(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6976452
(24)【登録日】2021年11月11日
(45)【発行日】2021年12月8日
(54)【発明の名称】磁気浮上式疑似火炎装置及び疑似火炎ランプ
(51)【国際特許分類】
F21S 9/02 20060101AFI20211125BHJP
F21L 4/00 20060101ALI20211125BHJP
F21S 6/00 20060101ALI20211125BHJP
F21V 11/18 20060101ALI20211125BHJP
H02K 33/02 20060101ALN20211125BHJP
【FI】
F21S9/02 430
F21L4/00 500
F21S6/00 504
F21V11/18 100
!H02K33/02 A
【請求項の数】9
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2020-547114(P2020-547114)
(86)(22)【出願日】2018年6月28日
(65)【公表番号】特表2021-516851(P2021-516851A)
(43)【公表日】2021年7月8日
(86)【国際出願番号】CN2018093243
(87)【国際公開番号】WO2019174154
(87)【国際公開日】20190919
【審査請求日】2020年9月3日
(31)【優先権主張番号】201810220664.7
(32)【優先日】2018年3月16日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】520340455
【氏名又は名称】胡偉
【氏名又は名称原語表記】HU, Wei
(73)【特許権者】
【識別番号】520339884
【氏名又は名称】李超
【氏名又は名称原語表記】LI, Chao
(74)【代理人】
【識別番号】110001139
【氏名又は名称】SK特許業務法人
(74)【代理人】
【識別番号】100130328
【弁理士】
【氏名又は名称】奥野 彰彦
(74)【代理人】
【識別番号】100130672
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 寛之
(72)【発明者】
【氏名】胡偉
(72)【発明者】
【氏名】李超
【審査官】
竹中 辰利
(56)【参考文献】
【文献】
中国特許出願公開第102721002(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21S 9/02
F21L 4/00
F21S 6/00
F21V 11/18
H02K 33/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
磁気浮上式疑似火炎装置であって、座体と、火炎部品と、位置決め架台と、第1磁石と、第2磁石とを備え、
前記位置決め架台は、前記座体内に固定され、
前記第1磁石は、前記火炎部品に設けられ、前記火炎部品は、前記位置決め架台に設置され、前記火炎部品は、前記座体より露出され、
前記第2磁石は、前記位置決め架台の下端部に設けられ、
前記第1磁石と前記第2磁石とは、上下に設置され、且つ、対向する極同士は、同じ極性を有し、前記火炎部品は、両磁石同士の反発力により、前記位置決め架台に対して浮上し、前記位置決め架台及び前記火炎部品のいずれか一方に、鉛直に設置された位置決め支柱が設けられ、他方に、位置決め孔が設けられ、前記位置決め支柱は、前記位置決め孔を貫通するように設けられる、ことを特徴とする磁気浮上式疑似火炎装置。
【請求項2】
前記火炎部品に、長方形孔が設けられ、前記位置決め支柱は、前記位置決め孔を貫通して露出される、ことを特徴とする請求項1に記載の磁気浮上式疑似火炎装置。
【請求項3】
前記位置決め架台は支柱を有し、前記位置決め支柱は、前記支柱の上端部に設置され、前記第2磁石は、前記支柱の底面の開口内に設置される、ことを特徴とする請求項1に記載の磁気浮上式疑似火炎装置。
【請求項4】
前記火炎部品には、長溝が設けられ、前記長溝の一端に、前記第1磁石を収容するための取付孔が設けられ、前記支柱は、前記長溝内に設置される、ことを特徴とする請求項3に記載の磁気浮上式疑似火炎装置。
【請求項5】
前記火炎部品は、火炎シートと揺動部とを備え、前記火炎シートは、下方に延伸する接続ピンを設け、前記揺動部には、接続孔が設けられ、前記接続ピンは、前記接続孔を挿入するように設けられ、前記火炎シートと前記揺動部とが接続される、ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一つに記載の磁気浮上式疑似火炎装置。
