特許第6976475号(P6976475)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6976475
(24)【登録日】2021年11月11日
(45)【発行日】2021年12月8日
(54)【発明の名称】情報処理装置
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20211125BHJP
【FI】
   G06Q50/10
【請求項の数】17
【全頁数】17
(21)【出願番号】特願2021-116456(P2021-116456)
(22)【出願日】2021年7月14日
(62)【分割の表示】特願2020-141657(P2020-141657)の分割
【原出願日】2020年8月25日
【審査請求日】2021年7月14日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】000208891
【氏名又は名称】KDDI株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100166006
【弁理士】
【氏名又は名称】泉 通博
(74)【代理人】
【識別番号】100154070
【弁理士】
【氏名又は名称】久恒 京範
(74)【代理人】
【識別番号】100153280
【弁理士】
【氏名又は名称】寺川 賢祐
(72)【発明者】
【氏名】王 妍
(72)【発明者】
【氏名】陳 心茹
【審査官】 塩澤 如正
(56)【参考文献】
【文献】 特開2017−208041(JP,A)
【文献】 特開2014−099146(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 − 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の地域に在住するユーザを地域内グループに登録し、前記所定の地域に在住していないユーザを地域外グループに登録するユーザ登録部と、
前記所定の地域において、前記地域内グループに登録された第1ユーザと前記地域外グループに登録された第2ユーザとが共同で利用するサービスに関する情報を登録するサービス登録部と、
前記ユーザ登録部に登録された複数のユーザから、前記サービスを利用するための利用要求を取得する要求取得部と、
前記要求取得部が取得した前記利用要求を送信した前記複数のユーザに、前記第1ユーザと前記第2ユーザとが含まれることを条件として、前記サービスを利用するための案内を前記第1ユーザ及び前記第2ユーザに送信する送信部と、
を有する情報処理装置。
【請求項2】
前記要求取得部は、前記利用要求を取得する前に、前記ユーザから前記サービスの利用を希望するための希望要求を取得し、
前記要求取得部が前記ユーザから前記希望要求を取得した場合に、前記ユーザと、前記希望要求が示す前記サービスとを関連付ける関連付部をさらに有し、
前記送信部は、前記要求取得部が取得した前記利用要求を送信した複数の前記ユーザに、前記第1ユーザと前記第2ユーザとが含まれ、かつ前記第1ユーザと前記第2ユーザとのうちの少なくともいずれかに前記サービスが関連付けられていることを条件として、前記案内を前記第1ユーザ及び前記第2ユーザに送信する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記関連付部は、前記要求取得部が前記第1ユーザから前記希望要求を取得した場合において、前記第1ユーザが前記サービスを利用するための利用条件を満たす場合に、前記第1ユーザと、前記希望要求が示す前記サービスとを関連付ける、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記送信部は、前記案内として、前記サービスの予約を行うための情報を前記第1ユーザ及び前記第2ユーザに送信する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記送信部は、前記第1ユーザ及び前記第2ユーザにそれぞれ異なる内容の前記案内を送信する、
請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記送信部は、前記第1ユーザ及び前記第2ユーザに送信するそれぞれ異なる内容の前記案内として、前記サービスの利用料金であってそれぞれ異なる金額の前記利用料金を前記第1ユーザ及び前記第2ユーザに送信する、
請求項5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記送信部が前記案内を送信した後に、前記サービスの利用料金を決済するための決済情報であって前記第1ユーザ及び前記第2ユーザそれぞれの前記決済情報に基づいて、前記第1ユーザ及び前記第2ユーザに対して前記利用料金を決済する決済部をさらに有する、
請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記ユーザ登録部は、前記ユーザの電話番号が、前記所定の地域で事業を行う通信事業者により割り当てられた電話番号である場合に、前記所定の地域に在住するユーザを前記地域内グループに登録する、
請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記サービス登録部は、前記ユーザが前記所定の地域を訪れることにより提供される前記サービスに関する情報を登録する、
請求項1から8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記要求取得部は、複数の前記第1ユーザそれぞれから前記利用要求を取得し、前記第2ユーザから前記利用要求を取得し、
前記送信部は、前記複数の第1ユーザの中から、前記第1ユーザのユーザ情報と前記第2ユーザのユーザ情報との共通点が相対的に多い前記第1ユーザを選択し、選択した前記第1ユーザ及び前記第2ユーザに前記案内を送信する、
請求項1から9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項11】
