(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6974904
(24)【登録日】2021年11月9日
(45)【発行日】2021年12月1日
(54)【発明の名称】回転防止プッシュタブを備えた医療器具
(51)【国際特許分類】
A61M 25/01 20060101AFI20211118BHJP
A61M 25/06 20060101ALI20211118BHJP
【FI】
A61M25/01
A61M25/06 500
【請求項の数】9
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2018-551974(P2018-551974)
(86)(22)【出願日】2017年3月23日
(65)【公表番号】特表2019-511313(P2019-511313A)
(43)【公表日】2019年4月25日
(86)【国際出願番号】US2017023841
(87)【国際公開番号】WO2017180308
(87)【国際公開日】20171019
【審査請求日】2020年2月4日
(31)【優先権主張番号】62/323,525
(32)【優先日】2016年4月15日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】595117091
【氏名又は名称】ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー
【氏名又は名称原語表記】BECTON, DICKINSON AND COMPANY
(74)【代理人】
【識別番号】110001243
【氏名又は名称】特許業務法人 谷・阿部特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ステファン ボーンホフト
(72)【発明者】
【氏名】マーティ スタウト
(72)【発明者】
【氏名】カール エリス
【審査官】
上田 真誠
(56)【参考文献】
【文献】
米国特許出願公開第2002/0177812(US,A1)
【文献】
国際公開第2015/161299(WO,A1)
【文献】
特開平05−345032(JP,A)
【文献】
国際公開第2008/123297(WO,A1)
【文献】
国際公開第2011/118643(WO,A1)
【文献】
米国特許出願公開第2009/0105689(US,A1)
【文献】
米国特許出願公開第2006/0270991(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61M 25/01
A61M 25/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハブまたはハウジングであって、
当該ハブまたはハウジングの上側の面から放射方向に延在するプッシュタブ、および
前記ハブまたはハウジングの上面に配置された複数のリブであって、それぞれ上面を有し、前記プッシュタブの近位にあり、前記プッシュタブより高さが低い複数のリブ、を有するハブまたはハウジングと、
当該ハブまたはハウジングに直接にまたは間接的に接続されるカニューレと、
を備え、
前記複数のリブのうちの1つの上面は、前記ハブまたはハウジングの回転に抵抗するための揺りかご状の架台形状を有し、前記複数のリブは、ユーザーの指に接触し安定性を提供するために、前記プッシュタブから近位方向に離間することを特徴とする医療器具。
【請求項2】
前記プッシュタブは、前記プッシュタブの下部にある前記ハブまたはハウジングの上面から、前記プッシュタブの上部まで放射方向に延在していることを特徴とする請求項1に記載の医療器具。
【請求項3】
前記揺りかご状の架台形状には、凹状の表面が含まれていることを特徴とする請求項2に記載の医療器具。
【請求項4】
前記複数のリブは、前記複数のリブの下部にある前記ハブまたはハウジングの上面から、前記複数のリブの上面まで放射方向に延在していることを特徴とする請求項1に記載の医療器具。
【請求項5】
前記複数のリブは、前記プッシュタブの平面に平行であることを特徴とする請求項1に記載の医療器具。
【請求項6】
前記ハブまたはハウジングから延在するウィングを、さらに備えることを特徴とする請求項1に記載の医療器具。
【請求項7】
前記医療器具はカテーテルを備え、前記カニューレはカテーテルチューブを備え、そして前記ハブまたはハウジングはカテーテルハブを備えていることを特徴とする請求項1に記載の医療器具。
