【文献】
Samsung,Study on specification impact for downlink due to TTI shortening,3GPP TSG-RAN WG1 #83 R1-156819,2015年11月06日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記送信切替えイベントは、第1の無線アクセス技術(RAT)による第1の送信から第2のRATによる第2の送信に切り替えること、または前記第2のRATによる前記第2の送信から前記第1のRATによる前記第1の送信に切り替えることを含む、請求項6に記載の方法。
前記第1のRATに少なくとも部分的に基づく前記第1の送信と前記第2のRATに少なくとも部分的に基づく前記第2の送信との間のタイミング差に少なくとも部分的に基づいて、前記ワイヤレス通信デバイスが送信することを制限するステップ
をさらに含む、請求項8に記載の方法。
前記送信の前記タイミングの前記指示は、全長TTI送信の第2の基準信号ロケーションとは異なる第1の基準信号ロケーションにおいて受信される基準信号を含み、あるいは、
前記送信の前記タイミングの前記指示は、全長TTIに関連する第2の基準信号密度とは異なる第1の基準信号密度で受信される少なくとも1つの基準信号を含む、請求項10に記載の方法。
【発明を実施するための形態】
【0036】
本開示は、第1のRAT(たとえば、LTE/LTE-A)に基づく送信と第2のRATに基づく送信との間で切り替えるかもしくは調整するとき、または干渉送信を送信もしくは受信するときに無駄にされる(たとえば、使用されない)TTIの数を減らすための技法について説明する。いくつかの例では、技法は、TTIの持続時間よりも短い送信を送信するためにTTIの部分を使用し得る。たとえば、TTIの部分、たとえば、サブフレーム、サブフレームのスロット、サブフレームのシンボル期間、または他の時間期間は、TTIの持続時間よりも短い送信を送信するために使用され得る。いくつかの例では、送信は短縮TTIを含み得る。送信がTTIの持続時間よりも短いので、受信デバイスが送信を予想しないこと、または送信のタイミングを知らないことがある。その結果、送信のタイミングが受信デバイスに示され得る。いくつかの例では、タイミングは、送信の一部として受信デバイスに示され得る。他の例では、タイミングは、送信とは別個に受信デバイスに示され得る。全長TTI送信を行うことができないTTIの間に、TTIの持続時間よりも短い送信を送信することで、第1のRAT(たとえば、LTE/LTE-A)に基づく送信と第2のRATに基づく送信との間で切り替えるかもしくは調整するとき、または干渉送信を送信もしくは受信するときに無駄にされる(たとえば、使用されない)TTIの数を減らすことができる。
【0037】
以下の説明は例を提供するものであり、特許請求の範囲に記載される範囲、適用可能性、または例を限定するものではない。本開示の範囲から逸脱することなく、説明する要素の機能および構成に変更が加えられてよい。様々な例は、必要に応じて、様々な手順または構成要素を省略し、置換し、または追加することがある。たとえば、説明する方法は、説明する順序とは異なる順序で実行されてよく、様々な動作またはブロックが追加され、省略され、または組み合わせられてよい。また、いくつかの例に関して説明する特徴が、いくつかの他の例では組み合わせられてよい。
【0038】
図1は、本開示の1つまたは複数の態様による、ワイヤレス通信システム100の例を示す。ワイヤレス通信システム100は、ネットワークアクセスデバイス105、UE115、およびコアネットワーク130を含み得る。コアネットワーク130は、ユーザ認証と、アクセス許可と、トラッキングと、インターネットプロトコル(IP)接続性と、他のアクセス、ルーティング、またはモビリティ機能とを提供し得る。ネットワークアクセスデバイス105(たとえば、eNB105-aまたはANC105-b)の少なくともいくつかが、バックホールリンク132(たとえば、S1、S2など)を通じてコアネットワーク130とインターフェースすることができ、UE115との通信のために無線構成およびスケジューリングを実行することができる。様々な例では、ANC105-bは、有線通信リンクまたはワイヤレス通信リンクであり得るバックホールリンク134(たとえば、X1、X2など)を介して、直接、または間接的に(たとえば、コアネットワーク130を通じて)のいずれかで、互いに通信することができる。各ANC105-bはまた、いくつかのスマートRH105-cを通じていくつかのUE115と通信することができる。ワイヤレス通信システム100の代替的な構成では、ANC105-bの機能は、RH105-cによって提供されるか、またはeNB105-aのRH105-cにわたって分散され得る。ワイヤレス通信システム100の別の代替的な構成では、RH105-cは基地局に置き換えられることがあり、ANC105-bは基地局コントローラ(またはコアネットワーク130へのリンク)に置き換えられることがある。ワイヤレス通信システム100はまた、異なるRAT(たとえば、LTE/LTE-A、5G、Wi-Fiなど)に従って通信を受信/送信するためのRH105-c、基地局、および/または他のネットワークアクセスデバイス105の混合を含み得る。
【0039】
マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし得、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUE115による無制限アクセスを可能にし得る。スモールセルは、マクロセルと比較すると、低電力のRHまたは基地局を含むことがあり、マクロセルと同じまたは異なる周波数スペクトル帯域で動作することがある。スモールセルは、様々な例によれば、ピコセル、フェムトセル、およびマイクロセルを含み得る。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーし得、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUE115による無制限アクセスを可能にし得る。フェムトセルも、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーし得、フェムトセルとの関連性を有するUE115(たとえば、限定加入者グループ(CSG:closed subscriber group)の中のUE、自宅内のユーザのためのUEなど)による制限付きアクセスを提供し得る。マクロセルのためのeNBは、マクロeNBと呼ばれることがある。スモールセルのためのeNBは、スモールセルeNB、ピコeNB、フェムトeNB、またはホームeNBと呼ばれることがある。eNBは、1つまたは複数の(たとえば、2つ、3つ、4つなどの)セル(たとえば、コンポーネントキャリア)をサポートし得る。
【0040】
ワイヤレス通信システム100は同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作では、eNB105-aおよび/またはRH105-cは、同様のフレームタイミングを有することがあり、異なるeNB105-aおよび/またはRH105-cからの送信は、ほぼ時間的に揃うことがある。非同期動作では、eNB105-aおよび/またはRH105-cは、異なるフレームタイミングを有することがあり、異なるeNB105-aおよび/またはRH105-cからの送信は、時間的に揃わないことがある。本明細書で説明する技法は、同期動作または非同期動作のいずれかに使用されてよい。
【0041】
開示する様々な例のうちのいくつかに適応し得る通信ネットワークは、階層化プロトコルスタックに従って動作するパケットベースネットワークであってよい。ユーザプレーンでは、ベアラまたはパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤにおける通信は、IPベースであってよい。無線リンク制御(RLC)レイヤは、場合によっては、論理チャネルを介して通信するために、パケットのセグメント化および再アセンブリを実行し得る。媒体アクセス制御(MAC)レイヤは、優先度処理、およびトランスポートチャネルへの論理チャネルの多重化を実行し得る。MACレイヤはまた、MACレイヤにおける再送信を行ってリンク効率を改善するために、ハイブリッドARQ(HARQ)を使用し得る。制御プレーンでは、無線リソース制御(RRC)プロトコルレイヤが、ユーザプレーンデータのための無線ベアラをサポートする、UE115とRH105-c、ANC105-b、またはコアネットワーク130との間のRRC接続の、確立、構成、および保守を行い得る。物理(PHY)レイヤにおいて、トランスポートチャネルが物理チャネルにマッピングされてよい。
【0042】
UE115は、ワイヤレス通信システム100全体にわたって分散され得、各UE115は固定型またはモバイル型であり得る。UE115は、追加または代替として、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、もしくは何らかの他の好適な用語を含むことがあり、または当業者によってそのように呼ばれることがある。追加または代替として、UE115は、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、モノのインターネット(IoE)デバイスなどであり得る。UE115は、マクロeNB、スモールセルeNB、中継基地局などを含む、様々なタイプのeNB105-a、RH105-c、基地局、アクセスポイント、または他のネットワークアクセスデバイスと通信することが可能であり得る。UE115は、追加または代替として、(たとえば、ピアツーピア(P2P)プロトコルを使用して)他のUE115と直接通信できる場合がある。
【0043】
ワイヤレス通信システム100において示される通信リンク125は、UE115からRH105-cへのUL、および/またはRH105-cからUE115へのDLを含み得る。DLは順方向リンクと呼ばれることもあり、一方でULは逆方向リンクと呼ばれることもある。制御情報およびデータは、様々な技法に従ってULまたはDL上で多重化され得る。制御情報およびデータは、たとえば、時分割多重化(TDM)技法、周波数分割多重化(FDM)技法、またはハイブリッドTDM-FDM技法を使用して、ULまたはDL上で多重化され得る。
【0044】
UE115のうちの1つまたは複数は、ワイヤレス通信マネージャ720を含み得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ720は、
図7、
図8、または
図11を参照しながら説明するワイヤレス通信マネージャ720の例であってよく、TTIの部分が、TTIの持続時間よりも短い送信のために利用可能であると判定し、TTIの部分の間に受信デバイスに送信を送信するための送信フォーマット(たとえば、持続時間、他のタイミング情報、基準シンボルロケーションなどに関連するフォーマット)を選択し、受信デバイスに送信のタイミングを示すために使用され得る。
【0045】
ネットワークアクセスデバイス105のうちの1つまたは複数(たとえば、1つまたは複数のeNB105-a)は、ワイヤレス通信マネージャ920を含み得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ920は、
図9、
図10、または
図12を参照しながら説明するワイヤレス通信マネージャ920の例であってよく、TTIの間に、TTIの持続時間よりも短い送信を送信デバイスから受信し、送信デバイスから、送信のタイミングの指示を受信し、送信のタイミングの指示に少なくとも部分的に基づいて送信を識別するために使用され得る。
【0046】
通信リンク125の各々は、1つまたは複数のキャリアを含むことがあり、各キャリアは、1つまたは複数のRATに従って変調された複数のサブキャリア(たとえば、異なる周波数の波形信号)からなる信号であり得る。各被変調信号は、異なるサブキャリア上で送信されてよく、制御情報(たとえば、基準信号、制御チャネルなど)、オーバーヘッド情報、ユーザデータなどを搬送してよい。通信リンク125は、(たとえば、ペアにされたスペクトルリソースを使用する)周波数分割複信(FDD)技法、または(たとえば、ペアにされていないスペクトルリソースを使用する)時分割複信(TDD)技法を使用して、双方向通信を送信し得る。FDD用のフレーム構造(たとえば、フレーム構造タイプ1)およびTDD用のフレーム構造(たとえば、フレーム構造タイプ2)が規定され得る。
【0047】
ワイヤレス通信システム100のいくつかの例では、RH105-cおよび/またはUE115は、アンテナダイバーシティ方式を採用してRH105-cとUE115との間の通信品質および信頼性を改善するための、複数のアンテナを含み得る。追加または代替として、RH105-cおよび/またはUE115は、同じまたは異なるコーディングされたデータを搬送する複数の空間レイヤを送信するためにマルチパス環境を利用し得る、多入力多出力(MIMO)技法を採用し得る。
