特許第6971801号(P6971801)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6971801
(24)【登録日】2021年11月5日
(45)【発行日】2021年11月24日
(54)【発明の名称】情報読取装置
(51)【国際特許分類】
   G07G 1/00 20060101AFI20211111BHJP
   G07G 1/01 20060101ALI20211111BHJP
   G06K 7/10 20060101ALI20211111BHJP
【FI】
   G07G1/00 301G
   G07G1/00 311D
   G07G1/01 301E
   G07G1/01 301D
   G06K7/10 100
【請求項の数】5
【全頁数】17
(21)【出願番号】特願2017-226053(P2017-226053)
(22)【出願日】2017年11月24日
(65)【公開番号】特開2019-96139(P2019-96139A)
(43)【公開日】2019年6月20日
【審査請求日】2020年9月9日
(73)【特許権者】
【識別番号】000003562
【氏名又は名称】東芝テック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100108855
【弁理士】
【氏名又は名称】蔵田 昌俊
(74)【代理人】
【識別番号】100103034
【弁理士】
【氏名又は名称】野河 信久
(74)【代理人】
【識別番号】100075672
【弁理士】
【氏名又は名称】峰 隆司
(74)【代理人】
【識別番号】100153051
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100179062
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 正
(74)【代理人】
【識別番号】100189913
【弁理士】
【氏名又は名称】鵜飼 健
(72)【発明者】
【氏名】小野 泰弘
【審査官】 中村 泰二郎
(56)【参考文献】
【文献】 特開2016−167246(JP,A)
【文献】 特開平07−234972(JP,A)
【文献】 特開昭61−128381(JP,A)
【文献】 特開平06−266955(JP,A)
【文献】 中国実用新案第202472678(CN,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G07G 1/00− 5/00
G07K 7/00− 7/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
RFタグが取り付けられた商品を載置する載置部、前記載置部から立設する一対の側壁、前記一対の側壁の上辺部間を接続する上壁、前記一対の側壁に沿った方向の一方側に前記商品を出し入れ可能に形成される第1開口部、前記一対の側壁に沿った方向の他方側に前記商品を少なくとも上方に出し入れ可能に形成される、前記第1開口部よりも大きな開口面積を有する第2開口部、並びに、前記第1開口部及び前記第2開口部をそれぞれ遮蔽する第1蓋体及び第2蓋体を有する収容体と、
前記収容体内に向けて電磁波を放射するアンテナと、
前記アンテナを介してRFタグからの情報を読み取る読取部と、
を備える情報読取装置。
【請求項2】
前記一対の側壁は、傾斜する前記第1開口部を形成する第1縁部及び前記第2開口部を形成する第2縁部を有する前記上辺部により、側面視で三角板状にそれぞれ形成され、前記第2縁部は前記第1縁部よりも前記載置部に対する傾斜角度が緩やかに形成される請求項1に記載の情報読取装置。
【請求項3】
前記上壁は、一対の前記第2縁部間の一部であって、前記第1縁部側に設けられるとともに、外面に、前記読取部で読み取られた前記RFタグの情報に応じて前記商品の情報を表示する表示部を備える請求項2に記載の情報読取装置。
【請求項4】
前記収容体は、客側に前記第1開口部、店員側に前記第2開口部が開口する姿勢で客と店員との間を隔てる筐体の上部に設けられる請求項1に記載の情報読取装置。
【請求項5】
前記第2開口部が設けられている側で前記RFタグの読み取りを店員が行う有人モードと客が行うセルフモードの切換えをする切換え入力部をさらに備え、前記セルフモードでは、前記第1開口部を遮蔽した前記第1蓋体をロックする請求項1に記載の情報読取装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、RF(Radio Frequency)タグから情報を読み取る情報読取装置に関する。
【背景技術】
【0002】
商品にRFタグと呼ばれる無線タグを取付けて、商品の販売を管理する技術が知られている。また、RFタグが取り付けられた複数の商品を閉鎖空間に載置することで、複数の商品に取り付けられているRFタグの商品情報を一括で読み取る情報読取装置も知られている。
【0003】
