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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6967594
(24)【登録日】2021年10月27日
(45)【発行日】2021年11月17日
(54)【発明の名称】システム情報の伝送方法及び装置
(51)【国際特許分類】
   H04W 48/10 20090101AFI20211108BHJP
   H04W 72/04 20090101ALI20211108BHJP
【FI】
   H04W48/10
   H04W72/04 131
   H04W72/04 132
【請求項の数】23
【全頁数】26
(21)【出願番号】特願2019-533019(P2019-533019)
(86)(22)【出願日】2016年12月22日
(65)【公表番号】特表2020-504942(P2020-504942A)
(43)【公表日】2020年2月13日
(86)【国際出願番号】CN2016111509
(87)【国際公開番号】WO2018112837
(87)【国際公開日】20180628
【審査請求日】2019年12月4日
(73)【特許権者】
【識別番号】516227559
【氏名又は名称】オッポ広東移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】GUANGDONG OPPO MOBILE TELECOMMUNICATIONS CORP., LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】100091982
【弁理士】
【氏名又は名称】永井 浩之
(74)【代理人】
【識別番号】100091487
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 行孝
(74)【代理人】
【識別番号】100105153
【弁理士】
【氏名又は名称】朝倉 悟
(74)【代理人】
【識別番号】100107582
【弁理士】
【氏名又は名称】関根 毅
(74)【代理人】
【識別番号】100152205
【弁理士】
【氏名又は名称】吉田 昌司
(72)【発明者】
【氏名】ヤン、ニン
(72)【発明者】
【氏名】リン、ヤナン
【審査官】 青木 健
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第2016/163071(WO,A1)
【文献】 特表2014−522618(JP,A)
【文献】 国際公開第2016/070429(WO,A1)
【文献】 国際公開第2008/044551(WO,A1)
【文献】 欧州特許出願公開第03026857(EP,A1)
【文献】 国際公開第2010/032477(WO,A1)
【文献】 Huawei, HiSilicon,Delivery of "Other SI" in NR[online],3GPP TSG-RAN WG2#95bis R2-166203,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_95bis/Docs/R2-166203.zip>,2016年10月10日
【文献】 Convida Wireless,NR System Information Open Issues[online],3GPP TSG-RAN WG2#95bis R2-167040,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_95bis/Docs/R2-167040.zip>,2016年10月10日
【文献】 OPPO,Discussion on Issues of Other SIs[online],3GPP TSG RAN WG2 #96 R2-167480,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_96/Docs/R2-167480.zip>,2016年11月14日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04W 4/00 − 99/00
H04B 7/24 − 7/26
3GPP TSG RAN WG1−4
SA WG1−4
CT WG1,4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
システム情報の伝送方法であって、
ネットワーク装置はシステム情報を送信するリソースを決定するステップと、
前記ネットワーク装置は前記システム情報を送信するリソース上で前記システム情報を送信するステップと、を含み、
前記ネットワーク装置が前記システム情報を送信するリソース上で前記システム情報を送信する前、前記方法は、
前記ネットワーク装置は少なくとも1つの端末装置に、前記少なくとも1つの端末装置が前記システム情報を送信するリソースを決定するための第1指示情報を送信するステップをさらに含み、
前記第1指示情報はさらに前記少なくとも1つの端末装置が前記システム情報を送信するリソース上で前記システム情報を受信する必要があるか否かを指示することに用いられることを特徴とするシステム情報の伝送方法。
【請求項2】
前記第1指示情報は前記ネットワーク装置が前記システム情報を送信するリソースの位置を指示することに用いられ、又は、前記第1指示情報は前記ネットワーク装置が前記システム情報を送信するリソースの開始位置、及びリソースブロックの時間領域幅とリソースブロックの周波数領域幅のうちの少なくとも一方を指示することに用いられることを特徴とする請求項に記載の方法。
【請求項3】
前記第1指示情報はさらに前記ネットワーク装置が前記システム情報を送信する送信周期を指示することに用いられ、及び/又は、前記第1指示情報はさらに前記システム情報に含まれるコンテンツ情報を指示することに用いられることを特徴とする請求項に記載の方法。
【請求項4】
前記第1指示情報はさらに前記ネットワーク装置が前記システム情報の制御情報を送信するリソース位置を指示することに用いられ、又は、前記第1指示情報は前記ネットワーク装置が前記システム情報の制御情報を送信するリソースの開始位置及びリソースブロックの時間領域幅とリソースブロックの周波数領域幅のうちの少なくとも一方を指示することに用いられることを特徴とする請求項に記載の方法。
【請求項5】
前記システム情報の制御情報はさらに前記ネットワーク装置が前記システム情報を送信する送信周期を指示することに用いられ、及び/又は、前記システム情報の制御情報はさらに前記ネットワーク装置が送信した前記システム情報に含まれるコンテンツ情報を指示することに用いられることを特徴とする請求項に記載の方法。
【請求項6】
前記ネットワーク装置がシステム情報を送信するリソースを決定することは、前記ネットワーク装置がプリセット設定情報に基づき前記システム情報を送信するリソースを決定するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記プリセット設定情報は前記ネットワーク装置が前記システム情報を送信するリソースの計算方法を指示することに用いられることを特徴とする請求項に記載の方法。
【請求項8】
システム情報の伝送方法であって、
端末装置は設定された第1リソース上でシステム情報を受信するステップを含み、
前記端末装置が設定された第1リソース上でシステム情報を受信する前、前記方法は、
前記端末装置は第1指示情報を受信するステップと、
前記端末装置は第1指示情報に基づき前記第1リソースを決定するステップと、をさらに含み、
前記第1指示情報はさらに前記端末装置が前記第1リソース上で前記システム情報を受信する必要があるか否かを指示することに用いられことを特徴とするシステム情報の伝送方法。
【請求項9】
前記第1指示情報は前記システム情報を送信するリソースの位置を指示することに用いられ、又は、前記第1指示情報は前記システム情報を送信するリソースの開始位置及びリソースブロックの時間領域幅とリソースブロックの周波数領域幅のうちの少なくとも一方を指示することに用いられ、
前記端末装置が前記第1指示情報に基づき前記第1リソースを決定することは、
前記端末装置が前記第1指示情報により指示される前記システム情報を送信するリソースの位置に基づき前記第1リソースを決定するステップを含み、
又は前記端末装置が前記第1指示情報により指示される前記システム情報を送信するリソースの開始位置及びリソースブロックの時間領域幅とリソースブロックの周波数領域幅のうちの少なくとも一方に基づき、前記第1リソースを決定するステップを含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
【請求項10】
前記第1指示情報はさらに前記システム情報を送信する送信周期を指示することに用いられ、及び/又は、前記第1指示情報はさらに前記システム情報に含まれるコンテンツ情報を指示することに用いられることを特徴とする請求項に記載の方法。
【請求項11】
前記第1指示情報はさらに前記システム情報の制御情報を送信するリソースの位置を指示することに用いられ、又は、前記第1指示情報は前記システム情報の制御情報を送信するリソースの開始位置及びリソースブロックの時間領域幅とリソースブロックの周波数領域幅のうちの少なくとも一方を指示することに用いられ、
前記端末装置が第1指示情報に基づき前記第1リソースを決定することは、
前記端末装置は前記第1指示情報により指示される前記システム情報の制御情報を送信するリソースの位置、又は、前記第1指示情報により指示される前記システム情報の制御情報を送信するリソースの開始位置及びリソースブロックの時間領域とリソースブロックの周波数領域幅のうちの少なくとも一方に基づき、前記システム情報の制御情報を送信するリソースを決定するステップと、
前記端末装置は前記システム情報の制御情報を送信するリソース上で前記システム情報の制御情報を受信するステップと、
前記端末装置は前記システム情報の制御情報により指示されるリソースに基づき前記第1リソースを決定するステップと、を含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
【請求項12】
前記システム情報の制御情報はさらに前記システム情報を送信する送信周期を指示することに用いられ、及び/又は、前記システム情報の制御情報はさらに前記システム情報に含まれるコンテンツ情報を指示することに用いられることを特徴とする請求項11に記載の方法。
【請求項13】
記端末装置が第1指示情報に基づき前記リソースを決定することは、
