(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記少なくとも1つの温度制御エレメントは、前記誘電体窓の前記第2の部分と前記第2のファラデーシールドとの間の熱伝導路を形成している、請求項1記載のプラズマ処理装置。
前記薄膜加熱エレメントは、ポリイミド薄膜加熱エレメントであるか、またはシリコーンラバーシート加熱エレメントである、請求項1または2記載のプラズマ処理装置。
前記加熱エレメントは、少なくとも部分的に前記第2のファラデーシールドの形状に一致する形状を有する、請求項1から3までの少なくとも1項記載のプラズマ処理装置。
前記第2のファラデーシールドは、1つもしくは複数の固体金属部分と複数のリーフエレメントとを含み、前記複数のリーフエレメントのそれぞれは、少なくとも1つのラジアルスパイクエレメントを介して前記1つもしくは複数の固体金属部分の少なくとも1つに結合されており、
前記薄膜加熱エレメントは、複数のリーフエレメントを含み、各リーフエレメントは、少なくとも1つのラジアルスパイクエレメントを介してリング部分に結合されている、
請求項4記載のプラズマ処理装置。
前記第1の導体セットまたは前記第2の導体セットの少なくとも一方は、前記第2のファラデーシールドに結合されたチューブエレメント内を通過している、請求項6記載のプラズマ処理装置。
前記プラズマ処理装置は、前記第2のファラデーシールドの温度を表す1つもしくは複数の信号の少なくとも一部に基づいて前記少なくとも1つの温度制御エレメントへの電力供給を制御するように構成された1つもしくは複数の制御デバイスを含む、請求項1から7までの少なくとも1項記載のプラズマ処理装置。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】本開示の例示的実施形態によるプラズマ処理装置の一例を示す図である。
【
図2】本開示の例示的実施形態によるプラズマ処理装置に関連して使用可能なファラデーシールドの一例を示す平面図である。
【
図3】本開示の例示的実施形態によるプラズマ処理装置に対して配置されたファラデーシールドの一例を示す図である。
【
図4】本開示の例示的実施形態による、温度制御エレメントを備えたファラデーシールドの一例を示す分解図である。
【
図5】本開示の例示的実施形態による、温度制御エレメントを備えたファラデーシールドの一例を示す図である。
【
図6】本開示の例示的実施形態による、ファラデーシールドに結合された温度制御エレメントを制御するシステムの一例を示す図である。
【
図7】本開示の例示的実施形態による、ファラデーシールドに結合された温度制御エレメントを制御するシステムの一例を示す図である。
【
図8】本開示の例示的実施形態による、ファラデーシールドに結合された温度制御エレメントを制御するシステムの一例を示す図である。
【0010】
詳細な説明
本発明の実施形態への参照を以下に詳細に行い、本発明の実施形態の1つもしくは複数の例を図示する。各例は本発明の説明のために設けたものであり、本発明を限定しない。実際に、当該分野の技術者には、本発明の観点もしくは思想から逸脱することなく本発明において種々の修正形態および変形形態を行いうることが理解されるであろう。例えば、或る実施形態の一部として図示もしくは説明される特徴は、さらなる実施形態を創出するために別の実施形態と共に使用可能である。このように、添付の特許請求の範囲およびその等価物の観点において発生するこうした修正形態および変形形態を本発明がカバーすることが意図されている。
【0011】
本開示の例示的態様は、プラズマ処理装置およびこれに関連する方法に関する。プラズマ処理装置は、ワークピースの処理(例えばエッチングプロセスの実行)のための処理チャンバ内での誘導性プラズマの誘導に使用される1つもしくは複数の誘導結合エレメント(例えばコイル)を含むことができる。プラズマ処理装置は、1つもしくは複数の誘導結合エレメントと処理チャンバ内に誘導されたプラズマとの間の容量結合を低減するためにプラズマ処理装置内に配置されたファラデーシールドを含むことができる。本開示の例示的態様によれば、1つもしくは複数の温度制御エレメント(例えば加熱エレメント)が、ファラデーシールドと熱的連通するよう、このファラデーシールドに結合可能である。
【0012】
例えば、幾つかの実施形態では、1つもしくは複数の温度制御エレメントは、1つもしくは複数の加熱エレメント、例えばファラデーシールドに配置された薄膜ヒータを含むことができる。1つもしくは複数の加熱エレメントは、プラズマ処理装置の1つもしくは複数の部分(例えばチャンバシーリング)の温度が制御されるように、例えば、プラズマ処理中、プラズマエッチング副産物によって起こる粒子状物質の発生が低減されるように、および/またはワークピースのプラズマ処理中、コールドスタート効果を低減するため、プラズマ処理装置のチャンバシーリングが予熱されるように、動作可能である。
【0013】
