特許第6979773号(P6979773)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6979773
(24)【登録日】2021年11月18日
(45)【発行日】2021年12月15日
(54)【発明の名称】照明装置及び照明装置の製造方法
(51)【国際特許分類】
   F21K 9/237 20160101AFI20211202BHJP
   F21V 29/503 20150101ALI20211202BHJP
   F21K 9/00 20160101ALI20211202BHJP
   F21K 9/233 20160101ALI20211202BHJP
   F21V 29/77 20150101ALI20211202BHJP
   F21V 29/507 20150101ALI20211202BHJP
   F21S 8/06 20060101ALI20211202BHJP
   H01L 33/00 20100101ALI20211202BHJP
   F21K 9/235 20160101ALI20211202BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20211202BHJP
   F21Y 115/15 20160101ALN20211202BHJP
   F21Y 115/20 20160101ALN20211202BHJP
   F21Y 115/30 20160101ALN20211202BHJP
【FI】
   F21K9/237
   F21V29/503
   F21K9/00 100
   F21K9/233
   F21V29/77
   F21V29/507
   F21S8/06 200
   H01L33/00 L
   F21K9/235
   F21Y115:10 500
   F21Y115:15
   F21Y115:20
   F21Y115:30
【請求項の数】12
【全頁数】60
(21)【出願番号】特願2017-38019(P2017-38019)
(22)【出願日】2017年3月1日
(65)【公開番号】特開2018-147559(P2018-147559A)
(43)【公開日】2018年9月20日
【審査請求日】2020年2月17日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006013
【氏名又は名称】三菱電機株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】390014546
【氏名又は名称】三菱電機照明株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002491
【氏名又は名称】溝井国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】澤田 拓郎
(72)【発明者】
【氏名】藤江 正明
【審査官】 野木 新治
(56)【参考文献】
【文献】 中国実用新案第205678536(CN,U)
【文献】 特開2017−041327(JP,A)
【文献】 韓国公開特許第10−2015−0038913(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21K 9/237
F21V 29/503
F21K 9/00
F21K 9/233
F21V 29/77
F21V 29/507
F21S 8/06
H01L 33/00
F21K 9/235
F21Y 115/10
F21Y 115/15
F21Y 115/20
F21Y 115/30
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
被取付部に固定される吊部と、
前記吊部を固定した放熱部と
を備え、
前記放熱部は、前記吊部を固定した複数のアームであって、中心軸から放射状に配置されている複数のアームを有し、
前記複数のアームの各アームは、前記中心軸と平行な方向と、前記中心軸を中心とした半径方向と、前記半径方向と直交する方向との3方向のうちの少なくとも2方向から前記吊部を固定している照明装置。
【請求項2】
被取付部に固定される吊部と、
前記吊部を固定した放熱部と
を備え、
前記放熱部は、前記吊部を固定した板金製の複数のアームであって、中心軸から放射状に配置されている複数のアームを有し、
前記複数のアームの各アームは、直交する2面を有し、
前記複数のアームの各アームは、前記直交する2面を用いて、前記中心軸と平行な方向と、前記中心軸を中心とした半径方向と、前記半径方向と直交する方向との3方向のうちの直交する2方向から前記吊部を固定している照明装置。
【請求項3】
被取付部に固定される吊部と、
前記吊部を固定した放熱部と
を備え、
前記放熱部は、前記吊部を固定したアームを有し、
前記アームは、少なくとも2方向から前記吊部を固定しており、
前記アームは、
基本板部と、
前記基本板部と直交した接続板部と、
を備え、
前記吊部は、蓋フランジを有し、
前記蓋フランジは、
前記接続板部に固定された盤部と、
前記盤部と直交し、前記基本板部に固定された立壁部とを有する照明装置。
【請求項4】
被取付部に固定される吊部と、
前記吊部を固定した放熱部と
を備え、
前記放熱部は、前記吊部を固定したアームを有し、
前記アームは、少なくとも2方向から前記吊部を固定しており、
前記アームは、
基本板部と、
前記基本板部と直交した補強板部と
を備え、
前記吊部は、蓋フランジを有し、
前記蓋フランジは、
前記補強板部に固定された盤部と、
前記盤部と直交し、前記補強板部に固定された内筒部とを有する照明装置。
【請求項5】
被取付部に固定される吊部と、
前記吊部を固定した放熱部と
を備え、
前記放熱部は、前記吊部を固定したアームを有し、
前記アームは、少なくとも2方向から前記吊部を固定しており、
前記アームは、
基本板部と、
前記基本板部と直交した接続板部と、
前記基本板部と直交した補強板部と
を備え、
前記吊部は、蓋フランジを有し、
前記蓋フランジは、
前記接続板部に固定された盤部と、
前記盤部と直交し、前記補強板部に固定された内筒部とを有する照明装置。
【請求項6】
被取付部に固定される吊部と、前記吊部を固定した放熱部とを備えた照明装置の製造方法において、
前記放熱部は、前記吊部を固定した複数のアームであって、中心軸から放射状に配置されている複数のアームを有し、
前記複数のアームの各アームに対して、前記中心軸と平行な方向と、前記中心軸を中心とした半径方向と、前記半径方向と直交する方向との3方向のうちの少なくとも2方向から前記吊部を固定する照明装置の製造方法。
【請求項7】
被取付部に固定される吊部と、
前記吊部を固定した放熱部と
を備え、
前記吊部は、前記放熱部を取り付ける固定座を有し、
前記放熱部は、前記固定座に対応した接続板部を有し、
前記固定座は、ネジ孔と突起とを有し、
前記接続板部は、ネジ孔と前記突起を嵌め込んでいる突起受け部とを有する照明装置。
【請求項8】
前記放熱部と前記吊部との間に配置された基本板部を有し、
前記接続板部は、前記基本板部と直交しており、
前記固定座と前記接続板部とは面接触して、前記突起が前記突起受け部に挿入されている請求項7に記載の照明装置。
【請求項9】
被取付部に固定される吊部と、前記吊部を固定した放熱部とを備えた照明装置の製造方法において、
前記吊部に、ネジ孔と突起とを有する固定座を形成し、
前記放熱部に、ネジ孔と前記突起を受ける突起受けとを形成し、
前記突起を前記突起受けに嵌め込んで前記放熱部の取り付け位置を決定して、前記吊部と前記放熱部とをネジで固定する照明装置の製造方法。
【請求項10】
被取付部に固定される吊部と、
前記吊部を固定した放熱部と
を備え、
前記放熱部は、前記吊部に固定された接続板部を有し、
前記吊部は、前記接続板部を差し込む差し込み部を有し、
前記差し込み部は、ネジ孔と前記接続板部を引っ掛ける爪部とを有し、
前記接続板部は、ネジ孔と前記爪部を受ける爪受け部とを有する照明装置。
【請求項11】
前記放熱部と前記吊部との間に配置された基本板部を有し、
前記接続板部は、前記基本板部と直交しており、
前記差し込み部は、前記接続板部を下支えしており、
前記爪部は、前記爪受け部を引っ掛けている請求項10に記載の照明装置。
【請求項12】
光源部と、被取付部に固定される吊部と、前記光源部と前記吊部との間に配置された放熱部とを備えた照明装置の製造方法において、
前記吊部に、ネジ孔と爪部とを有する差し込み部を形成し、
前記放熱部に、ネジ孔と前記爪部を受ける爪受け部とを有する接続板部を形成し、
前記接続板部を前記差し込み部に差し込んで、前記爪部を前記爪受け部に嵌め込み、前記吊部と前記放熱部とをネジで固定する照明装置の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、照明装置及び照明装置の製造方法に関し、具体的には、LED照明器具、特に高天井用途に使用されるHID(High Intensity Discharge lamp)形LEDランプに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1に示す、従来用いられてきた傘形状のHID代替LEDランプは、器具のセード形状の制約を受けヒートシンクを犠牲にして口金を棒状あるいは筒状の部品に取り付ける必要があるため、傘のような形状となっていた。この場合、放熱部の量(容積、表面積)が少なくなるため放熱性の低下を招いていた。
【0003】
また、口金が装着される棒状体あるいは筒状体の部品が、ランプを器具本体のソケットに取り付ける際のモーメント力に対し充分な強度を得られないという課題(ランプ取り付け時には光源が配置される円板状部品の周囲を持って回転させるため、軸にかかるモーメント力が大きくなる)に加え、ランプが器具に取り付けられた状態では、振動が加わると口金に緩みが発生したり、口金部の空気の流れを阻害したりするという課題があった。
【0004】
そして、従来用いられてきた傘形状のHID代替LEDランプは、放熱部にアルミニウム等の金属材料を用いたダイキャスト成形品が使われるため大型の金型が必要であり、小型化すると放熱に必要な充分な表面積を得ることが難しく、ダイキャスト成形の場合は放熱片(フィン)を薄く成形することができずランプ全体の重量が重くなり耐振性に欠けるという課題もあった。
【0005】
さらに、筒状の部品の内部には光源部に接続される配線が挿通されており、電気的な不具合に起因して発生する発煙・発火などに対するフェールセーフ機能を有している。しかし、このような構造の照明装置では、筒状体は照明装置全体を支持しているため受熱体との接合部に応力が集中して破壊に至った場合、配線がむき出しになるという安全上のリスクがある。また、筒状体は放熱体としての機能を有するため温度が上がりやすく、配線の耐熱温度を十分に考慮する必要がある。さらに光源部側の配線の取り出し口は、筒状体が金属であるためシャープエッジとなり、配線との接触で被覆が破れショートする可能性がある。その際は地絡や感電のおそれを生じる。
【0006】
特許文献2は落下防止措置の一例であるが、上述した従来用いられてきた傘形状のHID代替LEDランプなどのように、総じて重量が大きい(重い)ランプを対象としたものであり、冗長な構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2015−035398号公報
【特許文献2】特開2013−084439号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
被取付部に固定される吊部と放熱部とを固定したネジが緩んで、放熱部が落下する可能性があった。
高天井用途に使用される照明装置は、部品の落下防止対策が必要である。
【0009】
本発明は、放熱部が落下を抑制した照明装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この発明の一態様に係る照明装置は、
被取付部に固定される吊部と、
前記吊部を固定した放熱部と
を備え、
前記放熱部は、前記吊部を固定したアームを有し、
前記アームは、少なくとも2方向から前記吊部を固定していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
アームは、少なくとも2方向から吊部を固定しているので、放熱部の落下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】照明装置1000の六面図と斜視図。
図2】照明装置1000の斜視図。
図3】光源部100の分解斜視図。
図4】光源部100と放熱部200の分解斜視図。
図5】カバー止め130の斜視図。
図6】反射板120の斜視図。
図7】スタビライザ160の斜視図。
図8】放熱片270と放熱片275の斜視図。
図9】アーム580の斜視図。
図10】接続部300の分解斜視図。
図11】ホルダ390の斜視図。
図12】照明装置1000から放熱部200の一部を除去した斜視図。
図13】照明装置1000の模式取り付け図。
図14】光源部100の要部断面図。
図15】接続部300の斜視図。
図16図15の接続部300のA−A断面図と、接続部300と固定部500のB−B断面図と、配線部400のE−E断面図。
図17図15の接続部300のD−D部分拡大透視断面図。
図18図12の放熱部200のC−C断面図。
図19】実施の形態2における光源部100の他の構成図。
図20】実施の形態2におけるアーム580の他の構成図。
図21】実施の形態3における照明器具614と照明装置1000の構成図。
図22】実施の形態3における照明装置1000の斜視図。
図23】実施の形態3における接続部300の構成図。
図24】実施の形態3における支持体310と蓋部320とリング340の構成図。
図25】実施の形態3における口金筐体301と支持体310のE−E断面図。
図26】実施の形態3における口金筐体301と支持体310のF−F断面図。
図27】実施の形態3における接続部300のかしめ構成図。
図28】実施の形態3における支持体310と蓋部320の構成図。
図29】実施の形態3における落下防止機構の構成図。
図30】実施の形態3におけるアーム580と製品ラベル780との構成図。
図31】実施の形態4における照明装置1000の斜視図。
図32】実施の形態4における照明装置1000の側面図。
図33】実施の形態4における照明装置1000の底面図。
図34】実施の形態4における照明装置1000の平面図。
図35】実施の形態4における照明装置1000の分解斜視図。
図36】実施の形態4における照明装置1000の分解斜視図。
図37】実施の形態4における照明装置1000のA−A断面図。
図38】実施の形態4における照明装置1000のB−B断面図。
図39】実施の形態4における放熱部200と吊部900の固定構造図。
図40】実施の形態4における照明装置1000のC拡大図。
図41】実施の形態4における照明装置1000のD拡大図。
図42】実施の形態4におけるクリップ950とカバー110の固定構造図。
図43】実施の形態4における吊部900の斜視図。
図44】実施の形態4における吊部900のC−C断面図。
図45】実施の形態4における吊部900のE拡大図。
図46】実施の形態4におけるパッキン942の説明図。
図47】実施の形態4におけるクリップ950とカバー110の他の固定構造図。
図48】実施の形態4における放熱部200と吊部900の他の固定構造図。
図49】実施の形態4における放熱部200と吊部900の他の固定構造図。
図50】実施の形態4における器具笠800の他の構成図。
図51】実施の形態4における器具笠800とアーム850の他の構成図。
図52】実施の形態4における取付フランジ930の他の構成図。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、実施の形態の説明において、上、下、左、右、前、後、表、裏といった方向、向きあるいは位置が示されている場合、それらの表記は、説明の便宜上、そのように記載しているだけであって、装置、器具、部品等の配置や向き等を限定するものではない。
以下の説明において、金属とは、アルミニウム、鉄、マグネシウム、亜鉛その他の成形可能な金属材料、又はこれらのいずれかを含む金属材料である。また、金属材料を用いる場合には、耐食性、耐摩耗性、放熱性などを目的として、表面に酸化皮膜、塗膜などが形成されてもよく、好適には、アルミニウム表面に酸化アルミニウム被膜を施したアルマイトが用いられる。
また、また、樹脂とは、アクリル(Polymethyl methacrylate:PMMA)、ポリカーボネート(PC)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)その他の成形可能な樹脂材料、又はこれらのいずれかを含む樹脂材料であり、好適には、アクリルが用いられる。
【0014】
実施の形態1.