このような情報読取装置は、収容体内に複数の商品を入れることで、情報を一括で読み取ることができるため、従来のバーコードを利用した決済処理に比べて商品の読取り時間を短縮することができるが、しかし、更なる、決済処理の効率化のため、商品を入れやすく、取り出し易い形状の収容体を有する情報読取装置が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2015-207119号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明が解決しようとする課題は、収容体からの商品の取り出しが良好な情報読取装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態よれば、情報読取装置は、収容体と、アンテナと、読取部とを備える。収容体は、RFタグが取り付けられた商品を載置する載置部、前記載置部から立設する一対の側壁、前記一対の側壁の上辺部間を接続する上壁、前記一対の側壁に沿った方向の一方側に前記商品を出し入れ可能に形成される第1開口部、前記一対の側壁に沿った方向の他方側に前記商品を少なくとも上方に出し入れ可能に形成される、前記第1開口部よりも大きな開口面積を有する第2開口部、並びに、前記第1開口部及び前記第2開口部をそれぞれ遮蔽する第1蓋体及び第2蓋体を有する。アンテナは、前記収容体内に向けて電磁波を放射する。読取部は、前記アンテナを介してRFタグからの情報を読み取る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】第1の実施形態の情報読取装置の構成を示す斜視図。
図2】同情報読取装置の構成を示す斜視図。
図3】同情報読取装置の構成を示す斜視図。
図4】同情報読取装置の構成を示す斜視図。
図5】同情報読取装置の構成を示すブロック図。
図6】同情報読取装置の使用動作を示すフロー図。
図7】同情報読取装置による処理のフロー図。
図8】同情報読取装置が複数並べられたときの構成を示す斜視図。
図9】第2の実施形態の情報読取装置の構成を示す斜視図。
図10】第2の実施形態の情報読取装置の構成を示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態について、図1乃至図5を用いて説明する。図1は、第1の実施形態に係る情報読取装置の一部を破断して構成を示す斜視図である。図2は、第1の実施形態に係る情報読取装置を一方の側から見たとき斜視図である。図3は、第1の実施形態に係る情報読取装置の構成を示す斜視図である。図4は、第1の実施形態に係る情報読取装置を他方の側から見たときの構成を示す斜視図である。図5は、第1の実施形態に係る情報読取装置の構成を示すブロック図である。
【0009】
第1の実施形態に係る情報読取装置1の構成について説明する前に、図2に示す、RFタグ100について説明する。RFタグ100は、RFIDタグ、無線タグ、とも呼ばれるものである。RFタグ100は、商品200に取り付けられる。RFタグ100には、RFタグが取り付けられている商品の情報が記録される。RFタグ100に記憶されている情報は、アンテナを介してリーダライタで読み取り可能に構成されている。
【0010】
情報読取装置1は、例えば、コンビニエンスストアに設置され、複数の商品200に取り付けられているRFタグ100の情報を一括で読みとり可能に形成される。
情報読取装置1は、筐体10と、収容体12と、袋掛け部14と、制御部16とを有している。
【0011】
筐体10は、店舗の床面に設置され、所定の高さを有する箱状に形成される。筐体10には、上面部10a及び第1側面部10b、第2側面部10c、第3側面部10d、第4側面部10eを含む。筐体10は、第1表示部20と、決済用読取装置22と、外部入力部24と、切換え入力部25と、を有する。所定の高さとは、店舗内に設置されたときに、店員及び客が決済処理を行いやすい高さである。
【0012】
筐体10には、第1側面部10b、第2側面部10c、第3側面部10d、第4側面部10eが設けられる。第1側面部10bは、第2側面部10cと互いに対向する。第3側面部10dは第4側面部10eと互いに対向する。
【0013】
第1表示部20は、情報を表示する。第1表示部20は、商品200に取り付けられているRFタグ100から読み取られた情報に基づいて、商品の情報を表示可能に構成される。第1表示部20は、上面部10aに設けられる。例えば、第1表示部20は、液晶ディスプレイである。
【0014】
決済用読取装置22は、例えば、クレジットカードの情報を読み取り可能に構成されている。決済用読取装置22は、2ヶ所設けられる。決済用読取装置22は、店員が決済処理を行うときに、客が自身で決算処理を行うときに、客から容易に届く位置に設けられる。具体的には、決済用読取装置22は、例えば、上面部10aの収容体12及び袋掛け部14の間、並びに、第1側面部10bに設けられる。
【0015】
切換え入力部25は、有人モードとセルフモードの切換えをする外部入力ためのものである。有人モードとは、店員が第2開口部35及び袋掛け部14が設けられている側で情報読取装置1を操作し、店員が客から受け取った商品の袋詰め作業を行う方式のことである。また、セルフモードとは、客が第2開口部35及び袋掛け部14が設けられている側で情報読取装置1を操作し、客自身で商品の袋詰めを行う方式のことである。
【0016】
切換え入力部25は、有人モード及びセルフモードを切り替えることにより、情報読取装置1を2つの方式で用いることができるように構成されている。
【0017】