本開示の各態様については、ファラデーシールドの加熱に使用される加熱エレメントを含む1つもしくは複数の温度制御エレメントに関連して検討する。本開示の各例示的態様の変形形態では、1つもしくは複数の温度制御エレメントは、冷却エレメント(例えば液冷チャネル)を含んでもよい。
【0014】
幾つかの実施形態では、薄膜加熱エレメント(例えばポリイミド薄膜ヒータ、シリコーンラバーシートヒータなど)を、プラズマ処理装置における容量結合の低減に使用されるファラデーシールドの表面の少なくとも一部に形成することができる。幾つかの実施形態では、薄膜加熱エレメントは、ファラデーシールドに直接に接触するように配置可能である。例えば、薄膜加熱エレメントは、ファラデーシールドにラミネート可能であるか、ファラデーシールドにボンディング可能であるか、または他の方式でファラデーシールドに接触するように配置可能である。
【0015】
幾つかの実施形態では、加熱エレメントはまた、プラズマ処理装置の処理チャンバのシーリングとして使用される誘電体窓(例えばセラミック容器)に接触可能でありおよび/または当該誘電体窓に隣接可能である。例えば、リングばねおよび/またはばねにより予荷重されたブロックを使用して、加熱エレメントを誘電体窓に接触させたまま保持することができる。幾つかの実施形態では、(給電もしくは加熱を受けていないときに)加熱エレメントをヒートシンクとして作用させることもでき、これにより誘電体窓とファラデーシールドとの間の熱伝導路が形成される。このように、加熱エレメントによって誘電体窓の熱制御を改善することができる。幾つかの実施形態では、加熱エレメントと誘電体窓との間に空隙を設けることもできる。
【0016】
幾つかの実施形態では、1つもしくは複数の導体セットを使用して、加熱エレメントへのおよび/または加熱エレメントからの電力および/または他の信号の送受を行うことができる。例えば、第1の導体セットは、加熱エレメントへの電力供給に使用可能である。第2の導体セットは、加熱エレメントに取り付けられているかもしくは加熱エレメントの近傍にある熱電対または1つもしくは複数の他の温度測定エレメントに対して設けることができる。幾つかの実施形態では、複数の第2の導体セットを、加熱エレメントの種々の領域に配置された複数の温度測定エレメントに対して設けることができる。幾つかの実施形態では、導体セットの歪みを低減するため、導体セットは、ファラデーシールドに固定されたまたは他の方式で結合された中空チューブ内を通過することができる。
【0017】
制御システムは、加熱エレメントが所望の温度範囲内に維持されるよう、1つもしくは複数の加熱エレメントを制御可能である。例えば、1つもしくは複数の制御デバイスは、温度センサ(例えば1つもしくは複数の測定導体セット)からの加熱エレメントの温度を表す1つもしくは複数のフィードバック信号に基づき、(例えばパワー導体セットを介した)加熱エレメントへの電力供給を制御可能である。幾つかの実施形態では、ファラデーシールドは、加熱エレメントの冷却のためのヒートシンクとして使用可能である。例えば、加熱エレメントが所望の温度(例えばフィードバック信号から求められる温度)に達するまで、電力を加熱エレメントへ供給可能である。所望の温度が得られれば、加熱エレメントへの電力を遮断し、ヒートシンクとして作用するファラデーシールドを介して、加熱エレメントを冷却することができる。温度低下が閾値を下回ると、電力が加熱エレメントへ供給可能となり、これにより、加熱エレメントの所望の温度への加熱、および/または加熱エレメントの所望の温度範囲内での維持が可能となる。
【0018】
本開示の観点から逸脱することなく、種々の制御スキーマを使用することができる。例えば、幾つかの実施形態では、加熱エレメントの温度は、(例えば約100℃から約180℃の、例えば約120℃から約150℃の)一定の温度範囲内に維持されるように制御可能である。
【0019】
幾つかの実施形態では、加熱エレメントのための温度制御システムは、一対の測定エレメント(例えば一対の熱電対)を含むことができる。第1の熱電対は、1つもしくは複数の制御デバイスにフィードバック信号を供給するために使用可能であり、当該制御デバイスは、フィードバック信号を使用して、加熱エレメントが設定温度範囲内の温度となるように制御することができる。第2の熱電対は、過熱遮断制御のために使用可能である。例えば、加熱エレメントの温度が閾値温度を超過した場合、加熱エレメントへの電力を直ちに遮断して、過熱を回避することができる。
【0020】
幾つかの実施形態では、加熱エレメントの複数の異なる領域を相互に独立に制御することができる。例えば、1つもしくは複数の加熱エレメントは中央領域と周辺領域とを有することができる。幾つかの実施形態では、周辺領域を中央領域よりも高い温度に制御可能であり、また逆に中央領域を周辺領域よりも高い温度に制御可能である。
【0021】
