(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0031】
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係、ログイン等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。また、「A、B、C」等のように事物を列挙した場合は、断りがない限り例示列挙であり、その1つのみを選んでいる場合(例えば、Aのみ)を含む。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
【0032】
本実施の形態である情報処理装置100は、印刷ジョブを受け付けて、画像形成装置150にその印刷ジョブを送信するものであって、
図1の例に示すように、受付モジュール105、印刷ジョブ振分モジュール110、単独印刷ジョブ用送信モジュール115、画像形成装置性能検知モジュール120、グループ印刷ジョブ用送信モジュール130、画像形成装置通信モジュール140を有している。
本実施の形態は、特に、対象とする画像形成装置150に応じて、グループ印刷ジョブの送信形式を変更する制御を行うものである。
【0033】
グループ印刷ジョブは、複数の印刷ジョブによって構成されているものである。ユーザーによる印刷ジョブの管理方法に合わせて、印刷ジョブのまとまりであるグループ印刷ジョブが作成される。このグループ印刷ジョブによって、例えば、以下のような運用を可能にする。
(1)顧客から注文のあった注文に関連する印刷ジョブを一まとめとして扱うことができる。
(2)スプーラーとしての機能を有する情報処理装置100に蓄積した印刷ジョブを、印刷工程作業者の都合に合わせて、以下のように作業を効率的に実施できる単位にまとめて扱うことができる。
(a)出力用紙毎にまとめる。
(b)必要な後処理が同じものをまとめる。
(c)担当する作業者毎にまとめる。
(d)作業日・作業時刻にあわせてまとめる。
【0034】
画像形成装置150として、例えば、プロダクションプリンターがある。プロダクションプリンターは、企業の社内印刷部門やプリントショップ等を対象として軽印刷を行うものである。一般的に、大量の印刷を担うものである。なお、プロダクションプリンターに限定することなく、一般的なプリンター(ビジネス用のプリンター、家庭用のプリンター等)に適用してもよい。
特に、プロダクションプリンターの場合、グループ印刷ジョブに対応することによって、プロダクションプリンターのロスタイム(印刷処理ができない時間)を軽減させることができる。
【0035】
受付モジュール105は、印刷ジョブ振分モジュール110と接続されている。受付モジュール105は、印刷ジョブ、又は、複数の印刷ジョブによって構成されているグループ印刷ジョブを受け付ける。
印刷ジョブ振分モジュール110は、受付モジュール105、単独印刷ジョブ用送信モジュール115、グループ印刷ジョブ用送信モジュール130と接続されている。印刷ジョブ振分モジュール110は、受付モジュール105が受け付けた印刷ジョブは、単独の印刷ジョブであるか、グループ印刷ジョブであるかを判断し、単独の印刷ジョブであるならば、その印刷ジョブを単独印刷ジョブ用送信モジュール115に渡し、グループ印刷ジョブであるならば、そのグループ印刷ジョブをグループ印刷ジョブ用送信モジュール130に渡す。例えば、受付モジュール105が受け付けた印刷ジョブ内にある、グループ印刷ジョブであるか否かを示す識別子等によって判断してもよいし、受付モジュール105が受け付けた印刷ジョブが複数の印刷ジョブを含んでいるか否かによって判断してもよい。
単独印刷ジョブ用送信モジュール115は、印刷ジョブ振分モジュール110、画像形成装置通信モジュール140と接続されている。単独印刷ジョブ用送信モジュール115は、印刷ジョブ振分モジュール110から渡された印刷ジョブの属性(印刷設定を含む)にしたがって画像形成装置150を選択する。例えば、印刷ジョブ内で指定されている用紙を備えている画像形成装置150を選択する等である。そして、選択した画像形成装置150にその印刷ジョブを、画像形成装置通信モジュール140を介して送信する。
【0036】
画像形成装置性能検知モジュール120は、問合モジュール122、性能受信モジュール124を有しており、グループ印刷ジョブ用送信モジュール130、画像形成装置通信モジュール140と接続されている。
問合モジュール122は、各画像形成装置150のグループ印刷ジョブに関する性能を問い合わせる。
性能受信モジュール124は、問い合わせを行った画像形成装置150からその画像形成装置150の性能を受信する。受信した画像形成装置150の性能を送信方法決定モジュール132に渡す。
なお、画像形成装置性能検知モジュール120は、問合モジュール122、性能受信モジュール124を用いることなく、画像形成装置150のグループ印刷ジョブに関する性能を検知してもよい。例えば、各画像形成装置150のグループ印刷ジョブに関する性能を記憶したテーブルを用意しておき、画像形成装置性能検知モジュール120は、そのテーブルから対象となっている画像形成装置150のグループ印刷ジョブに関する性能を抽出してもよい。例えば、そのテーブルとして、後述する
図10の例に示す印刷装置テーブル1000を用い、その印刷装置テーブル1000内の装備可能なトナー種類欄1020から抽出するようにしてもよい。
【0037】
グループ印刷ジョブ用送信モジュール130は、送信方法決定モジュール132、送信モジュール134を有しており、印刷ジョブ振分モジュール110、画像形成装置性能検知モジュール120、画像形成装置通信モジュール140と接続されている。グループ印刷ジョブ用送信モジュール130は、画像形成装置150のグループ印刷ジョブに関する性能にしたがって、受付モジュール105によって受け付けられたグループ印刷ジョブを、画像形成装置通信モジュール140を介して画像形成装置150に送信する。
「画像形成装置150のグループ印刷ジョブに関する性能」(以下、グループ印刷ジョブ送信方式ともいう)として、次の4つがある。
(1)画像形成装置150がグループ印刷ジョブに関する記述がされているジョブチケットを受け付けることができること
(2)画像形成装置150がグループ印刷ジョブを構成している印刷ジョブ群のアーカイブを受け付けることができること
(3)画像形成装置150がグループ印刷ジョブであることを示す情報の記述が可能であるジョブチケットを受け付けることができること
(4)画像形成装置150がグループ印刷ジョブに対応していないこと
【0038】
