【実施例】
【0033】
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。無論、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、実施例及び比較例で得たブラジャー用チューブトップは、以下の方法で評価した。
【0034】
(1)各部生地のタテ及びヨコ方向伸張応力の測定
伸縮性編地の伸張応力は次の方法により測定した。
試料の大きさ:長さ100mm(把持部を除く)
試験片の幅:25mm
引張り試験機:テンシロン引張り試験機((株)オリエンテック製 RTC−1210A)
初荷重:0.1N
引張り速度:300mm/min
引張り長及び測定:30%もしくは50%伸張まで伸張し、同じ速度で伸張後元の長さに戻し(回復させ)、この条件で伸張、回復を3回繰り返し、3回目の30%もしくは50%伸張時の伸張応力値を求めた。なお、試験片の幅が25mmでない場合は、測定後において、算出された応力を25mm幅における換算値に再計算を実施し用いた。
【0035】
(2)着用時の揺れ
身長160cm±8cmで(トップバスト−アンダーバスト)によるブラジャーサイズがD65である5名の被験者にブラジャー用チューブトップ及びブラジャーを着用させ、トレッドミルで速度4.5km/h、1分間に140歩のペースで、着地時に片足が地面から離れているように小走りさせた。(この際、鎖骨部及びバストトップ部に直径1.3cmの反射球を取り付けておき、反射球を2台の高速カメラ(250コマ/SEC)で20秒間撮影した。鎖骨部の揺れは10.0cm程度とした。着用時の胸の揺れの指標として、(バストトップの揺れ)−(鎖骨の揺れ)(cm)の20秒間での(極大値の平均)−(極小値の平均)(cm)を算出し、ヨコ(X)、タテ(Y)及び奥行き(Z)の値のうち最も大きい方向の値を着用時の揺れ(cm)とし、(トップバスト−アンダーバスト)(cm)で除して揺れ値とした。5名の結果を平均して算出した。
【0036】
(3)最大着圧
(株)エイエムアイ・テクノ社製の多点接触圧計(AMI3037−10)を用いて、ブラジャー及びブラジャー用チューブトップ着用時に、バック部における下辺テープ部、バック部中央部、肩紐部の肩中央部、肩紐部の後側付け根部、カップ上方、カップ脇部、及びカップ下方に対応する部分において、ブラジャー用チューブトップと着用者の間(ブラジャー単体着用時は、着用者とブラジャーとの間)にセンサーを挿入して着圧を測定し、得られた値のうち最大値を最大着圧(hPa)とした。
【0037】
(4)快適性及び圧迫感、揺れ感、スレ感、着用動作時の痛み
圧迫性
(2)の着用試験時に以下の基準で評価し、モニターの評価を平均した。
5: 圧迫感がほとんどなく非常に快適である
4: 圧迫感が小さく快適である
3: やや圧迫感があるが不快ではない。
2: 圧迫感があり不快である
1: 圧迫感が強く非常に不快である
揺れ感
(2)の着用試験時に以下の基準で評価し、モニターの評価を平均した。
5: 胸の揺れが気にならない
4: 胸の揺れがあまり気にならない
3: どちらともいえない
2: 胸の揺れが気になる
1: 胸の揺れがかなり気になる
快適性
(2)の着用試験時に以下の基準で評価し、モニターの評価を平均した。
5: 快適である
4: やや快適である
3: どちらともいえない
2: やや不快である
1: 不快である
【0038】
[実施例1]
以下の方法で、
図3,4に示す形状を有するブラジャー用チューブトップを作製した。
【0039】
サントニー社製小寸丸編み機(14inch,28GG)を用い、ポリウレタン弾性糸22dt/2fとナイロン繊維78dt/48fのシングルカバーリング糸及びナイロン繊維56dt/40fとキュプラ繊維33dt/24fの複合糸をニットインにて編み込むことで、作製した。なお、製品の周長は46cmになるように作製した。尚、帯部はタテ方向に上下とも3.0cmになるように作製し、帯部を合わせた製品のタテ方向の長さは最大部で17cmであった。
【0040】
なお、製品は、前中心から左右の脇に向かって、周方向にバスト部、バスト脇高伸張部、バスト脇低伸張部、バスト脇高伸張部、低伸張部の順で配置される形で作製し、バスト部ヨコのバスト脇高伸張部から、周方向の最大幅は、バスト脇高伸張部は1.5cm、バスト脇低伸張部は1.5cm、バスト脇高伸張部は1.2cmにて作製を実施した。
【0041】
バスト部の50%繰り返し伸長試験における3回目のカップ部ヨコ方向の50%時の伸張応力は77cNであり、バスト部とバスト脇低伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S1は、3.9であり、バスト低伸張部とバスト脇高伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S3は4.0であった。なお、帯部とバスト部のタテ方向の伸張応力比であるS4/S5は3.8であった。
