特許第6976671号(P6976671)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ ダイハツ工業株式会社の特許一覧

<>
  • 特許6976671-電子部品モジュールの筐体 図000002
  • 特許6976671-電子部品モジュールの筐体 図000003
  • 特許6976671-電子部品モジュールの筐体 図000004
  • 特許6976671-電子部品モジュールの筐体 図000005
  • 特許6976671-電子部品モジュールの筐体 図000006
  • 特許6976671-電子部品モジュールの筐体 図000007
  • 特許6976671-電子部品モジュールの筐体 図000008
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6976671
(24)【登録日】2021年11月12日
(45)【発行日】2021年12月8日
(54)【発明の名称】電子部品モジュールの筐体
(51)【国際特許分類】
   H02G 3/16 20060101AFI20211125BHJP
   B60R 16/02 20060101ALI20211125BHJP
   H05K 5/00 20060101ALI20211125BHJP
【FI】
   H02G3/16
   B60R16/02 610A
   H05K5/00 A
【請求項の数】1
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2020-177148(P2020-177148)
(22)【出願日】2020年10月22日
(62)【分割の表示】特願2017-34229(P2017-34229)の分割
【原出願日】2017年2月26日
(65)【公開番号】特開2021-16299(P2021-16299A)
(43)【公開日】2021年2月12日
【審査請求日】2020年10月22日
(73)【特許権者】
【識別番号】000002967
【氏名又は名称】ダイハツ工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100154782
【弁理士】
【氏名又は名称】太田 知二
(72)【発明者】
【氏名】吉田 晋也
(72)【発明者】
【氏名】中西 雷太
【審査官】 鈴木 大輔
(56)【参考文献】
【文献】 特開2014−103797(JP,A)
【文献】 特開2016−096639(JP,A)
【文献】 特開2000−004522(JP,A)
【文献】 特開平9−18176(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02G 3/16
B60R 16/02
H05K 5/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電気接続箱に対し、鉛直方向に沿って挿抜自在に装着される電子部品モジュールの筐体であって、
前記鉛直方向上方に位置する、配線に用いるコネクタが接続されるコネクタ接続部と、
前記コネクタ接続部より鉛直方向下方に位置する、電子部品を含む回路が実装される回路実装部と、
前記電気接続箱との装着時に、上端が前記電気接続箱の蓋部と嵌合し、且つ下端が前記電気接続箱の底部と係合することにより、前記電気接続箱の外壁の一部を形成して外部に露出する壁体部とを備えた、
電子部品モジュールの筐体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば自動車等の機械類に搭載される電装品とともに用いられる電気接続箱に装着される電子部品モジュールの筐体に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、自動車等の車両においては、車載用の電装品に対して給電する際の中継手段として複数のリレーが収納されたリレーボックスと称される電気接続箱が設けられる。
【0003】
電気接続箱は、筒状のボックス本体と、ボックス本体の上下の開口を塞ぐロアカバー及びアッパカバーとを有する筐体内にリレー等の電子部品を収容した構成を有し、筐体を介して車内の電装品と電気的に接続される。
【0004】
