(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、液体絞り穴から液体を噴出して、空気と混合することで、空気を粉砕(剪断)して、ある程度のマイクロバブルを発生できるものの、更に液体に混入、溶込ませるマイクロバブルの量を増加し、及びナノ単位のバブルを混入、溶込ませることが望まれている。
【0005】
本発明は、水の電気分解で発生した水素及び酸素の気泡、水中の空気をマイクロ単位の気泡、及びナノ単位の気泡に粉砕(剪断)でき、十分な量のマイクロ単位の気泡及びナノ単位の気泡を水に混入、溶込ませて流出できるバブル発生装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の請求項1に係る
バブル発生装置は、流入口、流路穴、及び流出口を有し、水が前記流入口から前記流路穴に流入し、及び前記流路穴に流入した水が前記流出口から流出する液流路体と、前記流入口に対向して前記流路穴内に配置される正極電極、前記流入口に対向して前記流路穴内に配置され、及び前記正極電極に電極間隔を隔てて対向して並設される負極電極を有し、前記正極電極及び前記負極電極の間に電圧が印加されて水を電気分解する電極体と、前記流出口側において、前記流路穴の穴内周に流出隙間を隔てる液流出路を形成して前記流路穴内に配置される気泡貯留本体、前記気泡貯留本体内に形成され、気泡を貯留する気泡貯留空間、及び前記気泡貯留本体に形成され、前記電極体側の前記流路穴に開口する気泡導入口を有し、水及び気泡が前記気泡導入口から前記気泡貯留空間に流入する気泡貯留手段と、前記電極体及び前記気泡貯留手段の間において、前記流路穴の穴内周に流入間隔を隔てる液流入路を形成して前記流路穴内に配置され
る流体ガイド本体、前記流体ガイド本体を貫通して前記電極体側の前記流路穴に開口する
と共に、前記流体ガイド本体及び前記気泡貯留本体の間に形成され、前記液流入路及び前記液流出路に連続する混入空間に開口する流体絞り穴を有し、前記電極体側からの水及び気泡を前記流体絞り穴から前記気泡導入口内に向けて噴出する流体ガイド手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】
本発明の請求項1に係る発明は、水は、流入口から流路穴に流入し、正極電極及び負極電極の間を流れて、流体絞り穴に流入して、液絞り穴から混入空間に噴出される。流入口から流路穴に流入した水は、液流入路を流れて混入空間に流入し、混入空間から液流出路を通って液流出路から流出する。
電極体は、正極電極及び負極電極の間に電圧が印加されると、正極電極及び負極電極の間を流れる水を電気分解して、水素及び酸素の気泡を連続して安定的に発生する。電極体の電気分解にて電解水を含む水、水素及び酸素の気泡は、液絞り穴に流入し、液絞り穴を通って混入空間に噴出して、乱流となる。液絞り穴は、電極体側の流路穴から電解水を含む水、水素及び酸素の気泡を流して、気泡貯留空間に向けて混入空間に噴出する。混入空間に噴出された水素及び酸素の気泡は、気泡導入口から気泡貯留空間に流入し、気泡貯留空間に貯留される。気泡貯留空間に水素及び酸素の気泡を貯留すると、液絞り穴から噴出される電解水を含む水は、気泡貯留空間又は気泡導入口の水面に衝突して、流体ガイド本体側に跳ね返される。
これにより、電解水を含む水中の空気、水素及び酸素の気泡は、水の乱流、水面の衝突によって、マイクロ単位の気泡(マイクロバブル)及びナノ単位の気泡(ウルトラファインバブル)に粉砕(剪断)され、十分な(多数量)のマイクロバブル及びウルトラファインバブルとして電解水を含む水に混入、溶け込む。
十分な量(多数量)のマイクロバブル及びウルトラファインバブルの混入、溶け込んだ気泡混入水は、液流出路を通って流出口から流出される。液流入路から混入空間を通って液流出路に流れる水の流れによって、気泡混入水は、気泡貯留本体及び流体ガイド本体の間の混入空間から液流出路に引張れて(引き寄せされて)、液流出路を流れる。
このように、本発明は、電解水を含む水、水素及び酸素の気泡を、混入空間に噴出することで、水の乱流に加えて、水を気泡貯留空間又は気泡導入口の水面に衝突することで、水中の空気、水素及び酸素の気泡を微細に粉砕(剪断)でき、十分な量(多数量)のマクロバブル及びウルトラファインバブルを、電解水を含む水に混入、溶込ませて流出できる。
なお、国際標準化機構(ISO)の国際規格「ISO20480−1」には、1マイクロメートル(μm)以上100マイクロメートル(μm)の気泡を「マイクロバブル」、1マイクロメートル(μm)未満の気泡を「ウルトラファインバブル」と定めている(以下、同様)。
本発明の請求項1に係る発明は、電圧が印加される正極電極及び負極電極によって、水を電気分解することにより水素及び酸素の気泡を発生しているので、外部から空気を流路穴に吸気する構成(機構)を必要とすることなく、安定して気泡を発生でき、外部から空気を吸気しないことで、雑菌を含まない衛生的な気泡を生成することが可能である。
これにより、雑菌を含まない衛生的なマイクロバブル及びウルトラファインバブルを電解水を含む水に混入、溶込ませて流出できる。
本発明では、水は、塩化物イオン(塩素イオン、塩素成分)を含む水であって、例えば、水道水を使用できる。
【0008】
本発明の請求項2に係るバブル発生装置は、請求項1に係るバブル発生装置において、前記正極電極及び前記負極電極は、前記流路穴の穴内周に前記液流入路に連続する電極流れ隙間を隔てて前記流路穴に配置され、前記流体絞り穴は、前記流体ガイド本体を貫通して、前記正極電極及び前記負極電極の間の前記流路穴に開口し、及び前記混入空間に開口し、前記正極電極及び前記負極電極の間からの水及び気泡を前記気泡導入口に向けて前記混入空間に噴出することを特徴とする。
【0009】
本発明の請求項2に係る発明は、流入口から流入した水は、正極電極及び負極電極の間を流れ、及び電極流れ隙間を流れる。電極流れ隙間を流れる水は、液流入路、混入空間及び液流出路を通して流出口から流出される。液絞り穴は、正極電極及び負極電極の間に開口する。
これにより、正極電極及び負極電極の間を流れる電解水を含む水、水素及び酸素の気泡を、確実に、液絞り穴に流入して、液絞り穴から混入空間に噴出できる。
【0010】
本発明の請求項3に係るバブル発生装置は、請求項1又は請求項2に係るバブル発生装置において、前記流体絞り穴は、前記電極体側から段々に縮径しつつ前記流体ガイド本体を貫通して、前記混入空間に開口することを特徴とする。
【0011】