***構成の説明***
図1は、照明装置1000の六面図と斜視図である。
図2は、照明装置1000の斜視図である。
本実施の形態に係る照明装置1000は、光源部100と放熱部200と接続部300と配線部400と固定部500を有する。
中心軸Oは、照明装置1000の中心を通る軸である。
【0015】
図3は、光源部100の分解斜視図である。
光源部100は、光源を有する光源ユニットである。
光源部100は、光源基板150を有する。光源部100は、少なくとも一つ以上の光源素子140を有しており、光源基板150には、複数の光源素子140が配列されて固定されている。
光源部100は、光源基板を覆うカバー110と、反射板120と、カバー110と反射板120とを固定するカバー止め130とを有する。
光源部100は、光源基板150の中央を受熱体260に固定するスタビライザ160を有する。
光源基板150は、反射板120と受熱体260の間に挟まれた状態で受熱体260に固定されている。
また、光源基板150は、スタビライザ160と受熱体260の間に挟まれた状態で受熱体260に固定されている。
本実施の形態において、光源基板150は、金属部品を用いて受熱体260に固定されておらず、金属部品と離間した状態で固定されている。
【0016】
図2に示すように、固定部500は、光源部100と接続部300とを固定している。
また、固定部500は、光源部100、接続部300、及び配線部400の活電部と十分に絶縁された状態で光源部100と接続部300とに固定されている。
固定部500は、複数の板状のアーム580から構成される。
本実施の形態において、アーム580は、ヒートシンクの一部を兼ねたものであり、光源部100と接続部300との間に配置されている。
複数のアーム580は、受熱体260と接続部300とに固定されている。
アーム580は、4個存在しており、90度間隔で、十字型に配置されている。
【0017】
図2に示すように、放熱部200は、光源素子140の動作熱を放熱するためのヒートシンクであり、光源部100の背後に配置されている。
放熱部200は、受熱体260と、複数の放熱片270と、複数のアーム580から構成される。
受熱体260は、光源部100が取り付けられ光源部100の動作熱を受け渡す部品である。
放熱片270は、放熱体である板状の放熱フィンである。
アーム580は、受熱体260と接続部300とを接続した金属板である。
アーム580は、放熱片270を兼ねており、受熱体260から接続部300にかけて延設されている。
受熱体260は、表面に光源部100を固定しており、複数の放熱片270は、受熱体260の裏面に固定されている。
【0018】
図2に示すように、接続部300は、照明器具の口金ソケットに接続され、外部電源に電気接続される部分である。
接続部300は、口金305とホルダ390とを有する。
口金305は、口金ソケットに螺着固定される。
ホルダ390は、口金305を保持するとともに、アーム580を固定する。
【0019】
配線部400は、口金305と光源部100とを電気的に接続する。
図4に示すように、配線部400は、配線筒410と配線材430とを有する。
配線筒410は、光源部100と接続部300との間にストレスフリーに配置されている。
配線材430は、配線筒410の内部に配置された電線であり、光源部100と接続部300とを電気的に接続する。
【0020】
<<部品の詳細説明>>
以下、図を参照しながら部品を詳細に説明する。
【0021】
<光源部100のカバー110>
図3に示すように、カバー110は、皿状あるいは半球形状あるいはドーム形状をしている。
カバー110は、周囲の縁部111にリング形状のパッキン113が被せられて、反射板120に固定される。
カバー110は、透明あるいは透光性のある樹脂製の覆いである。本実施の形態において、カバー110は、アクリルに拡散剤を混合した混合樹脂材料で形成され、光を拡散透過する乳白色の覆いであり、点状光源である光源素子140の粒状感を軽減する拡散機能を有している。
【0022】
<光源部100の光源素子140>
光源素子140は、光源基板150に面実装されるLED素子である。LED素子としては、例えば、440〜480nm程度の波長の青色光を発するLEDチップ上に青色光を黄色光に波長変換する蛍光体を配してパッケージ化した擬似白色LEDを用いることができる(LEDパッケージ)。
図3に示すように、本実施の形態において、光源素子140がLEDパッケージであり、光源基板150がLED基板である場合を示している。光源素子140は、同心円状に配置されている。
【0023】
<光源部100の光源基板150>
図4に示すように、光源基板150は、略正方形の矩形形状をしている。
本実施の形態において、光源基板150は、1対の平行な短辺151と1対の平行な長辺152からなる4辺を有する。
短辺151は、長辺152より短い短辺であり、長辺152は、短辺151より長い長辺である。
また、光源基板150のコーナーは、短辺151と長辺152との4辺をつなぐ4つの弧状辺153を有する。
光源基板150は、中央に、スタビライザ160を嵌め込む嵌込孔156を有する。
嵌込孔156は、2箇所に、凹型の歯受け155を有する。
2箇所の歯受け155は、180度方向にあるのではなく、2箇所の歯受け155は、中心角が135度となるように形成されている。
光源基板150には、マーク154が設けられている。マーク154は、スタビライザ160を取り付ける向きを指定するための目印である。
光源基板150は、アルミニウム基板、ガラスエポキシ基板などが用いられる。
【0024】
<光源部100の絶縁シート180>
絶縁シート180は、光源基板150と受熱体260との間に配置されている絶縁薄板である。絶縁シート180は、熱伝導性のフィラーなどが混合されてもよい。
絶縁シート180の形状は、受熱体260と同一形状であり、円形である。
絶縁シート180は、中央に、スタビライザ160を嵌め込む配線孔181を有する。
配線孔181の両側には、2個のネジ孔182がある。
【0025】
<光源部100のカバー止め130>
図5に示すように、カバー止め130は、円環形状をしている。
カバー止め130は、4箇所にネジ孔133を有する。
カバー止め130は、内側面4箇所に、凸部134を有する。
カバー止め130は、金属製である。
【0026】
<光源部100の反射板120>
図6に示すように、反射板120は、円環形状をしており、中央に円形の開口129がある。
開口129の直径は、光源素子140の同心円状配列の最大直径よりも大きく、矩形の光源基板150のいずれの一辺よりも小さい。
反射板120は、内周面に、傾斜した反射面121を有する。
反射板120は、表面に環状の環状溝122を有する。
環状溝122は、カバー110の縁部111とパッキン113を嵌め込む凹部である。
反射板120は、凸部134の位置に対応した4箇所に、切欠き123を有する。
反射板120は、裏面4箇所に基板押え124を有する。
基板押え124は、弧状辺と直線とからなる形状をしており、光源基板150のコーナーの形状と一致した形状をしている。
図14に示すように、基板押え124は、裏面から光源基板150の厚さTだけ窪んだ面であり、基板押え124には、光源基板150を押すための突起126が複数形成されている。
反射板120は、基板押え124の半径方向外側にネジ孔125を有する。
反射面121も、裏面から光源基板150の厚さTだけ窪んでおり、反射面121の環状端部全体で、光源基板150を受熱体260に押し付けている。
反射板120は、樹脂製である。
反射板120は、表面全体に、あるいは、少なくとも反射面121に、高反射材を有する。
【0027】
<光源部100のスタビライザ160>
図7に示すように、スタビライザ160は、光源基板150の中央を受熱体260に固定するものであり、光源基板150の中央を受熱体260に密着させる。
スタビライザ160は、ドーム型円盤形状をしている。
スタビライザ160は、樹脂製である。
スタビライザ160は、表面全体に、高反射材を有する。
【0028】
スタビライザ160は、2個のネジ孔161を有し、2本のネジで受熱体260に固定される。
光源基板150の中央は、スタビライザ160と受熱体260に挟まれて固定される。
スタビライザ160は、中央に、筒止部162を貫通した配線材430を通す挿通孔461を有する。
【0029】
スタビライザ160は、裏面中央に、配線筒410を嵌め込む筒止部162を有する。
筒止部162は、太筒部163と細筒部165と細筒部165とを有する。
太筒部163と細筒部165とは、挿通孔461を形成する筒体である。
太筒部163は、細筒部165より厚肉であり、太筒部163の直径は細筒部165の直径より大きい。
環状面164は、太筒部163と細筒部165との半径方向の厚さの差により形成された環状のリング面である。
太筒部163と細筒部165は、中央に配線材430を通す挿通孔461を有する。
【0030】
スタビライザ160は、配線溝166と配線溝167とを有する。
配線溝166と配線溝167とは、配線材430を配置する溝である。
配線溝167は、直線上には形成されておらず、配線溝167は、カーブした溝を形成している。
光源基板150は、2個の端子157を有している。2個の端子157の中心角は180度未満であり、配線溝166と配線溝167の出口が、2個の端子157の位置と一致している。
配線溝166と配線溝167とは、スタビライザ160の外周において幅が広くなった幅広部173を有している。幅広部173により、配線溝166あるいは配線溝167の左右方向へ配線材430を自由に引き回すことができる。
【0031】
スタビライザ160は、円筒形の嵌込部170と、嵌込部170の周囲に環状の平面からなる押え面171とを有する。
嵌込部170は、嵌込孔156と同一形状をしている。
嵌込部170は、光源基板150の厚さTと同じ高さを有しており、嵌込部170が嵌込孔156に嵌め込まれると、押え面171が光源基板150の表面と密着する。
嵌込部170は、2個の歯部168を有する。2個の歯部168は、中心角が135度となるように形成されている。歯部168は、光源基板150の歯受け155に嵌めこまれる。
スタビライザ160は、目印169を有する。目印169は、スタビライザ160を光源基板150に取り付ける向きを指定するための目印である。
目印169をマーク154と一致させて、歯部168と歯受け155との位置合わせをする。
この結果、配線溝166と配線溝167の出口が、2個の端子157の位置と一致する。
【0032】
<放熱部200>
放熱部200は、光源部100が固定された受熱体260と、受熱体260に固定された複数の放熱片270と放熱片275と、受熱体260と接続部300とに固定された複数のアーム580とを有する。
【0033】
<放熱部200の受熱体260>
図4に示すように、受熱体260は、円盤形状をした金属板である。
受熱体260の外縁は、カバー止め130の内側に嵌め込まれる。
受熱体260は、アーム580を固定する皿ネジ190(図2の(a)参照。)用のネジ孔261を有する。
受熱体260は、放熱片270を固定するかしめ部262を有する。
受熱体260は、中央にスタビライザ160を嵌め込んで配線材430を通す配線孔264を有する。
受熱体260は、配線孔264の両側にスタビライザ160を固定するネジ孔263を有する。
受熱体260は、カバー止め130を固定するネジ孔265を有する。
ネジ孔263とネジ孔265とは、ネジ切りがされた穴であり、ネジがねじ込まれる穴である。
【0034】
<放熱部200の放熱片270と放熱片275>
放熱部200は、20個の放熱片270と4個の放熱片275とを有する、20個の放熱片270と4個の放熱片275とは、光源部100の中心軸Oの周囲に、中心軸Oから放射状に配置される。
複数の放熱片270と複数の放熱片275は、受熱体260に固定されている。
放熱片270と放熱片275とは、金属製である。
【0035】
図8の(a)に示すように、放熱片270は、放熱板であり、略矩形形状をしている放熱板271と、放熱板271と直交し受熱体に固定される固定板272を有する。
図8の(a)の放熱片270は、1個の固定板272に対して2枚の放熱板271が設けられている。
放熱板271は、略矩形形状をしているが、一部斜めに曲線状にカットされており、照明器具の内面に沿う形状を有している。
固定板272は、台形形状をしており、2箇所に、かしめ部273を有する。
図8の(b)に示すように、放熱片275も、放熱板であり、略矩形形状をしている放熱板276と、放熱板276と直交し受熱体に固定される固定板277を有する。
図8の(b)の放熱片275は、1個の固定板277に対して1枚の放熱板276が設けられている。放熱板276は、放熱板271と同一形状の外形を有する。
放熱片275は、アーム580と対になって取り付けられる放熱板である。固定板277は、台形形状をしており、2箇所に、ネジ孔278を有する。
【0036】
<固定部500及び放熱部200としてのアーム580>
図2に示すように、固定部500である複数のアーム580は、光源部100の中心軸Oの周囲に、中心軸Oから放射状に配置されている。
各アーム580は、放熱部200の放熱板としても機能する。図2では、直交する4枚のアーム580を示している。
4枚のアーム580は、通気性を確保するために、互いに離れて光源部100と接続部300とに固定されている。
アーム580は、金属製である。
【0037】
図9に示すように、各アーム580は、受熱体260と接続部300との間に配置される基本板部581を有する。基本板部581は、L字形状、直角三角形状、又は、直角三角形の斜辺をへこませた形状をしている。
各アーム580は、基本板部581と直交し受熱体260に固定される受熱板部582と、基本板部581と直交し接続部300に固定される接続板部583とを有する。
受熱板部582は、ネジ切りされたネジ孔588を有する。
接続板部583は、ネジ切りされたネジ孔589を有する。
各アーム580は、受熱体260と接続部300との間で基本板部581と直交した補強板部584を有する。
受熱板部582と接続板部583とは同一方向(同じ向き)に折り曲げられた状態であり、アーム580はコ字形状をしている。
受熱板部582と接続板部583とを反対方向(反対の向き)に折り曲げた状態として、アーム580をZ字形状にしてもよい。
基本板部581は、放熱部586と延長部587とを有する。
放熱部586は、放熱板271と同一形状の外形を有する。
延長部587は、ワイヤ孔585を有する。延長部587は、ネジ切りされたネジ孔590を有する。
【0038】
固定部500は、光源部100と接続部300とを固定するものであり、固定部500は、アーム580からなる複数の板を有し、複数の板のみで、光源部100と接続部300とを固定するものである。
また、固定部500は、光源部100、接続部300、及び配線部400の活電部と十分に絶縁された状態で光源部100と接続部300とに固定されている。
【0039】
<接続部300>
図10に示すように、接続部300は、口金305と、口金305が固定された支持体310と、支持体310を固定部500に取り付けるホルダ390と、支持体310を覆う蓋部320とを有している。
ホルダ390及び蓋部320は、電気絶縁性を有する材料を用いて形成されており、これによって接続部300と固定部500とは相互に絶縁された状態で固定される。
接続部300は、さらに、蓋部320の周囲を覆うリング340と、リング340と固定部500とに引っ掛けられた落下止め350を有する。
ネジ360は、落下止め350の一端にある上フック352と、リング340と、蓋部320と、固定部500と、落下止め350の他端にある下フック353とのネジ孔に通され、固定部500にネジ止めされている。
【0040】
<接続部300の口金305>
図10に示すように、口金305は、外部電源から電力の供給を受ける受電端であり、口金筐体301と、アイレット302とを有している。
口金筐体301は金属製である。
【0041】
<接続部300の支持体310>
図10に示すように、支持体310は、鍔を有する円筒形状をしている。
支持体310は、金属製である。
支持体310は、口金305をねじ込む羅合部311を有する。
支持体310は、口金筐体301の端部をかしめるかしめ部316を有する。口金筐体301の端部はかしめ部316においてさらに半田付けされてもよい。
支持体310は、筒形状の支持筒部312を有する。
支持体310は、支持筒部312の一端に支持鍔部313を有している。支持鍔部313は、環状形状から4箇所が切り欠かれた形状をしている。
支持鍔部313は、90度間隔で配置された4個のU字受け部314を有する。
支持鍔部313は、90度間隔で配置された4個のC字壁受け部315を有する。
U字受け部314とC字壁受け部315とは、同じ場所にあって、支持鍔部313の切り欠きを形成している。
C字壁受け部315は、C字形状の切欠きであり、U字受け部314より切欠きが大きい。
U字受け部314は、蓋部320のネジ囲い324を配置するU字空間を形成している。
C字壁受け部315は、ホルダ390のC字壁397を配置するC字空間を形成している。
支持体310は、口金305を強固にかしめた場合であっても変形、割れ、欠けといった損傷を受けるおそれが少ない。つまり、口金305は、金属製の支持体310に強固にかしめることができる。
支持体310とネジ360とが十分に絶縁されるように、本実施の形態では、支持体310はネジ360と接触しない構成となっている。
【0042】
<接続部300の蓋部320>
図10に示すように、蓋部320は、中央に開口がある円盤形状をしている。
蓋部320は、電気絶縁性を有する材料を用いて形成されており、本実施の形態では樹脂製である。
蓋部320は、中央に、羅合部311を貫通させる蓋孔322を有する。
蓋部320は、支持筒部312の周囲を覆う小筒部321を有する。
蓋部320は、支持鍔部313を覆う大筒部323を有する。
蓋部320は、小筒部321と大筒部323との間にリング配置面326を有する。リング配置面326は、小筒部321と大筒部323との半径方向の厚さの差により形成された環状の平面である。
大筒部323は、内周4箇所に、支持鍔部313の切り欠きに対応したネジ囲い324を有する。ネジ囲い324には、ネジ360を通すネジ孔325が形成されている。
ネジ囲い324の外形は、U字受け部314の内形と同じであり、ネジ囲い324は、U字受け部314に嵌め込まれる。
このように構成された蓋部320を用いることによって、支持体310とネジ360とが十分に絶縁される。
【0043】
<接続部300のリング340>
図10に示すように、リング340は、薄い平板で、環状形状をしている。
リング340は、金属製である。
リング340は、中央に、小筒部321を貫通させる蓋孔322を有する。
リング340は、リング配置面326に配置される。
リング340は、小筒部321の外径と同じ内径を有し、大筒部323の外径と同じ外径を有する。
リング340の内径は、支持鍔部313の外径より小さい。
リング340は、90度間隔で配置された4個のネジ孔341を有する。