更に、車両に搭載する電装品の増大に伴い、電気接続箱に収容するリレー等の電子部品の点数数も増加するため、これら電子部品をモジュール化して電気接続箱と独立した構成として、ボックス本体内に収容することが提案されている。例として、特許文献1においては、合成樹脂製のリレーボックス内に断面矩形状の空間からなる収容部を形成し、ボックス本体の上側開口から収容部内に挿入されるリレーモジュールを備えた構成が開示されている。リレーモジュールは、電子部品である複数個のリレーを回路基板に実装してなる基板リレー及び基板リレーをボックス本体内外の電装品に接続するためのハーネスコネクタが接続されるコネクタ接続部を有し、コネクタ接続部はボックス本体の下側開口から露出して、車両下方から上方に配索されたハーネスコネクタに接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2015−8556号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記従来の技術には、以下のような課題があった。すなわち、コネクタ接続部をボックス本体の下側開口から露出させる構成とすることにより、ハーネスコネクタとの接続が車高方向下方側からなされることとなり、これは電気接続箱の組み付け時、ハーネスコネクタの接続状況の確認その他点検時等における作業性の低下を招くこととなっていた。
【0007】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、電子部品モジュールへの電気接続箱の組み付けに際して作業性の向上を可能とする電子部品モジュールの筐体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するために、本発明の第1の側面は、電気接続箱に対し、鉛直方向に沿って挿抜自在に装着される電子部品モジュールの筐体であって、前記鉛直方向上方に位置する、配線に用いるコネクタが接続されるコネクタ接続部と、前記コネクタ接続部より鉛直方向下方に位置する、電子部品を含む回路が実装される回路実装部と、前記電気接続箱との装着時に、上端が前記電気接続箱の蓋部と嵌合し、且つ下端が前記電気接続箱の底部と係合することにより、前記電気接続箱の外壁の一部を形成して外部に露出する壁体部とを備えた、電子部品モジュールの筐体である。
【0009】
また、本発明の第2の側面は、電気接続箱に対し、鉛直方向に沿って挿抜自在に装着される電子部品モジュールの筐体であって、前記鉛直方向上方に位置する、配線に用いるコネクタが接続されるコネクタ接続部と、前記コネクタ接続部より鉛直方向下方に位置する、電子部品を含む回路が実装される回路実装部と、前記コネクタ接続部と前記回路実装部との間に配設された遮蔽壁とを備えた、電子部品モジュールの筐体である。
【発明の効果】
【0010】
以上のような本発明は、電子部品モジュールへの電気接続箱の組み付けに際して作業性の向上を可能にするという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明の実施の形態に係る電気接続箱の構成を示す断面図
図2】(a)本発明の実施の形態に係る電子部品モジュールの構成を示す正面図(b)本発明の実施の形態に係る電子部品モジュールの構成を示す要部断面図
図3】本発明の実施の形態に係る電子部品モジュールの構成を示す断面図
図4】(a)本発明の他の実施の形態に係る電子部品モジュールの構成を示す正面図(b)本発明の他の実施の形態に係る電子部品モジュールの構成を示す要部断面図
図5】(a)本発明の他の実施の形態に係る電子部品モジュールの構成を示す正面図(b)本発明の他の実施の形態に係る電子部品モジュールの構成を示す要部断面図
図6】(a)本発明の他の実施の形態に係る電子部品モジュールの構成を示す正面図(b)本発明の他の実施の形態に係る電子部品モジュールの構成を示す要部断面図
図7】本発明の他の実施の形態に係る電子部品モジュールの構成を示す断面図
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0013】
図1は、本発明の実施の形態に係る電子部品モジュールを含む電気接続箱の構成を示す断面図である。
【0014】
図1に示すように、電気接続箱1は、平面形状略矩形の開口を上下にそれぞれ有する筒状のボックス本体21と、ボックス本体21の上下の開口を塞ぐ蓋部22及び底部23とを有する筐体と、筐体に車高方向に沿って上方から挿入されることにより装着される電子部品モジュール10、及び筐体内に収容される、電子部品モジュール10と協働するヒューズその他の電装品を含む電装品群30とを主要な構成として備える。