前記第1指示情報はさらに前記端末装置が前記第1リソース上で前記システム情報を受信する必要があることを指示する場合、前記端末装置は前記第1指示情報に基づき前記第1リソースを決定するステップを含むことを特徴とする請求項12のいずれか一項に記載の方法。
【請求項14】
前記端末装置が設定された第1リソース上でシステム情報を受信する前、
前記端末装置はプリセット設定情報に基づき前記第1リソースを決定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
【請求項15】
前記プリセット設定情報は前記第1リソースの計算方法を指示することに用いられ、
前記端末装置がプリセット設定情報に基づき前記第1リソースを決定することは、
前記端末装置が前記プリセット設定情報により指示される前記第1リソースの計算方法に従って前記第1リソースを決定するステップを含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
【請求項16】
システム情報の伝送装置であって、
設定された第1リソース上でシステム情報を受信する受信モジュールを備え
前記受信モジュールはさらに、前記設定された第1リソース上でシステム情報を受信する前、第1指示情報を受信し、
前記装置は、第1指示情報に基づき前記第1リソースを決定する第1決定モジュールをさらに備え、
前記第1指示情報はさらに前記端末装置が前記第1リソース上で前記システム情報を受信する必要があるか否かを指示することに用いられることを特徴とするシステム情報の伝送装置。
【請求項17】
前記第1指示情報は前記システム情報を送信するリソースの位置を指示することに用いられ、又は、前記第1指示情報は前記システム情報を送信するリソースの開始位置及びリソースブロックの時間領域幅とリソースブロックの周波数領域幅のうちの少なくとも一方を指示することに用いられ、
前記第1決定モジュールは具体的には、前記第1指示情報により指示される前記システム情報を送信するリソースの位置に基づき前記第1リソースを決定し、
又は前記第1決定モジュールは具体的には、さらに前記第1指示情報により指示される前記システム情報を送信するリソースの開始位置及びリソースブロックの時間領域幅とリソースブロックの周波数領域幅のうちの少なくとも一方に基づき、前記第1リソースを決定することを特徴とする請求項16に記載の装置。
【請求項18】
前記第1指示情報はさらに前記システム情報を送信する送信周期を指示することに用いられ、及び/又は、前記第1指示情報はさらに前記システム情報に含まれるコンテンツ情報を指示することに用いられることを特徴とする請求項17に記載の装置。
【請求項19】
前記第1指示情報はさらに前記システム情報の制御情報を送信するリソースの位置を指示することに用いられ、又は、前記第1指示情報は前記システム情報の制御情報を送信するリソースの開始位置及びリソースブロックの時間領域幅とリソースブロックの周波数領域幅のうちの少なくとも一方を指示することに用いられ、
前記第1決定モジュールは具体的には、前記第1指示情報により指示される前記システム情報の制御情報を送信するリソースの位置、又は、前記第1指示情報により指示される前記システム情報の制御情報を送信するリソースの開始位置及びリソースブロックの時間領域幅とリソースブロックの周波数領域幅のうちの少なくとも一方に基づき、前記システム情報の制御情報を送信するリソースを決定し、
前記受信モジュールはさらに、前記システム情報の制御情報を送信するリソース上で前記システム情報の制御情報を受信し、
前記第1決定モジュールは具体的には、前記システム情報の制御情報により指示されるリソースに基づき前記第1リソースを決定することを特徴とする請求項16に記載の装置。
【請求項20】
前記システム情報の制御情報はさらに前記システム情報を送信する送信周期を指示することに用いられ、及び/又は、前記システム情報の制御情報はさらに前記システム情報に含まれるコンテンツ情報を指示することに用いられることを特徴とする請求項19に記載の装置。
【請求項21】
記第1決定モジュールは具体的には、前記第1指示情報はさらに前記装置が前記第1リソース上で前記システム情報を受信する必要があることを指示することに用いられる場合、前記第1指示情報に基づき前記第1リソースを決定することを特徴とする請求項1620のいずれか一項に記載の装置。
【請求項22】
前記設定された第1リソース上でシステム情報を受信する前、プリセット設定情報に基づき前記第1リソースを決定する第2決定モジュールをさらに備えることを特徴とする請求項16に記載の装置。
【請求項23】
前記プリセット設定情報は前記第1リソースの計算方法を指示することに用いられ、
前記第2決定モジュールは具体的には、前記プリセット設定情報により指示される前記第1リソースの計算方法に従って前記第1リソースを決定することを特徴とする請求項22に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施例は通信分野に関し、特に通信分野におけるシステム情報の伝送方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、「LTE」と略称する)システムの設計では、基地局がシステム情報を送信する帯域幅は最小帯域幅を適用可能な端末装置のみに適用できるため、システム情報の伝送はリソースに制限されてしまう。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の実施例に係るシステム情報の伝送方法及び装置は、システム情報の伝送の柔軟性を向上させることができる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
第1態様によれば、システム情報の伝送方法を提供し、ネットワーク装置はシステム情報を送信するリソースを決定するステップと、前記ネットワーク装置は前記システム情報を送信するリソース上で前記システム情報を送信するステップと、を含む。
【0005】
本発明の実施例では、ネットワーク装置はシステム情報を送信するリソースを決定し、決定したシステム情報を送信するリソース上でシステム情報を送信することができることにより、端末装置はそれ自体の能力に応じてネットワーク装置がシステム情報を送信するリソース上でシステム情報を受信することができ、たとえば、端末装置は広い帯域幅をサポートすると、端末装置はネットワーク装置がシステム情報を送信するリソース上でシステム情報を一括受信し、端末装置は狭い帯域幅をサポートすると、端末装置はそれ自体がサポートする帯域幅でネットワーク装置が送信したシステム情報を順番に受信できる。
【0006】
選択肢として、ネットワーク装置はブロードキャスト及び/又はマルチキャスト及び/又はマルチキャストの方式によってシステム情報を送信する。
【0007】
選択肢として、ネットワーク装置がシステム情報を送信するリソースを決定することは、ネットワーク装置が従来のシステム情報を送信するリソースを拡張して拡張済みのリソースを得て、拡張済みのリソースをシステム情報を送信するリソースとして決定することであってもよく、又はネットワーク装置が従来のシステム情報を送信するリソース上で一部のシステム情報を送信し、拡張済みのリソースで残りのシステム情報を送信することであってもよい。
【0008】
選択肢として、前記システム情報はネットワーク装置が少なくとも1つの端末装置に送信する必要のあるシステム情報であってもよく、ネットワーク装置が少なくとも1つの端末装置に送信した一部のシステム情報であってもよく、たとえば、LTEにおけるマスタ情報ブロック(Master Information Block、「MIB」と略称する)であり、すなわち、ネットワーク装置により決定されたリソースは一部又はすべてのシステム情報を送信し、たとえば、LTEにおけるシステム情報ブロック(System Information Block、「SIB」と略称する)1、SIB2、SIB3、SIB4、SIB5、SIB6、SIB7、SIB8等中のすべて又は一部のシステム情報であり、又は前記システム情報は将来の通信システムにおけるすべて又は一部のシステム情報であり、将来の通信システムにおけるシステム情報の分割はLTEシステムにおけるシステム情報の分割方式を採用してもよく、システム情報のほかの分割方式を採用してもよく、本発明の実施例ではそれを限定しない。将来の通信システムのシステム情報はLTEにおけるシステム情報に含まれるコンテンツを含むが、それに限定されず、ほかのコンテンツを含んでもよく、本発明の実施例では、それに限定されない。
【0009】
いくつかの実施形態では、前記ネットワーク装置が前記システム情報を送信するリソース上で前記システム情報を送信する前、前記方法は、前記ネットワーク装置は少なくとも1つの端末装置に、前記少なくとも1つの端末装置が前記システム情報を送信するリソースを決定するための第1指示情報を送信するステップをさらに含む。
【0010】
いくつかの実施形態では、前記第1指示情報は、前記ネットワーク装置が前記システム情報を送信するリソースの位置を指示することに用いられ、又は、前記第1指示情報は前記ネットワーク装置が前記システム情報を送信するリソースの開始位置、及びリソースブロックの時間領域幅とリソースブロックの周波数領域幅のうちの少なくとも一方を指示することに用いられる。
【0011】
選択肢として、該第1指示情報により指示されるネットワーク装置がシステム情報を送信するリソースは、複数のリソース位置を指示し、且つ該複数のリソース位置のサイズが可変である。又は該第1指示情報はネットワーク装置がシステム情報を送信するリソースとして1つのリソース集合から1つの特定のリソースを選択することを指示するなどであり、本発明の実施例ではそれを限定しない。
【0012】
本発明の実施例では、第1指示情報はネットワーク装置がシステム情報を送信するリソースの位置を指示し、少なくとも1つの端末装置は第1指示情報により指示されるネットワーク装置がシステム情報を送信するリソースに基づき、システム情報受信用のリソースを決定し、第1指示情報はネットワーク装置がシステム情報を送信するリソースの開始位置及びリソースブロックの時間領域幅とリソースブロックの周波数領域幅のうちの少なくとも一方を指示することに用いられる場合、少なくとも1つの端末装置は、リソースの開始位置とリソースブロックの時間領域幅に基づきシステム情報を受信する時間領域リソースを決定し、少なくとも1つの端末装置は、リソースの開始位置とリソースブロックの周波数領域幅に基づきシステム情報を受信する周波数領域リソースを決定し、少なくとも1つの端末装置は、リソースの開始位置、リソースブロックの時間領域幅及びリソースブロックの周波数領域幅に基づきシステム情報を受信する時間領域と周波数領域リソースを決定する。
【0013】