【0048】
ワイヤレス通信システム100は、複数のセル上またはキャリア上での動作、すなわち、キャリアアグリゲーション(CA)またはマルチキャリア動作と呼ばれることがある機能をサポートし得る。キャリアは、コンポーネントキャリア(CC)、レイヤ、チャネルなどと呼ばれることもある。「キャリア」、「コンポーネントキャリア」、「セル」、および「チャネル」という用語は、本明細書で互換的に使用され得る。UE115は、CAのために複数のDL CCおよび1つまたは複数のUL CCを用いて構成され得る。CAは、FDD CCとTDD CCの両方とともに使用され得る。
【0049】
図2は、本開示の1つまたは複数の態様による、ワイヤレス通信システム200の例を示す。ワイヤレス通信システム200は、UE115-a、第1のネットワークアクセスデバイス105-d、および第2のネットワークアクセスデバイス105-eを含み得る。UE115-a、第1のネットワークアクセスデバイス105-d、および第2のネットワークアクセスデバイス105-eは、
図1を参照しながら説明したUE115およびネットワークアクセスデバイス105の態様の例であり得る。
【0050】
UE115-a、第1のネットワークアクセスデバイス105-d、および第2のネットワークアクセスデバイス105-eの各々は、いくつかのアンテナ(たとえば、1つまたは複数のアンテナ)を含み得る。例として、UE115-aは単一のアンテナ205を有するように示され、第1のネットワークアクセスデバイス105-dは少なくとも第1のアンテナ210-aおよび第2のアンテナ210-bを有するように示され、第2のネットワークアクセスデバイス105-eは少なくとも第1のアンテナ215-aおよび第2のアンテナ215-bを有するように示されている。
【0051】
いくつかの例では、UE115-aは、2つ以上の並行アクティブ接続(たとえば、同時接続)を維持し得る。2つ以上の並行アクティブ接続は、同じRATまたは異なるRATに基づき得る。同じRAT接続は、RAT内接続と呼ばれることがある。異なるRAT接続は、RAT間接続と呼ばれることがある。2つ以上の並行アクティブ接続のいくつかの例示的なシナリオは、以下を含む。
・LTE/LTE-A+5G(たとえば、LTE/LTE-Aが1次RATとして使用されるデュアル接続性シナリオ)
・LTE/LTE-A VoIP/1x/GSM(登録商標)/WCDMA(登録商標)音声+5Gデータ
・5G+5G/LTE/LTE-A/WLAN(たとえば、5Gが1次RATとして使用されるデュアル接続性シナリオ)
・デュアルSIMデュアルアクティブ(DSDA)
【0052】
並行RAT動作のために複数の(たとえば、デュアル)無線機をUE115に設けることは、コスト、電力などの点で高くつくことがあり、あるRATを使用する送信/受信が別のRATを使用する送信/受信に干渉するデバイス内共存問題につながることがある。ネットワークの連携とともに、ある場合にUEが送信または受信しないようにすることで、これらの問題の一部を緩和できることがある。たとえば、ある場合にUEが送信または受信しないようにすることで、2つの並行アクティブ接続(たとえば、UE115-aの単一のアンテナ205と第1のネットワークアクセスデバイス105-dの第2のアンテナ210-bとの間の1つの接続、およびUE115-aのアンテナ205と第2のネットワークアクセスデバイス105-eの第1のアンテナ215-aとの間の1つの接続)の間で無線機をタイムシェアリングすることが可能になり、(場合によっては)コストまたは電力の節約を実現し得る。ある場合にUEが送信または受信しないようにすることで、追加または代替として、デバイス内共存問題(たとえば、異なるRATに基づく送信/受信の間の干渉)を軽減する(または解決する)ことができる。
【0053】
いくつかの例では、UE115-aは、受信チェーンを複数有するが、送信チェーンを1つのみ有し、異なるRATによって送信チェーンがタイムシェアリングされることがある。いくつかの例では、UE115-aは、送信チェーンを1つ、受信チェーンを1つ有し、異なるRATによって送信チェーンおよび受信チェーンがタイムシェアリングされることがある。いくつかの例では、UE115-aが受信チェーンまたは送信チェーンを共有している場合、UE115-aは、RATに関連するTTIのより短い持続時間の間に送信または受信する必要があり得る。いくつかの例では、UE115-aは、(たとえば、無認可スペクトルにおいて)占有されているチャネルに基づいて、RATに関連するTTIのより短い持続時間の間に送信または受信し得る。いくつかの例では、また所与の時点に、たとえば、リソースがある時に1つのタイプの送信だけのために利用可能になるような、送信チェーンの共有に起因して、または2つ以上のタイプの送信の間の干渉に起因して、送信が第1のRATに基づいて行われ得るか、または送信が第2のRATに基づいて行われ得る(ただし、両方行われることはない)。いくつかの例では、UE115-aは、第1のRATに少なくとも部分的に基づく第1の送信と第2のRATに少なくとも部分的に基づく第2の送信との間のタイミング差に少なくとも部分的に基づいて、送信することを制限される。
【0054】
図3は、本開示の1つまたは複数の態様による、第1のRAT(たとえば、LTE/LTE-A)に基づく送信および第2のRAT(たとえば、5G)に基づく送信のタイミング
図300を示す。第1のRATに基づく送信は、(たとえば、第1のTTI305-a、第2のTTI305-b、および第3のTTI305-cを含む)第1の一連のTTI内で送信されてよく、第2のRATに基づく送信は、(第4のTTI310-a、第5のTTI310-b、第6のTTI310-c、第7のTTI310-d、第8のTTI310-e、および第9のTTI310-fを含む)第2の一連のTTI内で送信されてよい。例として、第1の一連のTTIにおけるTTI305は、T
LTE,TTIの持続時間をそれぞれ有することができ、第2の一連のTTIにおけるTTI310は、T
5G,TTIの持続時間をそれぞれ有することができ、T
5G,TTI<T
LTE,TTIである。いくつかの例では、T
5G,TTIはT
LTE,TTIの半分であってよく、第2の一連のTTIにおけるTTI310のペアは、第1の一連のTTIにおける1つのTTI305と揃ってよく、1つのTTI305の間に送信されてよい。いくつかの例では、T
LTE,TTI=1ミリ秒(ms)であり、T
5G,TTI=0.5msである。
【0055】
いくつかの例では、また所与の時点に、送信が第1のRATに基づいて行われ得るか、または送信が第2のRATに基づいて行われ得る(ただし、両方行われることはない)。これは、
図2を参照しながら説明したように、リソースがある時に1つのタイプの送信だけのために利用可能になるような、送信チェーンの共有に起因するか、または2つ以上のタイプの送信の間の干渉に起因し得る。
【0056】
送信チェーンが第2のRATに基づいて送信することから第1のRATに基づいて送信することに切り替えられるとき、送信チェーンが第1のRATに切り替えられるので第2のRATに基づく送信を行うことができない1つまたは複数のTTI310があり得る。たとえば、
図3では、第6のTTI310-cおよび第7のTTI310-dが第2のTTI305-b(すなわち、第1のRATに基づく送信が行われるTTI)の間に発生するので、送信チェーンは、第6のTTI310-cおよび第7のTTI310-dの間に第2のRATに基づいて送信することが不可能であり得る。さらに、第5のTTI310-bおよび第8のTTI310-eの間に発生する非ゼロ送信切替えイベント(たとえば、第2のRATに基づいて送信することと第1のRATに基づいて送信することとの間で送信チェーンが切り替えられることに伴って発生し得る、T
Sw,5G2LおよびT
Sw,L25G)があり得、これらの非ゼロ送信切替えイベントは、第2のRATに基づいて送信する能力に干渉し得る。たとえば、非ゼロ送信切替えイベント(たとえば、T
Sw,5G2LおよびT
Sw,L25G)が、第2の一連のTTIにおけるTTI310のための利用可能な送信フォーマットに干渉し、それによって、第5のTTI310-bおよび第8のTTI310-eを第2のRATに基づく送信のために使用することができなくなることがある。したがって、第1の一連のTTIの第2のTTI305-bの間の、第1のRATに基づく送信は、第2の一連のTTIの第5のTTI310-b、第6のTTI310-c、第7のTTI310-d、および第8のTTI310-eの各々の間の第2のRATに基づく送信を妨げ得る。
【0057】
図4は、本開示の1つまたは複数の態様による、第1のRAT(たとえば、LTE/LTE-A)に基づく送信および第2のRAT(たとえば、5G)に基づく送信のタイミング
図400を示す。代替的に、
図4は、第2のRATに基づく送信のための利用可能な送信時間が増やされ得る、タイミング
図300の代替を示す。第1のRATに基づく送信は、(たとえば、第1のTTI405-a、第2のTTI405-b、および第3のTTI405-cを含む)第1の一連のTTI内で送信されてよく、第2のRATに基づく送信は、(第4のTTI410-a、第5のTTI410-b、第6のTTI410-c、第7のTTI410-d、第8のTTI410-e、および第9のTTI410-fを含む)第2の一連のTTI内で送信されてよい。例として、第1の一連のTTIにおけるTTI405は、T
LTE,TTIの持続時間をそれぞれ有することができ、第2の一連のTTIにおけるTTI410は、T
5G,TTIの通常の持続時間をそれぞれ有することができ、T
5G,TTI<T
LTE,TTIである。いくつかの例では、T
5G,TTIはT
LTE,TTIの半分であってよく、第2の一連のTTIにおけるTTI410のペアは、第1の一連のTTIにおける1つのTTI405と揃ってよく、1つのTTI405の間に送信されてよい。いくつかの例では、T
LTE,TTI=1msであり、T
5G,TTI=0.5msである。
【0058】
いくつかの例では、また所与の時点に、送信が第1のRATに基づいて行われ得るか、または送信が第2のRATに基づいて行われ得る(ただし、両方行われることはない)。これは、
図2を参照しながら説明したように、リソースがある時に1つのタイプの送信だけのために利用可能になるような、送信チェーンの共有に起因するか、または2つ以上のタイプの送信の間の干渉に起因し得る。
【0059】
送信チェーンが第2のRATに基づいて送信することから第1のRATに基づいて送信することに切り替えられるとき、送信チェーンが第1のRATに切り替えられるので第2のRATに基づく送信を行うことができない1つまたは複数のTTI410があり得る。たとえば、
図4では、第6のTTI410-cおよび第7のTTI410-dが第2のTTI405-b(すなわち、第1のRATに基づく送信が行われるTTI)の間に発生するので、送信チェーンは、第6のTTI410-cおよび第7のTTI410-dの間に第2のRATに基づいて送信することが不可能であり得る。さらに、第5のTTI410-bおよび第8のTTI410-eの間に発生する非ゼロ送信切替えイベント(たとえば、第2のRATに基づいて送信することと第1のRATに基づいて送信することとの間で送信チェーンが切り替えられることに伴って発生し得る、T
Sw,5G2LおよびT
Sw,L25G)があり得、これらの非ゼロ送信切替えイベントは、第2のRATに基づいて送信する能力に干渉し得る。だが、第5のTTI410-bまたは第8のTTI410-eの全体の間に送信することを止める代わりに、ワイヤレス通信デバイスは、第5のTTI410-bおよび第8のTTI410-eの各々に関して、TTIの利用不可能な部分を判定し、TTIの利用不可能な部分に基づいて、TTIの持続時間よりも短い送信のために利用可能なTTIの部分(たとえば、T
5G,Short1またはT
5G,Short2)を判定することができる。TTIの利用不可能な部分は、送信切替えイベントの切替え持続時間(たとえば、T
Sw,5G2LまたはT
Sw,L25Gの持続時間)に基づく持続時間を有し得る。いくつかの例では、TTIの持続時間よりも短い送信は、短縮TTIを含み得る。
【0060】
いくつかの例では、ワイヤレス通信デバイスは、受信デバイスにTTI(たとえば、第5のTTI410-bまたは第8のTTI410-e)の持続時間よりも短い送信を送信するための送信フォーマットを選択し得る。いくつかの例では、送信フォーマットは、複数の送信フォーマットから(たとえば、別のワイヤレス通信デバイスから受信された複数の送信フォーマットから、またはワイヤレス通信デバイス上で事前構成される複数の送信フォーマットから)選択され得る。いくつかの例では、選択される送信フォーマットは短縮TTI送信フォーマットを含み得る。いくつかの例では、選択される送信フォーマットは、TTIの少なくとも1つのシンボル(たとえば、第5のTTI410-bもしくは第8のTTI410-eの少なくとも1つのシンボル)のパンクチャリング(たとえば、ブランキングもしくは非送信)、TTIの少なくとも1つのシンボルの非送信、またはそれらの組合せを含み得る。いくつかの例では、選択される送信フォーマットは、全長TTI送信フォーマット(たとえば、第4のTTI410-aまたは第9のTTI410-fの間に、通常のまたは予想されるTTI持続時間を有するTTIを送信するためのフォーマット)とは異なり得る。選択される送信フォーマットは、追加または代替として、TTIの持続時間よりも短い少なくとも1つの他の送信のための少なくとも1つの他の送信フォーマットとは異なり得る。
