(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
第1の無線アクセス技術(RAT)を使用して動作する第1の無線アクセスネットワーク(RAN)から、第2のRATを使用して動作する第2のRANへのモビリティに対するセルラー通信システムの無線通信デバイスの方法であって、
前記第1のRATは、第1の周波数割り当てによる同期信号を有し、前記第2のRATは、第2の周波数割り当てによる同期信号を有し、前記第1の周波数割り当てと前記第2の周波数割り当ては、それぞれのネットワーク周波数との関連で異なり、前記方法は、
前記第1のRATのネットワークノードから前記第2のRATの前記同期信号についての割り当て情報を含む無線リソース制御(RRC)メッセージを受信することと、
前記割り当て情報に基づいて前記第2のRATの同期信号の検出を行うことと、
前記第2のRATにおける同期が成功すると、前記第2のRATの前記同期信号についての実際の割り当て情報を決定することであって、前記割り当て情報は、前記第2のRATに対する前記ネットワーク周波数との関連での同期信号周波数に対する周波数オフセットを含む、前記第2のRATの前記同期信号についての割り当て情報を決定することと、
前記第1のRATのネットワークノード、または前記ネットワークノードの隣接するネットワークノードに、前記第2のRATの前記同期信号の前記割り当て情報についての前記情報を含む、成功した前記同期が行われた前記第2のRATについての情報を送信することと、を含む、方法。
前記同期信号検出を行うことは、同期信号が受信帯域幅に含まれるように前記同期信号の前記周波数割り当てに基づいて受信側周波数を変更することと、同期信号を前記受信帯域幅内で監視することと、同期信号が発見されると前記同期信号を復号することと、を含む、請求項1に記載の方法。
セルラー通信システムにおいて動作するように構成され、第1の無線アクセス技術(RAT)を使用して動作する第1の無線アクセスネットワーク(RAN)から、第2のRATを使用して動作する第2のRANへのモビリティを可能にする無線通信デバイスであって、
前記第1のRATは第1の周波数割り当てによる同期信号を有し、前記第2のRATは第2の周波数割り当てによる同期信号を有し、前記第1の周波数割り当てと前記第2の周波数割り当ては、それぞれのネットワーク周波数との関連で異なり、
前記無線通信デバイスは、トランシーバおよびコントローラを含み、
前記トランシーバは、前記第1のRATのネットワークノードから前記第2のRATの前記同期信号についての割り当て情報を含む無線リソース制御(RRC)メッセージを受信するように構成され、
前記コントローラは、前記トランシーバに、前記割り当て情報に基づいて前記第2のRATの同期信号の検出を行わせるように構成され、
前記無線通信デバイスは、
前記第2のRATにおける同期が成功すると、前記第2のRATの前記同期信号についての実際の割り当て情報を決定することであって、前記割り当て情報は、前記第2のRATに対する前記ネットワーク周波数との関連での同期信号周波数に対する周波数オフセットを含む、前記第2のRATの前記同期信号についての割り当て情報を決定し、
前記第1のRATのネットワークノード、または前記ネットワークノードの隣接するネットワークノードに、前記第2のRATの前記同期信号の前記割り当て情報についての情報を含む前記第2のRATについての情報を送信するように構成される、無線通信デバイス。
同期信号が受信帯域幅に含まれるように前記同期信号の前記周波数割り当てに基づいて前記トランシーバの受信側周波数を変更し、同期信号を前記受信帯域幅内で監視し、同期信号が発見されると、システムネットワークアクセスシグナリング伝送の残りの同期信号を復号するように構成されることによって、前記同期信号検出を行うように構成される、請求項4に記載の無線通信デバイス。
第1の無線アクセス技術(RAT)を使用して動作する第1の無線アクセスネットワーク(RAN)から、第2のRATを使用して動作する第2のRANへのモビリティに対するセルラー通信システムのネットワークノードの方法であって、
前記第1のRATは第1の周波数割り当てによる同期信号を有し、前記第2のRATは、第2の周波数割り当てによる同期信号を有し、前記第1の周波数割り当てと前記第2の周波数割り当ては、それぞれのネットワーク周波数との関連で異なり、前記方法は、
前記第2のRATの前記同期信号についての割り当て情報を決定することと、
前記第2のRATの前記同期信号についての前記割り当て情報を含む無線リソース制御(RRC)メッセージを送信することと、を含み、
前記第2のRATの前記同期信号についての前記割り当て情報を決定することは、前記セルラー通信システムにおいて動作する他の無線デバイスからシグナリングを通して、前記第2のRATについての情報を取得することと、前記第2のRATについての前記情報から、前記第2のRATの前記同期信号の前記割り当て情報についての情報を抽出することとを含み、前記割り当て情報は、前記第2のRATに対する前記ネットワーク周波数との関連での同期信号周波数に対する周波数オフセットを含む、方法。
第1の無線アクセス技術(RAT)を使用して動作する第1の無線アクセスネットワーク(RAN)から、第2のRATを使用して動作する第2のRANへのモビリティに対するセルラー通信システムのネットワークノードの方法であって、
前記第1のRATは第1の周波数割り当てによる同期信号を有し、前記第2のRATは第2の周波数割り当てによる同期信号を有し、前記第1の周波数割り当てと前記第2の周波数割り当ては、それぞれのネットワーク周波数との関連で異なり、前記方法は、
前記第2のRATの前記同期信号についての割り当て情報を決定することと、
前記第2のRATの前記同期信号についての前記割り当て情報を含む無線リソース制御(RRC)メッセージを送信することと、を含み、
前記第2のRATの前記同期信号についての前記割り当て情報を決定することは、前記セルラー通信システムからシグナリングを通して、前記第2のRATについての情報を受信することと、前記第2のRATについての前記情報から、前記第2のRATの前記同期信号の前記割り当て情報についての情報を抽出することとを含み、前記割り当て情報は、前記第2のRATに対する前記ネットワーク周波数との関連での同期信号周波数に対する周波数オフセットを含む、方法。
前記第2のRATの前記同期信号についての前記割り当て情報を決定することは、前記第2のRATの前記同期信号についての可能性がある割り当て情報を推定することを含む、請求項7または8に記載の方法。
セルラー通信システムにおいて動作するように構成され、第1の無線アクセス技術(RAT)から第2のRATへのハンドオーバを支援することが可能なネットワークノードであって、
前記第2のRATは、前記第2のRATに対するネットワーク周波数との関連での周波数割り当てによる同期信号を有し、前記ネットワークノードは、トランシーバおよびコントローラを含み、前記コントローラは、前記第2のRATの前記同期信号についての割り当て情報を決定するように構成され、前記トランシーバは、前記第2のRATの前記同期信号についての前記割り当て情報を含む無線リソース制御(RRC)メッセージを送信するように構成され、前記第2のRATの前記同期信号についての前記割り当て情報を決定することは、前記トランシーバが、前記セルラー通信システムにおいて動作する他の無線デバイスからシグナリングを通して、前記第2のRATについての情報を取得するように構成され、前記コントローラが、前記第2のRATについての前記情報から、前記第2のRATの前記同期信号の前記割り当て情報についての情報を抽出するように構成されることを含み、前記割り当て情報は、前記第2のRATに対する前記ネットワーク周波数との関連での同期信号周波数に対する周波数オフセットを含む、ネットワークノード。
セルラー通信システムにおいて動作するように構成され、第1の無線アクセス技術(RAT)から第2のRATへのハンドオーバを支援することが可能なネットワークノードであって、
前記第2のRATは、前記第2のRATに対するネットワーク周波数との関連での周波数割り当てによる同期信号を有し、前記ネットワークノードは、トランシーバおよびコントローラを含み、前記コントローラは、前記第2のRATの前記同期信号についての割り当て情報を決定するように構成され、前記トランシーバは、前記第2のRATの前記同期信号についての前記割り当て情報を含む無線リソース制御(RRC)メッセージを送信するように構成され、前記第2のRATの前記同期信号についての前記割り当て情報を決定することは、前記ネットワークノードのインターフェースが、前記セルラー通信システムからシグナリングを通して、前記第2のRATについての情報を受信するように構成され、前記コントローラが、前記第2のRATについての前記情報から、前記第2のRATの前記同期信号の前記割り当て情報についての情報を抽出するように構成されることを含み、前記割り当て情報は、前記第2のRATに対する前記ネットワーク周波数との関連での同期信号周波数に対する周波数オフセットを含む、ネットワークノード。
前記第2のRATの前記同期信号についての前記割り当て情報を決定することは、前記コントローラが、前記第2のRATの前記同期信号についての可能性がある割り当て情報を推定するように構成されることを含む、請求項10または11に記載のネットワークノード。
【背景技術】
【0002】
