特許6977765IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

液体を収容した容器の搬送方法、および、溶融金属を収容した取鍋の搬送方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1に記載されているように、液体シミュレーションによる曲線の算出では、取鍋および溶融金属の状態、搬送距離、搬送時間等々、複数のパラメータを用いた複雑な計算が必要になる。しかし、鋳造ラインでは、複数の取鍋を交換しながら使用したり、取鍋の搬送距離が鋳型の位置により変わることがあり、その場合、複数のパラメータを状況に応じて変え、複雑な計算をし直す必要が生じる。すなわち、鋳造ラインの取鍋の搬送に液体シミュレーションを適用すると、搬送速度の設定が複雑化する可能性がある。 一方、鋳造ラインでは、取鍋搬送完了後の液面の揺れが、注湯作業においてある程度許容できる場合がある。すなわち、液面を完全に静止しなくても、注湯作業ができる場合がある。そのため、液体シミュレーションを用いて最適搬送速度を算出するより、液面の揺れがある程度抑制される搬送速度を、より容易に算出できるほうが好ましい場合がある。 そこで、本発明では、液体を収容した容器、例えば、溶融金属を収容した取鍋の搬送において、液面の揺れが抑制される搬送速度を、より容易に算出できるようにした、容器の搬送方法および取鍋の搬送方法の提供を目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

第1の発明は、液体を収容した容器を水平方向に加速して搬送を開始した後、減速して搬送を完了する容器の搬送方法であって、前記容器の搬送時間をt0、定数をaとしたとき、前記容器の搬送速度を、時間tの関数v(t)として、 0≦t≦(t0/4)のとき数式1、 (t0/4)≦t≦(3t0/4)のとき数式2、 (3t0/4)≦t≦t0のとき数式3 とする。
【発明の効果】
本発明の、容器の搬送方法あるいは取鍋の搬送方法によれば、液体を収容した容器、例えば、溶融金属を収容した取鍋の搬送において、液面の揺れが抑制される搬送速度を、容易に算出することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の第1実施形態を説明するための鋳造ラインの側面概略図である。

【図2】本発明の第1実施形態を説明するための鋳造ラインの上面概略図である。

【図3】本発明の第1実施形態において取鍋の搬送速度を説明するための図である。

【図4】本発明の第1実施形態において取鍋の搬送速度と加速度の関係を説明するための図である。

【図5】本発明の第1実施形態において取鍋の搬送距離を説明するための図である。

【図6】本発明の第2実施形態を説明するための鋳造ラインの上面概略図である。

【図7】本発明の第2実施形態において取鍋の搬送速度を説明するための図である。

【図8】搬送制御装置20の構成図である。

【図9】搬送制御装置20の制御工程を示すフローチャート。

【図10a】速度−時間曲線V1、V2を示す図である。

【図10b】速度−時間曲線V3を示す図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 鋳造ライン   2 注湯装置   3 鋳型搬送装置   4 取鍋   5 固定台   6 傾動機構   7 台車   8 モータ   9 車輪   10 レール   11 駆動制御部   12 鋳型   13 コンベア   14 搬送モータ   15 搬送制御部   20 搬送装置   21 記憶部   22 入力部   23 表示部   M 溶融金属   G 湯口  

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