(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記固定用突出部の向きが前記隣接する溝蓋の少なくとも一方を前記天板部と前記固定用突出部とが挟むこととなる所定の向きとなるとき前記固定部の回転を規制する回転規制部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の溝蓋穴閉塞キャップ。
前記溝蓋穴閉塞キャップが、前記内突出部の突出方向に対して交差する方向に突出するように前記内突出部に着脱自在に接続されるスペーサをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の溝蓋穴閉塞キャップ。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の実施形態が図面に基づき説明される。以下の説明では、同一の部品には同一の符号が付されている。それらの名称および機能は同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
【0020】
<第1実施形態>
[溝蓋穴閉塞キャップの設置状況]
図1は、本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ30が溝蓋200に固定されている状況を示す概念図である。
図1に基づいて、本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ30の設置状況が説明される。
【0021】
本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ30は、溝蓋間開口250を閉塞するためのものである。この溝蓋間開口250は隣接する溝蓋200の間に形成されるものである。本実施形態の場合、それら隣接する溝蓋200は、側溝202の上に載せられている。それらの溝蓋200の側面に凹部が形成されている。それらの凹部が突き合わされたものが、本実施形態における溝蓋間開口250である。もちろん、溝蓋間開口250は溝蓋200の凹部同士が突き合わされることによって形成されるものに限られない。例えば、ある溝蓋200の凹部と他の溝蓋200の凹部が形成されていない側面とによって溝蓋間開口250が形成されてもよい。しばしば、溝蓋200の大きさには規格が存在する。規格が存在する溝蓋200によって形成される溝蓋間開口250の大きさは必然的に定まる。その結果、溝蓋間開口250の大きさは所定の大きさとなる。規格が存在する溝蓋200に限らず、溝蓋200によって形成される溝蓋間開口250の大きさが所定の大きさであることは明らかと言う場合がある。本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ30は、そのような所定の大きさの溝蓋間開口250を閉塞するためのものである。なお、本実施形態の場合、溝蓋間開口250の差し渡しの最小値はその最大値より短い。すなわち、その溝蓋間開口250の差し渡しの最小値と最大値とは異なる値となる。
【0022】
[溝蓋穴閉塞キャップの構成]
図2は、本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ30の正面図である。
図3は、本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ30の側面図である。
図2および
図3に基づいて、本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ30の構成が説明される。
【0023】
本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ30は、天板部50と、内突出部52と、固定部54と、接続部56と、回転規制部58と、脱着式のスペーサ60とを備える。
【0024】
本実施形態の場合、天板部50は、上述された溝蓋間開口250を閉塞するためのものである。内突出部52は、天板部50から突出する。固定部54は、天板部50の位置から見た場合の内突出部52の向こう側となる位置に配置される。天板部50に沿う方向についての固定部54の一端から他端までの距離が溝蓋間開口250の差し渡しの最小値より長く最大値より短い。接続部56は、固定部54に接続される。回転規制部58は、後述される所定の要件が満たされるとき固定部54の回転を規制する。スペーサ60は、次に述べられる場合に内突出部52に接続される。その場合とは、溝蓋穴閉塞キャップ30と溝蓋間開口250の内周面との間に生じる隙間を小さくする必要がある場合である。その隙間が小さくなると、溝蓋200が拡がる方向の力(その力の例は、車の旋回に伴ってそのタイヤから捻じられることによる力、車の急発進又は急停車に伴ってそのタイヤから受ける力である)を溝蓋穴閉塞キャップ30が受けた際の天板部50の移動量は小さくなる。
【0025】
[天板部および内突出部の構成]
図4は、本実施形態にかかる天板部50および内突出部52の正面図である。
図5は、本実施形態にかかる天板部50および内突出部52の側面図である。
図4および
図5に基づいて、本実施形態にかかる天板部50および内突出部52の構成が説明される。
【0026】