所定の地域に在住するユーザを地域内グループに登録し、前記所定の地域に在住していないユーザを地域外グループに登録するユーザ登録部と、
前記所定の地域において、前記地域内グループに登録された第1ユーザと前記地域外グループに登録された第2ユーザとが共同で利用するサービスに関する情報を登録するサービス登録部と、
前記第1ユーザ及び前記第2ユーザのいずれか一方のユーザから、前記第1ユーザ及び前記第2ユーザのうちの前記一方のユーザとは異なる他方のユーザに前記サービスの利用を提案するための提案要求を取得する要求取得部と、
前記要求取得部が前記提案要求を取得した場合に、前記提案要求が示す前記サービスの利用の提案を前記他方のユーザに送信する送信部と、
を有し、
前記要求取得部は、前記送信部が前記提案を前記他方のユーザに送信した後に、前記他方のユーザから前記提案を承諾したことを示す承諾通知を取得し、
前記送信部は、前記要求取得部が前記承諾通知を取得したことを条件として、前記サービスを利用するための案内を前記第1ユーザ及び前記第2ユーザに送信する、
情報処理装置。
【請求項12】
前記要求取得部が前記第1ユーザから前記サービスの利用を希望するための希望要求を取得した場合において、前記第1ユーザが前記サービスを利用するための利用条件を満たす場合に、前記第1ユーザと、前記希望要求が示す前記サービスとを関連付ける関連付部をさらに有し、
前記送信部は、前記要求取得部が前記承諾通知を取得し、かつ前記第1ユーザと前記第2ユーザとのうちの少なくともいずれかに前記サービスが関連付けられていることを条件として、前記案内を前記第1ユーザ及び前記第2ユーザに送信する、
請求項11に記載の情報処理装置。
【請求項13】
前記送信部は、前記案内として、前記サービスの予約を行うための情報を前記第1ユーザ及び前記第2ユーザに送信する、
請求項11又は12に記載の情報処理装置。
【請求項14】
前記送信部は、前記第1ユーザ及び前記第2ユーザにそれぞれ異なる内容の前記案内を送信する、
請求項11から13のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項15】
前記送信部が前記案内を送信した後に、前記サービスの利用料金を決済するための決済情報であって前記第1ユーザ及び前記第2ユーザそれぞれの前記決済情報に基づいて、前記第1ユーザ及び前記第2ユーザに対して前記利用料金を決済する決済部をさらに有する、
請求項11から14のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項16】
前記ユーザ登録部は、前記ユーザの電話番号が、前記所定の地域で事業を行う通信事業者により割り当てられた電話番号である場合に、前記所定の地域に在住するユーザを前記地域内グループに登録する、
請求項11から15のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項17】
前記サービス登録部は、前記ユーザが前記所定の地域を訪れることにより提供される前記サービスに関する情報を登録する、
請求項11から16のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、サービスを利用するための案内を提示する情報処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、日本では、インバウンドの需要の増大により、海外からの旅行者(以下、ユーザという)が増えている。特許文献1には、ユーザに提供されるイベント(以下、「サービス」という)を含む旅行計画を作成する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2015−001811号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ユーザは、上記旅行計画に含まれるサービスが提供される地域で用いられる言語を話せなかったり、当該言語の文字を読めなかったりする場合がある。そのため、ユーザは、問題なくサービスを利用することができるか不安に感じる場合があった。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、サービスの利用に対するユーザの不安を低減させることができる情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様における情報処理装置は、所定の地域に在住するユーザを地域内グループに登録し、前記所定の地域に在住していないユーザを地域外グループに登録するユーザ登録部と、前記所定の地域において、前記地域内グループに登録された第1ユーザと前記地域外グループに登録された第2ユーザとが共同で利用するサービスに関する情報を登録するサービス登録部と、前記ユーザ登録部に登録された複数のユーザから、前記サービスを利用するための利用要求を取得する要求取得部と、前記要求取得部が取得した前記利用要求を送信した前記複数のユーザに、前記第1ユーザと前記第2ユーザとが含まれることを条件として、前記サービスを利用するための案内を前記第1ユーザ及び前記第2ユーザに送信する送信部と、を有する。
【0007】
前記要求取得部は、前記利用要求を取得する前に、前記ユーザから前記サービスの利用を希望するための希望要求を取得してもよいし、前記情報処理装置は、前記要求取得部が前記ユーザから前記希望要求を取得した場合に、前記ユーザと、前記希望要求が示す前記サービスとを関連付ける関連付部をさらに有してもよいし、前記送信部は、前記要求取得部が取得した前記利用要求を送信した複数の前記ユーザに、前記第1ユーザと前記第2ユーザとが含まれ、かつ前記第1ユーザと前記第2ユーザとのうちの少なくともいずれかに前記サービスが関連付けられていることを条件として、前記案内を前記第1ユーザ及び前記第2ユーザに送信してもよい。
【0008】
前記関連付部は、前記要求取得部が前記第1ユーザから前記希望要求を取得した場合において、前記第1ユーザが前記サービスを利用するための利用条件を満たす場合に、前記第1ユーザと、前記希望要求が示す前記サービスとを関連付けてもよい。
