(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6975493
(24)【登録日】2021年11月10日
(45)【発行日】2021年12月1日
(54)【発明の名称】抵抗運動のための弾性バンドを備えた上半身用ハーネス
(51)【国際特許分類】
A63B 21/055 20060101AFI20211118BHJP
A63B 23/02 20060101ALI20211118BHJP
【FI】
A63B21/055
A63B23/02 Z
【請求項の数】17
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2020-544359(P2020-544359)
(86)(22)【出願日】2018年11月9日
(65)【公表番号】特表2021-502213(P2021-502213A)
(43)【公表日】2021年1月28日
(86)【国際出願番号】US2018059956
(87)【国際公開番号】WO2019094675
(87)【国際公開日】20190516
【審査請求日】2020年8月21日
(31)【優先権主張番号】62/707,576
(32)【優先日】2017年11月9日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】16/184,872
(32)【優先日】2018年11月8日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】520161230
【氏名又は名称】グローバル インダストリー プロダクツ,コーポレイション
【氏名又は名称原語表記】GLOBAL INDUSTRY PRODUCTS, CORP.
(74)【代理人】
【識別番号】110001302
【氏名又は名称】特許業務法人北青山インターナショナル
(72)【発明者】
【氏名】ランキン,ジェイムズ テレル
【審査官】
槙 俊秋
(56)【参考文献】
【文献】
米国特許出願公開第2005/0282689(US,A1)
【文献】
米国特許出願公開第2015/0057135(US,A1)
【文献】
特開平02−080066(JP,A)
【文献】
特表2015−524716(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2011/0172067(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63B 21/055
A63B 21/065
A63B 21/02
A61F 5/01
A63B 23/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザのための運動器具であって、
胸ハーネスと、
ユーザの肩及び隣接する脇の下の周りに配置可能な第1のスリーブと、
ユーザの他方の肩及び他方の脇の下の周りに配置可能な第2のスリーブと、
前記第1スリーブの後部と前記第2スリーブの後部とをユーザの背中の後側で結合する背部支持体と、
第1の伸縮性ストラップと、
を具えており、前記第1の伸縮性ストラップが、
前記ハーネスに取り付けられた第1の部分と、
前記第1のストラップの前記第1の部分から離れて前記第1のストラップに配置された第1のハンドルと、を具えており、
前記第1のストラップが、さらに、前記ハーネスに取り付けられた第2の部分を具えており、
前記第1のハンドルが、前記第1のストラップの前記第1の部分と前記第1のストラップの前記第2の部分との間の前記第1のストラップに配置されていることを特徴とする器具。
【請求項2】
請求項1に記載の器具において、
さらに、第2の伸縮性ストラップを具えており、前記第2の伸縮性ストラップが、
前記ハーネスに取り付けられた第1の部分と、
前記第2のストラップの前記第1の部分から離れて前記第2のストラップに配置された第2のハンドルであって、ユーザが前記第1のハンドルを片手で保持し、前記第2のハンドルを別の手で保持できるようにする第2のハンドルと、
を具えることを特徴とする器具。
【請求項3】
請求項1に記載の器具において、さらに、前記背部支持体が、ユーザの背中に対して配置可能な背部支持板を具えることを特徴とする器具。
【請求項4】
請求項1に記載の器具において、前記第1の部分が、前記ハーネスに取り外し可能に取り付けられることを特徴とする器具。
【請求項5】
請求項1に記載の器具において、前記第1のストラップの前記第1の部分が、前記第1のスリーブの前部に取り付けられていることを特徴とする器具。
【請求項6】
請求項1に記載の器具において、前記第1のストラップが弾性バンドを具えることを特徴とする器具。
【請求項7】
請求項1に記載の器具において、前記第1のストラップがループ形状であることを特徴とする器具。
【請求項8】
請求項1に記載の器具において、前記第1の部分が、前記ハーネスの少なくとも1つの貫通穴に前記第1の部分を通すことによって、前記ハーネスに取り付けられることを特徴とする器具。
