特許6972638IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

画像形成装置に関し、特に、ACノイズに起因する濃度ムラを視認し難くする技術

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

画像形成装置においては、感光体ドラムの外周面に沿って帯電装置、OLED−PH及び現像装置が互いに近接して配置されるため、光書き込み装置は帯電装置や現像装置が発生させる高周波ノイズ(以下、「ACノイズ」という。)の影響を強く受ける。
具体的には、OLED−PHにおいては、図14(a)に示すように、制御部1401が出力した制御電圧Vdacが制御配線1402を経由してOLED1403毎の駆動部1404に入力され、駆動部1404は制御電圧Vdacに応じた駆動電流Idを供給してOLED1403を発光させる。ACノイズに起因するノイズ成分が制御電圧Vdacに重畳すると、ノイズ成分に応じて駆動電流Idが変動するので、OLED1403の発光量が変動して画像イメージに筋状のノイズが発生する(図14(b))。 ノイズ源となる帯電装置や現像装置は、画像形成装置を小型化する必要上、光書き込み装置に近接配置せざるを得ないため、の従来技術を適用してもACノイズを十分抑制することができず、筋状のノイズが残ってしまう、という問題がある。
本発明は、上述のような問題に鑑みて為されたものであって、ACノイズに起因する画像劣化を視認し難くすることができる画像形成装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、主走査方向に沿って千鳥状又は格子状に配列された複数の発光素子を発光させることによって、前記複数の発光素子に対して副走査方向に移動する感光体表面を露光する画像形成装置であって、前記複数の発光素子毎に発光量を指定する制御電圧を出力する制御部と、前記制御電圧に応じた駆動電流を供給して前記発光素子を発光させる駆動部と、を備え、前記複数の発光素子は、・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
このようにすれば、露光時におけるACノイズの位相が、副走査方向に隣り合う発光列どうしで逆位相になるので、走査線上で隣り合う露光点どうしでACノイズが逆位相になる。従って、ACノイズに起因する筋状ノイズを視認し難くすることができる。
この場合において、前記間隔Lは、
【数2】
であるのが好適である。
更に、前記発光素子列の列数が偶数であるのが望ましい。 また、前記複数の発光素子が主走査方向に沿って千鳥状に配列されている場合において、前記複数の発光素子列は、副走査方向に隣り合い同一画素を多重露光する2つの発光素子列を含んでもよい。
また、前記ACノイズの周波数Fは、前記ACノイズに含まれる周波数成分のうち最も振幅が大きい周波数成分の周波数であれば好適である。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の主要な構成を示す図である。

【図2】光書き込み装置100の主要な構成を示す外観斜視図である。

【図3】OLEDパネル220の主要な構成を示すブロック図である。

【図4】発光ブロック310の主要な構成を示す回路図である。

【図5】OLED列の間隔L、システム速度V及びACノイズの周波数Fの関係を説明する図である。

【図6】走査線毎の露光タイミングを説明する図である。

【図7】(a)は筋状ノイズを例示し、(b)筋状ノイズを平均化した状態を例示する。

【図8】本体側制御部150の主要な構成を示すブロック図である。

【図9】システム速度V、ACノイズの周波数F及び倍波数Dの組み合わせ毎に、列間隔Lを示す表である。

【図10】第2の実施の形態に係る発光ブロック310の主要な構成を示す回路図である。

【図11】第2の実施の形態に係る制御部301が出力する水平同期信号と、各OLED列の発光タイミングを例示するタイミングチャートであって、特に、列間隔Lが走査線間隔の非整数倍である場合を示す。

【図12】第2の実施の形態に係る制御部301が出力する水平同期信号と、各OLED列の発光タイミングを例示するタイミングチャートであって、特に、列間隔Lが走査線間隔の整数倍である場合を示す。

【図13】本発明の第3の実施の形態に係るOLED列の間隔L、システム速度V及びACノイズの周波数Fの関係を説明する図である。

【図14】(a)は従来技術に係るOLED−PHの主要な構成を表す回路図であり、(b)制御電圧Vdacを介したACノイズと筋状ノイズとの関係を説明する図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1………画像形成装置   100…光書き込み装置(OLED−PH)   220…OLEDパネル   221…OLED   F………ACノイズの周波数   L………副走査方向に隣り合うOLED列どうしの間隔   V………システム速度

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