(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記予め定められた条件は、前記マッチング手段がマッチングした他のユーザの出発希望時間が、前記マッチング手段がマッチングしたユーザのスケジュールと合わないという条件を含み、
前記コンピュータを、
前記マッチング手段がマッチングした他のユーザの出発希望時間が、前記マッチング手段がマッチングしたユーザのスケジュールと合うように、当該スケジュールを変更するための変更予定内容を決定する決定手段、
として機能させるための請求項3に記載のプログラム。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、移動スケジュールに係る移動経路に交通障害等の移動スケジュールの変更原因が発生した場合でも、ユーザがその事実を知らないと、移動スケジュールを変更できず、そのまま移動スケジュール通りに移動してしまい、ユーザが許容できる時間に目的地に到着できない、すなわち、イベントスケジュールに間に合わないという問題がある。
【0006】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザがスケジュールの変更原因を知らなくても、ユーザが許容できる時間の範囲内でスケジュールを変更することができるプログラム及び情報処理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の第一態様に係るプログラムは、
通信ネットワークを介してユーザの端末装置と通信可能なコンピュータを、
出発地点から目的地点までの交通手段の移動経路、当該出発地点における当該交通手段の出発時間、及び、当該到着地点における当該交通手段の到着時間を含むユーザのスケジュールを記憶する記憶手段、
前記出発時間よりも早い時間であり、且つ、ユーザが許容できる出発許容時間と、前記到着時間よりも遅い時間であり、且つ、ユーザが許容できる到着許容時間を前記端末装置から受け付けつける受付手段、
予め定められた条件を満たした場合に、前記スケジュールを変更するための変更予定内容を決定し、且つ、前記スケジュールを変更するための変更予定内容におけるユーザの出発時間と到着時間とが、前記出発許容時間と前記到着許容時間との間の範囲内に入るようにする決定手段、
前記決定手段が決定した変更予定内容を前記端末装置に出力する出力手段、
として機能させる。
【0008】
また、本発明の第二態様に係るプログラムは、
前記受付手段は、前記出発許容時間と、前記到着許容時間と、出発地点と、目的地点と、出発時間又は到着時間とを含む検索要求を前記端末装置から受け付け、
前記コンピュータを更に、
前記受付手段が前記検索要求を受け付けた場合に、当該検索要求に基づき、少なくとも一つの移動経路を検索する検索手段、
として機能させ、
前記出力手段は、前記検索手段の検索結果を前記端末装置に出力し、
前記受付手段は、前記検索結果に含まれる移動経路のうち何れか一つの移動経路の選択を前記端末装置から受け付け、
前記記憶手段は、前記受付手段が受け付けた選択内容を前記出発許容時間と前記到着許容時間とともに前記スケジュールとして記憶する。
【0009】
また、本発明の第三態様に係るプログラムは、
前記受付手段は、前記出力手段から出力された変更予定内容を承諾することを示す承諾通知を前記端末装置から受け付け、
前記コンピュータを、
前記受付手段が前記承諾通知を受け付けた場合に、前記決定手段が決定した変更予定内容に基づき、前記記憶手段に記憶されているスケジュールを変更する変更手段、
として機能させる。
【0010】
また、本発明の第四態様に係るプログラムは、
前記コンピュータを、
前記通信ネットワークを監視して、前記通信ネットワークから交通に係る交通情報を収集する監視手段、
前記監視手段が収集した交通情報に基づき、前記記憶手段に記憶されているスケジュールに含まれる移動経路に予め定められた交通障害があるか否かを判定する判定手段
として機能させ、
前記予め定められた条件は、前記判定手段が肯定判定したという条件を含む。
【0011】
また、本発明の第五態様に係るプログラムでは、
前記端末装置を第一端末装置としたとき、前記コンピュータは、前記ユーザとは異なる他のユーザの第二端末装置と通信可能であり、
前記受付手段は、出発地点と、目的地点と、出発希望時間又は到着希望時間とを含むマッチング要求を前記第二端末装置から受け付け、
前記コンピュータを、
前記受付手段が前記マッチング要求を受け付けた場合に、前記ユーザの移動経路の中に前記他のユーザの出発地点と目的地点が含まれるか否かを判定し、且つ、当該他のユーザの出発希望時間と到着希望時間とが、当該ユーザの出発許容時間と到着許容時間との間の範囲内に入るか否か判定し、両者の判定をいずれも肯定判定したとき、当該ユーザの識別情報と当該他のユーザの識別情報とをマッチングするマッチング手段、
として機能させる。
【0012】
また、本発明の第六態様に係るプログラムでは、
