【文献】
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(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
ネットワークデバイスによって、スロットフォーマットインデックスを決定するステップであって、前記スロットフォーマットインデックスはスロットフォーマット情報表の行を示し、前記スロットフォーマット情報表の各行は、1つまたは複数のスロット内のアップリンクシンボルの位置、ダウンリンクシンボルの位置、および不明なシンボルの位置を示す、ステップと、
前記ネットワークデバイスによって、前記スロットフォーマットインデックスを端末デバイスに送信するステップと
を含み、
前記スロットフォーマット情報表がスロットフォーマットDDXXXUUUDDDDDDを含み、Dはダウンリンクシンボルを表し、Uはアップリンクシンボルを表し、Xは不明なシンボルを表す、情報伝送方法。
端末デバイスによって、スロットフォーマットインデックスを受信するステップであって、前記スロットフォーマットインデックスは、スロットフォーマット情報表の行を示し、前記スロットフォーマット情報表の各行は、1つまたは複数のスロット内のアップリンクシンボルの位置、ダウンリンクシンボルの位置、および不明なシンボルの位置を示す、ステップと、
前記端末デバイスによって、前記スロットフォーマットインデックスに基づいてスロットフォーマットを決定するステップと
を含み、
前記スロットフォーマット情報表がスロットフォーマットDDXXXUUUDDDDDDを含み、Dはダウンリンクシンボルを表し、Uはアップリンクシンボルを表し、Xは不明なシンボルを表す、情報伝送方法。
スロットフォーマットインデックスを決定するように構成された処理モジュールであって、前記スロットフォーマットインデックスはスロットフォーマット情報表の行を示し、前記スロットフォーマット情報表の各行は、1つまたは複数のスロット内のアップリンクシンボルの位置、ダウンリンクシンボルの位置、および不明なシンボルの位置を示す、処理モジュールと、
前記スロットフォーマットインデックスを端末デバイスに送信するように構成された送信モジュールと
を備え、
前記スロットフォーマット情報表がスロットフォーマットDDXXXUUUDDDDDDを含み、Dはダウンリンクシンボルを表し、Uはアップリンクシンボルを表し、Xは不明なシンボルを表す、情報伝送のための装置。
スロットフォーマットインデックスを受信するように構成された受信モジュールであって、前記スロットフォーマットインデックスはスロットフォーマット情報表の行を示し、前記スロットフォーマット情報表の各行は、1つまたは複数のスロット内のアップリンクシンボルの位置、ダウンリンクシンボルの位置、および不明なシンボルの位置を示す、受信モジュールと、
前記スロットフォーマットインデックスに基づいてスロットフォーマットを決定するように構成された処理モジュールと
を備え、
前記スロットフォーマット情報表がスロットフォーマットDDXXXUUUDDDDDDを含み、Dはダウンリンクシンボルを表し、Uはアップリンクシンボルを表し、Xは不明なシンボルを表す、情報伝送のための装置。
【発明の概要】
【0006】
本出願の実施形態は、情報伝送方法およびデバイスを提供する。この方法で提供されるアップリンク−ダウンリンク構成は、低遅延および高信頼性シナリオの要件に適用できる場合がある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の態様によれば、本出願の実施形態は、情報伝送方法を提供し、方法は:
ネットワークデバイスによって、スロットフォーマット情報を決定するステップであって、スロットフォーマット情報は、1つまたは複数のスロットフォーマットを示すために使用され、スロットフォーマットは、スロット内のアップリンクシンボルの位置、ダウンリンクシンボルの位置、および不明なシンボルの位置を含み、アップリンクシンボルはアップリンク情報を運ぶために使用され、ダウンリンクシンボルはダウンリンク情報を運ぶために使用され、不明なシンボルはダウンリンクからアップリンクへの切り替えのスイッチングギャップとして使用され、そして、任意選択で、スロットフォーマット情報は、スロットフォーマットインデックスであり得、インデックスは、スロットフォーマット表における少なくとも1つの行および/または少なくとも1つの列を示し得る、ステップと、
ネットワークデバイスによって、スロットフォーマット情報を送信するステップと
を含む。
【0008】
本出願のこの実施形態では、アップリンクダウンリンク構成の粒度はより小さくなり、アップリンクダウンリンク構成の粒度はもはやサブフレームではなく、より小さな時間単位であるスロット内のシンボルである。このようにして、アップリンク/ダウンリンク情報の伝送に使用される時間単位が小さくなり、アップリンク/ダウンリンクの切り替えが高速になり、低遅延の実装に役立つ。
【0009】
可能な設計では、ネットワークデバイスによって、スロットフォーマット情報を送信するステップは:
ネットワークデバイスによって、ダウンリンク制御情報を送信するステップであって、ダウンリンク制御情報はスロットフォーマット情報を運ぶ、ステップ、または
ネットワークデバイスによって、上位層シグナリングを送信するステップであって、上位層シグナリングは、スロットフォーマット情報を運び、上位層シグナリングは、セル固有の上位層シグナリングであってもよく、またはユーザ機器固有の上位層シグナリングであってもよい、ステップ
を含む。
【0010】
可能な設計では、ネットワークデバイスによって、スロットフォーマット情報を決定するステップの前に、方法は:
ネットワークデバイスによって、少なくとも1つの端末デバイスから少なくとも1つの端末デバイスの遅延要件情報を受信するステップ
をさらに含む。
【0011】
第2の態様によれば、本出願の実施形態は、以下を含む情報伝送方法を提供し、方法は:
端末デバイスによって、ネットワークデバイスからスロットフォーマット情報を受信するステップであって、スロットフォーマット情報はスロットフォーマットを示すために使用され、スロットフォーマットは、スロット内のアップリンクシンボルの位置、ダウンリンクシンボルの位置、および不明なシンボルの位置を含む、ステップと、
端末デバイスによって、スロットフォーマット情報に基づいてスロットフォーマットを決定するステップと
を含む。
【0012】
可能な設計では、端末デバイスによって、ネットワークデバイスからスロットフォーマット情報を受信するステップは:
端末デバイスによって、ネットワークデバイスからダウンリンク制御情報を受信するステップであって、ダウンリンク制御情報はスロットフォーマット情報を運ぶ、ステップ、または
端末デバイスによって、ネットワークデバイスから上位層シグナリングを受信するステップであって、上位層シグナリングはスロットフォーマット情報を運ぶ、ステップ
を含む。
【0013】
可能な設計では、端末デバイスによって、ネットワークデバイスからスロットフォーマット情報を受信するステップの前に、方法は:
端末デバイスによって、遅延要件情報をネットワークデバイスに送信するステップ
をさらに含む。
【0014】
第3の態様によれば、本出願の実施形態は、情報伝送デバイスを提供し、情報伝送デバイスはネットワークデバイスであり、
スロットフォーマット情報を決定するように構成された処理モジュールであって、スロットフォーマット情報は、スロット内のアップリンクシンボルの位置、ダウンリンクシンボルの位置、および不明なシンボルの位置を示すために使用される、処理モジュールと、
スロットフォーマット情報を送信するように構成された送信モジュールと
を含む。
【0015】
可能な設計では、送信モジュールは:
ダウンリンク制御情報を送信し、ダウンリンク制御情報はスロットフォーマット情報を運ぶ、または
上位層シグナリングを送信し、上位層シグナリングはスロットフォーマット情報を運ぶ、
ように特に構成される。
【0016】
可能な設計では、デバイスは受信モジュールをさらに含み、
受信モジュールは、スロットフォーマット情報が決定される前に、少なくとも1つの端末デバイスから少なくとも1つの端末デバイスの遅延要件情報を受信するように構成される。
【0017】
第4の態様によれば、本出願の実施形態は、情報伝送デバイスを提供し、情報伝送デバイスは端末デバイスであり、端末デバイスは:
ネットワークデバイスからスロットフォーマット情報を受信するように構成された受信モジュールであって、スロットフォーマット情報は、スロット内のアップリンクシンボルの位置、ダウンリンクシンボルの位置、および不明なシンボルの位置を示すために使用される、受信モジュールと、
スロットフォーマット情報に基づいてスロットフォーマットを決定するように構成された処理モジュールと
を含む。
【0018】
可能な設計では、受信モジュールは:
ネットワークデバイスからダウンリンク制御情報を受信し、ダウンリンク制御情報はスロットフォーマット情報を運ぶ、または
ネットワークデバイスから上位層シグナリングを受信し、上位層シグナリングはスロットフォーマット情報を運ぶ、
ように特に構成される。
【0019】
可能な設計では、デバイスは送信モジュールをさらに含み、
送信モジュールは、スロットフォーマット情報がネットワークデバイスから受信される前に、遅延要件情報をネットワークデバイスに送信するように構成される。
【0020】
第1の態様から第4の態様、および第1の態様から第4の態様の様々な可能な設計によれば、スロットフォーマット情報は、具体的にはスロットフォーマットインデックスであり、スロットフォーマットインデックスは、スロットフォーマット情報表の行を示すために使用され、
スロットフォーマット情報表の各行は、1つまたは複数のスロット内のアップリンクシンボルの位置、ダウンリンクシンボルの位置、および不明なシンボルの位置を示すために使用される。
【0021】
第1の態様から第4の態様、および第1の態様から第4の態様の様々な可能な設計によれば、スロットフォーマット情報はスロットフォーマット情報表に対応し、スロットフォーマット情報表は最初のスロットフォーマットを含み、最初のスロットフォーマットは:1番目から8番目のシンボルが1つまたは複数のダウンリンクシンボルで始まり、1つまたは複数のアップリンクシンボルで終わり、ダウンリンクシンボルとアップリンクシンボルとの間に少なくとも1つの不明なシンボルがあり、9番目から14番目のシンボルがダウンリンクシンボルである、ことを満たす。具体的には、1つまたは複数の連続したダウンリンクシンボルの最後のダウンリンクシンボルと1つまたは複数の連続したアップリンクシンボルの最初のアップリンクシンボルとの間に少なくとも1つの不明なシンボルがある。
【0022】
第1の態様から第4の態様、および第1の態様から第4の態様の様々な可能な設計によれば、最初のスロットフォーマットはDDXXXUUUDDDDDDとして表され、Dはダウンリンクシンボルを表し、Uはアップリンクシンボルを表し、Xは不明なシンボルを表す。
【0023】
第1の態様から第4の態様、および第1の態様から第4の態様の様々な可能な設計によれば、スロットフォーマット情報表が事前に格納される。
【0024】
第1の態様から第4の態様、および第1の態様から第4の態様の様々な可能な設計によれば、スロットフォーマット情報によって示されるスロットフォーマットは、以下のようであり得る:スロット内の最初の6つのシンボルに2つの不明なシンボルがあり、スロット内の7番目のシンボルはアップリンクシンボルであり、
スロット内の8番目のシンボルはダウンリンクシンボルである。
【0025】
第1の態様から第4の態様、および第1の態様から第4の態様の様々な可能な設計によれば、スロット内の9番目から14番目のシンボルは、ダウンリンクシンボルである。
【0026】
第1の態様から第4の態様、および第1の態様から第4の態様の様々な可能な設計によれば、スロットフォーマット情報は1つまたは複数のスロットフォーマットを示すか、またはスロットフォーマット情報はスロットフォーマット情報表の1つまたは複数のスロットフォーマットを示す。以下は、スロットフォーマットの可能な実装を提供する。あるいは、スロットフォーマット情報表は、以下のスロットフォーマットのうちの1つまたは複数を含み得ることが理解され得る:
スロットでは、最初のシンボルはダウンリンクシンボル、2番目のシンボルは不明なシンボル、3番目のシンボルはアップリンクシンボル、4番目のシンボルはダウンリンクシンボル、5番目のシンボルは不明なシンボル、6番目のシンボルはアップリンクシンボルである;