なお、ジョブチケット(印刷ジョブチケットともいわれる)として、例えば、JDF(Job Definition Format)がある。JDFとは、CIP4(The International Cooperation for the Integration of Processes in Prepress Press and Postpress)を実現するためのデータフォーマットであって、グラフィックアート業界周辺のアプリケーションやシステム間の情報交換を簡略化するために設計された業界標準である。CIP4は、印刷の前工程「プロセス(Process)」から印刷の全行程(例えば、プリプレス、プレス、ポストプレスの工程)の統合を図っている。印刷作業の自動化、品質の安定化を図ることを可能としている。そのために、共通のファイルフォーマット(JDF)で統合している。JDFの書式はXML(eXtensible Markup Language)ベースで、印刷物制作に関わるあらゆる工程の指示ができ、デザイン作業から配送まで業務の一元管理が可能である。なお、「プリプレス」とは、印刷までの工程をいい、具体的には、試し刷り等がある。「プレス」とは、印刷する工程をいい、具体的には、印刷処理そのものがある。「ポストプレス」とは、印刷の後の工程をいい、具体的には、断裁、折り加工等がある。
つまり、JDFを使用した印刷ワークフローでは、各工程で機器がJDFを読み込み、JDFの内容に沿って処理を進める。JDFには色々な工程の指示が記載されている。なお、機器とは、前述のプロセス、プリプレス、プレス、ポストプレスの各工程の処理を行うものであって、例えば、試し刷り(下刷り)を行う印刷装置、本刷(納品用印刷物の印刷)を行う印刷装置、製本や穴あけ等の後処理を行う後処理装置等がある。本実施の形態は、印刷装置である画像形成装置150にグループ印刷ジョブを送信する場合に用いられる。
【0039】
送信方法決定モジュール132は、性能受信モジュール124によって受信された性能にしたがって、送信方式を決定する。
送信モジュール134は、送信方法決定モジュール132によって決定された送信方式を用いて、対象となっているグループ印刷ジョブを画像形成装置150に送信する。また、送信モジュール134は、画像形成装置150への送信に先立って、送信方法決定モジュール132によって決定された送信方式にしたがって、受付モジュール105によって受け付けられたグループ印刷ジョブのデータを生成するようにしてもよい。
【0040】
送信モジュール134は、画像形成装置150がグループ印刷ジョブに関する記述がされているジョブチケットを受け付けることができる場合は、そのジョブチケットを付して、受付モジュール105によって受け付けられたグループ印刷ジョブ内の印刷ジョブを画像形成装置150に送信する。さらに、ジョブチケットには、グループ印刷ジョブ内の印刷順番を示す情報が少なくとも記述されているものであってもよい。「ジョブチケットには、グループ印刷ジョブ内の印刷順番を示す情報が少なくとも記述されている」ので、印刷ジョブを画像形成装置150に送信する場合、印刷順番にしたがう必要がない。画像形成装置150側で、その順番にしたがって、印刷処理を行うことになる。
【0041】
また、送信モジュール134は、画像形成装置150がグループ印刷ジョブを構成している印刷ジョブ群のアーカイブを受け付けることができる場合は、受付モジュール105によって受け付けられたグループ印刷ジョブを構成している印刷ジョブ群のアーカイブを画像形成装置150に送信するようにしてもよい。
さらに、送信モジュール134は、アーカイブ内に、グループ印刷ジョブに関する情報が記述されたファイルを付加するようにしてもよい。このファイルには、グループ印刷ジョブに関する情報として、例えば、そのグループ印刷ジョブ内の印刷順番を示す情報が少なくとも記述されている。そして、画像形成装置150側で、その順番にしたがって、印刷処理を行うことになる。
【0042】
また、送信モジュール134は、画像形成装置150がグループ印刷ジョブであることを示す情報の記述が可能であるジョブチケットを受け付けることができる場合は、そのジョブチケットを付して、そのグループ印刷ジョブ内の印刷ジョブを画像形成装置150に送信するようにしてもよい。ここで「グループ印刷ジョブであることを示す情報の記述が可能であるジョブチケット」として、具体的には、ジョブチケット内にグループ印刷ジョブであることを示すタグを含ませることができることをいう。このタグだけを付すことができるので、その他の情報、例えば、そのグループ印刷ジョブ内の印刷順番を示す情報は、ジョブチケット内に記載することができない。したがって、グループ印刷ジョブ内の印刷順番にしたがって、印刷ジョブを画像形成装置150に送信する。そして、画像形成装置150側で、受信した順番にしたがって、印刷処理を行うことになる。
さらに、送信モジュール134は、グループ印刷ジョブ内の印刷順番にしたがって、印刷ジョブを画像形成装置150に送信するようにしてもよい。
【0043】
また、送信モジュール134は、画像形成装置150がグループ印刷ジョブに対応していない場合は、受付モジュール105によって受け付けられたグループ印刷ジョブ内の印刷ジョブの名称内に、そのグループ印刷ジョブに関する情報を含めて、その印刷ジョブを画像形成装置150に送信するようにしてもよい。ここで「印刷ジョブの名称内に、グループ印刷ジョブに関する情報を含める」として、具体的には、印刷ジョブの名称の先頭に、グループ印刷ジョブの名称を挿入する。先頭にグループ印刷ジョブの名称を挿入することによって、画像形成装置150側で、グループ印刷ジョブの名称でソートを行った場合に、同じグループ印刷ジョブに属する印刷ジョブを並べることができるようになる。
さらに、送信モジュール134は、グループ印刷ジョブ内の印刷順番にしたがって、印刷ジョブを画像形成装置150に送信するようにしてもよい。前述したように、「印刷ジョブの名称の先頭に、グループ印刷ジョブの名称を挿入」した場合は、そのグループ印刷ジョブ内の印刷順番を示す情報が記載されていない。したがって、グループ印刷ジョブ内の印刷順番にしたがって、印刷ジョブを画像形成装置150に送信する。そして、画像形成装置150側で、受信した順番にしたがって、印刷処理を行うことになる。
【0044】
画像形成装置通信モジュール140は、単独印刷ジョブ用送信モジュール115、画像形成装置性能検知モジュール120、グループ印刷ジョブ用送信モジュール130、画像形成装置150A、画像形成装置150B、画像形成装置150Cと接続されている。画像形成装置通信モジュール140は、画像形成装置150に対して、印刷ジョブ又はグループ印刷ジョブを渡す。そして、各画像形成装置150に対して、画像形成装置性能検知モジュール120による制御にしたがってグループ印刷ジョブに関する性能を問い合わせ、返信としてその画像形成装置150の性能を受信し、画像形成装置性能検知モジュール120に渡す。
また、画像形成装置通信モジュール140は、グループ印刷ジョブ送信方式に応じて、グループ印刷ジョブ内の各印刷ジョブを指定された並び順で画像形成装置150にFIFO(First In, First Out)送信する。そして、グループ印刷ジョブ内の印刷ジョブ送信中に別印刷ジョブが混入しないように制御してFIFO送信する。
【0045】