【0042】
本例では、ブラジャー用チューブトップをブラジャーの内側に着用し、着用試験を実施した。ブラジャーは、
図5に示すような一般的な市販のカップ付きブラジャーを用いて試験を実施した。
【0043】
[実施例2]
以下の方法で、
図3,4に示す形状を有するブラジャー用チューブトップを作製した。
【0044】
サントニー社製小寸丸編み機(14inch,28GG)を用い、ポリウレタン弾性糸33dt/3fとナイロン繊維78dt/48fのシングルカバーリング糸及びナイロン繊維56dt/40fとキュプラ繊維33dt/24fの複合糸をニットインにて編み込むことで、作製した。なお、製品の周長は46cmになるように作製した。尚、帯部はタテ方向に上下とも3.0cmになるように作製し、帯部を合わせた製品のタテ方向の長さは最大部で17cmであった。
【0045】
なお、製品は、前中心から左右の脇に向かって、周方向にバスト部、バスト脇高伸張部、バスト脇低伸張部、バスト脇高伸張部、低伸張部の順で配置される形で作製し、バスト部ヨコのバスト脇高伸張部から、周方向の最大幅は、バスト部高伸張部は1.5cm、バスト部低伸張部は1.5cm、バスト部高伸張部は1.2cmにて作製を実施した。
【0046】
バスト部の50%繰り返し伸長試験における3回目のカップ部ヨコ方向の50%時の伸張応力は132cNであり、バスト部とバスト脇低伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S1は、3.4であり、バスト低伸張部とバスト脇高伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S3は3.6であった。なお、帯部とバスト部のタテ方向の伸張応力比であるS4/S5は3.4であった。
【0047】
本例では、ブラジャー用チューブトップをブラジャーの内側に着用し、着用試験を実施した。ブラジャーは、
図5に示すような一般的な市販のカップ付きブラジャーを用いて試験を実施した。
【0048】
[実施例3]
以下の方法で、
図3,4に示す形状を有するブラジャー用チューブトップを作製した。
【0049】
サントニー社製小寸丸編み機(14inch,28GG)を用い、ポリウレタン弾性糸44dt/4fとナイロン繊維78dt/48fのシングルカバーリング糸及びナイロン繊維56dt/40fとキュプラ繊維33dt/24fの複合糸をニットインにて編み込むことで、作製した。なお、製品の周長は46cmになるように作製した。尚、帯部はタテ方向に上下とも3.0cmになるように作製し、帯部を合わせた製品のタテ方向の長さは最大部で17cmであった。
【0050】
なお、製品は、前中心から左右の脇に向かって、周方向にバスト部、バスト脇高伸張部、バスト脇低伸張部、バスト脇高伸張部、低伸張部の順で配置される形で作製し、バスト部ヨコのバスト脇高伸張部から、周方向の最大幅は、バスト部高伸張部は1.5cm、バスト部低伸張部は1.5cm、バスト部高伸張部は1.2cmにて作製を実施した。
【0051】
バスト部の50%繰り返し伸長試験における3回目のカップ部ヨコ方向の50%時の伸張応力は181cNであり、バスト部とバスト脇低伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S1は、3.4であり、バスト低伸張部とバスト脇高伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S3は3.6であった。なお、帯部とバスト部のタテ方向の伸張応力比であるS4/S5は3.5であった。
【0052】
本例では、ブラジャー用チューブトップをブラジャーの内側に着用し、着用試験を実施した。ブラジャーは、
図5に示すような一般的な市販のカップ付きブラジャーを用いて試験を実施した。
【0053】
[実施例4]
以下の方法で、
図3,4に示す形状を有するブラジャー用チューブトップを作製した。
【0054】
サントニー社製小寸丸編み機(14inch,28GG)を用い、ポリウレタン弾性糸22dt/2fとナイロン繊維78dt/48fのシングルカバーリング糸及びナイロン繊維56dt/40fとキュプラ繊維33dt/24fの複合糸をニットインにて編み込むことで、作製した。なお、製品の周長は46cmになるように作製した。尚、帯部はタテ方向に上下とも3.0cmになるように作製し、帯部を合わせた製品のタテ方向の長さは最大部で17cmであった。
【0055】