本発明に係る請求項3は、液絞り穴は、電極体の流路穴から流入する電解水を含む水の流速を増加(減圧)しつつ流して混入空間に噴出する。
これにより、混入空間に噴出した電解水を含む水にベンチュリー効果による負圧を発生でき、水中の空気、水素及び酸素の気泡を微細なマイクロバブル及びウルトラファインバブルに粉砕(剪断)できる。
【0012】
本発明の請求項4に係るバブル発生装置は、請求項1乃至請求項3の何れかに係るバブル発生装置において、前記気泡貯留手段は、前記液流出路に配置され、前記混入空間から前記液流出路を流れる水に、前記気泡貯留本体の外周回りの渦流を形成する渦流形成体を有することを特徴とする。
【0013】
本発明に係る請求項4は、液流出路に渦流を発生することで、混入空間でマイクロバブル及びウルトラファインバブルを混入した電解水を含む水を乱流にし、及びキャビテーションを発生でき、渦流で再度、微細に粉砕(剪断)されたマイクロバブル及びウルトラファインバブルを、電解水を含む水に混入、溶込ませることができる。
【0014】
本発明の請求項5に係るバブル発生装置は、請求項1乃至請求項4の何れかに係るバブル発生装置において、前記流体ガイド手段は、前記液流入路に配置され、前記電極体側から前記液流入路を流れる水を整流して、前記液流出路に向けて前記混入空間に流出する整流体を有することを特徴とする。
【0015】
本発明に係る請求項5は、液流入路を流れる水を整流して、混入空間から液流出路に流入することで、マイクロバブル及びウルトラファインバブルの混入した電解水を含む水を、整流した水によって、確実に、混入空間から液流出路に引寄せて、液流出路に流入できる。
【0016】
本発明の請求項6に係るバブル発生装置は、請求項1乃至請求項4の何れかに係るバルブ発生装置において、前記液流路体は、前記電極体に対向して前記流路穴に開口する第1流路口と、前記流体ガイド本体に対向して前記液流入路に開口する第2流入口と、を有し、水が前記第1流入口から前記流路穴に流入し、及び水が前記第2流入口から前記液流入路に流入することを特徴とする。
【0017】
本発明に係る請求項6は、第1流入口から水を電極体の位置する流路穴に流入することで、正極電極及び負極電極の間に水を流すことができる。
第2流入口から水を液流入路に流入することで、液流入路から混入空間を通して液流出路に水を流すことができる。
【0018】
本発明の請求項7に係るバブル発生装置は、請求項5に係るバブル発生装置において、前記液流路体は、前記電極体に対向して前記流路穴に開口する第1流入口と、前記電極体及び前記整流体の間において、前記流体ガイド本体に対向して前記液流入路に開口する第2流入口と、を有し、水が前記第1流入口から前記流路穴に流入し、及び水が前記第2流入口から前記液流入路に流入すること特徴とする。
【0019】
本発明に係る請求項7は、第1流入口から水を電極体の位置する流路穴に流すことで、正極電極及び負極電極の間に水を流すことができる。第2流入口から水を電極体及び整流体の間の液流入路に流入することで、整流体で整流した水を液流入路から混入空間を通して液流出路に流すことができる。
【発明の効果】
【0020】
本発明は、マイクロ単位の気泡(マイクロバブル)及びナノ単位の気泡(ウルトラファインバブル)を水に混入、溶込ませることができ、十分な量(多数量)のマイクロバブル及びウルトラファインバブルの混入、溶込んだ気泡混入水を流出できる。
【発明を実施するための形態】
【0022】
本発明に係るバブル発生装置について、
図1乃至
図25を参照して説明する。
【0023】
バブル発生装置X(バブル発生器具/バブル発生器)は、水を電気分解して、酸素及び水素の気泡を発生し、水に気泡を混入して気泡混入水を発生する。
水は、冷水、温水(湯)である(以下、同様)。水は、純水でなく、塩化物イオン(塩素イオン、塩素成分)を含む水(塩化物イオンを溶解して水)であって、例えば、水道水である(以下、「水道水」という)。
気泡は、水道水中に含まれる空気(空気の気泡)、水道水の電気分解で発生した酸素及び水素(酸素の気泡、水素の気泡)である(以下、同様)。
気泡混入水は、水道水に空気、酸素及び水素を混入した気泡混入冷水又は気泡混入温水であって、マイクロバブル又はウルトラファインバブルを混入した水(冷水、温水)である(以下、同様)。
【0024】
バブル発生装置Xは、
図1乃至
図18に示すように、液流路体1、電極ユニット2、気泡貯留手段3、及び流体ガイド手段4を備える。
【0025】
液流路体1(液流路管体)は、
図1乃至
図4に示すように、管本体5(水道管)、導入管体6(水道導入管)、流路穴7、複数の流入口8,9及び流出口10を有する。
【0026】
管本体5(円筒管本体)は、
図1乃至
図4に示すように、円筒管であって、主円筒管11及び補助円筒管12で構成される。補助円筒管12は、管本体5(主円筒管11)の筒中心線a(穴中心線)の方向A(以下、「筒中心線方向A」という)において、主円筒管11の一方の筒端11A側に外嵌されて配置される。
管本体5は、流路穴7、複数の流入口8,9(第1及び第2流入口8,9)及び流出口10を有する。
【0027】
管本体5(液流路体1)において、流路穴7は、
図1乃至
図8に示すように、円形穴であって、管本体5(主円筒管11及び補助円筒管12)に形成される。流路穴7は、管本体5の筒中心線aと同心に配置される。流路穴7は、管本体5の筒中心線方向Aにおいて、管本体5を貫通して、一方の筒端5A(補助円筒管12の一方の筒端5A)及び他方の筒端5B(主円筒管11の他方の筒端5B)に開口する。
【0028】
管本体5(液流路体1)において、第1流入口8(流入口8)は、
図3乃至
図8に示すように、管本体5の筒中心線方向Aにおいて、他方の筒端5B側(主円筒管11の他方の筒端5B側)に配置される。第1流入口8は、管本体5であって、主円筒管11に形成される。
第1流入口8は、流路穴7の穴内周7Xに開口して形成される。第1流入口8は、第1流入穴8A(流入穴)を通して主円筒管11の外周(外周面/外円周面)に開口される。第1流入穴8Aは、流路穴7の穴中心線aの方向A(以下、「穴中心線方向A」という)と直交する方向において、主円筒管11(管本体5)を貫通して形成され、又は管本体5の一方の筒端5Aに向けて傾斜しつつ主円筒管11を貫通して形成される。第1流入口8は、主円筒管11の流路穴7及び主円筒管11の外周に開口する。
流路穴7は、第1流入口8(流入口8)を有し、第1流入口8及び第1流入穴8Aにて管本体5(主円筒管11)の外周に開口する。
【0029】
管本体5(液流路体1)において、第2流入口9(流入口9)は、
