【課題を解決するための手段】
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
本発明に係るコンバインの特徴構成は、
脱穀処理された穀粒を貯留する貯留空間を有するとともにその貯留空間の下方に穀粒を排出可能な排出部を有する貯留用ホッパーが備えられ、
平面視で前記貯留用ホッパーと重複する状態で、前記貯留用ホッパーの下の領域に燃料タンクが備えられ、
前記燃料タンクは、前記貯留用ホッパーの機体左右方向一方側寄りの位置で前記貯留用ホッパーの後端部よりも後側に突出する状態で備えられ、
前記貯留用ホッパーの後側で且つ機体左右方向他方側寄りの位置に、作業台が備えられ、
前記貯留用ホッパーを支持する上下向きのホッパー支持フレームが、機体フレームから立設される状態で備えられ、
前記作業台は、前記ホッパー支持フレームの後端部よりも後側に突出する状態で前記ホッパー支持フレームに支持されている点にある。
【0016】
貯留用ホッパーは上部側に位置し、貯留用ホッパーの下方には、排出部から排出される穀粒を穀粒収容袋等にて回収するための作業領域が形成されている。又、貯留用ホッパーは、穀粒を流下排出し易いように、上側が幅広で下方側ほど順次幅狭となるような下窄まり状に形成される。
そして、貯留用ホッパーの下の領域に燃料タンクが備えられる。つまり、上述したように下窄まり状に形成され、下側に空き領域を有する貯留用ホッパーの下の領域を有効利用して、燃料タンクを備えるようにした。
このように、貯留用ホッパーの下の領域に燃料タンクを備えることにより、燃料タンクの機体後部側への突出量を抑制するようにしたり、大型の燃料タンクの外面のうちの多くの部分を機体内側に位置させて畦等の障害物への接触のおそれを少なくすることが可能となる。
本構成によれば、燃料タンクに対して燃料補給を行う場合、作業台に燃料を収容している燃料容器を載置して重量負担が掛からない状態で楽に燃料タンクに対して燃料補給を行うことができる。
作業台は貯留用ホッパーの機体左右方向他方側寄りに位置し、燃料タンクは貯留用ホッパーの機体左右方向一方側寄りに位置しているので、燃料容器と燃料タンクとが左右方向に並ぶ状態となり、給油用のホースを接続し易くなる等、給油作業が行い易いものになる。
本構成によれば、貯留用ホッパーを支持するための強固なホッパー支持フレームにより作業台を安定的に支持することができる。作業台はホッパー支持フレームの後端部よりも後側に突出するので、排出部から排出される穀粒を穀粒収容袋等にて回収する作業の邪魔になることはない。
【0017】
本発明においては、前記作業台は、機体フレームに対して上方に離間する状態で設けられ、
前記作業台と機体フレームとの間に、前記燃料タンクに貯留される燃料に作用する燃料用補機が備えられていると好適である。
【0018】
本構成によれば、作業台は、機体フレームよりも上方の高い位置に設けられるので、作業台に載置される燃料容器と燃料タンクにおける給油口との間での上下位置のずれが少なくなり、給油作業が行い易いものになる。そして、作業台と機体フレームとの間、つまり、機体フレームよりも上で且つ作業台の下に位置するとともに平面視で作業台と重複する位置に燃料用補機が備えられる。燃料用補機は、例えば、燃料に含まれる塵埃を除去するオイルフィルター等がある。
【0019】
作業台が燃料用補機と平面視で重複するような位置にあるので、障害物が近づいたような場合に、作業台が燃料用補機よりも先に障害物に接触するので、保護部材として機能して燃料用補機が損傷することを回避し易い。
【0020】
本発明においては、機体フレームのうち前記燃料タンクが支持されている箇所に対して機体左右方向に隣り合う位置に、バランスウエイト取付け部が形成されていると好適である。
【0021】
貯留用ホッパーにより穀粒を貯留する型式のコンバインでは、例えば、矩形箱状の穀粒タンクにて穀粒を貯留するとともに、スクリューコンベア式の穀粒排出装置にて穀粒を排出させるようにしたタンク型式のコンバインに比べて、穀粒貯留箇所の重量が軽くなる。そして、タンク型式のコンバインと機体フレーム等を共用することを想定すると、機体左右方向での重量バランスが偏り気味になる。
【0022】
本構成によれば、燃料タンクの機体左右方向に隣り合う位置にバランスウエイト取付け部が形成されているので、ここにウエイトを載置すると、上記したような重量バランスの偏りを修正して重量バランスの改善を行うことが可能である。
【0023】
本発明においては、刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置が、前記貯留用ホッパーと機体左右方向に並ぶ状態で備えられ、
前記燃料タンクは、前記貯留用ホッパーの下の領域のうち、機体左右方向において前記脱穀装置寄りの位置で、且つ、機体前後方向において機体後部側の位置に備えられていると好適である。
【0024】
本構成によれば、燃料タンクは、機体左右方向において、貯留用ホッパーに対して脱穀装置寄りの位置、すなわち、脱穀装置と貯留用ホッパーとの並び方向の中間側に位置している。又、燃料タンクは、機体前後方向において貯留用ホッパーに対して機体後部側に位置している。