本実施形態の場合、天板部50は板状である。本実施形態の場合、天板部50の平面形状は楕円形である。本実施形態の場合、天板部50の外縁部70は曲面を形成している。天板部50は、内部対向面72を有する。内部対向面72は、天板部50のうち天板部50が溝蓋間開口250を閉塞するとき溝蓋間開口250内部に対向する。
【0027】
内突出部52は、内部対向面72から突出する。本実施形態の場合、内突出部52は、内部対向面72に一体に設けられる。本実施形態の場合、内突出部52は、角が丸い直方体に様々な穴と溝とが形成されたものである。本実施形態の場合、内突出部52は、接続保持空間形成部80と、スペーサ保持空間形成部82と、吊具保持空間形成部84と、吊具嵌込溝形成部86と、上端保持空間形成部88とを有する。接続保持空間形成部80は、接続部56が収容される空間を形成する。接続保持空間形成部80が形成する空間は、上端保持空間形成部88が形成する空間に連通する。スペーサ保持空間形成部82は、スペーサ60の端部が収容される空間を形成する。この空間にスペーサ60の端部が収容されることで、スペーサ60は内突出部52に着脱自在に接続されることとなる。吊具保持空間形成部84および吊具嵌込溝形成部86は、回転規制部58を吊り下げるための空間を形成する。上端保持空間形成部88は、固定部54の上端が収容される溝状の空間を形成する。
【0028】
[固定部の構成]
図6は、本実施形態にかかる固定部54の正面図である。
図7は、本実施形態にかかる固定部54の側面図である。
図6および
図7に基づいて、本実施形態にかかる固定部54の構成が説明される。
【0029】
固定部54は、周知のナット110と、ナット収容部112と、柱貫通孔形成部114と、内側空間形成部116と、固定用突出部118の対とを有している。
【0030】
ナット110は、接続部56との間でねじ対偶を形成する。ナット収容部112は、ナット110を収容する。柱貫通孔形成部114は孔を形成する。内側空間形成部116は空間を形成する。内側空間形成部116の上端には、ナット収容部112が接続される。固定用突出部118の対は、内側空間形成部116の下端部外周側面から互いに反対方向に突出する。固定用突出部118は、天板部50に沿って延びるように突出する。固定用突出部118の対の一方の先端から固定用突出部118の対の他方の先端までの距離が、本実施形態における天板部50に沿う方向についての固定部54の一端から他端までの距離である。その結果、この距離は、上述された溝蓋間開口250の差し渡しの最小値より長く最大値より短い。
【0031】
[接続部の構成]
図2に基づいて、本実施形態にかかる接続部56の構成が説明される。接続部56には固定部54が接続される。本実施形態の場合、接続部56が、柱状である柱状部90と、柱保持部92とを有している。本実施形態の場合、接続部56は周知のボルトと周知のばね座金と周知の平座金とによって実現される。そのボルトのおねじ部および円筒部が本実施形態にかかる柱状部90となる。そのボルトの頭部とばね座金と平座金とが本実施形態にかかる柱保持部92となる。
【0032】
柱状部90は、上述された接続保持空間形成部80が形成する空間と上端保持空間形成部88が形成する空間とを貫通する。これにより、柱状部90は、内突出部52を貫通するように配置されることとなる。柱状部90であるボルトのおねじ部は、固定部54のナット110にねじ込まれる。これにより、接続部56が固定部54とねじ対偶を形成することとなる。ねじ対偶が形成されるので、固定部54の回転が抑えられた状態で柱状部90が回転すると、その回転に伴って固定部54が柱状部90の中心軸に沿い移動することとなる。柱状部90であるボルトのおねじ部および円筒部は、柱貫通孔形成部114が形成した孔を貫通する。本実施形態の場合、その孔の内周面は、柱状部90に密着する。これにより、固定部54の柱貫通孔形成部114が形成する孔と柱状部90とは、摩擦力によって接続されることとなる。その結果、柱状部90には、天板部50と固定部54との間隔を所定の範囲内で任意に設定できるよう固定部54が接続されることとなる。なお、固定部54の柱貫通孔形成部114が形成する孔と柱状部90とが摩擦力によって接続されるので、柱状部90が回転しているにも関わらず固定部54が空転するという問題は生じ難い。また、柱状部90であるボルトのおねじ部の先端は、内側空間形成部116が形成する空間に進入する。これにより、内側空間形成部116が形成する空間には、接続部56の柱状部90の先端部分が進入することとなる。
【0033】
上述されたように、本実施形態の場合、接続部56は周知のボルトと周知のばね座金と周知の平座金とによって実現される。そのボルトの頭部とばね座金と平座金とが本実施形態にかかる柱保持部92となる。その結果、柱保持部92は柱状部90に接続されることとなる。本実施形態の場合、柱保持部92は接続保持空間形成部80が形成する空間に収容される。柱保持部92は接続保持空間形成部80の底部に載せられることとなる。これにより、柱保持部92は、内突出部52に柱状部90を保持させることとなる。その際、柱状部90は、柱状部90自身の中心軸を中心にして内突出部52に対して自在に回転可能となる。固定部54が柱状部90に接続されているので、固定部54も同様に回転可能である。
【0034】
[回転規制部の構成]
図8は、本実施形態にかかる回転規制部58の正面図である。
図9は、本実施形態にかかる回転規制部58の側面図である。
図8および