いくつかの実施形態では、前記第1指示情報はさらに前記ネットワーク装置が前記システム情報を送信する送信周期を指示することに用いられ、及び/又は、前記第1指示情報はさらに前記システム情報に含まれるコンテンツ情報を指示することに用いられる。
【0014】
いくつかの実施形態では、前記第1指示情報はさらに前記少なくとも1つの端末装置が前記システム情報を送信するリソース上で前記システム情報を受信する必要があるか否かを指示することに用いられる。
【0015】
本発明の実施例では、第1指示情報は少なくとも1つの端末装置がシステム情報を送信するリソース上でシステム情報を受信する必要があることを指示する場合、少なくとも1つの端末装置はシステム情報を受信し、具体的には、第1指示情報に基づきシステム情報を受信し、第1指示情報は少なくとも1つの端末装置がシステム情報を送信するリソース上でシステム情報を受信する必要がないことを指示する場合、少なくとも1つの端末装置はシステム情報を送信するリソース上でシステム情報を受信しない。
【0016】
いくつかの実施形態では、前記第1指示情報はさらに前記ネットワーク装置が前記システム情報の制御情報を送信するリソース位置を指示することに用いられ、又は、前記第1指示情報は前記ネットワーク装置が前記システム情報の制御情報を送信するリソースの開始位置及びリソースブロックの時間領域幅とリソースブロックの周波数領域幅のうちの少なくとも一方を指示することに用いられる。
【0017】
選択肢として、該第1指示情報はネットワーク装置がシステム情報の制御情報を送信するリソースを指示し、複数のリソース位置を指示し、且つ該複数のリソース位置のサイズが可変である。又は該第1指示情報はネットワーク装置がシステム情報の制御情報を送信するリソースとして1つのリソース集合から1つの特定のリソースを選択することを指示するなどであり、本発明の実施例ではそれを限定しない。
【0018】
本発明の実施例では、第1指示情報はさらにネットワーク装置がシステム情報の制御情報を送信するリソースを指示し、このように少なくとも1つの端末装置は、第1指示情報の指示に基づき、システム情報の制御情報を送信するリソース上でシステム情報の制御情報を受信し、少なくとも1つの端末装置はシステム情報の制御情報を受信した場合、該システム情報の制御情報により指示されるリソースに基づきシステム情報を受信するリソースを決定し、更に決定したシステム情報を受信するリソースに基づきシステム情報を受信する。
【0019】
いくつかの実施形態では、前記システム情報の制御情報はさらに前記ネットワーク装置が前記システム情報を送信する送信周期を指示することに用いられ、及び/又は、前記システム情報の制御情報はさらに前記ネットワーク装置が送信した前記システム情報に含まれるコンテンツ情報を指示することに用いられる。
【0020】
いくつかの実施形態では、前記システム情報の制御情報はさらに少なくとも1つの端末装置がシステム情報を送信するリソース上でシステム情報を受信する必要があるか否かを指示することに用いられ、該システム情報の制御情報は少なくとも1つの端末装置がシステム情報を送信するリソース上でシステム情報を受信する必要があることを指示する場合、少なくとも1つの端末装置はシステム情報を送信するリソース上でシステム情報を受信し、該システム情報の制御情報は少なくとも1つの端末装置がシステム情報を送信するリソース上でシステム情報を受信する必要がないことを指示する場合、少なくとも1つの端末装置はシステム情報を送信するリソース上でシステム情報を受信する必要がない。
【0021】
いくつかの実施形態では、前記ネットワーク装置が第1指示情報を少なくとも1つの端末装置に送信することは、前記ネットワーク装置が同期情報によって前記少なくとも1つの端末装置に前記第1指示情報を送信するステップを含む。
【0022】
いくつかの実施形態では、前記ネットワーク装置がシステム情報を送信するリソースを決定することは、前記ネットワーク装置がプリセット設定情報に基づき前記システム情報を送信するリソースを決定するステップを含む。
【0023】
本発明の実施例では、プリセット設定情報はプロトコルに規定され、又はネットワーク装置と少なくとも1つの端末装置が協議して決定され、本発明の実施例ではそれを限定しない。
【0024】
いくつかの実施形態では、前記プリセット設定情報は前記ネットワーク装置が前記システム情報を送信するリソースの計算方法を指示することに用いられる。
【0025】
すなわち、ネットワーク装置は、プリセット設定情報により指示されるネットワーク装置がシステム情報を送信するリソースの計算方法に従って、ネットワーク装置がシステム情報を送信するリソースを計算する。
【0026】
いくつかの実施形態では、前記プリセット設定情報は前記ネットワーク装置が前記システム情報の制御情報を送信するリソースの計算方法を指示することに用いられる。
【0027】
すなわち、ネットワーク装置はプリセット設定情報により指示されるネットワーク装置がシステム情報の制御情報を送信するリソースの計算方法に従って、ネットワーク装置がシステム情報の制御情報を送信するリソースを計算する。
【0028】
いくつかの実施形態では、前記システム情報は、前記少なくとも1つの端末装置が前記システム情報を除くほかのシステム情報を受信するリソースを指示するための第2指示情報を含む。
【0029】
本発明の実施例では、前記システム情報がネットワーク装置の送信した一部のシステム情報である場合、ネットワーク装置は少なくとも1つの端末装置に送信していない残りのシステム情報のリソースを前記システム情報中で指示し、このように、少なくとも1つの端末装置は前記システム情報を受信すると、前記システム情報に含まれる第2指示情報に基づき残りのシステム情報のリソースを決定し、ここで、ほかのシステム情報はネットワーク装置が少なくとも1つの端末装置に送信していない残りのシステム情報であると理解してもよい。
【0030】
いくつかの実施形態では、前記第2指示情報はさらに前記少なくとも1つの端末装置が前記ほかのシステム情報を受信する順序を指示することに用いられ、及び/又は、前記第2指示情報はさらに前記ほかのシステム情報のコンテンツ情報を指示することに用いられる。
【0031】
本発明の実施例では、前記システム情報がネットワーク装置の送信する一部のシステム情報である場合、ネットワーク装置は少なくとも1つの端末装置に送信していない残りのシステム情報の送信順序を第2指示情報によって前記システム情報中で指示し、このように、少なくとも1つの端末装置は前記システム情報を受信すると、前記システム情報に含まれる第2指示情報に基づき残りのシステム情報の受信順序を決定し、少なくとも1つの端末装置は受信順序に基づき残りのシステム情報を受信し、ここで、ほかのシステム情報はネットワーク装置が少なくとも1つの端末装置に送信していない残りのシステム情報であると理解してもよい。
【0032】
いくつかの実施形態では、前記システム情報はマスタ情報ブロックである。
【0033】
本発明の実施例では、前記システム情報はマスタ情報ブロックである場合、マスタ情報ブロックは最も主要なシステム情報を含み、たとえばシステム帯域幅、システムフレーム番号、選択情報及び初期アクセス情報等を含み、マスタ情報ブロックはさらに基地局情報を含んでもよいため、少なくとも1つの端末装置によるマスタ情報ブロックの正常受信を確保できる。
【0034】
選択肢として、前記マスタ情報ブロックはさらに少なくとも1つの端末装置がシステム情報を送信するリソース上で、ネットワーク装置が送信していない残りのシステム情報を受信する必要があるか否かを指示することに用いられる。
【0035】
第2態様によれば、システム情報の伝送方法を提供し、端末装置は設定された第1リソース上でシステム情報を受信するステップを含む。
【0036】
本発明の実施例では、端末装置がシステム情報を受信する第1リソースが設定可能であることで、従来技術では端末装置が狭帯域端末装置であるか広帯域端末装置であるかにかかわらず、決定されたシステム情報受信用リソース上でシステム情報を受信することを回避し、本発明の実施例では、端末装置がシステム情報を受信する第1リソースが設定可能であり、たとえば、ネットワーク装置が送信した第1指示情報を受信して第1リソースを設定し、又は端末装置はプロトコルに規定されるプリセット設定情報に基づき第1リソースを決定し、端末装置は広い帯域幅をサポートする場合、広い周波数領域リソース上でシステム情報を同時に受信し、端末装置は狭い帯域幅をサポートする場合、端末装置は狭い帯域幅上でシステム情報を順番に受信し、それにより端末装置がシステム情報を受信する柔軟性を向上させ、それにより端末装置がシステム情報を受信するリソースが制限されることがなくなり、仮にネットワーク装置が広い帯域幅上で複数のシステム情報を送信し、端末装置が広い帯域幅をサポートする場合でも、従来技術では、端末装置は依然として狭帯域でネットワーク装置が送信したシステム情報を順番に受信する必要があるため、システム情報の受信遅延が長く、一方、本発明の実施例では、端末装置が第1リソース上で複数のシステム情報を同時に受信でき、端末装置がシステム情報を受信する遅延を低減できる。
【0037】
選択肢として、端末装置は設定された第1リソース上でネットワーク装置が送信したシステム情報を受信する。
【0038】
選択肢として、前記システム情報はネットワーク装置が端末装置に送信する必要があるすべてのシステム情報であってもよく、ネットワーク装置が端末装置に送信する一部のシステム情報であってもよく、たとえば、MIBであり、すなわちネットワーク装置により決定されたリソースは一部又はすべてのシステム情報を送信し、たとえば、LTEにおけるSIB1、SIB2、SIB3、SIB4、SIB5、SIB6、SIB7、SIB8等中のすべて又は一部のシステム情報であり、又は将来のネットワークシステムにおける一部又はすべてのシステム情報である。
【0039】
本発明の実施例では、前記端末装置が設定された第1リソース上でシステム情報を受信する前、前記方法は、前記端末装置は第1指示情報を受信するステップと、前記端末装置は第1指示情報に基づき前記第1リソースを決定するステップと、をさらに含む。
【0040】
選択肢として、端末装置は同期情報によって第1指示情報を受信する。
【0041】
選択肢として、端末装置はネットワーク装置がブロードキャスト及び/又はマルチキャスト及び/又はユニキャストする一部又はすべてのシステム情報を受信する。
【0042】
本発明の実施例では、端末装置は第1指示情報を受信し、第1指示情報に基づき第1リソースを決定し、より具体的には、端末装置はネットワーク装置が送信した第1指示情報を受信し、又は端末装置はほかの端末装置が送信した第1指示情報を受信し、本発明の実施例ではそれを限定しない。
【0043】