図4及び
図7に示すように、管本体5の筒中心線方向Aにおいて、第1流入口8に間隔を隔てて並設される。第2流入口9は、主円筒管11の一方の筒端11A側(一方の筒端5A側)に配置される。
第2流入口9は、流路穴7の穴内周7Xに開口して形成される。第2流入口9は、第2流入穴9Aを通して主円筒管11の外周に開口される。第2流入穴9Aは、流路穴7の穴中心線方向Aと直交する方向において、主円筒管11(管本体5)を貫通して形成され、又は管本体5の一方の筒端5Aに向けて傾斜しつつ主円筒管11を貫通して形成される。第2流入口9は、主円筒管11の流路穴7及び主円筒管11の外周に開口する。
流路穴7は、第2流入口9を有し、第2流入口9及び第2流入穴9Aにて管本体5(主円筒管11)の外周に開口する。
【0030】
管本体5(液流路体1)において、流出口10は、流路穴7に連続して形成されて、管本体5(補助円筒管12)の一方の筒端5Aに開口する。
流路穴7は、流出口10を有し、流出口10にて管本体5(補助円筒管12)の一方の筒端5Aに開口する。
【0031】
液流路体1において、導入管体6(導入円筒管体)は、
図1、
図2、
図4及び
図7に示すように、円筒管であって、主導入円筒管13及び分岐導入円筒管14で構成される。
主導入円筒管13は、水供給源(図示しない)に連結(接続)される。主導入円筒管13は、管本体5の第1流入穴8Aを通して第1流入口8に連結(接続)されて、管本体5(主円筒管11)の流路穴7に連通される。
分岐導入円筒管14は、
図1、
図2、
図4及び
図7に示すように、主導入円筒管13から分岐して配置される。分岐導入円筒管14は、管本体5の第2流入穴9Aを通して第2流入口9に連結(接続)されて、管本体5(主円筒管11)の流路穴7に連通される。
【0032】
液流路体1は、
図4に示すように、水供給源(図示しない)から水道水が導入管体6に供給(流入)され、水道水は導入管体6(主導入円筒管13及び分岐導入円筒管14)を流れる。
これにより、液流路体1において、水道水が第1及び第2流入口8,9から管本体5(主円筒管11及び補助円筒管12)の流路穴7に流入し、及び流路穴7に流入した水道水が流出口10から流出する。
【0033】
電極ユニット2(電極手段)は、
図1乃至
図4、
図7、
図9及び
図10に示すように、端子ベース19、及び電極体20を備える。
【0034】
端子ベース19は、例えば、電気絶縁性の樹脂(材料)で形成される。端子ベース19は、
図1乃至
図4、
図7及び
図10に示すように、ベース本体21、及び絶縁基板22を有し、ベース本体21は円筒体(円筒状)に形成される。絶縁基板22は、ベース本体21内に配置されて、ベース本体21内を閉塞する。
【0035】
電極体20は、
図1、
図3、
図7、
図9及び
図10に示すように、正極電極23及び負極電極24を有する。
正極電極23及び負極電極24は、銅、グラファイト、銅タングステン等の導電材料で形成される。正極電極23及び負極電極24は、例えば、長尺(矩形)に形成した正極電極板(正極板)、及び負極電極板(負極板)である。
なお、正極電極23及び負極電極24は、円柱等の棒状電極であっても良い。
【0036】
正極電極23及び負極電極24は、
図3、
図7、
図9及び
図10に示すように、長尺(矩形)の電極板部25、端子板部26、及び電極溝27を有する。
【0037】
正極電極23及び負極電極24において、電極板部25は、
図9及び
図10に示すように、電極平板28、及び一対の電極側平板29にて断面コ形に形成される。端子板部26は、各電極23,24の長手方向NLにおいて、電極板部25(電極平板28)の一方の極板端25Aと一体に形成され、一方の極板端25Aから各電極23,24の長手方向NLに延在される。電極溝27は、各電極23,24の長手方向NLにおいて、電極板部25の他方の極板端25B側に形成される。電極溝27は、電極平板28、及び各電極側平板29に形成され、各電極23,24の長手方向NLと直交する方向(短手方向SH)において、各電極側平板29を貫通して、各電極側平板29の極板端29Aに開口する。電極溝27は、各電極23,24の長手方向NL及び短手方向SHと直交する方向(前後方向FR)において、電極平板28の一部を貫通する。
【0038】
正極電極23及び負極電極24は、
図9及び
図10に示すように、相互の間に電極間隔HE(電極隙間)を隔てて対向して並設される。正極電極23及び負極電極24は、電極平板28の間に電極間隔HEを隔てて、電極平板28を平行に配置する。
これにより、負極電極24(電極平板28)は、正極電極23(電極平板28)に電極間隔HEを隔てて対向して、正極電極に並設される。
【0039】
電極体20において、正極電極23及び負極電極24は、
図10に示すように、端子板部26をベース本体21(端子ベース19)の一方の筒端21Aからベース本体21内に挿入し、及び端子板部26を絶縁基板22に貫通して、絶縁基板22(端子ベース19)に取付けられる。
正極電極23及び負極電極24において、端子板部26は、
図10に示すように、絶縁基板22を貫通して、ベース本体21の他方の筒端21Bから突出して配置される。
正極電極23及び負極電極24は、
図10に示すように、ベース本体21(端子ベース19)の筒中心線dの両側に配置される。正極電極23及び負極電極24において、電極板部25は、ベース本体21(端子ベース19)の筒中心線dの方向D(以下、「筒中心線方向D」という)において、一方の筒端21Aから突出して延在される。
【0040】
電極ユニット2において、ベース本体21の一方の筒端21Aから電気絶縁性の樹脂、例えば、エポキシ樹脂をベース本体21内に充填して、樹脂層PLを形成する(
図10参照)。
正極電極23及び負極電極24(端子板部26)は、エポキシ樹脂の個化によって、樹脂層PLで電気絶縁され、及びベース本体21(端子ベース19)に固定される。正極電極23及び負極電極24は、端子ベース19(絶縁基板22)に片持ち支持される。
【0041】
気泡貯留手段3(気泡貯留ユニット)は、
図3、
図11乃至
図14に示すように、気泡貯留本体31、気泡貯留空間32、気泡導入口33、及び渦流形成体34を有する。
【0042】
気泡貯留本体31(気泡貯留本体)は、例えば、円筒体(円筒状)に形成される。気泡貯留本体31は、筒中心線bの方向Bにおいて、一方の筒端31Aが閉塞される。
気泡貯留本体31において、一方の筒端31A側は、筒中心線bの方向Bに突出する半球状に形成される。
【0043】