画像形成装置150(画像形成装置150A、画像形成装置150B、画像形成装置150C等)は、情報処理装置100の画像形成装置通信モジュール140と接続されている。画像形成装置150は、情報処理装置100から送信されてきた印刷ジョブ、又は、グループ印刷ジョブを受信して、その印刷ジョブにしたがって印刷処理を行う。なお、画像形成装置150は、前述の4つのグループ印刷ジョブ送信方式のいずれか1つをサポートしている。
なお、
図1の例では、3つの画像形成装置150を接続しているが、1つ以上の画像形成装置150が接続されていればよい。
【0046】
図2は、本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。
なお、情報処理装置100は、画像形成装置150の外部コントローラー内に備えつけられていてもよい。
図2(a)に示す例では、情報処理装置100Aは、ユーザー端末210(ユーザー端末210A、ユーザー端末210B、ユーザー端末210C、ユーザー端末210D)、画像形成装置150(画像形成装置150A、画像形成装置150B、画像形成装置150C)と接続されている。
情報処理装置100Aは、ユーザー端末210から印刷ジョブ又はグループ印刷ジョブを受け取って、その印刷ジョブ又はグループ印刷ジョブに適した画像形成装置150に、その印刷ジョブ又はグループ印刷ジョブを渡す。その画像形成装置150は、受け取った印刷ジョブ又はグループ印刷ジョブにしたがって印刷処理を行う。
【0047】
図2(b)に示す例では、情報処理装置100A、情報処理装置100B、ユーザー端末210A、ユーザー端末210B、ユーザー端末210C、ユーザー端末210Dは、通信回線290を介してそれぞれ接続されている。通信回線290は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。また、情報処理装置100による機能は、クラウドサービスとして実現してもよい。
情報処理装置100Aは、画像形成装置150A、画像形成装置150B、画像形成装置150Cと接続されている。
情報処理装置100Bは、画像形成装置150D、画像形成装置150E、画像形成装置150F、画像形成装置150Gと接続されている。
情報処理装置100は、通信回線290経由で、ユーザー端末210から印刷ジョブ又はグループ印刷ジョブを受け取って、その印刷ジョブ又はグループ印刷ジョブに適した画像形成装置150に、その印刷ジョブ又はグループ印刷ジョブを渡す。その画像形成装置150は、受け取った印刷ジョブ又はグループ印刷ジョブにしたがって印刷処理を行う。
【0048】
図3は、本実施の形態の利用例を示す説明図である。グループ印刷ジョブについて、さらに詳細に説明する。
グループ印刷ジョブは、複数の印刷ジョブによって構成されている。つまり、いくつかの印刷ジョブをまとめた単位であって、印刷ジョブを複数入れる箱のようなものである。したがって、グループ印刷ジョブそのものは印刷データや印刷設定を持たず、構成要素である印刷ジョブが個別に印刷データや印刷設定を持っている。
例えば、印刷で使う用紙が同じなど、ユーザーにとってメリットのある何らかの括りでいくつかの印刷ジョブをまとめ、その1つにまとめたグループ印刷ジョブに対して、印刷ジョブの一括操作を実現するものである。つまり、グループ印刷ジョブをあたかも1つの印刷ジョブとして扱うようにしている。
また、グループ印刷ジョブに含まれる印刷ジョブの集計情報(例えば、印刷枚数等)を、複数の画像形成装置150への印刷ジョブ投げ分け時における判断材料のひとつとしている。
【0049】
印刷ジョブ群300として、印刷ジョブ302、印刷ジョブ304、印刷ジョブ306、印刷ジョブ308、印刷ジョブ310、印刷ジョブ312、印刷ジョブ314、印刷ジョブ316、印刷ジョブ318、印刷ジョブ320等がある。これらの中から、前述したように印刷ジョブをまとめることができる。例えば、印刷ジョブ304、印刷ジョブ310、印刷ジョブ314を含むグループ印刷ジョブA330を作成することができる。また、印刷ジョブ306、印刷ジョブ312、印刷ジョブ318を含むグループ印刷ジョブB340を作成することができる。
情報処理装置100は、ユーザー390の操作によって、各画像形成装置150に対して、例えば、印刷ジョブの送信、一時停止、試し刷り、印刷再開、キャンセル等の処理を行わせることができる。
グループ印刷ジョブA330では、印刷用紙としてある用紙Aが設定されている場合、その用紙Aが既にセット(「ストックXがセット」ともいわれる)されている画像形成装置150Aを選択して、グループ印刷ジョブA330を画像形成装置150Aに送信する。
また、グループ印刷ジョブB340では、合計の印刷枚数が3000枚である場合、その3000枚の出力が途中での作業なしに(排紙受部から印刷途中で印刷済用紙を取り除くことなしに)印刷することができる画像形成装置150Bを選択して、グループ印刷ジョブB340を画像形成装置150Bに送信する。この場合、画像形成装置150Bの排紙受部は、3000枚以上を受け取ることができるものである。
【0050】
図4は、本実施の形態による画面400の表示例を示す説明図である。情報処理装置100におけるグループ印刷ジョブ、印刷ジョブの表示例を示すものである。
図4(a)では、画面400には、印刷ジョブ表示領域410を表示している。印刷ジョブ表示領域410は、チェック欄412、ID欄414、印刷ジョブ名欄416、ステータス欄418、部数欄420、送信先欄422、詳細欄424を有している。チェック欄412は、処理対象とすることができるチェック欄を有している。ID欄414は、印刷ジョブ又はグループ印刷ジョブの識別情報(ID:IDentification)を表示している。印刷ジョブ名欄416は、その印刷ジョブ又はグループ印刷ジョブの印刷ジョブ名を表示している。ステータス欄418は、その印刷ジョブ又はグループ印刷ジョブの現在の状況(ステータス)を表示している。部数欄420は、その印刷ジョブ又はグループ印刷ジョブにおける部数を表示している。送信先欄422は、その印刷ジョブ又はグループ印刷ジョブの送信先(画像形成装置150)を表示している。詳細欄424は、その印刷ジョブ又はグループ印刷ジョブの詳細を表示するためのボタンを有している。
【0051】
グループ印刷ジョブの下記の操作方法は、単独の印刷ジョブ(従来の印刷ジョブ)に対するものと同じである。
−[編集]を除いた印刷ジョブ操作(送信、コピー、削除、保持/解除等)
−印刷ジョブ操作(プリント/再開、プルーフプリント、一時停止、キャンセル等)
また、各操作における操作可否や挙動は、グループ印刷ジョブ内に含まれる印刷ジョブのステータスに応じて変化する。
【0052】
図4(a)の例に示す印刷ジョブ表示領域410では、1行目にID:10、印刷ジョブ名:ジョブ10、ステータス:送信待ち、部数:1、送信先:未定であることを示しており、2行目にID:9、印刷ジョブ名:グループジョブA(4ジョブ)、ステータス:送信待ち、部数:未定、送信先:未定であることを示しており、3行目にID:8、印刷ジョブ名:グループジョブB(3ジョブ)、ステータス:送信待ち、部数:未定、送信先:未定であることを示しており、4行目にID:1、印刷ジョブ名:ジョブ1、ステータス:送信待ち、部数:5、送信先:未定であることを示している。