いくつかの実施形態では、前記第1指示情報は前記システム情報を送信するリソースの位置を指示することに用いられ、又は、前記第1指示情報は前記システム情報を送信するリソースの開始位置及びリソースブロックの時間領域幅とリソースブロックの周波数領域幅のうちの少なくとも一方を指示することに用いられ、前記端末装置が前記第1指示情報に基づき前記第1リソースを決定することは、前記端末装置が前記第1指示情報により指示される前記システム情報を送信するリソースの位置に基づき前記第1リソースを決定するステップを含み、又は、前記端末装置が前記第1指示情報により指示される前記システム情報を送信するリソースの開始位置及びリソースブロックの時間領域幅とリソースブロックの周波数領域幅のうちの少なくとも一方に基づき、前記第1リソースを決定するステップを含む。
【0044】
具体的には、第1指示情報はシステム情報を送信するリソースの開始位置及びリソースブロックの時間領域幅とリソースブロックの周波数領域幅のうちの少なくとも一方を指示することに用いられる場合、端末装置はリソースの開始位置とリソースブロックの時間領域幅に基づきシステム情報を受信する時間領域リソースを決定し、端末装置はリソースの開始位置とリソースブロックの周波数領域幅に基づきシステム情報を受信する周波数領域リソースを決定し、端末装置はリソースの開始位置、リソースブロックの時間領域幅及びリソースブロックの周波数領域幅に基づきシステム情報を受信する時間領域と周波数領域リソースを決定できる。
【0045】
選択肢として、該第1指示情報はシステム情報を送信するリソースを指示し、複数のリソース位置を指示し、且つ該複数のリソース位置のサイズが可変である。又は該第1指示情報はシステム情報を送信するリソースとして1つのリソース集合から1つの特定のリソースを選択することを指示するなどであり、本発明の実施例ではそれを限定しない。
【0046】
いくつかの実施形態では、前記第1指示情報はさらに前記システム情報を送信する送信周期を指示することに用いられ、及び/又は、前記第1指示情報はさらに前記システム情報に含まれるコンテンツ情報を指示することに用いられる。
【0047】
たとえば、第1指示情報はさらにネットワーク装置がMIBを送信する送信周期、又はSIB1を送信する送信周期を指示し、又は第1指示情報はすべてのシステム情報の送信周期等を指示し、複数のシステム情報の送信周期は同じであってもよく異なってもよく、本発明の実施例ではそれを限定しないことで、少なくとも1つの端末装置はシステム情報の送信周期に基づき、対応するシステム情報を周期的に受信する。たとえば、第1指示情報はさらにMIBがシステムフレーム番号、ダウンリンクシステム帯域幅、物理ハイブリッド自動再伝送インジケータチャネル(Physical Hybrid ARQ Indicator Channel、「PHICH」と略称する)等のコンテンツ情報を含むことを指示し、たとえば、これらのコンテンツ情報は識別情報によって指示される。また、たとえば、第1指示情報はさらにSIB1が地上波公共移動通信ネットワーク識別子(Public Land Mobile Network Identity、「PLMN−ID」と略称する)、一時アクセス制御(Temporal Access Control、「TAC」と略称する)、セル識別子(Cell ID)、セル選択情報等を含むことを指示する。また、たとえば、第1指示情報はさらにSIBが自動コールバック(Automatic Call Back、「ACB」と略称する)及び公共アクセスリソース等を含むことを指示する。
【0048】
いくつかの実施形態では、前記第1指示情報はさらに前記システム情報の制御情報を送信するリソースの位置を指示することに用いられ、又は、前記第1指示情報は前記システム情報の制御情報を送信するリソースの開始位置及びリソースブロックの時間領域幅とリソースブロックの周波数領域幅のうちの少なくとも一方を指示することに用いられ、前記端末装置が第1指示情報に基づき前記第1リソースを決定することは、前記端末装置は前記第1指示情報により指示される前記システム情報の制御情報を送信するリソースの位置、又は前記第1指示情報により指示される前記システム情報の制御情報を送信するリソースの開始位置及びリソースブロックの時間領域とリソースブロックの周波数領域幅のうちの少なくとも一方に基づき、前記システム情報の制御情報を送信するリソースを決定するステップと、前記端末装置は前記システム情報の制御情報を送信するリソース上で前記システム情報の制御情報を受信するステップと、前記端末装置は前記システム情報の制御情報により指示されるリソースに基づき前記第1リソースを決定するステップと、を含む。
【0049】
選択肢として、該第1指示情報はシステム情報の制御情報を送信するリソースを指示し、複数のリソース位置を指示し、且つ該複数のリソース位置のサイズが可変である。又は該第1指示情報はシステム情報の制御情報を送信するリソースとして1つのリソース集合から1つの特定のリソースを選択することを指示するなどであり、本発明の実施例ではそれを限定しない。
【0050】
いくつかの実施形態では、前記システム情報の制御情報はさらに前記システム情報を送信する送信周期を指示することに用いられ、及び/又は、前記システム情報の制御情報はさらに前記システム情報に含まれるコンテンツ情報を指示することに用いられる。勿論、前記システム情報の制御情報はさらにシステム情報の送信順序等を指示してもよく、本発明の実施例ではそれを限定しない。
【0051】
いくつかの実施形態では、前記システム情報の制御情報はさらに少なくとも1つの端末装置がシステム情報を送信するリソース上でシステム情報を受信する必要があるか否かを指示することに用いられる。該システム情報の制御情報は端末装置がシステム情報を送信するリソース上でシステム情報を受信する必要があることを指示する場合、端末装置はシステム情報を送信するリソース上でシステム情報を受信し、該システム情報の制御情報は端末装置がシステム情報を送信するリソース上でシステム情報を受信する必要がないことを指示する場合、端末装置はシステム情報を送信するリソース上でシステム情報を受信する必要がない。
【0052】
いくつかの実施形態では、前記端末装置が第1指示情報を受信することは、前記端末装置が同期情報によって前記第1指示情報を受信するステップを含む。
【0053】
いくつかの実施形態では、前記第1指示情報はさらに前記端末装置が前記第1リソース上で前記システム情報を受信する必要があるか否かを指示することに用いられ、前記端末装置が第1指示情報に基づき前記第1リソースを決定することは、前記第1指示情報はさらに前記端末装置が前記第1リソース上で前記システム情報を受信する必要があることを指示する場合、前記端末装置は前記第1指示情報に基づき前記第1リソースを決定するステップを含む。
【0054】
いくつかの実施形態では、前記端末装置が設定された第1リソース上でシステム情報を受信する前、前記方法は、前記端末装置がプリセット設定情報に基づき前記第1リソースを決定するステップをさらに含む。
【0055】
本発明の実施例では、プリセット設定情報はプロトコルに規定され、又はネットワーク装置と少なくとも1つの端末装置が協議して決定され、本発明の実施例ではそれを限定しない。
【0056】
いくつかの実施形態では、前記プリセット設定情報は前記第1リソースの計算方法を指示することに用いられ、前記端末装置がプリセット設定情報に基づき前記第1リソースを決定することは、前記端末装置が前記プリセット設定情報により指示される前記第1リソースの計算方法に従って前記第1リソースを決定するステップを含む。
【0057】
いくつかの実施形態では、前記プリセット設定情報は前記システム情報の制御情報を送信するリソースの計算方法を指示することに用いられ、前記端末装置がプリセット設定情報に基づき前記第1リソースを決定することは、前記端末装置は前記プリセット設定情報により指示される前記システム情報の制御情報を送信するリソースの計算方法に従って、前記システム情報の制御情報を送信するリソースを計算するステップと、前記端末装置は前記システム情報の制御情報を送信するリソース上で前記システム情報の制御情報を受信するステップと、前記端末装置は前記システム情報の制御情報により指示されるリソースに基づき前記第1リソースを決定するステップと、を含む。
【0058】
いくつかの実施形態では、前記端末装置が設定された第1リソース上でシステム情報を受信することは、前記端末装置が自体のサポートする帯域幅に基づき前記システム情報を同時に又は順番に受信するステップを含む。
【0059】
本発明の実施例では、端末装置が広い帯域幅をサポートする場合、第1リソースが広い帯域幅リソースに属し、ネットワーク装置が第1リソース上で複数のシステム情報を送信すると、端末装置は第1リソース上で複数のシステム情報を同時に受信し、端末装置が狭い帯域幅をサポートする場合、第1リソースが広いリソースに属し、ネットワーク装置が第1リソース上で複数のシステム情報を送信すると、端末装置は第1リソース上で複数のシステム情報を順番に受信する。具体的には、第2指示情報により指示される順序に応じて複数のシステム情報を受信してもよい。
【0060】
いくつかの実施形態では、前記システム情報は、前記端末装置が前記システム情報を除くほかのシステム情報を受信するリソースを指示するための第2指示情報を含み、前記端末装置が設定された第1リソース上でシステム情報を受信した後、前記方法は、前記端末装置は前記第2指示情報に基づき前記システム情報を除くほかのシステム情報を受信するリソース上で前記ほかのシステム情報を受信するステップをさらに含む。
【0061】
本発明の実施例では、前記システム情報がネットワーク装置の送信する一部のシステム情報である場合、ネットワーク装置は端末装置に送信していない残りのシステム情報のリソースを前記システム情報中で指示し、このように、端末装置は前記システム情報を受信すると、前記システム情報に含まれる第2指示情報に基づき残りのシステム情報のリソースを決定し、ここで、ほかのシステム情報はネットワーク装置が端末装置に送信していない残りのシステム情報であると理解してもよい。
【0062】
いくつかの実施形態では、前記第2指示情報はさらに前記端末装置が前記ほかのシステム情報を受信する順序を指示することに用いられ、及び/又は、前記第2指示情報はさらに前記ほかのシステム情報のコンテンツ情報を指示することに用いられる。
【0063】
本発明の実施例では、前記システム情報がネットワーク装置の送信する一部のシステム情報である場合、ネットワーク装置は端末装置に送信していない残りのシステム情報の送信順序を第2指示情報によって前記システム情報中で指示し、このように、端末装置は前記システム情報を受信すると、前記システム情報に含まれる第2指示情報に基づき残りのシステム情報の受信順序を決定し、端末装置は受信順序に基づき残りのシステム情報を受信し、ここで、ほかのシステム情報はネットワーク装置が端末装置に送信していない残りのシステム情報であると理解してもよい。