図9に基づいて、本実施形態にかかる回転規制部58の構成が説明される。
【0035】
本実施形態の場合、回転規制部58が、外側空間形成部170と、天板並列部172と、突出部174の対と、ねじれ防止部176の対と、蛇腹178の対とを有している。
【0036】
外側空間形成部170は、固定部54の内側空間形成部116が進入する空間を形成する。外側空間形成部170の上端(突出部174の対が突出している箇所とは反対側の端)には図示されない孔が形成されている。固定部54のナット収容部112はその孔を貫通する。
【0037】
天板並列部172は、固定用突出部118よりも内突出部52に近い位置に配置される。天板並列部172は、天板部50に沿う。天板並列部172は、天板部50に沿う方向(
図8におけるねじれ防止部176の対の一方から他方へ向かう方向)についての一端から他端までの距離が溝蓋間開口250の差し渡しの最小値より長く最大値より短い。本実施形態の場合、天板並列部172は、天板平行片部190,190の対を有する。天板平行片部190,190の対は、外側空間形成部170から互いに反対方向に突出する。
【0038】
突出部174は、天板並列部172のうち固定部54に対向する箇所から下方向(外側空間形成部170が配置される方向とは反対方向)に突出する。本実施形態の場合、固定部54の固定用突出部118は、天板平行片部190に接するように配置される。これにより、突出部174は、固定用突出部118ひいては固定部54が回転するときのその通過空間に向かって突出することとなる。また、本実施形態の場合、突出部174の対は、接続部56の柱状部90の回転中心ひいては固定部54の回転中心を挟んで対向するように配置される。このように配置されるので、回転規制部58は、固定用突出部118の向きが所定の向きとなるとき固定部54の回転を規制することとなる。その所定の向きは、隣接する溝蓋200の少なくとも一方を天板部50と固定用突出部118とが挟むこととなる向きである。すなわち、回転規制部58が固定部54の回転を規制するための上述された要件とは、隣接する溝蓋200の少なくとも一方を天板部50と固定用突出部118とが挟むこととなる方向を固定用突出部118が向くというものである。
【0039】
ねじれ防止部176は、天板平行片部190の先端から天板部50が配置される方向へ突出する。ねじれ防止部176の対の一方は、天板平行片部190の対の一方の先端から突出する。ねじれ防止部176の対の他方は、天板平行片部190の対の他方の先端から突出する。
【0040】
蛇腹178は、天板平行片部190に接続されている。蛇腹178が天板平行片部190に接続されていると、溝蓋穴閉塞キャップ30が溝蓋200から取り外される際に柱状部90を構成するボルトが固定部54のナット110から外れても、回転規制部58の脱落を防止できる。本実施形態の場合、蛇腹178は吊具196を有している。その吊具196の中央部分は、上述された吊具嵌込溝形成部86が形成する溝に嵌め込まれる。これに伴い、
図2に示されるように、その吊具196の上端部分は、上述された吊具保持空間形成部84が形成する空間に収容される。これにより、蛇腹178の対の一方は、天板平行片部190の対の一方を内突出部52に接続することとなる。蛇腹178の対の他方は、天板平行片部190の対の他方を内突出部52に接続することとなる。
【0041】
[スペーサの構成]
図10は、本実施形態にかかるスペーサ60の斜視図である。
図10に基づいて、本実施形態にかかるスペーサ60の構成が説明される。
【0042】
本実施形態の場合、スペーサ60は、板状部66と、リブ68とを有する。板状部66の表面(
図10における正面)には凹部が形成されている。リブ68は、板状部66の裏面(
図10における背面)から突出している。リブ68は、内突出部52のスペーサ保持空間形成部82が形成する空間に挿入される。これにより、スペーサ60は内突出部52に着脱自在に接続されることとなる。また、スペーサ60は内突出部52から突出することとなる。
【0043】
内突出部52のうちスペーサ60が接続される箇所から見たとき、スペーサ60の突出方向は、天板部50から見た内突出部52の突出方向に直交する。その結果、内突出部52が溝蓋間開口250内に配置されるとき、スペーサ60は溝蓋間開口250の内周面に向かって突出することとなる。
【0044】
[溝蓋穴閉塞キャップの製造手順]
本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ30は、次に述べられる手順により製造される。
【0045】
まず、作業者は、ナット110と接続部56となるボルトとばね座金と平座金と蛇腹178とを周知の方法で製造する。それらを製造する方法は周知なのでここではその詳細な説明は繰り返されない。なお、接続部56となるボルトの長さが溝蓋200の厚さに応じて定められる。
【0046】
次に、作業者は、天板部50および内突出部52と、固定部54のうちナット110を除く部分と、回転規制部58のうち蛇腹178を除く部分と、スペーサ60とを射出成型により製造する。射出成型の具体的な内容は周知なのでここではその詳細な説明は繰り返されない。
【0047】
それらが製造されると、作業者は、ナット110を固定部54のナット収容部112に嵌め込む。
【0048】