【請求項9】
請求項1に記載の器具において、前記第1のハンドルが前記第1のストラップに移動可能に配置されることを特徴とする器具。
【請求項10】
請求項1に記載の器具において、前記第1のストラップの前記第1の部分が、前記背部支持体に取り付けられていることを特徴とする器具。
【請求項11】
請求項1に記載の器具において、さらに、ユーザの正面で前記第2のスリーブに前記第1のスリーブを結合する前部胸ストラップを具えることを特徴とする器具。
【請求項12】
請求項1に記載の器具において、前記ハーネスが姿勢矯正用であることを特徴とする器具。
【請求項13】
ユーザのための運動器具であって、
胸ハーネスであって、
ユーザの肩及び隣接する脇の下の周りに配置可能な第1のスリーブと、
ユーザの他方の肩及び他方の脇の下の周りに配置可能な第2のスリーブと、
前記第1スリーブの後部と前記第2スリーブの後部とをユーザの背中の後側で結合する背部支持体と、
を具えた胸ハーネスと、
前記ハーネスに通された第1の伸縮性のループ形状のストラップであって、
前記ハーネスから離れて前記第1のストラップに配置された第1のハンドルと、
前記第1のハンドルから離れて且つ前記ハーネスから離れて前記第1のストラップに配置された第2のハンドルと、を具える第1の伸縮性のループ形状のストラップと、
を具えることを特徴とする器具。
【請求項14】
請求項13に記載の器具において、前記第1のハンドルが、前記第1のストラップに移動可能に配置されることを特徴とする器具。
【請求項15】
請求項13に記載の器具において、さらに、前記背部支持体が、ユーザの背中に対して配置可能な背部支持板を具えることを特徴とする器具。
【請求項16】
請求項13に記載の器具において、前記ハーネスが姿勢矯正用であることを特徴とする器具。
【請求項17】
請求項13に記載の器具において、さらに、前記第1のスリーブをユーザの正面で前記第2のスリーブと結合する前部胸部ストラップを具えることを特徴とする器具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2017年11月9日に提出された米国仮出願第62/707,576号の35USC119(e)に基づく利益を主張し、その全体を参照により本明細書に組み込まれる。これは、2018年11月8日に提出された米国特許出願第16/184,872号の継続出願であり、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
本発明は、運動器具、カーディオトレーニング、スポーツトレーニング(例えば、ボクシング)のための器具、筋力を増強するための器具、並びに類似の器具及び方法に関する。
【背景技術】
【0003】
様々な運動のための伸縮性の弾性バンドの使用が、当技術分野で知られている。
【発明の概要】
【0004】
いくつかの実施形態は、姿勢矯正用の肩または胸部ハーネス、運動エネルギに基づく低衝撃抵抗運動のための装着可能で交換可能な抵抗ストラップまたはバンド(Thera-Bandsなど)、および心臓監視システム又はシステムの組み合わせを提供する。
【0005】
例示的な実施形態は、ユーザの肩及び隣接する脇の下の周りに配置可能な第1のスリーブと、ユーザの他方の肩及び他方の脇の下の周りに配置可能な第2のスリーブと、前記第1スリーブの後部と前記第2スリーブの後部とをユーザの背中の後側で結合する背部支持体と、第1の伸縮性ストラップであって、前記ハーネスに取り付けられた第1の部分と、前記第1のストラップの前記第1の部分から離れて前記第1のストラップに配置された第1のハンドルとを具える第1の伸縮性ストラップと、を具える姿勢修正ショルダーハーネスを具える。
【0006】
別の例示的な実施形態が、ユーザの肩及び隣接する脇の下の周りに配置可能な第1のスリーブと、ユーザの他方の肩及び他方の脇の下の周りに配置可能な第2のスリーブと、前記第1スリーブの後部と前記第2スリーブの後部とをユーザの背中の後側で結合する背部支持体と、前記ハーネスに通された第1の伸縮性ストラップであって、前記ハーネスから離れて前記第1のストラップに配置された第1のハンドルを具える第1の伸縮性ストラップと、を具える胸ハーネスを具える。
【0007】
いくつかの実施形態が、さらに、第2の伸縮性ストラップを具えており、前記第2の伸縮性ストラップが、前記ハーネスに取り付けられた第1の部分と、前記第2のストラップの前記第1の部分から離れて前記第2のストラップに配置され、ユーザが前記第1のハンドルを片手で保持し、前記第2のハンドルを別の手で保持できるようにする第2のハンドルと、を具える。
【0008】
いくつかの実施形態では、さらに、前記背部支持体が、ユーザの背中に対して配置可能な背部支持板を具える。
【0009】
いくつかの実施形態では、前記第1の部分が、前記ハーネスに取り外し可能に取り付けられる。
【0010】
いくつかの実施形態では、前記第1のストラップの前記第1の部分が、前記第1のスリーブの前部に取り付けられている。
【0011】