【請求項8】
前記医療器具は安全カテーテルを備え、前記カニューレはカテーテルチューブを備え、そして前記ハブまたはハウジングは、カテーテルの導入ニードル用の先端シールドを備えていることを特徴とする請求項1に記載の医療器具。
【請求項9】
前記プッシュタブに対して最も近くに配置される前記リブの高さは、ユーザーの指に接触し安定性を提供するために、他の前記リブの高さより大きいことを特徴とする請求項1に記載の医療器具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2016年4月15日に出願された米国仮特許出願第62/323、525号(その全体が、本明細書に参照により組み込まれている)の米国特許法第119条(e)項に基づく利益を主張している。
【0002】
本発明は、一般に、医療器具の回転防止プッシュタブに関する。より具体的には、回転防止プッシュタブは、静脈内カテーテル、ならびにカテーテル導入器およびガイドワイヤ導入器とともに使用するのに特に適している。
【背景技術】
【0003】
静脈内(IV)カテーテルは、患者にIVカテーテルを適切に挿入するために、典型的には、鋭利な遠位先端部を有する導入ニードルの上に取り付けられている。カテーテルの少なくとも遠位部分は、カテーテルの血管内への挿入を容易にするために、ニードルの外側の面にしっかりと係合している。ニードルの遠位先端部は、好ましくは、カテーテルの遠位先端部を越えて延在している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
典型的なIVカテーテルおよび導入ニードルのアセンブリは、一般に、その機能を十分に発揮するが、ある欠点を有している。一部のPIVCは、カテーテルハブの前進時の安定性に問題があり、挿入プロセス中に挿入ニードル上で自由に回転する傾向がある。多くの場合、カテーテルハブは、カテーテルハブを前進させるのを助けるためのプッシュタブを含んでいる。カテーテルハブが前進するにつれ、場合によっては、それは、カテーテルハブが挿入ニードルの軸に沿う回転する位置でローリングを経験する。これは、カテーテルハブを前進させるために使用されている指の届かないところで、プッシュタブが回転するときに、問題を引き起こす可能性がある。
【0005】
場合によっては、使用者がカテーテルハブをその角度位置に関係なく前進させることができるように、エッジがカテーテルハブに設けられている。カテーテルハブが挿入部位でテープ留めされて、かくて患者の軟部組織に対してエッジが押し付けられるとき、このエッジは患者にとって非常に不快になるという懸念がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
したがって、本発明の一態様は、使用者の指に関係して医療器具の回転運動に対抗する特徴部を提供することである。IVカテーテルの場合には、これは、挿入、フーディング(hooding)、及びスレッディング(threading)中のカテーテルの安定性を高めることができる。本発明の実施形態は、カテーテルが回転し始めたときに使用者の指を押すプラットフォームを提供し、使用者の指が回転に抵抗し、カテーテルを中立の開始位置に戻すように操縦することを可能にする。カテーテルハブの自由な回転が、他の設計上の妥協をしたり、設計コストを増加させたりすることなく、防止される。
【0007】
本発明の上記および/または他の態様は、ハブまたはハウジングの上側の面から放射方向に延在する主要部分を含んでいるプッシュタブを有するハブまたはハウジングと、ハブまたはハウジングの回転に抵抗する少なくとも1つの回転防止特徴部とを備える医療器具によって達成される。カニューレは、ハブまたはハウジングに直接的または間接的に接続される。医療器具はカテーテルであってもよく、カニューレはカテーテルチューブであってもよく、およびハブまたはハウジングは、カテーテルハブまたはカテーテルのための導入ニードル先端シールドであってもよい。
【0008】
本発明の上記および/または他の態様はまた、ハウジングの上側の面から放射方向に延在する主要部分を含むプッシュタブを有するハウジング、ハウジングの回転に抵抗する少なくとも1つの回転防止特徴部、および当該ハウジングに接続されるカニューレを備える医療器具によって達成される。
【0009】