ナット110が嵌め込まれると、作業者は、固定部54のナット収容部112に回転規制部58の外側空間形成部170を貫通させる。これに伴い、固定部54の内側空間形成部116は外側空間形成部170内に収容されることとなる。固定用突出部118の対が突出する内側空間形成部116の下端部は、回転規制部58の突出部174の対の間に嵌め込まれる。
【0049】
内側空間形成部116の端部が回転規制部58の突出部174の対の間に嵌め込まれると、作業者は、天板平行片部190に蛇腹178を接続する。これにより、本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ30が完成する。本実施形態の場合、完成した溝蓋穴閉塞キャップ30は分解された状態である。
【0050】
[使用方法の説明]
本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ30は、次に述べられる手順により使用される。
【0051】
まず、作業者は、接続部56となるボルトにばね座金と平座金とを貫通させる。次いで、作業者は、接続部56となるボルトに天板部50および内突出部52を貫通させる。
【0052】
それらをそのボルトが貫通すると、作業者は、内突出部52に蛇腹178を接続する。内突出部52に蛇腹178が接続されると、作業者は、接続部56となるボルトに柱貫通孔形成部114が形成する孔を貫通させる。引き続き、作業者は、そのボルトをナット収容部112に嵌め込まれたナット110にねじ込む。
【0053】
そのボルトがそのナット110にねじ込まれると、作業者は、本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ30のうち固定部54および回転規制部58を溝蓋間開口250内に挿入する。その際、固定部54の固定用突出部118の対と回転規制部58の天板平行片部190の対とは同じ方向に延びている。
【0054】
固定部54および回転規制部58が溝蓋間開口250内に挿入されると、作業者は、接続部56を構成するボルトを回転させる。そのボルトは、固定部54の固定用突出部118が突出部174に押し付けられるまで回転させられる。これにより、固定部54の固定用突出部118が向く方向と回転規制部58の天板平行片部190が向く方向とは交差することとなる。
【0055】
固定用突出部118が向く方向と天板平行片部190が向く方向とが交差すると、作業者は、接続部56となるボルトを引き続き回転させる。当初、この回転に伴って回転規制部58は固定部54と共に回転しようとする。その回転規制部58の天板平行片部190の先端は溝蓋間開口250の内周面に押し付けられる。その際、ねじれ防止部176も同様に溝蓋間開口250の内周面に押し付けられる。これにより、回転規制部58は動かなくなる。固定部54の固定用突出部118も動かなくなる。回転規制部58も固定用突出部118も動かなくなると、接続部56を構成するボルトは柱貫通孔形成部114に対して滑り始める。接続部56を構成するボルトが柱貫通孔形成部114に対して滑り始めると、ナット110は接続部56を構成するボルトの中心軸に沿って移動し始める。ナット110が移動し始めると、ナット110が収容されているナット収容部112も移動し始める。ナット収容部112が移動し始めると、固定部54も移動し始める。その移動の結果、天板部50と固定部54とは、溝蓋200のうち溝蓋間開口250を形成する部分を挟むこととなる。その部分が挟まれることで、本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ30は溝蓋間開口250に固定される。
【0056】
本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ30を溝蓋間開口250から取り外す際には、作業者は、接続部56となるボルトを本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ30の固定時とは逆方向に回転させる。これにより、固定部54の固定用突出部118は溝蓋200から離れる。さらに、固定用突出部118の突出方向は天板平行片部190の突出方向と同様の方向を向くこととなる。その後、作業者は、本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ30を溝蓋間開口250から引き抜く。これにより、本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ30は溝蓋間開口250から取り外されることとなる。
【0057】
[効果の説明]
本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ30において、隣接する溝蓋200の少なくとも一方を天板部50と固定部54とが挟む。これにより、本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ30は隣接する溝蓋200間から外れ難くなる。さらに、柱状部90が内突出部52を貫通しているので、内突出部52自体が溝蓋間開口250の内部で回転できなくてもよい。内突出部52自体が溝蓋間開口250の内部で回転できなくてもよいので、内突出部52の断面積を大きくできる。内突出部52の断面積を大きくできるので、その機械的強度を向上させることが可能になる。その結果、隣接する溝蓋200間から外れ難くでき、かつ、溝蓋200が拡がる方向(本実施形態の場合であれば側溝202の上に載せられた溝蓋200のうち上面に沿う方向)についての機械的強度を向上させることができる。
