(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6979530
(24)【登録日】2021年11月17日
(45)【発行日】2021年12月15日
(54)【発明の名称】電源コード、及び該電源コード付きの家電製品
(51)【国際特許分類】
H05K 7/00 20060101AFI20211202BHJP
H05K 5/03 20060101ALI20211202BHJP
【FI】
H05K7/00 K
H05K5/03 A
【請求項の数】9
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2020-537820(P2020-537820)
(86)(22)【出願日】2017年12月28日
(65)【公表番号】特表2020-535663(P2020-535663A)
(43)【公表日】2020年12月3日
(86)【国際出願番号】CN2017119512
(87)【国際公開番号】WO2019061917
(87)【国際公開日】20190404
【審査請求日】2020年3月25日
(31)【優先権主張番号】201710915303.X
(32)【優先日】2017年9月30日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】515032617
【氏名又は名称】広東美的厨房電器制造有限公司
(73)【特許権者】
【識別番号】512237419
【氏名又は名称】美的集団股▲フン▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】MIDEA GROUP CO., LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】100112656
【弁理士】
【氏名又は名称】宮田 英毅
(74)【代理人】
【識別番号】100089118
【弁理士】
【氏名又は名称】酒井 宏明
(72)【発明者】
【氏名】田贇
(72)【発明者】
【氏名】黄沛林
(72)【発明者】
【氏名】金光海
(72)【発明者】
【氏名】胡瓊
【審査官】
五貫 昭一
(56)【参考文献】
【文献】
中国実用新案第205752886(CN,U)
【文献】
中国実用新案第205985620(CN,U)
【文献】
特開2008−53173(JP,A)
【文献】
特開2017−190891(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H05K 7/00
H05K 5/03
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
家電製品(20)に給電するための電源コード(10)であって、
前記家電製品(20)と外部機器との間の無線通信を実現するための通信モジュール(300)の装着にさらに用いられ、
コード本体(2)と、
前記コード本体(2)の一端に設けられるプラグ(1)と、
前記プラグ(1)から離れて前記コード本体(2)に設けられ、前記コード本体(2)を前記家電製品に固定するためのコード本体固定部(5)と、
前記コード本体固定部(5)に近接し、かつ前記コード本体固定部(5)よりも前記家電製品(20)の外側に位置して前記コード本体(2)に設けられるスマートモジュール装着部(S)と、を備え、
前記スマートモジュール装着部(S)は、収納キャビティ(B)を有するベース(100)及び前記ベース(100)と協働して前記収納キャビティ(B)を密閉するカバー(200)を備え、前記通信モジュール(300)は、前記収納キャビティ(B)に収納され、
前記ベース(100)は、底壁(100’)及び4つの側壁(100a、100b、100c、100d)を備え、前記収納キャビティ(B)は、前記底壁(100’)及び前記4つの側壁(100a、100b、100c、100d)により囲まれてなり、
前記ベース(100)の前記コード本体固定部(5)に近接する1つの前記側壁(100a)には、前記通信モジュール(300)の前記家電製品に接続されるリード(302)を通すための線通し切り欠き(101)が形成され、
前記カバー(200)は、前記ベース(100)に取り外し可能に装着され、または、前記ベース(100)に回転可能に接続される、
ことを特徴とする電源コード(10)。
【請求項2】
前記底壁(100’)の前記線通し切り欠き(101)に近接する部分には、前記リード(302)を嵌着させる制限溝(102)が形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の電源コード。
【請求項3】
前記制限溝(102)は、前記線通し切り欠き(101)から前記底壁(100’)の中央部領域まで延びている、ことを特徴とする請求項2に記載の電源コード。
【請求項4】
前記コード本体固定部(5)は、2つの端面(501a、501b)及び前記2つの端面(501a、501b)の間に形成される係合溝(600)を備え、前記ベース(100)の前記コード本体固定部(5)に近接する1つの前記側壁(100a)と前記コード本体固定部(5)の前記ベース(100)に近接する1つの前記端面(501a)とは、同一面である、ことを特徴とする請求項1に記載の電源コード。
【請求項5】
前記コード本体固定部(5)の前記ベース(100)から離れた他方の前記端面(501b)には、前記通信モジュール(300)の前記家電製品に接続されるリード(302)を通すための線通し切り欠き(101b)が形成されている、ことを特徴とする請求項4に記載の電源コード。
