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(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、無線LANルーターには、一般的に、外部の機器との通信状態を表示するための発光表示部も設けられているが、この発光表示部は、通信状態の変化に応じて絶えず点滅しているため、ユーザーにとっては目障りであり、不快感をおぼえることがある。なお、かかる問題は、通信状態とは別の情報を表示するための発光表示部(例えば、上記特許文献1の報知部としての発光表示部等)においても同様に起こり得る。
【0006】
そこで、本発明は、かかる実情に鑑み、発光表示部からの光によるユーザーへの不快感をなくすことができる無線LANルーターを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の無線LANルーターは、
外部機器との通信を制御するための制御装置であって、動作状況に応じて発光状態が変化する発光装置を有する制御装置と、
前記制御装置を内装する筐体であって、前記発光装置の光を外部に通すように構成される発光表示部を有する筐体と、
前記筐体に着脱可能であり、且つ前記筐体に装着された状態で前記発光表示部を覆うように構成されるカバーと、を備えている。
【0008】
上記構成の無線LANルーターによれば、筐体にカバーが装着されると、該カバーによって発光表示部が覆われる。従って、前記無線LANルーターは、発光表示部の光をカバーで遮ってユーザーの目に届かないようにすることができる。
【0009】
本発明の無線LANルーターにおいて、
前記カバーには、装着されている前記筐体の外面と対向する裏面が含まれ、
該裏面には、無線LANルーターの設定に関する情報を表示する設定情報表示部が設けられていてもよい。
【0010】
上記構成の無線LANルーターによれば、カバーの裏面を見れば、無線LANルーターの設定情報を確認したり、共有したりすることができる。
【0011】
また、本発明の無線LANルーターにおいて、
前記カバーは、前記筐体に対してスライド操作可能であり、
且つ該スライド操作により前記筐体に着脱するように構成されていてもよい。
【0012】
かかる構成によれば、簡単な操作で筐体に対してカバーを着脱することが可能となる。
【0013】
この場合、前記筐体には、
前記カバーの前記スライド操作をガイドするガイド溝と、
該ガイド溝と前記筐体の内部とを連通させる連通孔とが形成されていてもよい。
【0014】
上記構成の無線LANルーターによれば、連通孔を通じて筐体の内外が連通するため、筐体内に発生した熱を連通孔を通じて外部に逃がすことができる。
【発明の効果】
【0015】
以上のように、本発明の無線LANルーターは、ユーザーに対して発光表示部からの光による不快感を与えないようにすることができるという優れた効果を奏し得る。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の一実施形態に係る無線LANルーターについて、添付図面を参照しつつ説明を行う。無線LANルーターは、パソコン等の電子機器を通信回線に無線接続するために用いるものである。
【0018】
無線LANルーターは、
図1に示すように、外部機器との通信を制御するための制御装置であって、動作状況に応じて発光状態が変化する発光装置を有する制御装置(図示しない)と、制御装置を内装する筐体2と、筐体2の外面に着脱可能なカバー3と、を備えている。
【0019】
制御装置の発光装置には、無線LANルーター1の電源の入切状態に応じて発光状態が変化する入切表示用発光部と、無線LANルーター1の動作状態(例えば、外部機器との通信状態等)に応じて発光状態が変化する状態表示用発光部とが含まれている。
【0020】
筐体2は、
図3に示すように、制御装置の動作状態を表示するための表示面部20と、外部機器を有線接続するための接続口Hが形成された接続面部21(
図2参照)とを有する。
【0021】
筐体2は、箱状であり、外面全体のうちの一面が制御装置の動作状態を表示するための表示面部20となり、表示面部20を構成する一面とは別の一面が接続面部21となっている。
【0022】
より具体的に説明すると、筐体2は、角筒状の胴部22と、該胴部22の一方の開口を塞ぐ天板部23と、該胴部22の他方の開口を塞ぐ底板部(図示しない)と、を有する。
