【文献】
Huawei, Hisilicon, Ericsson, Samsung,Pseudo CR on TS 23.501 to resolve editor's note on notify without subscribe.[online],3GPP TSG SA WG2 #122BIS S2-176653,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_sa/WG2_Arch/TSGS2_122BIS_Sophia_Antipolis/Docs/S2-176653.zip>,2017年08月29日
【文献】
Huawei, Hisilicon, SK Telecom, China Mobile,Pseudo CR on TS 23.502 for NF registration, update and deregistration[online],3GPP TSG SA WG2 #122BIS S2-176455,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_sa/WG2_Arch/TSGS2_122BIS_Sophia_Antipolis/Docs/S2-176455.zip>,2017年08月29日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記情報が、加入者グループ識別子と、少なくとも1つの国際モバイル加入者識別情報(IMSI)範囲と、ネットワークスライス選択情報の一部または全部とのうちの少なくとも1つによって表される、
または前記情報が、加入者グループ識別子と、少なくとも1つの国際モバイル加入者識別情報(IMSI)範囲と、ネットワークスライス選択情報の一部または全部とのうちの少なくとも1つにマッピングされる、
請求項1に記載の方法。
前記ネットワーク機能が、統合データ管理(UDM)、アクセス・モビリティ機能(AMF)、ネットワーク露出機能(NEF)、セッション管理機能(SMF)、認証サービス機能(AUSF)またはポリシー制御機能(PCF)である、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
ネットワーク機能インスタンスを発見することについての第1の要求を受信すること(530)であって、前記第1の要求が、加入者グループについての情報を含む、第1の要求を受信すること(530)と、
前記加入者グループについての前記情報と、前記ネットワークノードの記憶域とに従って、前記加入者グループのための少なくとも1つのネットワーク機能インスタンスを決定すること(540)と、
前記加入者グループのための前記少なくとも1つのネットワーク機能インスタンスを含む第1の応答を送ること(550)と
をさらに含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
第三者登録エンティティを介して、ネットワーク機能インスタンスの登録と、前記ネットワーク機能インスタンスが適用可能である加入者グループを識別する情報とを受信すること
をさらに含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
前記ネットワーク機能インスタンスに関連する前記情報を記憶することが、前記ネットワーク機能についてのネットワーク機能プロファイル中の前記加入者グループを識別する前記情報を記憶することを含む、請求項7に記載の方法。
前記情報が、加入者グループ識別子と、少なくとも1つの国際モバイル加入者識別情報(IMSI)範囲と、ネットワークスライス選択情報の一部または全部とのうちの少なくとも1つによって表される、または
前記情報が、加入者グループ識別子と、少なくとも1つのIMSI範囲と、ネットワークスライス選択情報の一部または全部とのうちの少なくとも1つにマッピングされる、
請求項9に記載の方法。
【発明の概要】
【0006】
本開示の様々な実施形態は、主に、ネットワーク機能サービス発見のための方法、装置およびコンピュータプログラムを提供することを目的とする。また、本開示の実施形態の他の特徴および利点は、例として、本開示の実施形態の原理を例示する、添付の図面とともに読めば、特定の実施形態の以下の説明から理解されよう。
【0007】
本開示の第1の態様では、サービスベースアーキテクチャをもつ無線コアネットワーク中の第1のネットワークノードにおいて実装される方法が提供される。本方法は、無線コアネットワークの端末デバイスのためのネットワーク機能選択のトリガに応答して、端末デバイスがマッチした少なくとも1つの加入者グループを決定することと、少なくとも1つの加入者グループのための少なくとも1つのネットワーク機能インスタンスを検索することと、少なくとも1つの加入者グループに関連する少なくとも1つのネットワーク機能インスタンスを記憶することとを含み得る。
【0008】
ある実施形態では、本方法は、複数の加入者グループの加入者グループ情報を取得することをさらに含み得る。
【0009】
ある実施形態では、加入者グループ情報は、加入者グループ識別子または加入者グループ識別子を導出するポリシーを含み得る。
【0010】
ある実施形態では、加入者グループ識別子は、少なくとも1つの国際モバイル加入者識別情報(IMSI)範囲と、ネットワークアクセス識別子(NAI)の一部分と、ネットワークスライス選択情報の一部または全部とのうちの1つによって表され得る。
【0011】
いくつかの実施形態では、加入者グループ識別子は、少なくとも1つの国際モバイル加入者識別情報(IMSI)範囲、あるいはネットワークアクセス識別子(NAI)の一部分、あるいはネットワークスライス選択情報の一部または全部にマッピングされた識別子であり得る。
【0012】
いくつかの実施形態では、加入者グループ識別子は、ネットワーク機能に固有であり得る。
【0013】
いくつかの実施形態では、端末デバイスがマッチした少なくとも1つの加入者グループを決定することは、端末デバイスの加入者識別子および/または端末デバイスによって提供されるネットワークスライス選択情報を取得することと、端末デバイスの加入者識別子および/またはネットワークスライス選択情報を、複数の加入者グループの加入者グループ識別子と比較することと、加入者グループ識別子が、加入者識別子の一部および/またはネットワークスライス選択情報の一部であることに応答して、端末デバイスが、加入者グループ識別子を有する加入者グループにマッチしたと決定することとを含み得る。
【0014】
いくつかの実施形態では、端末デバイスがマッチした少なくとも1つの加入者グループを決定することは、端末デバイスの加入者識別子および/または端末デバイスによって提供されるネットワークスライス選択情報を取得することと、加入者識別子および/またはネットワークスライス選択情報から少なくとも1つの加入者グループ識別子を導出することとを含み得る。
【0015】
いくつかの実施形態では、少なくとも1つの加入者グループに対応する少なくとも1つのネットワーク機能インスタンスを検索することは、ネットワーク機能インスタンスを発見することについての第1の要求を送ることであって、第1の要求が、少なくとも1つの加入者グループの加入者グループ識別子を含む、第1の要求を送ることと、加入者グループのための少なくとも1つのネットワーク機能インスタンスを含む第1の応答を受信することとを含み得る。
【0016】
いくつかの実施形態では、本方法は、ネットワーク機能インスタンスが、端末デバイスがマッチした加入者グループのためにローカルにキャッシュされているかどうかを確認することをさらに含み得る。一実施形態では、検索することは、ネットワーク機能インスタンスが加入者グループのためにローカルにキャッシュされていないことに応答して実施される。
【0017】