なお、製品は、前中心から左右の脇に向かって、周方向にバスト部、バスト脇高伸張部、バスト脇低伸張部、バスト脇高伸張部、低伸張部の順で配置される形で作製し、バスト部ヨコのバスト脇高伸張部から、周方向の最大幅は、バスト部高伸張部は1.5cm、バスト部低伸張部は1.5cm、バスト部高伸張部は1.2cmにて作製を実施した。
【0056】
バスト部の50%繰り返し伸長試験における3回目のカップ部ヨコ方向の50%時の伸張応力は95cNであり、バスト部とバスト脇低伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S1は、4.7であり、バスト低伸張部とバスト脇高伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S3は4.2であった。なお、帯部とバスト部のタテ方向の伸張応力比であるS4/S5は3.0であった。
【0057】
本例では、ブラジャー用チューブトップをブラジャーの内側に着用し、着用試験を実施した。ブラジャーは、
図5に示すような一般的な市販のカップ付きブラジャーを用いて試験を実施した。
【0058】
[実施例5]
以下の方法で、
図3,4に示す形状を有するブラジャー用チューブトップを作製した。
【0059】
サントニー社製小寸丸編み機(14inch,28GG)を用い、ポリウレタン弾性糸22dt/2fとナイロン繊維78dt/48fのシングルカバーリング糸及びナイロン繊維56dt/40fとキュプラ繊維33dt/24fの複合糸をニットインにて編み込むことで、作製した。なお、製品の周長は46cmになるように作製した。尚、帯部はタテ方向に上下とも3.0cmになるように作製し、帯部を合わせた製品のタテ方向の長さは最大部で17cmであった。
【0060】
なお、製品は、前中心から左右の脇に向かって、周方向にバスト部、バスト脇高伸張部、バスト脇低伸張部、バスト脇高伸張部、低伸張部の順で配置される形で作製し、バスト部ヨコのバスト脇高伸張部から、周方向の最大幅は、バスト部高伸張部は1.5cm、バスト部低伸張部は1.5cm、バスト部高伸張部は1.2cmにて作製を実施した。
【0061】
バスト部の50%繰り返し伸長試験における3回目のカップ部ヨコ方向の50%時の伸張応力は79cNであり、バスト部とバスト脇低伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S1は、4.1であり、バスト低伸張部とバスト脇高伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S3は3.9であった。なお、帯部とバスト部のタテ方向の伸張応力比であるS4/S5は5.4であった。
【0062】
本例では、ブラジャー用チューブトップをブラジャーの内側に着用し、着用試験を実施した。ブラジャーは、
図5に示すような一般的な市販のカップ付きブラジャーを用いて試験を実施した。
【0063】
[実施例6]
以下の方法で、
図3,4に示す形状を有するブラジャー用チューブトップを作製した。
【0064】
サントニー社製小寸丸編み機(14inch,28GG)を用い、ポリウレタン弾性糸22dt/2fとナイロン繊維78dt/48fのシングルカバーリング糸及びナイロン繊維56dt/40fとキュプラ繊維33dt/24fの複合糸をニットインにて編み込むことで、作製した。なお、製品の周長は46cmになるように作製した。尚、帯部はタテ方向に上下とも3.0cmになるように作製し、帯部を合わせた製品のタテ方向の長さは最大部で17cmであった。
【0065】
なお、製品は、前中心から左右の脇に向かって、周方向にバスト部、バスト脇高伸張部、バスト脇低伸張部、バスト脇高伸張部、低伸張部の順で配置される形で作製し、バスト部ヨコのバスト脇高伸張部から、周方向の最大幅は、バスト部高伸張部は1.5cm、バスト部低伸張部は1.5cm、バスト部高伸張部は1.2cmにて作製を実施した。
【0066】
バスト部の50%繰り返し伸長試験における3回目のカップ部ヨコ方向の50%時の伸張応力は80cNであり、バスト部とバスト脇低伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S1は、3.9であり、バスト低伸張部とバスト脇高伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S3は3.8であった。なお、帯部とバスト部のタテ方向の伸張応力比であるS4/S5は2.7であった。
【0067】
本例では、ブラジャー用チューブトップをブラジャーの内側に着用し、着用試験を実施した。ブラジャーは、
図5に示すような一般的な市販のカップ付きブラジャーを用いて試験を実施した。