同期信号は、例えば、ユーザ機器(UE)と称される、セルラー通信システムにおいて動作する無線通信デバイスが、例えば、アクセスネットワークノード、または無線アクセスネットワーク(RAN)の単なるネットワークノードと称される、基地局またはアクセスポイントに対する正確な時間および周波数を発見できるようにするために存在する。同期信号は通常、例えば、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)Long−Term Evolution(LTE)システムに対して5msごとに定期的に送信されるが、来るべきシステム、例えば、3GPP新無線(NR)システムにおいてより長くなる、例えば、初期アクセスに対して20msになる可能性があるが、他のシステムおよび/または状況は、さらに期間が長くなる、例えば、最高160msまでになる場合があることが予想されている。上記のような異なるシステムは、異なる無線アクセス技術(RAT)を使用することが考慮される。広帯域符号分割多元接続(WCDMA)は、セルラー通信のためのRATの別の例である。NR同期プロセスは、2つの段階に分割され、ここで、第1の段階は時間および大まかな周波数制御を達成し、第2の段階はより精細な周波数制御をもたらす。一次同期信号および二次同期信号(PSS/SSS)は、PSSの1つのインスタンスおよびSSSの1つのインスタンスをうまく検出することによって、UEが物理セル識別およびタイミングについての情報を取得し、その後、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を復号するための十分な知識を有するように自己完結的である。
【0003】
第5世代(5G)システムとも称されるNRの重要な特徴は、リーンキャリアを提供することである。それは、最低でも、ブロードキャストメッセージングまたは常時接続メッセージに関するオーバーヘッドのみが送信されることを意味する。その1つの結果として、同期信号の配置および検出は、例えばLTEと比較してわずかに異なるものになる。LTEにおいて、同期信号は、帯域幅の中央に対して対称的に、すなわち、ネットワーク帯域幅と相対的な位置に位置付けられ、これは、ネットワーク帯域幅を検出することが可能であるため、この中央の周波数を検出することも可能であることを含意する。これは
図8に概略的に示されている。NRにおいて、時間および/または周波数ごとのいくつかの同期信号のインスタンスによるリーン設計により、キャリア帯域幅を検出するために同期信号を検出する十分な信号電力がない場合がある、または長い平均化時間が必要とされることが考えられ、別のアプローチが所望される。その結果として、同期信号は、必ずしも、キャリアの中央に対称的に位置付けられなくてもよく、代わりに、表面的にはネットワーク帯域幅に対して随意の所定の絶対周波数に位置付けられてよい。さらに、ネットワークの柔軟性の理由で、いくつかの同期位置はネットワーク帯域幅内に存在してよく、設定に応じて変化する場合がある。これは
図9に概略的に示されている。
【0004】
「ネットワーク帯域幅」、「キャリア帯域幅」、「ネットワークキャリア帯域幅」、「システム帯域幅」などの用語が、本開示において区別なく使用され、かつUEが一時的に通信アクティビティを行うまたは行おうとする帯域幅を意味することが、留意されるべきである。同様に、「ネットワーク周波数」、「キャリア周波数」、「ネットワークキャリア周波数」、「システム周波数」などの用語は、本開示において区別なく使用され、かつUEが一時的に通信アクティビティを行うまたは行おうとする周波数(帯域幅内、例えば帯域幅の中央における基準)を意味する。
【0005】
RAT間(IRAT)ハンドオーバ(HO)は、アクティブモードにおいて、例えば、LTEからNRへ、UEがRATを変更する手順である。典型的には、この手順はまた、キャリア周波数および基地局を変更することを伴う。それ故に、IRAT HO手順の1つのステップは、新RATネットワークに向けて検出しかつ同期させるために周波数を簡潔に変更することである。LTEなどのレガシー4Gシステムにおいて、周波数間およびIRATモビリティ測定、ならびに、例えば、観測到達時間差(OTDOA)などによる周波数間位置決めは、設定に応じて40または80msの周期性の6msの長さの測定ギャップで実行される。測定を簡略化するために、アクティブモードにおけるUEは、測定を行うのはどの周波数か、およびオプションとして検索される候補セルに関して、測定前に専用のシステム情報メッセージにおいてIRAT情報を受信することができる。
【0006】
NRにおける同期信号は、必ずしも、キャリア周波数上のシステム帯域幅(BW)にあるものではない。これは、同期信号が常にキャリア周波数の中心にある、例えばLTEでの場合のものと違う。これは、LTEまたはWCDMAのようなシステムからNRへのIRATハンドオーバ中に、UEが、同期信号がシステムBWにおいてどこに割り当てられるかについて知らないため、マルチRATのUEに対する問題である場合がある。無線リソース制御(RRC)メッセージなどのIRATメッセージは、従来、キャリア周波数情報、および本質的にRAT指示のみで構成される。
【0007】
米国特許出願公開第2013/0203452号は、無線通信ノードにシグナリング情報を提供する方法を開示している。方法は、第1のRATを使用して第1のノードと関連付けられた情報を得ることと、第2のRATを使用して第2のノードに情報を送ることとを含む。
【0008】
米国特許出願公開第2014/0349664号は、物理リソースユニットを含む参照信号およびチャネルを設定することと、この設定に関する情報を同じ帯域幅を使用して別の基地局に提供することとを含む方法を開示している。
【0009】
国際公開第2012/171215号パンフレットは、第1のRATと第2のRATとの間の相対的な同期情報を得る、相対的な同期情報に基づいて第2のRATのパイロット信号の時刻/場所を決定する、および、決定された時刻/場所を使用して第2のRATのパイロット信号を検索するためのアプローチを開示している。
【0010】
シグナリングされる同期信号情報がない場合、UEはリソース全体(時間および周波数)にわたって同期信号を手探りで検索する必要がある。同期時間、すなわち、IRAT測定からの時間は、実際のHOがなされ得る時にトリガされ、大幅に遅延する場合があり、これは、接続が切れる危険性がより大きくなり、遅れることで、ひいてはユーザ体感が悪化することを含意する。したがって、UEが同期信号をより効率的に発見することを支援することが望ましい。
【発明の概要】
【0011】
本発明は、柔軟なRATが柔軟性に対処することを要求するといった、本発明者らの理解に基づいている。本発明者らは、RRCメッセージが、同期信号についての割り当て情報、およびこれに対処するためのアプローチを含むべきであることを提案している。
【0012】
第1の態様によると、第1の無線アクセス技術(RAT)を使用して動作する第1の無線アクセスネットワーク(RAN)から、第2のRATを使用して動作する第2のRANへのモビリティに対するセルラー通信システムの無線通信デバイスの方法が提供される。第1のRATは、第1の周波数割り当てによる同期信号を有し、第2のRATは、第2のRATに対するネットワーク周波数との関連での第2の周波数割り当てによる同期信号を有する。方法は、第2のRATの同期信号についての割り当て情報を含む無線リソース制御(RRC)メッセージを受信することと、割り当て情報に基づいて同期信号検出を行うこととを含む。方法は、第2のRATにおける同期が成功すると、第2のRATの同期信号についての割り当て情報を決定することと、ネットワークノード、または該ネットワークノードの隣接するネットワークノードに、第2のRATの同期信号の割り当て情報についての情報を含む第2のRATについての情報を送信することとをさらに含む。
【0013】
第1のRATおよび第2のRATは、ネットワーク周波数との関連で第2の周波数割り当てが第1の周波数割り当てと異なっている異なるアクセス技術を使用してよい。代替的には、第1のRATおよび第2のRATは、同じアクセス技術を使用してよいが、ネットワーク周波数との関連で第2の周波数割り当ては第1の周波数割り当てと異なっている。
【0014】
割り当て情報は、同期信号についての特有の周波数情報を含んでよい。代替的には、割り当て情報は、ネットワーク周波数との関連での同期信号周波数に対する周波数オフセットを含んでよい。
【0015】
RRCメッセージは、RAT間測定または周波数間測定を設定するMeasConfigを含むRRCConnectionReconfigurationメッセージ、およびredirectedCarrierInfoまたはidleModeMobilityControlInfoを有するRRCConnectionReleaseメッセージのいずれかであってよい。
【0016】
RRCメッセージは、ハンドオーバ手順を開始する時にまたは接続解除手順時に受信されてよい、またはRRCメッセージは、セル再選択情報を含むブロードキャストメッセージであってよい。
【0017】
方法は、アイドルモードまたは非アクティブモードへの解除の際に時間および周波数を追跡することをさらに含んでよい。
【0018】
同期信号検出を行うことは、同期信号が受信帯域幅に含まれるように同期信号の周波数割り当てに基づいて受信側周波数を変更することと、同期信号を受信帯域幅内で監視することと、同期信号が発見されると該同期信号を復号することとを含んでよい。
【0019】
方法は、同期信号検出を行った後に、受信側周波数を決定されたネットワーク周波数に同調させることを含んでよい。
【0020】