本発明の追加および/または他の態様および利点は、以下の説明に記載されるか、または明細書の記載から明らかになるか、または本発明の実施によって習得され得る。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態の上記および/または他の態様および利点は、添付図面と併せての以下の詳細な説明からより容易に理解されるであろう。
【
図1】
図1は、回転防止プッシュタブを組み込んだカテーテルハブを示している。
【
図2】
図2は、彫刻された回転防止プッシュタブを組み込んだカテーテルハブを示している。
【
図3】
図3は、リブを含んでいる彫刻された回転防止プッシュタブを組み込んだカテーテルハブを示している。
【
図4】
図4は、拡大された回転防止プッシュタブを組み込んだカテーテルハブを示している。
【
図5】
図5は、深く彫刻された回転防止プッシュタブを組み込んだカテーテルハブを示している。
【
図6】
図6は、本発明の別の実施形態による回転防止プッシュタブを組み込んだカテーテルハブを示している。
【
図7】
図7は、本発明のさらに別の実施形態による回転防止プッシュタブを組み込んだカテーテルハブを示している。
【
図8A】
図8Aは、本発明のさらに別の実施形態による回転防止プッシュタブを組み込んだカテーテルハブを示している。
【
図8B】
図8Bは、本発明のさらに別の実施形態による回転防止プッシュタブを組み込んだカテーテルハブを示している。
【発明を実施するための形態】
【0011】
ここで、全体に亘り、同様の参照符号が同様の要素を示している、添付の図面に示されている本発明の実施形態が詳細に参照される。本明細書に記載された実施形態は、図面を参照することによって本発明を例示しているが、これに限定されない。
【0012】
当業者であれば、本開示が、その適用において、以下の説明に記載されるかまたは図面に示される構成の詳細および構成要素の配置に限定されないことが理解されよう。本明細書の実施形態は、他の実施形態が可能であり、様々な方法で実施または実行することができる。また、本明細書で使用される表現および用語は、説明の目的のためのものであり、限定的であると見なされるべきではないことが理解されよう。本明細書中での「含んでいる」、「備えている」、または「有している」、およびそれらの変形の使用は、その後に列挙される事項およびその等価物ならびに追加の事項を包含することを意味する。他に限定されない限り、本明細書における「接続されている」、「結合されている」および「取り付けられている」という用語およびそれらの変形は、広く用いられ、直接的および間接的な接続、結合および取り付けを包含している。さらに、「接続されている」および「結合されている」という用語およびその変形は、物理的すなわち機械的な接続または結合に限定されない。さらに、上方、下方、底部、頂部などの用語は相対的なものであり、図示を補助するために用いられているが、限定するものではない。
【0013】
図面の
図1をより詳細に参照するに、カテーテルハブ(ハブ)102と可撓性のチューブすなわちカニューレ103とを組み込んだ安全IVカテーテルアセンブリ100のような医療器具が示されている。カテーテルハブ102は、ニードル先端シールド118(ハウジング)に解放可能に係合されている。カテーテルチューブ103は、ハブ102またはハウジング118に直接的または間接的に接続される。カテーテルチューブ103の材料は、例えば、ポリウレタン(PU)、FEPまたはPTFE(テフロン(登録商標))で構成することができる。説明のために、カテーテルハブ102は、挿入の前に、導入ニードルハブ120に取り付けられて示されている。カテーテルハブ102は、プッシュタブ112と、延長部材114および116の形態の回転防止特徴部とを含んでいる。使用者は、プッシュタブ112に係合させてカテーテルハブ102を前進させ、それによってカテーテルを前進させることができる。
図1に示されているように、プッシュタブ112は、カテーテルハブ102の上側の面から放射方向に延在している。第1の延長部114は、プッシュタブ112の第1の側部からカテーテルハブ102の上側の面の側部の周りに延在し、第2の延長部116は、プッシュタブ112の第2の側部から、カテーテルハブ102の上側の面の他の側部の周りに延在している。第1の延長部114および第2の延長部116は、カテーテルハブ102の回転を妨げる回転防止部材として作用する。プッシュタブと第1および第2の延長部は共に、上から見たときに、実質的にC字形を形成する。
【0014】
プッシュタブおよび第1および第2の延長部は、プッシュタブ112が前方に前進されるときに、使用者の指を抱くように形状付けおよび構成されている。第1の延長部114および第2の延長部116は、使用者の指に対するカテーテルハブ102の角度回転に抵抗し、そして挿入中の安定性を高める。