【0023】
そして、胴部22は、
図4に示すように、表示面部20を正面から見た状態、すなわち、表示面部20を構成する一面を正面部24とした場合において、該表示面部20の後ろ側に位置する背面部25と、表示面部20と背面部25とに連続する一対の横面部26であって、互いに対向する一対の横面部26と、を有する。
【0024】
上述の接続面部21は、一対の横面部26のうちの一方の横面部26により構成されている。
【0025】
なお、本実施形態では、表示面部20を正面から見た場合における横幅に対応する方向(すなわち、一対の横面部26が並ぶ方向)を横幅方向、表示面部20を正面から見た場合における縦幅に対応する方向を縦幅方向、表示面部20と背面部25とが並ぶ方向を前後方向と称して以下の説明を行うこととする。
【0026】
表示面部20は、
図5に示すように、最も外側(前記前後方向において最も手前側)に位置する外側正面部240と、該外側正面部240よりも内側(すなわち、外側正面部240よりも背面部25側)に位置ずれしている内側正面部241と、外側正面部240と内側正面部241との間に連続する連設部(以下、正面連設部と称する)242と、正面段部243(
図3、
図6参照)と、を有する。
【0027】
外側正面部240では、前記横幅方向における一端部(外端部)が前記一方の横面部26に連続している。外側正面部240の前記横幅方向における他端部(内端部)は、内側正面部241に対して手前側で重なる位置に配置されており、該内側正面部241に対して前記前後方向で間隔をあけて対向している。
【0028】
内側正面部241には、
図3に示すように、発光装置の発光状態を外部から視認できるようにするための発光表示部241aが設けられている。本実施形態では、前記縦幅方向に沿って並ぶように複数の発光表示部241aが設けられている。
【0029】
複数の発光表示部241aのうち、前記縦幅方向における最も下方側に位置するものは、入切表示用発光部の光を外部に通すための入切表示部241bであり、該入切表示部241bの上方の各発光表示部241aは、状態表示用発光部の光を外部に通すための状態表示部241cである。
【0030】
そのため、無線LANルーター1は、入切表示部241bを目視することで無線LANルーター1が起動しているか否かを把握することができ、また、状態表示部241cを目視することで無線LANルーター1の外部機器との通信状態等の動作状態を把握することができる。
【0031】
なお、発光表示部241a(入切表示部241b、及び状態表示部241c)は、例えば、内側正面部241の一部を透明とするか、透光性をもたせることによって構成されていてもよいし、内側正面部241に形成された貫通孔により構成されていてもよい。
【0032】
内側正面部241では、
図5に示すように、前記横幅方向における一端部(外端部)が前記一対の横面部26のうちの他方の横面部26に連続している。そして、前記横幅方向における内側正面部241の他端部(内端部)は、上述のように、前記前後方向で外側正面部240の前記内端部と対向している。
【0033】
正面連設部242は、内側正面部241の前記内端部と、外側正面部240の前記内端部とに連続するように形成されており、また、前記縦幅方向に沿って真っ直ぐに延びている。
【0034】
外側正面部240の前記内端部は、正面連設部242から前記横幅方向で延出(内側正面部241の前記外端部側に向かって延出)している。
【0035】
そのため、本実施形態に係る表示面部20には、正面連設部242を底面とし、外側正面部240の前記内端部の後面と、内側正面部241の前記内端部の前面とをそれぞれ側面とする正面溝244が形成されており、該正面溝244は、前記縦幅方向に沿って真っ直ぐに延びている。
【0036】
また、正面溝244は、表示面部20の前記縦幅方向における一端(上端)で上方に向けて開放する一方で、表示面部20の前記縦幅方向における他端(下端)で閉塞されている。
【0037】
正面溝244の内面には、
図3に示すように、筐体2の内外を連通させる連通孔245が形成されている。また、本実施形態では、内側正面部241の前記内端部の前記縦幅方向における全長に亘って、複数の連通孔245が前記縦幅方向において所定の間隔毎に形成されている。
【0038】