収容体12は、中に収容された複数の商品200に取り付けられているRFタグ100を一括で読取可能に形成される。収容体12は、底壁30と、一対の側壁31と、上壁32と、第2表示部33と、第1開口部34と、第2開口部35と、第1蓋体36と、第2蓋体37と、アンテナ38と、により形成される。収容体12は、第1蓋体36及び第2蓋体37を閉じることで、アンテナ38から放射される電磁波が外部に放射されることがない、遮蔽された内部空間を形成可能に構成される。収容体12は、外からの電磁波を遮断する材料により形成される。収容体12は、例えば、筐体10の上部に一部が埋まった状態で設けられる。収容体12は、設置面から所定の高さに設けられる。ここで、所定の高さとは、平均的な人が買い物カゴ300を収容体12に収容し易い高さである。
【0018】
底壁30は、収容体12の底部を形成する板状の部材である。底壁30の、上壁32と向かい合う側の主面には、載置部30aが設けられる。底壁30は、第1側面部10b及び第2側面部10c間を連絡する位置に設けられる。底壁30は、例えば、筐体10の上面部10aよりも下方であって、筐体10に埋め込まれた状態で配置される。
【0019】
載置部30aは、所定の大きさの買い物カゴ300を置くことが可能な面積を有する平板状に形成された部分である。載置部30aは、その表面を買い物カゴがスライド可能に滑らかに形成される。載置部30aは、電磁波を透過可能に構成される。例えば、載置部30aは、ガラス、樹脂、木材等の電磁波を透過する材料により構成される。
【0020】
一対の側壁31は、底壁30の対向する両辺から立設し、互いに対向して設けられる。一対の側壁31は、上面部10aから所定の高さに設けられる。ここで、所定の高さとは、例えば、収容体12が配置されたときに、所望の買い物カゴを収容可能な高さである。一対の側壁31は、電磁波を遮断する材料により形成される。また、例えば、一対の側壁31は、収容体12内を視認可能な材料により形成される。
【0021】
本実施形態においては、図1に示すように、一対の側壁31は、底壁30から上面部10aを越えて上方に突出する。一対の側壁31は、側面視が三角板状に形成される上辺部を有する2枚の板状部材により構成される。
【0022】
具体的には、側壁31の上辺部は、第1縁部31aと、第2縁部31bと、頂部31cを有する。第1縁部31aは、上面部10aから突出し、上面部10aに対して所定の角度で傾斜する。第2縁部31bは、上面部10aから突出し、上面部10aに対して所定の角度で傾斜する。頂部31cは、第1縁部31aの一端及び第2縁部31bの一端が当接する上端である。第1縁部31aは、第2縁部31bよりも載置部30aに対する傾斜角度が急に形成されている。言い換えれば、第2縁部31bは、第1縁部31aよりも載置部30aに対する傾斜角度が緩やかに形成されている。頂部31cは、筐体10の第1側面部10b側に偏った位置に形成されている。第1縁部31aは、頂部31cから下方に向って延びる。第1縁部31aの下端は、筐体10の上面部10aよりも下方に延び、且つ、第1側面部10bよりも外方に突出して形成されている。
【0023】
上壁32は、一対の側壁31間を連絡する位置に設けられる。上壁32は、所定の幅を有する板状に形成される。上壁32は、電磁波を遮断する材料により形成される。
【0024】
上壁32は、外側の主面に第2表示部33が設けられる。ここで、所定の幅とは、第2表示部33を設けることが可能な幅であり、第2開口部35からの商品200及び買い物カゴ300の出し入れを容易に行うことができる幅である。本実施形態においては、上壁32は、一対の頂部31cから一対の第2縁部31bに沿って設けられる。
【0025】
第2表示部33は、情報を表示する。第2表示部33は、商品200に取り付けられているRFタグ100から読み取られた情報に基づいて、商品の情報を表示可能に構成される。第2表示部33は、上壁32に設けられる。例えば、第2表示部33は、液晶ディスプレイである。
【0026】
第1開口部34は、一対の側壁に沿った方向の一方側に形成される。第1開口部34は、一対の第1縁部31a側に設けられる。本実施形態においては、第1開口部34は、買い物カゴ300を挿入可能な大きさを有する。第1開口部34は、一対の第1縁部31a及び上壁32の縁を含む。第1開口部34の下側には、案内部34aが設けられる。
【0027】
案内部34aは、第1開口部34の開口端よりも載置部30aに少し凹んだ位置に設けられる。言い換えれば、案内部34aは、第1蓋体36により第1開口部34がシールされたときに外側から視認できない位置に設けられる。案内部34aには、例えば、買い物カゴを載置部30aに案内する表示がされる。
【0028】
第2開口部35は、一対の側壁31に沿った方向の他方側に形成される。第2開口部35は、底壁30、一対の側壁31及び上壁32の他端側に開口する。第2開口部35は、買い物カゴ300を載置部30aに配置可能な大きさに形成される。本実施形態においては、第2開口部35は、一対の第2縁部31b及び上壁32の縁を含む。第2開口部35は、第1開口部34よりも広い開口面積を有する。第2開口部35は、例えば、買い物カゴ300を上方に出し入れ可能に形成される。
【0029】