スロットでは、最初のシンボルはダウンリンクシンボル、2番目のシンボルはダウンリンクシンボル、3番目のシンボルは不明なシンボル、4番目のシンボルはアップリンクシンボル、5番目のシンボルはダウンリンクシンボル、6番目のシンボルは不明なシンボルである;
スロットでは、最初のシンボルはダウンリンクシンボル、2番目のシンボルは不明なシンボル、3番目のシンボルはアップリンクシンボル、4番目のシンボルはダウンリンクシンボル、5番目のシンボルはダウンリンクシンボル、6番目のシンボルは不明なシンボルである;
スロットでは、最初のシンボルは不明なシンボル、2番目のシンボルはアップリンクシンボル、3番目のシンボルはアップリンクシンボル、4番目のシンボルはダウンリンクシンボル、5番目のシンボルは不明なシンボル、6番目のシンボルはアップリンクシンボルである;
スロットでは、最初のシンボルは不明なシンボル、2番目のシンボルはアップリンクシンボル、3番目のシンボルはダウンリンクシンボル、4番目のシンボルはダウンリンクシンボル、5番目のシンボルは不明なシンボル、6番目のシンボルはアップリンクシンボルである;
スロットでは、最初のシンボルは不明なシンボル、2番目のシンボルはアップリンクシンボル、3番目のシンボルはダウンリンクシンボル、4番目のシンボルは不明なシンボル、5番目のシンボルはアップリンクシンボル、6番目のシンボルはアップリンクシンボルである。
【0027】
第1の態様から第4の態様、および第1の態様から第4の態様の様々な可能な設計によれば、スロットフォーマット情報によって示されるスロットフォーマットは、以下のようであり得る:スロット内の1番目から7番目のシンボルに2つの不明なシンボルがあり、スロット内の9番目から14番目のシンボルはダウンリンクシンボルである;または
スロット内の1番目から6番目のシンボルはダウンリンクシンボルであり、スロット内の7番目から14番目のシンボルに1つまたは2つの不明なシンボルがある;または
スロット内の1番目から7番目のシンボルに1つの不明なシンボルがあり、スロット内の8番目から14番目のシンボルに1つの不明なシンボルがある。
【0028】
第1の態様から第4の態様、および第1の態様から第4の態様の様々な可能な設計によれば、スロットフォーマット情報は1つまたは複数のスロットフォーマットを示すか、またはスロットフォーマット情報はスロットフォーマット情報表の1つまたは複数のスロットフォーマットを示し、スロットフォーマット情報表は、1つまたは複数のスロットフォーマットを含み得る。
【0029】
第1の態様から第4の態様、および第1の態様から第4の態様の様々な可能な設計によれば、第1のサブキャリアは、アップリンクシンボルで運ばれるアップリンク情報およびダウンリンクシンボルで運ばれるダウンリンク情報を伝送するために使用され;
第1のサブキャリアのサブキャリア間隔は、第2のサブキャリアのサブキャリア間隔以上であり、第2のサブキャリアは、ネットワークデバイスによって送信された同期ブロックを伝送するために使用される。
【0030】
第1の態様から第4の態様、および第1の態様から第4の態様の様々な可能な設計によれば、不明なシンボルはフレキシブルシンボルである。
【0031】
第5の態様によれば、本出願の一実施形態は、メモリおよびプロセッサを含むネットワークデバイスをさらに提供し、
メモリは、プログラム命令を格納するように構成され、
プロセッサは、メモリに格納されたプログラム命令を呼び出して、ネットワークデバイスによって実行される前述の情報伝送方法を実施するように構成される。
【0032】
第6の態様によれば、本出願の一実施形態は、メモリおよびプロセッサを含む端末デバイスをさらに提供し、
メモリは、プログラム命令を格納するように構成され、
プロセッサは、メモリに格納されたプログラム命令を呼び出して、端末デバイスによって実行される前述の情報伝送方法を実施するように構成される。
【0033】
第7の態様によれば、本出願の一実施形態は、コンピュータ記憶媒体をさらに提供し、記憶媒体は命令を含み、命令がコンピュータによって実行されると、コンピュータは、第1の態様および第1の態様の様々な可能な設計による情報伝送方法を実行することが可能になる。
【0034】
第8の態様によれば、本出願の一実施形態は、コンピュータ記憶媒体をさらに提供し、記憶媒体は命令を含み、命令がコンピュータによって実行されると、コンピュータは、第2の態様および第2の態様の様々な可能な設計による情報伝送方法を実行することが可能になる。
【0035】
第9の態様によれば、本出願の一実施形態は、メモリおよびプロセッサを含むチップをさらに提供し、
メモリは、プログラム命令を格納するように構成され、
プロセッサは、メモリに格納されたプログラム命令を呼び出して、第1の態様および第1の態様の様々な可能な設計による情報伝送方法を実行するように構成される。
【0036】
第10の態様によれば、本出願の一実施形態は、メモリおよびプロセッサを含むチップをさらに提供し、
メモリは、プログラム命令を格納するように構成され、
プロセッサは、メモリに格納されたプログラム命令を呼び出して、第2の態様および第2の態様の様々な可能な設計による情報伝送方法を実行するように構成される。
【0037】
第11の態様によれば、本出願の一実施形態は、プログラム製品をさらに提供し、プログラム製品は、コンピュータプログラムを含み、コンピュータプログラムは、読み取り可能な記憶媒体に格納され、ネットワークデバイスの少なくとも1つのプロセッサは、読み取り可能な記憶媒体からコンピュータプログラムを読み取ることができ、少なくとも1つのプロセッサは、ネットワークデバイスが前述の情報伝送方法を実行するように、コンピュータプログラムを実行する。
【0038】
第12の態様によれば、本出願の一実施形態は、プログラム製品をさらに提供し、プログラム製品は、コンピュータプログラムを含み、コンピュータプログラムは、読み取り可能な記憶媒体に格納され、端末デバイスの少なくとも1つのプロセッサは、読み取り可能な記憶媒体からコンピュータプログラムを読み取ることができ、少なくとも1つのプロセッサは、端末デバイスが前述の情報伝送方法を実行するように、コンピュータプログラムを実行する。
【0039】
第13の態様によれば、本出願の一実施形態は、プロセッサおよび通信インタフェースを含む通信装置を提供し、プロセッサは、第1の態様および第1の態様の様々な可能な設計による情報伝送方法を実行する際に通信装置をサポートするように構成され、通信インタフェースは、通信装置と別の通信デバイスとの間の通信をサポートするように構成される。
【0040】
第14の態様によれば、本出願の一実施形態は、プロセッサおよび通信インタフェースを含む通信装置を提供し、プロセッサは、第2の態様および第2の態様の様々な可能な設計による情報伝送方法を実行する際に通信装置をサポートするように構成され、通信インタフェースは、通信装置と別の通信デバイスとの間の通信をサポートするように構成される。
【0041】
本出願の実施形態で提供される情報伝送方法およびデバイスによれば、ネットワークデバイスはスロットフォーマット情報を決定して送信し、端末デバイスはネットワークデバイスからスロットフォーマット情報を受信し、スロットフォーマット情報は、スロット内のアップリンクシンボルの位置、ダウンリンクシンボルの位置、および不明なシンボルの位置を示すために使用される。端末デバイスは、スロットフォーマット情報に基づいてスロットフォーマットを決定する。スケジューリング情報を受信した後、端末デバイスは、アップリンク情報をネットワークデバイスに送信し、ネットワークデバイスからダウンリンク情報を受信することができ、その結果、アップリンクダウンリンク構成の粒度は、サブフレームからスロット内のシンボルに改良され、低遅延の端末デバイスの要件が満たされている。
【発明を実施するための形態】
【0043】
図1は、本出願の一実施形態による通信システムのフレームワーク図である。
図1に示すように、通信システムは、ネットワークデバイスと端末デバイスとを含む。通信システムは、LTE通信システムであってもよく、または5G通信システムなどの他の将来の通信システムであってもよい。これは本明細書に限定されない。
【0044】
ネットワークデバイスは、端末デバイスをワイヤレスネットワークに接続するデバイスであってもよい。デバイスは、基地局または無線アクセスポイントであってもよく、またはアクセスネットワーク内の1つまたは複数のセクタを使用することによってエアインタフェースを介して端末デバイスと通信するデバイスであってもよい。基地局は、受信した無線フレームとIPパケットとの間の変換を実行し、端末デバイスとアクセスネットワークの残りの部分との間のルータとして機能するように構成されてもよく、アクセスネットワークの残りの部分は、インターネットプロトコル(IP)ネットワークを含んでもよい。基地局は、エアインタフェースの属性管理をさらに調整し得る。例えば、基地局は、モバイル通信用のグローバルシステム(Global System for Mobile communications,GSM)またはコード分割多重アクセス(Code Division Multiple Access,CDMA)の基地トランシーバ局(Base Transceiver Station,BTS)であってもよく、広帯域コード分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access,WCDMA(登録商標))のノードB(NodeB,NB)であってもよく、またはロングタームエボリューション(Long Term Evolution,LTE)の進化型ノードB(Evolutional Node B,eNBまたはeNodeB)、リレーノードもしくはアクセスポイント、将来の5GネットワークのgノードB(gNB)などであってもよい。これは本明細書に限定されない。
【0045】
端末デバイスは、無線端末であっても有線端末であってもよい。無線端末は、音声および/または他のサービスデータ接続性をユーザ機器に提供するデバイス、無線接続機能を備えたハンドヘルドデバイス、または無線モデムに接続された別の処理デバイスであってもよい。無線端末は、無線アクセスネットワークを介して1つまたは複数のコアネットワークと通信することができる。無線端末は、携帯電話(または「セルラ(cellular)」電話と呼ばれる)などのモバイル端末、またはモバイル端末を備えたコンピュータ、例えば、無線アクセスネットワークと音声および/またはデータを交換する携帯型、ポケットサイズ、ハンドヘルド型、コンピュータ内蔵、または車載のモバイル装置であってもよい。例えば、無線端末は、パーソナル通信サービス(Personal Communication Service,PCS)電話、コードレス電話機、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol,SIP)電話、無線ローカルループ(Wireless Local Loop,WLL)局、またはパーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant,PDA)などのデバイスであってもよい。無線端末は、システム、加入者ユニット(Subscriber Unit)、加入者局(Subscriber Station)、移動局(Mobile Station)、移動局(Mobile)、遠隔局(Remote Station)、リモート端末(Remote Terminal)、アクセス端末(Access Terminal)、ユーザ端末(User Terminal)、ユーザエージェント(User Agent)、またはユーザ機器(User Device or User Equipment)と呼ばれることもある。これは本明細書に限定されない。
【0046】
5G通信システムでは、3つの典型的なシナリオは、拡張モバイルブロードバンド(Enhanced Mobile Broadband,eMBB)、大規模なマシンタイプの通信、および超高信頼低遅延通信(Ultra−reliable and low−latency communications,URLLC)を含む。URLLCに対応するアプリケーションシナリオは、無人運転、産業用制御などを含む。アプリケーションシナリオでは、信頼性と遅延の要件が厳しくなっている。
【0047】
URLLCシナリオの特定の要件は、99.999%の伝送信頼性と1ms未満の伝送遅延を含む。信頼性に関係なく、平均伝送遅延は0.5ミリ秒(millisecond,ms)以内である必要がある。したがって、本出願の実施形態は、情報伝送方法を提供する。この方法では、低遅延と超高信頼性に関するURLLCの要件を満たすように、アップリンクダウンリンク構成が適切に設計されている。