前記予め定められた条件は、前記マッチング手段がマッチングした他のユーザの出発希望時間が、前記マッチング手段がマッチングしたユーザのスケジュールと合わないという条件を含み、
前記決定手段は、前記マッチング手段がマッチングした他のユーザの出発希望時間が、前記マッチング手段がマッチングしたユーザのスケジュールと合うように、当該スケジュールの変更予定内容を決定する。
【0013】
また、本発明の第七態様に係る情報処理装置は、
通信ネットワークを介してユーザの端末装置と通信可能な情報処理装置であって、
出発地点から目的地点までの交通手段の移動経路、当該出発地点における当該交通手段の出発時間、及び、当該到着地点における当該交通手段の到着時間を含むユーザのスケジュールを記憶する記憶手段と、
ユーザが許容できる前記出発時間よりも早い時間の出発許容時間と、ユーザが許容できる前記到着時間よりも遅い時間の到着許容時間を前記端末装置から受け付けつける受付手段と、
予め定められた条件を満たした場合に、前記スケジュールを変更するための変更予定内容を決定し、且つ、前記スケジュールを変更するための変更予定内容におけるユーザの出発時間と到着時間とが、前記出発許容時間と前記到着許容時間との間の範囲内に入るようにする決定手段と、
前記決定手段が決定した変更予定内容を前記端末装置に出力する出力手段と、
を備える。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、ユーザがスケジュールの変更原因を知らなくても、ユーザが許容できる時間の範囲内でスケジュールを変更することができる。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態(以下、「本実施形態」と称す場合がある。)について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素及びステップに対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
【0017】
図1は、本発明の実施形態に係るスケジュール管理システム1の全体構成の一例を示すブロック図である。
【0018】
図1に示すように、スケジュール管理システム1は、サーバ装置10と、複数の端末装置12と、を備える。これらの装置は、インターネットや電話回線網等の通信ネットワークNTを介して互いに通信可能に構成されている。
【0019】
サーバ装置10は、経路検索を行うとともに、経路検索の結果をユーザの移動に関するスケジュールとして管理する。
【0020】
複数の端末装置12は、それぞれのユーザが操作する装置である。これら複数の端末装置12は、例えば、第一端末装置12Aと、第二端末装置12Bと、を含む。端末装置12としては、携帯電話やスマートフォン、タブレット、パーソナルコンピュータ等が挙げられる。
【0021】
第一端末装置12Aは、一のユーザが操作する装置である。
【0022】
第二端末装置12Bは、上記一のユーザとは異なる他のユーザが操作する装置である。
【0023】
<ハードウェア構成>
図2は、
図1に示すサーバ装置10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
【0024】
図2に示すように、サーバ装置10は、制御装置20と、通信装置26と、記憶装置28と、を備える。制御装置20は、CPU(Central Processing Unit)22及びメモリ24を主に備えて構成される。
【0025】
制御装置20では、CPU22がメモリ24或いは記憶装置28等に格納された所定のプログラムを実行することにより、各種の機能手段として機能する。この機能手段の詳細については後述する。
【0026】
通信装置26は、外部の装置と通信するための通信インターフェース等で構成される。通信装置26は、例えば、端末装置12との間で各種の情報を送受信する。
【0027】
記憶装置28は、ハードディスク等で構成される。記憶装置28は、制御装置20における処理の実行に必要な各種プログラムや各種の情報、及び処理結果の情報を記憶する。
【0028】
なお、サーバ装置10は、専用又は汎用のサーバ・コンピュータなどの情報処理装置を用いて実現することができる。また、サーバ装置10は、単一の情報処理装置より構成されるものであっても、通信ネットワークNT上に分散した複数の情報処理装置より構成されるものであってもよい。また、
図2は、サーバ装置10が有する主要なハードウェア構成の一部を示しているに過ぎず、サーバ装置10は、サーバが一般的に備える他の構成を備えることができる。また、複数の端末装置12のハードウェア構成も、例えば操作手段や表示装置等を備える他は、サーバ装置10と同様の構成を備えることができる。
【0029】
<機能的構成>
図3は、
図1に示すサーバ装置10の機能的構成の一例を示すブロック図である。
【0030】
図3に示すように、サーバ装置10は、機能的構成として、記憶手段50と、受付手段52と、検索手段54と、監視手段56と、判定手段58と、マッチング手段60と、決定手段62と、出力手段64と、変更手段66と、を備える。