【0061】
選択される送信フォーマットが、TTIの少なくとも1つのシンボルのパンクチャリングを含むとき、受信デバイスは、パンクチャリングを認識せず、全長TTI送信を仮定してTTIの間に受信された送信を復号しようとすることがある。いくつかの例では、受信デバイスが送信を正常に復号し得る可能性は、パンクチャリングの量を制限することによって高められ得る。
【0062】
いくつかの例では、ワイヤレス通信デバイスは受信デバイスに、TTIの持続時間よりも短い(たとえば、持続時間T
5G,TTIよりも短い)送信のタイミングを明示的または暗示的に示し得る。いくつかの例では、送信のタイミングを示すことは、送信の開始時間、送信の停止時間、送信の持続時間、またはそれらの組合せを示すことを含み得る。いくつかの例では、送信のタイミングは、全長TTI送信(たとえば、T
5G,TTIの持続時間を有する送信)の第2の基準信号(たとえば、復調基準信号(DM-RS)、セル固有基準信号(CRS)、もしくはサウンディング基準信号(SRS))ロケーションとは異なる第1の基準信号ロケーションにおいて基準信号を送信することによって、または第2の基準信号密度(たとえば、TTIまたは他の時間期間当たりの基準信号の数)とは異なる第1の基準信号密度で少なくとも1つの基準信号を送信することによって示され得る。第2の基準信号密度は、全長TTI送信に関連する基準信号密度であり得る。いくつかの例では、送信のタイミングは、プリアンブルシーケンス、パイロットシンボル構成、またはそれらの組合せなど、所定のシーケンスを送信することによって示され得る。所定のシーケンスは、たとえば、送信の開始時、送信の終了時、またはそれらの組合せにおいて送信され得る。
【0063】
第5のTTI410-bもしくは第8のTTI410-eの持続時間よりも短い送信を送信することによって、または短縮TTIを送信することによって、第5のTTI410-bおよび第8のTTI410-eの部分は、復元され、第2のRATに基づく送信のために使用され得、それにより第1のRATと第2のRATとの間の送信共有の効率性が改善され得る。
【0064】
図5は、本開示の1つまたは複数の態様による、第1のRAT(たとえば、LTE/LTE-A)に基づく送信および第2のRAT(たとえば、5G)に基づく送信のタイミング
図500を示す。第1のRATに基づく送信は、(たとえば、第1のTTI505-a、第2のTTI505-b、および第3のTTI505-cを含む)第1の一連のTTI内で送信されてよく、第2のRATに基づく送信は、(第4のTTI510-a、第5のTTI510-b、第6のTTI510-c、第7のTTI510-d、第8のTTI510-e、および第9のTTI510-fを含む)第2の一連のTTI内で送信されてよい。例として、第1の一連のTTIにおけるTTI505は、T
LTE,TTIの持続時間をそれぞれ有することができ、第2の一連のTTIにおけるTTI510は、T
5G,TTIの持続時間をそれぞれ有することができ、T
5G,TTI<T
LTE,TTIである。いくつかの例では、T
5G,TTIはT
LTE,TTIの半分であってよく、第2の一連のTTIにおけるTTI510のペアは、第1の一連のTTIにおける1つのTTI505と同じ時間スパンで送信されてよい。だが、第2の一連のTTIにおけるTTI510のペアの境界は、第1の一連のTTIにおける1つのTTI505の境界に対してオフセットされる(または1つのTTI505の境界と揃わない)ことがある。いくつかの例では、T
LTE,TTI=1msであり、T
5G,TTI=0.5msである。
【0065】
いくつかの例では、また所与の時点に、送信が第1のRATに基づいて行われ得るか、または送信が第2のRATに基づいて行われ得る(ただし、両方行われることはない)。これは、
図2を参照しながら説明したように、リソースがある時に1つのタイプの送信だけのために利用可能になるような、送信チェーンの共有に起因するか、または2つ以上のタイプの送信の間の干渉に起因し得る。送信チェーンが第2のRATに基づいて送信することから第1のRATに基づいて送信することに切り替えられるとき、送信チェーンが第1のRATに切り替えられるので第2のRATに基づく送信を行うことができない1つまたは複数のTTI510があり得る。たとえば、
図5では、第6のTTI510-c、第7のTTI510-d、および第8のTTI510-eが第2のTTI505-b(すなわち、第1のRATに基づく送信が行われるTTI)の間に発生する(または第2のTTI505-bと重複する)ので、送信チェーンは、第6のTTI510-c、第7のTTI510-d、および第8のTTI510-eの間に第2のRATに基づいて送信することが不可能であり得る。第6のTTI510-cおよび第8のTTI510-eの間に発生する非ゼロ送信切替えイベント(たとえば、第2のRATに基づいて送信することと第1のRATに基づいて送信することとの間で送信チェーンが切り替えられることに伴って発生し得る、T
Sw,5G2LおよびT
Sw,L25G)もあり得る。だが、タイミング
図500では、これらの非ゼロ送信切替えイベントは、ワイヤレス通信デバイスが第2のRATに基づいて送信することがすでに不可能であるTTI510の間に発生する。したがって、タイミング
図500によれば、第1の一連のTTIの第2のTTI505-bの間の、第1のRATに基づく送信は、第2の一連のTTIの第6のTTI510-c、第7のTTI510-d、および第8のTTI510-eの各々の間の第2のRATに基づく送信を妨げ得る。
【0066】
図6は、本開示の1つまたは複数の態様による、第1のRAT(たとえば、LTE/LTE-A)に基づく送信および第2のRAT(たとえば、5G)に基づく送信のタイミング
図600を示す。代替的に、
図6は、第2のRATに基づく送信のための利用可能な送信時間が増やされ得る、タイミング
図500の代替を示す。第1のRATに基づく送信は、(たとえば、第1のTTI605-a、第2のTTI605-b、および第3のTTI605-cを含む)第1の一連のTTI内で送信されてよく、第2のRATに基づく送信は、(第4のTTI610-a、第5のTTI610-b、第6のTTI610-c、第7のTTI610-d、第8のTTI610-e、および第9のTTI610-fを含む)第2の一連のTTI内で送信されてよい。例として、第1の一連のTTIにおけるTTI605は、T
LTE,TTIの持続時間をそれぞれ有することができ、第2の一連のTTIにおけるTTI610は、T
5G,TTIの持続時間をそれぞれ有することができ、T
5G,TTI<T
LTE,TTIである。いくつかの例では、T
5G,TTIはT
LTE,TTIの半分であってよく、第2の一連のTTIにおけるTTI610のペアは、第1の一連のTTIにおける1つのTTI605と同じ時間スパンで送信されてよい。だが、第2の一連のTTIにおけるTTI610のペアの境界は、第1の一連のTTIにおける1つのTTI605の境界に対してオフセットされる(または1つのTTI605の境界と揃わない)ことがある。いくつかの例では、T
LTE,TTI=1msであり、T
5G,TTI=0.5msである。
【0067】
いくつかの例では、また所与の時点に、送信が第1のRATに基づいて行われ得るか、または送信が第2のRATに基づいて行われ得る(ただし、両方行われることはない)。これは、
図2を参照しながら説明したように、リソースがある時に1つのタイプの送信だけのために利用可能になるような、送信チェーンの共有に起因するか、または2つ以上のタイプの送信の間の干渉に起因し得る。
【0068】
送信チェーンが第2のRATに基づいて送信することから第1のRATに基づいて送信することに切り替えられるとき、送信チェーンが第1のRATに切り替えられるので第2のRATに基づく送信を行うことができない1つまたは複数のTTI610があり得る。たとえば、
図6では、第6のTTI610-c、第7のTTI610-d、および第8のTTI610-eが第2のTTI605-b(すなわち、第1のRATに基づく送信が行われるTTI)の間に発生する(または第2のTTI605-bと重複する)ので、送信チェーンは、第6のTTI610-c、第7のTTI610-d、および第8のTTI610-eの間に第2のRATに基づいて送信することが不可能であり得る。だが、第8のTTI610-eの全体の間に送信することを止める代わりに、ワイヤレス通信デバイスは、第8のTTI610-eの利用不可能な部分を判定し、第8のTTI610-eの利用不可能な部分に基づいて、第8のTTI610-eの持続時間よりも短い送信のために利用可能な第8のTTI610-eの部分(すなわち、T
5G,Short1)を判定することができる。第8のTTI610-eの利用不可能な部分は、第1の一連のTTIおよび第2の一連のTTIの境界の間のオフセットならびに/または送信切替えイベントの切替え持続時間(たとえば、T
Sw,L25Gの持続時間)に基づく持続時間を有し得る。いくつかの例では、TTIの持続時間よりも短い送信は、短縮TTIを含み得る。
【0069】
いくつかの例では、ワイヤレス通信デバイスは、受信デバイスに第8のTTI610-eの持続時間よりも短い送信を送信するための送信フォーマットを選択し得る。いくつかの例では、送信フォーマットは、複数の送信フォーマットから(たとえば、別のワイヤレス通信デバイスから受信された複数の送信フォーマットから、またはワイヤレス通信デバイス上で事前構成される複数の送信フォーマットから)選択され得る。いくつかの例では、選択される送信フォーマットは短縮TTI送信フォーマットを含み得る。いくつかの例では、選択される送信フォーマットは、第8のTTI610-eの少なくとも1つのシンボルのパンクチャリング(たとえば、ブランキングもしくは非送信)、第8のTTI610-eの少なくとも1つのシンボルの非送信、またはそれらの組合せを含み得る。いくつかの例では、選択される送信フォーマットは、全長TTI送信フォーマット(たとえば、第4のTTI610-a、第5のTTI610-b、または第9のTTI610-fの間に送信するためのフォーマット)とは異なり得る。選択される送信フォーマットは、追加または代替として、第8のTTI610-eの持続時間よりも短い少なくとも1つの他の送信のための少なくとも1つの他の送信フォーマットとは異なり得る。
【0070】
選択される送信フォーマットが、TTIの少なくとも1つのシンボルのパンクチャリングを含むとき、受信デバイスは、パンクチャリングを認識せず、全長TTI送信を仮定してTTIの間に受信された送信を復号しようとすることがある。いくつかの例では、受信デバイスが送信を正常に復号し得る可能性は、パンクチャリングの量を制限することによって高められ得る。
【0071】
いくつかの例では、ワイヤレス通信デバイスは受信デバイスに、第8のTTI610-eの持続時間よりも短い(または持続時間T
5G,TTIよりも短い)送信のタイミングを明示的または暗示的に示し得る。いくつかの例では、送信のタイミングを示すことは、送信の開始時間、送信の停止時間、送信の持続時間、またはそれらの組合せを示すことを含み得る。いくつかの例では、送信のタイミングは、全長TTI送信(たとえば、T
5G,TTIの持続時間を有する送信)の第2の基準信号ロケーションとは異なる第1の基準信号ロケーションにおいて基準信号を送信することによって、または第2の基準信号密度とは異なる第1の基準信号密度で少なくとも1つの基準信号を送信することによって示され得る。第2の基準信号密度は、全長TTI送信に関連する基準信号密度であり得る。いくつかの例では、送信のタイミングは、プリアンブルシーケンス、パイロットシンボル構成、またはそれらの組合せなど、所定のシーケンスを送信することによって示され得る。所定のシーケンスは、たとえば、送信の開始時、送信の終了時、またはそれらの組合せにおいて送信され得る。
【0072】
第8のTTI610-eの持続時間よりも短い送信を送信することによって、または短縮TTIを送信することによって、第8のTTI610-eの部分は、復元され、第2のRATに基づく送信のために使用され得、それにより第1のRATと第2のRATとの間の送信共有の効率性が改善され得る。
【0073】
図7は、本開示の1つまたは複数の態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置715のブロック
図700を示す。装置715は、
図1または