【0048】
図2は、本出願の一実施形態による情報伝送方法のシグナリングフローチャートである。
図2に示すように、方法は以下のステップを含む。
【0049】
S201.ネットワークデバイスは、スロットフォーマット情報を決定し、スロットフォーマット情報は、スロット内のアップリンクシンボルの位置、ダウンリンクシンボルの位置、および不明なシンボルの位置を示すために使用される。
【0050】
URLLCシナリオでは、または端末デバイスに低遅延の要件がある場合、ネットワークデバイスはスロットフォーマット情報を決定する。任意選択で、端末デバイスに低遅延の要件がある場合、端末デバイスは遅延要件情報をネットワークデバイスに送信する。対応して、ネットワークデバイスは、少なくとも1つの端末デバイスから少なくとも1つの端末デバイスの遅延要件情報を受信することができる。端末デバイスは、物理アップリンク制御チャネル(Physical Uplink Control Channel,PUCCH)または物理アップリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel,PUSCH)を通じて、遅延要件情報をネットワークデバイスに報告することができる。遅延要件情報は、伝送遅延を示すために使用され、伝送遅延は、最大伝送遅延、最小伝送遅延、または平均伝送遅延であり得る。
【0051】
具体的には、ネットワークデバイスは、スロットフォーマット、つまりスロット内のアップリンクシンボルの位置、ダウンリンクシンボルの位置、および不明なシンボルの位置を、遅延のためのURLLCシナリオの要件および/または端末デバイスの要件に基づいて決定し、次にスロットフォーマットを示すために使用されるスロットフォーマット情報を決定することができる。スロットフォーマット情報は、1つのスロットフォーマットを示してもよいし、複数のスロットフォーマットを示してもよい。この実施形態は、スロットフォーマット情報によって示されるスロットフォーマットの数に特別な制限を課さない。
【0052】
本出願のこの実施形態では、アップリンクダウンリンク構成の粒度はより小さくなり、アップリンクダウンリンク構成の粒度はもはやサブフレームではなく、より小さな時間単位であるスロット内のシンボルである。このようにして、アップリンク/ダウンリンク情報の伝送に使用される時間単位が小さくなり、アップリンク/ダウンリンクの切り替えが高速になり、低遅延の実装に役立つ。本出願のこの実施形態は、スロット内のアップリンクシンボルの位置、ダウンリンクシンボルの位置、および不明なシンボルの位置を決定するためにネットワークデバイスによって使用されるアルゴリズムまたはルールに特別な制限を課さない。
【0053】
スロットフォーマット情報は、スロットフォーマット関連情報(Slot format related information,SFI)と呼ばれることもあり、スロット情報、スロットフォーマットなどと呼ばれることもある。この実施形態は、スロット内のアップリンクシンボルの位置、ダウンリンクシンボルの位置、および不明なシンボルの位置を示すために使用される情報の名前に特別な制限を課さず、任意の名前は、本出願の保護範囲内にあるものとする。
【0054】
5G移動通信では、1スロット(slot)に14個のシンボルが含まれると定義されている。シンボルは、直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing,OFDM)シンボル、または5Gシステムにおける別のシンボルであり得る。14個のシンボルは、ダウンリンク情報を伝送するために使用されるダウンリンクシンボル、不明な(Unknown)シンボル、およびアップリンク情報を伝送するために使用されるアップリンクシンボルを含み得る。
【0055】
スロットは時間領域の期間であり、リソーススケジューリングの基本的な時間単位であり得る。1つのスロットは14個のシンボルを含み、異なるサブキャリア間隔に対応するシンボルは持続時間が異なると定義されている。したがって、異なるサブキャリア間隔は、異なる持続時間のスロットに対応する。サブキャリア間隔は、2つのサブキャリアピーク間の周波数領域間隔であり、△fであってもよく、またはnumerologyによって表されてもよい。Numerologyは、サブキャリア間隔パラメータとサイクリックプレフィックス(Cyclic Prefix,CP)の長さパラメータの概念を含む。同じnumerologyは、同じサブキャリア間隔と同じCP長さを意味する。サブキャリア間隔が15kHz(kHz)の場合、スロットの対応する持続時間は1ミリ秒(ms)であり;サブキャリア間隔が30kHzの場合、スロットの対応する持続時間は0.5msであり;また、サブキャリア間隔が60kHzの場合、スロットの対応する持続時間は0.25msである。また、一例として15kHzが使用される。1つの無線フレームの持続時間は10msであり、1つの無線フレームには10個のサブフレームがあり、1つのサブフレームの持続時間は1msである。言い換えると、1つのサブフレームの持続時間は1つのスロットの持続時間と同じである。ただし、1つのスロットは14個のシンボルを含む。シンボルの時間粒度はサブフレームの時間粒度よりもはるかに小さいことがわかる。
【0056】
アップリンク情報は、アップリンクデータおよび/またはアップリンク制御情報を含み得る。ダウンリンク情報は、ダウンリンクデータおよび/またはダウンリンク制御情報を含み得る。不明な(Unknown)シンボルはフレキシブルシンボルであり、ダウンリンクからアップリンクへの切り替えのためのスイッチングギャップ(gap for DL−UL switching)として使用され得るか、予約リソースとして使用され得るか、またはギャップ(gap)シンボルとして使用され得る。Unknownシンボルは、他のシグナリングによって上書きされ得る。例えば、シンボルがUnknownシンボルとして定義されている。ユーザ機器がスロットフォーマット情報よりも高い優先度を有するシグナリングを受信する場合、シンボルは、アップリンクシンボルまたはダウンリンクシンボルに上書きされ得る。本出願のこの実施形態では、不明なシンボルは、アップリンクシンボルおよびダウンリンクシンボルのスイッチングポイントとして使用され得る。具体的には、端末デバイスが、ネットワークデバイスからダウンリンク情報を受信することから、ネットワークデバイスにアップリンク情報を送信することへと変化するのに、所与の中間時間がかかる。中間時間は、アップリンク/ダウンリンクのスイッチングポイントであり、中間時間は、不明なシンボルの持続時間に等しい場合がある。
【0057】
前述の実施形態に基づいて、スロットフォーマット情報は、特定のスロットフォーマット、つまり、アップリンクシンボルの位置、ダウンリンクシンボルの位置、および不明なシンボルの位置を含み得る。
【0058】
スロットフォーマット情報はさらにスロットフォーマットインデックスであってもよい。ネットワークデバイスは、1つのスロットフォーマットインデックスを端末デバイスに送信してもよく、または複数のスロットフォーマットインデックスを送信してもよい。これは、この実施形態では特に限定されない。スロットフォーマットインデックスとスロット内のアップリンクシンボルの位置、ダウンリンクシンボルの位置、および不明なシンボルの位置は対応している。対応は、ネットワークデバイスおよび端末デバイスによって知られているマッピング関係、機能関係、および表のいずれかを使用することによって実装され得る。当業者は、スロットフォーマットインデックスが、フォーマットインデックス、スロットインデックスなどと呼ばれてもよいことを理解されよう。この実施形態は、インデックスの名前に特別な制限を課さない。
【0059】
特定の例では、対応が表に基づいて実装される場合、表は、アップリンクシンボルの位置、ダウンリンクシンボルの位置、および不明なシンボルの位置を記録する。
【0060】
表は複数の行を含んでもよく、各行は1つまたは複数のスロット内のアップリンクシンボルの位置、ダウンリンクシンボルの位置、または不明なシンボルの位置を示すために使用され、インデックスは、具体的には表内の行を示すために使用される行番号であってもよい;または
【0061】
表は複数の列を含んでもよく、各列は1つまたは複数のスロット内のアップリンクシンボルの位置、ダウンリンクシンボルの位置、または不明なシンボルの位置を示すために使用され、インデックスは、具体的には表内の列を示すために使用される列番号であってもよい。
【0062】
上記は、表のいくつかの実装のみを説明している。特定の実装中に、表は別の方法でさらに実装されてもよい。表を使用するすべての実装は、本出願の保護範囲内にあり、この実施形態では列挙されない。
【0063】
S202.ネットワークデバイスは、スロットフォーマット情報を送信する。
【0064】
ネットワークデバイスがスロットフォーマット情報を決定した後、ネットワークデバイスは、スロットフォーマット情報をブロードキャスト方式でセル内のすべての端末デバイスに送信してもよく、またはスロットフォーマット情報をマルチキャスト方式で端末デバイスのグループに送信してもよく、またはスロットフォーマット情報をユニキャスト方式で端末デバイスに送信してもよい。
【0065】
特定の実装プロセスでは、ネットワークデバイスは、ダウンリンク制御情報(Downlink control information,DCI)をユーザ機器のグループに送信し得る。ダウンリンク制御情報は、グループ共通ダウンリンク制御情報(Group Common DCI)と呼ばれる場合があり、または、DCIは、スロットフォーマット情報の関連識別子(SFI−Radio Network Temporary Identifier,SFI−RNTI)を使用してスクランブルされる場合がある。DCIはスロットフォーマット情報を運ぶ。あるいは、ネットワークデバイスは、上位層シグナリングを送信してもよい。上位層シグナリングは、スロットフォーマット情報を運ぶ。上位層シグナリングは、セル固有の上位層シグナリングであってもよく、またはユーザ機器固有の上位層シグナリングであってもよい。この実施形態は、上位層シグナリングの特定の実装に特別な制限を課さない。
【0066】
S203.端末デバイスは、ネットワークデバイスからスロットフォーマット情報を受信する。
【0067】
端末デバイスは、ブロードキャスト、マルチキャスト、またはユニキャスト方式でネットワークデバイスによって送信されるスロットフォーマット情報を受信することができる。
【0068】
端末デバイスは、S202に対応して、ネットワークデバイスからDCIを受信し、DCIからスロットフォーマット情報を取得する。端末デバイスは、代わりに、ネットワークデバイスから上位層シグナリングを受信して、上位層シグナリングからスロットフォーマット情報を取得することができる。
【0069】
S204.端末デバイスは、スロットフォーマット情報に基づいてスロットフォーマットを決定する。
【0070】
端末デバイスは、スロットフォーマット情報を取得した後、スロットフォーマット情報の指示に従って、スロットフォーマット、つまり、スロット内のアップリンクシンボルの位置、ダウンリンクシンボルの位置、および不明なシンボルの位置を決定する。
【0071】
具体的には、S201の説明から、スロットフォーマット情報は、特定のアップリンクシンボル位置、特定のダウンリンクシンボル位置、および特定の不明なシンボル位置を含み得ることがわかる。スロットフォーマット情報はさらにスロットフォーマットインデックスであってもよい。スロットフォーマットインデックスとスロット内のアップリンクシンボルの位置、ダウンリンクシンボルの位置、および不明なシンボルの位置は対応している。対応は、ネットワークデバイスおよび端末デバイスによって知られているマッピング関係、機能関係、および表を使用することによって実装され得る。したがって、端末デバイスは、スロットフォーマットインデックスに基づいて、特定のアップリンクシンボル位置、特定のダウンリンクシンボル位置、および特定の不明なシンボル位置を取得することができる。
【0072】
アップリンクシンボルの位置、ダウンリンクシンボルの位置、および不明なシンボルの位置が取得された後、アップリンクスケジューリング情報が受信された場合、端末デバイスは、アップリンクシンボルでアップリンク情報をネットワークデバイスに送信する;または、ダウンリンクスケジューリング情報が受信された場合、端末デバイスは、ダウンリンクシンボルでネットワークデバイスからダウンリンク情報を受信する。アップリンク情報は、アップリンク制御情報、アップリンクデータ情報などを含み、ダウンリンク情報は、ダウンリンク制御情報、ダウンリンクデータ情報などを含む。不明なシンボルは、端末デバイスがダウンリンク情報を受信することからアップリンク情報をネットワークデバイスに送信することへと切り替わるスイッチングポイントとして使用され得る。