【0058】
<第2実施形態>
[溝蓋穴閉塞キャップの設置状況]
図11は、本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ330が溝蓋200に固定されている状況を示す概念図である。
図11に基づいて、本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ330の設置状況が説明される。
【0059】
本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ330は、溝蓋間開口250を閉塞するためのものである。この溝蓋間開口250は隣接する溝蓋200の間に形成されるものである。本実施形態の場合、それら隣接する溝蓋200は、側溝202の上に載せられている。それらの溝蓋200の側面に凹部が形成されている。それらの凹部が突き合わされたものが、本実施形態における溝蓋間開口250である。もちろん、溝蓋間開口250は溝蓋200の凹部同士が突き合わされることによって形成されるものに限られない。例えば、ある溝蓋200の凹部と他の溝蓋200の凹部が形成されていない側面とによって溝蓋間開口250が形成されてもよい。しばしば、溝蓋200の大きさには規格が存在する。規格が存在する溝蓋200によって形成される溝蓋間開口250の大きさは必然的に定まる。その結果、溝蓋間開口250の大きさは所定の大きさとなる。規格が存在する溝蓋200に限らず、溝蓋200によって形成される溝蓋間開口250の大きさが所定の大きさであることは明らかと言う場合がある。本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ330は、そのような所定の大きさの溝蓋間開口250を閉塞するためのものである。なお、本実施形態の場合、溝蓋間開口250の差し渡しの最小値はその最大値より短い。すなわち、その溝蓋間開口250の差し渡しの最小値と最大値とは異なる値となる。
【0060】
[溝蓋穴閉塞キャップの構成]
図12は、本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ330の正面図である。
図13は、本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ330の側面図である。
図12および
図13に基づいて、本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ330の構成が説明される。
【0061】
本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ330は、天板部50と、内突出部52と、固定部354と、接続部356と、回転規制部358と、脱着式のスペーサ60とを備える。
【0062】
本実施形態の場合、天板部50は、上述された溝蓋間開口250を閉塞するためのものである。内突出部52は、天板部50から突出する。固定部354は、天板部50の位置から見た場合の内突出部52の向こう側となる位置に配置される。天板部50に沿う方向についての固定部354の一端から他端までの距離が溝蓋間開口250の差し渡しの最小値より長く最大値より短い。接続部356は、固定部354に接続される。回転規制部358は、後述される所定の要件が満たされるとき固定部354の回転を規制する。スペーサ60は、次に述べられる場合に内突出部52に接続される。その場合とは、溝蓋穴閉塞キャップ330と溝蓋間開口250の内周面との間に生じる隙間を小さくする必要がある場合である。その隙間が小さくなると、溝蓋200が拡がる方向の力(その力の例は、車の旋回に伴ってそのタイヤから捻じられることによる力、車の急発進又は急停車に伴ってそのタイヤから受ける力である)を溝蓋穴閉塞キャップ330が受けた際の天板部50の移動量が小さくなる。
【0063】
[天板部および内突出部の構成]
本実施形態にかかる天板部50および内突出部52は、第1実施形態にかかる天板部50および内突出部52と同一である。したがって、ここではその詳細な説明は繰り返されない。なお、本実施形態において、内突出部52の吊具保持空間形成部84と吊具嵌込溝形成部86とは用いられない。したがって、本実施形態において内突出部52は吊具保持空間形成部84と吊具嵌込溝形成部86とを有していなくてもよい。
【0064】
[固定部の構成]
図14は、本実施形態にかかる固定部354の正面図である。
図15は、本実施形態にかかる固定部354の側面図である。
図16は、本実施形態にかかる固定部354の背面図である。
図17は、
図15のA−A断面図である。
図14乃至
図17に基づいて、本実施形態にかかる固定部354の構成が説明される。
【0065】
固定部354は、周知のナット110と、ナット収容部412と、柱貫通孔形成部414と、内側空間形成部416と、固定用突出部418の対と、固定側係合部420とを有している。
【0066】
