【課題を解決するための手段】
【0009】
第1の態様では、本発明は、カートリッジから液体飲料を調製するための飲料調製マシンに関し、マシンは、既定の温度及び/又は量の液体をマシンの液体リザーバから、マシンに挿入されたカートリッジに選択的に供給するように構成された第1の液体供給回路と、既定の温度及び/又は量の液体をマシンの液体リザーバからマシンの液体送出口に選択的に供給するように構成された第2の液体供給回路と、第1及び第2の液体供給回路を制御するための制御ユニットと、ネットワークを介して外部電子デバイスと通信するためのネットワークインターフェースを備えるネットワークユニットと、を備え、制御ユニットは、ネットワークユニットを通じて取得された情報に応じて、第1及び第2の液体供給回路からの液体の選択的供給を個別に制御するように構成されている。
【0010】
本発明は、好ましくはマシンの制御ユニットによって個別に制御可能な第1の液体供給回路と別個の第2の液体供給回路とを備えることにより、より複雑な飲料の調製を可能にする。したがって、第1の液体供給回路により供給される風味含有の第1の部分と、第2の液体供給回路により供給される、好ましくは湯である第2の部分とにより構成される複合飲料を調製することができる。
【0011】
したがって、本飲料調製マシンは、特に、コーヒー飲料、特にエスプレッソと所望の温度及び量の追加量の湯とを共通の受器内で混合する、改良された「アメリカーノ」コーヒー飲料を調製することが可能である。これにより、飲料の風味含有部分は、飲料調製マシンの淹出ユニットに選択的に提供され得る、飲料原材料を含むカートリッジによって調製される。
【0012】
設けられたネットワークユニットにより、飲料調製マシンは、例えば、飲料調製マシンの制御ユニットを制御するために、ゆえに第1及び第2の液体供給回路を制御するために、ネットワーク接続を介して外部電子デバイスに接続されていてもよい。したがって、マシンにおける複雑なユーザインターフェースが阻止され、マシンは、ハンドヘルドデバイス、例えばスマートフォン、タブレット、又は飲料調製マシンに接続可能なスタンドアロン制御ユニットなどの専用外部電子デバイスを介して便利に制御されてもよい。これにより、飲料調製マシンの第1及び第2の液体供給回路を個別に制御するためのユーザインタ−フェースは外部電子デバイスに設けられる。このために、電子デバイスは、飲料調製マシンの制御を簡便に可能にするための専用のコンピュータプログラム又はアプリケーション(「アプリ」)を備えてもよい。これについては以下で更に記載する。
【0013】
好適な実施形態では、第2の液体供給回路の液体送出口及び第1の液体供給回路の飲料送出口は、各液体を共通の受器に送出するように配置されている。第2の液体供給回路の液体送出口と第1の液体供給回路の飲料送出口は、飲料調製マシンにおいて互いに近接して配置されていることが好ましい。あるいは、第1及び第2の液体供給回路は、また、マシンの共通の液体送出口において終端してもよい。
【0014】
第1の液体供給回路は、飲料調製マシンの淹出ユニットに選択的に挿入してもよい飲料原材料含有カートリッジに冷たい又は加熱された液体を注入することによって、特にコーヒー又は茶飲料などの風味含有飲料を調製するように設計されている。
【0015】
第2の液体供給回路は、特に水及び/又はミルクなどの冷たい若しくは加熱された液体を供給するように好ましくは設計されている。第2の液体供給回路は、飲料原材料含有カートリッジを選択的に受け入れるための淹出ユニットも備えてよい。
【0016】
第1及び第2の液体供給回路は、加熱された液体を、個別に制御可能な温度及び量で供給するように好ましくは設計されている。
【0017】
第1及び第2の液体供給回路は、それぞれポンプと加熱ユニットとを備えることが好ましい。第1の液体供給回路の加熱ユニットは、サーモブロック又は加熱管などのインライン式ヒータであることが好ましい。電力管理の理由から、第2の液体供給回路の加熱ユニットはボイラーであることが好ましい。第2の液体供給回路の加熱ユニットはまた、サーモブロック又は加熱管であり得る。第1及び第2の液体供給回路の液体ポンプは往復動式であっても回転式ポンプであってもよい。各ポンプは、電気モータ又は誘導コイルによって駆動されることが好ましい。