前記送信部は、前記案内として、前記サービスの予約を行うための情報を前記第1ユーザ及び前記第2ユーザに送信してもよい。
前記送信部は、前記第1ユーザ及び前記第2ユーザにそれぞれ異なる内容の前記案内を送信してもよい。
【0009】
前記送信部は、前記第1ユーザ及び前記第2ユーザに送信するそれぞれ異なる内容の前記案内として、前記サービスの利用料金であってそれぞれ異なる金額の前記利用料金を前記第1ユーザ及び前記第2ユーザに送信してもよい。
前記情報処理装置は、前記送信部が前記案内を送信した後に、前記サービスの利用料金を決済するための決済情報であって前記第1ユーザ及び前記第2ユーザそれぞれの前記決済情報に基づいて、前記第1ユーザ及び前記第2ユーザに対して前記利用料金を決済する決済部をさらに有してもよい。
【0010】
前記ユーザ登録部は、前記ユーザの電話番号が、前記所定の地域で事業を行う通信事業者により割り当てられた電話番号である場合に、前記所定の地域に在住するユーザを前記地域内グループに登録してもよい。
前記サービス登録部は、前記ユーザが前記所定の地域を訪れることにより提供される前記サービスに関する情報を登録してもよい。
前記要求取得部は、複数の前記第1ユーザそれぞれから前記利用要求を取得し、前記第2ユーザから前記利用要求を取得してもよいし、前記送信部は、前記複数の第1ユーザの中から、前記第1ユーザのユーザ情報と前記第2ユーザのユーザ情報との共通点が相対的に多い前記第1ユーザを選択し、選択した前記第1ユーザ及び前記第2ユーザに前記案内を送信してもよい。
【0011】
本発明の第2の態様における情報処理装置は、所定の地域に在住するユーザを地域内グループに登録し、前記所定の地域に在住していないユーザを地域外グループに登録するユーザ登録部と、前記所定の地域において、前記地域内グループに登録された第1ユーザと前記地域外グループに登録された第2ユーザとが共同で利用するサービスに関する情報を登録するサービス登録部と、前記第1ユーザ及び前記第2ユーザのいずれか一方のユーザから、前記第1ユーザ及び前記第2ユーザのうちの前記一方のユーザとは異なる他方のユーザに前記サービスの利用を提案するための提案要求を取得する要求取得部と、前記要求取得部が前記提案要求を取得した場合に、前記提案要求が示す前記サービスの利用の提案を前記他方のユーザに送信する送信部と、を有し、前記要求取得部は、前記送信部が前記提案を前記他方のユーザに送信した後に、前記他方のユーザから前記提案を承諾したことを示す承諾通知を取得し、前記送信部は、前記要求取得部が前記承諾通知を取得したことを条件として、前記サービスを利用するための案内を前記第1ユーザ及び前記第2ユーザに送信する。
【0012】
前記情報処理装置は、前記要求取得部が前記第1ユーザから前記サービスの利用を希望するための希望要求を取得した場合において、前記第1ユーザが前記サービスを利用するための利用条件を満たす場合に、前記第1ユーザと、前記希望要求が示す前記サービスとを関連付ける関連付部をさらに有してもよいし、前記送信部は、前記要求取得部が前記承諾通知を取得し、かつ前記第1ユーザと前記第2ユーザとのうちの少なくともいずれかに前記サービスが関連付けられていることを条件として、前記案内を前記第1ユーザ及び前記第2ユーザに送信してもよい。
前記送信部は、前記案内として、前記サービスの予約を行うための情報を前記第1ユーザ及び前記第2ユーザに送信してもよい。
前記送信部は、前記第1ユーザ及び前記第2ユーザにそれぞれ異なる内容の前記案内を送信してもよい。
【0013】
前記情報処理装置は、前記送信部が前記案内を送信した後に、前記サービスの利用料金を決済するための決済情報であって前記第1ユーザ及び前記第2ユーザそれぞれの前記決済情報に基づいて、前記第1ユーザ及び前記第2ユーザに対して前記利用料金を決済する決済部をさらに有してもよい。
前記ユーザ登録部は、前記ユーザの電話番号が、前記所定の地域で事業を行う通信事業者により割り当てられた電話番号である場合に、前記所定の地域に在住するユーザを前記地域内グループに登録してもよい。
前記サービス登録部は、前記ユーザが前記所定の地域を訪れることにより提供される前記サービスに関する情報を登録してもよい。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、サービスの利用に対するユーザの不安を低減させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】情報処理システムSの概要を説明するための図である。
図2】情報処理装置2の構成を示す図である。
図3】記憶部22に記憶されているデータベースの構成の一例を示す図である。
図4】専用アプリの表示画面の一例を示す図である。
図5】専用アプリの表示画面の一例を示す図である。
図6】専用アプリの表示画面の一例を示す図である。
図7】情報処理システムSの処理の流れを示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
[情報処理システムSの概要]
図1は、情報処理システムSの概要を説明するための図である。情報処理システムSは、ユーザUに情報処理サービスを提供するために用いられるシステムである。ユーザUは、情報処理サービスを利用する利用者であり、様々な在住地(例えば、日本、中国及び米国等)の利用者が含まれる。
【0017】
情報処理サービスは、ユーザUが所定の地域で提供される地域サービスを利用するための利用案内を、当該ユーザUに提供するためのサービスである。所定の地域は、例えば、日本である。地域サービスは、例えば、飲食、宿泊、エステ又はレジャー等のように、ユーザUが所定の地域を訪れることにより提供されるサービスである。
【0018】
情報処理システムSは、ユーザ端末1と、情報処理装置2とを有する。ユーザ端末1は、ユーザUが使用する端末であり、例えば、スマートフォン又はタブレット等である。ユーザ端末1には、ユーザUに情報処理サービスを提供するための専用のアプリケーションプログラム(以下、「専用アプリ」という)がインストールされている。