【0015】
電子部品モジュール10は、電気接続箱1内において車高方向に沿って上方に位置するコネクタ接続部11と、コネクタ接続部11の直下に位置する回路実装部12とに区画される。コネクタ接続部11は、電気接続箱1内の電装品群30及び電気接続箱1外の電装品と接続するためのハーネス41の端部に設けられたハーネスコネクタ40と接続するための部位であり、回路実装部12は、例示として複数個のリレーを回路基板に実装してなる部位である。
【0016】
ボックス本体21、蓋部22及び底部23は従来の筐体と同様、インジェクション成形により作成された、ポリプロピレン複合材料を材料とする部品である。ボックス本体21の側面の一部は切り欠き21xとして開放されており、電子部品モジュール10は切り欠き21xを塞いでボックス本体21の側壁を形成するように配置される。また、蓋部22には電装品群30の位置に対応してボックス本体21の内側と連通する開口22xが設けられる。底部23にはボックス本体21の内側と連通する水抜き、通気用のベンチレータ23xが設けられる。
【0017】
次に、図2(a)の正面図及び(b)の側面図を参照して、電子部品モジュール10の構成を説明する。ただし、図2(b)は図2(a)のA−A直線による要部断面図であって、電気接続箱1に収容された状態を仮想的に示す図である。
【0018】
各図に示すように、電子部品モジュール10は、コネクタ接続部11と、コネクタ接続部11と一体成型される回路実装部12と、回路実装部12の外装となるロアカバー14とを備え、各部は、インジェクション成形により作成された、特にグラスファイバー等を含んだポリプロピレン複合材料を材料とする。
【0019】
コネクタ接続部11は、ハーネスコネクタ40が嵌入される嵌入口11xを形成する枠体11aと、枠体11aに一体成型され、回路実装部12に隣接する遮蔽壁11bとに区画される。嵌入口11xは、図中には例示として略横一列に配列されてなり、各嵌入口11x内にはハーネスコネクタ40と電気的に接続するための金属製の接続端子11yが配設される。
【0020】
更に、遮蔽壁11bは枠体11aの他の部分よりも厚みの大きい部位であって、コネクタ接続部11及び回路実装部12の全幅に渡って形成され、コネクタ接続部11の嵌入口11xと後述する回路実装部12とを離隔する。
【0021】
回路実装部12は、コネクタ接続部11の直下から延出してなる、コネクタ接続部11と略同一幅を有する平面形状略矩形の部材であって、能動素子、受動素子その他の電子部品を実装する基板として機能する。なお、本実施の形態においては例示として複数のリレー13が実装される。なお、リレー13同士を含む回路実装部12に含まれる電子部品間の接続、リレー13とコネクタ接続部11のハーネスコネクタとの接続は、回路実装部12の表面上又は内部に実装される、図示しない配線を介して行われる。
【0022】
ロアカバー14は、回路実装部12の外周に沿って設けられ、コネクタ接続部11の背面にて組み合わされて一体化し、側壁16を含む電子部品モジュール10の周壁を構成し、実装されたリレー13を配置させる部材である。ロアカバー14は図1及び図3に示すように、電気接続箱1の蓋部22に嵌合するとともにボックス本体21の切り欠き21xを塞いでボックス本体21の壁体である外壁24を形成し、外部に露出する。
【0023】
更に、コネクタ接続部11の遮蔽壁11bには、回路実装部12の主面と略平行に延出する前面カバー18が、遮蔽壁11bと一体成型された嵌入溝17に嵌入され、配設される。更に、ロアカバー14の下端は、換気口となる間隙10xを介して前面カバー18に離隔する斜面15を形成する。
【0024】
以上の構成において、電気接続箱1は本発明の電子接続箱に相当し、電子部品モジュール10は本発明の電子部品モジュールに相当する。また、コネクタ接続部11、回路実装部12、及びロアカバー14の組み合わせは本発明の電子部品モジュールの筐体に相当し、コネクタ接続部11、回路実装部12、遮蔽壁11bはそれぞれ本発明のコネクタ接続部、回路実装部、遮蔽壁に相当する。また、ロアカバー14は本発明の壁体部に相当する。
【0025】