本開示の一例たる態様は、プラズマ処理装置に関する。当該装置は、処理チャンバを含む。当該装置は、処理チャンバ内に配置されており、処理中にワークピースを支持するように構成されたペデスタルを含む。当該装置は、処理チャンバの少なくとも一部を形成する誘電体窓を含む。当該装置は、誘電体窓の近傍に配置された誘導結合エレメントを含む。誘導結合エレメントは、高周波(RF)エネルギが供給された際に処理チャンバ内にプラズマを生成するように構成されている。当該装置は、誘導結合エレメントと処理チャンバとの間に配置されたファラデーシールドを含むことができる。当該装置は、ファラデーシールドと熱的連通する少なくとも1つの温度制御エレメントを含むことができる。
【0022】
本開示の当該例示的実施形態につき、複数の変形形態および修正形態を行うことができる。例えば、幾つかの実施形態では、ファラデーシールドは誘導結合エレメントと誘電体窓との間に配置することもできる。幾つかの実施形態では、少なくとも1つの温度制御エレメントが、誘電体窓とファラデーシールドとの間の熱伝導路を形成する。
【0023】
幾つかの実施形態では、少なくとも1つの温度制御エレメントは加熱エレメントを含むことができる。加熱エレメントは、薄膜加熱エレメントであってよい。例えば、加熱エレメントは、ポリイミド薄膜加熱エレメントまたはシリコーンラバー薄膜加熱エレメントであってよい。
【0024】
幾つかの実施形態では、加熱エレメントは、ファラデーシールドの形状に少なくとも部分的に一致する形状を有することができる。例えば、ファラデーシールドは、1つもしくは複数の固体金属部分と複数のリーフエレメントとを含むことができる。複数のリーフエレメントのそれぞれは、少なくとも1つのラジアルスパイクエレメントを介して1つもしくは複数の固体金属部分の少なくとも1つに結合可能である。薄膜加熱エレメントは複数のリーフエレメントを含むことができる。各リーフエレメントは少なくとも1つのラジアルスパイクエレメントを介してリング部分に結合可能である。
【0025】
幾つかの実施形態では、当該装置は、少なくとも1つの温度制御エレメントに電力を供給するように構成された第1の導体セットを含むことができる。当該装置は、第2の導体セットを含むことができる。第2の導体セットは、少なくとも1つの温度制御エレメントに関連する温度を表す1つもしくは複数の信号を生成するように構成された温度センサに関連づけることができる。第1の導体セットまたは第2の導体セットの少なくとも一方は、ファラデーシールドに結合されたチューブエレメント内を通過可能である。
【0026】
幾つかの実施形態では、当該装置は、1つもしくは複数の制御デバイスを含むことができる。1つもしくは複数の制御デバイスは、ファラデーシールドの温度を表す1つもしくは複数の信号の少なくとも一部に基づいて少なくとも1つの温度制御エレメントへの電力供給を制御するように構成可能である。
【0027】
幾つかの実施形態では、少なくとも1つの温度制御エレメントは、ファラデーシールドの第1の部分に配置された第1の温度制御エレメントと、ファラデーシールドの第2の部分に配置された第2の温度制御エレメントとを含む。第1の部分は中央部分であってよく、第2の部分は周辺部分であってよい。幾つかの実施形態では、第1の温度制御エレメントは、第2の温度制御エレメントに対して独立に制御可能である。
【0028】
本開示の別の例示的実施形態は、プラズマ処理装置に関する。当該装置は、処理チャンバを含む。当該装置は、処理チャンバ内に配置されており、処理中にワークピースを支持するように構成されたペデスタルを含む。当該装置は、処理チャンバの少なくとも一部を形成する誘電体窓を含む。当該装置は、誘電体窓の近傍に配置された誘導結合エレメントを含む。誘導結合エレメントは、高周波(RF)エネルギが供給された際に処理チャンバ内にプラズマを生成するように構成されている。当該装置は、誘導結合エレメントと誘電体窓との間に配置されたファラデーシールドを含むことができる。当該装置は、ファラデーシールドと熱的連通する少なくとも1つの加熱エレメントを含むことができる。
【0029】
当該例示的実施形態につき、複数の変形形態および修正形態を行うことができる。例えば、幾つかの実施形態では、少なくとも1つの加熱エレメントは、ファラデーシールドの第1の部分に配置された第1の加熱エレメントと、ファラデーシールドの第2の部分に配置された第2の加熱エレメントとを含む。第1の加熱エレメントと第2の加熱エレメントとは独立に制御可能である。第1の部分はファラデーシールドの周辺部分であってよく、第2の部分はファラデーシールドの中央部分であってよい。幾つかの実施形態では、当該装置は、第1の加熱エレメントと第2の加熱エレメントとに電力を独立に供給するように構成された電力源を含む。
【0030】
幾つかの実施形態では、当該装置は、1つもしくは複数の制御デバイスを含む。1つもしくは複数の制御デバイスは、第1の加熱領域に関連する温度を表す1つもしくは複数の信号および第2の加熱領域に関連する温度を表す1つもしくは複数の信号を受信するように構成可能である。1つもしくは複数の制御デバイスは、第1の加熱領域に関連する温度を表す1つもしくは複数の信号および第2の加熱領域に関連する温度を表す1つもしくは複数の信号に少なくとも部分的に基づいて、第1の加熱エレメントおよび第2の加熱エレメントへの電力を制御するように構成可能である。