いくつかの実施形態では、複数の加入者グループの加入者グループ情報を取得することは、複数の加入者グループの加入者グループ情報を照会することについての第2の要求を送ることと、加入者グループ情報を含む第2の応答を受信することとを含み得る。
【0018】
いくつかの実施形態では、複数の加入者グループの加入者グループ情報を取得することは、別の第1のネットワークノードから加入者グループ情報を受信することを含み得る。
【0019】
いくつかの実施形態では、端末デバイスの加入者識別子は、IMSIまたはNAIであり得る。
【0020】
いくつかの実施形態では、第1のネットワークノードはネットワーク機能サービスコンシューマーであり得る。
【0021】
本開示の第2の態様では、サービスベースアーキテクチャをもつ無線コアネットワーク中の第2のネットワークノードにおいて実装される方法が提供される。本方法は、ネットワーク機能からネットワーク機能インスタンスについての登録要求を受信することであって、登録要求が、ネットワーク機能インスタンスが適用可能である加入者グループを識別する情報を含む、登録要求を受信することと、ネットワーク機能インスタンスに関連する情報を記憶することとを含み得る。
【0022】
ある実施形態では、その情報は、加入者グループ識別子と、国際モバイル加入者識別情報(IMSI)範囲と、2つまたはそれ以上のIMSI範囲と、ネットワークスライス選択情報の一部または全部とのうちの1つによって表される。加入者グループ識別子は、ネットワークアクセス識別子(NAI)の一部分であり得る。ネットワークスライス選択情報はネットワークスライス選択支援情報(NSSAI:Network Slice Selection Assistance Information)を含み得る。
【0023】
いくつかの実施形態では、その情報は、加入者グループ識別子、少なくとも1つの国際モバイル加入者識別情報(IMSI)範囲、あるいはネットワークスライス選択情報の一部または全部とのうちの1つにマッピングされる。加入者グループ識別子は、NAIの一部分であり得る。ネットワークスライス選択情報はNSSAIを含み得る。
【0024】
いくつかの実施形態では、本方法は、ネットワーク機能インスタンスを発見することについての第1の要求を受信することであって、第1の要求が、加入者グループについての情報を含む、第1の要求を受信することと、加入者グループについての情報と、第2のネットワークノードの記憶域とに従って、加入者グループのための少なくとも1つのネットワーク機能インスタンスを決定することと、加入者グループのための少なくとも1つのネットワーク機能インスタンスを含む第1の応答を送ることとをさらに含み得る。
【0025】
いくつかの実施形態では、本方法は、複数の加入者グループの加入者グループ情報を照会することについての第2の要求を受信することと、複数の加入者グループの加入者グループ情報を含む第2の応答を送ることとをさらに含み得る。
【0026】
いくつかの実施形態では、加入者グループについての情報は、加入者グループ識別子または加入者グループ識別子を導出するポリシーを含み得る。
【0027】
いくつかの実施形態では、加入者グループ識別子は、ネットワーク機能に固有であり得る。
【0028】
いくつかの実施形態では、本方法は、第三者登録エンティティを介して、ネットワーク機能インスタンスの登録と、ネットワーク機能インスタンスが適用可能である加入者グループを識別する情報とを受信することをさらに含み得る。
【0029】
いくつかの実施形態では、第2のネットワークノードはネットワーク機能リポジトリであり得る。
【0030】
本開示の第3の態様では、サービスベースアーキテクチャをもつ無線コアネットワーク中の第3のネットワークノードにおいて実装される方法が提供される。本方法は、第2のネットワークノードにネットワーク機能インスタンスについての登録要求を送ることによって登録することを含み得る。登録要求は、ネットワーク機能インスタンスが適用可能である加入者グループを識別する情報を含む。第2のネットワークノードはネットワーク機能リポジトリである。
【0031】
いくつかの実施形態では、第3のネットワークノードは、ネットワーク機能または第三者登録エンティティである。
【0032】
本開示の第4の態様では、サービスベースアーキテクチャをもつ無線コアネットワーク中の第1のネットワークノード中の装置が提供される。本装置は、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリとを備え得る。メモリは、プロセッサによって実行可能な命令を含んでいることがあり、それにより、本装置は、無線コアネットワークの端末デバイスのためのネットワーク機能選択のトリガに応答して、無線コアネットワークの端末デバイスがマッチした少なくとも1つの加入者グループを決定することと、少なくとも1つの加入者グループのための少なくとも1つのネットワーク機能インスタンスを検索することと、少なくとも1つの加入者グループに関連する少なくとも1つのネットワーク機能インスタンスを記憶することとを行うように動作可能である。
【0033】
いくつかの実施形態では、本装置は、複数の加入者グループの加入者グループ情報を取得するようにさらに動作可能である。
【0034】
いくつかの実施形態では、本装置は、端末デバイスの加入者識別子および/または端末デバイスによって提供されるネットワークスライス選択情報を取得することと、端末デバイスの加入者識別子および/またはネットワークスライス選択情報を、複数の加入者グループの加入者グループ識別子と比較することと、加入者グループ識別子が、加入者識別子の一部および/またはネットワークスライス選択情報の一部であることに応答して、端末デバイスが、加入者グループ識別子を有する加入者グループにマッチしたと決定することとを行うように動作可能である。
【0035】
いくつかの実施形態では、本装置は、端末デバイスの加入者識別子および/または端末デバイスによって提供されるネットワークスライス選択情報を取得することと、加入者識別子および/またはネットワークスライス選択情報から少なくとも1つの加入者グループ識別子を導出することとを行うように動作可能である。
【0036】
いくつかの実施形態では、本装置は、ネットワーク機能インスタンスを発見することについての第1の要求を送ることであって、第1の要求が、少なくとも1つの加入者グループの加入者グループ識別子を含む、第1の要求を送ることと、加入者グループのための少なくとも1つのネットワーク機能インスタンスを含む第1の応答を受信することとを行うように動作可能である。
【0037】
いくつかの実施形態では、本装置は、ネットワーク機能インスタンスが、端末デバイスがマッチした加入者グループのためにローカルにキャッシュされているかどうかを確認するようにさらに動作可能である。一実施形態では、本装置は、ネットワーク機能インスタンスが加入者グループのためにローカルにキャッシュされていないことに応答して、少なくとも1つのネットワーク機能インスタンスを検索するように動作可能である。
【0038】
いくつかの実施形態では、本装置は、複数の加入者グループの加入者グループ情報を照会することについての第2の要求を送ることと、加入者グループ情報を含む第2の応答を受信することとを行うように動作可能である。
【0039】
本開示の第5の態様では、サービスベースアーキテクチャをもつ無線コアネットワーク中の第2のネットワークノード中の装置が提供される。本装置は、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリとを備え得る。メモリは、プロセッサによって実行可能な命令を含んでいることがあり、それにより、本装置は、ネットワーク機能からネットワーク機能インスタンスについての登録要求を受信することであって、登録要求が、ネットワーク機能インスタンスが適用可能である加入者グループを識別する情報を含む、登録要求を受信することと、ネットワーク機能インスタンスに関連する加入者グループを識別する情報を記憶することとを行うように動作可能である。