【0031】
記憶手段50は、受付手段52が受け付けた経路検索結果の選択内容をユーザのスケジュール50Dとして記憶する機能を有する。この記憶手段50は、例えば、ウェブページ50Aと、経路情報50Bと、ユーザ情報50Cと、スケジュール50Dと、を記憶する。なお、ユーザ情報50Cと、スケジュール50Dは、ユーザの識別情報(ユーザID)に対応付けて、ユーザ毎に記憶手段50に記憶される。
【0032】
ウェブページ50Aは、後述するログインページや経路検索ページ、マッチングページ等を含む。経路情報50Bは、複数の交通手段、例えば日本全国の交通手段の経路や出発時間、到着時間、料金等を含む。交通手段としては、電車やバス、飛行機、船、タクシー等が挙げられる。ユーザ情報50Cは、複数の端末装置12のユーザそれぞれのログインIDや、パスワード、ユーザ名、生年月日、性別、住所、連絡先等を含む。スケジュール50Dは、複数の端末装置12のユーザそれぞれの移動に関するスケジュールである。このスケジュール50Dは、ユーザの出発地点から目的地点までの交通手段の移動経路、当該出発地点における当該交通手段の出発時間、及び、当該到着地点における当該交通手段の到着時間を含む。
【0033】
受付手段52は、出発時間よりも早い時間であり、且つ、ユーザが許容できる出発許容時間と、到着時間よりも遅い時間であり、且つ、ユーザが許容できる到着許容時間とを端末装置12から受け付ける機能を有する。また、受付手段52は、受付手段52は、出発地点と、目的地点と、出発時間又は到着時間とを含む検索要求を端末装置12から受け付ける機能を有する。また、受付手段52は、検索結果に含まれる移動経路のうち何れか一つの移動経路の選択を端末装置12から受け付ける機能を有する。また、受付手段52は、出力手段64から出力されたスケジュール50Dの変更予定内容を承諾することを示す承諾通知を端末装置12から受け付ける機能を有する。また、受付手段52は、出発地点と、目的地点と、出発希望時間又は到着希望時間とを含むマッチング要求を端末装置12から受け付ける機能を有する。
【0034】
検索手段54は、受付手段52が検索要求を受け付けた場合に、当該検索要求及び経路情報50Bに基づき、少なくとも一つの、交通手段の移動経路を検索する機能を有する。
【0035】
監視手段56は、通信ネットワークNTを監視して、当該通信ネットワークNTから交通に係る交通情報を収集する機能を有する。交通情報としては、交通手段の遅延や、移動経路を通る交通手段の事故、移動経路を通る交通手段の運休、道路の混雑情報等が挙げられる。なお、監視手段56は、交通情報の他に、移動経路上の天気情報も収集してもよい。
【0036】
判定手段58は、監視手段56が収集した交通情報に基づき、記憶手段50に記憶されているスケジュール50Dに含まれる移動経路に予め定められた交通障害があるか否かを判定する。予め定められた交通障害としては、例えば、移動経路を通る交通手段の遅延や、移動経路を通る交通手段の事故、移動経路を通る交通手段の運休等が挙げられる。なお、判定手段58は、交通情報や天気情報に基づき、ユーザのスケジュール50Dの中で、予め定められた交通障害が発生するか否かを予測してもよい。
【0037】
マッチング手段60は、受付手段52がマッチング要求を受け付けた場合に、一のユーザの移動経路の中に他のユーザの出発地点と目的地点が含まれるか否かを判定し、且つ、当該他のユーザの出発希望時間と到着希望時間とが、当該一のユーザの出発許容時間と到着許容時間との間の範囲内に入るか否か判定し、両者の判定をいずれも肯定判定したとき、当該一のユーザの識別情報(名前やID)と当該他のユーザの識別情報(名前やID)とをマッチングする機能を有する。
【0038】
決定手段62は、予め定められた条件を満たした場合に、スケジュールを変更するための変更予定内容を決定し、且つ、当該変更予定内容におけるユーザの出発時間と到着時間とが、当該ユーザの出発許容時間と到着許容時間との間の範囲内に入るようにする機能を有する。具体的には、決定手段62は、スケジュールを変更するための変更予定内容におけるユーザの出発時間と到着時間とが、出発許容時間と到着許容時間との間の範囲内に入るような交通手段や移動経路を決定する機能を有する。上記予め定められた条件は、例えば、判定手段58が肯定判定したという条件や、マッチング手段60がマッチングした他のユーザの出発希望時間が、マッチング手段60がマッチングした一のユーザのスケジュール50Dと合わないという条件を含む。
【0039】
出力手段64は、決定手段62が決定した変更予定内容を端末装置12に出力する機能を有する。また、出力手段64は、検索手段54の検索結果を端末装置12に出力する機能を有する。
【0040】
変更手段66は、受付手段52が承諾通知を受け付けた場合に、決定手段62が決定した変更予定内容に基づき、当該承諾通知を行ったユーザのスケジュール50Dであって、記憶手段50に記憶されているスケジュール50Dを変更する機能を有する。