図2を参照しながら説明したUE115のうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。装置715はまた、プロセッサであることがあり、またはプロセッサを含むことがある。装置715は、受信機710、ワイヤレス通信マネージャ720-a、または送信機730を含み得る。これらの構成要素の各々は、互いに通信していることがある。
【0074】
装置715の構成要素は、ハードウェアにおいて適用可能な機能の一部またはすべてを実行するように適合された1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)を使用して、個別にまたは集合的に実装され得る。代替として、機能は、1つまたは複数の集積回路上で、1つまたは複数の他の処理ユニット(または、コア)によって実行され得る。いくつかの他の例では、他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、システムオンチップ(SoC)、および/または他のタイプのセミカスタムIC)が使用されることがあり、これらは、当技術分野で知られている任意の方法でプログラムされ得る。各構成要素の機能はまた、メモリで実装され1つまたは複数の汎用プロセッサまたは特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた命令を用いて、全体的にまたは部分的に実装され得る。
【0075】
いくつかの例では、受信機710は、1つまたは複数の無線周波数(RF)スペクトル帯域を介して送信を受信するように動作可能な少なくとも1つのRF受信機などの、少なくとも1つのRF受信機を含み得る。いくつかの例では、1つまたは複数のRFスペクトル帯域が、たとえば、
図1、
図2、
図3、
図4、
図5、または
図6を参照しながら説明したように、LTE/LTE-A通信または5G通信のために使用され得る。受信機710は、
図1を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100の1つまたは複数の通信リンク125などの、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを介して、様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用され得る。
【0076】
いくつかの例では、送信機730は、1つまたは複数のRFスペクトル帯域を介して送信するように動作可能な少なくとも1つのRF送信機などの、少なくとも1つのRF送信機を含み得る。いくつかの例では、1つまたは複数のRFスペクトル帯域が、たとえば、
図1、
図2、
図3、
図4、
図5、または
図6を参照しながら説明したように、LTE/LTE-A通信または5G通信のために使用され得る。送信機730は、
図1を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100の1つまたは複数の通信リンク125などの、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを介して、様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用され得る。
【0077】
いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ720-aは、装置715のためのワイヤレス通信の1つまたは複数の態様を管理するために使用され得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ720-aの一部は、受信機710もしくは送信機730に組み込まれることがあり、またはそれらと共有されることがある。いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ720-aは、
図1を参照しながら説明したワイヤレス通信マネージャ720の態様の例であり得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ720-aは、TTI利用可能性判定器735、送信フォーマット選択器740、送信タイミングインジケータ745、または送信マネージャ750を含み得る。
【0078】
TTI利用可能性判定器735は、TTIの部分が、TTIの持続時間よりも短い送信のために利用可能であると判定するために使用され得る。いくつかの例では、TTIの部分は、(
図3および
図4を参照しながら説明したように)TTIの間に発生する送信切替えイベントに少なくとも部分的に基づいて、または(
図5および
図6を参照しながら説明したように)第1のRATに基づく第1の送信と第2のRATに基づく第2の送信との間のタイミング差に少なくとも部分的に基づいて判定され得る。いくつかの例では、TTIの持続時間よりも短い送信は、短縮TTIを含み得る。
【0079】
送信フォーマット選択器740は、TTIの部分の間に受信デバイスに送信を送信するための送信フォーマットを選択するために使用され得る。いくつかの例では、送信フォーマットは、複数のフォーマットから選択され得る。たとえば、送信フォーマット選択器740は、(たとえば、ネットワークアクセスデバイスから)複数の送信フォーマットを受信することができ、複数の送信フォーマットから送信を送信するための送信フォーマットを選択することができる。代替的に、送信フォーマット選択器740は、複数の送信フォーマットを用いて事前構成され得るか、または他の方法で複数の送信フォーマットを受信し得る。いくつかの例では、選択される送信フォーマットは短縮TTI送信フォーマットを含み得る。いくつかの例では、送信フォーマットは、TTIの少なくとも1つのシンボルのパンクチャリング、TTIの少なくとも1つのシンボルの非送信、またはそれらの組合せを含み得る。いくつかの例では、送信フォーマットは、全長TTI送信フォーマット、TTIの持続時間よりも短い少なくとも1つの他の送信のための少なくとも1つの他の送信フォーマット、またはそれらの組合せとは異なり得る。
【0080】
送信タイミングインジケータ745は、受信デバイスに送信のタイミングを示すために使用され得る。いくつかの例では、送信のタイミングを示すことは、送信の開始時間、送信の停止時間、送信の持続時間、またはそれらの組合せを示すことを含み得る。いくつかの例では、送信のタイミングは、全長TTI送信の第2の基準信号ロケーションとは異なる第1の基準信号ロケーションにおいて基準信号を送信することによって、または第2の基準信号密度とは異なる第1の基準信号密度で少なくとも1つの基準信号を送信することによって示され得る。第2の基準信号密度は、全長TTI送信に関連する基準信号密度であり得る。いくつかの例では、送信のタイミングは、プリアンブルシーケンス、パイロットシンボル構成、またはそれらの組合せなど、所定のシーケンスを送信することによって示され得る。所定のシーケンスは、たとえば、送信の開始時、送信の終了時、またはそれらの組合せにおいて送信され得る。
【0081】
送信マネージャ750は、受信デバイスに送信を送信するために使用され得る。いくつかの例では、送信タイミングインジケータ745は、送信の一部として受信デバイスに送信のタイミングを示し得る。
【0082】
図8は、本開示の1つまたは複数の態様による、ワイヤレス通信において使用するためのワイヤレス通信マネージャ720-bのブロック
図800を示す。ワイヤレス通信マネージャ720-bは、
図1または
図7を参照しながら説明したワイヤレス通信マネージャ720または720-aの態様の例であり得る。
【0083】
ワイヤレス通信マネージャ720-bの構成要素は、ハードウェアにおいて適用可能な機能の一部またはすべてを実行するように適合された1つまたは複数のASICを使用して、個別にまたは集合的に実装され得る。代替として、機能は、1つまたは複数の集積回路上で、1つまたは複数の他の処理ユニット(または、コア)によって実行され得る。いくつかの他の例では、他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、SoC、および/または他のタイプのセミカスタムIC)が使用されることがあり、これらは、当技術分野で知られている任意の方法でプログラムされ得る。各構成要素の機能はまた、メモリで実装され1つまたは複数の汎用プロセッサまたは特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた命令を用いて、全体的にまたは部分的に実装され得る。
【0084】
いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ720-bは、
図1、
図2、または
図7を参照しながら説明したUE115または装置715のうちの1つなどの、ワイヤレス通信デバイス(たとえば、UE)または装置のためのワイヤレス通信の1つまたは複数の態様を管理するために使用され得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ720-bの一部は、受信機もしくは送信機(たとえば、
図7を参照しながら説明した受信機710もしくは送信機730)に組み込まれることがあり、またはそれらと共有されることがある。いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ720-bは、TTI利用可能性判定器735-a、送信フォーマット選択器740-a、送信タイミングインジケータ745-a、または送信マネージャ750-aを含み得る。
【0085】
TTI利用可能性判定器735-aは、TTIの部分が、TTIの持続時間よりも短い送信のために利用可能であると判定するために使用され得る。いくつかの例では、TTIの持続時間よりも短い送信は、短縮TTIを含み得る。いくつかの例では、TTI利用可能性判定器735-aは、送信切替えイベント識別器805または送信タイミング差識別器810を含み得る。
【0086】
ワイヤレス通信マネージャ720-bのいくつかの例では、送信切替えイベント識別器805は、TTIの間に発生する送信切替えイベントを識別するために使用され得る。いくつかの例では、送信切替えイベントは、第1のRATによる第1の送信から第2のRATによる第2の送信に切り替えること、または第2のRATによる第2の送信から第1のRATによる第1の送信に切り替えることを含み得る。TTI利用可能性判定器735-aは、その場合に、TTIの利用不可能な部分を識別し得る。TTIの利用不可能な部分は、送信切替えイベントの切替え持続時間に少なくとも部分的に基づく持続時間を有し得る。TTI利用可能性判定器735-aはさらに、TTIの持続時間よりも短い送信のために利用可能なTTIの部分を判定し得る。TTI利用可能性判定器735-aは、TTIの利用不可能な部分に少なくとも部分的に基づいて、TTIの持続時間よりも短い送信のために利用可能なTTIの部分を判定し得る。
【0087】
ワイヤレス通信マネージャ720-bのいくつかの例では、送信タイミング差識別器810は、(
図5および
図6を参照しながら説明したように)第1のRATに基づく第1の送信と第2のRATに基づく第2の送信との間のタイミング差を識別するために使用され得る。TTI利用可能性判定器735-aは、その場合、TTIの持続時間よりも短い送信のために利用可能なTTIの部分を判定し得る。TTI利用可能性判定器735-aは、第1のRATに基づく第1の送信と第2のRATに基づく第2の送信との間のタイミング差に少なくとも部分的に基づいて、TTIの持続時間よりも短い送信のために利用可能なTTIの部分を判定し得る。
【0088】
送信フォーマット選択器740-aは、TTIの部分の間に受信デバイスに送信を送信するための送信フォーマットを選択するために使用され得る。いくつかの例では、送信フォーマットは、複数のフォーマットから選択され得る。たとえば、送信フォーマット選択器740は、(たとえば、ネットワークアクセスデバイスから)複数の送信フォーマットを受信することができ、複数の送信フォーマットから送信を送信するための送信フォーマットを選択することができる。代替的に、送信フォーマット選択器740-aは、複数の送信フォーマットを用いて事前構成され得るか、または他の方法で複数の送信フォーマットを受信し得る。いくつかの例では、選択される送信フォーマットは短縮TTI送信フォーマットを含み得る。いくつかの例では、送信フォーマットは、TTIの少なくとも1つのシンボルのパンクチャリング、TTIの少なくとも1つのシンボルの非送信、またはそれらの組合せを含み得る。いくつかの例では、送信フォーマットは、全長TTI送信フォーマット、TTIの持続時間よりも短い少なくとも1つの他の送信のための少なくとも1つの他の送信フォーマット、またはそれらの組合せとは異なり得る。
【0089】