【0040】
いくつかの実施形態では、本装置は、ネットワーク機能インスタンスを発見することについての第1の要求を受信することであって、第1の要求が、加入者グループについての情報を含む、第1の要求を受信することと、加入者グループについての情報と、第2のネットワークノードの記憶域とに従って、加入者グループのための少なくとも1つのネットワーク機能インスタンスを決定することと、加入者グループのための少なくとも1つのネットワーク機能インスタンスを含む第1の応答を送ることとを行うようにさらに動作可能である。
【0041】
いくつかの実施形態では、本装置は、複数の加入者グループの加入者グループ情報を照会することについての第2の要求を受信することと、複数の加入者グループの加入者グループ情報を含む第2の応答を送ることとを行うようにさらに動作可能である。
【0042】
いくつかの実施形態では、本装置は、第三者登録エンティティを介して、ネットワーク機能インスタンスの登録と、ネットワーク機能インスタンスが適用可能である加入者グループを識別する情報とを受信するようにさらに動作可能である。
【0043】
本開示の第6の態様では、サービスベースアーキテクチャをもつ無線コアネットワーク中の第3のネットワークノード中の装置が提供される。本装置は、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリとを備え得る。メモリは、プロセッサによって実行可能な命令を含んでいることがあり、それにより、本装置は、第2のネットワークノードにネットワーク機能インスタンスについての登録要求を送ることであって、登録要求が、ネットワーク機能インスタンスが適用可能である加入者グループを識別する情報を含み、第2のネットワークノードがネットワーク機能リポジトリである、登録要求を送ることを行うように動作可能である。
【0044】
本開示の第7の態様では、サービスベースアーキテクチャをもつ無線コアネットワーク中の第1のネットワークノード中の装置が提供される。本装置は、無線コアネットワークの端末デバイスによるネットワーク機能選択のトリガに応答して、無線コアネットワークの端末デバイスがマッチした少なくとも1つの加入者グループを決定するように設定された第1の決定ユニットと、少なくとも1つの加入者グループのための少なくとも1つのネットワーク機能インスタンスを検索するように設定された検索ユニットと、少なくとも1つの加入者グループに関連する少なくとも1つのネットワーク機能インスタンスを記憶するように設定された記憶ユニットとを備え得る。
【0045】
本開示の第8の態様では、サービスベースアーキテクチャをもつ無線コアネットワーク中の第2のネットワークノード中の装置が提供される。本装置は、ネットワーク機能からネットワーク機能インスタンスについての登録要求を受信することであって、登録要求が、ネットワーク機能インスタンスが適用可能である加入者グループを識別する情報を含む、登録要求を受信することを行うように設定された第3の受信ユニットと、ネットワーク機能インスタンスに関連する情報を記憶するように設定された記憶ユニットとを備え得る。
【0046】
本開示の第9の態様では、サービスベースアーキテクチャをもつ無線コアネットワーク中の第3のネットワークノード中の装置が提供される。本装置は、第2のネットワークノードにネットワーク機能インスタンスについての登録要求を送ることであって、登録要求が、ネットワーク機能インスタンスが適用可能である加入者グループを識別する情報を含み、第2のネットワークノードがネットワーク機能リポジトリである、登録要求を送ることによって登録するように設定された登録ユニットを備え得る。
【0047】
本開示の第10の態様では、第1のネットワークノード中の装置が提供される。本装置は、本開示の第1の態様による方法を実施するように適応されたプロセス手段を備え得る。
【0048】
本開示の第11の態様では、第2のネットワークノード中の装置が提供される。本装置は、本開示の第2の態様による方法を実施するように適応されたプロセス手段を備え得る。
【0049】
本開示の第12の態様では、第3のネットワークノード中の装置が提供される。本装置は、本開示の第3の態様による方法を実施するように適応されたプロセス手段を備え得る。
【0050】
本開示の第13の態様では、少なくとも1つのプロセッサ上で実行されたとき、少なくとも1つのプロセッサに、本開示の第1の態様による方法を行わせる命令を備えるコンピュータプログラムが提供される。
【0051】
本開示の第14の態様では、少なくとも1つのプロセッサ上で実行されたとき、少なくとも1つのプロセッサに、本開示の第2の態様による方法を行わせる命令を備える、コンピュータプログラムが提供される。
【0052】
本開示の第15の態様では、少なくとも1つのプロセッサ上で実行されたとき、少なくとも1つのプロセッサに、本開示の第3の態様による方法を行わせる命令を備える、コンピュータプログラムが提供される。
【0053】
上述のような様々な態様および実施形態によれば、NFサービス発見が加入者グループ識別子に基づき得、発見結果が再使用可能およびキャッシュ可能であり得る。
【0054】
本開示の様々な実施形態の上記および他の態様、特徴、および利益が、例として、同様の参照番号または文字が同様のエレメントまたは等価エレメントを指定するために使用される、添付の図面を参照しながら、以下の発明を実施するための形態から、より十分に明らかになろう。図面は、本開示の実施形態のより良い理解を容易にするために例示されており、必ずしも一定の縮尺で描かれているとは限らない。
【発明を実施するための形態】
【0056】
以下で、本開示の原理および趣旨が例示的な実施形態に関して説明される。すべてのこれらの実施形態は、当業者が、本開示をより良く理解し、さらに実施するために与えられるにすぎず、本開示の範囲を限定するためのものではないことを理解されたい。たとえば、ある実施形態の一部として例示または説明される特徴は、またさらなる実施形態をもたらすために、別の実施形態とともに使用され得る。明快のために、実際の実装形態のすべての特徴が本明細書において説明されるとは限らない。
【0057】
「一実施形態(one embodiment)」、「一実施形態(an embodiment)」、「例示的な実施形態」などへの本明細書における言及は、説明される実施形態が、特定の特徴、構造、または特性を含み得ることを指示するが、あらゆる実施形態が、必ずしも、特定の特徴、構造、または特性を含むとは限らない。その上、そのような句は必ずしも同じ実施形態を指しているとは限らない。さらに、特定の特徴、構造、または特性が実施形態に関して説明されるとき、明示的に説明されるか否かにかかわらず、他の実施形態に関してそのような特徴、構造、または特性に影響を及ぼすことは当業者の知識内にあることが具申される。
【0058】
様々なエレメントについて説明するために、「第1の」および「第2の」などの用語が本明細書で使用され得るが、これらのエレメントは、これらの用語によって限定されるべきでないことを理解されよう。これらの用語は、あるエレメントを別のエレメントと区別するために使用されるにすぎない。たとえば、例示的な実施形態の範囲から逸脱することなく、第1のエレメントは第2のエレメントと呼ばれることがあり、同様に、第2のエレメントは第1のエレメントと呼ばれることがある。本明細書で使用される「および/または」という用語は、関連する列挙された用語のうちの1つまたは複数のいずれかのおよびすべての組合せを含む。
【0059】