このように構成されたリング340を用いることによって、支持体310とアーム580とはネジ止めによって長期にわたって確実に固定される。
【0044】
<接続部300の落下止め350>
図10に示すように、落下止め350は、薄い平板で、コ字形状をしている。
落下止め350は、金属製である。
落下止め350は、90度折り曲げられた上フック352と下フック353を有する。
上フック352と下フック353は、ネジ360を貫通させる通過孔351を有する。
通過孔351は、ネジ360の胴部の直径より大きい直径を有する。
このように構成された落下止め350を用いることによって、支持体310とアーム580とはネジ止めによって長期にわたってさらに確実に固定される。
【0045】
<接続部300のホルダ390>
図10図11に示すように、ホルダ390は、円盤に十字壁が設けられた形状をしている。
ホルダ390は、電気絶縁性を有する材料を用いて形成されており、本実施の形態では樹脂製である。
ホルダ390は、支持体310と密着された盤部391と、アーム580と固定される立部392とを有する。
盤部391は、円盤形状をしている。
立部392は、盤部391と直交している十字板であり、受熱体260と垂直な面を有している。
盤部391は、中央に配線材430を通す挿通孔462を有する。
立部392は、中央に配線筒410を通すパイプ孔393を有する。
【0046】
図11に示すように、盤部391は、90度間隔で配置された4個のU字切欠き396を有する。
盤部391は、90度間隔で配置された4個のC字壁397を有する。
U字切欠き396とC字壁397とは、同じ場所にあって、盤部391の切り欠きを形成している。
C字壁397は、盤部391の裏面から突出した立壁であり、ネジ囲い324の周囲に配置されるC字形状の壁である。
U字切欠き396の内形とC字壁397の内形は、ネジ囲い324の外形と同じU字形状であり、蓋部320のネジ囲い324を配置するU字空間を形成している。ネジ囲い324は、U字切欠き396とC字壁397とが形成したU字空間に嵌め込まれる。
C字壁397の外形は、C字壁受け部315の内形と同じC字形状であり、C字壁397は、C字壁受け部315が形成したC字空間に嵌め込まれる。
【0047】
立部392は、中心軸Oで交差する十字方向に配置された4枚の立板381からなる。
立板381は、基本板部581を固定するネジ切りされたネジ孔398を有する。
立板381は矩形形状であり、中心軸Oと平行にかつ中心軸Oから略放射状に90度間隔で配置されている。
立板381の半径方向の幅は、アーム580の延長部587と同じ又はやや大きい。
立板381の中心軸O方向の長さは、アーム580の延長部587のネジ孔398の手前までである。
4枚の立板381の中央にはパイプ孔393があり、4枚の立板381は、パイプ孔393の周囲に接合されている。
図16の(b)に示すように、180度方向に配置された2枚の立部392は、直線上にはなく、固定されるアーム580の基本板部581が中心軸Oで交差する十字方向と重なるように中心軸Oからずれた位置に配置されている。すなわち、180度方向に配置された2枚の立部392は、基本板部581の厚さだけずれた位置に配置されている。
このように構成された蓋部320を用いることによって、支持体310とアーム580とが十分に絶縁される。
【0048】
<配線部400>
図7に示すように、配線部400は、配線筒410と配線材430とを有する。配線材430が外部に露出しないように、配線部400により照明装置1000の内部に配線経路が形成されている。
【0049】
<配線筒410>
配線筒410は、内径と外径が一定の金属製のパイプである。
図12に示すように、配線筒410は、筒軸(筒中心軸)が中心軸Oと重なるように配置され、光源部100と接続部300との間に配置されている。
配線筒410は、4個の補強板部584で囲まれた空間に配置されている。
図12の(a)、(b)に示すように、配線筒410の一端は、筒止部162に嵌め込まれる。
図12の(c)に示すように、配線筒410の他端は、盤部391に当接している。
【0050】
<配線材430>
配線材430は、配線筒410の内部に配置され、光源部100と接続部300に接続される外部電源とを電気的に接続する電線である。
配線材430は、盤部391の挿通孔462、配線筒410、スタビライザ160の挿通孔461を通過して、口金305と光源基板150とを接続している。
配線材430は、口金305から延び、ホルダ390を通った配線筒410に挿通され、スタビライザ160から取り出される。取り出された配線材430は光源基板150に結合され光源素子140と電気的接続がなされている。
【0051】
口金305が取り付けられたホルダ390からは通電のための配線材430が伸びており、配線材430が光源基板150へ結線されることにより照明装置としての機能を得る。
配線部400は金属からなる筒状体の配線筒410と低熱伝導性材料からなるスタビライザ160とからなり、配線筒410の内部空間とスタビライザ160の挿通孔461とに配線材430が挿通されている。
スタビライザ160は受熱体260に固定され、配線筒410はスタビライザ160及びホルダ390によって動きが制限される。ここで動きが制限されるというのは容易に外れない程度の遊びを許す固定を意味するのであって、ネジでの締結、カシメ、接着等の接合を意味するものではない。特にその固定の程度は熱伝導が期待できない(充分に接触熱抵抗が高い)ことを意味する。
【0052】
<落下防止機構600>
照明装置1000には、落下を防止するための落下防止機構600が備えられてもよい。
落下防止機構600は、アーム580に形成されたワイヤ孔585とワイヤ621とからなる。
照明装置1000は、アーム580に形成されたワイヤ孔585にワイヤ621を挿通させて落下の防止を行う。
ワイヤ621は、金属製である。
図13に示すように、照明装置1000は、照明器具614に取り付けられる。
照明器具614は、天井610から吊り具612により吊り下げられている。
照明器具614には、ソケット613があり、照明装置1000の口金305が取り付けられている。
アーム580は、ワイヤ621を通すワイヤ孔585を有する。
図13の(a)に示すように、ワイヤ621は一つのワイヤ孔585に通され、天井610に金具611により固定される。
図13の(b)に示すように、ワイヤ621は四つのワイヤ孔585に通され、天井610に金具611により固定される。
図13の(c)に示すように、ワイヤ621は一つのワイヤ孔585と貫通孔619とに通され、天井610に金具611により固定される。
ワイヤ621をカバー止め130の端部に形成された貫通孔619に挿通させて、カバー止め130単体の落下防止機能を兼ねている。
ワイヤ孔585と貫通孔619とにはゴム製のグロメットを嵌め込み、ワイヤ621の破損を防止することが望ましい。あるいは、ワイヤ621を樹脂で被覆することが望ましい。
【0053】
<光源部100の固定構造>
図3に示すように、カバー止め130の直径D1は、照明装置1000の最大径である。
受熱体260の直径D5は、反射板120の直径と同じである。
カバー110の直径D2は、環状溝122の外径D3より小さく、環状溝122の内径D4より大きい。
パッキン113の外径は、環状溝122の外径D3より小さく、パッキン113の内径は、環状溝122の内径D4より大きい。
【0054】
図14に光源部100の概略断面構造を示す。
受熱体260の上に絶縁シート180が配置され、絶縁シート180の上に光源基板150が配置されている。
光源基板150は、反射面121の下端面119の全周で、受熱体260に押し付けられている。
光源基板150は、4箇所のコーナーが基板押え124で、受熱体260に押し付けられている。
基板押え124では、光源基板150のコーナーが突起126により受熱体260に押し付けられている。
基板押え124の半径方向外側にネジ115があり、光源基板150のコーナーが確実に固定される。
【0055】
環状溝122には、カバー110の縁部111とパッキン113とが配置され、環状溝122がカバー止め130により覆われている。
ネジ115を締め付けることにより、カバー止め130が受熱体260に固定される。
カバー止め130の受熱体260への固定により、パッキン113と縁部111とが、環状溝122に固定され、カバー110が、受熱体260に固定される。
カバー110の縁部111と屈曲部112は、反射面121の半径方向外側にあり、かつ、環状溝122に埋め込まれているので、縁部111と屈曲部112は、光源素子140の光の進路を妨げない。
カバー止め130の端部135も、反射面121の半径方向外側にあり、かつ、カバー110の外側にあるので、端部135は、光源素子140の光の進路を妨げない。
このように、光源部100は、光源基板150と反射板120とを覆うカバー110と、カバー止め130とを有し、カバー110は、反射板120とカバー止め130との間に固定され、カバー止め130は、受熱体260に固定されている。
【0056】
<接続部300の絶縁(感電防止)構造>
図15図16に示すように、接続部300には、電気絶縁性を有する樹脂製の蓋部320とホルダ390とがあり、金属製の支持体310を覆っている。また、樹脂製の蓋部320のネジ囲い324が金属製のネジ360を覆っている。このように、金属製の部品を樹脂製の部品で覆うことにより、金属製部品間の沿面距離を確保している。
さらに、金属製の接続板部583と金属製の支持体310との沿面距離を長くするために、ホルダ390にC字壁397を設けている。
図17に示すように、C字壁397がなければ、金属製の接続板部583と金属製の支持体310との沿面距離は、盤部391の厚さT1であるが、C字壁397があれば、金属製の接続板部583と金属製の支持体310との沿面距離は、盤部391の厚さT1とC字壁397の高さT2を加算した距離になるため、沿面距離が確保できる。
金属製のネジ360と金属製の支持体310との沿面距離も、C字壁397があれば、中心軸Oの方向に関しては、C字壁397の高さT2だけ増加し、半径方向に関しては、C字壁397の半径方向の長さT3だけ増加する。
このように、蓋部320及びホルダ390を用いることによって、支持体310はネジ360及びアーム580とが十分に絶縁される。
【0057】
<接続部300の落下防止構造>
図17に示すように、接続部300には、金属製のリング340があり、樹脂製の蓋部320の周囲を覆っている。
蓋部320は樹脂製であるから、経年変化により劣化したり、高温により溶融したりする可能性がある。ネジ360が蓋部320に固定されている場合は、蓋部320の破損によりネジ360も脱落し、結果として、光源部100と放熱部200とが落下する可能性がある。金属製のリング340で樹脂製の蓋部320の周囲を覆いリング340からネジ止めしておけば、蓋部320が破損してもリング340が残存している限りネジ360は脱落しない。リング340の内径は、支持体310の外径よりも小さいため、リング340が支持体310から抜け落ちることはなく、蓋部320がすべて失われても、リング340が支持体310から落下することはない。
このように、リング340を用いることによって、支持体310とアーム580とはネジ止めによって長期にわたって確実に固定される。
【0058】
図17に示すように、接続部300には、金属製の落下止め350がある。
落下止め350は、金属製のリング340と金属製の接続板部583を挟んでいる。
接続板部583と下フック353との間には隙間Sがある。
照明装置1000の振動によりネジ360が緩んできた場合、落下止め350がなければ、ネジ360から接続板部583が外れてしまい、光源部100と放熱部200とが落下する可能性がある。落下止め350があれば、ネジ360が緩んできた場合、接続板部583は、重力により隙間Sだけは下がるが、下フック353より下に行くことはない。接続板部583は、上フック352と下フック353の間にあるネジ360により宙ぶらりんの状態になるが、光源部100と放熱部200とが落下することがない。
このように、落下止め350を用いることによって、支持体310とアーム580とはネジ止めによって長期にわたってさらに確実に固定される。
【0059】
<放熱部200の構造>
図18に示すように、放熱部200の放熱片270の中心には直径W1の空間がある。
また、アーム580の中心には、直径W1の空間がある。
放熱片270の隣り合う放熱板271は中心角θで均等に配置されている。
隣り合う放熱板271の間隔は、中心に向かうほど狭くなるが、隣り合う放熱板271の中心方向の端部は、間隔K1だけ離れており、間隔K1の空間が直径W1の空間に接しており、通気性を確保している。
また、直径W1の空間において、隣り合うアーム580の間隔は、中心に向かうほど狭くなるが、隣り合うアーム580の中心方向の端部は、間隔K2だけ離れており、間隔K2の空間が直径W2の空間に接しており、通気性を確保している。
【0060】
<配線部400の構造>
図16の(b)、(c)に示すように、パイプ孔393は、盤部391に接する場所では、小口395を形成し、光源部100が存在する側では大口394を形成しており、パイプ孔393は、円錐台形状の空間を形成している。
図16の(c)に示すように、配線筒410の内径は、細筒部165の外径より大きく、太筒部163の外径より小さい。したがって、細筒部165は配線筒410の一端に挿入でき、配線筒410の端面が環状面164に接触に当接する。
図16の(b)、(c)に示すように、配線筒410の外径は、立部392のパイプ孔393の小口395の内径より小さく、盤部391の挿通孔462の内径より大きい。
図16の(c)に示すように、配線筒410の他端は、盤部391に当接している。配線筒410の他端の端面は、挿通孔462の周囲で盤部391の表面に当たっている。
配線筒410の長さは、環状面164と盤部391との距離よりも小さいので長さ方向に移動可能である。また、配線筒410の内径は、細筒部165の外径より大きく、配線筒410の外径はパイプ孔393の小口395の内径より小さいので、配線筒410は、半径方向に移動可能である。このように、配線筒410は、光源部100と接続部300との間にストレスフリーに配置されている。
パイプ孔393が円錐台形状の空間であるので、盤部391に接する場所を除き、配線筒410の外周面がパイプ孔393の内周面に接することがなく、配線筒410に熱が伝わりにくい。このため、配線材430に対して光源素子140の動作熱が伝わりにくくなり、配線材430は高い耐熱温度を要求されない。
【0061】
図16の(b)に示すように、アーム580の半径方向の長さW4は、ホルダ390の立板381の半径方向の長さW3よりわずかに小さい。照明装置1000を手で取り扱う場合に、樹脂製のホルダ390の立板381の半径を大きくすることで、金属製のアーム580のエッジで手が傷つくことを防止する。
ホルダ390の立板381の端部をL字に曲げて、金属製のアーム580の端面を覆うようにしてもよい。
【0062】
<照明装置の製造方法>
<固定部500と放熱部200の製造方法>
放熱部200は、円板状の受熱体260の裏面に複数の板状の放熱片270が設けられた放熱体である。
厚さ0.5mmのアルミニウム板金を打ち抜き加工し、さらに、折り曲げ加工して、放熱片270を20個製造する。
厚さ0.5以上1.5mm以下のアルミニウム板金を打ち抜き加工し、さらに、折り曲げ加工して、放熱片275を4個製造する。
厚さ1.5mmのアルミニウム板金を打ち抜き加工し、さらに、折り曲げ加工して、アーム580を4個製造する。
次に、複数の放熱片270が受熱体260の裏面から接続部300に向かって立設するように、板状の放熱片270を受熱体260に放射状に配置し、板状の放熱片270は受熱体260にかしめ固定する。
このかしめ固定は、部品数を減らすために、穴の開いたかしめ部273に、ダボ(半抜き)加工されたかしめ部262を通し加圧変形させる事により接合するダボかしめが好ましい。
次に、アーム580と放熱片275とを受熱体260に固定する。放熱片275は、放熱均衡を保つために用いる。
放熱片275を設けることにより、放熱片270とアーム580と放熱片275とがすべて均等な中心角で配置され、放熱均衡を保つことができる。
まず、放熱片275の固定板277を受熱体260に配置し、さらに、アーム580の受熱板部582を受熱体260に配置し、次に、受熱体260のネジ孔261から皿ネジ190を挿入して、ネジ孔278とネジ孔588とを通過させナットで締め付ける。
この結果、アーム580と放熱片275とが接続部300に向かって固定される。
このようにして、放熱部200が完成する。
なお、受熱板部582のネジ孔588は、皿ネジ190が直接ねじ込まれる構成としてもよい。また、上記で述べた組み立ての順序は例であり、これ以外の順序で組み立てられてもよい。
【0063】
<接続部300の製造方法>
図10に示すように、まず、口金305は口金筐体301の内部にアイレット302が固定される。
次に、蓋部320のネジ囲い324が支持体310のU字受け部314に嵌るように、支持体310の羅合部311を蓋部320の蓋孔322に挿入する。
次に、配線材430が支持体310の羅合部311に挿通された状態で、口金305の口金筐体301を支持体310の羅合部311にねじ込み、口金305の口金筐体301とアイレット302とに配線材430の一端部を接続する。
次に、口金305の口金筐体301の端部を支持体310のかしめ部316にかしめ、口金305を支持体310に固定する。なお、かしめ部316は、口金筐体301と支持体310とを半田付け等によって補強してもよい。
本実施の形態では、口金筐体301も支持体310も金属なので、口金筐体301は支持体310とかしめられることによって確実に固定され、半田付け等で補強することによってより強固に固定される。
次に、リング340を蓋部320の小筒部321に挿入する。
次に、ホルダ390の挿通孔462からパイプ孔393に向かって配線材430を挿通する。
次に、配線材430を配線筒410に挿通し、配線筒410は配線材430が挿通された状態で一端部側からホルダ390のパイプ孔393に挿通する。
次に、ホルダ390のC字壁397が支持体310のC字壁受け部315に嵌るように、かつ、ホルダ390のU字切欠き396に蓋部320のネジ囲い324が嵌るように、ホルダ390を支持体310と蓋部320とに取り付ける。
さらに、配線材430の他端側を受熱体260の配線孔264に挿通し、接続板部583、リング340、蓋部320のネジ囲い324、及びアーム580の接続板部583を挟むように落下止め350を置く。
次に、ネジ360を、リング340のネジ孔341から挿入する。
ネジ360は、落下止め350の上フック352の通過孔351から蓋部320のネジ囲い324に挿通され、アーム580の接続板部583に形成されたネジ孔589にねじ込まれる。ネジ360は、落下止め350の下フック353の通過孔351を通過するまでネジ孔589にねじ込まれる。
ネジ360は、落下止め350の一端にある上フック352とリング340とネジ囲い324と接続板部583とを密着固定する。