気泡貯留空間32は、
図12(a)及び
図14に示すように、気泡貯留本体31内に形成され、気泡を貯留する。気泡貯留空間32は、例えば、気泡貯留本体31の筒中心線bと同心に配置される円形穴(気泡貯留穴)であって、気泡貯留本体31の筒中心線bの方向B(以下、「筒中心線方向B」という)に延在して形成される。気泡貯留空間32は、気泡貯留本体31の一方の筒端31A(半球状の筒端)で閉塞され、気泡貯留本体31の他方の筒端31Bに開口する。
【0044】
気泡導入口33は、
図12(a)及び
図14に示すように、気泡貯留本体31に形成される。気泡導入口33は、例えば、円形に形成される。気泡導入口33は、気泡貯留空間32(気泡貯留穴)の穴中心線bと同心に配置され、気泡貯留空間32に連続して形成される。気泡導入口33は、気泡貯留本体31の他方の筒端31Bに開口する。
気泡貯留空間32(気泡貯留穴)は、気泡導入口33を有し、気泡導入口33にて気泡貯留本体31の他方の筒端31Bに開口する。
【0045】
気泡貯留手段3において、渦流形成体34(渦流発生体)は、気泡貯留本体31の外周回り(外円周回り)に渦流を形成(発生)する。渦流形成体34は、
図11乃至
図14に示すように、例えば、気泡貯留本体31と一体に形成される。
渦流形成体34は、
図11乃至
図14に示すように、複数の流れ案内板35(流れ案内平板)、及び複数の渦流案内板36を有する。渦流形成体34は、例えば、4枚(4つ)の流れ案内板35、及び4枚(4つ)の渦流案内板36を有して構成される。
【0046】
各流れ案内板35は、
図11乃至
図14に示すように、気泡貯留本体31の一方の筒端31A側(半球状の筒端側)に配置される。
各流れ案内板35は、気泡貯留本体31の周方向(円周方向)に等間隔(角度:90度の間隔)を隔てて配置される。各流れ案内板35は、相互の間に液流れ隙間δ1(液流れ間隔)を形成して配置される。
各流れ案内板35は、気泡貯留本体31の外周31C(外周面/外円周面)に一体に形成される。各流れ案内板35は、気泡貯留本体31の外周31Cから気泡貯留本体31の径外方向に突出されて、気泡貯留本体31の筒中心線方向Bに延在される。
【0047】
各流れ案内板35は、
図11乃至
図14に示すように、流れ表平面37、流れ裏平面38、流れ傾斜平面39、及び流れ分流面40を有する。
【0048】
各流れ案内板35において、流れ表平面37及び流れ裏平面38は、
図11乃至
図13に示すように、気泡貯留本体31の周方向(円周方向)において、各流れ案内板35の板厚さを有して平行に配置される。流れ表平面37及び流れ裏平面38は、相互に間隔(板厚さ)を隔てて平行して、気泡貯留本体31の筒中心線方向Bに延在される。
【0049】
各流れ案内板35において、流れ傾斜平面39は、
図11及び
図13に示すように、流れ表平面37に対して傾斜角度θを持って、気泡貯留本体31の一方の筒端31A側に位置する流れ案内板35の一方の板端35A(板上端)から他方の板端35B(他方の筒端31B側に位置する板下端)に向けて傾斜しつつ延在される。
各流れ案内板35の流れ傾斜平面39は、同一方向に傾斜して、流れ表平面37及び流れ裏平面38の間に形成される。
傾斜角度θは、0度を超え90度未満の鋭角であって、例えば、θ=38度である。
【0050】
各流れ案内板35において、流れ分流面40は、
図11及び
図13に示すように、流れ案内板35の他方の板端35B側に形成される。流れ分流面40は、気泡貯留本体31の筒中心線方向Bにおいて、気泡貯留本体31の他方の筒端31B側に突出する半円形状(円孤状)に形成される。
【0051】
各渦流案内板36は、
図11乃至
図14に示すように、気泡貯留本体31の一方の筒端31A側に配置される。
各渦流案内板36は、気泡貯留本体31の周方向に等間隔(角度:90度の間隔)を隔てて配置される。各渦流案内板36は、相互に渦流れ隙間δ2(渦流れ間隔)を形成して配置される。各渦流案内板36は、気泡貯留本体31の径方向において、各流れ案内板35の外側(径外方)に配置されて、各流れ案内板35に取付けられる。各渦流案内板36は、気泡貯留本体31の径方向において、各流れ案内板35の先端(径方向の先端)と一体に形成される。
【0052】
各渦流案内板36は、
図11及び
図12に示すように、気泡貯留本体31の周方向(円周方向)において、各流れ案内板35の両側(円周方向の左右側)に突出して配置される。各渦流案内板36は、
図11及び
図12に示すように、気泡貯留本体の筒中心線方向Bにおいて、各流れ案内板35の両側(筒中心線方向Bの上下側)に延在して配置される。
【0053】
各渦流案内板36は、
図11、
図13及び
図14に示すように、内周円孤面43(内側円孤面)、及び外周円孤面44(外側円孤面)を有する。
【0054】
各渦流案内板36において、内周円孤面43は、
図12(a)に示すように、気泡貯留本体31の筒中心線bを中心とする半径R1の円孤面に形成される。内周円孤面43の半径R1は、気泡貯留本体31の筒外半径Rより大きい(R1>R)。
これにより、各渦流案内板36及び気泡貯留本体31は、内周円孤面43及び気泡貯留本体31の外周31Cの間に渦流空間ε(渦流環状空間)を形成する。各渦流案内板36(内周円孤面43)及び気泡貯留本体31(外周31C)の間の渦流空間εには、各流れ案内板35が配置される。
【0055】
各渦流案内板36において、外周円孤面44は、
図12(a)に示すように、気泡貯留本体31の筒中心線bを中心とする半径R2の円孤面に形成される。外周円孤面44の半径R2は、内周円孤面43の半径R1、及び気泡貯留本体31の筒外半径Rより大きい(R2>R1>R)。
【0056】
流体ガイド手段4(流体ガイドユニット)は、
図3、
図15乃至
図17に示すように、流体ガイド本体55、流体絞り穴56、及び整流体57を有する。
【0057】
流体ガイド本体55は、
図15乃至
図17に示すように、電気絶縁性の樹脂(材料)によって、例えば、円錐台の筒体(円錐台筒体)に形成される。流体ガイド本体55は、鍔円板58(鍔平板)、及び一対の固定溝59を有する。
【0058】
鍔円板58は、
図15乃至
図17に示すように、流体ガイド本体55の筒中心線cの方向C(以下、「筒中心線方向C」という)において、円錐台の底面である一方の筒端55A側に配置される。鍔円板58は、流体ガイド本体55と同心に配置されて、流体ガイド本体55と一体に形成される。鍔円板58は、流体ガイド本体55の外周55C(外周面/外円周面)から径外方向に突出して形成される。