送信タイミングインジケータ745-aは、受信デバイスに送信のタイミングを示すために使用され得る。いくつかの例では、送信のタイミングを示すことは、送信の開始時間、送信の停止時間、送信の持続時間、またはそれらの組合せを示すことを含み得る。いくつかの例では、送信タイミングインジケータ745-aは、基準信号送信機815またはシーケンス送信機820を含み得る。基準信号送信機815は、全長TTI送信の第2の基準信号ロケーションとは異なる第1の基準信号ロケーションにおいて基準信号を送信することによって、または第2の基準信号密度とは異なる第1の基準信号密度で少なくとも1つの基準信号を送信することによって送信のタイミングを示すために使用され得る。第2の基準信号密度は、全長TTI送信に関連する基準信号密度であり得る。いくつかの例では、シーケンス送信機820は、プリアンブルシーケンス、パイロットシンボル構成、またはそれらの組合せなど、所定のシーケンスを送信することによって送信のタイミングを示すために使用され得る。所定のシーケンスは、たとえば、送信の開始時、送信の終了時、またはそれらの組合せにおいて送信され得る。
【0090】
送信マネージャ750-aは、受信デバイスに送信を送信するために使用され得る。いくつかの例では、送信タイミングインジケータ745は、送信の一部として受信デバイスに送信のタイミングを示し得る。
【0091】
図9は、本開示の1つまたは複数の態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置905のブロック
図900を示す。装置905は、
図1または
図2を参照しながら説明したネットワークアクセスデバイス105(たとえば、eNB、ANC、RH、または基地局)のうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。装置905はまた、プロセッサであることがあり、またはプロセッサを含むことがある。装置905は、受信機910、ワイヤレス通信マネージャ920-a、または送信機930を含み得る。これらの構成要素の各々は、互いに通信していることがある。
【0092】
装置905の構成要素は、ハードウェアにおいて適用可能な機能の一部またはすべてを実行するように適合された1つまたは複数のASICを使用して、個別にまたは集合的に実装され得る。代替として、機能は、1つまたは複数の集積回路上で、1つまたは複数の他の処理ユニット(または、コア)によって実行され得る。いくつかの他の例では、他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、SoC、および/または他のタイプのセミカスタムIC)が使用されることがあり、これらは、当技術分野で知られている任意の方法でプログラムされ得る。各構成要素の機能はまた、メモリで実装され1つまたは複数の汎用プロセッサまたは特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた命令を用いて、全体的にまたは部分的に実装され得る。
【0093】
いくつかの例では、受信機910は、1つまたは複数のRFスペクトル帯域を介して送信を受信するように動作可能な少なくとも1つのRF受信機などの、少なくとも1つのRF受信機を含み得る。いくつかの例では、1つまたは複数のRFスペクトル帯域が、たとえば、
図1、
図2、
図3、
図4、
図5、または
図6を参照しながら説明したように、LTE/LTE-A通信または5G通信のために使用され得る。受信機910は、
図1を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100の1つまたは複数の通信リンクなどの、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを介して、様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用され得る。
【0094】
いくつかの例では、送信機930は、1つまたは複数のRFスペクトル帯域を介して送信するように動作可能な少なくとも1つのRF送信機などの、少なくとも1つのRF送信機を含み得る。いくつかの例では、1つまたは複数のRFスペクトル帯域が、たとえば、
図1、
図2、
図3、
図4、
図5、または
図6を参照しながら説明したように、LTE/LTE-A通信または5G通信のために使用され得る。送信機930は、
図1を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100の1つまたは複数の通信リンクなどの、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを介して、様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用され得る。
【0095】
いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ920-aは、装置905のためのワイヤレス通信の1つまたは複数の態様を管理するために使用され得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ920-aの一部は、受信機910もしくは送信機930に組み込まれることがあり、またはそれらと共有されることがある。いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ920-aは、
図1を参照しながら説明したワイヤレス通信マネージャ920の態様の例であり得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ920-aは、送信受信マネージャ935または送信タイミングインジケータプロセッサ940を含み得る。
【0096】
送信受信マネージャ935は、TTIの間に、TTIの持続時間よりも短い送信を送信デバイスから受信するために使用され得る。いくつかの例では、TTIの持続時間よりも短い送信は、短縮TTIを含み得る。送信受信マネージャ935は、送信のタイミングの指示に少なくとも部分的に基づいて送信を識別し得る。
【0097】
送信タイミングインジケータプロセッサ940は、送信デバイスから、送信受信マネージャ935によって受信される送信のタイミングの指示を受信するために使用され得る。いくつかの例では、送信のタイミングの指示は、送信の開始時間、送信の停止時間、送信の持続時間、またはそれらの組合せを示し得る。いくつかの例では、送信のタイミングの指示は、送信受信マネージャ935によって受信される送信の一部として受信され得る。
【0098】
図10は、本開示の1つまたは複数の態様による、ワイヤレス通信において使用するためのワイヤレス通信マネージャ920-bのブロック
図1000を示す。ワイヤレス通信マネージャ920-bは、
図1または
図9を参照しながら説明したワイヤレス通信マネージャ920または920-aの態様の例であり得る。
【0099】
ワイヤレス通信マネージャ920-bの構成要素は、ハードウェアにおいて適用可能な機能の一部またはすべてを実行するように適合された1つまたは複数のASICを使用して、個別にまたは集合的に実装され得る。代替として、機能は、1つまたは複数の集積回路上で、1つまたは複数の他の処理ユニット(または、コア)によって実行され得る。いくつかの他の例では、他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、SoC、および/または他のタイプのセミカスタムIC)が使用されることがあり、これらは、当技術分野で知られている任意の方法でプログラムされ得る。各構成要素の機能はまた、メモリで実装され1つまたは複数の汎用プロセッサまたは特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた命令を用いて、全体的にまたは部分的に実装され得る。
【0100】
いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ920-bは、
図1、
図2、または
図9を参照しながら説明したネットワークアクセスデバイス105(たとえば、eNB、ANC、RH、もしくは基地局)または装置905のうちの1つなどの、ワイヤレス通信デバイス(たとえば、ネットワークアクセスデバイス)または装置のためのワイヤレス通信の1つまたは複数の態様を管理するために使用され得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ920-bの一部は、受信機もしくは送信機(たとえば、
図9を参照しながら説明した受信機910もしくは送信機930)に組み込まれることがあり、またはそれらと共有されることがある。いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ920-bは、送信フォーマットマネージャ1005、送信受信マネージャ935-a、または送信タイミングインジケータプロセッサ940-aを含み得る。
【0101】
送信フォーマットマネージャ1005は、(たとえば、1つまたは複数のUEに)複数の送信フォーマットを送信するために使用され得る。いくつかの例では、送信フォーマットは、1つもしくは複数の全長TTI送信フォーマット、全長TTIの持続時間よりも短い送信のための1つもしくは複数の送信フォーマット、またはそれらの組合せとは異なる1つまたは複数の送信フォーマットを含み得る。いくつかの例では、送信フォーマットのうちの1つまたは複数は、全長TTIの少なくとも1つのシンボルのパンクチャリング、全長TTIの少なくとも1つのシンボルの非送信、またはそれらの組合せを含み得る。いくつかの例では、送信フォーマットは短縮TTI送信フォーマットを含み得る。
【0102】
送信受信マネージャ935-aは、TTIの間に、TTIの持続時間よりも短い送信を送信デバイスから受信するために使用され得る。いくつかの例では、TTIの持続時間よりも短い送信は、短縮TTIを含み得る。送信受信マネージャ935-aは、送信のタイミングの指示に少なくとも部分的に基づいて送信を識別し得る。
【0103】
送信タイミングインジケータプロセッサ940-aは、送信デバイスから、送信受信マネージャ935-aによって受信される送信のタイミングの指示を受信するために使用され得る。いくつかの例では、送信のタイミングの指示は、送信の開始時間、送信の停止時間、送信の持続時間、またはそれらの組合せを示し得る。いくつかの例では、送信のタイミングの指示は、送信受信マネージャ935-aによって受信される送信の一部として受信され得る。いくつかの例では、送信タイミングインジケータプロセッサ940-aは、基準信号プロセッサ1010またはシーケンス識別器1015を含み得る。
【0104】
ワイヤレス通信マネージャ920-bのいくつかの例では、基準信号プロセッサ1010は、送信受信マネージャ935-aによって受信される送信のタイミングを示す少なくとも1つの基準信号を処理するために使用され得る。いくつかの例では、基準信号は、全長TTI送信の第2の基準信号ロケーションとは異なる第1の基準信号ロケーションにおいてそれが受信される送信のタイミングを示し得る。いくつかの例では、基準信号は、第2の基準信号密度とは異なる第1の基準信号密度で受信され得る。第2の基準信号密度は、全長TTI送信に関連する基準信号密度であり得る。
【0105】
ワイヤレス通信マネージャ920-bのいくつかの例では、シーケンス識別器1015は、送信受信マネージャ935-aによって受信される送信のタイミングを示す所定のシーケンスを識別するために使用され得る。いくつかの例では、所定のシーケンスは、プリアンブルシーケンス、パイロットシンボル構成、またはそれらの組合せを含み得る。所定のシーケンスは、たとえば、送信の開始時、送信の終了時、またはそれらの組合せにおいて受信され得る。
【0106】
図11は、本開示の1つまたは複数の態様による、ワイヤレス通信において使用するためのUE115-bのブロック
図1100を示す。UE115-bは、パーソナルコンピュータ(たとえば、ラップトップコンピュータ、ネットブックコンピュータ、タブレットコンピュータなど)、セルラー電話、PDA、DVR、インターネットアプライアンス、ゲーミングコンソール、電子リーダー、車両、家庭用電気器具、照明もしくは警報制御システムなどに含まれることがあり、またはそれらの一部であることがある。UE115-bは、いくつかの例では、モバイル動作を容易にするために、小型バッテリーなどの内部電源(図示せず)を有し得る。いくつかの例では、UE115-bは、
図1を参照しながら説明したUE115のうちの1つもしくは複数の態様、または
図7を参照しながら説明した装置715の態様の例であり得る。UE115-bは、
図1、
図2、
図3、
図4、
図5、
図6、
図7、または
図8を参照しながら説明したUEまたは装置の技法および機能の少なくとも一部を実装するように構成され得る。
【0107】
UE115-bは、プロセッサ1110、メモリ1120、少なくとも1つのトランシーバ(トランシーバ1130によって表される)、少なくとも1つのアンテナ(アンテナ1140によって表される)、またはワイヤレス通信マネージャ720-cを含み得る。これらの構成要素の各々は、1つまたは複数のバス1135を介して、直接または間接的に、互いに通信していることがある。
【0108】