【0031】
本開示の別の例示的実施形態は、プラズマ処理装置に関する。当該装置は、処理チャンバを含む。当該装置は、処理チャンバ内に配置されており、処理中にワークピースを支持するように構成されたペデスタルを含む。当該装置は、処理チャンバの少なくとも一部を形成する誘電体窓を含む。当該装置は、誘電体窓の近傍に配置された誘導結合エレメントを含む。誘導結合エレメントは、高周波(RF)エネルギが供給された際に処理チャンバ内にプラズマを生成するように構成されている。当該装置は、誘導結合エレメントと誘電体窓との間に配置されたファラデーシールドを含むことができる。当該装置は、ファラデーシールドと熱的連通する少なくとも1つの加熱エレメントを含むことができる。当該装置は、温度センサからの1つもしくは複数の信号に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つの加熱エレメントへの電力供給を制御するように構成された1つもしくは複数の制御デバイスを含むことができる。
【0032】
本開示の各態様を、例示および説明の目的で、「ワークピース」「基板」または「ウェハ」に関連して検討する。当該分野の通常の知識を有する者であれば、ここに提示する開示を利用して、本開示の例示的態様が半導体基板もしくは他の適切な基板またはワークピースに関連して使用可能であることを理解するであろう。「ペデスタル」とは、ワークピースの支持に使用可能な任意の構造体である。さらに、数値に関連した「約」なる語の使用は、記載した数値の10%以内の値をいうことを意図している。
【0033】
図1には、本開示の例示的実施形態によるプラズマ処理装置100が示されている。本開示を、図示および検討の目的で、
図1に示されているプラズマ処理装置100に関連して検討する。当該分野の通常の知識を有する者であれば、ここで提供する開示を用いて、本開示の観点から逸脱することなく、本開示の例示的態様を他のプラズマ処理ツールおよび/またはプラズマ処理装置と共に使用可能であることを理解するであろう。
【0034】
プラズマ処理装置100は、内部空間102を規定する処理チャンバを含む。ペデスタルまたは基板ホルダ104は、ワークピース106、例えば半導体ウェハを内部空間102内で支持するために使用されている。誘電体窓110は、ペデスタル104の上方に配置されており、処理チャンバのシーリングとして作用する。誘電体窓110は、比較的平坦な中央部分112と、傾斜した周辺部分114とを有する。誘電体窓110は、中央部分112に、内部空間102へプロセスガスを供給する噴射ヘッド120のための空間を有する。
【0035】
装置100はさらに、複数の誘導結合エレメント、例えば内部空間102内に誘導性プラズマを生成するための1次誘導結合エレメント130および2次誘導結合エレメント140を含む。誘導結合エレメント130,140は、RFエネルギが供給された際に、プラズマ処理装置100の内部空間102内のプロセスガス中にプラズマを誘導するコイルエレメントまたはアンテナエレメントを含むことができる。例えば、第1のRF発生器160は、適合化回路網162を介して1次誘導結合エレメント130にRFエネルギを供給するように構成可能である。第2のRF発生器170は、適合化回路網172を介して2次誘導結合エレメント140にRFエネルギを供給するように構成可能である。
【0036】
本開示は1次誘導結合エレメントおよび2次誘導結合エレメントに関連しているが、当該分野の通常の知識を有する者であれば、1次および2次なる語は簡便性のために用いているに過ぎないことを理解できるはずである。2次誘導結合エレメントは、1次誘導結合エレメントから独立に動作可能である。1次誘導結合エレメントは、2次誘導結合エレメントから独立に動作可能である。
【0037】
本開示の例示的態様によれば、装置100は、2次誘導結合エレメント140の周囲に配置される金属シールド部分152を含むことができる。以下で詳細に検討するように、金属シールド部分152は、誘導結合エレメント130,140間のクロストークを低減するため、1次誘導結合エレメント130と2次誘導結合エレメント140とを分離している。装置100はさらに、1次誘導結合エレメント130と誘電体窓110との間に配置される第1のファラデーシールド154を含むことができる。第1のファラデーシールド154は、1次誘導結合エレメント130と処理チャンバとの間の容量結合を低減するスロット型金属シールドであってよい。図示されているように、第1のファラデーシールド154は、誘電体窓110の傾斜部分の上方に適合可能である。
【0038】
幾つかの実施形態では、金属シールド152および第1のファラデーシールド154は、製造を簡単化するためおよび他の目的のため、一体のボディ150を形成可能である。1次誘導結合エレメント130の多巻コイルは、金属シールドおよびファラデーシールドの一体ボディ150のファラデーシールド部分154に隣接して配置可能である。2次誘導結合エレメント140は、金属シールドおよびファラデーシールドの一体ボディ150の金属シールド部分152の近傍に、例えば金属シールド152と誘電体窓110との間に配置可能である。