そして、2行目、3行目の印刷ジョブ名欄416にグループ印刷ジョブマーク432、グループ印刷ジョブマーク434が付与されており、それがグループ印刷ジョブであることを示している。つまり、印刷ジョブ名欄416の先頭に、グループ印刷ジョブの開/閉状態を示すアイコン(
図4では黒三角マーク)を表示している。グループ印刷ジョブマーク432、グループ印刷ジョブマーク434に対するユーザーの選択操作(クリック操作)で、対象としているグループ印刷ジョブの開閉表示が切り替わる。初期表示時は、全て閉じられた状態で表示される。なお、「開いている」とは、グループ印刷ジョブを構成している印刷ジョブを表示することであり(
図4(b)参照)、「閉じている」とは、グループ印刷ジョブだけを(あたかも1つの印刷ジョブであるかのように)表示することである。
【0053】
グループ印刷ジョブを開いた状態を、
図4(b)の例に示す。
図4(b)の例に示す印刷ジョブ表示領域410では、1行目にID:10、印刷ジョブ名:ジョブ10、ステータス:送信待ち、部数:1、送信先:未定であることを示しており、2行目にID:9、印刷ジョブ名:グループジョブA(4ジョブ)、ステータス:送信待ち、部数:未定、送信先:未定であることを示しており、3行目にID:6、印刷ジョブ名:ジョブ6、ステータス:送信待ち、部数:5、送信先:未定であることを示しており、4行目にID:5、印刷ジョブ名:ジョブ5、ステータス:送信待ち、部数:5、送信先:未定であることを示しており、5行目にID:4、印刷ジョブ名:ジョブ4、ステータス:送信待ち、部数:5、送信先:未定であることを示しており、6行目にID:3、印刷ジョブ名:ジョブ3、ステータス:送信待ち、部数:5、送信先:未定であることを示しており、7行目にID:8、印刷ジョブ名:グループジョブB(3ジョブ)、ステータス:送信待ち、部数:未定、送信先:未定であることを示しており、8行目にID:7、印刷ジョブ名:ジョブ7、ステータス:送信待ち、部数:5、送信先:未定であることを示しており、9行目にID:11、印刷ジョブ名:グループジョブC(2ジョブ)、ステータス:送信待ち、部数:未定、送信先:未定であることを示しており、10行目にID:1、印刷ジョブ名:ジョブ1、ステータス:送信待ち、部数:5、送信先:未定であることを示している。3行目から6行目までは、グループ印刷ジョブAを構成している印刷ジョブ群を示しており、8行目と9行目は、グループ印刷ジョブBを構成している印刷ジョブ群を示している。なお、グループ印刷ジョブ内にさらにグループ印刷ジョブを含めてもよい。グループ印刷ジョブBには、グループ印刷ジョブCが含まれている。なお、予め定められた階層数(例えば、最大3階層等)までのグループ印刷ジョブを形成できるようにしてもよい。
【0054】
なお、
図4(b)の状態で、ID欄414のソートを行った場合、ソート対象は、ルート印刷ジョブ(グループ印刷ジョブの配下に位置しない印刷ジョブ、つまり、単独の印刷ジョブとグループ印刷ジョブのこと)である。グループ印刷ジョブを構成している印刷ジョブは、そのグループ印刷ジョブから外れてソート対象となることは好ましくないからである。
【0055】
また、ユーザーの選択操作によって詳細欄424が選択された場合、その選択された行の印刷ジョブの属性をプロパティ画面(ポップアップ画面等)に提示する。つまり、そのグループ印刷ジョブに含まれる印刷ジョブの属性の統合結果を提示する。例えば、各属性の論理和、合計等を行う。具体的には、各印刷ジョブの属性を抽出し、必要とする後処理機能(例えば、ステープラー、製本、穴あけ等、フィニッシャーともいわれる)を抽出すること、用紙種類毎に枚数を合計すること等がある。
【0056】
図5は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。情報処理装置100全体の処理例を示しており、主に場合分けの処理例を示している。
ステップS502では、受付モジュール105は、印刷ジョブを受け付ける。例えば、後述するグループ印刷ジョブテーブル600、グループ印刷ジョブテーブル700、又は、印刷ジョブテーブル800を受け付ける。
ステップS504では、印刷ジョブ振分モジュール110は、グループ印刷ジョブであるか否かを判断し、グループ印刷ジョブの場合はステップS506へ進み、それ以外の場合はステップS522へ進む。
【0057】
ステップS506では、画像形成装置性能検知モジュール120は、印刷装置のグループ印刷ジョブに関する性能を検知する。ステップS506の詳細な処理については、
図9の例に示すフローチャートを用いて後述する。
ステップS508では、送信方法決定モジュール132は、グループ印刷ジョブをサポートするジョブチケットに対応可能であるか否かを判断し、対応可能な場合はステップS510へ進み、それ以外の場合はステップS512へ進む。
ステップS510では、送信モジュール134は、処理Aを行う。ステップS510の詳細な処理については、
図11の例に示すフローチャートを用いて後述する。
【0058】
ステップS512では、送信方法決定モジュール132は、グループ印刷ジョブ内の印刷ジョブのアーカイブに対応可能であるか否かを判断し、対応可能な場合はステップS514へ進み、それ以外の場合はステップS516へ進む。
ステップS514では、送信モジュール134は、処理Bを行う。ステップS514の詳細な処理については、
図14の例に示すフローチャートを用いて後述する。
【0059】
ステップS516では、送信方法決定モジュール132は、「グループ印刷ジョブ」のタグが挿入されたジョブチケットに対応可能であるか否かを判断し、対応可能な場合はステップS518へ進み、それ以外の場合はステップS520へ進む。
ステップS518では、送信モジュール134は、処理Cを行う。ステップS518の詳細な処理については、
図17の例に示すフローチャートを用いて後述する。
【0060】
ステップS520では、送信モジュール134は、処理Dを行う。ステップS520の詳細な処理については、
図20の例に示すフローチャートを用いて後述する。
ステップS522では、単独印刷ジョブ用送信モジュール115は、単独印刷ジョブ用の送信方法で、その印刷ジョブを送信する。
【0061】
グループ印刷ジョブのデータ構造として、例えば、グループ印刷ジョブテーブル600又はグループ印刷ジョブテーブル700がある。