第1蓋体36は、第1開口部34を遮蔽可能に設けられる。第1蓋体36は、電磁波を遮断可能な材料により形成される。第1蓋体36は、第1開口部34を開閉自在に設けられる。本実施形態においては、第1蓋体36は、第1開口部34を塞ぐシャッタである。第1蓋体36は、扉部36a及び駆動部36bを有する。扉部36aは、筐体10の内部に設けられる収容部36cに収容されている。扉部36aは、収容部36cから一対の第1縁部31aの互いに対向する面に設けられた溝に沿って上壁32に向かって、駆動部36bにより送り出し可能に形成されている。収容部36cは、例えば、扉部36aを巻き取ることで収容部36c内に収容可能に構成される。
【0030】
第2蓋体37は、第2開口部35を遮蔽可能に設けられる。第2蓋体37は、電磁波を遮断可能な材料により形成される。第2蓋体37は、第2開口部35を開閉自在に設けられる。本実施形態においては、第2蓋体37は、第2開口部35を塞ぐシャッタである。第2蓋体37は、扉部37a及び駆動部37bを有する。扉部37aは、筐体10の内部に設けられる収容部37cに収容されている。扉部37aは、収容部37cから筐体10の第2側面部10c、及び、一対の第2縁部31bの互いに対向する面に設けられた溝に沿って上壁32に向かって、駆動部37bにより送り出し可能に形成されている。収容部37cは、例えば、扉部37aを巻き取ることで収容部37c内に収容可能に構成される。
【0031】
アンテナ38は、収容体12に収容された商品200に取り付けられているRFタグ100を読取可能に形成されるRFIDアンテナである。RFIDアンテナは,例えば、平面板状に形成されるアンテナである。アンテナ38は、電力が供給されることにより、RFタグと無線通信が可能な電磁波を放射する。アンテナ38は、収容体12の内部において、電磁波を放射する。アンテナ38は、RFタグからの情報を受け取る。
【0032】
本実施形態においては、アンテナ38は、載置部30aの下側、及び、一対の側壁31の内側に設けられる。アンテナ38は、収容体12の内部空間に向けて電磁波を放射可能に形成される。
【0033】
なお、アンテナ38の収容体12内における配置はこれに限られない。アンテナ38は、例えば、載置部30aの面方向に沿って移動可能に形成することも可能である。
【0034】
読取部39は、アンテナ38に接続され、アンテナ38に電力を供給する。読取部39は、アンテナ38に電力を供給することで、アンテナ38からRFタグ100の情報を読みとるための電磁波を放射可能に構成される。読取部39は、アンテナ38を介してRFタグ100のICチップに記憶された情報を受け取り可能に構成される。読取部39は、RFタグ100から受け取った情報を制御部16に送信する。
【0035】
袋掛け部14は、決済処理が終了した商品を入れるための、例えば、ポリエチレンまたはポリプロピレン製の袋の開口部を空けた状態で配置可能に形成されている。袋掛け部14は、収容体12に隣接して設けられる。本実施形態においては、袋掛け部14は、筐体10の上面部10a及び第2側面部10c一部を切り欠いた窪みの中に設けられる。袋掛け部14は、収容体12の第2開口部35側の第2側面部10cに収容体12に隣接して設けられる。
【0036】
制御部16は、情報読取装置1の各動作を制御可能に構成される。制御部16は、例えば、CPUである。制御部16は、例えば、記憶部40、第1表示部20、決済用読取装置22、外部入力部24、駆動部36b,37b、読取部39、報知手段42、第2表示部33、案内部34aに電気的に接続されている。
【0037】
記憶部40は、制御部16が実行するプログラムを記憶するROM、及び、制御部16がプログラムを実行する際に一時的に情報を記憶するRAMを含む。
【0038】
外部入力部24は、第1蓋体36及び第2蓋体37を開くまたは閉じる信号を制御部16に送る。
【0039】
報知手段42は、例えば、一対の側壁31に設けられる。報知手段42は、発光することにより、操作者に商品の読取りエラー等の異常を知らせるものである。報知手段42は、視覚的な報知手段に限られず、例えば、聴覚的な報知手段を用いることも可能である。
【0040】
次に、本実施形態に係る情報読取装置1の使用方法について図6を用いて説明する。図6は、本実施形態に係る情報読取装置1の使用方法を示すフロー図である。
【0041】
本実施形態に係る情報読取装置1は、店員が客の購入する商品のRFタグの読み取り作業及び袋詰め作業を行う有人モード、及び、客自身が購入する商品のRFタグの読み取り作業及び袋詰め作業を行うセルフモードの両方の方式に用いることができる。
【0042】
本実施形態において、有人モードからセルフモード及びセルフモードから有人モードの情報読取装置1の切換えは、例えば、本体に設けられた切換え入力部25を切替えることにより行われる。作業者は、その後、有人モードまたはセルフモードに適した姿勢に筐体10を設置する。
【0043】
まず、初めに情報読取装置1が有人モードで使用される場合の動作について説明する。
まず、有人モードの場合には、情報読取装置1は、店員が第2開口部35及び袋掛け部14が設けられている側に立って作業ができる向きに店舗に設置される。
【0044】
店員は、情報読取装置1の電源を入れるとともに、予め、情報読取装置1を有人モードに切換え入力部25を切替えることで設定する(Act1においてNo)。
【0045】
有人モードに情報読取装置1を設定した後、店員は、第1開口部34の第1蓋体36の扉部36aが開らかれたことを確認し待機する(Act2)。
【0046】
次に、客は、購入する商品を入れた買い物カゴ300を第1開口部34から収容体12内に容れ、買い物カゴ300を載置部30aに載置する。