【0041】
図4は、第一端末装置12Aを操作する一のユーザが自身の移動に係るスケジュール50Dをサーバ装置10に記憶する際のスケジュール管理システム1における処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、以下の処理の内容及び処理の順番は適宜変更することができる。
【0042】
(ステップSP10)
第一端末装置12Aは、一のユーザの操作に応じて、ログインページのページ要求をサーバ装置10に送信する。そして、処理は、ステップSP12の処理に移行する。
【0043】
(ステップSP12)
サーバ装置10の受付手段52は、第一端末装置12Aからページ要求を受信する。これに応答して、サーバ装置10は、ウェブページ50Aのうちログインページを要求元の第一端末装置12Aに送信する。そして、処理は、ステップSP14の処理に移行する。
【0044】
(ステップSP14)
第一端末装置12Aは、サーバ装置10からログインページを受信する。これに応答して、第一端末装置12Aは、受信したログインページを表示する。続いて、第一端末装置12Aは、ログインページにおいて、一のユーザによる、ログインIDやパスワード等のログイン情報の入力を受け付ける。続いて、第一端末装置12Aは、入力されたログイン情報をサーバ装置10に送信する。なお、経路検索用のアプリケーションプログラムが端末装置12にインストールされており、ログイン情報が既に第一端末装置12Aに登録されている場合には、アプリケーションプログラムが起動されると、第一端末装置12Aは、その登録されているログイン情報をサーバ装置10に送信してもよい。この場合、ステップSP10〜12の処理は省略することができる。そして、処理は、ステップSP16の処理に移行する。
【0045】
(ステップSP16)
サーバ装置10の受付手段52は、第一端末装置12Aからログイン情報を受信する。これに応答して、受付手段52は、ユーザ情報50Cの中に、受信したログイン情報と一致するものがあるか否かを判定するログイン処理を実行する。当該判定が肯定判定された場合、すなわち、ログイン処理が成功した場合には、処理は、ステップSP18の処理に移行する。ログイン処理が失敗した場合には第一端末装置12Aにエラーを通知して、
図4に示す一連の処理が終了する。
【0046】
(ステップSP18)
受付手段52は、経路検索ページを要求元の第一端末装置12Aに送信する。なお、受付手段52は、第一端末装置12Aの一のユーザに関するユーザ情報50Cに応じた経路検索ページを送信してもよい。そして、処理は、ステップSP20の処理に移行する。
【0047】
(ステップSP20)
第一端末装置12Aは、サーバ装置10から経路検索ページを受信する。これに応答して、第一端末装置12Aは、経路検索ページを表示する。
【0048】
図5は、第一端末装置12Aに表示される経路検索ページ80の一例を示す図である。
【0049】
図5に示すように、経路検索ページ80は、出発日時をユーザが選択又は入力するためのプルダウンメニュー82と、出発地点をユーザが入力するための入力ボックス84と、目的地点をユーザが入力するための入力ボックス86と、を含む。また、経路検索ページ80は、出発許容時間をユーザが選択又は入力するためのプルダウンメニュー88と、到着許容時間をユーザが選択又は入力するためのプルダウンメニュー90と、ユーザが乗る乗り物に相乗りを許可するか否かをユーザが選択又は入力するためのプルダウンメニュー92と、OKボタン94と、を含む。
【0050】
図4に戻って、処理は、ステップSP22の処理に移行する。
【0051】
(ステップSP22)
第一端末装置12Aは、経路検索ページ80において、出発日時、出発地点、目的地点を含む検索条件の入力を一のユーザから受け付ける。そして、処理は、ステップSP24の処理に移行する。
【0052】
(ステップSP24)
第一端末装置12Aは、出発許容時間や到着許容時間、相乗り許可を含む非検索情報の入力を一のユーザから受け付ける。そして、処理は、ステップSP26の処理に移行する。
【0053】
(ステップSP26)
第一端末装置12Aは、経路検索ページ80においてOKボタン94が押下された場合に、検索条件を含む検索要求及び非検索情報をサーバ装置10に送信する。そして、処理は、ステップSP28の処理に移行する。
【0054】
(ステップSP28)
サーバ装置10の受付手段52は、第一端末装置12Aから検索要求及び非検索情報等を受信する(受け付ける)。これに応答して、サーバ装置10の検索手段54は、受信した検索要求及び経路情報50Bに基づき、出発地点から目的地点までの交通手段を用いた少なくとも一つの移動経路を検索する。そして、処理は、ステップSP30の処理に移行する。
【0055】
(ステップSP30)
出力手段64は、検索手段54の検索結果に基づき、当該検索結果を含む検索結果ページを生成する。続いて、出力手段64は、生成した検索結果ページを、要求元の第一端末装置12Aに送信(出力)する。そして、処理は、ステップSP32の処理に移行する。