第2の態様によると、セルラー通信システムにおいて動作するように構成され、第1の無線アクセス技術(RAT)を使用して動作する第1の無線アクセスネットワーク(RAN)から、第2のRATを使用して動作する第2のRANへのモビリティを可能にする無線通信デバイスが提供される。第1のRATは第1の割り当てによる同期信号を有し、第2のRATは第2のRATに対するネットワーク周波数との関連での第2の周波数割り当てによる同期信号を有する。無線通信デバイスは、トランシーバおよびコントローラを含む。トランシーバは、第2のRATの同期信号についての割り当て情報を含む無線リソース制御(RRC)メッセージを受信するように構成される。コントローラは、トランシーバに、割り当て情報に基づいて同期信号検出を行わせるように構成される。無線通信デバイスは、第2のRATにおける同期が成功すると、第2のRATの同期信号についての割り当て情報を決定し、かつネットワークノードの隣接するネットワークノードに、第2のRATの同期信号の割り当て情報についての情報を含む第2のRATについての情報を送信するように構成される。
【0021】
第1のRATおよび第2のRATは、ネットワーク周波数との関連で第2の周波数割り当てが第1の周波数割り当てと異なっている異なるアクセス技術を使用してよい。代替的には、第1のRATおよび第2のRATは、同じアクセス技術を使用してよいが、ネットワーク周波数との関連で第2の周波数割り当ては第1の周波数割り当てと異なっている。
【0022】
割り当て情報は、同期信号についての特有の周波数情報を含んでよい。代替的には、割り当て情報は、ネットワーク周波数との関連での同期信号周波数に対する周波数オフセットを含んでよい。
【0023】
RRCメッセージは、RAT間測定または周波数間測定を設定するMeasConfigを含むRRCConnectionReconfigurationメッセージ、およびredirectedCarrierInfoまたはidleModeMobilityControlInfoを有するRRCConnectionReleaseメッセージであってよい。
【0024】
RRCメッセージは、ハンドオーバセットアップ手順が開始される時にまたは接続解除手順時に受信されてよい、またはセル再選択情報を含むブロードキャストメッセージであってよい。
【0025】
無線通信デバイスは、同期信号検出が行われる時、アイドルモードまたは非アクティブモードへの解除時に時間および周波数を追跡するように構成されてよい。
【0026】
無線通信デバイスは、同期信号が受信帯域幅に含まれるように同期信号の周波数割り当てに基づいてトランシーバの受信側周波数を変更し、同期信号を受信帯域幅内で監視し、同期信号が発見されると、システムネットワークアクセスシグナリング伝送の残りの同期信号を復号するように構成されることによって、同期信号検出を行うように構成されてよい。
【0027】
無線通信デバイスは、同期信号検出を行った後に、トランシーバの受信側周波数を決定されたネットワーク周波数に同調させるように構成されてよい。
【0028】
第3の態様によると、第1の無線アクセス技術(RAT)を使用して動作する第1の無線アクセスネットワーク(RAN)から、第2のRATを使用して動作する第2のRANへのモビリティに対するセルラー通信システムのネットワークノードの方法が提供される。第1のRATは第1の周波数割り当てによる同期信号を有し、第2のRATは第2のRATに対するネットワーク周波数との関連での第2の周波数割り当てによる同期信号を有する。方法は、第2のRATの同期信号についての割り当て情報を決定することと、第2のRATの同期信号についての割り当て情報を含む無線リソース制御(RRC)メッセージを送信することとを含む。第2のRATの同期信号についての割り当て情報を決定することは、セルラー通信ネットワークにおいて動作する他の無線デバイスからシグナリングを通して、第2のRATについての情報を取得することと、第2のRATについての情報から、第2のRATの同期信号の割り当て情報についての情報を抽出することとを含む。
【0029】
第1のRATおよび第2のRATは、ネットワーク周波数との関連で第2の周波数割り当てが第1の周波数割り当てと異なっている異なるアクセス技術を使用してよい。代替的には、第1のRATおよび第2のRATは、同じアクセス技術を使用してよいが、ネットワーク周波数との関連で第2の周波数割り当ては第1の周波数割り当てと異なっている。
【0030】
割り当て情報は、同期信号についての特有の周波数情報を含んでよい。代替的には、割り当て情報は、ネットワーク周波数との関連での同期信号周波数に対する周波数オフセットを含んでよい。
【0031】
RRCメッセージは、RAT間測定または周波数間測定を設定するMeasConfigを含むRRCConnectionReconfigurationメッセージ、または、RRCメッセージは、redirectedCarrierInfoまたはidleModeMobilityControlInfoを有するRRCConnectionReleaseメッセージであってよい。
【0032】
RRCメッセージは、ハンドオーバ手順を開始する時にまたは接続解除手順時に送信されてよい。
【0033】
RRCメッセージは、セル再選択情報を含むブロードキャストメッセージであってよい。
【0034】
第2のRATの同期信号についての割り当て情報を決定することは、セルラー通信システムからシグナリングを通して、第2のRATについての情報を受信することと、第2のRATについての情報から、第2のRATの同期信号の割り当て情報についての情報を抽出することとを含んでよい。
【0035】
第2のRATの同期信号についての割り当て情報を決定することは、第2のRATの同期信号についての可能性がある割り当て情報を推定することを含んでよい。
【0036】
第4の態様によると、セルラー通信システムにおいて動作するように構成され、第1の無線アクセス技術(RAT)から第2のRATへのハンドオーバを支援することが可能なネットワークノードが提供される。第2のRATは、第2のRATに対するネットワーク周波数との関連での周波数割り当てによる同期信号を有する。ネットワークノードは、トランシーバおよびコントローラを含む。コントローラは、第2のRATの同期信号についての割り当て情報を決定するように構成される。トランシーバは、第2のRATの同期信号についての割り当て情報を含む無線リソース制御(RRC)メッセージを送信するように構成される。第2のRATの同期信号についての割り当て情報を決定することは、トランシーバが、セルラー通信ネットワークにおいて動作する他の無線デバイスからシグナリングを通して、第2のRATについての情報を取得するように構成され、コントローラが、第2のRATについての情報から、第2のRATの同期信号の割り当て情報についての情報を抽出するように構成されることを含む。
【0037】
第1のRATおよび第2のRATは、ネットワーク周波数との関連で第2の周波数割り当てが第1の周波数割り当てと異なっている異なるアクセス技術を使用してよい。代替的には、第1のRATおよび第2のRATは、同じアクセス技術を使用してよいが、ネットワーク周波数との関連で第2の周波数割り当ては第1の周波数割り当てと異なっている。
【0038】
割り当て情報は、同期信号の特有のキャリア周波数を含んでよい。代替的には、割り当て情報は、ネットワーク周波数との関連での同期信号のキャリア周波数に対する周波数オフセットを含む。
【0039】
RRCメッセージは、RAT間測定または周波数間測定を設定するMeasConfigを含むRRCConnectionReconfigurationメッセージ、または、redirectedCarrierInfoまたはidleModeMobilityControlInfoを有するRRCConnectionReleaseメッセージであってよい。
【0040】
RRCメッセージは、ハンドオーバ手順を開始する時にまたは接続解除手順時に送信されてよい。
【0041】
RRCメッセージは、セル再選択情報を含むブロードキャストメッセージであってよい。
【0042】
第2のRATの同期信号についての割り当て情報を決定することは、ネットワークノードのインターフェースが、セルラー通信システムからシグナリングを通して、第2のRATについての情報を受信するように構成され、コントローラが、第2のRATについての情報から、第2のRATの同期信号の割り当て情報についての情報を抽出するように構成されることを含んでよい。
【0043】
第2のRATの同期信号についての割り当て情報を決定することは、コントローラが、第2のRATの同期信号についての可能性がある割り当て情報を推定するように構成されることを含んでよい。
【0044】
第5の態様によると、無線通信デバイスのプロセッサ上で実行される時、無線通信デバイスに第1の態様による方法を実行させる命令を含むコンピュータプログラムが提供される。
【0045】
第6の態様によると、ネットワークノードのプロセッサ上で実行される時、ネットワークノードに第3の態様による方法を実行させる命令を含むコンピュータプログラムがある。
【0046】
本発明の上記のならびに追加の目的、特徴、および利点は、添付の図面を参照して、本発明の好ましい実施形態の以下の例示的かつ非限定的である詳細な説明を通してより良く理解されるであろう。
【発明を実施するための形態】
【0048】
図8は、ネットワーク周波数に関する対称的なおよび/または固定された同期信号割り当てを概略的に示す周波数図である。帯域幅800a、800bを有するネットワークキャリアはセルラーネットワークによって規定され、キャリアは例えば、絶対無線周波数チャネル番号(ARFCN)によって識別されてよく、これは、陸上移動無線システムにおける送信および受信に使用される物理無線キャリアを指定する符号とみなされてよい。この符号と実際の物理周波数との間のマッピングは、異なるRATに対して異なっていてよい。さらに、同期信号810a、810bは対応する帯域幅800a、800b内で提供される。同期信号810a、810bは固定される、すなわち、常に、少なくとも同じ通信モードに対して、帯域幅の同じ部分に割り当てられる。換言すれば、これらの信号はネットワーク帯域幅またはネットワーク周波数に相対的に固定される。これら信号はさらに、