正面段部243は、内側正面部241の下端部に設けられており、前記横幅方向における内側正面部241の下端部の全長に亘って延びている。また、正面段部243は、内側正面部241の外面から前記前後方向における前方側に向かって突出している。
【0039】
図2に示すように、前記一方の横面部26の接続口Hは、例えば、LANケーブル等のケーブルの端末を抜差可能に構成されたものである。
【0040】
前記他方の横面部26は、
図5に示すように、最も外側に配置される外側横面部260と、該外側横面部260よりも内側(すなわち、外側横面部260よりも接続面部21側)に位置ずれしている内側横面部261と、外側横面部260と内側横面部261との間に連続する連設部(以下、横面連設部称する)262と、横面段部263(
図3、
図6参照)と、を有する。
【0041】
外側横面部260では、前記横幅方向における一端部(後端部)が背面部25に連続しており、前記横幅方向における他端部(前端部)が内側横面部261に対して前記横幅方向で間隔をあけて対向している。
【0042】
内側横面部261では、前記前後方向における一端部(前端部)が表示面部20(内側正面部241の前記外端)に連続している。そして、前記横幅方向における内側横面部261の他端部(後端部)は、上述のように、前記前後方向で外側横面部260の前記前端部と対向している。
【0043】
前記横幅方向において、前記前端部側が前記後端部側よりも外側に張り出している。
【0044】
横面連設部262は、内側横面部261の前記後端部と、外側横面部260の前記前端部とに連続するように形成されており、また、前記縦幅方向に沿って真っ直ぐに延びている。
【0045】
外側横面部260の前記前端部は、横面連設部262から前記前後方向で延出(内側横面部261の前記外端部側に向かって延出)している。
【0046】
そのため、本実施形態に係る表示面部20には、横面連設部262を底面とし、外側横面部260の前記内端部の後面と、内側横面部261の前記内端部の前面とをそれぞれ側面とする横面溝264が形成されており、該横面溝264は、前記縦幅方向に沿って真っ直ぐに延びている。
【0047】
また、横面溝264は、横面部26の前記縦幅方向における一端(上端)で上方に向けて開放する一方で、表示面部20の前記縦幅方向における他端(下端)で閉塞されている。
【0048】
横面段部263は、内側横面部261の下端部に設けられており、前記前後方向における内側横面部261の下端部の全長に亘って延びている。また、横面段部263は、内側横面部261の外面から前記横幅方向における外方側に向かって突出している。なお、本実施形態においては、正面段部243と、横面段部263とが一体的に形成されている。
【0049】
天板部23と底板部とは前記縦幅方向において対向配置されている。
【0050】
また、底板部は、
図1に示すように、スタンドSを着脱可能となっており、底板部にスタンドSを装着すれば、無線LANルーター1を立てた状態(前記縦幅方向が上下方向に対応している状態)で配置しておくことができる。
【0051】
なお、本実施形態では、
図11に示すように、背面部25にもスタンドSを着脱可能であり、背面部25にスタンドSを装着した場合は、無線LANルーター1を横に倒した状態(前記縦幅方向が水平方向に対応している状態)で配置しておくことができる。このように、本実施形態に係る無線LANルーター1は、縦置き、若しくは横置きにすることができる。
【0052】
カバー3は、
図1に示すように、筐体2に装着した状態で発光表示部241a(より具体的には、入切表示用発光部と状態表示用発光部のうちの少なくとも入切表示用発光部)を覆うように構成されている。
【0053】
本実施形態に係るカバー3は、
図7に示すように、筐体2の外面に沿った形状のカバー本体部30と、前記カバー本体部30の外周縁部から延出する延出片部31と、カバー本体部30に設けられ、且つ無線LANルーター1の設定に関する情報を表示するように構成された設定情報表示部32(
図8参照)と、を有する。
【0054】
カバー本体部30は、筐体2の角部に沿わせた状態で配置できるように構成されている。
【0055】
より具体的に説明すると、カバー本体部30は、
図8に示すように、表示面部20(正面部24)を覆う正面被覆部300と、前記他方の横面部26を覆う横面被覆部301と、を有する。
【0056】