【0064】
いくつかの実施形態では、前記システム情報はマスタシステム情報ブロックである。
【0065】
選択肢として、前記マスタ情報ブロックはさらに前記端末装置がシステム情報を送信するリソース上で、送信していない残りのシステム情報を受信する必要があるか否かを指示することに用いられる。
【0066】
第3態様によれば、システム情報の伝送装置を提供し、上記第1態様又は第1態様のいずれかの可能な実施形態に記載の方法を実行する。具体的には、該装置は、上記第1態様又は第1態様のいずれかの可能な実施形態に記載の方法を実行するユニットを備える。
【0067】
第4態様によれば、システム情報の伝送装置を提供し、上記第2態様又は第2態様のいずれかの可能な実施形態に記載の方法を実行する。具体的には、該装置は、上記第2態様又は第2態様のいずれかの可能な実施形態に記載の方法を実行するユニットを備える。
【0068】
第5態様によれば、システム情報の伝送装置を提供し、送受信機及びプロセッサを備え、該装置は第1態様又はそのいずれかの可能な実施形態に記載の方法を実行する。
【0069】
第6態様によれば、システム情報の伝送システムを提供し、第3態様又はそのいずれかの可能な実施形態に記載の装置、及び第4態様又はそのいずれかの可能な実施形態に記載の装置を備える。
【0070】
第7態様によれば、システム情報の伝送装置を提供し、送受信機及びプロセッサを備え、該装置は第2態様又はそのいずれかの可能な実施形態に記載の方法を実行する。
【0071】
第8態様によれば、コンピュータ可読媒体を提供し、ネットワーク装置により実行されるプログラムコードが記憶され、前記プログラムコードは第1態様又はその各種の実施形態に記載の方法を実行するための命令を含む。
【0072】
第9態様によれば、コンピュータ可読媒体を提供し、端末装置により実行されるプログラムコードが記憶され、前記プログラムコードは第2態様又はその各種の実施形態に記載の方法を実行するための命令を含む。
【図面の簡単な説明】
【0073】
図1図1は本発明の実施例に係るシステム情報の伝送方法の模式図である。
図2図2は本発明の実施例に係る他のシステム情報の伝送方法の模式図である。
図3図3は本発明の実施例に係るさらに他のシステム情報の伝送方法の模式図である。
図4図4は本発明の実施例に係るさらに他のシステム情報の伝送方法の模式図である。
図5図5は本発明の実施例に係るさらに他のシステム情報の伝送方法の模式図である。
図6図6は本発明の実施例に係るさらに他のシステム情報の伝送方法の模式図である。
図7図7は本発明の実施例に係るシステム情報の伝送装置の模式図である。
図8図8は本発明の実施例に係る他のシステム情報の伝送装置の模式図である。
図9図9は本発明の実施例に係るシステム情報の伝送システムの模式図である。
図10図10は本発明の実施例に係るシステム情報の伝送装置の模式図である。
図11図11は本発明の実施例に係る他のシステム情報の伝送装置の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0074】
理解すべきなのは、本発明の実施例に係る技術案は、たとえば、モバイル通信用グローバル(Global System of Mobile communication、「GSM」と略称する)システム、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、「CDMA」と略称する)システム、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、「WCDMA」と略称する)システム、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service、「GPRS」と略称する)、LTEシステム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex、「FDD」と略称する)システム、LTE時分割複信(Time Division Duplex、「TDD」と略称する)、ユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunication System、「UMTS」と略称する)又はワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、「WiMAX」と略称する)通信システム、及び将来に出現する可能性がある通信システム等の各種の通信システムに適用できる。
【0075】
さらに理解すべきなのは、本発明の実施例では、端末装置はユーザー装置(User Equipment、「UE」と略称する)、端末装置、移動局(Mobile Station、「MS」と略称する)、モバイル端末(Mobile Terminal)又は将来の5Gネットワーク中の端末装置等と呼ばれてもよく、該端末装置は無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、「RAN」と略称する)を介して1つ又は複数のコアネットワークと通信可能であり、たとえば、端末は携帯電話(又は「セルラーホン」という)、又はモバイル端末を備えたコンピュータ等であり、たとえば、端末は携帯型、ポケット型、手持ち式、コンピュータに内蔵されたもの又は車載型モバイル装置であり、無線アクセスネットワークと音声及び/又はデータを交換する。
【0076】
ネットワーク装置はモバイル装置と通信可能であり、モバイル通信用グローバルシステム(Global System of Mobile communication、「GSM」と略称する)又は符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、「CDMA」と略称する)における基地局(BaseTransceiverStation、「BTS」と略称する)であってもよく、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、「WCDMA」と略称する)における基地局(NodeB、「NB」と略称する)であってもよく、LTEにおける発展型基地局(Evolutional Node B、「eNB」又は「eNodeB」と略称する)、又は中継局又はアクセスポイント、又は車載装置、ウェアラブル装置及び将来の5Gネットワークにおけるアクセスネットワーク装置であってもよい。
【0077】
本発明の実施例では、端末装置がネットワーク装置に送信可能な伝送システム情報信号はpreambleであってもよく、たとえば、物理ランダムアクセスチャネル(Physical Random Access Channel、「PRACH」と略称する)上で伝送システム情報信号を送信し、ネットワーク装置が端末装置の送信した伝送システム情報信号を受信すると、端末装置はネットワーク装置に端末装置のアクセス成功を通知するためのランダムアクセス応答(Random Access Response、「RAR」と略称する)を送信する。
【0078】
図1は本発明の実施例に係るシステム情報の伝送方法100を模式的に示すフローチャートである。図1は本発明の実施例に係るシステム情報の伝送方法のステップ又は操作を示しているが、これらのステップ又は操作は例に過ぎず、本発明の実施例はさらにほかの操作又は図1の各操作の変形を実行でき、該方法100はステップS110〜S120を含む。
【0079】
S110、ネットワーク装置は、システム情報を送信するリソースを決定する。
【0080】
S120、前記ネットワーク装置は、前記システム情報を送信するリソース上で前記システム情報を送信する。
【0081】
図2は本発明の実施例に係るシステム情報の伝送方法200を模式的に示すフローチャートである。図2は本発明の実施例に係るシステム情報の伝送方法のステップ又は操作を示しているが、これらのステップ又は操作は例に過ぎず、本発明の実施例はさらにほかの操作又は図2の各操作の変形を実行でき、該方法200はステップS210を含む。
【0082】
S210、端末装置は、設定された第1リソース上でシステム情報を受信する。
【0083】
理解すべきなのは、S210における第1リソースはS110でシステム情報を送信するリソースであってもよい。
【0084】
従って、ネットワーク装置はシステム情報を送信するリソースを決定し、決定したシステム情報を送信するリソース上でシステム情報を送信することができることにより、端末装置はそれ自体の能力に応じてネットワーク装置がシステム情報を送信するリソース上でシステム情報を受信することができ、たとえば、端末装置は広い帯域幅をサポートする場合、ネットワーク装置がシステム情報を送信するリソース上でシステム情報を一括受信でき、端末装置は狭い帯域幅をサポートする場合、それ自体がサポートする帯域幅上でネットワーク装置が送信するシステム情報を順番に受信できる。
【0085】
選択肢として、S210は、前記端末装置が自体のサポートする帯域幅に基づき前記システム情報を同時に又は順番に受信するステップを含む。端末装置が広い帯域幅をサポートする場合、第1リソースが広い帯域幅リソースに属し、ネットワーク装置が第1リソース上で複数のシステム情報を送信すると、端末装置は第1リソース上で複数のシステム情報を同時に受信し、端末装置が狭い帯域幅をサポートする場合、第1リソースが広いリソースに属し、ネットワーク装置が第1リソース上で複数のシステム情報を送信すると、端末装置は第1リソース上で複数のシステム情報を順番に受信する。具体的には、第2指示情報により指示される順序に応じて複数のシステム情報を受信してもよい。
【0086】
選択肢として、前記システム情報はネットワーク装置が少なくとも1つの端末装置に送信する必要があるすべてのシステム情報であってもよく、ネットワーク装置が少なくとも1つの端末装置に送信する一部のシステム情報であってもよく、たとえば、LTEにおけるMIBであり、すなわちネットワーク装置により決定されるリソースは一部又はすべてのシステム情報を送信し、たとえば、LTEにおけるSIB1、SIB2、SIB3、SIB4、SIB5、SIB6、SIB7、SIB8等中のすべて又は一部のシステム情報であり、又は前記システム情報は将来の通信システムにおけるすべて又は一部のシステム情報であり、将来の通信システムにおけるシステム情報の分割はLTEシステムにおけるシステム情報の分割方式を採用してもよく、システム情報のほかの分割方式を採用してもよく、本発明の実施例ではそれを限定しない。将来の通信システムのシステム情報はLTEにおけるシステム情報に含まれるコンテンツを含むが、それに限定されず、ほかのコンテンツを含んでもよく、本発明の実施例では、それに限定されない。理解すべきなのは、S210における端末装置は少なくとも1つの端末装置のうちのいずれかの端末装置である。