【0018】
第1及び第2の液体供給回路は、水タンク等の液体供給リザーバを更に備えることが好ましい。第1及び第2の液体供給回路はそれぞれ、別個の液体リザーバを備えてもよいし、共通の液体リザーバに接続してもよい。液体リザーバは、飲料調製マシンの専用コネクタに選択的に接続可能であることが好ましい。
【0019】
飲料調製マシンの制御ユニットは、第1及び第2の液体供給回路から送出される各液体の温度及び/又は量を個別に制御するように構成されていることが好ましい。このために、制御ユニットは、第1及び第2の液体供給回路の各加熱手段及び/又は各ポンプに接続されていることが好ましい。
【0020】
好適な実施形態では、制御ユニットは、第1及び/又は第2の液体供給回路により送出される液体の温度を70℃〜95℃、好ましくは80℃〜90℃の値に個別に設定するように構成されている。各液体供給回路の加熱手段は、制御ユニットの専用制御信号に応じて、各液体供給回路から送出される液体の温度を個別に設定するように配置されていることが好ましい。
【0021】
制御ユニットは、第1及び第2の液体供給回路の少なくとも1つから水を低温又は周囲温度で送出するよう各加熱手段を制御するように設計されていてもよく、他方の液体供給回路の各加熱手段は水を上記のような温度範囲内の高められた、温かい温度又は高温で送出するように制御される。したがって、得られる複合飲料の得られるカップ内温度は、上述の温度範囲を下回ってもよい。
【0022】
特定の好適な実施形態では、第1の液体供給ユニットの加熱手段は、液体を80〜90℃の少なくとも2〜6つの異なる温度値、例えば、80℃、82℃、84℃、86℃、88℃及び90℃などに加熱するように制御される。
【0023】
特定の好適な実施形態では、第2の液体供給ユニットの加熱手段もまた、液体を80〜90℃の少なくとも2つまで〜6つ(to two to six)の別個の温度値、例えば、80℃、82℃、84℃、86℃、88℃及び90℃などに加熱するように制御されてもよい。
【0024】
制御ユニットは、第1及び第2の液体供給回路のポンプを個別に制御するように構成されていることが好ましい。制御ユニットは、第1及び第2の液体供給回路の各ポンプを所望の順序で作動させるように構成されていることが好ましい。このような実施形態によれば、マシンのユーザは、第1の液体回路により調製されて得られる飲料の風味含有部分又は第2の液体回路からの液体のどちらが最初に共通の受器に供給されるかを選択してもよい。特定の好適な実施形態では、ユーザは、第2の液体供給回路により提供される「最初に水」のオプション、又は第1の液体供給回路により提供される「最初にコーヒー」のオプションのどちらかを選択してもよい。これにより、特に、得られる「アメリカーノ」コーヒー飲料の異なる「クレマ」をもたらし、消費者の味の好みに対応することが可能になる。
【0025】
別の実施形態では、第1及び第2の液体供給回路の各ポンプは、制御ユニットによって同時に作動させてもよい。
【0026】
第1及び/又は第2の液体供給回路は、各液体供給回路を通る実際の液体の流れを検出し、制御ユニットに専用のフィードバック信号を提供する流量センサを備えてもよい。流量センサは、飲料調製プロセス中に各液体回路を通る液体流量及び/又は送出される液体の量を測定するように構成されていてもよい。
【0027】
第1及び/又は第2の液体供給回路は、各液体供給回路によって供給される液体の実際の温度を検出し、制御ユニットに専用のフィードバック信号を提供する温度センサを備えてもよい。
【0028】
飲料調製マシンは、カートリッジを選択的に提供することができる飲料淹出ユニットを備えることが好ましい。淹出ユニットは、好ましくは第1の液体供給回路を含み、カートリッジの入口面を開くように設計された注入針などの専用の入口開口手段を備えてもよい。淹出ユニットは、例えばカートリッジ内の圧力上昇時にカートリッジの出口面を開いてもよい出口開口手段を更に備えることが好ましい。