【0073】
本出願の実施形態で提供される情報伝送方法によれば、ネットワークデバイスはスロットフォーマット情報を決定して送信し、端末デバイスはネットワークデバイスからスロットフォーマット情報を受信し、スロットフォーマット情報は、スロット内のアップリンクシンボルの位置、ダウンリンクシンボルの位置、および不明なシンボルの位置を示すために使用される。端末デバイスは、スロットフォーマット情報に基づいてスロットフォーマットを決定する。スケジューリング情報を受信した後、端末デバイスは、アップリンク情報をネットワークデバイスに送信し、ネットワークデバイスからダウンリンク情報を受信することができ、その結果、アップリンクダウンリンク構成の粒度は、サブフレームからスロット内のシンボルに改良され、低遅延の端末デバイスの要件が満たされている。
【0074】
前述の実施形態に基づいて、本出願の実施形態は、周波数分割多重化(Frequency Division Multiplexing,FDM)のシナリオにさらに適用されてもよい。ユーザ機器の同期データブロックおよび通常のアップリンク/ダウンリンク情報ブロックを使用して実行される周波数分割多重化のシナリオでは、第1のサブキャリアは、アップリンクシンボルで運ばれるアップリンク情報および/またはダウンリンクシンボルで運ばれるダウンリンク情報を送信するために使用される。アップリンク情報は、アップリンク制御情報やアップリンクデータ情報などを含む。同様に、ダウンリンク情報は、ダウンリンク制御情報やダウンリンクデータ情報などを含む。第2のサブキャリアは、ネットワークデバイスによって送信された同期ブロック(SS block)、またはネットワークデバイスによって送信された同期データブロック、またはネットワークデバイスによって送信された同期情報ブロックを伝送するために使用される。言い換えると、アップリンク情報またはダウンリンク情報を伝送するために占有される周波数リソースは、同期ブロックを伝送するための周波数リソースとは異なる。低遅延に対する端末デバイスの要件を満たすために、第1のサブキャリアのサブキャリア間隔は、第2のサブキャリアのサブキャリア間隔以上である。第1のサブキャリアのサブキャリア間隔は30kHz以上であり、第2のサブキャリアのサブキャリア間隔は30kHz以下である。具体的には、第2のサブキャリアの間隔が15kHzまたは30kHzである場合、第1のサブキャリアの間隔は、30kHz、60kHzなどであってもよい。
【0075】
特定の実装プロセスでは、端末デバイスがネットワークデバイスにアクセスすると、端末デバイスとネットワークデバイスとの間の同期が完了する必要がある。同期とは、端末デバイスとネットワークデバイスが時間と周波数で同期されていることを意味する。同期を完了するために、ネットワークデバイスは、同期信号または同期情報として代替的に理解される場合がある同期ブロックを、ダウンリンクで伝送する必要がある。端末デバイスは、同期ブロックに基づいてネットワークデバイスとの同期を完了する。特定の同期プロセスに関する詳細は、この実施形態では説明されない。
【0076】
本出願のこの実施形態では、第2のキャリアの第2のサブキャリアが15kHzまたは30kHzである例が、スロット内の同期ブロックによって占有される位置を記述するために使用される。
【0077】
図3に示すように、第2のサブキャリアの間隔が15kHzである場合、同期ブロックは、図中に影の部分として示されるシンボルを占有する。具体的には、同期ブロックは1つのスロットで3番目から6番目のシンボル(シーケンス番号は2、3、4、および5)、および9番目から12番目のシンボル(シーケンス番号は8、9、10、および11)を占有する。
【0078】
図4に示すように、第2のサブキャリア間隔が30kHzの場合、同期ブロックの位置は2つの場合がある。
図4では、一方のケースが30kHz(a)として示され、他方のケースが30kHz(b)として示されている。
図4において、同期ブロックは、図において影の部分として示されるシンボルを占有する。特定の占有のケースについては、
図4を参照されたい。詳細はこの実施形態では説明されない。
【0079】
当業者は、同期ブロックが、ダウンリンクを使用することによる同期のためにネットワークデバイスによって端末デバイスに送信され、同期ブロックによって占有されるシンボルがダウンリンクシンボルであることを理解されよう。ネットワークデバイスが情報を周波数分割多重化方式で端末デバイスに伝送するとき、干渉を低減するために、情報に対応するシンボルおよび時間領域の同期ブロックは、
図5に示すように、ダウンリンクシンボルでもあり得る。
【0080】
図5は、本出願の一実施形態による、異なるサブキャリア間隔を有するアップリンク/ダウンリンク情報ブロックおよび同期ブロックを使用することによって実行される周波数分割多重化の概略図である。サブキャリア間隔が15kHzの第2のサブキャリアを使用して同期ブロックを伝送し、サブキャリア間隔が60kHzの第1のサブキャリアを使用してアップリンクおよび/またはダウンリンク情報を伝送する。サブキャリア間隔が15kHzの場合、1スロットの持続時間は1msである;また、サブキャリア間隔が60kHzの場合、1スロットの持続時間は0.25msである。したがって、
図5に示すように、15kHzのサブキャリア間隔に対応する1つのシンボルの持続時間は、60kHzのサブキャリア間隔に対応する4つのシンボルの持続時間と同じである。
【0081】
したがって、
図5に示すように、干渉を低減するために、サブキャリア間隔が15kHzの場合、同期ブロックは3番目から6番目のシンボル(図では影の部分として示され、シーケンス番号が2、3、4、および5のシンボル)を占有する;また、サブキャリア間隔が60kHzの場合、図に示す影の部分はダウンリンクシンボルである必要がある。
【0082】
サブキャリア間隔が15kHzの同期ブロックとサブキャリア間隔が30kHzのアップリンク/ダウンリンク情報ブロックを使用して実行される周波数分割多重化の概略図、サブキャリア間隔が30kHzの同期ブロックとサブキャリア間隔が60kHzのアップリンク/ダウンリンク情報ブロックを使用して実行される周波数分割多重化の概略図、および別のサブキャリア間隔の同期ブロックと別のサブキャリア間隔のアップリンク/ダウンリンク情報ブロックを使用して実行される周波数分割多重化の概略図は、前述の図と同様である。詳細はこの実施形態では説明されない。
【0083】
この実施形態では、前述のケースおよび5Gでの低遅延に対するURLLCシナリオの要件を考慮すると、平均遅延が0.5msである場合、2つのスイッチングポイントが0.5msで必要とされる。しかしながら、従来技術では、同期データブロックおよび通常のアップリンク/ダウンリンク情報ブロックを使用して周波数分割多重化が実行されるときの干渉を低減するための要件と低遅延のURLLCシナリオの要件の両方を満たすアップリンクダウンリンク構成はない。
【0084】
以下は、複数の特定の解決策を使用することにより、低遅延の要件および干渉を低減する要件が満たされる場合の、本出願のこの実施形態で提供されるアップリンクダウンリンク構成を説明する。
【0085】
解決策1
従来技術との互換性を考慮して(具体的には、1つのスロット内の7番目のシンボルはアップリンクシンボルであり、8番目のシンボルはダウンリンクシンボルである)、第1のサブキャリアのサブキャリア間隔が少なくとも60kHzで、第2のサブキャリアのサブキャリア間隔が15kHzまたは30kHzである場合、1つのスロット内の最初の6つのシンボルに2つの不明なシンボルがあり、任意選択で1つのスロットの9番目から14番目のシンボルはダウンリンクシンボルである。
【0086】
説明を簡単にするために、アップリンクダウンリンク構成の特定の実装が、この実施形態の表を参照して詳細に説明される。この解決策のスロットフォーマット情報表が表1に示される。
【0088】
表1に示すように、表1の1つの行は、1つのスロットに14個のシンボルがあることを示している。Dはダウンリンク(Downlink)シンボルを表し、Gは不明なシンボルを表し、Uはアップリンク(Uplink)シンボルを表す。当業者は、ダウンリンクシンボル、アップリンクシンボル、および不明なシンボルが他の文字によってさらに表され得ることを理解されよう。例えば、不明なシンボルはUnと表示され得る。表1の左端の列は行のシーケンス番号を示し、表1の最上行はシンボルのシーケンス番号を示している。この実施形態におけるシンボルのシーケンス番号は、0で始まり13で終わるが、代わりに、シンボルのシーケンス番号は1で始まり14で終わることもできる。本実施形態において、シンボルのナンバリング方法は特に限定されない。
【0089】
表1に示すように、スロットフォーマット情報は、次の1つまたは複数を示すために使用される:
1つのスロットで、最初のシンボルはダウンリンクシンボル、2番目のシンボルは不明なシンボル、3番目のシンボルはアップリンクシンボル、4番目のシンボルはダウンリンクシンボル、5番目のシンボルは不明なシンボル、6番目のシンボルはアップリンクシンボル、7番目のシンボルはアップリンクシンボル、8番目のシンボルはダウンリンクシンボル、そして9番目から14番目のシンボルはダウンリンクシンボルである(1行目);
1つのスロットで、最初のシンボルはダウンリンクシンボル、2番目のシンボルはダウンリンクシンボル、3番目のシンボルは不明なシンボル、4番目のシンボルはアップリンクシンボル、5番目のシンボルはダウンリンクシンボル、6番目のシンボルは不明なシンボル、7番目のシンボルはアップリンクシンボル、8番目のシンボルはダウンリンクシンボル、そして9番目から14番目のシンボルはダウンリンクシンボルである(2行目);
1つのスロットで、最初のシンボルはダウンリンクシンボル、2番目のシンボルは不明なシンボル、3番目のシンボルはアップリンクシンボル、4番目のシンボルはダウンリンクシンボル、5番目のシンボルはダウンリンクシンボル、6番目のシンボルは不明なシンボル、7番目のシンボルはアップリンクシンボル、8番目のシンボルはダウンリンクシンボル、そして9番目から14番目のシンボルはダウンリンクシンボルである(3行目);
1つのスロットで、最初のシンボルは不明なシンボル、2番目のシンボルはアップリンクシンボル、3番目のシンボルはアップリンクシンボル、4番目のシンボルはダウンリンクシンボル、5番目のシンボルは不明なシンボル、6番目のシンボルはアップリンクシンボル、7番目のシンボルはアップリンクシンボル、8番目のシンボルはダウンリンクシンボル、そして9番目から14番目のシンボルはダウンリンクシンボルである(4行目);
1つのスロットで、最初のシンボルは不明なシンボル、2番目のシンボルはアップリンクシンボル、3番目のシンボルはダウンリンクシンボル、4番目のシンボルはダウンリンクシンボル、5番目のシンボルは不明なシンボル、6番目のシンボルはアップリンクシンボル、7番目のシンボルはアップリンクシンボル、8番目のシンボルはダウンリンクシンボル、そして9番目から14番目のシンボルはダウンリンクシンボルである(5行目);
1つのスロットで、最初のシンボルは不明なシンボル、2番目のシンボルはアップリンクシンボル、3番目のシンボルはダウンリンクシンボル、4番目のシンボルは不明なシンボル、5番目のシンボルはアップリンクシンボル、6番目のシンボルはアップリンクシンボル、7番目のシンボルはアップリンクシンボル、8番目のシンボルはダウンリンクシンボル、そして9番目から14番目のシンボルはダウンリンクシンボルである(6行目)。
【0090】
ネットワークデバイスおよび端末デバイスの場合、スロットフォーマット情報表は既知であり、事前に格納され得る。スロットフォーマット情報がスロットフォーマットインデックスである場合、スロットフォーマットインデックスは、スロットフォーマット情報表の行を示すために使用される。例えば、スロットフォーマットインデックスは、行のシーケンス番号を示してもよい。例えば、インデックスがバイナリの場合、インデックスが001のとき、最初の行が示されてもよい;インデックスが010の場合、2番目の行が示されてもよい;インデックスが011の場合、3番目の行が示されてもよい;等。行のシーケンス番号は、代わりに0で始まる場合がある。
【0091】