【0015】
別の実施形態(不図示)においては、プッシュタブ112および延長部材114、116は、カテーテルハブ102ではなく、ニードル先端シールド118の遠位表面の上に、同様に、配置される。導入ニードルハブ120は、ニードル先端シールド118のプッシュタブ112および延長部材114、116が上方に延伸し、そして使用者にアクセス可能となるのを許容すべく、頂部遠位面に開口部を含んでいる。カテーテルチューブ103は、直接的または間接的にハブ102またはハウジング118に接続される。したがって、使用者は、ニードル先端シールド118のプッシュタブ112に係合させて、カテーテルハブ102およびカテーテルを前進させることができる。カテーテルが挿入された後、導入ニードルハブ120は、カテーテルアセンブリ100の導入ニードルをカテーテルチューブ103およびカテーテルハブ102から引き出すために、用いられる。続いて、導入ニードルの遠位端は後退され、そしてニードル先端シールド118内に閉じ込められる。ニードル先端シールド118のプッシュタブ112および延長部材114、116はまた、使用者がカテーテルアセンブリ100の導入ニードルを引き出すのを助ける。
【0016】
このおよび後述の他の実施形態について、実施形態の対応する部分を指定するすべての参照符号は、異なる系列、例えば200シリーズ、または300シリーズであることを除いて、
図1の実施形態と同じである。第1の実施形態に関して、今や、第2および第3の実施形態の相違点が説明される。
【0017】
図2は、カテーテルハブ200のためのカテーテルハブ202の上側の面に形成されたプッシュタブ212を示している。
図2に示されているように、プッシュタブ212は、カテーテルハブ202の上側の面から放射方向に延在する壁状の形態である。プッシュタブ212は、壁状の主要部分212の遠位側が、使用者の指の湾曲に一致し、使用者が回転を制御することを許容するように凹状である、隆起され且つ彫刻された構成を含んでいる。第1の延長部214は、壁状の主要部分212の第1の側部からカテーテルハブ202の外側の面の周りに延在し、そして第2の延長部216は、主要部分212の第2の側部からカテーテルハブの外側の面の周りに延在している。第1の延長部214および第2の延長部216は、カテーテルハブ202の回転を妨げる回転防止部材として作用する。プッシュタブ212の彫刻された構成は、使用者の指の配置に関して使用者に触感を提供する。
【0018】
図3は、カテーテルハブ302の上側の面に彫刻されたプッシュタブ312を提供している。プッシュタブ312は、タブ312の壁状の主要部分に配置されたリブ318を含んでいる。リブ318は、使用者の指の配置に関する触感を向上させ、使用者の指をタブ310上に維持するのを助けている。
【0019】
プッシュタブ412は、カテーテルと共に使用されるために、
図4に示されているカテーテルハブ402の上側の面に形成されている。プッシュタブ412は、カテーテルハブ402の上側の面から放射方向に延在する壁状の主要部分を含んでいる。プッシュタブ412はまた、第1の延長部414および第2の延長部416を含んでいる。第1の延長部414と第2の延長部416は共に、カテーテルハブの側面から放射方向に延在している。主要部分412と一緒になって、それらは、
図2および
図3の実施形態よりも、指係合面のためのより大きな周囲を提供している。使用者の指との係合を容易にし、且つ回転を防止するために、少なくとも1つのリブ418がプッシュタブ412に形成されている。第1および第2の延長部414および416は、プッシュタブ412が依然として臨床医の指に接触して、前進を可能にしながら、カテーテルが時計回りまたは反時計回りに回転するとき、第1の延長部414または第2の延長部416のいずれかが患者の皮膚に接触し、さらなる回転を防止するように、カテーテルハブ402の回転を制限する。
【0020】
図5は、カテーテルハブ502の上側の面に形成された、より深く彫刻されたプッシュタブ512を有するカテーテルハブ502を示している。深く彫刻されたプッシュタブ512は、カテーテルハブ502の上側の面から放射方向に延在する壁状の主要部分を含んでいる。第1の延長部514および第2の延長部516は、プッシュタブ512の壁状の主要部分から延在している。第1の延長部514および第2の延長部516は、両方とも、臨床医の指の側部に係合することによって使用者の指を抱き込み、そして使用者が横方向への移動および回転を制御するのを許容すべく、カテーテルハブ502上で近位方向に延在し、プッシュタブ512の主要部分に向かって湾曲している。第1の延長部514および第2の延長部516は、カテーテルハブ502の回転を妨げる回転防止部材として作用する。