【0019】
情報処理装置2は、情報処理サービスを管理する装置であり、例えば、サーバである。情報処理装置2には、ユーザUのユーザ情報が記憶されている。ユーザ情報は、地域内グループ及び地域外グループのうちのいずれかのグループに登録されている。
【0020】
地域内グループは、所定の地域を在住地とするユーザUが含まれるグループである。地域外グループは、所定の地域と異なる地域を在住地とするユーザUが含まれるグループである。所定の地域と異なる地域は、例えば、中国及び米国等である。なお、所定の地域が、中国及び米国等であり、所定の地域と異なる地域が、日本であってもよい。また、所定の地域は、日本の都道府県又は市区町村であってもよい。
【0021】
情報処理装置2には、情報処理サービスにおいて、ユーザUに提示可能な地域サービスに関する情報であるサービス情報が記憶されている。サービス情報は、例えば、サービス名、地域サービスの内容、地域サービスが提供される場所及び地域サービスの利用料金等を含む。ユーザUは、専用アプリの表示画面において、サービス情報を閲覧したり、当該サービス情報に基づいて地域サービスの利用を申し込んだりすることができる。
【0022】
また、専用アプリの表示画面には、表示画面に表示される文字の言語を設定するための設定項目が設けられており、表示画面に表示される文字が当該設定項目においてユーザUが設定した言語で表示される。なお、上記文字の言語は、ユーザUが上記設定項目で設定する場合に限らず、例えば、ユーザ情報を登録するための表示画面には、会話等が可能な言語を設定する一以上の設定項目が設けられており、表示画面に表示される文字が当該設定項目においてユーザUが設定した言語で表示されてもよい。この場合において、ユーザUが、会話等が可能な言語として複数の言語(例えば、日本語、英語及び中国語)を設定した場合、上記文字の言語は、複数の言語の中で優先度が高い言語(例えば、ユーザUが設定した住所の地域で用いられる言語)であってもよい。
【0023】
図1に示す第1ユーザU1は、地域内グループに登録されたユーザU(所定の地域を在住地とするユーザU)であり、例えば、外国人留学生又は外国人労働者等である。第2ユーザU2は、地域外グループに登録されたユーザU(所定の地域と異なる地域を在住地とするユーザU)である。第1ユーザU1及び第2ユーザU2は、例えば、母国語、又は会話可能な言語が共通するユーザUである。
【0024】
この場合において、まず、各ユーザU(第1ユーザU1及び第2ユーザU2)が、専用アプリの表示画面において、地域サービスの利用を申し込むための操作を行うと、各ユーザ端末1(第1ユーザU1が使用する第1ユーザ端末1a及び第2ユーザU2が使用する第2ユーザ端末1b)は、地域サービスを利用するための利用要求を情報処理装置2に送信する(図1の(1))。
【0025】
そして、情報処理装置2は、利用要求を取得すると、当該利用要求が利用案内を送信するための送信条件を満たす場合に、地域サービスを利用するための利用案内を、第1ユーザU1及び第2ユーザU2(第1ユーザ端末1a及び第2ユーザ端末1b)に送信する(図1の(2))。利用案内の送信条件は、利用要求を送信した複数のユーザUに、第1ユーザU1と第2ユーザU2とが含まれていることである。
【0026】
その後、第1ユーザU1及び第2ユーザU2は、利用案内に基づいて、地域サービスを利用する。このようにすることで、情報処理システムSは、第1ユーザU1及び第2ユーザU2に対して、地域サービスを同時に利用させることができる。例えば、第2ユーザU2による地域サービスの利用に第1ユーザU1を同伴させることにより、第2ユーザU2は、地域サービスが提供される所定の地域の言語を話せなかったり当該言語の文字を読めなかったりする場合であっても、所定の地域を在住地とする第1ユーザU1から地域サービスの利用に対する支援を受けることができる。その結果、情報処理システムSは、地域サービスの利用に対する第1ユーザU1の不安を低減させることができる。
以下、情報処理装置2の構成について説明する。
【0027】
[情報処理装置2の構成]
図2は、情報処理装置2の構成を示す図である。情報処理装置2は、通信部21と、記憶部22と、制御部23とを有する。通信部21は、ネットワークに接続するためのインターフェイスであり、例えばLAN(Local Area Network)コントローラを含んで構成されている。
【0028】
記憶部22は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びハードディスク等の記憶媒体である。記憶部22は、制御部23が実行するプログラムを記憶している。また、記憶部22は、サービス情報を管理するサービス管理データベースと、ユーザ情報を管理するユーザ管理データベースとを記憶している。
【0029】
図3は、記憶部22に記憶されているデータベースの構成の一例を示す図である。図3(a)に示すサービス管理データベースは、サービス識別情報と、サービス情報(サービス名、サービス内容、案内情報、条件情報等)とを関連付けて記憶している。サービス識別情報は、地域サービスを識別するための情報である。案内情報は、ユーザUに地域サービスを利用させるための利用案内を示す情報である。条件情報は、地域サービスを利用するための条件を示す情報であり、例えば、ユーザU(第1ユーザU1)に対する所定の地域で用いられる言語のレベルの高さを示す。条件情報は、例えば、所定の地域に居住した年数が所定の閾値以上であること、又は所定の地域で用いられる言語の検定試験における等級が所定の閾値以上であること等である。
【0030】
図3(b)に示すユーザ管理データベースには、ユーザ識別情報と、ユーザ情報(ユーザUの名前、住所、電話番号、決済情報)と、グループとが関連付けて記憶されている。ユーザ識別情報は、ユーザUを識別するための情報である。決済情報は、サービスの利用料を決済するための情報であり、例えば、クレジットカードの番号又は銀行口座の番号等である。グループは、ユーザUが地域内グループ及び地域外グループのいずれかに含まれることを示す情報である。図3(b)に示す例に限らず、ユーザ管理データベースには、性別、過去の居住地、所定の地域に居住している居住年数、経歴、及び嗜好等が記憶されてもよい。