【0056】
(ステップSP32)
第一端末装置12Aは、サーバ装置10から、検索結果ページを受信する。これに応答して、第一端末装置12Aは、受信した検索結果ページを表示する。
【0057】
図6は、第一端末装置12Aに表示される検索結果ページ100の一例を示す図である。
【0058】
図6に示すように、検索結果ページ100は、検索手段54による一又は複数の検索結果102、すなわち、出発地点から目的地点までの移動経路を含む。
【0059】
図4に戻って、第一端末装置12Aは、検索結果ページ100において、検索結果102に含まれる移動経路のうち何れか一つの移動経路の選択を受け付ける。そして、処理は、ステップSP34の処理に移行する。
【0060】
(ステップSP34)
第一端末装置12Aは、移動経路の選択結果をサーバ装置10に送信する。そして、処理は、ステップSP36の処理に移行する。
【0061】
(ステップSP36)
サーバ装置10の受付手段52は、第一端末装置12Aから選択結果を受け付ける。そして、処理は、ステップSP38の処理に移行する。
【0062】
(ステップSP38)
サーバ装置10の記憶手段50は、受付手段52が受け付けた選択結果(選択内容)をステップSP28で受信した非検索情報、すなわち出発許容時間と到着許容時間とともに一のユーザのスケジュール50Dとして一のユーザの識別情報に対応付けて記憶する。
【0063】
以上で、
図4に示す一連の処理が終了する。
【0064】
図7は、交通障害がある場合にユーザのスケジュールを変更する際のスケジュール管理システム1における処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、以下の処理の内容及び処理の順番は適宜変更することができる。
【0065】
(ステップSP50)
サーバ装置10の監視手段56は、通信ネットワークNTを監視して、当該通信ネットワークNTから交通に係る交通情報を収集する。そして、処理は、ステップSP52の処理に移行する。
【0066】
(ステップSP52)
判定手段58は、監視手段56が収集した交通情報に基づき、記憶手段50に記憶されているスケジュール50Dに含まれる各ユーザの移動経路に予め定められた交通障害があるか否かを判定する。そして、当該判定が肯定判定された場合には、処理は、ステップSP54の処理に移行し、当該判定が否定判定された場合には、処理は、ステップSP50の処理に戻る。
【0067】
(ステップSP54)
サーバ装置10の決定手段62は、判定手段58が肯定判定したという条件を満たした場合に、判定手段58が肯定判定した移動経路に係るユーザのスケジュールを変更するための変更予定内容を決定し、且つ、当該変更予定内容におけるユーザの出発時間と到着時間とが、当該ユーザが入力した出発許容時間と到着許容時間との間の範囲内に入るようにする。具体的には、
図6においてユーザがルート1の移動経路を選択しており、当該移動経路が当該ユーザのスケジュール50Dとして記憶手段50に記憶されている場合、その移動経路を走る電車に遅延が生じている場合、出発時間がユーザの出発許容時間13時00分以降の時間で、且つ、到着時間がユーザの到着許容時間17時00分以内となる他の移動経路(変更予定内容)を決定する。例えば、
図6においては、決定手段62は、ルート1というスケジュール50Dをルート2に変更するための変更予定内容を決定する。そして、処理は、ステップSP56の処理に移行する。なお、決定手段62は、一のユーザの現状のスケジュール50Dのままで、到着許容時間までに一のユーザが目的地に到着することが予想される場合には、変更予定内容を決定しなくてもよい。
【0068】
(ステップSP56)
サーバ装置10の出力手段64は、決定手段62が決定した変更予定内容を変更に係る一のユーザの第一端末装置12Aに送信(出力)する。そして、処理は、ステップSP58の処理に移行する。また、出力手段64は、判定手段58が判定した交通障害の内容も第一端末装置12Aに出力してもよい。
【0069】
(ステップSP58)
第一端末装置12Aは、変更予定内容をサーバ装置10から受信する。これに応答して、第一端末装置12Aは、受信した変更予定内容を表示する。そして、処理は、ステップSP60の処理に移行する。
【0070】
(ステップSP60)
第一端末装置12Aは、一のユーザの操作に応じて、出力手段64から出力された変更予定内容を承諾することを示す承諾通知、又は、出力手段64から出力された変更予定内容を承諾しないことを示す不承諾通知をサーバ装置10に送信する。そして、処理は、ステップSP62の処理に移行する。
【0071】
(ステップSP62)
サーバ装置10の受付手段52は、第一端末装置12Aから承諾通知又は不承諾通知を受信する(受け付ける)。これに応答して、判定手段58は、受付手段52が承諾通知を受け付けたか否かを判定する。そして、当該判定が肯定判定された場合には、処理は、ステップSP64の処理に移行し、当該判定が否定判定された場合には、