【0039】
1次誘導結合エレメント130および2次誘導結合エレメント140を金属シールド152の向かい合った側に配置することにより、1次誘導結合エレメント130と2次誘導結合エレメント140とに別個の構造的構成を与え、異なる機能を実行させることができる。例えば、1次誘導結合エレメント130は、処理チャンバの周辺部分に隣接して配置された多巻コイルを含むことができる。1次誘導結合エレメント130は、基本的なプラズマ生成および固有の過渡点弧段階(inherently transient ignition stage)における信頼性の高い始動に使用可能である。1次誘導結合エレメント130は、パワフルなRF発生器および自動調整式の適合化回路網に結合可能であり、高いRF周波数、例えば約13.56MHzで動作可能である。
【0040】
2次誘導結合エレメント140は、調整機能および支援機能のため、ならびに安定状態動作中のプラズマの安定性の改善のために使用可能である。2次誘導結合エレメント140は第一義的にはこうした調整機能および支援機能のため、ならびに安定状態動作中のプラズマの安定性の改善のために使用可能であるので、当該2次誘導結合エレメント140は、1次誘導結合エレメント130ほどパワフルなRF発生器に結合しなくてよく、1次誘導結合エレメント130と異なってコスト効率良く設計可能である。以下に詳細に検討するように、2次誘導結合エレメント140は、低い周波数、例えば約2MHzで動作可能であり、これにより、2次誘導結合エレメント140をきわめてコンパクトに構成して、誘電体窓の上部の限定された空間内に適合させることができる。
【0041】
1次誘導結合エレメント130と2次誘導結合エレメント140とは、それぞれ異なるRF周波数で動作可能である。RF周波数は、1次誘導結合エレメント130と2次誘導結合エレメント140との間のクロストークを低減できるように充分に異ならせることができる。例えば、1次誘導結合エレメント130に適用される周波数は、2次誘導結合エレメント140に適用される周波数の少なくとも約1.5倍大きくすることができる。幾つかの実施形態では、1次誘導結合エレメント130に適用される周波数は約13.56MHzであってよく、2次誘導結合エレメントに適用される周波数は約1.75MHzから約2.15MHzの範囲にあってよい。他の適切な周波数、例えば約400KHz、約4MHzおよび約27MHzも使用可能である。
【0042】
1次誘導結合エレメント130が2次誘導結合エレメント140よりも高い周波数で動作することに関連して本開示を検討しているが、当該分野の通常の知識を有する者であれば、ここで提供している開示を用いて、本開示の観点から逸脱することなく、2次誘導結合エレメント140のほうをより高い周波数で動作させうることを理解できるはずである。
【0043】
2次誘導結合エレメント140は、プレーナコイル142と磁束コンセントレータ144とを含むことができる。磁束コンセントレータ144はフェライト材料から形成可能である。プレーナコイル142と共に磁束コンセントレータ144を使用することにより、高いプラズマ結合と2次誘導結合エレメント140の良好なエネルギ輸送効率とを達成可能であって、金属シールド150への結合を大幅に低減することができる。2次誘導結合エレメント140側でより低い周波数、例えば約2MHzを用いることにより、プラズマ加熱効率をも高めるスキン層を増大することができる。
【0044】
本開示の例示的態様によれば、それぞれ異なる誘導結合エレメント130,140は、それぞれ異なる機能を実行することができる。特に、1次誘導結合エレメント130は、点弧中のプラズマ生成の基本機能を実行するために使用可能であり、これにより2次誘導結合エレメント140のプライミングが充分に提供される。1次誘導結合エレメント130は、プラズマ電位を安定化させるため、プラズマとアースされたシールドとの双方への結合を有することができる。1次誘導結合エレメント130に関連づけられた第1のファラデーシールド154は、窓へのスパッタリングを低減可能であり、アースに結合可能である。
【0045】
1次誘導結合エレメント130によって提供される良好なプラズマプライミング、好ましくは良好なプラズマ結合およびプラズマへの良好なエネルギ輸送効率を有するプラズマプライミングが存在する場合、付加的なコイルが動作可能となる。磁束コンセントレータ144を含む2次誘導結合エレメント140により、プラズマボリュームへの良好な磁束輸送と同時に、周囲の金属シールド150からの2次誘導結合エレメント140の良好な分離とが達成される。磁束コンセントレータ144の使用と2次誘導結合エレメント140の対称駆動とにより、さらに、コイル端部とアースされた周囲のエレメントとの間の電圧の振幅が低減される。このため、ドームのスパッタリングを低減し、そのうえ同時に、点弧支援に使用可能なプラズマの小さな容量結合を生じさせることができる。
【0046】