【0059】
各固定溝59は、
図15乃至
図17に示すように、鍔円板58に形成される。各固定溝59は、流体ガイド本体55(鍔円板58)の周方向(円周方向)に等間隔(角度:180度の間隔)を隔てて配置される。各固定溝59は、鍔円板58の周方向に溝幅、及び鍔円板58の径方向に溝深さを有して、流体ガイド本体55の筒中心線方向Cにおいて、鍔円板58を貫通する。各固定溝59は、鍔円板58の外周58A(外周面/外円周面)に開口される。
【0060】
流体絞り穴56は、
図16(a)及び
図17に示すように、流体ガイド本体55に形成される。流体絞り穴56は、流体ガイド本体55の筒中心線cと同心に配置される円錐穴である。流体絞り穴56は、流体ガイド本体55の筒中心線方向Cにおいて、流体ガイド本体55を貫通して、一方の筒端55A及び他方の筒端55B(円錐台の上面である筒端)に開口する。
流体絞り穴56は、流体ガイド本体の一方の筒端55Aから段々に縮径しつつ他方の筒端55Bまで延在される。
【0061】
流体ガイド手段4において、整流体57は、
図15乃至
図17に示すように、流体ガイド本体55と一体に形成される。
整流体57は、複数の整流板60(整流平板)を有する。整流体57は、例えば、4枚(4つ)の整流板60を有して構成される。
【0062】
各整流板60は、
図15及び
図17に示すように、流体ガイド本体55の他方の筒端55B側(円錐台の上面である筒端側)に配置される。
各整流板60は、流体ガイド本体55周方向(円周方向)に等間隔(角度:90度の間隔)を隔てて配置される。各整流板60は、相互の間に整流隙間δ3(整流間隔)を形成して配置される。
各整流板60は、流体ガイド本体55の外周55Cに一体に形成される。各整流板60は、流体ガイド本体55の外周55Cから流体ガイド本体55の径外方向に延在して、鍔円板58の外周58Aから突出される。各整流板60は、流体ガイド本体55の筒中心線方向Cに延在される。
【0063】
各整流板60は、
図15乃至
図17に示すように、外周円孤面60A、整流表平面61、整流裏平面62、及び水分流面63を有する。
【0064】
各整流板60において、外周円孤面60A(外側円孤面)は、
図16(a)に示すように、流体ガイド本体55の筒中心線cを中心とする半径R5の円孤状に形成される。
【0065】
各整流板60において、整流表平面61及び整流裏平面62は、
図15及び
図16に示すように、流体ガイド本体55の周方向(円周方向)において、各整流板60の板厚さを有して平行に配置される。整流表平面61及び整流裏平面62は、相互に間隔(板厚さ)を隔てて平行して、流体ガイド本体55の筒中心線方向Cに延在される。
【0066】
各整流板60において、水分流面63は、
図11及び
図16(a)に示すように、流体ガイド本体55の一方の筒端55A側に位置する整流板60の一方の板端60B側に形成される。水分流面63は、流体ガイド本体55の筒中心線方向Cにおいて、流体ガイド本体55の一方の筒端55A側に突出する半円形状(円孤状)に形成される。
【0067】
バブル発生装置Xにおいて、気泡貯留手段3は、
図4乃至
図6に示すように、液流路体1の流路穴7内に配置される。気泡貯留手段3において、気泡貯留本体31は、流出口10側において、流路穴7内に配置される。
気泡貯留本体31は、気泡導入口33を第1及び第2流入口8,9(管本体5の他方の筒端5B)に向けて、流出口10側の流路穴7内に挿入(配置)される。気泡貯留本体31は、筒中心線bを流路穴7の穴中心線aに一致して、流路穴7と同心に配置される。気泡貯留本体31は、第2流入口9(又は第1流入口8)及び流出口10の間に位置して、流路穴7内に配置される。
【0068】
気泡貯留本体31は、各渦流案内板36を流路穴7に液密に当接(圧接)して、流路穴7内に配置される。気泡貯留本体31において、各渦流案内板36は、
図5及び
図6に示すように、外周円孤面44を流路穴7の穴内周7X(穴内周面)に当接(圧接)して配置される。
気泡貯留本体31は、
図4及び
図5に示すように、各渦流案内板36において、筒中心線方向Bの各板端36A,36Bを主円筒管11の一方の筒端11A、及び補助円筒管12の突起12Aに当接して、流路穴7内に固定して配置される。気泡貯留本体31は、主円筒管11の一方の筒端11A及び補助円筒管12の突起12Aにて、各渦流案内板36を挟持することで、流出口10側の流路穴7内に固定される。
【0069】
これにより、気泡貯留本体31は、
図4乃至
図6に示すように、流路穴7の穴内周7X(穴内周面)に流出隙間δA(流出間隔)を隔てる液流出路α1を形成して、流出口10側の流路穴7内に配置される。液流出路α1は、流路穴7の穴内周7X及び気泡貯留本体31の外周31Cの間に形成され、気泡貯留本体31の各流れ案内板35間の液流れ隙間δ1、及び各渦流案内板36間の渦流れ隙間δ2に連続(連通)する。
【0070】
気泡貯留本体31を流路穴7内に配置すると、気泡貯留空間32(気泡貯留穴)、及び気泡導入口33は、
図4及び
図5に示すように、流路穴7と同心に配置され、気泡導入口33は、電極体20側(各流入口8,9側)の流路穴7に開口(連通)する。
【0071】
流路穴7内において、渦流形成体34は、
図4乃至
図6に示すように、液流出路α1に配置され、混入空間α3から液流出路α1を流れる水道水に、気泡貯留本体31の外周31C回りの渦流σを形成(発生)する。流路穴7内において、各流れ案内板35の流れ表平面37及び流れ裏平面38は、相互に平行して、流路穴7の穴中心線方向Aに延在される。
流路穴7内において、各渦流案内板36の内周円孤面43は、流路穴7の周方向(穴円周方向)に円孤状に延在される。
【0072】
バブル発生装置Xにおいて、電極ユニット2、及び流体ガイド手段4は、
図18に示すように、一体に組立てられる。
流体ガイド手段4において、流体ガイド本体55は、
図18に示すように、正極電極23及び負極電極24において、電極板部25の他方の極板端25B側に配置される。
流体ガイド本体55は、一方の筒端55Aを端子ベース19(ベース本体21)に向けて、鍔円板58を正極電極23及び負極電極24(電極平板28)の間に配置して、正極電極23及び負極電極24に組付けられる。
正極電極23及び負極電極24は、電極溝27の貫通する電極平板28の部分(電極平板28の一部)を、流体ガイド本体55の鍔円板58の外周58Aから各固定溝59内に挿入し、及び流体ガイド本体55は、各固定溝59の両側に位置する鍔円板58を各電極23,24の電極溝27に挿入する。