【請求項6】
前記カバー(200)が前記ベース(100)に回転可能に接続されるとき、前記カバー(200)は、前記線通し切り欠き(101)から離れた前記側壁(100b)で、前記ベース(100)に対して回転可能に接続され、
前記カバー(200)とベース(100)の前記線通し切り欠き(101)に近接する側壁(100a)とには、互いにロック可能な係止構造(105、205)が設けられる、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電源コード。
【請求項7】
前記ベース(100)の底部には、前記コード本体(2)を通過させる装着孔(103)が形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の電源コード。
【請求項8】
家電製品であって、
ハウジング(21)と、通信モジュール(300)と、前記ハウジング(21)に一体に組み立てられたリアパネル(22)と、請求項1〜7のいずれか1項に記載の電源コード(10)とを備え、前記コード本体固定部(5)は、前記リアパネル(22)に固定され、前記通信モジュール(300)は、前記収納キャビティ(B)に収納され且つ前記ハウジング(21)から延出する、ことを特徴とする家電製品。
【請求項9】
前記リアパネル(22)には、装着孔(220)が形成され、前記コード本体固定部(5)は、2つの端面(501a、501b)及び前記2つの端面(501a、501b)の間に形成される係合溝(600)を含み、前記電源コードは、前記係合溝(600)を介して前記装着孔(220)に係着される、ことを特徴とする請求項8に記載の家電製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スマート電気機器の分野に関し、具体的には、電源コード、該電源コード付きの家電製品に関する。
【背景技術】
【0002】
時代の発展及び技術の進歩に伴い、スマート製品が適用される傾向がある。制御システムは、有線又は無線などの方式で家電製品とインタラクションして、家電製品が作動するように制御することが一般的になっている。現在、通常、家電製品の本体にスマートモジュール(又は通信モジュール)を増設することにより家電製品に無線送受信機能を付与している。スマートモジュールは、一般的には、家電製品の内部又は外部に装着される。スマートモジュールが家電製品の外部に装着されると、外観性を損ない、一方、スマートモジュールが家電製品の内部に装着されると、スマートモジュールが信号を送受信するときに家電製品の内部にある電気部品からの電磁干渉を受けて、インタラクション通信の信頼性に悪影響を及ぼす。
【0003】
従来技術では、
図1に示されるスマートモジュールの装着構造が開発されている。具体的には、
図1に示されるように、電源コードのコード本体固定部5には、隙間付きボス5.1が設けられ、隙間付きボス5.1には、スマートモジュール3を配置するための凹溝が設けられる。このような装着方式では、スマートモジュール3のサイズが小さいと、凹溝に装着された後の安定性が不十分になり、スマートモジュール3を大きく設置すると、装着されると取り外しにくい。別の装着方式として、スマートモジュール3を電源コードと隙間付きボス5.1の間に係着した後、固定スリーブを外部に套設して固定し、このような場合、着脱操作が複雑になる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、通信モジュールを安定的に装着でき、且つ通信モジュールの着脱が容易である電源コードを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記技術的課題を解決するために、本発明の一態様によれば、電源コードを提供する。電源コードは、家電製品への給電、及び前記家電製品と外部機器の間の無線通信を実現するための通信モジュールの装着に用いられ、前記電源コードは、コード本体と、前記コード本体の一端に設けられるプラグと、前記プラグから離れて前記コード本体に設けられ、前記コード本体を前記家電製品に固定するためのコード本体固定部と、前記コード本体固定部に近接して前記コード本体に設けられるスマートモジュール装着部とを備え、前記スマートモジュール装着部は、収納キャビティを有するベース及び前記ベースと協働して前記収納キャビティを密閉するカバーを備え、前記通信モジュールは、前記収納キャビティに収納される。
【0006】
好ましくは、ベースは、底壁及び4つの側壁を備え、収納キャビティは、底壁及び前記4つの側壁により囲まれてなる。
【0007】
好ましくは、前記ベースの前記コード本体固定部に近接する1つの前記側壁には、前記通信モジュールの前記家電製品に接続されるリードを通すための線通し切り欠きが形成されている。
【0008】
好ましくは、底壁の線通し切り欠きに近接する部分には、前記リードを嵌着させる制限溝が形成されている。
【0009】
好ましくは、制限溝は、線通し切り欠きから前記底壁の中央部領域まで延びている。
【0010】
好ましくは、前記コード本体固定部は、2つの端面及び前記2つの端面の間に形成される係合溝を備え、前記ベースの前記コード本体固定部に近接する1つの前記側壁と前記コード本体固定部の前記ベースに近接する1つの前記端面とは、同一構造である。
【0011】
好ましくは、コード本体固定部のベースから離れた他方の前記端面には、通信モジュールの家電製品に接続されるリードを通すための線通し切り欠きが形成されている。