【0047】
次に、買い物カゴ300が載置部30aに載置されたことを確認したら、店員は、外部入力部24を押す。これにより、制御部16は、駆動部36b及び37bを駆動し、扉部36a及び扉部37aを閉じる(Act4)。これにより、制御部16は、収容体12の内部空間を他の電磁波から遮断することにより、店舗内に陳列されている他の商品に取り付けられているRFタグ100の情報を誤って読み取ることを防止する。
【0048】
次に、第1蓋体36が閉じられると、制御部16は、読取部39を介して、アンテナ38を給電する。制御部16は、読取部39により、買い物カゴ300に収容されている複数の商品200に取り付けられているRFタグ100を一括で読み取る(Act5)。
【0049】
このとき、制御部16は、RFタグ100の読取りの開始及び終了を報知手段42により店員及び客に報知する。なお、このとき、RFタグ100の読取り動作にエラーが発生した場合には、その旨を報知する。
【0050】
次に、制御部16は、読取部39によるRFタグ100の読取りが終了すると、受け取ったRFタグ100の情報を記憶部40に送る。(Act6)。
【0051】
次に、制御部16は、記憶部40に記憶されている情報に基づいて、RFタグ100に記録されている情報を第1表示部20及び第2表示部33に表示する。第1表示部20及び第2表示部33には、例えば、商品名、商品の値段、商品コード、合計金額が表示される(Act7)。
【0052】
次に、制御部16は、RFタグ100の読取りが終了すると、駆動部37bを駆動し、第2蓋体37の巻取りを開始し、扉部37aを開く方向に移動させる(Act8)。これにより、制御部16は、第2開口部35を開かれた状態にする。このとき、店員は、例えば、第2表示部33に表示されている商品点数と実際に買い物カゴに収容されている商品点数に相違が無いことを確認する(Act8)。
【0053】
次に、制御部16は、客を決済処理に誘導する(Act9)。客は、例えば、決済用読取装置22に非接触ICタグを内蔵している電子マネー対応のカード等を近づけることで、商品の決済処理を行う。
【0054】
次に、店員は、買い物カゴの中から商品を取り出すとともに、袋掛け部14に掛けられている袋に商品を詰める(Act10)。
【0055】
次に、制御部16は、駆動部35bを駆動し、扉部36aの巻取りを開始することで、扉部36aを開く方向に移動させる(Act11)。これにより、再び、制御部16は、第1開口部34を開かれた状態にする。以上により、有人モードによる情報読取装置1の使用動作を終了する。
【0056】
次に、情報読取装置1がセルフモードで使用される場合の使用方法について説明する。
セルフモードの場合には、情報読取装置1は、客側に第2開口部35及び袋掛け部14が対向する向きで店舗に設置される。
【0057】
店員は、情報読取装置1の電源を入れるとともに、予め、情報読取装置1をセルフモードに設定する(Act1においてYes)。
【0058】
セルフモードに情報読取装置1が設定されると、制御部16は、第1蓋体36の駆動部35bを駆動し、扉部36aを閉じる方向に移動させ、第1開口部34が閉じた状態で扉部36aをロックする(Act12)。
【0059】
次に、制御部16は、第2蓋体37の駆動部36bを駆動し、扉部36aを収容部36cに巻き取る。これにより、制御部16は、第2開口部35を開かれた状態にする(Act13)。
【0060】
次に、客は、購入する商品を入れた買い物カゴ300を第2開口部35から収容体12内に容れ、載置部30aに載置する(Act14)。
【0061】
次に、客は、例えば、第2表示部33に表示されるガイダンスに従って、外部入力部24を押す。外部入力部24が押されると、制御部16は、駆動部36bを駆動し、第2蓋体37を閉じる方向に移動させる(Act15)。これにより、制御部16は、収容体12の内部空間を他の電磁波から遮断することにより、店舗内に陳列されている他の商品に取り付けられているRFタグ100の情報を誤って読み取ることを防止する。
【0062】
次に、第2蓋体37が閉じられると、制御部16は、読取部39を介して、アンテナ38に給電する。制御部16は、読取部39により、買い物カゴ300に収容されている複数の商品200に取り付けられているRFタグ100を一括で読み取る(Act16)。
【0063】
このとき、制御部16は、RFタグ100の読取りの開始及び終了を報知手段42により客に報知する。なお、このとき、RFタグ100の読取り動作にエラーが発生した場合には、その旨を報知する。
【0064】
次に、制御部16は、読取部39によるRFタグ100の読取りを終了すると、受け取ったRFタグ100の情報を記憶部40に送る。(Act17)。
【0065】
次に、制御部16は、記憶部40に記憶されている情報に基づいて、RFタグ100に記録されている情報を第1表示部20及び第2表示部33に表示する(Act18)。このとき第1表示部20及び第2表示部33には、例えば、商品名、商品の値段、商品コード、合計金額が表示される(Act18)。
【0066】
次に、制御部16は、RFタグ100の読取りが終了すると、駆動部37bを駆動し、扉部37aの巻取りを開始し、扉部37aを開く方向に移動させる(Act19)。これにより、第2開口部35が開口する。このとき、客は、例えば、第2表示部33に表示されている商品点数と実際に買い物カゴに収容されている商品点数に相違が無いことを確認する。