これにより、流体ガイド本体55は、筒中心線cをベース本体21(端子ベース19)の筒中心線dに一致して、ベース本体21(端子ベース19)と同心に配置され、及び電極板部25の他方の極板端25B側に固定されて電極ユニット2に組付けられる。
流体絞り穴56は、正極電極23(電極平板28)及び負極電極24(電極平板28)の間に開口(連通)して、流体ガイド本体55の一方の筒端55Aから段々に縮径しつつ延在して、他方の筒端55Bに開口する。
【0073】
電極ユニット2に流体ガイド本体55(流体ガイド手段4)を組付けた組立体Y(以下、「組立体Y」という)は、
図18に示すように、端子ベース19、各電極23,24(電極板部25)及び流体ガイド本体55の順に配置して組立てられる。
組立体Yは、流体ガイド本体55の他方の筒端55Bを、各電極23,24の電極板部25の他方の極板端25Bから延在して、流体ガイド本体55を各電極23,24に固定する。
【0074】
バブル発生装置Xにおいて、組立体Y(電極ユニット2及び流体ガイド手段4)は、
図4、
図7及び
図8に示すように、流路穴7の穴中心線方向Aにおいて、流路穴7内の気泡貯留本体31(気泡貯留手段3)より第1及び第2流入口8,9側の流路穴7内に配置される。
【0075】
組立体Yは、
図4及び
図7に示すように、管本体5(主円筒管11)の他方の筒端5Bから流路穴7内に挿入される。組立体Yは、流体ガイド本体55の他方の筒端55B側(各整流板60側)から、管本体5の他方の筒端5Bを通して流路穴7内に挿入される。
【0076】
組立体Yにおいて、流体ガイド本体55は、
図7に示すように、他方の筒端55Bを気泡貯留本体31の気泡導入口33(気泡貯留空間32)に向けて、及び各整流板60を流路穴7に挿入(配置)される。
流体ガイド本体55(流体ガイド手段4)は、筒中心線c(流体絞り穴56の穴中心線c)を、気泡貯留本体31の筒中心線b(気泡貯留空間32の穴中心線c、気泡導入口33の口中心線c)に一致して、気泡貯留本体31と同心に配置される。
組立体Yにおいて、流体ガイド本体55は、各整流板60を流路穴7に液密に当接(圧接)して、流路穴7内に配置される。流体ガイド本体55において、各整流板60は、
図7に示すように、外周円孤面60Aを流路穴7の穴内周7X(穴内周面)に当接(圧接)して配置される。
【0077】
組立体Yにおいて、ベース本体21(端子ベース19)は、
図4及び
図7に示すように、一方の筒端21Aから管本体5(主円筒管11)の他方の筒端5B側に外嵌されて、管本体5(主円筒管11)の他方の筒端5B側に螺着される。ベース本体21は、主円筒管11への螺着に伴って、シールリングSRを介在して管本体5の他方の筒端5Bに当接(圧接)される。
これにより、電極ユニット2において、端子ベース19(ベース本体21)は、流路穴7を液密にして、管本体5に取付けられる。
【0078】
端子ベース19(ベース本体21)を管本体5(液流路体1)に取付けると、正極電極23は、
図4及び
図7に示すように、電極板部25(電極平板28)を第1流入口8(流入口8)に対向(対峙)して流路穴7に配置される。負極電極24は、
図4及び
図7に示すように、第1流入口8の間に正極電極23を介在して、電極板部25(電極平板28)を第1流入口8に対向(対峙)して流路穴7内に配置される。
正極電極23及び負極電極24は、第1流入口8と向かい合って(第1流入口8と対向して)、流入穴7に配置される。流路穴7内において、負極電極24は、正極電極23に電極間隔HEを隔てて対向(対峙)して並設される。
正極電極23及び負極電極24は、
図4及び
図7に示すように、管本体5の筒中心線方向A(流路穴7の穴中心線方向A)において、管本体5の他方の筒端5Bから第1流入口8を通って第2流入口9近傍まで延在して配置される。
正極電極23及び負極電極24は、電極平板28及び流路穴7の穴内周7X(穴内周面)の間に電極流れ隙間δX(電極流れ間隔)を隔てて流路穴7内に配置される。
これにより、第1流入口8は、電極体20(正極電極23、負極電極24)に対向して(正極電極23及び負極電極24と向かい合って)流路穴7に開口する。
【0079】
端子ベース19を管本体5(液流路体1)に取付けると、流体ガイド本体55は、
図4、
図7及び
図8に示すように、流路穴7の穴中心線方向Aにおいて、電極体20及び気泡貯留本体31(気泡貯留手段3)の間の流路穴7内に配置される。流体ガイド本体55は、流路穴7の穴中心線方向Aにおいて、第2流入口9より気泡貯留本体31側、及び第2流入口9より電極体20側に連続して配置(延在)される。
流体ガイド本体55は、
図4図7及び
図8に示すように、筒中心線c(流体絞り穴56の穴中心線c)を、気泡導入口33の口中心線b(気泡貯留空間32の穴中心線b)に一致して、気泡貯留本体31と同心に配置される。
流体ガイド本体55は、流路穴7の穴内周7X(穴内周面)に流入隙間δB(流入間隔)を隔てる液流入路α2を形成して流路穴7内に配置される。液流入路α2は、流路穴7の穴内周7X(穴内周面)及び流体ガイド本体55の外周55Cの間に形成され、各整流板60の間の整流隙間δ3に連続(連通)する。液流入路α2は、第2流入口9に連通され、第2流入口9は、流体ガイド本体55に対向して液流入路α2に開口する。第2流入口9は、電極体20及び整流体57(各整流板60)の間において、流体ガイド本体55に対向(対峙)して液流入路α2に開口する。
【0080】
流体ガイド本体55は、
図4、
図5、
図7及び
図8に示すように、流路穴7の穴中心線方向Aにおいて、液流入路α2及び液流出路α1に連続(連通)する混入空間α3を気泡貯留本体31(気泡導入口33)の間に形成して流路穴7内に配置される。混入空間α3は、流体ガイド本体55の他方の筒端55B及び気泡貯留本体31の他方の筒端31Bの間に形成される。
これにより、 液流出路α1及び液流入路α2は、混入空間α3を通して連通される。流体絞り穴56は、混入空間α3及び電極体20側(第1流入口8側)の流路穴7に開口する。流体絞り穴56は、混入空間α3を通して気泡導入口33(気泡貯留空間32)に連通される。
流体絞り穴56は、流路穴7の穴中心線方向Aにおいて、流体ガイド本体55を貫通して、正極電極23及び負極電極24の間(各電極23,24の間の流路穴7)に開口して、及び混入空間α3に開口する。流体絞り穴56は、流路穴7の穴中心線方向Aにおいて、正極電極23及び負極電極24の間(電極体20側)から段々に縮径しつつ流体ガイド本体55を貫通して、混入空間α3に開口する。