正面被覆部300は、カバー3が筐体2に装着された状態において、入切表示部241bを覆うように構成されている。また、正面被覆部300には、裏面と表面とに亘って貫設された窓部Wが形成されている。窓部Wは、カバー3が筐体2に装着された状態において、前記前後方向で入切表示部241bと対応する位置に配置されるように構成されている。
【0057】
正面被覆部300と横面被覆部301とは長方形状に形成されており、それぞれの長辺の一方が繋がっている。
【0058】
正面被覆部300は、カバー3が筐体2に装着された状態において、他方の長辺(横面被覆部301に繋がる長辺とは反対側の長辺)の先端面が前記横幅方向において外側正面部240と対向するように構成されている。
【0059】
さらに、本実施形態に係る正面被覆部300は、下端部の裏面から突出する正面リブ300aを有する。
【0060】
正面リブ300aは、正面被覆部300の下端部の全長に亘って延びている。また、正面リブ300aは、カバー3が筐体2に装着された状態において、正面段部243上に重なるように構成されている。
【0061】
また、横面被覆部301は、カバー3が筐体2に装着された状態において、他方の長辺(正面被覆部300に繋がる長辺とは反対側の長辺)の先端面が前記前後方向において外側横面部260と対向するように構成されている。
【0062】
そして、本実施形態に係る横面被覆部301は、下端部の裏面から突出する横面リブ301aを有する。
【0063】
横面リブ301aは、横面被覆部301の下端部の全長に亘って延びている。また、横面リブ301aは、カバー3が筐体2に装着された状態において、横面段部263上に重なるように構成されている。なお、本実施形態においては、正面リブ300aと横面リブ301aとが一体的に形成されている。
【0064】
延出片部31には、
図8、
図9に示すように、正面被覆部300に設けられる正面側片部310と、横面被覆部301に設けられる横面側片部311と、が含まれる。
【0065】
正面側片部310は、正面被覆部300の前記他方の長辺の端面に延設されている。また、本実施形態では、複数の正面側片部310が所定の間隔をあけて並ぶようにして正面被覆部300の前記他方の長辺の端面に延設されている。
【0066】
正面側片部310は、正面溝244に挿入可能である。また、正面溝244に挿入された正面側片部310は、前記前後方向において内側正面部241の前記内端部と外側正面部240の前記内端部とに挟まれた状態になり、正面溝244に沿ってスライド可能となる。このように、正面溝244は、前記縦幅方向でカバー3(正面側片部310)のスライド操作をガイドするためのガイド溝である。
【0067】
横面側片部311は、横面被覆部301の前記他方の長辺の端面に延設されている。また、本実施形態では、複数の横面側片部311が所定の間隔をあけて並ぶようにして横面被覆部301の前記他方の長辺の端面に延設されている。
【0068】
また、横面側片部311は、横面溝264に挿入可能である。また、横面溝264に挿入された横面側片部311は、前記横幅方向において内側横面部261の前記後端部と外側横面部260の前記前端部とに挟まれた状態になり、横面溝264に沿ってスライド可能となる。このように、横面溝264は、前記縦幅方向でカバー3(横面側片部311)のスライド操作をガイドするためのガイド溝である。
【0069】
このように、本実施形態では、筐体2の正面溝244、横面溝264、カバー3の正面側片部310、横面側片部、のそれぞれの構成により、筐体2に対するカバー3のスライド操作を可能とするスライド構造を構成している。
【0070】
本実施形態に係る無線LANルーター1は、以上の通りである。本実施形態に係る無線LANルーター1によれば、カバー3の正面側片部310を正面溝244に挿入し、カバー3の横面側片部を横面溝264に挿入すれば、筐体2に対してカバー3をスライドさせて装着することができる状態になる(
図10参照)。このとき、正面側片部310の外側には外側正面部240の前記内端部が位置し、横面側片部の外側には外側横面部260の前記前端部が位置するため、筐体2からのカバー3の脱落が防止される。
【0071】
そして、筐体2にカバー3を取り付けた状態においては、該カバー3により発光表示部241a(本実施形態では各状態表示用発光部)が覆われる。
【0072】