【0067】
次に、制御部16は、客を決済処理に誘導する。客は、点滅している決済用読取装置22に非接触ICタグを内蔵している電子マネー対応のカード等を近づけることで、商品の決済処理を行う(Act20)。
【0068】
次に、客は、買い物カゴの中から商品を取り出すとともに、袋掛け部14に掛けられている袋に商品を詰める(Act21)。以上により、セルフモードによる情報読取装置1の使用動作を終了する。
【0069】
次に、客が商品を購入する際の情報読取装置1による処理を説明する。図7は、情報読取装置1による処理の一例を示すフロー図である。
【0070】
初めに、情報読取装置1が有人モードで処理を行う場合について説明する。
【0071】
制御部16は、切換え入力部25からの切換え指令に基づいて有人モードを起動する(Act31、Yes)。次に、制御部16は、例えば、蓋体が閉状態であるかを検出可能なセンサからの検出結果に基づいて、第1蓋体36及び第2蓋体37が閉状態であるか否かを判断する(Act31)。第1蓋体36及び第2蓋体37が閉状態となるとき(Act32、Yes)は、すなわち、商品200が収容体12内に収容され、店員が外部入力部を操作したときである。
【0072】
第1蓋体36及び第2蓋体37が閉状態にない場合(Act32、No)、制御部16は、第1蓋体36及び第2蓋体37が閉状態になるまで検出を継続する。第1蓋体36及び第2蓋体37が閉状態にある場合(Act32、Yes)、制御部16は、読取部39を介してアンテナ38を駆動する。制御部16は、収容体12内の全ての商品200に取り付けられているRFタグ100からの情報を読みとるように制御する。
【0073】
制御部16は、RFタグ100から受け取った情報を記憶部40に記憶するとともに、表示の対象となる商品データを抜出し、第1表示部20及び第2表示部33に表示する。
【0074】
次に、制御部16は、駆動部36bを駆動し、第2蓋体37を開く方向に制御する。(Act35)。
【0075】
次に制御部16は、決済処理を行う(Act36、Yes)。制御部16は、客から決済用読取装置22を介して電子マネー等が入力されると決済処理を開始する。決済処理が終了していない場合(Act36、No)、制御部16は、決済処理を継続する。決済処理が終了したとき(Act36、Yes)、制御部16は、ホストコンピュータに情報読取装置1による決済処理が済んだ商品の情報を送信する。
【0076】
次に制御部16は、次の客のために駆動部36bを制御して、第1蓋体36を開く(Act37)。
【0077】
制御部16は、Act37の処理の後で一連の処理を終了する。
【0078】
次に、情報読取装置1がセルフモードで処理を行う場合について説明する。
【0079】
制御部16は、切換え入力部25からの切換え指令に基づいてセルフモードを起動する(Act31、No)。制御部16は、セルフモードが起動すると駆動部36bを制御し、第1蓋体36を閉じるとともにロックする。
【0080】
次に、制御部16は、例えば、センサからの検出結果に基づいて、第1蓋体36及び第2蓋体37が閉状態であるか否かを判断する(Act39)。第2蓋体37が閉状態となるとき(Act39、Yes)は、すなわち、商品200が収容体12内に収容され、客が外部入力部を操作したときである。
【0081】
第2蓋体37が閉状態にない場合(Act39、No)、制御部16は、第2蓋体37が閉状態になるまで検出を継続する。第2蓋体37が閉状態にある場合(Act39、Yes)、制御部16は、読取部39を介してアンテナ38を駆動する。制御部16は、アンテナ38を制御し、収容体12内の全ての商品200に取り付けられているRFタグ100からの情報を読みとる。
【0082】
制御部16は、RFタグ100から受け取った情報を記憶部40に記憶するとともに、表示の対象となる商品データを抜出し、第1表示部20及び第2表示部33に表示する(Act41)。次に、制御部16は、駆動部36bを駆動し、第2蓋体37を開く方向に制御する(Act42)。
【0083】
次に制御部16は、決済処理を行う(Act43、Yes)。制御部16は、決済用読取装置22を介して客の電子マネー等が入力されると決済処理を開始する。決済処理が終了していない場合(Act43、No)、制御部16は、決済処理を継続する。決済処理が終了したとき(Act43、Yes)、制御部16は、例えば、ホストコンピュータに情報読取装置1による決済処理が済んだ商品の情報を送信する。
【0084】
制御部16は、Act43の処理の後で一連の処理を終了する。
【0085】
このように構成された情報読取装置1よれば、有人モードで使用するときにおいて、客は、第1開口部34へ買い物カゴ300を容易に挿入可能に構成されている。また、店員は、第1開口部34よりも大きく、上方に開口している第2開口部35から商品200を取り出し可能に構成されている。このため、店員は、買い物カゴを上面部10aに取り出すことなく、商品200の袋詰め作業を行うことができる。このため、収容体12から商品の取り出しが良好な情報読取装置1を提供することができる。
【0086】
また、セルフモードで情報読取装置1が使用された場合においても、客は、第1開口部34よりも広く開口している第2開口部35から商品200の取り出しを行うことができる。このため、客は、容易に袋詰めを行うことができる。