図8に示されるように、帯域幅800a、800bの中心にあり得る。これを用いるRATの一例はLTEである。
【0049】
図9は、ネットワーク周波数に関する非対称的なおよび/または柔軟な同期信号割り当てを概略的に示す周波数図である。いくつかのRATは、本質的に、異なるリソースの非常に柔軟な割り当て、およびそれらの間の同期信号の割り当てを有する。帯域幅900a、900b、910cを有するネットワークキャリアはセルラーネットワークによって規定される。
図9は、示される同期信号910a、910b、910c、910d、910eのいくつかまたは全てを割り当てる異なるアプローチに対して異なるやり方で解釈されるように描かれており、これらアプローチの中で、実現可能なアプローチのいくつかの例についてここで明らかにする。
【0050】
1つのアプローチは、規則的な周波数間隔において同期信号910a、910b、910c、910d、910eを提供することである。別の同様のアプローチは、破線で示される同期信号910a、910c、910eのみを提供することである。柔軟に割り当てられる場合もあるキャリア帯域幅900a、900b、900cに対するこれらの割り当ては、1つのキャリアから別のキャリアへと異なってよく、この場合、同期信号はさらにまた、例えば、キャリア帯域幅900bとの関連での同期信号910cとして帯域幅境界の近くにあってよい、または、例えば、同期信号910bが存在しないと想定してキャリア帯域幅900aとの関連での同期信号910aとして、帯域幅のわずか外側にもあってよい。
【0051】
別のアプローチは、帯域幅900a、900bを有する対応するキャリアに対して、実線で示される同期信号910b、910dを提供することであり、すなわち、同期信号910a、910c、および910eはこのアプローチでは使用されない。同期信号910b、910dはさらに、非対称的に現れ、すなわち、帯域幅900a、900bにおいて、例えば、帯域幅900a、900bの中心周波数と周波数が異なる距離で、ネットワーク周波数の中心にはない。
【0052】
さらなるアプローチは、複数の同期信号周波数、例えば、帯域幅900bを有するネットワークキャリアに対する同期信号910c、910dがあることである。その場合、以下に実証されるように提供される同期信号割り当て情報は、同期信号910c、910dのうちの1つについて、または同期信号910c、910d両方についてであってよく、無線通信デバイスはそれに応じて作動可能である。
【0053】
同期信号周波数は、同期信号、例えば、帯域または周波数分布が決定可能である周波数である。この周波数は、同期中心周波数、同期周波数の一端、または同期信号が決定される周波的であってよいその他の周波数のものであってよい。
【0054】
上で実証されるアプローチのいくつかについての理由は、UEが、リーンキャリアセットアップの複雑さを低減するための同期検索を行う時にいくつかの追加の情報を必要とする場合があり、ここで、ネットワーク帯域幅が、現時点で送信されるものがないため必ずしも検出可能ではない場合があることである。絶対候補同期周波数位置を使用することは、それを行う1つの手段である。上のアプローチのいずれかに従って同期信号を提供するためのアプローチについての別の理由は、帯域幅の割り当てに柔軟性がある場合があり、同期信号の割り当てを固定させ続けるのが実現不可能である、または少なくとも難しいことである。別の理由は、同期信号の量を低いままにする、すなわちオーバーヘッドを低減させることが所望され、この場合、同期信号の柔軟な提供がこれを達成するやり方であることであってよい。さらなる理由は、他のシステム設計パラメータに基づいて適用可能である。
【0055】
本開示の導入部で論じられるように、無線通信デバイスによる直接的なアプローチは、同期信号を手探りで検索することである。しかしながら、これは、例えば、時間および/またはエネルギーの意味で、過度のリソースを消費する場合があり、例えば、同期に対する時間および/または信頼性の意味で、予測不可能な性能を提供する場合がある。本開示は、無線通信デバイスがより効率的に同期を行うように支援するためのアプローチを提案している。
【0056】
同期信号は、いくつかのシステムでは、同期信号ブロック(SSB)を含んでよいシステムネットワークアクセスシグナリング伝送に配置されてよい。同期信号は、二次同期信号(SSS)および物理ブロードキャストチャネル(PBCH)信号のいずれか1つをさらに含んでよいSSBの一次同期信号(PSS)を形成してよい。異なるPSSを使用して、全ての可能なSSSのサブセットを決定することになる。PBCHは最小システム情報のサブセットを含み、残りの最小システム情報は、物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH
SIBにおいて送信され、かつ物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH
SIBにおいてスケジューリングされる。PSSに対して選択されるシーケンスは、PSSとの関連でのSSSおよびPBCHの設定、PBCHの設定、例えば、システム情報を提供するチャネルについてのスケジューリング情報を提供するチャネル、例えば、PDSCH
SIBについてのスケジューリング情報を伝達するPDCCH
SIBなど、システム情報を伝達する別のチャネルのPDSCH
SIB設定に関するシステム情報の設定、システム情報を伝達する別のチャネルに対する伝送リソースの割り当て、同期信号伝送の異なるインスタンスがソフトコンバインされてよいかどうかの指示、さらなるSSBパラメータ、PSSの送信点、およびPSSに関連しているSSB割り当ての他の部分の疑似コロケーション、SSBが、第1の幅を有するビームで送信され、および、第2の幅での時間またはビームが繰り返されかつ複数の方向にわたってスイープされるかどうかを含むことができ、第1の幅は第2の幅より広い、SSB送信、SSBの帯域幅、SSBの時分割特性、およびSSBの周波数分割特性のうちの少なくとも1つについての情報を含んでよい。よって、発見された同期信号は合理的にはPSSであり、残りの同期信号は例えば、SSSを含んでよく、この場合、残りの同期信号の復号は、上で論じられるように、無線通信デバイスに追加の情報をもたらすことが考えられる。同期信号を提供するための他のアプローチは等しく実現可能であってよい。
【0057】
図1は、一実施形態によるネットワークノードに対する方法を示すフローチャートである。ネットワークノードは、異なる手段によって同期信号割り当て情報を知ることができる。例えば、ネットワークノードは、遠隔無線通信デバイスから同期情報を取得し101かつ抽出することができる。以下に、遠隔無線通信デバイスが既存の同期信号割り当て関係についてのレポートをどのように提供するかに関するさらなる実証。別の例は、ネットワークノードが、ネットワークノードが動作するセルラー通信システムから同期信号割り当て情報を受信し103かつ抽出することである。これは、セルラー通信システムの制御ノードとネットワークノードとの間のシステム情報についてのプロトコルを使用して提供されてよい。ネットワークノードが、同期信号割り当て情報を、例えば、他のシステム情報、およびこのようなシステム情報と適用可能な割り当てとの間の関係についての固有の知識から間接的に見つけ出すさらなるやり方が適用可能であってよい。このような間接的な決定は、同期信号割り当て情報の推定の1つの例とみなされてよい。よって、同期信号割り当て情報は十分に確認されなくてよく、ここで、例えば、これが、実現可能な割り当てのサブセットであり、かつ必ずしも完全なリストではない場合があることを無線通信デバイスに伝えるフラグが情報に追加される。無線通信デバイスは、このようなフラグを検出すると、同期信号割り当て情報に基づいて同期信号の検索を優先させてよく、うまくいかない場合、例えば、同期信号を手探りで検索することに切り替えてよい。
【0058】
方法は、同期信号についての割り当て情報の決定104を含む。よって、例えば、上で実証されるやり方のいずれかの時点で、1つまたは別のやり方で入手した同期信号割り当てについての情報から、ネットワークノードは、同期信号に関連している割り当て情報を決定する104ことが可能であり、ここで、ネットワークノードは、1つまたは複数の無線通信デバイス、例えば、サーブされた無線通信デバイスに対して、同期信号割り当て情報を含むメッセージ、例えば、無線リソース制御メッセージを形成しかつ送信する106。無線リソース制御メッセージと同様の機能を有する他のメッセージタイプは、当然ながら等しく実現可能であってよい。無線通信デバイスには、よって、同期信号を発見する支援が行われ、これについて、さらに以下で明らかにする。
【0059】
図2は、一実施形態による無線通信デバイスに対する方法を示すフローチャートである。無線通信デバイスは、同期信号割り当て情報についての情報を含むメッセージ、例えば、無線リソース制御メッセージを受信する200。その情報に基づいて、無線通信デバイスは、同期信号をより効率的に検索することができる。同期信号は、よって、より早く検出202可能であり、同期信号に関連している動作、すなわち、システム情報を同期しかつ決定することは、少ない労力でおよび/またはより精確に、より早く行われ得る。