従って、本実施形態に係る無線LANルーター1によれば、発光表示部241aの光をカバー3で遮ってユーザーの目に届かないようにすることができ、これにより、ユーザーに対して発光表示部241aからの光による不快感を与えないようにすることができるという優れた効果を奏し得る。
【0073】
また、本実施形態では、カバー3が筐体2に装着されると、正面リブ300aと正面段部243とが前記縦幅方向で重なり、横面リブ301aと横面段部263とが前記縦幅方向で重なるため、正面被覆部300の下端部と内側正面部241の下端部の間の隙間、及び横面被覆部301の下端部と内側横面部261の下端部の間の隙間が入り組んだ形状になる。従って、カバー3の下端部と内側正面部241の下端部、内側横面部261の下端部との間からの発光表示部241aの光の漏れを抑えることができる。
【0074】
さらに、本実施形態の正面被覆部300は、入切表示部241bと状態表示部241cのうちの入切表示部241bを覆う一方で、窓部Wにより入切表示部241bの前方は開放するように構成されている。そのため、無線LANルーター1の使用中において、動作状態に応じて絶えず点滅している状態表示用発光部の光を遮る一方、常時点灯している入切表示用発光部の光はユーザーに見えるようにしておくことで、不快感を抑えつつ、無線LANルーター1の電源の入り切り状態(すなわち、無線LANルーター1の起動状態)は常に把握できるようになっている。
【0075】
そして、カバー3は、筐体2に対して着脱可能であり、また、裏面には、無線LANルーター1の設定に関する情報を表示する設定情報表示部32が設けられていているため、筐体2から取り外したカバー3の裏面を見れば、無線LANルーター1の設定情報を簡単に確認したり、共有したりすることができる。
【0076】
なお、筐体2は、接続口Hに挿し込まれているLANケーブル等により動きが制限され易いが、本実施形態に係る無線LANルーター1は、設定情報表示部32が設けられたカバー3を筐体2から完全に取り外すことができるため、無線LANルーター1の使用環境によらず、設定情報を簡単に確認することができる。
【0077】
また、本実施形態の無線LANルーター1は、カバー3をスライド操作することで筐体2に対して着脱するように構成されているため、簡単な操作で筐体2に対してカバー3を着脱することができる。
【0078】
さらに、筐体2に対してカバー3をスライドさせる方向は、接続口Hにケーブルを抜き差しする方向から外れた方向(直交する方向)であるため、カバー3のスライド操作に伴い、ケーブルが接続口Hから外れてしまう方向に筐体2が引っ張られてしまうことを防止できる。
【0079】
そして、正面溝244の内面には、筐体2の内外を連通させる連通孔245が形成されているため、この連通孔245を通じて筐体2内の熱を効率よく筐体2の外に逃がすことができる。
【0080】
また、本実施形態では、複数の連通孔245が正面溝244の全長(内側正面部241の内端部の縦幅方向における全長)に亘って、所定の間隔毎に形成されており、さらに、正面溝244内に挿入される複数の正面側片部310は、互いの間に間隔をあけて並ぶように形成されているため、連通孔245から筐体2の外部に逃げようとする熱が正面側片部310によって遮られ難くすることができる。
【0081】
なお、本発明の無線LANルーター1は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加え得ることは勿論である。
【0082】
上記実施形態において、特に言及しなかったが、カバー3は、筐体2に対して回転可能に取り付けられていてもよい。
【0083】
上記実施形態において、カバー3は、状態表示部241cと入切表示部241bのうち、状態表示部241cのみを覆うように構成されていたが、この構成に限定されない。例えば、カバー3は、状態表示部241cと入切表示部241bの両方を覆うように構成されていてもよい。すなわち、カバー3には、窓部Wが形成されていなくてもよい。
【0084】
上記実施形態では、特に言及しなかったが発光装置がLCDで構成されている場合は、カバーでLCDの前面を覆うように構成すればよい。
【0085】
上記実施形態において、カバー3は、筐体2の角部に沿わせてスライドさせるように構成されていたが、この構成に限定されない。例えば、カバー3は、正面部24のみに沿わせてスライドさせるように構成されていてもよい。