本明細書で使用される用語は、特定の実施形態を説明するためのものにすぎず、例示的な実施形態を限定するものではない。本明細書で使用される単数形「a」、「an」および「the」は、文脈が別段に明確に指示しない限り、複数形をも含むものとする。本明細書で使用される「備える、含む(comprises)」、「備える、含む(comprising)」、「有する(has)」、「有する(having)」、「含む(includes)」および/または「含む(including)」という用語は、述べられた特徴、エレメント、および/または構成要素などの存在を指定するが、1つまたは複数の他の特徴、エレメント、構成要素および/またはそれらの組合せの存在または追加を排除しないことをさらに理解されよう。
【0060】
以下の説明および特許請求の範囲において、別段に規定されていない限り、本明細書で使用されるすべての技術用語および科学用語は、本開示が属する技術の当業者によって通常理解されるものと同じ意味を有する。たとえば、本明細書で使用される「端末デバイス」という用語は、限定はしないが、モバイルフォン、セルラーフォン、スマートフォン、または携帯情報端末(PDA)、ポータブルコンピュータ、デジタルカメラなどの画像キャプチャデバイス、ゲームデバイス、音楽記憶および再生機器、ウェアラブルデバイス、車載無線デバイスなどを含む、無線通信能力を有する任意の端末デバイスまたはユーザ機器(UE)を指し得る。以下の説明では、「端末デバイス」、「ユーザ機器」および「UE」という用語は、互換的に使用され得る。同様に、「ネットワークノード」という用語は、5Gコアネットワーク中の任意のNFを表し得る。
【0061】
説明の目的で、本開示のいくつかの実施形態が、5Gコアネットワークのコンテキストにおいて説明される。しかしながら、当業者は、本開示のいくつかの実施形態の概念および原理が、SBAをもつ他の無線コアネットワークにより一般的に適用可能であり得ることを諒解されよう。
【0062】
本開示の非限定的なおよび例示的な実施形態は、NFサービス発見に関する。
【0063】
図1に示されている5Gコアネットワークでは、NFは多くのNFサービスを提供し得、NFは、あるNFサービスを要求し得る。この場合、要求元NFは「NFサービスコンシューマー」と呼ばれることがあり、NFサービスを提供するNFは、「NFサービスプロデューサー」と呼ばれることがある。上記で説明されたように、NFサービスプロデューサーによって提供されるNFサービスは、NRFに登録され得る。
【0064】
3GPPは、専用加入者グループをサーブする複数のUDMインスタンスが、1つのPLMN内で採用され得ることを必要とする。したがって、端末デバイスの加入者識別子に基づいて、UDMインスタンスを発見し、選択することが可能であるものとする。5Gネットワークでは、各端末デバイスは、グローバル一意5G加入者永久識別子(SUPI:Subscriber Permanent Identifier)を割り当てられるものとする。SUPIは、2つのタイプ、すなわち、TS23.003に規定されている国際モバイル加入者識別情報(IMSI)と、TS23.003に規定されている、ネットワークアクセス識別子(NAI)RFC4282ベースのユーザ識別情報を使用するNAIとを有し得る。
【0065】
現在、NFサービスコンシューマーは、NFサービス発見プロシージャにおいて、端末デバイスの加入者識別子に基づいてNF選択を実施する。しかしながら、NFサービス発見において端末デバイスの加入者識別子を使用することは、発見結果を個々の端末デバイスごとに一意にするであろう。また、発見結果は、NFサービスコンシューマーが、他の端末デバイスのためにNF選択を実施するとき、再使用可能ではない。したがって、全体的なネットワークシグナリング負荷が増加されるであろう。
【0066】
さらに、NFサービスコンシューマーがNFサービス発見を実施するとき、NRFは、常に、単一の加入者識別子ごとにNFサービスの完全なリストを保つことになる。これはNRFの負荷を増加するであろう。
【0067】
UDMインスタンスが専用加入者グループに展開される場合について考えると、UDMが、NRFへのUDMサービス登録を実施するとき、UDMは、NRFに、UDMインスタンスがどの加入者グループをサーブするかを指示することになる。AMFが、UDMサービスのためのNFサービス発見を実施するために端末デバイスのSUPIを使用するとき、NRFは、SUPIがどの加入者グループに属するかを算出し、見つけ出さなければならない。これは、NRF実装の複雑さを増加するであろう。
【0068】
一方、加入者グループは、NFサービスコンシューマー中にローカルに設定され得る。したがって、NFサービスプロデューサーの静的NFインスタンス情報のみがサポートされ得る。NFサービスコンシューマーは、NFサービス発見中に動的NFインスタンス情報を考慮することができない。
【0069】
したがって、上述の問題を克服するための、NFサービス発見のための新しい機構を提供することが望ましい。
【0070】
本開示では、SBAをもつ無線コアネットワークにおけるNFサービス発見をサポートするための、方法、装置およびコンピュータプログラム製品が提供される。本開示の実施形態は、
図1に示されている例示的な5Gコアネットワークにおいて実装され得るが、本開示の実施形態がそのようなコアネットワークに限定されないことが諒解されるであろう。
【0071】
次に、本開示の一実施形態による、方法200のフローチャートを示す
図2への参照が行われる。方法200は、第1のネットワークノード(たとえば、
図1に示されているAMFのようなNFサービスコンシューマー)において実装され得る。
【0072】
図2に示されているように、方法200は、ブロック210において、端末デバイスがマッチした少なくとも1つの加入者グループを決定することと、ブロック220において、少なくとも1つの加入者グループのための少なくとも1つのネットワーク機能インスタンスを検索することと、ブロック230において、少なくとも1つの加入者グループに関連する少なくとも1つのネットワーク機能インスタンスを記憶することとを含み得る。
【0073】
一実施形態では、ブロック210において、NFサービスコンシューマーは、端末デバイス(たとえば、
図1に示されているNG UE)のためのNF選択のトリガに応答して、端末デバイスがどの(1つまたは複数の)加入者グループにマッチしたかを決定し得る。たとえば、端末デバイスが無線ネットワークに接続するとき、または端末デバイスがトラフィックを発生するとき、または端末デバイスがトラフィックを終了するときなどに、NF選択は、この端末デバイスのためにトリガされ得る。SMS(ショートメッセージサービス)メッセージが、接続されていない端末デバイスに送られ、ネットワークにキャッシュされたとき、NF選択プロシージャが呼び出され得る。SMSメッセージが、端末デバイスがネットワークに接続された後、その端末デバイスに配信されたとき、NF選択プロシージャが呼び出され得る。この時点で、NF選択を実施するNFサービスコンシューマーは、端末デバイスがどの(1つまたは複数の)加入者グループにマッチしたかを決定し得る。NFサービスコンシューマーは、複数の加入者グループの加入者グループ情報と、端末デバイスによって提供される情報とに基づいて、決定を行い得る。加入者グループの加入者グループ情報は、NFサービスコンシューマーに記憶され得る。
【0074】
いくつかの実施形態では、NFサービスコンシューマーは、ブロック202において、事前に、加入者グループの加入者グループ情報を取得し得る。上記で説明されたように、NFサービスプロデューサーは、そのNFサービスプロデューサーのNFサービスをNRFに登録し得る。NRFは、各NFインスタンスについてのNFプロファイルを維持し得る。NFサービス登録中に、NFサービスプロデューサーは、NRFに、NFインスタンスがどの(1つまたは複数の)加入者グループをサーブすることができるかを通知し得る。NRFは、NFインスタンスのNFプロファイルに、(1つまたは複数の)加入者グループの加入者グループ情報を記憶し得る。一実施形態では、NFサービスコンシューマーは、NRFから加入者グループ情報を取得し得る。NFサービスコンシューマーは、NRFに、加入者グループ情報を照会することについての要求を送り得る。たとえば、その要求は、GETのようなHTTP要求であり得る。次いで、NFサービスコンシューマーは、NRFから加入者グループ情報を含む応答を受信し得る。