【請求項6】
疑似火炎ランプであって、類似形状ケースと、前記類似形状ケース内に取り付けられる電源と、制御回路基板と、駆動装置と、発光体とを備え、前記疑似火炎ランプは、請求項1〜請求項6のいずれか一つに記載の疑似火炎装置をさらに備え、前記火炎部品は、前記類似形状ケースの上端部から伸び出し、前記制御回路基板は、スイッチを介して、前記電源に電気的に接続され、前記発光体は、前記制御回路基板に電気的に接続され且つ前記火炎部品に光を照射し、前記駆動装置は、前記制御回路基板に電気的に接続され且つ前記火炎部品を駆動して揺動させる、ことを特徴とする疑似火炎ランプ。
【請求項7】
前記駆動装置は、第3磁石とコイルとを備え、前記第3磁石は、前記火炎部品の下端部に固定され、前記コイルは、前記火炎部品の下方に位置され、且つ前記制御回路基板の制御により電磁場を形成し、、前記第3磁石は、電磁場の作用で前記火炎部品を駆動して揺動させる、ことを特徴とする請求項6に記載の疑似火炎ランプ。
【請求項8】
前記火炎部品の底面に固定孔が設けられ、前記第3磁石は、前記固定孔内に収容される、ことを特徴とする請求項7に記載の疑似火炎ランプ。
【請求項9】
前記類似形状ケースは、キャンドル型のケースである、ことを特徴とする請求項6に記載の疑似火炎ランプ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、疑似火炎装置に関し、磁気浮上式疑似火炎装置及び磁気浮上式疑似火炎装置を備えた疑似火炎ランプに関する。
【背景技術】
【0002】
現在、特定の状況で雰囲気を作成するために、人々はしばしば実際のキャンドルの炎の効果を模倣するために疑似火炎ランプを使用している。従来の疑似火炎ランプは、一般に、ランプヘッドに支持された火炎シート、火炎シートに光を照射する照明器、および火炎シートをスイングするように駆動する駆動装置を利用し、疑似の炎効果を得る。しかしながら、火炎シートはワイヤーによってランプヘッド上に吊り上げられており、その火炎シートの振れがワイヤーによって制限されているため、小さな振幅でしか振れることができない。したがって、模倣効果は不自然であり、リアル感を与えられない。また、火炎シートをワイヤーでランプヘッドに取り付けると、ワイヤーとの摩擦が発生する。駆動装置が火炎シートを駆動するたびに、火炎シートは摩擦のために1回または2回しか振れず、駆動装置が継続的に起動する必要がある。このように、頻繁に電源を入れると大量の電気エネルギーを消費し、疑似火炎ランプの電池寿命が短く、環境の観点から課題が残されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、大きな揺動角度、自然なスイング、高度疑似且つ電気エネルギーを節約できる磁気浮上式疑似火炎装置を提供する。
【0004】
本発明のもう一つの目的は、大きな揺動角度、自然なスイング、高度疑似、且つ電気エネルギーを節約できる疑似火炎ランプを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した目的を解決するために、本発明は、磁気浮上式疑似火炎装置を提供し、前記磁気浮上式疑似火炎装置は、座体、火炎部品、位置決め架台、第1磁石、及び第2磁石を備える。前記位置決め架台は、前記座体内に固定され、前記第1磁石は、前記火炎部品に設けられ、前記火炎部品は、前記位置決め架台に設置され、且つ前記火炎部品は前記座体から露出し、前記第2磁石は、前記位置決め架台の下端に固定され、前記第1磁石と前記第2磁石とは、上下に設置され、且つ対向する両極が同じ極性を有する。この構造によって、前記火炎部品は、磁石同士の反発力により、前記位置決め架台に対して浮上できる。
【0006】
従来技術と比較して、本発明では、火炎部品上に第1磁石が設けられ、前記火炎部品を前記位置決め架台に設置し、且つ前記位置決め架台の下端に第2磁石が設けられ、前記第2磁石と前記第1磁石との対向する両極が同じ極性を有するように設けることで、磁石同士に生成された反発力で、前記火炎部品を持ち上げ、前記火炎部品を浮上させることができる。前記火炎部品が浮上状態にあり、前記位置決め架台は位置決めの中心としてのみ機能しているので、前記火炎部品が全方向且つ大きい揺動角度でスイングできる。浮上状態では、前記火炎部品が他の力に影響されず、揺動は自然且つリアルになり、疑似効果がより向上することができる。また、浮上状態での前記火炎部品が力を受けないため、前記火炎部品が揺動するたびに慣性力により前記火炎部品が揺動し続けることができ、電気的な駆動の回数を効果的に低減することができ、電力の節約、バッテリーの航続時間の延長を実現でき、環境にも優しい。
好ましくは、前記位置決め架台は、鉛直に設けられた位置決め支柱を有し、前記第1磁石の中央部に位置決め孔が設けられ、前記位置決め支柱は、前記位置決め孔を貫通する。