メモリ1120は、ランダムアクセスメモリ(RAM)または読取り専用メモリ(ROM)を含み得る。メモリ1120は、実行されたとき、たとえば、TTIの部分が、TTIの持続時間よりも短い送信のために利用可能であると判定し、TTIの部分の間に受信デバイスに送信を送信するための送信フォーマットを複数の送信フォーマットから選択し、受信デバイスに送信のタイミングを示すこと含む、ワイヤレス通信に関する本明細書で説明する様々な機能をプロセッサ1110に実行させるように構成された命令を含むコンピュータ可読のコンピュータ実行可能コード1125を記憶し得る。代替的に、コンピュータ実行可能コード1125は、プロセッサ1110によって直接実行可能ではないが、(たとえば、コンパイルおよび実行されたとき)本明細書で説明する様々な機能をUE115-bに実行させるように構成されることがある。
【0109】
プロセッサ1110は、インテリジェントハードウェアデバイス、たとえば、中央処理装置(CPU)、マイクロコントローラ、ASICなどを含み得る。プロセッサ1110は、トランシーバ1130を通じて受信された情報、またはアンテナ1140を通じた送信のためにトランシーバ1130へ送られるべき情報を処理し得る。プロセッサ1110は、単独で、またはワイヤレス通信マネージャ720-cとともに、1つまたは複数のRFスペクトル帯域を介して通信すること(またはそれを介した通信を管理すること)の様々な態様を扱い得る。
【0110】
トランシーバ1130は、送信のためにパケットを変調するとともに被変調パケットをアンテナ1140に提供し、アンテナ1140から受信されたパケットを復調するように構成された、モデムを含み得る。トランシーバ1130は、いくつかの例では、1つまたは複数の送信機および1つまたは複数の別個の受信機として実装され得る。トランシーバ1130は、1つまたは複数のRFスペクトル帯域における通信をサポートし得る。トランシーバ1130は、
図1もしくは
図2を参照しながら説明したネットワークアクセスデバイス105のうちの1つもしくは複数、または
図9を参照しながら説明した装置905と、アンテナ1140を介して双方向に通信するように構成され得る。UE115-bは単一のアンテナを含む場合があるが、UE115-bが複数のアンテナ1140を含み得る例が存在する場合がある。
【0111】
ワイヤレス通信マネージャ720-cは、1つまたは複数のRFスペクトル帯域を介したワイヤレス通信に関する、
図1、
図2、
図3、
図4、
図5、
図6、
図7、または
図8を参照しながら説明したUEまたは装置の技法または機能の一部またはすべてを、実行または制御するように構成され得る。ワイヤレス通信マネージャ720-cもしくはその一部がプロセッサを含むことがあり、またはワイヤレス通信マネージャ720-cの機能の一部もしくはすべてがプロセッサ1110によって、もしくはプロセッサ1110と連係して実行されることがある。いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ720-cは、
図1、
図7、または
図8を参照しながら説明したワイヤレス通信マネージャ720、720-a、または720-bの例であり得る。
【0112】
図12は、本開示の1つまたは複数の態様による、ワイヤレス通信において使用するためのネットワークアクセスデバイス105-fのブロック
図1200を示す。いくつかの例では、ネットワークアクセスデバイス105-fは、
図1もしくは
図2を参照しながら説明したネットワークアクセスデバイス105(たとえば、eNB、ANC、RH、もしくは基地局)の1つもしくは複数の態様、または
図9を参照しながら説明した装置905の態様の例であり得る。ネットワークアクセスデバイス105-fは、
図1、
図2、
図3、
図4、
図5、
図6、
図9、または
図10を参照しながら説明したネットワークアクセスデバイスの技法および機能の少なくとも一部を実装または支援するように構成され得る。
【0113】
ネットワークアクセスデバイス105-fは、プロセッサ1210、メモリ1220、少なくとも1つのトランシーバ(トランシーバ1250によって表される)、少なくとも1つのアンテナ(基地局アンテナ1255によって表される)、またはワイヤレス通信マネージャ920-cを含み得る。ネットワークアクセスデバイス105-fはまた、ネットワークアクセスデバイス通信器1230またはネットワーク通信器1240のうちの1つまたは複数を含み得る。これらの構成要素の各々は、1つまたは複数のバス1235を介して、直接または間接的に、互いに通信していることがある。
【0114】
メモリ1220はRAMまたはROMを含み得る。メモリ1220は、実行されたとき、たとえば、TTIの間に、TTIの持続時間よりも短い送信を送信デバイスから受信し、送信デバイスから、送信のタイミングの指示を受信し、送信のタイミングの指示に少なくとも部分的に基づいて送信を識別すること含む、ワイヤレス通信に関する本明細書で説明する様々な機能をプロセッサ1210に実行させるように構成された命令を含むコンピュータ可読のコンピュータ実行可能コード1225を記憶し得る。代替的に、コンピュータ実行可能コード1225は、プロセッサ1210によって直接実行可能ではないが、(たとえば、コンパイルおよび実行されたとき)本明細書で説明する様々な機能をネットワークアクセスデバイス105-fに実行させるように構成されることがある。
【0115】
プロセッサ1210は、インテリジェントハードウェアデバイス、たとえば、CPU、マイクロコントローラ、ASICなどを含み得る。プロセッサ1210は、トランシーバ1250、ネットワークアクセスデバイス通信器1230、またはネットワーク通信器1240を通じて受信された情報を処理し得る。プロセッサ1210はまた、アンテナ1255を通じた送信のためにトランシーバ1250に送られるべき情報、1つもしくは複数の他のネットワークアクセスデバイス(たとえば、ネットワークアクセスデバイス105-gおよびネットワークアクセスデバイス105-h)への送信のためにネットワークアクセスデバイス通信器1230に送られるべき情報、または、
図1を参照しながら説明したコアネットワーク130の1つもしくは複数の態様の例であり得る、コアネットワーク130-aへの送信のためにネットワーク通信器1240に送られるべき情報を処理し得る。プロセッサ1210は、単独で、またはワイヤレス通信マネージャ920-cとともに、1つまたは複数のRFスペクトル帯域を介して通信すること(またはそれを介した通信を管理すること)の様々な態様を扱い得る。
【0116】
トランシーバ1250は、送信のためにパケットを変調するとともに被変調パケットをアンテナ1255に提供し、アンテナ1255から受信されたパケットを復調するように構成された、モデムを含み得る。トランシーバ1250は、いくつかの例では、1つまたは複数の送信機および1つまたは複数の別個の受信機として実装され得る。トランシーバ1250は、1つまたは複数のRFスペクトル帯域における通信をサポートし得る。トランシーバ1250は、
図1もしくは
図11を参照しながら説明したUE115のうちの1つもしくは複数、または
図12を参照しながら説明する装置1215のうちの1つもしくは複数などの、1つまたは複数のUEまたは装置と、アンテナ1255を介して双方向に通信するように構成され得る。ネットワークアクセスデバイス105-fは、たとえば、複数のアンテナ1255(たとえば、アンテナアレイ)を含み得る。ネットワークアクセスデバイス105-fは、ネットワーク通信器1240を通じてコアネットワーク130-aと通信し得る。ネットワークアクセスデバイス105-fは、ネットワークアクセスデバイス通信器1230を使用して、ネットワークアクセスデバイス105-gおよびネットワークアクセスデバイス105-hなどの他のネットワークアクセスデバイスとも通信し得る。
【0117】
ワイヤレス通信マネージャ920-cは、1つまたは複数のRFスペクトル帯域を介したワイヤレス通信に関する、
図1、
図2、
図3、
図4、
図5、
図6、
図9、または
図10を参照しながら説明した技法または機能の一部またはすべてを、実行または制御するように構成され得る。ワイヤレス通信マネージャ920-cもしくはその一部がプロセッサを含むことがあり、またはワイヤレス通信マネージャ920-cの機能の一部もしくはすべてがプロセッサ1210によって、もしくはプロセッサ1210と連係して実行されることがある。いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ920-cは、
図1、
図9、または
図10を参照しながら説明したワイヤレス通信マネージャ920、920-a、または920-bの例であり得る。
【0118】
図13は、本開示の1つまたは複数の態様による、ワイヤレス通信デバイスにおけるワイヤレス通信のための方法1300の例を示すフローチャートである。明確にするために、方法1300は、
図1、
図2、もしくは
図11を参照しながら説明したUE115、115-a、もしくは115-bの態様、または
図7を参照しながら説明した装置715の態様、または
図1、
図7、
図8、もしくは
図11を参照しながら説明したワイヤレス通信マネージャ720、720-a、720-b、もしくは720-cの態様を参照しながら以下で説明される。いくつかの例では、ワイヤレス通信デバイスは、以下で説明する機能を実行するようにワイヤレス通信デバイスの機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、ワイヤレス通信デバイスは、専用ハードウェアを使用して、以下で説明する機能のうちの1つまたは複数を実行してもよい。
【0119】
1305において、方法1300は随意に、(たとえば、ネットワークアクセスデバイスから)複数の送信フォーマットを受信するステップを含み得る。代替的に、ワイヤレス通信デバイスは、複数の送信フォーマットを用いて事前構成され得るか、または他の方法で複数の送信フォーマットを受信し得る。1305における動作は、
図1、
図7、
図8、もしくは
図11を参照しながら説明したワイヤレス通信マネージャ720、720-a、720-b、もしくは720-c、または
図7もしくは
図8を参照しながら説明した送信フォーマット選択器740もしくは740-aを使用して実行され得る。
【0120】
1310において、方法1300は、TTIの部分が、TTIの持続時間よりも短い送信のために利用可能であると判定するステップを含み得る。いくつかの例では、TTIの部分は、(
図3および
図4を参照しながら説明したように)TTIの間に発生する送信切替えイベントに少なくとも部分的に基づいて、または(
図5および
図6を参照しながら説明したように)第1のRATに基づく第1の送信と第2のRATに基づく第2の送信との間のタイミング差に少なくとも部分的に基づいて判定され得る。いくつかの例では、TTIの持続時間よりも短い送信は、短縮TTIを含み得る。1310における動作は、
図1、
図7、
図8、もしくは
図11を参照しながら説明したワイヤレス通信マネージャ720、720-a、720-b、もしくは720-c、
図7もしくは
図8を参照しながら説明したTTI利用可能性判定器735もしくは735-a、または
図8を参照しながら説明した送信切替えイベント識別器805もしくは送信タイミング差識別器810を使用して実行され得る。
【0121】
1315において、方法1300は、TTIの部分の間に受信デバイスに送信を送信するための送信フォーマットを選択するステップを含み得る。いくつかの例では、送信フォーマットは、複数のフォーマットから(たとえば、1305において受信された送信フォーマットから)選択され得る。いくつかの例では、選択される送信フォーマットは短縮TTI送信フォーマットを含み得る。いくつかの例では、送信フォーマットは、TTIの少なくとも1つのシンボルのパンクチャリング、TTIの少なくとも1つのシンボルの非送信、またはそれらの組合せを含み得る。いくつかの例では、送信フォーマットは、全長TTI送信フォーマット、TTIの持続時間よりも短い少なくとも1つの他の送信のための少なくとも1つの他の送信フォーマット、またはそれらの組合せとは異なり得る。1315における動作は、
図1、
図7、
図8、もしくは
図11を参照しながら説明したワイヤレス通信マネージャ720、720-a、720-b、もしくは720-c、または
図7もしくは
図8を参照しながら説明した送信フォーマット選択器740もしくは740-aを使用して実行され得る。
【0122】
1320において、方法1300は、受信デバイスに送信のタイミングを示すステップを含み得る。いくつかの例では、送信のタイミングを示すことは、送信の開始時間、送信の停止時間、送信の持続時間、またはそれらの組合せを示すことを含み得る。いくつかの例では、送信のタイミングは、全長TTI送信の第2の基準信号ロケーションとは異なる第1の基準信号ロケーションにおいて基準信号を送信することによって、または第2の基準信号密度とは異なる第1の基準信号密度で少なくとも1つの基準信号を送信することによって示され得る。第2の基準信号密度は、全長TTI送信に関連する基準信号密度であり得る。いくつかの例では、送信のタイミングは、プリアンブルシーケンス、パイロットシンボル構成、またはそれらの組合せなど、所定のシーケンスを送信することによって示され得る。所定のシーケンスは、たとえば、送信の開始時、送信の終了時、またはそれらの組合せにおいて送信され得る。1320における動作は、