当業者は、実際のアプリケーションの表が、低遅延サービスの要件だけでなく、別のタイプのサービスおよび別のタイプの特徴の要件も満たす必要があることを理解されよう。したがって、実際のアプリケーションの表は、表1の1つまたは複数の行、またはすべての行を含む場合がある。基地局は、スケジューリングアルゴリズムに従って、および/または端末デバイスの要件に基づいて、表内のいくつかの行を適切に選択して、スロットフォーマットを構成し得る。実際のアプリケーションの表のために選択された表1の特定の行は、この実施形態では特に限定されない。特定の実装プロセスでは、ネットワークデバイスは、干渉を低減するという要件と低遅延の要件を満たすために、実際のアプリケーションの表からスロットフォーマット情報を決定し得る。ネットワークデバイスの選択ルールまたは選択アルゴリズムについては、この実施形態では詳細は説明されない。
【0092】
例えば、第1のサブキャリアのサブキャリア間隔が60kHzであると、スロットの持続時間は0.25msであることがわかる。1つのスロット内の最初の6つのシンボルに2つの不明なシンボルがある場合、0.125msに2つのスイッチングポイントが存在するため、低遅延の要件を満たすことができる。以下では、表の各行について、最初の6つのシンボルの設計が低遅延の要件を満たすことができる方法について説明する。以下では、説明のために、ダウンリンク情報がダウンリンクデータであり、アップリンク情報がアップリンクデータである例を使用する。ダウンリンク情報がダウンリンク制御情報であり、アップリンク情報がアップリンク制御情報である例も同様であり、この実施形態では詳細は説明されない。
【0093】
表1の最初の行では、最初のシンボルはダウンリンクシンボルであり、URLLCのスケジュールされたダウンリンクデータを運ぶために使用され得る。次に、1つのシンボルの後に、データに対応する肯定応答(ACK)および否定応答(NACK)がフィードバックされ得る。ダウンリンクデータが正しく受信された場合、データを受信してからACKをフィードバックするまでに3シンボルの時間しかかからないため、遅延に関するURLLCサービスの要件が満たされる。データの受信に失敗した場合でも、ダウンリンクデータは引き続きスケジュールされ得、プロセス全体が6シンボル以内に完了する。したがって、遅延の要件を満たすことができる。
【0094】
表1の2行目では、最初の2つのシンボルはダウンリンクシンボルであり、最初の行のダウンリンクシンボルである最初のシンボルによって運ばれるURLLCデータと比較して、URLLCデータの比較的大きなパケットを運ぶために使用され得る。次に、最初の6つのシンボルに2つのスイッチングポイントがあり、1つの初期伝送と1つの再伝送が実装され得る。遅延の要件を満たすことができるだけでなく、信頼性の要件も満たされる。
【0095】
表1の3行目では、最初のシンボルが1行目と同じダウンリンクシンボルであり、初期サービス伝送の低遅延を確保できる。4番目のシンボルと5番目のシンボルはダウンリンクシンボルであり、これは、大きなデータパケットのスケジューリングだけでなく、スケジュールされたデータの最初の伝送が失敗した場合に再伝送のために低いビットレートの使用と大きなリソースの占有を容易にし、それにより信頼性が向上する。さらに、初期伝送と再伝送は6つのシンボル内で実行され、遅延は0.5msよりはるかに短いため、低遅延の要件を満たす。
【0096】
表1の4行目では、最初のシンボルは不明なシンボルであり、2番目と3番目のシンボルはアップリンク用であり、これは、最後のスロットの最後の数シンボルで伝送されるダウンリンクデータのアップリンクフィードバックをできるだけ早く実行するのに役立つだけでなく、できるだけ早くアップリンクURLLCサービスの伝送を促進し、それによってアップリンクURLLCサービスの信頼性を確保する。4番目のシンボルはダウンリンクシンボルである。最初のシンボルでダウンリンクURLLCデータを受信する場合でも、データは単に3つのシンボルの伝送を待つ必要があるため、低遅延の要件を満たす。
【0097】
表1の5行目と6行目は、4行目と同じである。最初の6つのシンボルに、ダウンリンクシンボルよりも多くのアップリンクシンボルがある。上述したように、遅延に対するアップリンクデータ伝送の要件を満たすことができ、ダウンリンクデータ伝送の遅延は影響を受けない。
【0098】
9番目から14番目のシンボルはダウンリンクシンボルである。アップリンク/ダウンリンク情報ブロックとSS blockを使用して周波数分割多重化が実行される場合、ユーザ機器が対応するシンボルでアップリンク情報を伝送することを回避するために、SS blockによって占有されるシンボルがダウンリンクシンボルであることを確実にし、それにより干渉を低減する。
【0099】
解決策2
第1のサブキャリアのサブキャリア間隔が少なくとも30kHzである、例えば、30kHzまたは60kHzであり得る場合、第2のサブキャリアのサブキャリア間隔が30kHz以下、例えば、15kHzまたは30kHzである場合、既存のシンボル位置と互換性がある必要はないとき、スロット内の9番目から14番目のシンボルはダウンリンクシンボルであり、スロット内の1番目から7番目のシンボルに2つの不明なシンボルがある;または、スロット内の1番目から6番目のシンボルはダウンリンクシンボルであり、スロット内の7番目から14番目のシンボルに1つまたは2つの不明なシンボルがある;または、スロット内の1番目から7番目のシンボルに1つの不明なシンボルがあり、スロット内の8番目から14番目のシンボルに1つの不明なシンボルがある。説明を簡単にするために、以下では、表2から表4を参照して詳細に説明する。以下の表2から表4において、D、U、およびGの意味は、表1のD、U、およびGの意味と同じであり、詳細は、この実施形態では再び説明されない。
【0100】
可能な実装では、表2に示すように、スロット内の9番目から14番目のシンボルはダウンリンクシンボルであり、スロット内の1番目から7番目のシンボルに2つの不明なシンボルがある。以下では、説明のための例として行を使用している。他の行の説明も同様であり、この実施形態では詳細は説明されない。
【0102】
表2に示すように、スロットフォーマット情報は、次の1つまたは複数を示すために使用される:
1つのスロットで、1番目から3番目のシンボルはダウンリンクシンボル、4番目のシンボルは不明なシンボル、5番目のシンボルはアップリンクシンボル、6番目のシンボルはダウンリンクシンボル、7番目のシンボルは不明なシンボル、8番目のシンボルはアップリンクシンボル、および9番目から14番目のシンボルはダウンリンクシンボルである(1行目);
1つのスロットで、1番目から2番目のシンボルはダウンリンクシンボル、3番目のシンボルは不明なシンボル、4番目から5番目のシンボルはアップリンクシンボル、6番目のシンボルはダウンリンクシンボル、7番目のシンボルは不明なシンボル、8番目のシンボルはアップリンクシンボル、9番目から14番目のシンボルはダウンリンクシンボルである(2行目);
1つのスロットで、1番目から2番目のシンボルはダウンリンクシンボル、3番目のシンボルは不明なシンボル、4番目のシンボルはアップリンクシンボル、5番目から6番目のシンボルはダウンリンクシンボル、7番目のシンボルは不明なシンボル、8番目のシンボルはアップリンクシンボル、9番目から14番目のシンボルはダウンリンクシンボルである(3行目);
…;そして
1つのスロットで、最初のシンボルは不明なシンボル、2番目のシンボルはアップリンクシンボル、3番目のシンボルはダウンリンクシンボル、4番目のシンボルは不明なシンボル、5番目のシンボルはアップリンクシンボル、6番目から14番目のシンボルダウンリンクシンボルである(29行目)。
【0103】
例えば、第1のサブキャリアのサブキャリア間隔は30kHzであると、スロットの持続時間は0.5msであることがわかる。1つのスロット内の最初の7つのシンボルに2つの不明なシンボルがある場合、0.25msに2つのスイッチングポイントが存在するため、低遅延の要件が満たされる。表2には比較的大量の行があるため、表2の最初の行は、低遅延の要件をサポートする方法を説明する例として使用されている。
【0104】
表2の最初の行では、最初の7つのシンボルの最初の3つのシンボルがダウンリンクシンボルである。URLLCダウンリンクデータパケットがスロットの最初の数シンボルで受信される場合、ダウンリンクデータ伝送はすぐに実行され得、ACKまたはNACKは5番目のシンボルでフィードバックされ得る。データパケットが正しく送信されない場合、6番目のシンボルで再伝送が実行され得る。最初の伝送と再伝送全体が7シンボル以内に完了し、0.25ms以下の時間がかかるため、遅延の要件を満たすことができる。アップリンクデータパケットがスロットの最初の数シンボルで伝送される場合、アップリンクデータパケットは5番目のシンボルが伝送されるまで待機するだけでよく、遅延は0.5msをはるかに下回る。したがって、表2の最初の行を使用することで、0.5msの遅延の要件を満たすことができる。表2の別の行の分析も同様であり、詳細はここでは説明されない。
【0105】
9番目から14番目のシンボルはダウンリンクシンボルである。アップリンク/ダウンリンク情報ブロックとSS blockを使用して周波数分割多重化が実行される場合、ユーザ機器が対応するシンボルでアップリンク情報を伝送することを回避するために、SS blockによって占有されるシンボルがダウンリンクシンボルであることを確実にし、それにより干渉を低減する。
【0106】
例えば、第1のサブキャリアのサブキャリア間隔が60kHzであると、スロットの持続時間は0.25msであることがわかる。1つのスロット内の最初の7つのシンボルに2つの不明なシンボルがある場合、0.125msに2つのスイッチングポイントが存在するため、低遅延の要件が満たされる。9番目から14番目のシンボルはダウンリンクシンボルであるので、同期ブロックによって占有される9番目から14番目のシンボルと前述のシンボルの両方がダウンリンクシンボルであるという要件が満たされ、それにより干渉が低減される。具体的な分析については、表1の説明を参照されたい。詳細はこの実施形態では再度説明されない。
【0107】
別の可能な実装では、表3に示すように、1番目から6番目のシンボルはダウンリンクシンボルであり、スロット内の7番目から14番目のシンボルに1つまたは2つの不明なシンボルがある。具体的には、例えば表3に示すように、6行目と14行目にはそれぞれ不明なシンボルが1つあり、それ以外の行にはそれぞれ不明なシンボルが2つある。以下では、説明のための例として行を使用している。他の行の説明も同様であり、この実施形態では詳細は説明されない。
【0108】
表3に示すように、スロットフォーマット情報は、次の1つまたは複数を示すために使用される:
1つのスロットで、1番目から7番目のシンボルはダウンリンクシンボル、8番目のシンボルは不明なシンボル、9番目から10番目のシンボルはアップリンクシンボル、11番目から14番目のシンボルはダウンリンクシンボルである(6行目);
1つのスロットで、1番目から6番目のシンボルはダウンリンクシンボル、7番目のシンボルは不明なシンボル、8番目から10番目のシンボルはアップリンクシンボル、11番目から14番目のシンボルはダウンリンクシンボルである(14行目);
1つのスロットで、1番目から9番目のシンボルはダウンリンクシンボル、10番目のシンボルは不明なシンボル、11番目のシンボルはアップリンクシンボル、12番目のシンボルはダウンリンクシンボル、13番目のシンボルは不明なシンボル、14番目のシンボルはアップリンクシンボルである(最初の行);
1つのスロットで、1番目から8番目のシンボルはダウンリンクシンボル、9番目のシンボルは不明なシンボル、10番目から11番目のシンボルはアップリンクシンボル、12番目のシンボルはダウンリンクシンボル、13番目のシンボルは不明なシンボル、14番目のシンボルアップリンクシンボルである(2行目)。
【0110】
例えば、第1のサブキャリアのサブキャリア間隔は30kHzであると、0.5msの遅延の要件を満たすには、1つのスロットに2つのスイッチングポイントが存在する必要があることがわかる。ネットワークデバイスは、表3に基づいて、最後の7つのシンボルに2つのスイッチングポイントがあるスロットフォーマットを決定し、次にスロットフォーマットを端末デバイスに通知することができる。30kHzの1つのスロットの持続時間は0.5msであるため、1つのスロットの最後の7つのシンボルに2つの不明なシンボルがある場合、0.25msに2つのスイッチングポイントが存在するため、低遅延の要件が満たされる。