【0060】
方法は、第1の無線アクセス技術(RAT)を使用して動作する第1の無線アクセスネットワーク(RAN)から、第2のRATを使用して動作する第2のRANへのモビリティを提供する。ここで、第1のRANおよび/またはRATならびに第2のRANおよび/またはRATは、場合によっては、同じである場合があるが、同期信号割り当てに関して異なる設定を有する場合がある。ネットワーク周波数との関連で、第1のRATは第1の周波数割り当てによる同期信号を有してよく、および第2のRATは第2の周波数割り当てによる同期信号を有してよいため、ネットワークノードは、無線通信デバイスが、第2のRATにおける同期信号を検索する時に、同期信号をより容易に発見かつ検出できるように、第1のRATに対して確立された通信に関する割り当て情報を提供することによって、無線通信デバイスを支援することができる。
【0061】
第1のRATおよび第2のRATは、ネットワーク周波数との関連で第2の周波数割り当てが第1の周波数割り当てと異なっている異なるアクセス技術を使用してよい。例えば、第1のRATは、ネットワーク周波数と同期信号の周波数割り当てとの間の固定された関係、例えば対称的な割り当てを使用してよく、第2のRATは、ネットワーク周波数と同期信号の周波数との間の周波数割り当て関係、例えば非対称的な割り当てを使用してよい。第1のRATおよび第2のRATは、同じアクセス技術を使用してよいが、ネットワーク周波数との関連で第2の周波数割り当ては第1の周波数割り当てと異なる場合がある。別のケースは、RATおよびネットワーク帯域幅両方が同じであることであってよいが、同期信号のタイプは異なっている。割り当て情報が異なるものになる、
図8および
図9を参照して実証される異なる例を参照のこと。
【0062】
同期信号割り当て情報を含むメッセージは、例えば、絶対周波数または物理周波数において、または周波数グリッドに従って指示される、同期信号についての特有の周波数情報を含んでよい。代替的には、割り当て情報は、ネットワーク周波数との関連での同期信号周波数に対する、物理周波数オフセットとして示される周波数オフセット、または周波数グリッドに従って指示されるオフセットを含む。ここで、ネットワーク周波数は、ネットワークノードと無線通信デバイスとの間で使用される周波数帯が示される基準である。上に示されるように、メッセージは、無線リソース制御(RRC)メッセージ、または制御情報を伝達するという意味で同様の特性を有するメッセージであってよい。3GPP仕様で共通して使用される表記を使用して、RRCメッセージは、RRCConnectionReconfigurationメッセージ、すなわち、MeasConfigを含む、すなわち、RAT間測定または周波数間測定を設定する、測定についての設定を含む、接続の再設定を提供する特定のRRCメッセージ、または、RRCConnectionReleaseメッセージ、すなわち、redirectedCarrierInfo、すなわち、解除後に監視される新しいキャリアについての情報、またはidleModeMobilityControlInfo、すなわち、アイドルモードでのモビリティ制御についての情報と共に、接続の解除を指示するRRCメッセージとすることができる。RRCメッセージは例えば、ハンドオーバ手順を開始する時にまたは接続解除手順時に送信される。無線通信デバイスは、よって、アイドルモードまたは非アクティブモードへの解除の際に時間および/または周波数を追跡する203ことができる。RRCメッセージはまた、セル再選択情報を含むブロードキャストメッセージとすることができる。
【0063】
上記のように、ネットワークノードは、種々のやり方で同期割り当てについての情報を得ることができ、このやり方のうちの1つは、ネットワークノードに無線で接続される通信デバイスから、すなわち、無線通信デバイスが実際のおよび経験済み割り当てに関するレポートを提供することに基づいて、この情報を得ることである。無線通信デバイスの方法は、よって、例えば、同期が成功すると、例えば、成功した同期または接続が行われたまたは確立されたRATの同期信号についての割り当て情報を決定すること205をさらに含んでよい。無線デバイスはさらにまた、ネットワークノード、または該ネットワークノードの隣接するネットワークノードに、成功した同期または接続確立が行われたRATについての情報を、そのRATの同期信号の割り当て情報についての情報を含んで送信する207。これによって、ネットワークノードは、例えば、使用される同期信号割り当てについての情報によるリストまたはデータベースをポピュレートしてよく、この情報はさらにまた、上で実証されるアプローチに従って他の無線デバイスに提供されてよい。
【0064】
図3は、一実施形態による無線通信デバイスに対する同期信号検出を行う方法の特有の部分を示すフローチャートである。同期信号検出を行うことは、同期信号が受信帯域幅に含まれるように同期信号の周波数割り当てに基づいて受信側周波数を変更すること300を含んでよい。無線通信デバイスは、さらにまた、同期信号の帯域幅を効率的に監視すること302が可能である。同期信号が発見されると想定して、無線通信デバイスはさらにまた、同期信号を復号することができる。合理的には、少なくとも初期同期が処理される時、無線デバイスは、受信側周波数をネットワーク周波数において動作させるための周波数に同調させることに進んでよい。この同調周波数は、ネットワークノードからの制御シグナリングから無線通信デバイスによって決定されてよい。
【0065】
図6は、一実施形態によるUE600を概略的に示すブロック図である。UEは、アンテナ装置602と、アンテナ装置602に接続される受信機604と、アンテナ装置602に接続される送信機606と、1つまたは複数の回路を含んでよい処理要素608と、オプションとして、1つもしくは複数の入力インターフェース610および/または1つもしくは複数の出力インターフェース612とを含む。インターフェース610、612は、例えば、電気または光の、ユーザインターフェース610および/または信号インターフェースとすることができる。UE600は、セルラー通信ネットワークにおいて動作するように構成される。とりわけ、処理要素608が
図2および
図3を参照して実証される実施形態を行うように構成されることによって、UE600は同期信号を効率的に発見することが可能である。処理要素608は、信号処理から受信および送信を可能にすることまでの多数のタスクを実行することもできるが、これは、オプションのインターフェース610、612などを制御するアプリケーションを実行する受信機604および送信機606に接続されるからである。
【0066】
本発明による方法は、特に、上で実証される処理要素608が同期信号の検索および測定に対処するプロセッサを含む場合、コンピュータおよび/またはプロセッサなど、処理手段の支援による実施に適している。したがって、処理手段、プロセッサ、またはコンピュータに、
図2および
図3を参照して説明される実施形態のいずれかによる方法のいずれかのステップを行わせるように構成された命令を含むコンピュータプログラムが提供される。コンピュータプログラムは好ましくは、
図5に示されるように、コンピュータ可読媒体500上に記憶されるプログラムコードを含み、これは、処理手段、プロセッサ、またはコンピュータ502によって、好ましくは、
図2および
図3を参照して説明される実施形態のいずれかのように、本発明の実施形態による方法をそれぞれ行わせるようにロードおよび実行可能である。コンピュータ502およびコンピュータプログラム製品500は、プログラムコードを連続的に実行するように構成可能であり、この場合、方法のいずれかのアクションが段階的に行われる。処理手段、プロセッサ、またはコンピュータ502は好ましくは、通常は埋め込みシステムと称されるものである。よって、
図5において示されるコンピュータ可読媒体500およびコンピュータ502は、原理を理解してもらうだけのための例証の目的のものとし、要素のいずれの直接的な例証としても解釈されるべきではない。
【0067】
図7は、一実施形態による、ネットワークノード700および通信デバイス710のより詳細な図による、ネットワークノード700、700aおよび無線通信デバイス710を含む通信ネットワークを概略的に示す。簡略にするために、
図5は、コアネットワーク720、ネットワークノード700および700a、ならびに通信デバイス710のみを示す。ネットワークノード700は、プロセッサ702、ストレージ703、インターフェース701、およびアンテナ701aを含む。同様に、通信デバイス710は、プロセッサ712、ストレージ713、インターフェース711、およびアンテナ711aを含む。これらのコンポーネントは、上で実証されるようにネットワークノードおよび/または無線デバイスに機能性を提供するために共に機能することができる。異なる実施形態では、無線ネットワークは、任意の数の、有線もしくは無線ネットワーク、ネットワークノード、基地局、コントローラ、無線デバイス、中継局、および/または有線接続または無線接続を介するかどうかにかかわらず、データおよび/または信号を通信時に容易にすることができるまたは参加できる任意の他のコンポーネントを含んでよい。
【0068】
ネットワーク720は、1つまたは複数の、IPネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)、パケットデータネットワーク、光ネットワーク、広域ネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、公衆陸上移動網(PLMN)、有線ネットワーク、無線ネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、およびデバイス間の通信を可能にするための他のネットワークを含んでよい。ネットワーク720は、