【0012】
好ましくは、カバーは、ベースに取り外し可能に装着され、または、ベースに回転可能に接続される。
【0013】
好ましくは、前記カバーは、前記線通し切り欠きから離れた前記側壁で、前記ベースに対して回転可能に接続され、前記カバーは、前記線通し切り欠きが設けられた側壁に対向する側壁で前記ベースにヒンジ接続され、前記カバーとベースの前記線通し切り欠きに近接する側壁とには、互いにロック可能な係止構造が設けられる。
【0014】
好ましくは、前記ベースの底部には、前記コード本体を通過させる装着孔が形成されている。
【0015】
本発明の別の態様によれば、家電製品を提供する。家電製品は、ハウジングと、通信モジュールと、前記ハウジングに一体に組み立てられたリアパネルと、上記電源コードとを備え、前記コード本体固定部は、前記リアパネルに固定され、前記通信モジュールは、前記収納キャビティに収納され且つ前記ハウジングから延出する。
【0016】
好ましくは、前記リアパネルには、装着孔が形成され、前記コード本体固定部は、2つの端面及び前記2つの端面の間に形成される係合溝を含み、前記電源コードは、前記係合溝を介して前記装着孔に係着される。
【発明の効果】
【0017】
本発明の技術案は、スマートモジュールを安定的に装着でき、且つ簡便に使用でき、着脱が容易である。
【0018】
本発明の他の特徴及び利点は、以下の発明を実施するための形態において詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【
図1】従来技術における実施形態の電源コードの構造模式図である。
【
図2】本発明の第1実施形態の電源コードの構造模式図である。
【
図4】本発明の第2実施形態の電源コードの構造模式図である。
【
図5】本発明の電源コード付きの家電製品の構造模式図である。
【
図6】電源コードと家電製品の間の組立関係の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、図面を参照しながら本発明の特定の実施形態を詳細に説明する。なお、ここで説明される特定の実施形態は、本発明を説明及び解釈するために過ぎず、本発明を制限するものではない。
【0021】
本発明では、反対の記述がない限り、使用される方位詞、たとえば「上、下、頂、底」は、通常、図面に示される方向に対する、又は鉛直、垂直又は重力方向に対する各部品の相互位置関係について説明される用語であり、「鉛直方向」とは、図示した紙面の上下方向を意味し、「内、外」は、通常、チャンバーに対するチャンバーの内外又は円心に対する径方向の内外を意味する。
【0022】
図2に示されるように、本発明は、電源コード10を提供し、該電源コード10は、家電製品20への給電、及び通信モジュール300の装着に用いられる。通信モジュール300は、家電製品20と外部機器の間の無線通信に用いられる。電源コード10は、コード本体2と、コード本体2の一端に設けられるプラグ1と、プラグ1から離れてコード本体2に設けられ、コード本体2を家電製品に固定するためのコード本体固定部5と、コード本体固定部5に近接してコード本体2に設けられるスマートモジュール装着部Sとを備える。スマートモジュール装着部Sは、収納キャビティBを有するベース100及びベース100と協働して収納キャビティBを密閉させるカバー200を備え、通信モジュール300は、収納キャビティBに収納される。組み立てるときに、通信モジュール300の本体部をベース100の収納キャビティBに嵌め込むことができ、カバー200をベース100に協働することによって、通信モジュール300の本体部分をパッケージし、通信モジュール300のリード302をベース100の外部まで延ばしている。
【0023】
ここで、なお、通信モジュール300は、アンテナ、及び信号処理機能を有する信号処理モジュールを備える。好ましくは、通信モジュール300は、シート状のアンテナであり、信号処理モジュールは、家電製品の制御板に集積されている。
【0024】
好ましくは、
図2に示されるように、ベース100は、底壁100’及び4つの側壁100a、100b、100c、100dを備え、収納キャビティBは、底壁100’及び4つの側壁100a、100b、100c、100dにより囲まれてなる。コード本体固定部5に近接するベース100の1つの側壁100aには、通信モジュールの家電製品に接続されるリード302が通るための線通し切り欠き101が形成されている。線通し切り欠き101に近接する底壁100’の部分には、リード302が嵌着する制限溝102が形成されている。このような場合は、通信モジュール300の本体部がベース100の収納キャビティBのサイズに合わせると、通信モジュールのリード302は、直接線通し切り欠き101から水平にベース100の外部まで延びることができる。通信モジュール300の本体部のサイズがベース100のサイズ未満であると、通信モジュール300のリード302は、制限溝102による制限及びガイドによって、まず、線通し切り欠き101に延びて、さらにベース100から延出する。以上から明らかなように、通信モジュール300のサイズにかかわらず、カバー200、線通し切り欠き101及び制限溝102は、共同で通信モジュールのリード302を一定の移動空間に制限し、通信モジュールのリード302が通信モジュールの本体部を上へ引っ張ることを防止し、電源コードの通信モジュール300の装着の安定性を高める。
【0025】