好ましくは、前記火炎部品に、長方形孔が設けられ、前記位置決め支柱が前記位置決め孔を貫通して露出される。前記長方形孔を設けることで、外部から前記位置決め支柱を見ることができ、前記位置決め支柱に生成された火炎の芯は、疑似効果がより現実になる。
好ましくは、前記位置決め架台は、支柱をさらに備え、前記位置決め支柱は、前記支柱の上端部に設けられ、前記第2磁石は、前記支柱の底面の開口内に設置される。
好ましくは、前記火炎部品は、長溝を設け、前記長溝の一端には、前記第1磁石を収容するための取付孔が設けられ、前記支柱が前記長溝内に設置される。
好ましくは、前記火炎部品は、火炎シートと揺動部とを備え、前記火炎シートは、下方に延伸する接続ピンが設けられ、前記揺動部には接続孔が設けられ、前記接続ピンは、前記接続孔に挿入するように設けられ、これによって、前記火炎シートと前記揺動部とを連結する。
疑似火炎ランプであって、類似形状ケースと、前記類似形状ケース内に設置される電源と、制御回路基板と、駆動装置と、発光体とを備え、前記疑似火炎ランプは、前記磁気浮上式疑似火炎装置をさらに備え、前記火炎部品は、前記類似形状ケースの上端より伸び出し、前記制御回路基板は、スイッチにより前記電源に電気的に接続され、前記発光体は、前記制御回路基板に電気的に接続され、且つ前記火炎部品に光を照射し、前記駆動装置は、前記制御回路基板に電気的に接続され、且つ前記火炎部品を駆動して揺動させる。
好ましくは、前記駆動装置は、第3磁石とコイルとを備え、前記第3磁石は、前記火炎部品の下端部に固定され、前記コイルは、前記火炎部品の下方に位置され、且つ前記制御回路基板の制御により電磁場を形成し、前記第3磁石は、電磁場の作用で前記火炎部品を駆動して揺動させる。
好ましくは、前記火炎部品の底面に固定孔が設けられ、前記第3磁石は、前記固定孔内に収容される。
好ましくは、前記類似形状ケースは、キャンドル型のケースである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】本発明の疑似火炎ランプの分解構造を示すである。
【
図2】本発明の磁気浮上式疑似火炎装置の内部構造を示す図である。
【
図3】本発明の磁気浮上式疑似火炎装置の断面図である。
【
図4】本発明の磁気浮上式疑似火炎装置の正面図である。
【
図5】本発明の磁気浮上式疑似火炎装置における位置決め架台の構造概念図である。
【
図6】本発明の磁気浮上式疑似火炎装置における火炎部品の構造概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施形態及び図面を参照しながら、本発明の技術的な内容、構造特徴、及び達成された効果を詳細に説明する。
【0009】
図1及び
図2に示すように、本発明の疑似火炎ランプ100は、類似形状ケース1、前記類似形状ケース1内に取り付けられる電源2、制御回路基板3、駆動装置4、発光体5及び磁気浮上式疑似火炎装置6を備える。前記制御回路基板3は、スイッチ7を介して前記電源2に電気的に接続され、前記発光体5は、前記制御回路基板3に電気的に接続され、且つ前記磁気浮上式疑似火炎装置6の火炎部品62に光を照射し、前記駆動装置4は、前記制御回路基板3に電気的に接続され、且つ駆動前記磁気浮上式疑似火炎装置6の火炎部品62を揺れ働かせる。本実施形態の前記類似形状ケース1がキャンドル型のケースであり、疑似火炎ランプ100は、キャンドルライトをより現実的に模倣することができる。
【0010】
図1、
図3、
図5及び
図6に示すように、前記磁気浮上式疑似火炎装置6は、座体61、火炎部品62、位置決め架台63、第1磁石64、及び第2磁石65を備える。前記座体61は、左右の両部分に分かれており、左部分と右部分とを組合せて全体を構成する。前記位置決め架台63は、前記座体61内に固定されており、前記位置決め架台63は、鉛直に設置された支柱631、位置決め支柱632、及び横方向に設置されたT型の連結架台633を備える。前記位置決め支柱632は、前記支柱631の上端部に設置され、前記連結架台633の一端が前記支柱631に接続され、他端が前記座体61の内側に接続されている。前記第1磁石64は、前記火炎部品62に設置され、前記第1磁石64の中央部には位置決め孔641が設けられ、前記火炎部品62には、前記第1磁石64の位置決め孔641に対向する位置決め孔(図示せず)が設けられている。前記位置決め支柱632は、間隔を空けて前記第1磁石64の位置決め孔641と前記火炎部品62の位置決め孔とを貫通しており、前記火炎部品62を位置決めさせる。前記火炎部品62の火炎シート621は、前記座体61の上部より露出され、且つ前記類似形状ケース1の上端部より伸長している。