【0075】
いくつかの実施形態では、加入者グループ情報は、加入者グループの加入者グループ識別子を含み得る。加入者グループ識別子は、様々なやり方で形成され得る。
【0076】
一実施形態では、加入者グループ識別子は、1つまたは複数のIMSI範囲によって表され得る。上記で説明されたように、端末デバイスの加入者識別子はIMSIであり得る。したがって、加入者グループを表すために1つまたは複数のIMSI範囲を使用することが可能である。
【0077】
代替的に、一実施形態では、加入者グループ識別子は、NAIの一部分によって表され得る。上記で説明されたように、端末デバイスの加入者識別子はNAIであり得る。概して、NAIは、「ユーザ名@ドメイン」の形式のものであり得る。したがって、「ユーザ名」または「ドメイン」の部分が、加入者グループ識別子として使用され得る。この場合、加入者グループは、同じ「ユーザ名」または「ドメイン」をもついくつかの端末デバイスを含み得る。代替的に、「ユーザ名」または「ドメイン」の部分の一部が、加入者グループ識別子として使用され得る。
【0078】
代替的に、一実施形態では、加入者グループ識別子は、NSSAI(ネットワークスライス選択支援情報)など、ネットワークスライス選択情報の一部または全部によって表され得る。端末デバイスは、あるネットワークスライスを選択するためのNSSAIを提供し得る。したがって、NSSAIは、いくつかの端末デバイスを識別するために使用され得る。
【0079】
代替的に、一実施形態では、加入者グループ識別子は、1つまたは複数のIMSI範囲、あるいはNAIの一部分、あるいはNSSAIの一部または全部にマッピングされ得る。
【0080】
いくつかの実施形態では、加入者グループ情報は、加入者グループ識別子を導出するポリシーであり得る。そのポリシーは、加入者グループ識別子が端末デバイスの情報、たとえば、端末デバイスの加入者識別子または端末デバイスによって提供されるネットワークスライス選択情報、からどのように導出され得るかを指示し得る。
【0081】
いくつかの実施形態では、加入者グループ識別子は、NFに固有であり得る。一実施形態では、加入者グループ識別子は、NFサービスプロデューサーに固有であり得る。すなわち、異なるNFサービスプロデューサーが、異なる形式の加入者グループ識別子を有し得る。たとえば、UDMは、IMSI範囲の形式の加入者グループ識別子を有し得、SMFは、NSSAIの一部の形式の加入者グループ識別子を有し得る。代替または追加として、加入者グループ識別子は、NFサービスコンシューマーに固有であり得る。たとえば、特定の加入者グループ識別子のみが、NFサービスコンシューマーによって使用され得る。
【0082】
いくつかの実施形態では、NFサービスコンシューマーは、加入者グループ情報をキャッシュした別のNFサービスコンシューマーから加入者グループ情報を受信することによって、加入者グループ情報を取得し得る。たとえば、端末デバイスが、新しいAMFに再接続するとき、新しいAMFは、古いAMFから加入者グループ情報を受信し得る。
【0083】
ブロック210に戻ると、NFサービスコンシューマーは、端末デバイスがマッチした(1つまたは複数の)加入者グループを決定し得る。いくつかの実施形態では、NFサービスコンシューマーは、端末デバイスの加入者識別子および/または端末デバイスによって提供されるネットワークスライス選択情報を取得し得る。次いで、NFサービスコンシューマーは、加入者識別子および/またはネットワークスライス選択情報を、加入者グループの加入者グループ識別子と比較し得る。加入者グループ識別子が、加入者識別子の一部および/または端末デバイスによって提供されるネットワークスライス選択情報の一部である場合、端末デバイスが、加入者グループ識別子を有する加入者グループに属すると決定される。この場合、NFサービスコンシューマーが加入者グループの加入者グループ識別子を取得したことに留意されたい。
【0084】
いくつかの実施形態では、NFサービスコンシューマーは、端末デバイスの加入者識別子および/または端末デバイスによって提供されるネットワークスライス選択情報を取得し得る。次いで、NFサービスコンシューマーは、加入者識別子および/またはネットワークスライス選択情報から加入者グループ識別子を導出し得る。この場合、NFサービスコンシューマーが、加入者グループ識別子を導出するポリシーを取得したことに留意されたい。
【0085】
次いで、ブロック220において、NFサービスコンシューマーは、マッチした(1つまたは複数の)加入者グループに対応する少なくとも1つのネットワーク機能インスタンスを検索し得る。いくつかの実施形態では、NFサービスコンシューマーは、NRFに、NFインスタンスを発見することについての要求を送り得る。その要求は、マッチした(1つまたは複数の)加入者グループの(1つまたは複数の)加入者グループ識別子を含み得る。NRFは、(1つまたは複数の)加入者グループ識別子に基づいて(1つまたは複数の)NFインスタンスを発見し得る。次いで、NRFは、NFサービスコンシューマーに、(1つまたは複数の)発見されたNFインスタンスを含む応答を送り得る。
【0086】
次いで、ブロック230において、NFサービスコンシューマーは、(1つまたは複数の)加入者グループ識別子に関連する(1つまたは複数の)受信されたNFインスタンスを記憶し得る。したがって、記憶されたNFインスタンスは、対応する加入者グループに属する端末デバイスのために再使用可能である。いくつかの実施形態では、NFサービスコンシューマーは、ある期間の間、(1つまたは複数の)NFインスタンスを記憶し得る。その期間が満了した後に、NFサービスコンシューマーは、再びNFインスタンスを検索するべきである。このようにして、NFサービスコンシューマーは、記憶されたNFインスタンスを更新することができる。次いで、NFサービスコンシューマーは、NFサービスプロデューサーとのNFサービスを要求することに進み得る。
【0087】
図3は、本開示の別の実施形態による、第1のネットワークノードにおいて実装される方法300のフローチャートを例示する。方法300では、ブロック210において、端末デバイスがマッチした(1つまたは複数の)加入者グループを決定した後、ブロック310において、NFサービスコンシューマーは、NFインスタンスが、マッチした(1つまたは複数の)加入者グループのためにローカルにキャッシュされているかどうかを確認し得る。マッチした(1つまたは複数の)加入者グループのためのNFインスタンスがローカルにキャッシュされている場合、NFサービスコンシューマーは、ブロック220、230における動作を実施する必要がない。マッチした(1つまたは複数の)加入者グループのためのNFインスタンスがローカルにキャッシュされていない場合、NFサービスコンシューマーは、ブロック220、230における動作を実施し得る。
【0088】
次に、本開示の一実施形態による、方法400のフローチャートを示す
図4への参照が行われる。方法400は、第2のネットワークノード(たとえば、
図1に示されているNRFのようなNFリポジトリ)において実装され得る。
【0089】
図4に示されているように、方法400は、ブロック410において、ネットワーク機能サービスプロデューサーからネットワーク機能インスタンスについての登録要求を受信することであって、登録要求が、ネットワーク機能インスタンスが適用可能である加入者グループの加入者グループ識別子を含む、登録要求を受信することと、ブロック420において、ネットワーク機能インスタンスに関連する加入者グループ識別子を記憶することとを含み得る。
【0090】