すなわち、ネジ360を、落下止めの一端の上フック352と、リング340と、蓋部320と、固定部500と、落下止めの他端の下フック353とのネジ孔に通し、ネジ360を固定部500にネジ止めする。
最後に、ホルダ390のネジ孔398とアーム580のネジ孔590とを用いて、ホルダ390とアーム580とをネジ399を用いてネジ止めする。
このようにして、接続部300が完成する。
なお、配線材430他端部は受熱体260に取り付けられるスタビライザ160の挿通孔461に挿通され、配線筒410の他端部がスタビライザ160の筒止部162に嵌め込まれる。
また、上記で述べた組み立ての順序は例であり、これ以外の順序で組み立てられてもよい。
【0064】
<固定部500の固定方法>
固定部500は、4枚のアーム580を有し、4枚のアーム580のみにより、光源部100と接続部300とを固定している。
アーム580は、断面形状が「コ字形」あるいは「Z形」などの形に折り曲げられている。
アーム580の一端にある受熱板部582は、放熱片275の固定板277と共に、受熱体260の裏面に皿ネジ190を用いて固定される。
また、アーム580の他端にある接続板部583は、ホルダ390の盤部391にネジ360によって取り付けられる。
また、アーム580の基本板部581は、ホルダ390の立部392にネジ399によって取り付けられる。
アーム580の接続板部583とホルダ390の盤部391とは、受熱体260と水平になる面を有しているので、アーム580の基本板部581はホルダ390の盤部391に固定することができる。
アーム580の基本板部581とホルダ390の立部392とは受熱体260と垂直な面を有しているので、アーム580の基本板部581とホルダ390の立部392とを合わせて固定することができる。
アーム580とホルダ390とは、受熱体260と水平な面と略垂直な面の2面で固定される。
以上のように、受熱板部582が受熱体260に固定され、かつ、接続板部583と基本板部581とがホルダ390に固定されることにより光源部100と接続部300とが固定される。
なお、上記で述べた組み立ての順序は例であり、これ以外の順序で組み立てられてもよい。
【0065】
<光源部100の製造方法>
図3図4に示すように、受熱体260に絶縁シート180と光源基板150とを重ね、スタビライザ160を嵌め込む。
スタビライザ160を嵌め込む場合は、マーク154と目印169とが一致するように配置すれば、歯受け155と歯部168とが一致するので嵌め込みやすい。スタビライザ160の嵌込部170を光源基板150の嵌込孔156に嵌め込むと、ネジ孔161とネジ孔182とネジ孔263とは同一位置になり、スタビライザ160をネジ115で受熱体260にネジ止めする。
光源基板150の中央は、スタビライザ160の押え面171で押えられ、光源基板150の周囲は、反射板120の反射面121と基板押え124とにより抑えられている。この状態で、光源部100の光源基板150の裏面が受熱体260の表面に固定される。
次に、挿通孔461から引き出されている配線材430を端子157に半田付けする。
次に、光源基板150のコーナーが基板押え124と一致するように反射板120を重ね、さらに、パッキン113を取り付けたカバー110を、環状溝122に嵌め込んで、カバー止め130によりに蓋をして、カバー止め130をネジ115により受熱体260にネジ止めする。強度が保てればネジの代わりにかしめにより固定してもよい。
このようにして、光源部100が完成する。
なお、上記で述べた組み立ての順序は例であり、これ以外の順序で組み立てられてもよい。
【0066】
<<作用・効果の説明>>
本実施の形態の作用効果を説明する。
【0067】
本実施の形態に係る照明装置1000は、重量が小さく軽いため簡素な構成で落下防止措置を実現できる。
光源基板150は受熱体260に固定されることにより光源素子140から発生する熱が伝導され、受熱体260に取り付けられたフィン状の放熱片270に至り放熱される。受熱体260及びアーム580は放熱機能を兼ね備えている。
放熱部200のアーム580は金属板であり、その一方は受熱体260に固定され、他方はホルダ390に取り付けられ、複数の板により光源部100と接続部300とが固定される。
【0068】
アーム580は受熱体260に固定され、アーム580の形状はフィン状の放熱片270を口金305の方向へ延長したような板状である。アーム580は板状であるため、空気の流れを推進し、アーム580がフィン状の放熱片270と同じ放熱機能を兼ねるため放熱効率が改善する。
また、アーム580は一方が折れ曲がり、受熱板部582の面が受熱体260に対し中心から半径方向の外周まで受熱体260の面に取り付けられるため、従来の棒状あるいは筒状の部品と比較して高い強度が得られ、かつ、軽量化が図れる。更にアーム580は板状であることから面方向に弾性を有するため、照明器具614に対する照明装置1000の取り付けに際し、照明装置1000の口金305あるいは照明器具614のソケット613に過度なモーメント力が加わることなく、アーム580によって吸収することができる。さらに、照明装置1000あるいは照明器具614に振動が加わった場合でも、口金ソケットと口金305とに緩みが発生することがなく、照明装置1000として耐振性を得ることができる。
【0069】
また、光源部100と接続部300とを接続するアーム580は、従来のようなダイキャスト成形の筒状体ではなく、薄板の放熱フィンなので、軽量でありながら効率的な放熱が可能である。
【0070】
光源部100と接続部300の形状は共通にして、放熱部200と配線部400と固定部500の形状を変更すれば、種々の形状の照明器具に適合することができる。また、配線部400と固定部500のみの高さを変更して照明装置1000の高さを変更することができる。
また、光源部100と接続部300は、他のタイプのランプ(HID代替LEDランプ)との共用が可能である。
また、ホルダ390は、他のタイプのランプ(HID代替LEDランプ)との共用が可能である。
【0071】
反射板120が光源基板150を受熱体260に押しつけて固定するので、放熱部200の受熱体260へ効率的な熱伝達が可能である。
また、スタビライザ160が光源基板150の中央を受熱体260に押しつけて固定するので、光源基板150から放熱部200の受熱体260へ効率的な熱伝達が可能である。
光源基板150は、樹脂製の反射板120とスタビライザ160のみで固定され、金属製の部品で固定されていないので、光源基板150から金属部品への短絡を防止することができる。
【0072】
口金305と支持体310とが金属製なので、口金305と支持体310とを確実に固定することができる。
リング340と支持体310と落下止め350とネジ360とアーム580とが金属製なので、光源部100と放熱部200との落下が防止できる。
金属製の支持体310が樹脂製の部品で覆われ、かつ、沿面距離を確保しているので、感電が防止できる。
【0073】
配線材430は、主たる放熱機能ではなく、ストレスフリーに取り付けられた配線筒410に挿通させているので、高品質に電気的接続を実現することができる。
また、配線筒410は、金属製なので、配線材430を破損から守ることができる。さらに、配線筒410は、樹脂製のスタビライザ160と樹脂製のホルダ390とのみにより両端のみが保持されているので、配線筒410の熱が伝わりにくい。このため配線材430を高熱から守ることができる。
また、配線材430は、金属製の配線筒410から直接外部に導出されるのではなく、樹脂製のスタビライザ160と樹脂製のホルダ390から外部に導出されているので、配線材430の被覆を破損することがない。
【0074】
実施の形態2.
この実施の形態では、実施の形態1と異なる点について説明する。
【0075】
<光源部100>
図19に示すように、光源部100に反射板120がなくてもよい。
カバー止め130は、パッキン113が嵌められたカバー110を光源基板150に押し付けて、受熱体260にネジ止めされる。
光源基板150は、パッキン113とスタビライザ160とにより受熱体260に押し付けられる。
【0076】
図19の照明装置1000は、光源基板150と光源基板150を覆うカバー110とを有する光源部100と、光源部100が固定された受熱体260とを備えている。光源基板150は、カバー110と受熱体260の間に挟まれた状態で受熱体260に固定されており、光源基板150は、金属部品を用いて受熱体260に固定されておらず、金属部品と離間した状態で固定されている。
また、光源部100は、スタビライザ160を備え、光源基板150は、スタビライザ160と受熱体260の間に挟まれた状態で受熱体260に固定されている。
なお、カバー110の形状は、平面形状でもよいし、レンズ形状でもよい。
【0077】
<落下防止機構600>
落下防止機構600として、カバー止め130の落下防止用の留金618を有する。
留金618は、コ字状の板金であり、留金618は、カバー止め130と受熱体260との外縁を挟んで、両者をネジでネジ止めする部品である。
【0078】
<固定部500>
図20に示すように、4個のアーム580の各アーム580に90度又は鋭角の折り目を設けてもよいし、各アーム580を曲面で構成してもよい。
アーム580と放熱片275とを1枚の板金から製造してもよい。
アーム580の数は、4個に限らない。3個以上あることが望ましく、5個、6個、8個でもよい。しかし、個数が増えれば、重量が増す。4個あれば、強度を保つことができるので、4個が好適である。
【0079】
<接続部300>
リング340と落下止め350とは両方あるのが望ましいが、リング340だけあってもよいし、落下止め350だけあってもよい。
落下止め350の数は、4個に限らない。最低1個あればよい。
沿面距離が十分確保できるのであれば、C字壁受け部315とC字壁397とはなくてもよい。
ネジ囲い324の半径方向の厚さを増せば、半径方向の沿面距離を増すことができる。
盤部391の中心軸方向の厚さを増せば、高さ方向の沿面距離を増すことができる。
盤部391だけでアーム580が確実に固定できるのであれば、立部392はなくてもよい。
立部392の4枚の立板381は、通気性を向上させるために、互いに離れていてもよい。その際、4枚の立板381の半径方向の中心軸側の端面で配線筒410を中心軸に位置決めすることにより、立部392の中央のパイプ孔393を省略することができる。
配線筒410は、半径方向と中心軸方向との両方に移動可能に取り付けられていなくてもよく、半径方向と中心軸方向とのいずれかに移動可能に取り付けられていてもよい。
【0080】
実施の形態3.
この実施の形態では、実施の形態1と異なる点について説明する。
【0081】
<照明器具614>
図21図22は、照明器具614と照明装置1000との構成図である。
図21に示すように、照明器具614は、吊り具612とソケット613と通気筒615と笠616を有する。
【0082】
<ガイド突起710と切り欠き部711の構成>
図23に示すように、接続部300は、口金筐体301と、口金筐体301を固定した支持体310と、支持体310を固定部500に取り付けられたホルダ390とを有する。
接続部300には、前述した実施の形態で説明した落下止め350は、存在していないが、落下止め350があってもよい。
また、接続部300は、支持体310を覆う蓋部320を有する。蓋部320は、外周にガイド突起710を有する。
さらに、接続部300は、蓋部320の周囲を覆うリング340を有する。リング340は、ガイド突起710に嵌められた切り欠き部711を有する。
【0083】
図24の(a)、(b)に示すように、ガイド突起710は、蓋部320のリング配置面326から小筒部321の外周表面に形成された直線レールである。
ガイド突起710は、小筒部321の直径方向に2箇所設けられている。
【0084】
図24の(c)に示すように、リング340は切り欠き部711を有する。
切り欠き部711は、リング340の内周に形成された凹部である。
切り欠き部711は、リング340の直径方向に2箇所設けられている。
ガイド突起710の長さは、リング340の厚さよりも大きく、かつ、リング340を固定しているネジ360のネジ頭の高さよりも長い。
【0085】
<ガイド突起710と切り欠き部711の作用>
リング340を蓋部320に取り付ける際に、切り欠き部711をガイド突起710に嵌め込むことにより、リング340の回転方向の位置決めができ、リング340と蓋部320の4箇所のネジ孔が一致する。
また、ガイド突起710は、かしめ装置で口金筐体301をかしめる際の位置決めに用いられる。リング340が蓋部320に取り付けられている状態で、ガイド突起710はリング340から軸方向に延びているので、ガイド突起710を用いて、リング340の回転方向の位置決めができ、かしめ位置とかしめピンとの位置を一致させることができる。
このように、ガイド突起710は、リング340の装着時にリング340の呼び込みガイドの機能を果たし、口金筐体301のかしめ時にかしめ装置へのかしめ位置ガイドの機能を果たす。
【0086】
<窪み部720と凸部730のかしめ構造>
図23図24に示すように、蓋部320は窪み部720を有する。
窪み部720は、支持体310の羅合部311の付け根に設けられた窪みである。
窪み部720は、支持体310の羅合部311の外周面から中心軸方向に窪んだ凹空間を提供している。
窪み部720は、支持体310の羅合部311の周囲4箇所に等間隔に設けられている。
【0087】
図25において、記号の意味は以下のとおりである。
位置P1、P2、P3、P4は、窪み部720が形成された位置である。
破線Cは、対向する窪み部720の底壁721の中央を結ぶ直径を通る直線である。
破線Rは、底壁721の一端を通る破線Cと平行な直線である。
破線Cは、底壁721の他端を通る破線Cと平行な直線である。
破線Cと破線Rの間隔は、破線Cと破線Lの間隔と等しい。
破線Kは、支持体310を製造する場合の2個の金型の接触線である。
破線M1は、位置P1の窪み部720の左壁と位置P4にある窪み部720の右壁を結んだ直線である。
破線M2は、位置P2の窪み部720の右壁と位置P3にある窪み部720の左壁を結んだ直線である。
破線M1と破線M2とは平行である。
矢印H1の向きは、口金305をソケット613にねじ込む取り付け向きである。取り付け向きとは、口金305をソケット613に締め付け、照明装置1000を照明器具614に装着する回転方向の向きである。
矢印H2の向きは、口金305をソケット613から外す取り外し向きである。取り外し向きとは、口金305をソケット613から緩め、照明装置1000を照明器具614から外す回転方向の向きである。
取り付け向き(矢印H1の向き)と取り外し向き(矢印H2の向き)とは回転方向における逆の向きである。
角度θ1は、破線Cと破線Kとのなす角度であり、本実施の形態では45度である。
角度αは、破線C(かつ、破線Rと破線L)と左右壁の一方の壁が交わる角度である。
【0088】
図25に示すように、窪み部720は底壁721を有し、口金305が回転する左右方向に左壁723と右壁722とを有する。
底壁721は、窪み部720の奥底に形成された底面である。
右壁722は、底壁721の右に形成された右面である。
左壁723は、底壁721の左に形成された左面である。
【0089】
図25に示すように、窪み部720は、90度間隔で複数存在している。
位置P1と位置P3にある窪み部720は、窪み部720の底壁721の中央を通る直径方向と左壁723とのなす角度αが、右壁722の窪み部720の底壁721の中央を通る直径方向となす角度(図では0度)より大きい。
位置P2と位置P4にある窪み部720は、窪み部720の底壁721の中央を通る直径方向と右壁722とのなす角度αが、左壁723の窪み部720の底壁721の中央を通る直径方向となす角度(図では0度)より大きい。
このように、窪み部720は、直径方向に対して左右非対称に形成されている。すなわち、窪み部720の左壁723と右壁722とは、窪み部720の底壁721の中央を通る直径方向となす角度が異なる。
窪み部720の一方の壁は、直径方向と平行な面であり、他方の面は直径方向と鋭角に交わる面である。
窪み部720は、左壁723の方が右壁722より直径方向となす角度が大きい取り外し用窪み部720と、右壁722の方が左壁723より直径方向となす角度が大きい取り付け用窪み部720との2種類がある。
【0090】
<角度α>
支持体310は、例えば、破線Kに沿って結合される2個の金型を用いて製造される。この場合、角度αは、45度あるいは、45度以上47度以下が望ましい。角度αが45度未満では結合された2個の金型を分離することができないが、角度αが45度以上であれば結合された2個の金型を容易に分離することができる。
図25は、角度αが45度の場合を示しており、図25の直線M1と直線M2と平行な方向に沿って2個の金型をはがすことができる。
窪み部720と凸部730とを強固に引っ掛けるためには、角度αは45度であることが望ましい。
支持体310を上記した2個の金型を用いて製造しない場合は、角度αは、45度以上である必要はなく、角度αは、0度に近い方が望ましい。
なお、窪み部720の一方の壁は、直径方向と平行な面でなくてもよいが、直径方向と平行な面であれば、窪み部720と凸部730との突き当てが良好になる。
【0091】
図26に示すように、窪み部720は軸方向に下壁724と上壁725とを有する。
下壁724は、窪み部720の下端に形成された下面である。
上壁725は、窪み部720の上端に形成された上面である。
このように、窪み部720は、底壁721と右壁722と左壁723と下壁724と上壁725とにより形成された箱状の凹部である。
窪み部720の水平断面形状は、台形形状であり、一方の底角が90度であり、他方の底角が90−α度である。
窪み部720の垂直断面形状は、コ字形状である。
【0092】
<かしめ方法>
口金筐体301を支持体310にかしめる方法について説明する。
はじめに、口金筐体301と支持体310とをかしめ装置に装着する。
図25の(a)、図26の(a)に示すように、かしめ装置は、直径方向における外側から内側に向かって口金筐体301を押す1対のかしめピン740を備えている。
支持体310をかしめ装置に装着する場合は、前述したガイド突起710を位置決めキーにして支持体310をかしめ装置に装着する。
蓋部320には、位置P1と位置P3と同じ位置に、ガイド突起710が形成されているので、ガイド突起710をかしめピン740と同じ位置に装着すれば、かしめピン740の位置は窪み部720の位置と一致する。
かしめピン740は、破線Cに沿って中心軸Oに向かって口金筐体301を押す。口金筐体301は、かしめピン740の圧力により変形し、図25の(b)、図26の(b)のように、位置P1と位置P3に凸部730が形成される。
さらに、90度回転した位置P2と位置P4に対して同様な動作を行い、位置P2と位置P4に、凸部730を形成する。
【0093】
<凸部730の水平断面形状>
図25の(b)に示すように、かしめピン740の先端部が左右対称な形状であり、凸部730の最も深い部分は、破線Cの線上に形成される。