幾つかの実施形態では、2次誘導結合エレメント140の容量結合を低減するため、第2のファラデーシールド200を2次誘導結合エレメント140に組み合わせて使用可能である。
図2には、本開示の例示的態様によるプラズマ処理装置において使用可能な第2のファラデーシールド200の一例が示されている。ファラデーシールド200は、薄膜(0.25mm〜0.5mm)のシート状金属から打ち抜き製造可能である。ファラデーシールド200は、例えば、1つもしくは複数の固体金属部分、例えば固体金属の第1の部分210および/または固体金属の第2の部分240を含むことができる。ファラデーシールド200は、プレーナコイル142をカバーするように位置決め可能な複数の各リーフエレメント220を含むことができる。ラジアルスパイクエレメント230が、リーフエレメント220をファラデーシールド200の部分210,240に接続している。
【0047】
リーフエレメント220はプレーナコイル142に対して平行であって、磁束コンセントレータ144をカバーしないので、リーフ型エレメント220は磁界に干渉せず、磁束コンセントレータ144からの磁束は自由にプラズマに浸透する。他方、全てのリーフ型エレメント220を周囲部分210,240に接続しているスパイク230は、磁束コンセントレータ144からの磁束に交差するが、磁界に干渉する全領域はきわめて小さい。ファラデーシールド200のアース接続が優先される場合、シールドを主シールド150に接続するため、薄膜スパイラル状RFアースを、シールドの第1の部分210上および/または第2の部分240に配置可能である。ファラデーシールド200の可能配置が
図3に示されており、アセンブリ内のエレメント210,220,240の位置が見て取れる。
【0048】
本開示の例示的実施形態によれば、温度制御エレメント、例えば加熱エレメントをファラデーシールド200に結合することができる。例えば、
図4には、ファラデーシールド200に結合された加熱エレメント310を含むファラデーシールドアセンブリ300の分解図が示されている。
図5には、ファラデーシールド200に結合された加熱エレメント310を含むファラデーシールドアセンブリ300の斜視図が示されている。
図4、
図5に示されているように、加熱エレメント310は、ファラデーシールド200の表面の少なくとも一部の形状に一致する形状を有することができる。例えば、加熱エレメント310は、ファラデーシールド200のリーフ型エレメント、ラジアルスパイクエレメントおよび金属部分に形状一致するリーフエレメント、ラジアルスパイク部分およびリング部分を有することができる。幾つかの実施形態では、加熱エレメント310は、ファラデーシールド200にラミネート可能であるか、ファラデーシールド200にボンディング可能であるか、または他の方式でファラデーシールド200に接触するように配置可能である。
【0049】
加熱エレメント310は、例えば、薄膜加熱エレメントであってよい。幾つかの実施形態では、加熱エレメント310は、ポリイミド薄膜加熱エレメントであってよい。幾つかの実施形態では、薄膜加熱エレメントは、シリコーンラバーシート加熱エレメントであってよい。当該加熱エレメント310は、電力が加熱エレメントへ供給された際に加熱を行うように構成可能である。例えば、加熱エレメント310を通して輸送される電流により、加熱エレメント310の加熱を生じさせることができる。電流が加熱エレメント310を通って輸送されない場合、ファラデーシールド200がヒートシンクとして作用し、加熱エレメント310の冷却を生じさせることができる。
【0050】
プラズマ処理装置100に組み込まれる場合、加熱エレメント310は、チャンバシーリングの一部を形成する誘電体窓110に接触可能および/または隣接可能である。例えば、リングばねおよび/またはばねにより予荷重されたブロックを使用して、加熱エレメントを誘電体窓110に接触させたまま保持することができる。幾つかの実施形態では、加熱エレメント310と誘電体窓110との間に空隙を設けることができる。
【0051】
幾つかの実施形態では、加熱エレメント310は、加熱を行わない場合、誘電体窓110とファラデーシールド200との間の熱伝導路を形成することができる。例えば、加熱エレメント310は、加熱のための電気エネルギが給電されない場合、誘電体窓110からファラデーシールド200へ熱を輸送する冷却路を形成することができる。このようにすれば、幾つかの例における加熱エレメント310は、ヒートシンクとして作用し、誘電体窓110の冷却を行うことができる。
【0052】
このように、加熱エレメント310は、種々の目的のため、例えばプラズマエッチングプロセス中のプラズマエッチング副産物によって起こる粒子状物質の発生を低減するための、チャンバシーリングの温度の制御に使用可能である。幾つかの実施形態では、加熱エレメント310は、プラズマ処理中のコールドスタート効果を低減するための、プラズマ処理装置のチャンバシーリングの予熱に使用可能である。
【0053】
図4、