【0021】
図6に関して、カテーテル620を組み込んだカテーテルハブ602が示されている。プッシュタブ612は、カテーテルハブ602の上側の面に、形成されている。
図6に示されているように、プッシュタブ612は、カテーテルハブ602の上側の面から放射方向に延在する壁状の主要部分として構成されている。第1の受け台タブ614が、プッシュタブ612の第1の側面からプッシュタブ612の平面に直交して延在している。第2の受け台タブ616は、主要部分612の第2の側面からプッシュタブ612の平面に直交して延在している。これにより、プッシュタブ612、第1の延長部614および第2の延長部616は、第1の延長部214および第2の延長部216がカテーテルハブ202の回転を妨げる回転防止部材として機能する、カテーテルハブの回転に抵抗する
揺りかご状の架台形状
(cradle shape)を形成する。
【0022】
図7は、可撓性のIVカテーテル720およびウィング730を組み込んだウィングカテーテルハブ702を示している。プッシュタブ712は、カテーテルハブ702の上側の面に形成されている。
図7に示されているように、プッシュタブ712は、カテーテルハブ702の上側の面から放射方向に延在している高壁状の主要部分を含んでいる。回転防止プッシュタブ712は、挿入安定性を助けるべく、使用者の指に受け台効果を提供する。
【0023】
プッシュタブ712の平面に平行であるが高さがより短い第1のリブ714は、カテーテルハブ702の上側の面から延在し、プッシュタブ712から近位方向に離間されている。また、第1のリブ714よりも高さが短い第2のリブ716および第3のリブ718も、カテーテルハブ702の上側の面からプッシュタブ712の平面に平行に延在していてもよい。リブ714、716および718は、カテーテルハブの回転に抵抗するための
揺りかご状の架台形状を形成している。リブ714、716および718はまた、長さ方向のシールを必要とするカテーテルハブの任意の内部構成要素について、漏洩を引き起こす可能性のある収縮を防止するために、カテーテルハブを強化する。
【0024】
図7は、3つのリブ714、716および718を示しているが、しかし、必要な回転防止効果を提供するためには、
図8Aおよび
図8Bに示されるような単一のリブ814が利用されてもよい。リブ714、716、718および814は、安定性を提供するためには、使用者の前進する指パッドに接触するように、リブがプッシュタブ712/812から十分に離れたプッシュタブ712/812からの距離でなければならないが、指パッドがリブに接触しないようにそれほど近づけない。カテーテルハブ802は、
図8Bおよび8Aにそれぞれ示されているように、ウィング830の無し、またはウィング830の有りで製造されてもよい。
【0025】
上述のいくつかの例示的実施形態の詳細な説明は、本発明の原理および実用的応用を説明するために提供され、それにより、当業者が、種々の実施形態についておよび種々の修正を伴って企図された特定の使用に適するように本発明を理解することを可能にしている。この説明は、網羅的であること、または開示された厳密な実施形態に本発明を限定することを必ずしも意図するものではない。本明細書で開示された実施形態および/または要素のいずれも、互いに矛盾しない限り、具体的に開示されていない様々な追加の実施形態を形成するために、互いに組み合わせることができる。したがって、追加の実施形態が可能であり、本明細書および本発明の範囲内に包含されることが意図される。本明細書は、別の方法で達成され得る、より一般的な目標を達成するための具体的な例を記載している。
【0026】
本明細書で使用するとき、用語「前方」、「後方」、「上側」、「下側」、「上向き」、「下向き」および他の方向指定子は、本発明の例示的な実施形態の説明を容易にするためのものであり、本発明の例示的な実施形態の構造を任意の特定の位置または向きに限定することを意図しない。「実質的に」または「およそ」のような程度の用語は、所与の値の外の妥当な範囲、例えば記載された実施形態の製造、組み立ておよび使用に関連する一般的な公差を指すと当業者には理解されよう。