技術分野
試料作製方法に関する。さらに詳述すると、本発明は、透過型電子顕微鏡による観察に用いられる試料の作製に用いて好適な技術
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかしながら、透過型電子顕微鏡による観察に用いられる試料内において、評価対象の供試材(即ち、試料が採取されるもとの部材や部品など)のうち観察対象として選定・指定された箇所が的確に薄膜化されていないと、適当な観察を行うことができないという問題がある。
このため、試料内における観察対象の箇所の位置及び薄膜化させる位置を適確に制御し得るような、透過型電子顕微鏡による観察に適した試料の作製の手法を確立することが望まれる。
そこで、本発明は、透過型電子顕微鏡による観察に用いられる試料における、評価対象の供試材のうちの観察対象の箇所の位置及び薄膜化させる位置を高い精度で制御することができる試料作製方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
かかる目的を達成するため、本発明の透過型電子顕微鏡による観察に用いられる試料の作製方法は、薄膜候補地点を中央に挟む二本の平行な直線上に於いて供試材に対するビッカース硬さの測定が行われて相互に平行な二列状に並ぶ複数の測定圧痕が供試材の表面に形成され、各列の複数の測定圧痕のビッカース硬さの測定結果を踏まえて選定される観察対象箇所の位置に対応する各列の測定圧痕が特定され、当該測定圧痕の目印となる目・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明の試料作製方法によれば、供試材/試料における観察対象箇所の位置を正確に特定し把握することができるので、観察対象として狙った箇所を高い精度で試料として切り出して採取したり薄膜化させたりすることが可能になり、延いては試料作製手法としての有用性及び信頼性を向上させることが可能になる。
本発明の試料作製方法によれば、また、観察対象箇所の位置を優先的に薄膜化させることができるので、観察対象として狙った箇所を確実に薄膜化させることが可能になり、延いては試料作製手法としての有用性及び信頼性を向上させることが可能になる。
本発明の試料作製方法は、試料の
円形の 周縁部の一部が欠けているようにした場合には、採取された試料がもとの供試材においてどのような向きで含まれていたかを特定し把握することができるので、もとの供試材と試料との配置関係が明確になって分析・評価に際して試料の属性について詳細で正確な情報を提供することが可能になり、延いては試料作製手法としての有用性を一層向上させることが可能になる。
本発明の試料作製方法は、供試材が高クロム鋼であるようにした場合には、高クロム鋼が分析・評価対象である場合の透過型電子顕微鏡による観察に用いられる試料の作製において上述の作用効果を奏することが可能になる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明に係る試料作製方法の実施形態の一例を示すフローチャートである。
【図2】 供試材としての実機使用された9Cr鋼溶接鋼直管(9Cr鋼溶接継手)を示す図である。
【図3】 ビッカース硬さの測定点と座標管理のための基準点とを説明する模式図である。
【図4】 供試材としての実機使用された9Cr鋼溶接鋼直管(9Cr鋼溶接継手)のビッカース硬さの分布を示す図である。
【図5】 ビッカース硬さの測定における測定圧痕の列(相互に平行な二列)とそれらの外側に形成された目印圧痕を示す図である。
【図6】 試料の打ち抜きの態様(言い換えると、試料として打ち抜く範囲に纏わる条件)を説明する図である。
BM 母材
HAZ 溶接熱影響部
WM 溶接金属
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