【0031】
図2に戻り、制御部23は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。制御部23は、記憶部22に記憶されたプログラムを実行することにより、要求取得部231、サービス登録部232、ユーザ登録部233、関連付部234、送信部235及び決済部236として機能する。
【0032】
要求取得部231は、ユーザUから種々の要求を取得する。例えば、まず、ユーザUが、専用アプリの表示画面において所定の操作を行うと、ユーザ端末1は、ユーザUによる所定の操作に対応する要求を情報処理装置2に送信する。そして、要求取得部231は、通信部21を介して、ユーザUの要求をユーザ端末1から取得する。
【0033】
サービス登録部232は、サービス情報を含むサービス登録要求に基づいて、サービス情報を登録する。サービス登録要求は、地域サービスを登録するための要求である。具体的には、まず、要求取得部231がサービス登録要求を取得すると、サービス登録部232は、サービス識別情報を生成する。そして、サービス登録部232は、生成したサービス識別情報と、要求取得部231が取得したサービス登録要求に含まれるサービス情報と関連付けてサービス管理データベースに記憶させる。
【0034】
要求取得部231は、例えば、サービス登録要求を、地域サービスを提供するサービス提供者から取得する。要求取得部231は、サービス登録要求を、ユーザU(第1ユーザU1又は第2ユーザU2)から取得してもよい。
【0035】
ユーザ登録部233は、ユーザUのユーザ情報を含むユーザ登録要求に基づいて、当該ユーザ情報を登録する。ユーザ登録要求は、ユーザ情報を登録するための要求である。例えば、ユーザUが、専用アプリの表示画面(例えば、ユーザ情報を登録するためのユーザ登録画面)においてユーザUの名前等を含むユーザ情報を入力し、当該ユーザ情報を登録するための操作を行うと、ユーザ端末1は、ユーザ情報を含むユーザ登録要求を情報処理装置2に送信する。要求取得部231がユーザ登録要求を取得すると、ユーザ登録部233は、ユーザ識別情報を生成し、生成したユーザ識別情報と、ユーザ登録要求に含まれるユーザ情報とを関連付けてユーザ管理データベースに記憶させる。
【0036】
ユーザ登録部233は、ユーザ情報を、ユーザUの在住地に応じて、地域内グループ及び地域外グループのいずれかにユーザ情報を登録する。具体的には、ユーザ登録部233は、所定の地域を在住地とするユーザUのユーザ情報を含むユーザ登録要求に基づいてユーザ情報を地域内グループに登録し、所定の地域とは異なる地域を在住地とするユーザUのユーザ情報を含むユーザ登録要求に基づいてユーザ情報を地域外グループに登録する。
【0037】
より具体的には、ユーザ登録部233は、ユーザUの在住地が所定の地域(例えば日本)である場合、ユーザ識別情報と、当該ユーザUのユーザ情報と、地域内グループを示すグループ情報とを関連付けてユーザ管理データベースに記憶させ、ユーザUの在住地が所定の地域とは異なる地域(例えば中国)である場合、ユーザ識別情報と、当該ユーザUのユーザ情報と、地域外グループを示すグループ情報とを関連付けてユーザ管理データベースに記憶させる。
【0038】
例えば、ユーザ登録画面には、地域内グループ及び地域外グループのうちのいずれかのグループを選択可能な入力項目(例えばラジオボタン)が表示されており、ユーザ登録部233は、ユーザUが選択したグループにユーザ情報を登録する。ユーザ登録部233は、ユーザ情報に含まれる住所に基づいて、地域内グループ及び地域外グループのいずれかのグループに当該ユーザ情報を登録してもよい。
【0039】
また、ユーザ登録部233は、ユーザ情報に含まれる電話番号に基づいて、地域内グループ及び地域外グループのいずれかのグループに当該ユーザ情報を登録してもよい。具体的には、ユーザ登録部233は、ユーザ情報に含まれる電話番号が、所定の地域で事業を行う通信事業者により割り当てられた電話番号(例えば、090ではじまる携帯番号等)である場合に、ユーザ情報を地域内グループに登録する。ユーザ登録部233は、ユーザ情報に含まれる電話番号が、所定の地域で事業を行う通信事業者により割り当てられた電話番号以外の電話番号(例えば、中国における13ではじめる電話番号等)である場合に、ユーザ情報を地域外グループに登録してもよい。
【0040】
このようにすることで、情報処理装置2は、ユーザUがグループを選択する操作を省くことができる。なお、ユーザ登録部233は、ユーザUが選択したグループ又は住所に応じて定まるグループと、電話番号に応じて定まるグループとが一致する場合に、当該グループ(地域内グループ又は地域外グループ)にユーザ情報を登録してもよい。
【0041】
また、ユーザ登録部233は、ユーザ情報の登録時に、当該ユーザ情報に含まれる電話番号を認証してもよい。例えば、ユーザUがユーザ登録画面において電話番号を入力すると、ユーザ登録部233は、認証コードを含むメッセージ(例えば、SMS(Short Message Service)のメッセージ)を電話番号に送信する。そして、ユーザUがユーザ登録画面において上記認証コードを入力すると、ユーザ登録部233は、電話番号に送信した認証コードと、ユーザUが入力した認証コードとが一致する場合に、ユーザ情報を登録する。このようにすることで、情報処理装置2は、電話番号の存在や正当性、地域内での在住有無、が一定程度担保されるため、地域内外のグループ分けの信頼性が向上する。
【0042】
送信部235は、ユーザUから地域サービスを利用するための利用要求に基づいて、地域サービスを利用するための利用案内を、当該ユーザUに送信する。利用要求には、地域サービスに対応するサービス識別情報を含む。
【0043】