【0087】
端末装置が第1リソースを決定する方式は2つの部分に分けられ、第1部分は、送信された第1指示情報に基づき前記第1リソースを決定することであり、第2部分は、ネットワーク装置がプリセット設定情報に基づきシステム情報を送信するリソースを決定し、端末装置がプリセット設定情報に基づきシステム情報を受信する第1リソースを決定することである。
【0088】
第1部分において、ネットワーク装置は端末装置に第1指示情報を送信し、端末装置は第1指示情報に基づき第1リソースを決定し、以下、第1部分について説明する。
【0089】
一選択可能な実施形態として、S110の前、方法100は、前記ネットワーク装置は少なくとも1つの端末装置に、前記少なくとも1つの端末装置が前記システム情報を送信するリソースを決定するための第1指示情報を送信するステップをさらに含む。S210の前、方法200は、前記端末装置は第1指示情報を受信するステップと、前記端末装置は第1指示情報に基づき前記第1リソースを決定するステップと、をさらに含む。具体的には、端末装置はネットワーク装置が送信した第1指示情報を受信する。たとえば、図3に示すように、図3中のボックス中の1は第1指示情報を送信するリソースを示し、たとえば、同期情報のリソースであり、たとえば、該第1指示情報はシステム情報によって送信され、図3中のボックス中の3はネットワーク装置が少なくとも1つの端末装置にシステム情報を送信するリソース、端末装置がシステム情報を受信するリソースを示す。
【0090】
選択肢として、前記ネットワーク装置は同期情報によって第1指示情報を少なくとも1つの端末装置に送信し、前記端末装置は同期情報によって第1指示情報を受信する。
【0091】
具体的には、ネットワーク装置は、少なくとも1つの端末装置が正確なリソース上でシステム情報を受信できるために、ネットワーク装置がシステム情報を送信するリソースを第1指示情報の方式によって少なくとも1つの端末装置に通知し、たとえば同期情報によって少なくとも1つの端末装置に該第1指示情報を送信し、少なくとも1つの端末装置は該第1指示情報に基づきシステム情報を受信するリソースを決定し、このように少なくとも1つの端末装置は自体のサポートする帯域幅と第1指示情報に基づき、ネットワーク装置がブロードキャスト及び/又はマルチキャスト及び/又はユニキャストによって送信したシステム情報を受信でき、ネットワーク装置がシステム情報を送信する柔軟性及び少なくとも1つの端末装置がシステム情報を受信する柔軟性を向上させる。
【0092】
選択肢として、前記第1指示情報はさらに前記少なくとも1つの端末装置が前記システム情報を送信するリソース上で前記システム情報を受信する必要があるか否かを指示することに用いられる。前記端末装置が第1指示情報に基づき前記第1リソースを決定することは、前記第1指示情報はさらに前記少なくとも1つの端末装置が前記第1リソース上で前記システム情報を受信する必要があることを指示する場合、前記端末装置は前記第1指示情報に基づき前記第1リソースを決定するステップを含む。
【0093】
理解すべきなのは、システム情報の制御情報又はマスタ情報ブロックは、前記少なくとも1つの端末装置が前記システム情報を送信するリソース上で前記システム情報を受信する必要があるか否かを指示してもよい。
【0094】
一選択可能な実施形態として、前記第1指示情報は前記ネットワーク装置が前記システム情報を送信するリソースの位置を指示することに用いられ、又は、前記第1指示情報は前記ネットワーク装置が前記システム情報を送信するリソースの開始位置、及びリソースブロックの時間領域幅とリソースブロックの周波数領域幅のうちの少なくとも一方を指示することに用いられる。前記端末装置が前記第1指示情報に基づき前記第1リソースを決定することは、前記端末装置が前記第1指示情報により指示される前記システム情報を送信するリソースの位置に基づき前記第1リソースを決定するステップを含み、又は前記端末装置が前記第1指示情報により指示される前記システム情報を送信するリソースの開始位置及びリソースブロックの時間領域幅とリソースブロックの周波数領域幅のうちの少なくとも一方に基づき、前記第1リソースを決定するステップを含む。具体的には、第1指示情報はネットワーク装置がシステム情報を送信するリソースの位置を指示し、端末装置は第1指示情報により指示されるネットワーク装置がシステム情報を送信するリソースに基づき第1リソースの受信を決定し、第1指示情報はネットワーク装置がシステム情報を送信するリソースの開始位置及びリソースブロックの時間領域幅とリソースブロックの周波数領域幅のうちの少なくとも一方を指示することに用いられる場合、端末装置はリソースの開始位置とリソースブロックの時間領域幅に基づきシステム情報を受信する時間領域リソースを決定し、該時間領域リソースは第1リソースであってもよく、端末装置はリソースの開始位置とリソースブロックの周波数領域幅に基づきシステム情報を受信する周波数領域リソースを決定し、該周波数領域リソースは第1リソースであってもよく、端末装置はリソースの開始位置、リソースブロックの時間領域幅及びリソースブロックの周波数領域幅に基づきシステム情報を受信する時間領域と周波数領域リソースを決定し、該時間領域リソースと周波数領域リソースは第1リソースであってもよい。
【0095】
選択肢として、該第1指示情報により指示されるネットワーク装置がシステム情報を送信するリソースは、複数のリソース位置を指示し、且つ該複数のリソース位置のサイズが可変である。又は該第1指示情報はネットワーク装置がシステム情報を送信するリソースとして1つのリソース集合から1つの特定のリソースを選択することを指示するなどであり、本発明の実施例ではそれを限定しない。
【0096】
一選択可能な実施形態として、前記第1指示情報はさらに前記システム情報を送信する送信周期を指示することに用いられ、及び/又は、前記第1指示情報はさらに前記システム情報に含まれるコンテンツ情報を指示することに用いられる。具体的には、前記第1指示情報はさらに前記ネットワーク装置が前記システム情報を送信する送信周期を指示することに用いられる。
【0097】
たとえば、第1指示情報はさらにネットワーク装置がMIBを送信する送信周期、又はSIB1を送信する送信周期を指示し、又は第1指示情報はすべてのシステム情報の送信周期等を指示し、具体的には、第1指示情報はさらに将来のネットワークシステムにおけるすべてのシステム情報又は一部のシステム情報の送信周期を指示し、複数のシステム情報の送信周期は同じであってもよく異なってもよく、本発明の実施例ではそれを限定しなく、すると、少なくとも1つの端末装置はシステム情報の送信周期に基づき、対応するシステム情報を周期的に受信できる。たとえば、第1指示情報はさらにMIBがシステムフレーム番号、ダウンリンクシステム帯域幅、物理ハイブリッド自動再伝送インジケータチャネルPHICH等のコンテンツ情報を含むことを指示し、たとえば、これらのコンテンツ情報は識別情報によって指示される。また、たとえば、第1指示情報はさらにSIB1が地上波公共移動通信ネットワーク識別子PLMN−ID、TAC、CellID、セル選択情報等を含むことを指示する。また、たとえば、第1指示情報はさらにSIBがACB及び公共アクセスリソース等を含むことを指示する。
【0098】
一選択可能な実施形態として、前記第1指示情報はさらに前記ネットワーク装置が前記システム情報の制御情報を送信するリソース位置を指示することに用いられ、又は、前記第1指示情報は前記ネットワーク装置が前記システム情報の制御情報を送信するリソースの開始位置及びリソースブロックの時間領域幅とリソースブロックの周波数領域幅のうちの少なくとも一方を指示することに用いられる。前記端末装置が第1指示情報に基づき前記第1リソースを決定することは、前記端末装置は前記第1指示情報により指示される前記システム情報の制御情報を送信するリソースの位置、又は前記第1指示情報により指示される前記システム情報の制御情報を送信するリソースの開始位置及びリソースブロックの時間領域とリソースブロックの周波数領域幅のうちの少なくとも一方に基づき、前記システム情報の制御情報を送信するリソースを決定するステップと、前記端末装置は前記システム情報の制御情報を送信するリソース上で前記システム情報の制御情報を受信するステップと、前記端末装置は前記システム情報の制御情報により指示されるリソースに基づき前記第1リソースを決定するステップと、を含み、たとえば、図4に示すように、ボックス中の1は第1指示情報を送信するリソースを示し、たとえば、同期情報のリソースであり、ボックス中の2は第1指示情報により指示されるネットワーク装置がシステム情報の制御情報を送信するリソースを示し、ボックス中の3はシステム情報の制御情報により指示されるシステム情報を送信するリソースである。
【0099】
具体的には、第1指示情報はさらにネットワーク装置がシステム情報の制御情報を送信するリソースを指示し、このように端末装置は第1指示情報の指示に基づき、システム情報の制御情報を送信するリソース上でシステム情報の制御情報を受信し、端末装置はシステム情報の制御情報を受信すると、該システム情報の制御情報により指示されるリソースに基づきシステム情報を受信するリソースを決定し、更に決定したシステム情報を受信するリソースに基づきシステム情報を受信する。
【0100】
選択肢として、該第1指示情報はネットワーク装置がシステム情報の制御情報を送信するリソースを指示し、複数のリソース位置を指示し、且つ該複数のリソース位置のサイズが可変である。又は該第1指示情報はネットワーク装置がシステム情報の制御情報を送信するリソースとして1つのリソース集合から1つの特定のリソースを選択することを指示するなどであり、本発明の実施例ではそれを限定しない。
【0101】
一選択可能な実施形態として、前記システム情報の制御情報はさらに前記システム情報を送信する送信周期を指示することに用いられ、及び/又は、前記システム情報の制御情報はさらに前記システム情報に含まれるコンテンツ情報の送信を指示することに用いられる。
【0102】
第2部分において、ネットワーク装置はプリセット設定情報に基づきシステム情報を送信するリソースを決定し、端末装置はプリセット設定情報に基づきシステム情報を受信する第1リソースを決定し、ここで、第1リソースはシステム情報を送信するリソースであってもよい。以下、第2部分について説明する。
【0103】
一選択可能な実施形態として、S110は、前記ネットワーク装置がプリセット設定情報に基づき前記システム情報を送信するリソースを決定するステップを含む。S210の前、方法200は、前記端末装置がプリセット設定情報に基づき前記第1リソースを決定するステップを含む。プリセット設定情報はプロトコルに規定され、又はネットワーク装置と少なくとも1つの端末装置が協議して決定され、本発明の実施例ではそれを限定しない。