図5によれば、ファラデーシールドアセンブリ300は、加熱エレメント310に結合された複数の導体セットを含むことができる。例えば、第1の導体セット320は、加熱エレメント310に結合可能である。第1の導体セット320は、加熱エレメント310に電力を供給することができる。第2の導体セット330は、加熱エレメント310または加熱エレメント310の近傍に結合可能である。当該第2の導体セット330は、温度測定デバイス(例えば熱電対)に関連づけることができる。加熱エレメント310の温度を表す信号は、当該第2の導体セット330を介して、リモートデバイス(例えば1つもしくは複数の制御デバイス)へ通信可能である。
【0054】
第1の導体セット320は、ファラデーシールド200に結合されたチューブエレメント340内を通過するように形成可能である。第2の導体セット330は、ファラデーシールド200に結合されたチューブエレメント350内を通過するように形成可能である。チューブエレメント340および350は、第1の導体セット320および第2の導体セット330それぞれの歪みを低減することができる。
【0055】
幾つかの実施形態では、第1の導体セット320は、適切なコネクタ、例えばプラグインコネクタを介して、電力源(例えばAC電力源)に結合可能である。幾つかの実施形態では、第2の導体セット330は、適切なコネクタ、例えばプラグインコネクタを介して、1つもしくは複数の制御デバイス(例えばコントローラ)に結合可能である。
【0056】
図6には、本開示の例示的実施形態による、ファラデーシールド200に結合された加熱エレメント310を制御するためのシステムの一例のブロック図が示されている。図示されているように、加熱エレメント310は、電力源410(例えばAC電力源またはDC電力源)から電力を受け取ることができる。電力源410は、スタンドアローンの電力源であってもよいし、またはプラズマ処理装置の電力システムの一部(例えばプラズマ処理装置の電力システム内に配置されたACバス)であってもよい。電力源410は、導体320を介して加熱エレメント310に電力を供給可能である。導体320は、ファラデーシールド200に結合されたチューブエレメント340内を通過可能である。
【0057】
システムは、制御デバイス420(例えばコントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、論理デバイス、特定用途向け集積回路など)を含むことができる。幾つかの実施形態では、制御デバイス420が1つもしくは複数のプロセッサおよび1つもしくは複数のメモリデバイスを含むことができる。1つもしくは複数のプロセッサは、1つもしくは複数のメモリデバイスに記憶された、動作を実行するためのコンピュータ可読命令を実行可能である。動作は、例えば、ここで検討している任意の制御動作を含むことができる。制御デバイス420は、幾つかの実施形態では、加熱エレメント310に関連づけられたスタンドアローンのコントローラであってもよいし、またはプラズマ処理装置に関連づけられた全般的なシステムコントローラまたは全般的な制御システムの一部であってもよい。
【0058】
一例示的実施形態では、制御デバイス420は、種々の制御スキーマにしたがって加熱エレメント310が動作するように電力源410を制御することができる。制御デバイス420は、例えば導体330を介して、加熱エレメント310の温度を表す信号を受信可能である。導体330は、歪みを低減するため、ファラデーシールドに結合されたチューブエレメント350内を通過可能である。制御デバイス420は、閉ループ制御スキーマを形成するため、加熱エレメント310の温度を表す信号に少なくとも部分的に基づいて、加熱エレメント310への電力供給が制御されるよう、電力源410を制御可能である。
【0059】
例えば、1つの例示的実施形態では、制御デバイス420は、加熱エレメントが設定温度範囲内に維持されるように制御可能である。当該温度範囲は、幾つかの実施形態では、約100℃から約180℃、例えば約120℃から約150℃であってよい。制御デバイス420は、温度が第1の温度設定値を下回った場合に、電力が加熱エレメント310へ供給されるように(例えばスイッチングエレメント、接触器、リレー、トランジスタなどが閉成されるように)電力源410を制御可能である。温度が第1の温度設定値に達すると、制御デバイス420は、電力が遮断されるように(例えばスイッチングエレメント、接触器、リレー、トランジスタなどが開放されるように)、電力源410を制御可能であり、これにより、加熱エレメント310は、ヒートシンクとして作用するファラデーシールドを介して冷却される。温度が、第1の閾値以下の第2の閾値を下回って低下する場合、制御デバイス420は、加熱エレメント310に電力が供給されるよう、電力源410を制御可能である。
【0060】
制御デバイス420は、種々の目的のために加熱エレメントの温度を制御可能である。例えば、制御デバイス420は、プラズマ処理中にプラズマエッチング副産物によって起こる粒子状物質の発生を低減すべく、加熱エレメントに隣接して配置された誘電体窓を加熱するため、および/またはプラズマ処理中のコールドスタート効果を低減すべく、プラズマ処理装置のチャンバシーリングを予熱するために、使用可能である。