いくつかの実施形態では、さらに、前記第1のストラップが、前記ハーネスに取り付けられた第2の部分を具えており、前記第1のハンドルが、前記第1のストラップの前記第2の部分から離れて前記第1のストラップに配置されている。
【0012】
いくつかの実施形態では、前記第1のストラップが弾性バンドを具える。
【0013】
いくつかの実施形態では、前記第1のストラップがループ形状である。
【0014】
いくつかの実施形態では、前記第1の部分が、前記ハーネスの少なくとも1つの開口部に前記第1の部分を通すことによって、前記ハーネスに取り付けられる。
【0015】
いくつかの実施形態では、前記第1のハンドルが前記第1のストラップに移動可能に配置される。
【0016】
いくつかの実施形態では、前記第1のストラップの前記第1の部分が、前記背部支持体に取り付けられている。
【0017】
いくつかの実施形態では、さらに、前記第1のハンドルから離れて且つ前記ハーネスから離れて前記第1のストラップに配置された第2のハンドルを具える。
【0018】
いくつかの実施形態では、さらに、ユーザの正面で前記第2のスリーブに前記第1のスリーブを結合する前部胸ストラップを具える。
【0019】
いくつかの実施形態では、前記ハーネスが姿勢矯正用である。
【0020】
部品の構造および組み合わせの様々な新規の詳細、ならびに他の利点を含む本発明の上記および他の態様は、添付の図面を参照してより具体的に説明され、特許請求の範囲で指摘される。本発明を具体化する特定の方法および装置は、本発明を限定するものとしてではなく、例示として示されていることが理解されよう。本発明の原理および態様は、本発明の範囲から逸脱することなく、様々な多数の実施形態で使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
添付の図面において、参照文字は、異なる図を通して同じ部品を指す。図面は必ずしも縮尺通りではない。代わりに、本発明の原理を説明することに重点が置かれている。
【0022】
図面のうち:
【0023】
図面のすべての図は、本発明の選択されたバージョンを説明するためのものであり、本発明の範囲を限定することを意図したものではない。
【発明を実施するための形態】
【0024】
図1に示す実施形態は、スポーツトレーニング(ボクシングトレーニングを含む)、カーディオエクササイズ、および筋肉増強の器具であり、バンドまたはストラップ1、2、3、4を具え、(バックサポート19を組み込んだ)肩および姿勢のハーネスまたはベスト7を含み、Thera-Band技術を使用したものを含む、利用可能な伸縮性または弾性バンド、ストリップ、またはコードを含んでいる。ストラップ1、2、3、4は2つの状態または位置、すなわち、ハーネス7に近い後退/休止位置と、ハーネス7から離れた伸長/パンチ位置で示されており、差は、(2つの状態または位置でも示す)ハンドル5、6を介してストラップに多少の張力または伸長が適用されることである。ハンドル5、6は、場合により柔らかい材料で作られる。ハンドル5、6は、伸長力に対するストラップの弾性抵抗に抗して(例えば、パンチ動作またはプッシュ動作で)腕を伸ばすことにより、腕を動かしたりトレーニングするユーザによって保持または把持される。
【0025】
ストラップ1、2は、ハンドル5の穴に通される1つの連続したストラップである。このようなハンドル5は、ストラップ上をスライドする。ストラップ3、4及びハンドル6についても同様である。
【0026】
ストラップ1は、ハーネス7の片側の位置8、9(同じ場所でも、選択的に上下に位置してもよい)でハーネス7に接続、固定、縫着、または取り付けでき、2つの抵抗ポイントを与える。ストラップ1、2は、ユーザの肩領域又は内側の副三角筋及び外側の胸筋の外側でハーネス7に接続される。位置8は、肩又は外側僧帽筋に乗っている三角筋の上方又は上にある。位置9は、外側の層筋及び広背筋に乗っている腕及び腕の下方/下にある。
【0027】
場所8、9の接続は永続的であるか、又はクリップもしくはバックルによって形成され(例えば、パラシュート品質のスナップバックルを含み、バックルのオス部分がストラップに取り付けられ、バックルのメス部分がハーネス7に取り付けられて、器具の強度を高め、その長期的な性能と耐久性を提供する)、これにより、ユーザはストラップ1、2を取り付け及び再取り付けし、ストラップ1、2を、ユーザの筋力又は運動の欲求もしくはニーズに応じて異なる張力、伸長抵抗又は弾性(たとえば、軽い、中程度、重い)を有する交換可能なストラップに交換できる。
【0028】
代替的に、ストラップ1、2は、ハーネスに通すことで接続でき、この場合、それらは、ループ形状である1つの連続ストラップを形成し、その結果、ハンドル5は、このループ形状のストラップ上をスライドする。ストラップ3、4、ハンドル6、位置10、11についても同様である。
【0029】
ユーザは、胸の高さ付近にあるストラップに配置されたハンドル5、6をつかんで、ユーザが腕を伸ばしてパンチの動きを終えるときに、手と腕のそれぞれが、手を回したり、手の上で転がしたりすることによって、コルクスクリューの動きを実行し、交互にボクシングモーションまたはパンチングを実行する。この動きは、ボクシングのより効率的で強力な仕上げパンチのために開発された。