図1、
図7、
図8、もしくは
図11を参照しながら説明したワイヤレス通信マネージャ720、720-a、720-b、もしくは720-c、
図7もしくは
図8を参照しながら説明した送信タイミングインジケータ745もしくは745-a、または
図8を参照しながら説明した基準信号送信機815もしくはシーケンス送信機820を使用して実行され得る。
【0123】
1325において、方法1300は、受信デバイスに送信を送信するステップを含み得る。いくつかの例では、送信のタイミングは、1325において送信される送信の一部として、1320において、受信デバイスに示され得る。1325における動作は、
図1、
図7、
図8、もしくは
図11を参照しながら説明したワイヤレス通信マネージャ720、720-a、720-b、もしくは720-c、または
図7もしくは
図8を参照しながら説明した送信マネージャ750もしくは750-aを使用して実行され得る。
【0124】
図14は、本開示の1つまたは複数の態様による、ワイヤレス通信デバイスにおけるワイヤレス通信のための方法1400の例を示すフローチャートである。明確にするために、方法1400は、
図1、
図2、もしくは
図11を参照しながら説明したUE115、115-a、もしくは115-bの態様、または
図7を参照しながら説明した装置715の態様、または
図1、
図7、
図8、もしくは
図11を参照しながら説明したワイヤレス通信マネージャ720、720-a、720-b、もしくは720-cの態様を参照しながら以下で説明される。いくつかの例では、ワイヤレス通信デバイスは、以下で説明する機能を実行するようにワイヤレス通信デバイスの機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、ワイヤレス通信デバイスは、専用ハードウェアを使用して、以下で説明する機能のうちの1つまたは複数を実行してもよい。
【0125】
1405において、方法1400は随意に、(たとえば、ネットワークアクセスデバイスから)複数の送信フォーマットを受信するステップを含み得る。代替的に、ワイヤレス通信デバイスは、複数の送信フォーマットを用いて事前構成され得るか、または他の方法で複数の送信フォーマットを受信し得る。1405における動作は、
図1、
図7、
図8、もしくは
図11を参照しながら説明したワイヤレス通信マネージャ720、720-a、720-b、もしくは720-c、または
図7もしくは
図8を参照しながら説明した送信フォーマット選択器740もしくは740-aを使用して実行され得る。
【0126】
1410において、方法1400は、TTIの間に発生する送信切替えイベントを識別するステップを含み得る。いくつかの例では、送信切替えイベントは、第1のRATによる第1の送信から第2のRATによる第2の送信に切り替えること、または第2のRATによる第2の送信から第1のRATによる第1の送信に切り替えることを含み得る。1410における動作は、
図1、
図7、
図8、もしくは
図11を参照しながら説明したワイヤレス通信マネージャ720、720-a、720-b、もしくは720-c、
図7もしくは
図8を参照しながら説明したTTI利用可能性判定器735もしくは735-a、または
図8を参照しながら説明した送信切替えイベント識別器805を使用して実行され得る。
【0127】
1415において、方法1400は、TTIの利用不可能な部分を判定するステップを含み得る。TTIの利用不可能な部分は、送信切替えイベントの切替え持続時間に少なくとも部分的に基づく持続時間を有し得る。1415における動作は、
図1、
図7、
図8、もしくは
図11を参照しながら説明したワイヤレス通信マネージャ720、720-a、720-b、もしくは720-c、または
図7もしくは
図8を参照しながら説明したTTI利用可能性判定器735もしくは735-aを使用して実行され得る。
【0128】
1420において、方法1400は、TTIの持続時間よりも短い送信のために利用可能なTTIの部分を判定するステップを含み得る。いくつかの例では、TTIの持続時間よりも短い送信のために利用可能なTTIの部分は、1415において識別されたTTIの利用不可能な部分に少なくとも部分的に基づいて判定され得る。いくつかの例では、TTIの持続時間よりも短い送信は、短縮TTIを含み得る。1420における動作は、
図1、
図7、
図8、もしくは
図11を参照しながら説明したワイヤレス通信マネージャ720、720-a、720-b、もしくは720-c、または
図7もしくは
図8を参照しながら説明したTTI利用可能性判定器735もしくは735-aを使用して実行され得る。
【0129】
1425において、方法1400は、TTIの部分の間に受信デバイスに送信を送信するための送信フォーマットを選択するステップを含み得る。いくつかの例では、送信フォーマットは、複数のフォーマットから(たとえば、1405において受信された送信フォーマットから)選択され得る。いくつかの例では、選択される送信フォーマットは短縮TTI送信フォーマットを含み得る。いくつかの例では、送信フォーマットは、TTIの少なくとも1つのシンボルのパンクチャリング、TTIの少なくとも1つのシンボルの非送信、またはそれらの組合せを含み得る。いくつかの例では、送信フォーマットは、全長TTI送信フォーマット、TTIの持続時間よりも短い少なくとも1つの他の送信のための少なくとも1つの他の送信フォーマット、またはそれらの組合せとは異なり得る。1425における動作は、
図1、
図7、
図8、もしくは
図11を参照しながら説明したワイヤレス通信マネージャ720、720-a、720-b、もしくは720-c、または
図7もしくは
図8を参照しながら説明した送信フォーマット選択器740もしくは740-aを使用して実行され得る。
【0130】
1430において、方法1400は、受信デバイスに送信のタイミングを示すステップを含み得る。いくつかの例では、送信のタイミングを示すことは、送信の開始時間、送信の停止時間、送信の持続時間、またはそれらの組合せを示すことを含み得る。いくつかの例では、送信のタイミングは、全長TTI送信の第2の基準信号ロケーションとは異なる第1の基準信号ロケーションにおいて基準信号を送信することによって、または第2の基準信号密度とは異なる第1の基準信号密度で少なくとも1つの基準信号を送信することによって示され得る。第2の基準信号密度は、全長TTI送信に関連する基準信号密度であり得る。いくつかの例では、送信のタイミングは、プリアンブルシーケンス、パイロットシンボル構成、またはそれらの組合せなど、所定のシーケンスを送信することによって示され得る。所定のシーケンスは、たとえば、送信の開始時、送信の終了時、またはそれらの組合せにおいて送信され得る。1430における動作は、
図1、
図7、
図8、もしくは
図11を参照しながら説明したワイヤレス通信マネージャ720、720-a、720-b、もしくは720-c、
図7もしくは
図8を参照しながら説明した送信タイミングインジケータ745もしくは745-a、または
図8を参照しながら説明した基準信号送信機815もしくはシーケンス送信機820を使用して実行され得る。
【0131】
1435において、方法1400は、受信デバイスに送信を送信するステップを含み得る。いくつかの例では、送信のタイミングは、1435において送信される送信の一部として、1430において、受信デバイスに示され得る。1435における動作は、
図1、
図7、
図8、もしくは
図11を参照しながら説明したワイヤレス通信マネージャ720、720-a、720-b、もしくは720-c、または
図7もしくは
図8を参照しながら説明した送信マネージャ750もしくは750-aを使用して実行され得る。
【0132】
いくつかの例では、
図13および
図14を参照しながら説明した方法1300および1400の態様が組み合わせられてよい。
【0133】
図15は、本開示の1つまたは複数の態様による、ワイヤレス通信デバイスにおけるワイヤレス通信のための方法1500の例を示すフローチャートである。明確にするために、方法1500は、
図1、
図2、もしくは
図11を参照しながら説明したUE115、115-a、もしくは115-bの態様、または
図7を参照しながら説明した装置715の態様、または
図1、
図7、
図8、もしくは
図11を参照しながら説明したワイヤレス通信マネージャ720、720-a、720-b、もしくは720-cの態様を参照しながら以下で説明される。いくつかの例では、ワイヤレス通信デバイスは、以下で説明する機能を実行するようにワイヤレス通信デバイスの機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、ワイヤレス通信デバイスは、専用ハードウェアを使用して、以下で説明する機能のうちの1つまたは複数を実行してもよい。
【0134】
1505において、方法1500は随意に、(たとえば、ネットワークアクセスデバイスから)複数の送信フォーマットを受信するステップを含み得る。代替的に、ワイヤレス通信デバイスは、複数の送信フォーマットを用いて事前構成され得るか、または他の方法で複数の送信フォーマットを受信し得る。1505における動作は、
図1、
図7、
図8、もしくは
図11を参照しながら説明したワイヤレス通信マネージャ720、720-a、720-b、もしくは720-c、または
図7もしくは
図8を参照しながら説明した送信フォーマット選択器740もしくは740-aを使用して実行され得る。
【0135】
1510において、方法1500は、TTIの部分が、TTIの持続時間よりも短い送信のために利用可能であると判定するステップを含み得る。いくつかの例では、TTIの部分は、(
図3および
図4を参照しながら説明したように)TTIの間に発生する送信切替えイベントに少なくとも部分的に基づいて、または(
図5および
図6を参照しながら説明したように)第1のRATに基づく第1の送信と第2のRATに基づく第2の送信との間のタイミング差に少なくとも部分的に基づいて判定され得る。いくつかの例では、TTIの持続時間よりも短い送信は、短縮TTIを含み得る。1510における動作は、
図1、
図7、
図8、もしくは
図11を参照しながら説明したワイヤレス通信マネージャ720、720-a、720-b、もしくは720-c、
図7もしくは
図8を参照しながら説明したTTI利用可能性判定器735もしくは735-a、または
図8を参照しながら説明した送信切替えイベント識別器805もしくは送信タイミング差識別器810を使用して実行され得る。
【0136】
1515において、方法1500は、TTIの部分の間に受信デバイスに送信を送信するための送信フォーマットを選択するステップを含み得る。いくつかの例では、送信フォーマットは、複数のフォーマットから(たとえば、1505において受信された送信フォーマットから)選択され得る。いくつかの例では、選択される送信フォーマットは短縮TTI送信フォーマットを含み得る。いくつかの例では、送信フォーマットは、TTIの少なくとも1つのシンボルのパンクチャリング、TTIの少なくとも1つのシンボルの非送信、またはそれらの組合せを含み得る。いくつかの例では、送信フォーマットは、全長TTI送信フォーマット、TTIの持続時間よりも短い少なくとも1つの他の送信のための少なくとも1つの他の送信フォーマット、またはそれらの組合せとは異なり得る。1515における動作は、
図1、
図7、
図8、もしくは
図11を参照しながら説明したワイヤレス通信マネージャ720、720-a、720-b、もしくは720-c、または
図7もしくは
図8を参照しながら説明した送信フォーマット選択器740もしくは740-aを使用して実行され得る。
【0137】
1520において、方法1500は、受信デバイスに送信を送信するステップを含み得る。1520における動作は、
図1、
図7、
図8、もしくは
図11を参照しながら説明したワイヤレス通信マネージャ720、720-a、720-b、もしくは720-c、または
図7もしくは
図8を参照しながら説明した送信マネージャ750もしくは750-aを使用して実行され得る。
【0138】
図16は、本開示の1つまたは複数の態様による、ワイヤレス通信デバイスにおけるワイヤレス通信のための方法1600の例を示すフローチャートである。明確にするために、方法1600は、
図1、
図2、もしくは
図12を参照しながら説明したネットワークアクセスデバイス105(たとえば、eNB、ANC、RH、もしくは基地局)の態様、または
図1、
図9、
図10、もしくは
図12を参照しながら説明したワイヤレス通信マネージャ920、920-a、920-b、もしくは920-cの態様を参照しながら以下で説明される。いくつかの例では、ワイヤレス通信デバイスは、以下で説明する機能を実行するようにワイヤレス通信デバイスの機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、ワイヤレス通信デバイスは、専用ハードウェアを使用して、以下で説明する機能のうちの1つまたは複数を実行してもよい。