図6は、グループ印刷ジョブテーブル600のデータ構造例を示す説明図である。グループ印刷ジョブテーブル600は、印刷ジョブID欄605、グループフラグ欄610、グループ印刷ジョブ名欄615、印刷ジョブ数欄620、印刷ジョブID欄625、最優先印刷ジョブID欄630を有している。印刷ジョブID欄605は、本実施の形態において、印刷ジョブ又はグループ印刷ジョブを一意に識別するための情報(印刷ジョブID:IDentification)を記憶している。グループフラグ欄610は、グループ印刷ジョブであるか否かの情報(グループフラグ)を記憶している。グループ印刷ジョブ名欄615は、そのグループ印刷ジョブの名称を記憶している。印刷ジョブ数欄620は、そのグループ印刷ジョブに含まれている印刷ジョブ数を記憶している。印刷ジョブID欄625は、そのグループ印刷ジョブに含まれている印刷ジョブIDを記憶している。印刷ジョブID欄625内は、複数の印刷ジョブIDが記憶されている。最優先印刷ジョブID欄630は、そのグループ印刷ジョブにおいて、最優先に印刷する印刷ジョブIDを記憶している。
グループフラグ欄610をチェックすることによって、ステップS504の処理を行う。
例えば、
図6は、印刷ジョブID:9は、グループフラグ:1(グループ印刷ジョブであることを示しているフラグ)であり、グループ印刷ジョブ名:グループジョブAであり、印刷ジョブ数:5であり、印刷ジョブID:1、10、15、16、20によって構成されており、最優先印刷ジョブID:15であることを示している。
【0062】
図7は、グループ印刷ジョブテーブル700のデータ構造例を示す説明図である。グループ印刷ジョブテーブル700は、各印刷ジョブの優先順位が設定されている。具体的には、グループ印刷ジョブテーブル700は、印刷ジョブID欄705、グループフラグ欄710、グループ印刷ジョブ名欄715、印刷ジョブ数欄720、印刷ジョブID欄725A、順位欄730A、印刷ジョブID欄725B、順位欄730B、印刷ジョブID欄725C、順位欄730C、印刷ジョブID欄725D、順位欄730D、印刷ジョブID欄725E、順位欄730Eを有している。印刷ジョブID欄705は、印刷ジョブIDを記憶している。グループフラグ欄710は、グループ印刷ジョブであるか否かの情報(グループフラグ)を記憶している。グループ印刷ジョブ名欄715は、そのグループ印刷ジョブの名称を記憶している。印刷ジョブ数欄720は、そのグループ印刷ジョブに含まれている印刷ジョブ数を記憶している。印刷ジョブ数欄720内の数だけ、その後に印刷ジョブID欄725、順位欄730の組が続く。印刷ジョブID欄725は、そのグループ印刷ジョブに含まれている印刷ジョブIDを記憶している。順位欄730は、その印刷ジョブIDの印刷ジョブのグループ印刷ジョブ内における優先順位(印刷順位)を記憶している。
グループフラグ欄710をチェックすることによって、ステップS504の処理を行う。
例えば、
図7は、印刷ジョブID:9は、グループフラグ:1であり、グループ印刷ジョブ名:グループジョブAであり、印刷ジョブ数:5であり、印刷ジョブID:1は、順位:3であり、印刷ジョブID:10は、順位:2であり、印刷ジョブID:15は、順位:1であり、印刷ジョブID:16は、順位:5であり、印刷ジョブID:20は、順位:4であることを示している。
【0063】
単独の印刷ジョブ又はグループ印刷ジョブを構成している印刷ジョブのデータ構造として、例えば、印刷ジョブテーブル800がある。
図8は、印刷ジョブテーブル800のデータ構造例を示す説明図である。印刷ジョブテーブル800は、印刷ジョブID欄805、グループフラグ欄810、印刷ジョブ名欄815、所有者欄820、頁数欄825、部数欄830、用紙サイズ欄835、用紙種欄840、印刷文書欄845、カラー/白黒欄850、指定日時欄855、後処理欄860を有している。印刷ジョブID欄805は、印刷ジョブIDを記憶している。グループフラグ欄810は、グループ印刷ジョブであるか否かの情報(グループフラグ)を記憶している。印刷ジョブ名欄815は、印刷ジョブ名を記憶している。所有者欄820は、その印刷ジョブの所有者(最終的な処理結果である印刷物の所有者、エンドユーザー)を記憶している。頁数欄825は、その印刷ジョブにおける印刷文書の頁数を記憶している。部数欄830は、その印刷ジョブにおける印刷の部数を記憶している。用紙サイズ欄835は、その印刷ジョブにおける用紙サイズを記憶している。用紙種欄840は、用紙種を記憶している。印刷文書欄845は、その印刷ジョブにおける印刷文書を記憶している。印刷文書そのものを記憶していてもよいし、その印刷文書が記憶されている場所(例えば、文書ID、文書名、URL:Uniform Resource Locator等)であってもよい。カラー/白黒欄850は、その印刷ジョブはカラー印刷であるか白黒印刷であるかの情報を記憶している。カラー/白黒欄850では、カラー、白黒だけでなく、特色(金色、銀色、蛍光色等)の指定ができてもよい。指定日時欄855は、指定日時を記憶している。後処理欄860は、その印刷ジョブにおける後処理(例えば、ステープラー処理、穴あけ処理、製本処理等)を記憶している。
グループフラグ欄810をチェックすることによって、ステップS504の処理を行う。
【0064】
図9は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS902では、情報処理装置100は、画像形成装置150に対して、グループ印刷ジョブに関する性能を問い合わせる。
ステップS904では、画像形成装置150は、情報処理装置100より、問い合わせを受信する。
ステップS906では、画像形成装置150は、情報処理装置100に対して、グループ印刷ジョブに関する性能を送信する。例えば、後述する印刷装置テーブル1000を送信する。
ステップS908では、情報処理装置100は、画像形成装置150のグループ印刷ジョブに関する性能を受信する。例えば、後述する印刷装置テーブル1000を受信する。
なお、ステップS906では、印刷装置テーブル1000全体でなく、印刷装置テーブル1000の装備可能なトナー種類欄1020内の値だけを送信するようにしてもよい。
【0065】
図10は、印刷装置テーブル1000のデータ構造例を示す説明図である。印刷装置テーブル1000は、印刷装置ID欄1005、印刷装置名欄1010、印刷速度欄1015、グループ印刷ジョブ性能欄1020、装備可能なトナー種類欄1025、装備可能な用紙欄1030、両面印刷欄1035、最大給紙容量欄1040、排出先数欄1045、後処理機能欄1050、印刷コスト欄1055を有している。印刷装置ID欄1005は、本実施の形態において、印刷装置を一意に識別するための情報(印刷装置ID)を記憶している。印刷装置名欄1010は、その印刷装置の名称を記憶している。印刷速度欄1015は、その印刷装置の印刷速度を記憶している。なお、印刷速度欄1015では、用紙の種類(A4サイズ、A3サイズ等)毎に印刷速度を設けてもよい。グループ印刷ジョブ性能欄1020は、その印刷装置が備えているグループ印刷ジョブに対するサポート状況を記憶している。例えば、「グループ印刷ジョブをサポートするジョブチケットに対応可能である」、「グループ印刷ジョブ内の印刷ジョブのアーカイブに対応可能である」、「「グループ印刷ジョブ」のタグが挿入されたジョブチケットに対応可能である」、「グループ印刷ジョブに対応不可」等を示す情報(フラグ)を記憶している。