図7に示す一連の処理が終了する。
【0072】
(ステップSP64)
サーバ装置10の変更手段66は、決定手段62が決定した変更予定内容に基づき、当該承諾通知を行ったユーザのスケジュール50Dであって、記憶手段50に記憶されているスケジュール50Dを変更する機能を有する。そして、処理は、ステップSP66の処理に移行する。
【0073】
(ステップSP66)
出力手段64は、変更手段66の変更結果を第一端末装置12Aに送信する。第一端末装置12Aは、サーバ装置10から変更結果を受信すると、当該変更結果を一のユーザに通知する。
【0074】
以上で、
図7に示す一連の処理が終了する。
【0075】
図8は、他のユーザの出発希望時間等が一のユーザのスケジュールに合わない場合に一のユーザのスケジュールを変更する際のスケジュール管理システム1における処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、以下の処理の内容及び処理の順番は適宜変更することができる。
【0076】
(ステップSP80)
第二端末装置12Bは、他のユーザの操作に応じて、マッチングページのページ要求をサーバ装置10に送信する。なお、本ステップSP50の前に、ステップSP10〜16のような、他のユーザに対してログイン処理を行ってもよい。そして、処理は、ステップSP82の処理に移行する。
【0077】
(ステップSP82)
サーバ装置10の受付手段52は、第二端末装置12Bからページ要求を受信する。これに応答して、ウェブページ50Aの中からマッチングページを取得し、取得したマッチングページを要求元の第二端末装置12Bに送信する。そして、処理は、ステップSP84の処理に移行する。
【0078】
(ステップSP84)
第二端末装置12Bは、サーバ装置10からマッチングページを受信する。これに応答して、第二端末装置12Bは、マッチングページを表示する。
【0079】
図9は、第二端末装置12Bに表示されるマッチングページ110の一例を示す図である。
【0080】
図9に示すように、マッチングページ110は、例えば、出発地点を入力するための入力ボックス112と、目的地点を入力するための入力ボックス114と、出発希望日時を入力するための入力ボックス116を含む。
【0081】
図8に戻って、処理は、ステップSP86の処理に移行する。
【0082】
(ステップSP86)
第二端末装置12Bは、マッチングページ110において、他のユーザの入力を受け付ける。そして、処理は、ステップSP88の処理に移行する。
【0083】
(ステップSP88)
第二端末装置12Bは、入力を受け付けた出発地点や、目的地点、出発希望日時、他のユーザのユーザIDを含むマッチング要求をサーバ装置10に送信する。そして、処理は、ステップSP90の処理に移行する。
【0084】
(ステップSP90)
サーバ装置10の受付手段52は、第二端末装置12Bからマッチング要求を受信する(受け付ける)。これに応答して、マッチング手段60は、記憶手段50に記憶されているスケジュール50Dの数分、ステップSP90〜ステップSP98の間の処理を繰り返す。
【0085】
(ステップSP92)
マッチング手段60は、スケジュール50Dのうち一つのスケジュールを読み出し、読み出したスケジュールに係る一のユーザの移動経路の中に他のユーザの出発地点と目的地点が含まれるか否かを判定する。そして、当該判定が肯定判定された場合には、処理は、ステップSP94の処理に移行し、当該判定が否定判定された場合には、処理は、ステップSP98の処理に移行する。
【0086】
(ステップSP94)
マッチング手段60は、他のユーザの出発希望時間と到着希望時間とが、読み出したスケジュールに係る一のユーザの出発許容時間と到着許容時間との間の範囲内に入るか否か判定する。そして、当該判定が肯定判定された場合には、処理は、ステップSP96の処理に移行し、当該判定が否定判定された場合には、処理は、ステップSP98の処理に移行する。
【0087】
(ステップSP96)
上記ステップSP92の判定及びステップSP94の判定の両者の判定をいずれも肯定判定したとき、マッチング手段60は、読み出したスケジュールに係る一のユーザの識別情報(ユーザID)と当該他のユーザの識別情報(ユーザID)とをマッチング候補として仮マッチングし、これらのユーザIDを対応付けて記憶手段50に記憶する。そして、処理は、ステップSP98の処理に移行する。なお、マッチング手段60は、読み出したスケジュールに係る一のユーザが相乗りを希望しているか否かを判定し、当該判定も肯定判定した場合に、マッチング手段60は、読み出したスケジュールに係る一のユーザの識別情報(ユーザID)と当該他のユーザの識別情報(ユーザID)とをマッチング候補として仮マッチングしてもよい。
【0088】
(ステップSP98)
スケジュール50Dが全て読み出されるまで、処理は、ステップSP90の処理に戻り、スケジュール50Dが全て読み出されると、処理は、ステップSP100の処理に移行する。