【0068】
[実施例7]
以下の方法で、
図3,4に示す形状を有するブラジャー用チューブトップを作製した。
【0069】
サントニー社製小寸丸編み機(14inch,28GG)を用い、ポリウレタン弾性糸22dt/2fとナイロン繊維78dt/48fのシングルカバーリング糸及びナイロン繊維56dt/40fとキュプラ繊維33dt/24fの複合糸をニットインにて編み込むことで、作製した。なお、製品の周長は46cmになるように作製した。尚、帯部はタテ方向に上下とも5.5cmになるように作製し、帯部を合わせた製品のタテ方向の長さは最大部で22cmであった。
【0070】
なお、製品は、前中心から左右の脇に向かって、周方向にバスト部、バスト脇高伸張部、バスト脇低伸張部、バスト脇高伸張部、低伸張部の順で配置される形で作製し、バスト部ヨコのバスト脇高伸張部から、周方向の最大幅は、バスト部高伸張部は1.5cm、バスト部低伸張部は1.5cm、バスト部高伸張部は1.2cmにて作製を実施した。
【0071】
バスト部の50%繰り返し伸長試験における3回目のカップ部ヨコ方向の50%時の伸張応力は77cNであり、バスト部とバスト脇低伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S1は、4.0であり、バスト低伸張部とバスト脇高伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S3は3.9であった。なお、帯部とバスト部のタテ方向の伸張応力比であるS4/S5は3.7であった。
【0072】
本例では、ブラジャー用チューブトップをブラジャーの内側に着用し、着用試験を実施した。ブラジャーは、
図5に示すような一般的な市販のカップ付きブラジャーを用いて試験を実施した。
【0073】
[実施例8]
以下の方法で、
図1,2に示す形状を有するブラジャー用チューブトップを作製した。
【0074】
サントニー社製小寸丸編み機(14inch,28GG)を用い、ポリウレタン弾性糸22dt/2fとナイロン繊維78dt/48fのシングルカバーリング糸及びナイロン繊維56dt/40fとキュプラ繊維33dt/24fの複合糸をニットインにて編み込むことで、作製した。なお、製品の周長は46cmになるように作製した。尚、帯部はタテ方向に上下とも3.0cmになるように作製し、帯部を合わせた製品のタテ方向の長さは最大部で17cmであった。
【0075】
なお、製品は、前中心から左右の脇に向かって、周方向にバスト部、バスト脇低伸張部、バスト脇高伸張部、低伸張部の順で配置される形で作製し、バスト部ヨコのバスト脇低伸張部から、周方向の最大幅は、バスト部低伸張部は1.5cm、バスト部高伸張部は1.2cmにて作製を実施した。
【0076】
バスト部の50%繰り返し伸長試験における3回目のカップ部ヨコ方向の50%時の伸張応力は82cNであり、バスト部とバスト脇低伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S1は、3.6であり、バスト低伸張部とバスト脇高伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S3は3.7であった。なお、帯部とバスト部のタテ方向の伸張応力比であるS4/S5は3.8であった。
【0077】
本例では、ブラジャー用チューブトップをブラジャーの内側に着用し、着用試験を実施した。ブラジャーは、
図5に示すような一般的な市販のカップ付きブラジャーを用いて試験を実施した。
【0078】
[実施例9]
以下の方法で、
図1,2に示す形状を有するブラジャー用チューブトップを作製した。
【0079】
サントニー社製小寸丸編み機(14inch,28GG)を用い、ポリウレタン弾性糸33dt/3fとナイロン繊維78dt/48fのシングルカバーリング糸及びナイロン繊維56dt/40fとキュプラ繊維33dt/24fの複合糸をニットインにて編み込むことで、作製した。なお、製品の周長は46cmになるように作製した。尚、帯部はタテ方向に上下とも3.0cmになるように作製し、帯部を合わせた製品のタテ方向の長さは最大部で17cmであった。
【0080】
なお、製品は、前中心から左右の脇に向かって、周方向にバスト部、バスト脇低伸張部、バスト脇高伸張部、低伸張部の順で配置される形で作製し、バスト部ヨコのバスト脇低伸張部から、周方向の最大幅は、バスト部低伸張部は2.0cm、バスト部高伸張部は2.0cmにて作製を実施した。
【0081】