上記で説明されたように、NFインスタンスはNRFに登録され、NRFはNFインスタンスについてのNFプロファイルを維持する。NF登録は、NFサービスプロデューサーによってまたは第三者登録エンティティを介してトリガされ得る。
【0091】
ブロック410において、NFリポジトリは、NFサービスプロデューサーからNFインスタンスについての登録要求を受信し得る。登録要求は、NFインスタンスが適用可能である加入者グループの加入者グループ識別子を含み得る。次いで、ブロック420において、NFリポジトリは、加入者グループ識別子に関連するNFインスタンスを記憶し得る。一実施形態では、NFリポジトリは、NFインスタンスについてのNFプロファイルに加入者グループ識別子を記憶し得る。
【0092】
代替または追加として、いくつかの実施形態では、NFリポジトリは、第三者登録エンティティを介して、NFインスタンスの登録と、NFインスタンスが適用可能である加入者グループの加入者グループ識別子とを受信し得る。たとえば、第三者登録エンティティはOAM(動作および管理)機能であり得る。
【0093】
いくつかの実施形態では、加入者グループ識別子は、少なくとも1つのIMSI範囲と、NAIの一部分と、ネットワークスライス選択情報の一部または全部とのうちの1つによって表され得る。代替的に、加入者グループ識別子は、少なくとも1つのIMSI範囲、あるいはNAIの一部分、あるいはネットワークスライス選択情報の一部または全部にマッピングされ得る。
【0094】
上記で説明された実施形態では、加入者グループ中の加入者識別子全体の各々以外の、加入者グループについての情報が、ネットワークインスタンスに関連して登録されるので、NFプロファイルのサイズが節約され得る。さらに、NFRと登録要求側との間のインターフェース上のシグナリングが低減され得る。
【0095】
図5は、本開示の別の実施形態による、第2のネットワークノードにおいて実装される方法500のフローを例示する。
図5に示されているように、NFリポジトリは、さらに、NFサービスコンシューマーに加入者グループの加入者グループ情報を提供し、NFサービスコンシューマーとのNFサービス発見を実施し得る。
【0096】
ブロック510において、NFリポジトリは、NFサービスコンシューマーから、加入者グループ情報を照会することについての要求を受信し得る。いくつかの実施形態では、その要求は、HTTP要求、たとえばGETであり得る。次いで、NFリポジトリは、要求に応答して、ブロック520において、NFサービスコンシューマーに、加入者グループ識別子および/または加入者グループ識別子を導出するポリシーを含む、加入者グループ情報を提供する。
【0097】
並行して、NFリポジトリは、ブロック530において、NFサービスコンシューマーから、NFインスタンスを発見することについての要求を受信し得る。その要求は加入者グループの加入者グループ識別子を含み得る。次いで、NFリポジトリは、ブロック540において、加入者グループ識別子に従って1つまたは複数のNFインスタンスを発見し得る。上記で説明されたように、NFリポジトリは、NFインスタンスについてのNFプロファイルに加入者グループ識別子を記憶し得る。次いで、ブロック550において、NFリポジトリは、NFサービスコンシューマーへの応答として、発見されたNFインスタンスを送り得る。
【0098】
次に、本開示の一実施形態による、方法600のフローチャートを示す
図6への参照が行われる。方法600は、第3のネットワークノード(たとえば、
図1に示されているUDM、SMF、AUSF、PCFのようなNFサービスプロデューサー)において実装され得る。
【0099】
図6に示されているように、ブロック610において、NFサービスプロデューサーは、NFリポジトリに、NFインスタンスを、NFインスタンスが適用可能である加入者グループの加入者グループ識別子とともに登録し得る。このようにして、NFサービスプロデューサーは、NFリポジトリに、NFサービスプロデューサーのNFインスタンスがサーブする加入者グループを通知することができる。
【0100】
上記で説明されたように、本開示の実施形態では、NFサービス発見は、加入者グループの加入者グループ識別子に基づいて実施され得る。NFサービス発見を実施するために端末デバイスの加入者識別子を使用することと比較して、加入者グループ識別子を使用することは、発見結果をNFサービスコンシューマーのために再使用可能/キャッシュ可能にし、それにより、全体的なネットワークシグナリング負荷を低減し得る。その上、NFサービスプロデューサーの動的情報が発見されることを可能にする。
【0101】
図7は、本開示の実施形態による、NFサービス発見の例示的なフローを例示する。この例では、フローは、NFサービスコンシューマーの一例としてAMFをとり、NFサービスプロデューサーの一例としてUDMをとり、NFリポジトリの一例としてNRFをとる。
【0102】
図7に示されているように、AMFは、NRFから加入者グループ情報を取得し得る。このプロシージャは、
図2のブロック202および
図5のブロック510、520に関して説明されたように実施され得る。一方、UDMは、UDMのUDMインスタンスを、UDMインスタンスがサーブする(1つまたは複数の)加入者グループの(1つまたは複数の)加入者グループ識別子とともにNRFに登録し得る。このプロシージャは、
図4のブロック410および
図6のブロック610に関して説明されたように実施され得る。加入者グループ識別子はIMSI範囲によって表されると仮定する。
【0103】
(341000123456789のようなIMSIをもつ)UE−Aがコアネットワークに接続するとき、AMFは、UE−Aが、341000123のようなIMSI範囲1をもつ加入者グループにマッチしたと決定し得る。AMFは、加入者グループをサーブするUDMインスタンスのローカルキャッシュがないことを確認する。
【0104】
次いで、AMFは、341000123のIMSI範囲1を使用してNFサービス発見プロシージャをトリガする。AMFは、NRFに、UDMインスタンスを発見することについての要求を送り得る。その要求はIMSI範囲1を含む。次いで、NRFは、IMSI範囲1に対応するUDMインスタンスを発見し、AMFに、発見されたUDMインスタンスを送る。
【0105】
AMFは、AMFのローカルストレージに、IMSI範囲1をもつ加入者グループに関連する受信されたUDMインスタンスを記憶し得る。次いで、AMFは、後続の動作、たとえばUDMサービスを要求することを続け得る。
【0106】
(34100123456788のようなIMSIをもつ)UE−Bがコアネットワークに接続するとき、AMFは、UE−Bが、IMSI範囲1をもつ加入者グループにマッチしたと決定し得る。次いで、AMFは、加入者グループをサーブするUDMインスタンスのローカルキャッシュがあることを確認する。次いで、AMFは、NFサービス発見プロシージャをスキップし、後続の動作、たとえば、UDMサービスを要求することを続け得る。
【0107】
図8aは、第1のネットワークノード、たとえば、
図1に示されているAMFのようなNFサービスコンシューマー中で/として具現され得る装置810の簡略ブロック図を例示する。
図8bは、第2のネットワークノード、たとえば、
図1に示されているNRFのようなNFリポジトリ中で/として具現され得る装置820を例示する。
図8cは、第3のネットワークノード、たとえば、
図1に示されているUDM、SMF、AUSFのようなNFサービスプロデューサー中で/として具現され得る装置830を示す。
【0108】