【0104】
一選択可能な実施形態として、前記プリセット設定情報は前記ネットワーク装置が前記システム情報を送信するリソースの計算方法を指示することに用いられる。ネットワーク装置は、プリセット設定情報により指示されるネットワーク装置がシステム情報を送信するリソースの計算方法に従って、ネットワーク装置がシステム情報を送信するリソースを計算する。前記端末装置がプリセット設定情報に基づき前記第1リソースを決定することは、前記端末装置は前記プリセット設定情報により指示される前記第1リソースの計算方法に従って前記第1リソースを決定するステップを含む。たとえば、図5に示すように、図5中のボックス中の3はネットワーク装置がシステム情報を送信するリソースを示し、ネットワーク装置がシステム情報を送信するリソースはプリセット設定情報に基づき決定され、端末装置はこれらのリソース上でシステム情報を受信でき、具体的には、端末装置は自体がサポートする帯域幅に基づきこれらのリソース上でシステム情報を受信できる。
【0105】
一選択可能な実施形態として、前記プリセット設定情報は前記ネットワーク装置が前記システム情報の制御情報を送信するリソースの計算方法を指示することに用いられる。ネットワーク装置はプリセット設定情報により指示されるネットワーク装置がシステム情報の制御情報を送信するリソースの計算方法に従って、ネットワーク装置がシステム情報の制御情報を送信するリソースを計算する。前記端末装置がプリセット設定情報に基づき前記第1リソースを決定することは、前記端末装置は前記プリセット設定情報により指示される前記システム情報の制御情報を送信するリソースの計算方法に従って、前記システム情報の制御情報を送信するリソースを計算するステップと、前記端末装置は前記システム情報の制御情報を送信するリソース上で前記システム情報の制御情報を受信するステップと、前記端末装置は前記システム情報の制御情報により指示されるリソースに基づき前記第1リソースを決定するステップと、を含む。たとえば、図6に示すように、図6中のボックス中の2はシステム情報の制御情報を送受信するリソースを示し、図6中のボックス中の3はシステム情報を送受信するリソースを示し、ネットワーク装置はプリセット設定情報に基づきネットワーク装置がシステム情報の制御情報を送信するリソースを決定し、ネットワーク装置はシステム情報の制御情報により指示されるシステム情報を送信するリソースに基づき、ネットワーク装置がシステム情報を送信するリソースを決定し、端末装置はプリセット設定情報に基づきシステム情報の制御情報を受信するリソースを決定し、端末装置はシステム情報の制御情報により指示されるシステム情報を受信する第1リソース上でシステム情報を受信する。
【0106】
一選択可能な実施形態として、前記システム情報は、前記少なくとも1つの端末装置が前記システム情報を除くほかのシステム情報を受信するリソースを指示するための第2指示情報を含む。S210の後、前記方法200は、前記端末装置は前記第2指示情報に基づき前記システム情報を除くほかのシステム情報を受信するリソース上で前記ほかのシステム情報を受信するステップをさらに含む。
【0107】
具体的には、前記システム情報がネットワーク装置の送信する一部のシステム情報である場合、ネットワーク装置は少なくとも1つの端末装置に送信していない残りのシステム情報のリソースを前記システム情報中で指示し、このように、少なくとも1つの端末装置は前記システム情報を受信すると、前記システム情報に含まれる第2指示情報に基づき残りのシステム情報のリソースを決定し、ここで、ほかのシステム情報はネットワーク装置が少なくとも1つの端末装置に送信していない残りのシステム情報であると理解してもよい。
【0108】
一選択可能な実施形態として、前記第2指示情報はさらに前記端末装置が前記ほかのシステム情報を受信する順序を指示することに用いられ、及び/又は、前記第2指示情報はさらに前記ほかのシステム情報のコンテンツ情報を指示することに用いられる。S210の後、前記方法200は、前記端末装置は前記第2指示情報により指示される前記システム情報を除くほかのシステム情報を受信する順序に応じて前記ほかのシステム情報を受信するステップをさらに含む。
【0109】
具体的には、前記システム情報がネットワーク装置の送信する一部のシステム情報である場合、ネットワーク装置は端末装置に送信していない残りのシステム情報の送信順序を第2指示情報によって前記システム情報中で指示し、このように、端末装置は前記システム情報を受信すると、前記システム情報に含まれる第2指示情報に基づき残りのシステム情報の受信順序を決定し、端末装置は受信順序に基づき残りのシステム情報を受信し、ここで、ほかのシステム情報はネットワーク装置が少なくとも1つの端末装置に送信していない残りのシステム情報であると理解してもよい。
【0110】
一選択可能な実施形態として、前記システム情報はマスタ情報ブロックである。前記システム情報がマスタ情報ブロックである場合、マスタ情報ブロックは最も主要なシステム情報を含み、たとえばシステム帯域幅、システムフレーム番号、選択情報及び初期アクセス情報等を含み、マスタ情報ブロックはさらに基地局の情報を含んでもよい。このように、少なくとも1つの端末装置によるマスタ情報ブロックの正常受信を確保できる。
【0111】
理解すべきなのは、図3図6中のX軸は時間領域(t)、Y軸は周波数領域(f)を示す。
【0112】
図7は本願の実施例に係るシステム情報の伝送装置300を模式的に示すブロック図であり、該装置は方法100中のネットワーク装置であってもよい。図7に示すように、該装置300は、決定モジュール310及び送信モジュール320を備え、
決定モジュール310は、システム情報を送信するリソースを決定し、
送信モジュール320は、前記システム情報を送信するリソース上で前記システム情報を送信する。
【0113】
一選択可能な実施形態として、前記送信モジュール320はさらに、前記システム情報を送信するリソース上で前記システム情報を送信する前、少なくとも1つの端末装置に、前記少なくとも1つの端末装置が前記システム情報を送信するリソースを決定するための第1指示情報を送信する。
【0114】
一選択可能な実施形態として、前記第1指示情報は前記システム情報を送信するリソースの位置を指示することに用いられ、又は、前記第1指示情報は前記システム情報を送信するリソースの開始位置及びリソースブロックの時間領域幅とリソースブロックの周波数領域幅のうちの少なくとも一方を指示することに用いられる。
【0115】
一選択可能な実施形態として、前記第1指示情報はさらに前記システム情報を送信する送信周期を指示することに用いられ、及び/又は、前記第1指示情報はさらに前記システム情報に含まれるコンテンツ情報を指示することに用いられる。
【0116】
一選択可能な実施形態として、前記第1指示情報はさらに前記システム情報の制御情報を送信するリソースの位置を指示することに用いられ、又は、前記第1指示情報は前記システム情報の制御情報を送信するリソースの開始位置及びリソースブロックの時間領域幅とリソースブロックの周波数領域幅のうちの少なくとも一方を指示することに用いられる。
【0117】
一選択可能な実施形態として、前記システム情報の制御情報はさらに前記システム情報を送信する送信周期を指示することに用いられ、及び/又は、前記システム情報の制御情報はさらに送信される前記システム情報に含まれるコンテンツ情報を指示することに用いられる。
【0118】
一選択可能な実施形態として、前記送信モジュール320は具体的には、同期情報によって前記少なくとも1つの端末装置に前記第1指示情報を送信する。
【0119】
一選択可能な実施形態として、前記第1指示情報はさらに前記少なくとも1つの端末装置が前記システム情報を送信するリソース上で前記システム情報を受信する必要があるか否かを指示することに用いられる。
【0120】
一選択可能な実施形態として、前記決定モジュール310は具体的には、プリセット設定情報に基づき前記システム情報を送信するリソースを決定することに用いられる。
【0121】
一選択可能な実施形態として、前記プリセット設定情報は前記システム情報を送信するリソースの計算方法を指示することに用いられる。
【0122】
一選択可能な実施形態として、前記プリセット設定情報は前記システム情報の制御情報を送信するリソースの計算方法を指示することに用いられる。
【0123】
一選択可能な実施形態として、前記システム情報は、前記少なくとも1つの端末装置が前記システム情報を除くほかのシステム情報を受信するリソースを指示するための第2指示情報を含む。
【0124】
一選択可能な実施形態として、前記第2指示情報はさらに前記少なくとも1つの端末装置が前記ほかのシステム情報を受信する順序を指示することに用いられ、及び/又は、前記第2指示情報はさらに前記ほかのシステム情報のコンテンツ情報を指示することに用いられる。
【0125】
一選択可能な実施形態として、前記システム情報はマスタ情報ブロックである。
【0126】
図8は本願の実施例に係るシステム情報の伝送装置400を模式的に示すブロック図であり、該装置は方法200中の端末装置であってもよい。図8に示すように、該装置400は受信モジュール410及び第1決定モジュール420を備え、
受信モジュール410は、設定された第1リソース上でシステム情報を受信する。
【0127】
一選択可能な実施形態として、前記受信モジュール410はさらに、前記設定された第1リソース上でシステム情報を受信する前、第1指示情報を受信し、第1決定モジュール420は、第1指示情報に基づき前記第1リソースを決定する。
【0128】
一選択可能な実施形態として、前記第1指示情報は前記システム情報を送信するリソースの位置を指示することに用いられ、又は、前記第1指示情報は前記システム情報を送信するリソースの開始位置及びリソースブロックの時間領域幅とリソースブロックの周波数領域幅のうちの少なくとも一方を指示することに用いられ、前記第1決定モジュール420は具体的には、前記第1指示情報により指示される前記システム情報を送信するリソースの位置に基づき前記第1リソースを決定し、又は前記第1決定モジュール420は具体的には、さらに前記第1指示情報により指示される前記システム情報を送信するリソースの開始位置及びリソースブロックの時間領域幅とリソースブロックの周波数領域幅のうちの少なくとも一方に基づき、前記第1リソースを決定する。
【0129】
一選択可能な実施形態として、前記第1指示情報はさらに前記システム情報を送信する送信周期を指示することに用いられ、及び/又は、前記第1指示情報はさらに前記システム情報に含まれるコンテンツ情報を指示することに用いられる。