しかし、かしめピン740の先端部が左右対称な形状であっても、右壁722と左壁723とが非対称であるため、口金筐体301は非対称にへこむ。
位置P1と位置P3では、凸部730の右面は右壁722に沿ってほぼ直径方向に形成され、凸部730の左面は左壁723に沿うように傾斜して形成される。
一方、位置P2と位置P4では、凸部730の左面は左壁723に沿ってほぼ直径方向に形成され、凸部730の左面は右壁722に沿うように傾斜して形成される。
凸部730の水平断面形状は、への字又はしの字になっている。
【0094】
<凸部730の垂直断面形状>
図26の(b)に示すように、かしめピン740の先端部が口金筐体301の下部を押すことにより、口金筐体301の凸部730は下端の近づくほど、底壁721に近づく。凸部730の上面は、窪み部720の上壁725の突き当たるため、支持体310が口金筐体301から下に抜け落ちることはない。凸部730の上面をできるだけ水平にするほど、凸部730の上面が上壁725に当たる面積が増加するので抜け落ちを防止することができる。
また、凸部730の下端面は、窪み部720の下壁724の突き当たるため、口金筐体301が支持体310に対して下に移動することはない。
凸部730の垂直断面形状は、上から下に向かってかつ半径が減少するように傾斜した形状又は湾曲した形状になっている。
【0095】
<窪み部720と凸部730の作用効果>
かしめにより、円筒形の口金筐体301は、内側に向かって突出した凸部730を有することになる。そして、口金筐体301の窪み部720は、口金筐体301の凸部730を収納する。
位置P2と位置P4の窪み部720は、凸部730に対して突き当てられた左壁723があるため、取り付け向き(矢印H1の向き)に支持体310が回転する場合、支持体310の回転力を口金筐体301に確実に伝えることができる。位置P2と位置P4の窪み部720は、取り付け用窪み部720である。
位置P1と位置P3の窪み部720は、凸部730に対して突き当てられた右壁722があるため、取り外し向き(矢印H2の向き)に支持体310が回転する場合、支持体310の回転力を口金筐体301に確実に伝えることができる。位置P1と位置P3の窪み部720は、取り外し用窪み部720である。
したがって、支持体310が取り付け向き(矢印H1の向き)である正の向きと取り外し向き(矢印H2の向き)である逆の向きのいずれの向きに回転しても、支持体310と口金筐体301とが滑ってしまうことがない。
照明装置1000の着脱は、口金305の径寸法よりも格段に大きい径寸法を有する光源部100を作業者が回転させることにより行う。このため、支持体310と口金筐体301とには回転方向に大きなトルクが発生する。しかし、取り付け向き(矢印H1の向き)に支持体310が回転する場合、位置P2と位置P4の左壁723が取り付け向き(矢印H1の向き)に対して90度で交わる面を形成しているので左壁723が確実に凸部730の左面を押すことができる。また、取り外し向き(矢印H2の向き)に支持体310が回転する場合、位置P1と位置P3の右壁722が取り外し向き(矢印H2の向き)に対して90度で交わる面を形成しているので右壁722が確実に凸部730の右面を押すことができる。
このように、窪み部720は非対称構造であるので、支持体310と口金筐体301の固定が確実になり、口金筐体301が金属製の支持体310の周囲を滑ることがなく、支持体310が口金筐体301の内部で滑って支持体310が空回りしまうことを防止できる。
また、窪み部720の上壁725に凸部730の上面が当たるので、支持体310が口金筐体301から下に抜け落ちることはない。
また、窪み部720の下壁724に凸部730の下端面が当たるので、口金筐体301が下がることはない。
取り付け用窪み部720は、180度方向に2個あるので、取り付け用の回転力を口金305に確実に伝達することができる。
取り外し用窪み部720は、180度方向に2個あるので、取り外し用の回転力を口金305に確実に伝達することができる。
【0096】
<窪み部720の他の例>
取り付け用窪み部720は、2個でなくてもよく、3個以上でもよいし、1個でもよい。
取り外し用窪み部720は、2個でなくてもよく、3個以上でもよいし、1個でもよい。
取り付け用窪み部720の数と取り外し用窪み部720との数は、同一でなくてもよい。
取り付け用窪み部720と取り外し用窪み部720とは少なくとも1個あればよい。
【0097】
<かしめ構造の他の例>
図27図28に、かしめ構造の他の例を示す。
図27に示すように、接続部300は、円筒形の口金筐体301を有する。
さらに、接続部300は、口金筐体301にねじ込まれている支持体310を有し、支持体310を覆う蓋部320を有する。
【0098】
支持体310は、口金筐体301にねじ込む羅合部311を有する。
羅合部311は、収納部752を配置する配置部762を有する。
配置部762は、羅合部311の上下全体にわたり形成された幅広の溝である。
配置部762は、直径方向に2箇所存在する。
収納部752の左右の外壁の間隔は配置部762の左右の内壁の間隔と同じである。
羅合部311は、押え部751を配置する押え受け部761を有する。
【0099】
口金筐体301は、かしめにより内側に向かって突出した凸部730が形成され、蓋部320は、凸部730を収納した収納部752を有する。
【0100】
蓋部320は、小筒部321の上端部において小筒部321の内側に突き出した弧状の押え部751を有する。
押え部751は、直径方向に2箇所存在する。
【0101】
蓋部320は、小筒部321の上端部において小筒部321の内側に突き出した椅子形状の収納部752を有する。
蓋部320は、底壁と、左壁と、右壁と、下壁とにより窪み部720を形成している。
蓋部320に上壁はない。
収納部752は、直径方向に2箇所存在する。
【0102】
押え受け部761は、羅合部311の上下方向全体にわたり形成された平面と、平面と直交する弧状面とを有する。弧状面の形状は、押え部751の内側に突き出した弧状形状と同じである。
押え受け部761は、直径方向に2箇所存在する。
【0103】
配置部762は、蓋部320の回転方向の位置を決める位置決め部763を有する。
位置決め部763は、配置部762の底面中央から中心軸Oに向かってへこんだ線状溝である。
収納部752は、位置決め部763に嵌められた突起753を有する。
突起753は、収納部752の内面中央から中心軸Oに向かって突出した凸部である。
【0104】
<材料>
口金筐体301は、真鍮の表面にニッケル鍍金を施した金属製である。
支持体310は、アルミニウム製である。
蓋部320は、樹脂製である。
ともに異なる金属製である口金筐体301と支持体310とがかしめにより接触し続けると、経年変化によって支持体310を腐食させてしまうおそれがある。そこで、金属に対して金属をかしめることに代えて、金属製の口金筐体301を樹脂製の蓋部320にかしめることが可能である。金属製の口金筐体301と金属製の支持体310とが直接接触することがないので、異種金属の接触による腐食が防止できる。
【0105】
<製造方法>
突起753を位置決め部763に嵌め込みながら、押え部751が押え受け部761に当たるまで、支持体310の羅合部311を蓋部320の蓋孔322に挿入する。
そして、羅合部311に口金筐体301を被せ、収納部752の位置とかしめピンの位置とを一致させて、かしめ装置に装着する。
口金筐体301のかしめにより形成される凸部730は、収納部752の窪み部720に収納される。
【0106】
<作用>
凸部730は、収納部752の窪み部720の左右壁により左右への回転移動を規制され、下壁により下への移動を規制される。
また、収納部752の左右の外壁が配置部762の左右の内壁に嵌め込まれており、支持体310が蓋部320に対して、左右へ回転移動することはない。
さらに、押え受け部761の平面と押え部751の直線部とが一致しており、支持体310と蓋部320とがネジ止めされるので、支持体310が蓋部320に対して、左右へ回転移動することはない。
収納部752には、上壁がないが、羅合部311が口金筐体301にねじ込まれているので、口金筐体301が支持体310に対して上方向に移動することはない。
【0107】
<他の材料例>
支持体310の材料は、(合金を含む)アルミニウム製に限定されるものではなく、樹脂材料以外の材料で製造されてもよい。
支持体310の材料は、銅、ステンレス、鉄、スズ、チタン、マグネシウム、その他の金属、あるいはこれらを含む合金でもよい。
あるいは、セラミック、ガラス、紙、あるいは、木で、製造されてもよい。
以下に、支持体310と蓋部320との好適な材料の組み合わせについて記す。
支持体310の材料 蓋部320の材料
(1) 金属 樹脂
(2)セラミック 樹脂
(3)セラミック 金属
支持体310は、接続部300の各部品の中心にある部材であるから、金属又はセラミックのように樹脂よりも劣化しない材料を用いることが望ましい。
異種金属が長期間接触していると、異種金属間で腐食が生じる可能性があるので、支持体310と蓋部320との材料は異種金属でない方が望ましい。
なお、支持体310と蓋部320とは、樹脂材料を用いて一つの部品として製造してもかまわない。
【0108】
<ふくろナット771による落下防止機構>
図29に示すように、光源部100は、カバー110とカバー止め130とを有し、放熱部200は、光源部100を固定した受熱体260を有し、ネジ115は、カバー止め130を受熱体260に固定している。
図29の落下防止機構は、光源部100と、光源部100をネジ115で固定した放熱部200とを備え、ネジ115にふくろナット771が取り付けられている。
図29の(a)に示すように、光源部100の落下防止のために、ネジ115の先端にふくろナット771を設けることが好ましい。
さらに、図29の(b)に示すように、ネジ115をナット772を装着して、さらにネジ115の先端にふくろナット771を設けることが好ましい。
【0109】
<アーム580による落下防止機構>
図30の(a)は、アーム580と放熱片275とが一部品である場合を示している。
アーム580は、接続板部583の端部に、隣接する放熱片275を一体化している。
アーム580は、受熱体260と接続部300との間に配置される基本板部581を有する。
接続部300に固定される接続板部583は、基本板部581の一端部から、口金筐体301をソケット613から外す取り外し向き(矢印H2の向き)に向かっている。
受熱体260に固定される受熱板部582は、基本板部581の他端部から、口金筐体301をソケット613から外す取り外し向き(矢印H2の向き)に向かっている。
基本板部581の長手方向に存在する補強板部584は、基本板部581の側端部から、口金筐体301をソケット613から外す取り外し向き(矢印H2の向き)に向かっている。
【0110】
<アーム580の作用>
複数のアーム580は放射状に配置され、基本板部581は半径方向に配置される。照明装置1000に対して照明装置1000が回転する方向の振動が加わった場合、複数のアーム580は、口金305を基点としてねじれる。
アーム580が中心軸Oを中心に一方の向きにねじれた場合、アーム580の剛性あるいは弾性によってアーム580は反対の他方の向きに戻る。逆に、アーム580が中心軸Oを中心に他方の向きにねじれた場合、アーム580の剛性あるいは弾性によってアーム580は反対の一方の向きに戻ることになる。このため、照明装置1000に振動が加わった場合、ソケット613にねじ込まれた口金305が緩む可能性がある。
【0111】
アーム580は、受熱板部582と接続板部583と補強板部584とが取り外し向き(矢印H2の向き)に向かって曲げられているので、アーム580の剛性あるいは弾性は一方の向きと他方の向きとで異なる。
受熱板部582と接続板部583と補強板部584とが口金305の螺着向きと反対の向きである取り外し向き(矢印H2の向き)に向かって曲げられていることにより、アーム580の一方の向きと他方の向きとに同じ強さのトルクが加わった場合、取り付け向き(矢印H1の向き)への回転力の方が、取り外し向き(矢印H2の向き)への回転力より大きくなる。すなわち、受熱板部582と接続板部583と補強板部584とが取り外し向き(矢印H2の向き)に向かって曲げていることにより、照明装置1000に対して照明装置1000が回転する方向の振動が加わった場合に、口金305はソケット613に対してねじ込まれて締め付けられる。そして、アーム580の端部が口金305の螺着向きと反対の向きである取り外し向き(矢印H2の向き)に向かって曲げられており、照明装置1000が回転する方向に加振された場合にねじ込まれてより締まる向きになっている。
逆に、受熱板部582と接続板部583と補強板部584とが取り付け向き(矢印H1の向き)に向かって曲げられていると、ソケット613にねじ込まれた口金305は徐々に緩む。そして、アーム580の端部が口金305の螺着向きである取り付け向き(矢印H1の向き)に向かって曲げられていると、照明装置1000が回転する方向に加振された場合にソケット613にねじ込まれた口金305は徐々に緩む。
【0112】
<アーム580の他の例>
受熱板部582、接続板部583、補強板部584、及びアーム580の端部の全てを取り外し向き(矢印H2の向き)に向かって曲げていることが望ましいが、受熱板部582と接続板部583とのみが取り外し向き(矢印H2の向き)に向かって曲げられてもよい。
照明装置1000に対して照明装置1000が回転する方向の振動が加わった場合、口金305はソケット613に対して締め付けられることが好ましいが、締め付け強度を緩和し締め付け過ぎを防止するために、補強板部584のサイズ、形状を変化させて、アーム580の剛性又は弾性を変化させてもよい。あるいは、補強板部584は、アーム580になくてもよいし、複数のアーム580の中で、補強板部584のないアーム580があってもよい。
アーム580は、図9に示すように、放熱片275がないアーム580でもよいし、図30に示すように、放熱片275が一体化されたものでも構わない。
【0113】
<製品ラベル780>
図30の(a)に示すように、アーム580に製品ラベル780が貼付けられている。
製品ラベル780は、矩形のシールであり、製品名、製造者、製造日、定格情報等の製品情報が表示されている。
製品ラベル780は、アーム580の基本板部581に貼付けられることが望ましい。基本板部581は平面であるため、製品ラベル780を貼付けやすく、製品ラベル780がはがれにくい。
製品ラベル780は、放熱板271によって覆われないようにするため、かつ、放熱効果を妨げないようにするため、受熱体260から離れた基本板部581の延長部587に貼付けられることが望ましい。
製品ラベル780は、延長部587の2個のネジ孔590の間の平面部分に貼付することが望ましい。延長部587の2個のネジ孔590の間の平面部分は、反対側がホルダ390の立部392で固定されるので歪むことがない。
【0114】
図30の(b)に示すように、製品ラベル780は、接続部300のホルダ390の立部392の平面部分に貼付けられてもよい。立部392の2個のネジ孔398の間は、平面であり、放熱板271によって覆われておらず、かつ、放熱効果を妨げない。
【0115】
<効果>
製品ラベル780は平面部分に貼付けられるので、曲面部分に貼付する場合に比べて、製品ラベル780を貼付ける作業が容易であり、製品ラベル780が歪むことがなくはがれにくくなり、また、製品ラベル780の表示が歪まないので視認しやすいという効果がある。
【0116】
なお、製品ラベル780を貼付ける方法ではなく、製品名、製造者、製造日、定格情報等の製品情報を、延長部587の2個のネジ孔590の間又は立部392の2個のネジ孔398の間部分に直接印刷又は刻印する方法で表示してもよい。
【0117】
上記のように、本発明の実施の形態の照明装置1000は、光源素子140からから発する動作熱を受け取る受熱体260と一体的に形成された放熱部200の一部をアーム580とし、アーム580と接続部300とが締結される構成としており、軽量かつ簡素でありながら十分な放熱性と耐振性とを兼ね備えている。
また、本発明の実施の形態の照明装置1000は、従来用いられてきたHIDランプ用の照明器具の外形寸法及び対荷重性能を考慮した照明具1を備えているので、HIDランプ用の照明器具と照明具1を組み合わせて使用することができる。すなわち、照明具1は既設の照明器具を活用した低コストのリニューアル施工に好適である。
【0118】
以上、本発明の実施の形態1〜3について説明したが、これらの実施の形態を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態のうち、1つを部分的に実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態を部分的に組み合わせて実施しても構わない。なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
【0119】
例えば、上記の実施の形態において、光源部100は、パッケージ化された面実装型(SMD型)のLED素子を用いた態様について説明したが、これに限らない。光源部100は、複数のLEDチップが基板上に直接実装され、複数のLEDチップを蛍光体含有樹脂によって一括して封止した構成であるCOB(Chip On Board)型の光源部100であってもよい。
【0120】
また、上記の実施の形態において、光源部100は、青色LEDチップと黄色蛍光体とによって白色光を放出するように構成したが、これに限らない。例えば、赤色蛍光体及び緑色蛍光体を含有する蛍光体含有樹脂を用いて、これと青色LEDチップと組み合わせることによりに白色光を放出するように構成してもよい。また、青色以外の色を発光するLEDチップを用いてもよく、例えば、青色LEDチップが放出する青色光よりも短波長である紫外光を放出する紫外LEDチップを用いて、主に紫外光により励起されて青色光、赤色光及び緑色光を放出する青色蛍光体粒子、緑色蛍光体粒子及び赤色蛍光体粒子によって白色光を放出するように構成してもよい。
【0121】
そして、上記の実施の形態において、発光素子としてLEDを例示して説明したが、固体レーザ(Solid State Laser)、半導体レーザ(Semiconductor Laser)、有機EL(ElectroLuminescence)又は無機ELなどの発光素子を用いてもよい。
発光素子の数は、複数に限らず、1つであってもよい。
【0122】
さらに、カバー110の材料は、樹脂に限らず、ガラス材であってもよい。また、カバー110の少なくとも一部に光を出射可能な透光性の領域があればよいため、出射可能な領域の材料を透光樹脂、出射不可能な領域の材料を白色高反射樹脂としてもよい。
【0123】
上記の実施の形態において、照明具1は光源素子140を点灯させる点灯電力を生成する電源装置(点灯装置)を備えず、照明具1の外部に設置された電源装置から点灯電力の供給を受ける態様であるが、これに限らず、照明具1が点灯電力を生成する電源装置(点灯装置)を備える態様であってもよい。
【0124】
実施の形態4.