【0089】
(ステップSP100)
出力手段64は、ユーザ情報50Cのうち、仮マッチングした一又は複数の他のユーザのユーザ情報を取得し、取得したユーザ情報を含むマッチング候補の一覧を示す候補一覧ページを生成する。続いて、出力手段64は、生成した候補一覧ページを要求元の第二端末装置12Bに送信する。そして、処理は、ステップSP102の処理に移行する。
【0090】
(ステップSP102)
第二端末装置12Bは、サーバ装置10から候補一覧ページを受信する。これに応答して、第二端末装置12Bは、受信した候補一覧ページを表示する。そして、処理は、ステップSP104の処理に移行する。
【0091】
(ステップSP104)
第二端末装置12Bは、候補一覧ページの中から一の候補の選択を受け付ける。選択された後、第二端末装置12Bは、当該第二端末装置12Bを操作する他のユーザのユーザIDと、選択された一の候補のユーザIDを含む選択情報をサーバ装置10に送信する。 そして、処理は、ステップSP106の処理に移行する。
【0092】
(ステップSP106)
サーバ装置10の受付手段52は、第二端末装置12Bから選択情報を受信する(受け付ける)。これに応答して、マッチング手段60は、選択情報に含まれる他のユーザのユーザIDと、一の候補のユーザID(一のユーザのユーザID)とをマッチングし、記憶手段50に記憶する。例えば、マッチング手段60は、マッチングした一のユーザ及び他のユーザのスケジュール50Dに、マッチングの内容を追記する。そして、処理は、ステップSP108の処理に移行する。
【0093】
(ステップSP108)
判定手段58は、マッチング手段60がマッチングした他のユーザの出発希望時間が、マッチング手段60がマッチングした一のユーザのスケジュール50Dと合わないという条件を満たしたか否かを判定する。そして、当該判定が肯定判定された場合には、処理は、
図7に示すステップSP54の処理に移行し、当該判定が否定判定された場合には、処理は、ステップSP110の処理に移行する。ここで、ステップSP54に移行された場合は、決定手段62は、一のユーザの出発許容時間と到着許容時間との間の範囲内の時間で、且つ、他のユーザの出発希望時間が、一のユーザのスケジュール50Dと合うように、当該スケジュール50Dの変更予定内容を決定する。また、決定手段62は、一のユーザのスケジュール50Dに係る交通手段が相乗り用のものでない場合、他のユーザが一のユーザと相乗りするため、タクシーや相乗り用のバスに交通手段を変更するように決定をする。
【0094】
(ステップSP110)
出力手段64は、マッチング手段60のマッチング結果を要求元の第二端末装置12Bに送信(出力)する。また、出力手段64は、マッチング手段60のマッチング結果をマッチングした一のユーザの第一端末装置12Aに送信してもよい。
【0095】
以上で、
図8に示す一連の処理が終了する。
【0096】
<効果>
以上、本実施形態では、プログラムが、通信ネットワークを介して一のユーザの第一端末装置12Aと通信可能なコンピュータとしてのサーバ装置10を、出発地点から目的地点までの交通手段の移動経路、当該出発地点における当該交通手段の出発時間、及び、当該到着地点における当該交通手段の到着時間を含む、一のユーザのスケジュールを記憶する記憶手段50、当該出発時間よりも早い時間であり、且つ、一のユーザが許容できる出発許容時間と、到着時間よりも遅い時間であり、且つ、一のユーザが許容できる到着許容時間を第一端末装置12Aから受け付けつける受付手段52、予め定められた条件を満たした場合に、一のユーザのスケジュール50Dを変更するための変更予定内容を決定し、且つ、スケジュール50Dを変更するための変更予定内容におけるユーザの出発時間と到着時間とが、出発許容時間と到着許容時間との間の範囲内に入るようにする決定手段62、決定手段62が決定した変更予定内容を第一端末装置12Aに出力する出力手段64、として機能させる。
【0097】
この構成によれば、一のユーザが変更原因を知らなくても、予め定められた条件を満たした場合に、一のユーザのスケジュール50Dを変更するための変更予定内容を決定し、且つ、スケジュール50Dを変更するための変更予定内容における一のユーザの出発時間と到着時間とが、出発許容時間と到着許容時間との間の範囲内に入るようにするので、一のユーザは、出力手段64により出力された変更予定内容に沿って、一のユーザの許容できる時間の範囲内でスケジュールを容易に変更することができる。
【0098】
また、本実施形態では、受付手段52は、出発許容時間と、到着許容時間と、出発地点と、目的地点と、出発時間又は到着時間とを含む検索要求を第一端末装置12Aから受け付け、プログラムがサーバ装置10を更に、受付手段52が検索要求を受け付けた場合に、当該検索要求に基づき、少なくとも一つの移動経路を検索する検索手段54、として機能させ、出力手段64は、検索手段54の検索結果を第一端末装置12Aに出力し、受付手段52は、検索結果に含まれる移動経路のうち何れか一つの移動経路の選択を第一端末装置12Aから受け付け、記憶手段50は、受付手段52が受け付けた選択内容を出発許容時間と到着許容時間とともに一のユーザのスケジュール50Dとして記憶する。