【0025】
つまり、燃料タンクは、機体左右方向中央寄りで且つ機体後部側の位置に備えられており、機体左右方向での重量バランスを崩すことなく、機体後方側から補給作業等が行い易いものになっている。
【0026】
本発明に係るコンバインの特徴構成は、
脱穀処理された穀粒を貯留する貯留空間を有するとともにその貯留空間の下方に穀粒を排出可能な排出部を有する貯留用ホッパーが備えられ、
平面視で前記貯留用ホッパーと重複する状態で、前記貯留用ホッパーの下の領域に燃料タンクが備えられ、
刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置が、前記貯留用ホッパーと機体左右方向に並ぶ状態で備えられ、
前記燃料タンクは、前記貯留用ホッパーの下の領域のうち、機体左右方向において前記脱穀装置寄りの位置で、且つ、機体前後方向において機体後部側の位置に備えられ、
前記貯留用ホッパーを支持する上下向きのホッパー支持フレームが、機体フレームから立設される状態で備えられ、
前記ホッパー支持フレームに、前記脱穀装置側に位置するとともに、前後両側に位置する複数の支柱が備えられ、
前側の前記支柱と後側の前記支柱とに亘る状態で且つ機体フレームから立ち上がる状態で壁部材が備えられ、
前記脱穀装置又は前記燃料タンクのいずれかと前記壁部材との間の領域に、配線もしくは配管又はその両方が通されていると点にある。
【0027】
貯留用ホッパーは上部側に位置し、貯留用ホッパーの下方には、排出部から排出される穀粒を穀粒収容袋等にて回収するための作業領域が形成されている。又、貯留用ホッパーは、穀粒を流下排出し易いように、上側が幅広で下方側ほど順次幅狭となるような下窄まり状に形成される。
そして、貯留用ホッパーの下の領域に燃料タンクが備えられる。つまり、上述したように下窄まり状に形成され、下側に空き領域を有する貯留用ホッパーの下の領域を有効利用して、燃料タンクを備えるようにした。
このように、貯留用ホッパーの下の領域に燃料タンクを備えることにより、燃料タンクの機体後部側への突出量を抑制するようにしたり、大型の燃料タンクの外面のうちの多くの部分を機体内側に位置させて畦等の障害物への接触のおそれを少なくすることが可能となる。
本構成によれば、燃料タンクは、機体左右方向において、貯留用ホッパーに対して脱穀装置寄りの位置、すなわち、脱穀装置と貯留用ホッパーとの並び方向の中間側に位置している。又、燃料タンクは、機体前後方向において貯留用ホッパーに対して機体後部側に位置している。
つまり、燃料タンクは、機体左右方向中央寄りで且つ機体後部側の位置に備えられており、機体左右方向での重量バランスを崩すことなく、機体後方側から補給作業等が行い易いものになっている。
本構成によれば、ホッパー支持フレームにおける脱穀装置側に位置する前後の支柱にわたって壁部材が備えられる。貯留用ホッパーの下方には、穀粒を収容袋等にて回収するための作業領域が形成され、この作業領域には、複数の収容袋が待機状態で備えられることがある。このような作業領域と、配線もしくは配管又はその両方(以下、配線等という場合がある)が通されている領域とが、壁部材によって仕切られるので、収容袋等が配線等に接触して、配線等が損傷することを未然に回避することができる。
【0028】
本発明においては、前記壁部材は、機体前後方向視において上方側ほど前記脱穀装置側に位置する斜め姿勢の傾斜面部と、その傾斜面部の上側に連なり上方に向けて延びる縦面部とを有し、
前記傾斜面部と機体フレームとによって囲まれる領域に、前記配線もしくは前記配管又はその両方が通る空間が形成されていると好適である。
【0029】
本構成によれば、傾斜面部と機体フレームとによって囲まれる領域は機体前後方向視で略三角形状の空間であり、傾斜面部の上側に連なる縦面部は脱穀装置側に寄った状態で位置する。つまり、配線等の通過領域は、貯留用ホッパーの下方の作業領域のうち脱穀装置側の下側の隅部に位置しており、しかも、縦面部は脱穀装置側に寄っているので、貯留用ホッパーの下方の作業領域をできるだけ広く使用することができるものでありながら、配線等を良好に収納することができる。
【0030】
本発明においては、後側の前記支柱よりも後側で且つ前記燃料タンクに対して前記脱穀装置とは機体左右方向反対側に、前記燃料タンクに貯留される燃料に作用する燃料用補機が備えられ、
前記配線もしくは前記配管又はその両方は、前記燃料用補機に接続されていると好適である。
【0031】
本構成によれば、燃料タンクに貯留される燃料は配管を通してエンジンに供給される。そのとき、燃料用補機が燃料に作用して、例えば、塵埃の除去や水分の分離等の処理が行われる。エンジンは燃料タンクよりも機体前部側に備えられるので、傾斜面部と機体フレームとによって囲まれる領域を通る配管を通してエンジンに供給される。又、配管以外にも燃料用補機が電気的に動作するものであれば、傾斜面部と機体フレームとによって囲まれる領域を通る配線によって機体前部側の電気機器等に接続される。