【0111】
例えば、表3の最初の行では、ダウンリンクデータがスロットの最初のシンボルで受信される場合、アップリンクフィードバックは9つのシンボルの後に実行される必要があり、遅延も0.5ms以内である。データの伝送に失敗した場合、0.5ms以内に再伝送が実行され得るため、信頼性を確保しながら遅延の要件が満たされる。表3では、最後の7つのシンボルに2つのスイッチングポイントがあるフォーマットに対応する他の行の説明は同様であり、詳細はここでは説明されない。
【0112】
1番目から6番目のシンボルは、スロット内のダウンリンクシンボルである。アップリンク/ダウンリンク情報ブロックとSS blockを使用して周波数分割多重化が実行される場合、ユーザ機器が対応するシンボルでアップリンク情報を伝送することを回避するために、SS blockによって占有されるシンボルがダウンリンクシンボルであることを確実にし、それにより干渉を低減する。
【0113】
例えば、第1のサブキャリアのサブキャリア間隔が60kHzであると、スロットの持続時間は0.25msであることがわかる。1つのスロット内の最後の7つのシンボルに2つの不明なシンボルがある場合、0.125msに2つのスイッチングポイントが存在するため、低遅延の要件が満たされる。特定の分析については、表1の各行の遅延解析を参照し、詳細はここでは説明されない。1つのスロット内の最後の7つのシンボルに1つの不明なシンボルがある場合、0.125msに1つのスイッチングポイントが存在する。遅延の要件を満たすために、ネットワークデバイスは、次のスロットで1つのスイッチングポイントを有するスロットフォーマットを構成し、このため、0.5msに2つのスイッチングポイントがあり、遅延の要件が満たされる。
【0114】
1番目から6番目のシンボルは、スロット内のダウンリンクシンボルである。アップリンク/ダウンリンク情報ブロックとSS blockを使用して周波数分割多重化が実行される場合、ユーザ機器が対応するシンボルでアップリンク情報を伝送することを回避するために、SS blockによって占有されるシンボルがダウンリンクシンボルであることを確実にし、それにより干渉を低減する。
【0115】
さらに別の可能な実装では、表4に示すように、1つのスロット内の1番目から7番目のシンボルに1つの不明なシンボルがあり、8番目から14番目のシンボルに1つの不明なシンボルがある。以下では、説明のための例として行を使用している。他の行の説明も同様であり、この実施形態では詳細は説明されない。
【0117】
表4に示すように、スロットフォーマット情報は、次の1つまたは複数を示すために使用される:
1つのスロットで、1番目と2番目のシンボルはアップリンクシンボル、3番目のシンボルは不明なシンボル、4番目のシンボルはアップリンクシンボル、5番目から12番目のシンボルはダウンリンクシンボル、13番目のシンボルは不明なシンボル、14番目のシンボルアップリンクシンボルである(最初の行);
1つのスロットで、最初のシンボルはダウンリンクシンボル、2番目のシンボルは不明なシンボル、3番目のシンボルはアップリンクシンボル、4番目から12番目のシンボルはダウンリンクシンボル、13番目のシンボルは不明なシンボル、14番目のシンボルはアップリンクシンボルである(2行目)。
【0118】
例えば、第1のサブキャリアのサブキャリア間隔は30kHzであると、スロットの持続時間は0.5msであることがわかる。1つのスロットの1番目から7番目のシンボルに1つの不明なシンボルがあり、8番目から14番目のシンボルに1つの不明なシンボルがある場合、0.5msに2つのスイッチングポイントが存在するため、低遅延の要件が満たされる。
【0119】
表4では、最初の7つのシンボルと最後の7つのシンボルにそれぞれ1つのスイッチングポイントがあるため、任意のシンボルでのデータ伝送の遅延を比較的小さくできる。表4の最初の行を例として使用する。ダウンリンクデータパケットが1つのスロットの開始シンボルで受信される場合、データ伝送はすぐに実行され得、対応するACKまたはNACKは4番目のシンボルでネットワークデバイスに送信され得る。ダウンリンクデータが4番目のシンボルで受信される場合、ダウンリンクデータは5番目のシンボルでの伝送のために1つのシンボルを待つだけでよく、対応するアップリンクフィードバックが14番目のシンボルで実行され得る。受信されるデータのシンボルに関係なく、遅延は0.5msを超えない。さらに、1つのスロットに2つのスイッチングポイントがあるため、0.5ms以内に再伝送が実行され得、これにより信頼性を確保できる。アップリンク/ダウンリンク情報ブロックとSS blockを使用して周波数分割多重化が実行される場合、ユーザ機器が対応するシンボルでアップリンク情報を伝送することを回避するために、SS blockによって占有されるシンボルがダウンリンクシンボルであることを確実にする。さらに、1つのスロットに少なくとも4つの連続したダウンリンクシンボルがあるため、同期ブロックによって占有される9番目から14番目のシンボルと同期ブロックの両方がダウンリンクであるという要件が満たされ、それにより干渉が低減される。
【0120】
例えば、第1のサブキャリアのサブキャリア間隔が60kHzであると、スロットの持続時間は0.25msであることがわかる。1つのスロット内の1番目から7番目のシンボルに1つの不明なシンボルがあり、8番目から14番目のシンボルに1つの不明なシンボルがある場合、0.25msに2つのスイッチングポイントが存在するため、低遅延の要件が満たされる。特定の遅延解析については、60kHzのサブキャリア間隔に基づく表1、表2、および表3の遅延解析を参照されたい。表4のスロットフォーマットを使用すると、信頼性を確保しながら低遅延の要件を満たすことができることがわかる。さらに、1つのスロットには少なくとも4つの連続したダウンリンクシンボルがある。アップリンク/ダウンリンク情報ブロックとSS blockを使用して周波数分割多重化が実行される場合、ユーザ機器が対応するシンボルでアップリンク情報を伝送することを回避するために、SS blockによって占有されるシンボルがダウンリンクシンボルであることを確実にし、それにより干渉を低減する。
【0121】
解決策3
1つのスロットに対応する14個のシンボルでは、最初の8つのシンボルは1つまたは複数のダウンリンクシンボルで始まり、1つまたは複数のアップリンクシンボルで終わり、ダウンリンクシンボルとアップリンクシンボルとの間に少なくとも1つの不明なシンボルがあり、9番目から14番目のシンボルはダウンリンクシンボルである。不明なシンボルは、文字“X”で表されてもよく、または文字“G”で表されてもよい。
【0122】
説明を簡単にするために、アップリンクダウンリンク構成の特定の実装が、この実施形態の表を参照して詳細に説明される。
【0123】
可能な実装では、この解決策のスロットフォーマット情報表は、表5の1つまたは複数の行を含み得る。
【0124】
スロットフォーマット情報表は、最初のスロットフォーマットを含み、最初のスロットフォーマットは:1番目から8番目のシンボルが、1つまたは複数の連続したダウンリンクシンボルで始まり、1つまたは複数の連続したアップリンクシンボルで終わり、1つまたは複数の連続したダウンリンクシンボルの最後のダウンリンクシンボルと、1つまたは複数の連続したアップリンクシンボルの最初のアップリンクシンボルとの間に少なくとも1つの不明なシンボルがあり、9番目から14番目のシンボルがダウンリンクシンボルである、ことを満たす。
【0125】
例えば、6行目と7行目では、1つまたは複数の連続したダウンリンクシンボルの最後のダウンリンクシンボルと1つまたは複数の連続したアップリンクシンボルの最初のアップリンクシンボルとの間に1つの不明なシンボルがある。他のいくつかの行、例えば1行目から5行目では、1つまたは複数の連続したダウンリンクシンボルの最後のダウンリンクシンボルと、1つまたは複数の連続したアップリンクシンボルの最初のアップリンクシンボルとの間に2つ以上の不明なシンボルがある。
【0126】
別の例として、9行目では、最初のスロットフォーマットはDDXXXUUUDDDDDDとして表され、Dはダウンリンクシンボルを表し、Uはアップリンクシンボルを表し、Xは不明なシンボルを表す。他の行の説明も同様であり、この実施形態では詳細は説明されない。
【0128】
表5に示すように、表5の1つの行は、1つのスロットに14個のシンボルを示している。Dはダウンリンク(Downlink)シンボル、Xは不明なシンボル、Uはアップリンク(Uplink)シンボルを表す。当業者は、ダウンリンクシンボル、アップリンクシンボル、および不明なシンボルが他の文字によってさらに表され得ることを理解されよう。例えば、不明なシンボルはUnと表示され得る。表5の左端の列は行のシーケンス番号を示し、表5の最上行はシンボルのシーケンス番号を示している。この実施形態におけるシンボルのシーケンス番号は、0で始まり13で終わるが、代わりに、シンボルのシーケンス番号は1で始まり14で終わることもできる。本実施形態において、シンボルのナンバリング方法は特に限定されない。
【0129】
表5に示すように、スロットフォーマット情報は、テーブルスロットフォーマット情報表の1つまたは複数のスロットフォーマットを示すために使用され、スロットフォーマット情報表は、表5の1つまたは複数の行を含み得る。
【0130】
ネットワークデバイスおよび端末デバイスの場合、スロットフォーマット情報表は既知であり、事前に格納され得る。スロットフォーマット情報がスロットフォーマットインデックスである場合、スロットフォーマットインデックスは、スロットフォーマット情報表の行を示すために使用される。例えば、スロットフォーマットインデックスは、行のシーケンス番号を示してもよい。例えば、インデックスがバイナリの場合、インデックスが001のとき、最初の行が示されてもよい;インデックスが010の場合、2番目の行が示されてもよい;インデックスが011の場合、3番目の行が示されてもよい;等。行のシーケンス番号は、代わりに0で始まる場合がある。
【0131】
別の可能な実装では、この解決策のスロットフォーマット情報表は、表2の1つまたは複数の行を含み得る。
【0132】
スロットフォーマット情報表は、最初のスロットフォーマットを含み、最初のスロットフォーマットは:1番目から8番目のシンボルが、1つまたは複数の連続したダウンリンクシンボルで始まり、1つまたは複数の連続したアップリンクシンボルで終わり、1つまたは複数の連続したダウンリンクシンボルの最後のダウンリンクシンボルと、1つまたは複数の連続したアップリンクシンボルの最初のアップリンクシンボルとの間に2つの不明なシンボルがあり、9番目から14番目のシンボルがダウンリンクシンボルである、ことを満たす。
【0133】
表2に示すように、1つまたは複数の連続したダウンリンクシンボルの最後のダウンリンクシンボルと、表2の1行目から11行目の1つまたは複数の連続したアップリンクシンボルの最初のアップリンクシンボルとの間には、2つの不明なシンボルがある。
【0134】
当業者は、実際のアプリケーションにおけるスロットフォーマット情報表が、低遅延サービスの要件だけでなく、別のタイプのサービスおよび別のタイプの特徴の要件も満たす必要があることを理解されよう。したがって、実際のアプリケーションのスロットフォーマット情報表は、表5の1つまたは複数の行、またはすべての行を含み得る。基地局は、スケジューリングアルゴリズムに従って、および/または端末デバイスの要件に基づいて、表内のいくつかの行を適切に選択して、スロットフォーマットを構成し得る。表5において、実際のアプリケーションで表に選択される特定の行は、この実施形態では特に限定されない。特定の実装プロセスでは、ネットワークデバイスは、干渉を低減するという要件と低遅延の要件を満たすために、実際のアプリケーションの表からスロットフォーマット情報を決定し得る。ネットワークデバイスの選択ルールまたは選択アルゴリズムについては、この実施形態では詳細は説明されない。
【0135】
解決策3で説明されている方法によれば、データ伝送に使用されるサブキャリア間隔が60kHzの場合、スロットの持続時間は0.25msである。1つのスロットで1つのスイッチングポイントが確保されている場合、0.5ms以内に2つのスイッチングポイントが実装され得、これにより、低遅延サービスの要件を満たすことができる。さらに、表5に示す表では、ほとんどのスロットフォーマットの最初の8つのシンボルに複数の不明なシンボルがある。このようにして、ユーザ機器がダウンリンクからアップリンクに切り替わるのに十分な時間があり得、それにより、ユーザ機器に対する要件が低減される。