図6を参照して実証される方法を行うためのネットワークノード、および/またはネットワークノード700、700aの間でシグナリングするためのインターフェースを含んでよい。
【0069】
ネットワークノード700は、プロセッサ702、ストレージ703、インターフェース701、およびアンテナ701aを含む。これらのコンポーネントは、単一のより大きいボックス内に位置する単一のボックスとして示される。しかしながら、実際には、ネットワークノードは単一の示されるコンポーネントを構成する複数の異なる物理コンポーネントを含んでよい(例えば、インターフェース701は、有線接続のためのワイヤを結合するための端末、および無線接続のための無線トランシーバを含んでよい)。同様に、ネットワークノード700は、それぞれが自身の対応するプロセッサ、ストレージ、およびインターフェースコンポーネントを有してよい複数の物理的に別個のコンポーネント(例えば、NodeBコンポーネントおよび無線ネットワークコントローラ(RNC)コンポーネント、ベーストランシーバ基地局(BTS)コンポーネント、および基地局コントローラ(BSC)コンポーネントなど)で構成されてよい。ネットワークノード700が複数の別個のコンポーネント(例えば、BTSおよびBSCコンポーネント)を含むある特定のシナリオでは、別個のコンポーネントの1つまたは複数は、いくつかのネットワークノードの間で共有されてよい。例えば、単一のRNCは複数のNodeBを制御してよい。このようなシナリオでは、それぞれの一意のNodeBおよびBSCペアは、別個のネットワークノードであってよい。いくつかの実施形態では、ネットワークノード700は、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートするように設定されてよい。このような実施形態では、いくつかのコンポーネントは複製されてよく(例えば、異なるRATに対して別個のストレージ703)、いくつかのコンポーネントは再利用されてよい(例えば、同じアンテナ701aはRATによって共有されてよい)。
【0070】
プロセッサ702は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理装置、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、もしくは任意の他の適したコンピューティングデバイス、リソースの1つまたは複数の組合せ、または、単独で、またはストレージ703などの他のネットワークノード700のコンポーネントと併せて、ネットワークノード700の機能性を提供するように動作可能な、ハードウェア、ソフトウェア、および/または符号化された論理の組合せであってよい。例えば、プロセッサ702は、ストレージ703に記憶される命令を実行してよい。そのような機能性は、本明細書に開示される特徴または利点のいずれかを含む、本明細書で論じられるさまざまな無線特徴を、無線デバイス710などの無線通信デバイスに提供することを含んでよい。
【0071】
ストレージ703は、限定はされないが、永続ストレージ、ソリッドステートメモリ、遠隔に装着されたメモリ、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、取り外し可能媒体、または任意の他の適したローカルもしくは遠隔メモリコンポーネントを含む、任意の形態の揮発性または不揮発性コンピュータ可読メモリを含んでよい。ストレージ703は、ネットワークノード700によって利用される、ソフトウェアおよび符号化された論理を含む、任意の適した命令、データ、または情報を記憶することができる。ストレージ703は、プロセッサ702によって行われた任意の算出、および/またはインターフェース701を介して受信された任意のデータを記憶するために使用されてよい。
【0072】
ネットワークノード700はまた、ネットワークノード700、ネットワーク720、および/または無線デバイス710の間のシグナリングおよび/またはデータの有線または無線通信において使用され得るインターフェース701も備える。例えば、インターフェース701は、ネットワークノード700が、有線接続によってネットワーク720に対してデータを送るおよび受信できるようにするために必要とされ得る任意のフォーマッティング、コーディング、または変換を行うことができる。インターフェース701はまた、アンテナ701aに結合されてよいまたはその一部であってよい無線送信機および/または受信機を含むことができる。無線は、他のネットワークノードまたは無線デバイスに無線接続を介して送り出されるデジタルデータを受信してよい。無線は、デジタルデータを、適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換することができる。無線信号はさらにまた、アンテナ701aを介して適切な受信側(例えば、無線デバイス710)に送信されてよい。
【0073】
アンテナ701aは、データおよび/または信号を無線で送信および受信することが可能な任意のタイプのアンテナであってよい。いくつかの実施形態では、アンテナ701aは、例えば2GHz〜66GHzの無線信号を送信/受信するように動作可能な、1つまたは複数の全方向性アンテナ、セクタアンテナ、またはパネルアンテナを含んでよい。全方向性アンテナは、任意の方向の無線信号を送信/受信するために使用されてよく、セクタアンテナは、特定のエリア内のデバイスからの無線信号を送信/受信するために使用されてよく、パネルアンテナは、比較的直線の無線信号を送信/受信するために使用される見通しアンテナであってよい。アンテナ701aは、異なるランクのSIMO、MISO、もしくはMIMO動作、またはビーム形成動作を可能にするための1つまたは複数の要素を含んでよい。
【0074】
無線デバイス710は、任意のタイプの、通信デバイス、無線デバイス、UE、D2Dデバイス、またはProSe UEであってよいが、一般に、ネットワークノード700および/または他の無線デバイスなどのネットワークノードに対してデータおよび/または信号を無線で送るおよび受信することができる、任意のデバイス、センサ、スマートフォン、モデム、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、タブレット、モバイル端末、スマートフォン、ラップトップ埋め込み機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、Universal Serial Bus(USB)ドングル、マシン型UE、マシンツーマシン(M2M)通信対応UEなどであってよい。無線デバイス710は、プロセッサ712、ストレージ713、インターフェース711、およびアンテナ711aを含む。ネットワークノード700のように、無線デバイス710のコンポーネントは単一のより大きいボックス内に位置する単一のボックスとして示されるが、実際には、無線デバイスは、単一の示されるコンポーネントを構成する複数の異なる物理コンポーネントを含んでよい(例えば、ストレージ713は、複数の個別のマイクロチップを含んでよく、それぞれのマイクロチップは全ストレージ容量の一部分を表す)。
【0075】
プロセッサ712は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理装置、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、もしくは任意の他の適したコンピューティングデバイス、リソースの1つまたは複数の組合せ、または、単独で、またはストレージ713などの他の無線デバイス710のコンポーネントと組み合わせて、無線デバイス710に機能性を提供するように動作可能な、ハードウェア、ソフトウェア、および/または符号化された論理の組合せであってよい。そのような機能性は、本明細書に開示される特徴または利点のいずれかを含む、本明細書で論じられるさまざまな無線特徴を提供することを含んでよい。
【0076】
ストレージ713は、限定はされないが、永続ストレージ、ソリッドステートメモリ、遠隔に装着されたメモリ、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、取り外し可能媒体、または任意の他の適したローカルもしくは遠隔メモリコンポーネントを含む、任意の形態の揮発性または不揮発性メモリであってよい。ストレージ713は、無線デバイス710によって利用される、ソフトウェアおよび符号化された論理を含む、任意の適したデータ、命令、または情報を記憶することができる。ストレージ713は、プロセッサ712によって行われた任意の算出、および/またはインターフェース711を介して受信された任意のデータを記憶するために使用されてよい。
【0077】
インターフェース711は、無線デバイス710とネットワークノード700、700aとの間のシグナリングおよび/またはデータの無線通信において使用可能である。例えば、インターフェース711は、無線デバイス710が無線接続によってネットワークノード700、700aに対してデータを送るおよび受信することを可能にするために必要とされ得る任意のフォーマッティング、コーディング、または変換を行うことができる。インターフェース711はまた、アンテナ711aに結合されてよいまたはその一部であってよい無線送信機および/または受信機を含むことができる。無線は、無線接続によって、例えばネットワークノード701に送り出されるデジタルデータを受信してよい。無線は、デジタルデータを、適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換することができる。無線信号はさらにまた、アンテナ711aを介して、例えば、ネットワークノード700に送信されてよい。