【0130】
一選択可能な実施形態として、前記第1指示情報はさらに前記システム情報の制御情報を送信するリソースの位置を指示することに用いられ、又は、前記第1指示情報は前記システム情報の制御情報を送信するリソースの開始位置及びリソースブロックの時間領域幅とリソースブロックの周波数領域幅のうちの少なくとも一方を指示することに用いられ、前記第1決定モジュール420は具体的には、前記第1指示情報により指示される前記システム情報の制御情報を送信するリソースの位置、又は、前記第1指示情報により指示される前記システム情報の制御情報を送信するリソースの開始位置及びリソースブロックの時間領域とリソースブロックの周波数領域幅のうちの少なくとも一方に基づき、前記システム情報の制御情報を送信するリソースを決定し、前記受信モジュール410はさらに、前記システム情報の制御情報を送信するリソース上で前記システム情報の制御情報を受信し、前記第1決定モジュール420は具体的には、前記システム情報の制御情報により指示されるリソースに基づき前記第1リソースを決定する。
【0131】
一選択可能な実施形態として、前記システム情報の制御情報はさらに前記システム情報を送信する送信周期を指示することに用いられ、及び/又は、前記システム情報の制御情報はさらに前記システム情報に含まれるコンテンツ情報を指示することに用いられる。
【0132】
一選択可能な実施形態として、前記受信モジュール410は具体的には、同期情報によって前記第1指示情報を受信する。
【0133】
一選択可能な実施形態として、前記第1指示情報はさらに前記装置が前記第1リソース上で前記システム情報を受信する必要があるか否かを指示することに用いられ、前記第1決定モジュール420は具体的には、前記第1指示情報はさらに前記装置が前記第1リソース上で前記システム情報を受信する必要があることを指示することに用いられる場合、前記第1指示情報に基づき前記第1リソースを決定する。
【0134】
一選択可能な実施形態として、前記装置400は、前記設定された第1リソース上でシステム情報を受信する前、プリセット設定情報に基づき前記第1リソースを決定する第2決定モジュールをさらに備える。
【0135】
一選択可能な実施形態として、前記プリセット設定情報は前記第1リソースの計算方法を指示することに用いられ、前記第2決定モジュールは具体的には、前記プリセット設定情報により指示される前記第1リソースの計算方法に従って前記第1リソースを決定する。
【0136】
一選択可能な実施形態として、前記プリセット設定情報は前記システム情報の制御情報を送信するリソースの計算方法を指示することに用いられ、前記第2決定モジュールは具体的には、さらに前記プリセット設定情報により指示される前記システム情報の制御情報を送信するリソースの計算方法に従って、前記システム情報の制御情報を送信するリソースを計算し、前記受信モジュール410はさらに、前記システム情報の制御情報を送信するリソース上で前記システム情報の制御情報を受信し、前記第2決定モジュールは具体的には、さらに前記システム情報の制御情報により指示されるリソースに基づき前記第1リソースを決定する。
【0137】
一選択可能な実施形態として、前記受信モジュール410は具体的には、さらに前記装置400自体のサポートする帯域幅に基づき前記システム情報を同時又は順番に受信する。
【0138】
一選択可能な実施形態として、前記システム情報は、前記装置400が前記システム情報を除くほかのシステム情報を受信するリソースを指示するための第2指示情報を含み、前記受信モジュール410はさらに、前記設定された第1リソース上でシステム情報を受信した後、前記第2指示情報に基づき前記システム情報を除くほかのシステム情報を受信するリソース上で前記ほかのシステム情報を受信する。
【0139】
一選択可能な実施形態として、前記第2指示情報はさらに前記装置400が前記ほかのシステム情報を受信する順序を指示することに用いられ、及び/又は、前記第2指示情報はさらに前記ほかのシステム情報のコンテンツ情報を指示することに用いられる。
【0140】
一選択可能な実施形態として、前記システム情報はマスタ情報ブロックである。
【0141】
図9は本発明の実施例に係るシステム情報の伝送システム500の模式図であり、装置300及び装置400を備える。
【0142】
図10は本願の実施例に係るシステム情報の伝送装置600を模式的に示すブロック図であり、たとえば、該装置は方法100中のネットワーク装置であってもよい。図10に示すように、該装置600は送受信機610及びプロセッサ620を備える。
【0143】
プロセッサ620は、システム情報を送信するリソースを決定し、送受信機610は、前記システム情報を送信するリソース上で前記システム情報を送信する。
【0144】
理解すべきなのは、該装置600は方法100中のネットワーク装置に対応し、方法100中のネットワーク装置に対応する機能を実現でき、簡潔にするために、ここで詳細説明を省略する。
【0145】
図11は本願の実施例に係るシステム情報の伝送装置700を模式的に示すブロック図であり、該装置は方法200中の端末装置であってもよい。図11に示すように、該装置700は送受信機710及びプロセッサ720を備え、送受信機710は、設定された第1リソース上でシステム情報を受信する。
【0146】
一選択可能な実施形態として、送受信機710はさらに、前記設定された第1リソース上でシステム情報を受信する前、第1指示情報を受信し、プロセッサ720は、第1指示情報に基づき前記第1リソースを決定する。
【0147】
なお、該装置700は方法200中の端末装置に対応し、方法200中の端末装置に対応する機能を実現でき、簡潔にするために、ここで詳細説明を省略する。
【0148】
理解すべきなのは、本発明の実施例では、プロセッサ620とプロセッサ720は中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)であってもよく、プロセッサはさらにほかの汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又はほかのプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジック装置、ディスクリートハードウェアユニット等であってもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり、又は該プロセッサは任意の通常のプロセッサ等である。
【0149】
理解すべきなのは、本明細書では、用語「及び/又は」は、単に関連対象の関連関係を示すものであり、3種の関係が存在することを示し、例えば、A及び/又はBの場合、Aのみが存在すること、AとBが同時に存在すること、及びBのみが存在することを示す。また、本明細書では、文字「/」は、一般には、前後の関連対象が「又は」の関係を有することを示す。
【0150】
理解すべきなのは、本発明の実施例に係る各種の実施例では、上記各手順の番号の大きさは実行順序を示すものではなく、各手順の実行順序はその機能及び内部ロジックによって決定され、且つ本発明の実施例の実施プロセスを限定するものではない。
【0151】
当業者であれば、本明細書に開示されている実施例を参照して説明された各例のユニット及びアルゴリズムのステップを電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組合せによって実現できると理解できる。これらの機能をハードウェアで実行するかソフトウェアで実行するかは、技術案の特定の応用及び設計制約条件に応じて決められる。当業者は、各特定のアプリケーションに対して異なる方法で説明された機能を実現することができるが、このような実現は本発明の範囲を超えると考えられない。
【0152】
当業者であれば、説明の便宜及び簡潔上、上記説明したシステム、装置及びユニットの具体的なプロセスは、上記方法の実施例の対応するプロセスを参照すればよいと理解できるため、ここで詳細説明を省略する。
【0153】
本発明の実施例により提供されるいくつかの実施例では、開示されているシステム、装置及び方法をほかの形態で実現できると理解すべきである。例えば、以上説明された装置の実施例は単に例示的なものであり、例えば、該ユニットの分割は、単に1種のロジック機能分割であり、実際に実現する時に別他の分割方式を採用してもよく、例えば複数のユニット又は要素を他のシステムに結合又は集積し、又はいくつかの特徴を無視したり実行しなかったりする。また、表示又は検討された相互の結合又は直接結合又は通信接続はいくつかのインタフェース、装置又はユニットを介した間接結合又は通信接続であってもよく、電気的、機械的又はほかの形態としてもよい。
【0154】
前記分離部材として説明されたユニットは物理的に分離しているものであってもよく、物理的に分離しているものでなくてもよく、ユニットとして表示される部材は物理ユニットであってもよく物理ユニットでなくてもよく、すなわち、1つの場所に位置してもよく、複数のネットワークユニットに分布してもよい。実際の必要に応じて一部又はすべてのユニットを選択して本実施例の技術案の目的を実現することができる。
【0155】
また、本発明の実施例の各々における各機能ユニットは1つの処理ユニットに集積されてもよく、別々に物理的に存在してもよく、2つ又は2つ以上のユニットは1つのユニットに集積されてもよい。
【0156】
前記機能はソフトウェア機能ユニットの形態で実現され独立した製品として販売又は使用される場合、コンピュータ可読記憶媒体に記憶される。このような理解に基づき、本発明の技術案は本質的に又は従来技術に貢献する部分又は該技術案の一部はソフトウェア製品の形態で表現することができ、該コンピュータソフトウェア製品は記憶媒体に記憶され、一台のコンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク装置等であってもよい)に本発明の実施例の各々に係る方法の全て又は一部のステップを実行させるための複数の命令を含む。上記記憶媒体は、Uディスク、モバイルディスク、読み出し専用メモリ(ROM、Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスクなどプロクラムコードを記憶可能な種々の媒体を含む。
【0157】
以上、本発明の具体的な実施形態を説明したが、本発明の保護範囲はそれに限定されるものではなく、当業者が本発明に開示されている技術範囲を逸脱せずに容易に想到し得る変更や置換はすべて本発明の保護範囲に属する。従って、本発明の保護範囲は特許請求の範囲の保護範囲に準じるべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11