例えば、ユーザUが、専用アプリの表示画面(例えば、複数の地域サービスが表示されたサービス一覧画面)において、選択した地域サービスを利用するための操作を行うと、ユーザ端末1は、当該地域サービスに対応するサービス識別情報を含む利用要求を情報処理装置2に送信する。要求取得部231が、利用要求をユーザUから取得すると、送信部235は、通信部21を介して、利用要求に含まれるサービス識別情報に関連付けてサービス管理データベースに記憶されている案内情報を当該ユーザUのユーザ端末1に送信する。
【0044】
情報処理サービスにおいては、第1ユーザU1及び第2ユーザU2からの利用要求に基づいて、当該利用要求に対応する地域サービスの利用案内を第1ユーザU1及び第2ユーザU2に提示する。具体的には、送信部235は、利用案内の送信条件(要求取得部231が取得した利用要求を送信した複数のユーザUに地域内グループに登録された第1ユーザU1と地域外グループに登録された第2ユーザU2とが含まれること)を満たす場合に、利用案内を、第1ユーザU1及び第2ユーザU2に送信する。
【0045】
図4は、専用アプリの表示画面の一例を示す図である。図4に示す表示画面は、利用案内が表示された利用案内画面である。図4に示すように、利用案内画面には、地域サービスを利用するまでに実施するタスクの一覧が表示された表示欄F1と、タスクを実施するためのメッセージが表示された表示欄F2とが表示されている。各ユーザUは、図4に示すような利用案内画面に表示された情報を確認して、地域サービスを利用するためのタスクを実施することができる。
【0046】
図2に戻り、送信部235は、地域サービスに関連付けられたユーザUからの利用要求に基づいて、当該地域サービスの利用案内を第1ユーザU1及び第2ユーザU2に送信してもよい。具体的には、まず、要求取得部231は、利用要求を取得する前に、ユーザUから希望要求を取得する。希望要求は、地域サービスの利用を希望するための要求であり、例えば、地域サービスの利用を希望するユーザUが、共同で地域サービスを利用する他のユーザUを募集するための要求である。例えば、ユーザUが、専用アプリの表示画面において、地域サービスの利用を希望するための操作を行うと、ユーザ端末1は、希望要求を情報処理装置2に送信する。
【0047】
要求取得部231がユーザUから希望要求を取得すると、関連付部234は、当該ユーザUと、希望要求が示す地域サービスとを関連付ける。そして、送信部235は、要求取得部231が取得した利用要求を送信した複数のユーザUに、第1ユーザU1と第2ユーザU2とが含まれ、かつ第1ユーザU1と第2ユーザU2とのうちの少なくともいずれかに地域サービスが関連付けられていることを条件として、地域サービスの利用案内を第1ユーザU1及び第2ユーザU2に送信する。送信部235は、例えば、要求取得部231が取得した利用要求を送信した複数のユーザUに、第1ユーザU1と第2ユーザU2とが含まれ、かつ第1ユーザU1と第2ユーザU2とのうちのいずれか一方のユーザUに地域サービスが関連付けられていることを条件として、地域サービスの利用案内を、第1ユーザU1及び第2ユーザU2に送信する。
【0048】
図5は、専用アプリの表示画面の一例を示す図である。図5においては、地域サービスに関連付けられているユーザUが第1ユーザU1であり、地域サービスに関連付けられていないユーザUが第2ユーザU2である例を説明する。図5においては、第2ユーザU2の第2ユーザ端末1bに表示された表示画面の一例を示す。図5(a)に示す表示画面は、サービス一覧画面である。図5(a)に示すように、サービス一覧画面には、ユーザUに提供可能な各地域サービスのサービス名が表示されている。第2ユーザU2が、サービス一覧画面において1つの地域サービスを選択する操作を行うと、図5(b)に示す表示画面が表示される。
【0049】
図5(b)に示す表示画面は、地域サービスの詳細が表示された詳細画面である。図5(b)に示す例において、地域サービスには、複数の第1ユーザU1が関連付けられており、ボタンB1の近傍に各第1ユーザU1の画像が表示されている。第2ユーザU2が、ボタンB1を押下すると、図5(c)に示す表示画面が表示される。
【0050】
図5(c)に示す表示画面は、第1ユーザU1を選択するためのユーザ選択画面である。図5(c)に示すように、ユーザ選択画面には、各第1ユーザU1に関する情報(例えば、第1ユーザU1の名前及び自己紹介等)が表示されている。第2ユーザU2が、ユーザ選択画面において、複数の第1ユーザU1の中から1人の第1ユーザU1を選択する操作を行うと、第2ユーザ端末1bは、情報処理装置2を介して、第2ユーザU2によって選択されたことを示す選択情報を、第2ユーザU2が選択した第1ユーザU1の第1ユーザ端末1aに通知する。
【0051】
第1ユーザ端末1aは、選択情報を取得すると、地域サービスの利用要求を情報処理装置2に送信する。第1ユーザ端末1aは、例えば、専用アプリの表示画面に選択情報を表示し、選択情報を確認した第1ユーザU1が地域サービスを利用するための操作を行うと、地域サービスの利用要求を情報処理装置2に送信する。第2ユーザ端末1bは、選択情報を通知した後に、地域サービスの利用要求を情報処理装置2に送信する。このようにすることで、第2ユーザU2は、地域サービスを共同して利用することを希望する第1ユーザU1と共に地域サービスを利用することができる。
【0052】
上記において、第2ユーザU2が第1ユーザU1を選択する例を説明したが、これに限らない。例えば、情報処理装置2が複数の第1ユーザU1の中から1人の第1ユーザU1を選択してもよい。情報処理装置2は、例えば、複数の第1ユーザU1の中から、第2ユーザU2との共通点(例えば、性別、年齢、過去の居住地、出身校、及び嗜好等)が相対的に多い第1ユーザU1(例えば、共通点が最も多い第1ユーザU1)を選択する。このようにすることで、情報処理装置2は、第2ユーザU2が第1ユーザU1を選択する手間を省かせることができる。
【0053】