この実施の形態では、前述した実施の形態と異なる点について説明する。
この実施の形態では、器具笠800を有する照明装置1000について説明する。
この実施の形態では、中心軸Oとは、照明装置1000の中心軸をいう。
また、上とは、照明装置1000を取り付ける被取付部がある側をいう。
また、下とは、照明装置1000の光の照射方向をいう。
また、高さとは、下から上に向かった中心軸O方向の長さをいう。
【0125】
***構成の説明***
図31図32図33、及び、図34は、それぞれ、照明装置1000の斜視図、側面図、底面図、平面図である。
図35図36は、それぞれ、照明装置1000の分解斜視図である。
図37図38は、照明装置1000の中心軸を通る断面図である。
【0126】
<照明装置1000>
照明装置1000は、光源部100と、放熱部200と、器具笠800と、吊部900とを備えている。
放熱部200は、一端で光源部100を固定しており、他端で吊部900を固定している。
放熱部200は、光源部100と吊部900との間に配置されている。
器具笠800は、放熱部200に固定されており、放熱部200を覆っている。
器具笠800は、放熱部200のみに固定されており、放熱部200以外の他の部分とは全く接触していない。
【0127】
<光源部100>
光源部100は、全体として、円盤型をしている。
光源部100は、光源素子140を搭載した光源基板150を有する。
光源部100は、透明な又は透光性のカバー110を有する。
カバー110は、光源基板150全体を覆っている。
【0128】
<放熱部200>
放熱部200は、光源部100が固定された受熱体260を有する。
放熱部200は、受熱体260と吊部900とに固定された複数のアーム580を有する。
放熱部200は、受熱体260に固定された複数の放熱片270を有する。
複数のアーム580と複数の放熱片270とは、中心軸Oから放射状に配置された複数の放熱板である。
本実施の形態では、4枚のアーム580を90度間隔で中心軸Oから放射状に配置している。
放熱部200の受熱体260とアーム580と放熱片270とは、放熱性を向上させるため金属製であり、アルミニウム製が好適である。
【0129】
<アーム580>
図39により、アーム580について説明する。
アーム580は、中心軸Oから放射状に配置されている。
アーム580は、放熱フィンとなり、かつ、光源部100と吊部900とを固定したブラケットとなるフィンブラケットである。
アーム580は、受熱体260と吊部900との間に配置された基本板部581を有する。
アーム580は、基本板部581と直交し、吊部900に固定された接続板部583を有する。
接続板部583は、中心軸Oに対して直交して配置される。
アーム580は、基本板部581と直交し、受熱体260に固定された受熱板部582を有する。
受熱板部582は、中心軸Oに対して直交して配置される。
アーム580は、基本板部581と直交し、基本板部581を補強する補強板部584を有する。
補強板部584は、中心軸Oと平行に配置される。
アーム580は、基本板部581と直交し、器具笠800を固定する笠取付部591を有する。
笠取付部591は、中心軸Oに対して直交して配置される。
【0130】
基本板部581は、半径方向に配置される。
基本板部581は、中心軸と平行な縦辺と、縦辺と直交する底辺と上辺とを有する。基本板部581の底辺は上辺よりも長い。
基本板部581の縦辺全体に、補強板部584が形成されている。
基本板部581の底辺全体に、受熱板部582が形成されている。
基本板部581の上辺全体に、接続板部583が形成されている。
基本板部581の外辺は、底辺から上辺に向かって傾斜している。外辺の途中には、段差がある。
基本板部581の段差に、笠取付部591が形成されている。
受熱板部582と接続板部583と補強板部584と笠取付部591とは、全て、基本板部581に対して同じ方向に90度折り曲げられている。
補強板部584は、半径方向に対して直交して配置される。
受熱板部582と接続板部583と笠取付部591とは平行に配置され、照明装置1000が天井に取り付けられた場合、受熱板部582と接続板部583と笠取付部591とは水平方向に配置される。
【0131】
アーム580の形成されたネジ孔は、全て、バーリング加工されて形成された筒状のネジボスを有する。ネジボスの中央には、ネジ孔が形成されており、ネジ孔にはネジ切り加工が施されている。
【0132】
<吊部900と放熱部200との固定構造>
図39により、吊部900と放熱部200との固定構造を説明する。
吊部900は、放熱部200を固定する固定座916を有する。
固定座916は、蓋フランジ910の裏面から盛り上がった台座である。
固定座916は、4個あり、90度間隔で、中心軸Oから放射状に配置されている。
固定座916の厚さは、盤部911の厚さよりも厚い。
固定座916の表面は、アーム580の接続板部583とほぼ同一形状をしている。
固定座916は、ネジ孔919と突起983を有する。
【0133】
放熱部200は、固定座916に対応した接続板部583を有する。
接続板部583は、ネジ孔589と突起受け部957を有する。
固定座916と接続板部583との形状はほぼ同じ形状であり、ネジ孔919とネジ孔589は連通する。
突起983は凸部であり、突起受け部957は凹部であり、突起983は突起受け部957に嵌め込まれている。
ネジ903がネジ孔919とネジ孔589に通されて、固定座916と接続板部583とがネジ止めされ、放熱部200と吊部900とが固定される。
なお、接続板部583に突起983があり、固定座916に突起受け部957があってもよい。
【0134】
<笠取付部591>
笠取付部591は、アーム580を形成する基本板部581と直交しており、中心軸Oと直交している。
笠取付部591は、基本板部581から折り曲げられて形成された平板である。
笠取付部591の中央には、ネジ孔593が形成されている。
笠取付部591は、受熱板部582と接続板部583との間の基本板部581の外周に形成されている。
笠取付部591は、受熱板部582と接続板部583との間で、接続板部583寄りに形成されている。
アーム580の高さ方向において、笠取付部591から受熱板部582までの高さT1と笠取付部591から接続板部583までの高さT2の比は、3:1あるいは約3:1である。
【0135】
笠取付部591と接続板部583とは、階段の上段と下段との位置関係にあり、段差構造を提供している。
段差構造とは、笠取付部591と接続板部583とを段違いに形成して、吊部900と器具笠800とを異なる高さに固定し、吊部900と器具笠800との間に高さ方向において高さT2の放熱空間を形成する構造をいう。
【0136】
アーム580の半径方向の長さは、笠取付部591から受熱板部582までの長さよりも笠取付部591から接続板部583までの長さの方が笠取付部591の長さ以上になっている。換言すれば、笠取付部591の配置位置では、アーム580は、笠取付部591の半径方向の長さだけ基本板部581の半径方向の長さが変化した段差を形成している。
【0137】
<放熱空間>
放熱片270の高さは、笠取付部591の高さより低い。したがって、放熱片270の上空と上面開口部810との間には放熱空間が形成されている。
また、放熱片270の半径方向外側と笠部830との間には放熱空間が形成されている。
側面視では、器具笠800と吊部900との間には、4枚のアーム580の笠取付部591から接続板部583までの上部3分の1だけが存在する。
器具笠800と吊部900との間には、放熱部200から上昇してきた熱気を逃がす高さT2の放熱空間が形成されている。
【0138】
<器具笠800>
図39により、器具笠800について説明する。
器具笠800は、筒状の形状をしている。この実施の形態では、器具笠800は、円錐台形状をしている。
器具笠800は、上面と底面に開口を有する。
器具笠800は、上面の部分に、中央に開口を形成した上面開口部810を有する。
器具笠800は、底面の部分に、中央に開口を形成した底面開口部820を有する。
器具笠800は、上面開口部810と底面開口部820との間に笠部830とを有する。
上面開口部810は、笠部830の上端から中心軸方向に庇状に突き出た環状部である。
底面開口部820は、笠部830の下端か半径方向外側に折り曲げられた環状部である。
器具笠800は、笠取付部591に固定されている笠固定部840を有する。
笠固定部840は、上面開口部810に90度間隔で4箇所形成されている。
笠固定部840の具体例は、上面開口部810に形成されたネジ固定部であり、中央にネジ孔がある。
【0139】
<器具笠800の固定構造>
図40に示すように、器具笠800は、上面開口部810の笠固定部840がアーム580の笠取付部591に笠ネジ801でネジ止めされることにより、笠取付部591に取り付けられている。
上面開口部810と笠取付部591とは水平な平面なので、上面器具笠800の上面開口部810の下面を笠取付部591の上面と面接触させた状態で、4箇所の笠固定部840を4箇所の笠取付部591にネジ止めすることができる。
器具笠800は、4本のアーム580の笠取付部591のみに固定されており、他の部品に取り付けられることはなく、他の部品とは接触もしていない。
【0140】
<寸法>
図32と、図33と、図34とにより、寸法関係について説明する。
器具笠800の上面開口部810の開口径W2は、吊部900の最大外径W1以上であり、光源部100と放熱部200の最大外径W3より小さい。
器具笠800の上面開口部810の開口径W2は、蓋フランジ910の外径以上であり、取付フランジ930の外径以上である。
また、器具笠800の底面開口部820の開口径W4は、吊部900の最大外径W1以上であり、光源部100と放熱部200の最大外径W3より大きい。
図32と、図33と、図34とにおいては、W1<W2<W3<W4の場合を示している。
W1<W2の場合は、図34に示すように、平面視で、上面開口部810と吊部900との間に隙間Sが生じるため、隙間Sから埃が浸入する可能性がある。
W1=W2の場合は、上下方向では隙間S1が生じるが、半径方向に対して隙間Sが生じないため、埃の落下による浸入を抑制することができる。
器具笠800の上面開口部810の開口径W2は、放熱部200の最大外径W3より小さいので、器具笠800を固定する笠ネジ801が外れても、上面開口部810が放熱部200の途中に引っ掛かるため、器具笠800が放熱部200から落下しない。
【0141】
<光源部100の落下防止構造>
図41図42とにより、光源部100の落下防止構造について説明する。
照明装置1000は、クリップ950により、カバー110を受熱体260にクリップ止めしており、光源部100が落下することを防止している。
【0142】
<カバー110>
図41の(a)は、図38のC拡大断面図である。
図41により、カバー110について説明する。
光源部100は、カバー110を有する。
カバー110は、透明な又は透光性のある樹脂で製造されている。
カバー110は、光源部100を覆う透光部980を有する。
カバー110は、透光部980の周囲に形成された縁部981を有する。
縁部981は、透光部980の厚さより厚い。
カバー110は、縁部981にネジ115を挿入したカバー孔984を有する。
カバー孔984は、90度間隔で4箇所形成されている。
カバー孔984は、内部にネジ115を挿入したネジカラー985を有する。
ネジカラー985は、カバー110よりも剛性のある中空のパイプである。
ネジカラー985の長さは、縁部981の厚さと同じである。
【0143】
<クリップ950>
図42により、クリップ950について説明する。
クリップ950は、カバー110と受熱体260とを挟んでいる。
クリップ950は、アルミニウムよりも剛性のある金属バネ材で製造されている。
クリップ950は、半径方向の断面がコ字状あるいはU字状をしている。
クリップ950は、矩形の背板953と、2枚の矩形の押え板とを有する。
2枚の押え板のうち、一方の押え板951は、背板953の一端で背板953と直交している。押え板951は、中央にボス孔959を有する。
受熱板部582はバーリング加工されて形成された筒状のネジボス992を有する。ネジボス992の中央には、ネジ切り加工することによりネジ115を固定するネジ孔が形成されている。
ボス孔959は、受熱板部582の上面から凸形状に出ているネジボス992を挿入するためネジ孔よりも大きく開口している。ボス孔959の内径は、ネジボス992の外径以上である。
押え板951は、先端にテーパ部958を有し、クリップ950の先端に近づくほど2枚の押え板の間隔が広がっている。
2枚の押え板のうち、他方の押え板952は、背板953の他端で背板953と直交している。押え板952は中央にネジ孔が形成されている。
【0144】
<囲み壁982>
図42により、囲み壁982について説明する。
カバー110は、クリップ950の外周を取り囲む囲み壁982を有する。
囲み壁982は、90度間隔で、4箇所形成されている。
囲み壁982は、カバー孔984を中央にして、カバー110の縁部981とカバー110の側面986とに形成された立壁である。
囲み壁982の高さは、クリップ950の押え板の板厚の厚さ以上である。
囲み壁982は、クリップ950の取り付け位置を明らかにするものであり、かつ、クリップ950の挿入をガイドするものである。
また、囲み壁982は、クリップ950の外周のエッジによる受傷を防止するものである。
【0145】
<クリップ950の取り付け位置>
図42に示すように、クリップ950は、アーム580の配置位置に取り付けられる。
放熱部200は、90度間隔で、受熱体260とアーム580の受熱板部582とを貫通するネジ孔を有する。
クリップ950は、カバー110の縁部981と受熱体260と受熱板部582とを挟み込み、ネジ115でネジ止めされる。
クリップ950を受熱体260だけでなくアーム580にも固定することにより光源部100の固定が確実なものとなる。
【0146】
<吊部900>
図43と、図44と、図45により、吊部900について説明する。
吊部900は、上端が天井等の被取付部に固定され、照明装置1000を吊るすものである。
吊部900は、下端が放熱部200に固定されている。
吊部900は、中空のパイプ920と、2個のフランジ901を有する。
【0147】
<フランジ901>
吊部900は、パイプ920の両方の端部に取り付けられたフランジ901を有する。
以下、パイプ920の一端に固定されて複数のアーム580を固定しているフランジ901を蓋フランジ910という。
また、パイプ920の他端に固定されているフランジ901を取付フランジ930という。
以下、蓋フランジ910と取付フランジ930とを区別する必要がない場合は、単に、フランジ901という。
【0148】
フランジ901は、金属製である。
フランジ901は、鋳造成形品である。
フランジ901は、ネジ孔を有するが、フランジ901のネジ孔は、円筒形の貫通孔でありネジ切り加工がされていない。
【0149】
フランジ901は、中央に電線を通す開口を有し、パイプ920を差し込む円筒部940を有する。
円筒部940は、パイプ920の端部の外周を360度を包むものである。
円筒部940は、内部にパイプ920の端面が突き当てられる受け部941がある。
受け部941は、中心軸Oに向かって突出した突部であり、受け部941の開口内周面947の内径は、パイプ920の内径以下である。
【0150】
<蓋フランジ910>
蓋フランジ910は、円盤状、皿状又はドーム状の盤部911を有する。
図43に示すように、蓋フランジ910は、上面に、円筒部940を有する。
蓋フランジ910は、盤部911の上面に円筒部940のトップから盤部911の縁部にかけて斜めに形成された外リブ902を有する。
外リブ902は、照明装置1000が振動した場合に振動の応力Pが集中する円筒部940の強度を補強するものである。
【0151】
<取付フランジ930>
取付フランジ930は、ハット形状をしている。
図45に示すように、取付フランジ930は、側部932と底部933とを有する。
蓋フランジ910は、底部933の下面に、円筒部940を有する。
取付フランジ930は、側部932と底部933の内側に、側面から底面にかけて斜めに形成された内リブ931を有する。
内リブ931は、中心軸Oから放射状に配置されている。
内リブ931は、照明装置1000が振動した場合に振動の応力Pが集中する円筒部940の根元の強度を補強するものである。
