特許6979487IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

自由膨潤倍率(FSC)、遠心分離機保持容量(CRC)、加重下吸収倍量(AUL)のいずれもが高く、逆戻り量の低い吸水剤を製造することができる吸水性樹脂架橋剤組成物と、該吸水性樹脂架橋剤組成物で架橋された吸水性樹脂からなる吸水剤に関するものである。

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】高いFSC、CRCを維持し、吸水力を向上しつつ、同時に、AULを向上させ、逆戻り量を低減した吸水剤を製造するための架橋剤を提供する。
【解決手段】ポリアクリル酸(塩)系吸水性樹脂との反応性を有し、水溶率が95%以下である架橋剤、及び、水と、水よりも沸点が高い親水性溶媒との混合溶媒を含む、吸水性樹脂架橋剤組成物。
【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

従来の架橋剤で表面架橋して得られる吸水材においては、加重下吸収倍量(AUL)が高くなるように設計した場合、自由膨潤倍率(FSC)、遠心分離機保持容量(CRC)が低下する傾向があった。逆にFSC、CRCを高くし、吸水力を向上させると、AULが低下し、逆戻り量が増大してしまう傾向があった。本発明は、高いFSC、CRCを維持し、吸水力を向上しつつ、同時に、AULを向上させ、逆戻り量を低減した吸水剤を製造するための架橋剤を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、架橋剤の水溶率を一定以下とし、係る架橋剤を水と水よりも沸点の高い親水性溶媒に溶解させた架橋剤組成物を用いて表面架橋することにより、吸水性樹脂の表面架橋の強度を向上できることを見出し、本発明を完成した。
【発明の効果】
本発明の吸水性樹脂架橋剤組成物は、吸水性樹脂の表面架橋の均一性を向上することにより、FSC、CRCを向上しつつ、同時に、AULを向上させ、加圧下での逆戻り量を低減できる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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