送信部235は、要求取得部231が取得した利用要求を送信した複数のユーザUに、第1ユーザU1と第2ユーザU2とが含まれ、かつ第1ユーザU1及び第2ユーザU2それぞれに地域サービスが関連付けられていることを条件として、地域サービスの利用案内を、第1ユーザU1及び第2ユーザU2に送信してもよい。
【0054】
例えば、まず、送信部235は、地域サービスに関連付けられたユーザUに第1ユーザU1と第2ユーザU2とが含まれる場合、第2ユーザU2が地域サービスの利用を希望していることを示す希望者情報を第1ユーザU1に送信し、第1ユーザU1が地域サービスの利用を希望していることを示す希望者情報を第2ユーザU2に送信する。そして、送信部235は、要求取得部231が取得した利用要求を送信した複数のユーザUに、希望者情報を送信した第1ユーザU1と第2ユーザU2とが含まれていることを条件として、地域サービスの利用案内を、第1ユーザU1及び第2ユーザU2に送信する。
【0055】
ところで、地域サービスの利用においては、当該地域サービスを提供する店舗の環境に応じて、ユーザUに要求される所定の地域で用いられる言語のレベルの高さが異なる。例えば、外国語を話せるスタッフがいたり、外国語のメニュー表が用意されていたりする店舗においては、ユーザUが所定の地域で用いられる言語のレベルが高くない場合であっても地域サービスを利用し得るが、外国語を話せるスタッフがいなかったり、外国語のメニュー表が用意されていなかったりする店舗においては、ユーザUが所定の地域で用いられる言語のレベルが高くないと地域サービスを利用することが困難になる可能性がある。
【0056】
そこで、関連付部234は、第1ユーザU1が地域サービスを利用するための利用条件を満たす場合に、第1ユーザU1と地域サービスとを関連付けてもよい。関連付部234は、例えば、第1ユーザU1のユーザ情報(例えば、居住年数、経歴等)を参照し、第1ユーザU1が地域サービスの利用条件を満たすか否かを判定する。このようにすることで、情報処理装置2は、地域サービスを提供する店舗の環境に応じた言語のレベルの高さを有する第1ユーザU1及び第2ユーザU2に地域サービスを利用させることができる。
【0057】
送信部235は、第1ユーザU1及び第2ユーザU2のいずれか一方のユーザUから提案要求を受けた他方のユーザUが当該提案要求を承諾した場合に、地域サービスの利用案内を第1ユーザ及び第2ユーザに送信してもよい。提案要求は、ユーザUが、他のユーザUに地域サービスの利用を提案するための要求である。以下において、一方のユーザUが第2ユーザU2であり、他方のユーザUが第1ユーザU1である例を説明する。
【0058】
具体的には、まず、要求取得部231は、提案対象の第1ユーザU1に対応するユーザ識別情報を含む提案要求を第2ユーザU2から取得する。送信部235は、要求取得部231が第2ユーザU2から提案要求を取得した場合に、当該提案要求が示す地域サービスの利用の提案を、当該提案要求に含まれるユーザ識別情報が示す第1ユーザU1に送信する。
【0059】
例えば、図5(c)に示すユーザ選択画面には、第2ユーザU2が第1ユーザU1に地域サービスの利用を提案するための不図示の入力欄が設けられている。この場合において、第2ユーザU2が、ユーザ選択画面において入力欄に提案内容を入力して、第1ユーザU1を選択する操作を行うと、第2ユーザ端末1bは、地域サービスのサービス識別情報と、入力欄に入力された提案内容と、選択された第1ユーザU1のユーザ識別情報とを含む提案要求を情報処理装置2に送信する。送信部235は、要求取得部231が提案要求を取得した場合に、サービス識別情報が示す地域サービスに対する提案内容を、ユーザ識別情報が示す第1ユーザU1に送信する。
【0060】
要求取得部231は、送信部235が地域サービスの利用の提案を第1ユーザU1に送信した後に、第2ユーザU2から承諾通知を取得する。承諾通知は、第2ユーザU2が地域サービスの利用の提案を承諾したことを示す通知である。例えば、第1ユーザ端末1aは、情報処理装置2から地域サービスの利用の提案を取得すると、専用アプリの表示画面に提案内容を表示する。第1ユーザU1が、表示画面において地域サービスの利用の提案を承諾するための操作を行うと、第1ユーザ端末1aは、承諾通知を情報処理装置2に送信する。
【0061】
そして、送信部235は、要求取得部231が第2ユーザU2から承諾通知を取得したことを条件として、地域サービスの利用案内を第1ユーザU1及び第2ユーザU2に送信する。このようにすることで、情報処理装置2は、共同して地域サービスを利用することに承諾した第1ユーザU1及び第2ユーザU2に当該地域サービスの利用案内を提示することができる。
【0062】
送信部235は、地域サービスの利用案内として、地域サービスの予約を行うための情報を第1ユーザU1及び第2ユーザU2に送信してもよい。地域サービスの予約を行うための情報は、例えば、地域サービスの予約を受け付ける予約ページのURL(Uniform Resource Locator)、又は地域サービスを提供する店舗の電話番号等である。このようにすることで、情報処理装置2は、地域サービスを利用するための作業を支援することができる。なお、送信部235は、地域サービスの予約を行うための情報を、第1ユーザU1及び第2ユーザU2のいずれか一方(例えば第1ユーザU1)に送信してもよい。
【0063】
送信部235は、第1ユーザU1及び第2ユーザU2にそれぞれ異なる内容の利用案内を送信してもよい。利用案内の内容は、例えば、情報処理サービスの利用に伴う利用料金である。情報処理サービスの利用に伴う利用料金は、各地域サービスにおいて同一の利用料金であってもよいし、地域サービスごとに異なる料金であってもよい。
【0064】
送信部235は、例えば、情報処理サービスの利用に伴う第1利用料金を請求するための情報を第2ユーザU2に送信し、第1利用料金より安い第2利用料金を請求するための情報を第1ユーザU1に送信する。送信部235は、例えば、第1利用料金から予め定められた割引額(割引率)を差し引いた第2利用料金を請求するための情報を第2ユーザU2に送信する。このようにすることで、情報処理装置2は、第2ユーザU2の支援に対する報酬を第1ユーザU1に提供することができる。