【0087】
また、このように構成された情報読取装置1によれば、切り替え入力を操作して、切換える簡単な動作で、有人モード及びセルフモードの切換えをすることができる。このため、セルフレジを導入するために新たに購入する必要が無い。
【0088】
また、本実施形態に係る情報読取装置1によれば、筐体10の上面部10aよりも下方に収容体12の一部が埋め込まれて設けられている。このため、第1開口部34の位置が筐体10の上面部10a上に収容体12を設置する場合よりも、低くすることができる。このため、客は、上面部10aまで買い物カゴ300を持ち上げることなく、簡単に収容体12内に買い物カゴ300を収容することができる。
【0089】
また、第2開口部35は、第1開口部34よりも広い開口面積を有する形状に形成されている。このため、店員及び客は、収容体12内を隅々まで容易に確認することができるため、載置部30aに載置された商品を容易に確認することができ、取忘れることがない。
【0090】
また、情報読取装置1は、収容体12の上壁32に第2表示部33を設けている。このため、店員は、視線の移動を少なく載置部30aに置かれた商品200と第2表示部33に表示されている商品情報を確認することできる。このため、店員が購入商品を確認する仕草を客が不快に思うことが低減される。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る情報読取装置1について図9及び図10を用いて説明する。
図9は、第2の実施形態に係る情報読取装置1の構成を示す斜視図である。図10は、第2の実施形態に係る情報読取装置1の構成を示す斜視図である。なお、第2の実施形態に係る情報読取装置1の構成のうち、上述した第1の実施形態に係る情報読取装置1の構成と同等の構成には、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0091】
情報読取装置1Aは、筐体10と、収容体12Aと、袋掛け部14と、制御部16とを有している。情報読取装置1Aは、例えば、コンビニエンスストアに設置され、複数の商品に取り付けられているRFタグの情報を一括で読みとるための装置である。
【0092】
筐体10は、例えば、矩形柱状に形成され、店舗の床面に設置される。筐体10は、第1表示部20と、決済用読取装置22と、外部入力部24と、を有する。
【0093】
収容体12Aは、例えば、筐体10にその一部が埋まった状態で筐体10の上部に設けられる。収容体12Aは、外からの電磁波を遮断する材料により構成される。本実施形態の収容体12Aは、外観が四角錐台形状に形成され、その対向する傾斜面に開口部が設けられることで構成される。
具体的には、収容体12Aは、底壁30Aと、一対の側壁31Aと、上壁32Aと、第1開口部34Aと、第2開口部35Aと、第1蓋体36Aと、第2蓋体37Aと、アンテナ38と、により形成される。
【0094】
底壁30Aは、収容体12Aの底部を形成する。底壁30は、例えば、筐体10の上面部10aよりも筐体10の内部に埋め込まれた状態で配置される。底壁30の上壁32Aと向かい合う側の主面には、載置部30Aaが形成される。
【0095】
載置部30Aaは、所定の大きさの買い物カゴを置くことが可能な面積を有する平板状に形成された部分である。載置部30Aaは、電磁波を透過可能に構成される。例えば、載置部30Aaは、ガラス、樹脂等の電磁波を透過する材料により構成される。
【0096】
一対の側壁31Aは、底壁30Aの対向する両辺から立設し、互いに対向して設けられる。一対の側壁31Aは、上面部10aから台形状に形成される。一対の側壁31Aは、所定の高さ突出して設けられる。ここで、所定の高さとは、例えば、収容体12Aが形成されたときに、所望の買い物カゴを収容可能な高さである。側壁31Aは、電磁波を遮断する材料により形成される。なお、本実施形態においては、一対の側壁31Aは、収容体12A内を視認可能、且つ、電磁波を遮断することができる材料により形成される。
【0097】
本実施形態においては、図9及び図10に示すように、一対の側壁31Aは、上面部10aから上方に突出する。側壁31Aは、傾斜する第1縁部31Aa及び第2縁部31Ab及び第3縁部31Acの3つの縁を有する。第1縁部31Aa及び第2縁部31bは、互いに上辺が近接する方向に同じ角度傾斜して、対向して形成される。第3縁部31Acは、底壁30Aと平行に形成される。第3縁部31Acは、第1縁部31Aa及び第2縁部31Abを連絡する。すなわち、側壁31Aは、台形の板状に形成されている。
【0098】
上壁32Aは、互いに対向する一対の側壁31Aの第3縁部31Ac間を連絡する板状部材により形成される。上壁32Aは、電磁波を遮断する材料により形成される。上壁32Aは、所定の幅に形成される。ここで、所定の幅とは、第1開口部34及び第2開口部35からの商品200及び買い物カゴ300の出し入れを容易に行うことができる幅である。具体的には、上壁32は、一対の第3縁部31Acよりも短く形成される。
【0099】
第1開口部34Aは、底壁30A、一対の側壁31A及び上壁32Aの一端側に開口する。第1開口部34Aは、買い物カゴ300が載置される載置部30aよりも開口面積が広く形成される。
【0100】