装置810は、データプロセッサ(DP)など、少なくとも1つのプロセッサ811と、プロセッサ811に結合された少なくとも1つのメモリ(MEM)812とを備え得る。装置810は、プロセッサ811に結合された送信機TXおよび受信機RX813をさらに備え得る。MEM812はプログラム(PROG)814を記憶する。PROG814は、関連するプロセッサ811上で実行されたとき、装置810が、本開示の実施形態に従って動作すること、たとえば、方法200、300を実施することを可能にする、命令を含み得る。少なくとも1つのプロセッサ811と少なくとも1つのMEM812との組合せは、本開示の様々な実施形態を実装するように適応された処理手段815を形成し得る。
【0109】
装置820は、DPなど、少なくとも1つのプロセッサ821と、プロセッサ821に結合された少なくとも1つのMEM822とを備える。装置820は、プロセッサ821に結合された送信機TXおよび受信機RX823をさらに備え得る。MEM822はPROG824を記憶する。PROG824は、関連するプロセッサ821上で実行されたとき、装置820が、本開示の実施形態に従って動作すること、たとえば、方法400、500を実施することを可能にする、命令を含み得る。少なくとも1つのプロセッサ821と少なくとも1つのMEM822との組合せは、本開示の様々な実施形態を実装するように適応された処理手段825を形成し得る。
【0110】
装置830は、DPなど、少なくとも1つのプロセッサ831と、プロセッサ831に結合された少なくとも1つのMEM832とを備える。装置830は、プロセッサ831に結合された送信機TXおよび受信機RX833をさらに備え得る。MEM832はPROG834を記憶する。PROG834は、関連するプロセッサ821上で実行されたとき、装置830が、本開示の実施形態に従って動作すること、たとえば、方法600を実施することを可能にする、命令を含み得る。少なくとも1つのプロセッサ831と少なくとも1つのMEM832との組合せは、本開示の様々な実施形態を実装するように適応された処理手段835を形成し得る。
【0111】
本開示の様々な実施形態は、プロセッサ811、821および831、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェアのうちの1つまたは複数によって実行可能なコンピュータプログラムによって、またはそれらの組合せにおいて実行可能なコンピュータプログラムによって実装され得る。
【0112】
MEM812、822および832は、ローカル技術環境に好適な任意のタイプのものであり得、非限定的な例として、半導体ベースメモリデバイス、磁気メモリデバイスおよびシステム、光メモリデバイスおよびシステム、固定メモリおよびリムーバブルメモリなど、任意の好適なデータ記憶技術を使用して実装され得る。
【0113】
プロセッサ811、821および831は、ローカル技術環境に好適な任意のタイプのものであり得、非限定的な例として、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサDSPおよびマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサのうちの1つまたは複数を含み得る。
【0114】
次に、SBAをもつ無線コアネットワーク中の第1のネットワークノード中の装置900の概略ブロック図を例示する
図9への参照が行われる。第1のネットワークノードは、たとえば、
図1に示されているAMFのようなNFサービスコンシューマーであり得る。装置900は、
図2〜
図3に関して説明された例示的な方法200、300、および、場合によっては、任意の他のプロセスまたは方法を行うように動作可能である。
【0115】
図9に示されているように、装置900は、無線コアネットワークの端末デバイスによるネットワーク機能選択のトリガに応答して、無線コアネットワークの端末デバイスがマッチした少なくとも1つの加入者グループを決定するように設定された第1の決定ユニット901と、少なくとも1つの加入者グループのための少なくとも1つのネットワーク機能インスタンスを検索するように設定された検索ユニット902と、少なくとも1つの加入者グループに関連する少なくとも1つのネットワーク機能インスタンスを記憶するように設定された記憶ユニット903とを備え得る。
【0116】
ある実施形態では、装置900は、複数の加入者グループの加入者グループ情報を取得するように設定された第1の取得ユニット904をさらに備え得る。一実施形態では、加入者グループ情報は、加入者グループ識別子および/または加入者グループ識別子を導出するポリシーを含み得る。
【0117】
いくつかの実施形態では、第1の決定ユニット901は、端末デバイスの加入者識別子および/または端末デバイスによって提供されるネットワークスライス選択情報を取得するように設定された第2の取得ユニット9011と、端末デバイスの加入者識別子および/またはネットワークスライス選択情報を、複数の加入者グループの加入者グループ識別子と比較するように設定された比較ユニット9012と、加入者グループ識別子が、加入者識別子の一部および/またはネットワークスライス選択情報の一部であることに応答して、端末デバイスが、加入者グループ識別子を有する加入者グループにマッチしたと決定するように設定された第2の決定ユニット9013とを備え得る。
【0118】
いくつかの実施形態では、第1の決定ユニット901は、端末デバイスの加入者識別子および/または端末デバイスによって提供されるネットワークスライス選択情報を取得するように設定された第2の取得ユニットと、加入者識別子および/またはネットワークスライス選択情報から少なくとも1つの加入者グループ識別子を導出するように設定された導出ユニットとを備え得る。
【0119】
いくつかの実施形態では、検索ユニット902は、ネットワーク機能インスタンスを発見することについての第1の要求を送ることであって、第1の要求が、少なくとも1つの加入者グループの加入者グループ識別子を含む、第1の要求を送ることを行うように設定された第1の送信ユニット9021と、加入者グループのための少なくとも1つのネットワーク機能インスタンスを含む第1の応答を受信するように設定された第1の受信ユニット9022とを備え得る。
【0120】
いくつかの実施形態では、装置900は、ネットワーク機能インスタンスが、端末デバイスがマッチした加入者グループのためにローカルにキャッシュされているかどうかを確認するように設定された確認ユニット905をさらに備え得る。一実施形態では、検索ユニット902は、ネットワーク機能インスタンスが加入者グループのためにローカルにキャッシュされていないことに応答して、NFインスタンスを検索するように設定され得る。
【0121】
いくつかの実施形態では、第1の取得ユニット904は、複数の加入者グループの加入者グループ情報を照会することについての第2の要求を送るように設定された第2の送信ユニットと、加入者グループ情報を含む第2の応答を受信するように設定された第2の受信ユニットとを備え得る。一実施形態では、第1の取得ユニット904は、別の第1のネットワークノードから加入者グループ情報を受信するように設定され得る。
【0122】
いくつかの実施形態では、装置900のユニットは、方法200、300の対応するブロックの動作を実装するように設定され得、したがって、方法200、300に関して提供される関連する説明もここで適用され、したがって、詳細は繰り返されない。
【0123】
次に、SBAをもつ無線コアネットワーク中の第2のネットワークノード中の装置1000の概略ブロック図を例示する
図10への参照が行われる。第2のネットワークノードは、たとえば、
図1に示されているNRFであり得る。装置1000は、
図4〜
図5に関して説明された例示的な方法400、500、および、場合によっては、任意の他のプロセスまたは方法を行うように動作可能である。
【0124】
図10に例示されているように、装置1000は、ネットワーク機能サービスプロデューサーからネットワーク機能インスタンスについての登録要求を受信することであって、登録要求が、ネットワーク機能インスタンスが適用可能である加入者グループの加入者グループ識別子を含む、登録要求を受信することを行うように設定された第3の受信ユニット1001と、ネットワーク機能インスタンスに関連する加入者グループ識別子を記憶するように設定された記憶ユニット1002とを備え得る。