【0152】
<パッキン942>
図45に示すように、吊部900は、パイプ920とフランジ901との間に挟まれたパッキン942を有する。
図46に示すように、パッキン942は全体としてリング形状をしている。
パッキン942は、弾性体であり、具体的には、ゴム製又は樹脂製が好ましい。
パッキン942は、環状平板のリング部943と、筒状の覆い部944とを有する。
リング部943は、パイプ920の端面と受け部941との間に挟持されている。
覆い部944は、受け部941の内周に嵌め込まれ、受け部941の開口内周面947を覆っている。
【0153】
<緩めな組立機構945>
図45は、組立機構945を示す図である。
図45に示す組立機構945は、パイプ920をフランジ901に対して緩く締結している。
【0154】
円筒部940は、直径方向に形成された貫通孔949を有する。
パイプ920も、直径方向に形成された貫通孔948を有する。
パイプ920の貫通孔948の径は、円筒部940の貫通孔949の径よりも大きい。
貫通孔949と貫通孔948とにリベット946が通されて、パイプ920が円筒部940に取り付けられている。
パイプ920は、リベット946のみにより円筒部940に取り付けられており、ネジ又は接着剤その他の固定部材を用いて取り付けられていない。
リベット946の径は、円筒部940に形成された貫通孔949の径と同じであるが、パイプ920に形成された貫通孔948の径よりも小さい。このため、パイプ920が円筒部940に対して遊びをもってゆるく固定されている。
【0155】
図45に示すように、リベット946の径をYとし、パイプ920に形成された貫通孔948の径をXとすると、Y<Xであり、X−Yだけの遊びがある。
パッキン942は、この遊びを吸収するものである。
パッキン942のリング部943は、中心軸方向にX−Y以上の厚さを有しており、X−Yの遊びがあっても、パイプ920とフランジ901とを引き離すように反発するので、パイプ920とフランジ901とが「カタカタ」とがたつくことはない。
なお、リベット946の周囲に、パイプ状の弾性筒を配置して、パイプ920に形成された貫通孔948とリベット946との間の隙間に弾性筒を埋め込めば、さらにパイプ920とフランジ901とのとがたつきを抑制することができる。
【0156】
図45に示すように、リベット946が貫通孔948の中央にある場合、パイプ920の端面921と円筒部940の受け部941の間に長さLのクリアランスが存在するものとする。
リベット946が貫通孔948の下端にある場合、パイプ920の端面921と円筒部940の受け部941の間のクリアランスは、最小長さL−(X−Y)/2になる。
リベット946が貫通孔948の上端にある場合、パイプ920の端面921と円筒部940の受け部941の間のクリアランスは、最大長さL+(X−Y)/2になる。
パッキン942は、最小長さから最大長さまでのクリアランスを充填するものであり、リング部943は、少なくとも最小長さと最大長さの範囲で変化できるだけの厚さを有する弾性体である。
リング部943の無加圧時の中心軸方向の厚さをMとすると、リング部943の無加圧時の中心軸方向の厚さMは、最大長さ以上でなければならなない。
また、リング部943は、最小長さになっても破壊されず弾力性を発揮するものでなければならない。
【0157】
Y−Xの遊びがあるため、パイプ920は、パッキン942のリング部943の形状を変形させながら、フランジ901に対して位置を変更することができる。パッキン942は、偏ってかかる応力Pを周囲に分散させるものである。
パイプ920のフランジ901に対する位置の変更として、以下の変位がある。
(1)リベット946の中心軸(固定軸)を回転軸としたパイプ920の回転
(2)中心軸Oを回転軸としたパイプ920の回転
(3)中心軸Oのパイプ920の上下方向への移動
(4)上記(1)から(3)の組み合わせ
【0158】
パイプ920のフランジ901に対する位置の変更は、リベット946が直径方向に水平に挿入されているので、360度均等な変位をすることができない。具体的には、リベット946の中心軸(固定軸)が存在する水平方向と、リベット946の中心軸(固定軸)と直交する水平方向とでは、パイプ920の位置の変更量は異なる。1本のリベット946では、偏った変位が可能である。
【0159】
このため、パイプ920の両端に取り付けられたフランジ901の一方のフランジ901のリベット946と他方のフランジ901のリベット946とは、平面視で直交するように取り付ける。
2本のリベット946を直交させることで、一方のリベット946による偏った変位を、他方のリベット946による偏った変位で緩和できる。
【0160】
なお、フランジ901の円筒部940の内径をパイプ920の外径より大きくしてもよい。パイプ920の外周面とが円筒部940の内周面との間に隙間ができるので、フランジ901に対してパイプ920をさらに緩く取り付けることができる。
【0161】
以上のように、組立機構945は、フランジ901の円筒部940に対してパイプ920を緩く取り付けた構造をいう。
組立機構945は、照明装置1000に加えられた応力Pを緩和するように、パイプ920を円筒部940に対して変位可能に取り付けている。
【0162】
なお、逆に、円筒部940に形成された貫通孔949の径をパイプ920に形成された貫通孔948の径よりも大きくしてもよい。そして、リベット946の径を、パイプ920に形成された貫通孔948の径と同じにして、円筒部940に形成された貫通孔949の径より小さくする。このように、パイプ920を円筒部940に対して変位可能に取り付けてもよい。
また、リベット946の径を、円筒部940に形成された貫通孔949の径とパイプ920に形成された貫通孔948の径との両方の径より小さくして、パイプ920を円筒部940に対して変位可能に取り付けてもよい。
【0163】
<照明装置1000の製造方法>
図35図36とにより、照明装置1000の概略製造方法について説明する。
照明装置1000の製造方法の概略は以下のとおりである。
放熱部200を製造して、放熱部200に光源部100を固定する。
吊部900を組み立てて、放熱部200に吊部900を固定する。
器具笠800を製造し、最後に、放熱部200に器具笠800を固定する。
【0164】
<放熱部200と光源部100との固定方法>
図41図42とにより、放熱部200と光源部100との固定方法について説明する。
放熱部200は、既に、完成しているものとする。
まず、受熱体260に光源基板150を固定し、光源基板150を覆うようにカバー110を受熱体260に合わせる。
その際、囲み壁982が受熱体260とのネジ孔と一致するように、カバー110を受熱体260に合わせ、カバー110と受熱体260とのネジ孔を一致させる。
次に、ネジカラー985をカバー孔984に差し込む。
次に、クリップ950で、カバー110の縁部981と受熱体260と受熱板部582とを挟み込む。その際、押え板951のテーパ部958を受熱板部582の端部に引っ掛けて、2枚の押え板の間隔を広くし、さらに、押え板951の先端をカバー110の外周にあて、クリップ950を中心軸にむけて押し込む。
クリップ950の背板953が、囲み壁982によりガイドされるので、クリップ950は、半径方向に差し込まれる。
また、押え板951にテーパ部958があるので、受熱板部582のネジボス992を乗り越えることができ、受熱板部582のネジボス992が、押え板951のボス孔959に嵌り込む。
次に、ネジ115をカバー110から受熱体260にむけて挿入する、ネジ115は、押え板952のネジ孔とネジカラー985とを通過し、受熱体260のネジ孔と受熱板部582のネジ孔にネジ止めされる。
【0165】
<吊部900の組立方法>
図44図45により、吊部900の組立方法を説明する。
パイプ920の両端部に、リベット946の径より大きい径の貫通孔948を形成する。
その際、パイプ920の一端部の貫通孔948と他端部の貫通孔948とは、平面視で直交するように形成する。
フランジ901の円筒部940に、リベット946の径と同じ径の貫通孔949を形成する。
次に、パイプ920の円筒部940に、パッキン942を挿入する。その際に、覆い部944を先に円筒部940に挿入して、パッキン942の覆い部944の外周を受け部941の内周壁に嵌め込む。同時に、リング部943を受け部941に載せる。
次に、パイプ920を円筒部940に差し込み、パイプ920の端面をリング部943に押し付ける。
次に、パイプ920の端面をリング部943に押し付けたまま、貫通孔948と貫通孔949とにリベット946を通し、リベット946の一端をかしめて、リベット946をパイプ920に固定する。
これで、パイプ920とフランジ901との間にパッキン942を挟んでパイプ920にフランジ901が取りつけられたことになる。パイプ920とフランジ901との間に嵌め込まれたパッキン942の弾力性のために、パイプ920とフランジ901とががたつくことはない。
これで、フランジ901に対してパイプ920の変位が可能になるように、フランジ蓋フランジ910に対してパイプ9020を緩く取り付けた組立機構が完成する。
蓋フランジ910と取付フランジ930の両方のフランジ901に対して、これらの作業を実施する。
なお、組立機構945を両方のフランジ901に設けることが望ましいが、片方だけ設ける場合は、応力Pが強くかかる取付フランジ930に対して組立機構945を設けることが望ましい。
【0166】
<放熱部200と吊部900との固定方法>
図39により、放熱部200と吊部900との固定方法について説明する。
吊部900の蓋フランジ910に、ネジ孔919と突起983を有する固定座916を形成する。
放熱部200のアーム580の接続板部583に、ネジ孔589と突起983を受ける突起受け部957とを形成する。
組立時に、蓋フランジ910の固定座916に対してアーム580の接続板部583の全面を面接触させて、突起983を突起受け部957に挿入する。
突起ネジ孔919を突起受け部957に嵌め込むことで、放熱部200の取り付け位置が決定され、固定座916のネジ孔919と接続板部583のネジ孔589との位置が一致する。
次に、ネジ孔919とネジ孔589とにネジ903をネジ止めして、吊部900の蓋フランジ910と放熱部200のアーム580とを固定する。
【0167】
<放熱部200と器具笠800との固定方法>
図40により、放熱部200と器具笠800との固定方法について説明する。
前述した方法で、放熱部200に光源部100を固定する。
前述した方法で、放熱部200に吊部900を固定する。
次に、器具笠800の底面開口部820の開口から上面開口部810の開口に向けて、吊部900を通す。
上面開口部810の開口径W2と底面開口部820の開口径W4は、吊部900の径W1より大きいから、器具笠800は、吊部900を通すことができる。
器具笠800を、上面開口部810が放熱部200の笠取付部591に当たるまで移動させる。
次に、器具笠800を回転させて、上面開口部810の笠固定部840と笠取付部591との位置を一致させ、器具笠800を笠取付部591にネジで固定する。
これで、放熱部200への器具笠800の固定が終了する。
【0168】
<光源部100と放熱部200の固定構造の効果>
<落下防止>
受熱体260がアルミニウム製であると、受熱体260のネジ孔のネジ山が切れたり痛んだりするいわゆる「ネジバカ」が発生しやすく、ネジ115が落下する可能性がある。仮に、ネジ115が外れることがあっても、クリップ950により放熱部200と光源部100とを挟み込んでいるので、光源部100が放熱部200から落下することを抑制することができる。
【0169】
<クレイジング対策>
ネジ115の締結力をクリップ950で分散できカバー110のひび割れが抑制できるので、クリップ950によりカバー110に対するクレイジング対策の効果がある。
また、ネジカラー985がありネジ115の締結力がネジカラー985に加えられるので、カバー110のひび割れが抑制できる。
なお、ネジ115の締結力をクリップ950で十分分散できる場合は、ネジカラー985は不要である。
【0170】
<ネジバカ防止>
ネジ115の締め付ける際、ネジ115のトルクをクリップ950で受けることができるので、カバー110に対する応力集中を緩和することができる。受熱体260のネジ孔の「ネジバカ」の発生を抑制することができる。
【0171】
なお、アルミニウムよりも剛性がある金属バネ材で製造されたクリップ950の押え板951に対してバーリング加工とネジ切り加工を施して、押え板951にネジ115をネジ固定するようにすれば、受熱体260に比べて「ネジバカ」が生じにくい。また、受熱体260に対してバーリング加工をする必要がなくなるとともに受熱体260のネジ孔に対してネジ切り加工をする必要もなくなる。
【0172】
<放熱部200と吊部900との固定構造の効果>
<振動対策>
図43の矢印に示すように、照明装置1000が振動すると、振動の応力Pが、取付フランジ930の円筒部940の根本に集中する。また、蓋フランジ910の円筒部940の根本にも応力Pがかかる。
組立機構945のパッキン942により、照明装置1000が受けた振動の応力Pを緩和することができ、円筒部940のダメージを軽減することができる。
また、組立機構945が、パイプ920とフランジ901との間にクリアランスを持たせ、フランジ901に対してパイプ920を緩くゆるく取り付けているので、フランジ901とパイプ920との結合点にかかる応力Pを緩和することができる。
また、パイプ920とフランジ901との間のクリアランスの隙間をパッキン942で埋めたので、パッキン942の反発力によりパイプ920を持った時のぐらつきを押えることができる。また、パッキン942の弾性変形により振動を受けた時の応力Pの分散を図ることができ免震効果が得られる。
また、パイプ920を固定したリベット946の固定軸を90度ずらしているので、一方向だけでなく複数方向からの力に対する免震効果が得られる。
また、取付フランジ930が内リブ931を有し、蓋フランジ910が外リブ902を有しているので、円筒部940と円筒部940の根本の強度を増すことができる。
【0173】
<放熱部200と器具笠800との固定構造の効果>
<放熱性>
アーム580の段差構造により、器具笠800の上部に大きな開口を形成でき、器具笠800により放熱部200を覆っても、通気性がよく、放熱性が良好である。
アーム580の段差構造により、器具笠800と吊部900との間に放熱空間を形成しているので、器具笠800により放熱部200を覆っても、通気性がよく、放熱性が良好である。
【0174】
<放熱効果の劣化防止>
器具笠800により放熱部200を覆っているので、放熱部200への埃の体積を抑制することができ、放熱部200の放熱効果を持続させることができる。
【0175】
<組立性の向上>
上面開口部810の開口径が、吊部900の最大径よりも大きいので、吊部900を放熱部200から外さなくても、器具笠800の着脱が可能である。
このため、照明装置1000の中で最大容積を有する器具笠800を組立の最後に取り付けることができ、組立性が向上し、さらに、組立時に発生する傷の発生率を軽減できる。
【0176】
<意匠性の向上>
器具笠800により放熱部200を覆っているので、放熱部200がむきだしにならず意匠性が向上する。
【0177】
<取り替え容易性>
吊部900を放熱部200から外さなくても器具笠800の着脱が可能なので、照明装置1000の器具笠800を、顧客の要求に応じて、形状が異なる器具笠800あるいは色違いの器具笠800に変更することが容易である。照明装置1000の取り付け現場においても器具笠800の変更が可能である。
【0178】
<独立性>
器具笠800が放熱部200のみに固定され、吊部900が放熱部200のみに固定されており、器具笠800と吊部900とは互いに関連のない独立した部品なので、器具笠800と吊部900との設計、製作、変更の自由度が増す。
【0179】
***実施の形態4のその他の例***
<<カバー110とクリップ950の他の例>>
図47図41の(b)により、カバー110とクリップ950の他の例について説明する。
カバー110は、クリップ950を位置決めする窪み987を有する。
窪み987は、縁部981に設けられた凹部である。
窪み987は、カバー孔984より半径方向内側で、囲む囲み壁982の内側に2箇所形成されている。
【0180】