ナット110は、接続部356との間でねじ対偶を形成する。ナット収容部412は、ナット110を収容する。柱貫通孔形成部414は孔を形成する。内側空間形成部416は空間を形成する。内側空間形成部416の上端には、ナット収容部412が接続される。固定用突出部418の対は、内側空間形成部416の下端部外周側面から互いに反対方向に突出する。固定用突出部418は、天板部50に沿って延びるように突出する。固定用突出部418の対の一方の先端から固定用突出部418の対の他方の先端までの距離が、本実施形態における天板部50に沿う方向についての固定部354の一端から他端までの距離である。その結果、この距離は、上述された溝蓋間開口250の差し渡しの最小値より長く最大値より短い。
【0067】
固定側係合部420は、内側空間形成部416が形成する空間の外縁に固定される。本実施形態の場合、固定側係合部420は、内側空間形成部416の内周面から突出する。本実施形態の場合、固定側係合部420の形状は、内側空間形成部416が形成する空間の長手方向に沿って拡がる板状である。本実施形態の場合、固定側係合部420は、内側空間形成部416と一体となるように形成されている。
【0068】
[接続部の構成]
図18は、本実施形態にかかる接続部356の正面図である。
図18に基づいて、本実施形態にかかる接続部356の構成が説明される。接続部356には固定部354が接続される。本実施形態の場合、接続部356が、柱状である柱状部390と、柱保持部92とを有している。本実施形態の場合、接続部356は、周知のボルトに後述される接続側係合部402が形成されたものと周知の平座金と周知のばね座金とからなる。そのボルトのうち頭部を除いた部分が本実施形態にかかる柱状部390となる。そのボルトの頭部と上述された平座金およびばね座金とが本実施形態にかかる柱保持部92となる。
【0069】
柱状部390は、上述された内突出部52の接続保持空間形成部80が形成する空間と内突出部52の上端保持空間形成部88が形成する空間とを貫通する。これにより、柱状部390は、内突出部52を貫通するように配置されることとなる。柱状部390は、おねじ部400と接続側係合部402とを有する。
【0070】
おねじ部400は、柱貫通孔形成部114が形成した孔を貫通する。本実施形態の場合、その孔の内周面は、柱状部390に密着する。これにより、固定部354の柱貫通孔形成部114が形成する孔と柱状部390とは、摩擦力によって接続されることとなる。その結果、柱状部390には、天板部50と固定部354との間隔を所定の範囲内で任意に設定できるよう固定部354が接続されることとなる。また、おねじ部400は、固定部354のナット110にねじ込まれる。これにより、接続部356が固定部354とねじ対偶を形成することとなる。ねじ対偶が形成されるので、固定部354の回転が抑えられた状態で柱状部390が回転すると、その回転に伴って固定部354が柱状部390の中心軸に沿い移動することとなる。なお、固定部354の柱貫通孔形成部114が形成する孔と柱状部390とが摩擦力によって接続されるので、柱状部390が回転しているにも関わらず固定部54が空転するという問題は生じ難い。また、おねじ部400の先端は、その回転に伴い、内側空間形成部416が形成する空間に進入する。これにより、内側空間形成部416が形成する空間には、接続部356の柱状部390の先端部分が進入することとなる。
【0071】
接続側係合部402は、柱状部390の先端の外周に配置される。本実施形態の場合、接続側係合部402は、柱状部390の中心軸に沿って拡がる面の対を有する。それらの面の対により、接続側係合部402は凹んでいる。
【0072】
上述されたように、本実施形態の場合、ボルトの頭部と平座金とばね座金とが本実施形態にかかる柱保持部92となる。その結果、柱保持部92は柱状部390に接続されることとなる。本実施形態の場合、柱保持部92は接続保持空間形成部80が形成する空間に収容される。柱保持部92は接続保持空間形成部80の底部に載せられることとなる。これにより、柱保持部92は、内突出部52に柱状部90を保持させることとなる。その際、柱状部390は、柱状部390自身の中心軸を中心にして内突出部52に対して自在に回転可能となる。固定部354が柱状部390に接続されているので、固定部354も同様に回転可能である。
【0073】
[回転規制部の構成]
図19は、本実施形態にかかる回転規制部358の正面図である。
図19に基づいて、本実施形態にかかる回転規制部358の構成が説明される。
【0074】
本実施形態の場合、回転規制部358が、外側空間形成部470と、天板並列部472と、突出部474の対と、ねじれ防止部476の対とを有している。
【0075】
外側空間形成部470は、固定部354の内側空間形成部416が進入する空間を形成する。外側空間形成部470の上端(突出部474の対が突出している箇所とは反対側の端)には図示されない孔が形成されている。固定部354のナット収容部412はその孔を貫通する。
【0076】
天板並列部472は、固定用突出部418よりも内突出部52に近い位置に配置される。天板並列部472は、天板部50に沿う。天板並列部472のうち天板部50に沿う方向(
図19におけるねじれ防止部476の対の一方から他方へ向かう方向)についての一端から他端までの距離は、溝蓋間開口250の差し渡しの最小値より長く最大値より短い。本実施形態の場合、天板並列部472は、天板平行片部490,490の対を有する。天板平行片部490,490の対は、外側空間形成部470から互いに反対方向に突出する。
【0077】