【0029】
飲料調製マシンで使用するためのカートリッジは、マシンの淹出ユニットに受け入れるのに適した寸法であることが好ましい。カートリッジは、予めポーション化された量の飲料又は食品原材料を保持する内容積部を含むことが好ましい。カートリッジは、単回使用カートリッジであることが好ましく、すなわち、カートリッジは1回の調製プロセスでの使用を意図しており、その後、例えば、穿孔、貫通、蓋の取り外し、又は上記材料の使い切りによって使用不能になることが好ましい。カートリッジは既知のタイプのコーヒーカプセルであることが好ましく、5〜80mLの内容積部を含んでもよい。
【0030】
ネットワークインターフェースは無線インターフェースであることが好ましい。ネットワークインターフェースはデータ転送用、好ましくは双方向データ転送用に設計されている。ネットワークインターフェースは好ましくは概して、電波により無線信号を送受信するように動作可能である。マシンのネットワークインターフェースは好ましくは、無線インタ−フェース、例えば、Bluetooth若しくはWiFi又は近接場通信ネットワークインターフェースなどの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)インターフェースである。ネットワークインターフェースは、RS−232、USB、I2C、有線ローカルエリアネットワークインタ−フェース、又は別の適切な有線インタ−フェースからなる群から選択した少なくとも1つなどの有線インタ−フェースも含んでよい。
【0031】
飲料調製マシンは、ユーザインターフェースを備えることが好ましい。ユーザインターフェースは、飲料調製プロセスを選択的に開始又は停止するための少なくとも開始/停止ボタン、及び/又はオン/オフスイッチを備えることが好ましい。ユーザインターフェースは、特に、タッチスクリーン及び/又はタッチディスプレイなどの複雑なユーザインターフェースを排除することが好ましい。ユーザインターフェースは、2〜3個以下のボタンを備えることが好ましい。このため、マシンにおけるユーザインタ−フェースの複雑さが低減される。更に、家庭用機器として非常にコンパクトなマシンを提供することができる。
【0032】
別の実施形態では、飲料調製マシン自体が専用ユーザインターフェースを備えてもよく、専用ユーザインターフェースは、飲料調製マシンの第1及び第2の液体供給回路の温度及び/又は量パラメータを個別に設定するように構成されている。ユーザインターフェースは、飲料調製プロセス中に第1及び第2の液体供給回路からの液体の送出順序を設定するように更に構成されていてもよい。ユーザインターフェースは、飲料調製マシンの選択的な開始又は停止を可能にするために、開始及び/又は停止ボタンを更に備えてもよい。ユーザインターフェースは、タッチスクリーン及び/又はタッチディスプレイであってもよい。
【0033】
第2の態様では、本発明は電子デバイス上で実行可能なコンピュータプログラムに関し、当該プログラムは、
電子デバイスのネットワークユニットを介して、飲料調製マシンへのネットワーク接続を取得し、
飲料調製マシンの第1及び第2の液体供給回路の温度及び/又は量パラメータを個別に設定するための制御インターフェースを表示し、
ネットワーク接続を介して、第1及び第2の液体供給回路の各温度及び/又は量パラメータを飲料調製マシンに送信するように
構成されている。
【0034】
したがって、コンピュータプログラムは、マシンからリモートで、飲料調製マシンの第1及び第2の液体供給回路のパラメータに対し便利に制御を行う。したがって、飲料調製マシンにおける複雑なユーザ又は制御インターフェースのコスト及びマシンに必要なスペースが省略され得る。更に、プログラムは、スマートフォン又はタブレットなどの一般に利用可能な電子デバイス上で実行可能であることが好ましい。したがって、マシンのユーザは、マシンを制御するための高価なハードウェアを追加で購入する必要はない。
【0035】