なお、グループ印刷ジョブ性能欄1020そのものがない場合は、「グループ印刷ジョブに対応不可」と判断してもよい。装備可能なトナー種類欄1025は、その印刷装置に装備可能なトナーの種類を記憶している。例えば、カラートナーの種類(黒トナー、シアントナー、マゼンタトナー、イエロートナー、特色トナー等)である。装備可能な用紙欄1030は、その印刷装置に装備可能な用紙を記憶している。両面印刷欄1035は、その印刷装置は、両面印刷が可能か否かの情報を記憶している。最大給紙容量欄1040は、その印刷装置の最大給紙容量を記憶している。排出先数欄1045は、その印刷装置が有している排出先数を記憶している。さらに、その排出先における容量(排紙受部が排紙を受け入れることができる枚数)を記憶していてもよい。後処理機能欄1050は、その印刷装置が有している後処理機能を記憶している。印刷コスト欄1055、その印刷装置における印刷コストを記憶している。
なお、グループ印刷ジョブを印刷できる印刷装置が複数ある場合は、印刷時間の短いもの(印刷速度が速いもの)、印刷コストが安いものを選択してもよい。
【0066】
図11は、本実施の形態による処理例(ステップS510)を示すフローチャートである。
ステップS1102では、グループ印刷ジョブ内の各印刷ジョブのジョブチケットのジョブチケット属性にグループ印刷ジョブ内の印刷ジョブであることを示す情報を設定する。詳細については、
図12の例に示すステップS1208、
図13の例を用いて後述する。
ステップS1104では、印刷ジョブとして、印刷対象の文書とジョブチケットの組を画像形成装置150に送信する。
【0067】
図12は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。情報処理装置100と画像形成装置150との間で行われる処理例を示すものである。特に、ステップS510に関連する処理例を示すものである。つまり、画像形成装置150は、ジョブチケットでグループ印刷ジョブ指定をサポートしている例を示すものである。サポートプロトコルに応じたグループ印刷ジョブ用のジョブチケット(例えば、IPP、XPIF、JDF)を作成して画像形成装置150に送信する。
【0068】
ステップS1202では、情報処理装置100は、画像形成装置150に対して、Capability(グループ印刷ジョブに関する性能)を問い合わせる。
ステップS1204では、画像形成装置150は、情報処理装置100に対して、グループ印刷ジョブジョブチケットサポートを返答する。
例えば、IPPプロトコルのGet−Printer−Attributeでgroup−job−col−supportedの問い合わせを行い(ステップS1202)、画像形成装置150から以下のような情報を得る(ステップS1204)。
group−job−col−supported:
group−job−name
group−job−id
sub−job−id
sub−job−total−number
この処理によって、ユーザー作業を介さずに対象としている画像形成装置150のグループ印刷ジョブ仕様を確認できる。
【0069】
ステップS1206では、情報処理装置100は、グループ印刷ジョブに対応したジョブチケットを作成し、各サブ印刷ジョブのジョブチケット属性にグループ印刷ジョブのサブ印刷ジョブであることを指定する。なお、サブ印刷ジョブとは、グループ印刷ジョブを構成している印刷ジョブをいう。
ステップS1208では、情報処理装置100は、画像形成装置150に対して、各サブ印刷ジョブを送信する。例えば、
図13に示すジョブチケット1315とPDF1310の組み合わせ、ジョブチケット1325とPDF1320の組み合わせ、ジョブチケット1335とPDF1330の組み合わせ等を送信する。
ステップS1210では、画像形成装置150は、情報処理装置100より、グループ印刷ジョブを受信し、画像形成装置150側でジョブチケットの内容から全てのサブ印刷ジョブが揃うのを待ってから指定されたオーダー順でグループ印刷ジョブを作成し、印刷等の次処理を行う。
【0070】
図13は、印刷ジョブチケット(ジョブチケット1315、ジョブチケット1325、ジョブチケット1335)と印刷対象文書(PDF1310、PDF1320、PDF1330)との組み合わせ例を示す説明図である。ステップS1208で送信される組み合わせの例を示している。
ジョブチケット1315には、例えば、
「<group−job−col syntax=”collection”>
<group−job−name syntax=”keyword”>GROUP_ABC</group−job−name>
<group−job−id syntax=“integer”>12345</media−hole−count>
<sub−job−id syntax=“integer”>1</media−hole−count>
<sub−job−total−number syntax=“integer”>3</media−hole−count>
</group−job−col>」
と記載している。
そして、このジョブチケット1315に対応してPDF1310が添付されている。つまり、画像形成装置150は、PDF1310をジョブチケット1315にしたがって、印刷することになる。
【0071】
図14は、本実施の形態による処理例(ステップS514)を示すフローチャートである。
ステップS1402では、グループ印刷ジョブの属性にしたがって、マニフェスト1610を生成する。
ステップS1404では、グループ印刷ジョブの印刷ジョブ(印刷対象文書とジョブチケットの組)を収集し、マニフェスト1610とともにアーカイブファイルを生成する。詳細については、
図15の例に示すステップS1506、
図16の例を用いて後述する。
ステップS1406では、印刷ジョブとして、アーカイブファイルを画像形成装置150に送信する。
【0072】
図15は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。情報処理装置100と画像形成装置150との間で行われる処理例を示すものである。特に、ステップS514に関連する処理例を示すものである。つまり、画像形成装置150は、アーカイブされたグループ印刷ジョブの受信をサポートしている。
グループ印刷ジョブをZIPファイルでアーカイブしてプリンターに送信する。
ステップS1502では、情報処理装置100は、画像形成装置150に対して、Capability(グループ印刷ジョブに関する性能)を問い合わせる。
ステップS1504では、画像形成装置150は、情報処理装置100に対して、グループ印刷ジョブZIPファイルグループ印刷ジョブサポートを返答する。
【0073】