【0065】
情報処理装置2は、利用案内を送信した後に、第2ユーザU2に利用させる車両を予約してもよい。車両は、旅客を輸送する車両であり、例えばタクシーである。具体的には、送信部235は、乗車場所と目的地と出発時刻と到着時刻とを含み、車両を予約するための予約要求を、旅客を輸送する輸送サービスに送信する。
【0066】
図6は、専用アプリの表示画面の一例を示す図である。図6に示す表示画面は、利用案内が表示された利用案内画面である。図6に示すように、利用案内画面には、車両を予約するための情報が表示された表示欄F3が表示されている。ユーザU(第2ユーザU2)が、利用案内画面において、乗車場所等の入力項目を入力してボタンB2を押下すると、ユーザ端末1は、ユーザUが入力した入力情報を情報処理装置2に送信する。要求取得部231が入力情報を取得すると、送信部235は、当該入力情報に基づいて、予約要求を輸送サービスに送信する。図6に示すように、予約要求には、ユーザUが会話可能な言語がさらに含まれてもよい。このようにすることで、情報処理装置2は、ユーザUと会話可能な言語が共通するドライバーの車両の予約を要求することができる。
【0067】
情報処理装置2は、第1ユーザU1及び第2ユーザU2に利用案内を送信した後に、当該利用案内に伴う利用料金を決済してもよい。具体的には、決済部236は、送信部235が利用案内を送信した後に、第1ユーザU1及び第2ユーザU2それぞれのユーザ情報に含まれる決済情報に基づいて、第1ユーザU1及び第2ユーザU2に対して利用料金を決済する。
【0068】
[情報処理システムSの処理]
続いて、情報処理システムSの処理の流れについて説明する。図7は、情報処理システムSの処理の流れを示すシーケンス図である。図7に示すS1は、S3の直後に実行されてもよい。本処理は、サービス登録部232が、サービス提供者によるサービス登録要求に基づいてサービス情報を登録したことを契機として開始する(S1)。
【0069】
ユーザUが、専用アプリのユーザ登録画面においてユーザUの名前等を含むユーザ情報を入力し、当該ユーザ情報を登録するための操作を行うと、ユーザ端末1は、ユーザ情報を含むユーザ登録要求を情報処理装置2に送信する(S2)。要求取得部231がユーザ登録要求を取得すると、ユーザ登録部233は、ユーザ登録要求に含まれるユーザ情報を、ユーザUの在住地に応じて、地域内グループ及び地域外グループのいずれかにユーザ情報を登録する(S3)。具体的には、ユーザ登録部233は、所定の地域を在住地とするユーザUのユーザ情報を含むユーザ登録要求に基づいてユーザ情報を地域内グループに登録し、所定の地域とは異なる地域を在住地とするユーザUのユーザ情報を含むユーザ登録要求に基づいてユーザ情報を地域外グループに登録する。
【0070】
ユーザUが、専用アプリのサービス一覧画面において、地域サービスを利用するための操作を行うと、ユーザ端末1は、当該地域サービスの利用要求を情報処理装置2に送信する(S4)。要求取得部231が地域サービスの利用要求を取得すると、送信部235は、利用案内の送信条件を満たすか否か、すなわち要求取得部231が取得した利用要求を送信した複数のユーザUに、地域内グループに登録された第1ユーザU1と地域外グループに登録された第2ユーザU2とが含まれるか否かを判定する(S5)。
【0071】
送信部235は、利用案内の送信条件を満たさないと判定した場合(S5においてNOの場合)、処理をS4に戻す。一方、送信部235は、利用案内の送信条件を満たすと判定した場合(S5においてYESの場合)、ユーザ端末1(第1ユーザ端末1a及び第2ユーザ端末1b)に地域サービスの利用案内を送信する(S6)。
【0072】
[本実施の形態における効果]
以上説明したとおり、情報処理装置2は、地域内グループに登録された第1ユーザU1と地域外グループに登録された第2ユーザU2とから、登録された地域サービスを利用するための利用要求を取得したことを条件として、当該地域サービスを利用するための利用案内を第1ユーザU1及び第2ユーザU2に送信する。このようにすることで、情報処理システムSは、第1ユーザU1及び第2ユーザU2に対して、地域サービスを同時に利用させることができる。例えば、第2ユーザU2による地域サービスの利用に第1ユーザU1を同伴させることにより、第2ユーザU2は、地域サービスが提供される所定の地域の言語を話せなかったり当該言語の文字を読めなかったりする場合であっても、所定の地域を在住地とする第1ユーザU1から地域サービスの利用に対する支援を受けることができる。その結果、情報処理システムSは、地域サービスの利用に対する第1ユーザU1の不安を低減させることができる。
【0073】
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
【符号の説明】
【0074】
1 ユーザ端末
2 情報処理装置
21 通信部
22 記憶部
23 制御部
231 要求取得部
232 サービス登録部
233 ユーザ登録部
234 関連付部
235 送信部
236 決済部
S 情報処理システム
U ユーザ

【要約】
【課題】サービスの利用に対するユーザの不安を低減させる。
【解決手段】情報処理装置2は、所定の地域に在住するユーザを地域内グループに登録し、所定の地域に在住していないユーザを地域外グループに登録するユーザ登録部233と、所定の地域において、地域内グループに登録された第1ユーザと地域外グループに登録された第2ユーザとが共同で利用するサービスに関する情報を登録するサービス登録部232と、ユーザ登録部233に登録された複数のユーザから、サービスを利用するための利用要求を取得する要求取得部231と、要求取得部231が取得した利用要求を送信した複数のユーザに、第1ユーザと第2ユーザとが含まれることを条件として、サービスを利用するための案内を第1ユーザ及び第2ユーザに送信する送信部235と、を有する。
【選択図】図2
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7