コンピュータプログラムは、その実行の一部として、電子デバイスと飲料調製マシンのネットワークユニットとの間のネットワーク接続を自動的に得るように構成されていてもよい。その接続は、データ伝送のための公知のプロトコル、例えばTCP又はDHP、の使用を含むことができる。コンピュータプログラムはまた、すなわち、表示された制御インターフェース内の専用の「接続」ボタンを押すことなどの専用のユーザ要求により、電子デバイスと飲料調製マシンのネットワークユニットとの間のネットワーク接続を選択的に得るように構成されていてもよい。
【0036】
プログラムは、第1及び第2の液体供給回路から各液体の送出順序に関するパラメータを取得し、パラメータのそれぞれを飲料調製マシンに送信するように構成されていることが好ましい。したがって、プログラムのユーザは、例えば、「アメリカーノ」コーヒー飲料の「最初にコーヒー」又は「最初に水」などカップ内送出の所望の順序を簡便に設定してもよい。
【0037】
プログラムは、飲料調製マシン又は電子デバイスのストレージユニットから、ユーザが制御インターフェースを介して選択的に適応させてもよいパラメータのそれぞれの既定のデフォルト値を取得するように構成されていてもよい。デフォルト値は、飲料調製マシン又は電子デバイスのメモリユニットに格納されてもよい。デフォルト値は、接続された飲料調製マシンでの最新の飲料調製に使用されるパラメータに対応してもよい。各メモリユニットに格納されたデフォルト値は、電子デバイスを介したユーザ入力の際に適応可能であってもよい。
【0038】
コンピュータプログラムは、各パラメータセット、好ましくは、マシンの第1及び第2の液体供給回路からの液体送出の温度及び/又は量及び/又は順序に関する少なくともパラメータを、飲料調製マシン又は電子デバイスのストレージユニットに格納された飲料ライブラリに保存され、この飲料ライブラリから選択的に取得可能な飲料調製プロファイルに属性化するように適合されていてもよい。したがって、プログラムのユーザは、各制御パラメータの異なる値が属性化され得る多種多様な飲料調製プロファイルを作成してもよい。これらの飲料調製プロファイルは、例えば、「アメリカーノ」、「ルンゴ」、「カフェラテ」等の異なる複合飲料に対応してもよく、プログラムのユーザにより所望の名で格納されてもよい。
【0039】
コンピュータプログラムは、その実行の一部として、電子デバイスと外部サーバ又はクラウドサーバなどのリモートリソースとの間のネットワーク接続を、自動的に又はユーザが要求した時に得るように構成されていてもよい。上記接続は、データ伝送のための既知のプロトコル、例えばTCP又はDHPの使用を含んでもよく、セルラ−ネットワーク(UMTS、LTE等)及び/又はインターネット上で確立してもよい。
【0040】
コンピュータプログラムは、飲料調製マシンに関する情報及び/又は飲料調製マシンを制御するためのパラメータを、このような外部サーバに又はこのような外部サーバからアップロード及び/又はダウンロードするように構成されていてもよい。リモートリソースは、サーバシステム(例えば、ハードウェア及び/又はソフトウェアとして具現化される)、ピアツーピアネットワーク又は他の分散システムであってもよい。リモートリソースは、電子デバイス及び飲料調製マシンとは異なる場所に配置されていることが好ましい。
【0041】
好適な実施形態では、コンピュータプログラムは、飲料調製プロファイル又は飲料レシピをリモートリソースから選択的に及び/又は自動的に取得するように構成されている。飲料調製プロファイルは、飲料調製パラメータ、好ましくは、少なくとも、マシンの第1及び第2の液体供給回路からの液体送出の温度及び/又は量及び/又は順序に関するパラメータを含む。リモートリソースからの飲料調製プロファイルは、自動的に又はユーザが選択した時に、電子デバイス又は飲料調製マシンのストレージユニット内の飲料ライブラリに格納されてもよい。飲料調製プロファイルは、風味含有カートリッジの販売元によって作成され、消費者によるダウンロードのためにリモートリソース上にアップロードされてもよい。飲料調製プロファイルは定期的に適応/更新されてもよい。
【0042】