本発明の実施の形態の電子部品モジュール10は、以上のような構成を備えたことにより、コネクタ接続部11が、電子部品モジュール10の挿抜方向に一致する鉛直方向に沿って回路実装部12よりも上方に配置されることで、ハーネスコネクタ40との接続を、車高方向上方側から行わせるようにしている。これにより、電気接続箱1への電子部品モジュール10への組み付け時において、ハーネスコネクタ40の嵌入口11xへの嵌入による接続や、接続後のハーネスコネクタ40の嵌入状態の確認等を容易に行うことができ、作業性を向上させることが可能となる。
【0026】
更に、本実施の形態の電子部品モジュール10は、コネクタ接続部11と回路実装部12との間に、コネクタ接続部11の枠体11aと一体成型され、且つ厚みの大きい遮蔽壁11bを備えたことにより、以下の効果を奏する。すなわち、コネクタ接続部11を回路実装部12よりも上方に配置される構成とすることにより、回路実装部12に実装されるリレー13からの放熱が、上方に向かってコネクタ接続部11及びハーネスコネクタ40に影響を及ぼす恐れが懸念されるところ、遮蔽壁11bを介在させることにより、回路実装部12からの熱を遮蔽して、コネクタ接続部11及びハーネスコネクタ40を保護することが可能となる。
【0027】
更に、本発明の実施の形態の電子部品モジュール10は、ロアカバー14がボックス本体21の壁体である外壁24を形成して、外部に露出している。これにより、回路実装部12に実装されるリレー13の発熱が、ロアカバー14を介して電気接続箱1から直接的に外部へ放出されることとなり、電子部品モジュール10のコネクタ接続部11及びハーネスコネクタ40の保護に加えて、回路実装部12の過熱を抑制することが可能となる。
【0028】
したがって、本実施の形態の電子部品モジュール10によれば、コネクタ接続部11を回路実装部12より鉛直方向上方に配置した構成とした場合であっても、電子部品モジュールの筐体の材料を、耐熱性を改めて考慮することなく従来と同様のものを用いることができ、製造コスト等の上昇を抑えることが可能となる。
【0029】
以上のように、本実施の形態の電子部品モジュール10によれば、電子部品モジュールへの電気接続箱の組み付けに際して作業性の向上を可能にするという効果を奏する。
【0030】
しかしながら、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明は、図4の構成例に示すように、コネクタ接続部11の嵌入口11xから、ロアカバー14との対向面まで貫通する貫通孔11z及びロアカバー14に貫通孔11zと連通する貫通孔14xを備えた構成としてもよい。これにより、図1に示す電気接続箱の開口22xその他、外部からの水等の進入があった場合、進入した水を、貫通孔11z及び貫通孔14xを介して、ロアカバー14の表面から排出させ、更に斜面15から外部へ排出させる。したがって、コネクタ接続部11及びその近傍が被水した際の影響を軽減することが可能となる。更に、回路実装部12の、リレー13が実装された主面側と相対する裏面側から水を排出できるように構成されており、当該主面側への被水を合わせて防止している。
【0031】
なお、図4においては、貫通穴11zは嵌入口11xの延出方向に略平行に設けるものとしたが、貫通孔11xは、車高方向に沿って嵌入口11x側に面した側がロアカバー14との対向面側よりも高くなる、傾斜した通路を形成することが、より好ましい。これにより、貫通孔11xから水が抜けやすくなり、被水防止の効果を高めることが可能となる。更に、図4においては、貫通孔11zの直上に、水の流れを貫通孔14x側へ導き易くするためのガイドとなる庇部11Eを設けたが、これは省略した構成としてもよい。
【0032】
更に、本発明は、図5の構成例に示すように、コネクタ接続部11として、遮蔽壁11b上に、コネクタ接続部11の幅方向に沿って、嵌入口11xと略同一の奥行きを有するスリット11sを形成した構成であるとしてもよい。これにより、遮蔽壁11bは、スリット11sにより熱伝導率がコネクタ接続部11の樹脂材料より小さい空気層を含むこととなり、回路実装部12からの熱を遮蔽する効果を向上させて、コネクタ接続部11及びハーネスコネクタ40をより効果的に保護することが可能となる。
【0033】