【0078】
アンテナ711aは、データおよび/または信号を無線で送信および受信することが可能な任意のタイプのアンテナであってよい。いくつかの実施形態では、アンテナ711aは、2GHz〜66GHzの無線信号を送信/受信するように動作可能な、1つまたは複数の全方向性アンテナ、セクタアンテナ、またはパネルアンテナを含んでよい。簡略化するために、アンテナ711aは、無線信号が使用される限りは、インターフェース711の一部とみなされてよい。アンテナ711aは、異なるランクのSIMO、MISO、もしくはMIMO動作、またはビーム形成動作を可能にするための1つまたは複数の要素を含んでよい。
【0079】
いくつかの実施形態において、上述されるコンポーネントは、上で実証されるように、測定を可能にするために使用される1つまたは複数の機能モジュールを実施するために使用可能である。機能モジュールは、ソフトウェア、コンピュータプログラム、サブルーチン、ライブラリ、ソースコード、または、例えば、プロセッサによって実行される任意の他の形態の実行可能命令を含んでよい。一般的には、それぞれの機能モジュールは、ハードウェアおよび/またはソフトウェアで実装されてよい。好ましくは、全機能モジュールの1つまたは複数は、プロセッサ712および/または702によって、場合によって、ストレージ713および/または702と協働するように実装されてよい。よって、プロセッサ712および/または702、ならびにストレージ713および/または703は、プロセッサ712および/または702が、ストレージ713および/または703から命令をフェッチし、かつ、対応する機能モジュールが本明細書に開示される任意の特徴または機能を実行できるようにフェッチされた命令を実行することを可能にするように構成可能である。モジュールはさらに、本明細書に明示的に説明されないが、当業者の知識の範囲内にあると考えられる他の機能またはステップを行うように設定されてよい。
【0080】
本発明による方法は、コンピュータおよび/またはプロセッサなどの処理手段を用いた実行に、特に、上で実証される処理要素702が同期信号の検索および測定に対処するプロセッサを含む場合に、適している。したがって、処理手段、プロセッサ、またはコンピュータに、
図1を参照して説明される実施形態のいずれかによる方法のいずれかのステップを行わせるように構成される命令を含むコンピュータプログラムが提供される。コンピュータプログラムは好ましくは、
図4に示されるように、コンピュータ可読媒体400上に記憶されるプログラムコードを含み、これは、処理手段、プロセッサ、またはコンピュータ402によって、好ましくは、
図1を参照して説明される実施形態のいずれかのように、本発明の実施形態による方法をそれぞれ行わせるようにロードおよび実行可能である。コンピュータ402およびコンピュータプログラム製品400は、プログラムコードを連続的に実行するように構成可能であり、この場合、方法のいずれかのアクションが段階的に行われる。処理手段、プロセッサ、またはコンピュータ402は好ましくは、通常は埋め込みシステムと称されるものである。よって、
図4において示されるコンピュータ可読媒体400およびコンピュータ402は、原理を理解してもらうだけのための例証の目的のものとし、要素のいずれの直接的な例証としても解釈されるべきではない。
【0081】
いくつかの実施形態を参照して、発明概念のある特定の態様について主に上述している。しかしながら、当業者には容易に理解されるように、上に論じられたもの以外の実施形態が等しく可能であり、かつ発明概念の範囲内にある。同様に、いくつかの異なる組合せが論じられているが、全ての可能な組合せは開示されていない。当業者には理解されるであろうが、他の組合せが存在しかつ発明概念の範囲内にある。また、当業者には理解されるように、本明細書に開示される実施形態は、そのように、他の標準および通信システムにも適用可能であり、他の特徴に関連して開示される特定の図からのいずれの特徴も、任意の他の図に適用可能であってよい、および/または異なる特徴と組み合わせられてよい。
【0082】
本開示は以下の項目によって要約され得る。
【0083】
1.第1の無線アクセス技術(RAT)を使用して動作する第1の無線アクセスネットワーク(RAN)から、第2のRATを使用して動作する第2のRANへのモビリティに対するセルラー通信システムの無線通信デバイスの方法であって、第1のRATは、第1の周波数割り当てによる同期信号を有し、第2のRATは、第2のRATに対するネットワーク周波数との関連での第2の周波数割り当てによる同期信号を有し、前記方法は、
第2のRATの同期信号についての割り当て情報を含む無線リソース制御(RRC)メッセージを受信することと、割り当て情報に基づいて同期信号検出を行うことと、を含む、方法。
【0084】
2.第1のRATおよび第2のRATは、ネットワーク周波数との関連で第2の周波数割り当てが第1の周波数割り当てと異なっている異なるアクセス技術を使用する、項目1の方法。
【0085】
3.第1のRATおよび第2のRATは、同じアクセス技術を使用するが、ネットワーク周波数との関連で第2の周波数割り当ては第1の周波数割り当てと異なっている、項目1の方法。
【0086】
4.割り当て情報は、同期信号についての特有の周波数情報を含む、項目1から3のいずれか1つの方法。
【0087】
5.割り当て情報は、ネットワーク周波数との関連での同期信号周波数に対する周波数オフセットを含む、項目1から3のいずれか1つの方法。
【0088】
6.RRCメッセージは、RAT間測定または周波数間測定を設定するMeasConfigを含むRRCConnectionReconfigurationメッセージである、項目1から5のいずれか1つの方法。
【0089】
7.RRCメッセージは、redirectedCarrierInfoまたはidleModeMobilityControlInfoを有するRRCConnectionReleaseメッセージである、項目1から5のいずれか1つの方法。
【0090】
8.RRCメッセージは、ハンドオーバ手順を開始する時に受信される、項目1から7のいずれが1つの方法。
【0091】
9.RRCメッセージは、接続解除手順時に受信される、項目1から7のいずれか1つの方法。
【0092】
10.RRCメッセージは、セル再選択情報を含むブロードキャストメッセージである、項目1から7のいずれか1つの方法。
【0093】
11.アイドルモードまたは非アクティブモードへの解除の際に時間および周波数を追跡することをさらに含む、項目1から10のいずれか1つの方法。
【0094】
12.同期信号検出を行うことは、同期信号が受信帯域幅に含まれるように同期信号の周波数割り当てに基づいて受信側周波数を変更することと、同期信号を受信帯域幅内で監視することと、同期信号が発見されると該同期信号を復号することとを含む、項目1から11のいずれか1つの方法。
【0095】
13.同期信号検出を行った後に、受信側周波数を決定されたネットワーク周波数に同調させることを含む、項目1から12のいずれか1つの方法。
【0096】
14.同期が成功すると、成功した同期が行われたRATの同期信号についての割り当て情報を決定することと、ネットワークノード、または該ネットワークノードの隣接するネットワークノードに、成功した同期が行われたRATの同期信号の割り当て情報についての情報を含む、成功した同期が行われたRATについての情報を送信することと、をさらに含む、項目1から13のいずれか1つの方法。
【0097】
15.セルラー通信システムにおいて動作するように構成され、第1の無線アクセス技術(RAT)を使用して動作する第1の無線アクセスネットワーク(RAN)から、第2のRATを使用して動作する第2のRANへのモビリティを可能にする無線通信デバイスであって、第1のRATは第1の割り当てによる同期信号を有し、第2のRATは第2のRATに対するネットワーク周波数との関連での第2の周波数割り当てによる同期信号を有し、無線通信デバイスは、トランシーバおよびコントローラを含み、トランシーバは、第2のRATの同期信号についての割り当て情報を含む無線リソース制御(RRC)メッセージを受信するように構成され、コントローラは、トランシーバに、割り当て情報に基づいて同期信号検出を行わせるように構成される、無線通信デバイス。
【0098】
16.第1のRATおよび第2のRATは、ネットワーク周波数との関連で第2の周波数割り当てが第1の周波数割り当てと異なっている異なるアクセス技術を使用する、項目15の無線通信デバイス。
【0099】
17.第1のRATおよび第2のRATは、同じアクセス技術を使用するが、ネットワーク周波数との関連で第2の周波数割り当ては第1の周波数割り当てと異なっている、項目15の無線通信デバイス。
【0100】
18.割り当て情報は、同期信号についての特有の周波数情報を含む、項目15から17のいずれか1つの無線通信デバイス。
【0101】
19.割り当て情報は、ネットワーク周波数との関連での同期信号周波数に対する周波数オフセットを含む、項目15から17のいずれか1つの無線通信デバイス。
【0102】