バスト部の50%繰り返し伸長試験における3回目のカップ部ヨコ方向の50%時の伸張応力は121cNであり、バスト部とバスト脇低伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S1は、4.2であり、バスト低伸張部とバスト脇高伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S3は3.5であった。なお、帯部とバスト部のタテ方向の伸張応力比であるS4/S5は3.3であった。
【0082】
本例では、ブラジャー用チューブトップをブラジャーの内側に着用し、着用試験を実施した。ブラジャーは、
図5に示すような一般的な市販のカップ付きブラジャーを用いて試験を実施した。
【0083】
[比較例1]
本例では、ブラジャーのみを着用し、着用試験を実施した。ブラジャーは、
図5に示すような一般的な市販のカップ付きブラジャーを用いて試験を実施した。
【0084】
[比較例2]
以下の方法で、
図3,4に示す形状を有するブラジャー用チューブトップを作製した。
【0085】
サントニー社製小寸丸編み機(14inch,28GG)を用い、ポリウレタン弾性糸22dt/2fとナイロン繊維56dt/40fのシングルカバーリング糸及びナイロン繊維28dt/12fとキュプラ繊維33dt/24fの複合糸をニットインにて編み込むことで、作製した。なお、製品の周長は46cmになるように作製した。尚、帯部はタテ方向に上下とも3.0cmになるように作製し、帯部を合わせた製品のタテ方向の長さは最大部で17cmであった。
【0086】
なお、製品は、前中心から左右の脇に向かって、周方向にバスト部、バスト脇高伸張部、バスト脇低伸張部、バスト脇高伸張部、低伸張部の順で配置される形で作製し、バスト部ヨコのバスト脇高伸張部から、周方向の最大幅は、バスト部高伸張部は1.5cm、バスト部低伸張部は1.5cm、バスト部高伸張部は1.2cmにて作製を実施した。
【0087】
バスト部の50%繰り返し伸長試験における3回目のカップ部ヨコ方向の50%時の伸張応力は17cNであり、バスト部とバスト脇低伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S1は、2.8であり、バスト低伸張部とバスト脇高伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S3は2.6であった。なお、帯部とバスト部のタテ方向の伸張応力比であるS4/S5は3.8であった。
【0088】
本例では、ブラジャー用チューブトップをブラジャーの内側に着用し、着用試験を実施した。ブラジャーは、
図5に示すような一般的な市販のカップ付きブラジャーを用いて試験を実施した。
【0089】
[比較例3]
以下の方法で、
図3,4に示す形状を有するブラジャー用チューブトップを作製した。
【0090】
サントニー社製小寸丸編み機(14inch,28GG)を用い、ポリウレタン弾性糸33dt/3fとナイロン繊維78dt/48fのシングルカバーリング糸及びナイロン繊維56dt/40fとキュプラ繊維33dt/24fの複合糸をニットインにて編み込むことで、作製した。なお、製品の周長は46cmになるように作製した。尚、帯部はタテ方向に上下とも3.0cmになるように作製し、帯部を合わせた製品のタテ方向の長さは最大部で17cmであった。
【0091】
なお、製品は、前中心から左右の脇に向かって、周方向にバスト部、バスト脇高伸張部、バスト脇低伸張部、バスト脇高伸張部、低伸張部の順で配置される形で作製し、バスト部ヨコのバスト脇高伸張部から、周方向の最大幅は、バスト部高伸張部は1.5cm、バスト部低伸張部は1.5cm、バスト部高伸張部は1.2cmにて作製を実施した。
【0092】
バスト部の50%繰り返し伸長試験における3回目のカップ部ヨコ方向の50%時の伸張応力は95cNであり、バスト部とバスト脇低伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S1は、2.8であり、バスト低伸張部とバスト脇高伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S3は2.6であった。なお、帯部とバスト部のタテ方向の伸張応力比であるS4/S5は3.4であった。
【0093】
本例では、ブラジャー用チューブトップをブラジャーの内側に着用し、着用試験を実施した。ブラジャーは、
図5に示すような一般的な市販のカップ付きブラジャーを用いて試験を実施した。
各実施例および比較例で得たブラジャー用チューブトップについての評価結果を表1に示す。
【表1】
【0094】
表1から明らかなように、各実施例及び比較例において、所定のブラジャー用チューブトップをブラジャーの内側に着用することで、胸の揺れ及び揺れ感を低減しつつも、着圧を上げることない高い快適性を有するブラジャーを得ることができる。