【0099】
この構成によれば、移動経路の検索を行う段階で、出発許容時間と、到着許容時間をサーバ装置10に送信することができるので、検索を行った後に送信する場合に比べて、出発許容時間と到着許容時間の入力・送信を一のユーザが忘れることを抑制できる。
【0100】
また、本実施形態では、受付手段52は、出力手段64から出力された変更予定内容を承諾することを示す承諾通知を第一端末装置12Aから受け付け、プログラムがサーバ装置10を、受付手段52が承諾通知を受け付けた場合に、決定手段62が決定した変更予定内容に基づき、記憶手段50に記憶されているスケジュール50Dを変更する変更手段66として機能させる。
【0101】
この構成によれば、一のユーザは、変更予定内容を承諾するボタン等を押下するだけで、手間なく、スケジュール50Dを自動的に変更することができる。
【0102】
また、本実施形態では、プログラムがサーバ装置10を、通信ネットワークNTを監視して、当該通信ネットワークNTから交通に係る交通情報を収集する監視手段56、監視手段56が収集した交通情報に基づき、記憶手段50に記憶されている各スケジュール50Dに含まれる移動経路に予め定められた交通障害があるか否かを判定する判定手段58、として機能させ、予め定められた条件は、判定手段58が肯定判定したという条件を含む。
【0103】
この構成によれば、一のユーザが交通障害を知らなくても、判定手段58が肯定判定した場合に、一のユーザのスケジュール50Dを変更するための変更予定内容を決定し、且つ、スケジュール50Dを変更するための変更予定内容における一のユーザの出発時間と到着時間とが、出発許容時間と到着許容時間との間の範囲内に入るようにするので、一のユーザは、出力手段64により出力された変更予定内容を確認することで交通障害があることを知り、変更予定内容に沿って、一のユーザの許容できる時間の範囲内でスケジュールを変更することができる。
【0104】
また、本実施形態では、サーバ装置10は、一のユーザとは異なる他のユーザの第二端末装置12Bと通信可能であり、受付手段52は、出発地点と、目的地点と、出発希望時間又は到着希望時間とを含むマッチング要求を第二端末装置12Bから受け付け、プログラムがサーバ装置10を、受付手段52がマッチング要求を受け付けた場合に、ユーザの移動経路の中に他のユーザの出発地点と目的地点が含まれるか否かを判定し、且つ、当該他のユーザの出発希望時間と到着希望時間とが、当該ユーザの出発許容時間と到着許容時間との間の範囲内に入るか否か判定し、両者の判定をいずれも肯定判定したとき、当該ユーザの識別情報と当該他のユーザの識別情報とをマッチングするマッチング手段60、として機能させる。
【0105】
この構成によれば、一のユーザと他のユーザの希望に沿う形で、相乗りする両者をマッチングすることができる。
【0106】
また、本実施形態では、予め定められた条件は、マッチング手段60がマッチングした他のユーザの出発希望時間が、マッチング手段60がマッチングした一のユーザのスケジュール50Dと合わないという条件を含み、決定手段62は、マッチング手段60がマッチングした他のユーザの出発希望時間が、マッチング手段60がマッチングした一のユーザのスケジュール50Dと合うように、当該スケジュールの変更予定内容を決定する。
【0107】
この構成によれば、一のユーザがマッチング相手の都合を知らなくても、マッチング手段60がマッチングした一のユーザのスケジュール50Dと合うように変更予定内容が決定されるので、スムーズにマッチングを完了させることができる。
【0108】
<変形例>
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。すなわち、上記の実施形態に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。また、上記実施形態及び後述する変形例が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
【0109】
例えば、上記実施形態では、検索手段54は、決定手段62を備えるサーバ装置10に設ける場合を説明したが、サーバ装置10とは異なる他のサーバ装置に設けてもよい。
【0110】
また、上記実施形態では、経路検索ページ80において出発許容時間と到着許容時間の入力を受け付ける場合を説明したが、経路検索が終わった後に、別のウェブページにおいて出発許容時間と到着許容時間の入力を受け付けてもよい。
【0111】
また、上記実施形態では、検索を行ってその結果をスケジュール50Dとして記憶手段50に記憶する場合を説明したが、ユーザが移動経路を既に知っている場合にはユーザがその移動経路を入力することでその入力結果をスケジュール50Dとして記憶手段50に記憶してもよい。