【0125】
いくつかの実施形態では、装置1000は、ネットワーク機能インスタンスを発見することについての第1の要求を受信することであって、第1の要求が、加入者グループの加入者グループ識別子を含む、第1の要求を受信することを行うように設定された第4の受信ユニット1003と、加入者グループ識別子に従って加入者グループのための少なくとも1つのネットワーク機能インスタンスを決定するように設定された決定ユニット1004と、加入者グループのための少なくとも1つのネットワーク機能インスタンスを含む第1の応答を送るように設定された第3の送信ユニット1005とをさらに備え得る。
【0126】
いくつかの実施形態では、装置1000は、複数の加入者グループの加入者グループ情報を照会することについての第2の要求を受信するように設定された第5の受信ユニット1006と、複数の加入者グループの加入者グループ情報を含む第2の応答を送るように設定された第4の送信ユニット1007とをさらに備え得る。
【0127】
いくつかの実施形態では、装置1000は、第三者登録エンティティを介して、ネットワーク機能インスタンスの登録と、ネットワーク機能インスタンスが適用可能である加入者グループの加入者グループ識別子とを受信するように設定された第6の受信ユニット1008をさらに備え得る。
【0128】
いくつかの実施形態では、装置1000のユニットは、方法400、500の対応するブロックの動作を実装するように設定され得、したがって、方法400、500に関して提供される関連する説明もここで適用され、したがって、詳細は繰り返されない。
【0129】
次に、SBAをもつ無線コアネットワーク中の第3のネットワークノード中の装置1100の概略ブロック図を例示する
図11への参照が行われる。第3のネットワークノードは、たとえば、
図1に示されているUDM、AUSF、PCFのようなNFサービスプロデューサーであり得る。装置1100は、
図6に関して説明された方法600、および、場合によっては、任意の他のプロセスまたは方法を行うように動作可能である。
【0130】
図11に示されているように、装置1100は、ネットワーク機能リポジトリに、ネットワーク機能インスタンスを、ネットワーク機能インスタンスが適用可能である加入者グループの加入者グループ識別子とともに登録するように設定された登録ユニット1101を備え得る。
【0131】
装置900、1000または1100中の、いくつかのユニットまたはモジュールは、いくつかの実装形態において組み合わせられ得ることが諒解されよう。たとえば、一実施形態では、
図10に関して説明されたユニット1001、1003、1005〜1008によって送信されるすべての情報を送るおよび受信するために、単一の送受信ユニットを使用することが可能である。
【0132】
いくつかの実施形態が、
図1に示されている例示的なネットワークのコンテキストにおいて説明されるが、それは、本開示の趣旨および範囲を制限するものとして解釈されるべきでない。本開示の原理および概念は、他のネットワークアーキテクチャにより一般的に適用可能であり得る。
【0133】
さらに、本開示は、上述のようなコンピュータプログラムを含んでいるキャリアをも提供し得、そのキャリアは、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである。コンピュータ可読記憶媒体は、たとえば、RAM(ランダムアクセスメモリ)、ROM(読取り専用メモリ)、フラッシュメモリ、磁気テープ、CD−ROM、DVD、Blu−rayディスクなどのような、光コンパクトディスクまたは電子メモリデバイスであり得る。
【0134】
本明細書で説明される技法は、一実施形態で説明される対応する装置の1つまたは複数の機能を実装する装置が、従来技術の手段だけでなく、その実施形態で説明される対応する装置の1つまたは複数の機能を実装するための手段をも備えるように、および、その装置が、各別個の機能のための別個の手段、あるいは2つまたはそれ以上の機能を実施するように設定され得る手段を備え得るように、様々な手段によって実装され得る。たとえば、これらの技法は、ハードウェア(1つまたは複数の装置)、ファームウェア(1つまたは複数の装置)、ソフトウェア(1つまたは複数のモジュール)、またはそれらの組合せで実装され得る。ファームウェアまたはソフトウェアの場合、実装は、本明細書で説明される機能を実施するモジュール(たとえば、プロシージャ、機能など)を通して行われ得る。
【0135】
本明細書の例示的な実施形態が、方法および装置のブロック図およびフローチャート図に関して上記で説明された。ブロック図およびフローチャート図の各ブロック、ならびにブロック図およびフローチャート図中のブロックの組合せが、それぞれ、コンピュータプログラム命令を含む様々な手段によって実装され得ることを理解されよう。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、または機械を製造するための他のプログラマブルデータ処理装置にロードされ得、その結果、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置上で実行する命令は、フローチャートの1つまたは複数のブロックにおいて指定された機能を実装するための手段を作成する。
【0136】
さらに、動作は特定の順序で示されているが、これは、望ましい結果を達成するために、そのような動作が、示されている特定の順序または連続した順序で実施されること、あるいはすべての例示された動作が実施されることを必要とするものとして理解されるべきではない。いくつかの状況では、マルチタスキングおよび並列処理が有利であり得る。同様に、いくつかの特定の実装の詳細が上記の議論中に含まれているが、これらは、本明細書で説明される主題の範囲に対する限定と解釈されるべきではなく、むしろ特定の実施形態に固有であり得る特徴の説明と解釈されるべきである。別個の実施形態のコンテキストにおいて説明されるいくつかの特徴は、単一の実施形態における組合せでも実装され得る。逆に、単一の実施形態のコンテキストにおいて説明される様々な特徴が、複数の実施形態において別々にも実装され、または任意の好適な部分組合せでも実装され得る。
【0137】
本明細書は多くの特定の実装の詳細を含んでいるが、これらは、任意の実装のまたは請求され得るものの範囲に対する限定と解釈されるべきではなく、むしろ特定の実装形態の特定の実施形態に固有であり得る特徴の説明と解釈されるべきである。別個の実施形態のコンテキストにおいて本明細書で説明されるいくつかの特徴は、単一の実施形態における組合せでも実装され得る。逆に、単一の実施形態のコンテキストにおいて説明される様々な特徴が、複数の実施形態において別々にも実装され、または任意の好適な部分組合せでも実装され得る。その上、特徴は、いくつかの組合せで働くものとして上記で説明され、さらには最初にそのようなものとして請求され得るが、請求される組合せからの1つまたは複数の特徴は、いくつかの場合にはその組合せから削除され得、請求される組合せは、部分組合せまたは部分組合せの変形を対象とし得る。
【0138】
技術が進歩するにつれて、発明的概念が様々なやり方で実装され得ることが当業者に明らかであろう。上記で説明された実施形態は、本開示を限定するのではなく説明するために与えられており、当業者が容易に理解するように、本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく変更および変形が行われ得ることを理解されたい。そのような変更および変形は、本開示の範囲および添付の特許請求の範囲内にあると見なされる。本開示の保護範囲は、添付の特許請求の範囲によって規定される。