【0061】
他の制御スキーマも本開示により企図されている。例えば、制御デバイス420は、本開示の観点から逸脱することなく、開ループ制御スキーマを用いて電力源410を動作させるように制御可能である。
【0062】
図7には、本開示の例示的実施形態によるファラデーシールドに配置された複数の加熱領域を制御するシステムの一例が示されている。より具体的には、加熱エレメント310は、中央加熱領域312および周辺加熱領域314を含む複数の加熱領域を有することができる。幾つかの実施形態では、各加熱領域312,314は、他の領域に対して独立に制御可能な別個の加熱エレメントを含むことができる。
図7には2つの加熱領域が示されている。ただし、本開示の観点から逸脱することなく、より多くの加熱領域またはより多くの独立に制御可能な加熱エレメントを使用可能である。各領域は、適切な方式で、例えばラジアル状および/またはアジマス状に分割可能である。
【0063】
電力源410(例えばAC電源)は、加熱領域312および周辺領域314の加熱エレメントに電力を独立に供給するように構成可能であり、これにより、加熱領域312および周辺領域314の温度を他の領域に対して独立に制御可能である。例えば、導体320は、加熱領域314の加熱エレメントに電力を供給することができる。導体320は、ファラデーシールドに結合されたチューブエレメント340内を通過可能である。導体325は、加熱領域312の加熱エレメントに電力を供給可能である。導体325は、ファラデーシールドに結合されたチューブエレメント345内を通過可能である。
【0064】
制御デバイス420は、各領域の温度を表す信号を受信可能である。例えば、加熱領域314の温度を表す信号は、温度測定デバイス(例えば熱電対)から導体330を介して制御デバイス420へ供給可能である。導体330は、ファラデーシールドに結合されたチューブエレメント350内を通過可能である。加熱領域312の温度を表す信号は、温度測定デバイス(例えば熱電対)から導体335を介して制御デバイス420へ供給可能である。導体335は、ファラデーシールドに結合されたチューブエレメント355内を通過可能である。
【0065】
領域312,314の温度を表す信号は、加熱エレメントの所望の温度分布を達成すべく、領域312,314の温度を独立制御するために、制御デバイス420によって使用可能である。一例として、制御デバイス420は、中央領域312の温度が周辺領域314よりも高くなるように、または逆に周辺領域314の温度が中央領域312よりも高くなるように、制御可能である。
【0066】
図8には、本開示の例示的実施形態による、ファラデーシールド200に結合された加熱エレメント310を制御するシステムの一例のブロック図が示されている。電力源410は、導体320を介して加熱エレメント310に電力を供給するように構成可能である。導体320は、ファラデーシールドに結合されたチューブエレメント340内を通過可能である。
【0067】
制御デバイス420は、それぞれ異なる複数の温度測定エレメントから信号を受信可能である。例えば、導体330は、第1の温度測定デバイス(例えば熱電対)からの加熱エレメントの温度を表す信号を制御デバイス420へ供給可能である。導体330は、ファラデーシールドに結合されたチューブエレメント350内を通過可能である。導体335は、第2の温度測定デバイス(例えば熱電対)からの加熱エレメントの温度を表す信号を、制御デバイス420へ供給可能である。
【0068】
制御デバイス420は、第1の温度測定デバイスからの信号をフィードバック信号として用いて、加熱エレメントの温度を閉ループ制御するように構成可能である。第2の温度測定デバイスからの信号は、フェイルセーフとして使用可能である。例えば、制御デバイス420は、第2の温度測定デバイスからの信号が閾値より高い温度を示した場合、加熱エレメント410への電力供給が直ちに停止されるように、電力源410を制御可能である。
【0069】
温度測定デバイス(例えば熱電対)を、ここでは、加熱エレメントの温度の測定に関連して検討している。ただし、本開示の観点から逸脱することなく、温度測定デバイスはプラズマ処理装置の他の態様部分(例えば誘電体窓、ファラデーシールド)の温度を測定可能であり、制御デバイスはこうした温度測定に基づいて加熱エレメントを制御するように構成可能である。
【0070】
本発明に対する上述したまたは他の修正形態および変形形態も、当該分野の通常の知識を有する者であれば、本発明の思想および観点から、より具体的には添付の特許請求の範囲に記載した思想および観点から逸脱することなく実施可能である。加えて、種々の実施形態の態様が全体としてまたは部分的に交換可能であることも理解できるはずである。さらに、当該分野の通常の知識を有する者であれば、上述した説明は例示に過ぎず、添付した特許請求の範囲の記載を超える本発明の限定を意図しないことも理解するであろう。