20.RRCメッセージは、RAT間測定または周波数間測定を設定するMeasConfigを含むRRCConnectionReconfigurationメッセージである、項目15から19のいずれか1つの無線通信デバイス。
【0103】
21.RRCメッセージは、redirectedCarrierInfoまたはidleModeMobilityControlInfoを有するRRCConnectionReleaseメッセージである、項目15から19のいずれか1つの無線通信デバイス。
【0104】
22.RRCメッセージは、ハンドオーバセットアップ手順が開始される時に受信される、項目15から21のいずれか1つの無線通信デバイス。
【0105】
23.RRCメッセージは、接続解除手順時に受信される、項目15から21のいずれか1つの無線通信デバイス。
【0106】
24.RRCメッセージは、セル再選択情報を含むブロードキャストメッセージである、項目15から21のいずれか1つの無線通信デバイス。
【0107】
25.同期信号検出が行われる時、アイドルモードまたは非アクティブモードへの解除時に時間および周波数を追跡するようにさらに構成される、項目15から24のいずれか1つの無線通信デバイス。
【0108】
26.同期信号が受信帯域幅に含まれるように同期信号の周波数割り当てに基づいてトランシーバの受信側周波数を変更し、同期信号を受信帯域幅内で監視し、同期信号が発見されると、システムネットワークアクセスシグナリング伝送の残りの同期信号を復号するように構成されることによって、同期信号検出を行うように構成される、項目15から25のいずれか1つの無線通信デバイス。
【0109】
27.同期信号検出を行った後に、トランシーバの受信側周波数を決定されたネットワーク周波数に同調させるように構成される、項目15から26のいずれか1つの無線通信デバイス。
【0110】
28.同期が成功すると、成功した同期が行われたRATの同期信号についての割り当て情報を決定し、ネットワークノードの隣接するネットワークノードに、成功した同期が行われたRATの同期信号の割り当て情報についての情報を含む、成功した同期が行われたRATについての情報を送信するようにさらに構成される、項目15から27のいずれか1つの無線通信デバイス。
【0111】
29.第1の無線アクセス技術(RAT)を使用して動作する第1の無線アクセスネットワーク(RAN)から、第2のRATを使用して動作する第2のRANへのモビリティに対するセルラー通信システムのネットワークノードの方法であって、第1のRATは第1の周波数割り当てによる同期信号を有し、第2のRATは第2のRATに対するネットワーク周波数との関連での第2の周波数割り当てによる同期信号を有し、方法は、
第2のRATの同期信号についての割り当て情報を決定することと、
第2のRATの同期信号についての割り当て情報を含む無線リソース制御(RRC)メッセージを送信することと、を含む、方法。
【0112】
30.第1のRATおよび第2のRATは、ネットワーク周波数との関連で第2の周波数割り当てが第1の周波数割り当てと異なっている異なるアクセス技術を使用する、項目29の方法。
【0113】
31.第1のRATおよび第2のRATは、同じアクセス技術を使用するが、ネットワーク周波数との関連で第2の周波数割り当ては第1の周波数割り当てと異なっている、項目29の方法。
【0114】
32.割り当て情報は、同期信号についての特有の周波数情報を含む、項目29から31のいずれか1つの方法。
【0115】
33.割り当て情報は、ネットワーク周波数との関連での同期信号周波数に対する周波数オフセットを含む、項目29から31のいずれか1つの方法。
【0116】
34.RRCメッセージは、RAT間測定または周波数間測定を設定するMeasConfigを含むRRCConnectionReconfigurationメッセージである、項目29から33のいずれか1つの方法。
【0117】
35.RRCメッセージは、redirectedCarrierInfoまたはidleModeMobilityControlInfoを有するRRCConnectionReleaseメッセージである、項目29から33のいずれか1つの方法。
【0118】
36.RRCメッセージは、ハンドオーバ手順を開始する時に送信される、項目29から35のいずれか1つの方法。
【0119】
37.RRCメッセージは、接続解除手順時に送信される、項目29から35のいずれか1つの方法。
【0120】
38.RRCメッセージは、セル再選択情報を含むブロードキャストメッセージである、項目29から35のいずれか1つの方法。
【0121】
39.第2のRATの同期信号についての割り当て情報を決定することは、セルラー通信システムからシグナリングを通して、第2のRATについての情報を受信することと、第2のRATについての情報から、第2のRATの同期信号の割り当て情報についての情報を抽出することと、を含む、項目29から38のいずれか1つの方法。
【0122】
40.第2のRATの同期信号についての割り当て情報を決定することは、第2のRATの同期信号についての可能性がある割り当て情報を推定することを含む、項目29から39のいずれか1つの方法。
【0123】
41.第2のRATの同期信号についての割り当て情報を決定することは、セルラー通信ネットワークにおいて動作する他の無線デバイスからシグナリングを通して、第2のRATについての情報を取得することと、第2のRATについての情報から、第2のRATの同期信号の割り当て情報についての情報を抽出することと、を含む、項目29から40のいずれか1つの方法。
【0124】
42.セルラー通信システムにおいて動作するように構成され、第1の無線アクセス技術(RAT)から第2のRATへのハンドオーバを支援することが可能なネットワークノードであって、
第2のRATは、第2のRATに対するネットワーク周波数との関連での周波数割り当てによる同期信号を有し、ネットワークノードは、トランシーバおよびコントローラを含み、コントローラは、第2のRATの同期信号についての割り当て情報を決定するように構成され、トランシーバは、第2のRATの同期信号についての割り当て情報を含む無線リソース制御(RRC)メッセージを送信するように構成される、ネットワークノード。
【0125】
43.第1のRATおよび第2のRATは、ネットワーク周波数との関連で第2の周波数割り当てが第1の周波数割り当てと異なっている異なるアクセス技術を使用する、項目42のネットワークノード。
【0126】
44.第1のRATおよび第2のRATは、同じアクセス技術を使用するが、ネットワーク周波数との関連で第2の周波数割り当ては第1の周波数割り当てと異なっている、項目42のネットワークノード。
【0127】
45.割り当て情報は、同期信号の特有のキャリア周波数を含む、項目42から44のいずれか1つのネットワークノード。
【0128】
46.割り当て情報は、ネットワーク周波数との関連での同期信号のキャリア周波数に対する周波数オフセットを含む、項目42から44のいずれか1つのネットワークノード。
【0129】
47.RRCメッセージは、RAT間測定または周波数間測定を設定するMeasConfigを含むRRCConnectionReconfigurationメッセージである、項目42から46のいずれか1つのネットワークノード。
【0130】
48.RRCメッセージは、redirectedCarrierInfoまたはidleModeMobilityControlInfoを有するRRCConnectionReleaseメッセージである、項目42から46のいずれか1つのネットワークノード。
【0131】
49.RRCメッセージは、ハンドオーバ手順を開始する時に送信される、項目42から48のいずれか1つのネットワークノード。
【0132】
50.RRCメッセージは、接続解除手順時に送信される、項目42から48のいずれか1つのネットワークノード。
【0133】
51.RRCメッセージは、セル再選択情報を含むブロードキャストメッセージである、項目42から48のいずれか1つのネットワークノード。
【0134】
52.第2のRATの同期信号についての割り当て情報を決定することは、ネットワークノードのインターフェースが、セルラー通信システムからシグナリングを通して、第2のRATについての情報を受信するように構成され、コントローラが、第2のRATについての情報から、第2のRATの同期信号の割り当て情報についての情報を抽出するように構成されることを含む、項目42から51のいずれか1つのネットワークノード。
【0135】
53.第2のRATの同期信号についての割り当て情報を決定することは、コントローラが、第2のRATの同期信号についての可能性がある割り当て情報を推定するように構成されることを含む、項目42から52のいずれか1つのネットワークノード。
【0136】
54.第2のRATの同期信号についての割り当て情報を決定することは、トランシーバが、セルラー通信ネットワークにおいて動作する他の無線デバイスからシグナリングを通して、第2のRATについての情報を取得するように構成され、コントローラが、第2のRATについての情報から、第2のRATの同期信号の割り当て情報についての情報を抽出するように構成されることを含む、項目42から53のいずれか1つのネットワークノード。
【0137】
55.無線通信デバイスのプロセッサ上で実行される時、無線通信デバイスに、項目1から14のいずれかによる方法を実行させる命令を含む、コンピュータプログラム。
【0138】
56.ネットワークノードのプロセッサ上で実行される時、ネットワークノードに、項目29から41のいずれかによる方法を実行させる命令を含む、コンピュータプログラム。