上記実施形態では、
ベース100の底部には、コード本体2が通過可能な装着孔103が形成されている。
【0026】
通信モジュールのリード302に一定の移動マージンを付与するために、制限溝102は、線通し切り欠き101から底壁100’の中央部領域まで延びている。このような場合は、通信モジュールのリード302は、制限溝102に沿って所定角度だけ下へ折り曲げられる。また、通信モジュールのリード302の下方への折り曲げは、ベース100における通信モジュール300全体の安定性に影響を与えない。好ましくは、通信モジュール300は、無線通信素子を含む。より好ましくは、無線通信素子は、wifiアンテナである。
【0027】
また、通信モジュール300がほかの電気機器に容易に装着できるように、
図3及び
図4に示されるように、コード本体固定部5は、2つの端面501a、501b及び2つの端面501a、501bの間に形成される係合溝600を含み、コード本体固定部5に近接するベース100の1つの側壁100aとベース100に近接するコード本体固定部5の1つの端面501aは、同一構造となる。好ましくは、ベース100から離れたコード本体固定部5の他方の端面501bには、通信モジュール300の家電製品に接続されるリード302が通るための線通し切り欠き101bが形成されている。このような場合は、通信モジュール300は、電源コードのコード本体固定部5とともに係合溝600を介して電気機器のケースに固定できる。
【0028】
線通し切り欠き101bは、ベース100の
係合溝600の側壁に形成される。このような場合は、通信モジュールのリード302が電源コードのコード本体2と同じ延び方向を有し、即ち、通信モジュールのリード302がコード本体2に平行することが確保できる。それによって、電源コードと通信モジュールのリード302が交差したり絡み合ったりして、互いに干渉することを防止し、且つそれぞれの接続に有利である。
【0029】
図2及び
図4に示されるように、カバー200は、ベース100に取り外し可能に装着されてもよく、ベース100に回転可能に接続されてもよい。具体的には、カバー200がベース100に回転可能に接続される場合、カバー200と線通し切り欠き101に近接するベース100の側壁100aには、互いにロック可能な係止構造105、205が設けられている。このような場合は、通信モジュール300を装着した後、カバー200を通信モジュール300の上方に覆設し、さらに通信モジュールのリード302を係止することができる。
【0030】
本発明は、さらに家電製品を提供し、
図5及び
図6に示されるように、家電製品は、ハウジング21と、通信モジュール300と、ハウジング21に一体に組み立てられたリアパネル22と、上記電源コード10とを備える。コード本体固定部5は、リアパネル22に固定され、通信モジュール300は、ベース100の収納キャビティBに収納され且つハウジング21から延出する。好ましくは、リアパネル22には、装着孔220が形成されており、コード本体固定部5は、2つの端面501a、501b及び2つの端面501a、501bの間に形成される係合溝600を備える。電源コード10は、係合溝600を介して装着孔220に係着される。このような場合は、通信モジュール300を電源コード10のコード本体固定部5に巧妙に設けることによって、通信モジュール300は、
直接家電製品20のリアパネル22に設けられる。それによって、家電製品20がほかの電気機器に通信できるようにし、また、通信モジュール300による家電製品20の外観性への影響を防止するだけでなく、家電製品20の内部における電子素子による通信モジュール300の信号への電磁干渉を回避できる。
【0031】
さらに、
図6に示されるように、装着孔220は、リアパネル22の頂部領域に形成される。通信モジュール300を交換する必要がある場合、まず、ハウジング21をリアパネル22から取り外し、次に、電源コードのコード本体固定部5を装着孔220から取り出し、カバー200を開いてベース100における通信モジュール300を交換する。なお、本発明における家電製品20は、電源コード10の使用を必要とする任意のスマート家電製品、たとえば、冷蔵庫、洗濯機やエアコンなどであってもよい。好ましくは、本発明における家電製品20は、電子レンジ又はオーブンである。
【0032】
以上は、図面を参照しながら本発明における好適実施形態を説明したが、本発明は、それに制限されない。本発明の技術的構想から逸脱することなく、本発明の技術案に対して、各特定の技術的特徴を適切な方式で組み合わせることを含める、さまざまな簡単な変形を行うことができる。不要な重複を避けるために、本発明では、各種の可能な組み合わせの形態についての説明を省略する。ただし、これら簡単な変形及び組み合わせも同様に本発明で開示された内容とみなされるべきであり、すべて本発明の特許範囲に属する。
【符号の説明】
【0033】
1 プラグ
2 コード本体
3 スマートモジュール
5 コード本体固定部
5.1 隙間付きボス
10 電源コード
20家電製品
S スマートモジュール装着部
21 ハウジング
22 リアパネル
220 装着孔
B 収納キャビティ
100 ベース
100’ 底壁
100a 第1側壁
100b 第2側壁
100c 第3側壁
100d 第4側壁
101 線通し切り欠き
102 制限溝
101b 線通し切り欠き
103 装着溝
200 カバー
300 通信モジュール
302 リード
501a 第1端面
501b 第2端面
600 係合溝