ステップS1506では、情報処理装置100は、グループ印刷ジョブのZIPファイルを作成し、サブ印刷ジョブと関連するジョブチケット、サブ印刷ジョブのオーダー順などのグループ印刷ジョブ属性が設定されたマニフェストファイルでZIPファイルを作成する。
ステップS1508では、情報処理装置100は、画像形成装置150に対して、ZIPファイルを送信する。例えば、
図16に示すZIPファイル1650を送信する。
ステップS1510では、画像形成装置150は、情報処理装置100より、ZIPファイル1650を受信し、画像形成装置150側でZIPファイル1650を解凍し、マニフェスト1610で指定されたオーダー順でグループ印刷ジョブを作成し、印刷等の次処理を行う。
【0074】
図16は、アーカイブファイルの内容例を示す説明図である。
PDF1620とジョブチケット1625の組み合わせ、PDF1630とジョブチケット1635の組み合わせ、PDF1640とジョブチケット1645の組み合わせ、そして、マニフェスト1610の集合に対してアーカイブ(ZIPファイル1650)を作成する。なお、アーカイブの例として、ZIPを用いたが、一つ以上のファイルを一体として扱えるようにするものであれば、他の形式であってもよい。マニフェスト1610には、前述したように、サブ印刷ジョブのオーダー順などのグループ印刷ジョブ属性が設定されており、例えば、グループ印刷ジョブテーブル600、グループ印刷ジョブテーブル700の例に示す情報等が記載されている。もちろんのことながら、画像形成装置150は、マニフェスト1610を解釈でき、マニフェスト1610内の情報にしたがって印刷処理を行う。
【0075】
図17は、本実施の形態による処理例(ステップS518)を示すフローチャートである。
ステップS1702では、グループ印刷ジョブ内の各印刷ジョブのジョブチケットのタグ属性に、同じグループ印刷ジョブに属していることを示すためのタグを設定する。詳細については、
図18の例に示すステップS1806、
図19の例を用いて後述する。
ステップS1704では、印刷ジョブとして、印刷対象の文書とジョブチケットの組を、印刷順番にしたがって、画像形成装置150に送信する。
【0076】
図18は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。情報処理装置100と画像形成装置150との間で行われる処理例を示すものである。特に、ステップS518に関連する処理例を示すものである。つまり、画像形成装置150は、印刷ジョブ属性としてグループ印刷ジョブ指定をサポートしている。各画像形成装置150がサポートする印刷ジョブ属性に複数印刷ジョブが同一グループであることを示すためのグループタグを指定して、印刷ジョブを送信する。
ステップS1802では、情報処理装置100は、画像形成装置150に対して、Capability(グループ印刷ジョブに関する性能)を問い合わせる。
ステップS1804では、画像形成装置150は、情報処理装置100に対して、グループ印刷ジョブタグ属性サポートを返答する。
【0077】
ステップS1806では、情報処理装置100は、グループ印刷ジョブジョブチケットを作成し、各サブ印刷ジョブのジョブチケットのタグ属性にグループ印刷ジョブ名を指定する。
ステップS1808では、情報処理装置100は、画像形成装置150に対して、各サブ印刷ジョブを送信する。例えば、
図19に示すジョブチケット1915とPDF1910の組み合わせ、ジョブチケット1925とPDF1920の組み合わせ、ジョブチケット1935とPDF1930の組み合わせ等を送信する。
ステップS1810では、画像形成装置150は、情報処理装置100より、グループ印刷ジョブを受信し、画像形成装置150側の印刷ジョブリストでジョブチケットのタグ属性を表示し、同じタグでフィルタリングやソーティングすることによってグループにまとめ、印刷等の次処理を行う。
【0078】
図19は、印刷ジョブチケットと印刷対象文書との組み合わせ例を示す説明図である。
ジョブチケット1915には、例えば、
「<job−tag−name syntax=”name”>
GROUP_ABC
</job−tag−name>」
と記載している。
そして、このジョブチケット1915に対応してPDF1910が添付されている。つまり、画像形成装置150は、PDF1910をジョブチケット1915にしたがって、印刷することになる。ここでの画像形成装置150は、タグ(
図19の例では「job−tag−name」)でフィルタリング(検索)したり、ソーティング(昇順又は降順)したりすることによって、同じグループ印刷ジョブ内の印刷ジョブをまとめて印刷処理を行うことになる。なお、印刷順は、昇順又は降順になるようにタグ名を生成すればよい。
【0079】
図20は、本実施の形態による処理例(ステップS520)を示すフローチャートである。
図17では、ジョブチケットのタグ属性を用いる処理例を示したが、ジョブチケットには少なくとも名称欄があるので、その名称欄を用いるようにしたものである。
ステップS2002では、グループ印刷ジョブ内の各印刷ジョブの名称の先頭にグループ印刷ジョブの名称を挿入する。詳細については、
図21の例に示すステップS2110、
図22の例を用いて後述する。
ステップS2004では、印刷ジョブとして、印刷対象の文書とジョブチケットの組を、印刷順番にしたがって、画像形成装置150に送信する。
【0080】
図21は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。情報処理装置100と画像形成装置150との間で行われる処理例を示すものである。特に、ステップS520に関連する処理例を示すものである。つまり、画像形成装置150は、グループ印刷ジョブ機能をサポートしていない。印刷ジョブ名にグループ情報を付加して印刷ジョブ送信する。
ステップS2102では、情報処理装置100において、印刷ジョブ名へのグループ印刷ジョブ情報付加ルールを設定し、予め印刷ジョブ名に付加するグループ印刷ジョブ情報を設定しておく。
例えば、以下に示すようなルールを設定しておいてもよい。
$ffwf.group−job−name$_$ffwf.group−job−id$_$ffwf.job−name$
具体的には、「<グループ印刷ジョブ名><サブ印刷ジョブオーダー番号>」を印刷ジョブ名の先頭に付加する等のルールである。
ステップS2104では、情報処理装置100は、画像形成装置150に対して、Capability(グループ印刷ジョブに関する性能)を問い合わせる。
【0081】
ステップS2106では、画像形成装置150は、情報処理装置100に対して、グループ印刷ジョブ未サポートを返答する。
ステップS2108では、情報処理装置100は、画像形成装置150に対して、各サブ印刷ジョブを送信する。例えば、
図22に示すジョブチケット2215とPDF2210の組み合わせ、ジョブチケット2225とPDF2220の組み合わせ、ジョブチケット2235とPDF2230の組み合わせ等を送信する。