第2開口部35Aは、底壁30A、一対の側壁31A及び上壁32Aの他端側に開口する。第2開口部35は、所望の大きさの買い物カゴ300を載置部30aに配置可能な大きさに形成される。第2開口部35Aは、第1開口部34Aと対向して形成される。第2開口部35Aは、第1開口部34Aと同形状に形成される。
【0101】
第1蓋体36Aは、第1開口部34Aを遮蔽可能に設けられる。第1蓋体36Aは、電磁波を遮断可能な材料により形成される。第1蓋体36Aは、第1開口部34を開閉自在に設けられる。本実施形態においては、第1蓋体36Aは、第1開口部34Aを塞ぐシャッタである。第1蓋体36Aは、扉部36Aa及び駆動部35bを有する。扉部36Aaは、筐体10の内部に設けられる収容部36cに収容される。扉部36Aaは、例えば、巻かれた状態で収容部36cに収容されている。扉部36Aaは、収容部36cから一対の第1縁部31Aaの互いに対向する面に設けられた溝に沿って、駆動部36bにより送り出し可能に形成されている。
【0102】
第2蓋体37Aは、第1蓋体36Aと同様に構成される。このため、第2蓋体37Aの詳細な説明は省略する。
【0103】
このように構成された情報読取装置1Aによれば、情報読取装置1と同様に、筐体10を180度回転するだけの簡単な動作で、有人モード及びセルフモードの切換えをすることができる。このため、セルフレジを導入するために新たに購入する必要が無い。また、店舗の広さや客の動向に合わせて、柔軟に情報読取装置1Aのモードを切り替えることができる。
【0104】
また、情報読取装置1Aによれば、第1開口部34A及び第2開口部35Aが対向して形成されている。すなわち、有人モードの使用においては、客側と店員側の開口が連通しているため、買い物カゴ300の出し入れ動作が行いやすい。
【0105】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、この実施形態に限定されない。例えば、本実施形態においては、情報読取装置1は、一台での使用を説明したがこれに限られない。すなわち、図8に示すように、複数台の情報読取装置1を一列に並べて使用することも可能である。この場合、例えば4台並べられた中の2台については、180度回転させることで、セルフモードで設置し、他の2台については、有人モードで設置することも可能である。
【0106】
また、本実施形態に係る情報読取装置1は、POSシステムに組み込むことも可能である。また、本実施形態においては、決済手段として、いわゆる電子マネーによる決済処理を想定し記載しているが、これに限られず金銭登録機と接続することにより、現金による決済処理を行うこともできる。
【0107】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
RFタグが取り付けられた商品を載置する載置部、前記載置部から立設する一対の側壁、前記一対の側壁の上辺部間を接続する上壁、前記一対の側壁に沿った方向の一方側に前記商品を出し入れ可能に形成される第1開口部、前記一対の側壁に沿った方向の他方側に前記商品を少なくとも上方に出し入れ可能に形成される、前記第1開口部よりも大きな開口面積を有する第2開口部、並びに、前記第1開口部及び前記第2開口部をそれぞれ遮蔽する第1蓋体及び第2蓋体を有する収容体と、
前記収容体内に向けて電磁波を放射するアンテナと、
前記アンテナを介してRFタグからの情報を読み取る読取部と、
を備える情報読取装置。
[2]
前記一対の側壁は、傾斜する前記第1開口部を形成する第1縁部及び前記第2開口部を形成する第2縁部を有する前記上辺部により、側面視で三角板状にそれぞれ形成され、前記第2縁部は前記第1縁部よりも前記載置部に対する傾斜角度が緩やかに形成される[1]に記載の情報読取装置。
[3]
前記上壁は、一対の前記第2縁部間の一部であって、前記第1縁部側に設けられるとともに、外面に、前記読取部で読み取られた前記RFタグの情報に応じて前記商品の情報を表示する表示部を備える[2]に記載の情報読取装置。
[4]
前記収容体は、客側に前記第1開口部、店員側に前記第2開口部が開口する姿勢で客と店員との間を隔てる筐体の上部に設けられる[1]に記載の情報読取装置。
[5]
前記収容体は、前記第1開口部を遮蔽した前記第1蓋体をロックするとともに、客側に前記第2開口部が開口する向きで設けられる[1]に記載の情報読取装置。
【符号の説明】
【0108】
1…情報読取装置、1A…情報読取装置、10…筐体、10a…上面部、10b…第1側面部、12…収容体、12A…収容体、14…袋掛け部、16…制御部、20…第1表示部、22…決済用読取装置、24…外部入力部、30…底壁、30a…載置部、30A…底壁、30Aa…載置部、31…側壁、31a…第1縁部、31A…側壁、31Aa…第1縁部、31Ab…第2縁部、31Ac…第3縁部、31b…第2縁部、31c…頂部、32…上壁、33…第2表示部、34…第1開口部、34a…案内部、34A…第1開口部、35…第2開口部、35A…第2開口部、36…第1蓋体、36a…扉部、36A…第1蓋体、36Aa…扉部、36b…駆動部、36c…収容部、37…第2蓋体、37a…扉部、37A…第2蓋体、37b…駆動部、37c…収容部、38…アンテナ、39…読取部、40…記憶部、42…報知手段、100…RFタグ、200…商品、300…買い物カゴ。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10