【0081】
流路穴7内において、整流体57(各整流板60)は、
図4、
図5及び
図7に示すように、液流入路α2に配置され、電極体20側から液流入路α2を流れる水道水を整流して、整流した水道水を液流出路α1に向けて混入空間α3に流出する。流路穴7内において、各整流板60の整流表平面61及び整流裏平面62は、相互に平行して、流路穴7の穴中心線方向Aに延在される。
【0082】
端子ベース19を管本体5に取付けると、流体ガイド本体55は、
図4及び
図7に示すように、鍔円板58の外周58A及び流路穴7の穴内周7X(穴内周面)に気液流れ隙間δC(気泡流れ間隔)を隔てて流路穴7内に配置される。気液流れ隙間δCは、電極体20の位置する流路穴7(電極流れ隙間δX)及び液流入路α2に連続(連通)する。
液流入路α2は、気液流れ隙間δCを通して電極流れ隙間δXに連通され、電極流れ隙間δX(電極流れ間隔)は、気液流れ隙間δCを通して液流入路α2に連続(連通)する。
【0083】
バブル発生装置Xにおいて、正極電極23及び負極電極24(電極体20)は、電源(図示しない)に接続される。正極電極23及び負極電極24は、ベース本体21内の端子板部26を電源(図示しない)に電気的に接続する。
これにより、電極体20は、電源によって、正極電極23及び負極電極24の間に電圧(例えば、直流電圧)が印加される。
【0084】
バブル発生装置Xには、
図4に示すように、水供給源(図示しない)から水道水W(冷水又は温水)が供給(流入)される。水道水W(水W)は、
図4及び
図7に示すように、導入管体6の主導入円筒管13に流入し、主導入円筒管13から第1流入口8を通して、電極体20の位置する流路穴7内に流入する。水道水は、分岐導入円筒管14から第2流入口9を通して、液流入路α2(流体ガイド本体55の位置する流路穴7内)に流入する。
【0085】
第1流入口8から流入した水道水Wは、
図4に示すように、正極電極23及び負極電極24の間、電極流れ隙間δX(電極流れ間隔)を流れ、各電極23,24の間から流体絞り穴56に流入し、及び電極流れ隙間δXから気液流れ隙間δCを通って液流入路α2に流入する。
第2流入口9、及び電極流れ隙間δXから液流入路α2に流入した水道水Wは、混入空間α3に流れ、混入空間α3から液流出路α1を流れて、流出口10から流出する。
【0086】
バブル発生装置Xにおいて、流路穴7内を水道水Wで充填すると、電源(図示しない)によって、正極電極23及び負極電極24の間に電圧を印加する。
正極電極23及び負極電極24に電圧を印加すると、電極体20(正極電極23及び負極電極24)は、
図19に示すように、正極電極23(電極平板28)及び負極電極24(電極平板28)の間を流れる水道水Wを電気分解(電気的な酸化還元反応)して、水素(水素の気泡)及び酸素(酸素の気泡)を発生する。
【0087】
電極体20の電気分解にて電解水を含む水道水W1(以下、「水道水W1(水W1)」という)、及び各電極23,24の間で発生した水素の気泡、酸素の気泡(以下、「気泡BU」という)は、流体ガイド本体55の一方の筒端55Aから流体絞り穴56に流入する。正極電極23及び負極電極24において、各電極平板28は、各電極23,24の間を流れる水道水W1、及び各電極23,24の間で発生した気泡BUを流体絞り穴56に案内して、水道水W1及び気泡BUを流体絞り穴56に流入させる。
流体絞り穴56に流入した水道水W1及び気泡BUは、
図20に示すように、流速を増加及び減圧しつつ流体絞り穴56を流れ、混入空間α3に噴出(噴射)される。流体絞り穴56は、水道水W1及び気泡BUの流速を増加(減圧)しつつ流して、水道水W1及び気泡BUを気泡導入口33に向けて混入空間α3に噴出(噴射)する。
これにより、流体ガイド手段4は、正極電極23及び負極電極24の間(電極体20側)からの水道水W1及び気泡BUを流体絞り穴56から気泡導入口33に向けて混入空間α3に噴出(噴射)する。
【0088】
流体絞り穴56から混入空間α3に噴出した水道水W1及び気泡BUは、気泡導入口33から気泡貯留空間32に流入する。混入空間α3に噴出された気泡BUは、気泡導入口33から気泡貯留空間32に貯留される。
これにより、気泡貯留手段3は、水道水W1及び気泡BUが気泡導入口33から気泡貯留空間32に流入し、気泡BUを気泡貯留空間32に貯留する。
【0089】
流体絞り穴56から水道水W1及び気泡BUを噴出(噴射)すると、気泡貯留本体31及び流体ガイド本体55間の混入空間α3において、水道水は、
図20に示すように、流速が減速され、圧力の高くなった乱流となり、水道水W1にベンチュリー効果による負圧を発生させる。
流体絞り穴56から噴出された水道水W1は、
図20に示すように、気泡貯留空間32(気泡導入口33)の水面δYに衝突して流体ガイド本体55側に跳ね返されて乱流となる。混入空間α3に噴出した水道水W1は、気泡貯留空間32に貯留した気泡BUの圧力(気圧)によって、水面δYに衝突して跳ね返される。
【0090】
気泡貯留本体31及び流体ガイド本体55間の混入空間α3において、水道水W1中の空気及び気泡BUは、ベンチュリー効果、水道水W1の乱流、及び水面δYの衝突によって、マイクロ単位の気泡(マイクロバブル)及びナノ単位の気泡(ウルトラファインバブル)に粉砕(剪断)される。
マイクロ単位の気泡(マイクロバブル)及びナノ単位の気泡(ウルトラファインバブル)は、水道水W1に混入及び溶け込む(以下、「気泡混入水W2」という)。。
水道水W1に混入、及び溶け込むマイクロ単位の気泡及びナノ単位の気泡は、空気の気泡、水素の気泡及び酸素の気泡である。
【0091】
第1流入口8から電極流れ隙間δX(電極流れ間隔δX)を流れる水道水Wは、
図19に示すように、気液流れ隙間δCを通って液流入路α2に噴出(流入)され、第2流入口9から液流入路α2に流入した水道水Wと合流する。
第2流入口9及び気液流れ隙間δCから液流入路α2に流入した水道水Wは、
図20に示すように、流体ガイド手段4の整流体57(各整流板60)に向けて流れる。
【0092】
液流入路α2を流れる水道水Wは、
図21に示すように、各整流板60の水分流面63で分岐(分流)されて、各整流板60の整流表平面61及び整流裏平面62に流出する。液流入路α2において、水道水Wは、各整流板60の整流表平面61及び整流裏平面62に沿って、各整流隙間δ3を流路穴7の穴中心線方向Aに流れる。
これにより、整流体57(各整流板60)は、電極体20側(電極流れ隙間δX側)、及び第2流入口9から液流入路α2を流れる水道水Wを穴中心線方向Aに整流して、液流出路α1に向けて混入空間α3に流出(噴出/噴射)する。