クリップ950は、押え板952に山部993を有する。
山部993は、押え板952のコーナーに2箇所に形成されている凸部である。
山部993は、クリップ950が嵌め込まれた場合に、窪み987に対応した位置に形成されている。
窪み987と山部993とにより、クリップ950をカバー110に引っ掛ける引っ掛け機構を提供している。
クリップ950を嵌め込む際に、窪み987が山部993に嵌めあわされることにより、クリップ950の位置が決定する。
また、引っ掛け機構により、ネジ115が外れてもクリップ950はカバー110から外れにくくなっており、引っ掛け機構は、カバー110の落下を抑制している。
【0181】
また、2枚の押え板の一方の押え板952は、ネジ115が挿入されるネジ孔956を有するが、他方の押え板951は、ネジ115を通過させるU字状のカット部955を有する。
図47図41の(b)では、クリップ950は、カバー110と受熱体260とを挟んでおり、アーム580は挟んでいない。受熱体260はバーリング加工が施されて形成された筒状のネジボス992を有する。ネジボス992の中央には、ネジ115を固定するためネジ切り加工が施されたネジ孔が形成されている。
カット部955は、受熱体260の上面から凸形状に出ているネジボス992を挿入するため、U字状に先端が開口しているU字形状をしている。U字形状のカット幅は、ネジボス992の外径以上である。
【0182】
また、2枚の押え板の一方の押え板952の半径方向の長さは、他方の押え板951の半径方向の長さより長い。
長い方の押え板952をカバー110に先に引っ掛けて2枚の押え板の間隔を広げ、次に、短い方の押え板951を受熱体260に引っ掛けて、クリップ950を半径方向に押し込むことでクリップ950を取り付けることができる。
2枚の押え板の長さが同じ場合よりも、クリップ950の取り付けが容易になる。
また、長い方の押え板952の先端に山部993があるので、クリップ950の位置決めがしやすい。
また、長い方の押え板952の外周にガイド用の囲み壁982があるので、クリップ950のスライドがしやすい。
また、短い方の押え板951にカット部955があるので、半径方向のカット長が小さくてすむ。
なお、カバー110が山部993を有し、クリップ950が窪み987を有していてもよい。
【0183】
<<放熱部200と吊部900の固定構造の他の例>>
図48により、放熱部200と吊部900の固定構造の他の例について説明する。
図48では、放熱部200が、直交する2方向から吊部900を固定している例を説明する。
ここでは、アーム580が、少なくとも2方向から吊部900の蓋フランジ910を固定している例を説明する。
【0184】
<2方向固定例その1>
蓋フランジ910は、接続板部583に固定された盤部911を有する。
盤部911は、90度間隔で、ネジ孔919を有する。
蓋フランジ910は、盤部911の下面中央に、内筒部913を有する。
内筒部913は、中心軸Oを中心にして形成された円筒である。
内筒部913の筒壁は、中心軸Oと平行であり、盤部911の裏面と直交している。
蓋フランジ910は、盤部911の下面に、盤部911と直交した複数の立壁部915を有する。
立壁部915は、4個あり、内筒部913から90度間隔で、中心軸Oから半径方向にかつ放射状に配置されている。
立壁部915は、水平方向に形成された横孔912を有する。
横孔912は、円形ではなく、縦長状あるいは釣鐘状の孔である。
ネジ孔919と、横孔912とは直交している。
蓋フランジ910は、鋳造品であるため、横孔912は盤部911から立壁部915に向かって掲載された縦穴996により形成されている。
立壁部915は、横孔912の周囲にU字隆起壁997を有する。
U字隆起壁997は、立壁部915から直交して立設された隆起である。
U字隆起壁997は、ネジ頭が接触して締め付けられる部分であり、立壁部915を補強する壁である。
【0185】
アーム580は、基本板部581に板孔594を有し、接続板部583にネジ孔589を有する。
板孔594とネジ孔589とは直交している。
【0186】
<吊部900と放熱部200との固定方法>
まず、アーム580の先端にある接続板部583を蓋フランジ910に押し当てる。
さらに、アーム580の補強板部584を内筒部913の外周に押し当てる。
これで、アーム580の水平2次元方向の位置決めができたことになる。
次に、蓋フランジ910のネジ孔919からネジ903を通し、ネジ孔589にネジ止めして、蓋フランジ910を接続板部583に固定する。
さらに、立壁部915の横孔912からネジ(図示せず)を通し、板孔594にネジ止めして、立壁部915を基本板部581に固定する。
横孔912は、縦長状あるいは釣鐘状の孔なので、横孔912からネジ(図示せず)を通す際に、板孔594にネジを嵌め込みやすい。
また、4枚のアーム580の板孔594の高さに位置ずれがあっても、縦長状あるいは釣鐘状の横孔912により、4枚のアーム580の板孔594の高さの位置ずれを吸収することができる。
これで、放熱部200のアーム580が直交する2方向から吊部900を固定していることになる。
【0187】
<吊部900と放熱部200との固定構造の効果>
吊部900と放熱部200とが、直交する2方向から固定されているので、吊部900と放熱部200とを確実に固定することができる。
【0188】
<2方向固定例その2>
図48に示すように、盤部911にネジ孔919を形成し、接続板部583にネジ孔589を形成し、盤部911と接続板部583とをネジ止めし、内筒部913にネジ孔994を形成し、補強板部584にネジ孔995を形成し、内筒部913と補強板部584とをネジ止めしてもよい。
盤部911と接続板部583とを固定するネジ903は、中心軸Oと平行であり、内筒部913と補強板部584とを固定するネジは、中心軸Oと直交しているから、放熱部200が、直交する2方向から吊部900を固定していることになる。
このように、接続板部583に盤部911を固定し、補強板部584に盤部911と直交した内筒部913を固定してもよい。
【0189】
<2方向固定例その3>
図48に示すように、立壁部915に横孔912を形成し、基本板部581に板孔594を形成し、立壁部915と基本板部581とをネジ止めし、内筒部913にネジ孔994を形成し、補強板部584にネジ孔995を形成し、内筒部913と補強板部584とをネジ止めしてもよい。
立壁部915と基本板部581とを固定するネジは、半径方向に直交しており、内筒部913と補強板部584とを固定するネジは、半径方向に沿っているから、放熱部200が、直交する2方向から吊部900を固定していることになる。
このように、基本板部581に立壁部915を固定し、814に盤部911と直交した内筒部913を固定してもよい。
【0190】
<3方向固定例>
図48に示すように、盤部911にネジ孔919を形成し、接続板部583にネジ孔589を形成し、盤部911と接続板部583とをネジ止めする。
立壁部915に横孔912を形成し、基本板部581に板孔594を形成し、立壁部915と基本板部581とをネジ止めする。
内筒部913にネジ孔994を形成し、補強板部584にネジ孔995を形成し、内筒部913と補強板部584とをネジ止めする。
すなわち、放熱部200が、直交する3方向から吊部900を固定してもよい。
【0191】
<<放熱部200と吊部900の固定構造の他の例>>
図49により、放熱部200と吊部900の固定構造の他の例について説明する。
【0192】
吊部900は、アーム580の接続板部583を差し込む差し込み部917を有する。
差し込み部917は、蓋フランジ910から段差をもって形成された水平片である。
差し込み部917は、半径方向の断面形状が、L字形状である。
差し込み部917は、ネジ孔919と爪部918とを有する。
爪部918は、釣り針形状又は矢じり形状をしており、引っ掛ける部分が水平片の上に向かって突き出ている。
爪部918は、アーム580の接続板部583を引っ掛けて、アーム580を仮止めするものである。
【0193】
アーム580は、接続板部583を有する。
接続板部583は、ネジ孔589と爪受け部991を有する。
【0194】
差し込み部917は、接続板部583を下支えしており、
爪部918は、爪受け部991を引っ掛けている。
なお、接続板部583に爪部918があり、差し込み部917に爪受け部991があってもよい。
【0195】
<放熱部200と吊部900の固定方法>
【0196】
吊部900の蓋フランジ910の盤部911に、ネジ孔919と爪部918とを有する差し込み部917を形成する。
前記放熱部200のアーム580の接続板部583に、ネジ孔589と爪部918を受ける爪受け部991とを形成する。
組立時に、アーム580の先端にある接続板部583を蓋フランジ910に押し当てる。
次に、中心軸Oを中心にして吊部900を回転させ、接続板部583の下面が差し込み部917の上面に当たるように、接続板部583を差し込み部917に差し込む。
そして、接続板部583の爪受け部991に差し込み部917に形成された爪部918を引っ掛けて、アーム580を蓋フランジ910に仮保持する。
差し込み部917が接続板部583を下支えしており、爪部918を爪受け部991に嵌め込んで仮止めしているので、放熱部200が吊部900から外れることはない。
そして、蓋フランジ910のネジ孔919からネジ903を通し、ネジ孔589にネジ止めして、吊部900の蓋フランジ910を固定部500のアーム580に固定する。
【0197】
<吊部900と放熱部200との固定構造の効果>
吊部900に放熱部200を固定する際に、放熱部200を爪部918で引っ掛けて仮保持しているので、吊部900と放熱部200との固定作業が容易になる。
また、吊部900に放熱部200を爪部918で引っ掛けてネジ903で固定しているので、ネジ903がはずれても、放熱部200が落下することがない。
【0198】
<<放熱部200と器具笠800の固定構造の他の例>>
図50に示すように、器具笠800に庇状の上面開口部810を設けることなく、笠部830から連続した舌状の笠固定部840を有する上面開口部810を形成してもよい。庇状の上面開口部810がないので、器具笠800の上側の開口面積が広くなり、放熱効果が向上する。
底面開口部820の上部の開口径W5は、放熱部200の最大径W3より小さいので、上面開口部810がなくても、器具笠800が放熱部200から落下することはない。
【0199】
図51に示すように、アーム580の笠取付部591を基本板部581の段差に水平に形成するのではなく、基本板部581から伸びた延長部595の先に斜めに形成する。
また、器具笠800に庇状の上面開口部810を設けることなく、笠部830と上端を上面開口部810とし、笠部830の上端に笠固定部840を形成する。
アーム580の笠取付部591の傾斜角度は、笠部830の傾斜角度と同じである。
アーム580の延長部595の延長の長さは、放熱部200と器具笠800との間の放熱空間の距離と同じ長さである。
上面開口部810がないので、器具笠800の上側の開口面積が広くなり、放熱効果が向上する。
底面開口部820の上部の開口径W5は、放熱部200の最大径W3より小さいので、上面開口部810がなくても、器具笠800が放熱部200から落下することはない。
【0200】
<<吊部900の他の例>>
図52に示すように、円筒部940が形成された取付フランジ930の底部933の厚さを、側部932の厚さより厚くすれば、円筒部940の根本の強度を増すことができる。
また、取付フランジ930の底部933から円筒部940の外周面にかけての曲面の半径Rを大きくすれば、円筒部940の根本の強度を増すことができる。
また、円筒部940の根本の肉厚を円筒部940の先端の肉厚より厚くすれば、円筒部940の根本の強度を増すことができる。
【0201】
<<照明装置1000の他の例>>
照明装置1000の平面視の外形は、円形でなくてもよく、四角形、六角形、その他の多角形でもよいし、楕円形などその他の形状でもよい。
器具笠800の形状は、四角錐台、六角錐台、その他の多角錐台でもよいし、波状、網状、凹凸形状、くびれなどの形があるものでもよい。
【符号の説明】
【0202】
100 光源部、110 カバー、111 縁部、112 屈曲部、113 パッキン、115 ネジ、119 下端面、120 反射板、121 反射面、122 環状溝、123 切欠き、124 基板押え、125 ネジ孔、126 突起、129 開口、130 カバー止め、133 ネジ孔、134 凸部、135 端部、140 光源素子、150 光源基板、151 短辺、152 長辺、153 弧状辺、154 マーク、155 歯受け、156 嵌込孔、157 端子、160 スタビライザ、161 ネジ孔、162 筒止部、163 太筒部、164 環状面、165 細筒部、166 配線溝、167 配線溝、168 歯部、169 目印、170 嵌込部、171 押え面、172 配線孔、173 幅広部、180 絶縁シート、181 配線孔、182 ネジ孔、190 皿ネジ、200 放熱部、260 受熱体、261 ネジ孔、262 かしめ部、263 ネジ孔、264 配線孔、265 ネジ孔、270 放熱片、271 放熱板、272 固定板、273 かしめ部、275 放熱片、276 放熱板、277 固定板、278 ネジ孔、300 接続部、305 口金、301 口金筐体、302 アイレット、310 支持体、311 羅合部、312 支持筒部、313 支持鍔部、314 U字受け部、315 C字壁受け部、316 かしめ部、320 蓋部、321 小筒部、322 蓋孔、323 大筒部、324 ネジ囲い、325 ネジ孔、326 リング配置面、340 リング、341 ネジ孔、350 落下止め、351 通過孔、352 上フック、353 下フック、360 ネジ、381 立板、390 ホルダ、391 盤部、392 立部、393 パイプ孔、394 大口、395 小口、396 U字切欠き、397 C字壁、398 ネジ孔、399 ネジ、400 配線部、410 配線筒、430 配線材、461 挿通孔、462 挿通孔、500 固定部、580 アーム、581 基本板部、582 受熱板部、583 接続板部、584 補強板部、585 孔、586 放熱部、587 延長部、588 ネジ孔、589 ネジ孔、590 ネジ孔、591 笠取付部、592 舌部、593 ネジ孔、594 板孔、595 延長部、600 落下防止機構、619 貫通孔、621 ワイヤ、618 留金、610 天井、611 金具、612 吊り具、613 ソケット、614 照明器具、615 通気筒、616 笠、710 ガイド突起、711 切り欠き部、720 窪み部、721 底壁、722 右壁、723 左壁、724 下壁、725 上壁、730 凸部、740 かしめピン、751 押え部、752 収納部、753 突起、761 押え受け部、762 配置部、763 位置決め部、771 ふくろナット、772 ナット、780 製品ラベル、800 器具笠、801 笠ネジ、810 上面開口部、820 底面開口部、830 笠部、840 笠固定部、900 吊部、901 フランジ、902 外リブ、903 ネジ、910 蓋フランジ、911 盤部、912 横孔、913 内筒部、915 立壁部、916 固定座、917 差し込み部、918 爪部、919 ネジ孔、920 パイプ、921 端面、930 取付フランジ、931 内リブ、932 側部、933 底部、940 円筒部、941 受け部、942 パッキン、943 リング部、944 覆い部、945 組立機構、946 リベット、947 開口内周面、948 貫通孔、949 貫通孔、950 クリップ、951 押え板、952 押え板、953 背板、955 カット部、956 ネジ孔、957 突起受け部、958 テーパ部、959 ボス孔、980 透光部、981 縁部、982 囲み壁、983 突起、984 カバー孔、985 ネジカラー、986 側面、987 窪み、991 爪受け部、992 ネジボス、993 山部、994 ネジ孔、995 ネジ孔、996 縦穴、1000 照明装置。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
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図45
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図47
図48
図49
図50
図51
図52