【0139】
1605において、方法1600は随意に、(たとえば、1つまたは複数のUEに)複数の送信フォーマットを送信するステップを含み得る。いくつかの例では、送信フォーマットは、1つもしくは複数の全長TTI送信フォーマット、全長TTIの持続時間よりも短い送信のための1つもしくは複数の送信フォーマット、またはそれらの組合せとは異なる1つまたは複数の送信フォーマットを含み得る。いくつかの例では、送信フォーマットのうちの1つまたは複数は、全長TTIの少なくとも1つのシンボルのパンクチャリング、全長TTIの少なくとも1つのシンボルの非送信、またはそれらの組合せを含み得る。いくつかの例では、送信フォーマットは短縮TTI送信フォーマットを含み得る。1605における動作は、
図1、
図9、
図10、もしくは
図12を参照しながら説明したワイヤレス通信マネージャ920、920-a、920-b、もしくは920-c、または
図10を参照しながら説明した送信フォーマットマネージャ1005を使用して実行され得る。
【0140】
1610において、方法1600は、TTIの間に、TTIの持続時間よりも短い送信を送信デバイスから受信するステップを含み得る。いくつかの例では、TTIの持続時間よりも短い送信は、短縮TTIを含み得る。1610における動作は、
図1、
図9、
図10、もしくは
図12を参照しながら説明したワイヤレス通信マネージャ920、920-a、920-b、もしくは920-c、または
図9もしくは
図10を参照しながら説明した送信受信マネージャ935もしくは935-aを使用して実行され得る。
【0141】
1615において、方法1600は、送信デバイスから、1610において受信される送信のタイミングの指示を受信するステップを含み得る。いくつかの例では、送信のタイミングの指示は、送信の開始時間、送信の停止時間、送信の持続時間、またはそれらの組合せを示し得る。いくつかの例では、送信のタイミングの指示は、全長TTI送信の第2の基準信号ロケーションとは異なる第1の基準信号ロケーションにおいて受信される基準信号、または第2の基準信号密度とは異なる第1の基準信号密度で受信される少なくとも1つの基準信号を示し得る。第2の基準信号密度は、全長TTI送信に関連する基準信号密度であり得る。いくつかの例では、送信のタイミングの指示は、プリアンブルシーケンス、パイロットシンボル構成、またはそれらの組合せなど、所定のシーケンスを含み得る。所定のシーケンスは、たとえば、送信の開始時、送信の終了時、またはそれらの組合せにおいて受信され得る。いくつかの例では、送信のタイミングの指示は、1610において受信される送信の一部として受信され得る。1615における動作は、
図1、
図9、
図10、もしくは
図12を参照しながら説明したワイヤレス通信マネージャ920、920-a、920-b、もしくは920-c、
図9もしくは
図10を参照しながら説明した送信タイミングインジケータプロセッサ940もしくは940-a、または
図10を参照しながら説明した基準信号プロセッサ1010もしくはシーケンス識別器1015を使用して実行され得る。
【0142】
1620において、方法1600は、送信のタイミングの指示に少なくとも部分的に基づいて送信を識別するステップを含み得る。1620における動作は、
図1、
図9、
図10、もしくは
図12を参照しながら説明したワイヤレス通信マネージャ920、920-a、920-b、もしくは920-c、または
図9もしくは
図10を参照しながら説明した送信受信マネージャ935もしくは935-aを使用して実行され得る。
【0143】
図13、
図14、
図15、および
図16を参照しながら説明した方法1300、1400、1500、および1600は、ワイヤレス通信を実現し得る。方法1300、1400、1500、および1600は例示的な実装形態にすぎず、方法1300、1400、1500、および1600の動作は、他の実装形態が可能であるように並べ替えられ、または場合によっては変更され得ることに留意されたい。
【0144】
本明細書で説明した技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC-FDMA、および他のシステムなどの様々なワイヤレス通信システムのために使用されてもよい。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば、互換的に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実装し得る。CDMA2000は、IS-2000、IS-95、およびIS-856規格をカバーする。IS-2000リリース0およびAは、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれることがある。IS-856(TIA-856)は、CDMA2000 1xEV-DO、高速パケットデータ(HRPD)などと呼ばれる場合がある。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形を含む。TDMAシステムは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))などの無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、発展型UTRA(E-UTRA)、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash-OFDM(商標)などの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE-UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。3GPP LTEおよびLTE-Aは、E-UTRAを使用するUMTSの新たなリリースである。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE-A、およびGSM(登録商標)は、3GPPと称する団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。本明細書で説明した技法は、無認可帯域幅または共有帯域幅を介したセルラー(たとえば、LTE)通信を含む、上述のシステムおよび無線技術、ならびに他のシステムおよび無線技術のために使用され得る。しかしながら、上記の説明は、例としてLTE/LTE-Aシステムを説明し、上記の説明の大部分においてLTE用語が使用されるが、技法はLTE/LTE-A適用例以外に適用可能である。
【0145】
添付の図面に関して上記に記載された発明を実施するための形態は、例について説明しており、実装され得る例、または特許請求の範囲内にある例のすべてを表すとは限らない。この説明で使用される「例」および「例示的」という用語は、「例、事例、または例示として機能すること」を意味し、「好ましい」または「他の例よりも有利である」ことを意味しない。発明を実施するための形態は、説明した技法の理解を可能にする目的で、具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの具体的な詳細を伴うことなく実践されることがある。いくつかの例では、説明した例の概念を不明瞭にすることを避けるために、よく知られている構造および装置がブロック図形式で示されている。
【0146】
情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表されてよい。たとえば、上記の説明全体にわたって参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁気粒子、光場もしくは光粒子、またはそれらの任意の組合せによって表されてよい。
【0147】
本明細書の開示に関して説明した様々な例示的なブロックおよび構成要素は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ASIC、FPGAもしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行されてよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってよいが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであってよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実装され得る。
【0148】
本明細書で説明した機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装されてもよい。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体上に記憶されてよく、またはコンピュータ可読媒体を介して送信されてよい。他の例および実装形態が、本開示および添付の特許請求の範囲内および趣旨内にある。たとえば、ソフトウェアの性質に起因して、上記で説明した機能は、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのいずれかの組合せを使用して実装され得る。機能を実装する構成要素はまた、異なる物理的ロケーションに機能の部分が実装されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置されてよい。特許請求の範囲を含む本明細書で使用される場合、「または」という用語は、2つ以上の項目の列挙において使用されるとき、列挙される項目のうちのいずれか1つが単独で利用され得ること、または列挙される項目のうちの2つ以上の任意の組合せが利用され得ることを意味する。たとえば、構成が、構成要素A、B、またはCを含むものとして説明される場合、その構成は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびBの組合せ、AおよびCの組合せ、BおよびCの組合せ、またはA、B、およびCの組合せを含むことができる。また、特許請求の範囲内を含む本明細書で使用される場合、項目の列挙(たとえば、「のうちの少なくとも1つ」または「のうちの1つまたは複数」などの句が後置された項目の列挙)において使用される「または」は、たとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」という列挙がAまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような、選言的列挙を示す。
【0149】
コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの伝達を容易にする任意の媒体を含む通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であってよい。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ、CD-ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気記憶デバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得るとともに、汎用コンピュータもしくは専用コンピュータまたは汎用プロセッサもしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る任意の他の媒体を含むことができる。また、任意の接続が、適正にコンピュータ可読媒体と呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、より対線、デジタル加入者線(DSL)、または、赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、より対線、DSL、または、赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびblu-rayディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、レーザーを用いてデータを光学的に再生する。上記のものの組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
【0150】
本開示の以上の説明は、当業者が本開示を作成または使用できるように与えられる。本開示の様々な変更は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義される一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明した例および設計に限定されるものでなく、本明細書で開示する原理および新規の技法と一致する最も広い範囲が与えられるべきである。