【0136】
解決策4
1つのスロットに対応する14個のシンボルでは、最初の6つのシンボルに2つのダウンリンクアップリンクスイッチングポイントがある。各ダウンリンクアップリンクスイッチングポイントでは、ダウンリンクシンボルとアップリンクシンボルとの間に少なくとも1つの不明なシンボルがある。7番目のシンボルはアップリンクシンボルであり、8番目のシンボルはダウンリンクシンボルであり、9番目から14番目のシンボルはダウンリンクシンボルである。
【0137】
説明を簡単にするために、アップリンクダウンリンク構成の特定の実装が、この実施形態の表を参照して詳細に説明される。この解決策のスロットフォーマット情報表は、表6の1つまたは複数の行を含み得る。
【0138】
不明なシンボルは、“X”、“G”、またはフレキシブルシンボルもしくは不明なシンボルを表すその他の文字で表されてもよい。
【0140】
表6に示すように、表6の1つの行は、1つのスロットに14個のシンボルを示している。Dはダウンリンク(Downlink)シンボル、Xは不明なシンボル、Uはアップリンク(Uplink)シンボルを表す。当業者は、ダウンリンクシンボル、アップリンクシンボル、および不明なシンボルが他の文字によってさらに表され得ることを理解されよう。例えば、不明なシンボルはUnと表示され得る。表6の左端の列は行のシーケンス番号を示し、表6の最上行はシンボルのシーケンス番号を示している。この実施形態におけるシンボルのシーケンス番号は、0で始まり13で終わるが、代わりに、シンボルのシーケンス番号は1で始まり14で終わることもできる。本実施形態において、シンボルのナンバリング方法は特に限定されない。
【0141】
表6に示すように、スロットフォーマット情報は、スロットフォーマット情報表の1つまたは複数のスロットフォーマットを示すために使用され、スロットフォーマット情報表は、表6の1つまたは複数の行を含み得る。
【0142】
ネットワークデバイスおよび端末デバイスの場合、スロットフォーマット情報表は既知であり、事前に格納され得る。スロットフォーマット情報がスロットフォーマットインデックスである場合、スロットフォーマットインデックスは、スロットフォーマット情報表の行を示すために使用される。例えば、スロットフォーマットインデックスは、行のシーケンス番号を示してもよい。例えば、インデックスがバイナリの場合、インデックスが001のとき、最初の行が示されてもよい;インデックスが010の場合、2番目の行が示されてもよい;インデックスが011の場合、3番目の行が示されてもよい;等。行のシーケンス番号は、代わりに0で始まる場合がある。
【0143】
当業者は、実際のアプリケーションにおけるスロットフォーマット情報表が、低遅延サービスの要件だけでなく、別のタイプのサービスおよび別のタイプの特徴の要件も満たす必要があることを理解されよう。したがって、実際のアプリケーションのスロットフォーマット情報表は、表6の1つまたは複数の行、またはすべての行を含み得る。基地局は、スケジューリングアルゴリズムに従って、および/または端末デバイスの要件に基づいて、表内のいくつかの行を適切に選択して、スロットフォーマットを構成し得る。表6において、実際のアプリケーションで表に選択される特定の行は、この実施形態では特に限定されない。特定の実装プロセスでは、ネットワークデバイスは、干渉を低減するという要件と低遅延の要件を満たすために、実際のアプリケーションの表からスロットフォーマット情報を決定し得る。ネットワークデバイスの選択ルールまたは選択アルゴリズムについては、この実施形態では詳細は説明されない。
【0144】
当業者は、本出願のこの実施形態における不明なシンボルが、その方向がスロット内のアップリンクまたはダウンリンクに決定されていないシンボルであり得るか、または予約されたシンボルであり得るか、または優先度の高い指示情報や優先度の高い伝送情報(例えば、ダウンリンクデータ情報やアップリンクデータ情報)などの優先度の高い伝送によって、スロットのアップリンク方向もしくはダウンリンク方向のシンボルに上書きされ得る1つまたは複数のシンボルであり得るか、またはアップリンク/ダウンリンクの切り替えの時間間隔として使用され得るか、またはフレキシブルシンボルと呼ばれることがあることを理解されよう。これは、本出願のこの実施形態では限定されない。
【0145】
解決策4で説明されている方法によれば、第1のサブキャリアのサブキャリア間隔が60kHzの場合、スロットの持続時間は0.25msである。1つのスロット内の最後の7つのシンボルに2つの不明なシンボルがある場合、0.125msに2つのスイッチングポイントが存在するため、低遅延の要件が満たされる。また、表6に示す表では、ほとんどのスロットフォーマットのスイッチングポイントに複数の不明なシンボルが含まれている。このようにして、ユーザ機器がダウンリンクからアップリンクに切り替わるのに十分な時間があり得、それにより、ユーザ機器に対する要件が低減される。
【0146】
上記の表は、例として行を使用して説明されている。実際のアプリケーションの表は、列を使用して実装されてもよく、行と列の両方で実装されてもよく、別の形式の表を使用して実装されてもよく、ただし、表はスロット内の14個のシンボルの特定のフォーマットと各シンボルの位置を記述できる。この実施形態では、特定の実装形態は限定されない。
【0147】
当業者は、表2、表3、表4、表5、および表6が異なる表として使用され得るか、または使用のために1つの表に組み合わされ得ることを理解されよう。あるいは、実際のアプリケーションにおける表は、上記の表から選択された表であってもよい。例えば、実際のアプリケーションの表は、次の少なくとも1つを含み得る:
表2の1つまたは複数の行、またはすべての行;
表3の1つまたは複数の行、またはすべての行;
表4の1つまたは複数の行、またはすべての行;
表5の1つまたは複数の行、またはすべての行;および
表6の1つまたは複数の行、またはすべての行。
【0148】
表2、表3、表4、表5、および表6において、実際のアプリケーションで表のために選択された特定の行は、この実施形態では特に限定されない。特定の実装プロセスでは、ネットワークデバイスは、干渉を低減するという要件と低遅延の要件を満たすために、実際のアプリケーションの表からスロットフォーマット情報を決定し得る。ネットワークデバイスの選択ルールまたは選択アルゴリズムについては、この実施形態では詳細は説明されない。
【0149】
対応して、スロットフォーマット情報がスロットフォーマットインデックスである場合、インデックスは、各表の各行のシーケンス番号を示すために使用される。表2、表3、表4、表5、および表6の左端の列が示すように、各表の行のシーケンス番号は1から始まる場合がある。表は異なる表として使用されてもよく、各表の行には連続した番号を付けてもよく;または、複数の表を1つの表に結合し、大きな表の行に連続した番号を付けてもよい。例えば、表2、表3、および表4は1つの大きな表に結合され、大きな表の行のシーケンス番号は1で始まり、72で終わる。任意選択で、各表の行のシーケンス番号は、代わりに0で始まる場合がある。この実施形態は、ナンバリングの特定の実装に特別な制限を課さない。
【0150】
さらに、実際のアプリケーションの表では、表1から表6までの行を選択して、新しい表を作成してもよく、または表1から表6が1つの大きな表に結合される。あるいは、実際のアプリケーションの表は、表1から表6の行を含め、別の行をさらに含んでもよい。この実施形態において、実際のアプリケーションの表が表1から表6の行によって示されるスロットフォーマットを含む場合、実際のアプリケーションの表は、本出願の保護範囲内に含まれる。
【0151】
前述の実施形態では、端末デバイスによって実施される方法またはステップは、代替として、端末デバイス内部のチップによって実施されてもよいことが理解され得る。ネットワークデバイスによって実施される方法またはステップは、ネットワークデバイス内部のチップによって代替的に実施されてもよい。
【0152】
情報伝送デバイスがネットワークデバイスである場合、ネットワークデバイスの構成は
図6および
図7に示され得る。情報伝送デバイスが端末デバイスである場合、端末デバイスの構成は
図8および
図9に示され得る。
【0153】
図6は、本出願の一実施形態によるネットワークデバイス60の概略構成図である。
図6に示されるように、ネットワークデバイス60は、処理モジュール601および送信モジュール602を含む。任意選択で、ネットワークデバイス60は、受信モジュール603をさらに含む。
【0154】
処理モジュール601は、スロットフォーマット情報を決定するように構成され、スロットフォーマット情報は、スロット内のアップリンクシンボルの位置、ダウンリンクシンボルの位置、および不明なシンボルの位置を示すために使用される。
【0155】
送信モジュール602は、スロットフォーマット情報を送信するように構成される。
【0156】
任意選択で、送信モジュール602は:
ダウンリンク制御情報を送信し、ダウンリンク制御情報はスロットフォーマット情報を運ぶ;または
上位層シグナリングを送信し、上位層シグナリングはスロットフォーマット情報を運ぶ
ように特に構成される。
【0157】
任意選択で、受信モジュール603は、スロットフォーマット情報が決定される前に、少なくとも1つの端末デバイスから少なくとも1つの端末デバイスの遅延要件情報を受信するように構成される。
【0158】
この実施形態で提供される情報伝送デバイスは、前述の方法の実施形態のネットワークデバイスまたはネットワークデバイスのチップによって実行される技術的解決策を実行するように構成され得る。情報伝送デバイスの実装原理および技術的効果は、前述の方法の実施形態におけるネットワークデバイスまたはネットワークデバイスのチップと同様である。各モジュールの機能については、方法の実施形態の対応する説明を参照し、詳細はここでは説明されない。
【0159】
処理モジュール601は、プロセッサとしてさらに実装されてもよく、プロセッサは、メモリに格納された実行可能命令を実行して、前述の方法を実施してもよい。詳細は
図7に示され得る。
【0160】
図7は、本出願の一実施形態によるネットワークデバイス70のハードウェアの構成図である。
図7に示されるように、ネットワークデバイス70は、プロセッサ701およびメモリ702を含む。
【0161】
メモリ702は、コンピュータプログラムを格納するように構成され、メモリはさらにフラッシュ(flash)であってもよい。
【0162】
プロセッサ701は、メモリ702に格納された実行可能な命令を実行して、前述の情報伝送方法においてネットワークデバイスによって実行されるステップを実施するように構成される。詳細については、前述の方法の実施形態における関連説明を参照されたい。
【0163】
任意選択で、メモリ702は独立していてもよく、またはプロセッサ701と統合されてもよい。
【0164】
任意選択で、ネットワークデバイス70は、送信機703および受信機704をさらに含む。
【0165】
具体的には、プロセッサ701は、スロットフォーマット情報を決定するように構成され、スロットフォーマット情報は、スロットにおけるアップリンクシンボルの位置、ダウンリンクシンボルの位置、および不明なシンボルの位置を示すために使用され、
送信機703は、スロットフォーマット情報を送信するように構成される。
【0166】
任意選択で、送信機703は:
ダウンリンク制御情報を送信し、ダウンリンク制御情報はスロットフォーマット情報を運ぶ;または
上位層シグナリングを送信し、上位層シグナリングはスロットフォーマット情報を運ぶ
ように特に構成される。
【0167】
任意選択で、受信機704は、スロットフォーマット情報が決定される前に、少なくとも1つの端末デバイスから少なくとも1つの端末デバイスの遅延要件情報を受信するように構成される。
【0168】
この実施形態で提供されるネットワークデバイスは、前述の方法の実施形態のネットワークデバイスによって実行される技術的解決策を実行するように構成され得る。ネットワークデバイスの実装原理および技術的効果は、前述の方法の実施形態におけるネットワークデバイスと同様であり、方法の実施形態における対応する説明を参照することができる。詳細はここでは説明されない。
【0169】
図8は、本出願の一実施形態による端末デバイスの概略構成図である。
図8に示すように、端末デバイス80は、受信モジュール801、処理モジュール802、および送信モジュール803を含む。