突出部474は、天板並列部472のうち固定部354に対向する箇所から下方向(外側空間形成部470が配置される方向とは反対方向)に突出する。本実施形態の場合、固定部354の固定用突出部418は、天板平行片部490に接するように配置される。これにより、突出部474は、固定用突出部418ひいては固定部354が回転するときのその通過空間に向かって突出することとなる。また、本実施形態の場合、突出部474の対は、接続部356の柱状部390の回転中心ひいては固定部354の回転中心を挟んで対向するように配置される。このように配置されるので、回転規制部358は、固定用突出部418の向きが所定の向きとなるとき固定部354の回転を規制することとなる。その所定の向きは、隣接する溝蓋200の少なくとも一方を天板部50と固定用突出部418とが挟むこととなる向きである。すなわち、回転規制部58が固定部54の回転を規制するための上述された要件とは、隣接する溝蓋200の少なくとも一方を天板部50と固定用突出部418とが挟むこととなる方向を固定用突出部418が向くというものである。
【0078】
ねじれ防止部476は、天板平行片部490の先端から天板部50が配置される方向へ突出する。ねじれ防止部476の対の一方は、天板平行片部490の対の一方の先端から突出する。ねじれ防止部476の対の他方は、天板平行片部490の対の他方の先端から突出する。
【0079】
[スペーサの構成]
本実施形態にかかるスペーサ60は、第1実施形態にかかるスペーサ60と同一である。したがって、ここではその詳細な説明は繰り返されない。
【0080】
[溝蓋穴閉塞キャップの製造手順]
本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ330は、次に述べられる手順により製造される。
【0081】
まず、作業者は、ナット110と接続部356となるボルトとばね座金と平座金とを周知の方法で製造する。それらを製造する方法は周知なのでここではその詳細な説明は繰り返されない。なお、そのボルトの長さが溝蓋200の厚さに応じて定められる。作業者は、そのボルトのおねじ部400の先端を周知の方法で削る。これにより接続側係合部402が形成される。
【0082】
次に、作業者は、天板部50および内突出部52と、固定部354のうちナット110を除く部分と、回転規制部358と、スペーサ60とを射出成型により製造する。射出成型の具体的な内容は周知なのでここではその詳細な説明は繰り返されない。
【0083】
それらが製造されると、作業者は、ナット110を固定部354のナット収容部412に嵌め込む。
【0084】
ナット110が嵌め込まれると、作業者は、固定部354のナット収容部412に回転規制部358の外側空間形成部170を貫通させる。これに伴い、固定部354の内側空間形成部416は外側空間形成部470内に収容されることとなる。固定用突出部418の対が突出する内側空間形成部416の下端部は、回転規制部358の突出部474の対の間に嵌め込まれる。これにより、本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ330が完成する。本実施形態の場合、完成した溝蓋穴閉塞キャップ330は分解された状態である。
【0085】
[使用方法の説明]
本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ330は、次に述べられる手順により使用される。
【0086】
まず、作業者は、接続部356となるボルトにばね座金と平座金とを貫通させる。次いで、作業者は、接続部356を構成するボルトに天板部50および内突出部52を貫通させる。
【0087】
それらをそのボルトが貫通すると、作業者は、接続部356を構成するボルトに柱貫通孔形成部414が形成する孔を貫通させる。引き続き、作業者は、そのボルトをナット収容部112に嵌め込まれたナット110にねじ込む。
【0088】
そのボルトがそのナット110にねじ込まれると、作業者は、本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ330のうち固定部354および回転規制部358を溝蓋間開口250内に挿入する。その際、固定部354の固定用突出部418の対と回転規制部358の天板平行片部490の対とは同じ方向に延びている。
【0089】
固定部354および回転規制部358が溝蓋間開口250内に挿入されると、作業者は、接続部356を構成するボルトを回転させる。そのボルトは、固定部354の固定用突出部418が突出部474に押し付けられるまで回転させられる。これにより、固定部354の固定用突出部418が向く方向と回転規制部358の天板平行片部490が向く方向とは交差することとなる。
【0090】