したがって、各飲料調製パラメータの既定の及び/又は適応可能な値を含む多彩な異なる飲料創作物又はレシピが、リモートリソース上に提供されてもよい。飲料プロファイルは、ダウンロードのために提供されてもよい、又はコンピュータプログラムによって自動的にダウンロードされてもよい。したがって、消費者は、異なる飲料創作物の非常に大きなライブラリにアクセスすることができ、例えば、自身の特定の味の好みに対する飲料創作物を選択的にダウンロードしてもよい。
【0043】
また、電子デバイスに接続されたときに、新たな飲料創作物又はレシピが、リモートリソースによって、コンピュータプログラム又は電子デバイスに自動的に配信され得ることも可能である。これは、例えば、マシンで使用するための新たな原材料を含有するカートリッジを発売する場合に有利である。したがって、新たな飲料レシピは、カートリッジ内の風味提供原材料に特別に適応させてもよい。
【0044】
加えて、消費者はまた、コンピュータプログラムで作成された飲料調製プロファイルをリモートリソースにアップロードしてもよい。次いで、個々の創作物はリモートリソースに格納され、他の消費者によってダウンロードされてもよい。したがって、消費者は、コンピュータプログラム及びリモートリソースを介して自分の好みの飲料創作物を共有してもよい。
【0045】
コンピュータプログラムによって表示される制御インタ−フェースは、第1の液体供給回路によって供給される液体量のパラメータ値及び/又は第2の液体供給回路によって供給される液体量のパラメータ値を個別に設定及び/又は適応させるように構成されていることが好ましい。第1の液体供給回路によって提供される液体量のパラメータ値は、1〜150mL、好ましくは10〜110mLに設定されるように構成されていることが好ましい。第2の液体供給回路によって供給される液体量のパラメータ値は、1〜350mL、好ましくは10〜300mLに設定されるように構成されていることが好ましい。
【0046】
制御インターフェースは、飲料調製中に第1及び第2の液体供給回路により供給される液体の個々の温度を設定する及び/又は適応させるように構成されていることが好ましい。
【0047】
別の実施形態では、制御インターフェースは、第1及び第2の液体供給回路から得られた結果的な液体の温度、すなわち、複合飲料の結果的なカップ内温度を設定する及び/又は適応させるように構成されていてもよい。この場合、第1及び第2の液体供給回路により送出される飲料の各個々の温度は、設定された合計温度に応じて、マシン又は電子デバイスの制御ユニットの処理ユニットにより設定されてもよい。合計温度は、45℃〜110℃、好ましくは65℃〜95℃の範囲内に設定してもよい。
【0048】
コンピュータプログラムはユーザコマンドを受信して、上述のように、飲料調製マシン、特に、第1及び第2の液体供給回路の各制御パラメータ、好ましくは液体温度及び量を調整するように構成されている。コンピュータプログラムは、好ましくは、表示された制御インターフェース上の「スタート」ボタンを押すことなどにより専用のユーザコマンドを受信すると、選択された及び/又は調整されたパラメータによって飲料調製プロセスを開始するように更に構成されている。
【0049】
コンピュータプログラムは、自動的に又はユーザが要求した時に、例えば、各第1及び第2の液体供給回路の現在の温度値及び/又は各第1及び第2の液体供給回路の液体量の実際の流量若しくは設定パラメータに関する値などの、マシンの実際の動作パラメータに関する情報を取得するように構成されていてもよい。したがって、コンピュータプログラムは、ユーザの入力時に、コンピュータプログラムの制御インターフェースにおいて適応され得る実際値を飲料調製マシンから取得してもよい。
【0050】
コンピュータプログラムは、自動的に又はユーザが要求した時に、飲料調製プロファイルの飲料調製パラメータ及び属性付けされたパラメータに関する情報を取得し、上記飲料調製プロファイルを電子デバイス及び/又は飲料調製マシンのメモリユニットに格納するように構成されていてもよい。したがって、新たな飲料創作物は、ユーザによって簡便に取得されることができ、マシンによる飲料調製のために選択的に適用されてもよい。飲料調製プロファイルは、電子デバイスを接続可能なリモートリソースから取得してもよい。