ステップS2110では、情報処理装置100は、ルールにしたがって印刷ジョブ名にグループ印刷ジョブ情報を付加する。
ステップS2112では、画像形成装置150は、グループ印刷ジョブを受信し、画像形成装置150側の印刷ジョブリストで印刷ジョブの名称を表示し、印刷ジョブの名称でフィルタリングやソーティングすることによってグループにまとめ、印刷等の次処理を行う。
【0082】
図22は、印刷ジョブチケットと印刷対象文書との組み合わせ例を示す説明図である。
ジョブチケット2215には、例えば、
「<job−name syntax=”name”>
GROUP−ABC_001_Test−Job−A
</job−name>」
と記載している。
そして、このジョブチケット2215に対応してPDF2210が添付されている。つまり、画像形成装置150は、PDF2210をジョブチケット2215にしたがって、印刷することになる。なお、ここでの画像形成装置150は、グループ印刷ジョブそのものは解釈できないので、印刷ジョブの名称(
図22の例では「job−name」)でフィルタリング(検索)したり、ソーティング(昇順又は降順)したりすることによって、同じグループ印刷ジョブ内の印刷ジョブをまとめて印刷処理を行うことになる。なお、印刷順は、昇順又は降順になるようにタグ名を生成すればよい。
【0083】
図23を参照して、本実施の形態の情報処理装置100のハードウェア構成例について説明する。
図23に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等によって構成されるものであり、スキャナ等のデータ読み取り部2317と、プリンター等のデータ出力部2318を備えたハードウェア構成例を示している。
【0084】
CPU(Central Processing Unit)2301は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、受付モジュール105、印刷ジョブ振分モジュール110、単独印刷ジョブ用送信モジュール115、画像形成装置性能検知モジュール120、問合モジュール122、性能受信モジュール124、グループ印刷ジョブ用送信モジュール130、送信方法決定モジュール132、送信モジュール134、画像形成装置通信モジュール140等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
【0085】
ROM(Read Only Memory)2302は、CPU2301が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)2303は、CPU2301の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバス等から構成されるホストバス2304により相互に接続されている。
【0086】
ホストバス2304は、ブリッジ2305を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス等の外部バス2306に接続されている。
【0087】
キーボード2308、マウス等のポインティングデバイス2309は、操作者により操作されるデバイスである。ディスプレイ2310は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)等があり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。また、ポインティングデバイス2309とディスプレイ2310の両方の機能を備えているタッチスクリーン等であってもよい。その場合、キーボードの機能の実現について、キーボード2308のように物理的に接続しなくても、画面(タッチスクリーン)上にソフトウェアでキーボード(いわゆるソフトウェアキーボード、スクリーンキーボード等ともいわれる)を描画して、キーボードの機能を実現するようにしてもよい。
【0088】
HDD(Hard Disk Drive)2311は、ハードディスク(フラッシュ・メモリ等であってもよい)を内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU2301によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクには、グループ印刷ジョブテーブル600、グループ印刷ジョブテーブル700、印刷ジョブテーブル800、印刷装置テーブル1000、ジョブチケット、印刷用文書等が格納される。さらに、その他の各種データ、各種コンピュータ・プログラム等が格納される。
【0089】
ドライブ2312は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体2313に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース2307、外部バス2306、ブリッジ2305、及びホストバス2304を介して接続されているRAM2303に供給する。なお、リムーバブル記録媒体2313も、データ記録領域として利用可能である。
【0090】
接続ポート2314は、外部接続機器2315を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート2314は、インタフェース2307、及び外部バス2306、ブリッジ2305、ホストバス2304等を介してCPU2301等に接続されている。通信部2316は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部2317は、例えばスキャナであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部2318は、例えばプリンターであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
【0091】
なお、
図23に示す情報処理装置100のハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、
図23に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続している形態でもよく、さらに
図23に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、携帯情報通信機器(携帯電話、スマートフォン、モバイル機器、ウェアラブルコンピュータ等を含む)、情報家電、ロボット、複写機、ファックス、スキャナー、プリンター、複合機(スキャナー、プリンター、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
【0092】
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分若しくは全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。