前記第2磁石65は、前記支柱631の底面の開口631a内に設置され、前記第2磁石65と前記第1磁石64との対向する極同士は、同じ磁性を有し、前記火炎部品62は、両磁石同士の反発力により、前記位置決め架台63に対して浮上することができる。本発明の前記火炎部品と前記位置決め架台との設置方式は、他の方式でもよく、例えば、前記火炎部品には、位置決め支柱が設置され、前記位置決め架台には、位置決め孔が設置されてもよい。この場合、前記位置決め支柱は、間隔を空けて、前記位置決め孔内に設置されれば、前記火炎部品を位置決めさせることができる。前記第1磁石は、前記位置決め支柱の下端部に設置され、第1磁石は、前記位置決め孔内に位置され、且つ、前記位置決め孔の底部の第2磁石と互いに反発することで、前記火炎部品が前記位置決め架台に対して浮上することもできる。
【0011】
図3及び
図4に示すように、前記火炎部品62の火炎シート621の付根部に、長方形孔62aが設けられ、これによって、前記位置決め支柱632が前記位置決め孔641を貫通した後に、前記長方形孔62aに延伸し、且つ前記長方形孔62aより露出する。また、前記火炎シート621の正面から、前記位置決め支柱632が見える。この構造によって、前記位置決め支柱632は黒色に塗られることで、火炎の火炎芯を形成することができる。前記長方形孔62aを設けることにより、前記位置決め支柱632を外側から見ることができ、前記位置決め支柱632が火炎のような火炎芯を形成できるため、疑似的な効果が優れ、リアル感が与えられる。
【0012】
図6に示すように、前記火炎部品62は、火炎シート621及び揺動部622を備え、2つの接続ピン621aは、前記火炎シート621から下方に向いて延伸し、前記揺動部622には、接続孔622aが設けられ、前記接続ピン621aが前記接続孔622aに挿入して、前記火炎シート621と前記揺動部622とを連結する。前記接続ピン621a同士の間に、長溝62bが形成され、前記長溝62bは、前記長方形孔62aに隣接する一端に、前記第1磁石64を収容する取付孔62cが設けられ、前記支柱631は、前記長溝62b内に設けられることで、前記火炎部品62が前記支柱631に対して浮上することができる。
【0013】
図1に示すように、前記駆動装置4は、第3磁石41及びコイル42を備え、前記第3磁石41は、前記火炎部品62の下端部に固定され、より具体的には、前記火炎部品62の下底面に、固定孔62dが設けられ、本実施形態では、固定孔62dが前記揺動部622の底面に設けられ、前記第3磁石41は、前記固定孔62d内に収容される。前記コイル42は、前記火炎部品62の下方に位置され、且つ、前記制御回路基板3の制御で電磁場を生成し、前記第3磁石41は、電磁場の作用の下で前記火炎部品62を揺動させる。具体的には、前記制御回路基板3は、前記コイル42の通電を制御する。前記コイル42が通電するとき、コイル42が電場を形成し、前記第3磁石41を押し動かし、前記第3磁石41が前記火炎部品62を揺動させる。このとき、前記コイル42の電流を遮断しても、前記火炎部品62は、慣性作用により揺動し続ける。一定の時間揺動し続けた後、前記コイル42が再び通電し、コイル42が電場を形成し、前記第3磁石41を押し動かすことにより、前記火炎部品62の連続的なスイングが実現される。
【0014】
従来技術と比較して、本発明は、火炎部品62に第1磁石64が設けられ、前記位置決め架台63に位置決め支柱632が設けられ、また、前記位置決め支柱632が前記第1磁石64及び前記火炎部品62を貫通するように設けられることで、前記火炎部品62が前記位置決め架台63に吊り下げられることができる。また、前記位置決め架台63の下端に第2磁石65が固定され、前記第2磁石65及び前記第1磁石64の互いに対向する極は同じ極性を有するので、両磁石によって生成された反発力で前記火炎部品62を押し上げて、前記火炎部品62を浮上させることができる。前記火炎部品62が浮上する状態であるので、前記位置決め支柱632は位置決め中心とし、前記火炎部品62が広い角度で全方向に揺動可能である。また、浮上状態の前記火炎部品62は、他の力に影響されず、そのスイングはより自然でリアルになり、疑似効果が向上することができる。さらに、前記火炎部品62が浮上状態では、抵抗力も受けておらず、前記火炎部品62の揺動を駆動すれば、慣性により前記火炎部品62が長く揺動することができるので、駆動装置4の通電回数を低減することができ、電力の節約及びバッテリーの航続時間の延長を実現でき、環境にも優しい。
【0015】
以上、本発明の好ましい実施形態の例に過ぎず、本発明の特許請求の範囲を限定するものではない。したがって、本発明の特許請求の範囲に従って行われた同等の変更は、依然として本発明の特許請求の範囲に含まれている。