【0051】
上記コンピュータプログラムは、デジタル電子ロジック、例えば、1つ以上のASIC又はFPGA、格納されたコードで構成された1つ以上のファームウェアユニット、1つ以上のコンピュータプログラム、又はモジュール若しくはアルゴリズムなどの他のソフトウェア要素、又はこれらのいずれかの組み合わせを用いる様々な手法で実装されてもよい。一実施形態は、本明細書に記載された機能を実行するように特別に構成された専用コンピュータを備え、この専用コンピュータでは、機能ユニットのすべては、デジタル電子ロジック、記憶されたコードで構成された1つ以上のファームウェアユニット、又は記憶媒体に記憶された1つ以上のコンピュータプログラム若しくは他のソフトウェア要素を含むことができる。
【0052】
更なる態様では、本発明は、本発明の第2の態様によるコンピュータプログラムを含む非一時的なコンピュータ可読媒体に関する。非一時的なコンピュータ可読媒体は、電子デバイスのプロセッサに関連付けられたメモリユニット、又はコンピュータをプログラミングするためのコンピュータ可読プログラムコードを格納するための他のコンピュータ可読ストレージ媒体、例えば、ハードディスク、CD−ROM、光学ストレージデバイス、磁気ストレージデバイス、フラッシュメモリ、若しくは上記プログラムのダウンロード用のサーバのストレージデバイスを含んでもよい。
【0053】
更なる態様では、本発明は、上記のようなコンピュータプログラムを含む電子デバイスに関する。電子デバイスは、飲料調製マシンと通信するための少なくとも1つのネットワークインターフェースを有する任意の電子デバイスであり得る。
【0054】
例えば、電子デバイスは、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、サーバ、メディアプレーヤ(MP3プレーヤなど)、サブノートブック/ネットブック、タブレットコンピュータ、スマートフォン、携帯電話、セットトップボックス、携帯情報端末(PDA)、ゲームコンソール、及び/又は他の電子デバイスからなる群から選択される少なくとも1つを含んでもよい(又は含まれてもよい)。好適な実施形態では、電子デバイスはスマートフォン、PDA、又はタブレットコンピュータなどの、携帯型小型フォームファクタデバイス又はハンドヘルドデバイスである。
【0055】
電子デバイスは、処理ユニット、メモリユニット、ネットワークユニット、ディスプレイユニット及び/又は入出力(I/O)システムを備えることが好ましい。入出力システムは、例えば、タッチスクリーンの形態などのディスプレイユニットにより含まれてもよい。
【0056】
飲料調製マシンに接続される電子デバイスは、したがって、飲料調製パラメータ、特に、飲料調製マシンの第1及び第2の液体回路により供給される液体の温度及び/又は量に関するパラメータがリモートで設定又は調整されることにより、便利なユーザインターフェースを提供するように設計されている。これにより、複雑なユーザインターフェースをマシンに設けることを回避しつつ、デバイスのユーザが個々の飲料を調製してもよい。
【0057】
電子デバイスは、そのネットワークユニットによって飲料調製マシンと選択的に接続されるように構成されていることが好ましい。電子デバイスは、1つより多い飲料調製マシンと選択的に関連付けられるように構成されていてもよく、各マシンを制御するためのパラメータ値は、各マシン毎に個別に適応、格納、及び管理してもよい。したがって、電子デバイス及び電子デバイス上に格納された飲料調製パラメータは、専用ネットワークユニットを備える様々な飲料調製マシンでの飲料調製に使用してもよい。したがって、ユーザは、自身の好みの飲料調製パラメータを定義し、これらを電子デバイスのストレージユニット上の所望の飲料調製プロファイルに格納してもよく、特定のプロファイルを、電子デバイスとの相互作用に適した任意のマシンにおける飲料調製のために使用してもよい。
【0058】
本発明の更なる特徴、利点及び目的は、当業者には、以下の本発明の発明を実施するための形態を読み、包含された図面の図と併せて解釈すると明らかになるであろう。