【0093】
整流された水道水Wは、
図20に示すように、気泡貯留本体31の外周31C及び流路穴7の穴内周7X間の混入空間α3に流出(噴出/噴射)され、液流出路α1に流入する。
【0094】
気泡混入水W2(初期・気泡混入水W2)は、
図20に示すように、混入空間α3から液流出路α1に流れる水道水Wによって、気泡貯留本体31及び流体ガイド本体55の間の混入空間α3から液流出路α1に流れて、水道水Wと合流する。
混入空間α3から液流出路α1に流れる水道水Wは、穴中心線方向Aに向う流れ(整流)によって、気泡混入水W2を液流出路α1に引き込んで(引き寄せて)、気泡混入水W2と合流する。
【0095】
水道水W及び気泡混入水W2の合流した気泡混入水W3(中間・気泡混入水W3)は、
図22に示すように、気泡貯留手段3の渦流形成体34(各流れ案内板35)に向けて液流出路α1を流れる。
【0096】
液流出路α1を流れる気泡混入水W3は、
図23に示すように、各流れ案内板35の流れ分流面40で分岐(分流)されて、流れ表平面37及び流れ裏平面38に流出する。液流入路α1において、気泡混入水W3は、各流れ案内板35の流れ表平面37及び流れ裏平面38に沿って、各液流れ隙間δ1を流路穴7の穴中心線方向Aに流れる。
各流れ案内板35の流れ裏平面38に沿って流れる気泡混入水W3は、
図23に示すように、流れ裏平面38から流れ傾斜平面39に沿って流れる。
各流れ案内板35は、流れ傾斜平面39によって、気泡混入を各渦流案内板36(内周円孤面43)に向う流れに変更される。
これにより、気泡混入水W3は、各流れ案内板35の流れ傾斜平面39によって、各渦流案内板36の内周円孤面43に向けて流れる。
【0097】
各流れ案内板35(流れ傾斜平面39)で流れを変更された気泡混入水W3は、
図24に示すように、各渦流案内板36及び気泡貯留本体31間の渦流空間εに流出される。渦流空間εに流出した気泡混入水W3は、各渦流案内板36の内周円孤面43、及び気泡貯留本体31の外周31Cに接触して、各渦流案内板36の内周円孤面43及び気泡貯留本体31の外周31C(外周面)にてガイドされつつ旋回して流れる。
各渦流案内板36は、気泡混入水W3を内周円孤面43でガイド(案内)しつつ旋回して流す。
これより、渦流形成体34は、液流出路α1を流れる気泡混入水W3に、気泡貯留本体31の外周回りであって、各渦流案内板36の内周円孤面43及び気泡貯留本体31の外周31Cに沿った渦流σを形成(発生)する。
渦流σは、流路穴7の穴中心線a(気泡貯留本体31の筒中心線b)を中心とする渦流れであって、例えば、時計方向に回転(旋回)する。
渦流σは、
図23及び
図24に示すように、各渦流案内板36(各流れ案内板35)より流体ガイド本体55側(電極体20側)の液流出路α1にわたって形成され、及び各渦流案内板36(渦流形成体34)から流路穴7を通って、流出口10に進む。
なお、気泡貯留本体31は、外周31Cにて渦流σをガイド(案内)することから、渦流形成体34を構成する。
【0098】
気泡混入水W3は、渦流σにて乱流となり、液流出路α1、及び流路穴7を流れる。気泡混入水W3には、渦流σの圧力差によるキャビテーション(洞窟現象)が発生する。
これにより、気泡混入水W1中の空気(気泡BU)は、乱流及びキャビテーションによって更に、十分な量(多数量)のマイクロ単位の気泡BU(マイクロバブル)、及び十分な量(多数量)のナノ単位の気泡BU(ウルトラファインバブル)に粉砕(剪断)される。
渦流σで再度、微細な粉砕(剪断)されたマイクロ単位の気泡BU、及びナノ単位の気泡BUは、気泡混入水W3に混入及び溶け込んで、気泡混入水W4(最終・気泡混入水W4)となる。気泡混入水W4は、
図22に示すように、流路穴7を通って流出口10から流出される。
【0099】
このように、バブル発生装置Xは、流体絞り穴56から水道水W1及び気泡BUを混入空間α3に噴出(噴射)するとことで、水道水W1の空気及び気泡BUを一次的に微細に粉砕(剪断)し、更に、渦流σを形成することで、気泡混入水W中の空気、水素及び酸素を微細に粉砕(剪断)でき、十分な量(多数量)のマイクロ単位の気泡BU(マイクロバブル)、及び十分な量(多数量)のナノ単位の気泡BU(ウルトラファインバブル)を水道水W(水W)に混入、溶込ませることができる。
バブル発生装置Xでは、第1流入口8は、流路穴7の穴内周7Xに開口して形成する構成に限定されず、正極電極23及び負極電極24と対向(対峙)、即ち正極電極23及び負極電極24と向かい合う構成であれば良く、例えば、管本体5の他方の筒端5Bに開口して形成して、正極電極23及び負極電極24と向かい合わせる構成も採用できる。
【0100】
バブル発生装置Xは、
図25に示すように、例えば、洗面ユニットZに設置(配置)される。洗面ユニットZは、洗面台101、洗面ボール102(洗面器)、水栓103(蛇口)等を備える。洗面ボール102は、洗面台101上に設置される。洗面ボール102は、排水管(図示しない)に接続される排水口104を有する。
水栓103は、洗面ボール102上に配置されて、洗面台101又は洗面ボール102に取付けられる。水栓103は、給水管105に接続され、給水管105は、水供給源(図示しない)に接続される。
バブル発生装置Xは、
図25に示すように、給水管105中の水栓103側(水栓103近傍)に配置される。バブル発生装置Xは、洗面台101内に収納されて配置される。
【0101】
図25において、水供給源(図示しない)からの水道水は、給水管105からバブル発生装置Xの主導入円筒管13(導入管体6)を流れ、主導入円筒管13及び分岐導入円筒管14を通って第1及び第2流入口8,9から液流路体1の流路穴7に流入する(
図4及び
図7参照)。
【0102】
図25において、バブル発生装置Xは、
図19乃至
図24で説明したと同様に、気泡混入水W4を水栓103(蛇口)側の給水管105に流出する。気泡混入水W4は、給水管105を通って水栓103から洗面ボール102内に流れる。
洗面ボール102に流出する気泡混入水W4は、マイクロバブル及びウルトラファインバブルによって、優れた洗浄及び殺菌の効果を発揮する。
【0103】
バブル発生装置Xでは、特に、洗面ユニットZに設置することに限定されるものでなく、例えば、浴槽に設置して、浴槽内に気泡混入水W4を噴出(流入)しても良く、シャワーヘッドに接続(連結)してシャワーヘッドの噴射穴から気泡混入水W4を噴出(噴射)しても良い。