【0170】
受信モジュール801は、ネットワークデバイスからスロットフォーマット情報を受信するように構成され、スロットフォーマット情報は、スロット内のアップリンクシンボルの位置、ダウンリンクシンボルの位置、および不明なシンボルの位置を示すために使用される。
【0171】
処理モジュール802は、スロットフォーマット情報に基づいてスロットフォーマットを決定するように構成される。
【0172】
任意選択で、受信モジュール801は:
ネットワークデバイスからダウンリンク制御情報を受信し、ダウンリンク制御情報はスロットフォーマット情報を運ぶ、または
ネットワークデバイスから上位層シグナリングを受信し、上位層シグナリングはスロットフォーマット情報を運ぶ、
ように特に構成される。
【0173】
任意選択で、送信モジュール803は、スロットフォーマット情報がネットワークデバイスから受信される前に、遅延要件情報をネットワークデバイスに送信するように構成される。
【0174】
この実施形態で提供される情報伝送デバイスは、前述の方法の実施形態の端末デバイスまたは端末デバイスのチップによって実行される技術的解決策を実行するように構成され得る。情報伝送デバイスの実装原理および技術的効果は、前述の方法の実施形態における端末デバイスまたは端末デバイスのチップと同様である。各モジュールの機能については、方法の実施形態の対応する説明を参照し、詳細はここでは説明されない。
【0175】
処理モジュール802は、プロセッサとしてさらに実装されてもよく、プロセッサは、メモリに格納された実行可能命令を実行して、前述の方法を実施してもよい。詳細は
図9に示され得る。
【0176】
図9は、本出願の一実施形態による端末デバイス90のハードウェアの構成図である。
図9に示すように、端末デバイス90は、プロセッサ901およびメモリ902を含む。
【0177】
メモリ902は、コンピュータプログラムを格納するように構成され、メモリはさらにflash(フラッシュ)であってもよい。
【0178】
プロセッサ901は、メモリ902に格納された実行可能な命令を実行して、上記の情報伝送方法において端末デバイスによって実行されるステップを実施するように構成される。詳細については、前述の方法の実施形態における関連説明を参照されたい。
【0179】
任意選択で、メモリ902は独立していてもよく、またはプロセッサ901と統合されてもよい。
【0180】
任意選択で、端末デバイス90は、送信機903および受信機904をさらに含む。
【0181】
具体的には、受信機904は、ネットワークデバイスからスロットフォーマット情報を受信するように構成され、スロットフォーマット情報は、スロット内のアップリンクシンボルの位置、ダウンリンクシンボルの位置、および不明なシンボルの位置を示すために使用される。
【0182】
プロセッサ901は、スロットフォーマット情報に基づいてスロットフォーマットを決定するように構成される。
【0183】
任意選択で、受信機904は:
ネットワークデバイスからダウンリンク制御情報を受信し、ダウンリンク制御情報はスロットフォーマット情報を運ぶ、または
ネットワークデバイスから上位層シグナリングを受信し、上位層シグナリングはスロットフォーマット情報を運ぶ、
ように特に構成される。
【0184】
任意選択で、送信機903は、スロットフォーマット情報がネットワークデバイスから受信される前に、遅延要件情報をネットワークデバイスに送信するように構成される。
【0185】
この実施形態で提供される端末デバイスは、前述の方法の実施形態で端末デバイスによって実行される技術的解決策を実行するように構成され得る。端末デバイスの実装原理および技術的効果は、前述の方法の実施形態における端末デバイスと同様であり、方法の実施形態における対応する説明を参照することができる。詳細はここでは説明されない。
【0186】
図6から
図9に示す実施形態では、任意選択で、スロットフォーマット情報はスロットフォーマットインデックスであり、スロットフォーマットインデックスは、スロットフォーマット情報表内の行を示すために使用される。
【0187】
スロットフォーマット情報表の各行は、1つまたは複数のスロット内のアップリンクシンボルの位置、ダウンリンクシンボルの位置、および不明なシンボルの位置を示すために使用される。
【0188】
任意選択で、スロットフォーマット情報はスロットフォーマット情報表に対応し、スロットフォーマット情報表は最初のスロットフォーマットを含み、最初のスロットフォーマットは:1番目から8番目のシンボルが1つまたは複数のダウンリンクシンボルで始まり、1つまたは複数のアップリンクシンボルで終わり、ダウンリンクシンボルとアップリンクシンボルとの間に少なくとも1つの不明なシンボルがあり、9番目から14番目のシンボルがダウンリンクシンボルである、ことを満たす。
【0189】
任意選択で、最初のスロットフォーマットはDDXXXUUUDDDDDDとして表され、Dはダウンリンクシンボルを表し、Uはアップリンクシンボルを表し、Xは不明なシンボルを表す。
【0190】
任意選択で、スロットフォーマット情報表が事前に格納されている。
【0191】
任意選択で、スロット内の最初の6つのシンボルに2つの不明なシンボルがあり;
スロット内の7番目のシンボルはアップリンクシンボルであり;そして
スロット内の8番目のシンボルはダウンリンクシンボルである。
【0192】
任意選択で、スロット内の9番目から14番目のシンボルはダウンリンクシンボルである。
【0193】
任意選択で、スロットでは、最初のシンボルはダウンリンクシンボル、2番目のシンボルは不明なシンボル、3番目のシンボルはアップリンクシンボル、4番目のシンボルはダウンリンクシンボル、5番目のシンボルは不明なシンボル、6番目のシンボルはアップリンクシンボルである;または
スロットでは、最初のシンボルはダウンリンクシンボル、2番目のシンボルはダウンリンクシンボル、3番目のシンボルは不明なシンボル、4番目のシンボルはアップリンクシンボル、5番目のシンボルはダウンリンクシンボル、6番目のシンボルは不明なシンボルである;または
スロットでは、最初のシンボルはダウンリンクシンボル、2番目のシンボルは不明なシンボル、3番目のシンボルはアップリンクシンボル、4番目のシンボルはダウンリンクシンボル、5番目のシンボルはダウンリンクシンボル、6番目のシンボルは不明なシンボルである;または
スロットでは、最初のシンボルは不明なシンボル、2番目のシンボルはアップリンクシンボル、3番目のシンボルはアップリンクシンボル、4番目のシンボルはダウンリンクシンボル、5番目のシンボルは不明なシンボル、6番目のシンボルはアップリンクシンボルである;または
スロットでは、最初のシンボルは不明なシンボル、2番目のシンボルはアップリンクシンボル、3番目のシンボルはダウンリンクシンボル、4番目のシンボルはダウンリンクシンボル、5番目のシンボルは不明なシンボル、6番目のシンボルはアップリンクシンボルである;または
スロットでは、最初のシンボルは不明なシンボル、2番目のシンボルはアップリンクシンボル、3番目のシンボルはダウンリンクシンボル、4番目のシンボルは不明なシンボル、5番目のシンボルはアップリンクシンボル、6番目のシンボルはアップリンクシンボルである。
【0194】
任意選択で、スロット内の1番目から7番目のシンボルに2つの不明なシンボルがあり、スロット内の9番目から14番目のシンボルはダウンリンクシンボルである;または
スロット内の1番目から6番目のシンボルはダウンリンクシンボルであり、スロット内の7番目から14番目のシンボルに1つまたは2つの不明なシンボルがある;または
スロット内の1番目から7番目のシンボルに1つの不明なシンボルがあり、スロット内の8番目から14番目のシンボルに1つの不明なシンボルがある。
【0195】
任意選択で、第1のサブキャリアは、アップリンクシンボルで運ばれるアップリンク情報およびダウンリンクシンボルで運ばれるダウンリンク情報を伝送するために使用され;
第1のサブキャリアのサブキャリア間隔は、第2のサブキャリアのサブキャリア間隔以上であり、第2のサブキャリアは、ネットワークデバイスによって送信された同期ブロックを伝送するために使用される。
【0196】
任意選択で、不明なシンボルはフレキシブルシンボルである。
【0197】
本出願の一実施形態によれば、コンピュータ記憶媒体がさらに提供される。記憶媒体は命令を含み、命令がコンピュータによって実行されると、コンピュータは、ネットワークデバイスによって実行される前述の情報伝送方法を実施することが可能になる。
【0198】
本出願の一実施形態によれば、コンピュータ記憶媒体がさらに提供される。記憶媒体は命令を含み、命令がコンピュータによって実行されると、コンピュータは、端末デバイスによって実行される前述の情報伝送方法を実施することが可能になる。
【0199】
本出願の一実施形態によれば、メモリおよびプロセッサを含むチップがさらに提供される。
【0200】
メモリは、プログラム命令を格納するように構成される。
【0201】
プロセッサは、メモリに格納されたプログラム命令を呼び出して、ネットワークデバイスによって実行される前述の情報伝送方法を実施するように構成される。
【0202】
本出願の一実施形態によれば、メモリおよびプロセッサを含むチップがさらに提供される。
【0203】
メモリは、プログラム命令を格納するように構成される。
【0204】
プロセッサは、メモリに格納されたプログラム命令を呼び出して、端末デバイスによって実行される前述の情報伝送方法を実施するように構成される。
【0205】
本出願の一実施形態によれば、プログラム製品がさらに提供される。プログラム製品は、コンピュータプログラムを含み、コンピュータプログラムは、読み取り可能な記憶媒体に格納され、ネットワークデバイスの少なくとも1つのプロセッサは、読み取り可能な記憶媒体からコンピュータプログラムを読み取ることができる。少なくとも1つのプロセッサは、コンピュータプログラムを実行し、その結果、ネットワークデバイスは、前述の情報伝送方法を実行する。
【0206】
本出願の一実施形態によれば、プログラム製品がさらに提供される。プログラム製品は、コンピュータプログラムを含み、コンピュータプログラムは、読み取り可能な記憶媒体に格納され、端末デバイスの少なくとも1つのプロセッサは、読み取り可能な記憶媒体からコンピュータプログラムを読み取ることができる。少なくとも1つのプロセッサは、コンピュータプログラムを実行し、その結果、端末デバイスは、前述の情報伝送方法を実行する。
【0207】
本出願の一実施形態によれば、プロセッサおよび通信インタフェースを含む通信装置がさらに提供される。プロセッサは、ネットワークデバイスによって実行される情報伝送方法を実行する際に通信装置をサポートするように構成され、通信インタフェースは、通信装置と別の通信デバイスとの間の通信をサポートするように構成される。
【0208】
本出願の一実施形態によれば、プロセッサおよび通信インタフェースを含む通信装置がさらに提供される。プロセッサは、端末デバイスによって実行される情報伝送方法を実行する際に通信装置をサポートするように構成され、通信インタフェースは、通信装置と別の通信デバイスとの間の通信をサポートするように構成される。
【0209】
前述のネットワークデバイスまたは端末デバイスの実施形態では、プロセッサは中央処理装置(Central Processing Unit、略してCPU)であってもよく、または別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、略してDSP)、特定用途向け集積回路(Application−Specific Integrated Circuit、略してASIC)などであってもよいことを理解されたい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいし、またはプロセッサは任意の従来のプロセッサなどであってもよい。本出願に関して開示された方法のステップは、ハードウェアプロセッサによって直接実装されてもよく、またはプロセッサ内のハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組み合わせによって実装されてもよい。
【0210】
上記のメモリ(記憶媒体)は、読み取り専用メモリ(read−only memory、略してROM)、RAM、フラッシュメモリ、ハードディスク、ソリッドステートドライブ、磁気テープ(magnetic tape)、フロッピーディスク(floppy disk)、光ディスク(optical disc)、およびそれらの任意の組み合わせを含む。