固定用突出部418が向く方向と天板平行片部490が向く方向とが交差すると、作業者は、接続部356を構成するボルトを引き続き回転させる。当初、この回転に伴って回転規制部358は固定部354と共に回転しようとする。その回転規制部358の天板平行片部490の先端は溝蓋間開口250の内周面に押し付けられる。その際、ねじれ防止部476も同様に溝蓋間開口250の内周面に押し付けられる。これにより、回転規制部358は動かなくなる。固定部354の固定用突出部418も動かなくなる。回転規制部358も固定用突出部418も動かなくなると、接続部356を構成するボルトは柱貫通孔形成部414に対して滑り始める。接続部356を構成するボルトが柱貫通孔形成部414に対して滑り始めると、ナット110は接続部356を構成するボルトの中心軸に沿って移動し始める。ナット110が移動し始めると、ナット110が収容されているナット収容部412も移動し始める。ナット収容部412が移動し始めると、固定部354も移動し始める。その移動の結果、天板部50と固定部354とは、溝蓋200のうち溝蓋間開口250を形成する部分を挟むこととなる。その部分が挟まれることで、本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ330は溝蓋間開口250に固定される。このとき、おねじ部400の進入に伴って固定側係合部420は撓む。固定側係合部420が撓むので、固定側係合部420はおねじ部400に係合しない。
【0091】
本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ330が溝蓋間開口250に固定されるとき、偶発的な力によって接続部356のおねじ部400が回転するとする。これにより、接続部356のおねじ部400が内側空間形成部416によって形成される空間から後退しようとする。このとき、おねじ部400の回転に伴って、接続側係合部402が形成する凹みに固定側係合部420が嵌る。固定側係合部420は接続側係合部402が形成する凹みに嵌ったままとなる。これにより、固定側係合部420はおねじ部400に係合する。固定側係合部420がおねじ部400に係合するので、接続部356のおねじ部400の後退は妨げられる。その結果、固定部354が接続部356から自然に離れる可能性は低くなる。
【0092】
本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ330を溝蓋間開口250から取り外す際には、作業者は、接続部356を構成するボルトを本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ330の固定時とは逆方向に回転させる。その際、作業者は、固定側係合部420の抵抗に対抗できる大きなトルクでそのボルトを回転させる。これにより、固定側係合部420のおねじ部400に対する係合は解除される。その結果、固定部354の固定用突出部418は溝蓋200から離れる。さらに、固定用突出部418の突出方向は天板平行片部490の突出方向と同様の方向を向くこととなる。その後、作業者は、本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ330を溝蓋間開口250から引き抜く。これにより、本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ330は溝蓋間開口250から取り外されることとなる。
【0093】
[効果の説明]
本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ330において、隣接する溝蓋200の少なくとも一方を天板部50と固定部354とが挟む。これにより、本実施形態にかかる溝蓋穴閉塞キャップ330は隣接する溝蓋200間から外れ難くなる。さらに、柱状部390が内突出部52を貫通しているので、内突出部52自体が溝蓋間開口250の内部で回転できなくてもよい。内突出部52自体が溝蓋間開口250の内部で回転できなくてもよいので、内突出部52の断面積を大きくできる。内突出部52の断面積を大きくできるので、その機械的強度を向上させることが可能になる。その結果、隣接する溝蓋200間から外れ難くでき、かつ、溝蓋200が拡がる方向についての機械的強度を向上させることができる。
【0094】
[変形例の説明]
上述した溝蓋穴閉塞キャップ30,330は、本発明の技術的思想を具体化するために例示したものである。各部の形状、構造、配置などはこれらの実施形態のものに限定されない。各部の形状、構造、配置は、種々の変更を加え得るものである。
【0095】
例えば、回転規制部58,358の具体的な形態は上述したものに限定されない。回転規制部58,358は突出部174のみからなってもよい。その場合、その突出部174は天板並列部172に代えて内突出部52から突出していてもよい。上述した溝蓋穴閉塞キャップ30は、回転規制部58および蛇腹178の少なくとも一方を有していなくてもよい。上述した溝蓋穴閉塞キャップ330は、回転規制部358を有していなくてもよい。内突出部52は、周知の手段によって天板部50に固定されるものであってもよい。
【解決手段】溝蓋穴閉塞キャップ30は、板状の天板部50と内突出部52と固定部54と接続部56とを備える。天板部50は、溝蓋間開口を閉塞するためのものである。内突出部52は、天板部50のうち天板部50が溝蓋間開口を閉塞するとき溝蓋間開口内部に対向する面から突出する。内突出部52は、天板部50のうち溝蓋間開口内部に対向する面に設けられる。固定部54は、天板部50の位置から見た場合の内突出部52の向こう側となる位置に配置される。接続部56が、柱状である柱状部90と柱保持部92とを有する。柱状部90は、内突出部52を貫通するように配置される。柱保持部92は、柱状部90および固定部54が柱状部90自身の中心軸を中心にして内突出部52に対して自在に回転可能となるように柱状部90を保持させる。