更に、上記の説明においては、コネクタ接続部11の遮蔽壁11bは、ハーネスコネクタ40が嵌入される嵌入口11xを形成する枠体11aに一体成型されるものとしたが、本発明の遮蔽壁は、図6の構成例における遮蔽壁11cのように、コネクタ接続部11及び回路実装部12と別部材として構成するようにしてもよい。要するに、本発明の遮蔽壁は、コネクタ接続部と回路実装部との間に配設されて、コネクタ接続部に対する回路実装部からの熱の影響を軽減することができればよく、その具体的な構成によって限定されるものではない。
【0034】
更に、上記の説明においては、電子部品モジュールの筐体は、遮蔽壁11bを含んだコネクタ接続部11、回路実装部12、ロアカバー14の組み合わせからなるものとしたが、本発明はコネクタ接続部及び回路実装部並びにそれらの間に配設された遮蔽壁を備えたものであればよく、その他の具体的な構成によって限定されるものはない。したがって、例えば上記各実施の形態においてロアカバー14を省略した構成として実現してもよいし、コネクタ接続部11、回路実装部12、ロアカバー14の全部又は任意の一部を一体成型した構成として実現してもよい。
【0035】
更に、上記の説明においては、電子部品モジュール10において、コネクタ接続部11と回路実装部12の間に遮蔽壁11bが配設された構成と、ロアカバー14が電気接続箱1の外壁24を形成して外部に露出する構成との両方を備えたものとしたが、本発明は、いずれか一方の構成のみを備えたものとしてもよい。例として、図7に示す構成例は、電子部品モジュール10はコネクタ接続部11と回路実装部12の間に遮蔽壁11bが配設された構成のみとし、電気接続箱1においてボックス本体21が外壁24を有し、電子部品モジュール10のロアカバー14は外壁24の内側に位置するものとした。
【0036】
更に、上記の説明においては、電気接続箱1は、車載用の電装品に対して給電する装置であるとしたが、本発明の電子接続箱は、電子部品モジュールを鉛直方向に沿って挿抜自在に装着させることができればよく、それ以外の具体的な構成、用途、機能等によって限定されるものではない。
【0037】
以上のように、本発明は、電気接続箱に対し、鉛直方向に沿って挿抜自在に装着される電子部品モジュールの筐体であって、前記鉛直方向上方に位置する、配線に用いるコネクタが接続されるコネクタ接続部と、前記コネクタ接続部より鉛直方向下方に位置する、電子部品を含む回路が実装される回路実装部と、前記コネクタ接続部と前記回路実装部との間に配設された遮蔽壁とを備えたものであればよく、その他の具体的な目的、用途、構成によって限定されるものではない。
【0038】
更に、本発明は、電気接続箱に対し、鉛直方向に沿って挿抜自在に装着される電子部品モジュールの筐体であって、前記鉛直方向上方に位置する、配線に用いるコネクタが接続されるコネクタ接続部と、前記コネクタ接続部より鉛直方向下方に位置する、電子部品を含む回路が実装される回路実装部と、前記電気接続箱との装着時に、上端が前記電気接続箱の蓋部と嵌合し、且つ下端が前記電気接続箱の底部と係合することにより、前記電気接続箱の外壁の一部を形成して外部に露出する壁体部とを備えたものであればよく、その他の具体的な目的、用途、構成によって限定されるものではない。
【0039】
したがって、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲内であれば、以上説明したものを含め、上記実施の形態に種々の変更を加えたものとして実施してもよい。
【産業上の利用可能性】
【0040】
以上のような本発明は、電子部品モジュールへの電気接続箱の組み付けに際して作業性の向上が可能になるという効果を有し、例えば自動車等の車両のリレーボックスへの適用において有用である。
【符号の説明】
【0041】
1 電気接続箱
10 電子部品モジュール
10x 間隙
11 コネクタ接続部
11a 枠体
11b、11c 遮蔽壁
11E 庇部
11s スリット
11x 嵌入口
11y 接続端子
11z 貫通孔
12 回路実装部
13 リレー
14 ロアカバー
14x 貫通孔
15 斜面
16 側壁
17 嵌入溝
18 前面カバー
21 ボックス本体
21x 切り欠き
22 蓋部
22x 開口
23 底部
23x ベンチレータ
24 外壁
30 電装品群
40 ハーネスコネクタ
41 ハーネス
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7