開始時間は、前記セルラーシステムの無線フレームに対するmmWシンボルの番号で指定されることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0105】
25、ビーコンシーケンス情報を前記mBおよびmmW WTRUに送信することをさらに備える方法であって、前記ビーコンシーケンス情報は、mBおよびビームIDに基づいてビーコンシーケンスを作成するためのビーコンシーケンスまたは通知のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0106】
26、mmWビーム獲得のために、ミリ波(mmW)基地局(mB)において実装される方法であって、少なくとも獲得開始時間および好適なビームリストを含む基地局からのmB構成要求を受信することを備えることを特徴とする方法。
【0107】
27、前記好適なビームリストにリスト化された時に連続ビームを使用して、割り当てられたmmWリソースユニット(mRU)に獲得ビーコンを送信する、前記獲得開始時間をさらに備えることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0108】
28、前記獲得ビーコンは、ビーム固有のシーケンスおよびmB固有のシーケンスのうちの少なくとも1つによって変調されることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0109】
29、前記獲得ビーコンは、部分に分割されて、前記部分は、mB固有のシーケンスおよびmB固有のシーケンスとビーム固有のシーケンスとの結合のうちの少なくとも1つによって変調されることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0110】
30、ユーザ機器(UE)において、セルラーシステムからミリ波(mmW)UE(mUE)情報を獲得することを備えることを特徴とする方法。
【0111】
31、物理層mmW獲得開始タイミング情報を含む候補mmW基地局(mB)の候補リストを前記UEにおいて受信することをさらに備えることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0112】
32、前記候補リスト内の前記mBに対する前記受信mmW獲得開始タイミング情報に基づいて相関値を計算することをさらに備えることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0113】
33、前記セルラーシステムは、LTE、UMTS、またはWIMAXであることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0114】
34、前記UE情報は以下の、mUEの位置、粗タイミング、mmW能力のうちの少なくとも1つを含む前記実施形態のいずれかの方法。
【0115】
35、前記獲得開始タイミング情報は、前記セルラーシステムのタイミングに対して粗タイミング情報を含むことを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0116】
36、前記UEにおいて掃引回数を受信することをさらに備えることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0117】
37、前記掃引回数は、mUE能力情報および/または位置情報から得られることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0118】
38、前記UEは、署名シーケンスに対応するmBおよびビーム固有のインデックスも受信することを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0119】
39、前記UEは、mUE報告リソース割り当ても受信することを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0120】
40、前記UEは、前記候補リスト内のmBおよびビームに対応する署名シーケンスを使用してスライディングウィンドウ相関を実行することを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0121】
41、前記UEは、前記候補mBとビーム組み合わせおよび関連するmBとビームインデックスにわたるN個の最高受信mmW信号強度を含むメッセージを作成することを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0122】
42、eノードB(eNB)からmB構成要求を受信することを備えることを特徴とする方法。
【0123】
43、獲得開始時間におけるmBから獲得ビーコンを連続ビームを用いて前記割り当てられたmRUに送信することをさらに備えることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0124】
44、前記ビーコンは、複数のビーム固有のシーケンスによって変調されることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0125】
45、eノードB(eNB)においてmUEの位置情報を取得することを備えることを特徴とする方法。
【0126】
46、前記位置情報および距離基準を使用して候補ミリ波基地局(mB)リストを作成することをさらに備えることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0127】
47、(LTEサブフレームに対するmmWシンボルの番号で指定される)獲得モードおよび獲得開始時間をさらに備えることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0128】
48、前記位置情報は、前記UEから取得された前記UEの座標を備えるか、または前記ネットワークによって得られることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0129】
49、前記候補リストは、データベースからの時系列データを使用して取得されることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0130】
50、前記候補リストは、見通し線(LOS)情報に基づいて判定されることを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0131】
51、前記eNBは、UEデバイスの方位情報も受信することを特徴とする前記実施形態のいずれかの方法。
【0132】
本特徴および要素を特定の組み合わせにおいて上述したが、各特徴または要素を単独で、または他の特徴および要素との任意の組み合わせにおいて使用することができることが当業者には認識されよう。さらに、本明細書で説明した方法は、コンピュータまたはプロセッサによって実行されるコンピュータ可読媒体に組み込まれるコンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェアに実装できる。コンピュータ可読媒体の例は、(有線または無線接続経由で送信される)電子信号およびコンピュータ可読記憶媒体を含む。コンピュータ可読記憶媒体の例は、リードオンリーメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内部ハードディスクおよびリムーバブルディスクなどの磁気媒体、光磁気媒体、およびCD−ROMおよびデジタル多用途ディスク(DVD)などの光媒体を含むが、これらに限らない。ソフトウェアと連動するプロセッサを使用して、WTRU、UE、端末機、基地局、RNC、または任意のホストコンピュータで使用するための無線周波数トランシーバを実装することができる。