【0030】
いくつかの実施形態は、片腕の運動用のハーネスの左側のみ又は右側のみにハンドルを備えたストラップ又は複数のストラップを含んでいる。
【0031】
代替的に、第2のストラップ2なしの単一のストラップ1が、位置8の一端によってハーネス7に取り付けられ、ハンドル5が、ストラップ1の反対側の端又はその近くでストラップ1に取り付けられる。
【0032】
ハーネス7の背部支持体19の場合により中心にある背部支持板16は、ユーザがどちらかの側のストラップを引っ張っている間、より強い強度と安定性を与えることにより張力を支持する。
【0033】
図2は、ストラップ44、45がバックル42、43を用いてハーネス40の背部支持体41に取り付けられている実施形態の背面図を示している。各ストラップは、上述のように一対のストラップで置き換えることができる。
【0034】
代替的に、ストラップ44、45は、ハーネス40の(例えば、その背部支持体41を通る)貫通穴に通される1つの連続ストラップを形成する。
【0035】
代替的に、ハーネス40の(例えば、その背部支持部41を通る)穴には、ループの半分が右側、もう半分が左側にあり、2つのハンドルがこのループ型ストラップにスライド可能に配置される連続ループの形状のストラップが通される。
【0036】
ハーネス7はスライドして(ユーザの肩の周りと脇の下にフィットするスリーブ17、18を使用して)ユーザの肩に乗り、ユーザの下部胸腔の周りに固定する上部胸ベルト又はユーザの正面でスリーブをつなぐ前部胸ストラップを含む。
【0037】
本器具は、胸部ベルトの縁の内張りに、および/または好ましくは心臓および/または脈拍を読み取るために腋窩および上腕動脈に近い肩ストラップに埋め込まれた心臓センサを有する電池式心臓監視システムを含んでいる。これらのセンサは、ユーザがランニング及び/又はエクササイズをしている間、ユーザの心拍数を取得して監視する。この心臓監視システムは、胸部ストラップまたはクリップの中央にLED読み出しバッジまたはディスプレイボックスを含み、心拍数の数値を表示し、ユーザの心拍数と同期して点滅するLEDの点滅を含んでいる。心臓のモニタリングに使用される電池、センサ、LEDバッジ、またはディスプレイボックスは、変更可能および/または交換可能である。
【0038】
ハーネスは、ウォーターポーチまたはウォーターホールドシステム(例えば、キャメルパック)に接続されたオスのクリップまたはスナップバックル用のハーネスのメスのレセプタを介して取り付け可能なさまざまな器具または部品に対応しており、ウォーター容器を背中に着用している間、取り付けられたストローにより飲むことができる。
【0039】
ハーネスおよび/または背部支持板16は、ミニバックパック、LEDライト、電話または音楽プレーヤーのホルダー、追加のウェイト等といった、様々なアタッチメントのサポートも提供する。
【0040】
反射テープまたはLEDライトまたはストリップは、器具を特に視覚的な安全対策のために夜間に屋外で使用する場合のユーザの安全のためにハーネスに取り付けることができる。
【0041】
ポケットや及びポーチ(おそらくスパンデックスでできている)をハーネスに取り付けて、ユーザが電話、キー、財布、またはその他の小さなアイテム、器具、および運動、ランニング、またはウォーキング中に必要または使用する必需品を保管できるようにすることができる。
【0042】
ユーザがストラップを長めまたは短めのストラップに交換した場合、ストラップが緩すぎたり、緩んだり、又はきつすぎたり、抵抗が強すぎたりすることがある。いくつかの実施形態は、上部および/または下部ショルダーストラップのための追加のストラップバックルまたはフックを含んでいる。これらの追加のストラップのバックルまたはフックにより、ユーザはハーネスの両側のストラップを調整できる。フックやバックルの位置を変えることにより、ワークアウト時のより完璧なフィット感のために、ユーザはストラップを上に動かして締めたり、下ろして緩めたりし得る。
【0043】
いくつかの実施形態は、ハーネスの肩、背中、およびストラップに追加のパッドまたはゴムを含んでおり、性能および耐久性および/または美的外観のために必要な場合、より快適性、強さ、および剛性を提供する。
【0044】
本器具は、快適さと安定性のためにフォームの裏地が付いた薄いネオプレン素材の上に、様々な色の軽量で通気性のある弾性ナイロンを利用できる。
【0045】
本発明をその好ましい実施形態に関連して説明してきたが、以下に請求する本発明の精神および範囲から逸脱することなく、他の多くの可能な修正および変更を行うことができることに留意されたい。本発明は、その好ましい実施形態を参照して特に示され説明されてきたが、添付の特許請求の範囲に含まれる本発明の範囲から逸脱することなく、形態および詳細に様々な変更を加えることができることが当業者には理解されよう。